JP2002297389A - 画像形成装置、インストールプログラム、インストールプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびインストール方法 - Google Patents

画像形成装置、インストールプログラム、インストールプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびインストール方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリコストを低くした画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 画像形成装置は、排紙装置との接続状態
を検出する接続状態検出手段(S1)と、排紙装置の接
続が検出されると、排紙装置を識別するための機種名お
よびシリアル番号を検出する識別情報検出手段(S3)
と、検出された機種名およびシリアル番号をネットワー
クに接続されたサーバに送信し(S5)、排紙装置を制
御するためのプログラムをサーバから受信する制御プロ
グラム受信手段(S6)と、書換可能な不揮発性の記憶
手段と、受信された制御プログラムを記憶手段に書込む
書込手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置、
インストールプログラム、インストールプログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびインスト
ール方法に関し、特に、排紙装置等の周辺機器との接続
が可能であって、接続された周辺機器を制御する画像形
成装置、または、接続された周辺機器を制御するための
制御プログラムをインストールするためのインストール
プログラム、インストールプログラムが記録されたコン
ピュータ読取可能な記録媒体、および、制御プログラム
をインストールするためのインストール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等の画像形成装置におい
ては、ソータ機能またはステープル機能等を有した排紙
装置が周辺機器として接続されるようになっている。こ
の周辺機器を制御するための指示は、プリンタに備えら
れた入力装置から入力される。そして、入力された指示
に応じてプリンタに内蔵された制御部により、周辺機器
が制御される。
【0003】一方、プリンタに接続可能な周辺機器は通
常1つに限られず、使用者の要望で多種類ある周辺機器
の中から選択された周辺機器が接続される。このため、
プリンタ側では、接続が可能なすべての周辺機器を制御
するための制御プログラムを予め記憶しておく必要があ
った。また、すべての周辺機器を制御するための制御プ
ログラムを記憶しない場合には、別の周辺機器が接続さ
れる都度、接続された周辺機器を制御するための制御プ
ログラムが記憶された読出専用メモリ(ROM)の交換
が行なわれていた。これにより、周辺機器を制御するた
めの制御プログラムがプリンタにインストールされるよ
うになっていた。
【0004】また、特開2000−207153公報に
は、プリンタの制御プログラムをプリンタの起動時にプ
リンタと接続されたホストコンピュータからダウンロー
ドする技術が記載されている。この技術では、ホストコ
ンピュータからダウンロードされる制御プログラムは、
ブートプログラムを除くほとんどすべてのプログラムで
ある。ダウンロードされた制御プログラムは、プリンタ
のランダムアクセスメモリ(RAM)に記憶される。こ
れにより、プリンタを制御するためのプログラムの障害
対策や、そのプログラムのバージョンアップへの対応を
容易にすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タに接続可能な周辺機器の制御プログラムのすべてをプ
リンタにインストールしたのでは、記憶容量が膨大とな
りメモリコストが高くなってしまう。また、接続される
周辺機器に応じてROMを交換したのでは、周辺機器を
接続するごとにROMを交換しなければならず、煩雑な
作業となっていた。
【0006】さらに、特開2000−207153公報
に記載の技術では、ダウンロードしたプリンタを制御す
るためのプログラムをRAMに記憶した後に実行するた
め、プリンタの電源をオフにするたびにRAMに記憶さ
れていたプログラムが消滅する。このため、プリンタの
電源をオンするたびにホストコンピュータからプリンタ
を制御するためのプログラムをダウンロードしなければ
ならない。
【0007】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたもので、この発明の目的の1つは、メモリコス
トを低くした画像形成装置を提供することである。
【0008】この発明の他の目的は、周辺機器の制御プ
ログラムを容易に更新することが可能な画像形成装置を
提供することである。
【0009】この発明のさらに他の目的は、画像処理装
置のメモリコストを低くすることが可能なインストール
プログラム、インストールプログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体およびインストール方法を提
供することである。
【0010】この発明のさらに他の目的は、画像処理装
置の周辺機器を制御するプログラムを容易に更新するこ
とが可能なインストールプログラム、インストールプロ
グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およ
びインストール方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、周
辺機器との接続状態を検出する接続状態検出手段と、接
続状態検出手段により周辺機器の接続が検出されると、
周辺機器を識別するための識別情報を検出する識別情報
検出手段と、検出された識別情報をネットワークに接続
されたサーバに送信し、周辺機器を制御するためのプロ
グラムをサーバから受信する制御プログラム受信手段
と、書換可能な不揮発性の記憶手段と、受信された制御
プログラムを記憶手段に書込む書込手段とを備える。
【0012】この発明に従えば、周辺機器との接続状態
が検出されると、周辺機器を識別するための識別情報が
検出され、検出された識別情報がネットワークに接続さ
れたサーバに送信され、周辺機器を制御するためのプロ
グラムがサーバから受信され、受信された制御プログラ
ムが書換可能な不揮発性の記憶手段に記憶される。この
ため、接続されていない周辺機器を制御するプログラム
を記憶する必要がなくなり、接続された周辺機器を制御
するためのプログラムだけを記憶すればよいので、最も
サイズの大きい制御プログラムに記憶手段の記憶容量を
合わせればよい。その結果、メモリコストを低くした画
像形成装置を提供することができる。
【0013】さらに、周辺機器を制御するプログラムが
更新された場合であっても、最新のバージョンの制御プ
ログラムを記憶することができる。このため、周辺機器
の制御プログラムを容易に更新することが可能な画像形
成装置を提供することができる。
【0014】好ましくは、画像形成装置の書込手段は、
接続が解除された周辺機器の制御プログラムが記憶され
ていた領域に接続が検出された周辺機器の制御プログラ
ムを書込む。
【0015】この発明に従えば、接続が解除された周辺
機器の制御プログラムが記憶されていた領域に接続が検
出された周辺機器の制御プログラムが書込まれる。この
ため、接続が解除された周辺機器の制御プログラムが記
憶されていた領域に、新たに接続された周辺機器の制御
プログラムを記憶することができる。
【0016】好ましくは、画像形成装置の制御プログラ
ム受信手段は、制御プログラムとともに周辺機器の動作
環境データを受信し、書込手段は、受信された動作環境
データを書込む。
【0017】この発明に従えば、制御プログラムととも
に周辺機器の動作環境データが受信されて記憶される。
このため、他の画像形成装置で既に使用された周辺機器
が接続された場合であっても、周辺機器が他の画像形成
装置で使用されて生じる動作環境データを継続して用い
ることができる。
【0018】好ましくは、接続状態検出手段により接続
された周辺機器の接続の解除が検出されると、受信され
た識別情報と記憶手段に記憶された動作環境データとを
サーバに送信する送信手段をさらに備え、書込手段は、
接続が解除された周辺機器の動作環境データが記憶され
ていた領域に接続が検出された周辺機器の動作環境デー
タを書込む。
【0019】この発明に従えば、接続状態検出手段によ
り接続された周辺機器の接続の解除が検出されると、受
信された識別情報と記憶手段に記憶された動作環境デー
タとがサーバに送信される。このため、周辺機器が画像
形成装置に接続されている間に生成される動作環境デー
タを、周辺機器が次に接続される画像形成装置で用いる
ことができる。さらに、書込手段は、接続が解除された
周辺機器の動作環境データが記憶されていた領域に接続
が検出された周辺機器の動作環境データを書込むので、
接続が解除された周辺機器の動作環境データが記憶され
ていた領域に、新たに接続された周辺機器の動作環境デ
ータを記憶することができる。
【0020】好ましくは、画像形成装置の動作環境デー
タは、製品情報、動作履歴情報および制御情報を少なく
とも含む。このため、周辺機器の製品情報、動作履歴情
報および制御情報を管理することができる。
【0021】好ましくは、画像形成装置は、接続された
周辺機器の動作を検出する動作検出手段と、検出された
動作に応じて、記憶手段に記憶された動作環境データを
更新する更新手段とをさらに含む。
【0022】この発明に従えば、接続された周辺機器の
動作が検出され、検出された動作に応じて動作環境デー
タが更新される。このため、周辺機器の動作環境データ
を最新のデータに常に更新することができる。
【0023】好ましくは、画像形成装置は、記憶手段に
書込まれた制御プログラムを実行する制御手段をさらに
備え、制御手段は、記憶された動作環境データに応じた
制御を実行する。
【0024】この発明に従えば、記憶手段に記憶された
動作環境データに応じた制御が実行されるので、接続さ
れた周辺機器に応じた制御が可能となる。
【0025】好ましくは、画像形成装置は、記憶された
動作環境データを接続が検出された周辺機器に送信する
動作環境データ送信手段をさらに含む。
【0026】この発明に従えば、動作環境データが周辺
機器に送信されるので、周辺機器で動作環境データに応
じた制御が実行される。このため、周辺機器に適した制
御が可能となる。
【0027】この発明の他の局面によれば、インストー
ルプログラムは、周辺機器との接続状態を検出するステ
ップと、周辺機器の接続が検出されると、周辺機器を識
別するための識別情報を検出するステップと、検出され
た識別情報をネットワークに接続されたサーバに送信
し、周辺機器を制御するためのプログラムをサーバから
受信するステップと、受信された制御プログラムを書換
可能な不揮発性の記憶手段に記憶するステップとを画像
形成装置に実行させる。
【0028】この発明に従えば、接続されていない周辺
機器を制御するプログラムを記憶する必要がなくなり、
接続された周辺機器を制御するためのプログラムだけを
記憶すればよいので、最もサイズの大きい制御プログラ
ムに記憶手段の記憶容量を合わせればよい。その結果、
画像処理装置のメモリコストを低くすることが可能なイ
ンストールプログラムおよびインストールプログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供するこ
とができる。
【0029】さらに、周辺機器を制御するプログラムが
更新された場合であっても、最新のバージョンの制御プ
ログラムが記憶されるため、画像処理装置の周辺機器を
制御するプログラムの更新を容易にしたインストールプ
ログラムおよびインストールプログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体を提供することができる。
【0030】好ましくは、インストールプログラムの記
憶ステップは、接続が解除された周辺機器の制御プログ
ラムが記憶されていた領域に接続が検出された周辺機器
の制御プログラムを記憶する。
【0031】この発明に従えば、接続が解除された周辺
機器の制御プログラムが記憶されていた領域に、新たに
接続された周辺機器の制御プログラムを記憶することが
できる。
【0032】好ましくは、制御プログラムを受信するス
テップは、制御プログラムとともに周辺機器の動作環境
データを受信し、記憶ステップは、受信された動作環境
データを記憶する。
【0033】この発明に従えば、他の画像形成装置で既
に使用された周辺機器が接続された場合であっても、周
辺機器が他の画像形成装置で使用されて生じる動作環境
データを継続して用いることができる。
【0034】好ましくは、接続状態を検出するステップ
により接続された周辺機器の接続の解除が検出される
と、検出された識別情報と記憶手段に記憶された動作環
境データとをサーバに送信する送ステップをさらに含
み、記憶ステップは、接続が解除された周辺機器の動作
環境データが記憶されていた領域に接続が検出された周
辺機器の動作環境データを記憶する。
【0035】この発明に従えば、周辺機器が画像形成装
置に接続されている間に生成される動作環境データを、
周辺機器が次に接続される画像形成装置で用いることが
できる。さらに、接続が解除された周辺機器の動作環境
データが記憶されていた領域に、新たに接続された周辺
機器の動作環境データを記憶することができる。
【0036】この発明のさらに他の局面によれば、イン
ストール方法は、周辺機器との接続状態を検出するステ
ップと、周辺機器の接続が検出されると、周辺機器を識
別するための識別情報を検出するステップと、検出され
た識別情報をネットワークに接続されたサーバに送信
し、周辺機器を制御するためのプログラムをサーバから
受信するステップと、受信された制御プログラムを書換
可能な不揮発性の記憶手段に記憶するステップとを含
む。
【0037】この発明に従えば、接続されていない周辺
機器を制御するプログラムを記憶する必要がなくなり、
接続された周辺機器を制御するためのプログラムだけを
記憶すればよいので、最もサイズの大きい制御プログラ
ムに記憶手段の記憶容量を合わせればよい。その結果、
画像処理装置のメモリコストを低くすることが可能なイ
ンストール方法を提供することができる。
【0038】さらに、周辺機器を制御するプログラムが
更新された場合であっても、最新のバージョンの制御プ
ログラムが記憶される。このため、画像処理装置の周辺
機器を制御するプログラムの更新を容易にしたインスト
ール方法を提供することができる。
【0039】好ましくは、記憶ステップは、接続が解除
された周辺機器の制御プログラムが記憶されていた領域
に接続が検出された周辺機器の制御プログラムを記憶す
る。
【0040】この発明に従えば、接続が解除された周辺
機器の制御プログラムが記憶されていた領域に、新たに
接続された周辺機器の制御プログラムを記憶することが
できる。
【0041】好ましくは、制御プログラムを受信するス
テップは、制御プログラムとともに周辺機器の動作環境
データを受信し、記憶ステップは、受信された動作環境
データを記憶する。
【0042】この発明に従えば、他の画像形成装置で既
に使用された周辺機器が接続された場合であっても、周
辺機器が他の画像形成装置で使用されて生じる動作環境
データを継続して用いることができる。
【0043】好ましくは、接続状態を検出するステップ
により接続された周辺機器の接続の解除が検出される
と、検出された識別情報と記憶手段に記憶された動作環
境データとをサーバに送信する送ステップをさらに含
み、記憶ステップは、接続が解除された周辺機器の動作
環境データが記憶されていた領域に接続が検出された周
辺機器の動作環境データを記憶する。
【0044】この発明に従えば、周辺機器が画像形成装
置に接続されている間に生成される動作環境データを、
周辺機器が次に接続される画像形成装置で用いることが
できる。さらに、接続が解除された周辺機器の動作環境
データが記憶されていた領域に、新たに接続された周辺
機器の動作環境データを記憶することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当する部材を示し、説明は繰返さない。
【0046】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
るプリンタシステムの概略を示すブロック図である。図
1を参照して、プリンタシステム100は、プリンタ1
と、プリンタ1に接続可能な排紙装置19と、プリンタ
1および排紙装置19を製造するメーカのコンピュータ
39(以下「Webサーバ39」という)と、プリンタ
1を管理するためのコンピュータ31(以下「サーバ3
1」という)とを含む。
【0047】なお、本実施の形態においては、プリンタ
1に接続可能な周辺機器としてステープラ、ソータ等の
複数種類の排紙装置を例に説明するが、周辺機器として
は、この他に複数種類の給紙装置、複数種類の画像入力
装置を同様に適用することができる。また、周辺機器と
しては、制御プログラムを実行するCPUを有しかつ画
像形成装置から制御プログラムを受信できる構成である
もに適用可能である。
【0048】サーバ31とプリンタ1とは、ローカルエ
リアネットワーク(LAN)27に接続されている。プ
リンタメーカのWebサーバ39は、インターネット2
9に接続されている。LAN27は、インターネット2
9に接続されている。したがって、サーバ31とプリン
タ1とは、LAN27を介して互いに通信が可能であ
る。さらに、プリンタ1とサーバ31とは、LAN27
およびインターネット29を介してWebサーバ39と
通信が可能である。
【0049】Webサーバ39は、ハードディスク等の
記憶部41を備える。記憶部41には、周辺機器制御用
プログラムを記憶する領域43と、動作環境データベー
スを記憶する領域45とを含む。領域43に記憶される
周辺機器制御用プログラムは、プリンタ1に接続する排
紙装置装置19内にあるCPU21で排紙装置19にあ
る各種駆動負荷を制御するするためのプログラムを含
む。周辺機器制御用プログラムは、排紙装置19に限ら
ず、プリンタ1に接続可能な他の周辺機器内にあるCP
Uでこの機器にある各種駆動負荷を制御するするための
プログラムを含む。さらに、周辺機器制御用プログラム
は、プリンタ1とは異なる機種のプリンタに接続可能な
周辺機器内にあるCPUでこの機器にある各種駆動負荷
を制御するするためのプログラムを含む。
【0050】記憶部41の領域45に記憶される動作環
境データベースは、プリンタに接続された周辺機器ごと
の動作環境データである。動作環境データとは、プリン
タ名、排紙装置名、シリアルナンバー、ファームウェア
バージョンからなる装置情報、動作モード毎の動作回数
および駆動時間と、ステープルおよびパンチの回数と、
エラーの状態情報等の動作履歴情報、周辺機器のCPU
21で制御プログラムを実行するときに利用する制御情
報を含む。
【0051】制御情報としては、制御パラメータ(アジ
ャストデータ、たとえば、搬送速度調整値、ループ量調
整値、ステープル位置調整値)、プログラム実行時に実
行する制御モード、実行しない制御モード、優先実行す
る制御モード、モードの優先順序等を含めてもよい。
【0052】周辺機器を特定するために、本実施の形態
におけるプリンタシステム100においては、周辺機器
の機種名とシリアル番号とでその周辺機器を特定するよ
うにしている。動作環境データベースで動作環境データ
は周辺機器毎、周辺機器のシリアル番号毎に分類されて
記憶される。
【0053】制御プログラムとしては周辺機器毎の管理
でほとんど問題はない。しかし、経時劣化、製造誤差、
動作履歴等は、シリアル番号が異なる排紙装置間では当
然異なり、これらに係わる動作環境データはこれらの装
置毎に管理するのが好ましい。シリアル番号毎に動作環
境データを記憶することで、その排紙装置固有の動作環
境データとして管理して、メンテナンス時の管理情報と
して利用したり、動作環境データを個々の排紙装置の制
御情報として利用してエラーステータスを回避したり、
個別の利用状況にあったモード設定が可能となる。
【0054】サーバ31は、LAN27に接続され、プ
リンタ1を管理する。サーバ31はパーソナルコンピュ
ータで構成される。サーバ31は、通常は、SNMP
(simple network management protocol)等のネットワ
ーク管理プロトコルによってLAN27に接続された所
定数のプリンタを管理する。
【0055】サーバ31は、ハードディスク等の記憶部
33を有する。記憶部33には、周辺機器制御用プログ
ラムを記憶する領域35と、動作環境データベースを記
憶する領域37とを含む。周辺機器制御用プログラムを
記憶する領域35には、上述したWebサーバ39の記
憶部41と同様に、周辺機器制御用プログラムが記憶さ
れる。なお、記憶部41の領域43には、Webサーバ
39の所有者であるプリンタメーカが製造または販売す
るプリンタで実行されるすべての周辺機器制御用プログ
ラムが記憶されるが、サーバ31の記憶部33の領域3
5には、LAN27に接続されるプリンタで実行される
周辺機器制御用プログラムが記憶されれば十分である。
【0056】また、LAN27に新規にプリンタが接続
された場合には、その新規に接続されたプリンタに接続
された周辺機器を制御するための周辺機器制御用プログ
ラムは通常は記憶部33の領域35に記憶されていな
い。LAN27に新規にプリンタが接続された場合に
は、必要に応じて、サーバ31がWebサーバ39にア
クセスすることにより、必要な周辺機器制御用プログラ
ムがダウンロードされて記憶部33の領域35に記憶さ
れる。
【0057】Webサーバ39に記憶される周辺機器制
御用プログラムのネットワークアドレスおよびディレク
トリは、予めプリンタ1の不揮発性メモリに記憶され、
サーバ31からの要求に応じて、プリンタ1からサーバ
31に送信され、サーバ31で登録するようにしておけ
ばよい。
【0058】なお、図1ではWebサーバ39を1つの
み示したが、他のプリンタメーカのWebサーバがイン
ターネット29に接続されている場合には、サーバ31
は、他のプリンタメーカのWebサーバから周辺機器制
御用プログラムをダウンロードして記憶部33の領域3
5に記憶することができる。
【0059】記憶部33の領域37は、Webサーバ3
9の記憶部41の領域45と同様に動作環境データベー
スを記憶する。しかし、記憶部33の領域37に記憶さ
れる動作環境データは、サーバ31で管理するプリンタ
に接続されている周辺機器の動作環境データが記憶され
れば十分である。また、管理対象となるプリンタに新た
に周辺機器が接続された場合には、その新たに接続され
た周辺機器の動作環境データは記憶部33の領域37に
記憶されていない場合がある。周辺機器の動作環境デー
タが記憶されていない場合には、サーバ31がWebサ
ーバ39にアクセスすることにより、Webサーバ39
の記憶部41の領域45から周辺機器の動作環境データ
がダウンロードされて記憶部33の領域37に記憶され
る。
【0060】なお、図1ではWebサーバ39を1つの
み示したが、他のプリンタメーカのWebサーバがイン
ターネット29に接続されている場合には、サーバ31
は、他のプリンタメーカのWebサーバから動作環境デ
ータをダウンロードして記憶部33の領域37に記憶す
ることができる。
【0061】プリンタ1は、コントローラ部3とエンジ
ン部11とを含む。コントローラ部3は、LAN27に
接続され、サーバ31またはWebサーバ39と通信す
るための通信部7と、コントローラ部3の全体を制御す
るための中央演算装置(CPU)5と、メモリ9とを含
む。
【0062】コントローラ部3は、LAN27を介して
LAN27に接続される他のコンピュータから送られて
くるプリントデータを通信部7で受信する。CPU5で
は、通信部7で受信されたプリントデータから、イメー
ジデータを作成し、作成されたイメージデータをもとに
ビデオ信号を生成してエンジン部11に送信する。
【0063】エンジン部11は、エンジン部11の全体
を制御するための中央演算装置(CPU)13と、必要
な情報を記憶するためのメモリ15と、排紙装置19と
通信するためのインターフェイス部17とを含む。エン
ジン部11は、コントローラ部3より受信したビデオ信
号に基づき紙などの記録媒体に画像を形成する。画像が
形成された記録媒体は、排紙装置19に搬送される。
【0064】また、CPU13では、メモリ15に記憶
された排紙装置19の動作環境データを読出し、読み出
された動作環境データに応じてプリンタ1内の各種駆動
負荷を制御する。
【0065】CPU13は、CPU13に接続された入
力部から操作者により入力される指示に基づいて、排紙
装置19の動作指示を受付ける。入力された排紙装置1
9の指示は、インターフェイス部17を介して排紙装置
19に送信され、排紙装置19のCPU13で受信され
る。この場合、CPU13は、メモリ15に記憶されて
いる排紙装置19のCPU21に動作指示(制御命令や
CPU21でプログラム実行時に必要となる制御情報)
を送信するための通信プログラムを実行する。CPU1
3でメモリ15に記憶されている通信プログラムを実行
することにより、入力部より入力された排紙装置19で
の動作指示が、インターフェイス部17を介して排紙装
置19のCPU21に送信され、排紙装置19のCPU
21は、受信した指示に従って動作する。
【0066】したがって、メモリ15には、排紙装置1
9を制御するための通信プログラムが記憶される。ま
た、メモリ15は、書換え可能な不揮発性のメモリであ
り、電源がOFFとなった場合でも、制御プログラムを
記憶しておくことができる。
【0067】インターフェイス部17は、排紙装置19
の機種名およびシリアル番号からなる識別情報のCPU
21からCPU13またはCPU5への送信を中継す
る。
【0068】インターフェイス部17は、プリンタ1と
排紙装置19とが接続されたか否かを検出するためのセ
ンサを有する。このセンサは、ハード信号を用いて確認
するセンサであってもよいし、CPU13と排紙装置1
9のCPU21との間で通信を行なうことにより、接続
を確認するセンサであってもよい。
【0069】なお、インターフェイス部17における、
プリンタ1と排紙装置19とが接続されたか否かを検出
するためのセンサで、排紙装置19の識別情報を検出す
るようにしてもよい。たとえば、排紙装置とプリンタと
の接続コネクタにおいて、導通している電極位置および
電極数に応じたセンサー出力信号をCPU13またはC
PU15へ出力してもよい。
【0070】コントローラ部3のCPU5は、外部記憶
装置23と接続されている。外部記憶装置23は、プリ
ンタCPU5で解釈可能であり、かつ、記録媒体25に
記録されたインストールプログラムやデータを読込み、
CPU5に送信する。また、CPU5からの指示によ
り、コンピュータ読取可能な記録媒体25に必要なデー
タを書込む。コンピュータ読取可能な記録媒体25とし
ては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、磁
気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク装
置等)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD/DV
D等)などのディスク系、ICカード(メモリカードを
含む)や光カードなどのカード系、あるいはマスクRO
M、EPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ
等固定的にプログラムを担持する媒体である。また、記
録媒体25をネットワークからプログラムがダウンロー
ドされるように流動的にプログラムを担持する記録媒体
とすることもできる。
【0071】排紙装置19は、排紙装置19の全体を制
御するための中央演算装置(CPU)21と、メモリ2
2とを含む。排紙装置19は、CPU21により制御さ
れ、エンジン部11のCPU13より送信される指示に
従って、排紙装置19内の各種駆動負荷の駆動制御を実
行し、所定の動作を行なわせる。所定の動作としては、
排出動作と後処理とがある。排出動作とは、用紙のソー
ト、使用する用紙の搬送、複数ある排出口の中から選択
された排出口への排出、排紙する方向の変更等の動作で
ある。後処理とは、ソート、出力された複数の用紙にパ
ンチ穴あけまたはステープルなどの処理である。
【0072】CPU21では排出動作および後処理のた
めの指示信号が受信され、排紙装置19で所定の動作を
行なう。メモリ22は、CPU21で実行する排紙装置
19内の各種駆動負荷の駆動制御を実行するプログラム
(周辺機器プログラム)およびプログラムで用いる制御
情報を記憶する。
【0073】排紙装置の電源が起動されると、CPU2
1は初期設定を開始する。初期設定では、エンジン部の
メモリ15より、CPU21で実行する排紙装置19に
ある各種駆動負荷を制御するためのプログラムをロード
するとともに、エンジン部のCPU13と通信して各種
制御情報の送受信を実行する。後述する動作環境データ
における制御情報の送受信もここで実行する。そして、
必要な制御情報をメモリ22に記憶更新する。また、C
PU21は、CPU13からの命令により、後述する排
紙装置19のシリアル番号、機種名、または、排紙装置
19内の各種駆動負荷の駆動状態データをCPU13に
送信したり、CPU13からインターフェイス部17を
介して受信した排紙装置19内の各種駆動負荷の駆動制
御を実行するプログラム(周辺機器制御プログラム)お
よびプログラムで用いる制御情報をメモリ21に上書き
したり、CPU13からの動作指示に応答して排紙装置
19内の各種駆動負荷の駆動制御を実行する。
【0074】CPU13,21においては、個々の制御
プログラムによる制御動作を実行するが、前述の排紙装
置19の動作環境データに順じた制御を実行する。具体
的には、動作環境データにおける制御情報および管理情
報に応じた制御実行モードの設定および制御パラメータ
での制御を実行する。たとえば、プリンタ1から排紙装
置に至るペーパ搬送パスにおけるプリンタ内の搬送装置
および排紙装置内の搬送装置には、両者が協働する上で
最適な搬送パラメータの設定(たとえば、搬送速度、搬
送タイミング、ジャムタイマー)がある。また、プリン
タ1の厚紙でのステープルエラーが多発しているなら、
その組合せモードを禁止するといった対応も可能であ
る。このような制御情報を利用して制御プログラムが実
行される。
【0075】図2は、本実施の形態における排紙装置1
9の動作環境データのフォーマットの一例を示す図であ
る。図2を参照して、動作環境データは、機種名、シリ
アル番号、ファームウェアバージョン、動作履歴および
制御情報の項目からなる。動作履歴は、動作モードごと
に動作回数、エラー状態等の項目を有する。図では、モ
ードAとモードBの2つの動作モードそれぞれについて
動作回数とエラー状態とが示されている。したがって、
動作環境データは、シリアル番号と機種名とが特定され
ると、そのシリアル番号と機種名とで特定される排紙装
置の過去の履歴データが導き出されるデータとなってい
る。
【0076】また、制御情報は、制御パラメータと制御
モードとを含む。制御パラメータは、搬送速度調整値、
ループ量調整値、ステープル位置調整値等のアジャスト
データである。制御モードは、プログラム実行時に実行
する制御モード、実行しない制御モード、優先実行する
制御モード、モードの優先順序等である。
【0077】動作環境データは、排紙装置19がプリン
タ1と接続されている場合には、プリンタ1のメモリ1
5に記憶される。また、排紙装置19がメモリ22を有
する場合には、メモリ22に記憶するようにしてもよ
い。また、排紙装置19がプリンタ1との接続を解除さ
れた場合には、動作環境データは、通信部7を介してサ
ーバ31またはWebサーバ39に送信され、サーバ3
1の記憶部33またはWebサーバ39の記憶部41に
記憶される。
【0078】図3は、本実施の形態におけるプリンタ1
のコントローラ部のメモリ9の記憶領域を模式的に示す
図である。メモリ9には、CPU5で実行するためのプ
ログラムが記憶される。図3を参照して、メモリ9に
は、通信部7を介して受信したプリントデータに対して
画像処理を行なうための画像処理プログラムを記憶する
領域51と、サーバ31またはWebサーバ39と通信
を行なうためのサーバとのインターフェイスプログラム
を記憶する領域52と、プリンタ1の製品名またはプリ
ンタ1のシリアル番号等の情報を通信部7を介して送信
するための送信プログラムを記憶する領域53と、サー
バ31またはWebサーバ39により排紙装置19を制
御するための制御プログラム(ファームウェア)をダウ
ンロードするためのファームウェアダウンロードプログ
ラムを記憶する領域54と、動作環境データを送受信す
るための動作環境データ送受信プログラムを記憶する領
域55と、画像データを送受信するための画像データ送
受信プログラムを記憶する領域56と、プリンタ1の状
態情報を送受信するためのステータス送受信プログラム
を記憶する領域57と、エンジン部11との間で通信を
行なうためのエンジンインターフェイス部を制御するた
めのプログラムを記憶する領域58と、その他のプログ
ラムを記憶する領域59とを含む。
【0079】領域51に記憶される画像処理プログラム
は、通信部7を介してLAN27に接続された他のパー
ソナルコンピュータ等から受信したプリントデータに対
して、平滑化処理または色補正あるいは鮮鋭度補正等の
所定の画像処理を行なうためのプログラムが記憶され
る。
【0080】領域52には、サーバ31またはWebサ
ーバ39とLAN27またはインターネット29を介し
て通信を行なうためのプログラムが記憶される。このプ
ログラムは、通信部7を制御するためのプログラムであ
る。
【0081】領域53には、プリンタ1の機種名または
シリアル番号等の情報をサーバ31またはWebサーバ
39へ通信部7を介して送信するためのプログラムが記
憶される。
【0082】領域54には、サーバ31の記憶部33に
記憶されている周辺機器制御用プログラムまたは、We
bサーバ39の記憶部41に記憶されている周辺機器制
御用プログラムをダウンロードするためのプログラムが
記憶されている。
【0083】領域55には、メモリ15または排紙装置
19のメモリ22に記憶されている排紙装置19の動作
環境データをサーバ31またはWebサーバ39へ送信
するプログラム、または、サーバ31の記憶部33また
はWebサーバ39の記憶部41にそれぞれ記憶されて
いるプリンタ1に接続された排紙装置の動作環境データ
を受信するためのプログラムが記憶される。
【0084】領域56には、通信部7を介してLAN2
7に接続されている他のパーソナルコンピュータ等から
プリントデータ(画像データ)を受信したり、送信した
りするための画像データ送受信プログラムが記憶されて
いる。
【0085】領域57には、プリンタ1のステータス情
報、たとえば、プリンタ1の稼働時間、プリント枚数、
故障回数、故障コード等の情報をサーバ31へ通信部7
を介して送受信するためのステータス送受信プログラム
が記憶されている。
【0086】領域58には、エンジン部11のCPU1
3と通信を行なうためのエンジンインターフェイス部を
制御するためのプログラムが記憶されている。
【0087】図4は、本実施の形態におけるプリンタ1
のエンジン部11のメモリ15の記憶領域を模式的に示
す図である。エンジン部11のメモリ15には、エンジ
ン部11のCPU13で実行されるプログラムが記憶さ
れる。メモリ15は、書換え可能な不揮発性のメモリで
ある。
【0088】図4を参照して、メモリ15は、エンジン
制御プログラムを記憶する領域61と、排紙装置19と
通信を行なうためのインターフェイスプログラムを記憶
する領域62と、排紙装置19内にあるCPU21で排
紙装置19にある各種駆動負荷を制御するためのプログ
ラム(以下「排紙装置19のCPU21で実行される制
御プログラム」という)を記憶する領域63と、コント
ローラ部3のCPU5との間で通信を行なうためのコン
トローラインターフェイスプログラムを記憶する領域6
4と、排紙装置19の動作環境データを記憶する領域6
5と、その他のプログラムを記憶する領域66とを含
む。
【0089】なお、前述の通信プログラムは、図4では
図示していないが、メモリ15に記憶されている。
【0090】領域61には、エンジン部11を制御する
ためのエンジン制御プログラムが記憶される。エンジン
部11は、用紙等の記録媒体にCPU5から受信したプ
リントデータを形成するための画像形成部を有する。エ
ンジン制御プログラムは、画像形成部を制御するための
プログラムである。
【0091】領域63には、排紙装置19のCPU21
で実行される制御プログラムが記憶される。制御プログ
ラムは、排紙装置19がプリンタ1に接続された時点
で、サーバ31またはWebサーバ39よりダウンロー
ドされて、領域63に記憶される。
【0092】領域64には、排紙装置19の動作環境デ
ータが記憶される。なお、排紙装置19がメモリ22を
有し、メモリ22に動作環境データが記憶される場合に
は、領域64を設ける必要はない。
【0093】図5は、本実施の形態におけるエンジン部
11のCPU13で実行され、外部記憶装置23または
メモリ15で記憶される排紙装置接続処理の流れを示す
フローチャートである。図5を参照して、プリンタ1で
は、排紙装置19が接続されたか否かが判断される(ス
テップS1)。排紙装置19の接続の有無は、ハード信
号による検出や、エンジン部11のCPU13と排紙装
置19のCPU21との間で通信を行なうことにより検
出することができる。排紙装置19がプリンタ1に接続
されたとされた場合には、ステップS2へ進み、そうで
ない場合には処理を終了する。
【0094】ステップS2では、プリンタ1は、排紙装
置19に対してシリアル番号(S/N)と機種名とを要
求する信号を排紙装置19へ送信する(ステップS
2)。この要求は、エンジン部11のインターフェイス
部17を介して、エンジン部11のCPU13と排紙装
置19のCPU21との間で通信を行なうことにより行
なわれる。排紙装置19では、プリンタ1より要求信号
を受信すると、メモリ22に記憶されている排紙装置1
9の機種名およびシリアル番号をプリンタ1に対して送
信する。
【0095】プリンタ1では、排紙装置19より送信さ
れるシリアル番号と機種名とをインターフェイス部17
を介して受信する(ステップS3)。そして、受信した
機種名とシリアル番号とに基づき、メモリ15に既に受
信した機種名とシリアル番号とに対応する制御プログラ
ムがダウンロードされているか否かが判断される(ステ
ップS4)。ダウンロードされているか否かは、メモリ
15に対応する制御プログラムが記憶されているか否か
により判断される。メモリ15に対応する制御プログラ
ムが記憶されている場合には、ステップS7へ進み、そ
うでない場合にはステップS5へ進む。
【0096】ステップS5では、排紙装置19のCPU
21で実行される制御プログラムをサーバ31よりダウ
ンロードするために、コントローラ部3のCPU5およ
び通信部7を介して、排紙装置19の機種名およびシリ
アル番号と、制御プログラムの送信を要求するコマンド
とをサーバ31へ送信する(ステップS5)。排紙装置
19のCPU21で実行される制御プログラムが、プリ
ンタおよび排紙装置により定まる場合には、プリンタの
機種名が制御プログラムの送信を要求するコマンドに併
せてサーバ31に送信される。
【0097】後述するように、サーバ31では、プリン
タ1より排紙装置の機種名、シリアル番号および制御プ
ログラムの送信を要求するコマンドを受信すると、対応
する制御プログラムが記憶部33の領域35に記憶され
ているか否かが判断される。そして、対応する制御プロ
グラムが記憶されている場合には、そのプログラムを記
憶部33より読出してプリンタ1へ送信する。
【0098】一方、記憶部33に対応する制御プログラ
ムが記憶されていない場合には、Webサーバ39に対
して、サーバ31より排紙装置の機種名、シリアル番号
および制御プログラムの送信を要求するコマンドが送信
される。Webサーバ39では、受信した排紙装置の機
種名およびシリアル番号に基づいて、記憶部41に記憶
されている制御プログラムを読出してサーバ31へ送信
する。サーバ31では、受信した制御プログラムを記憶
部33の領域35に記憶する。これにより、記憶部33
に、プリンタ1より受信した排紙装置の機種名およびシ
リアル番号に対応する制御プログラムが記憶されている
ことになる。そして、記憶された制御プログラムを読出
してプリンタ1へ送信する。
【0099】このように、サーバ31の記憶部33に排
紙装置の機種名およびシリアル番号に対応する制御プロ
グラムが記憶されていない場合であっても、プリンタメ
ーカのWebサーバ39にアクセスすることにより、対
応する制御プログラムをサーバ31の記憶部33にダウ
ンロードすることができる。
【0100】このようにしてプリンタ1に、サーバ31
より排紙装置を制御するための制御プログラムがダウン
ロードされる(ステップS6)。ダウンロードされた制
御プログラムは、エンジン部11のメモリ15の領域6
3に上書き保存される。メモリ15は、書換可能な不揮
発性のメモリである。したがって、プリンタ1の電源が
オフにされた場合であっても、メモリ15に記憶された
制御プログラムは保持される。また、メモリ15は、書
換え可能であるため、ダウンロードされた制御プログラ
ムが領域63に上書き保存される。このため、領域63
には、プリンタ1に接続されている排紙装置19のCP
U21で実行される制御プログラムのみが記憶されるこ
とになる。
【0101】メモリ15に制御プログラムが上書きされ
ると、CPU13は、CPU21にこの制御プログラム
を、排紙装置19に送信するとともにメモリ22に上書
きするよう指示する。
【0102】なお、記憶領域63は、1つの周辺機器を
制御するプログラムのみが格納できる程度の容量として
いる。接続される周辺機器が変更されると、そのときに
周辺機器を制御するプログラムのみが格納されることに
なる。
【0103】次に、エンジン部11のメモリ15に排紙
装置19の動作環境データが記憶されているか否かが判
断される。動作環境データは、排紙装置19の機種名と
シリアル番号とに対応づけられて記憶されている。この
ため、ステップS3で受信されたシリアル番号と機種名
とに対応する動作環境データがメモリ15に記憶されて
いるか否かが判断される。記憶されている場合には処理
を終了し、そうでない場合にはステップS8へ進む。
【0104】ステップS8では、コントローラ部3のC
PU5および通信部7とを介して、サーバ31に対して
排紙装置19のシリアル番号と機種名と動作環境データ
要求コマンドとが送信される。
【0105】サーバ31では、シリアル番号と機種名と
動作環境データ要求コマンドとを受信すると、記憶部3
3の領域37に対応する動作環境データが記憶されてい
るか否かが判断される。この判断は、受信したシリアル
番号と機種名とを用いて行なわれる。サーバ31では、
記憶部33にシリアル番号と機種名とに対応する動作環
境データが記憶されていないと判断すると、Webサー
バ39に対して、受信したシリアル番号と機種名と動作
環境データ要求信号とを送信する。一方、Webサーバ
39では、シリアル番号と機種名と動作環境データ要求
信号とを受信すると、記憶部41の領域45に対応する
動作環境データが記憶されているか否かが判断される。
動作環境データが記憶されていると判断された場合に
は、対応する動作環境データを記憶部41より読出して
サーバ31へ送信する。サーバ31では、受信した動作
環境データをシリアル番号と機種名とを対応づけて記憶
部33に記憶する。これにより、サーバ31の記憶部3
3にプリンタ1より受信したシリアル番号と機種名とに
対応する動作環境データが記憶されることになる。サー
バ31では、記憶部33に記憶されているシリアル番号
および機種名に対応する動作環境データを、プリンタ1
に送信する。
【0106】プリンタ1では、サーバ31より動作環境
データを受信する(ステップS9)。受信された動作環
境データは、エンジン部11のメモリ15の領域65に
上書き保存される(ステップS10)。これにより、プ
リンタ1に接続された排紙装置19の最新の動作環境デ
ータが、プリンタ1のメモリ15に記憶されるようにな
る。
【0107】メモリ15は、書換可能な不揮発性のメモ
リであるため、受信された動作環境データが領域65に
上書き保存される。このため、領域65には、プリンタ
1に接続されている排紙装置19の動作環境データのみ
が記憶されることになる。
【0108】メモリ15に動作環境データが上書きされ
ると、CPU13は、CPU21にこの動作環境データ
のうち、この制御プログラムの実行に利用する制御情報
を送信するとともに、メモリ22に上書きするよう指示
する。
【0109】なお、本実施の形態においては、プリンタ
1のメモリ15に排紙装置19の制御プログラムおよび
動作環境データを記憶するようにしたが、排紙装置19
のメモリ22に制御プログラムと動作環境データを記憶
するようにしてもよい。
【0110】図6は、本実施の形態におけるサーバ31
で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
図6を参照して、サーバ31では、プリンタ1より排紙
装置の機種名およびシリアル番号と、制御プログラムの
送信を要求するコマンドが受信されたか否かが判断され
る(ステップS21)。送信要求があった場合にはステ
ップS22へ進み、そうでない場合にはステップS25
へ進む。なお、制御プログラムがプリンタ1の機種によ
り異なる場合には、プリンタ1の機種名も受信されるこ
とになる。
【0111】ステップS22では、ステップS21で受
信した排紙装置の機種名とシリアル番号に対応する制御
プログラムが記憶部33の領域35に記憶されているか
否かが判断される。記憶されている場合にはステップS
24へ進み、そうでない場合にはステップS23へ進
む。
【0112】ステップS23では、Webサーバ39に
対して、ステップS21で受信した排紙装置19のシリ
アル番号、機種名および制御プログラムの送信を要求す
るコマンドを送信する。そして、Webサーバ39よ
り、送信した排紙装置19のシリアル番号および機種名
に対応する制御プログラムを受信する。受信された制御
プログラムは、記憶部33の領域35に記憶される。な
お、制御プログラムがプリンタ1の機種により異なる場
合には、プリンタ1の機種名も制御プログラムの送信を
要求するコマンドと併せて送信されることになる。
【0113】そして、ステップS24では、サーバ31
の記憶部33に記憶されている制御プログラムをプリン
タ1へ送信する。
【0114】次のステップS25では、プリンタ1より
動作環境データの要求があったか否かが判断される。動
作環境データの要求の有無は、プリンタ1より排紙装置
19のシリアル番号と機種名および動作環境データの送
信を要求するコマンドを受信したか否かにより判断され
る。動作環境データの要求があった場合にはステップS
26へ進み、そうでない場合には処理を終了する。
【0115】ステップS26では、サーバ31の記憶部
33の領域37に、ステップS25で受信したシリアル
番号と機種名に対応する動作環境データが記憶されてい
るか否かが判断される。記憶されている場合にはステッ
プS28に進み、記憶されていない場合にはステップS
27へ進む。
【0116】ステップS27では、Webサーバ39に
対して、動作環境データを要求する処理が行なわれる。
この処理は、サーバ31よりステップS21で受信した
機種名およびシリアル番号と動作環境データの送信を要
求するコマンドとをWebサーバ39へ送信する。これ
により、Webサーバ39では、記憶部41の領域45
より、受信した排紙装置19のシリアル番号と機種名と
に対応する動作環境データを読出してサーバ31へ送信
する。
【0117】サーバ31では、ステップS21で受信し
たシリアル番号と機種名に対応する動作環境データを受
信して、受信した動作環境データをシリアル番号および
機種名と対応付けて記憶部33の領域37に記憶する。
【0118】ステップS28では、ステップS21で受
信したシリアル番号および機種名に対応する動作環境デ
ータを記憶部33の領域37から読出してプリンタ1へ
送信する。
【0119】図7は、本実施の形態におけるエンジン部
11のCPU13で実行され、外部記憶装置23または
メモリ15で記憶される排紙装置の接続解除処理の流れ
を示すフローチャートである。図7を参照して、接続解
除処理においては、まず、排紙装置19とプリンタ1と
の接続が解除されたか否かが検出される(ステップS3
1)。この検出は、ハード信号で行なってもよく、プリ
ンタ1のエンジン部11のCPU13と排紙装置19の
CPU21との通信ができなくなったことを検出するこ
とにより検知するようにしてもよい。接続の解除が検出
された場合にはステップS32へ進み、そうでない場合
には処理を終了する。
【0120】ステップS32では、メモリ15に記憶さ
れている排紙装置19の動作環境データを、排紙装置1
9の機種名およびシリアル番号とともに、通信部7を介
してサーバ31へ送信する。サーバ31では、受信した
動作環境データを、シリアル番号および機種名と対応付
けて記憶部33の領域37に記憶する。
【0121】これにより、メモリ15の領域65が消去
または上書きが可能な状態となるので、メモリ15の領
域65を他の排紙装置の動作環境データを記憶するため
に利用することができる。
【0122】以上説明したように、本実施の形態におけ
るプリンタシステムにおいては、プリンタ1は、排紙装
置19が接続されたことを検知した時点で、メモリ15
に排紙装置19を制御するための制御プログラムが記憶
されていない場合には、サーバ31より制御プログラム
がダウンロードされてメモリ15に記憶される。メモリ
15は不揮発性であるため、プリンタ1の電源がオフに
された場合であっても、メモリ15に排紙装置19を制
御するための制御プログラムが保持される。このため、
プリンタ1の電源をオフにする都度、排紙装置19を制
御するための制御プログラムをサーバ31よりダウンロ
ードする必要がない。
【0123】また、プリンタ1に排紙装置19とは異な
る周辺機器が接続されると、その周辺機器を制御するプ
ログラムをサーバ31からダウンロードして記憶領域6
3に上書きで書込む。したがって、記憶領域63の容量
を周辺機器を制御する制御プログラム1つ分が格納でき
る程度の比較的小さな容量とすることができる。これに
より、メモリ15を有効に利用することができ、プリン
タ1で必要なメモリ容量を削減することができる。
【0124】さらに、プリンタ1では、排紙装置19が
接続されるたびに、排紙装置19の動作環境データをサ
ーバ31よりダウンロードし、メモリ15に記憶するよ
うにしている。さらに、排紙装置19とプリンタ1との
接続が解除された場合には、プリンタ1のメモリ15に
記憶されている排紙装置19の動作環境データがサーバ
31に送信される。このため、排紙装置19がたとえば
他のプリンタと接続されて使用されたものであっても、
その他のプリンタで使用された使用履歴をプリンタ1で
継続して使用することができる。このため、排紙装置1
9は、いずれのプリンタで使用される場合であってもそ
の使用履歴が正確に管理される。
【0125】なお、上記実施の形態においては、排紙装
置19のCPU21で排紙装置19にある各種駆動負荷
を制御する構成を説明したが、エンジン部11のCPU
13で排紙装置19にある各種駆動負荷を制御するよう
にしてもよい。
【0126】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおけるプリンタ
システムの概略を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態における排紙装置の動作環境デ
ータのフォーマットの一例を示す図である。
【図3】 本実施の形態におけるプリンタのコントロー
ラ部のメモリの記憶領域を模式的に示す図である。
【図4】 本実施の形態におけるプリンタのエンジン部
のメモリの記憶領域を模式的に示す図である。
【図5】 本実施の形態におけるプリンタで行なわれる
排紙装置接続処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 本実施の形態におけるサーバで行なわれる処
理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 本実施の形態におけるプリンタで行なわれる
排紙装置の接続解除処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 プリンタ、3 コントローラ部、7 通信部、9,
15,22 メモリ、11 エンジン部、17 インタ
ーフェイス部、19 排紙装置、23 外部記憶装置、
25 記録媒体、29 インターネット、31,39
サーバ、33,41 記憶部、100 プリンタシステ
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HJ08 HK11 HP06 HQ17 5B021 AA01 BB00 BB04 BB10 CC06 KK06 5B076 BB04 BB06 BB17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺機器との接続状態を検出する接続状
    態検出手段と、 前記接続状態検出手段により周辺機器の接続が検出され
    ると、前記周辺機器を識別するための識別情報を検出す
    る識別情報検出手段と、 前記検出された識別情報をネットワークに接続されたサ
    ーバに送信し、前記周辺機器を制御するためのプログラ
    ムを前記サーバから受信する制御プログラム受信手段
    と、 書換可能な不揮発性の記憶手段と、 前記受信された制御プログラムを前記記憶手段に書込む
    書込手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記書込手段は、接続が解除された周辺
    機器の制御プログラムが記憶されていた領域に接続が検
    出された周辺機器の制御プログラムを書込む、請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御プログラム受信手段は、前記制
    御プログラムとともに前記周辺機器の動作環境データを
    受信し、 前記書込手段は、前記受信された動作環境データを書込
    む、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記接続状態検出手段により前記接続さ
    れた周辺機器の接続の解除が検出されると、前記受信さ
    れた識別情報と前記記憶手段に記憶された動作環境デー
    タとを前記サーバに送信する送信手段をさらに備え、 前記書込手段は、接続が解除された周辺機器の動作環境
    データが記憶されていた領域に接続が検出された周辺機
    器の動作環境データを書込む、請求項3に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記動作環境データは、製品情報、動作
    履歴情報および制御情報を少なくとも含む、請求項3に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記接続された周辺機器の動作を検出す
    る動作検出手段と、 検出された動作に応じて、前記記憶手段に記憶された動
    作環境データを更新する更新手段とをさらに含む、請求
    項3に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段に書込まれた制御プログラ
    ムを実行する制御手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記記憶された動作環境データに応じ
    た制御を実行する請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶された動作環境データを前記接
    続が検出された周辺機器に送信する動作環境データ送信
    手段をさらに含む、請求項3に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 周辺機器との接続状態を検出するステッ
    プと、 周辺機器の接続が検出されると、前記周辺機器を識別す
    るための識別情報を検出するステップと、 前記検出された識別情報をネットワークに接続されたサ
    ーバに送信し、前記周辺機器を制御するためのプログラ
    ムを前記サーバから受信するステップと、 前記受信された制御プログラムを書換可能な不揮発性の
    記憶手段に記憶するステップとを画像形成装置に実行さ
    せるためのインストールプログラム。
  10. 【請求項10】 前記記憶ステップは、接続が解除され
    た周辺機器の制御プログラムが記憶されていた領域に接
    続が検出された周辺機器の制御プログラムを記憶する、
    請求項9に記載のインストールプログラム。
  11. 【請求項11】 前記制御プログラムを受信するステッ
    プは、前記制御プログラムとともに前記周辺機器の動作
    環境データを受信し、 前記記憶ステップは、前記受信された動作環境データを
    記憶する、請求項9に記載のインストールプログラム。
  12. 【請求項12】 前記接続状態を検出するステップによ
    り前記接続された周辺機器の接続の解除が検出される
    と、前記検出された識別情報と前記記憶手段に記憶され
    た動作環境データとを前記サーバに送信する送ステップ
    をさらに含み、 前記記憶ステップは、接続が解除された周辺機器の動作
    環境データが記憶されていた領域に接続が検出された周
    辺機器の動作環境データを記憶する、請求項11に記載
    のインストールプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれかに記載のイ
    ンストールプログラムを記録したコンピュータ読取可能
    な記録媒体。
  14. 【請求項14】 周辺機器との接続状態を検出するステ
    ップと、 周辺機器の接続が検出されると、前記周辺機器を識別す
    るための識別情報を検出するステップと、 前記検出された識別情報をネットワークに接続されたサ
    ーバに送信し、前記周辺機器を制御するためのプログラ
    ムを前記サーバから受信するステップと、 前記受信された制御プログラムを書換可能な不揮発性の
    記憶手段に記憶するステップとを含む、インストール方
    法。
  15. 【請求項15】 前記記憶ステップは、接続が解除され
    た周辺機器の制御プログラムが記憶されていた領域に接
    続が検出された周辺機器の制御プログラムを記憶する、
    請求項14に記載のインストール方法。
  16. 【請求項16】 前記制御プログラムを受信するステッ
    プは、前記制御プログラムとともに前記周辺機器の動作
    環境データを受信し、 前記記憶ステップは、前記受信された動作環境データを
    記憶する、請求項14に記載のインストール方法。
  17. 【請求項17】 前記接続状態を検出するステップによ
    り前記接続された周辺機器の接続の解除が検出される
    と、前記検出された識別情報と前記記憶手段に記憶され
    た動作環境データとを前記サーバに送信するステップを
    さらに含み、 前記記憶ステップは、接続が解除された周辺機器の動作
    環境データが記憶されていた領域に接続が検出された周
    辺機器の動作環境データを記憶する、請求項16に記載
    のインストール方法。
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