JP2002296972A - ベルト搬送装置 - Google Patents

ベルト搬送装置

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JP2002296972A
JP2002296972A JP2001099454A JP2001099454A JP2002296972A JP 2002296972 A JP2002296972 A JP 2002296972A JP 2001099454 A JP2001099454 A JP 2001099454A JP 2001099454 A JP2001099454 A JP 2001099454A JP 2002296972 A JP2002296972 A JP 2002296972A
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Japan
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belt
meandering correction
conveying device
tension applying
applying roller
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JP2001099454A
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English (en)
Inventor
Akihiko Yamazaki
彰彦 山崎
Hideho Yokogawa
秀穂 横川
Isao Nakajima
勇夫 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高速回転時や、幅広、長尺ベルト使用時にも、
ベルト寿命を低下させることなく、安定した蛇行補正を
行えるベルト搬送装置を提供する。また、高温環境にお
いても安定した蛇行補正を行えるベルト搬送装置を提供
する。 【解決手段】ベルトの蛇行補正を、ベルトに90度以上
巻き付けたベルト張力付加ローラの左右の荷重差により
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の印刷
装置における、感光ベルト、中間転写ベルト、定着ベル
ト等のベルト搬送装置に関するものであり、特にその蛇
行補正機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の印刷装置に用いられるベル
ト搬送装置の蛇行補正機構には、ベルト端ガイド方式、
ベルト支持ローラのクラウン方式、ベルト支持ローラを
傾けての左右の周長差による補正方式、及び溝付ゴムロ
ーラ方式等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、小
型、安価である反面、高速回転時や、幅広、長尺ベルト
での蛇行補正能力が小さい、ベルト寿命が短い、使用環
境が限定される等の不具合がある。具体的に前記方式
は、高速回転時や、幅広、長尺ベルト使用時には下記不
具合が有る。ベルト端ガイドは、高速回転時や、幅広、
長尺ベルト使用時のようにベルトの蛇行力が大きな場合
には、ベルトへのダメージが大きく、ベルト短寿命を引
き起こす。
【0004】ベルト支持ローラのクラウン方式も、蛇行
補正能力が低下し、これを補う為のベルト張力増加や、
クラウン量増加は、ベルト疲労による短寿命を引き起こ
す。ベルト支持ローラを傾けての左右の周長差による補
正方式は、蛇行補正時にベルトの片側にたるみが生じ、
その上に画像をのせる、感光ベルトや中間転写ベルトで
は文字ぶれや転写抜け等の不具合が発生する。
【0005】溝付ゴムローラ方式は、1本での補正能力
に限界がある為、支持ローラの追加によるコスト増や、
装置の容積増という問題とともに、定着ベルト等の熱の
かかる部分には使用できないといった不具合がある。
【0006】本発明の目的は、高速回転時や、幅広、長
尺ベルト使用時にも、ベルト寿命を低下させる事無く、
安定した蛇行補正を行う事である。又、高温環境におい
ても、安定した蛇行補正を行う事である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プリンタ等
の印刷装置における、感光ベルト、中間転写ベルト、定
着ベルト等のベルト搬送装置において、前記ベルトの蛇
行補正を、ベルトに張力を与える張力付加ローラの左右
の荷重差によって行なうことにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明を用いたベルト搬送装置の概
略構成を示す。ベルト1は、駆動ローラ2と張力付加ロ
ーラ3に支持され、駆動ローラ2は駆動部4の駆動力を
ベルト1に伝達し、張力付加ローラ3は張力付加機構に
よりベルトを張り側に押し付けている。
【0009】張力付加機構は、モータ5、ワイヤ6、固
定プーリ7、動滑車8、スライドシャフト9、バネ1
0、張力付加ローラホルダ11、スライドレール12、
ベルト位置センサ13で構成されている。ベルトが基準
位置で回転している時は、モータ1は動作せず、動滑車
8a、8bともに、スライドシャフト9a、9bのきめ
られた位置(ワイヤ6の長さにより決められた位置)に
あり、バネ10a,10bを押しつけている。バネ10
a,10bは、張力付加ローラホルダ11a、11bを
押付け、その結果、張力付加ローラ3がベルト1に一定
の張力を与えている。張力付加ローラホルダ11は、ス
ライドレール12に固定されており、1方向への移動の
み可能な構成となっている。
【0010】図2、図3に本発明を用いたベルト搬送装
置の、蛇行補正機構を示す。
【0011】図2において、ベルト1が片側に蛇行した
事を、ベルト位置センサ13が検知すると、モータ5が
回転してワイヤ6の長さを左右で不均等にする。ワイヤ
の短くなった側の動滑車8aは、バネ10aを縮める方
向に移動し、張力付加ローラホルダ11a側の張力付加
ローラ3のベルト1への荷重が増加する。これと同時
に、ワイヤの長くなった側の動滑車8bは、バネ10b
を伸ばす方向に移動し、張力付加ローラホルダ11b側
の張力付加ローラ3のベルト1への荷重が減少する。そ
の結果、ベルト左右に張力差が生じて、ベルトは正規の
位置に戻される。
【0012】この時、ベルトの蛇行補正を張力付加ロー
ラで行なう為、張力差を任意に設定でき、蛇行の大小に
合わせての蛇行補正が容易となる。又、荷重差のみの補
正であり、軸を強制的に傾けない為、張力付加ローラの
傾きはベルトの伸びの範囲でしか行われず、ベルトのた
るみは発生しない。
【0013】又、図示の如く、張力付加ローラへのベル
トの巻き付け角を90度以上とすることにより蛇行補正
性能が向上し、蛇行補正が容易となる。図3は、図2の
逆方向への蛇行補正を示す。ただし、ベルト移動方向
は、ベルト材質により異なるため、図示方向には限らな
い。図4に、ベルト交換時の動作を示す。レバ15を回
転させ、カム14a、14bを回転させると、カム14
は張力付加ローラホルダ11a、11bとともに張力付
加ローラ3をベルトの緩み側に押し下げ、ベルトをたる
ませて交換を容易にする。
【0014】この時、バネ10a、10bのバネ力によ
り、動滑車8a、8bが、ワイヤ6を張る方向に動作す
る為、ワイヤはずれ等の不具合はない。
【0015】図5は、本発明を用いた感光ベルト搬送装
置を有するプリンタ等の印刷機の一実施例である。図5
に示す光導電性を有する感光ベルト16は、コントロー
ラから印刷動作開始信号が出力されると、印刷速度に対
応する速度で回転し、帯電器17により例えば正(+)
の高電圧が印加されると、感光ベルト16表面は均一に
帯電する。コントローラからドットイメージに変換され
た文字データや図形データは、レーザ光ON/OFF信
号として印刷装置に発信され、光学部18からのレーザ
光が均一に帯電した感光ベルト16表面に照射される。
レーザ光の照射により、感光ベルト16表面の電荷が消
失した部分には、現像機19により正(+)帯電したト
ナーが静電吸引され、感光ベルト16上に付着し、トナ
ー像を形成する。
【0016】感光ベルト16上に形成されたトナー像
は、記録紙20上に、転写器21の静電吸引力により転
写される。トナー像の転写を完了した感光ベルト16
は、表面の電荷を一様に消失した後、清掃機22により
残留トナーを清掃し、再度帯電工程を開始する。図5に
示す印刷機では、上記印写プロセスが、2ユニットで行
われた後、記録紙20は定着部23に搬送され、加熱定
着される。本発明を用いた感光ベルト搬送装置を用いる
事により、高速印刷時や、幅広、長尺ベルト使用時に
も、ベルト寿命を低下させる事無く、安定した蛇行補正
を行う事ができる。
【0017】図6は、本発明を用いた中間転写ベルト搬
送装置を有するプリンタ等の印刷機の一実施例である。
図6に示す光導電性を有する感光体25は、コントロー
ラから印刷動作開始信号が出力されると、印刷速度に対
応する速度で回転し、帯電器17により例えば正(+)
の高電圧が印加されると、感光体25表面は均一に帯電
する。コントローラからドットイメージに変換された文
字データや図形データは、レーザ光ON/OFF信号と
して印刷装置に発信され、光学部18からのレーザ光が
均一に帯電した感光体25表面に照射される。レーザ光
の照射により、感光体25表面の電荷が消失した部分に
は、現像機19により正(+)帯電したトナーが静電吸
引され、感光体25上に付着し、トナー像を形成する。
【0018】感光体25上に形成されたトナー像は、中
間転写ベルト24上に、転写器21の静電吸引力により
転写される。トナー像の転写を完了した感光体25は、
表面の電荷を一様に消失した後、清掃機22により残留
トナーを清掃し、再度帯電工程を開始する。中間転写ベ
ルト24上に形成されたトナー像は、更に記録紙20上
に、転写器21の静電吸引力により転写される。
【0019】本発明を用いた中間転写ベルト搬送装置を
用いる事により、高速印刷時や、幅広、長尺ベルト使用
時にも、安定した蛇行補正を行う事ができる。
【0020】図7は、本発明を用いた定着ベルト搬送装
置を有するプリンタ等の印刷機の一実施例である。印写
プロセスは図6と同じであり、図7に示す両面印刷機で
は、上記印写プロセスが、記録紙20の表裏で行われた
後、記録紙20は定着部に搬送される。
【0021】定着部に搬送された記録紙20は、記録紙
20に対向配置した、ヒータを内装する定着ベルト26
の間を通過し、加熱定着が行われる。本発明を用いた定
着ベルト搬送装置を用いる事により、高速印刷時や、幅
広、長尺ベルト使用時にも、安定した蛇行補正を行う事
ができるとともに、ゴムローラ等を使用しない為、高温
環境における、蛇行補正も可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速回転時や、幅広、長尺ベルト使用時にも、ベルト寿
命を低下させる事無く、安価な構成で、安定した蛇行補
正を行う事が可能となる。又、高温環境においても、安
定した蛇行補正を行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明となるベルト搬送装置の概略図である。
【図2】本発明となるベルト搬送機構の概略図である。
【図3】本発明となるベルト搬送機構の概略図である。
【図4】本発明となるベルト搬送装置の概略図である。
【図5】本発明を用いた印刷装置の一実施例を示す模式
図である。
【図6】本発明を用いた印刷装置の一実施例を示す模式
図である。
【図7】本発明を用いた印刷装置の一実施例を示す模式
図である。
【符号の説明】
1はベルト、2は駆動ローラ、3は張力付加ローラ、4
は駆動部、5はモータ、6はワイヤ、7は固定プーリ、
8は動滑車、9はスライドシャフト、10はバネ、11
は張力付加ローラホルダ、12はスライドレール、13
はベルト位置センサ、14はカム、15はレバである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 BA11 2H035 CA05 CB06 CF01 CF02 CG03 2H200 FA01 FA04 GA24 JB06 JB49 JC03 JC19 LA25 LA27 PA11 PA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタ等の印刷装置における、感光ベル
    ト、中間転写ベルト、定着ベルト等のベルト搬送装置に
    おいて、前記ベルトの蛇行補正を、ベルトに張力を与え
    る張力付加ローラの左右の荷重差によって行なうことを
    特徴とするベルト搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のベルト搬送装置において、
    前記張力付加ローラへのベルトの巻付け角を90度以上
    となるように規定したことを特徴とするベルト搬送装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のベルト搬送装置に
    おいて、前記張力付加ローラの荷重差を単一のモータに
    て発生させることを特徴とするベルト搬送装置。
JP2001099454A 2001-03-30 2001-03-30 ベルト搬送装置 Pending JP2002296972A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532954A (ja) * 2004-04-06 2007-11-15 イーストマン コダック カンパニー ベルト定着機/後処理機
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JP2009300663A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Ricoh Co Ltd ベルト装置及び画像形成装置
US11567433B2 (en) 2020-04-03 2023-01-31 Kyocera Document Solutions Inc. Belt conveyance device with a meandering correction part shifting one end of a tension roller and an adjustment part shifting the other end

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