JP2002296784A - ポジ型レジスト組成物 - Google Patents

ポジ型レジスト組成物

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JP2002296784A JP2002076812A JP2002076812A JP2002296784A JP 2002296784 A JP2002296784 A JP 2002296784A JP 2002076812 A JP2002076812 A JP 2002076812A JP 2002076812 A JP2002076812 A JP 2002076812A JP 2002296784 A JP2002296784 A JP 2002296784A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度、高解像性を有し、かつ耐熱性、焦点
深度幅特性、引置き経時安定性及びレジスト溶液の保存
安定性がよく、基板依存性がなくプロファイル形状の優
れたレジストパターンを形成できる、放射線に感応する
化学増幅型のポジ型レジスト組成物を提供する。 【解決手段】 (A)一般式 【化1】 (Rは水素原子又はメチル基、Rはメチル基又はエ
チル基、Rは炭素数1〜4の低級アルキル基)で表わ
される構成単位10〜60モル%と、式 【化2】 で表わされる構成単位90〜40モル%とから構成さ
れ、かつ質量平均分子量8,000〜25,000、分
子量分布(Mw/Mn)1.5以下を有するポリ(ヒド
ロキシスチレン)誘導体からなる基材樹脂及び(B)ビ
ス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン又はビス
(2,4‐ジメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン
あるいはその両方を含む酸発生剤を含有してなるポジ型
レジスト組成物とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なポジ型レジ
スト組成物、さらに詳しくは、高感度、高解像性を有
し、耐熱性、焦点深度幅特性、引置き経時安定性及びレ
ジスト溶液の保存安定性がよく、かつ基板依存性がなく
プロファイル形状の優れたレジストパターンを与える紫
外線、遠紫外線、KrF、ArFなどのエキシマレーザ
ー、X線、及び電子線などの放射線に感応する化学増幅
型のポジ型レジスト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICやLSIなどの半導体素子
は、ホトレジスト組成物を用いたホトリソグラフィー、
エッチング、不純物拡散及び配線形成などの工程を数回
繰り返し製造されているが、このホトリソグラフィーに
おいては、ホトレジスト組成物をシリコンウエーハ上に
回転塗布などにより塗布し薄膜を形成し、それをマスク
パターンを介して、紫外線などの放射線を照射し、現像
してレジストパターンを形成したのち、前記レジストパ
ターンを保護膜としてエッチングが行われる。
【0003】そして、これまで、前記ホトリソグラフィ
ーで使用されているホトレジスト組成物は、それに要求
される解像性が、サブミクロン(1μm以下)、ハーフ
ミクロン(0.5μm以下)程度であり、g線(436
nm)、i線(365nm)などの紫外線を利用したア
ルカリ可溶性ノボラック樹脂とキノンジアジド基含有化
合物を基本成分としたポジ型ホトレジストで十分実用に
供することができた。
【0004】ところで、近年、半導体素子の微細化が益
々高まり、今日ではクオーターミクロン(0.25μm
以下)の超微細パターンを用いた超LSIの量産が開始
されようとしている。しかし、このようなクオーターミ
クロンの超微細パターンを得るには、従来のアルカリ可
溶性ノボラック樹脂とキノンジアジド基含有化合物を基
本成分としたポジ型ホトレジストでは困難なことから、
より短波長の遠紫外線(200〜300nm)、Kr
F、ArFなどのエキシマレーザー、電子線及びX線の
ためのレジストとして、高解像性が達成される上に、放
射線の照射により発生した酸の触媒反応、連鎖反応を利
用でき、量子収率が1以上で、しかも高感度が達成でき
る化学増幅型レジストが注目され、盛んに開発が行わ
れ、既にポリ(ヒドロキシスチレン)の水酸基をter
t‐ブトキシカルボニルオキシ基で置換した樹脂成分と
オニウム塩などの酸発生剤を組み合わせたレジスト組成
物(米国特許4,491,628号明細書)が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記レ
ジスト組成物は、解像度、焦点深度幅特性において十分
なものでない上に、露光後一定時間放置した後、現像し
た場合、化学増幅型レジストに特有の露光により発生し
た酸の失活に起因するパターン形状劣化、いわゆる引置
き安定性の不良(レジストパターン上部が庇状に連なっ
てしまうブリッジング)を生じるという欠点がある。こ
のようなブリッジングを生じると所望の配線パターンが
得られないため、半導体素子製造において致命的なもの
となる。このような欠点を克服する方法として、レジス
ト層上に露光により発生した酸の失活を防止するためト
ップコート層を設ける方法があるが、このような方法
は、製造工程が増えスループットが悪くなる上に、コス
ト高となるため好ましくない。そこで、トップコート層
を設ける必要のない引置き安定性に優れたレジストの出
現が強く望まれている。
【0006】また、これまでの化学増幅型レジストは、
シリコン窒化膜(SiN)、ホウ素−リン−シリケート
ガラス(BPSG)などの絶縁膜やチタンナイトライド
(TiN)の膜を設けた基板に対して裾引きのパターン
形状を形成するという欠点がある。
【0007】さらに、アルミニウム−ケイ素−銅(Al
−Si−Cu)の合金、タングステン(W)などの金属
膜を設けた基板を使用すると定在波の影響を受けパター
ン断面形状が波形となるという欠点がある。これらの基
板依存性と定在波の欠点を改善する方法としては、基板
とレジスト層との間に反射防止層を設ける方法がある
が、この方法は上述トップコート層と同様に製造工程が
増えスループットが悪くなる上に、コスト高となるため
好ましくない。そこで、基板依存性がなく反射防止層を
設ける必要がない上に、定在波の影響を受けにくくプロ
ファイル形状の優れたレジストパターンを形成できるレ
ジストの出現が強く望まれている。
【0008】そのほか、従来のレジスト組成物は、熱に
対して十分な耐性がない上に、それを溶液としたとき、
しばしばその保存中に異物が発生するなど保存安定性に
欠けるという欠点がある。そのため、耐熱性に優れると
ともに、前記異物の発生のない保存安定性に優れたレジ
スト溶液が得られるレジスト組成物に対する要望も強く
なっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような現状に鑑み、
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、酸の作用により
アルカリ水溶液に対する溶解性が増大する基材樹脂成分
として、水酸基の特定の割合が特定の置換基で置換さ
れ、かつ、特定の質量平均分子量及び分子量分布を有す
るポリ(ヒドロキシスチレン)を用い、かつこれを特定
のジアゾメタン化合物を含む酸発生剤と組み合わせて用
いることにより、高感度、高解像性で、かつ耐熱性、焦
点深度幅特性、引置き経時安定性及びレジスト溶液の保
存安定性が優れるとともに、基板依存性がなくプロファ
イル形状の優れたレジストパターンが形成でき、紫外
線、遠紫外線、KrF、ArFなどのエキシマレーザ
ー、X線、及び電子線などの放射線に感応する化学増幅
型のポジ型レジスト組成物が得られることを見出し、本
発明を完成したものである。
【0010】すなわち、本発明は、(A)一般式
【化6】 (I)(式中、Rは水素原子又はメチル基、Rはメ
チル基又はエチル基、Rは炭素数1〜4の低級アルキ
ル基である)で表わされる構成単位10〜60モル%
と、式
【化7】 (II)で表わされる構成単位90〜40モル%とから
構成され、かつ質量平均分子量8,000〜25,00
0、分子量分布(Mw/Mn)1.5以下を有するポリ
(ヒドロキシスチレン)誘導体からなる基材樹脂及び
(B)ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン
又はビス(2,4‐ジメチルフェニルスルホニル)ジア
ゾメタンあるいはその両方を含む酸発生剤を含有してな
るポジ型レジスト組成物、及び(A)(a1)前記一般
式(I)で表わされる構成単位10〜60モル%と、前
記式(II)で表わされる構成単位90〜40モル%と
から構成され、かつ質量平均分子量8,000〜25,
000、分子量分布(Mw/Mn)1.5以下を有する
ポリ(ヒドロキシスチレン)誘導体(以下ポリヒドロキ
シスチレンa1という)と、(a2)式
【化8】 (III)で表わされる構成単位10〜60モル%と、
前記式(II)で表わされる構成単位90〜40モル%
とから構成され、かつ質量平均分子量8,000〜2
5,000、分子量分布(Mw/Mn)1.5以下を有
するポリ(ヒドロキシスチレン)誘導体(以下ポリヒド
ロキシスチレンa2という)との混合物からなる基材樹
脂及び(B)ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾ
メタン又はビス(2,4‐ジメチルフェニルスルホニ
ル)ジアゾメタンあるいはその両方を含む酸発生剤を含
有してなるポジ型レジスト組成物を提供するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のポジ型レジスト組成物の
(A)成分として用いる基材樹脂は、ポリ(ヒドロキシ
スチレン)の水酸基の10〜60%、好ましくは20〜
50%を、一般式
【化9】 (IV)(式中のR、R及びRは前記と同じ意味
をもつ)で表わされる残基で置換することにより得られ
るポリ(ヒドロキシスチレン)誘導体であって、質量平
均分子量が8,000〜25,000、分子量分布(M
w/Mn)が1.5以下のものを用いることが必要であ
る。このポリ(ヒドロキシスチレン)の水酸基の置換率
が10%未満では形状の優れたパターンが得られず、6
0%を超えるとレジストの感度が低下するため好ましく
なく、実用的には20〜50%が好適である。
【0012】前記一般式(IV)の置換基としては、例
えば1‐メトキシエトキシ基、1‐エトキシエトキシ
基、1‐n‐プロポキシエトキシ基、1‐イソプロポキ
シエトキシ基、1‐n‐ブトキシエトキシ基、1‐イソ
ブトキシエトキシ基、1‐(1,1‐ジメチルエトキ
シ)‐1‐メチルエトキシ基、1‐メトキシ‐1‐メチ
ルエトキシ基、1‐エトキシ‐1‐メチルエトキシ基、
1‐n‐プロポキシ‐1‐メチルエトキシ基、1‐イソ
ブトキシ‐1‐メチルエトキシ基、1‐メトキシ‐n‐
プロポキシ基、1‐エトキシ‐n‐プロポキシ基などが
挙げられる。中でも、特に1‐エトキシエトキシ基及び
1‐メトキシ‐n‐プロポキシ基が感度、解像力がバラ
ンス良く向上するので好ましい。この基材樹脂は、上記
質量平均分子量と上記分子量分布を有するポリ(ヒドロ
キシスチレン)の水酸基を、例えば1‐クロロ‐1‐エ
トキシエタンや1‐クロロ‐1‐メトキシプロパンなど
により、公知の置換反応に従い前記一般式(IV)の残
基で置換することにより製造することができる。
【0013】このポリ(ヒドロキシスチレン)誘導体の
質量平均分子量は、前記したように、ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィ法(GPC法)に基づき、ポリス
チレン基準で8,000〜25,000の範囲にあるこ
とが必要である。これよりも小さいと被膜性が不十分に
なるし、また、これよりも大きいとアルカリ水溶液に対
する溶解性が低下する。さらに、耐熱性を高めるには、
質量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比で
表わされる分子量分布(Mw/Mn)が1.5以下であ
ることが必要である。
【0014】また、(A)成分は、前記の一般式(I)
で表わされる構成単位と式(II)で表わされる構成単
位からなるポリ(ヒドロキシスチレン)誘導体すなわち
ポリヒドロキシスチレンa1は、水酸基の10〜60%
がtert‐ブトキシカルボニルオキシ基で置換された
ポリ(ヒドロキシスチレン)、すなわち式
【化10】 (V)で表わされる構成単位10〜60モル%と、前記
式(II)で表わされる構成単位90〜40モル%とか
ら構成され、かつ質量平均分子量8,000〜25,0
00、分子量分布(Mw/Mn)1.5以下を有するポ
リ(ヒドロキシスチレン)誘導体すなわちポリヒドロキ
シスチレンa2と混合して用いることもできる。このよ
うな基材樹脂を用いると、解像性、耐熱性及びプロファ
イル形状がより優れたポジ型レジスト組成物が得られる
ので有利である。
【0015】このポリヒドロキシスチレンa2は、例え
ば質量平均分子量8,000〜25,000、分子量分
布(Mw/Mn)1.5以下のポリ(ヒドロキシスチレ
ン)の水酸基を、ジ‐tert‐ブチル‐ジカーボネー
トとの反応により、tert‐ブトキシカルボニルオキ
シ基で置換することにより得られる。この際、水酸基の
置換率が10%未満では、プロファイル形状の優れたレ
ジストパターンを与えることができないし、またこれが
60%を超えると感度が低下する。水酸基の置換率の好
ましい範囲は20〜50%である。ポリヒドロキシスチ
レンa1とポリヒドロキシスチレンa2とを混合して用い
る場合の混合割合は、前者が30〜90質量%、後者が
70〜10質量%、好ましくは前者が50〜80質量
%、後者が50〜20質量%の範囲内で選ぶのが好まし
い。
【0016】本発明組成物は、上記の基材樹脂と、酸発
生剤すなわち放射線の照射により酸を発生する化合物を
含有してなるもので、これにより、高感度、高解像性を
有し、溶液として良好な保存安定性を示す。そして、こ
のポジ型レジスト組成物は、耐熱性、焦点深度幅特性、
引置き経時安定性が優れ、かつ基板依存性がなく良好な
プロファイル形状のレジストパターンを与える。
【0017】次に、本発明組成物の(B)成分として用
いられる酸発生剤としては、ビス(シクロヘキシルスル
ホニル)ジアゾメタン又はビス(2,4‐ジメチルフェ
ニルスルホニル)ジアゾメタンあるいはこの両方の混合
物を含むものが用いられる。前記酸発生剤の配合量は、
基材樹脂成分100質量部に対し1〜20質量部、好ま
しくは2〜10質量部の範囲が選ばれる。酸発生剤が1
質量部未満の配合では効果が不十分であり、また20質
量部を超えると溶剤に溶解しにくくなる上に、樹脂成分
との混和性が劣化する。
【0018】本発明のポジ型レジスト組成物において
は、所望によりさらに(C)成分として有機カルボン酸
を含有させることができる。これにより、感度、解像
度、レジストパターンの断面形状、露光後の引置き経時
安定性が優れているとともに、種々の基板に対しても断
面形状の良好なレジストパターンを与えるレジストとす
ることができる。
【0019】このような有機カルボン酸としては、飽和
又は不飽和脂肪族カルボン酸、脂環式カルボン酸、オキ
シカルボン酸、アルコキシカルボン酸、ケトカルボン
酸、芳香族カルボン酸などいずれも使用でき、特に制限
はない。このような有機カルボン酸としては、例えば、
ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸など
の一価又は多価脂肪族カルボン酸、1,1‐シクロヘキ
サンジカルボン酸、1,2‐シクロヘキサンジカルボン
酸、1,3‐シクロヘキサンジカルボン酸、1,4‐シ
クロヘキサンジカルボン酸、1,1‐シクロヘキシルジ
酢酸などの脂環式カルボン酸、アクリル酸、クロトン
酸、イソクロトン酸、3‐ブテン酸、メタクリル酸、4
‐ペンテン酸、プロピオール酸、2‐ブチン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、アセチレンカルボン酸などの不飽和脂
肪族カルボン酸、オキシ酢酸などのオキシカルボン酸、
メトキシ酢酸、エトキシ酢酸などのアルコキシカルボン
酸、ピルビン酸などのケトカルボン酸や一般式
【化11】 (VI)[式中、R13及びR14はそれぞれ独立して
水素原子、水酸基、ニトロ基、カルボキシル基、ビニル
基を表す(ただし、R13及びR14が共に水素原子の
場合は除く)]及び一般式
【化12】 (VII)(式中、nは0又は1〜10の整数を示す)
で表わされる芳香族カルボン酸などを挙げることができ
るが、特に脂環式カルボン酸、不飽和脂肪族カルボン
酸、及び芳香族カルボン酸が好ましい。
【0020】上記一般式(VI)で表わされる芳香族カ
ルボン酸としては、例えばp‐ヒドロキシ安息香酸、o
‐ヒドロキシ安息香酸、2‐ヒドロキシ‐3‐ニトロ安
息香酸、3,5‐ジニトロ安息香酸、2‐ニトロ安息香
酸、2,4‐ジヒドロキシ安息香酸、2,5‐ジヒドロ
キシ安息香酸、2,6‐ジヒドロキシ安息香酸、3,4
‐ジヒドロキシ安息香酸、3,5‐ジヒドロキシ安息香
酸、2‐ビニル安息香酸、4‐ビニル安息香酸、フタル
酸、テレフタル酸、イソフタル酸などを挙げることがで
き、特にo‐位に置換基を有する安息香酸、例えばo‐
ヒドロキシ安息香酸、o‐ニトロ安息香酸、フタル酸な
どが好適である。
【0021】また、一般式(VII)で表わされる芳香
族カルボン酸としては、式中のnが単一のもののみ、ま
たは異種のものを組み合わせても使用することができる
が、実用的にはフェノール化合物として市販されている
SAX(商品名、三井東圧化学社製)が好ましい。
【0022】上記一般式(VI)及び(VII)で表わ
される芳香族カルボン酸は、それぞれ単独で用いてもよ
いし、2種以上を混合して用いてもよい。これらの芳香
族カルボン酸の配合により断面形状の良好なレジストパ
ターンを形成することができるとともに、露光後の引置
き経時安定性が優れ、露光後に施される加熱処理までの
時間の長さに関係なく、良好なプロファイル形状が形成
できる。特に一般式(VII)で表わされる芳香族カル
ボン酸は矩形の断面形状が形成できるため好適である。
【0023】この有機カルボン酸の配合量としては、基
材樹脂と酸発生剤の合計量に対して0.01〜1質量
%、好ましくは0.05〜0.5質量%の範囲で用いら
れる。有機カルボン酸の配合量が0.01質量%未満で
は断面形状の良好なレジストパターンが得られず、また
1質量%を超えると現像性が低下するため好ましくな
い。
【0024】本発明のポジ型レジスト組成物には、さら
に放射線の照射により発生した酸の必要以上の拡散を防
止し、マスクパターンに忠実なレジストパターンを形成
でき、かつ解像度、引置き経時安定性を高めるために、
(D)成分としてアミンを基材樹脂に基づき0.01〜
1質量%、好ましくは0.05〜0.5質量%の範囲で
含有させることができる。このアミンとしては脂肪族ア
ミン、芳香族アミン、複素環式アミンなどが用いられ
る。この脂肪族アミンとしては、例えばメチルアミン、
ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、n‐プロピルアミ
ン、ジ‐n‐プロピルアミン、トリ‐n‐プロピルアミ
ン、イソプロピルアミンなどを挙げることができる。ま
た、芳香族アミンとしては、例えばベンジルアミン、ア
ニリン、N‐メチルアニリン、N,N‐ジメチルアニリ
ン、o‐メチルアニリン、m‐メチルアニリン、p‐メ
チルアニリン、N,N‐ジエチルアニリン、ジフェニル
アミン、ジ‐p‐トリルアミンなどを挙げることができ
る。さらに複素環式アミンとしては、例えばピリジン、
o‐メチルピリジン、o‐エチルピリジン、2,3‐ジ
メチルピリジン、4‐エチル‐2‐メチルピリジン、3
‐エチル‐4‐メチルピリジンなどを挙げることができ
る。これらの中で、特に強塩基性で低沸点のアミン、例
えばメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン
のような脂肪族アミンが好ましい。これらは単独で用い
てもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0025】本発明のポジ型レジスト組成物には、前記
した(A)ないし(D)成分に加え、さらに(E)成分
としてN,N‐ジアルキルカルボン酸アミドを含有させ
ることにより、孤立したレジストパターンの形状の改善
を行うことができる。このN,N‐ジアルキルカルボン
酸アミドの含有量は、基材樹脂に基づき0.1〜5質量
%の範囲が好ましい。このN,N‐ジアルキルカルボン
酸アミドとしては、低級カルボン酸アミドのN,N‐ジ
アルキル基置換体、例えばN,N‐ジメチルホルムアミ
ド又はN,N‐ジメチルアセトアミドが好ましい。これ
らは単独で用いてもよいし、また2種以上組み合せて用
いてもよい。
【0026】本発明のポジ型レジスト組成物において
は、さらに、吸光剤を配合するのが好ましい。この吸光
剤としては、例えば1‐[1‐(4‐ヒドロキシフェニ
ル)イソプロピル]‐4‐[1,1‐ビス(4‐ヒドロ
キシフェニル)エチル]ベンゼン、ビス(4‐ヒドロキ
シ‐3,5‐ジメチルフェニル)‐3,4‐ジヒドロキ
シフェニルメタンなどのポリフェノール類のナフトキノ
ン‐1,2‐ジアジド‐5‐スルホン酸エステル、ベン
ゾフェノンなどが用いられる。そして、これらの吸光剤
を配合することにより感度及び解像性の向上効果が得ら
れるとともに、定在波の影響を抑制し断面形状が波状と
ならず矩形のレジストパターンを与えることができる。
この吸光剤の配合量としては、基材樹脂と酸発生剤との
合計量に対して30質量%を超えない範囲、好ましくは
0.5〜15質量%の範囲が選ばれる。この配合量が3
0質量%を超えるとプロファイル形状が悪くなる。
【0027】上記各成分を含有するポジ型レジスト組成
物は、その使用に当たっては溶剤に溶解した溶液の形で
用いるのが好ましい。このような溶剤の例としては、ア
セトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチ
ルイソアミルケトン、2‐ヘプタノンなどのケトン類;
エチレングリコール、エチレングリコールモノアセテー
ト、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノ
アセテート、プロピレングリコール、プロピレングリコ
ールモノアセテート、ジプロピレングリコール又はジプ
ロピレングリコールモノアセテートのモノメチルエーテ
ル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテル、モノ
ブチルエーテル又はモノフェニルエーテルなどの多価ア
ルコール類及びその誘導体;ジオキサンのような環式エ
ーテル類;及び乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン
酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロ
ピオン酸エチルなどのエステル類を挙げることができ
る。これらは単独で用いてもよいし、2種以上混合して
用いてもよい。
【0028】また、この際、所望によりポジ型レジスト
組成物と混和性のある添加物、例えばレジスト膜の性能
を改良するための付加的樹脂、可塑剤、安定剤、着色
剤、界面活性剤などの慣用されているものを添加含有さ
せることができる。
【0029】上記ポジ型レジスト組成物は、溶剤に溶解
されスピンナーなどを用いて、例えばシリコンウエー
ハ、シリコン窒化膜(SiN)、BPSGなどの絶縁膜
を設けた基板、チタンナイトライド(TiN)、Al−
Si−Cu、タングステンなどの金属膜を設けた基板な
どに塗布し、乾燥して、感光層を形成したのち、縮小投
影露光装置などにより、deep−UV光、エキシマレ
ーザー光を所望のマスクパターンを介して照射するか、
電子線により描画し、現像液、例えば1〜10質量%テ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液のようなア
ルカリ性水溶液などを用いて現像処理することにより、
マスクパターンに忠実で良好なレジストパターンを形成
する。このようにして、本発明の基材樹脂と酸発生剤を
用いることにより、各種基板に依存することがなく、優
れたレジストパターンが形成できる。
【0030】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。
【0031】参考例1 質量平均分子量13,000、分子量分布(Mw/M
n)1.5のポリ(ヒドロキシスチレン)120gを
N,N‐ジメチルアセトアミド680gに溶解し、この
溶液の中にジ‐tert‐ブチル‐ジ‐カーボネート8
5.0gを加え、かき混ぜながら完全に溶解したのち、
トリエチルアミン59gを約15分間かけて滴下した。
滴下終了後、そのまま約3時間かき混ぜた。次いで、得
られた溶液に対して20倍量の純水を加え、水酸基がt
ert‐ブトキシカルボニルオキシ基で置換されたポリ
(ヒドロキシスチレン)を析出させた。該析出物を純水
で洗浄、脱水、乾燥することにより、水酸基の39%が
tert‐ブトキシカルボニルオキシ基で置換されたポ
リ(ヒドロキシスチレン)[質量平均分子量13,00
0、分子量分布(Mw/Mn)1.5]150gを得
た。
【0032】参考例2 質量平均分子量13,000、分子量分布(Mw/M
n)1.5のポリ(ヒドロキシスチレン)120gを
N,N‐ジメチルアセトアミド680gに溶解し、この
溶液の中に1‐クロロ‐1‐エトキシエタン42.3g
を加え、かき混ぜながら完全に溶解したのち、トリエチ
ルアミン78.8gを約30分間かけて滴下した。滴下
終了後、そのまま約3時間かき混ぜた。次いで、得られ
た溶液に対して20倍量の純水を加え、水酸基が1‐エ
トキシエトキシ基で置換されたポリ(ヒドロキシスチレ
ン)を析出させた。該析出物を純水で洗浄、脱水、乾燥
することにより、水酸基の39%が1‐エトキシエトキ
シ基で置換されたポリ(ヒドロキシスチレン)[質量平
均分子量13,000、分子量分布(Mw/Mn)1.
5]130gを得た。
【0033】参考例3 参考例1においてポリ(ヒドロキシスチレン)を質量平
均分子量13,000、分子量分布(Mw/Mn)4.
0のポリ(ヒドロキシスチレン)に代えた以外は、参考
例1と同様にして、水酸基の39%がtert‐ブトキ
シカルボニルオキシ基で置換されたポリ(ヒドロキシス
チレン)[質量平均分子量13,000、分子量分布
(Mw/Mn)4.0]150gを得た。
【0034】参考例4 参考例2においてポリ(ヒドロキシスチレン)を質量平
均分子量13,000、分子量分布(Mw/Mn)4.
0のポリ(ヒドロキシスチレン)に代えた以外は、参考
例2と同様にして、水酸基の39%が1‐エトキシエト
キシ基で置換されたポリ(ヒドロキシスチレン)[質量
平均分子量13,000、分子量分布(Mw/Mn)
4.0]130gを得た。
【0035】実施例1 参考例1で得られたポリ(ヒドロキシスチレン)3gと
参考例2で得られたポリ(ヒドロキシスチレン)7g、
ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン0.4
g、ビス(2,4‐ジメチルフェニルスルホニル)ジア
ゾメタン0.1g、ピロガロールトリメシレート0.2
g、サリチル酸0.02g及びベンゾフェノン0.1g
をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
45gに溶解したのち、さらにトリエチルアミン0.0
3g及びN,N‐ジメチルアセトアミド0.5gを加え
て溶解して得られた溶液を孔径0.2μmのメンブレン
フィルターでろ過したものをポジ型レジストの塗布液と
して調製した。
【0036】次に調製された塗布液をスピンナーを使用
してシリコンウエーハ上に塗布し、ホットプレート上で
80℃、90秒間乾燥して膜厚0.7μmのレジスト膜
を得た。この膜に縮小投影露光装置NSR−2005E
X8A(ニコン社製)を用い、1mJずつドーズ量を加
え露光したのち、105℃、90秒間加熱し、次いで
2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
水溶液で23℃において65秒間現像処理し、30秒間
水洗、乾燥してレジストパターンを形成した。形成され
たレジストパターン断面は、定在波の影響はなく矩形に
近い良好なものであり、0.21μmのラインアンドス
ペースパターンが形成された。また、目視で確認できる
大面積のレジストパターンがパターニングされ基板表面
が現れる最小露光量を感度として測定した結果、11m
J/cmであった。さらに、形成されたレジストパタ
ーンの耐熱性(熱によるフローが生じる温度)を調べた
結果、135℃であった。焦点深度幅として0.25μ
mのラインアンドスペースパターンが1:1に形成され
る焦点の最大幅(μm)を求めたところ2.0μmであ
った。このレジスト溶液を褐色ビン中25℃で保存し保
存安定性を調べたところ、6か月間異物の発生がなかっ
た。
【0037】また、引置き経時安定性として、上記と同
様にしてレジストパターンを形成し、側面が垂直で良好
なプロファイル形状の0.25μmのラインアンドスペ
ースパターンが形成される露光から露光後加熱処理まで
の時間を測定したところ、90分間であった。
【0038】比較例1 参考例3で得られたポリ(ヒドロキシスチレン)3gと
参考例4で得られたポリ(ヒドロキシスチレン)7g、
ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン0.7
g、サリチル酸0.05gをプロピレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート45gに溶解したのち、さら
にトリエチルアミン0.01g及びN,N‐ジメチルア
セトアミド0.2gを加えて溶解して得られた溶液を孔
径0.2μmのメンブレンフィルターでろ過したものを
ポジ型レジストの塗布液として調製した。
【0039】次に調製された塗布液を実施例1と同様に
してレジストパターンを形成した。形成されたレジスト
パターン断面は、定在波の影響はなく矩形に近い良好な
ものであり、0.21μmのラインアンドスペースパタ
ーンが形成された。また、目視で確認できる大面積のレ
ジストパターンがパターニングされ基板表面が現れる最
小露光量を感度として測定した結果、15mJ/cm
であった。さらに、形成された目視で確認できる大面積
のレジストパターンの耐熱性(熱によるフローが生じる
温度)を調べた結果、125℃であった。焦点深度幅と
して0.25μmのラインアンドスペースパターンが
1:1に形成される焦点の最大幅(μm)を求めたとこ
ろ1.6μmであった。このレジスト溶液を褐色ビン中
25℃で保存し保存安定性を調べたところ、6か月間異
物の発生がなかった。
【0040】また、引置き経時安定性として、露光後加
熱処理を110℃、90秒間とした以外は実施例1と同
様にしてレジストパターンを形成し、側面が垂直で良好
なプロファイル形状の0.25μmのラインアンドスペ
ースパターンが形成される露光から露光後加熱処理まで
の時間を測定したところ、60分間であった。
【0041】実施例2 実施例1において、基板をTiNの金属膜が形成された
シリコンウエーハとした以外は、実施例1と同様にして
レジストパターンを形成した。形成されたレジストパタ
ーン断面は定在波の影響はなく矩形に近い良好なもので
あり、0.23μmのラインアンドスペースパターンが
形成された。
【0042】実施例3 実施例1において、基板をBPSGの絶縁膜が形成され
たシリコンウエーハとした以外は、実施例1と同様にし
てレジストパターンを形成した。形成されたレジストパ
ターン断面は定在波の影響はなく矩形に近い良好なもの
であり、0.23μmのラインアンドスペースパターン
が形成された。
【0043】
【発明の効果】本発明のポジ型レジスト組成物は、高感
度で、クオーターミクロン以下の高解像性を有し、かつ
耐熱性、焦点深度幅特性、引置き経時安定性及びレジス
ト溶液の保存安定性が優れ、基板依存性がなくプロファ
イル形状の優れたレジストパターンを与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 晃義 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 (72)発明者 坂井 与日 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 (72)発明者 中山 寿昌 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA01 AA02 AA03 AA10 AB16 AC01 AC04 AC05 AC06 AC08 AD03 BE00 BG00 FA03 FA12 FA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式 【化1】 (式中、Rは水素原子又はメチル基、Rはメチル基
    又はエチル基、Rは炭素数1〜4の低級アルキル基で
    ある)で表わされる構成単位10〜60モル%と、式 【化2】 で表わされる構成単位90〜40モル%とから構成さ
    れ、かつ質量平均分子量8,000〜25,000、分
    子量分布(Mw/Mn)1.5以下を有するポリ(ヒド
    ロキシスチレン)誘導体からなる基材樹脂及び(B)ビ
    ス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン又はビス
    (2,4‐ジメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン
    あるいはその両方を含む酸発生剤を含有してなるポジ型
    レジスト組成物。
  2. 【請求項2】 (A)(a1)一般式 【化3】 (式中、Rは水素原子又はメチル基、Rはメチル基
    又はエチル基、Rは炭素数1〜4の低級アルキル基で
    ある)で表わされる構成単位10〜60モル%と、式 【化4】 で表わされる構成単位90〜40モル%とから構成さ
    れ、かつ質量平均分子量8,000〜25,000、分
    子量分布(Mw/Mn)1.5以下を有するポリ(ヒド
    ロキシスチレン)誘導体と、(a2)式 【化5】 で表わされる構成単位10〜60モル%と、前記化4で
    表わされる構成単位90〜40モル%とから構成され、
    かつ質量平均分子量8,000〜25,000、分子量
    分布(Mw/Mn)1.5以下を有するポリ(ヒドロキ
    シスチレン)誘導体との混合物からなる基材樹脂及び
    (B)ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン
    又はビス(2,4‐ジメチルフェニルスルホニル)ジア
    ゾメタンあるいはその両方を含む酸発生剤を含有してな
    るポジ型レジスト組成物。
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