JP2002296005A - アライメント方法、点回折干渉計測装置、及び該装置を用いた高精度投影レンズ製造方法 - Google Patents

アライメント方法、点回折干渉計測装置、及び該装置を用いた高精度投影レンズ製造方法

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JP2002296005A
JP2002296005A JP2001096995A JP2001096995A JP2002296005A JP 2002296005 A JP2002296005 A JP 2002296005A JP 2001096995 A JP2001096995 A JP 2001096995A JP 2001096995 A JP2001096995 A JP 2001096995A JP 2002296005 A JP2002296005 A JP 2002296005A
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Mikihiko Ishii
幹彦 石井
Jun Suzuki
順 鈴木
Ryosuke Inoue
良介 井上
Ryoji Nakamura
良次 中村
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡便な手順で被検面と干渉計測装置とのアライ
メントを行えるPDI型干渉計測装置等を提供する。 【解決手段】点光源生成手段101,102,103か
ら生じた光であって、被検物104を経由後に分離され
た2光束のうちの一方の光である測定光と、他方の光で
あって、微小透過部106aを通過させることにより生
じた球面波である参照光とを互いに干渉させ、位相差を
検出することにより被検物104の光学特性を計測する
計測方法に用いられる他方の光の微小透過部106aに
対するアライメント方法であって、微小透過部106a
と共役であり被検物104を透過した光によって形成さ
れる集光点CP近傍に第1反射部材112(215)を
配置する工程と、第1反射部材112からの頂点反射光
を検出して、反射光情報に基づいて第1反射部材112
の光軸方向の位置を調整する工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、干渉計測装置、特
にPoint Diffraction Interferometry(以下「PDI」
という。)型干渉計測装置と、そのアライメント方法、
及び該装置用いた高精度投影レンズの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を製造するために、半導体製
造装置が用いられている。例えば、代表的な半導体製造
装置として、縮小投影型逐次露光装置(以下「ステッパ
ー」という。)が挙げられる。ステッパーは、高精度な
投影レンズを備えている。そして、この高精度投影レン
ズの精度を保証するため、実際の露光波長領域におい
て、投影レンズ全体、及び投影レンズを構成する個々の
光学素子の透過波面収差、又は反射波面収差を測定する
必要がある。
【0003】このため、露光波長領域と同一、又は露光
波長領域にほぼ等しい波長の光を発振する可干渉性の高
い光源を用いた種々の干渉計が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体素子の高
集積化が進んでいる。この高集積化に対応するために、
ステッパーの露光波長は短波長化している。例えば、光
源として高圧水銀ランプを用いたg線(λ=436n
m)からi線(λ=365nm)へ短波長化している。
更には、KrFエキシマレーザ(λ=248nm)から
ArFエキシマレーザ(λ=193nm)へと短波長化
している。
【0005】この結果、露光波長付近の発振波長を持つ
可干渉性の高い光源を手に入れることは非常に困難とな
ってきている。
【0006】そのため、可干渉性の比較的低い光源でも
高精度な干渉計測が行えるPDI型干渉計を用いて高精
度投影レンズ等を計測することが提案されている。
【0007】図4は、従来技術のPDI型干渉計の概略
構成を示す図である。光源であるレーザ1は光源光を射
出する。集光レンズ2は、光源光をピンホール3の位置
に集光する。ピンホール3を射出した光は、ほぼ理想的
な球面波と見なすことができる。ピンホール3からの球
面波は被検物4へ入射する。被検物4を透過した光は射
出側より射出する。そして、被検物4を射出した光は、
グレーティング5に入射する。
【0008】グレーティング5は、入射光を参照波生成
用の光束と被検光と分離してマスク6側へ射出する。参
照波生成用の光束は、マスク6に形成されたピンホール
6aへ入射する。ピンホール6aを透過した光束はほぼ
理想的な球面波とみなすことができるのでこれが参照光
となる。
【0009】一方、被検光は、マスク6に形成された開
口部(被検光が素通しされる程度の大きさ)6bへ入射
する。そして、参照光と被検光とによって受光素子7の
受光面に干渉縞が形成される。受光素子7からの干渉縞
信号は、不図示の演算処理装置により解析される。この
結果、被検物4の波面収差が求められる。
【0010】かかる従来技術のPDI型干渉計測装置に
おいては、被検物4を交換する毎に、干渉計測装置と被
検物との間のアライメントを行う必要がある。ここで、
被検物4は、発生する収差量が異なる種々多様な光学部
材である。そして、この種々多様な被検物を透過、又は
反射してきた光束を、微小なピンホール6aの位置ヘ精
度良く導く必要がある。このためには、例えばピンホー
ル6aの位置を3次元的にアライメントしなければなら
ない。このアライメントを正確かつ迅速に行うことは非
常に困難である。
【0011】また、上記アライメントのために、測定用
光路とは別にアライメント用光路を設ける構成も考えら
れる。この構成では、測定用光路から分岐した光路にア
ライメント用の受光素子を配置する。そして、分岐する
ことにより減少した測定用の光量は、光源の出力自体を
大きくして補う。
【0012】しかし、上述したKrFエキシマレーザ又
はArFエキシマレーザはパルス発振レーザである。こ
のため、これらエキシマレーザを光源として用いたPD
I型干渉計測装置においては、レンズ材料、コーティン
グ層及びピンホールパターン等へのレーザ照射によるダ
メージが予想される。このため、アライメント用の光路
を別途設け、かつ光源出力を大きくすると、レーザ照射
によるダメージはさらに大きくなってしまう。この結
果、アライメント用光路を別途設ける構成は採用するこ
とは困難である。
【0013】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、簡便な手順で、被検物の光学特性を測定する測
定方法に用いられる参照光のアライメントを行うことが
できるPDI型干渉計測装置、及びそのアライメント方
法、該装置を用いて製造された高精度投影レンズの製造
方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を、実施の形態を示す添付図面に対応づけて説明
すると、請求項1に記載の発明は、点光源生成手段10
1,102,103から生じた光であって、被検物10
4を経由した後に分離された2つの光束のうちの一方の
光である測定光と、他方の光であって、微小透過部10
6aを通過させることにより生じた球面波である参照光
とを互いに干渉させ、該干渉による位相差を検出するこ
とにより、前記被検物104の光学特性を計測する計測
方法に用いられる前記他方の光の前記微小透過部106
aに対するアライメント方法であって、前記微小透過部
106aと共役であるとともに、前記被検物104を透
過した光によって形成される集光点CP近傍に第1の反
射部材112(215)を配置する工程と、前記第1の
反射部材112(215)からの頂点反射光を検出する
とともに、前記反射光情報に基づいて前記第1の反射部
材112(215)の光軸方向の位置を調整する工程
と、を備えたアライメント方法を提供する。ここで、被
検面の光学特性とは、透過波面収差、反射波面収差、面
形状等をいう。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、点光源生
成手段101,102,103から生じた光であって、
被検物316の被検面からの反射光が分離された2つの
光束のうちの一方の光である測定光と、他方の光であっ
て、微小透過部106aを通過させることにより生じた
球面波である参照光とを互いに干渉させ、該干渉による
位相差を検出することにより、前記被検物316の光学
特性を計測する計測方法に用いられる前記他方の光の前
記微小透過部106aに対するアライメント方法であっ
て、前記微小透過部106aと共役であるとともに、前
記点光源生成手段101,102,103と前記被検物
316の間の光路中に配置された集光光学系110の集
光位置CPに第1の反射部材215を配置する工程と、
前記第1の反射部材215からの頂点反射光を検出する
とともに、前記反射光情報に基づいて前記第1の反射部
材215の光軸方向の位置を調整する工程と、を備えた
アライメント方法を提供する。
【0016】また、請求項3に記載のアライメント方法
は、前記第1の反射部材215に所定のパターン215
aが形成され、前記第1の反射部材215の前記所定の
パターン215aからの頂点反射光を検出するととも
に、前記反射光情報に基づいて、前記第1の反射部材2
15の光軸に対して直交する平面内の位置を調整する工
程と、を備えたことを特徴とする。
【0017】また、請求項4に記載のアライメント方法
は、前記第1の反射部材112の位置に基づいて、前記
被検物104を透過した光を折り返す第2の反射部材1
11の位置を調整する工程を備えたことを特徴とする。
【0018】また、請求項5に記載のアライメント方法
は、前記反射光を検出する際に、前記反射光を検出面に
集光させることを特徴とする。
【0019】また、請求項6に記載のアライメント方法
は、前記反射光情報が前記反射光により形成される干渉
縞の情報であることを特徴とする。ここで、干渉縞の情
報とは、干渉縞のコントラスト等をいう。
【0020】また、請求項7に記載のアライメント方法
は、前記微小透過部106aがピンホールであることを
特徴とする。
【0021】また、請求項8に記載の発明は、点光源生
成手段101,102,103と、被検物104を経由
した光を2つの光束に分離する光学素子105と、前記
光学素子105により分離された一方の光を通過させる
微小透過部106aを備えた部材106と、他方の光で
ある測定光と前記微小透過部106aを通過することに
より生じた球面波である参照光とを互いに干渉させ、該
干渉による位相差を検出する検出器107と、を備えた
点回折干渉計測装置において、前記微小透過部106a
と共役であるとともに前記被検物104によって形成さ
れる像点CP近傍に第1の反射部材112を備えたこと
を特徴とする点回折干渉計測装置を提供する。
【0022】また、請求項9に記載の点回折干渉計測装
置は、さらに、前記被検物104を透過した光を折り返
して再び前記被検物104に導く第2の反射部材111
を備えたことを特徴とする。
【0023】また、請求項10に記載の点回折干渉計測
装置は、前記第1の反射部材112と前記第2の反射部
材111とは、一体的に位置調整可能であることを特徴
とする。
【0024】また、請求項11に記載の発明は、点光源
生成手段101,102,103と、被検物316を経
由した光を2つの光束に分離する光学素子105と、前
記光学素子105により分離された一方の光を通過させ
る微小透過部106aを備えた部材106と、他方の光
である測定光と前記微小透過部106aを通過すること
により生じた球面波である参照光とを互いに干渉させ、
該干渉による位相差を検出する検出器107と、を備え
た点回折干渉装置において、前記点光源生成手段10
1,102,103と前記被検物316との間の光路中
に集光光学系110を備え、前記微小透過部106aと
共役であるとともに前記集光光学系110の集光点CP
近傍に第1の反射部材215を備えたことを特徴とする
点回折干渉計測装置を提供する。
【0025】また、請求項12に記載の点回折干渉計測
装置は、前記第1の反射部材112(215)は、挿脱
可能な機構MTを備えていることを特徴とする。
【0026】また、請求項13に記載の点回折干渉計測
装置は、前記第1の反射部材215は、所定のパターン
215aを備えていることを特徴とする。
【0027】また、請求項14に記載の点回折干渉計測
装置は、前記第1の反射部材215は、開口部C2を備
えていること特徴とする。
【0028】また、請求項15に記載の点回折干渉計測
装置は、前記微小透過部106aを備えた部材106と
前記検出器107の間の光路中に、前記参照光を前記検
出器107の検出面に集光させる補助光学系114を備
えていることを特徴とする。
【0029】また、請求項16に記載の点回折干渉計測
装置は、前記補助光学系114は、挿脱可能な機構を備
えていることを特徴とする。
【0030】また、請求項17に記載の点回折干渉計測
装置は、前記光学素子105が回折光学素子であること
を特徴とする。
【0031】また、請求項18に記載の点回折干渉計測
装置は、前記微小透過部106aを備えた部材106
は、前記測定光を素通し可能な大きさの透過部106b
を備えていることを特徴とする。
【0032】また、請求項19に記載の発明は、請求項
8から請求項18のいずれか一項に記載の点回折干渉計
測装置を用いて製造される高精度投影レンズの製造方法
を提供する。
【0033】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。
【0035】(第1実施形態)図1は第1実施形態にか
かる干渉計測装置の概略構成を示す図である。初めに被
検物104を測定する基本的構成を説明し、次にこの測
定のためのアライメントの手順を説明する。ここでは、
被検物104は複数のレンズから構成される投影レンズ
をいう。但し、これに限らず単体レンズ、複数のミラー
から構成される光学系にも適用される。
【0036】光源であるレーザ101は光源光を射出す
る。集光レンズ102は、光源光をピンホール103の
位置に集光する。ピンホール103を射出した光は、ほ
ぼ理想的な球面波と見なすことができる。レーザ101
と集光レンズ102とピンホール103により点光源生
成手段を形成する。ピンホール103からの球面波はコ
リメータレンズ108へ入射する。コリメータレンズ1
08は、ピンホール103からの光を略平行光束へ変換
する。コリメータレンズ108からの略平行光束は、ハ
ーフミラー109に入射する。ハーフミラー109は、
この略平行光束を対物レンズ110側へ反射する。対物
レンズ110は、略平行光束を一度位置P1に集光させ
た後、被検物104側へ発散させる。この発散光は被検
物104の104a側から入射する。
【0037】被検物104を透過した光は、104bか
ら射出して頂点反射位置(キャッツアイ・ポイント)C
Pに集光される。頂点反射位置CPに集光された光は、
発散光となって折り返し用の球面反射ミラー111に入
射する。
【0038】折り返し用の球面反射ミラー111は、後
述するアライメント手順により良好なコントラストの干
渉縞が形成される位置へ調整されている。
【0039】球面反射ミラー111からの反射光は、往
路と同様の光路を通過し、被検物104と対物レンズ1
10とを透過してハーフミラー109に再び入射する。
【0040】被検物104からの光は、今度はハーフミ
ラー109を透過する。ハーフミラー109を透過した
光は、集光レンズ113に入射する。集光レンズ113
は、入射光を集光位置P2へ集光するようにグレーティ
ング105側へ射出する。グレーティング105は、回
折作用により、入射光を参照光と被検光とに分離する。
分離された参照光は、マスク106に形成されているピ
ンホール106aを通過する。これにより、参照光は、
理想的な球面波に変換される。また、分離された被検光
は、マスク106に形成されている開口部106bを通
過する。
【0041】そして、参照光と被検光との干渉による干
渉縞が受光素子107の受光面に形成される。モニタM
Nは、この干渉縞を表示する。また、演算処理装置PC
は、受光素子107からの干渉縞の位相差信号に基づい
て被検物104の透過波面収差(デフォーカス項、チル
ト項を含む)を算出する。
【0042】(アライメント手順)次に、上記干渉計測
を行うための前段階として行うアライメント手順につい
て説明する。上記構成により良好なコントラストの干渉
縞が受光素子107の受光面上に形成されるためには、
被検光が集光レンズ113により集光された位置P2と
ピンホール106aの位置とが正確に一致していること
が必要である。
【0043】被検物104を他の被検物に代えると、そ
の被検物の位置及び被検物が有する収差特性により、集
光レンズ113による集光位置P2は、ピンホール10
6aの位置に対してデフォーカス等してしまう。ここ
で、上述したように、ピンホール106aの位置調整を
3次元的に正確かつ迅速に行うことは非常に困難であ
る。
【0044】さらに、干渉計測装置はその装置のキャリ
ブレーション(装置較正)を行っている。そして、各種
被検物104に対するキャリブレーションの同一性を維
持するために、キャリブレーション後に干渉計測装置の
内部の構成部品(例えば、ピンホール106a)の位置
等を調整しないことが望ましい。そこで以下に述べるア
ライメント手順を行う。
【0045】(1)高精度投影レンズ等の被検物104
を干渉計測装置の所定位置へ配置する。
【0046】(2)頂点反射用の平面反射ミラー112
を、被検物104の104b側の集光位置(頂点反射位
置)CP近傍の点線で示す位置へ挿入する。この状態で
は、集光レンズ113による集光位置P2は、ピンホー
ル106aの位置に対してデフォーカス(z方向)及び
シフト(x,y方向)しているため一致していない。
【0047】(3)マスク106と受光素子107との
間の点線で示す位置へ補助レンズ114を挿入する。補
助レンズ114は、ピンホール106aの位置と受光素
子107の受光面とを共役にする。即ち、補助レンズ1
14は、ピンホール106aからの光を位置P3へ集光
する。この構成により、受光面における光量検出感度を
向上させることができる。
【0048】(4)頂点反射用の平面反射ミラー112
を光軸であるz軸方向に沿って微少量ずつ移動(スキャ
ン)する。そして、平面反射ミラー112の移動に伴う
受光素子107の光量変動を検出する。
【0049】(5)受光素子107で検出された光量が
最も大きくなった状態で平面反射ミラー112を停止す
る。この状態で平面反射ミラー112の反射面と頂点反
射位置CPとは一致している。
【0050】(6)曲率半径が既知の球面反射ミラー1
11と平面反射ミラー112との相対的位置関係は予め
求められている。よって、平面反射ミラー112の光軸
z方向の位置が決まると、球面反射ミラー111を配置
する光軸z方向の位置が定まる。また、x,y方向の位
置決めは他の方法でアライメントする。
【0051】(7)補助レンズ114を光路外へ退避す
る。
【0052】(8)受光素子107の受光面に形成され
た干渉縞により干渉計測を行う。
【0053】上記アライメント手順においては、頂点反
射を利用している。頂点反射においては、平面反射ミラ
ー112の光軸z方向と垂直な方向(x,y方向)への
シフトは影響しない。このため、平面反射ミラー112
の光軸z方向の位置のみ考慮すれば良い。従って、平面
反射ミラー112の光軸z方向と垂直な方向(x,y方
向)の位置は厳密なアライメントは不要である。そし
て、この状態のまま、平面反射ミラー112を光軸z方
向に走査移動する。これにより、参照光の集光位置P2
とピンホール106aとの光軸z方向のアライメントを
行うことができる。
【0054】さらに、参照光又は被検光の光量変化をモ
ニタMNに表示することで、光軸z方向のアライメント
状態を観察することができる また、上記(1)から(8)まで述べたアライメント手
順では、受光素子107で検出されるピンホール106
aを通過してきた光量の変化を検出している。しかし、
アライメントは光量変化に基づくものに限られるもので
はない。例えば干渉縞のコントラスト等の干渉縞の情報
を検出することでもアライメントできる。以下、干渉縞
のコントラストに基づくアライメント手順を述べる。な
お、上記手順と重複する手順の説明は省略する。
【0055】平面反射ミラー112を光路中へ挿入した
状態で、ピンホール103を調整することでx,y方向
のアライメントを行うことができる。x,y方向のアラ
イメントが行われると、補助レンズ114を光路中へ挿
入しない場合でも、受光素子107の受光面上で干渉縞
が形成される。次に、平面反射ミラー112を光軸z方
向に走査移動する。受光素子107は、この走査移動に
伴う干渉縞のコントラストの変化を検出する。次に、干
渉縞のコントラストが最も大きくなる平面反射ミラー1
12の位置を求める。次に、平面反射ミラー112に対
して相対的位置が既知の球面反射ミラー111の位置を
定める。そして、平面反射ミラー112を光路から退避
する。最後に、被検物104の干渉計測を行う。
【0056】また、演算処理装置PCで干渉縞を解析す
れば、干渉縞の情報から被検波のフォーカス成分やチル
ト成分を含む波面収差を算出することができる。このた
め、参照波生成用の光束の集光位置P2とピンホール1
06aとのアライメントをさらに精度良く行うことがで
きる。
【0057】なお、好ましくは、受光素子107の受光
面において、参照光と被検光とを干渉させるときに、参
照光と被検光とをそれぞれ平行光束にした状態で干渉さ
せることが望ましい。平行光束の状態で干渉させると、
被検物104である高精度投影レンズ内の絞りSと受光
素子107の受光面とを共役にできる。この結果、絞り
Sのエッジ部分eの回折の影響を低減できる。
【0058】(第2実施形態)図2(A)は、第2実施
形態にかかる干渉計測装置の概略構成を示す図である。
本実施形態では、平面反射ミラー215の構成が上記第
1実施形態と異なる。その他の構成は上記第1実施形態
と同一であり、同一部分には同様の符号を用い、重複す
る説明は省略する。
【0059】図2(B)に示す本実施形態の平面反射ミ
ラー215は、その反射面に幅10μm程度の反射率が
低い、又は反射率が略ゼロのリング状パターン215a
を有している。平面反射ミラー215の光軸z方向の位
置決め手順は上記第1実施形態と同様である重複する手
順の説明は省略する。本実施形態では、リング状パター
ン215aを用いて、さらに平面反射ミラー215と頂
点反射位置CPとのx,y方向の位置決めを行うことが
できる。
【0060】まず、平面反射ミラー215の光軸z方向
のアライメントを上記第1実施形態で述べた手順で行
う。次に、モータMTは、平面反射ミラー215をxy
面内で走査移動する。頂点反射位置CPをリング状パタ
ーン215aが横切ると、該パターンからの反射光量が
減少する。このため、受光素子107の受光量が大きく
減少する。この時の、平面反射ミラー215の位置を第
1位置座標として演算処理装置内の記憶部(不図示)に
記憶する。
【0061】さらに、モータMTを駆動して、平面反射
ミラー215のxy面内での走査移動を続ける。そし
て、受光素子107の受光量が大きく減少するときの平
面反射ミラー215の第2位置座標、第3位置座標を検
出する。演算処理装置内の記憶部(不図示)は、第2位
置座標、第3位置座標を記憶する。そして、演算処理装
置PCは、第1〜第3位置座標の3つのデータに基づい
て、リング状パターン215aの中心位置Cと頂点反射
位置CPとを一致させるアライメントを行うことができ
る。
【0062】そして、上記第1実施形態と同様に、平面
反射ミラー215と球面反射ミラー111との相対的位
置関係は既知である。よって、平面反射ミラー215の
xyz座標における位置が決まると、球面反射ミラー1
11の位置を定めることができる。この結果、良好なコ
ントラストの干渉縞を得ることができる。
【0063】また、本実施形態の変形例として、図2
(C)に示す構成の平面反射ミラー215を用いること
もできる。平面反射ミラー215は、球面反射ミラー1
11と一体的に使用することができる。本変形例では、
幅10μm程度の低反射率のリング状パターン215a
の構成は第2実施形態と同様である。そして、中心に直
径が約数mmの円形開口C2を有している点が異なる。
【0064】上記第1実施形態と同様に、光軸z方向の
頂点反射位置CPと平面反射鏡215とのアライメント
を行う。ここで、平面反射鏡215の中心近傍へ入射し
た光は、円形開口C2を通過する。通過した光は、平面
反射鏡215と一体的に移動する球面反射ミラー111
に入射し、反射する。そして、この光は、再度平面反射
ミラー215の中心開口C2から射出する。ここで、球
面反射ミラー111の曲率半径中心位置と平面反射ミラ
ー215の中心開口C2の中心とが一致するように一体
的に移動する。かかる構成により、頂点反射位置CPと
平面反射ミラー215との光軸z方向のアライメントを
行うことができる。
【0065】次に、平面反射ミラー215を頂点反射位
置CPに対してx,y方向にアライメントする。このア
ライメントは、まず上記第2実施形態で述べたのと同様
に、平面反射ミラー215をxy面内で走査移動して、
リング状パターン215aを頂点反射位置CPが横切る
少なくとも3箇所の位置座標を求める。この際、中心開
口C2が頂点反射位置CPを横切る場合も受光素子10
7における光量が減少する。しかし、リング状パターン
215a(幅約10μm)と中心開口C2(直径数m
m)とでは、その大きさが全く異なる。このため、光量
が減少している時間が異なる。従って,頂点反射位置C
Pが、リング状パターンを横切っている場合か、又は中
心開口C2を横切っている場合かは容易に識別できる。
よって、平面反射ミラー215のx,y方向のアライメ
ントも行うことができる。
【0066】本変形例では、上述のように平面反射ミラ
ー215と球面反射ミラー111とが一体的に構成され
ている。このため、平面反射ミラー215のx,y,z方
向のアライメントが終了した時点で、すぐに干渉計測を
行うことができる。
【0067】(第3実施形態)図3(A)は、第3実施
形態にかかる干渉計測装置の概略構成を示す図である。
基本的な構成は上記第1実施形態及び第2実施形態と同
一であり、同一部分には同様の符号を用い、重複する説
明は省略する。
【0068】上記第1実施形態及び第2実施形態では、
被検物104が高精度投影レンズであり、透過波面を計
測しているのに対し、本実施形態では被検物104が球
面ミラー316単体であり、反射波面を計測している点
が異なる。
【0069】反射型の被検物の場合は、図3(B)にそ
の構成を示す平面反射ミラー215を対物レンズ110
の集光位置(頂点反射位置)CPに配置する。そして、
上記第2実施形態で述べたのと同様の手順でx,y,z方
向のアライメントを行う。その後、平面反射ミラー21
5との相対的位置関係が予め求められている反射型の球
面ミラー316を配置する。これにより、球面ミラー3
16からの反射波面の波面収差を簡便に干渉計測でき
る。
【0070】また、上記各実施形態で述べた干渉計測装
置を用いることで、投影レンズの波面収差を簡便に干渉
計測できる。このため、高精度な投影レンズを製造する
ことができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、簡便な手順で、被
検面と干渉計測装置とのアライメントを行うことできる
PDI型干渉計測装置、及びそのアライメント方法、該
装置を用いて製造された高精度投影レンズ系の製造方法
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるPDI型干渉測
定装置を示す概略構成図である。
【図2】(A),(B),(C)は、本発明の第2実施形
態にかかるPDI型干渉測定装置を示す概略構成図であ
る。
【図3】(A),(B)は、本発明の第3実施形態にか
かるPDI型干渉測定装置を示す概略構成図である。
【図4】従来のPDI型干渉計測装置の例を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
101,1 レーザ光源 102,2 集光レンズ 103,3 ピンホール 104,4 被検物 105,5 グレーティング 106,6 マスク 106a,6a ピンホール 106b,6b 開口部 107,7 受光素子 108 コリメータレンズ 109 ハーフミラー 110 対物レンズ 111 折り返し反射球面ミラー 112,215 頂点反射用の平面反射ミラー 113 集光レンズ 114 補助レンズ 215a アライメントパターン 316 反射型被検物 PC 演算処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 良介 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 中村 良次 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 2F064 AA06 BB04 FF01 GG00 GG12 GG15 GG22 GG58 JJ01 2F065 AA02 AA03 AA04 AA20 BB05 BB22 CC22 EE00 FF52 GG04 GG12 HH13 HH15 JJ08 LL00 LL04 LL12 LL19 LL30 LL42 TT02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点光源生成手段から生じた光であって、被
    検物を経由した後に分離された2つの光束のうちの一方
    の光である測定光と、 他方の光であって、微小透過部を通過させることにより
    生じた球面波である参照光とを互いに干渉させ、該干渉
    による位相差を検出することにより、前記被検物の光学
    特性を計測する計測方法に用いられる前記他方の光の前
    記微小透過部に対するアライメント方法であって、 前記微小透過部と共役であるとともに、前記被検物を透
    過した光によって形成される集光点近傍に第1の反射部
    材を配置する工程と、 前記第1の反射部材からの頂点反射光を検出するととも
    に、前記反射光情報に基づいて前記第1の反射部材の光
    軸方向の位置を調整する工程と、を備えたアライメント
    方法。
  2. 【請求項2】点光源生成手段から生じた光であって、被
    検物の被検面からの反射光が分離された2つの光束のう
    ちの一方の光である測定光と、 他方の光であって、微小透過部を通過させることにより
    生じた球面波である参照光とを互いに干渉させ、該干渉
    による位相差を検出することにより、前記被検物の光学
    特性を計測する計測方法に用いられる前記他方の光の前
    記微小透過部に対するアライメント方法であって、 前記微小透過部と共役であるとともに、前記点光源生成
    手段と前記被検物の間の光路中に配置された集光光学系
    の集光位置に第1の反射部材を配置する工程と、 前記第1の反射部材からの頂点反射光を検出するととも
    に、前記反射光情報に基づいて前記第1の反射部材の光
    軸方向の位置を調整する工程と、を備えたアライメント
    方法。
  3. 【請求項3】前記第1の反射部材に所定のパターンが形
    成され、前記第1の反射部材の前記所定のパターンから
    の頂点反射光を検出するとともに、前記反射光情報に基
    づいて、前記第1の反射部材の光軸に対して直交する平
    面内の位置を調整する工程と、を備えた請求項1又は請
    求項2に記載のアライメント方法。
  4. 【請求項4】前記第1の反射部材の位置に基づいて、前
    記被検物を透過した光を折り返す第2の反射部材の位置
    を調整する工程を備えた請求項1又は請求項3に記載の
    アライメント方法。
  5. 【請求項5】前記反射光を検出する際に、前記反射光を
    検出面に集光させることを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれか一項に記載のアライメント方法。
  6. 【請求項6】前記反射光情報が前記反射光により形成さ
    れる干渉縞の情報であることを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれか一項に記載のアライメント方法。
  7. 【請求項7】前記微小透過部がピンホールであることを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載
    のアライメント方法。
  8. 【請求項8】点光源生成手段と、 被検物を経由した光を2つの光束に分離する光学素子
    と、 前記光学素子により分離された一方の光を通過させる微
    小透過部を備えた部材と、 他方の光である測定光と前記微小透過部を通過すること
    により生じた球面波である参照光とを互いに干渉させ、
    該干渉による位相差を検出する検出器と、を備えた点回
    折干渉計測装置において、 前記微小透過部と共役であるとともに前記被検物によっ
    て形成される像点近傍に第1の反射部材を備えたことを
    特徴とする点回折干渉計測装置。
  9. 【請求項9】さらに、前記被検物を透過した光を折り返
    して再び前記被検物に導く第2の反射部材を備えたこと
    を特徴とする請求項8に記載の点回折干渉計測装置。
  10. 【請求項10】前記第1の反射部材と前記第2の反射部
    材とは、一体的に位置調整可能であることを特徴とする
    請求項8又は請求項9に記載の点回折干渉計測装置。
  11. 【請求項11】点光源生成手段と、 被検物を経由した光を2つの光束に分離する光学素子
    と、 前記光学素子により分離された一方の光を通過させる微
    小透過部を備えた部材と、 他方の光である測定光と前記微小透過部を通過すること
    により生じた球面波である参照光とを互いに干渉させ、
    該干渉による位相差を検出する検出器と、を備えた点回
    折干渉計測装置において、 前記点光源生成手段と前記被検物との間の光路中に集光
    光学系を備え、 前記微小透過部と共役であるとともに前記集光光学系の
    集光点近傍に第1の反射部材を備えたことを特徴とする
    点回折干渉計測装置。
  12. 【請求項12】前記第1の反射部材は、挿脱可能な機構
    を備えていることを特徴とする請求項7から請求項11
    のいずれか一項に記載の点回折干渉計測装置。
  13. 【請求項13】前記第1の反射部材は、所定のパターン
    を備えていることを特徴とする請求項8から請求項12
    のいずれか一項に記載の点回折干渉計測装置。
  14. 【請求項14】前記第1の反射部材は、開口部を備えて
    いること特徴とする請求項8から請求項13のいずれか
    一項に記載の点回折干渉計測装置。
  15. 【請求項15】前記微小透過部を備えた部材と前記検出
    器の間の光路中に、 前記参照光を前記検出器の検出面に集光させる補助光学
    系を備えていることを特徴とする請求項8から請求項1
    4のいずれか一項に記載の点回折干渉計測装置。
  16. 【請求項16】前記補助光学系は、挿脱可能な機構を備
    えていることを特徴とする請求項15に記載の点回折干
    渉計測装置。
  17. 【請求項17】前記光学素子が回折光学素子であること
    を特徴とする請求項8から請求項16のいずれか一項に
    記載の点回折干渉計測装置。
  18. 【請求項18】前記微小透過部を備えた部材は、前記測
    定光を素通し可能な大きさの透過部を備えていることを
    特徴とする請求項8から請求項17のいずれか一項に記
    載の点回折干渉計測装置。
  19. 【請求項19】請求項8から請求項18のいずれか一項
    に記載の点回折干渉計測装置を用いて製造される高精度
    投影レンズの製造方法。
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