JP2002295696A - トラニオン型ボールバルブ - Google Patents
トラニオン型ボールバルブInfo
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Abstract
を発揮しうるトラニオン型ボール弁を提供する。 【解決手段】 ボディ1におけるボール弁体4が収容さ
れるキャビティ2と流路5との接続部に、シートリテー
ナ8を流路5の軸線方向に摺動しうるようにして設ける
とともに、ボディ1とシートリテーナ8の外側面との間
に、シールリング12を設け、ボール弁体4が閉の状態
において、キャビティ2内の流体圧力が流路内よりも高
いときには、シールリング12が縮径して、そのシール
点が、シートリテーナ8に設けたリング状シート11と
ボール弁体4とのシール点よりも径方向の内方となり、
かつ流路内の流体圧力がキャビティ2内の圧力よりも高
いときには、シールリング12が拡径して、そのシール
点が、シートリテーナ8に設けたリング状シート11と
ボール弁体4とのシール点よりも径方向の外方となるよ
うにする。
Description
部を備えるトラニオン型ボールバルブに関する。
ルバルブの代表的なものの要部を示す。
ティ(22)内には、ステム(23)と一体をなすボール弁体(2
4)が装入され、かつキャビティ(22)と流路(25)との接続
部には、それぞれ異なる構成のシール部(30)(40)(50)が
設けられている。
である。
ィ(22)と流路(25)との接続部に、外側方からキャビティ
(22)の中心側へ向かって、流路(25)の軸線を中心とし、
かつ順次大径となる第1〜第4の4個の段孔(31)(32)(3
3)(34)を設けてある。
ーナ(35)が摺動自在に嵌合され、シートリテーナ(35)の
外周面は第2の段孔(32)に、同じく内周において外側方
へ延びている環状片(35a)の外側端部の外周面は、第1
の段孔(31)に摺動自在に当接している。
を向く環孔(35b)が設けられ、この環孔(35b)内には、リ
ング状シート(36)が嵌合されている。
径方向に外方へ突出する係止突縁(35c)が形成され、外
周縁が第4の段孔(34)の内側角部に当接係止している環
状板ばね(37)の内周縁を、係止突縁(35c)の外側面に当
接係止して、シートリテーナ(35)を内側方へ付勢してい
る。
(35)の外側方には、Oリング(38)が嵌合されている。
である。
ィ(22)と流路(25)の接続部には、外側方から順次大径と
なる第1〜第3の3個の段孔(41)(42)(43)が設けられて
いる。
ング状シート(44)を備えるシートリテーナ(45)を第1の
段孔(41)へ嵌合し、シートリテーナ(45)の外周面内側端
に設けた外周方向へ突出する係止突縁(45a)の外側と第
3の段孔(43)とにまたがって、環状板ばね(46)を係止し
てある。
ナ(45)の内周における環状片(45a)の外周には、Oリン
グリテーナ(47)を軸線方向に摺動自在に嵌合し、かつO
リングリテーナ(47)の内外周面に設けた保持溝には、環
状片(45a)の外周面、および第1の段孔(41)の内周面と
の間をシールするOリング(48)(49)を嵌挿してある。
である。
ィ(22)と流路(25)との接続部には、外側方から、順次大
径となる第1〜第3の3個の段孔(51)(52)(53)を設けて
ある。
トリテーナ(55)を第1の段孔(51)へ嵌合し、シートリテ
ーナ(55)の外周面内側端に設けた外周方向へ突出する係
止突縁(55a)の外側と第3の段孔(53)にまたがって、環
状板ばね(56)を係止してある。
溝には、シートリテーナ(55)と第1の段孔(51)との間を
シールするOリング(57)が嵌合されている。
におけるキャビティ(22)内および流路(25)内の流体の圧
力を受けるべき面積の差を所要に定めてあることによ
り、流路(25)内またはキャビティ(22)内の流体の圧力差
に応じて、リング状シート(36)(44)(54)をボール状弁体
(24)へ押し付けてシールしたり、リング状シートをボー
ル状弁体(24)から離して、キャビティ(22)の圧力を逃が
したりすることができる。
ものは、いずれも、部品点数が多くて、構造が複雑であ
り、ひいてはコスト高となるのを免がれ得なかった。
み、構造が極めて簡単で、安価に製造しうるにもかかわ
らず、従来のものと同様の機能を発揮しうるようにした
トラニオン型ボールバルブを提供することを目的とする
ものである。
ると、次のようにして解決される。 (1) ボディにおけるボール弁体が収容されるキャビテ
ィと流路との接続部に、シートリテーナを流路の軸線方
向に摺動しうるようにして設けるとともに、ボディとシ
ートリテーナの外側面との間に、シールリングを設け、
ボール弁体が閉の状態において、キャビティ内の流体圧
力が流路内よりも高いときには、前記シールリングが縮
径して、そのシール点が、シートリテーナに設けたリン
グ状シートとボール弁体とのシール点よりも径方向の内
方となり、かつ流路内の流体圧力がキャビティ内の圧力
よりも高いときには、前記シールリングが拡径して、そ
のシール点が、シートリテーナに設けたリング状シート
とボール弁体とのシール点よりも径方向の外方となるよ
うにする。
流路との接続部に段孔を設け、この段孔にシートリテー
ナを摺動自在に設ける。
の圧力は、段孔の内周面とシートリテーナの外周面との
間を経て、シートリテーナの外側面へ伝えられるように
する。
(1)のキャビティ(2)内には、ステム(3)と一体をなす
ボール弁体(4)が装入されている。
は、外側方からキャビティ(2)の中心側へ向かって、流
路の軸線を中心とし、かつ順次大径となる第1、第2の
段孔(6)(7)が形成されている。
ーナ(8)が摺動自在に嵌合され、シートリテーナ(8)の
内周において外側方へ延びている環状片(9)の外側端部
の外周面は、第1の段孔(6)の内周面に摺動自在に当接
している。
を向く環孔(10)が設けられ、環孔(10)内には、リング状
シート(11)が嵌合されている。
(7)の内側面との間には、ゴム等よりなる拡径可能なシ
ールリング(12)が、やや収縮状態で嵌入されている。
グ(12)が内周方向に最大限変形して環状片(9)に当接し
ている際における、シールリング(12)と第2の段孔(7)
の内側面およびシートリテーナ(8)の外側面との当接部
であるシール点と、流路(5)の中心までの半径を(A)、
リング状シート(11)とボール弁体(4)との当接部と流路
(5)の中心までの半径を(B)、図2に示すように、シー
ルリング(12)が外周方向に最大限変形して、第2の段孔
(7)の内側面に当接している際のシール点と、流路(5)
の中心までの半径を(C)とすると、C>B>Aとなるよ
うにしてある。
ビティ(2)内の流体圧力が、流路(5)内の圧力よりも高
い場合、図1に示すように、キャビティ(2)内の圧力
は、第2の段孔(7)の内周面とシートリテーナ(8)の外
周面との間を経て、シートリテーナ(8)の外側面に作用
する。
体(4)方向へ押されるとともに、シールリング(12)は求
心方向に収縮し、環状片(9)に当接するとともに、第2
の段孔(7)とシートリテーナ(8)の外側面で挾圧され
る。
シートリテーナ(8)は、流路(5)内の流体の圧力によっ
て、キャビティ(2)方向に押され、リング状シート(11)
はボール弁体(4)を押圧する。
ィ(2)内の圧力よりも高くなると、図2に示すように、
シールリング(12)は拡径させられて、第2の段孔(7)の
内周面に当接するとともに、第2の段孔(7)の内側面と
シートリテーナ(8)の外側面との間で挾圧される。
トリテーナ(8)は、流路(5)内の流体によってボール弁
体(4)を押圧する。
にも拘わらず、キャビティ内および流路内の流体の圧力
によって、高いシール性が得られる。
態の要部を、キャビティ内の圧力が流路内の圧力より高
い状態において略示する縦断面図である。
り低い状態における縦断面図である。
的な例の要部を示す縦断面図である。
的な例の要部を示す縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボディにおけるボール弁体が収容される
キャビティと流路との接続部に、シートリテーナを流路
の軸線方向に摺動しうるようにして設けるとともに、ボ
ディとシートリテーナの外側面との間に、シールリング
を設け、ボール弁体が閉の状態において、キャビティ内
の流体圧力が流路内よりも高いときには、前記シールリ
ングが縮径して、そのシール点が、シートリテーナに設
けたリング状シートとボール弁体とのシール点よりも径
方向の内方となり、かつ流路内の流体圧力がキャビティ
内の圧力よりも高いときには、前記シールリングが拡径
して、そのシール点が、シートリテーナに設けたリング
状シートとボール弁体とのシール点よりも径方向の外方
となるようにしたことを特徴とするトラニオン型ボール
バルブ。 - 【請求項2】 キャビティと流路との接続部に段孔を設
け、この段孔にシートリテーナを摺動自在に設けてなる
請求項1記載のトラニオン型ボールバルブ。 - 【請求項3】 キャビティ内の圧力は、段孔の内周面と
シートリテーナの外周面との間を経て、シートリテーナ
の外側面へ伝えられるようにしたことを特徴とする請求
項2記載のトラニオン型ボールバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001096853A JP2002295696A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | トラニオン型ボールバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001096853A JP2002295696A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | トラニオン型ボールバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002295696A true JP2002295696A (ja) | 2002-10-09 |
Family
ID=18950723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001096853A Pending JP2002295696A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | トラニオン型ボールバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002295696A (ja) |
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-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001096853A patent/JP2002295696A/ja active Pending
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