JP2002294758A - 作業機用の油圧回路 - Google Patents
作業機用の油圧回路Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーカ仕様に切換容易な油圧ショベルの作
業機用の油圧回路を提供する。 【解決手段】 方向切換弁(6g)と作業機(10)を接続する
他側回路(12)上に、作業機(10)がブレーカ(10a)の時に
リリーフ圧を低圧にする圧力可変式安全弁(30)を設け、
一側回路(11)上に、ブレーカ(10a)の戻り油をオイルタ
ンク(4)にドレンする回路に切り換える３方向切換弁(3
4)を設ける。パイロット圧力比例制御弁(20)のパイロッ
ト元圧回路(22)と、圧力可変安全弁(30)及び３方向切換
弁(34)とを接続するパイロット回路(35)上には、圧力可
変式安全弁(30)と３方向切換弁(34)とを作動する電磁回
路切換弁(45)を設ける。パイロット元圧回路(22)上には
方向切換弁(6g)に加わるパイロット圧を制御する電磁比
例圧力制御弁(51)を設ける。
業機用の油圧回路を提供する。 【解決手段】 方向切換弁(6g)と作業機(10)を接続する
他側回路(12)上に、作業機(10)がブレーカ(10a)の時に
リリーフ圧を低圧にする圧力可変式安全弁(30)を設け、
一側回路(11)上に、ブレーカ(10a)の戻り油をオイルタ
ンク(4)にドレンする回路に切り換える３方向切換弁(3
4)を設ける。パイロット圧力比例制御弁(20)のパイロッ
ト元圧回路(22)と、圧力可変安全弁(30)及び３方向切換
弁(34)とを接続するパイロット回路(35)上には、圧力可
変式安全弁(30)と３方向切換弁(34)とを作動する電磁回
路切換弁(45)を設ける。パイロット元圧回路(22)上には
方向切換弁(6g)に加わるパイロット圧を制御する電磁比
例圧力制御弁(51)を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機アームの先
端部に設けられたフロントリンク機構にブレーカを含む
複数の作業機を交換可能に取り付けられる油圧ショベル
の作業機用の油圧回路に関する。
端部に設けられたフロントリンク機構にブレーカを含む
複数の作業機を交換可能に取り付けられる油圧ショベル
の作業機用の油圧回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】油圧ショベルの作業機アームの先端部に
設けられたフロントリンク機構には、各種の作業機が着
脱可能に連結される。作業機の代表例としてはバケット
があるが、その他にブレーカ、クラッシャ、ブレード、
２ピースブーム、回転アーム等がある。
設けられたフロントリンク機構には、各種の作業機が着
脱可能に連結される。作業機の代表例としてはバケット
があるが、その他にブレーカ、クラッシャ、ブレード、
２ピースブーム、回転アーム等がある。
【０００３】図２に従来の油圧ショベルの油圧回路の一
例を示す。図２において、１個あるいは複数個の可変容
量型油圧ポンプ１（本例では１個）の吐出回路２には方
向切換弁群６が接続され、又、方向切換弁群６はドレン
回路３と接続している。４はオイルタンク、５はストレ
ーナである。方向切換弁群６は方向切換弁６ａ〜６ｇよ
りなり、方向切換弁６ａは図示しない作業機アームシリ
ンダに、方向切換弁６ｂは図示しない右走行モータに、
方向切換弁６ｃは図示しない旋回モータにそれぞれ接続
している。又、方向切換弁６ｄは図示しない作業機ブー
ムシリンダに、方向切換弁６ｅは左走行モータに、方向
切換弁６ｆは図示しない作業機バケットシリンダにそれ
ぞれ接続している。そして、方向切換弁６ｇは、図示し
ないフロントリンク機構に着脱自在なブレーカやクラッ
シャ等の作業機１０に、一側回路１１及び他側回路１２
を介して接続している。方向切換弁６ｇはＡ，Ｂ，Ｃの
３位置を有し、Ａ位置とＣ位置とで回路が切り換わり、
Ｂ位置は保持である。Ａ位置とＣ位置では吐出回路２上
に絞り７，７が設けられ、吐出回路２上にはロードセン
シング弁８が設けられていてロードセンシング制御回路
を構成している。なお、本図では方向切換弁６ｇ以外は
回路構成の図示は省略してあるが、他の方向切換弁６ａ
〜６ｆも同様の構成となっている。一側回路１１及び他
側回路１２にはそれぞれ高圧安全弁１３，１３（例えば
リリーフ圧２５０kg/cm2）が設けられている。一側回路
１１上には、作業機１０と方向切換弁６ｇとを接続する
回路と、作業機１０とオイルタンク４とを接続するドレ
ン回路３ａとを切り換える手動のロータリ式の第１回路
切換弁6０が設けられている。他側回路１２上には、低
圧安全弁６１（例えばリリーフ圧２１０kg/cm2）と接続
する回路６２との回路の開閉を切り換える手動のロータ
リ式の第２回路切換弁６３が設けられている。パイロッ
ト圧力比例制御弁２０のパイロット元圧回路２２は、可
変容量型油圧ポンプ(1)の吐出回路２と自己減圧弁２３
を介して接続している。パイロット圧力比例制御弁２０
と方向切換弁６ｇとは、第１パイロット圧回路２４と第
２パイロット回路２５とにより接続している。パイロッ
ト圧力制御弁２０の操作レバー２１を操作すると、操作
量に比例して第１パイロット圧回路２４又は第２パイロ
ット圧回路２５のパイロット圧が変化し、方向切換弁６
ｇのストロークを制御する。これにより、作動油の流量
はパイロット圧に比例して変わるようになっている。パ
イロット圧力比例制御弁２０の操作レバー２１には操作
ペダル２６が取り付けられており、操作ペダル２６の下
方にはペダルストローク調整用の調整ボルト６４が設け
られている。すなわち、ペダルストロークを調整するこ
とにより操作レバー２１の操作量が調整され、作動油の
流量が調整される。
例を示す。図２において、１個あるいは複数個の可変容
量型油圧ポンプ１（本例では１個）の吐出回路２には方
向切換弁群６が接続され、又、方向切換弁群６はドレン
回路３と接続している。４はオイルタンク、５はストレ
ーナである。方向切換弁群６は方向切換弁６ａ〜６ｇよ
りなり、方向切換弁６ａは図示しない作業機アームシリ
ンダに、方向切換弁６ｂは図示しない右走行モータに、
方向切換弁６ｃは図示しない旋回モータにそれぞれ接続
している。又、方向切換弁６ｄは図示しない作業機ブー
ムシリンダに、方向切換弁６ｅは左走行モータに、方向
切換弁６ｆは図示しない作業機バケットシリンダにそれ
ぞれ接続している。そして、方向切換弁６ｇは、図示し
ないフロントリンク機構に着脱自在なブレーカやクラッ
シャ等の作業機１０に、一側回路１１及び他側回路１２
を介して接続している。方向切換弁６ｇはＡ，Ｂ，Ｃの
３位置を有し、Ａ位置とＣ位置とで回路が切り換わり、
Ｂ位置は保持である。Ａ位置とＣ位置では吐出回路２上
に絞り７，７が設けられ、吐出回路２上にはロードセン
シング弁８が設けられていてロードセンシング制御回路
を構成している。なお、本図では方向切換弁６ｇ以外は
回路構成の図示は省略してあるが、他の方向切換弁６ａ
〜６ｆも同様の構成となっている。一側回路１１及び他
側回路１２にはそれぞれ高圧安全弁１３，１３（例えば
リリーフ圧２５０kg/cm2）が設けられている。一側回路
１１上には、作業機１０と方向切換弁６ｇとを接続する
回路と、作業機１０とオイルタンク４とを接続するドレ
ン回路３ａとを切り換える手動のロータリ式の第１回路
切換弁6０が設けられている。他側回路１２上には、低
圧安全弁６１（例えばリリーフ圧２１０kg/cm2）と接続
する回路６２との回路の開閉を切り換える手動のロータ
リ式の第２回路切換弁６３が設けられている。パイロッ
ト圧力比例制御弁２０のパイロット元圧回路２２は、可
変容量型油圧ポンプ(1)の吐出回路２と自己減圧弁２３
を介して接続している。パイロット圧力比例制御弁２０
と方向切換弁６ｇとは、第１パイロット圧回路２４と第
２パイロット回路２５とにより接続している。パイロッ
ト圧力制御弁２０の操作レバー２１を操作すると、操作
量に比例して第１パイロット圧回路２４又は第２パイロ
ット圧回路２５のパイロット圧が変化し、方向切換弁６
ｇのストロークを制御する。これにより、作動油の流量
はパイロット圧に比例して変わるようになっている。パ
イロット圧力比例制御弁２０の操作レバー２１には操作
ペダル２６が取り付けられており、操作ペダル２６の下
方にはペダルストローク調整用の調整ボルト６４が設け
られている。すなわち、ペダルストロークを調整するこ
とにより操作レバー２１の操作量が調整され、作動油の
流量が調整される。
【０００４】次に、作業機１０の作動について説明す
る。図２はブレーカ以外の作業機を取り付けた場合の回
路を示している。すなわち、一側回路１１は作業機１０
と方向切換弁６ｇとを接続し、一側回路１１及び他側回
路１２は高圧安全弁１３，１３に接続している。作業機
１０を作動する場合には、操作ペダル２６を前後方向に
踏み込んでパイロット圧力比例制御弁２０を操作する。
この場合、操作ペダル２６の微調整は困難なため、一般
には操作ペダル２６はストロークエンドまで踏み込まれ
る。操作ペダル２６のストロークに比例してパイロット
油圧は方向切換弁６ｇに作用し、Ａ位置又はＣ位置に移
動する。一般の作業機の場合には、調整ボルト６４は短
く調整され、操作ペダル２６のストロークは十分に大き
く設定され、方向切換弁６ｇの流量は最大の状態で使用
される。可変容量型油圧ポンプ１の圧油は作業機１０に
送られ、戻り油は方向切換弁６ｇを介してオイルタンク
４に戻される。本回路は前述のようにロードセンシング
制御回路を構成しているため、動力損失の少ない、効率
的な作動が行われる。
る。図２はブレーカ以外の作業機を取り付けた場合の回
路を示している。すなわち、一側回路１１は作業機１０
と方向切換弁６ｇとを接続し、一側回路１１及び他側回
路１２は高圧安全弁１３，１３に接続している。作業機
１０を作動する場合には、操作ペダル２６を前後方向に
踏み込んでパイロット圧力比例制御弁２０を操作する。
この場合、操作ペダル２６の微調整は困難なため、一般
には操作ペダル２６はストロークエンドまで踏み込まれ
る。操作ペダル２６のストロークに比例してパイロット
油圧は方向切換弁６ｇに作用し、Ａ位置又はＣ位置に移
動する。一般の作業機の場合には、調整ボルト６４は短
く調整され、操作ペダル２６のストロークは十分に大き
く設定され、方向切換弁６ｇの流量は最大の状態で使用
される。可変容量型油圧ポンプ１の圧油は作業機１０に
送られ、戻り油は方向切換弁６ｇを介してオイルタンク
４に戻される。本回路は前述のようにロードセンシング
制御回路を構成しているため、動力損失の少ない、効率
的な作動が行われる。
【０００５】次に、作業機１０がブレーカ１０ａの場合
の回路及び作動について説明する。ブレーカ１０ａの場
合には、外部からの塵埃や異物等が侵入する恐れがある
ため、戻り油は方向切換弁６ｇを介さずに直接オイルタ
ンク４に戻す必要がある。又、許容圧力が他の作業機の
許容圧力より低い場合や、必要流量が少ない場合が多
い。図３は作業機１０をブレーカ１０ａに付け替えた場
合のブレーカ回路部分の油圧回路図である。図３におい
て、第１回路切換弁６０を切り換えてブレーカ１０ａと
オイルタンク４とをドレン回路３ａを介して直接接続
し、第２回路切換弁６３を切り換えて他側回路１２と低
圧安全弁６１とを接続する。又、操作ペダル２６の調整
ボルト６４のセット長さを長く調整して操作ペダル２６
のストロークを調整し、ブレーカ１０ａへの流量をブレ
ーカ１０ａの必要流量に合わせて低減する。これにより
ブレーカ１０ａへの圧油の供給量及び最高圧力は低減さ
れ、ブレーカ１０ａからの戻り油は方向切換弁６ｇを介
さずに、直接オイルタンク４に戻される。
の回路及び作動について説明する。ブレーカ１０ａの場
合には、外部からの塵埃や異物等が侵入する恐れがある
ため、戻り油は方向切換弁６ｇを介さずに直接オイルタ
ンク４に戻す必要がある。又、許容圧力が他の作業機の
許容圧力より低い場合や、必要流量が少ない場合が多
い。図３は作業機１０をブレーカ１０ａに付け替えた場
合のブレーカ回路部分の油圧回路図である。図３におい
て、第１回路切換弁６０を切り換えてブレーカ１０ａと
オイルタンク４とをドレン回路３ａを介して直接接続
し、第２回路切換弁６３を切り換えて他側回路１２と低
圧安全弁６１とを接続する。又、操作ペダル２６の調整
ボルト６４のセット長さを長く調整して操作ペダル２６
のストロークを調整し、ブレーカ１０ａへの流量をブレ
ーカ１０ａの必要流量に合わせて低減する。これにより
ブレーカ１０ａへの圧油の供給量及び最高圧力は低減さ
れ、ブレーカ１０ａからの戻り油は方向切換弁６ｇを介
さずに、直接オイルタンク４に戻される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、ブレーカと他の作業機とを交換する都
度、第１回路切換弁６０及び第２回路切換弁６３を手動
で切り換える必要がある。又、操作ペダル２６の調整ボ
ルト６４を手で調整しなければならず、作業が煩雑だと
いう問題点がある。
成においては、ブレーカと他の作業機とを交換する都
度、第１回路切換弁６０及び第２回路切換弁６３を手動
で切り換える必要がある。又、操作ペダル２６の調整ボ
ルト６４を手で調整しなければならず、作業が煩雑だと
いう問題点がある。
【０００７】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、ブレーカ等の必要流量や最高許容圧力が
他の作業機と異なる作業機を使用する場合、容易に、か
つ確実に、圧力、流量あるいは回路の切換が行える作業
機用の油圧回路を提供することを目的としている。
たものであり、ブレーカ等の必要流量や最高許容圧力が
他の作業機と異なる作業機を使用する場合、容易に、か
つ確実に、圧力、流量あるいは回路の切換が行える作業
機用の油圧回路を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第１発明は、油圧ポンプからの圧
油の供給を制御する複数個の方向切換弁を有し、フロン
トリンク機構には、前記方向切換弁からの圧油の供給を
受けて作動する、少なくともブレーカを含む複数の作業
機を、交換自在に取り付け可能とした油圧ショベルの作
業機用の油圧回路において、前記方向切換弁と作業機と
を接続する２本の送油回路のうちの、一側回路上に設け
られ、ブレーカを取り付けたときに、ブレーカからの戻
り油を前記方向切換弁を介さずに直接オイルタンクに戻
すように、接続をドレン回路に切り換える３方向切換弁
と、前記方向切換弁と作業機とを接続する２本の送油回
路のうちの、ブレーカを取り付けたときにブレーカに圧
油を供給する他側回路に設けられ、設定圧力を高低２段
に切り換え可能な圧力可変式安全弁と、運転室内に設け
られ、前記３方向切換弁と圧力可変式安全弁とを連動し
て切換可能なモード切換手段とを備えた構成としてい
る。
的を達成するために、第１発明は、油圧ポンプからの圧
油の供給を制御する複数個の方向切換弁を有し、フロン
トリンク機構には、前記方向切換弁からの圧油の供給を
受けて作動する、少なくともブレーカを含む複数の作業
機を、交換自在に取り付け可能とした油圧ショベルの作
業機用の油圧回路において、前記方向切換弁と作業機と
を接続する２本の送油回路のうちの、一側回路上に設け
られ、ブレーカを取り付けたときに、ブレーカからの戻
り油を前記方向切換弁を介さずに直接オイルタンクに戻
すように、接続をドレン回路に切り換える３方向切換弁
と、前記方向切換弁と作業機とを接続する２本の送油回
路のうちの、ブレーカを取り付けたときにブレーカに圧
油を供給する他側回路に設けられ、設定圧力を高低２段
に切り換え可能な圧力可変式安全弁と、運転室内に設け
られ、前記３方向切換弁と圧力可変式安全弁とを連動し
て切換可能なモード切換手段とを備えた構成としてい
る。
【０００９】第１発明によると、ブレーカからの戻り油
を直接作動油タンクに戻す回路に切り換えるための３方
向切換弁と、圧力可変式安全弁とを連動して切換可能な
モード切換手段を運転室内に設けた。そのため、ブレー
カを取り付けたときに、運転室内で容易に、戻り油を作
動油タンクに直接戻す回路への切り換えと、圧力可変式
安全弁の圧力の低圧への切換が可能であり、切換が確実
であると共に、作業性が向上する。
を直接作動油タンクに戻す回路に切り換えるための３方
向切換弁と、圧力可変式安全弁とを連動して切換可能な
モード切換手段を運転室内に設けた。そのため、ブレー
カを取り付けたときに、運転室内で容易に、戻り油を作
動油タンクに直接戻す回路への切り換えと、圧力可変式
安全弁の圧力の低圧への切換が可能であり、切換が確実
であると共に、作業性が向上する。
【００１０】第２発明は、油圧ポンプからの圧油の供給
を制御する複数個のパイロット油圧作動式の方向切換弁
のストロークを、パイロット圧力比例制御弁からのパイ
ロット圧力により制御し、圧油の流量を調整するパイロ
ット圧力比例制御式油圧装置を有し、フロントリンク機
構には、前記方向切換弁から供給される圧油により作動
する、少なくともブレーカを含む複数の作業機を、交換
自在に取り付け可能とした油圧ショベルの作業機用の油
圧回路において、前記方向切換弁と作業機とを接続する
２本の送油回路のうちの、一側回路上に設けられ、ブレ
ーカを取り付けたときに、ブレーカからの戻り油を前記
方向切換弁を介さずに直接オイルタンクに戻すように、
接続をドレン回路に切り換える３方向切換弁と、前記方
向切換弁の流量調整をするために、パイロット圧力比例
制御弁のパイロット元圧力を制御する電磁比例圧力制御
弁と、運転室内に設けられ、前記３方向切換弁を切り換
えるモード切換手段と、運転室内に設けられ、前記電磁
比例圧力制御弁を制御する流量調整手段とを備えた構成
としている。
を制御する複数個のパイロット油圧作動式の方向切換弁
のストロークを、パイロット圧力比例制御弁からのパイ
ロット圧力により制御し、圧油の流量を調整するパイロ
ット圧力比例制御式油圧装置を有し、フロントリンク機
構には、前記方向切換弁から供給される圧油により作動
する、少なくともブレーカを含む複数の作業機を、交換
自在に取り付け可能とした油圧ショベルの作業機用の油
圧回路において、前記方向切換弁と作業機とを接続する
２本の送油回路のうちの、一側回路上に設けられ、ブレ
ーカを取り付けたときに、ブレーカからの戻り油を前記
方向切換弁を介さずに直接オイルタンクに戻すように、
接続をドレン回路に切り換える３方向切換弁と、前記方
向切換弁の流量調整をするために、パイロット圧力比例
制御弁のパイロット元圧力を制御する電磁比例圧力制御
弁と、運転室内に設けられ、前記３方向切換弁を切り換
えるモード切換手段と、運転室内に設けられ、前記電磁
比例圧力制御弁を制御する流量調整手段とを備えた構成
としている。
【００１１】第２発明によると、パイロット圧力比例制
御式油圧装置において、ブレーカからの戻り油を直接作
動油タンクに戻す回路に切り換えるための３方向切換弁
と、パイロット圧力比例制御弁のパイロット元圧力を制
御する電磁比例圧力制御弁とを設けた。そして、３方向
切換弁を切り換える作業モード切換手段と、電磁比例圧
力制御弁の制御手段とを運転室内に設けた。そのため、
ブレーカを取り付けたときに、運転室内で容易に、戻り
油を作動油タンクに直接戻す回路に切り換えると共に、
パイロット元圧力を制御して作動油の流量を制御するこ
とができ、作業性が向上する。
御式油圧装置において、ブレーカからの戻り油を直接作
動油タンクに戻す回路に切り換えるための３方向切換弁
と、パイロット圧力比例制御弁のパイロット元圧力を制
御する電磁比例圧力制御弁とを設けた。そして、３方向
切換弁を切り換える作業モード切換手段と、電磁比例圧
力制御弁の制御手段とを運転室内に設けた。そのため、
ブレーカを取り付けたときに、運転室内で容易に、戻り
油を作動油タンクに直接戻す回路に切り換えると共に、
パイロット元圧力を制御して作動油の流量を制御するこ
とができ、作業性が向上する。
【００１２】第３発明は、第２発明において、前記方向
切換弁と作業機とを接続する２本の送油回路のうちの、
ブレーカが取り付けられたときにブレーカに圧油を供給
する他側回路に設けられ、設定圧力を高低２段に切換可
能な圧力可変式安全弁と、運転室内に設けられ、前記３
方向切換弁と前記圧力可変式安全弁とを連動して切換可
能なモード切換手段とを備えた構成としている。
切換弁と作業機とを接続する２本の送油回路のうちの、
ブレーカが取り付けられたときにブレーカに圧油を供給
する他側回路に設けられ、設定圧力を高低２段に切換可
能な圧力可変式安全弁と、運転室内に設けられ、前記３
方向切換弁と前記圧力可変式安全弁とを連動して切換可
能なモード切換手段とを備えた構成としている。
【００１３】第３発明によると、ブレーカからの戻り油
を直接作動油タンクに戻す回路に切り換えるための３方
向切換弁と、圧力可変安全弁とを同時に切換可能なモー
ド切換手段を運転室内に設けた。又、流量調整手段を運
転室内に設けた。そのため、ブレーカを取り付けたとき
に、運転室内で容易に、戻り油を作動油タンクに直接戻
す回路に切り換えると同時に、圧力可変式安全弁の圧力
を低圧に切換可能であり、又、容易に流量調整が可能で
あり、作業性が向上する。
を直接作動油タンクに戻す回路に切り換えるための３方
向切換弁と、圧力可変安全弁とを同時に切換可能なモー
ド切換手段を運転室内に設けた。又、流量調整手段を運
転室内に設けた。そのため、ブレーカを取り付けたとき
に、運転室内で容易に、戻り油を作動油タンクに直接戻
す回路に切り換えると同時に、圧力可変式安全弁の圧力
を低圧に切換可能であり、又、容易に流量調整が可能で
あり、作業性が向上する。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る作業機用の油
圧回路の実施形態について、図面を参照して詳述する。
圧回路の実施形態について、図面を参照して詳述する。
【００１５】図１は油圧ショベルの油圧回路図であり、
図２に示す従来のものと同一部材には同一符号を付して
説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。方向
切換弁６ｇと作業機１０とを接続する２本の送油回路の
うちの、他側回路１２上には、リリーフ圧力を例えば２
５０kg/cm2と２１０kg/cm2との２段に切換可能な圧力可
変式安全弁３０が設けられている。圧力可変式安全弁３
０は安全弁３１の下方に安全弁バネ３２のセット荷重を
変更するピストン３３を設け、ピストン３３をパイロッ
ト圧により下方に移動させて安全弁バネ３２のセット荷
重を下げ、安全弁圧力を低下させるようになっている。
方向切換弁６ｇと作業機１０とを接続する２本の送油回
路のうちの一側回路１１上には、Ｄ位置とＥ位置とを有
する３方向切換弁３４が設けられ、Ｄ位置では作業機１
０と方向切換弁６ｇとは接続し、Ｅ位置では作業機１０
とオイルタンク４とをドレン回路３ａを介して直接接続
するようになっている。３方向切換弁３４はパイロット
圧により作動する。パイロット元圧回路２２と、圧力可
変式安全弁３０及び３方向切換弁３４とを接続するパイ
ロット回路３５上には、電磁回路切換弁４５が設けられ
ている。電磁回路切換弁４５は、Ｆ位置とＧ位置とを有
し、Ｆ位置ではパイロット回路３５はドレン回路３ｂに
接続し、Ｇ位置ではパイロット回路３５はパイロット元
圧回路２２と接続する。バイロット元圧回路２２上に
は、流量制御用の電磁比例圧力制御弁５１が設けられて
いる。電磁比例圧力制御弁５１は印加される電流値に比
例してパイロット元圧を増減可能であり、パイロット元
圧を調整することにより、方向切換弁６ｇのストローク
を調整し、流量を調整することが可能である。電磁回路
切換弁４５と電磁比例圧力制御弁５１とは制御装置４１
に接続し、制御装置４１は、運転室内に設けられたディ
スプレイ４３と操作ボタン４４とを有する操作盤４２と
接続しており、モード切換手段４０を構成している。
又、制御装置４１は、電磁比例圧力制御弁５１と接続し
ており、操作盤４２と合わせて流量調整手段５０を構成
している。
図２に示す従来のものと同一部材には同一符号を付して
説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。方向
切換弁６ｇと作業機１０とを接続する２本の送油回路の
うちの、他側回路１２上には、リリーフ圧力を例えば２
５０kg/cm2と２１０kg/cm2との２段に切換可能な圧力可
変式安全弁３０が設けられている。圧力可変式安全弁３
０は安全弁３１の下方に安全弁バネ３２のセット荷重を
変更するピストン３３を設け、ピストン３３をパイロッ
ト圧により下方に移動させて安全弁バネ３２のセット荷
重を下げ、安全弁圧力を低下させるようになっている。
方向切換弁６ｇと作業機１０とを接続する２本の送油回
路のうちの一側回路１１上には、Ｄ位置とＥ位置とを有
する３方向切換弁３４が設けられ、Ｄ位置では作業機１
０と方向切換弁６ｇとは接続し、Ｅ位置では作業機１０
とオイルタンク４とをドレン回路３ａを介して直接接続
するようになっている。３方向切換弁３４はパイロット
圧により作動する。パイロット元圧回路２２と、圧力可
変式安全弁３０及び３方向切換弁３４とを接続するパイ
ロット回路３５上には、電磁回路切換弁４５が設けられ
ている。電磁回路切換弁４５は、Ｆ位置とＧ位置とを有
し、Ｆ位置ではパイロット回路３５はドレン回路３ｂに
接続し、Ｇ位置ではパイロット回路３５はパイロット元
圧回路２２と接続する。バイロット元圧回路２２上に
は、流量制御用の電磁比例圧力制御弁５１が設けられて
いる。電磁比例圧力制御弁５１は印加される電流値に比
例してパイロット元圧を増減可能であり、パイロット元
圧を調整することにより、方向切換弁６ｇのストローク
を調整し、流量を調整することが可能である。電磁回路
切換弁４５と電磁比例圧力制御弁５１とは制御装置４１
に接続し、制御装置４１は、運転室内に設けられたディ
スプレイ４３と操作ボタン４４とを有する操作盤４２と
接続しており、モード切換手段４０を構成している。
又、制御装置４１は、電磁比例圧力制御弁５１と接続し
ており、操作盤４２と合わせて流量調整手段５０を構成
している。
【００１６】次に、作動について説明する。本図はブレ
ーカ以外の作業機１０を取り付けた場合を示している。
作業者は操作盤４２の操作ボタン４４を操作してブレー
カ以外の作業機モードを指定すると共に、ディスプレイ
４３の表示を見ながら方向切換弁６ｇの流量を最大に指
定する。制御装置４１はその指令信号を入力し、電磁回
路切換弁４５に制御信号を出力してＦ位置に切り換える
と共に、電磁比例圧力制御弁５１を最大流量位置にす
る。それにより圧力可変式安全弁３０は高圧となり、３
方向切換弁３４はＤ位置となって作業機１０と方向切換
弁６ｇとを一側回路１１を介して接続する。したがっ
て、作業者は操作ペダル２６を前後方向に踏み込むこと
により方向切換弁６ｇはＡ，Ｂ，Ｃの各位置に切り換わ
り、作業機１０は作動する。作業機１０の戻り油は方向
切換弁６ｇを介してオイルタンク４にドレンされる。
ーカ以外の作業機１０を取り付けた場合を示している。
作業者は操作盤４２の操作ボタン４４を操作してブレー
カ以外の作業機モードを指定すると共に、ディスプレイ
４３の表示を見ながら方向切換弁６ｇの流量を最大に指
定する。制御装置４１はその指令信号を入力し、電磁回
路切換弁４５に制御信号を出力してＦ位置に切り換える
と共に、電磁比例圧力制御弁５１を最大流量位置にす
る。それにより圧力可変式安全弁３０は高圧となり、３
方向切換弁３４はＤ位置となって作業機１０と方向切換
弁６ｇとを一側回路１１を介して接続する。したがっ
て、作業者は操作ペダル２６を前後方向に踏み込むこと
により方向切換弁６ｇはＡ，Ｂ，Ｃの各位置に切り換わ
り、作業機１０は作動する。作業機１０の戻り油は方向
切換弁６ｇを介してオイルタンク４にドレンされる。
【００１７】次に、作業機１０がブレーカ１０ａの場合
の作動について説明する。作業者は操作盤４２の操作ボ
タン４４を操作してブレーカモードを指定すると共に、
ディスプレイ４３に数値を表示させながら定められた作
動油流量を指定する。制御装置４１は指令信号を入力し
て所定の演算をし、電磁回路切換弁４５をＧ位置に切り
換えると共に、電磁比例圧力制御弁５１に所定の電流値
を印加する。パイロット元圧回路２２の油圧は圧力可変
式安全弁３０を低圧側に切り換えると共に、３方向切換
弁３４をＥ位置に切り換えてブレーカ１０ａとドレン回
路３ａとを接続する。又、電磁比例圧力制御弁５１はパ
イロット元圧回路２２の圧力を電流値に対応して低下さ
せる。作業者が操作ペダル２６を前方に踏み込むと、パ
イロット圧は第１パイロット回路２４に加えられて方向
切換弁６ｇはＣ位置に切り換わり、可変容量型油圧ポン
プ１の圧油はブレーカ１０ａに供給される。方向切換弁
６ｇのストロークは調整され、圧油の供給量は予め指定
された流量となる。ブレーカ１０ａの戻り油は３方向切
換弁３４を経て直接オイルタンク４にドレンされる。操
作ペダル２６を後方に踏み込んだ場合には、方向切換弁
６ｇはＡ位置に切り換わるが、３方向切換弁３４がＥ位
置にあるため、回路は閉じられており、ブレーカ１０ａ
は作動しない。
の作動について説明する。作業者は操作盤４２の操作ボ
タン４４を操作してブレーカモードを指定すると共に、
ディスプレイ４３に数値を表示させながら定められた作
動油流量を指定する。制御装置４１は指令信号を入力し
て所定の演算をし、電磁回路切換弁４５をＧ位置に切り
換えると共に、電磁比例圧力制御弁５１に所定の電流値
を印加する。パイロット元圧回路２２の油圧は圧力可変
式安全弁３０を低圧側に切り換えると共に、３方向切換
弁３４をＥ位置に切り換えてブレーカ１０ａとドレン回
路３ａとを接続する。又、電磁比例圧力制御弁５１はパ
イロット元圧回路２２の圧力を電流値に対応して低下さ
せる。作業者が操作ペダル２６を前方に踏み込むと、パ
イロット圧は第１パイロット回路２４に加えられて方向
切換弁６ｇはＣ位置に切り換わり、可変容量型油圧ポン
プ１の圧油はブレーカ１０ａに供給される。方向切換弁
６ｇのストロークは調整され、圧油の供給量は予め指定
された流量となる。ブレーカ１０ａの戻り油は３方向切
換弁３４を経て直接オイルタンク４にドレンされる。操
作ペダル２６を後方に踏み込んだ場合には、方向切換弁
６ｇはＡ位置に切り換わるが、３方向切換弁３４がＥ位
置にあるため、回路は閉じられており、ブレーカ１０ａ
は作動しない。
【００１８】本発明の作業機用の油圧回路は上記のよう
な構成としたため、作業機をブレーカあるいはブレーカ
以外のものと付け替えた場合、作業者は運転室内で操作
盤４２を操作するのみでドレン回路の切り換え、安全弁
圧力の低減、圧油供給流量の調整を、確実に、容易に行
え、作業性が向上する。
な構成としたため、作業機をブレーカあるいはブレーカ
以外のものと付け替えた場合、作業者は運転室内で操作
盤４２を操作するのみでドレン回路の切り換え、安全弁
圧力の低減、圧油供給流量の調整を、確実に、容易に行
え、作業性が向上する。
【００１９】なお、本実施形態では、油圧回路はロード
センシング制御回路となっているが、その他の回路であ
っても良い。
センシング制御回路となっているが、その他の回路であ
っても良い。
【図１】本発明の作業機用の油圧回路を有する油圧ショ
ベルの油圧回路図である。
ベルの油圧回路図である。
【図２】従来の一例の作業機用の油圧回路を有する油圧
ショベルの、ブレーカ以外の作業機用の油圧回路図であ
る。
ショベルの、ブレーカ以外の作業機用の油圧回路図であ
る。
【図３】従来の一例の作業機用の油圧回路を有する圧油
圧ショベルの、ブレーカ用の油圧回路図である。
圧ショベルの、ブレーカ用の油圧回路図である。
１…可変容量型油圧ポンプ、２…吐出回路、３，３ａ，
３ｂ…ドレン回路、４…オイルタンク、５…ストレー
ナ、６…方向切換弁群、６ａ〜６ｇ…方向切換弁、１０
…作業機、１０ａ…ブレーカ、１１…一側回路、１２…
他側回路、１３…高圧安全弁、２０…パイロット圧力比
例制御弁、２１…操作レバー、２２パイロット元圧回
路、２３…自己減圧弁、２４…第１パイロット回路、２
５…第２パイロット回路、２６…操作ペダル、３０…圧
力可変式安全弁、３１…安全弁、３２…安全弁バネ、３
３…ピストン、３４…３方向切換弁、３５…パイロット
回路、４０…モード切換手段、４１…制御装置、４２…
操作盤、４３…ディスプレイ、４４…操作ボタン４５…
電磁回路切換弁、５０…流量調整手段、５１…電磁比例
圧力制御弁。
３ｂ…ドレン回路、４…オイルタンク、５…ストレー
ナ、６…方向切換弁群、６ａ〜６ｇ…方向切換弁、１０
…作業機、１０ａ…ブレーカ、１１…一側回路、１２…
他側回路、１３…高圧安全弁、２０…パイロット圧力比
例制御弁、２１…操作レバー、２２パイロット元圧回
路、２３…自己減圧弁、２４…第１パイロット回路、２
５…第２パイロット回路、２６…操作ペダル、３０…圧
力可変式安全弁、３１…安全弁、３２…安全弁バネ、３
３…ピストン、３４…３方向切換弁、３５…パイロット
回路、４０…モード切換手段、４１…制御装置、４２…
操作盤、４３…ディスプレイ、４４…操作ボタン４５…
電磁回路切換弁、５０…流量調整手段、５１…電磁比例
圧力制御弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2D003 AA01 AB04 BA02 BB02 BB03 CA06 DA03 DA04 EA00 3H089 AA04 AA21 AA60 AA74 BB15 CC11 DA03 DB03 DB43 EE22 EE26 EE31 GG02 JJ02
Claims (3)
- 【請求項１】 油圧ポンプからの圧油の供給を制御する
複数個の方向切換弁(6a〜6g)を有し、フロントリンク機
構には、前記方向切換弁(6g)からの圧油の供給を受けて
作動する、少なくともブレーカ(10a)を含む複数の作業
機(10)を、交換自在に取り付け可能とした油圧ショベル
の作業機用の油圧回路において、前記方向切換弁(6g)と
作業機(10)とを接続する２本の送油回路のうちの、一側
回路(11)上に設けられ、ブレーカ(10a)を取り付けたと
きに、ブレーカ(10a)からの戻り油を前記方向切換弁(6
g)を介さずに直接オイルタンク(4)に戻すように、接続
をドレン回路(3a)に切り換える３方向切換弁(34)と、前
記方向切換弁(6g)と作業機(10)とを接続する２本の送油
回路のうちの、ブレーカ(10a)を取り付けたときに、ブ
レーカ(10a)に圧油を供給する他側回路(12)に設けら
れ、設定圧力を高低２段に切り換え可能な圧力可変式安
全弁(30)と、運転室内に設けられ、前記３方向切換弁(3
4)と圧力可変式安全弁(30)とを連動して切換可能なモー
ド切換手段(40)とを備えたことを特徴とする作業機用の
油圧回路。 - 【請求項２】 油圧ポンプからの圧油の供給を制御する
複数個のパイロット油圧作動式の方向切換弁(6a〜6g)の
ストロークを、パイロット圧力比例制御弁(20)からのパ
イロット圧力により制御し、圧油の流量を調整するパイ
ロット圧力比例制御式油圧装置を有し、フロントリンク
機構には、前記方向切換弁(6g)から供給される圧油によ
り作動する、少なくともブレーカ(10a)を含む複数の作
業機(10)を、交換自在に取り付け可能とした油圧ショベ
ルの作業機用の油圧回路において、前記方向切換弁(6g)
と作業機(10)とを接続する２本の送油回路のうちの、一
側回路(11)上に設けられ、ブレーカ(10a)を取り付けた
ときに、ブレーカ(10a)からの戻り油を前記方向切換弁
(6g)を介さずに直接オイルタンク(4)に戻すように、接
続をドレン回路(3a)に切り換える３方向切換弁(34)と、
前記方向切換弁(6g)の流量調整をするために、パイロッ
ト圧力比例制御弁(20)のパイロット元圧力を制御する電
磁比例圧力制御弁(51)と、運転室内に設けられ、前記３
方向切換弁(34)を切り換えるモード切換手段(40)と、運
転室内に設けられ、前記電磁比例圧力制御弁(51)を制御
する流量調整手段(50)とを備えたことを特徴とする作業
機用の油圧回路。 - 【請求項３】 請求項２記載の作業機用の油圧回路にお
いて、前記方向切換弁(6g)と作業機(10)とを接続する２
本の送油回路のうちの、ブレーカ(10a)が取り付けられ
たときにブレーカ(10a)に圧油を供給する他側回路(12)
に設けられ、設定圧力を高低２段に切換可能な圧力可変
式安全弁(30)と、運転室内に設けられ、前記３方向切換
弁(34)と前記圧力可変式安全弁(30)とを連動して切換可
能なモード切換手段(40)とを備えたことを特徴とする作
業機用の油圧回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001095316A JP2002294758A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 作業機用の油圧回路 |
| KR1020020015097A KR20020077067A (ko) | 2001-03-29 | 2002-03-20 | 작업기용의 유압회로 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001095316A JP2002294758A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 作業機用の油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002294758A true JP2002294758A (ja) | 2002-10-09 |
Family
ID=18949384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001095316A Pending JP2002294758A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 作業機用の油圧回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002294758A (ja) |
| KR (1) | KR20020077067A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1925825A2 (en) | 2006-11-27 | 2008-05-28 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Relief pressure switching apparatus for hydraulic working machine |
| US7478530B2 (en) | 2005-06-22 | 2009-01-20 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic circuit for working machine |
| WO2010116816A1 (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-14 | 日立建機株式会社 | 油圧ショベルの油圧回路装置 |
| KR101389581B1 (ko) * | 2007-07-13 | 2014-04-29 | 두산인프라코어 주식회사 | 굴삭기의 옵션작업기 제어장치 |
| CN104074816A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-10-01 | 湖南三一路面机械有限公司 | 一种铣刨机尾门控制***及铣刨机 |
| CN104674866A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-06-03 | 福建农林大学 | 一种振幅和频率可调的振动挖掘机 |
| JP2018135704A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 日立建機株式会社 | 油圧ショベル |
| CN109570426A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-05 | 青岛海德马克智能装备有限公司 | 一种夹紧控制***及径向锻造操作机 |
-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001095316A patent/JP2002294758A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-20 KR KR1020020015097A patent/KR20020077067A/ko not_active Application Discontinuation
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1736672A3 (en) * | 2005-06-22 | 2011-11-09 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic circuit for working machine |
| US7478530B2 (en) | 2005-06-22 | 2009-01-20 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic circuit for working machine |
| CN1884849B (zh) * | 2005-06-22 | 2010-08-04 | 神钢建设机械株式会社 | 用于工作机的液压回路 |
| US7810321B2 (en) | 2006-11-27 | 2010-10-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Relief pressure switching apparatus for hydraulic working machine |
| EP1925825A2 (en) | 2006-11-27 | 2008-05-28 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Relief pressure switching apparatus for hydraulic working machine |
| KR101389581B1 (ko) * | 2007-07-13 | 2014-04-29 | 두산인프라코어 주식회사 | 굴삭기의 옵션작업기 제어장치 |
| CN102066670A (zh) * | 2009-04-06 | 2011-05-18 | 日立建机株式会社 | 液压挖掘机的液压回路装置 |
| JP2010242375A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧ショベルの油圧回路装置 |
| US8387289B2 (en) | 2009-04-06 | 2013-03-05 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic circuit system for hydraulic excavator |
| WO2010116816A1 (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-14 | 日立建機株式会社 | 油圧ショベルの油圧回路装置 |
| CN104074816A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-10-01 | 湖南三一路面机械有限公司 | 一种铣刨机尾门控制***及铣刨机 |
| CN104074816B (zh) * | 2014-06-23 | 2016-05-25 | 湖南三一路面机械有限公司 | 一种铣刨机尾门控制***及铣刨机 |
| CN104674866A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-06-03 | 福建农林大学 | 一种振幅和频率可调的振动挖掘机 |
| JP2018135704A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 日立建機株式会社 | 油圧ショベル |
| CN109570426A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-05 | 青岛海德马克智能装备有限公司 | 一种夹紧控制***及径向锻造操作机 |
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|---|---|
| KR20020077067A (ko) | 2002-10-11 |
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