JP2002294677A - 静水圧を利用した水中堆積物の流送方法と開口付きパイプ並びに水中堆積物の流送設備 - Google Patents

静水圧を利用した水中堆積物の流送方法と開口付きパイプ並びに水中堆積物の流送設備

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダム等の貯溜施設の沈殿物、堆積物を、新た
なエネルギーを必要とすることなく、貯水池の濁流発生
を抑え、広範囲に亘り効率的に排出することを可能とす
る。従来、敷設、補修に際してこれに付随していた必要
とする大掛かりな工事や設備を不要とし、また、時期を
選ばずに容易に排出可能とし、安いコストで効率的な排
出を可能とする。 【解決手段】 水中の沈殿物、堆積物、または集積物の
中に、開口付きパイプを埋設し、上流端または上流部の
開口部を水中に位置させることにより、上流端または上
流部の水中にある開口から入った水が管路内を流れるに
伴い生じる管路内の負圧により開口周囲の沈澱物、堆積
物または集積物を管内に吸引しながら出口へと送り出す
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、静水圧を
利用した水中堆積物の流送方法とこれに用いる開口付き
パイプ、並びに水中堆積物の流送設備に関するものであ
る。さらに詳しくは、この出願の発明は、タンク、浄水
場および下水処理場の池、沈砂池、通常の池、溜め池、
堆砂池、貯水池、ダム湖、湖、海、送水トンネル、送水
路など液体を貯溜、流送する施設や場所に溜まった沈殿
物、堆積物、集積物を容易に排出させることのできる静
水圧を利用した水中堆積物の流送方法とこれに用いる開
口付きパイプ、並びに流送設備に関するものである。な
お、ここで、水とは液体一般を意味するものとする。
【0002】
【従来の技術とその解決課題】液体を貯溜する施設など
では、沈殿物、堆積物の排出作業が施設維持の効率上
や、運営上欠かせないものとなっている。特に近年、ダ
ムの堆砂問題は深刻であり、堆砂の効率的な処理がダム
の利用容量の維持や、利用寿命を延ばすことからも必要
となっている。
【0003】従来のダム堆砂問題の解決には、(1)時
期を選んで貯溜されていた堆砂を放流するフラッシング
排砂による方法、(2)一時的にダム推移を部分的に低
下させ、露出した堆砂上を水が流れることにより中流域
の堆砂をダム近傍の死水域へ移動させるダム湖内の移送
およびダム湖外への排出を行う方法、(3)ダム上流部
に貯砂ダムなどを造成し、土砂混じりの水を直接下流に
放流するためのバイパストンネル排砂による方法、
(4)浚渫船による掘削や、水位低下で露出した堆砂を
直接掘削する方法などが行われている。
【0004】しかし、上記(1)のフラッシング排砂で
は、実施時期を選べない、大量の水を消費する、フラッ
シング期間中、都市用水、農業用水、発電用水などの本
来の水利用ができないなどの問題がある。また、(2)
の一時的にダム水位を部分低下させる場合も、実施時期
を選べない、大量の水を消費する、本来の水利用に使用
する水の水質が悪化する問題があり、(3)のバイパス
トンネルによる排砂の方法も、排出できる範囲は排出口
近傍に限られる、初期設備の投資額が非常に大きくなる
等の問題がある。さらに、(4)の浚渫による方法で
も、ダム湖への浚渫用の大型機械の分解搬送に加え、浚
渫後の土砂輸送や水切り揚土が必要となり、処理費用が
嵩むのに加え、濁水が発生するなどの問題がある。
【0005】この出願の発明は、このような事情に鑑み
てなされたものであり、大型機械のダム湖への分解搬送
を行うことなく、広範囲の堆砂の掘削排出が可能であっ
て、堆砂の流送に理想的なヘテロジーニアス流を実現
し、管材の摩耗の低減に加え、何ら制御装置を用いるこ
となく混泥率を効率的に高めた排砂が可能であり、しか
も、貯水池の濁流発生を抑えるとともに、低コスト化を
図ることもできる、新しい技術手段を提供することを課
題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、前記
の課題を解決するものとして、第1には、水中の沈殿
物、堆積物、または集積物の中に開口部付きのパイプを
埋設し、上流端または上流部の開口部を水中に位置させ
ることにより、上流端または上流部の水中にある開口部
より入った水が管路内を流れるに伴い生じる管路内の負
圧により開口部周囲の沈殿物、堆積物または集積物を吸
引させて流送する流送法を提供し、第2には、開口部付
きパイプのスリットのある部分、または開口部のない部
分に注水管、または注水管とポンプを取り付け、パイプ
内の水圧を調節することにより、流送の調整、パイプの
閉塞の予防、パイプの詰まりなどの偶発的事故に対処で
きるようにした流送方法をも提供する。
【0007】また、この出願の発明は、第3には、パイ
プの表面に軸方向に沿って開設された複数の開口を有
し、上流端または上流部の開口部が水中に位置ようにし
て水中の沈殿物、堆積物、または集積物の中に埋設さ
れ、上流端または上流部の水中にある開口部より入った
水が管路内を流れるに伴い生じる管路内の負圧により開
口部周囲の沈殿物、堆積物または集積物を吸引して流送
する開口付きパイプを提供し、第4には、パイプの出口
に排出水量を調節するバルブを備えている開口付きパイ
プを提供する。
【0008】そして、この出願の発明は、第5には、パ
イプの表面に軸方向に沿って開設された複数の開口を有
し、上流端または上流部の開口部が水中に位置するよう
に、水中の沈殿物、堆積物、または集積物の中に埋設さ
れる前記の開口付きパイプと、開口付きパイプのスリッ
トのある部分または開口部のない部分に注水管または注
水管とポンプを備える水中堆積物の流送設備を提供す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、前記のとおり
の特徴をもつものであるが、以下のその実施の形態につ
いて説明する。
【0010】前記のとおりのこの出願の発明において
は、開口付きパイプの埋設に際して、ダム湖の堆砂を溝
状に浚渫するか、水位低下時に河道となり侵食掘削され
た溝を利用して、その溝の底部に前記の開口付きパイプ
を敷設する。また、新設ダムにおいては、ダム湖湖底に
開口部付きパイプを敷設する。いずれの場合にも、その
後の堆砂によりパイプは埋設状態になる。
【0011】このパイプの上流開放端または上流部の水
中にある開口部は、堆砂で埋まることがない位置で、水
中に維持されることが必要である。
【0012】パイプ内に流水を流すことで、上流開放端
または上流部の水中にある開口部より流体を吸い込み始
めるが、パイプ内が周囲の静流体圧に比べて低圧となる
ために、開放端または開口部からパイプ周囲の堆砂を流
体とともに吸い込み排出する。
【0013】この排出はパイプの開口部に沿って順次発
生し、開口部付きパイプ長に対応した広範囲の堆積物を
排出する。
【0014】濃度が濃くなるに伴い管路の抵抗が増し、
流速が落ち、吸引力が低下し、結果的に希釈が起る。逆
に、濃度が低い時には流速が速く、吸引力が大きいこと
から、これにともなって濃度が増大することになる。従
って、何らの制御装置を用いることなく、上流端または
上流部の水中にある開口部を水中に位置させることによ
り、開口部付き管路の全長に亘り吸引力が自動調節され
ることを特徴とする流送方法が実現される。
【0015】開口付きパイプ内に水の流れを発生させる
ためのエネルギーとして、湖内外の水頭差を利用するこ
ともできるが、他の外部エネルギー、たとえば、ポンプ
およびポンプからの水流を利用してパイプ内に流れを作
ることもできる。
【0016】このとき使用される開口付きパイプの形状
は、円形、角型のほかどのような形状でも良く、また開
口部の形状も、連続した開口、円形、角型、楕円形など
が間欠的に連続したものでもよい。
【0017】開口部の数、開口部の位置には限定は無い
が水中にある状態の開口部を除いては、排出させる堆積
物に開口部が対向するようにし、堆積物の範囲を含む上
流側に分布させる必要がある。なお、パイプの長さには
限定はない。
【0018】また敷設形状は直線に限らず、任意に蛇行
させることができる。J字型形状に屈曲させて、屈曲部
に設けた開口部を利用し、堆積面上部よりの溝状や凹状
の掘削も可能である。この時、パイプ先端の移動は水上
からの船、台船からでも、水中の遠隔移動車などや、ダ
イバーなどの人力でも行うことができる。
【0019】パイプは途中で分岐させ、複数本数を敷設
することで、幅広い貯水池に対応することができる。こ
れは、また、あるパイプが詰まった時、メンテナンス
時、残ったパイプを利用しての排砂にも活用できる。
【0020】パイプ材料には、鋼管、ライニング鋼管、
鋳鉄管などの金属、塩化ビニールや高密度ポリエチレン
などの各種の高分子材料が使用できる。
【0021】
【実施例】ダム等、液体を貯溜し、堆積物等の排出作業
を必要とする貯溜施設が、図1に例示される。
【0022】地盤(4)に建設されたダム(3)に水
(8)が水位(9)をなして貯蔵されている。地盤
(4)の元地盤線(5)上には堆積物(6)が現湖底線
(7)をなして堆積されている。そして、堆積物(6)
には排出しようとする部分に開口(1a)の付いたパイ
プが埋設されている。なお、符号(10)は排出範囲に
ある堆積物(6)を示す。
【0023】開口(1a)付きパイプ(1)の敷設に当
たって、ダム湖の堆砂を溝状に浚渫した溝か、水位低下
時に河道となり侵食された溝又は掘削した溝を形成し、
その溝の底部に開口(1a)付きパイプ(1)を敷設す
る。また、新設ダムにおいては、ダム湖湖底に開口付き
パイプ(1)を敷設する。
【0024】パイプ(1)の開口(1a)は、堆積物
(6)に面した状態で敷設され、また、パイプ(1)の
上流開放端(1b)は、堆砂で埋まることがない位置
で、水中に維持する状態に設置される。なお、この上流
開設端(1b)が閉鎖された状態にあって、パイプ
(1)の上流側の開口(1a)が水中にあってるように
してもよい。
【0025】その後の堆砂によりパイプは埋設状態にな
る。
【0026】パイプ(1)のダム(3)を貫通して外部
に位置する出口パイプ(1c)にはバルブ(2)が配設
されている。
【0027】なお、この上流開放端(1b)が閉鎖され
た状態にあって、パイプ(1)上の上流側の開口(1
a)が水中にあるようにしてもよい。
【0028】また、パイプ(1)の開口部(1a)の存
在しない箇所に注水管(11)が接続され、また、注水
管(11)にはポンプ(12)が取り付けられている。
【0029】この発明の開口付きパイプによる堆積物排
出方法は、図1に示すように、実施手順の目安として、
たとえば、以下の<a>から<d>の手順で実行するも
のが例示される。
【0030】<a>堆積物(6)の堆積前に、開口(1
a)付きパイプ(1)を敷設する。
【0031】<b>パイプ(1)をダムや堰堤を貫通さ
せるか、またはサイフォンでダムや堰堤を乗り越えさせ
て、池外にまでバルブ(2)を付けて延長する。
【0032】<c>バルブ(2)を開いて、流体(8)
を排出する。
【0033】<d>堆積物(6)は、開口(1a)を通
して吸い込まれて水(8)と共に池外に排出される。
【0034】排出時の作用は、上流開放端(1b)より
流体を吸い込み始めるが、図2に示すように、パイプ
(1)内が周囲の静流体圧に比べて低圧(v)となるた
め、開口部(1a)からパイプ周囲の堆砂(6)を水
(8)とともに吸い込み排出する。
【0035】この排出はパイプ(1)の開口(1a)に
沿って順次発生し、開口(1a)付きのパイプ(1)の
パイプ長に対応した広範囲の堆積物(6)を排出する。
【0036】濃度が濃くなるに伴い管路の抵抗が増し、
流速が落ち、吸引力が低下し、結果的に希釈が起こる。
因って、何らの制御装置を用いることなく、上流端を水
中に位置させることにより、開口部付き管路の全長に亘
り吸引力が自動調節される。この出願の発明による流送
方法は、これを特徴としている。
【0037】なお、図2の例では、パイプ(1)の出口
パイプ(1c)の連結部ではその径を絞っているが、こ
れは同じであってもよい。
【0038】ただ、実際的には若干絞るのが好ましい。
【0039】上記の例では、排出に池内外の水頭差を利
用しているが、排出するために、通常使われるポンプ、
インジェクションポンプや、インダクションポンプなど
も適宜に利用されてよい。
【0040】さらに、開口部は、木片、岩塊などによる
閉鎖を避けるために、網や格子などの防御物が用意でき
る。また、開口部近くに水ジェットなどを取り付けて、
閉塞物の除去のための用意を施すことも可能である。
【0041】開口付きパイプは、流失に対する防御のた
めに、コンクリートブロック、コンクリートライニン
グ、鉄枠、鉄カバー等で防御される。
【0042】利用形態としては、単独で利用した上述の
例に限らず、既存の他の方法と組み合わせて使用するこ
ともできる。たとえば、従来工法(浚渫、陸上機械によ
る掘削)で掘削したものをこの発明の方法で流送する。
この発明の方法で排出したものを、従来方法で運搬す
る。この発明の方法を複数回縦に繰り返し使用する。
【0043】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この出願の
発明による排出方法では、池内外の水頭差を利用すれ
ば、新たなエネルギーを使わないで、沈澱物、堆積物を
排出できる。このとき最適な排出状況となり小さな水頭
損失で排出できるために、排出のための使用流体の量を
少なく、排出距離を長く、また管摩耗を小さくすること
ができる。このことは、非常に安いコストでの排出を可
能にする。
【0044】また、吸い込み口では、濁流体を発生させ
ないために、排出と同時に他の取水口からの上水、農業
用水、工業用水、発電用水などの利用が平行的にでき
る。
【0045】新設のタンクなどの場合、沈澱物、堆積物
の排出が随時可能であるため、これによって、沈澱物、
堆積物の堆積許容量を減らすことができる。したがっ
て、貯水池の総容量を減らし、ダムの高さなどの規模を
縮小することができ、この縮小規模のダムによっても従
来と同様の効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る模式図である。
【図2】開口付きパイプの部分的な破断面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 開口付きパイプ 1a 開口 1b 上流開放端 1c 出口パイプ 2 バルブ 3 ダム 4 地盤 5 元地盤線 6 堆積物全体 7 現湖底線 8 水 9 水位 10 排出範囲の堆積物 11 注水管 12 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D019 AA48

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中の沈殿物、堆積物、または集積物の
    中に開口部付きのパイプを埋設し、上流端または上流部
    の開口部を水中に位置させることにより、上流端または
    上流部の水中にある開口部より入った水が管路内を流れ
    るに伴い生じる管路内の負圧により開口部周囲の沈殿
    物、堆積物または集積物を吸引させて流送することを特
    徴とする静水圧を利用した水中堆積物の流送方法。
  2. 【請求項2】 開口部付きパイプのスリットのある部
    分、または開口部のない部分に注水管、または注水管と
    ポンプを取り付け、パイプ内の水圧を調節することによ
    り、流送の調整、パイプの閉塞の予防、パイプの詰まり
    などの偶発的事故に対処できるようにすることを特徴と
    する請求項1の流送方法。
  3. 【請求項3】 パイプの表面に軸方向に沿って開設され
    た複数の開口を有し、上流端または上流部の開口部が水
    中に位置するように、水中の沈殿物、堆積物、または集
    積物の中に埋設され、上流端または上流部の水中にある
    開口部より入った水が管路内を流れるに伴い生じる管路
    内の負圧により開口部周囲の沈殿物、堆積物または集積
    物を吸引して流送することを特徴とする開口付きパイ
    プ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、パイプの出口に排出
    水量を調節するバルブを備えていることを特徴とする開
    口付きパイプ。
  5. 【請求項5】 パイプの表面に軸方向に沿って開設され
    た複数の開口を有し、上流端または上流部の開口部が水
    中に位置するように、水中の沈殿物、堆積物、または集
    積物の中に埋設される請求項3または4記載の開口付き
    パイプと、開口付きパイプのスリットのある部分または
    開口部のない部分に注水管または注水管とポンプを備え
    ていることを特徴とする水中堆積物の流送設備。
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