JP2002292962A - 宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラム - Google Patents

宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラム

Info

Publication number
JP2002292962A
JP2002292962A JP2001103289A JP2001103289A JP2002292962A JP 2002292962 A JP2002292962 A JP 2002292962A JP 2001103289 A JP2001103289 A JP 2001103289A JP 2001103289 A JP2001103289 A JP 2001103289A JP 2002292962 A JP2002292962 A JP 2002292962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image information
address
sender
size
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001103289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Watanabe
裕之 渡邊
Katsumi Kawagoe
勝己 川越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Priority to JP2001103289A priority Critical patent/JP2002292962A/ja
Publication of JP2002292962A publication Critical patent/JP2002292962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 葉書や封筒等に手書きによる宛名や差出人を
印刷する場合に、印刷される宛名や差出人のレイアウト
を整えることができる宛名印刷装置、宛名印刷システ
ム、及び宛名印刷プログラムを提供すること。 【解決手段】 原稿に記載された画像情報を読取る読取
部と、読取った前記画像情報を記憶する記憶部と、記憶
した前記画像情報に所定の画像処理を施す画像処理部
と、画像処理を施した前記画像情報を印刷用紙に出力す
る出力部とを有する宛名印刷装置であって、前記画像処
理部は、記憶されている前記画像情報の所定の方向に対
する傾斜角を求め、求めた傾斜角を修正する傾斜補正処
理と、前記画像情報のサイズを求め、所定のサイズに変
更するサイズ補正処理と、前記画像情報の配置を所定の
方向に移動する位置補正処理とのうち、少なくとも1つ
の処理を施すことによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】手書きによって書かれた宛名
や差出人を葉書や封筒等に印刷する宛名印刷装置に係
り、特に、印刷される宛名や差出人のレイアウトを整え
ることができる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、葉書、特に年賀葉書等に宛名や差
出人を手書きで書くことは、その枚数が多くなると大変
なために、各種の印刷手段が開発されている。例えば、
パーソナルコンピュータの宛名印刷アプリケーションを
用い、そのディジタルフォントを使用して描画する方式
が一般的である。
【0003】しかし一方で、活字ではなく、手書きタッ
チの持つ温かみを活かしたいという理由から、面倒を感
じながらも毎年何百枚もの宛名を自筆で書いているユー
ザーも多い。このようなユーザーの要求に応えるため
に、本出願人は、特願平11−377290号におい
て、手書きによって書かれた宛名等を印刷することがで
きる宛名印刷装置を提案している。この宛名印刷装置
は、例えば、図2に示すような、差出人の情報を手書き
で記入する差出人カード21と宛名の情報を手書きで記
入する宛名カード22を予め用意しておき、それらの原
稿を読取り、読取った宛名と差出人情報の画像データを
レイアウトして、葉書等に印刷する方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
方式によって宛名印刷を行った場合、葉書や封筒に印刷
される宛名や差出人のレイアウトのバランス等が悪くな
ったりすることが考えられる。特に、多数の宛名を自筆
で書いているうちに、初めのほうで書いた宛名と終わり
のほうで書いた宛名とでは、その出来映えに大きな違い
が生じてしまいがちである。
【0005】例えば、宛名や差出人の文字が左右斜めに
傾いていたり、また、その傾きの方向や傾き度合いが宛
名と差出人とで不揃いになっていたりすると、出来上が
りの見た目が損なわれる。
【0006】また、例えば、図10に示すように、差出
人の文字よりも宛名の文字のほうが小さくなったりする
と、先方の人を敬い、自分を謙るという気持ちに反する
ような出来映えとなってしまう。特に、先に説明したよ
うに、何百枚もの宛名を書いているうちに、手が疲れて
きたり、飽きてきたりして、段々と文字が小さくなって
いくことが考えられる。そうすると、差出人の文字の方
が大きくて立派で、宛名の文字の方は小さくて貧相にな
ってしまう。
【0007】また、図13に示すように、宛名の情報と
差出人の情報をレイアウトしたときに、両者の間隔が小
さくなってしまう場合がある。特に、会社名や肩書きな
ど、宛名に記載する情報が多くなると、宛名と差出人と
が近隣接しやすくなり、見栄えの悪い出来上がりになっ
てしまう場合もある。
【0008】本発明は、以上に述べた状況を鑑みて成さ
れたものであり、葉書や封筒等に手書きによる宛名や差
出人を印刷する場合に、印刷される宛名や差出人のレイ
アウトを整えることができる宛名印刷装置、宛名印刷シ
ステム、及び宛名印刷プログラムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、原稿に記載された画像情報を読取る読取
部と、読取った前記画像情報を記憶する記憶部と、記憶
した前記画像情報に所定の画像処理を施す画像処理部
と、画像処理を施した前記画像情報を印刷用紙に出力す
る出力部とを有する宛名印刷装置であって、前記画像処
理部は、記憶されている前記画像情報の所定の方向に対
する傾斜角を求め、求めた傾斜角を修正する傾斜補正処
理と、前記画像情報のサイズを求め、所定のサイズに変
更するサイズ補正処理と、前記画像情報の配置を所定の
方向に移動する位置補正処理とのうち、少なくとも1つ
の処理を施すことを特徴とする。
【0010】また、前記記憶部に記憶される画像情報
は、宛名が記載された宛名画像情報と差出人が記載され
た差出人画像情報とからなり、より好ましくは、前記傾
斜補正処理は、前記宛名画像情報あるいは前記差出人画
像情報における所定の文字列について個々に重心を求
め、求めた個々の重心を結んだ線の前記所定の方向に対
する傾斜角を求め、求めた傾斜角で前記宛名画像情報あ
るいは前記差出人画像情報を回転し、前記サイズ補正処
理は、前記宛名画像情報のサイズが当該宛名画像情報を
記載する領域サイズより小さい場合に、前記宛名画像情
報のサイズと前記領域サイズから拡大率を求めて、求め
た拡大率で前記宛名画像情報を拡大し、あるいは、前記
差出人画像情報のサイズが当該差出人画像情報を記載す
る領域サイズより小さい場合に、前記差出人画像情報の
サイズと前記領域サイズから拡大率を求めて、求めた拡
大率で前記差出人画像情報を拡大し、前記位置補正処理
は、前記宛名画像情報および前記差出人画像情報のマー
ジンを求め、前記宛名画像情報および前記差出人画像情
報の互いに接する側のマージンが互いに接する側とは逆
側のマージンより小さい場合に、前記宛名画像情報およ
び前記差出人画像情報を互いに接する方向とは逆方向に
それぞれ移動することを特徴とする。
【0011】さらに、より好ましくは、前記サイズ補正
処理は、前記宛名画像情報を拡大する際に、当該宛名情
報を記載する領域の右上端を基点として、水平方向ある
いは垂直方向に拡大し、前記差出人画像情報を拡大する
際に、当該差出人情報を記載する領域の左上端を基点と
して、水平方向あるいは垂直方向に拡大することを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図面に基づいて説明する。
【0013】図15に示すように、本発明に係る宛名印
刷装置100は、パーソナルコンピュータなどで構成さ
れる処理部20、各部を制御するコントロール部(図示
せず)、宛名や差出人が記入された宛名カード22(図
2(b))や差出人カード21(図2(a))及び宛名
や差出人を印刷する葉書23,24(図2(c),
(d))などの各種カードを搬送路に給紙する給紙部1
1、各種カードの内容を読取る読取部12、葉書24な
どに印刷を行う印刷部13、読取られたカードや印刷さ
れたカードが排紙される排紙部15、所定の条件のカー
ドをはじいて分別するはじき部14、紙詰まりなどの障
害情報を表示する表示部(図示せず)、障害時などに印
刷装置に対して指示を行う操作部(図示せず)などから
構成され、読取部12と印刷部13とは同一の搬送路上
に設置されている。
【0014】また、処理部20には、本発明に係る宛名
印刷処理の手続きが記載された宛名印刷プログラムを記
録した記録媒体(図示せず)が搭載されており、処理部
20はこのプログラムに規定される手続きに従って、宛
名印刷装置100の一連の処理制御を行う。以下、宛名
印刷処理の全体の手順を説明する。
【0015】ユーザー60は、予め、図2(b)に示す
ような宛名カード22の空欄に必要な事項を手書きで記
入しておく。具体的には、例えば年賀状を送る場合に
は、送る相手の郵便番号222、住所及び氏名221を
記入し、これらの作業を繰り返し、今回葉書を送る人数
分の宛名カード22を作成する。また、葉書23,24
の宛名面に差出人の情報(住所、氏名等)も印刷する場
合には、図2(a)に示すように、差出人の情報21
1,212を手書きで記入した差出人カード21も作成
しておく。
【0016】このようにして、予め作成しておいた宛名
カード22と差出人カード21を、宛名印刷装置100
の給紙部11にセットし、セットされたカードは順番に
読取部12へ搬送され、読取部12によってカードに記
入された情報を画像として読み込ませる。
【0017】読取りが終わったカードは順番に排紙部1
5へ送られ、読取った画像情報は処理部20で画像処理
を施し、処理部20内のメモリ等の記憶手段によって記
憶される。
【0018】全ての宛名カード22と差出人カード21
の読取りが終了したところで、処理部20において所定
の画像処理が行われ、郵便番号、住所、氏名等の宛名情
報や差出人情報がレイアウトされ、印刷用データが作成
される。
【0019】印刷用データが作成されたら、リストカー
ド(宛名一覧)印刷用のカード(図示せず)を給紙部1
1にセットし、セットされたカードは順番に印刷部13
へ搬送され、リストカードが印刷される。
【0020】次に、宛名の人数分の葉書23を給紙部1
1にセットし、セットされたカードは順番に印刷部13
へ搬送され、印刷部13は葉書23に対して宛名や差出
人情報の印刷を行う。印刷が終わった葉書23は排紙部
15へ搬送され、全ての宛名の印刷が終われば、処理終
了である。
【0021】本発明に係る宛名印刷装置100では、上
記処理部20における画像処理において、記憶されてい
る画像情報の所定の方向に対する傾斜角を求め、求めた
傾斜角を補正する傾斜補正処理と、画像情報のサイズを
求め、所定のサイズに変更するサイズ補正処理と、画像
情報の配置を所定の方向に移動する位置補正処理とのう
ち、少なくとも1つ以上の処理を施す。
【0022】また、記憶される画像情報は、宛名が記載
された宛名画像情報と差出人が記載された差出人画像情
報とからなり、傾斜補正処理は、宛名画像情報あるいは
差出人画像情報における所定の文字列について個々に重
心を求め、求めた個々の重心を結んだ線の所定の方向に
対する傾斜角を求め、求めた傾斜角で宛名画像情報ある
いは差出人画像情報を回転する。サイズ補正処理は、宛
名画像情報のサイズが当該宛名画像情報を記載する領域
サイズより小さい場合に、宛名画像情報のサイズと領域
サイズから拡大率を求めて、求めた拡大率で宛名画像情
報を拡大し、あるいは、差出人画像情報のサイズが当該
差出人画像情報を記載する領域サイズより小さい場合
に、差出人画像情報のサイズと領域サイズから拡大率を
求めて、求めた拡大率で差出人画像情報を拡大する。位
置補正処理は、前記宛名画像情報および前記差出人画像
情報のマージンを求め、前記宛名画像情報および前記差
出人画像情報の互いに接する側のマージンが互いに接す
る側とは逆側のマージンより小さい場合に、前記宛名画
像情報および前記差出人画像情報を互いに接する方向と
は逆方向にそれぞれ移動する。
【0023】この画像処理の流れを、図1に示したフロ
ーチャートを参照しながら、詳細に説明する。
【0024】〔傾斜補正処理〕はじめに、傾斜補正処理
について説明する。
【0025】まず、処理部20の記憶手段に記憶されて
いる画像から、差出人情報が書かれている画像領域を抽
出し(Step11)、抽出した画像データを黒画像と白画像
とからなる2値画像化する(Step12)。
【0026】同様に、処理部20の記憶手段に記憶され
ている画像から、宛名情報が書かれている画像領域を抽
出し(Step13)、抽出した画像データを黒画像と白画像
とからなる2値画像化する(Step14)。尚、差出人カー
ド21あるいは宛名カード22読取り時に、この2値画
像化処理を施して、処理部20の記憶手段に記憶させて
も良い。
【0027】次に、2値画像化した宛名情報、差出人情
報の傾きを検出する(Step15)。この傾き検出処理の詳
細な流れを図3に示し、宛名情報における傾き検出処理
の一例を図4〜図9に示す。 はじめに、図4に示すよ
うに、宛名情報41について、縦方向に黒画素数のプロ
ジェクション42を生成する(Step31)。ここで、黒画
素数のプロジェクションの求め方について、簡単な例を
図16に示す。図16(a)は2値画像データを示して
おり、横方向の長さをm、縦方向の長さをnで表してい
る。横方向のプロジェクションを求める場合には、y=
1についてx=1〜mまで黒画素の数を計数する。同様
に、y=2・・・y=nについてもx=1〜mまで黒画
素の数を計数する。このようにして、図16(a)の2
値画像データを走査すると、同図(b)に示すような横
方向のプロジェクションによって形成されるヒストグラ
ムを求めることができる。同様にして、縦方向について
も、同図(c)に示すように、縦方向のプロジェクショ
ンによって形成されるヒストグラムを生成ことができ
る。
【0028】図4に戻って、宛名情報41について、縦
方向に黒画素数のプロジェクションを求めると、山42
a〜42eからなるプロジェクション42が求まり、こ
の山42a〜42eの中で最左の山42aに対応する領
域を抽出する(Step32)。具体的には、図5に示すよう
に、最左の山42aのピーク44から、山と山との分離
座標43を求め、最左の山42aに対応する領域を求め
て抽出する。ここで抽出される領域は、宛名情報41の
中の氏名を記述した部分に相当する。
【0029】次に、図6に示すように、抽出した氏名6
1の部分の画像データについて、横方向の黒画素のプロ
ジェクション62を生成する(Step33)。生成されたプ
ロジェクション62の山62a〜62d毎に文字毎の領
域を抽出する。
【0030】抽出したそれぞれの文字について、縦方向
のプロジェクションを求め(Step34)、縦方向のプロジ
ェクションと横方向のプロジェクションから重心をそれ
ぞれ求め、その文字毎の重心座標を求める(Step35)。
図7は、氏名61の第2番目の文字71bについて、縦
方向のプロジェクション72bと横方向のプロジェクシ
ョン62bから、この文字71bについての重心座標7
3bを求めた例である。
【0031】このようにして、図8に示すように、氏名
61の部分の各文字について求めた重心座標73a〜7
3dを結んだ線81の、所定方向(ここでは、垂直方
向)の線82に対する角度(傾き)θを求める(Step3
6)。
【0032】尚、各重心座標が直線上に並ばない場合に
は、最小2乗法により直線の傾きθを求めても良い。ま
た、例えば、毛筆等で書かれた原稿の場合には、各文字
の重心を求める際に、横方向のプロジェクション62の
各山62a〜62dを形成するヒストグラムの面積を所
定の閾値で区切り、閾値以上の面積を有する文字につい
て、重心の座標を求めるようにしても良い。また、ひら
がなの「こ」や漢字の「二」などのように、横方向のプ
ロジェクションが2つのプロジェクションの山に***し
てしまう場合には、それぞれのプロジェクションの山毎
に重心を求めるようにしても良い。
【0033】図1に戻って、Step15にて求めた原稿画像
の傾きθを、修正する(Step16)。図9は、宛名情報の
画像データの傾きθを修正するために、当該画像を回転
させる中心点の求め方を例示している。宛名情報を記入
する宛名情報記入欄91における宛名画像の左右上下の
マージンから、左マージンの座標X_left、右マージンの
座標X_right、上マージンの座標Y_up、下マージンの座
標Y_downを、原点Oを基準として、それぞれ求める。こ
れらの各座標値から次式により、この宛名画像データの
中心点92の座標(X,Y)を求める。
【0034】
【数1】中心点座標(X,Y)=((X_right - X_left)/
2, (Y_down - Y_up)/2) そして、求めた中心点92を中心にして、傾きθだけ当
該宛名画像データを回転させることで、傾きを修正す
る。このように、中心点92を記入欄91の外側に取る
のではなく、記入された宛名画像データの内側に取るこ
とにより、回転後の画像データが記入欄91からはみ出
さないようにしている。
【0035】〔サイズ補正処理〕次に、サイズ補正処理
について説明する。
【0036】先に説明したように、何百枚もの宛名を書
いているうちに、手が疲れてきたり、飽きてきたりし
て、段々と文字が小さくなっていくことが考えられる。
そうすると、図10に例示するように、小さくて貧相な
宛名になってしまう場合がある。このようなケースを防
ぐために、画像情報のサイズを求め、所定のサイズに変
更するための以下の処理を行う。
【0037】図1のフローチャートに戻って、まず、宛
名記入欄221および差出人記入欄211に記入されて
いる原稿画像データについて、それぞれの外周矩形余白
を検出する(Step17)。この外周矩形余白検出処理の一
例を図11に示す。図11に示すように、原稿画像デー
タにおける黒画素が位置する最大座標と最小座標を、X
方向およびY方向それぞれについて求め、左右上下のマ
ージン幅X1〜X4,Y1〜Y4を求める。求めたマー
ジン幅X1〜X4,Y1〜Y4から、差出人画像の外周
矩形余白S1と宛名画像の外周矩形余白S2の面積(同
図中のハッチング部)をそれぞれ求める。
【0038】次に、Step17にて求めた外周矩形余白Si
(i=1,2)の面積が、それぞれ所定の閾値th1以
上であるかどうか判定し(Step18)する。つまり、宛名
画像あるいは差出人画像のサイズが所定のサイズ以上あ
るかどうかを判定する、と同時に、宛名画像あるいは差
出人画像を拡大するための余裕が各外周矩形余白Siに
あるかどうかを判定する。
【0039】判定の結果、外周矩形余白Siの面積が閾
値th1以上である場合、当該宛名画像あるいは差出人
画像を拡大する(Step19)。宛名画像を拡大する場合の
拡大率の求め方を次式に例示する。尚、このとき、X方
向およびY方向における拡大率は同率とする。
【0040】
【数2】宛名画像の拡大率=min(Xa/x, Ya/y) つまり、拡大後の画像データが記入欄より大きくならな
いように(記入欄からはみ出さないように)、X方向と
Y方向とで個別に拡大率を求め、その中で値の小さい方
の拡大率をX方向とY方向の両方に適用するのである。
【0041】図12に、拡大後の画像データの例を示
す。同図は、宛名画像情報のみが拡大処理され、差出人
画像情報は拡大されていない例を示している。この例で
は、宛名画像を拡大する際に、Y方向で求めた拡大率を
適用している。
【0042】また、拡大後の画像データは、図12に示
すように、差出人画像の場合には基準点122、宛名画
像の場合には基準点121を基準にして、座標移動す
る。これは、次に説明する差出人画像情報と宛名画像情
報の近隣接を防ぎ、見栄えの良いレイアウトを得るため
の処理である。
【0043】〔位置補正処理〕次に、位置補正処理につ
いて説明する。
【0044】図13に示すように、宛名の情報と差出人
の情報をレイアウトしたときに、両者の間隔が小さくな
ってしまう場合がある。会社名や肩書きなど、宛名に記
載する情報が多くなると、宛名と差出人とが近隣接しや
すくなり、見栄えの悪い出来上がりになってしまう場合
もある。そこで、宛名と差出人とが近隣接を防ぐための
以下の処理を行う。
【0045】図1のフローチャートに戻って、まず、宛
名記入欄221および差出人記入欄211に記入されて
いる原稿画像データについて、X方向のマージン幅を検
出する(Step20)。つまり、Step19で画像の拡大処理を
行っている場合には、図12に示すように、拡大処理後
のX方向のマージン幅X1’〜X4’をそれぞれ再算出
する。
【0046】次に、求めたマージン幅X1’〜X4’が
次式に示す条件式を満たしているかどうか判定し(Step
21)、満たしている場合には、宛名画像情報を右方向
に、差出人画像情報を左方向にそれぞれ移動する(Step
22)。
【0047】
【数3】(マージン幅X1’ > マージン幅X2’)&
(マージン幅X4’ > マージン幅X3’) 上記Step21の判定処理により、差出人画像情報および宛
名画像情報それぞれの外側のマージンに余裕があり、か
つ、差出人画像情報と宛名画像情報との間隔が狭い場合
には、Step22により宛名画像情報を右方向に、差出人画
像情報を左方向にそれぞれ移動する処理が行われる。つ
まり、宛名画像情報および差出人画像情報の互いに接す
る側のマージン(X2’,X3’)が互いに接する側と
は逆側のマージン(X1’,X4’)より小さい場合
に、宛名画像情報および差出人画像情報を互いに接する
方向とは逆方向(宛名の場合は右、差出人の場合は左方
向)にそれぞれ移動するのである。
【0048】この処理により、差出人画像情報と宛名画
像情報との近隣接を防ぎ、見栄えの良いレイアウトを得
ることができる。
【0049】以上、本発明の実施形態について詳細に説
明したが、本発明は本実施例に限定されず、本発明の主
旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更を成し
得るであろう。
【0050】例えば、本実施形態では、傾斜補正処理、
サイズ補正処理、位置補正処理の順番に画像処理を施す
例を示したが、処理の順番はこれに限定されず、任意の
順番に処理を実行することができ、また、上記処理の中
から1つないし3つを選択的に実行することも可能であ
る。
【0051】また、本実施例では、宛名画像情報の傾き
を求める際に、宛名画像情報の中から氏名の部分を抽出
して傾きを求める例を示したが、氏名以外にも、例え
ば、住所や会社名等の部分を抽出して傾きを求めても良
い。差出人画像情報の傾きを求める場合も同様である。
【0052】また、本実施例では、差出人画像情報、宛
名画像情報というように、記入欄単位で処理を行う例を
示したが、例えば、宛名画像情報の住所の部分のみが傾
いていた場合には、その住所の部分のみに処理を施すこ
とも可能である。
【0053】また、本実施例では、縦書きの差出人およ
び宛名原稿を例に説明したが、横書きの原稿について
も、本発明に係る各処理を適用することができる。
【0054】従って、本発明はこの開示から妥当な特許
請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ限定され
るものでなければならない。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、手書きによって書かれ
た宛名や差出人の情報を葉書や封筒等に印刷する場合
に、手書きの原稿に記入された文字列の傾きを検出して
これを修正し、あるいは、宛名や差出人の画像のサイズ
が所定のサイズ以上あるかどうかを判定してこれを修正
し、あるいは、宛名と差出人の画像が近隣接していない
かどうかを判定してこれを修正することにより、バラン
スのとれたレイアウトを得ることができる。
【0056】これによって、例えば、傾いて記入してし
まった宛名や差出人の情報、小さくて貧相に見える宛名
の情報、あるいは、互いに近接しすぎて判別しにくい宛
名や差出人の情報などを含む手書き原稿からでも、図1
4に例示するような見栄えの良い印刷レイアウトを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る宛名印刷装置に搭載される宛名印
刷プログラムの処理手順例を示すフローチャート。
【図2】本発明に係る宛名印刷装置で用いられる原稿及
び印刷結果の一例を示すイメージ図。
【図3】図1に示した宛名印刷処理のうち、傾き検出処
理の詳細な処理例を示すフローチャート。
【図4】図3に示した傾き検出処理において、縦方向の
プロジェクション生成例を示すイメージ図。
【図5】図4に示した縦方向のプロジェクションの中か
ら氏名の部分を抽出する例を示すイメージ図。
【図6】図3に示した傾き検出処理において、縦方向の
プロジェクションの中から抽出した氏名の部分につい
て、横方向のプロジェクション生成例を示すイメージ
図。
【図7】図3に示した傾き検出処理において、氏名の部
分について、文字毎に重心を求める例を示すイメージ
図。
【図8】図3に示した傾き検出処理において、各文字の
重心を結んだ線の傾き求める例を示すイメージ図。
【図9】図3に示した傾き検出処理において、傾きを修
正するための中心点を求める例を示すイメージ図。
【図10】本発明に係る宛名印刷装置で用いられる原稿
及びその印刷結果において、宛名の情報が小さく記載さ
れている例を示すイメージ図。
【図11】図10に示した手書き原稿において外周矩形
余白を検出する例を示すイメージ図。
【図12】図10に示した手書き原稿において宛名原稿
画像を拡大する例を示すイメージ図。
【図13】本発明に係る宛名印刷装置で用いられる原稿
及びその印刷結果において、宛名と差出人の情報が近隣
接している例を示すイメージ図。
【図14】本発明に係る宛名印刷装置を用いて印刷を行
った印刷結果の一例を示すイメージ図。
【図15】本発明に係る宛名印刷装置の構成例を示す概
略図。
【図16】プロジェクション生成処理の一例を示すイメ
ージ図。
【符号の説明】
11....給紙部 12....読取部 13....印刷部 14....はじき部 15....排紙部 20....処理部 21....差出人カード 22....宛名カード 23....年賀葉書 24....葉書 100....宛名印刷装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA09 BA03 BA14 BD05 BD06 CA04 5B050 AA09 BA20 DA06 EA03 EA08 EA12 EA13 EA19 FA02 FA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に記載された画像情報を読取る読取
    部と、 読取った前記画像情報を記憶する記憶部と、 記憶した前記画像情報に所定の画像処理を施す画像処理
    部と、 画像処理を施した前記画像情報を印刷用紙に出力する出
    力部と、 を有する宛名印刷装置であって、 前記画像処理部は、記憶されている前記画像情報の所定
    の方向に対する傾斜角を求め、求めた傾斜角を修正する
    傾斜補正処理と、前記画像情報のサイズを求め、所定の
    サイズに変更するサイズ補正処理と、前記画像情報の配
    置を所定の方向に移動する位置補正処理とのうち、少な
    くとも1つの処理を施すことを特徴とする宛名印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記憶部に記憶される画像情報は、宛
    名が記載された宛名画像情報と差出人が記載された差出
    人画像情報とからなり、 前記傾斜補正処理は、前記宛名画像情報あるいは前記差
    出人画像情報における所定の文字列について個々に重心
    を求め、求めた個々の重心を結んだ線の前記所定の方向
    に対する傾斜角を求め、求めた傾斜角で前記宛名画像情
    報あるいは前記差出人画像情報を回転し、 前記サイズ補正処理は、前記宛名画像情報のサイズが当
    該宛名画像情報を記載する領域サイズより小さい場合
    に、前記宛名画像情報のサイズと前記領域サイズから拡
    大率を求めて、求めた拡大率で前記宛名画像情報を拡大
    し、あるいは、前記差出人画像情報のサイズが当該差出
    人画像情報を記載する領域サイズより小さい場合に、前
    記差出人画像情報のサイズと前記領域サイズから拡大率
    を求めて、求めた拡大率で前記差出人画像情報を拡大
    し、 前記位置補正処理は、前記宛名画像情報および前記差出
    人画像情報のマージンを求め、前記宛名画像情報および
    前記差出人画像情報の互いに接する側のマージンが互い
    に接する側とは逆側のマージンより小さい場合に、前記
    宛名画像情報および前記差出人画像情報を互いに接する
    方向とは逆方向にそれぞれ移動することを特徴とする請
    求項1に記載の宛名印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記サイズ補正処理は、前記宛名画像情
    報を拡大する際に、当該宛名情報を記載する領域の右上
    端を基点として、水平方向あるいは垂直方向に拡大し、
    前記差出人画像情報を拡大する際に、当該差出人情報を
    記載する領域の左上端を基点として、水平方向あるいは
    垂直方向に拡大することを特徴とする請求項2に記載の
    宛名印刷装置。
  4. 【請求項4】 宛名などを含む宛名情報を宛名カードに
    記入するステップと、 差出人情報を差出人カードに記入するステップと、 前記宛名カード及び前記差出人カードを請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の宛名印刷装置に読取らせ、宛
    名画像情報あるいは前記差出人画像情報として記憶させ
    るステップと、 記憶させた前記宛名画像情報あるいは前記差出人画像情
    報が傾いていた場合に、傾いている前記宛名画像情報あ
    るいは前記差出人画像情報の傾きの修正を指示するステ
    ップと、 記憶させた前記宛名画像情報あるいは前記差出人画像情
    報のサイズが所定のサイズより小さい場合に、当該宛名
    画像情報あるいは前記差出人画像情報のサイズの、所定
    のサイズへの変更を指示するステップと、 記憶させた前記宛名画像情報と前記差出人画像情報との
    配置間隔が小さい場合に、配置間隔を広げるように当該
    宛名画像情報あるいは前記差出人画像情報の、所定の方
    向への移動を指示するステップとを具備することを特徴
    とする宛名印刷システム。
  5. 【請求項5】 原稿に記載された画像情報を読取る工程
    と、 読取った前記画像情報を記憶する工程と、 記憶した前記画像情報に所定の画像処理を施す工程と、 画像処理を施した前記画像情報を印刷用紙に出力する工
    程と、 を有する宛名印刷プログラムであって、 前記画像処理を施す工程は、記憶されている前記画像情
    報の所定の方向に対する傾斜角を求め、求めた傾斜角を
    修正する傾斜補正処理と、前記画像情報のサイズを求
    め、所定のサイズに変更するサイズ補正処理と、前記画
    像情報の配置を所定の方向に移動する位置補正処理との
    うち、少なくとも1つの処理を施すことを特徴とする宛
    名印刷プログラム。
  6. 【請求項6】 前記記憶される画像情報は、宛名が記載
    された宛名画像情報と差出人が記載された差出人画像情
    報とからなり、 前記傾斜補正処理は、前記宛名画像情報あるいは前記差
    出人画像情報における所定の文字列について個々に重心
    を求め、求めた個々の重心を結んだ線の前記所定の方向
    に対する傾斜角を求め、求めた傾斜角で前記宛名画像情
    報あるいは前記差出人画像情報を回転し、 前記サイズ補正処理は、前記宛名画像情報のサイズが当
    該宛名画像情報を記載する領域サイズより小さい場合
    に、前記宛名画像情報のサイズと前記領域サイズから拡
    大率を求めて、求めた拡大率で前記宛名画像情報を拡大
    し、あるいは、前記差出人画像情報のサイズが当該差出
    人画像情報を記載する領域サイズより小さい場合に、前
    記差出人画像情報のサイズと前記領域サイズから拡大率
    を求めて、求めた拡大率で前記差出人画像情報を拡大
    し、 前記位置補正処理は、前記宛名画像情報および前記差出
    人画像情報のマージンを求め、前記宛名画像情報および
    前記差出人画像情報の互いに接する側のマージンが互い
    に接する側とは逆側のマージンより小さい場合に、前記
    宛名画像情報および前記差出人画像情報を互いに接する
    方向とは逆方向にそれぞれ移動することを特徴とする請
    求項5に記載の宛名印刷プログラム。
  7. 【請求項7】 前記サイズ補正処理は、前記宛名画像情
    報を拡大する際に、当該宛名情報を記載する領域の右上
    端を基点として、水平方向あるいは垂直方向に拡大し、
    前記差出人画像情報を拡大する際に、当該差出人情報を
    記載する領域の左上端を基点として、水平方向あるいは
    垂直方向に拡大することを特徴とする請求項6に記載の
    宛名印刷プログラム。
JP2001103289A 2001-04-02 2001-04-02 宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラム Pending JP2002292962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103289A JP2002292962A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103289A JP2002292962A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002292962A true JP2002292962A (ja) 2002-10-09

Family

ID=18956369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001103289A Pending JP2002292962A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002292962A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012064050A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Toshiba Corp 画像検索装置、方法及びプログラム
JP2016181166A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士通株式会社 表示プログラム、表示方法及び表示装置
JP2017016290A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012064050A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Toshiba Corp 画像検索装置、方法及びプログラム
JP2016181166A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士通株式会社 表示プログラム、表示方法及び表示装置
JP2017016290A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003219147A (ja) 画像形成後の加工のためにページの向きを判定する方法
JP6921522B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法並びにプログラム
US11294611B2 (en) Image forming system for designating exception for specific page and non-transitory computer readable medium storing program
JP2002292962A (ja) 宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラム
JP2001232887A (ja) 印刷装置、印刷方法及び印刷プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2004082473A (ja) 画像形成装置
JP2015104823A (ja) 印刷制御装置、印刷装置及び印刷制御プログラム
JP3847509B2 (ja) 宛名印刷装置、宛名印刷方法、及び宛名印刷プログラムを記録した記録媒体
JP6299360B2 (ja) 印刷制御装置及び印刷装置
JP6314446B2 (ja) 印刷制御装置、印刷装置及び印刷制御プログラム
JP6708061B2 (ja) 画像処理装置、画像読取装置及び画像形成装置
KR102667034B1 (ko) 텍스트 및 이미지를 포함하는 인쇄물에 대한 샘플 이미지를 자동 생성하여 제공하는 방법 및 시스템
JPH078584B2 (ja) 両面プリント用文字発生装置
CN101421696B (zh) 用于产生xhtml数据的方法和设备
JP3366771B2 (ja) 印刷装置
JP6834244B2 (ja) 印刷データ作成装置、印刷データ作成方法、及び、印刷データ作成プログラム
JP2001217967A (ja) 宛名印刷装置、宛名印刷システム、及び宛名印刷プログラムを記録した記録媒体
JP6521614B2 (ja) 画像形成装置
US9467577B2 (en) Image processing device and image forming apparatus
JP2024014051A (ja) 画像形成装置および文字認識方法
JP2011126138A (ja) 印刷制御装置、方法及びプログラム
JP2000287075A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2015104822A (ja) 印刷制御装置、印刷装置、及び印刷制御プログラム
JPH0671798B2 (ja) 両面プリント用文字発生装置
JPH0651925A (ja) 画像形成装置