JP2002290458A - マルチキャストシステム - Google Patents

マルチキャストシステム

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JP2002290458A
JP2002290458A JP2001087414A JP2001087414A JP2002290458A JP 2002290458 A JP2002290458 A JP 2002290458A JP 2001087414 A JP2001087414 A JP 2001087414A JP 2001087414 A JP2001087414 A JP 2001087414A JP 2002290458 A JP2002290458 A JP 2002290458A
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Katsumi Hirata
克美 平太
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クライアント側でデータの複数の送信先を自由
に選択することができるマルチキャストシステムを提供
する。 【解決手段】クライアントは、データをマルチキャスト
したい場合、データとその複数の送信先に係る宛先情報
とをセンター装置に送信する。センター装置は、宛先情
報に基づいて複数の送信先を含むマルチキャストグルー
プを生成し、生成したマルチキャストグループにデータ
をマルチキャストする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データをマルチキ
ャストするためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量のコンテンツが多数の拠点
に配信される場合には、以下の手法がとられていた。 (1)1カ所づつ時間をかけて配信する。 (2)衛星通信等の同報送信(ブロードキャスト)機能を利
用する。
【0003】最近、多くのネットワークにそのプロトコ
ルとしてTCP/IPが採用されている。また、IPマ
ルチキャストが、IPネットワークにてIPパケットを
同報通信する機能としてIPマルチキャストが標準化さ
れている。これによって、IPマルチキャストを用いた
サービスが普及が促進されて行くものと考えられる。
【0004】IPマルチキャストは、マルチキャストア
ドレスを利用して、送りたい相手をグループ化(マルチ
キャストグループを生成)し、マルチキャストグループ
に同時に情報を配信する機能である。一般的に、センタ
ーシステムからプッシュ型で多数のクライアントにデー
タを一斉配信するために使用される。例えば、企業内の
部署間をイントラネットで連結し、或る部署からの情報
をセンター装置(送信センター)から複数の他部署へイン
トラネットを通じてマルチキャストしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、データ
のマルチキャストは、送信センターで一括して行われて
いる。このため、マルチキャストグループは、予め情報
の送信センターに登録されていた。従って、マルチキャ
ストは、マルチキャストグループの登録処理が事前に行
われなければ利用することができなかった。
【0006】また、マルチキャストグループの生成処理
は、送信センターを操作するセンターオペレータに一任
されており、マルチキャストの利用者(クライアント)が
送信センターを操作してマルチキャストグループを自由
に生成することは出来なかった。なお、センターオペレ
ータが別のサイトからのリモート操作でマルチキャスト
グループを登録することがあったが、これはあくまでも
センターオペレータの操作場所が変わるだけでセンター
オペレータの作業域から外れているわけではない。
【0007】一方、クライアントは、送信先を任意に選
択し、データを送信できることが望ましい。しかしなが
ら、クライアントは、マルチキャストグループを自由に
生成できないため、或るデータを複数の送信先へマルチ
キャストしたい場合には、そのデータをセンターオペレ
ータに送るとともに、複数の送信先をマルチキャストグ
ループとして登録することをセンターオペレータに依頼
しなければならなかった。
【0008】マルチキャストでデータを送信する場合、
送信先に対応する複数のIPアドレスがマルチキャスト
アドレスとしてグルーピングされる。このため、マルチ
キャストグループが毎回変わったり、新規なIPアドレ
スが既存のマルチキャストグループに追加されたりする
場合には、センターオペレータは、マルチキャストグル
ープの登録作業又は変更作業を随時行わなければならな
い。これらの作業は、センターオペレータにとってかな
り面倒な作業であった。
【0009】このように、クライアントは送信データ及
び送信先を指定してマルチキャストをセンターオペレー
タに依頼する手間がかかり、センターオペレータはクラ
イアントからの依頼に従ってマルチキャストグループを
登録/変更する手間がかかっていた。従って、クライア
ントは、実質上、データの配信先を自由に選択すること
ができなかった。これによって、マルチキャストの利便
性が阻害されていた。
【0010】さらに、情報を複数の拠点から同報送信す
る場合には、その拠点の全てに同報機能を持つセンター
サーバーシステム(センター装置)を設置する方法も考え
られる。しかしながら、コストの上昇及びシステムの複
雑化の観点から実用的ではなかった。
【0011】本発明の目的は、クライアント側でデータ
の複数の送信先を自由に選択することができるマルチキ
ャストシステムを提供することである。
【0012】また、本発明の目的は、データをマルチキ
ャストするセンター装置のオペレータの負荷を軽減させ
ることができるマルチキャストシステムを提供すること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のようにした。
【0014】即ち、本発明は、クライアントと、このク
ライアントとネットワークを通じて接続されたセンター
装置とを備えるマルチキャストシステムであって、前記
クライアントは、マルチキャストすべきデータを前記セ
ンター装置に送信するデータ配信手段と、前記データの
複数の送信先に係る宛先情報を前記センター装置に通知
する宛先情報通知手段とを含み、前記センター装置は、
前記データ及び前記宛先情報を受信する受信手段と、前
記宛先情報に基づいて前記複数の送信先を含むマルチキ
ャストグループを生成する生成手段と、前記データを前
記生成されたマルチキャストグループにマルチキャスト
する配信手段とを含む。
【0015】本発明によれば、センター装置が宛先情報
に基づいてマルチキャストグループを生成する。このた
め、従来のようにクライアントがセンターオペレータに
マルチキャストグループの登録を依頼しなくて済む。ま
た、センターオペレータは、登録作業を行わなくて済
む。
【0016】最近では、マルチキャストを利用した映像
や音声の配信にもストリーミングを使ったサービスが考
えられる。本発明では、ファイル送信とストリーミング
送信のどちらにも適用可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。以下の実施形態は例示であり、本発明は実施形態の
構成に限定されるものではない。
【0018】〔第1実施形態〕図1は、第1実施形態に
よるシステム構成図である。システムは、企業内ネット
ワークシステムであり、企業内での情報の連絡に使用さ
れる。このシステムは、クライアント主導でマルチキャ
ストグループを生成する。
【0019】図1において、システムは、センター装置
(「センターゲートウェイ」ともいう)Sと、複数のクラ
イアント装置(図1ではクライアント装置A〜Dを例
示,以下、単に「クライアント」と称する)とを備えて
いる。
【0020】センター装置S及びクライアントA〜D
は、ルータを介してイントラネット(ネットワークに相
当)に接続されており、これによって、各クライアント
A〜Dは、センター装置Sにネットワークを通じて接続
されている。センター装置Sは、企業内の所定の位置に
設置され、各クライアントA〜Dは、例えば、企業の事
業所毎に設置されている。
【0021】図2は、センター装置Sのハードウェア構
成例を示す図である。図2において、センター装置S
は、バスB1を介して相互に接続されたCPU1,メモ
リ2,入力装置3,ディスプレイ4,通信インターフェ
イス(通信I/F)5,及び二次記憶6を備えるコンピュ
ータである。
【0022】二次記憶6は、例えばハードディスクを用
いて構成される。二次記憶6上には、IPアドレステー
ブル7,及びデータ記憶部8が作成されている。データ
記憶部8は、センター装置Sが各クライアントA〜Dか
ら受信したマルチキャストすべきデータのファイルを記
憶する。IPアドレステーブル7は、マルチキャストグ
ループに参加可能な複数のIPアドレスと、各IPアド
レスに対応するサイト名とを記憶したテーブルである。
【0023】二次記憶6は、CPU1によって実行され
る複数のプログラム,及び各プログラムの実行時に使用
される複数のデータを記録している。複数のプログラム
は、コンピュータがセンター装置Sとしての複数の処理
を実行するためのプログラム,各クライアントA〜Dと
の通信プロトコル(TCP/IP,HTTP,FTP,
SMTP,POP等)を実現するためのプログラム等を
含む。
【0024】入力装置13は、キーボード及びポインテ
ィングデバイスからなり、オペレータ(センターオペレ
ータ)がデータやコマンドを入力するために使用され
る。ポインティングデバイスは、例えば、マウス,トラ
ックボール,ジョイスティック,フラットポイントであ
る。
【0025】ディスプレイ4は、例えば、CRT,LC
D,プラズマディスプレイ等を用いて構成される。ディ
スプレイ4は、入力装置13によって入力されたデータ
及びコマンド,CPU1によるプログラムの実行結果等
を表示する。
【0026】通信インターフェイス5は、センター装置
Sと各クライアントA〜Dとのデータの送受信処理を司
る。メモリ2は、CPU1のワークエリア及びビデオメ
モリとして機能する。
【0027】CPU1は、二次記憶6に記憶された各プ
ログラムをメモリ2にロードして実行することにより、
コンピュータをセンター装置Sとして機能させる。CP
U1による処理は、IPアドレステーブル7を二次記憶
6上に作成する処理,クライアントから得たファイルを
データ記憶部8に格納する処理,各クライアントA〜D
からマルチキャストグループを作成するための情報を得
るための処理,マルチキャストグループを作成する処
理,データ記憶部8内のファイルをマルチキャストグル
ープにマルチキャストする処理等を含む。
【0028】なお、CPU1及び通信I/F5が、本発
明の受信手段,配信手段及びリスト提供手段に相当し、
CPU1が本発明の生成手段に相当する。
【0029】図3は、各クライアントA〜Dのハードウ
ェア構成例を示す図である。複数のクライアントA〜D
は、同じ構成を有しているため、例としてクライアント
Aについて説明する。
【0030】図3において、クライアントAは、バスB
2を介して相互に接続されたCPU11,メモリ12,
入力装置13,ディスプレイ14,通信インターフェイ
ス(通信I/F)15,及び二次記憶16を備えるコンピ
ュータである。
【0031】二次記憶16は、CPU11によって実行
される複数のプログラム,及びプログラムの実行に際し
て使用される複数のデータを記録している。複数のプロ
グラムは、コンピュータがクライアントAとして複数の
処理を実行するためのプログラム,各クライアントA〜
Dとの通信プロトコル(TCP/IP,HTTP,FT
P,SMTP,POP等)を実現するためのプログラム
等を含む。
【0032】メモリ12,入力装置13,ディスプレイ
14,及び通信I/F15の構成及び機能は、上記した
メモリ2,入力装置3,ディスプレイ4,及び通信I/
F5と同じである。
【0033】CPU11は、二次記憶16に記憶された
各プログラムをメモリ12にロードして実行することに
より、クライアントAとしての各種の処理を実行する。
CPU11による処理は、マルチキャストすべきデータ
のファイルをセンター装置Sに送信する処理,マルチキ
ャストグループを作成するための情報をセンター装置S
に送信する処理,マルチキャストされたファイルを受信
する処理等を含む。
【0034】なお、CPU11及び通信I/F15が本
発明のデータ送信手段及び宛先情報通知手段に相当す
る。
【0035】次に、図1及び図4を用いてシステムの動
作例を説明する。図4は、図1に示したシステムの動作
を示すシーケンス図である。図4において、最初に、セ
ンターオペレータがセンター装置Sを操作し、IPアド
レスを登録する(ステップS1)。
【0036】即ち、センターオペレータは、入力装置1
3を操作し、マルチキャストグループに参加可能なIP
アドレスと、このIPアドレスの識別情報とをセンター
装置Sに入力する。すると、CPU1は、入力されたI
Pアドレス及び識別情報を二次記憶6上の識別データベ
ース7に記録する。このようにして、識別データベース
7が作成される。
【0037】その後、クライアントA〜Dの何れか(こ
こでは、クライアントDとする)が、二次記憶16に記
憶されたデータをクライアントA及びCに送信したい場
合には、クライアントDのCPU11は、マルチキャス
ト送信要求をセンター装置Sに送信する(ステップS
2)。マルチキャスト送信要求は、クライアントDの通
信I/F15から送出され、イントラネットを通じてセ
ンター装置Sに受信される。
【0038】センター装置Sがマルチキャスト送信要求
を受信すると、センター装置SとクライアントDとの間
で認証処理が行われる(ステップS3)。即ち、センター
装置Sは、クライアントDのユーザID,パスワード,
及びユーザの所属部門等の認証情報の入力インターフェ
イスをクライアントDに送信する。入力インターフェイ
スは、クライアントDのディスプレイ14に表示され
る。クライアントDのユーザは、入力インターフェイス
を用いてユーザID,パスワード等の認証情報を入力す
る。すると、CPU11は、入力されたユーザID,パ
スワード等の認証情報をセンター装置Sに送信する。セ
ンター装置Sは、クライアントDから受信した認証情報
の照合処理を、二次記憶6に記憶された照合用情報を用
いて行う。
【0039】照合結果がOKである場合には、センター
装置SのCPU1は、IPアドレステーブル7に記憶さ
れた複数のサイト名を読み出し、読み出したサイト名を
含むIPアドレス選択リスト(以下、単に「リスト」と
いう)を作成し、クライアントDに送信する(ステップS
4:図1の矢印P1参照)。なお、照合結果がNGであ
る場合には、センター装置Sは、認証情報を再度要求
し、NGの発生回数が所定の回数となった場合には、マ
ルチキャスト送信要求を拒否する。
【0040】クライアントDのCPU11は、センター
装置Sから受信したリストをディスプレイ14に表示す
る。これによって、リストに含まれた複数のサイト名が
ファイルの宛先の選択肢として表示される。このよう
に、IPアドレスそのものではなく、サイト名が表示さ
れることにより、ユーザは、宛先を容易に認識・選択す
ることができる。もっとも、IPアドレスそのものが表
示されるようにしても良い。リストの表示形式は、ユー
ザが適宜の選択方法を用いて複数の宛先のなかからマル
チキャストグループに含めるべき複数の宛先を選択でき
るようになっていれば良い。
【0041】クライアントDのユーザは、表示されたリ
ストを参照し、宛先に対応する複数のサイト名を入力装
置13を用いて選択する(ステップS5)。図4では、サ
イト名(IPアドレス)は、クライアントA〜Cに対応し
ており、クライアントA及びCに対応するサイトが選択
され、クライアントBに対応するサイトが選択されなか
った例が示されている。
【0042】また、ユーザは、マルチキャストすべきフ
ァイルを入力装置13を用いて指定する(ステップS
6)。すると、CPU11は、二次記憶16から指定さ
れたファイルを読み出し、読み出したファイルと、選択
された複数のサイト名(宛先情報に相当)とをセンター装
置Sに送信する(図1の矢印P2参照)。
【0043】センター装置SのCPU1は、複数のサイ
ト名及びファイルを受信すると、ファイルをデータ記憶
部8に記憶する。続いて、CPU1は、受信した複数の
サイト名に対応するIPアドレスを夫々読み出し、これ
らのIPアドレスにマルチキャストIPアドレス(以
下、「マルチキャストアドレス」と表記)を割り当てる
ことによって、マルチキャストグループを作成する(グ
ルーピング処理:ステップS7)。
【0044】図4では、クライアントAのIPアドレス
“192.x.x.x”及びクライアントCのIPアドレス“19
2.x.x.y”からなるマルチキャストグループ(マルチキャ
ストアドレス“224.x.x.x”)が作成された例が示されて
いる。作成されたマルチキャストグループ(マルチキャ
ストアドレス)は、メモリ2に一時的に記憶される。こ
のように、本発明では、マルチキャストグループは登録
しない。もっとも、生成されたマルチキャストグループ
を記憶しておき、必要に応じて使用するようにしても良
い。
【0045】次に、センター装置SのCPU1は、生成
したマルチキャストグループに属する各IPアドレスを
宛先として、記憶したマルチキャストアドレスを通知す
る(ステップS8)。図4では、クライアントDのユーザ
によって選択されたクライアントA及びCにマルチキャ
ストアドレスが通知される例が示されている。
【0046】各クライアントA及びCのCPU11は、
マルチキャストアドレスを受信すると、ユーザの操作に
従って、マルチキャストアドレスが宛先アドレスとして
設定されたIPパケットを取り込む設定を行う。この設
定が終了すると、各CPU11は、マルチキャストアド
レスの設定が完了したことをセンター装置Sに通知する
(ステップS9)。
【0047】センター装置SのCPU1は、設定完了通
知(セット完了通知)を受信すると、データ配信処理を行
う(ステップS10)。即ち、CPU1は、クライアント
Dから受け取ったファイルをデータ記憶部8から読み出
し、このファイルを格納した少なくとも1つのIPパケ
ットを作成し、このIPパケットのヘッダに生成したマ
ルチキャストアドレスをセットしてイントラネットへ送
出する。
【0048】送出されたIPパケットは、イントラネッ
トを通じて各クライアントA〜Dに伝達される。クライ
アントA〜Dのうち、マルチキャストグループに属する
クライアントA及びCは、IPパケットの宛先アドレス
が通知されたマルチキャストアドレスである場合には、
そのIPパケットを取り込む。これに対し、クライアン
トB及びDは、宛先アドレスが自身のIPアドレスでは
ないため、このIPパケットを取り込まない。これによ
って、IPパケットがマルチキャストグループに属する
クライアントのみに伝達される。このようにして、クラ
イアントDからのファイルがセンター装置Sを通じてマ
ルチキャストにより配信される(図1の矢印P3参照)。
【0049】各クライアントA及びCのCPU11は、
全てのIPパケットを取り込むと、ファイルの受信が完
了したことをセンター装置Sに通知する(ステップS1
1)。
【0050】センター装置Sは、各クライアントA及び
Cからファイル受信通知を受信すると、送信完了通知を
クライアントDに送信する。以上のようにして、センタ
ー装置Sは、ファイルの送信の要求元のクライアントに
て選択されたIPアドレスからなるマルチキャストグル
ープを生成し、このマルチキャストグループにファイル
をマルチキャストする。これによって、マルチキャスト
されたファイルの配信先(図4の例ではクライアントA
及びC)のユーザは、受信したファイルの内容をディス
プレイ14に表示して参照することができる。
【0051】なお、クライアントA〜Cも、マルチキャ
スト送信要求をセンター装置Sに送信することができ
る。この場合にも、図4に示した動作が行われ、センタ
ー装置Sが、要求元のクライアントから受け取ったファ
イルをこのクライアントによって選択された複数の宛先
にマルチキャストする。
【0052】第1実施形態によると、センター装置S
は、クライアントからマルチキャスト要求を受け取る
と、リストを要求元のクライアントに与え、送信先に相
当する複数のIPアドレス(サイト名)を選択させ、その
結果に基づくマルチキャストグループを生成する。
【0053】これによって、要求元のクライアントのユ
ーザは、マルチキャストによってファイルを送信すべき
複数の宛先を自由に選択することができる。このとき、
従来のように、センターオペレータにマルチキャストグ
ループの生成を依頼しなくて済むので、その手間を省く
ことができる。
【0054】また、ユーザは、マルチキャストを利用し
て、任意の相手に遅滞なく情報を同時に伝達が可能とな
る。このため、ユーザの利便性が向上する。
【0055】一方、センター装置Sは、選択結果に基づ
いて自動的にマルチキャストグループを作成するので、
センターオペレータがクライアントからの依頼に基づい
てマルチキャストグループを新規登録したり、マルチキ
ャストグループの内容を変更したりする手間を省くこと
ができる。このため、センターオペレータの作業量が減
少するので、センターオペレータの負荷が軽減される。
また、センター装置Sでのオペレーションミスが抑止で
きる。
【0056】さらに、本発明のシステムでは、マルチキ
ャスト用のソフトウェアをセンター装置Sのみが有して
いればよいため、コストを抑えることができる。
【0057】本発明において、リストの提供方法とし
て、セキュリティや利便性の観点から幾つかの方法が選
択できる。 方法(1) :全登録者情報を送信する。 方法(2) :認証時に得た認証情報からリストの公開の
範囲を絞り込み、絞り込んだ範囲でのリストを提供す
る。
【0058】センター装置Sが、例えば、ユーザから得
た認証情報(ユーザが属する事業所,部門,職種,役職
等)に対応する範囲のリストを作成し、要求元のクライ
アントに提供する。これによって、ファイルの送信先を
制御することができる。従って、ファイルが関係のない
事業所,部門,職種,役職にマルチキャストされ、情報
が漏洩することを防止することができる。 方法(3):上記方法(2)とは逆に、利用者にリストの公
開の範囲を選択してもらい、対応する範囲のリストを提
供する。
【0059】上記方法(1)〜(3)の方法を採用するた
め、第1実施形態に示すシステムは、以下のように変形
することができる。図5は、変形例におけるセンター装
置SAのハードウェア構成例を示す図である。センター
装置SAは、IPアドレステーブル7に代えて、識別情
報データベース7Aを二次記憶6上に持つ点で、センタ
ー装置Sと異なる。
【0060】図6は、識別情報データベース7Aの説明
図である。識別情報データベース7Aは、IPアドレス
と、このIPアドレスの少なくとも1つの識別情報とを
含む複数のレコードをIPアドレス毎に記憶している。
識別情報は、この例では、IPアドレスが割り当てられ
た利用者の名称(利用者名)と、この利用者に割り当てら
れた少なくとも1つの属性情報(この例では、事業所情
報,部門情報,職種情報,役職情報)とからなる。これ
によって、識別情報データベース7から或る識別情報に
対応するIPアドレスを抽出することができる。
【0061】図7は、要求元のクライアントに提供され
るリスト画面20の表示例を示す図である。リスト画面
20は、IPアドレスの公開の範囲「事業所」に対応す
る第1リスト21と、範囲「部門」に対応する第2リス
ト22と、範囲「役職」に対応する第3リスト23と、
範囲「担当者」に対応する第4リスト24を含む。この
例では、範囲は、「事業所」,「部門」,「役職」,及
び「担当者」が用意されている。
【0062】第1リスト21は、企業が有する全ての事
業所のリストを選択肢(項目)として含んでいる。ユーザ
は、第1リスト24中の複数の項目の中から、少なくと
も1つの項目を選択することができる。第1リスト21
の全ての項目が選択された場合には、センター装置SA
に登録された全てのIPアドレスが選択される。
【0063】第2リスト22は、企業が有する全ての部
門(職種)のリストを選択肢(項目)として含んでいる。ユ
ーザは、第2リスト22中の複数の項目の中から、少な
くとも1つの項目を選択することができる。第2リスト
22の全ての項目が選択された場合には、センター装置
SAに登録された全てのIPアドレスが選択される。
【0064】第3リスト23は、企業が有する全ての役
職のリストを選択肢(項目)として含んでいる。ユーザ
は、第3リスト23中の複数の項目の中から、少なくと
も1つの項目を選択することができる。第3リスト23
の全ての項目が選択された場合には、センター装置SA
に登録された全てのIPアドレスが選択される。
【0065】第4リスト24は、企業に所属する全ての
担当者のリストを選択肢(項目)として含んでいる。ユー
ザは、第4リスト24中の複数の項目の中から、少なく
とも1つの項目を選択することができる。第4リスト2
4の全ての項目が選択された場合には、センター装置S
Aに登録された全てのIPアドレスが選択される。
【0066】センター装置SAがリスト画面20を用い
た選択結果(選択された項目:宛先情報に相当)をクライ
アントから受信すると、センター装置SAのCPU1
は、選択された少なくとも1つの項目(宛先情報)に対応
する複数のIPアドレスを識別情報データベース7Aか
ら読み出し、読み出した複数のIPアドレスからなるマ
ルチキャストグループを生成し、生成したマルチキャス
トグループにファイルをマルチキャストする。
【0067】以上の構成において、上記したリスト提供
方法(1)が採用される場合には、センター装置SAは、
図7に示した第1〜4リスト21〜24を含むリスト画
面20を作成・提供する。これによって、ユーザは、自
身の好むリストを用いて、送信先を選択することができ
る。このように、第1〜第4リスト21〜24を含むリ
スト画面20が提供されることで、ユーザは、自身の好
む選択方法で送信先を選択することができる。
【0068】これに対し、上記したリスト提供方法(2)
が採用される場合には、センター装置SAは、認証処理
にて得た認証情報に含まれたユーザの属性(所属事業
所,部門,職種等)に基づき、第1〜4リスト21〜2
4から所定のリストが欠落したリスト画面20,或い
は、第1〜4リスト21〜24から所定の項目が選択で
きないようにされた(例えば、所定の項目が欠落した)リ
スト画面20を作成・提供する。これによって、ファイ
ルの送信先を制御することができる。
【0069】また、上記したリスト提供方法(3)が採用
される場合には、センター装置SAは、リストを提供す
る前に、要求元のクライアントからユーザによって選択
されたリストの範囲を示す情報(範囲情報)を取得する。
例えば、センター装置SAは、ステップS3の認証処理
において、ユーザID及びパスワード等の認証情報とと
もに範囲情報を取得する。このとき、例えば、センター
装置SAは、範囲としての「事業所」,「部門」,「役
職」,及び「担当者」の何れかをユーザから得る。
【0070】センター装置SAは、認証処理にてOKの
結果を得た場合には、範囲情報に対応するリスト画面
(クライアント画面)の情報を作成し、マルチキャスト送
信要求を送信したクライアントに与える。
【0071】範囲「事業所」が選択された場合には、セ
ンター装置SAは、第1リスト21のみを含むリスト画
面20を作成・提供する。また、範囲「部門」が選択さ
れた場合には、センター装置SAは、第2リスト22の
みを含むリスト画面20を作成・提供する。また、範囲
「役職」が選択された場合には、センター装置SAは、
第3リスト23のみを含むリスト画面20を作成・提供
する。
【0072】また、範囲情報「担当者」が選択された場
合には、センター装置SAは、第4リスト21のみを含
むリスト画面20を作成・提供する。これに代えて、第
4リスト24に加え、第1〜3リスト21〜23のうち
の少なくとも1つとを含むリスト画面20を作成・提供
するようにしても良い。
【0073】これによって、ユーザが好む範囲を選択
し、選択した範囲に対応するリストから送信先を選択す
ることが可能になる。さらに、方法(2)と方法(3)とを
組み合わせたリスト提供方法を採用することも可能であ
る。
【0074】上記方法(2)のようにマルチキャストのグ
ループ化においてリストの公開範囲を絞り込むことで、
容易にセキュリティを管理することができる。特に、ク
ライアントに提供するリストをを階層化することによ
り、セキュリティの強化が図れる。一方、リストの公開
範囲を拡げることも容易である。
【0075】〔第2実施形態〕第1実施形態では、マル
チキャストされるデータがファイルである場合を想定し
た。第2実施形態は、データがストリームデータである
ことを想定した実施形態である。
【0076】第2実施形態は第1実施形態と共通の構成
をもつので、主として相違点についてのみ説明する。第
2実施形態が第1実施形態と異なる点は、データを送信
するタイミングと受信完了通知を必要としない点であ
る。
【0077】図8は、第2実施形態におけるシステムの
動作例を示すシーケンス図である。図8において、前提
として、センター装置Sは、第1実施形態と同様の手法
でIPアドレス登録処理を行う(ステップS21)。
【0078】その後、クライアント(クライアントA〜
Dの何れか)からマルチキャストの送信要求が行われた
ら(ステップS22)、センター装置Sは、認証処理を行
い、クライアントがネットワーク加入者として登録され
ているかをチェックする(ステップS23)。クライアン
トが許可されているものであれば、IPアドレスの一覧
(リスト)を要求元クライアントに送信する(ステップS
24)。
【0079】クライアントはリストを元に送信したいサ
イトを選択し、センター装置Sに返す(ステップS2
5)。センター装置Sは、サイトの選択結果に対応する
複数のIPアドレスをIPアドレステーブル7から読み
出し、読み出した複数のIPアドレスからなるマルチキ
ャストグループを作成する(グループ化処理:ステップ
S26)。
【0080】グループ化後、センター装置Sは、送信す
るIPアドレス(クライアント)に対してマルチキャスト
アドレスを通知する(ステップS27)。対応する複数の
クライアントは、マルチキャストアドレスをセットし、
このセットが終了すると、完了通知をセンター装置Sへ
送信する(ステップS28)。
【0081】センター装置Sは、マルチキャストアドレ
スのセット完了通知を送信先のクライアントから受け取
ると、要求元のクライアントに受信準備が出来たことを
通知する(ステップS29)。
【0082】要求元のクライアントは、センター装置S
からの通知を受け取ると、マルチキャストすべきデータ
をストリーム通信によりセンター装置Sへ送信する(ス
テップS30)。このとき、要求元のクライアントは、
一つの番組(ストリームデータ)が終わるまで送信し続け
る。
【0083】センター装置Sは、要求元のクライアント
から受信したデータをマルチキャストする(ステップS
31)。なお、ストリームデータは、テレビ放送やラジ
オ放送と同様に視聴したいものだけが受信すればよいた
め、完了通知は通知しないものとする。
【0084】第2実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を得ることができる。Mた、第2実施形態は、
第1実施形態にて説明した全てのリスト提供方法及び変
形例を適用することができる。
【0085】〔第3実施形態〕図9は、第3実施形態の
システム構成図である。第3実施形態は、ネットワーク
部分を第1及び第2実施形態にて採用したイントラネッ
トに代えて、地上回線25と衛星回線26を利用した場
合を示す。
【0086】原理的には、第1及び第2実施形態と同じ
である。即ち、図9において、センター装置(ゲートウ
ェイ端末)Sは、地上回線25を用い、図4又は図8に
示した動作と同様の動作により、複数の送信先(宛先情
報)と送信すべきデータをマルチキャスト送信要求元の
クライアントから取得し、これらに従ってマルチキャス
トグループを生成し、衛星回線26を通じてデータをマ
ルチキャストグループにマルチキャストする。これによ
って、データがマルチキャストアドレスに対応する目的
地(クライアント)に伝送される。また、図9に示す例で
は、マルチキャストサーバ28からセンター装置Sへ提
供されるコンテンツに対するマルチキャスト配信先を、
各クライアントA〜Cが制御することもできる。
【0087】第3実施形態によれば、マルチキャストは
同時に多数のものに配信する仕組みであるため、衛星回
線26の特徴である同報性を活かすことにより、ネット
ワークを容易に構築することができる。
【0088】第1〜3実施形態では、マルチキャスト送
信要求の要求元(クライアント)が、マルチキャストされ
るデータの配信先となることができる例について説明し
たが、本発明は、クライアントがマルチキャストデータ
の配信先となることは必須の構成要件ではない。
【0089】〔その他〕本発明は、以下のように特定す
ることができる。 (付記1)クライアントと、このクライアントとネット
ワークを通じて接続されたセンター装置とを備えるマル
チキャストシステムであって、前記クライアントは、マ
ルチキャストすべきデータを前記センター装置に送信す
るデータ送信手段と、前記データの複数の送信先に係る
宛先情報を前記センター装置に通知する宛先情報通知手
段とを含み、前記センター装置は、前記データ及び前記
宛先情報を受信する受信手段と、前記宛先情報に基づい
て前記複数の送信先を含むマルチキャストグループを生
成する生成手段と、前記データを前記生成されたマルチ
キャストグループにマルチキャストする配信手段と、を
含むマルチキャストシステム。 (付記2)前記センター装置は、クライアントのユーザ
が複数の送信先を選択するためのリストを前記クライア
ントに提供するリスト提供手段をさらに備え、前記宛先
情報通知手段は、ユーザによって前記リストから選択さ
れた複数の送信先に係る宛先情報を前記センター装置に
通知する、付記1記載のマルチキャストシステム。 (付記3)前記受信手段は、前記ユーザの情報を前記ク
ライアントから受信し、前記リスト提供手段は、マルチ
キャストによってデータを送信可能な複数の送信先のう
ち前記ユーザの情報に対応する送信先に関する情報を含
むリストを前記クライアントに提供する、付記2記載の
マルチキャストシステム。 (付記4)前記受信手段は、前記ユーザによって選択さ
れた送信先の範囲に係る範囲情報を前記クライアントか
ら受信し、前記リスト提供手段は、マルチキャストによ
ってデータを送信可能な複数の送信先のうち前記範囲情
報に対応する送信先に関する情報を含むリストを前記ク
ライアントに提供する付記2記載のマルチキャストシス
テム。 (付記5)クライアントと、このクライアントとネット
ワークを通じて接続されたセンター装置とを備えるマル
チキャストシステムにおけるマルチキャストグループ生
成方法であって、前記クライアントがマルチキャストす
べきデータ,及び前記データの複数の送信先に係る宛先
情報を前記センター装置に通知するステップと、前記セ
ンター装置が前記データ及び前記宛先情報を受信するス
テップと、前記センター装置が前記複数の送信先を含む
マルチキャストグループを生成するステップと、を含む
マルチキャストグループ生成方法。 (付記6)前記センター装置がクライアントのユーザが
複数の送信先を選択するためのリストを前記クライアン
トに提供するステップと、前記クライアントが前記ユー
ザによって前記リストから選択された複数の送信先に係
る宛先情報を前記センター装置に通知するステップとを
さらに含む、付記5記載のマルチキャストグループ生成
方法。 (付記7)前記センター装置が前記ユーザの情報を前記
クライアントから受信するステップと、前記センター装
置がマルチキャストによってデータを送信可能な複数の
送信先のうち前記ユーザの情報に対応する送信先に関す
る情報を含むリストを前記クライアントに提供するステ
ップと、をさらに含む付記6記載のマルチキャストグル
ープ生成方法。 (付記8)前記センター装置が前記ユーザによって選択
された送信先の範囲に係る範囲情報を前記クライアント
から受信するステップと、前記センター装置がマルチキ
ャストによってデータを送信可能な複数の送信先のうち
前記範囲情報に対応する送信先に関する情報を含むリス
トを前記クライアントに提供するステップと、をさらに
含む付記6記載のマルチキャストグループ生成方法。 (付記9)マルチキャストすべきデータ及び前記データ
の複数の送信先に係る宛先情報をクライアントからネッ
トワークを通じて受信する受信手段と、前記宛先情報に
基づいて前記複数の送信先を含むマルチキャストグルー
プを生成する生成手段と、前記データを前記生成された
マルチキャストグループにマルチキャストする配信手段
と、を含むマルチキャスト装置。 (付記10)クライアントのユーザが複数の送信先を選
択するためのリストを前記クライアントに提供するリス
ト提供手段をさらに備え、前記宛先情報通知手段は、ユ
ーザによって前記リストから選択された複数の送信先に
係る宛先情報を前記センター装置に通知する、付記9記
載のマルチキャスト装置。 (付記11)前記受信手段は、前記ユーザの情報を前記
クライアントから受信し、前記リスト提供手段は、マル
チキャストによってデータを送信可能な複数の送信先の
うち前記ユーザの情報に対応する送信先に関する情報を
含むリストを前記クライアントに提供する、付記10記
載ののマルチキャスト装置。 (付記12)前記受信手段は、前記ユーザによって選択
された送信先の範囲に係る範囲情報を前記クライアント
から受信し、前記リスト提供手段は、マルチキャストに
よってデータを送信可能な複数の送信先のうち前記範囲
情報に対応する送信先に関する情報を含むリストを前記
クライアントに提供する付記10記載のマルチキャスト
装置。 (付記13)前記データがデータファイルである、付記
9記載のマルチキャスト装置。 (付記14)前記データがストリームデータである、付
記9記載のマルチキャストシステム。 (付記15)前記配信手段が、衛星回線を通じて前記デ
ータをマルチキャストする、付記9記載のマルチキャス
ト装置。 (付記16)データを複数のマルチキャストグループへ
マルチキャストするマルチキャスト装置のマルチキャス
トグループ生成方法であって、マルチキャストすべきデ
ータ及び前記データの複数の送信先に係る宛先情報をク
ライアントからネットワークを通じて受信するステップ
と、前記宛先情報に基づいて前記複数の送信先を含むマ
ルチキャストグループを生成するステップと、を含むマ
ルチキャストグループ生成方法。 (付記17)前記宛先情報を受信するために前記クライ
アントのユーザが複数の送信先を選択するためのリスト
を前記クライアントに提供するステップをさらに含む付
記16記載のマルチキャストグループ生成方法。 (付記18)前記ユーザの情報を前記クライアントから
受信するステップと、マルチキャストによってデータを
送信可能な複数の送信先のうち前記ユーザの情報に対応
する送信先に関する情報を含むリストを前記クライアン
トに提供するステップとをさらに含む付記17記載のマ
ルチキャストグループ生成方法。 (付記19)前記ユーザによって選択された送信先の範
囲に係る範囲情報を前記クライアントから受信するステ
ップと、マルチキャストによってデータを送信可能な複
数の送信先のうち前記範囲情報に対応する送信先に関す
る情報を含むリストを前記クライアントに提供するステ
ップとをさらに含む付記17記載のマルチキャストグル
ープ生成方法。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、クライアント側でデー
タの複数の送信先を自由に選択することができる。
【0091】また、本発明によれば、データをマルチキ
ャストするセンター装置のオペレータの負荷を軽減させ
ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のシステム構成図
【図2】センター装置のハードウェア構成図
【図3】クライアントのハードウェア構成図
【図4】第1実施形態の動作例の説明図
【図5】第1実施形態の変形例の説明図
【図6】識別情報データベースの説明図
【図7】リスト画面(クライアント画面)の表示例を示す
【図8】第2実施形態の動作例の説明図
【図9】第3実施形態のシステム構成図
【符号の説明】
A〜D クライアント S,SA センター装置 1,11 CPU 5,15 通信インターフェイス 26 衛星回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントと、このクライアントとネッ
    トワークを通じて接続されたセンター装置とを備えるマ
    ルチキャストシステムであって、 前記クライアントは、マルチキャストすべきデータを前
    記センター装置に送信するデータ配信手段と、前記デー
    タの複数の送信先に係る宛先情報を前記センター装置に
    通知する宛先情報通知手段とを含み、 前記センター装置は、前記データ及び前記宛先情報を受
    信する受信手段と、前記宛先情報に基づいて前記複数の
    送信先を含むマルチキャストグループを生成する生成手
    段と、前記データを前記生成されたマルチキャストグル
    ープにマルチキャストする配信手段とを含むマルチキャ
    ストシステム。
  2. 【請求項2】前記センター装置は、クライアントのユー
    ザが複数の送信先を選択するためのリストを前記クライ
    アントに提供するリスト提供手段をさらに備え、前記宛
    先情報通知手段は、ユーザによって前記リストから選択
    された複数の送信先に係る宛先情報を前記センター装置
    に通知する請求項1記載のマルチキャストシステム。
  3. 【請求項3】クライアントと、このクライアントとネッ
    トワークを通じて接続されたセンター装置とを備えるマ
    ルチキャストシステムにおけるマルチキャストグループ
    生成方法であって、 前記クライアントがマルチキャストすべきデータ及び前
    記データの複数の送信先に係る宛先情報を前記センター
    装置に通知するステップと、前記センター装置が前記デ
    ータ及び前記宛先情報を受信するステップと、前記セン
    ター装置が前記複数の送信先を含むマルチキャストグル
    ープを生成するステップとを含むマルチキャストグルー
    プ生成方法。
  4. 【請求項4】マルチキャストすべきデータ及び前記デー
    タの複数の送信先に係る宛先情報をクライアントからネ
    ットワークを通じて受信する受信手段と、前記宛先情報
    に基づいて前記複数の送信先を含むマルチキャストグル
    ープを生成する生成手段と、前記データを前記生成され
    たマルチキャストグループにマルチキャストする配信手
    段とを含むマルチキャスト装置。
  5. 【請求項5】データを複数のマルチキャストグループへ
    マルチキャストするマルチキャスト装置のマルチキャス
    トグループ生成方法であって、 マルチキャストすべきデータ及び前記データの複数の送
    信先に係る宛先情報をクライアントからネットワークを
    通じて受信するステップと、前記宛先情報に基づいて前
    記複数の送信先を含むマルチキャストグループを生成す
    るステップとを含むマルチキャストグループ生成方法。
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