JP2002290024A - フラックス塗布方法及びフラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布方法及びフラックス塗布装置

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JP2002290024A
JP2002290024A JP2001085375A JP2001085375A JP2002290024A JP 2002290024 A JP2002290024 A JP 2002290024A JP 2001085375 A JP2001085375 A JP 2001085375A JP 2001085375 A JP2001085375 A JP 2001085375A JP 2002290024 A JP2002290024 A JP 2002290024A
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flux
tank
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JP2001085375A
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Norio Sato
典雄 佐藤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性に優れる方法でフラックスの濃度をほ
ぼ一定に保てるフラックス塗布方法及びフラックス塗布
装置を提供することにある。 【解決手段】 フラックス塗布方法は、原液が揮発性の
溶剤で薄められてなるフラックス20に、ハンダ付け母
材12を浸漬し、浸漬工程に伴って変化したフラックス
20の濃度を戻すのに必要な量の溶剤を自動的に補充す
ることを含み、濃度を戻すのに必要な量は、予め行われ
た測定に基づいて決められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラックス塗布方
法及びフラックス塗布装置に関する。
【0002】
【発明の背景】導電部材同士の接合においては、ハンダ
を介して両者を接合する場合が多い。その場合、例え
ば、導電部材にハンダを塗布する前に、フラックスを塗
布することが知られている。フラックスは、原液が溶剤
で薄められてできている。そして、フラックスは、ハン
ダを良好な状態で塗布するため、導電部材を浸漬させる
ごとに、常に一定の濃度に保たれていることが好まし
い。
【0003】従来、フラックスの濃度を一定に保つた
め、導電部材を浸漬させる前に、フラックスの濃度を実
際に測定し、その測定結果に基づいて適量の原液又は溶
剤を補充していた。これによれば、フラックス塗布工程
を行っている間に、実際にフラックスの濃度を測定する
ので、その間、工程を中断する必要があり、生産性が良
いとはいえなかった。
【0004】本発明はこの問題点を解決するためのもの
であり、その目的は、生産性に優れる方法でフラックス
の濃度をほぼ一定に保てるフラックス塗布方法及びフラ
ックス塗布装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係るフラ
ックス塗布方法は、原液が揮発性の溶剤で薄められてな
るフラックスに、ハンダ付け母材を浸漬し、前記浸漬工
程に伴って変化した前記フラックスの濃度を戻すのに必
要な量の前記溶剤を自動的に補充することを含み、前記
濃度を戻すのに必要な量は、予め行われた測定に基づい
て決められる。
【0006】本発明によれば、予め行われた測定に基づ
いて、必要な量の溶剤を自動的に補充するので、工程中
に実際に濃度を測定しなくても、フラックスの濃度を元
に戻すことができる。そのため、生産性に優れた方法
で、所定の濃度に保たれたフラックスを塗布することが
できる。
【0007】(2)このフラックス塗布方法において、
前記溶剤の補充量は、バルブの開口時間にほぼ比例し、
前記補充工程で、前記バルブの開口時間を制御してもよ
い。
【0008】これによれば、バルブの開口時間を制御す
ることで溶剤の補充量を調整するので、簡単に必要な量
の溶剤を補充することができる。
【0009】(3)このフラックス塗布方法において、
前記フラックスは、フラックス槽に入れられ、前記フラ
ックス槽は、それよりも外周が小さく、かつ、底の浅い
フラックス補助槽を内側に有し、前記フラックス補助槽
は、前記フラックス槽の上下にシフト可能であって、下
部にシフトしたときに前記フラックス槽の前記フラック
スで満たされ、上部にシフトしたときに前記フラックス
槽の第1の液面よりも高い位置に第2の液面を有し、前
記浸漬工程で、前記フラックス補助槽が上部にシフトし
たときに、前記母材を前記第2の液面に浸漬させてもよ
い。
【0010】これによれば、母材を浸漬させる第2の液
面は、母材を浸漬させるごとに一定の高さに配置される
ので、母材の所定の部分に正確にフラックスを塗布する
ことができる。また、フラックス補助槽を上下にシフト
させることによって、原液と溶剤を均一に混ぜ合わせる
ことができる。したがって、フラックスを、その成分を
偏らせずに、母材に塗布することができる。
【0011】(4)このフラックス塗布方法において、
前記母材は、テープに形成された配線であってもよい。
【0012】(5)このフラックス塗布方法において、
前記溶剤は、イソプロピルアルコールであってもよい。
【0013】(6)本発明に係るフラックス塗布装置
は、原液が揮発性の溶剤で薄められてなるフラックスが
入れられたフラックス槽と、前記フラックス槽に前記溶
剤を補充する溶剤補充手段と、を含み、前記溶剤補充手
段は、ハンダ付け母材を浸漬することに伴って変化する
前記フラックスの濃度を戻すのに必要な量の前記溶剤を
自動的に補充し、前記濃度を戻すのに必要な量は、予め
行われた測定に基づいて決められる。
【0014】本発明によれば、予め行われた測定に基づ
いて、必要な量の溶剤を自動的に補充するので、工程中
に実際に濃度を測定しなくても、フラックスの濃度を元
に戻せる装置を提供することができる。そのため、生産
性に優れた方法で、所定の濃度に保たれたフラックスを
塗布することができる。
【0015】(7)このフラックス塗布装置において、
前記溶剤補充手段は、バルブを含み、前記バルブは、そ
の開口時間が前記溶剤の補充量にほぼ比例してもよい。
【0016】これによれば、バルブの開口時間を制御す
ることで溶剤の補充量を調整するので、簡単に必要な量
の溶剤を補充することができる。
【0017】(8)このフラックス塗布装置において、
前記フラックス槽は、それよりも外周が小さく、かつ、
底の浅いフラックス補助槽を内側に有し、前記フラック
ス補助槽は、前記フラックス槽の上下にシフト可能であ
って、下部にシフトしたときに前記フラックス槽の前記
フラックスで満たされ、前記母材を浸漬するときに上部
にシフトして、前記フラックス槽の第1の液面よりも高
い位置に第2の液面を有してもよい。
【0018】これによれば、母材を浸漬させる第2の液
面は、母材を浸漬させるごとに一定の高さに配置される
ので、母材の所定の部分に正確にフラックスを塗布する
ことができる。また、フラックス補助槽が上下にシフト
することによって、原液と溶剤を均一に混ぜ合わせるこ
とができる。したがって、フラックスを、その成分を偏
らせずに、母材に塗布する装置を提供することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。ただし、本発明は、
以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0020】(第1の実施の形態)図1〜図3(C)
は、本発明を適用した第1の実施の形態に係るフラック
ス塗布方法及びフラックス塗布装置を説明するための図
である。本実施の形態では、配線12が形成されたテー
プ10を用意し、配線12(ハンダ付け母材)をフラッ
クス20に浸漬させる。なお、ハンダ付け母材は、本実
施の形態で示す配線12に限定されず、その他の導電部
材であってもよい。
【0021】テープ10は、可撓性を有する配線基板で
ある。テープ10は、COF(ChipOn Film)用基板又
はTAB(Tape Automated Bonding)用基板(フィルム
キャリアテープ)などであってもよい。テープ10は、
ポリイミド樹脂などで形成されることが多い。
【0022】テープ10は、その表面に、所定の形状で
引き廻された複数の配線12を有する。配線12は、銅
などの導電材料で形成される。各配線12の少なくとも
一部は、メッキされていてもよい。テープ10に形成さ
れた各配線12の一部は、ハンダ付け母材となる。各配
線12は、テープ10の端部に至るように形成され、各
配線12の電極となる端部(ハンダ付け母材)をフラッ
クス20に浸漬させる。例えば、各配線12の端部が位
置するテープ10の端部を、フラックス20に浸漬させ
る。
【0023】テープ10には、少なくとも1つの半導体
チップ(図示しない)が設けられてもよい。半導体チッ
プは、テープ10の中央部に設けられることが多い。T
AB技術が適用される場合、テープ10にデバイスホー
ルが設けられ、その内側に半導体チップが配置される。
そして、配線12の一部は、デバイスホールの内側に突
出し、半導体チップと電気的に接続される。あるいは、
半導体チップは、テープ10上にフェースダウン実装さ
れてもよい。
【0024】テープ10は、電子部品に接続されていて
もよい。詳しくは、テープ10の配線12は、電子部品
の図示しない電極に接続されていてもよい。テープ10
は、フラックス20に浸漬する側とは反対の端部におい
て、電子部品に接続されている。
【0025】電子部品は、液晶パネル14であってもよ
い。液晶パネル14は、2枚の基板(例えばガラス基
板)の間に液晶が封止されて構成されている。そして、
いずれかの基板に設けられた電極に、テープ10の各配
線12の一部(例えば電極となる端部)が接合されてい
る。図2に示す例では、1つの液晶パネル14に、1つ
のテープ10が接続されている。あるいは、1つの液晶
パネル14の1つの辺の端部に、複数のテープ10が接
続されてもよい。
【0026】図2に示すように、テープ10は、治具1
6を使用して取り扱う。詳しくは、液晶パネル14を治
具16で固定する。図示する例では、治具16は、液晶
パネル14の面を両側から覆うように挟む。その場合、
テープ10の端部を治具16の外側に露出させる。これ
によって、治具16を使用して、配線12の端部をフラ
ックス20に浸漬させることが可能になる。
【0027】1つの治具16には、1つ又は複数の液晶
パネル14が取り付けられてもよい。図2に示すよう
に、複数の液晶パネル14が取り付けられる場合、各テ
ープ10の端部は、治具16の同じ向きに配置される。
そして、各テープ10の治具16から露出する端部は、
互いに先端部が同じ高さになるように配置される。な
お、治具16に取り付けた複数のテープ10を1単位と
して、順番にフラックス20に浸漬させてもよい。
【0028】図2に示す例では、複数の液晶パネル14
は、その面が平面的に重ならない方向に並べて治具16
に固定されている。あるいは、複数の液晶パネル14
は、その面が平面的に重なる方向に並べて固定されても
よい。なお、液晶パネル14は、2次元的に並べて治具
16に固定されてもよい。
【0029】フラックス20は、良好な状態でハンダを
設けるために、配線12に表面処理を施すための溶液で
ある。この表面処理によって、例えば、配線12の酸化
膜を除去したり、ハンダの濡れ性を高めてハンダが配線
12によくなじむようにすることができる。
【0030】フラックス20は、原液が溶剤で薄められ
てできている。原液は、ロジン樹脂などを含むものであ
ってもよい。溶剤は、揮発性を有するものであることが
多い。溶剤は、イソプロピルアルコール(IPA)であ
ってもよい。そして、原液と溶剤の混合比率は、所定の
規格範囲内の値にすることが好ましい。すなわち、フラ
ックス20の濃度は、所定の濃度であることが好まし
い。なお、フラックス20は、活性剤などのその他の成
分を含んでもよい。
【0031】図1、図3(A)〜図3(C)に示すよう
に、本実施の形態に係るフラックス塗布装置は、フラッ
クス20が入れられたフラックス槽22と、フラックス
槽22に溶剤を補充する溶剤補充手段と、を有する。図
示する例では、フラックス槽22は、その内側にフラッ
クス補助槽24を有する。フラックス補助槽24は、フ
ラックス槽22よりも外周が小さく、かつ、底が浅くな
っている。そして、フラックス補助槽24にも、フラッ
クス20が入れられている。
【0032】フラックス補助槽24は、フラックス槽2
2の内側でフラックス20中に浮いた状態になってお
り、上下にシフト可能になっている。フラックス補助槽
24は、フラックス槽22の上部又は下部に、それぞれ
決められた高さにシフトするようになっている。フラッ
クス補助槽24は、シリンダによって上下にシフトする
ようになっていてもよい。なお、治具16はフラックス
補助槽24の上方から降下され、配線12はフラックス
補助槽24のフラックス20に浸漬される。
【0033】図3(B)に示すように、フラックス補助
槽24は、フラックス槽22の下部にシフトしたとき
に、フラックス槽22のフラックス20で満たされる。
すなわち、フラックス補助槽24は、その許容量の最大
量で満たされる。言い換えると、フラックス補助槽24
は、フラックス槽22のフラックス20の液面(図3
(B)参照)よりも低い位置にシフトして、フラックス
20が補給される。これによって、配線12にフラック
ス20を塗布して、フラックス補助槽24の液面27
(図3(A)参照)が下がっても、フラックス補助槽2
4に簡単にフラックス20を補給することができる。
【0034】図3(C)に示すように、フラックス補助
槽24は、フラックス槽22の上部にシフトしたとき
に、フラックス槽22の第1の液面26よりも高い位置
に第2の液面28を有する。フラックス補助槽24は、
フラックス20が最大量で補給された後、フラックス槽
22の上部にシフトする。そして、配線12は、フラッ
クス補助槽24が上部にシフトしたときに浸漬される。
そのため、配線12を、常に一定の高さに設定される第
2の液面28に浸漬させることができる。すなわち、フ
ラックス槽22のフラックス20の量が減少しても、い
つも一定の高さに設定した液面28に、配線12を浸漬
させることができる。したがって、配線12の所定の部
分に、正確にフラックス20を設けることができる。
【0035】また、フラックス補助槽24が上下にシフ
トすることによって、フラックス槽22のフラックス2
0を混ぜることができる。すなわち、フラックス20
を、その成分(原液又は溶剤など)が偏ることなく、均
一な状態にすることができる。そのため、配線12に、
各成分が均一に混ぜられたフラックスを塗布することが
できる。
【0036】溶剤補充手段は、開閉自在なバルブ30を
含む。図1に示す例では、溶剤補充手段は、溶剤の補充
する量を制御する制御部34と、溶剤が入れられたタン
ク36と、をさらに含む。制御部34は、バルブ30の
開閉や、バルブ30に送り込む溶剤の単位時間あたりの
補充量などを制御できるようになっている。
【0037】本実施の形態では、溶剤の補充量は、フラ
ックス塗布の工程を行う前に予め行われた測定に基づい
て決められる。ここで、フラックス20の濃度は、配線
12を浸漬することに伴って変化する。詳しくは、フラ
ックス20の濃度は、配線12を浸漬することに伴って
濃くなる。その理由は、時間経過に伴い溶剤が原液より
も多く揮発することなどが挙げられる。そこで、定期的
に必要な量の溶剤を補充して、フラックス20の濃度を
戻す。
【0038】フラックス20の濃度を戻すのに必要な量
を測定する手段は、実際に濃度を測定してもよい。例え
ば、1度に浸漬する配線12を、X回、フラックス20
に浸漬させた後、フラックス20の濃度を測定してもよ
い。そして、濃度の変化から溶剤の補充量を計算して、
配線12をX回浸漬させた後に補充する溶剤の量を決め
てもよい。あるいは、上述の測定から、配線12をY回
(Y≠X)浸漬させた後に補充する溶剤の量を計算して
決めてもよい。
【0039】バルブ30には、ニードル32が設けられ
ている。その場合、ニードル32によって溶剤を吐出さ
せる。ニードル32は、所定の径を有しており、その径
に応じて吐出量を調整することができる。また、バルブ
30は、制御部34によって、溶剤の吐出量を調整でき
るようになっている。さらに、バルブ30に溶剤を一定
の量で送り込むために、溶剤のタンク36内は一定の圧
力で加圧されていることが好ましい。なお、補充する溶
剤の量は、ニードル32、タンク36の圧力などの他
に、配線12のフラックス20に浸漬させる部分の面
積、周囲の温度及び湿度などを考慮することが好まし
い。
【0040】制御部34は、記憶部(図示しない)を有
する。そして、その記憶部に、予め行われた測定に基づ
いて決められる溶剤の補充する量を記憶させてもよい。
その場合、制御部34は、記憶部に記憶されたデータに
基づいて、バルブ30を自動制御する。あるいは、記憶
部に、溶剤の補充する量が計算される基準となるデータ
(例えばX回浸漬後のフラックス20の濃度など)を記
憶させて、制御部34の演算処理部(図示しない)でそ
のデータを演算して、バルブ30を自動制御してもよ
い。
【0041】溶剤の補充する量は、バルブ30の開口時
間にほぼ比例するようになっている。これによって、バ
ルブ30の開口時間を制御することによって、溶剤の補
充量を調整することができる。バルブ30の開口時間
は、制御部36によって自動制御すればよい。その場
合、溶剤の補充する量を満たすだけの開口時間を、制御
部36の記憶部に記憶させ、そのデータに基づいてバル
ブ30を自動制御してもよい。
【0042】本実施の形態に係るフラックス塗布装置に
よれば、予め行われた測定に基づいて、必要な量の溶剤
を自動的に補充するので、工程中に実際に濃度を測定し
なくても、フラックス20の濃度を元に戻せる装置を提
供することができる。そのため、工程中に濃度を測定す
るためのコントローラも不必要であり、低コストの装置
を提供することができる。また、溶剤は、自動的に補充
されるので、配線12のフラックス塗布の工程を中断さ
せることがない。したがって、生産性に優れた方法で簡
単にフラックスを塗布することができる。
【0043】本実施の形態に係るフラックス塗布装置
は、上述のように構成されており、以下に製造方法につ
いて説明する。
【0044】図1に示すように、テープ10の配線12
の端部を、フラックス20に浸漬する。図示する例で
は、1回の浸漬で、1つの治具16に取り付けられた複
数のテープ10の配線12にフラックス20を塗布す
る。
【0045】図1に示すように、まず、1回目に浸漬す
る複数のテープ10を、フラックス補助槽24のフラッ
クス20に浸漬させる。詳しくは、治具16を所定の高
さまで降下させて、複数のテープ10の端部を一斉にフ
ラックス20に浸漬させる。このとき、フラックス補助
槽24は、フラックス槽22の上部にシフトしている。
フラックス補助槽24には、許容量が最大量のフラック
ス20が入れられている。その結果、複数のテープ10
の端部は、フラックス槽22の第1の液面26よりも、
高い位置にある第2の液面28に浸漬される。複数のテ
ープ10の端部は、一定の時間(例えば数秒)、フラッ
クス20に浸漬させた後、治具16を上昇させてフラッ
クス20から引き上げる。こうして、配線12の端部
に、フラックス20を設ける。
【0046】その後、図1の矢印に示すように、治具1
6を、溶融ハンダ40が入れられたハンダ槽42の上方
に搬送する。そして、治具16を降下させて、複数のテ
ープ10の端部を、溶融ハンダ40に浸漬させる。詳し
くは、テープ10のうち、フラックス20に浸漬させた
部分を、溶融ハンダ40に浸漬させる。こうして、配線
12の端部にハンダを設ける。なお、ハンダ槽42は、
加熱されることによって、固体のハンダを、液体の溶融
ハンダ40に保っている。
【0047】1回目に浸漬する複数のテープ10をハン
ダ槽42へ搬送させた後、2回目に浸漬する複数のテー
プ10をフラックス20に浸漬させる準備をする。本実
施の形態で示す例では、その間、フラックス槽22に溶
剤を補充し、かつ、フラックス補助槽24を上下に往復
するようにシフトさせる工程を行う。
【0048】フラックス槽22への溶剤の補充は、上述
の溶剤補充手段を使用して行ってもよい。バルブ30
は、上述に説明した通り、開口時間にほぼ比例して溶剤
を吐出する量が決まる。そして、バルブ30は、予め行
われた測定によって、決められた溶剤を補充する量を満
たすだけの時間、開口するようになっている。バルブ3
0を、2回目の浸漬までに、1回限り開口させてもよ
く、あるいは複数回開口させてもよい。複数回開口させ
る場合は、その合計の時間が、予め決められた溶剤の補
充する量を満たすだけの時間になるように設定する。な
お、バルブ30の先端に取り付けられたニードル32
は、フラックス槽22の内側であってフラックス補助槽
24の外側に配置する。
【0049】上述の溶剤を補充する工程とほぼ同時に、
フラックス補助槽24をシフトさせる。
【0050】フラックス補助槽24は、複数のテープ1
0を浸漬させる間、フラックス槽22の上部に配置され
ている。そして、1回目の複数のテープ10を浸漬させ
ることによって、フラックス20は消費される。そのた
め、図3(A)に示すように、浸漬後のフラックス補助
槽24の液面27の高さは、浸漬前よりも下がってしま
う。
【0051】そこで、図3(B)に示すように、フラッ
クス補助槽24を下部にシフトさせる。詳しくは、フラ
ックス補助槽24を、フラックス槽22の液面よりも低
い位置にシフトさせる。これによって、フラックス補助
槽24にフラックス20を満タンになるように補給す
る。
【0052】その後、図3(C)に示すように、再びフ
ラックス補助槽24を上部にシフトさせる。フラックス
補助槽24は、1回目の複数のテープ10を浸漬させる
ときに配置した高さにシフトさせる。フラックス補助槽
24は、一旦、下部にシフトされてフラックス20が最
大量で補給されるので、第2の液面28を1回目の複数
のテープ10を浸漬させたときと、同じ位置に設定する
ことができる。
【0053】これによれば、配線12を浸漬させる第2
の液面28は、配線12を浸漬させるごとに一定の高さ
に配置されるので、配線12の所定の部分に正確にフラ
ックス20を塗布することができる。また、フラックス
補助槽24を上下にシフトさせることによって、原液と
溶剤を均一に混ぜ合わせることができる。したがって、
フラックス20を、その成分を偏らせずに、配線12に
塗布することができる。
【0054】上述とは別に、フラックス補助槽24をシ
フトさせる工程は、溶剤を補充する工程の後に行っても
よい。これによれば、溶剤をフラックス槽22に補充し
た後に、フラックス補助槽24をシフトするので、補充
した溶剤をフラックス20に均一に混ぜ合わせることが
できる。あるいは、フラックス補助槽24をシフトさせ
る工程は、溶剤を補充する工程の前であってもよい。
【0055】その後、上部にシフトしたフラックス補助
槽24の第2の液面28に、2回目に浸漬する複数のテ
ープ10を浸漬させ、その後、1回目と同様にして、溶
融ハンダ24に浸漬させて、配線12の端部にハンダを
塗布する。また、原液は、複数回の配線12を処理する
ごとに、定期的にフラックス槽22に補充すればよい。
【0056】なお、上述の例では、1回の配線12を浸
漬させ終えた後に、溶剤を補充し、フラックス補助槽2
4を上下にシフトさせる例を示したが、本実施の形態は
これに限定されない。すなわち、複数回の配線12を浸
漬させ終えた後に、溶剤を補充してもよい。その場合、
フラックス補助槽24は、1回の配線12を浸漬させ終
えた後に上下にシフトさせてもよく、あるいは溶剤を補
充した後のみに上下にシフトさせてもよい。
【0057】本実施の形態に係るフラックス塗布方法に
よれば、予め行われた測定に基づいて、必要な量の溶剤
を自動的に補充するので、工程中に実際に濃度を測定し
なくても、フラックス20の濃度を元に戻すことができ
る。また、溶剤を自動的に補充することができるので、
配線12のフラックス塗布の工程を中断させることがな
い。したがって、生産性に優れた方法で簡単にフラック
スを塗布することができる。
【0058】(第2の実施の形態)図4及び図5は、本
発明を適用した第2の実施の形態に係るフラックス塗布
方法を示す図である。本実施の形態では、上述の実施の
形態で示したフラックス塗布装置を使用することができ
る。
【0059】図5に示すように、1つの液晶パネル54
に複数のテープ(例えば第1及び第2のテープ50、5
1)が接続されてもよい。その場合、各テープ(例えば
第1及び第2のテープ50、51)は、液晶パネル54
の異なる辺に沿った端部に接続されてもよい。例えば、
液晶パネル54の1つの辺の端部に第1のテープ50が
接続され、その辺の隣の辺の端部に第2のテープ51が
接続されてもよい。第1のテープ50には第1の配線5
2が形成され、第2のテープ51には第2の配線53が
形成されている。なお、テープ、配線及び液晶パネルの
形態は、上述の実施の形態で説明した内容を適用するこ
とができる。
【0060】図4に示す例では、複数の液晶パネル54
は、その面が平面的に重なる方向に並べて、1つの治具
56に固定されている。その場合、治具56の外側に第
1及び第2のテープ50、51の端部を露出させる。そ
して、第1及び第2のテープ50、51の端部は、治具
56の同じ向きに配置されることが好ましい。これによ
れば、治具56を液晶パネル54が並ぶ方向を軸方向と
して回転させることによって、複数の第1のテープ50
又は複数の第2のテープ51のいずれかを、液面の側に
向かせることができる。また、複数の第1のテープ50
の端部又は複数の第2のテープ51の端部は、互いに先
端部が同じ高さになるように配置される。なお、上述と
は別に、1つの治具56には、1つの液晶パネル54が
取り付けられてもよい。
【0061】図5に示すように、治具56をフラックス
補助槽24の上方に配置し、治具56を所定の高さまで
降下させて、複数の第1のテープ50の端部を一斉にフ
ラックス20に浸漬させる。このとき、フラックス補助
槽24は、フラックス槽22の上部にシフトしている。
複数の第1のテープ50の端部は、一定時間、フラック
ス20に浸漬させた後、治具56を上昇させてフラック
ス20から引き上げる。こうして、第1の配線52の所
定の部分に、正確にフラックス20を設けることができ
る。
【0062】その後、図5の矢印に示すように、治具5
6を、溶融ハンダ40が入れられたハンダ槽42の上方
に搬送する。そして、治具56を降下させて、複数の第
1のテープ10の端部を、溶融ハンダ40に浸漬させ
る。複数の第1のテープ50の端部は、一定時間、溶融
ハンダ40に浸漬させた後、治具56を上昇させて溶融
ハンダ40から引き上げる。こうして、第1の配線52
の端部にハンダを設ける。
【0063】その後、治具56を、フラックス補助槽2
4の上方に搬送する。そして、治具56を複数の液晶パ
ネル54が並ぶ方向を軸方向として回転させ、複数の第
2のテープ51を、フラックス20の液面の側に向かせ
る。このとき、第1のテープ50の向きも変わるが、第
1のテープ50の第1の配線52には、ハンダが流れな
い(又は流れにくい)程度に硬化しているので、液状の
フラックスが流れ落ちるという問題は生じない。したが
って、第1及び第2の配線52、53の所定の部分に、
正確にハンダを設けることが可能になる。その後は、複
数の第2のテープ51の端部を、フラックス20に浸漬
させてから、溶融ハンダ40に浸漬させる。
【0064】そして、2回目に浸漬する治具56に取り
付けた複数の第1のテープ50をフラックス20に浸漬
させる前に、フラックス槽22に溶剤を補充し、かつ、
フラックス補助槽24を上下に往復するようにシフトさ
せる。それらについては、上述の実施の形態で説明した
通りである。なお、フラックス槽22に溶剤を補充し、
かつ、フラックス補助槽24を上下に往復するようにシ
フトさせる工程は、1回目の治具56に取り付けた複数
の第1のテープ50の端部をフラックス20に浸漬させ
終えた後、複数の第2のテープ51の端部を浸漬させる
前に行ってもよい。
【0065】なお、本実施の形態は、可能な限り上述の
実施の形態で説明した内容を含む。
【0066】本実施の形態に係るフラックス塗布方法に
よれば、1つの液晶パネル54に複数のテープ(例えば
第1及び第2のテープ50、51)が接続される形態で
あっても、各配線(第1及び第2の配線52、53)の
一部に生産性良くハンダを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係るフラックス塗布方法及びフラックス塗布装置を説明
するための図である。
【図2】図2は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係るフラックス塗布方法及びフラックス塗布装置を説明
するための図である。
【図3】図3(A)〜図3(C)は、本発明を適用した
第1の実施の形態に係るフラックス塗布方法及びフラッ
クス塗布装置を説明するための図である。
【図4】図4は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係るフラックス塗布方法及びフラックス塗布装置を説明
するための図である。
【図5】図5は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係るフラックス塗布方法及びフラックス塗布装置を説明
するための図である。
【符号の説明】
10 テープ 12 配線 14 液晶パネル 16 治具 20 フラックス 22 フラックス槽 24 フラックス補助槽 26 第1の液面 28 第2の液面 30 バルブ 40 溶融ハンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AB02 AB13 AB36 AB41 AB54 AB55 CA47 DA03 DA34 DB06 DB53 DC19 DC21 DC24 EA07 EA60 EC30 4F040 AA02 AA12 AB20 AC02 BA42 BA44 CC02 CC03 CC14 4F042 AA02 AA06 BA17 CA01 CA05 CB02 CB08 CB27 5E319 CD22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原液が揮発性の溶剤で薄められてなるフ
    ラックスに、ハンダ付け母材を浸漬し、 前記浸漬工程に伴って変化した前記フラックスの濃度を
    戻すのに必要な量の前記溶剤を自動的に補充することを
    含み、 前記濃度を戻すのに必要な量は、予め行われた測定に基
    づいて決められるフラックス塗布方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフラックス塗布方法にお
    いて、 前記溶剤の補充量は、バルブの開口時間にほぼ比例し、 前記補充工程で、前記バルブの開口時間を制御するフラ
    ックス塗布方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のフラックス
    塗布方法において、 前記フラックスは、フラックス槽に入れられ、 前記フラックス槽は、それよりも外周が小さく、かつ、
    底の浅いフラックス補助槽を内側に有し、 前記フラックス補助槽は、前記フラックス槽の上下にシ
    フト可能であって、下部にシフトしたときに前記フラッ
    クス槽の前記フラックスで満たされ、上部にシフトした
    ときに前記フラックス槽の第1の液面よりも高い位置に
    第2の液面を有し、 前記浸漬工程で、前記フラックス補助槽が上部にシフト
    したときに、前記母材を前記第2の液面に浸漬させるフ
    ラックス塗布方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のフラックス塗布方法において、 前記母材は、テープに形成された配線であるフラックス
    塗布方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のフラックス塗布方法において、 前記溶剤は、イソプロピルアルコールであるフラックス
    塗布方法。
  6. 【請求項6】 原液が揮発性の溶剤で薄められてなるフ
    ラックスが入れられたフラックス槽と、 前記フラックス槽に前記溶剤を補充する溶剤補充手段
    と、 を含み、 前記溶剤補充手段は、ハンダ付け母材を浸漬することに
    伴って変化する前記フラックスの濃度を戻すのに必要な
    量の前記溶剤を自動的に補充し、 前記濃度を戻すのに必要な量は、予め行われた測定に基
    づいて決められるフラックス塗布装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のフラックス塗布装置にお
    いて、 前記溶剤補充手段は、バルブを含み、 前記バルブは、その開口時間が前記溶剤の補充量にほぼ
    比例するフラックス塗布装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載のフラック
    ス塗布装置において、 前記フラックス槽は、それよりも外周が小さく、かつ、
    底の浅いフラックス補助槽を内側に有し、 前記フラックス補助槽は、前記フラックス槽の上下にシ
    フト可能であって、下部にシフトしたときに前記フラッ
    クス槽の前記フラックスで満たされ、前記母材を浸漬す
    るときに上部にシフトして、前記フラックス槽の第1の
    液面よりも高い位置に第2の液面を有するフラックス塗
    布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263564A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ricoh Elemex Corp 液体吐出用ノズル及びそれを用いたフラックス塗布装置
US8544713B2 (en) 2008-12-27 2013-10-01 Senju Metal Industry Co., Ltd. Apparatus and method of coating flux
US8980770B2 (en) 2006-11-06 2015-03-17 Hexcel Composites Limited Composite materials

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