JP2002282815A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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JP2002282815A
JP2002282815A JP2001096528A JP2001096528A JP2002282815A JP 2002282815 A JP2002282815 A JP 2002282815A JP 2001096528 A JP2001096528 A JP 2001096528A JP 2001096528 A JP2001096528 A JP 2001096528A JP 2002282815 A JP2002282815 A JP 2002282815A
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ozone
exhaust
garbage
cooling
garbage disposal
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JP2001096528A
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Noriyoshi Kaneko
範義 金子
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置に際して水利設備を新たに設けたり、運
転に際して水の管理等を行うことのないようにするこ
と。 【解決手段】 処理容器中1の生ゴミを少なくとも所定
周波数のマイクロ波の照射により加熱する加熱手段10
と、該加熱された生ゴミを裁断または粉砕して粉末化す
る粉砕処理手段45と、を有し、該処理容器中1の生ゴ
ミを加熱乾燥して粉末化する生ゴミ処理装置において、
少なくとも前記処理容器中1より排出される有臭排気を
外気との熱交換にて冷却する排気冷却手段50,106
と、所定の濃度のオゾンを生成するオゾン生成手段11
1と、該オゾン生成手段111にて生成されたオゾンを
前記排気冷却手段50,106にて冷却された有臭排気
に導入して混合するオゾン混合手段110と、で構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、家庭や飲食店な
どから排出される生ゴミを、粉砕機構を内在する処理容
器中に投入、加熱乾燥して粉末状の減量ゴミとする生ゴ
ミ処理装置において、該生ゴミ処理の過程において発生
する有臭排気の脱臭化の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴミ処分地の不足等の観点からゴ
ミの減量化が大きく着目されるようになってきており、
家庭や飲食店などから排出される生ゴミを減量化する装
置等が多く開発、上市されている。
【0003】これら店舗の厨房や家庭の台所等において
発生する生ゴミは、水分を多く含み、そのまま廃棄、放
置すると腐敗して著しい臭気を放つことから、これら生
ゴミを加熱することで乾燥させるとともに、粉砕して臭
気が著しく少なく且つ容積の少ない粉末状のゴミとして
処理するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
前記した生ゴミの処理装置では、処理後の粉末状のゴミ
に関しては臭気等は殆どないが、該生ゴミの処理中にお
いては、生ゴミを乾燥させるためにその処理容器内より
外部に排出される排気が臭気を帯びることが多く、これ
ら有臭排気中には、生ゴミが内在している多量の水分が
含まれており、該有臭排気を活性炭や除臭フィルタ等を
用いて除臭しようとしても、その除臭能力がすぐに低下
してしてしまい、良好な除臭状態が得られないという問
題があり、これら加熱処理により生ゴミの処理容器内よ
り排出される水分を多く含んだ有臭排気を簡便かつ良好
に除臭処理できる方法が切望されていた。
【0005】このため、本発明者らは、先に特願平11
−215509号において、オゾン発生装置にて生成さ
せたオゾンを水中に曝気してオゾン水とし、該オゾン水
中に水分を多く含んだ有臭排気を、導入、曝気すること
で接触させて除臭する生ゴミ処理装置を提案している
が、この装置においては十分な除臭が可能であるもの
の、前記オゾンと有臭排気とを曝気するための水を補充
或いは定期的に交換する必要があるとともに、これら曝
気水の温度が上昇すると、水へのオゾン溶解度が低下し
て十分な除臭能力を得ることができなくなる場合がある
ことから、前記曝気水を貯留する曝気槽を冷却するため
の冷却水等が必要であるように、その運転に際して水を
必要するが、これら生ゴミ処理装置の設置に際して、そ
の設置場所に水利設備を新たに設けたりしなければなら
ないばかりか、これら水の管理等が面倒であるという問
題があった。
【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、生ゴミ処理装置の設置に際して水利
設備を新たに設けたり、その運転に際して水の管理等を
行う必要のない生ゴミ処理装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の生ゴミ処理装置は、処理容器中の生ゴ
ミを少なくとも所定周波数のマイクロ波の照射により加
熱する加熱手段と、該加熱された生ゴミを裁断または粉
砕して粉末化する粉砕処理手段と、を有し、該処理容器
中の生ゴミを加熱乾燥して粉末化する生ゴミ処理装置に
おいて、少なくとも前記処理容器中より排出される有臭
排気を外気との熱交換にて冷却する排気冷却手段と、所
定の濃度のオゾンを生成するオゾン生成手段と、該オゾ
ン生成手段にて生成されたオゾンを前記排気冷却手段に
て冷却された有臭排気に導入して混合するオゾン混合手
段と、を具備することを特徴としている。この特徴によ
れば、オゾン生成手段にて生成されたオゾンが、前記外
気との熱交換にて冷却を行う排気冷却手段にて低温下さ
れた有臭排気に混合されることで、該有臭排気中にてオ
ゾンの寿命が適宜に保たれて良好な除臭(脱臭)処理が
なされるようになり、装置の運転に際して水を必要とし
ないことから、生ゴミ処理装置の設置に際して水利設備
を新たに設けたり、その運転に際して水の管理等を行う
必要もない。
【0008】本発明の生ゴミ処理装置は、前記排気冷却
手段は、前記処理容器中よりの高温排気を冷却する高温
冷却部と、該高温冷却部にて冷却された比較的低温とな
った有臭排気を冷却する低温冷却部と、から構成されて
いるとともに、前記高温冷却部にて冷却に供されて昇温
された外気を前記処理容器中に導入する加熱用外気とし
て使用することが好ましい。このようにすれば、有臭排
気の冷却を効率的良く実施できるばかりか、これら有臭
排気の冷却処理において不要となる過剰な熱を生ゴミの
加熱に再利用することで装置の熱効率を向上でき、効率
的な生ゴミの処理を実施することができる。
【0009】本発明の生ゴミ処理装置は、前記低温冷却
部とオゾン生成手段並びにオゾン混合手段とが、その他
の手段を備える主装置とは別体とされていることが好ま
しい。このようにすれば、別体とされた装置を室外機の
ように屋外にも設置できるようになり、屋外の外気によ
る冷却が可能となる。
【0010】本発明の生ゴミ処理装置は、前記オゾン混
合手段が、前記排気冷却手段にて冷却された有臭排気が
通過可能であって、前記オゾン生成手段にて生成された
オゾンの導入部の径が該導入部の上下流部の径よりも小
径とされている管状体にて形成されていることが好まし
い。このようにすれば、前記導入部における有臭排気の
流速が増大し、前記オゾンの導入が良好になされるとと
もに、該導入されたオゾンと有臭排気とが該導入部の下
流部の大径領域にて混合接触し易くなる。
【0011】本発明の生ゴミ処理装置は、前記小径とさ
れたオゾン導入部の大径とされた下流部に、有臭排気と
オゾンとの混合を行う攪拌翼を設けることが好ましい。
このようにすれば、導入されたオゾンと有臭排気とが良
好に混合され、少ないオゾン量でも良好な除臭(脱臭)
を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例)図1に本発明の生ゴミ処理装置の上蓋を開け
た状態の全体の外観、図2にその平面を示す。本実施例
の生ゴミ処理装置は、図1に示すように、生ゴミの乾
燥、微粉化を行う生ゴミ処理装置の本体100と、該本
体100より排出される有臭排気を脱臭処理する有臭排
気処理装置101とから主に構成され、これら本体10
0と有臭排気処理装置101とは接続ケーブル116に
て接続されている。この本実施例に用いた生ゴミ処理装
置の本体100は、有底円筒形の処理容器1とその周囲
の後述する各種の機器をハウジング2内に納め、処理容
器1の上面開口3をハウジング1の上面中央に臨ませ、
その上面開口3を、ハウジング1の上面に蝶着したマイ
クロ波遮蔽上蓋4で開閉自在に閉塞するとともに、更に
その上から安全上蓋5で覆って二垂に閉じることができ
るようにしている。ハウジング2の正面の上部には操作
盤6が設けられ、下部には前扉7が開閉自在に装着され
ている。
【0013】処理容器1は、マイクロ波を反射するステ
ンレス等の金属製で、その円筒形の側壁8の下部には、
図3及び図4に示すように一対のマイクロ波照射口9が
対向して設けられ、各マイクロ波照射口9の外側(処理
容器1とハウジング2との間の空間)に、図3に示すよ
うにマイクロ波発振器10が取り付けられている。各マ
イクロ波照射口9は、マイクロ波を透過する材料、例え
ぱポリテトラフルオルエチレン(商品名「テフロン」)
のマイクロ波透過板11で側壁8の内面と面一にして閉
塞され、各マイクロ波発振器10からのマイクロ波は、
このマイクロ波透過板11を透過して処理容器1内に照
射される。
【0014】また、処理容器1の側壁8には、マイクロ
波照射口9よりも低い位置に左右の下部温風吹込口12
aが設けられているとともに、上面開口3に近いところ
に左右の上部温風吹込口12bが設けられ、またこの上
部温風吹込口12bとは反対側に1つの排気口13が設
けられている。更に、処理容器1の底壁14には排出口
15が設けられている。図9にこれらの位置関係を示
す。そして、上下の温風吹込口12a・12bに対して
は温風送入系統、排気口13に対しては吸引排気系統、
排出口15に対しては、処理容器1から排水する排水系
統及び処理済みゴミを吸塵する吸塵系統が、処理容器1
とハウジング2との間の空間に次のように設けられてい
る。
【0015】先ず、温風送入系統について説明すると、
図5及び図6に示すように、処理容器1とハウジング2
との間の空間には、左右の送風機16が配置され、また
左右の下部温風吹込口12a及び左右の上部温風吹込口
12bのそれぞれの外側に、吹込ピース17を介してヒ
ータ18が取り付けられている。そして、左右の送風機
16からの配管は左右それぞれ上下に分岐し、左側の送
風機16からの空気は、左側のマイクロ波発振器10を
通ってその冷却に供されてから、下側のヒータ18で加
熱されて左側の下部温風吹込口12aから温風として処
理容器1内に吹き込まれると同時に、上側のヒータ18
で加熱されて左側の上部温風吹込口12bから温風とし
て処理容器1内に吹き込まれる。また、右側の送風機1
6からの空気は、右側のマイクロ波発振器10を通って
その冷却に供されてから、下側のヒー夕18で加熱され
て右側の下部温風吹込口12aから温風として処理容器
1内に吹き込まれると同時に、上側のヒータ18で加熱
されて右側の上部温風吹込口12bから温風として処理
容器1内に吹き込まれる。
【0016】なお、下部温風吹込口12aの外側の吹込
ピース17内に処理容器1からのゴミが入り込まないよ
うに、吹込ピース17の下面を傾斜させ、更にパイプレ
ータを取り付ける良い。また、入り込んだときの清掃の
ために、開開自在な蓋を装着しておくと良い。
【0017】左右の下部温風吹込口12aには、図7に
示すように、マイクロ波が漏洩しない大きさの多数の通
気孔を有する通気板19がそれぞれ設けられ、また左右
の下部温風吹込口12aについては、同様の通気板が設
けられているとともに、図8に示すように、左右の下部
温風吹込口12bから処理容器1内に吹き込まれた温風
を、処理容器1の内面に沿って下方へ誘導するため、左
右の下部温風吹込口12aに共通の断面逆L形の温風誘
導板20が、処理容器1の内面に取り付けられている。
【0018】次に、吸引排気系統と吸塵系統について併
せて説明する。図8に示すように、マイクロ波が漏洩し
ない大きさの多数の通気孔を有する通気板21が、排気
口13よりも処理容器1の内方に突出するように処理容
器1の内面に取り付けられている。排気口13の外側に
は排気ホース22が接続され、この排気ホース22の先
端は吸塵系統と吸気を共通にするため、排出口15の下
側に装着されている排気トレイ23に接続されている。
この排気トレイ23は吸塵ホース24を介して吸塵用ポ
ツクス25に接続され、この吸塵用ポックス25は吸気
ホース26を介して高温冷却部としての熱交換器50を
備える吸気ファン27に接続されている。この熱交換器
50は、車のラジエ−タのように表面積の大きな微細配
管内を高温の有臭排気が通過し、該微細配管の外側を前
記左右の送風機16の間に配置される送風機16’から
の外気が通過することにより、熱交換が実施されて前記
高温の有臭排気が冷却されるともに、前記送風機16’
からの空気が暖められ、この暖められた空気は、図5に
示すように、供給管50aを介して前記左右のヒ−タ1
8に供給され、該ヒ−タ18により更に加熱されて前記
左右の下部温風吹込口12aより処理容器1に吐出され
る。
【0019】このように、高温冷却部である前記熱交換
器50を用いて高熱の有臭排気を比較的低温の有臭排気
に冷却するとともに、外気を暖めて生ゴミ処理の温風と
して利用することは、これら放熱される熱を生ゴミ処理
の温風生成に再利用することにより、生ゴミ処理の熱効
率を向上できることから好ましいが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0020】また、前記吸塵用ポックス25内には、一
般の電気掃除機と同じように、吸塵ホース24の排出口
に対して着脱自在な集塵袋28が収容されている。吸塵
用ポックス25は、それ自体開開自在であるとともに、
前扉7を開けることによりハウジング2外に取り出せる
ようになっている。
【0021】また、前記熱交換器50には、熱交換にお
ける冷却にて生じる有臭の凝集水が、移送ホ−ス50b
(図9参照)により、後述する排水トレイ29からの排
水とともにドレーン回収容器34に回収されるようにな
っている。
【0022】次に、排出口15から排水する排水系統に
ついて説明する。図10及ぴ図11に示すように、排気
トレイ23は、排水トレイ29と共に摺動板30の下側
に設けられて排水トレイ29と一体的に連設され、これ
ら両トレイは、処理容器1の底壁14の下面に平行に装
着された断面L形の一対の案内レール31に沿って図1
0の左右方向に一体に摺動可能となっている。排気トレ
イ23の上面は開口しているが、排水トレイ29の上面
には、マイクロ波が漏洩しない大きさの多数の通水孔を
有する通水板32が設けられ、またこれらトレイは仕切
壁33により互いに内部を仕切られている。排水トレイ
29はトレーン落下口29aが突設された漏斗状をな
し、その下方には、ドレーン回収容器34(図9)がハ
ウジング2外に自由に取り出せるように設置されてお
り、処理容器1内から通水板32の通水孔を通って排水
トレイ29に流れ落ちたドレーン(水や生ゴミからの排
出液)は、ドレーン回収容器34に回収される。
【0023】図10及ぴ図11に示すように、通常は排
水トレイ29が排出口15の真下に位置して、排気トレ
イ23は排出口15の直下から外れた位置に退避してい
るが、乾燥したゴミを処理容器1から排出するときは、
切り換え摺動させて排気トレイ23を排出口15の真下
に位置させるもので、次にその切換機構について説明す
る。
【0024】排気トレイ23と排水トレイ29に共通な
摺動板30には、図13ないし15図に示すように横長
孔30aが設けられ、この横長孔30aの一方の長辺縁
にラツク35が形成されている。このラック35は、切
換用モータ36により回転されるピニオン37と噛合し
ており、切換用モータ36の正転と逆転を切り換えるこ
とにより、排水トレイ29と排気トレイ23の一方が切
り換えて排出口15に真下に位置される。その切り換え
はセンサにより検出される。図10、図11及ぴ図13
は排水トレイ29が排出口15に真下に位置した状態、
図12及ぴ図14は排気トレイ23が排出口15に真下
に位置した状態である。
【0025】排気トレイ23及び排水トレイ29を底板
14との間に隙間を形成することなく安定して摺動させ
るため、断面L形の各案内レール31は、図10ないし
12及び図15に示すように、底板14の下面に突設さ
れた各2本のボルト38によりスプリング39で上方へ
付勢して支持され、スプリング39のバネ力をナット4
0で調整することにより、底板14の下面に対する排気
トレイ23及び排水トレイ29の圧接カを調整できるよ
うになっている。
【0026】なお、排水トレイ29の通水板32の側縁
と排出口15の口縁との間からマイクロ波が漏洩しない
ように、これら側縁及ぴ口縁に、図13に示すように櫛
歯状の突起32a・15aが一定の間隔で設けられてい
る。また、マイクロ波遮蔽上蓋4には、閉じたときに処
理容器1の上面開口3の口縁との間の隙間からマイクロ
波が漏洩しないように、図3に示すような所定幅の溝4
8aが全周に形成されている。
【0027】次に、処理容器1内の底部で生ゴミを撹
拌、切断して微粉化する撹拌機構及び切断機構について
説明する。図2、図6、図7にその平面、図3に側面、
図4に断面が示してある。図16は斜視図である。
【0028】処理容器1の底壁14の中央には、カッタ
軸41と円筒形の撹拌軸42とが同心円をなして底壁1
4の下側から処理容器1内へ垂直に貫通している。撹拌
軸42は、これと同心円をなす円筒形軸受43に回転自
在に軸受けされ、またカッタ軸41は、円筒形の撹拌軸
42に軸受44により回転自在に軸受けされて、カッ夕
軸41は撹拌軸42の上端及び下端から上下に突出して
いる。撹拌軸42には、底壁14の上面に沿って回転す
る撹拌粉砕羽根45が固定され、またカッタ軸41の上
端には、撹拌羽根45の少し上方で回転する回転カッタ
46が固定されている。
【0029】撹拌羽根45は、図16に示すように、2
枚の羽根45a・45bをコア部45cを申心として互
いに対称に設けたもので、各羽根45a・45bの一側
辺縁45dは、コア部45cからほぽ真っ直ぐ延びて先
端部分だけ少し湾曲して円弧形の周辺緑45eに達し、
また他側辺縁45fは全長がC字形に大きく湾曲して周
辺縁45eに達している。そして、各羽根45a・45
bの下面はいずれも平坦面であるが、上面は、一側辺縁
45dから他側辺縁45fに向かって上向きに傾斜する
傾斜面となって肉厚を徐々に厚くしているとともに、コ
ア部45cから周辺縁45eに向かって緩やかに湾曲す
る凹面にもなっていて、コア部45cに近いところより
も周辺縁45eに近いところの肉厚が少し厚くなってい
る。従って、各羽根45a・45bの断面を見ると、一
側辺縁45d側は三角形断面で尖っているが、他側辺縁
45f側は矩形断面となって垂直面を有していることに
なる。
【0030】回転カツタ46は、カッタ軸41の先端部
で十字形に交叉させた長短2枚の刃板46a・46bよ
りなる。長い刃板46aは、その一側辺縁の全長が尖っ
た刃になっていて、両端部を上側にほぼ垂直に折曲させ
ることにより、水平刃部47aと両端の垂直な上向き刃
部47bとを一体に形成するとともに、水平刃部47a
の下面の両側に複数の下向き刃部47cを垂直に突設し
ている。短い刃板46bも、その一側辺縁の全長が尖っ
た刃になっていて、両端部を上側に斜めに折曲させるこ
とにより、水平刃部48aと両端の斜めの上向き刃部4
8bとを一体に形成している。
【0031】撹拌羽根45の2枚の羽根45a・45b
の先端角部(羽根の厚さが厚い側の角部)には、横断面
が三角形状の2本のスクレーパ49が垂直に一体に立設
されている。これらスクレーパ49は、撹拌羽根45の
回転に伴い処理容器1の側壁8の内周面に沿って旋回
し、側壁8の内周面(マイクロ波照射口9を含む)に付
着した付着物を掻き取る。
【0032】撹拌羽根45を正転及ぴ逆転させるため、
減速機構付きの正逆反転可能な撹拌用モータ51がハウ
ジング2内に設置され、また回転カッタ46を所定の方
向に高速回転させるため、カッタ用モータ52がカッタ
軸41の真下においてハウジング2内に設置されてい
る。カッタ用モータ52のモータ軸は図4に示すように
カツタ軸41と直結されているが、撹拌用モータ51の
モータ軸の回転は、図4及び図5に示すようにチェーン
53及びスプロケットホィール54を介して撹拌軸42
に伝達される。
【0033】なお、温風を、必要に応じて撹拌羽根45
のコア部45cからも処理容器1内に放射状に吹き込め
るように、図4に示すように、撹拌軸42を軸受けして
いる円筒形軸受43にはエアー通路55が形成されてい
る。
【0034】次に、前記した生ゴミ処理装置の本体10
0より排出される有臭排気の処理装置101について説
明すると、本実施例の有臭排気の処理装置101(以下
排気処理装置と略称する)は、図1に示すように、細長
直方体状の筐体103を有しており、その側面には、筐
体103内に外気を取り込み可能とする複数の開口10
2が穿設されている。また、その側面には前記本体10
0との接続ホ−ス105が接続されて、該本体100よ
り排出される有臭排気が導入されるとともに、該導入さ
れて脱臭処理された有臭排気は、筐体103の後面より
導出された排気ホ−ス104を通じて排気ダクト等を通
じて或いは直接外気へ排気される。
【0035】このように、本実施例では前述のように生
ゴミを乾燥して微粉化する本体100と該本体から排出
される有臭排気を除臭する排気処理装置101とを別体
としており、このようにすることで、図1に示すよう
に、本体100の側方に配置して使用できるばかり、図
19に示すように、該排気処理装置101を室外機とし
て屋外に配置して使用することが簡便にできるように構
成されている。
【0036】本実施例の排気処理装置101の構成を、
図17の側断面図に基づき説明すると、まず、排気処理
装置101は主に、前記接続ホ−ス105から導入され
る高温冷却部としての前記熱交換器50にて比較的低温
化された有臭排気の更なる冷却を空冷にて行う低温冷却
部としてのラジエータユニット106を備える冷却部
と、オゾンの生成を行うオゾン発生ユニット111から
成るオゾン発生部と、前記冷却部で冷却された有臭排気
に前記オゾン発生ユニット111にて生成されたオゾン
とを混合して有臭排気の除臭を行うオゾン混合手段とし
ての混合ユニット110から成る混合処理部とから主に
構成されている。
【0037】まず、本実施例の冷却部に用いたラジエー
タユニット106は、前記本体100において用いた熱
交換器50とほぼ同様のものとされ、放熱フィン等にて
表面積の大きな微細配管とされた管内を、有臭排気を通
過させて該微細配管の外側を保護枠107に保持された
駆動モータ108に軸支されている送風翼109にて送
風される外気にて冷却する比較的冷却容量の大きなもの
をとされており、空冷にて有臭排気を冷却することで、
装置に冷却水等を必要としないようになっている。
【0038】また、本実施例に用いたオゾン発生ユニッ
ト111は、高電圧の放電にてオゾンの生成を連続的に
生成することのできるもので、これら高電圧を生成する
ためのトランス112や該オゾン発生ユニット111に
外気を供給する圧空ポンプ113とともに、図17に示
すように、排気処理装置101の前方上方部に配置され
ている。
【0039】このオゾン発生ユニット111にて生成さ
れたオゾンを含む空気と、前記ラジエータユニット10
6にて冷却された有臭排気とは、導入パイプ115並び
に連通管114とを通じて管状とされた混合ユニット1
10に導かれて混合されて除臭が実施される。
【0040】この本実施例にて用いた混合ユニット11
0の構成は、図18に示すように、両端に前記有臭排気
の流入口120と混合・処理された処理済みの排気が排
出される流出口124とを有する管状体とされており、
前記流入口120の下流位置には、前記導入パイプ11
5が接続されて前記オゾン発生ユニット111にて生成
されたオゾンを含む空気が導入されるオゾン導入口12
1が設けられており、該オゾン導入口121の穿設され
たオゾン導入部122の管径は、他の部位よりも小径と
されている。
【0041】このように、オゾン導入部122の管径を
小径とすることは、該オゾン導入部122の有臭排気の
流速が向上し、オゾンを含む空気の導入がスムーズに実
施されるようになるとともに、その下流部の混合部の管
径を本実施例の混合部123のように大きくすること
で、流速の低下に伴う乱流の生成に伴ってオゾンと有臭
排気との混合が促進されることから好ましいが、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0042】また、本実施例の混合ユニット110に
は、図18に示すよに、前記混合部123の上流部位置
に、オゾンと有臭排気との混合を行うための回転可能と
された混合プロペラ125を設けており、このようにす
ることは、混合を促進させることで、少ないオゾンでも
良好な有臭排気の処理が可能となることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0043】次に、上述のように構成された本実施例の
生ゴミ処理装置である本体100並びに排気処理装置1
01の処理動作について説明する。
【0044】処理容器1内に生ゴミを投入し、マイクロ
波遮蔽上蓋4及び安全上蓋5を閉じてから操作盤6上の
電源スイッチの選択スイッチをオンにすると、一対のマ
イクロ波発振器10が動作し、対向しているマイクロ波
照射口9から処理容器1内にマイクロ波が照射されると
ともに、撹拌羽根45が処理容器1の底面に沿って正転
と逆転を周期的に反復し、これに伴いスクレーパ49が
処理容器1の内周面に沿って旋回する。また、回転カッ
タ46が撹拌羽根45の少し上方で所定方向に高速回転
し、更に左右の下部温風吹込口12a及び左右の上部温
風吹込口12bから温風が吹き込まれるとともに、排気
口13から吸引排気される。また、処理容器1の底壁1
4の排出口15から通水板32の通水孔を通ってドレー
ンが落下する。図9に、マイクロ波照射、温風吹き込
み、吸引排気、ドレーン排出が同時に行われていること
を表している。
【0045】マイクロ波照射口9は、処理容器1の下部
に設けられているため、処理容器1に投入された生ゴミ
は、マイクロ波照射口9との間に空間を形成することな
く、常にマイクロ波照射口9の間近からマイクロ波を直
接照射され、照射されたマイクロ波は、撹拌羽根45で
撹搾及ぴ細断されている生ゴミの水分に直ぐに吸収され
る。また、マイクロ波照射口9は、マイクロ波透過板1
1へのゴミの付着をスクレーパ49により防止される。
従って、マイクロ波エネルギーの利用効率が高く、効率
良くゴミの乾燥処理を実施できるとともに、過度の加熱
によるゴミの発火も回避できる。
【0046】撹拌羽根45の2枚の羽根45a・45b
の上面は、一側辺縁45dから他側辺縁45fに向かっ
て上向きに傾斜しているので、一側辺縁45dが先に向
く撹拌羽根45の正転時には、生ゴミは、処理容器1の
底部において2枚の羽根45a・45bにより掻き上げ
られ、掻き上げられたところで回転カッタ46により細
断される。撹拌羽根45は、タイマの動作により設定時
間毎に正転と逆転を反復し、垂直面がある他側辺縁45
fが先に向く逆転時には、生ゴミば上下に反転するよう
に大きく撹拌される。撹拌羽根45の正転・逆転に伴
い、一対のスクレーパ49も処理容器1の側壁8の内周
面に沿って正逆に旋回するので、処理容器1の側壁8の
内周面に付着した付着物は直ぐに掻き取られる。回転カ
ッタ46は、タイマの動作により設定時間間隔おきに設
定時間だけ間欠的に同方向に高速回転する。
【0047】下部温風吹込口12aからの温風は、撹拌
羽根45による撹搾と回転カッタ46による細断を受け
ている生ゴミに側方から直接吹きつけられ、また左右の
上部温風吹込口12bからの温風は生ゴミに向かって上
方から下向きに吹きつけられるので、マイクロ波による
加熱に温風による加熱及び対流作用が加わって生ゴミの
乾燥が促進される。生ゴミから蒸発した水蒸気やガスを
含む有臭排気は、排気口13から吸引排気されて吸塵用
ポックス25内の集塵袋28で濾過され、前記熱交換器
50にて熱交換により冷却されて前記接続ホ−ス105
を介して排気処理装置101へ送られる。この際、熱交
換による冷却にて生成する有臭の凝集水は、生ゴミから
出る排水とともにドレーン回収容器34に回収される。
【0048】これら排気処理装置101へ送られた比較
的低温化された有臭排気は、前記ラジエータユニット1
06にて更に冷却された後、前記混合ユニット110に
てオゾンとの接触が計れ、該オゾンの酸化能力により有
臭成分が分解されて脱臭が実施され、排気ホ−ス104
を通じて排気ダクト等や外気へ排気される。
【0049】本実施例では、排気口13のすぐ外側、又
はそこから吸塵用ポックス25に至るまでに湿度センサ
(図示せず)が設置されており、排気中の湿度を検出し
て操作盤6内の回路を制御するようになっている。例え
ぱ、湿度が設定値まで低下したところで乾燥処理の終了
を報知するとか、ある範囲内の湿度の下限となったら温
風の吹き込みを中断し、上限となったら温風の吹き込み
を再開する等の制御が考えられる。
【0050】上記のような乾燥処理を終えた乾燥ゴミを
処理容器1から排出するには、切換用モータ36を動作
させて図12及び図14に示すように排気トレイ23を
排出口15の真下に位置させる。処理容器1内の乾燥ゴ
ミは、排出口15に一致した排気トレイ23に吸引さ
れ、吸麗ホース24を通じて集塵袋28内に集塵される
ので、その後の処理が容易である。
【0051】これら本実施例の生ゴミ処理装置におい
て、前記排気処理装置101のラジエータユニット10
6に有臭排気を通過させた場合とさせなかった場合の除
臭状況を比較したものと、前記混合ユニット110に混
合プロペラ125を設けたものと設けないものとの除臭
状況の比較テストの結果を図20に示す。
【0052】図20の結果に示すように、前記低温冷却
部であるラジエータユニット106を用いて有臭排気を
冷却した場合には、前記混合ユニット110に流入する
有臭排気の温度が約45度(外気温度は22度)であ
り、該混合ユニット110より排出される処理排気の臭
気が殆ど除去されていたのに対し、ラジエータユニット
106を通過させなかったものは、前記混合ユニット1
10に流入する有臭排気の温度が58度と高く、混合ユ
ニット110より排出される処理排気に臭気が残存して
いた。
【0053】これら除臭能力が排気温度を低温下するこ
とにより向上する理由としては、冷却によりオゾンの分
解速度が緩和され、臭気成分にオゾンが作用する以前に
オゾンが分解されて良好な除臭(脱臭)がなされないこ
とを回避できるものと考えられる。
【0054】また、前記混合プロペラ125を設けたも
のと設けないものとの除臭状況の比較テストの結果か
ら、これら混合ユニット110に導入されるオゾンを素
早く臭気成分と接触させるべく、能動的な混合を行うこ
とが好ましく、このようにすれば、臭気成分が排気中に
多く含まれる処理初期の状態においても良好な除臭がな
され、これら良好な除臭(脱臭)を行うのに必要とされ
るオゾン濃度をより少ないものとすることができ、つま
りは、前記オゾン発生ユニット111としてより安価な
低濃度のオゾンしか発生できないものでも使用できるよ
うになることが解る。
【0055】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追
加があっても本発明に含まれる。
【0056】例えば、前記実施例では、オゾン発生ユニ
ット111を放電によりオゾンを生成するものとしてい
るが、、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らオゾン発生装置をその他の手法によるもの、例えば紫
外線ランプ等を用いたものとしても良い。
【0057】また、前記実施例では、排気処理装置10
1を本体100と別体としているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、これらが一体化されたものであ
っても良いことは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、オゾン生成手段にて生
成されたオゾンが、前記外気との熱交換にて冷却を行う
排気冷却手段にて低温下された有臭排気に混合されるこ
とで、該有臭排気中にてオゾンの寿命が適宜に保たれて
良好な除臭(脱臭)処理がなされるようになり、装置の
運転に際して水を必要としないことから、生ゴミ処理装
置の設置に際して水利設備を新たに設けたり、その運転
に際して水の管理等を行う必要もない。
【0059】(b)請求項2の発明によれば、有臭排気
の冷却を効率的良く実施できるばかりか、これら有臭排
気の冷却処理において不要となる過剰な熱を生ゴミの加
熱に再利用することで装置の熱効率を向上でき、効率的
な生ゴミの処理を実施することができる。
【0060】(c)請求項3の発明によれば、別体とさ
れた装置を室外機のように屋外にも設置できるようにな
り、屋外の外気による冷却が可能となる。
【0061】(d)請求項4の発明によれば、前記導入
部における有臭排気の流速が増大し、前記オゾンの導入
が良好になされるとともに、該導入されたオゾンと有臭
排気とが該導入部の下流部の大径領域にて混合接触し易
くなる。
【0062】(e)請求項5の発明によれば、導入され
たオゾンと有臭排気とが良好に混合され、少ないオゾン
量でも良好な除臭(脱臭)を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における生ゴミ処理装置を示す
外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における生ゴミ処理装置を示す
上面図である。
【図3】本発明の実施例における生ゴミ処理装置本体の
内部を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例における生ゴミ処理装置本体の
底部周辺の構造を示す側面図である。
【図5】本発明の実施例における生ゴミ処理装置本体の
処理容器外周の構造を示す側面図である。
【図6】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本体
の処理容器横断面と温風送入系統を示す平面である。
【図7】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本体
の処理容器横断面と吸塵系統を示す平面図である。
【図8】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本体
の処理容器と吸塵系統を示す一部破断側面図である。
【図9】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本体
の処理容器に対するマイクロ波照射、温風吹き込み、排
気、ドレ−ン排出、吸塵の作用を示す模式図である。
【図10】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本
体の処理容器の排出口の下側に装着された排気トレイ及
び排水トレイの装着構造を示す側面図で、排水トレイを
真下に位置させた状態を示す図である。
【図11】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本
体の処理容器の排出口の下側に装着された排気トレイ及
び排水トレイの装着構造を示す断面図で、排水トレイを
真下に位置させた状態を示す図である。
【図12】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本
体の処理容器の排出口の下側に装着された排気トレイ及
び排水トレイの装着構造を示す側面図で、排気トレイを
排出口の真下に位置させた状態を示す図である。
【図13】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本
体の処理容器の排出口の下側に装着された排水トレイの
装着構造を示す平面図で、排水トレイを排出口の真下に
位置させた状態を示す図である。
【図14】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本
体の処理容器の排出口の下側に装着された排気トレイの
装着構造を示す平面図で、排気トレイを排出口の真下に
位置させた状態を示す図である。
【図15】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本
体の処理容器の排出口の下側に装着された排気トレイと
排水トレイを切り換え摺動させる構造を示す断面図であ
る。
【図16】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置本
体の撹拌羽根と回転カッタとスクレ−パの斜視図であ
る。
【図17】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置を
構成する有臭排気の処理装置の構造を示す側断面図であ
る。
【図18】本発明図の実施例における生ゴミ処理装置に
用いた混合ユニットの構成を示す側断面図である。
【図19】本発明の実施例における生ゴミ処理装置の本
体と有臭排気の処理装置との設置例を示す図である。
【図20】本実施例の生ゴミ処理装置における各比較内
容における比較テスト結果を示す図である。
【符号の説明】
l 処理容器 2 ハウジング 3 上面開口 4 マイクロ波遮蔽上蓋 4a 溝 5 安全上蓋 6 操作盤 7 前扉 8 側壁 9 マイクロ波照射口 10 マイクロ波発振器(加熱手段) 11 マイクロ波透過板 12a 下部温風吹き込み口 12b 上部温風吹き込み口 13 排気口 14 底壁 15 排出口 15a 突起 16 送風機 16’ 送風機 17 吹込みピ−ス 18 ヒ−タ 19 通気板 20 温風誘導板 21 通気板 22 排気ホ−ス 23 排気トレイ 24 吸塵ホ−ス 25 吸塵用ボックス 26 吸気ホ−ス 27 吸気ファン 28 集塵袋 29 排水トレイ 29a ドレ−ン落下口 30 摺動板 31 案内レ−ル 32 通水板 32a 突起 33 仕切壁 34 ドレ−ン回収容器 35 ラック 36 切換用モ−タ 37 ピニオン 38 ボルト 39 スプリング 40 ナット 41 カッタ軸 42 撹拌軸 43 円筒形軸受 44 軸受 45 撹拌羽根(粉砕処理手段) 45a 羽根 45b 羽根 45c 羽根のコア部 46d 羽根の一側辺縁 46e 羽根の周辺縁 46f 羽根の他側辺縁 45g 羽根の溝 46 回転カッタ 47a 水平刃部 47b 上向き刃部 47c 下向き刃部 48a 水平刃部 48b 上向き刃部 49 スクレーパ 50 熱交換器(高温冷却部) 50a 供給管 50b 移送ホース 51 撹拌用モータ 52 カッタ用モータ 53 チェーン 54 スプロケットホイール 55 エアー通路 100 本体 101 有臭排気処理装置 102 開口 103 筐体 104 排気ホ−ス 105 接続ホ−ス 106 ラジエータユニット(低温冷却部) 107 保護枠 108 駆動モータ 109 送風翼 110 混合ユニット(オゾン混合手段) 111 オゾン発生ユニット(オゾン生成手段) 112 トランス 113 圧空ポンプ 114 連通管 115 導入パイプ 116 接続ケーブル 120 流入口 121 オゾン導入口 122 オゾン導入部 123 混合部 124 流出口 125 混合プロペラ(攪拌翼)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 23/08 Fターム(参考) 3L113 AA04 AB02 AB07 AC08 AC12 AC45 AC46 AC58 AC59 AC63 AC68 AC75 AC83 AC86 AC87 BA01 CA09 CB24 CB38 DA02 DA06 4D002 AB02 AC10 BA05 BA12 BA13 CA20 DA35 DA51 EA05 HA08 4D004 AA03 CA04 CA15 CA22 CA32 CA42 CA43 CA48 CB02 CB13 CB27 CB32 CB33 CB36 CB43 CC01 CC03 DA02 DA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器中の生ゴミを少なくとも所定周
    波数のマイクロ波の照射により加熱する加熱手段と、該
    加熱された生ゴミを裁断または粉砕して粉末化する粉砕
    処理手段と、を有し、該処理容器中の生ゴミを加熱乾燥
    して粉末化する生ゴミ処理装置において、少なくとも前
    記処理容器中より排出される有臭排気を外気との熱交換
    にて冷却する排気冷却手段と、所定の濃度のオゾンを生
    成するオゾン生成手段と、該オゾン生成手段にて生成さ
    れたオゾンを前記排気冷却手段にて冷却された有臭排気
    に導入して混合するオゾン混合手段と、を具備すること
    を特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記排気冷却手段は、前記処理容器中よ
    りの高温排気を冷却する高温冷却部と、該高温冷却部に
    て冷却された比較的低温となった有臭排気を冷却する低
    温冷却部と、から構成されているとともに、前記高温冷
    却部にて冷却に供されて昇温された外気を前記処理容器
    中に導入する加熱用外気として使用する請求項1に記載
    の生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記低温冷却部とオゾン生成手段並びに
    オゾン混合手段とが、その他の手段を備える主装置とは
    別体とされている請求項2に記載の生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記オゾン混合手段が、前記排気冷却手
    段にて冷却された有臭排気が通過可能であって、前記オ
    ゾン生成手段にて生成されたオゾンの導入部の径が該導
    入部の上下流部の径よりも小径とされている管状体にて
    形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の生ゴミ
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記小径とされたオゾン導入部の大径と
    された下流部に、有臭排気とオゾンとの混合を行う攪拌
    翼を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の生ゴミ処理
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008539062A (ja) * 2005-04-28 2008-11-13 ドン キム,スゥー マイクロ波を用いた食品廃棄物処理装置
EP4121226A4 (en) * 2020-03-20 2024-04-24 Tero Innovation Inc. DEVICE AND METHOD FOR TREATMENT OF ORGANIC WASTE

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