JP2002282747A - 噴射ボタン装置 - Google Patents

噴射ボタン装置

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JP2002282747A
JP2002282747A JP2001097262A JP2001097262A JP2002282747A JP 2002282747 A JP2002282747 A JP 2002282747A JP 2001097262 A JP2001097262 A JP 2001097262A JP 2001097262 A JP2001097262 A JP 2001097262A JP 2002282747 A JP2002282747 A JP 2002282747A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の噴出可能状態では、外部不可抗力によ
る誤動作のおそれが少なく、また、内容物を簡単に排出
できると共に、この際に、噴射した内容物で衣服や周囲
を汚すおそれがなくなるようにする。 【解決手段】 噴射ボタン11の押圧操作によって、内
容物を噴射ボタン11の噴射口14から横方向外方に噴
射させるようにした噴射ボタン装置において、噴射ボタ
ン11の横方向外方を塞ぐカバー壁24と噴射窓25と
を周方向に有するカバー体19が設けられ、該カバー体
19は、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体
19の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴
射可能状態と、噴射ボタン11の噴射口14の前方を塞
ぐと共に噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する
内容物排出状態とに、容器本体1に対して選択的に装着
可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、噴射ボタンの押圧
操作によって、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレ
ー等の容器本体の内容物を、噴射ボタンの噴射口から噴
射させるようにした噴射ボタン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫
剤スプレー等のエアゾール容器には、容器本体の上端部
に、肩部を介して口部が設けられ、口部に該口部の開口
を塞ぐようにマウンテンキャップが嵌着され、このマウ
ンテンキャップの中央部に、容器本体内の内容物を外部
に噴射する噴射ステムが上方突設され、噴射ステムを押
圧操作するための噴射ボタンが、噴射ステムに外嵌装着
され、噴射ボタンの押圧操作によって、噴射ステムから
噴射された内容物を、その噴射方向を変えて噴射ボタン
の噴射口から横方向外方に噴射させるようにしたものが
あり、この種の容器では、廃棄回収の際の爆発防止及び
環境保護のために、通常の使用後に、残留内容物及び残
留ガスを容器本体の底又は側面に孔を開けて、排出処理
していた。
【0003】ところが、この穿孔作業は面倒であり、残
留内容物等を排出処理せずに容器を投棄することも多か
った。そこで、噴射ステムを押圧操作するための噴射ボ
タンに、ロックバンドを引っ掛けて、噴射ボタンを押圧
操作した状態に保持し、これにより、残留内容物を及び
残留ガスを排出させるようにしたものがある(例えば特
開平10−59445号公報)。しかし、この場合、噴
射ボタンから直接内容物を外部に噴射させるため、噴射
によって、内容物が周囲に広がって、内容物で衣服等の
周囲のものを汚してしまうという問題があった。
【0004】また、噴射ステム及び噴射ボタン等を包囲
するオーバーキャップの上端部等に、噴射ボタンを押圧
操作した状態に保持すると共に、噴射ステム及び噴射ボ
タンを包囲する残留内容物排出治具を設けるようにした
ものがある(例えば特開2000−335661号公
報)。この場合、内容物が外部に広がることはなく、噴
射した内容物で周囲を汚すおそれがなくなるが、この場
合、オーバーキャップが必ず必要となり、製造コストが
高く付いた。また、オーバーキャップを紛失すると、ガ
ス抜きが不可能になった。
【0005】さらに、噴射ボタンの上端部に、容器本体
に装着される突出鍔を設け、噴射ボタンを噴射ステムか
ら外した後に、噴射ボタンを上下逆さにして、突出鍔に
より噴射ボタンを容器本体に装着することによって、噴
射ボタンで噴射ステムを押圧して噴射ステムを噴射状態
に保持するようにしたものがある(例えば特開平6−6
9182号公報)。しかし、この場合、上方突出した突
出鍔があるため、噴射ボタンが必要以上に高くなって、
噴射ボタンの押圧操作が不安定になるし、また、噴射ボ
タンが外部に露出された状態のままであることもあっ
て、この部分に外部のものが衝当して、噴射ボタンが不
測に噴射ステムから外れたり、噴射ボタンが誤って押圧
操作されたりするおそれが大であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、通常の噴出可能状態では、外部不可抗力によっ
て、噴射ボタンが不測にはずれたり、誤操作されたりす
るおそれが少なく、また、使用後に、内容物を簡単に排
出できると共に、排出した内容物で衣服や周囲を汚すお
それがなくなるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術手段は、容器本体1に突設された噴射ス
テム7に装着される噴射ボタン11を備え、噴射ボタン
11の押圧操作によって、噴射ステム7から噴射された
容器本体1の内容物を噴射ボタン11の噴射口14から
噴射させるようにした噴射ボタン装置において、噴射ボ
タン11の横方向外方を塞ぐカバー壁24と噴射窓25
とを有するカバー体19が設けられ、該カバー体19
は、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体19
の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴射可
能状態と、噴射ボタン11の噴射口14の前方を塞ぐと
共に噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容
物排出状態とに、容器本体1に対して選択的に装着可能
とされている点にある。
【0008】本発明の他の技術手段は、噴射ボタン11
に、横方向外方に突出した係止片16が設けられ、カバ
ー体19の内周面側に、係止片16を押さえ付ける押圧
片29が周方向に設けられると共に、押圧片29を前記
係止片16に対応するように切り欠いてなる切欠凹部3
0が設けられ、切欠凹部30を係止片16に一致させる
ように、カバー体19を容器本体1に装着したとき、前
記噴射可能状態となり、切欠凹部30が係止片16から
外れるように、カバー体19を容器本体1に装着したと
き、噴射ボタン11の噴射口14の前方を前記カバー壁
24で塞ぐと共に、押圧片29で係止片16を押さえ付
けて噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持すること
により、前記内容物排出状態になるようにした点にあ
る。
【0009】本発明の他の技術手段は、前記係止片16
と押圧片29との間には、噴射ボタン11の噴射口14
を、カバー壁24の周方向中央部に位置させるように、
噴射ボタン11をカバー体19に対して噴射ステム7廻
りに回動させるカム機構31が設けられている点にあ
る。本発明の他の技術手段は、前記カバー体19に、第
1嵌着部39と第2嵌着部40とが設けられ、カバー体
19を第1嵌着部39で容器本体1に装着したとき、前
記噴射可能状態となり、カバー体19を第2嵌着部40
で容器本体1に装着したとき、前記内容物排出状態にな
るようにした点にある。
【0010】本発明の他の技術手段は、前記第1嵌着部
39と第2嵌着部40とが、カバー体19の上下方向の
互いに逆側に設けられている点にある。本発明の他の技
術手段は、噴射ボタン11には、横方向外方に突出した
係止片41が突設され、カバー体19の内周面に、係止
片16を押さえ付ける押圧片45が設けられ、カバー体
19を第1嵌着部39で容器本体1に装着したとき、押
圧片45が係止片41から外れて、前記噴射可能状態と
なり、カバー体19を第2嵌着部40で容器本体1に装
着したとき、押圧片45で係止片41を押さえ付けて噴
射ボタン11を押圧操作した状態に保持することによ
り、前記内容物排出状態になるようにした点にある。
【0011】本発明の他の技術手段は、前記カバー体1
9の噴射窓25と対向する位置に、噴射ボタン11を指
で押圧操作するための操作窓26が設けられている点に
ある。本発明の他の技術手段は、前記噴射ボタン11と
カバー体19とは、薄肉切断片36で連結された状態に
なるように一体成形されている点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って説明する。図1〜図6において、1は液化ガ
ス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー等のエアゾール容器
の容器本体で、アルミ、スチール、硝子等により構成さ
れている。容器本体1は、図7にも示すように円筒状に
形成され、その上端部には上側に向けて徐々に小径とな
るように先窄まり状に傾斜した肩部2を介して小径の口
部3が形成されている。口部3に該口部3の開口を塞ぐ
ようにマウンテンキャップ4が嵌合固着されている。マ
ウンテンキャップ4はその外周部に口部3に卷回された
環状の卷回凸部5を有し、マウンテンキャップ4の中央
部には凸部6を介して噴射ステム7が上方突設されてい
る。噴射ステム7は下方に押圧操作されることにより、
殺虫剤等の内溶物を上方に向けて噴射するようになって
いる。
【0013】なお、マウンテンキャップ4は容器本体1
と同様にアルミ、スチール、硝子等により構成されてい
る。11は噴射ステム7を押圧操作するための噴射ボタ
ンで、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂によ
り形成され、噴射ステム7に外嵌される嵌合凹部12と
嵌合凹部12に連通する流路13と噴射口14とを有
し、嵌合凹部12を介して噴射ステム7に外嵌装着さ
れ、噴射ボタン11の押圧操作によって、噴射ステム7
から上方に噴射された内容物を、その噴射方向を変えて
噴射ボタン11の噴射口14から横方向(径方向、前後
左右方向)外方(図例では前方)に噴射させるように構
成されている。噴射ボタン11に、横方向外方(前後方
向)に突出した係止片16が一対設けられ、一対の係止
片16は、互いに噴射ボタン11の径方向(前後方向)
に対応するように配置されている。
【0014】19は噴射ボタン11の外周を取り囲むカ
バー体で、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂
により円筒状に形成され、容器本体1の上端部に外嵌固
着されている。カバー体19は、下部側に、円筒状の嵌
着部21と嵌着部21の外周に位置する円筒状の外壁部
22とを備えると共に、上部側に、噴射ボタン11の横
方向外方を塞ぐ左右一対のカバー壁24を備え、左右一
対のカバー壁24間の前側に、噴射窓25が形成され、
カバー壁24間の後側に、噴射ボタン11を指で押圧操
作するための操作窓26が形成されている。従って、カ
バー体19は、噴射ボタン11の周囲を取り囲むように
一対のカバー壁24と噴射窓25と操作窓26とを周方
向に有している。
【0015】カバー体19の嵌着部21はマウンテンキ
ャップ4の卷回凸部5に着脱自在に外嵌され、その下端
部には環状の係合突起28が設けられ、この係合突起2
8がマウンテンキャップ4の卷回凸部5の下端縁に下側
から係合されている。これにより、カバー体19は容器
本体1の上端部に不測に外れないように強固に嵌合固着
される。外壁部22は嵌着部21の外周を取り囲み、外
壁部22の下端は、容器本体1の肩部2に接当又は近接
されている。また、カバー体19の内周面側に、係止片
16を押さえ付ける押圧片29が、周方向に設けられる
と共に、押圧片29を左右に分離するように切り欠いて
なる切欠凹部30が前記係止片16に対応するように、
前後一対設けられている。
【0016】従って、押圧片29は、前後一対の切欠凹
部30を挟んで左右一対配置されており、切欠凹部30
を係止片16に一致させて、嵌着部21をマウンテンキ
ャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体
19を容器本体1に装着したとき、噴射ボタン11の噴
射口14の前方にカバー体19の噴射窓25を位置させ
て噴射口14を開放する噴射可能状態になる。また、切
欠凹部30が係止片16から外れるように(切欠凹部3
0を係止片16に一致させないように)、嵌着部21を
マウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することによ
り、カバー体19を容器本体1に装着したとき、噴射ボ
タン11の噴射口14の前方を一方のカバー壁24で塞
ぐと共に、押圧片29で係止片16を押さえ付けて噴射
ボタン11を押圧操作した状態に保持することにより、
噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容物排
出状態となるように、構成されている。
【0017】また、前記係止片16と押圧片29との間
には、噴射ボタン11の噴射口14を、カバー体19の
一方のカバー壁24の周方向中央部に位置させるよう
に、噴射ボタン11をカバー体19に対して噴射ステム
7廻りに回動させるカム機構31が設けられている。即
ち、各押圧片29は、周方向の両端(前端及び後端)側
から中央部(左端又は右端)側が、その下方突出寸法が
徐々に小さくなっており、各押圧片29の下端面は周方
向中央側が徐々に高くなるように傾斜し、各押圧片29
の周方向中央部に係合溝32が形成されている。従っ
て、切欠凹部30を係止片16に一致させないようにし
て、嵌着部21をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に
外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着
する際に、各押圧片29の下端面が係止片16の上端面
に接当して上側から押圧し、係止片16が押圧片29の
下端面を押圧片29の中央部側に摺動することによっ
て、噴射ボタン11が噴射ステム7廻りに回動して、係
止片16が押圧片29の周方向中央部の係合溝32に一
致し、これにより、噴射ボタン11の噴射口14を、自
動的に、カバー体19の一方のカバー壁24の周方向中
央部に位置させるようになっている。
【0018】前記噴射ボタン11とカバー体19とは、
図3に示すように、複数の薄肉切断片36で連結されて
おり、噴射ボタン11とカバー体19とは一体成形され
ている。上記実施の形態によれば、通常の使用時には、
噴射ステム7に外嵌装着した噴射ボタン11に対して、
カバー体19の切欠凹部30を噴射ボタン11の係止片
16に一致させて、嵌着部21をマウンテンキャップ4
の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容
器本体1に装着しておく。なお、このとき、噴射ボタン
11とカバー体19とは、図3に示すように、複数の薄
肉切断片36で連結した状態にしておいてもよいし、噴
射ボタン11とカバー体19とを薄肉切断片36で切断
して互いに分離しておいてもよい。
【0019】この場合、噴射ボタン11の噴射口14の
前方にカバー体19の噴射窓25を位置させて噴射口1
4を開放する噴射可能状態になる。従って、容器本体1
内の内容物を噴射するには、指を操作窓26側から挿入
して噴射ボタン11上に載せ、指で操作ボタン11を押
圧操作すればよく、噴射ボタン11の押圧操作によっ
て、噴射ステム7から上方に噴射された内容物を、その
噴射方向を変えて噴射ボタン11の噴射口14からカバ
ー体19の噴射窓25を通して横方向外方に噴射させる
ことができる。
【0020】この噴射可能状態では、噴射ボタン11に
は従来のように上方突出した突出鍔等がないため、噴射
ボタン11が必要以上に高くなるようなことはなくな
り、噴射ボタン11の押圧操作が不安定になるようなこ
ともないし、また、噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐ
左右一対のカバー壁24があるため、噴射ボタン11に
外部のものが衝当して、噴射ボタン11が不測に噴射ス
テムから外れたり、噴射ボタン11が誤って押圧操作さ
れたりするおそれもなくなる。次に、通常の使用後に、
廃棄回収の際の爆発防止及び環境保護のために、残留内
容物及び残留ガスを容器本体1から排出処理する場合、
一旦、嵌着部21を巻回凸部5から外して、カバー体1
9を容器本体1から取り外し、その後、図4に示すよう
にカバー体19をカバー壁24側を下にして設置し、こ
のカバー体19に対して、容器本体1を上下逆さにし
て、噴射ボタン11を押圧片29間に位置させると共
に、切欠凹部30が係止片16から外れるように(切欠
凹部30を係止片16に一致させないように)して、容
器本体1をカバー体19に対して下方に押し付けること
により、カバー体19の嵌着部21をマウンテンキャッ
プ4の卷回凸部5に外嵌させて、カバー体19を容器本
体1に装着すればよい。
【0021】この場合、各押圧片29の下端面が係止片
16の上端面に接当して上側から押圧し、係止片16が
押圧片29の下端面を押圧片29の中央部側に摺動する
ことによって、噴射ボタン11が噴射ステム7廻りに回
動して、係止片16が押圧片29の周方向中央部の係合
溝32に一致し、これにより、噴射ボタン11の噴射口
14を、自動的に、カバー体19の一方のカバー壁24
の周方向中央部に位置させる。そして、噴射ボタン11
の噴射口14の前方を一方のカバー壁24で塞ぐと共
に、押圧片29で係止片16を押さえ付けて噴射ボタン
11を押圧操作した状態に保持することにより、噴射ボ
タン11を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態
となるので、容器本体1の内容物は、噴射ステム7を介
して噴射ボタン11の噴射口14からカバー体19のカ
バー壁24に向けて噴射される。その結果、容器本体1
の内容物であるガスはカバー壁24に衝当して、液状と
なって、カバー体19の下方に流れ落ちる。
【0022】従って、従来のように、内容物が周囲に広
がって、内容物で衣服等の周囲のものを汚してしまうよ
うなこともなくなるし、従来のようにオーバーキャップ
が必ず必要となるようなこともなくなり、製造コストも
安上がりになる。しかも、噴射ボタン11とカバー体1
9とは、図3に示すように、複数の薄肉切断片36で連
結されており、噴射ボタン11とカバー体19とは一体
成形されるため、噴射ボタン11とカバー体19とを1
ピースの部材として簡単に製造することができる。
【0023】図8〜図13は他の実施形態を示し、噴射
ステム7に外嵌される噴射ボタン11の下部外周に、横
方向外方に突出した係止片41が4個設けられている。
この係止片41は、噴射ボタン11の外周に不等な間隔
をおいて配置されている。その他の噴射ボタン11の構
成は前記実施の形態の場合と同様な構成である。カバー
体19は、前記実施の形態の場合と略同様に、下部側
に、円筒状の第1嵌着部39と第1嵌着部39の外周に
位置する円筒状の外壁部22とを備えると共に、上部側
に、噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐ左右一対のカバ
ー壁24を備え、左右一対のカバー壁24間の前側に、
噴射窓25が形成され、カバー壁24間の後側に、噴射
ボタン11を指で押圧操作するための操作窓26が形成
されている。
【0024】また、前記実施の形態における嵌着部21
の構成と同様に、カバー体19の第1嵌着部39はマウ
ンテンキャップ4の卷回凸部5に着脱自在に外嵌され、
その下端部には係合突起28が設けられ、この係合突起
28がマウンテンキャップ4の卷回凸部5の下端縁に下
側から係合され、これにより、カバー体19は容器本体
1の上端部に不測に外れないように強固に嵌合固着され
るようになっている。そして、カバー体19の上端部、
即ち左右一対のカバー壁24の上端部に、第2嵌着部4
0が設けられている。この第2嵌着部40は、一対のカ
バー壁24の上端部の内径を、容器本体1の巻回凸部5
の外径と略同一の大きさに形成すると共に、一対のカバ
ー壁24の上端部内周に、巻回凸部5に係脱自在に係合
する環状の係合突起43を形成し、第2嵌着部40を巻
回凸部5に外嵌して係合突起43を巻回凹部5に係合す
ることによって、第2嵌着部40でカバー体19を容器
本体1に強固に装着できるようにしたものである。
【0025】また、カバー体19の内周面側に、係止片
41を押さえ付ける押圧片45が、径方向内方に突出す
るように設けられると共に、押圧片45を4個に分離す
るように切り欠いてなる切欠凹部46が前記係止片41
に対応するように、4個設けられている。従って、切欠
凹部46を係止片41に一致させて、第1嵌着部39を
マウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することによ
り、カバー体19を容器本体1に装着したとき、噴射ボ
タン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓2
5を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態にな
るように、構成されている。
【0026】また、第2嵌着部40をマウンテンキャッ
プ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19
を容器本体1に装着したとき、各係止片41及び各切欠
凹部46は上記の如く不等な間隔をおいて配置されてい
るため、4個のうちの大部分の切欠凹部46と係止片4
1とが一致しなくなり(大部分の切欠凹部46が係止片
41から外れるようになり)、このため、押圧片45で
係止片41を押さえ付けることにより、噴射ボタン11
を押圧操作した状態に保持すると共に、噴射ボタン11
の噴射口14の前方を第1嵌着部39及び外壁部22で
塞ぐ内容物排出状態となるように、構成されている。
【0027】従って、第1嵌着部39と第2嵌着部40
とが、カバー体19の上下方向の互いに逆側に設けら
れ、カバー体19を第1嵌着部39で容器本体1に装着
したとき、噴射可能状態となり、カバー体19を第2嵌
着部40で容器本体1に装着したとき、前記内容物排出
状態になるようにし構成されている。また、前記実施の
形態の場合と同様に、噴射ボタン11とカバー体19と
は、図10に示すように、複数の薄肉切断片36で連結
されており、噴射ボタン11とカバー体19とは一体成
形されている。
【0028】上記実施の形態によれば、通常の使用時に
は、噴射ステム7に外嵌装着した噴射ボタン11に対し
て、カバー体19の各切欠凹部46を噴射ボタン11の
各係止片16に一致させて、第1嵌着部39をマウンテ
ンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバ
ー体19を容器本体1に装着しておけばよく、噴射ボタ
ン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓25
を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態にな
る。この噴射可能状態では、噴射ボタン11が必要以上
に高くなるようなことはなくなり、噴射ボタン11の押
圧操作が不安定になるようなこともないし、また、噴射
ボタン11の横方向外方を塞ぐ左右一対のカバー壁24
があるため、噴射ボタン11に外部のものが衝当して、
噴射ボタン11が不測に噴射ステムから外れたり、噴射
ボタン11が誤って押圧操作されたりするおそれもなく
なる。
【0029】通常の使用後に、廃棄回収の際の爆発防止
及び環境保護のために、残留内容物及び残留ガスを容器
本体1から排出処理する場合、一旦、カバー体19を容
器本体1から取り外し、その後、図11及び図13に示
すように、カバー体19をカバー壁24側を上にして設
置し、このカバー体19に対して、容器本体1を上下逆
さにして、噴射ボタン11を左右一対のカバー壁24間
に位置させるようにして、容器本体1をカバー体19に
対して下方に押し付けることにより、カバー体19の第
2嵌着部40をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外
嵌させて、カバー体19を容器本体1に装着すればよ
い。
【0030】このとき、各押圧片45が各係止片41に
対して下側から押圧し、押圧片45で係止片41を押さ
え付けて噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する
ことにより、噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持
すると共に、噴射ボタン11の噴射口14の前方を第1
嵌着部39及び外壁部22で塞ぐ内容物排出状態となる
ので、容器本体1の内容物は、噴射ステム7を介して噴
射ボタン11の噴射口14からカバー体19の第1嵌着
部39に向けて噴射され、容器本体1の内容物であるガ
スは第1嵌着部39に衝当して、液状となって、カバー
体19の下方に流れ落ちる。
【0031】従って、従来のように、内容物が周囲に広
がって、内容物で衣服等の周囲のものを汚してしまうよ
うなこともなくなるし、従来のようにオーバーキャップ
が必ず必要となるようなこともなくなり、製造コストも
安上がりになる。なお、前記実施の形態では、嵌着部2
1、第1嵌着部39及び第2嵌着部40を、容器本体1
の巻回凸部5に外嵌することによって、カバー体19を
容器本体1に対して装着するようにしているが、カバー
体19の容器本体1への装着は、このような方法に限定
されず、例えば、嵌着部21、第1嵌着部39又は第2
嵌着部40を、巻回凸部5に内嵌することによって、嵌
着部21、第1嵌着部39又は第2嵌着部40でカバー
体19を容器本体1に装着するようにしてもよい。
【0032】また、前記実施の形態では、噴射ボタン1
1の押圧操作によって、内容物を噴射ボタン11の噴射
口14から横方向外方(前方)に噴射させるように構成
されているが、噴射ボタン11からの内容物の噴射方向
は横方向に限定されず、上方又は斜め上方或いは斜め下
方に噴射するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、通常の噴出可能状態で
は、外部不可抗力によって、噴射ボタン11が不測には
ずれたり、誤操作されたりするおそれが少なくなる。ま
た、カバー体19の容器本体1への装着を変更すること
により、噴射ボタン11の噴射口14の前方を塞ぐと共
に、噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容
物排出状態に、簡単に変更することができて、使用後
に、内容物を簡単に排出できると共に、排出した内容物
で衣服や周囲を汚すおそれがなくなる。また、従来のよ
うにオーバーキャップが必ず必要となるようなこともな
くなり、製造コストも安上がりになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す使用状態の容器の
半欠正面断面図である。
【図2】同使用状態を示す側面断面図である。
【図3】同使用状態を示す平面図である。
【図4】同内容物排出状態を示す側面断面図である。
【図5】同内容物排出状態を示すカバー体及び噴射ボタ
ンの平面図である。
【図6】同カバー体の斜視図である。
【図7】同容器本体の側面断面図である。
【図8】他の実施の形態を示す使用状態の容器の正面断
面図である。
【図9】同使用状態を示す側面断面図である。
【図10】同使用状態を示す平面図である。
【図11】同内容物排出状態を示す正面断面図である。
【図12】同内容物排出状態を示すカバー体及び噴射ボ
タンの平面図である。
【図13】同内容物排出状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 7 噴射ステム 11 噴射ボタン 14 噴射口 16 係止片 19 カバー体 24 カバー壁 25 噴射窓 29 押圧片 30 切欠凹部 36 薄肉切断片 39 第1嵌着部 40 第2嵌着部 41 係止片 45 押圧片 46 切欠凹部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(1)に突設された噴射ステム
    (7)に装着される噴射ボタン(11)を備え、噴射ボ
    タン(11)の押圧操作によって、噴射ステム(7)か
    ら噴射された容器本体(1)の内容物を噴射ボタン(1
    1)の噴射口(14)から噴射させるようにした噴射ボ
    タン装置において、 噴射ボタン(11)の横方向外方を塞ぐカバー壁(2
    4)と噴射窓(25)とを有するカバー体(19)が設
    けられ、該カバー体(19)は、噴射ボタン(11)の
    噴射口(14)の前方にカバー体(19)の噴射窓(2
    5)を位置させて噴射口(14)を開放する噴射可能状
    態と、噴射ボタン(11)の噴射口(14)の前方を塞
    ぐと共に噴射ボタン(11)を押圧操作した状態に保持
    する内容物排出状態とに、容器本体(1)に対して選択
    的に装着可能とされていることを特徴とする噴射ボタン
    装置。
  2. 【請求項2】 噴射ボタン(11)に、横方向外方に突
    出した係止片(16)が設けられ、カバー体(19)の
    内周面側に、係止片(16)を押さえ付ける押圧片(2
    9)が周方向に設けられると共に、押圧片(29)を前
    記係止片(16)に対応するように切り欠いてなる切欠
    凹部(30)が設けられ、 切欠凹部(30)を係止片(16)に一致させるよう
    に、カバー体(19)を容器本体(1)に装着したと
    き、前記噴射可能状態となり、切欠凹部(30)が係止
    片(16)から外れるように、カバー体(19)を容器
    本体(1)に装着したとき、噴射ボタン(11)の噴射
    口(14)の前方を前記カバー壁(24)で塞ぐと共
    に、押圧片(29)で係止片(16)を押さえ付けて噴
    射ボタン(11)を押圧操作した状態に保持することに
    より、前記内容物排出状態になるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の噴射ボタン装置。
  3. 【請求項3】 前記係止片(16)と押圧片(29)と
    の間には、噴射ボタン(11)の噴射口(14)を、カ
    バー壁(24)の周方向中央部に位置させるように、噴
    射ボタン(11)をカバー体(19)に対して噴射ステ
    ム(7)廻りに回動させるカム機構(31)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2に記載の噴射ボタン装
    置。
  4. 【請求項4】 前記カバー体(19)に、第1嵌着部
    (39)と第2嵌着部(40)とが設けられ、カバー体
    (19)を第1嵌着部(39)で容器本体(1)に装着
    したとき、前記噴射可能状態となり、カバー体(19)
    を第2嵌着部(40)で容器本体(1)に装着したと
    き、前記内容物排出状態になるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の噴射ボタン装置。
  5. 【請求項5】 前記第1嵌着部(39)と第2嵌着部
    (40)とが、カバー体(19)の上下方向の互いに逆
    側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の
    噴射ボタン装置。
  6. 【請求項6】 噴射ボタン(11)には、横方向外方に
    突出した係止片(41)が突設され、カバー体(19)
    の内周面に、係止片(41)を押さえ付ける押圧片(4
    5)が設けられ、 カバー体(19)を第1嵌着部(39)で容器本体
    (1)に装着したとき、押圧片(45)が係止片(4
    1)から外れて、前記噴射可能状態となり、カバー体
    (19)を第2嵌着部(40)で容器本体(1)に装着
    したとき、押圧片(45)で係止片(41)を押さえ付
    けて噴射ボタン(11)を押圧操作した状態に保持する
    ことにより、前記内容物排出状態になるようにしたこと
    を特徴とする請求項4に記載の噴射ボタン装置。
  7. 【請求項7】 前記カバー体(19)の噴射窓(25)
    と対向する位置に、噴射ボタン(11)を指で押圧操作
    するための操作窓(26)が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の噴射ボタン装置。
  8. 【請求項8】 前記噴射ボタン(11)とカバー体(1
    9)とは、薄肉切断片(36)で連結された状態になる
    ように一体成形されていることを特徴とする請求項1に
    記載の噴射ボタン装置。
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