JP2002281287A - 画像処理システム、画像読取装置、画像処理装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理システム、画像読取装置、画像処理装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2002281287A JP2001074383A JP2001074383A JP2002281287A JP 2002281287 A JP2002281287 A JP 2002281287A JP 2001074383 A JP2001074383 A JP 2001074383A JP 2001074383 A JP2001074383 A JP 2001074383A JP 2002281287 A JP2002281287 A JP 2002281287A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モアレ低減のための処理を高速化させる。 【解決手段】 指定解像度R1の2倍以上となるように
読取解像度R2を画像読取装置102に対して設定す
る。画像読取装置102は、センサの解像度であるRi
相当の画像データに対して、主走査方向の複数の隣接画
素データを用いた平均化処理を行うとともに、主副N*
N画素を平均して1画素を作成する平均化処理を行っ
て、解像度R2の画像データを出力する。画像処理装置
101は、読取解像度R2からその整数分の一である解
像度R3へと間引く解像度変換処理を行った場合に間引
かれずに残る画素Pxに対してモアレ低減のためのフィ
ルタ処理を行い、その後読取解像度R2から解像度R3
へと間引く解像度変換処理を行って、間引き後の解像度
R3から最終的に必要とされる指定解像度R1にバイリ
ニアの解像度変換処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システ
ム、画像読取装置、画像処理装置、方法、コンピュータ
プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
に係り、反射原稿を読み取る際の画像処理、特にモアレ
低減処理の高速化を図るのに用いて好適なものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取装置として、イメージセ
ンサを用いたイメージスキャナが知られている。通常、
画像の読み取りを行う際には、指定された解像度で読み
込み、そのまま出力するか、指定された解像度を超える
解像度で読み込み、指定の解像度へ解像度変換を行って
出力するかしている。
【0003】ここで、モアレとは、網点印刷された原稿
をスキャンしたときに、その網点の配列周期と解像度に
よって決定される読み取り位置の周期の干渉によって発
生するものである。例えば、原稿がスクリン線数150
線以上の場合、解像度を150dpi前後としたときに
モアレの周期が長くなるので目立ちやすい。網点印刷さ
れた原稿の画像は、一般的に滅法混色3原色のMg/Cy/Ye
の網点が規則的に配列され、色の濃度はその大きさで表
現される。スクリン線数150線の場合、1色あたりの
網点密度は150ドッド/インチとなり、各色ごとに異
なるスクリン線角度(例えば、15°/45°/75
°)で配列される。読取解像度が150dpiの場合に
は、主走査方向の読み取りドット数は、150ドッド/
インチとなる。したがって、例えばスクリン線角度45
°で配列した網点は、主走査方向(0°方向)には10
6ドット/インチとなり、異なる2種の繰り返し周波数
との間で干渉が発生し、150−106=44本/イン
チ(1.7mm)のモアレ縞となる。副走査方向に対して
も、同じ現象が生じる。
【0004】一般的なモアレ低減のための手法として
は、指定された解像度を超える解像度で画像を読み取
り、その全画素に対してフィルタ処理を行い、指定され
た解像度に変換して出力することが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で述べた手法では、最終的に得たい画像より高い解
像度で読み込み、その全画素に対してフィルタ処理を行
うため、高い解像度での画像読み取りを行うことによる
読み取り時間、画像読み取り装置と画像処理装置との間
で高解像度のデータをやり取りするための通信時間、及
び画像の全画素に対して画像処理を行うための処理時間
がかかってしまうという問題点があった。一方で、読取
解像度を下げた画像に対しフィルタ処理を行うのでは、
画像のモアレ低減効果が低下してしまう。
【0006】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
ものであり、モアレを低減させるとともに、モアレ低減
のための処理の高速化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、画像処理システムに
ついて言及すれば、本発明の画像処理システムは、読取
解像度を変更して画像読み取りを行うことのできる画像
読取装置と、上記画像読取装置で読み取られた画像デー
タを処理する画像処理装置とを備えた画像処理システム
であって、上記画像読取装置は、読み取った画像データ
に対して平均化処理を行う画像処理手段を備え、上記画
像処理装置は、指定解像度を基にして定められる読取解
像度を上記画像読取装置に対して設定する設定手段と、
上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
ータに対して間引き方式の解像度変換処理を行う解像度
変換処理手段と、上記解像度変換処理により間引かれず
に残る画素のデータに対してその解像度変換処理より前
にフィルタ処理を行うフィルタ処理手段と、上記間引き
方式の解像度変換処理後の解像度の画像データに対して
上記指定解像度となるよう所定方式の解像度変換処理を
行う解像度変換処理手段とを備えた点に特徴を有する。
【0008】また、本発明の他の画像処理システムは、
読取解像度を変更して画像読み取りを行うことのできる
画像読取装置と、上記画像読取装置で読み取られた画像
データを処理する画像処理装置とを備えた画像処理シス
テムであって、指定解像度が予め設定されている所定解
像度と一定の関係がある場合に、上記指定解像度を基に
して定められる読取解像度を上記画像読取装置に対して
設定する設定手段と、上記画像読取装置から取得した上
記読取解像度の画像データに対して間引き方式の解像度
変換処理を行う解像度変換処理手段と、上記解像度変換
処理により間引かれずに残る画素のデータに対してその
解像度変換処理より前にフィルタ処理を行うフィルタ処
理手段と、上記間引き方式の解像度変換処理後の解像度
の画像データに対して上記指定解像度となるよう所定方
式の解像度変換処理を行う解像度変換処理手段とを備え
た点に特徴を有する。
【0009】また、本発明の他の画像処理システムは、
読取解像度を変更して画像読み取りを行うことのできる
画像読取装置と、上記画像読取装置で読み取られた画像
データを処理する画像処理装置とを備えた画像処理シス
テムであって、指定解像度が予め設定されている所定解
像度と一定の関係がある場合に、上記所定解像度を基に
して定められる読取解像度を上記画像読取装置に対して
設定する設定手段と、上記画像読取装置から取得した上
記読取解像度の画像データの全画素に対して所定方式の
フィルタ処理を行うフィルタ処理手段と、上記フィルタ
処理後の画像データに対して上記指定解像度となるよう
所定方式の解像度変換処理を行う解像度変換処理手段と
を備えた点に特徴を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
画像処理システム、画像読取装置、画像処理装置、方
法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、及びコンピ
ュータプログラムの実施の形態について説明する。
【0011】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態の画像処理システムの概要を示すブロック図である。
同図に示すように、画像処理システムは、画像処理装置
101と、画像読取装置102とを備えている。
【0012】画像処理装置101において、11は全体
の制御を司る制御部、12は画像読取装置102で読み
取られた画像データに対して処理を行う画像処理部、1
3は画像処理がなされた画像データを出力する出力部で
ある。なお、本実施の形態においては、制御部11、画
像処理部12等が、本発明でいう設定手段、解像度変換
処理手段、フィルタ処理手段として機能する。
【0013】また、画像読取装置102において、14
は後述する平均化処理(フィルタ処理A、B)を行う画
像処理部である。なお、本実施の形態においては、画像
処理部14が、本発明でいう画像処理手段(第1、2の
平均化処理手段)として機能する。
【0014】図2には、画像読取装置102の一例とし
て、フラットベット型スキャナと呼ばれるものの構成例
を簡単に示す。図2(a)は側面図であり、図2(b)
は(a)の原稿台1を裏側から見た図である。同図にお
いて、1は原稿台、2はシェーディング補正用データを
得るための白色基準板、3はイメージセンサを具備する
光学ユニット、4は原稿台1の原稿読取領域である。こ
の画像読取装置102でのスキャン解像度(読取解像
度)を、上記画像処理装置101において設定できるよ
うにしている。
【0015】このようにした画像読取装置102では、
図示しない移動手段により光学ユニット3を原稿台1に
平行に走査することにより、原稿読取領域4上の原稿を
読み取り、イメージセンサから画像信号を得る。図2
(b)に示すように、X方向が主走査方向、Y方向が副
走査方向となる(ただし、原稿台1を裏から見た図であ
ることに注意する)。以下、「主に隣接する」とは主走
査方向に隣り合うことを意味し、「副に隣接する」とは
副走査方向に隣り合うことを意味するものとする。
【0016】次に、図3〜7に基づいて、第1の実施の
形態における画像処理システムでの処理動作について説
明する。図3は、画像処理システムでの処理動作を示す
フローチャートである。図4は、フィルタ処理Aを説明
するための図で、(A)はフィルタ処理Aの処理内容を
表す図で、(B)はフィルタ例を表す図である。図5
は、副走査方向の相対感度を表す図である。図6は、フ
ィルタ処理Bを説明するための図である。図7は、フィ
ルタを説明するための図であり、(a)が3×3クロス
型フィルタ、(b)が5×5ダイヤモンド型フィルタ、
(c)が7×7ダイヤモンド型フィルタを示す図であ
る。
【0017】画像処理装置101に指定解像度R1の入
力があった場合(ステップS100)、その指定解像度
R1を基にして定められる解像度を読取解像度R2とし
て画像読取装置102に対して設定する(ステップS2
00)。具体的には、読取解像度R2を、上記指定解像
度R1の2倍以上となるように設定する。このように読
取解像度R2を指定解像度R1の2倍以上とするのは、
解像度を2倍以上にして読み取った画像データに対して
フィルタ処理を行うことで、より高いモアレ低減効果が
得られるからである。
【0018】画像読取装置102の画像処理部14は、
画像読取手段たるセンサの解像度であるRi相当の画像
データに対して、主走査方向の複数の隣接画素データを
用いた平均化処理(フィルタ処理A)を行う(ステップ
S300)。いくつの隣接画素データを用いるかは、セ
ンサ解像度Riから読取解像度R2への変倍を考慮して
決定する。
【0019】さらに、画像読取装置102の画像処理部
14は、主走査方向にN画素、副走査方向N画素のデー
タN*N画素を平均して1画素を作成する平均化処理
(フィルタ処理B)を行って、解像度R2の画像データ
を出力する(ステップS400)。主走査方向のN、副走
査方向のNは、センサ解像度Riから読取解像度R2へ
の変倍を考慮して決定する。
【0020】上記フィルタ処理Aは、入力画素数と出力
画素数とが等しいのに対して、上記フィルタ処理Bは、
N*N画素を平均して1画素とするので、入力画素数に
対して N*N分の一の画素数が出力画素数となる。
【0021】これらフィルタ処理A、Bを画像読取装置
102側で行ってから出力することにより、画像処理時
間及び画像処理装置101への画像データの転送時間を
短縮することができる。センサの解像度Ri相当の画像
データに対してフィルタ処理を行うことにより、モアレ
低減効果を高めることができ、これによりフィルタ処理
Aを行わない場合に比べてフィルタ処理BのNの値を大
きくすることができる。すなわち、より多数の画素を平
均化して、解像度を下げて画像処理装置101へ出力す
ることができるので、転送時間を短くすることができ、
その後に画像処理装置101で行う処理の負担を軽減さ
せて、処理の高速化を図ることができる。
【0022】画像処理装置101の画像処理部12は、
画像読取装置102から取得した画像データに対して、
後述する間引き方式の解像度変換処理、すなわち読取解
像度R2から当該解像度R2の整数分の一である解像度
R3へと間引く解像度変換処理を行った場合に間引かれ
ずに残る画素Pxを指定する(ステップS500)。
【0023】そして、画像処理部12では、上記画素P
xに対して、モアレ低減のためのフィルタ処理を行う
(ステップS600)。このフィルタ処理に用いるフィ
ルタは、解像度R3へと間引き方式の解像度変換処理を
行った後に主副に隣接する画素のデータを含ませるよう
に決定する。
【0024】フィルタ処理後、画像処理部12では、間
引き方式の解像度変換処理、すなわち読取解像度R2か
ら解像度R3へと間引く解像度変換処理を行う(ステッ
プS700)。ここでの解像度変換処理は、間引き方式
であるので、その処理時間は早い。
【0025】そして、間引いた後の解像度R3から最終
的に必要とされる指定解像度R1にバイリニアの解像度
変換処理を行う(ステップS800)。バイリニアの変換
方式を用いるのは、ジャギー等が発生しない質の高い画
像を得るためである。
【0026】このようにして得られた指定解像度R1の
画像データを、要求に対する出力として出力部13から
出力する。
【0027】以下、具体的な例で説明する。例えば、指
定解像度R1=180dpiであった場合に(ステップ
S100)、その2倍以上の解像度400dpiを読取
解像度R2として画像読取装置102に対して設定する
(ステップS200)。
【0028】画像読取装置102では、センサの解像度
がRi=1200dpiであるとすると、図4(A)に
示すように、センサ解像度Ri=1200dpiから読
取解像度R2=400dpiへの変倍を考慮して、フィ
ルタ処理対象画素を含めた隣接の4画素の平均化処理を
行う(ステップS300)。このように読取解像度R2
=400dpiへと変倍した後に隣接する画素のデータ
を含ませてフィルタ処理を行うことにより、隣接する画
素同士の干渉を緩和させてモアレを低減させることがで
きる。
【0029】なお、上記4画素の平均化処理は、図4
(B)の(a)に示すように、同じ重みづけ(つまり4
画素の平均化)でもよいが、同図(b)に示すように、
重み付けを行うことで、より自然な画像を得ることがで
きる。この重み付け1:2:2:1の根拠は、図5に示
すように、原稿画像とセンサの副走査方向の相対的な移
動による感度分布から、1200dpi時と400dp
i時の画素データ取得範囲を考慮して決定する。すなわ
ち、センサ解像度Ri=1200dpiのイメージセン
サで読取解像度R2=400dpiの読み取りを行う場
合の副走査方向1ラインの相対移動感度に応じた重み付
けを行う。
【0030】さらに、画像読取装置102では、図6に
示すように、センサ解像度Ri=1200dpiから読
取解像度R2=400dpiへの変倍を考慮して、主副
それぞれ3画素ずつの全9画素のデータを平均して1画
素を作る平均化処理を行うことによって、読取解像度R
2=400dpiの画像データを出力する(ステップS
400)。
【0031】画像処理装置101では、画像読取装置1
02から取得された400dpiの画像データに対し
て、主副2画素ごとをPxとして指定する(ステップS
500)。主副2画素ごとに画素Pxを指定するのは、
後から読取解像度R2=400dpiの二分の一である
解像度R3=200dpiへと間引く解像度変換処理を
行うことにしているからである。
【0032】そして、画像処理装置101では、上記主
副2画素ごとの画素データに、図7(b)に示すよう
に、5×5ダイヤモンド型フィルタを用いてフィルタ処
理を行う(ステップS600)。図7(b)において、
中央の画素がフィルタ処理の対象となる画素Pxであ
る。そして、5×5のダイヤモンド型フィルタをかける
ことにより、間引き方式の解像度変換処理をした後に主
副に隣接する画素(同図符号1000で示す画素)のデ
ータを含ませてフィルタ処理Xを行うことができる。モ
アレは隣接する画素同士の干渉により生じるので、隣接
する画素データを含めたフィルタ処理により、その干渉
を緩和させることができる。また、主走査、副走査方向
へのモアレの現れやすさが異なるので、両方向に対応で
きるダイヤモンド型フィルタを用いることにより、干渉
の緩和効果を向上させて、モアレ低減効果の高い画像を
得ることができる。
【0033】フィルタ処理後、画像処理装置101で
は、読取解像度R2=400dpiの二分の一である解
像度R3=200へと間引く解像度変換処理を行う(ス
テップS700)。
【0034】そして、間引き方式の解像度変換処理後の
解像度R3=200dpiの画像データを、バイリニア
の変換方式によって指定解像度R1=180dpiに変
倍処理することで求める画像データを得る(ステップS
800)。
【0035】以上述べたように、第1の実施の形態にお
いては、画像読取装置102側で、フィルタ処理Aを行
うので、画像処理装置101で画像データを受け取る段
階でモアレの起こりにくい画像データを得ることができ
る。また、画像読取装置102側でフィルタ処理Bを行
って解像度を下げるので、転送速度も短縮化される。ま
た、画像処理装置101では、最終的に必要になる画素
に対してフィルタ処理を行うことで、処理の高速化を図
りつつ、モアレ低減効果の高い画像を得ることができ
る。
【0036】例えば、画像読取装置102側でフィルタ
処理A、Bを行わない場合、同等のモアレ低減効果のあ
る画像を得ようとするには、同じように指定解像度R1
=180dpiである場合に、画像読取装置102か
ら、400dpiでは足りず、600dpiの出力画像
を得る必要がある。そして、画像処理装置101では、
その主副3画素ごとをPxとして指定してフィルタ処理
Xを行い、画素Pxのみを残す間引き方式の解像度変換
処理を行った200dpiの画像データを得てから、バ
イリニアの変換方式によって指定解像度180dpiに
変倍処理する必要がある。
【0037】この場合、画像読取装置102との間の通
信データは9/4倍となるため、通信時間が増えてしま
う。また、フィルタ処理Xのフィルタサイズについて
も、具体的には図7(c)に示す7×7ダイヤモンド型
フィルタを用いる必要があるため、処理時間がかかって
しまう。
【0038】(第2の実施の形態)図8は、本実施の形
態の画像処理システムの概要を示すブロック図である。
なお、画像処理部14を省いた点以外は図1に示した構
成と同様であり、図1で説明したものと同一の構成要素
には同一の符号を付する。
【0039】次に、図9〜11に基づいて、第2の実施
の形態における画像処理システムでの処理動作について
説明する。図9、10は、画像処理システムでの処理動
作を示すフローチャートである。図11は、フィルタを
説明するための図である。
【0040】画像処理装置101において、所定解像度
R0を設定しておく(ステップS101)。そして、画
像処理装置101に指定解像度Rxの入力があった場合
(ステップS201)、その指定解像度Rxが、上記所
定解像度R0の2倍の値以下であるかどうかを判断し
(ステップS301)、それに応じて下記の2通りの処
理を行うようにしている。
【0041】上記ステップS301において、指定解像
度Rx(=R1)が所定解像度R0の2倍の値以下の場
合、指定解像度R1の2倍以上の解像度を読取解像度R
2として画像読取装置102に対して設定する(ステッ
プS401)。このように読取解像度R2を指定解像度
R1の2倍以上とするのは、解像度を2倍以上にして読
み取った画像データに対してフィルタ処理を行うこと
で、より高いモアレ低減効果が得られるからである。
【0042】画像読取装置102では、上記設定された
読取解像度R2で画像の読み取りを実行し、取得した画
像データを画像処理装置101の画像処理部12に送る
(ステップS501)。
【0043】画像処理装置101の画像処理部12は、
画像読取装置102から取得した画像データに対して、
後述する間引き方式の解像度変換処理、すなわち読取解
像度R2から当該解像度R2の整数分の一である解像度
R3へと間引く解像度変換処理を行った場合に間引かれ
ずに残る画素Pxを指定する(ステップS601)。
【0044】そして、画像処理部12では、上記画素P
xに対して、モアレ低減のためのフィルタ処理を行うの
であるが、このフィルタ処理に用いるフィルタは、基本
フィルタを基にして決定され、その基本フィルタは指定
解像度R1が所定解像度R0以下であるかどうかに応じ
て決定される(ステップS701)。
【0045】基本フィルタは、解像度R3に変換後の主
副に隣接する画素データが含まれるフィルタサイズが設
定されている。指定解像度R1が所定解像度R0以下の
場合には、3×3クロス型フィルタ(図7(a)を参照)
を採用し(ステップS851)、指定解像度R1が所定
解像度R0を超える場合には、5×5ダイヤモンド型フ
ィルタ(図7(b)を参照)を採用する(ステップS8
01)。
【0046】さらに、読取解像度R2から解像度R3に
解像度変換処理を行う場合に、読取解像度R2の何画素
から解像度R3の1画素を作成するのかという倍率に基
づいて、上記採用された基本フィルタに対して重み付け
を行い、最終的に適用するフィルタを作成する (ステッ
プS901)。
【0047】そして、画像処理部12では、上記ステッ
プS901で作成されたフィルタを用いて、上記画素P
xに対して、モアレ低減のためのフィルタ処理を行う
(ステップS1001)。
【0048】フィルタ処理後、画像処理部12では、間
引き方式の解像度変換処理、すなわち読取解像度R2か
ら解像度R3へと間引く解像度変換処理を行う(ステッ
プS1101)。この解像度変換処理は間引き方式であ
るため、処理時間は早い。
【0049】そして、間引いた後の解像度R3から最終
的に必要とされる指定解像度R1にバイリニアの解像度
変換処理を行う(ステップS1201)。バイリニアの解
像度変換方式を用いるのは、ジャギー等が発生しない質
の高い画像を得るためである。
【0050】このようにして得られた指定解像度R1の
画像データを、要求に対する出力として出力部13から
出力する。
【0051】以下、具体的な例で説明する。所定解像度
R0=150dpiとする(ステップS101)。15
0dpiとしたのは、一般的な網点の印刷物はスクリン
線数150線のものが多いため、150dpi付近でモ
アレが起こりやすく、それを回避するのに効果的な方法
が、その2倍以上の解像度で読み取ることだからであ
る。また、所定解像度R0=150dpiと設定してお
けば、どのような場合にあっても必ず300dpi以上
で読み取りが行われることになるので、そこからフィル
タ処理を行うことにより、モアレ低減の効果を高くする
ことができる。
【0052】一例として、指定解像度R1=120dp
iであった場合(ステップS201)、所定解像度R0
=150dpiの2倍の値(=300dpi)以下であ
るので(ステップS301)、その指定解像度R1=1
20dpiの2倍以上の解像度300dpiを読取解像
度R2として画像読取装置102に対して設定する(ス
テップS401)。
【0053】画像処理装置101では、画像読取装置1
02から取得された300dpiの画像データに対し
て、主副2画素ごとをPxとして指定する(ステップS
601)。主副2画素ごとに画素Pxを指定するのは、
後から読取解像度R2=300dpiの二分の一である
解像度R3=150dpiへと間引く解像度処理を行う
ことにしているからである。
【0054】さらに、画像処理装置101では、指定解
像度R1=120dpiが所定解像度R0=150dp
i以下であるので、基本フィルタとして、3×3クロス
型フィルタ(図7(a)を参照)を採用する(ステップS
851)。そして、読取解像度R2=300dpiから
解像度R3=150dpiに変倍することから、2×2
画素から1画素を作ることになるので、3×3クロス型
フィルタを重ね合わせて、図11(B)に示すスケール
20のフィルタを作成する(ステップS901)。
【0055】そして、画像処理装置101では、上記主
副2画素ごとの画素データに、スケール20のフィルタ
を用いてフィルタ処理を行う(ステップS1001)。
【0056】フィルタ処理後、画像処理装置101で
は、読取解像度R2=300dpiの二分の一である解
像度R3=150dpiへと間引く解像度変換処理を行
う(ステップS1101)。
【0057】そして、間引き方式の解像度変換処理後の
解像度R3=150dpiの画像データを、バイリニア
の変換方式によって指定解像度R1=120dpiに変
倍処理することで求める画像データを得る(ステップS
1201)。
【0058】また、別の一例として、指定解像度R1=
250dpiであった場合(ステップS201)、所定
解像度R0=150dpiの2倍の値(=300dp
i)以下であるので(ステップS301)、その指定解
像度R1=250dpiの2倍以上の解像度600dp
iを読取解像度R2として画像読取装置102に対して
設定する(ステップS401)。
【0059】画像処理装置101では、画像読取装置1
02から取得された600dpiの画像データに対し
て、主副2画素ごとをPxとして指定する(ステップS
601)。主副2画素ごとに画素Pxを指定するのは、
後から読取解像度R2=600dpiの二分の一である
解像度R3=300dpiへと間引く解像度処理を行う
ことにしているからである。
【0060】さらに、画像処理装置101では、指定解
像度R1=250dpiが所定解像度R0=150dp
iを超えるので、基本フィルタとして、5×5ダイヤモ
ンド型フィルタ(図7(b)を参照)を採用する(ステッ
プS851)。そして、読取解像度R2=600dpi
から解像度R3=300dpiに変倍することから、2
×2画素から1画素を作ることになるので、5×5ダイ
ヤモンド型フィルタを重ね合わせて、図11(D)に示
すスケール52のフィルタを作成する(ステップS90
1)。
【0061】そして、画像処理装置101では、上記主
副2画素ごとの画素データに、スケール52のフィルタ
を用いてフィルタ処理を行う(ステップS1001)。
【0062】フィルタ処理後、画像処理装置101で
は、読取解像度R2=600dpiの二分の一である解
像度R3=300dpiへと間引く解像度変換処理を行
う(ステップS1101)。
【0063】そして、間引き方式の解像度変換処理後の
解像度R3=300dpiの画像データを、バイリニア
の変換方式によって指定解像度R2=250dpiに変
倍処理することで求める画像データを得る(ステップS
1201)。
【0064】以上述べたように、最終的に必要になる画
素に対してフィルタ処理行うことで、処理の高速化をは
かりつつ、フィルタ処理で、解像度R3に変換後の主副
に隣接する画素データを含み、かつ、変倍前の隣接画素
に対しても重み付けを設定することで、よりモアレ低減
効果の高い画像を得ることができる。
【0065】一方、上記ステップS301において、指
定解像度Rx(=R4)が所定解像度R0の2倍の値を
超える場合、所定解像度R0の4倍以上の解像度を読取
解像度R5として画像読取装置102に対して設定する
(ステップS411)。
【0066】解像度が高くなると、モアレが発生しやす
い原稿はスクリン線が多いものとなるが、一般の印刷原
稿は、スクリン線250線くらいが上限である。モアレ
を防ぐには約2倍の解像度でスキャンすればよいため、
スクリン線の上限と照らし合わせて見ると、あまり高い
解像度は不要である。このような理由から、指定解像度
Rxが所定解像度R0の2倍以上である場合、既述した
ように読取解像度R2を指定解像度R1の2倍以上の解
像度とする(ステップS401)一方で、指定解像度R
xが所定解像度R0の2倍を超える場合、読取解像度R
2を指定解像度R1の2倍以上とするのでは不要に高い
解像度となってしまうことから、所定解像度R0の4倍
以上の解像度としている(ステップS411)。
【0067】画像読取装置102では、上記設定された
読取解像度R2で画像の読み取りを実行し、取得した画
像データを画像処理装置101の画像処理部12に送る
(ステップS511)。
【0068】画像処理装置101の画像処理部12は、
画像読取装置102から取得した画像データの全画像に
対して、モアレ低減のためのフィルタ処理を行う(ステ
ップS1011)。このフィルタ処理は、少なくとも主
副とも隣接する画素データが含まれるものであることを
特徴とする。
【0069】フィルタ処理後、読取解像度R5から最終
的に必要とされる指定解像度R4にバイリニアの解像度
変換処理を行う(ステップS1211)。バイリニアの解
像度変換方式を用いるのは、ジャギー等が発生しない質
の高い画像を得るためである。
【0070】このようにして得られた指定解像度R4の
画像データを、要求に対する出力として出力部13から
出力する。
【0071】以下、具体的な例で説明する。指定解像度
R1=400dpiであった場合(ステップS20
1)、所定解像度R0=150dpiの2倍の値(=3
00dpi)を超えるので(ステップS301)、所定
解像度R0=150dpiの4倍以上の解像度600d
piを読取解像度R5として画像読取装置102に対し
て設定する(ステップS411)。
【0072】画像処理装置101では、画像読取装置1
02から取得された500dpiの画像データの全画素
に対して、図7(b)に示すように、5×5ダイヤモン
ド型フィルタを用いたフィルタ処理を行う(ステップS
1011)。これにより、主副に隣接した画素を加えた
フィルタ処理によって、モアレ低減の効果を高めること
ができる。
【0073】そして、画像処理装置101では、読取解
像度R5=600dpiの画像データを、バイリニアの
変換方式によって指定解像度R4=400dpiに変倍
処理することで求める画像データを得る(ステップS1
211)。
【0074】以上述べたように、第2の実施の形態にお
いては、指定解像度Rxが所定解像度R0の2倍以上で
ある場合、読取解像度R2を指定解像度R1の2倍以上
の解像度として(ステップS401)モアレ低減効果を
高くする一方で、指定解像度Rxが所定解像度R0の2
倍を超える場合、読取解像度R5を指定解像度R4の2
倍以上とするのでは不要に高い解像度となってしまうこ
とから、不要な画像処理時間を短縮するために所定解像
度R0の4倍以上の解像度としている(ステップS41
1)。このように所定解像度を基準にして処理を分ける
ことにより、システム全体として、モアレ低減効果が高
く、高速な処理を行うことが可能となる。
【0075】(その他の実施の形態)上述した実施の形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
【0076】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体は本発明を構
成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては,プ
ログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するための
コンピュータネットワーク(LAN、インターネット等
のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける
通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用
いることができる。
【0077】さらに、上記プログラムコードをコンピュ
ータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコ
ードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプ
ログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフ
ロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、
不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができ
る。
【0078】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0079】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0080】なお、上記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
アレを低減させるとともに、モアレ低減のための処理を
高速化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の画像処理システムの概要を
示す図である。
【図2】フラットベット型スキャナの構成を示す図であ
る。
【図3】第1の実施の形態における処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】フィルタ処理Aを説明するための図である。
【図5】副走査方向の相対感度を表す図である。
【図6】フィルタ処理Bを説明するための図である。
【図7】フィルタを説明するための図である。
【図8】第2の実施の形態の画像処理システムの概要を
示す図である。
【図9】第2の実施の形態における処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】第2の実施の形態における処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】フィルタを説明するための図である。
【符号の説明】
101 画像処理装置 102 画像読取装置 11 制御部 12 画像処理部 13 出力部 14 画像処理部

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取解像度を変更して画像読み取りを行
    うことのできる画像読取装置と、上記画像読取装置で読
    み取られた画像データを処理する画像処理装置とを備え
    た画像処理システムであって、 上記画像読取装置は、読み取った画像データに対して平
    均化処理を行う画像処理手段を備え、 上記画像処理装置は、指定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定手
    段と、上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の
    画像データに対して間引き方式の解像度変換処理を行う
    解像度変換処理手段と、上記解像度変換処理により間引
    かれずに残る画素のデータに対してその解像度変換処理
    より前にフィルタ処理を行うフィルタ処理手段と、上記
    間引き方式の解像度変換処理後の解像度の画像データに
    対して上記指定解像度となるよう所定方式の解像度変換
    処理を行う解像度変換処理手段とを備えたことを特徴と
    する画像処理システム。
  2. 【請求項2】 上記画像処理手段は、主走査方向のすべ
    ての画素に対して複数の隣接画素データを用いて平均化
    処理を行う第1の平均化処理手段を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 上記第1の平均化処理手段は、主走査方
    向の複数の隣接画素データを用いて平均化処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 上記第1の平均化処理手段は、上記主走
    査方向の複数の隣接画素データに重み付けをして平均化
    処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理
    システム。
  5. 【請求項5】 上記重み付けは、上記画像読取装置の画
    像読取手段の解像度と、上記読取解像度とに応じて決定
    することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記画像処理手段は、主走査方向の複数
    画素、副走査方向の複数画素のデータを平均して1画素
    を作成する平均化処理を行う第2の平均化処理手段を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記主走査方向の複数画素、上記副走査
    方向の複数画素は、上記画像読取装置の画像読取手段の
    解像度と、上記読取解像度とに応じて決定することを特
    徴とする請求項6に記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 上記画像処理手段は、主走査方向のすべ
    ての画素に対して複数の隣接画素データを用いて平均化
    処理を行う第1の平均化処理手段と、主走査方向の複数
    画素、副走査方向の複数画素のデータを平均して1画素
    を作成する平均化処理を行う第2の平均化処理手段とを
    有し、上記第1の平均化処理手段による平均化処理の後
    に上記第2の平均化処理手段による平均化処理を行っ
    て、上記読取解像度の画像データを上記画像処理装置に
    出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 読取解像度を変更して画像読み取りを行
    うことのできる画像読取装置であって、 主走査方向のすべての画素に対して複数の隣接画素デー
    タを用いて平均化処理を行う第1の平均化処理手段と、 主走査方向の複数画素、副走査方向の複数画素のデータ
    を平均して1画素を作成する平均化処理を行う第2の平
    均化処理手段とを有し、 上記第1の平均化処理手段による平均化処理の後に上記
    第2の平均化処理手段による平均化処理を行って、要求
    されている読取解像度の画像データを出力することを特
    徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 読取解像度を変更して画像読み取りを
    行うことのできる画像読取装置を用いた画像読取方法で
    あって、 主走査方向のすべての画素に対して複数の隣接画素デー
    タを用いて行う第1の平均化処理と、 主走査方向の複数画素、副走査方向の複数画素のデータ
    を平均して1画素を作成する第2の平均化処理とを有
    し、 上記第1の平均化処理の後に上記第2の平均化処理を行
    って、要求されている読取解像度の画像データを出力す
    ることを特徴とする画像読取方法。
  11. 【請求項11】 読取解像度を変更して画像読み取りを
    行うことのできる画像読取装置を制御するためのコンピ
    ュータプログラムであって、 主走査方向のすべての画素に対して複数の隣接画素デー
    タを用いて行う第1の平均化処理と、 主走査方向の複数画素、副走査方向の複数画素のデータ
    を平均して1画素を作成する第2の平均化処理とを実行
    させて、 上記第1の平均化処理の後に上記第2の平均化処理を行
    って、要求されている読取解像度の画像データを出力さ
    せることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 【請求項12】 読取解像度を変更して画像読み取りを
    行うことのできる画像読取装置と、上記画像読取装置で
    読み取られた画像データを処理する画像処理装置とを備
    えた画像処理システムであって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記指定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定手
    段と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータに対して間引き方式の解像度変換処理を行う解像度
    変換処理手段と、 上記解像度変換処理により間引かれずに残る画素のデー
    タに対してその解像度変換処理より前にフィルタ処理を
    行うフィルタ処理手段と、 上記間引き方式の解像度変換処理後の解像度の画像デー
    タに対して上記指定解像度となるよう所定方式の解像度
    変換処理を行う解像度変換処理手段とを備えたことを特
    徴とする画像処理システム。
  13. 【請求項13】 上記一定の関係とは、上記指定解像度
    が上記所定解像度の2倍の値以下である関係をいうこと
    を特徴とする請求項12に記載の画像処理システム。
  14. 【請求項14】 上記設定手段は、上記読取解像度を
    上記指定解像度の2倍以上となるように定めることを特
    徴とする請求項13に記載の画像処理システム。
  15. 【請求項15】 上記所定解像度を基に基本フィルタを
    選択するフィルタ選択手段と、上記読取解像度と上記間
    引き方式の解像度変換処理後の解像度との倍率の関係か
    ら上記基本フィルタを用いて上記フィルタ処理に用いる
    フィルタを作成するフィルタ作成手段とを備えたことを
    特徴とする請求項12に記載の画像処理システム。
  16. 【請求項16】 上記基本フィルタは、上記間引き方式
    の解像度変換処理後の全画素に対して主副に隣接する画
    素データが含まれるフィルタサイズであることを特徴と
    する請求項15に記載の画像処理システム。
  17. 【請求項17】 上記フィルタ作成手段は、上記読取解
    像度と上記間引き方式の解像度変換処理後の解像度との
    倍率の関係から、上記基本フィルタに対して重み付けを
    行って上記フィルタ処理に用いるフィルタを作成するこ
    とを特徴とする請求項16に記載の画像処理システム。
  18. 【請求項18】 画像読取装置で読み取られた画像デー
    タを処理する画像処理装置であって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記指定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定手
    段と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータに対して間引き方式の解像度変換処理を行う解像度
    変換処理手段と、 上記解像度変換処理により間引かれずに残る画素のデー
    タに対してその解像度変換処理より前にフィルタ処理を
    行うフィルタ処理手段と、 上記間引き方式の解像度変換処理後の解像度の画像デー
    タに対して上記指定解像度となるよう所定方式の解像度
    変換処理を行うとを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  19. 【請求項19】 画像読取装置で読み取られた画像デー
    タを処理する画像処理方法であって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記指定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定処
    理と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータに対して間引き方式の解像度変換処理を行う解像度
    変換処理と、 上記解像度変換処理により間引かれずに残る画素のデー
    タに対してその間引き方式の解像度変換処理より前に行
    うフィルタ処理と、 上記間引き方式の解像度変換処理後の解像度の画像デー
    タに対して上記指定解像度となるよう行う所定方式の解
    像度変換処理とを有することを特徴とする画像処理方
    法。
  20. 【請求項20】 画像読取装置で読み取られた画像デー
    タを処理するためのコンピュータプログラムであって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記指定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定処
    理と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータに対して間引き方式の解像度変換処理を行う解像度
    変換処理と、 上記解像度変換処理により間引かれずに残る画素のデー
    タに対してその解像度変換処理より前に行うフィルタ処
    理と、 上記間引き方式の解像度変換処理後の解像度の画像デー
    タに対して上記指定解像度となるよう行う所定方式の解
    像度変換処理とをコンピュータに実行させることを特徴
    とするコンピュータプログラム。
  21. 【請求項21】 読取解像度を変更して画像読み取りを
    行うことのできる画像読取装置と、上記画像読取装置で
    読み取られた画像データを処理する画像処理装置とを備
    えた画像処理システムであって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記所定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定手
    段と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータの全画素に対して所定方式のフィルタ処理を行うフ
    ィルタ処理手段と、 上記フィルタ処理後の画像データに対して上記指定解像
    度となるよう所定方式の解像度変換処理を行う解像度変
    換処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  22. 【請求項22】 上記一定の関係とは、上記指定解像度
    が上記所定解像度の2倍の値を超える関係をいうことを
    特徴とする請求項21に記載の画像処理システム。
  23. 【請求項23】 上記設定手段は、上記読取解像度を
    上記所定解像度の4倍以上となるように定めることを特
    徴とする請求項22に記載の画像処理システム。
  24. 【請求項24】 上記フィルタ処理に用いられるフィル
    タは、上記読取解像度の画像データの全画素に対して主
    副に隣接する画素データが含まれるフィルタサイズであ
    ることを特徴とする請求項15に記載の画像処理システ
    ム。
  25. 【請求項25】 画像読取装置で読み取られた画像デー
    タを処理する画像処理装置であって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記所定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定手
    段と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータの全画素に対して所定方式のフィルタ処理を行うフ
    ィルタ処理手段と、 上記フィルタ処理後の画像データに対して上記指定解像
    度となるよう所定方式の解像度変換処理を行う解像度変
    換処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  26. 【請求項26】 画像読取装置で読み取られた画像デー
    タを処理する画像処理方法であって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記所定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定処
    理と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータの全画素に対して行う所定方式のフィルタ処理と、 上記フィルタ処理後の画像データに対して上記指定解像
    度となるよう行う所定方式の解像度変換処理とを有する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  27. 【請求項27】 画像読取装置で読み取られた画像デー
    タを処理するためのコンピュータプログラムであって、 指定解像度が予め設定されている所定解像度と一定の関
    係がある場合に、上記所定解像度を基にして定められる
    読取解像度を上記画像読取装置に対して設定する設定処
    理と、 上記画像読取装置から取得した上記読取解像度の画像デ
    ータの全画素に対して行う所定方式のフィルタ処理と、 上記フィルタ処理後の画像データに対して上記指定解像
    度となるよう行う所定方式の解像度変換処理とをコンピ
    ュータに実行させることを特徴とするコンピュータプロ
    グラム。
  28. 【請求項28】 請求項11、20、27のいずれか1
    項に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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