JP2002281222A - 画像制御装置および画像制御装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像制御装置および画像制御装置の制御方法および記憶媒体

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JP2002281222A
JP2002281222A JP2001075135A JP2001075135A JP2002281222A JP 2002281222 A JP2002281222 A JP 2002281222A JP 2001075135 A JP2001075135 A JP 2001075135A JP 2001075135 A JP2001075135 A JP 2001075135A JP 2002281222 A JP2002281222 A JP 2002281222A
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JP2001075135A
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Ritsuko Otake
律子 大竹
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重連コピーを行う場合、各プリンタの能力や
ユーザとの物理的な距離だけでなく、ユーザ個人の都合
やその時点に特有な事情にも対応した最適な出力配分を
容易に実現すること 【解決手段】 同一の画像データを出力する部数を操作
部2012より指定し、複数の画像出力装置から画像形
成に使用する1つまたは複数の画像出力装置を選択し、
前記指定された部数を、前記選択された1つまたは複数
の画像出力装置に配分し、各画像出力装置に配分された
部数を画像出力装置と対応させて操作部2012に表示
し、配分結果を必要に応じてユーザが操作部2012に
より修正する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像制御装置を介
して伝送媒体によって画像入力部と複数の画像出力装置
が接続された画像形成システムに適用する画像制御装
置、特に画像形成量の配分量を表示し、ユーザが配分量
の再調整を可能とする画像制御装置および画像制御装置
の制御方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像制御装置を介してネット
ワークによって画像入力部と複数の画像出力装置が接続
された画像形成システムが考案されており、特にクラス
タプリント(重連)と呼ばれる単独の画像入力装置(ス
キャナ)と複数の画像出力装置(プリンタ)がネットワ
ークによって接続された画像形成システムが知られてい
る。
【0003】この従来の画像制御装置を適用した重連シ
ステムは、複数の画像出力装置(プリンタ)が同一の機
能で、距離的に近い場所に置かれていることが多く、ま
た各画像出力装置に自動配分される画像形成量は機械的
に均等であるのが一般的であったため、ユーザは出力に
使用する機器の選択および各機器の像形成量の配分を特
に指示することなく、画像制御装置で最適な出力配分が
なされていた。
【0004】また、近年ネットワーク環境の整備等によ
り、通常の業務ネットワークに接続されたプリンタをも
包含した複数の画像出力装置(プリンタ)が各々異なる
特徴(速度・機能)を持ち、かつ各々が異なる伝送媒体
で接続されるようになった。さらに、通常のネットワー
クを伝送媒体として用いた場合、距離的にも個々の画像
出力装置が離れて設置されることも多くなった。
【0005】このような背景のもとで、機器の特性およ
びユーザと機器との物理的距離を考慮に入れた像形成量
配分を行う次世代クラスタプリントシステムが提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
個人の都合や、その時点に特有な事情もあるため、上述
したような機器の特性およびユーザと機器との物理的距
離に基づく自動配分では、全てのユーザにとって常に最
適な配分となるとは限らない。このように、全てのユー
ザにとって常に最適な像形成量配分を行うことが困難で
あるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の目的は、同一の画像データを出力する部数を指定
し、複数の画像出力装置から画像形成に使用する1つま
たは複数の画像出力装置を選択し、前記指定された部数
を、前記選択された1つまたは複数の画像出力装置に配
分し、各画像出力装置に配分された部数を画像出力装置
と対応させて表示し、配分結果を必要に応じてユーザが
修正することにより、重連コピーを行う場合、各プリン
タに自動配分された仮の部数を表示し、必要に応じてユ
ーザが配分部数を修正して、各プリンタの能力やユーザ
との物理的な距離だけでなく、ユーザ個人の都合やその
時点に特有な事情にも対応した最適な出力配分を容易に
実現することができる利便性に優れた画像制御装置およ
び画像制御装置の制御方法および記憶媒体を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、入力される画像データを所定の通信媒体を介して通
信可能な複数の画像出力装置(図1に示すプリンタ30
0,400,500,600)にそれぞれ送出して画像
形成可能な画像制御装置(図1に示すイメージコントロ
ーラ2000)において、同一の画像データを出力する
部数を指定する部数指定手段(図12に示すテンキー3
006)と、前記複数の画像出力装置から画像形成に使
用する1つまたは複数の画像出力装置を選択する出力装
置選択手段(図2に示すCPU2001,図13に示す
出力プリンタ表示/選択エリア1301)と、前記部数
指定手段によって指定された部数を、前記出力装置選択
手段によって選択された1つまたは複数の画像出力装置
に配分する配分手段(図2に示すCPU2001,図1
3に示す出力プリンタ表示/選択エリア1301,図1
2に示すテンキー3006)と、前記配分手段によって
各画像出力装置に配分された部数を画像出力装置と対応
させて表示する配分表示手段(図14に示す出力プリン
タ表示/選択エリア1301)と、前記配分手段による
配分結果を必要に応じてユーザが修正する配分修正手段
(図13に示す出力プリンタ表示/選択エリア130
1,図12に示すテンキー3006)とを有するもので
ある。
【0009】本発明に係る第2の発明は、前記配分表示
手段および配分修正手段の有効と無効を切り替えるため
の配分修正指示手段(図13に示す配分確認キー130
2)を有するものである。
【0010】本発明に係る第3の発明は、前記出力装置
選択手段(図13に示す出力プリンタ表示/選択エリア
1301)は、ユーザによって1つまたは複数の画像出
力装置を選択するものである。
【0011】本発明に係る第4の発明は、前記出力装置
選択手段(図2に示すCPU2001)は、自動的に1
つまたは複数の画像出力装置を選択するものである。
【0012】本発明に係る第5の発明は、前記配分手段
(図2に示すCPU2001)は、前記出力装置選択手
段によって選択された各画像出力装置への配分を自動的
に決定するものである。
【0013】本発明に係る第6の発明は、前記配分手段
(図2に示すCPU2001)は、ユーザにより各画像
出力装置への出力部数を指定して分配するものである。
【0014】本発明に係る第7の発明は、前記配分表示
手段(図14に示す出力プリンタ表示/選択エリア13
01)は、一つの表示装置(図12に示すLCD表示器
3001)に画像出力装置と配分部数の対応を一覧表示
するものである。
【0015】本発明に係る第8の発明は、前記配分表示
手段(図14に示す出力プリンタ表示/選択エリア13
01)は、前記出力装置選択手段によって選択された各
画像出力装置に装備されている表示装置(不図示)上に
その画像出力装置に配分された部数を表示するものであ
る。
【0016】本発明に係る第9の発明は、入力される画
像データを所定の通信媒体を介して通信可能な複数の画
像出力装置にそれぞれ送出して画像形成可能な画像制御
装置の制御方法において、同一の画像データを出力する
部数を指定する部数指定工程(図15のステップS1以
前の不図示の工程)と、前記複数の画像出力装置から画
像形成に使用する1つまたは複数の画像出力装置を選択
する出力装置選択工程(図15のステップS1以前の不
図示の工程)と、前記部数指定工程によって指定された
部数を、前記出力装置選択工程によって選択された1つ
または複数の画像出力装置に配分する配分工程(図15
のステップS1以前の不図示の工程)と、前記配分工程
によって各画像出力装置に配分された部数を画像出力装
置と対応させて表示する配分表示工程(図15のステッ
プS7)と、前記配分工程による配分結果を必要に応じ
てユーザが修正する配分修正工程(図15のステップS
9)とを有するものである。
【0017】本発明に係る第10の発明は、入力される
画像データを所定の通信媒体を介して通信可能な複数の
画像出力装置にそれぞれ送出して画像形成可能な画像制
御装置に、同一の画像データを出力する部数を指定する
部数指定工程(図15のステップS1以前の不図示の工
程)と、前記複数の画像出力装置から画像形成に使用す
る1つまたは複数の画像出力装置を選択する出力装置選
択工程(図15のステップS1以前の不図示の工程)
と、前記部数指定工程によって指定された部数を、前記
出力装置選択工程によって選択された1つまたは複数の
画像出力装置に配分する配分工程(図15のステップS
1以前の不図示の工程)と、前記配分工程によって各画
像出力装置に配分された部数を画像出力装置と対応させ
て表示する配分表示工程(図15のステップS7)と、
前記配分工程による配分結果を必要に応じてユーザが修
正する配分修正工程(図15のステップS9)とを実行
させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読
み取り可能に記憶させたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態を示す画像制
御装置を適用可能な画像形成システムの全体の構成を示
すブロック図である。
【0020】図に示すように、本発明を適用可能な画像
形成システムは、画像入力装置である白黒原稿読み取り
可能な白黒スキャナ(B/W Scanner)10
0、同画像入力装置であるカラー原稿読み取り可能なカ
ラースキャナ(Color Scanner)200、
画像出力装置である低速の白黒プリンタ(B/W 20
ppm Printer)300、同画像出力装置であ
る中速の白黒プリンタ(B/W 40ppm Prin
ter)400、同画像出力装置である高速の白黒プリ
ンタ(B/W 60ppm Printer)500、
同画像出力装置であるカラープリンタ(Color 1
0ppm Printer)600、オフラインでプリ
ント用紙の後処理が可能なオフラインフィニッシャ(O
ffline Finisher)700、大容量スト
レージを有するサーバコンピュータ(Server C
omputer)800、同個人ユーザ向けのパーソナ
ルコンピュータ(Personal Compute
r)900、公知のネットワーク構築の伝送手段である
イーサネット(登録商標)(Ethernet)(登録
商標)1000、白黒スキャナ100と低速白黒プリン
タ300を接続する白黒専用ビデオバス(Local
Video Bus)1100、同カラースキャナ20
0とカラープリンタ600を接続するカラー専用ビデオ
バス(Local Video Bus)1200とで
構成されている。
【0021】ここで、画像入力装置100及び200に
は、画像読み取り制御と画像転送制御を行う画像制御装
置(Image Contoroller)2000が
図示しない専用バスにより接続されている。
【0022】また、画像出力装置300,400,50
0,600には、プリント用紙の後処理がオンラインで
可能なオンラインフィニッシャがそれぞれ接続されてい
るが、本発明には直接関係しないので詳細な説明はしな
い。
【0023】以後、画像入力装置100と画像制御装置
2000と画像出力装置300を例にとり、機器の詳細
を説明する。
【0024】〔機器詳細説明(白黒スキャナ+画像制御
装置+白黒プリンタの例)〕 〔画像制御装置(lmage Controlle
r)〕図2は、図1に示した画像制御装置(Image
Controller)2000の構成を説明するブ
ロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0025】図において、画像制御装置(Image
Controller)2000は、画像入力デバイス
であるスキャナ(Scanner)100や画像出力デ
バイスであるプリンタ(Printer)300と接続
し、一方ではLAN1000や公衆回線(WAN)20
51と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出
力を行う為のコントローラである。
【0026】2001はCPUで、システム全体を制御
するコントローラである。2002はRAMで、CPU
2001が動作するためのシステムワークメモリであ
り、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあ
る。2003はROMで、ブートROMであり、システ
ムのブートプログラムが格納されている。2004はハ
ードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウ
エア、画像データを格納する。
【0027】2006は操作部I/Fで、操作部(U
I)2012とのインタフェース部で、操作部2012
に表示する画像データを操作部2012に対して出力す
る。また、操作部2012から本システム使用者が入力
した情報を、CPU2001に伝える役割をする。20
10はネットワーク部(Network)で、LAN1
000に接続し、情報の入出力を行う。2050はモデ
ム(MODEM)で、公衆回線2051に接続し、情報
の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス200
7上に配置される。
【0028】2005はイメージバスインタフェース
(Image Bus I/F)で、システムバス20
07と画像データを高速で転送する画像バス2008を
接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。2
008は画像バスで、PCIバスなどの高速バスで構成
される。この画像バス2008上には以下のデバイスが
配置される。
【0029】2060はラスタイメージプロセッサ(R
IP)で、PDLコードをビットマップイメージに展開
する。2020はデバイスI/F部で、画像入出力デバ
イスであるスキャナ100やプリンタ300とコントロ
ーラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系
の変換を行う。2080はスキャナ画像処理部で、入力
画像データに対し補正、加工、編集を行う。2090は
プリンタ画像処理部で、プリント出力画像データに対し
て、プリンタの補正、解像度変換等を行う。2030は
画像回転部で、画像データの回転を行う。2040は画
像圧縮部で、多値画像データはJPEG、2値画像デー
タはJBIG、MMR、MHの圧縮伸長処理を行う。
【0030】また、HDD2004には、ネットワーク
(LAN1000)に接続されているノードに関する画
像出力速度、設置位置などの情報がアドレス毎に保存さ
れている。
【0031】〔画像入力装置(スキャナ)〕図3は、図
2に示した画像入力装置(スキャナ)100の構成を示
す外観図であり、図2と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0032】図において、画像入力デバイスであるスキ
ャナ100は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCD
ラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスタイ
メージデータとして電気信号に変換し、図2に示したデ
バイスI/F2020に送出する。原稿用紙は原稿フィ
ーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者
が図2に示した操作部2012から読み取り起動指示す
ることにより、図2に示したCPU2001がスキャナ
100に指示を与え、フィーダ2072は原稿用紙を1
枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0033】〔画像出力装置(プリンタ)〕図4は、図
2に示した画像出力装置(プリンタ)300の構成を示
す外観図であり、図2と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0034】図において、画像出力デバイスであるプリ
ンタ300は、図2に示したデバイスI/F2020を
介して入力されるラスタイメージデータを用紙上の画像
に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光
体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイから
インクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジ
ェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
【0035】プリント動作の起動は、図2に示したCP
U2001からの指示によって開始する。プリンタ部3
00には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選
択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用
紙カセット2101,2102,2103,2104が
ある。また、排紙トレイ2111は印字し終わった用紙
を受けるものである。
【0036】〔スキャナ画像処理部〕図5は、図2に示
したスキャナ画像処理部2080の構成を示すブロック
図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0037】図において、2081は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理
部2080内の各デバイスの制御及びタイミングを発生
させる。2082はフィルタ処理部で、空間フィルタで
コンボリューション演算を行う。2083は編集部で、
例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた閉領
域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影
つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
【0038】2084は変倍処理部で、読み取り画像の
解像度を変える場合にラスタイメージの主走査方向につ
いて補間演算を行い拡大、縮小を行う。副走査方向の変
倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せず)
を走査する速度を変えることで行う。
【0039】2085はテーブルで、読み取った輝度デ
ータである画像データを濃度データに変換するために、
行うテーブル変換である。2086は2値化部で、多値
のグレースケール画像データを、誤差拡散処理やスクリ
ーン処理によって2値化する。処理が終了した画像デー
タは、再び画像バスI/Fコントローラ2081を介し
て、画像バス2008上に転送される。
【0040】〔プリンタ画像処理部〕図6は、図2に示
したプリンタ画像処理部2090の構成を示すブロック
図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0041】図において、2091は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理
部2090内の各デバイスの制御及びタイミングを発生
させる。解像度変換部2092は、図2に示したネット
ワーク部(Network)2010あるいは公衆回線
2051から来た画像データを、プリンタ300の解像
度に変換するための解像度変換を行う。2093はスム
ージング処理部で、解像度変換後の画像データのジャギ
ー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を
滑らかにする処理を行う。
【0042】〔画像圧縮部〕図7は、図2に示した画像
圧縮部2040の構成を示すブロック図であり、図2と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0043】図において、2041は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働き、入力バッファ204
2,出力バッファ2045とのデータのやりとりを行う
ためのタイミング制御及び画像圧縮部2043に対する
モード設定などの制御を行う。
【0044】以下、画像圧縮部2040の構成及び動作
処理手順を示す。
【0045】まず、画像バス2008を介して、図2に
示したCPU2001から画像バスI/Fコントローラ
2041に画像圧縮制御のための設定を行う。この設定
により、画像バスI/Fコントローラ2041は、画像
圧縮部2043に対して画像圧縮に必要な設定(例え
ば、MMR圧縮,JBIG伸長等の設定)を行う。必要
な設定を行った後に、再度CPU2001から画像バス
I/Fコントローラ2041に対して画像データ転送の
許可を行う。
【0046】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2041は、図2に示したRAM2002もしくは
画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送
を開始する。受け取った画像データは、入力バッファ2
042に一時格納され、画像圧縮部2043の画像デー
タ要求に応じて一定のスピードで画像を転送する。
【0047】この際、入力バッファは画像バスI/Fコ
ントローラ2041と、画像圧縮部2043両者の間
で、画像データを転送できるかどうかを判断し、画像バ
ス2008からの画像データの読み込み、及び画像圧縮
部2043への画像の書き込みが不可能である場合は、
データの転送を行わないような制御を行う(以後このよ
うな制御をハンドシェークと呼称する)。
【0048】画像圧縮部2043は、受け取った画像デ
ータを、一旦RAM2044に格納する。これは画像圧
縮を行う際には行う画像圧縮処理の種類によって、数ラ
イン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分
の圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意し
てからでないと画像圧縮が行えないためである。
【0049】画像圧縮を施された画像データは直ちに出
力バッファ2045に送られる。出力バッファ2045
では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧
縮部2043とのハンドシェークを行い、画像データを
画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。画像
バスI/Fコントローラ2041では、転送された圧縮
(もしくは伸長)された画像データをRAM2002も
しくは画像バス2008上の各デバイスに転送する。
【0050】こうした一連の処理は、CPU2001か
らの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が
終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部2040から
停止要求が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時
等)繰り返される。
【0051】〔画像回転部〕図8は、図2に示した画像
回転部2030の構成を示すブロック図であり、図2と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0052】図において、2031は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスシ
ーケンスを制御する働き、画像回転部2032にモード
等を設定する制御及び画像回転部2032に画像データ
を転送するためのタイミング制御を行う。
【0053】以下に画像回転部2030の構成及び動作
処理手順を示す。
【0054】まず、画像バス2008を介して、図2に
示したCPU2001から画像バスI/Fコントローラ
2031に画像回転制御のための設定を行う。この設定
により画像バスI/Fコントローラ2031は画像回転
部2032に対して画像回転に必要な設定(例えば、画
像サイズや回転方向,角度等)を行う。必要な設定を行
った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコン
トローラ2031に対して画像データ転送の許可を行
う。
【0055】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2031は、図2に示したRAM2002もしくは
画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送
を開始する。なお、ここでは32bitをそのサイズと
し回転を行う画像サイズを32×32(bit)とし、
また、画像バス2008上に画像データを転送させる際
に32bitを単位とする画像転送を行うものとする
(扱う画像は2値を想定する)。
【0056】上述のように、32×32(bit)の画
像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う
必要があり、かつ、不連続なアドレスから画像データを
転送する必要がある(後述する図9参照)。
【0057】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、読み出し時に所望の角度に回転されている
ように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90
度反時計方向回転であれば、最初に転送された32bi
tの画像データを、後述する図10に示すようにY方向
に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すこと
で、画像が回転される。32×32(bit)の画像回
転(RAM2033への書き込み)が完了した後、画像
回転部2032はRAM2033から上述した読み出し
方法で画像データを読み出し、画像バスI/Fコントロ
ーラ2031に画像を転送する。
【0058】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシ
ングを以って、図2に示したRAM2002もしくは画
像バス2008上の各デバイスにデ―夕を転送する。こ
うした一連の処理は、CPU2001からの処理要求が
無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)
繰り返される。
【0059】図9,図10は、図8に示した画像回転部
2030による画像回転処理を説明する図である。
【0060】〔デバイスI/F部〕図11は、図2に示
したデバイスI/F部2020の構成を説明するブロッ
ク図であり、図2と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0061】図において、2021は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働きと、デバイスI/F部
2020内の各デバイスの制御及びタイミングを発生さ
せる。また、外部のスキャナ100及びプリンタ300
への制御信号を発生させる。
【0062】2022はスキャンバッファで、スキャナ
100から送られてくる画像データを一時保存し、画像
バス2008に同期させて画像データを出力する。20
23はシリアルパラレル・パラレルシリアル変換で、ス
キャンバッファ2022に保存された画像データを順番
に並べて、あるいは分解して、画像バス2008に転送
できる画像データのデータ幅に変換する。
【0063】2024はパラレルシリアル・シリアルパ
ラレル変換で、画像バス2008から転送された画像デ
ータを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッ
ファ2025に保存できる画像データのデータ幅に変換
する。2025はプリントバッファで、画像バス200
8から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ
300に同期させて画像データを出力する。
【0064】以下、画像スキャン時のデバイスI/F部
2020の処理手順を示す。
【0065】スキャナ100から送られてくる画像デー
タをスキャナ100から送られてくるタイミング信号に
同期させて、スキャンバッファ2022に保存する。そ
して、画像バス2008がPCIバスの場合には、バッ
ファ内に画像データが32ビット以上入ったときに、画
像データを先入れ先出しで32ビット分、バッファから
シリアルパラレル・パラレルシリアル変換2023に送
り、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/F
コントローラ2021を通して画像バス2008上に転
送する。
【0066】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出し
で、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル
変換2023に送り、シリアル画像データに変換し、画
像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2
008上に転送する。
【0067】以下、画像プリント時のデバイスI/F部
2020の処理手順を以下に示す。
【0068】まず、画像バス2008がPCIバスの場
合には、画像バスから送られてくる32ビットの画像デ
ータを画像バスI/Fコントローラ2021で受け取
り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換2024
に送り、プリンタ300の入力データビット数の画像デ
ータに分解し、プリントバッファ2025に保存する。
【0069】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、画像バスから送られてくるシリアル画像
データを画像バスI/Fコントローラ2021で受け取
り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換2024
に送り、プリンタ300の入力データビット数の画像デ
ータに変換し、プリントバッファ2025に保存する。
そして、プリンタ300から送られてくるタイミング信
号に同期させて、バッファ内の画像データを先入れ先出
しで、プリンタ300に送る。
【0070】図12は、図2に示した操作部2012の
構成を示す平面図であり、図2と同一のものには同一の
符号を付してある。
【0071】図において、3001はLCD表示部で、
LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システ
ムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが
押下(押圧)されるとその位置情報を図2に示したCP
U2001に伝える。3002はスタートキーで、原稿
画像の読取り動作を開始する時などに用いる。このスタ
ートキー3002の中央部には、緑と赤の2色LEDが
あり、その色によってスタートキーが使える状態にある
かどうかを示す。
【0072】3003はストップキーで、稼働中の動作
を止める働きをする。3004はIDキーで、使用者の
ユーザIDを入力するときに用いる。3005はリセッ
トキーで、操作部2012からの設定を初期化するとき
に用いる。3006はテンキーで、全体の出力部数等を
含む各種数値入力を行うときに用いる。3007はクリ
アキーで、テンキー3006で入力されて数値をクリア
するときに用いる。
【0073】図13は、図12に示したLCD表示部3
001に表示されるプリンタ選択画面の一例を示す模式
図であり、図12に示したLCD表示部3001の図示
しないクラスタプリントキーを押圧することにより表示
される。
【0074】図において、1301は出力プリンタ表示
/選択エリアで、Local,Remote1〜Rem
ote4が表示されたエリアを押圧することにより、L
ocal,Remote1〜Remote4から1つ又
は複数の出力プリンタを選択することができる。また、
ユーザが設定した全体の出力部数,各画像出力装置の画
像出力速度,設置位置に基づき図2に示したCPU20
01が自動で1つ又は複数の出力プリンタを選択するよ
うに構成してもよい。
【0075】なお、この出力プリンタ表示/選択エリア
1301には、選択の有無(例えば、レ点),プリンタ
名(例えば、Local,Remote1〜Remot
e4),状態(例えば、OK,JAM),配分部数(こ
の時点では、まだ配分されていないので全て「0」とな
っている)が表示される。ここでは、ユーザは、出力プ
リンタをLocal,Remote1,Remote2
の3台を選択した場合を示してしる。
【0076】1302は配分確認キーで、配分部数確認
を有効/無効に設定するときに用いる。1303はスタ
ートキーで、プリント出力をスタートする(配分部数確
認が「無効」の場合)とき、又は各プリンタに自動配分
された出力配分量を確認する(配分部数確認が「有効」
の場合)ときに用いる。
【0077】図14は、図12に示したLCD表示部3
001に表示される配分量確認画面の一例を示す模式図
であり、図13に示したスタートキー1303を、配分
部数確認が「有効」の状態で押圧した場合に表示され
る。なお、図13と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0078】図に示すように、ここでは、ユーザが指定
したコピー部数が15部で、ユーザが出力プリンタをL
ocal、Remote1、Remote2の3台を選
択し、配分確認キー1302を押圧し、Local,R
emote1,Remote2に「10」部,「4」
部,「1」部配分された場合について示している。
【0079】なお、これらの部数(各画像出力装置への
出力部数の分配)は、図2に示したCPU2001がユ
ーザに設定された全体の出力部数,各画像出力装置の画
像出力速度,設置位置に基づき自動配分したものとす
る。
【0080】また、この画面で、ユーザは、画面上で一
つのプリンタを選択した状態(部数が「0」となってい
るプリンタを選択してもよい)で図12に示したテンキ
ー3006により部数を入力してそのプリンタへの配分
を変更することができる。このとき、当初設定した合計
出力部数(この図では「15」)に合わせて他のプリン
タへの配分部数を連動して変化させるように構成しても
よいし、テンキー3006より入力された値をそのまま
活かし、合計部数を変更するようにしてもよい。また、
画面上にその時の合計部数を即時表示させるようにして
もよい。
【0081】また、上記図13に示した状態(まだ、各
プリンタへの配分が行われていない状態)で、ユーザ
が、一つのプリンタを選択して図12に示したテンキー
3006により部数を入力することで、手動で各プリン
タへの出力部数を配分することも可能である。
【0082】以下、図15のフローチャートを参照し
て、本発明の画像制御装置を適用可能な画像形成システ
ムにおける重連時の配分部数確認表示方法および配分修
正方法、特に、ユーザが指定したコピー部数が15部
で、ユーザが出力プリンタを図13画面に示したように
Local,Remote1,Remote2の3台を
選択した場合の、配分部数確認および配分修正方法につ
いて説明する。
【0083】図15は、本発明の画像制御装置を適用可
能な画像形成システムにおける第1の処理手順(配分部
数確認および配分修正手順)の一例を示すフローチャー
トである。なお、このフローチャートの処理は、図2に
示したCPU2001によりROM2003、HDD2
004、又は図示しないその他の記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて実行されるものとする。
【0084】また、本実施形態は、図1に示した画像入
力装置100で読取った画像を画像出力装置300,4
00,500,600および図示しないネットワーク上
の画像出力装置からユーザが任意に選択した1つまたは
複数台の画像出力装置によって出力する例である。
【0085】まず、ステップS1において、図2に示し
たRAM2002に格納される配分部数確認有効フラグ
をクリアする(フラグ=0)。なお、この配分部数確認
有効フラグは、後述するステップS6で配分部数確認の
有効/無効を判定するために用いるものである。
【0086】次に、ステップS2では、ボタン(キー)
押下待機状態となり、ボタン(キー)が押下されるとス
テップS3に進み、押下されたキーが配分確認キー13
02であるか否かを判定し、配分確認キー1302であ
る場合、ステップS4において、配分部数確認有効フラ
グを反転し、ステップS5に進む。
【0087】一方、ステップS3で、押下されたキーが
配分確認キー1302でないと判定された場合は、その
ままステップS5に進む。
【0088】次に、ステップS5において、押下された
キーがスタートキー1303であるか否かを判定し、押
下されたキーがスタートキー1303である場合は、ス
テップS6に進み、一方、押下されたキーがスタートキ
ー1303でない場合は、ステップS2に戻る。
【0089】次に、ステップS6において、配分部数確
認有効フラグの値を判定し、配分部数確認有効フラグが
「1」でない(「0」である)、即ち配分部数確認が無
効である場合は、ステップS10に進み、機器内で自動
的に配分が決定され、各出力機器に出力部数、画像入力
装置100で読取った画像データが出力コマンドととも
に伝送される。
【0090】一方、ステップS6で、配分部数確認有効
フラグが「1」、即ち配分部数確認が有効であると判定
された場合は、ステップS7において、機器内で自動的
に配分された値を図14に示したように操作画面上に表
示するとともに、処理を一時停止する。
【0091】ここで、ユーザは必要に応じて配分変更を
行うことができ(S8,S9)、具体的には、画面上で
一つのプリンタを選択した状態でハードテンキーで新し
い部数を入力する。このとき、当初設定した合計出力部
数に合わせて他のプリンタの部数が連動して変化しても
良いし、入力した値をそのまま活かして合計部数を変更
としても良い。また、図14の画面上にその時の合計部
数を即時表示させるようにしても良い。
【0092】その後、ステップS1に戻り、配分確認お
よび配分修正作業が終了するまで繰り返す。最終的には
ステップS10に進み、機器内で自動的に配分が決定さ
れ、各出力機器に出力部数、画像入力装置100で読取
った画像データが出力コマンドとともに伝送される。
【0093】以上説明したように、重連コピーを実現す
る画像形成システムにおいて、各プリンタに自動配分さ
れた仮の部数を表示し、必要に応じてユーザが配分部数
を修正する方法を提供することにより、各プリンタの能
力やユーザとの物理的な距離だけでなく、ユーザ個人の
都合やその時点に特有な事情にも対応した最適な出力配
分を容易に実現することができる。
【0094】なお、本実施形態では、図14に示したよ
うに、一つの表示装置に出力装置と各出力への配分部数
の対応を一覧表示する場合について説明したが、選択さ
れた各出力装置に装備されている表示装置(不図示)上
にその出力装置に配分された部数を表示するように構成
してもよい。
【0095】また、本実施形態では、スキャナ等の入力
装置より入力される画像データをカスケード出力(重連
出力)する場合について説明したが、図2に示したHD
D2004に格納された画像データ、図1に示したパー
ソナルコンピュータ900から入力された画像データ、
RIP2060で展開された画像データをカスケード出
力(重連出力)するように構成してもよい。
【0096】さらに、本実施形態で示したイメージコン
トローラ2000の処理を、パーソナルコンピュータ7
00上のデバイスドライバやアプリケーションソフトが
行って、パーソナルコンピュータ900からカスケード
出力(重連出力)するように構成してもよい。
【0097】以下、図16に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像制御装置を適用可能な画像形成シス
テムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につ
いて説明する。
【0098】図16は、本発明に係る画像制御装置を適
用可能な画像形成システムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。
【0099】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0100】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0101】本実施形態における図15に示す機能が外
部からインストールされるプログラムによって、ホスト
コンピュータにより遂行されていてもよい。そして、そ
の場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記
憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記
憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給
される場合でも本発明は適用されるものである。
【0102】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0103】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0104】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0105】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0106】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0107】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0108】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,9,10の発明によれば、同一の画像データを出力
する部数を指定し、前記複数の画像出力装置から画像形
成に使用する1つまたは複数の画像出力装置を選択し、
前記指定された部数を、前記選択された1つまたは複数
の画像出力装置に配分し、各画像出力装置に配分された
部数を画像出力装置と対応させて表示し、配分結果を必
要に応じてユーザが修正するので、各プリンタの能力や
ユーザとの物理的な距離だけでなく、ユーザ個人の都合
やその時点に特有な事情にも柔軟に対応した最適な出力
配分を容易に実現することができる。
【0110】第2の発明によれば、前記配分表示手段お
よび配分修正手段の有効と無効を切り替えるための配分
修正指示手段を有するので、配分の確認と修正の機能の
有無を指示することにより、設定確認変更の必要のない
ユーザは無駄な処理を経由することなくそのまま配分出
力して、効率良く重連出力を行うことができる。
【0111】第3の発明によれば、前記出力装置選択手
段は、ユーザによって1つまたは複数の出力装置を選択
するので、使用するプリンタのみユーザが選択した上
で、該配分を、ユーザ個人の都合やその時点に特有な事
情に柔軟に対応して容易に変更することができる。
【0112】第4の発明によれば、前記出力装置選択手
段は、自動的に1つまたは複数の画像出力装置を選択す
るので、使用するプリンタの選択と各プリンタへの配分
の両方を自動で行った上で、該プリンタの選択や配分
を、ユーザ個人の都合やその時点に特有な事情に柔軟に
対応して容易に変更することができる。
【0113】第5の発明によれば、前記配分手段は、前
記出力装置選択手段によって選択された各出力装置への
配分を自動的に決定するので、選択された各プリンタの
配分を自動で行った上で、各プリンタへの配分を、ユー
ザ個人の都合やその時点に特有な事情に柔軟に対応して
容易に変更することができる。
【0114】第6の発明によれば、前記配分手段は、ユ
ーザにより各画像出力装置への出力部数を指定して分配
するので、選択された各プリンタの配分をユーザが指示
した上で、各プリンタへの配分を、ユーザ個人の都合や
その時点に特有な事情に柔軟に対応して容易に変更する
ことができる。
【0115】第7の発明によれば、前記配分表示手段
は、一つの表示装置に画像出力装置と配分部数の対応を
一覧表示するので、ユーザは、重連出力時の各プリンタ
への出力配分を容易に知ることができ、各プリンタの能
力やユーザとの物理的な距離だけでなく、ユーザ個人の
都合やその時点に特有な事情にも柔軟に対応した最適な
出力配分を容易に実現することができる。
【0116】第8の発明によれば、前記配分表示手段
は、前記出力装置選択手段によって選択された各画像出
力装置に装備されている表示装置上にその画像出力装置
に配分された部数を表示するので、ユーザは、重連出力
時の各プリンタへの出力配分を容易に知ることができ、
各プリンタの能力やユーザとの物理的な距離だけでな
く、ユーザ個人の都合やその時点に特有な事情にも柔軟
に対応した最適な出力配分を容易に実現することができ
る。
【0117】従って、重連コピーを行う場合、各プリン
タに自動配分された仮の部数を表示し、必要に応じてユ
ーザが配分部数を修正して、各プリンタの能力やユーザ
との物理的な距離だけでなく、ユーザ個人の都合やその
時点に特有な事情にも柔軟に対応した最適な出力配分を
容易に実現することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像制御装置を適用
可能な画像形成システムの全体の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示した画像制御装置(Image Co
ntroller)の構成を説明するブロック図であ
る。
【図3】図2に示した画像入力装置(スキャナ)の構成
を示す外観図である。
【図4】図2に示した画像出力装置(プリンタ)の構成
を示す外観図である。
【図5】図2に示したスキャナ画像処理部の構成を示す
ブロック図である。
【図6】図2に示したプリンタ画像処理部の構成を示す
ブロック図である。
【図7】図2に示した画像圧縮部の構成を示すブロック
図である。
【図8】図2に示した画像回転部の構成を示すブロック
図である。
【図9】図8に示した画像回転部による画像回転処理を
説明する図である。
【図10】図8に示した画像回転部による画像回転処理
を説明する図である。
【図11】図2に示したデバイスI/F部の構成を説明
するブロック図である。
【図12】図2に示した操作部の構成を示す平面図であ
る。
【図13】図12に示したLCD表示部に表示されるプ
リンタ選択画面の一例を示す模式図である。
【図14】図12に示したLCD表示部に表示される配
分量確認画面の一例を示す模式図である。
【図15】本発明の画像制御装置を適用可能な画像形成
システムにおける第1の処理手順(配分部数確認および
配分修正手順)の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係る画像制御装置を適用可能な画像
形成システムで読み出し可能な各種データ処理プログラ
ムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。
【符号の説明】
100 スキャナ 2000 イメージコントローラ 2001 CPU 2002 RAM 2003 ROM 2004 HDD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HJ08 HK05 HN16 HQ12 HQ17 HR07 2C087 AB01 AB05 AB08 AC07 AC08 BB03 BB10 CB10 CB17 2C187 AC07 AC08 AE01 AE11 CD06 CD15 5B021 AA01 EE03 KK01 5C062 AA05 AA35 AB20 AB23 AB38 AB46 AB53 AC42 AF07 BA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像データを所定の通信媒体
    を介して通信可能な複数の画像出力装置にそれぞれ送出
    して画像形成可能な画像制御装置において、 同一の画像データを出力する部数を指定する部数指定手
    段と、 前記複数の画像出力装置から画像形成に使用する1つま
    たは複数の画像出力装置を選択する出力装置選択手段
    と、 前記部数指定手段によって指定された部数を、前記出力
    装置選択手段によって選択された1つまたは複数の画像
    出力装置に配分する配分手段と、 前記配分手段によって各画像出力装置に配分された部数
    を画像出力装置と対応させて表示する配分表示手段と、 前記配分手段による配分結果をユーザが修正する配分修
    正手段と、を有することを特徴とする画像制御装置。
  2. 【請求項2】 前記配分表示手段および配分修正手段の
    有効と無効を切り替えるための配分修正指示手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像制御装置。
  3. 【請求項3】 前記出力装置選択手段は、ユーザによっ
    て1つまたは複数の画像出力装置を選択することを特徴
    とする請求項1又は2記載の画像制御装置。
  4. 【請求項4】 前記出力装置選択手段は、自動的に1つ
    または複数の画像出力装置を選択することを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像制御装置。
  5. 【請求項5】 前記配分手段は、前記出力装置選択手段
    によって選択された各画像出力装置への配分を自動的に
    決定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記配分手段は、ユーザにより各画像出
    力装置への出力部数を指定して分配することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の画像制御装置。
  7. 【請求項7】 前記配分表示手段は、一つの表示装置に
    画像出力装置と配分部数の対応を一覧表示することを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像制御装置。
  8. 【請求項8】 前記配分表示手段は、前記出力装置選択
    手段によって選択された各画像出力装置に装備されてい
    る表示装置上にその画像出力装置に配分された部数を表
    示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像制御
    装置。
  9. 【請求項9】 入力される画像データを所定の通信媒体
    を介して通信可能な複数の画像出力装置にそれぞれ送出
    して画像形成可能な画像制御装置の制御方法において、 同一の画像データを出力する部数を指定する部数指定工
    程と、 前記複数の画像出力装置から画像形成に使用する1つま
    たは複数の画像出力装置を選択する出力装置選択工程
    と、 前記部数指定工程によって指定された部数を、前記出力
    装置選択工程によって選択された1つまたは複数の画像
    出力装置に配分する配分工程と、 前記配分工程によって各画像出力装置に配分された部数
    を画像出力装置と対応させて表示する配分表示工程と、 前記配分工程による配分結果をユーザが修正する配分修
    正工程と、を有することを特徴とする画像制御装置の制
    御方法。
  10. 【請求項10】 入力される画像データを所定の通信媒
    体を介して通信可能な複数の画像出力装置にそれぞれ送
    出して画像形成可能な画像制御装置に、 同一の画像データを出力する部数を指定する部数指定工
    程と、 前記複数の画像出力装置から画像形成に使用する1つま
    たは複数の画像出力装置を選択する出力装置選択工程
    と、 前記部数指定工程によって指定された部数を、前記出力
    装置選択工程によって選択された1つまたは複数の画像
    出力装置に配分する配分工程と、 前記配分工程によって各画像出力装置に配分された部数
    を画像出力装置と対応させて表示する配分表示工程と、 前記配分工程による配分結果をユーザが修正する配分修
    正工程と、を実行させるためのプログラムをコンピュー
    タが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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