JP2002280370A - 被処理体の冷却ユニット、冷却方法、熱処理システム及び熱処理方法 - Google Patents

被処理体の冷却ユニット、冷却方法、熱処理システム及び熱処理方法

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JP2002280370A
JP2002280370A JP2001074093A JP2001074093A JP2002280370A JP 2002280370 A JP2002280370 A JP 2002280370A JP 2001074093 A JP2001074093 A JP 2001074093A JP 2001074093 A JP2001074093 A JP 2001074093A JP 2002280370 A JP2002280370 A JP 2002280370A
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processed
cooling
semiconductor wafer
cooling unit
heat treatment
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English (en)
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Takayasu Asano
貴庸 浅野
Kiju Takigawa
喜重 瀧川
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理体を傷つけることなく、被処理体の移
載時間を短くすることができる、被処理体の冷却ユニッ
ト及び熱処理システムを提供する。 【解決手段】 熱処理システム1は、半導体ウエハWを
熱処理する熱処理装置6と、カセット7を収容する搬入
出室2と、半導体ウエハWを冷却する冷却ユニット4
と、半導体ウエハWを移載する移載機3とを備えてい
る。冷却ユニット4は半導体ウエハWを冷却するクーリ
ングプレート4bを備え、クーリングプレート4bは半
導体ウエハWが移載機3に載置された状態で挿入可能な
形状に構成されている。また、冷却ユニット4は搬入出
室2の上方に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理体の冷却ユ
ニット、冷却方法、熱処理システム及び熱処理方法に関
し、詳しくは、熱処理された被処理体を移載機を用いて
収容部に収容するために被処理体を所定の温度に冷却す
る被処理体の冷却ユニット、冷却方法、熱処理システム
及び熱処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程では、熱処理によ
って、被処理体、例えば、半導体ウエハの表面にシリコ
ン酸化膜、シリコン窒化膜等の薄膜を形成することが行
われている。このような熱処理においては、例えば、図
10に示すような熱処理システム101を用いて、以下
のような処理が行われる。
【0003】まず、反応管102内に複数枚の半導体ウ
エハ103を収容するウエハボート104を上昇させて
ロードする。次に、反応管102内を所定の温度、例え
ば、800℃に加熱するとともに、所定の圧力に減圧し
た後、半導体ウエハ103に処理ガスを供給し、半導体
ウエハ103の表面に薄膜を形成する。半導体ウエハ1
03の表面に薄膜が形成されると、半導体ウエハ103
を所定のアンロード温度、例えば、600℃まで冷却し
た後、ウエハボート104(半導体ウエハ103)を下
降させてアンロードする。次に、アンロードされた半導
体ウエハ103を所定の温度、例えば、60℃以下にな
るまで熱処理システム101内で放冷する。そして、半
導体ウエハ103が60℃以下まで冷却されると、ウエ
ハボート104内に収容された半導体ウエハ103を移
載機105により移載して、所定のカセット106内に
収容する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
ウエハ103を600℃から60℃以下になるまで放冷
するには、例えば、約10分程度の時間が必要であり、
薄膜が形成された半導体ウエハ103をウエハボート1
04から所定のカセット106に移載するまでのウエハ
移載時間が長くなるという問題があった。
【0005】ウエハ移載時間を短くするために、熱処理
システム101内に冷却ユニットを配置し、アンロード
された半導体ウエハ103を冷却ユニット内で60℃以
下まで冷却することにより、半導体ウエハ103を短時
間で冷却することが可能である。しかし、半導体ウエハ
103を移載機105上から冷却ユニット内に載置した
後、冷却された半導体ウエハ103を、再び移載機10
5上に載置して所定のカセット106に移載しなければ
ならず、冷却ユニットへの半導体ウエハ103の搬入及
び搬出に時間がかかってしまう。このため、ウエハ移載
時間を大きく短縮することができなかった。さらに、高
温状態の半導体ウエハ103を冷却ユニット内に載置す
るので、半導体ウエハ103を傷つけるおそれがある。
【0006】また、ウエハ移載時間を短くするために、
半導体ウエハ103を60℃以下まで冷却せずにカセッ
ト106に移載することも考えられるが、半導体ウエハ
103の温度が60℃より高いと、半導体ウエハ103
を収容するカセット106が不要に加熱されてしまい、
カセット106から有機系の脱ガスが発生し、カセット
106内に有機系の脱ガスが存在してしまうおそれや、
カセット106を熱変形させてしまうおそれがある。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、被処理体を傷つけることなく、被処理体の移載
時間を短くすることができる、被処理体の冷却ユニット
及び冷却方法を提供することを目的とする。また、本発
明は、収容部内の有機系の脱ガスを最小限に抑え、被処
理体の移載時間を短くすることができる、被処理体の冷
却ユニット及び冷却方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、これらの被処理体の冷却ユニット及
び冷却方法を用いた熱処理システム、熱処理方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる被処理体の冷却ユニ
ットは、熱処理された被処理体を移載機を用いて収容部
に収容するために、当該被処理体を所定の温度に冷却す
る被処理体の冷却ユニットであって、前記熱処理された
被処理体を冷却する冷却部を備え、該冷却部は被処理体
が前記移載機に載置された状態で挿入可能な形状に構成
されている、ことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、被処理体は、移載機に
載置された状態で冷却部に挿入されて冷却される。この
ため、被処理体を移載機上から冷却ユニット内に載置し
たり、冷却された被処理体を再び移載機上に載置する必
要がなくなり、被処理体の移載時間が短くなる。また、
熱処理された被処理体が移載機以外に接触することなく
冷却され、被処理体が傷つけられなくなる。また、パー
ティクルも最小限に抑えられる。
【0010】前記冷却部は被処理体を60℃以下に冷却
することが好ましい。被処理体を60℃以下に冷却する
と、有機系の脱ガスが発生するおそれが少なくなり、収
容部内の有機系の脱ガスが最小限に抑えられる。
【0011】前記被処理体の温度に応じて、該被処理体
の冷却時間を制御する制御部を備えることが好ましい。
被処理体の冷却時間を制御する制御部を備えていると、
最適な(最短の)冷却時間で被処理体を冷却することが
でき、被処理体の移載時間がさらに短くなる。
【0012】前記冷却部は複数の冷却プレートを備え、
該冷却プレートは各冷却プレート間に前記移載機に載置
された被処理体が挿入されるように配置されていること
が好ましい。被処理体が冷却プレートの間に挿入される
ので、被処理体の上下両面が同時に冷却され、被処理体
が均一に冷却される。このため、被処理体が熱応力を受
けにくくなり、被処理体がさらに傷つきにくくなる。
【0013】前記移載機は複数の被処理体が載置され、
前記冷却部は前記移載機に載置された複数の被処理体が
挿入可能に構成されていることが好ましい。一の操作に
より複数の被処理体が冷却され、被処理体の移載時間が
さらに短くなる。
【0014】この発明の第2の観点にかかる被処理体の
熱処理システムは、被処理体を熱処理する熱処理装置
と、前記熱処理された被処理体を収容する収容部と、上
記第1の観点にかかる被処理体の冷却ユニットと、前記
熱処理装置と前記収容部と前記被処理体の冷却ユニット
との間で被処理体の移載を行う移載機とを備える、こと
を特徴とする。
【0015】この構成によれば、熱処理装置により熱処
理された被処理体は、移載機により上記第1の観点にか
かる被処理体の冷却ユニットにより冷却された後、収容
部に収容される。
【0016】前記被処理体の冷却ユニットは、前記収容
部の上方または下方に配置されていることが好ましい。
被処理体の冷却ユニットが収容部の上方または下方に配
置されていると、被処理体の搬送距離が長くならず、ウ
エハ搬送時間を短くすることができる。
【0017】前記被処理体の冷却ユニットは、冷却時の
被処理体の位置が前記収容部での被処理体の収容位置と
高さのみが異なるように配置されていることが好まし
い。この場合、冷却ユニットに被処理体を挿入するスト
ロークと、収容部内に被処理体を収容するストロークと
を同じにすることができ、移載機の制御が容易になる。
また、被処理体の位置がずれにくくなる。
【0018】この発明の第3の観点にかかる被処理体の
冷却方法は、熱処理された被処理体を移載機を用いて収
容部に収容するために、当該被処理体を所定の温度に冷
却する被処理体の冷却方法であって、前記熱処理された
被処理体を前記移載機に載置した状態で冷却ユニット内
に挿入して、当該被処理体を冷却する、ことを特徴とす
る。
【0019】この構成によれば、被処理体は、移載機に
載置された状態で冷却部に挿入されて冷却される。この
ため、被処理体を移載機上から冷却ユニット内に載置し
たり、冷却された被処理体を再び移載機上に載置する必
要がなくなり、被処理体の移載時間が短くなる。また、
熱処理された被処理体が移載機以外に接触することなく
冷却され、被処理体が傷つけられなくなる。また、パー
ティクルも最小限に抑えられる。
【0020】前記被処理体を60℃以下に冷却すること
が好ましい。被処理体を60℃以下に冷却すると、有機
系の脱ガスが発生するおそれが少なくなり、収容部内の
有機系の脱ガスが最小限に抑えられる。
【0021】前記被処理体の温度に応じて、該被処理体
の冷却時間を変化させることが好ましい。被処理体の温
度に応じて被処理体の冷却時間を変化させると、最適な
(最短の)冷却時間で被処理体を冷却することができ、
被処理体の移載時間がさらに短くなる。
【0022】前記被処理体を、その上面側及び下面側の
双方から冷却することが好ましい。被処理体の上面側及
び下面側の双方から冷却すると、被処理体が均一に冷却
される。このため、被処理体が熱応力を受けにくくな
り、被処理体がさらに傷つきにくくなる。
【0023】前記移載機に複数の被処理体を載置し、当
該移載機に載置された複数の被処理体を一の操作により
冷却することが好ましい。一の操作により複数の被処理
体が冷却され、被処理体の移載時間がさらに短くなる。
【0024】この発明の第4の観点にかかる被処理体の
熱処理方法は、被処理体を熱処理装置の反応室内にロー
ドするロード工程と、前記被処理体がロードされた反応
室内を所定の温度及び圧力に設定する条件設定工程と、
前記所定の温度及び圧力に設定された反応室内に処理ガ
スを供給して、前記被処理体を熱処理する熱処理工程
と、前記熱処理された被処理体を反応室内からアンロー
ドするアンロード工程と、前記アンロードされた被処理
体を上記第3の観点にかかる被処理体の冷却方法により
冷却する冷却工程と、前記冷却された被処理体を収容部
に収容する収容工程とを備える、ことを特徴とする。
【0025】この構成によれば、熱処理装置により熱処
理された被処理体は、移載機により上記第3の観点にか
かる被処理体の冷却方法により冷却された後、収容部に
収容される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の被処理体の冷却ユ
ニット、冷却方法、熱処理システム、熱処理方法につい
て説明する。本実施の形態では、図7に示すバッチ式縦
型熱処理装置を用いて、半導体ウエハ(被処理体)上に
シリコン酸化膜を形成し、シリコン酸化膜が形成された
半導体ウエハを冷却する場合を例に説明する。図1は本
実施の形態の熱処理システムの平面図であり、図2は熱
処理システムの側面図である。
【0027】図1及び図2に示すように、熱処理システ
ム1は、搬入出室2と、移載機3と、冷却ユニット4
と、排気ユニット5と、熱処理装置6とを備えている。
【0028】搬入出室2は、半導体ウエハWを熱処理シ
ステム1に搬入または搬出する空間であり、上下方向に
2つに形成されている。各搬入出室2の内部には半導体
ウェハを収納する収容部としてのカセット7が配置され
ている。カセット7は、所定枚数、例えば、25枚の半
導体ウェハWが収容可能に構成されている。
【0029】移載機3は、熱処理システム1のほぼ中央
に配置されている。移載機3は、搬入出室2、冷却ユニ
ット4及び熱処理装置6間における半導体ウエハWの移
載が可能なように、上下方向及び水平方向に移動可能に
構成され、さらに回転可能に構成されている。また、移
載機3には、所定数、例えば、5つのフォーク3aが形
成されている。図3にフォーク3aの概略図を示す。図
3に示すように、フォーク3aは略四角形の板状に形成
されている。そして、フォーク3aに半導体ウエハWを
載置した状態で移載機3を移動させることにより、半導
体ウエハWを所定の位置に移載することができる。ま
た、移載機3は、フォーク3aの間隔を変更可能に構成
され、フォーク3aの間隔を所定の間隔に変更すること
により、5枚の半導体ウェハWを同時に移載することが
できる。
【0030】冷却ユニット4は、搬入出室2の上方に配
置されている。図4に冷却ユニットの概略側面図を示
す。図4に示すように、冷却ユニット4の本体4aに
は、複数のクーリングプレート4bが接続されている。
この各クーリングプレート4bの間に移載機3のフォー
ク3aに載置された状態の半導体ウェハWが挿入され
る。クーリングプレート4bの内部には、半導体ウェハ
Wを冷却するための気体または液体からなる冷媒、例え
ば、25℃の水を流す流路4cが形成されている。図5
にクーリングプレート4bの平面図を示す。図5に示す
ように、流路4cは、冷却ユニット4に半導体ウェハW
が挿入された状態で、半導体ウェハWに対向する位置に
形成されている。この流路4cは、挿入された半導体ウ
ェハWの全面を冷却できるように形成されていればよ
く、本実施の形態では、ジグザク状に形成されている。
【0031】図6に冷却ユニット4に半導体ウェハWが
挿入された状態の概略図を示す。図6に示すように、半
導体ウエハWは、冷却ユニット4の各クーリングプレー
ト4bの間に、移載機3のフォーク3aに載置された状
態で挿入される。このように、各半導体ウエハWの上下
にクーリングプレート4bが配置されるので、半導体ウ
エハWの上下両面を同時に冷却することができる。
【0032】また、冷却ユニット4は、半導体ウェハW
を冷却する際の半導体ウェハWの位置が、カセット7内
に収容される半導体ウェハWの収容位置と高さのみが異
なるように配置されることが好ましい。この場合、冷却
ユニット4に半導体ウェハWを挿入するために、フォー
ク3aがクーリングプレート4bの間を進行する距離
(ストローク)と、カセット7内に半導体ウェハWを収
容するために、フォーク3aがカセット7内を進行する
距離(ストローク)とを同じにすることができ、フォー
ク3aの制御が容易になる。また、半導体ウェハWの位
置がずれにくくなる。
【0033】排気ユニット5は、熱処理システム1の端
部に形成されている。排気ユニット5は、熱処理システ
ム1内の空気を排気し、熱処理システム1の内部を清浄
な状態に保っている。また、熱処理システム1には、清
浄された空気がダウンフローされており、熱処理システ
ム1の内部雰囲気は清浄な状態に保たれている。
【0034】図7に熱処理装置6の概略図を示す。図7
に示すように、熱処理装置6は、長手方向が垂直方向に
向けられた略円筒状の反応管11を備えている。反応管
11は、内部に成膜領域を構成する内管12と、内管1
2を覆うと共に内管12と一定の間隔を有するように形
成された有天井の外管13とから構成された二重管構造
を有する。内管12及び外管13は、耐熱材料、例えば
石英により形成されている。
【0035】外管13の下方には、筒状に形成されたス
テンレス鋼(SUS)からなるマニホールド14が配置
されている。マニホールド14は、外管13の下端と気
密に接続されている。また、内管12は、マニホールド
14の内壁から突出すると共に、マニホールド14と一
体に形成された支持リング15に支持されている。
【0036】マニホールド14の下方には蓋体16が配
置され、ボートエレベータ17により蓋体16は上下動
可能に構成されている。そして、ボートエレベータ17
により蓋体16が上昇すると、マニホールド14の下方
側が閉鎖される。
【0037】蓋体16には、例えば、石英からなるウエ
ハボート18が載置されている。ウエハボート18に
は、半導体ウエハWが垂直方向に所定の間隔をおいて複
数枚収容されている。
【0038】反応管11の周囲には、反応管11を取り
囲むように断熱体19が設けられ、その内壁面には、例
えば抵抗発熱体からなる昇温用ヒータ20が設けられて
いる。そして、昇温用ヒータ20を駆動することによ
り、反応管11内が所定の温度に設定される。
【0039】マニホールド14の側面には、複数の処理
ガス導入管が挿通されている。本実施の形態では、一つ
の処理ガス導入管21がマニホールド14の側面に挿通
されている。
【0040】処理ガス導入管21は内管12内を臨むよ
うに配設されている。図7に示すように、支持リング1
5より下方(内管12の下方)のマニホールド14の側
面から処理ガス導入管21が挿通されている。そして、
処理ガス導入管21から、処理ガス、例えば、テトラエ
トキシシラン(TEOS)が内管12内に導入される。
【0041】マニホールド14の側面には排出口22が
設けられている。排出口22は支持リング15より上方
に設けられており、反応管11内の内管12と外管13
との間に形成された空間に連通する。また、マニホール
ド14側面の排出口22の下方には、パージガスとして
の窒素ガスを供給するパージガス供給管23が挿通され
ている。
【0042】排出口22には排気管24が気密に接続さ
れている。排気管24には、バルブ25と真空ポンプ2
6とが介設されている。バルブ25は、排気管24の開
度を調整して、反応管11内の圧力を所定の圧力に制御
する。真空ポンプ26は、排気管24を介して反応管1
1内のガスを排気するとともに反応管11内の圧力を調
整する。
【0043】また、搬入出室2、移載機3、冷却ユニッ
ト4、排気ユニット5、熱処理装置6(ボートエレベー
タ17、昇温用ヒータ20、処理ガス導入管21、パー
ジガス供給管23、バルブ25、真空ポンプ26)に
は、図示しない制御部が接続されている。この制御部
は、マイクロプロセッサ、プロセスコントローラ等から
構成され、熱処理システム1の各部を制御する。
【0044】次に、以上のように構成された熱処理シス
テム1を用い、半導体ウエハの冷却方法を含む半導体ウ
エハの熱処理方法について、図8に示すレシピ(タイム
シーケンス)を参照して説明する。なお、以下の説明に
おいて、熱処理システム1を構成する各部の動作は、図
示しない制御部によりコントロールされている。
【0045】まず、昇温用ヒータ20により反応管11
内を所定のローディング温度に設定する。また、図2に
示すように、熱処理装置6の蓋体16が下げられた状態
で、移載機3により、カセット7から熱処理を行う半導
体ウエハWをウエハボート18に移載する。本例では、
ウエハボート18には半導体ウエハWが150枚収容さ
れ、移載機3により5枚の半導体ウエハWが移載される
ので、この作業を30回繰り返す。なお、カセット7か
らの半導体ウエハWの移載は、例えば、上段のカセット
7から半導体ウエハWを移載し、上段のカセット7内に
半導体ウエハWがなくなると下段のカセット7から半導
体ウエハWを移載する。そして、下段のカセット7から
半導体ウエハWを移載中に、図示しないカセット移載機
により、上段の空カセット7を搬出した後、半導体ウエ
ハWが収容されたカセット7を搬入することにより、連
続的にウエハボート18に半導体ウエハWを移載する。
【0046】次に、ボートエレベータ17により蓋体1
6を上昇させ、ウエハボート18(半導体ウエハW)を
反応管11の内管12内にロードする。これにより、半
導体ウエハWを反応管11内に収容するとともに、反応
管11を密閉する。また、パージガス供給管23から反
応管11内に窒素ガスを所定量供給し、反応管11内に
混入した有機物等の汚染物質を排出する(ロード工
程)。
【0047】続いて、反応管11内の減圧を開始する。
具体的には、パージガス供給管23から反応管11内に
所定量の窒素ガスを供給するとともに、バルブ25の開
度を制御しつつ、真空ポンプ26を駆動させて、反応管
11内のガスを排出する。反応管11内のガスの排出
は、反応管11内の圧力が常圧から所定の圧力、例え
ば、13.3Pa〜1330Pa(0.1Torr〜1
0Torr)になるまで行う。また、昇温用ヒータ20
により反応管11内を所定の温度、例えば、800℃に
加熱する。そして、この減圧及び加熱操作を、反応管1
1内が所定の圧力及び温度で安定するまで行う(安定化
工程)。
【0048】反応管11内が所定の圧力及び温度で安定
すると、パージガス供給管23からの窒素ガスの供給を
停止する。そして、処理ガス導入管21からテトラエト
キシシランを所定量、例えば、0.1リットル/min
〜0.3リットル/min供給する。反応管11内では
化学式1に示す反応が起こり、半導体ウエハWの表面に
シリコン酸化膜(SiO膜)が形成される(成膜工
程)。
【化1】TEOS→SiO+C+HO x、yはともに自然数
【0049】半導体ウエハWの表面に所定厚のシリコン
酸化膜が形成されると、処理ガス導入管21からのテト
ラエトキシシランの供給を停止する。そして、バルブ2
5の開度を制御しつつ、真空ポンプ26を駆動させて、
反応管11内のガスを排出した後、パージガス供給管2
3から所定量の窒素ガスを供給して、反応管11内のガ
スを排気管24に排出する(パージ工程)。なお、反応
管11内のガスを確実に排出するために、反応管11内
のガスの排出及び窒素ガスの供給を複数回繰り返すこと
が好ましい。
【0050】次に、パージガス供給管23から所定量の
窒素ガスを供給して、反応管11内を常圧(760To
rr)に戻し、半導体ウエハWの温度が600℃になる
まで放置する。そして、半導体ウエハWの温度が600
℃になると、ボートエレベータ17により蓋体16を下
降させ、ウエハボート18(半導体ウエハW)を反応管
11からアンロードする(アンロード工程)。
【0051】次に、移載機3により、シリコン酸化膜が
形成された半導体ウエハWを、移載機3のフォーク3a
に載置した状態で、冷却ユニット4内のクーリングプレ
ート4bの間に挿入する(冷却ユニット挿入工程)。こ
こで、冷却ユニット4が搬入出室2の上方に配置されて
いるので、半導体ウエハWの搬送距離が長くならず、ウ
エハ搬送時間を短くすることができる。半導体ウエハW
がクーリングプレート4bの間に挿入されると、クーリ
ングプレート4bの流路4cを流れる水により半導体ウ
エハWが冷却される(冷却工程)。
【0052】ここで、移載機3のフォーク3aに載置さ
れた状態で半導体ウェハWが冷却されるので、半導体ウ
エハWを移載機3上から冷却ユニット内に載置したり、
冷却された半導体ウエハWを再び移載機3上に載置する
必要がなく、ウエハ移載時間を短くすることができる。
また、600℃に加熱された半導体ウエハWが、フォー
ク3a以外に接触することなく冷却されるので、半導体
ウエハWが傷つきにくくなり、パーティクルも最小限に
抑えられる。
【0053】さらに、各クーリングプレート4bの間に
半導体ウエハWが挿入されるので、半導体ウエハWの上
下両面が同時に冷却され、半導体ウエハWを均一に冷却
することができる。このため、半導体ウエハWが熱応力
を受けにくくなり、半導体ウエハWがさらに傷つきにく
くなる。
【0054】図9に冷却ユニット4により冷却される半
導体ウエハWの温度と冷却時間との関係を示す。図9に
示すように、半導体ウエハWを冷却ユニット4に5秒間
挿入することにより、半導体ウエハWを60℃以下に冷
却することができる。ここで、半導体ウエハWを60℃
以下に冷却するのは、半導体ウエハWの温度が60℃よ
り高いと、半導体ウエハWを収容するカセット7が不要
に加熱されてしまい、カセット7から有機系の脱ガスが
発生し、カセット7内に有機系の脱ガスが存在してしま
うおそれや、カセット7を熱変形させてしまうおそれが
あるためである。
【0055】半導体ウエハWが60℃以下に冷却される
と、移載機3により冷却された半導体ウエハWを移載
し、搬入出室2内のカセット7内に収容する(カセット
収容工程)。そして、ウエハボート18に収容されてい
る全ての半導体ウエハWを所定のカセット7内に移載す
るまで、冷却ユニット移載工程、冷却工程、カセット移
載工程を繰り返す。なお、所定のカセット7内に半導体
ウエハWが25枚収容されると、図示しないカセット移
載機によりカセット7が搬出され、連続的に所定のカセ
ット7内に半導体ウエハWが収容される。
【0056】ここで、本実施の形態のウエハ移載時間に
ついて、従来のウエハ移載時間と比較する。ウエハ移載
時間としては、ウエハボート18に収容された半導体ウ
エハWを所定のカセット7に移載するまでの搬送時間
と、半導体ウエハWを60℃以下に冷却する冷却時間と
がある。搬送時間は、冷却ユニット4に挿入して冷却す
ることから従来よりも長くなるが、移載機3のフォーク
3aに載置された状態で冷却することから、それほど大
きな違いはない。さらに、本実施の形態では、冷却ユニ
ット4が搬入出室2の上方に配置されているので、さら
に搬送時間の差を小さくすることができる。一方、冷却
時間は、従来10分間かかっていたものが、本実施の形
態では、5秒×30回=150秒(2分半)にすること
ができ、冷却時間を1/4に短縮することができる。こ
のため、ウエハ移載時間を大きく短縮することができ
る。特に、ウエハボート18に収容される半導体ウエハ
Wの枚数が少ないほど、ウエハ移載時間を短くすること
ができる。
【0057】なお、600℃の半導体ウエハWを移載機
3のフォーク3a上に載置することにより半導体ウエハ
Wが傷ついていないかを確認したが、半導体ウエハWが
傷ついていないことを確認した。
【0058】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、移載機3のフォーク3aに半導体ウェハWが載置さ
れた状態で冷却ユニット4内に挿入されるので、半導体
ウエハWが傷つくことなく、ウエハ移載時間を短くする
ことができる。さらに、半導体ウエハWの上下両面が同
時に冷却されるので、半導体ウエハWがさらに傷つきに
くくなる。
【0059】本実施の形態によれば、半導体ウエハWを
60℃以下に冷却しているので、カセット7内の有機系
の脱ガスが最小限に抑えられる。
【0060】本実施の形態によれば、冷却ユニット4が
搬入出室2の上方に配置されているので、搬送時間を短
くすることができる。また、半導体ウェハWを冷却する
際の半導体ウェハWの位置が、カセット7内に収容され
る半導体ウェハWの収容位置と高さのみが異なるよう
に、冷却ユニット4が配置されているので、フォーク3
aの制御が容易になる。また、半導体ウェハWの位置が
ずれにくくなる。
【0061】なお、本発明は、上記の実施の形態に限ら
れず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に
適用可能な他の実施の形態について説明する。
【0062】本実施の形態では、半導体ウェハWにシリ
コン酸化膜を形成し、シリコン酸化膜が形成された半導
体ウエハを冷却する場合を例に本発明を説明したが、本
発明は熱処理装置により熱処理した被処理体を所定の温
度に冷却するものであればよい。例えば、被処理体に薄
膜を形成する場合としては、被処理体にシリコン窒化膜
を成膜する場合であってもよく、その加熱温度は、例え
ば、600℃であってもよい。
【0063】本実施の形態では、搬入出室2の上方に冷
却ユニット4が配置されている場合を例に本発明を説明
したが、冷却ユニット4は熱処理システム1内に配置さ
れていればよい。ただし、搬送時間を短くするために、
搬入出室2の上方または下方に配置されていることが好
ましい。
【0064】本実施の形態では、冷却ユニット4で5秒
間冷却した場合を例に本発明を説明したが、半導体ウェ
ハWの温度に応じて冷却ユニット4の冷却時間を変化さ
せてもよい。ウエハボート18に収容されている半導体
ウエハWは、移載機3で移載する前にウエハボート18
内で放冷されて温度が下がることから、例えば、図9に
示す半導体ウェハWの温度と冷却時間との関係を制御部
に登録し、冷却する半導体ウェハWの温度に応じて最適
な(最短の)冷却時間を決定してもよい。この場合、ウ
エハ移載時間をさらに短くすることができる。また、例
えば、ウエハボート18に150枚の半導体ウエハWが
収容されている場合、最初の50枚(移載回数1回目〜
10回目)までは冷却時間を5秒とし、次の50枚(移
載回数11回目〜20回目)までは冷却時間を4秒と
し、最後の50枚(移載回数21回目〜30回目)まで
は冷却時間を3秒とするように、移載機3の移載回数に
応じて、冷却ユニット4の冷却時間を変化させてもよ
い。この場合にも、ウエハ移載時間をさらに短くするこ
とができる。
【0065】本実施の形態では、半導体ウェハWを60
℃以下に冷却する場合を例に本発明を説明したが、本発
明は被処理体を60℃以下に冷却する場合に限定される
ものではなく、例えば、被処理体を70℃に冷却する場
合であってもよい。この場合にも被処理体を傷つけるこ
となく、被処理体の移載時間を短くすることができる。
また、被処理体の温度が60℃を越えてもカセット7の
材質等によってはカセット7から有機系の脱ガスが発生
するおそれが少ない場合や、60℃を越える耐熱性のカ
セットの場合もあるためである。
【0066】本実施の形態では、略四角形の板状のフォ
ーク3aを用いて半導体ウエハWを移載する場合を例に
本発明を説明したが、例えば、コの字状のフォーク3a
を用いて半導体ウエハWを移載してもよい。この場合、
半導体ウエハWの下側を効率的に冷却することができ、
さらに半導体ウエハWが傷つくおそれがなくなる。ま
た、半導体ウエハWを移載する際に、移載機3のフォー
ク3aを加熱して半導体ウエハWとの温度差を小さくし
てもよい。この場合、さらに半導体ウエハWが傷つくお
それがなくなる。
【0067】本実施の形態では、移載機3に5枚の半導
体ウエハWを載置した場合を例に本発明を説明したが、
移載機3に載置される半導体ウエハWの数はこれに限定
されるものではない。例えば、移載機3に載置される半
導体ウエハWの数を増やすと、ウエハ移載時間をさらに
短くすることができる。
【0068】本実施の形態では、熱処理装置として、反
応管11が内管12と外管13とから構成された二重管
構造のバッチ式縦型熱処理装置の場合を例に本発明を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、単
管構造の熱処理装置に適用することも可能である。ま
た、被処理体は半導体ウエハWに限定されるものではな
く、例えばLCD用のガラス基板等にも適用することが
できる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被処理体を傷つけることなく、被処理体の移載時間を短
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の熱処理システムの平面図
である。
【図2】本発明の実施の形態の熱処理システムの概略側
面図である。
【図3】本発明の実施の形態の移載機の概略図である。
【図4】本発明の実施の形態の冷却ユニットの側面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態のクーリングプレートの平
面図である。
【図6】本発明の実施の形態の冷却ユニットに移載機に
載置された半導体ウェハが挿入された状態を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態の熱処理装置の概略図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態のシリコン酸化膜の形成方
法を説明するためのレシピを示した図である。
【図9】本発明の実施の形態の冷却時間と半導体ウエハ
の温度との関係を示すグラフである。
【図10】従来の熱処理システムの概略図である。
【符号の説明】
1 熱処理システム 2 搬入出室 3 移載機 3a フォーク 4 冷却ユニット 4b クーリングプレート 6 熱処理装置 7 カセット W 半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA06 AA09 BA44 DA02 FA10 GA02 GA12 KA04 KA26 LA15 5F045 AB32 AC09 AD10 BB15 DP19 EC02 EJ02 EJ09 EN04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱処理された被処理体を移載機を用いて収
    容部に収容するために、当該被処理体を所定の温度に冷
    却する被処理体の冷却ユニットであって、 前記熱処理された被処理体を冷却する冷却部を備え、該
    冷却部は被処理体が前記移載機に載置された状態で挿入
    可能な形状に構成されている、ことを特徴とする被処理
    体の冷却ユニット。
  2. 【請求項2】前記冷却部は被処理体を60℃以下に冷却
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の被処理体の冷
    却ユニット。
  3. 【請求項3】前記被処理体の温度に応じて、該被処理体
    の冷却時間を制御する制御部を備えている、ことを特徴
    とする請求項1または2に記載の被処理体の冷却ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】前記冷却部は複数の冷却プレートを備え、
    該冷却プレートは各冷却プレート間に前記移載機に載置
    された被処理体が挿入されるように配置されている、こ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    被処理体の冷却ユニット。
  5. 【請求項5】前記移載機は複数の被処理体が載置され、
    前記冷却部は前記移載機に載置された複数の被処理体が
    挿入可能に構成されている、ことを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか1項に記載の被処理体の冷却ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】被処理体を熱処理する熱処理装置と、 前記熱処理された被処理体を収容する収容部と、 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の被処理体の冷却
    ユニットと、 前記熱処理装置と前記収容部と前記被処理体の冷却ユニ
    ットとの間で被処理体の移載を行う移載機と、を備え
    る、ことを特徴とする被処理体の熱処理システム。
  7. 【請求項7】前記被処理体の冷却ユニットは前記収容部
    の上方または下方に配置されている、ことを特徴とする
    請求項6に記載の被処理体の熱処理システム。
  8. 【請求項8】前記被処理体の冷却ユニットは、冷却時の
    被処理体の位置が前記収容部での被処理体の収容位置と
    高さのみが異なるように配置されている、ことを特徴と
    する請求項7に記載の被処理体の熱処理システム。
  9. 【請求項9】熱処理された被処理体を移載機を用いて収
    容部に収容するために、当該被処理体を所定の温度に冷
    却する被処理体の冷却方法であって、 前記熱処理された被処理体を前記移載機に載置した状態
    で冷却ユニット内に挿入して、当該被処理体を冷却す
    る、ことを特徴とする被処理体の冷却方法。
  10. 【請求項10】前記被処理体を60℃以下に冷却する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の被処理体の冷却方
    法。
  11. 【請求項11】前記被処理体の温度に応じて、該被処理
    体の冷却時間を変化させる、ことを特徴とする請求項9
    または10に記載の被処理体の冷却方法。
  12. 【請求項12】前記被処理体を、その上面側及び下面側
    の双方から冷却する、ことを特徴とする請求項9乃至1
    1のいずれか1項に記載の被処理体の冷却方法。
  13. 【請求項13】前記移載機に複数の被処理体を載置し、
    当該移載機に載置された複数の被処理体を一の操作によ
    り冷却する、ことを特徴とする請求項9乃至12のいず
    れか1項に記載の被処理体の冷却方法。
  14. 【請求項14】被処理体を熱処理装置の反応室内にロー
    ドするロード工程と、 前記被処理体がロードされた反応室内を所定の温度及び
    圧力に設定する条件設定工程と、 前記所定の温度及び圧力に設定された反応室内に処理ガ
    スを供給して、前記被処理体を熱処理する熱処理工程
    と、 前記熱処理された被処理体を反応室内からアンロードす
    るアンロード工程と、 前記アンロードされた被処理体を請求項9乃至13のい
    ずれか1項に記載の被処理体の冷却方法により冷却する
    冷却工程と、 前記冷却された被処理体を収容部に収容する収容工程
    と、を備える、ことを特徴とする被処理体の熱処理方
    法。
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