JP2002279689A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JP2002279689A
JP2002279689A JP2001075605A JP2001075605A JP2002279689A JP 2002279689 A JP2002279689 A JP 2002279689A JP 2001075605 A JP2001075605 A JP 2001075605A JP 2001075605 A JP2001075605 A JP 2001075605A JP 2002279689 A JP2002279689 A JP 2002279689A
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JP2001075605A
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English (en)
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Katsunari Hanaoka
克成 花岡
Yuji Miura
裕司 三浦
Nobuaki Onaki
伸晃 小名木
Masato Harigai
眞人 針谷
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期化工程が不要で、かつ、保存安定性の高
い、高密度記録媒体に適用可能な光情報記録媒体を提供
する。 【解決手段】 基板11上に、下部誘電体層12、結晶
化促進層13、記録層14、上部誘電体層15、反射放
熱層16、及び、保護層17順に積層する。結晶化促進
層13は、Bi及び/又はBi化合物から5nm以下の
質量膜厚で形成する。記録層14は、Sb−Te−In
から構成する。ここで、結晶化促進層13と記録層14
との全体組成におけるInの組成率は、結晶化促進層1
3と記録層14との全体組成におけるBiの組成率以下
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相変化記録型の光
情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光情報記録媒体は、膨大な量の情
報を記録・再生・消去する手段として盛んに研究開発が
行われている。特に、記録層が結晶質と非晶質との二状
態間で可逆的に相変化することを利用して情報の記録・
消去を行ういわゆる相変化型光ディスクは、レーザー光
のパワーを変化させるだけで古い情報を消去しながら同
時に新たな情報を記録すること(以下「オーバーライ
ト」と称する)が出来るという利点を有していることか
ら、有望視されている。
【0003】このオーバーライト可能な相変化型光ディ
スクの記録材料としては、低融点でかつレーザ光の吸収
効率の高いインジウム(In)−セレン(Se)系合金
やIn−アンチモン(Sb)−テルル(Te)、ゲルマ
ニウム(Ge)−Te−Sb合金等のカルコゲン合金が
主として用いられている。
【0004】通常の相変化型光ディスクは、記録層に記
録パワーのレーザビームを照射して融点以上の温度に加
熱した後急冷することにより、記録層材料が非晶質状態
となって記録マークが形成され、消去パワーのレーザビ
ームを照射して結晶化温度以上に加熱した後徐冷するこ
とにより、記録層材料が結晶化されて記録マークが消去
される。
【0005】このような相変化型光ディスクは、スパッ
タリング法や蒸着法等により各層をなす薄膜を基板に対
して順次形成することによって作製されるが、成膜直後
の記録層が非晶質状態にあるため、レーザビームを照射
して全面を結晶化した後に出荷される。この工程は一般
に初期化工程と称される。しかしながら、この初期化工
程は、最も効率の良いレーザビーム照射法によっても、
直径120mmの光ディスク全体を初期化するために3
0秒〜1分程度の時間を要し、光ディスクを製造する上
での律速段階となっている。
【0006】初期化工程に要する時間を短縮し、さらに
は、初期化工程そのものを省略するため、記録層の基板
側の面に結晶化促進層を設ける手法が開発されている。
この手法において、記録層は結晶化促進層の上に成膜さ
れ、結晶化促進層により記録層を構成する合金の結晶化
エネルギは低減され、結晶化が容易となる。これによ
り、記録層を結晶化促進層上に成膜した時点において、
記録層はある程度或いはほとんど結晶化し、従って、初
期化時間の短縮或いは初期化工程の省略が可能となる。
【0007】国際公開WO98/47142号公報に
は、Ge−Sb−Teを主成分とする記録層と、ビスマ
ス(Bi)及び/又はBi化合物を主成分とする結晶化
促進層とを用いた、実質的に初期化工程が不要な光情報
記録媒体が開示されている。これは、Biの高い結晶化
促進作用を利用するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Biの高い結
晶化促進作用は、逆に、結晶状態の記録層に非晶質状態
として記録された記録マークをも結晶化させる。記録マ
ークの結晶化は、記録情報の消去を意味し、保存信頼性
を劣化させる。この点、上記開示の公報には、Ge−S
b−Teを主成分とする記録層を用い、かつ、結晶化速
度の遅いGeを10原子%以上で用いており、保存性の
劣化は抑えられている。しかし、結晶化速度の遅いGe
を10原子%以上で用いる記録材料では、高密度記録媒
体、特に、4.7GBを超える記録容量を有するDVD
等の記録媒体に適用することは難しい。
【0009】このように、Biから構成される結晶化促
進層を備えた従来の光情報記録媒体は、初期化工程が不
要で、かつ、高い保存安定性を有する、高密度記録媒体
に適用可能なものではなかった。
【0010】上記事情を鑑みて、本発明は、初期化工程
が不要で、かつ、保存信頼性の高い光情報記録媒体を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る光情報記録媒体は、基板上に設けられ
た結晶化促進層と、前記結晶化促進層上に積層された記
録層と、を備える相変化型の光情報記録媒体において、
前記記録層は、アンチモンと、テルルと、インジウム
と、を主成分として構成され、かつ、前記結晶化促進層
は、ビスマス又はビスマス化合物、或いは、ビスマス及
びビスマス化合物を主成分とする合金から構成され、前
記記録層と前記結晶化促進層との全体の原子組成におけ
るビスマスの組成率は、前記記録層と前記結晶化促進層
との全体の原子組成におけるインジウムの組成率以下で
ある、ことを特徴とする。
【0012】上記構成において、アンチモンと、テルル
と、インジウムとから構成される記録層と、ビスマス及
び/又はビスマス化合物とから構成される結晶化促進層
とを備えた相変化記録型の光情報記録媒体は、記録層と
結晶化促進層との全体組成におけるインジウムの組成率
を、ビスマスの組成率以下として構成されている。従っ
て、ビスマスの持つ高い結晶化促進効果による、非晶質
状態として記録される記録マークの消去(結晶化)を、
インジウムにより抑制することができる。これにより、
記録マークの高い保存信頼性を有する光情報記録媒体が
得られる。
【0013】上記構成において、前記結晶化促進層の膜
厚は、5nm以下の質量膜厚を有し、かつ、前記記録層
と前記結晶化促進層との全体の原子組成における、イン
ジウムの組成率は7原子%未満であることが好ましい。
【0014】すなわち、上記範囲内でインジウムを用い
ることにより、5nm以下の質量膜厚で設けられたビス
マス及び/又はビスマス化合物層(結晶化促進層)の結
晶化促進効果を抑えて高い保存信頼性を得るとともに、
インジウムによる再生光安定性の劣化を抑えて高い再生
光安定性を維持することができる。
【0015】上記構成において、前記結晶化促進層の膜
厚は、5nm以下の質量膜厚を有し、かつ、前記記録層
と前記結晶化促進層との全体の原子組成における、アン
チモンの組成は35原子%以上80原子%以下であるこ
とが好ましい。
【0016】すなわち、上記範囲内でアンチモンを用い
ることにより、アンチモンの組成率が高く高密度記録媒
体に適し、かつ、保存安定性の高い光情報記録媒体を提
供することができる。
【0017】上記構成において、前記記録層は、前記記
録層と前記結晶化促進層との全体の原子組成において1
0原子%未満のゲルマニウムを含むことが好ましい。こ
れにより、光記録情報媒体の保存安定性をさらに高める
ことができる。
【0018】上記構成において、前記記録層は、実質的
にアンチモンとテルルを主成分とする擬2元共晶から構
成され、他の元素を不純物として含むことが好ましい。
すなわち、インジウム等の他の元素は、不純物として記
録層構成材に含まれる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる光情
報記録媒体について、以下図面を参照して説明する。本
実施の形態の光情報記録媒体は、アンチモン(Sb)−
テルル(Te)−インジウム(In)を含む記録層を備
え、記録層が結晶質と非晶質との二状態間で可逆的に相
変化することを利用して情報の記録、消去を行ういわゆ
る相変化型の光情報記録媒体である。
【0020】図1に本実施の形態にかかる光情報記録媒
体の構成を示す。図1に示すように、光情報記録媒体1
は、基板11と、下部誘電体層12と、結晶化促進層1
3と、記録層14と、上部誘電体層15と、反射放熱層
16と、保護層17と、から構成される。
【0021】基板11は、中心に開口を備えた、例え
ば、直径120mm、厚さ0.6mmの円盤形状を有す
る。基板11を構成する材料は、ガラス、セラミック
ス、或いは樹脂を用いることができ、特に、樹脂が好ま
しい。樹脂の例としてはポリカーボネート樹脂、アクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニ
トリル−スチレン共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、
ABS樹脂、ウレタン樹脂などがあげられ、特に、成型
性、光学特性、コストの点で優れるポリカーボネート樹
脂が好ましい。
【0022】基板11の記録層14が設けられる側の表
面には、トラッキング用の案内溝、案内ピット、さらに
アドレス信号等のプレフォーマットが形成されている。
プレフォーマットは、ポリカーボネートなどの樹脂材料
を射出成形あるいは押出成形する際に直接第1の基板1
1上に形成されることが好ましい。
【0023】下部誘電体層12は、基板11上に形成さ
れている。下部誘電体層12は、記録、消去時の熱によ
る基板の変形を防止したり、記録層の酸化や案内溝に沿
っての物質移動或いは変形を防止する機能を有する。下
部誘電体層12は、金属又は金属の酸化物、炭化物、フ
ッ化物、硫化物或いは窒化物、特に、硫化亜鉛(Zn
S)とシリコン酸化物(SiO)との混合物(SiO
の含有率20.5mol%)から形成されている。下
部誘電体層12は、各種気相成長法、たとえば真空蒸着
法、スパッタリング法、プラズマCVD法、光CVD
法、イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法等によ
り、例えば、50nm〜500nmの厚さで形成され
る。
【0024】結晶化促進層13は、下部誘電体層12の
上に形成されている。結晶化促進層13は、ビスマス
(Bi)及び/又はBi化合物から構成されている。結
晶化促進層13は、記録層14を構成する合金の結晶化
エネルギを低下させて、記録層14の結晶化を容易にす
る機能を有する。すなわち、結晶化促進層13の上に非
晶質状態で成膜される記録層14は、成膜工程後には結
晶化している。これにより、光情報記録媒体1の製造工
程の最後に、記録層14を結晶化するために行われる、
いわゆる初期化工程(通常、加熱工程)が省略可能とな
る。従って、製造工程における律速段階である初期化工
程を省略し、製造生産性の向上が図れる。
【0025】結晶化促進層13は、各種気相成長法、た
とえば真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマCVD
法、光CVD法、イオンプレーティング法、電子ビーム
蒸着法等により、質量膜厚で5nm以下の厚さ、例え
ば、1nmの厚さで形成される。結晶化促進層13は、
連続膜、或いは、領域の大きさや位置を限定しないラン
ダムな島状の不連続膜として形成される。結晶化促進層
13の膜厚は、Biによる記録層14の結晶化促進効果
が十分に得られる厚さであればよく、できるだけ薄い方
が好ましい。また、結晶化促進層13は、Bi以外の元
素を含有していてもよい。
【0026】記録層14は、結晶化促進層13の上に形
成される。記録層14は、アンチモン(Sb)と、テル
ル(Te)と、インジウム(In)と、を主成分とする
合金から構成される。ここで、実際には、記録層14を
構成する合金は、SbとTeの擬2元共晶(Sb−Sb
Te)として構成され、In等の他の元素を不純物
として含む。
【0027】記録層14は、各種気相成長法、たとえば
真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマCVD法、光
CVD法、イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法
によって形成することができる。記録層14は、例え
ば、Sb−Te−In合金をターゲットとしたスパッタ
リングにより、例えば、10nm〜100nm、特に、
19nmの質量膜厚で形成される。
【0028】記録層14は、より具体的には、Sbを4
0原子%以上92原子%以下、Teを15原子%以上6
0原子%以下、Inを7原子%未満で含む合金から構成
される。
【0029】ここで、記録層14の原子組成は、結晶化
促進層13と記録層14とを合わせた全体の原子組成に
よって規定される。すなわち、結晶化促進層13の質量
膜厚が5nm以下である本実施の形態において、結晶化
促進層13と記録層14とを合わせた全体組成における
各元素の組成は、Sbが35原子%以上80原子%以
下、Teが15原子%以上60原子%以下、Inが7原
子%未満となるよう規定される。このとき、結晶化促進
層13に含まれるBiの原子組成は、結晶化促進層13
と記録層14とを合わせた全体組成において、6原子%
以下である。
【0030】Sbは、結晶化促進層13と記録層14と
の全体組成における組成率で、35原子%以上80原子
%以下で用いられる。Sbは、結晶化速度が速く、高密
度記録に適した材料である。従って、上記範囲の組成率
で含む記録層14を備えた光情報記録媒体1は、高密度
記録媒体、特に4.7GBを超える記録容量を備えるD
VD用メディアに適したものである。
【0031】しかし、Sbが記録層14中に高含有率で
用いられた場合には、非晶質として記録された記録マー
クが結晶化しやすく、保存信頼性が劣化する。従って、
保存信頼性の劣化を防ぐため、Sbは結晶化促進層13
と記録層14とを合わせた全体組成において80原子%
以下で用いられることが好ましい。逆に、Sbの組成率
が低い場合には、記録層14の高い結晶化速度が得られ
ず、2層の全体組成において、35原子%以上であるこ
とが望ましい。
【0032】Inは、結晶化促進層13と記録層14と
の全体組成における組成率で、7原子%未満で用いられ
る。Inを記録層14に含入する目的の1つは、結晶化
促進層13に含まれるBiの結晶化促進効果を抑えるこ
とである。Biの有する高い結晶化促進効果は、記録層
14の結晶化を促進する一方で、非晶質状態として記録
された記録マークの保存性を劣化させる。Inは、Bi
によるこの保存信頼性の劣化を抑える。Inによる保存
安定性保持効果を十分に得るため、Inの組成率は、結
晶化促進層13と記録層14との全体組成において、上
記2層全体におけるBiの組成率と同程度又はそれ以
下、好ましくは、Biの組成率以下である。
【0033】例えば、光情報記録媒体1を、Bi及び/
又はBi化合物からなる、質量膜厚5nmの結晶化促進
層13と、Sb(65原子%)−Te(29原子%)−
In(6原子%)からなる、質量膜厚19nmの記録層
14とを備える構成とした場合、結晶化促進層13と記
録層14とを合わせた全体組成において、Biの組成率
は5.3原子%、Inの組成率は5.7%であり、Bi
の組成率はInの組成率以下となっている。このよう
に、Inの組成率をBiの組成率よりも高くすることに
より、Biによる記録層14の過度の結晶化促進を抑
え、高い保存信頼性が得られる。
【0034】しかし、InのBiに対する組成率が高す
ぎると、Biの有する結晶化促進効果が十分に得られな
くなる。従って、Inは、結晶化促進層13と記録層1
4とを合わせた全体組成におけるBiの組成率のほぼ同
程度又はそれ以上、特に、Biの組成率を超えて記録層
14中に含まれることが好ましい。従って、Sb及びT
eを主成分とする記録層14の膜厚が5nmである場合
(2層全体の組成におけるBiの組成率が6原子%以
下)には、Inは結晶化促進層13と記録層14とを合
わせた全体組成において7原子%未満の組成で用いられ
ることが好ましい。
【0035】Teは、結晶化促進層13と記録層14と
の全体組成における組成率で、15原子%以上60原子
%以下で用いられる。Teは、安定した記録層14を形
成するとともに、他の元素、Sb、In、Bi等の組成
率を調整するために用いられる。
【0036】記録層14は、信頼性向上等のため、他の
元素又は不純物を含有していてもよい。記録層14に添
加可能な不純物としては、例えば、ホウ素、リン、セレ
ン、アルミニウム、チタン、バナジウム、鉄、コバル
ト、ニッケル、パラジウム、ゲルマニウム、白金、金等
が挙げられる。
【0037】上記元素のうち、ゲルマニウムは保存信頼
性を向上させるので、特に好ましく添加される。しか
し、ゲルマニウムは、記録層14の結晶化速度を低下さ
せ、4.9GBといった高密度記録媒体には適していな
い。従って、高い結晶性と、高い保存信頼性とを備え
た、高密度記録媒体に適用可能な記録層14を構成する
ため、ゲルマニウムは結晶化促進層13と記録層14と
を合わせた全体において10原子%未満で添加されるこ
とが好ましい。
【0038】上部誘電体層15は、記録層14の上に形
成される。上部誘電体層15は、下部誘電体層12と同
一の材料及び同一の方法で形成することができる。上部
誘電体層15は、例えば、20nmの厚さで形成され
る。
【0039】反射放熱層16は、上部誘電体層15の上
に形成される。反射放熱層16は、情報の再生時におけ
る反射率の向上、及び、記録、消去時に加えられる熱の
放熱を目的として設けられる。反射層15は、単体で高
反射率の得られる腐食されにくい金属、金属化合物等が
挙げられ、用いる材料の例としてはアルミニウム(A
l)、金、銀、白金、銅、チタン等の単体あるいはこれ
らの1種以上を含む合金などの高反射率金属、或いは、
これらの合金、例えば、アルミニウム−チタン合金を用
いることができる。
【0040】反射放熱層16は、上記材料のうち、例え
ば、Alからなるターゲットを用いて、各種気相成長
法、たとえば真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマ
CVD法、光CVD法、イオンプレーティング法、電子
ビーム蒸着法等により形成することができる。反射放熱
層16は、例えば、140nmの膜厚で設けられる。
【0041】保護層17は、反射放熱層16の上に設け
られる。保護層17は、記録層14などを物理的及び化
学的に保護する目的、又は、反射率を向上させる目的で
設けられる。保護層17に用いられる材料の例として
は、酸化シリコン、フッ化マグネシウム、酸化スズ、窒
化シリコン等の無機材料、又は、ポリメチルアクリレー
ト、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリスチレン、
ポリエステル樹脂、ビニル樹脂、セルロース、脂肪族炭
化水素樹脂、芳香属炭化水素樹脂、天然ゴム、スチレン
ブタジエン樹脂、クロロプレンゴム、ワックス、アルキ
ッド樹脂、乾性油、ロジン等の有機樹脂材料を挙げるこ
とができる。保護層17は、例えば、0.01μm〜3
0μmの厚さで設けられる。保護層17には、安定剤、
分散剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤、可塑
剤等を含有させることができる。
【0042】保護層17は、例えば、プラスチックの押
出加工で得られたフィルムを反射放熱層16上にラミネ
ートすることにより形成することができる。或いは、真
空蒸着、スパッタリング、塗布等の方法により設けられ
てもよい。また、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の場合に
は、これらを適当な溶剤に溶解して塗布液を調製したの
ち、この塗布液を塗布し、乾燥することによっても形成
することができる。UV硬化性樹脂の場合には、そのま
ま若しくは適当な溶剤に溶解して塗布液を調製した後、
この塗布液を塗布し、UV光を照射して硬化させること
によっても形成することができる。これらの塗布液中に
は、更に帯電防止剤、酸化防止剤、UV吸収剤等の各種
添加剤を目的に応じて添加してもよい。
【0043】なお、本実施の形態では、光情報媒体1
は、基板11と、下部誘電体層12と、結晶化促進層1
3と、記録層14と、上部誘電体層15と、反射放熱層
16と、保護層17と、から構成されるものとしたが、
他の必要な層を備える構成としてもよい。
【0044】以下、実施例により本発明を具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り実施例により
限定されるものではない。
【0045】下記の実施例1〜3では、5つのチャンバ
を有する枚葉型スパッタ装置にて成膜を行った。しか
し、チャンバ数は5個に限られず、6個以上のチャンバ
を有する成膜装置を使用してもよい。以下に各チャンバ
における成膜条件を示す。 (第1チャンバ) ターゲット材:SiO(20.5mol%)、ZnS
(79.5mol%) 投入電力:RF4kW/8インチ(120mm)ターゲ
ット、 ガス圧力:2mTorr ガス種 :Ar 膜厚 :190nm (第2チャンバ) ターゲット材:Bi 投入電力 :DC0.4kW/8インチターゲット、 ガス圧力 :2mTorr ガス種 :Ar 膜厚 :1nm、0.5nm (第3チャンバ) ターゲット材:Sb−Te−In及び他の元素 投入電力 :DC0.4kW/8インチターゲット、 ガス圧力 :2mTorr ガス種 :Ar 膜厚 :19nm (第4チャンバ) ターゲット材:SiO(20.5mol%)、ZnS
(79.5mol%) 投入電力 :RF4kW/8インチターゲット、 ガス圧力 :2mTorr ガス種 :Ar 膜厚 :20nm (第5チャンバ) ターゲット材:Al 投入電力 :DC5kW/8インチターゲット、 ガス圧力 :2mTorr ガス種 :Ar 膜厚 :140nm
【0046】(実施例1)射出成形により直径120c
m、厚さ0.6mmのポリカーボネートからなる基板1
1を形成する。形成した基板11を上記スパッタ装置内
に搬入し、まず、第1チャンバにおいて、下部電極層1
2(ZnS−SiO)を190nmの厚さで成膜す
る。次に、第2チャンバにおいて、結晶化促進層13
(Bi)を1nmの厚さで成膜する。次に、第3チャン
バにおいて、記録層14(Sb−Te−In)を19n
mの厚さで成膜する。次に、第4チャンバにおいて、上
部誘電体層15(ZnS−SiO)を20nmの厚さ
で成膜する。最後に、第5チャンバにおいて、反射放熱
層16(Al)を140nmの厚さで成膜する。その
後、スパッタ装置から基板を搬出し、紫外線硬化樹脂を
スピンコートした後、紫外光を照射して保護層17を形
成する。
【0047】上記のように製造した光情報記録媒体1に
おいて、記録層14はその組成が、下記5種類(I−1
〜5)となるよう形成した。また、それぞれの場合の結
晶化促進層13と記録層14との全体組成におけるIn
組成率及びBi組成率(ともに原子%)を括弧内に示し
た。 (I−1) Sb:Te:In=66:33:1(各原子%) (Bi5.3原子%、In0.95原子%) (I−2) Sb:Te:In=66:31:3(各原子%) (Bi5.3原子%、In2.9原子%) (I−3) Sb:Te:In=66:29:5(各原子%) (Bi5.3原子%、In4.8原子%) (I−4) Sb:Te:In=65:29:6(各原子%) (Bi5.3原子%、In5.7原子%) (I−5) Sb:Te:In=65:28:7(各原子%) (Bi5.3原子%、In6.7原子%)
【0048】上記5種類の光情報記録媒体1(I−1〜
5)について、保存信頼性を調べた。評価は、0.6m
m単板状態でレーザ光による記録を行い、80℃での保
存信頼性を調べた。詳細には、上記各種の光情報記録媒
体1(I−1〜5)に、ディスク回転速度3.5m/
s、26.7MHzでの記録条件下で、レーザ光(63
5nm、NA0.6)の照射パルス比を記録ジッタが7
%(σ/Tw)となるように調節し、80℃保存でジッ
タが8%となるまでに要する時間を調べた。結果を表1
に示す。なお、表1中において、各元素の組成率(原子
%)は、結晶化促進層13と記録層14との全体組成に
おけるものである。
【表1】
【0049】表1に示すように、In組成率がBi組成
率の半分又は半分以下である場合(I−1及び2)、1
0hr〜20hrでジッタは8%を超え、実用に耐えな
い程度に保存信頼性が低いことがわかる。一方、Bi組
成率とIn組成率とがほぼ同程度の4.8原子%となる
と(I−3)、ジッタ8%に達する時間は100hrで
あり、急激に保存信頼性が向上している。さらに、In
組成率が5.7原子%とBi組成率を上回ると、さらに
保存信頼性は向上し、180hrにまで達している。ま
たさらに、In組成率が6.7原子%と、Bi組成率に
対して1%以上高い場合(I−5)においても、安定し
て高い保存信頼性が得られている。
【0050】以上の結果から、5nm以下の質量膜厚
の、Biを主成分とする結晶化促進層13を用いた場合
(結晶化促進層13と記録層14との全体組成における
Bi組成率が6原子%以下)には、Inを、結晶化促進
層13と記録層14との全体組成でBiと同程度又はそ
れ以上の組成率で用いることにより、高い保存信頼性が
得られることがわかる。またこの場合、Inは、特に、
3原子%以上7原子%以下で用いることが好ましいこと
がわかる。
【0051】(実施例2)射出成形により直径120c
m、厚さ0.6mmのポリカーボネートからなる基板1
1を形成する。形成した基板11を上記スパッタ装置内
に搬入し、まず、第1チャンバにおいて、下部電極層1
2(ZnS−SiO)を190nmの厚さで成膜す
る。次に、第2チャンバにおいて、結晶化促進層13
(Bi)を1nmの厚さで成膜する。次に、第3チャン
バにおいて、記録層14(Sb−Te−In又はSb−
Te−In−Ge)を19nmの厚さで成膜する。次
に、第4チャンバにおいて、上部誘電体層15(ZnS
−SiO)を20nmの厚さで成膜する。最後に、第
5チャンバにおいて、反射放熱層16(Al)を140
nmの厚さで成膜する。その後、スパッタ装置から基板
を搬出し、紫外線硬化樹脂をスピンコートした後、紫外
光を照射して保護層17を形成する。
【0052】上記のように製造した光情報記録媒体1に
おいて、記録層14はその組成が、下記3種類(II−
1〜3)となるよう形成した。また、それぞれの場合の
結晶化促進層13と記録層14との全体組成におけるI
n組成率(原子%)を括弧内に示した。 (II−1) Sb:Te:In=65:29:6(各原子%) (In5.7原子%) (II−2) Sb:Te:In=65:27.6:7.4(各原子%) (In7.0原子%) (II−3) Sb:Te:In:Ge=65:26:6:3(各原子%) (In5.7原子%)
【0053】上記3種類の光情報記録媒体1(II−1
〜3)について、保存信頼性(再生光信頼性)を調べ
た。評価は、0.6mm単板状態でレーザ光による記録
を行い、80℃での保存信頼性を調べた。詳細には、上
記各種の光情報記録媒体1(II−1〜3)に、ディス
ク回転速度3.5m/s、26.7MHzでの記録条件
下で、レーザ光(635nm、NA0.6)の照射パル
ス比を記録ジッタが7%(σ/Tw)となるように調節
し、10000回再生時のジッタが8%以下である読み
込みレーザパワーを調べた。表2にその結果を示す。な
お、表2中において、Inの組成率(原子%)は、結晶
化促進層13と記録層14との全体組成におけるもので
ある。
【表2】
【0054】表2の結果から、Geを3原子%添加した
記録層14(II−3)は、無添加のもの(II−1)
と比べ、再生光安定性が向上していることがわかる。こ
れにより、Geの添加により保存信頼性を高めることが
できることがわかる。しかし、Geは、組成率が高すぎ
ると記録層14の結晶性が劣化するため、Geは、結晶
化促進層13と記録層14との全体組成において10原
子%未満で含まれることが好ましい。
【0055】また、Inが、結晶化促進層13と記録層
14との全体組成において7原子%以上で含まれる場合
(II−2)には、再生光安定性は実用に耐えないほど
低い。従って、Biによる保存信頼性の低下を抑える目
的では、Inは、結晶化促進層13と記録層14との全
体組成において7原子%未満であることが望ましいこと
がわかる。また、実施例1の保存安定性試験の結果か
ら、Biからなる結晶化促進層13を5nm以下で用い
た場合には、結晶化促進層13と記録層14との全体組
成におけるInの組成率は、3原子%以上7原子%未満
であることが好ましいことがわかる。
【0056】(実施例3)射出成形により直径120c
m、厚さ0.6mmのポリカーボネートからなる基板1
1を形成する。形成した基板11を上記スパッタ装置内
に搬入し、まず、第1チャンバにおいて、下部電極層1
2(ZnS−SiO)を190nmの厚さで成膜す
る。次に、第2チャンバにおいて、結晶化促進層13
(Bi)を0.5nmの厚さで成膜する。次に、第3チ
ャンバにおいて、記録層14(Sb−Te−In又はS
b−Te−In−Ge)を19nmの厚さで成膜する。
次に、第4チャンバにおいて、上部誘電体層15(Zn
S−SiO)を20nmの厚さで成膜する。最後に、
第5チャンバにおいて、反射放熱層16(Al)を14
0nmの厚さで成膜する。その後、スパッタ装置から基
板を搬出し、紫外線硬化樹脂をスピンコートした後、紫
外光を照射して保護層17を形成する。
【0057】上記のように製造した光情報記録媒体1に
おいて、記録層14はその組成が、下記3種類(III
−1〜3)となるよう形成した。また、それぞれの場合
の結晶化促進層13と記録層14との全体組成における
Sb組成率(原子%)を括弧内に示した。 (III−1) Sb:Te:In=66:31:3(各原子%) (Sb57.5原子%) (III−2) Sb:Te:In=75:22:3(各原子%) (Sb65.4原子%) (III−3) Sb:Te:In=93:7:3(各原子%) (Sb81.5原子%)
【0058】上記3種類の光情報記録媒体1(III−
1〜3)について、保存信頼性(再生光信頼性)を調べ
た。評価は、0.6mm単板状態でレーザ光による記録
を行い、80℃での保存信頼性を調べた。詳細には、上
記各種の光情報記録媒体1(III−1〜3)に、ディ
スク回転速度3.5m/s、26.7MHzでの記録条
件下で、レーザ光(635nm、NA0.6)の照射パ
ルス比を記録ジッタが7%(σ/Tw)となるように調
節し、10000回再生時のジッタが8%以下である読
み込みレーザパワーを調べた。表3にその結果を示す。
なお、表3中において、Sbの組成率(原子%)は、結
晶化促進層13と記録層14との全体組成におけるもの
である。
【表3】
【0059】表3のIII−1及び2よりわかるよう
に、記録層14におけるSbの組成率の増大に従って、
光情報記録媒体1の保存信頼性は低下することがわか
る。しかし、結晶化促進層13と記録層14との全体組
成におけるSbの組成率が約65原子%以上であれば、
ジッタが8%に達するまでの時間は200hr以上と、
十分に高い保存信頼性が得られることがわかる。
【0060】しかし、Sbの組成率が81.5原子%ま
で達すると(III−3)、ジッタ8%に達する時間は
50hrと、急激に低下し、実用に耐えない程度に保存
信頼性が低下している。このことから、結晶化促進層1
3と記録層14との全体組成におけるSbの組成率は、
保存信頼性の観点から80原子%以下であることが好ま
しい。また一方で、記録層14の高い結晶化特性を得る
ためにはSbの組成率はできるだけ高いことが好まし
く、結晶化促進層13と記録層14との全体組成におけ
るSbの好適な組成率は、35原子%以上80原子%以
下(記録層14中で40原子%以上92原子%以下)で
ある。
【0061】上記実施例1〜3からわかるように、本実
施の形態によれば、Biを含む結晶化促進層13と、S
bとTeとInとからなる記録層14と、を備えた光情
報記録媒体において、結晶化促進層13と記録層14と
の全体組成におけるBiの組成率をInの組成率とほぼ
同程度又はそれ以下としている。これにより、Biによ
る記録層14の保存信頼性の劣化は抑制され、保存信頼
性の高い光情報記録媒体1が提供される。
【0062】例えば、結晶化促進層13が5nm以下質
量膜厚を有し、結晶化促進層13と記録層14との全体
組成でBiの組成率が6原子%程度である場合、全体組
成でのInの組成率は、7原子%程度である。このと
き、記録層14の高い保存安定性が得られる。
【0063】また、本実施の形態の記録層14は、全体
組成において、35原子%〜80原子%のSbを含む。
4.7GB以上の高密度記録媒体に適した材料であるS
bの組成率を上記範囲とすることにより、高密度記録媒
体に適用可能な、保存信頼性の高い記録層14が得られ
る。
【0064】さらにまた、記録層14を構成する合金
は、Geを10原子%以下の組成率で含んでいてもよ
い。これにより、保存信頼性の向上が図れる。ここで、
記録層14は、SbとTeとからなる擬2元共晶であ
り、Ge及びInは不純物として記録層14中に含まれ
る。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、初期化工程が省略可能
な、保存信頼性の高い光情報記録媒体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる光情報記録媒体の
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 光情報記録媒体 11 基板 12 下部誘電体層 13 結晶化促進層 14 記録層 15 上部誘電体層 16 反射放熱層 17 保護層
フロントページの続き (72)発明者 小名木 伸晃 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 針谷 眞人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H111 EA04 EA23 EA40 FA11 FA23 FA24 FB05 FB09 FB12 FB21 5D029 JA01 JB03 JB35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に設けられた結晶化促進層と、前記
    結晶化促進層上に積層された記録層と、を備える相変化
    型の光情報記録媒体において、 前記記録層は、アンチモンと、テルルと、インジウム
    と、を主成分とする合金から構成され、かつ、前記結晶
    化促進層は、ビスマス及びビスマス化合物の少なくとも
    一方を主成分として構成され、 前記記録層と前記結晶化促進層との全体の原子組成にお
    けるビスマスの組成率は、前記記録層と前記結晶化促進
    層との全体の原子組成におけるインジウムの組成率以下
    である、ことを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 【請求項2】前記結晶化促進層の膜厚は、5nm以下の
    質量膜厚を有し、かつ、前記記録層と前記結晶化促進層
    との全体の原子組成における、インジウムの組成率は7
    原子%未満である、ことを特徴とする請求項1に記載の
    光情報記録媒体。
  3. 【請求項3】前記結晶化促進層の膜厚は、5nm以下の
    質量膜厚を有し、かつ、前記記録層と前記結晶化促進層
    との全体の原子組成における、アンチモンの組成は35
    原子%以上80原子%以下である、ことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の光情報記録媒体。
  4. 【請求項4】前記記録層は、前記記録層と前記結晶化促
    進層との全体の原子組成において10原子%未満のゲル
    マニウムを含む、ことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか1項に記載の光情報記録媒体。
  5. 【請求項5】前記記録層は、アンチモンとテルルを主成
    分とする擬2元共晶から構成され、他の元素を不純物と
    して含む、ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の光
    情報記録媒体。
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