JP2002279595A - 移動体運行管理方法、移動体運行管理システム、運行管理仲介装置及びそのコンピュータプログラム - Google Patents

移動体運行管理方法、移動体運行管理システム、運行管理仲介装置及びそのコンピュータプログラム

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JP2002279595A
JP2002279595A JP2001080676A JP2001080676A JP2002279595A JP 2002279595 A JP2002279595 A JP 2002279595A JP 2001080676 A JP2001080676 A JP 2001080676A JP 2001080676 A JP2001080676 A JP 2001080676A JP 2002279595 A JP2002279595 A JP 2002279595A
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JP2001080676A
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English (en)
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Kenichi Ikeda
健一 池田
Hiroshi Omura
博志 大村
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 向かうべき目的地までの最適な運行経路を、
低コスト且つ効率良く移動体に提供する。 【解決手段】 管理装置3は、管理対象である車両が向
かうべき目的地または目的地までの経由地点を含む簡易
設定された経路情報を、情報センター2に送信する。情
報センター2は、受信した経路情報を、外部より取得し
た交通情報及び気象情報の少なくとも何れか一方に基づ
いて、最適化された経路誘導路に補正すると共に、補正
後の経路情報を、管理対象である車両に搭載されたナビ
ゲーション装置1に送信する。ナビゲーション装置1で
は、受信した経路誘導路の情報を利用した当該目的地ま
でのナビゲーションが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両や人等の移動
体の運行を管理する移動体運行管理方法、移動体運行管
理システム、運行管理仲介装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平9−50548
号等には、複数の車両(移動体)の運行状態を、業務用
の無線通信等を利用して、管理者が一括して認識及び管
理することが可能な運行管理システムが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の運行管理シ
ステムによれば、管理者は、管理装置が設置された場所
に居ながらにして、複数の車両を容易に管理することが
できるが、係る従来のシステムでは、各車両に搭載され
た通信装置と、管理装置との間で位置情報等の管理情報
が送受信されるため、その管理装置及び個々の通信装置
に対する設備投資が、管理者にとっては大きな負担とな
る。
【0004】また、管理装置から各車両が向かうべき目
的地への経路を指定可能にする場合、指定する経路は実
情に合った最適な情報であることが望ましいが、天候や
道路規制等の状況は時々刻々と変化するため、そのよう
な不確定要素を考慮して常に最適な経路を指定するに
は、より大きな設備投資が必要となる。
【0005】そこで本発明は、向かうべき目的地までの
最適な運行経路を、低コスト且つ効率良く移動体に提供
する移動体運行管理方法、移動体運行管理システム、運
行管理仲介装置及びそのコンピュータプログラムの提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る移動体運行管理システムは、以下の構
成を特徴とする。
【0007】即ち、移動体の運行を管理すべく、データ
ベースを備える情報センター、前記情報センターと通信
可能であって前記移動体に搭載または携帯された通信端
末、並びに前記情報センターと通信可能な管理装置を含
む移動体運行管理システムであって、前記管理装置は、
対象とする移動体が向かうべき目的地への経路を示す経
路情報を、前記情報センターに送信し、前記前記情報セ
ンターは、前記管理装置から受信した経路情報を、外部
より取得した交通情報及び気象情報の少なくとも何れか
一方に基づいて補正すると共に、前記目的地への補正後
の経路情報を、前記対象とする移動体に搭載された通信
端末に送信することを特徴とする。
【0008】好適な実施形態において、前記情報センタ
ーは、前記目的地への補正後の経路情報と共に、前記管
理装置から受信した補正前の経路情報を、前記対象とす
る移動体に搭載された通信端末に送信すると良い。
【0009】また、例えば前記情報センターは、前記目
的地への補正後の経路情報を、前記対象とする移動体に
搭載された通信端末だけでなく、前記管理装置にも送信
すると良い。
【0010】また、例えば前記情報センターは、前記管
理装置から受信した経路情報が前記管理装置によって指
定された所定の経路を含む場合に、その経路に対する前
記補正は禁止すると良い。
【0011】或いは、同目的を達成する他の移動体運行
管理システムは、移動体の運行を管理すべく、データベ
ースを備える情報センター、前記情報センターと通信可
能であって前記移動体に搭載または携帯された通信端
末、並びに前記情報センターと通信可能な管理装置を含
む移動体運行管理システムであって、前記管理装置は、
対象とする移動体が向かうべき目的地を示す目的地情報
を、前記情報センターに送信し、前記前記情報センター
は、前記管理装置から受信した目的地情報と、外部より
取得した交通情報及び気象情報の少なくとも何れか一方
とに基づいて前記目的地までの経路情報を算出し、算出
した経路情報を、前記対象とする移動体に搭載された通
信端末と、前記管理装置とに送信することを特徴とす
る。
【0012】或いは、同目的を達成する他の移動体運行
管理システムは、移動体の運行を管理すべく、データベ
ースを備える情報センター、前記情報センターと通信可
能であって前記移動体に搭載または携帯された通信端
末、並びに前記情報センターと通信可能な管理装置を含
む移動体運行管理システムであって、前記管理装置は、
対象とする移動体が向かうべき目的地への経路を示す経
路情報を、前記情報センターを介して、その移動体に搭
載または携帯された通信端末に送信し、前記通信端末
は、前記管理装置から受信した経路情報を、外部より取
得した交通情報及び気象情報の少なくとも何れか一方に
基づいて補正すると共に、前記目的地への補正後の経路
情報を、自装置において使用すると共に、前記情報セン
ターを介して、前記管理装置に送信することを特徴とす
る。
【0013】尚、上記の同目的は、上記の各構成の移動
体運行管理システムに対応する移動体運行管理方法、上
記の各構成の移動体運行管理システムに含まれる情報セ
ンターとして動作する運行管理仲介装置、並びにその運
行管理仲介装置の動作を、コンピュータによって実現す
るプログラムコード、及びそのプログラムコードが格納
されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっ
ても達成される。
【0014】
【発明の効果】上記の本発明によれば、向かうべき目的
地までの最適な運行経路を、低コスト且つ効率良く移動
体に提供する移動体運行管理方法、移動体運行管理シス
テム、運行管理仲介装置及びそのコンピュータプログラ
ムの提供が実現する。
【0015】即ち、請求項1、請求項4、請求項7の発
明によれば、例えば一般的なパーソナル・コンピュータ
程度の処理能力しか有しない管理装置であても、目的地
への基本的な経路設定を情報センターに送信すれば、通
信端末では、情報センター(運行管理仲介装置)にて補
正された最適な経路を取得することができ、当該目的地
まで極めて効率良く到達することができる。
【0016】また、請求項2、請求項5、請求項8の発
明によれば、管理装置の処理能力が高くなくても、情報
センター(運行管理仲介装置)に目的地さえ送信すれ
ば、その管理装置及び通信端末では、その目的地までの
最適な経路を取得することができ、その通信端末(移動
体)は当該目的地まで効率良く到達することができ、当
該管理装置は、当該通信端末と同じ情報を共有すること
ができる。
【0017】また、請求項3、請求項6の発明によれ
ば、例えば一般的なパーソナル・コンピュータ程度の処
理能力しか有しない管理装置であっても、目的地への基
本的な経路設定を情報センターに送信すれば、その管理
装置及び通信端末では、情報センター(運行管理仲介装
置)にて補正された最適な経路を取得することができの
で、その通信端末(移動体)は当該目的地まで極めて効
率良く到達することができ、当該管理装置は、当該通信
端末と同じ情報を共有することができる。
【0018】また、請求項9の発明によれば、移動体に
おいて、補正前と補正後の経路情報を取得できるので、
管理装置が送出したオリジナルの情報が情報センター
(運行管理仲介装置)にてどのように補正されたを把握
することができ、利便性が向上する。
【0019】また、請求項10の発明によれば、先に送
出したオリジナルの経路情報が情報センター(運行管理
仲介装置)にてどのように補正されたを管理装置におい
て把握することができ、利便性が向上する。
【0020】また、請求項11の発明によれば、例えば
一般的なパーソナル・コンピュータ程度の処理能力しか
有しない管理装置であり、且つ情報センター(運行管理
仲介装置)の運営者が管理装置及び移動体(通信端末)
の運営者と異なる場合であっても、実情に合った最適な
経路を取得及び利用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る移動体運行管
理システムを、代表的な移動体である車両(自動車)に
適用した実施形態として、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0022】尚、以下の各実施形態では、車両に搭載さ
れた通信機能を有するナビゲーション装置を、移動体に
搭載または携帯された通信端末の一例として説明する
が、この装置構成に限られるものではなく、通信端末
は、測位機能を備える携帯情報端末(PDA)や携帯電
話等の情報処理装置であっても良い(従って、移動体に
は人が含まれる)。
【0023】図1は、本実施形態における車両運行管理
システムの全体構成を示す図である。
【0024】同図において、1は、移動体の一例である
車両に搭載されたナビゲーション装置(通信機能付き車
載ナビゲーション装置)であり、外部装置との通信を行
うための通信インタフェース27を含む。本実施形態に
おいて、通信インタフェース27は、携帯電話やPHS
等の公衆無線電話装置であり、市中の電話基地局4及び
インターネット・サービス・プロバイダ5を介して、イ
ンターネット6に接続可能である。
【0025】2は、本実施形態において運行管理仲介装
置として機能する情報センターである。情報センター2
のハードウエア自体は、インターネット6に接続可能な
一般的なサーバ・コンピュータであり、データベース7
を備える。
【0026】3は、複数の車両の運行管理を行うべき管
理者が使用する管理装置であり、インターネット・サー
ビス・プロバイダ5を介して、インターネット6に接続
可能である。管理装置3のハードウエア自体は、モデム
やターミナル・アダプタを備える一般的なパーソナル・
コンピュータを採用すれば良い。
【0027】図2は、本実施形態における通信機能付き
車載ナビゲーション装置の内部構成を例示するブロック
図である。
【0028】図中、22は、液晶表示器等のディスプレ
イ、23はキースイッチや各種ポインティング・デバイ
ス等からなる入力装置である。24は、ブートプログラ
ム等を記憶しているROMである。25は、各種処理結
果を一時記憶するRAMである。26は、ナビゲーショ
ン用の地図情報や、インターネット6にアクセス可能な
ブラウザ・プログラム及び電子メールを送受信するプロ
グラム等を記憶するハードディスクドライブ(HDD)
等の記憶装置である。27は、市中の電話基地局4及び
インターネット・サービス・プロバイダ5を介してイン
ターネット6に接続した状態で、情報センター2や同様
な装置構成を備える通信機能付き車載ナビゲーション装
置等の外部装置との通信を行う通信インタフェースであ
る。そして28は、外部より受信したGPS(グローバ
ル・ポジショニング・システム)信号に基づいて現在位
置を検出するGPSユニットである。これらの各構成
は、内部バス29を介して接続されており、CPU(中
央演算処理装置)21は記憶装置26に記憶したソフト
ウエアプログラムに従って、当該ナビゲーション装置の
全体の動作制御、インターネット6へのブラウザ機能及
び電子メールの送受信機能等を実行する。
【0029】係るソフトウエアプログラムは、CPU2
1において、ROM24に予め焼き込まれたものを読み
出してから実行しても、DVD−ROM等の携帯可能な
記憶媒体から読み出す、或いは通信回線30を介して外
部より取得したものを記憶装置26に適宜格納してお
き、読み出してから実行しても良い。
【0030】次に、上述したシステム構成において実現
される車両運行管理システムの機能概要について説明す
る。
【0031】図3は、本実施形態における車両運行管理
システムの機能概要を示すブロック図であり、管理装置
3によるナビゲーション装置1(車両)の運行管理が、
情報センター2を介して行われる様子を示す。
【0032】本システムの利用に先立って、情報センタ
ー2を利用した運行管理を希望する管理装置3のユーザ
(管理者)は、情報センター2の所定のWebページ等
において、初期設定事項として、自装置の識別情報(I
D)の発行を情報センター2から受けると共に、管理対
象となる複数の車両について、それら車両に搭載された
ナビゲーション装置1を特定する所定の識別情報(I
D)として、ナビゲーション装置1(通信インタフェー
ス27)のメールアドレス、電話番号、並びに車両の管
理番号を入力する必要がある。これにより、情報センタ
ー2のデータベース7には、各ナビゲーション装置1の
識別情報と、管理装置3の識別情報とが関連付けされた
状態で記憶され、情報センター2には、管理装置3のた
めに、所定の処理領域(所定のWebページ、メモリ領
域、チャットルーム等)が割り当てられる。そして、係
る初期設定が完了すると、管理装置3とその管理下にあ
る複数の車両(ナビゲーション1)とは、本システムに
よるサービスを利用可能な装置として登録された状態と
なる。管理装置3によって初期設定として登録された情
報は、セキュリティを維持すべく、その管理装置からの
み変更することができる。
【0033】情報センター2は、ナビゲーション装置1
のユーザによるそのナビゲーション装置の所定操作によ
り、情報センター2の所定のWebページへのアクセス
が行われ、そのナビゲーション装置1から識別情報を受
信すると、データベース7に先に記憶した関連付け情報
を参照することにより、当該ナビゲーション装置1を管
理すべき管理装置3を特定し、そのアクセス中のナビゲ
ーション装置1に対する本システムへのログインを許容
する。
【0034】情報センター2は、管理装置3のユーザ
(管理者)によるその管理装置に対する所定操作によ
り、情報センター2の所定のWebページへのアクセス
が行われ、その管理装置(ユーザ)の所定の識別情報
(ID)の入力が確認されると、そのアクセス中の管理
装置3に対する本システムへのログインを許容する(図
6参照)。
【0035】ナビゲーション装置1では、所定の時間間
隔または距離間隔で行われる現在位置のポーリング機能
が実行されると、通信インタフェース27による自動的
な接続機能によって本システムへのログインが許容され
た状態(図6参照)において、時刻、GPSユニット2
8によって検出された現在位置(座標情報)、車両状
態、並びに車速(走行距離)等の情報を、情報センター
2への電子メールに添付した添付ファイルの形態で送信
する(図4参照)。
【0036】情報センター2では、ナビゲーション装置
1から受信した電子メールの添付ファイルとして情報を
受信すると、対応する管理装置3が情報センター2にア
クセス中のときには、その受信情報を、対応する管理装
置3に送信し、アクセス中でないときには、当該受信情
報を、対応する管理装置3に割り当てた所定の領域に格
納する。
【0037】管理装置3が情報センター2にアクセスし
ていない間に格納された受信情報は、その後、管理装置
3からのアクセスが行われた際に、その管理装置3に一
括して送信される。従って、管理装置3を再起動した際
に情報センター2にアクセスすれば、各車両の運行状況
を適宜把握することができるので、管理装置3を常時通
信可能に維持する必要が無く、システムの運営コストを
低減することができる。
【0038】管理装置3は、各ナビゲーション装置1か
ら受信した情報に基づいて、各車両位置及びその状態を
ディスプレイに表示する。
【0039】図5(a)及び図5(b)は、このとき表
示される画面を例示しており、係る表示画面には、車両
から送信された位置座標に基づいて情報センター2にて
作成された地図画面上のアイコン表示や、車両を運転し
ているドライバ名、車両番号、並びに各車両の状態(走
行、停止、賃走、作業中、回送、休憩等)が色分けやシ
ンボルの形状等によって表示される。また、管理装置3
では、経理業務処理用のソフトウエアと連携しておくこ
とにより、受信した情報を利用して、各車両のスケジュ
ール管理、走行距離と燃費計算、売上げ管理等を行うこ
とができる図5(c)。
【0040】また、情報センター2は、車両運行管理の
一環として、管理装置3から受信した目的地等の情報に
基づいてその目的地への最適化または補正された経路誘
導路の情報を算出し、算出した情報をナビゲーション装
置1に提供することができる(この機能については、図
9及び図10を参照して後述する)。尚、図3では、ナ
ビゲーション装置1にて行われる処理フローの中に、図
示の都合上、「VICS交通情報」を示すブロック(同
図右下)が存在するが、本実施形態では存在しないもの
とし、図11及び図12を参照して後述する変形例にお
いて使用するものとする。
【0041】本実施形態において、情報センター2は、
上述したように、管理装置3のために、所定の処理領域
を割り当てる。しかしながら、管理装置3の管理下にあ
る車両(ナビゲーション装置1)が多数であって、それ
ら車両が一度に情報センター2にアクセスした場合、情
報センター2では、当該管理装置のために割り当ててあ
る所定の処理領域では全ての車両に対して所定の処理を
実行することができなくなることが予想される。
【0042】そこで、本実施形態では、図7に示すよう
に、情報センター2において、車両側のナビゲーション
装置1から送信されたデータを情報センターが受信した
ときに(ステップS1,ステップS2)、所定台数以上
のナビゲーション装置がアクセス中である場合には、受
信したデータを、対応する管理装置3にそのまま送信
し、当該所定台数より少ない場合には本来行うべき処理
を行う(ステップS3〜ステップS5)。これにより、
情報センター2がオーバフローを起こすことを防止する
ことができ、現実的な対応を実現することができる。
【0043】また、ある車両に搭載されたナビゲーショ
ン装置1から、他の車両に搭載されたナビゲーション装
置1に対しての通信には、管理装置3が関与しなくてよ
い場合もある。
【0044】そこで、本実施形態では、図8に示すよう
に、情報センター2において、複数の車両のうち第1の
車両のナビゲーション装置1から送信されたデータを情
報センターが受信したときに(ステップS11,ステッ
プS12)、そのデータに相手先の第2の車両に搭載さ
れているナビゲーション装置1の識別情報が含まれ、且
つ対応する第2の車両の識別情報がデータベース7の同
一グループ内に登録されている場合には、受信したデー
タに基づく本来の処理を行った後、処理済みのデータを
第2の車両のナビゲーション装置1に送信し、登録され
ていない、或いは第2の車両の識別情報を含まない場合
には、受信したデータに基づく本来の処理を行う(ステ
ップS13〜ステップS16)。これにより、例えば車
両から他の車両に対して情報を送る必要が有る場合等
に、管理装置3が停止或いはアクセスしていない場合で
あっても、自らの制御処理によって異なる通信ルートに
よる直接通信等を行うことができるので、システム全体
の利便性を向上することができる。
【0045】<目的地への最適経路誘導路の提供>ここ
で、情報センター2による目的地への最適経路誘導路の
算出・提供処理について説明する。
【0046】図9は、本実施形態における最適経路誘導
路の算出・提供処理を説明する概念図である。また、図
10は、本実施形態において最適経路誘導路が算出及び
提供されるまでの、ナビゲーション装置1、情報センタ
ー2、並びに管理装置3の状態遷移を示すフローチャー
トである。
【0047】本実施形態において、管理装置3では、自
装置の管理下にある特定の車両に対して、これから向か
うべき目的地または目的地に対して簡易設定された経路
(例えば、地点A,地点B,地点Cを経由して目的地D
に向かう旨の指示)を設定することができ、設定された
目的地等を示す座標情報は、情報センター2への電子メ
ール等の添付ファイルによって送信することができる
(ステップS21,ステップS22)。
【0048】尚、管理装置3から送出する目的地や簡易
設定された経路の情報は、座標情報ではなく目的地や経
由地の地名等のキャラクタ情報であって、情報センター
2において、受信したキャラクタ情報に対応する座標情
報を自動的に検索するように構成しても良い。
【0049】情報センター2では、管理装置3から目的
地または目的地に対して簡易設定された経路(簡易経
路)に関する座標情報を受信すると、データベース7を
参照することにより、その受信情報が対象としている車
両(ナビゲーション装置1)を特定する(ステップS2
3)。
【0050】情報センター2は、受信した目的地または
目的地に対する簡易経路に関する座標情報を、ステップ
S23にて特定した車両(ナビゲーション装置1)に送
信するので、その車両では、受信した座標情報と、記憶
装置26に格納している地図情報とを利用して、目的地
等の地点にマーキングが付された地図画像を、ディスプ
レイ22に表示する(ステップS24)。
【0051】また、ステップS24において、情報セン
ター2は、受信した目的地または目的地に対する簡易経
路に関する座標情報に基づいて、その目的地等の地点に
マーキングが付された地図画像を作成し、作成した地図
画像を、当該管理装置3に送信すると良い。これによ
り、管理装置3のユーザは、自装置内に地図情報を備え
ていなくても、先に送信した目的地等の地点を、図5
(a)に示す如くディスプレイ上で確認することができ
る。
【0052】情報センター2では、VICS交通情報や
各地の気象情報等を外部から略リアルタイムで取得する
ことができ、上記の如く管理装置3から目的地やその目
的地までの簡易経路に関する座標情報を受信すると、外
部から取得したVICS交通情報や各地の気象情報等を
考慮して、その目的地までの最適(効率的)な移動を実
現可能な経路誘導路(管理装置3において設定された目
的地や経由地点を含む)の情報を算出し(ステップS2
5)、算出した経路誘導路の情報(複数地点の座標位置
情報を含む)を、当該特定の車両に対して、電子メール
の添付ファイルの形態で送信する(ステップS26)。
【0053】尚、ステップS25では、管理装置3のユ
ーザによって所定の経路の変更を禁止する旨の指示を、
管理装置3から受信した場合、その経路に対する補正
(最適化)は禁止する。これにより、管理装置3が一般
的なパーソナル・コンピュータ程度の処理能力しか有し
ておらず、且つ情報センター2の運営者が管理装置3及
び各車両の運営者と異なる場合であっても、実情に合っ
た最適な経路を取得及び利用することができる。
【0054】ナビゲーション装置1では、経路誘導路の
情報を情報センター2から受信すると、その受信情報に
基づく経路誘導が行われる(ステップS27,ステップ
S28)。ナビゲーション装置1における目的地への経
路誘導機能自体は一般的なものを採用すれば良いが、経
路誘導時にディスプレイ22に示される地図画面には、
ステップS24にて表示した目的地等の地点を表わすマ
ーキングを、ユーザの選択操作に応じて併せて表示する
ことにより、車両のドライバ(ナビゲーション装置1の
ユーザ)は、管理装置3が先に指示した目的地や簡易経
路が、ステップS25における情報の加工(経路の最適
化)によってどのように調整・変更されたかを、地図画
像上で判断することができる。
【0055】また、情報センター2は、算出した経路誘
導路の情報に基づいて、その経路誘導路がマーキングさ
れた地図画像を、当該管理装置3に送信する(ステップ
S29)。これにより、管理装置3のユーザは、自装置
内に地図情報を備えていなくても、先に送信した目的地
等の地点を効率良く巡回して当該目的地まで到達するた
めの最適な経路誘導路を、ディスプレイ上で確認するこ
とができ(ステップS30,ステップS31)、ナビゲ
ーション装置1と同じ情報を共有することができる。
【0056】尚、上記の場合において、経路誘導路の送
信に際して対象となる車両が情報センター2にアクセス
中でない場合、情報センター2は、その送信すべき経路
誘導路の情報を、対応する管理装置3に割り当てた所定
の領域に格納する。ナビゲーション装置1が情報センタ
ー2にアクセスしていない間に格納された受信情報は、
その後、ナビゲーション装置1からのアクセスが行われ
た際に、そのナビゲーション装置1に一括して送信され
る。
【0057】このように、上述した実施形態では、管理
装置3の処理能力があまり高くなく地図情報や最適な経
路誘導路の算出機能を備えていない場合であっても、そ
の機能は情報センター2にて行われるので、管理装置3
自体は簡便な機能で済ませることができ、車両運行管理
のための設備投資を抑えると共に、利便性の高い運行管
理を実現することができる。
【0058】<実施形態の変形例>次に、上述した実施
形態に係る車両運行管理システムを基本とする変形例を
説明する。以下の説明においては、第1の実施形態と同
様な構成については重複する説明を省略し、本変形例に
おける特徴的な部分を中心に説明する。
【0059】図11は、本実施形態の変形例における最
適経路誘導路の算出・提供処理を説明する概念図であ
る。また、図12は、本実施形態の変形例において最適
経路誘導路が算出及び提供されるまでの、ナビゲーショ
ン装置1、情報センター2、並びに管理装置3の状態遷
移を示すフローチャートである。
【0060】本変形例において、ナビゲーション装置1
は、VICS交通情報や各地の気象情報等を外部から取
得することができる。このため、経路の最適化は、図9
及び図10の如く情報センター2において行うのではな
く、ナビゲーション装置1にて行われる。
【0061】即ち、図12において、管理装置3から受
信した目的地または目的地までの簡易経路に関する座標
情報は、データベース7を参照して特定した車両(ナビ
ゲーション装置1)にそのまま送信される(ステップS
41〜ステップS44)。
【0062】ナビゲーション装置1では、上記の如く情
報センター2を介して、管理装置3から目的地やその目
的地までの簡易経路に関する座標情報を受信すると、そ
の目的地までの経路誘導路(管理装置3において設定さ
れた目的地や経由地点を含む)の情報を算出し、記憶装
置26に記憶している地図情報を利用して、当該目的地
までの経路誘導路(最適化前の経路誘導路)がマーキン
グされた地図画面が、ディスプレイ22に表示される
(ステップS45)。
【0063】また、本変形例においてナビゲーション装
置1では、VICS交通情報や各地の気象情報等を外部
から略リアルタイムで取得することができ、ステップS
44と同様に管理装置3から目的地やその目的地までの
簡易経路に関する座標情報を受信すると、外部から取得
したVICS交通情報や各地の気象情報等を考慮して、
その目的地までの最適(効率的)な移動を実現可能な経
路誘導路(管理装置3において設定された目的地や経由
地点を含む)の情報を算出する(ステップS46)。
【0064】ナビゲーション装置1では、ステップS4
6にて算出された経路誘導路の情報に基づく経路誘導が
行われる(ステップS47)。ナビゲーション装置1に
おける目的地への経路誘導機能自体は一般的なものを採
用すれば良いが、経路誘導時にディスプレイ22に示さ
れる地図画面には、ステップS45にて表示した最適化
前の経路誘導路と、ステップS46にて算出された最適
化された経路誘導路とを、ユーザの選択操作に応じて併
せて表示することにより、車両のドライバ(ナビゲーシ
ョン装置1のユーザ)は、管理装置3が先に指示した目
的地や簡易経路が、ステップS46における情報の加工
(経路の最適化)によってどのように調整・変更された
かを、地図画像上で判断することができる。
【0065】また、ナビゲーション装置1は、ステップ
S46にて算出した経路誘導路の情報を、情報センター
2に対して、電子メールの添付ファイルの形態で送信す
る(ステップS48)。情報センター2では、ステップ
S48にて情報を送信したナビゲーション装置1を管理
すべき管理装置3を、データベース7を参照して特定す
る(ステップS49)と共に、受信した経路誘導路を含
む地図画面の情報を作成し、作成した情報を、電子メー
ルの添付ファイルの形態で当該管理装置3に送信する。
【0066】当該管理装置3では、地図画面の情報を情
報センター2から受信すると(ステップS50)、最適
化された経路誘導路がマーキングされた当該地図画面
が、ディスプレイ上に表示される(ステップS51)。
これにより、管理装置3のユーザは、ナビゲーション装
置1と同じ情報を共有することができる。
【0067】このように、上述した実施形態及びその変
形例によれば、管理装置3のユーザである管理者は、専
用の装置を導入することなく、例えばインターネット等
の一般的な通信環境にアクセス可能なパーソナルコンピ
ュータ等を管理装置として流用することにより、それぞ
れナビゲーション装置1を搭載した複数の車両の運行
を、低コストで効率良く管理することができる。
【0068】尚、上述した実施形態及びその変形例で
は、経路誘導路の情報等を電子メールの添付ファイルの
形態で送受信したが、この方法に限られるものではな
く、必要な項目の情報を送受信できるのであれば何れの
伝送形態であっても良い。
【0069】また、上述した実施形態及びその変形例で
は、各車両のナビゲーション装置1に自車両の現在位置
や車両状態等を情報センター2に送信するポーリング機
能を予め備える構成を前提に説明したが、このシステム
構成に限られるものではなく、各車両のナビゲーション
装置1の始動時等に本システムの所定のWebページに
アクセス(ログイン)した際、係るポーリング機能のソ
フトウエアを情報センター2からアクセス中のナビゲー
ション装置1に提供するように構成しても良い。より具
体的には、例えばナビゲーション装置1がJavaの仮
想マシンとして動作する環境を備える場合には、情報セ
ンター2に専用のWebページが確保され、各車両のナ
ビゲーション装置1の始動時等に当該Webページにア
クセス(ログイン)した際、係るポーリング機能を表わ
すJavaプログラムを、情報センター2からアクセス
中のナビゲーション装置1にダウンロードする構成が想
定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における車両運行管理システムの全
体構成を示す図である。
【図2】本実施形態における通信機能付き車載ナビゲー
ション装置の内部構成を例示するブロック図である。
【図3】本実施形態における車両運行管理システムの機
能概要を示すブロック図である。
【図4】本実施形態において情報センター2を介してナ
ビゲーション装置1と管理装置3との間で送受信される
情報項目を説明する図である。
【図5】本実施形態において管理装置3にて行われる画
面表示、情報管理等の関係を説明する図である。
【図6】本実施形態における車両運行管理システムへの
ナビゲーション装置1及び管理装置3のログイン時の状
態遷移を示す図である。
【図7】本実施形態における車両運行管理システムにお
いてオーバフロー防止のために行われる処理の状態遷移
を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態における車両運行管理システムにお
いて管理装置3を含むことなく行われる処理の状態遷移
を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態における最適経路誘導路の算出・提
供処理を説明する概念図である。
【図10】本実施形態において最適経路誘導路が算出及
び提供されるまでの、ナビゲーション装置1、情報セン
ター2、並びに管理装置3の状態遷移を示すフローチャ
ートである。
【図11】本実施形態の変形例における最適経路誘導路
の算出・提供処理を説明する概念図である。
【図12】本実施形態の変形例において最適経路誘導路
が算出及び提供されるまでの、ナビゲーション装置1、
情報センター2、並びに管理装置3の状態遷移を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1:ナビゲーション装置, 2:情報センター, 3:管理装置, 4:電話基地局, 5:インターネット・サービス・プロバイダ, 6:インターネット, 7:データベース, 21:CPU, 22:ディスプレイ, 23:入力装置, 24:ROM, 25:RAM, 26:記憶装置, 27:通信インタフェース, 28:GPSユニット, 29:内部バス, 30:通信回線,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB21 HB22 HB23 HB24 HB25 HC22 HD16 2F029 AA02 AA07 AB07 AC02 AC13 AC19 5H180 AA01 AA21 BB02 BB04 BB05 BB13 CC12 FF04 FF05 FF12 FF13 FF27 FF33 5K067 AA21 BB36 EE02 EE10 EE16 FF03 FF23 GG01 GG11 HH05 HH21 HH22 JJ52 JJ56

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースを備える情報センター、前
    記情報センターと通信可能であって移動体に搭載または
    携帯された通信端末、並びに前記情報センターと通信可
    能な管理装置を含む通信システムを用いて、前記管理装
    置による前記移動体の運行管理を行う移動体運行管理方
    法であって、 対象とする移動体が向かうべき目的地への経路を示す経
    路情報を、前記管理装置から前記情報センターに送信す
    る第1の送信工程と、 前記管理装置から受信した経路情報を、外部より取得し
    た交通情報及び気象情報の少なくとも何れか一方に基づ
    いて、前記前記情報センターにおいて補正すると共に、
    前記目的地への補正後の経路情報を、前記対象とする移
    動体に搭載された通信端末に送信する第2の送信工程
    と、を有することを特徴とする移動体運行管理方法。
  2. 【請求項2】 データベースを備える情報センター、前
    記情報センターと通信可能であって移動体に搭載または
    携帯された通信端末、並びに前記情報センターと通信可
    能な管理装置を含む通信システムを用いて、前記管理装
    置による前記移動体の運行管理を行う移動体運行管理方
    法であって、 対象とする移動体が向かうべき目的地を示す目的地情報
    を、前記管理装置から前記情報センターに送信する第1
    の送信工程と、 前記管理装置から受信した目的地情報と、外部より取得
    した交通情報及び気象情報の少なくとも何れか一方とに
    基づいて、前記前記情報センターにおいて前記目的地ま
    での経路情報を算出し、算出した経路情報を、前記対象
    とする移動体に搭載された通信端末と、前記管理装置と
    に送信する第2の送信工程と、を有することを特徴とす
    る移動体運行管理方法。
  3. 【請求項3】 データベースを備える情報センター、前
    記情報センターと通信可能であって移動体に搭載または
    携帯された通信端末、並びに前記情報センターと通信可
    能な管理装置を含む通信システムを用いて、前記管理装
    置による前記移動体の運行管理を行う移動体運行管理方
    法であって、 対象とする移動体が向かうべき目的地への経路を示す経
    路情報を、前記情報センターを介して、前記管理装置か
    ら該移動体に搭載または携帯された通信端末に送信第1
    の送信工程と、 前記管理装置から受信した経路情報を、前記通信端末に
    おいて、外部より取得した交通情報及び気象情報の少な
    くとも何れか一方に基づいて補正すると共に、前記目的
    地への補正後の経路情報を、自装置において使用すると
    共に、前記情報センターを介して、前記管理装置に送信
    する第2の送信工程と、を有することを特徴とする移動
    体運行管理方法。
  4. 【請求項4】 移動体の運行を管理すべく、データベー
    スを備える情報センター、前記情報センターと通信可能
    であって前記移動体に搭載または携帯された通信端末、
    並びに前記情報センターと通信可能な管理装置を含む移
    動体運行管理システムであって、 前記管理装置は、対象とする移動体が向かうべき目的地
    への経路を示す経路情報を、前記情報センターに送信
    し、 前記前記情報センターは、前記管理装置から受信した経
    路情報を、外部より取得した交通情報及び気象情報の少
    なくとも何れか一方に基づいて補正すると共に、前記目
    的地への補正後の経路情報を、前記対象とする移動体に
    搭載された通信端末に送信することを特徴とする移動体
    運行管理システム。
  5. 【請求項5】 移動体の運行を管理すべく、データベー
    スを備える情報センター、前記情報センターと通信可能
    であって前記移動体に搭載または携帯された通信端末、
    並びに前記情報センターと通信可能な管理装置を含む移
    動体運行管理システムであって、 前記管理装置は、対象とする移動体が向かうべき目的地
    を示す目的地情報を、前記情報センターに送信し、 前記前記情報センターは、前記管理装置から受信した目
    的地情報と、外部より取得した交通情報及び気象情報の
    少なくとも何れか一方とに基づいて前記目的地までの経
    路情報を算出し、算出した経路情報を、前記対象とする
    移動体に搭載された通信端末と、前記管理装置とに送信
    することを特徴とする移動体運行管理システム。
  6. 【請求項6】 移動体の運行を管理すべく、データベー
    スを備える情報センター、前記情報センターと通信可能
    であって前記移動体に搭載または携帯された通信端末、
    並びに前記情報センターと通信可能な管理装置を含む移
    動体運行管理システムであって、 前記管理装置は、対象とする移動体が向かうべき目的地
    への経路を示す経路情報を、前記情報センターを介し
    て、その移動体に搭載または携帯された通信端末に送信
    し、 前記通信端末は、前記管理装置から受信した経路情報
    を、外部より取得した交通情報及び気象情報の少なくと
    も何れか一方に基づいて補正すると共に、前記目的地へ
    の補正後の経路情報を、自装置において使用すると共
    に、前記情報センターを介して、前記管理装置に送信す
    ることを特徴とする移動体運行管理システム。
  7. 【請求項7】 移動体に搭載または携帯された通信端末
    と、その移動体の運行を管理する管理装置との間で行わ
    れる所定の管理処理を、通信回線を介して仲介する運行
    管理仲介装置であって、 対象とする移動体が向かうべき目的地への経路を示す経
    路情報を、前記管理装置から受信する受信手段と、 前記管理装置から受信した経路情報を、外部より取得し
    た交通情報及び気象情報の少なくとも何れか一方に基づ
    いて補正すると共に、前記目的地への補正後の経路情報
    を、前記対象とする移動体に搭載された通信端末に送信
    する送信手段と、を備えることを特徴とする運行管理仲
    介装置。
  8. 【請求項8】 移動体に搭載または携帯された通信端末
    と、その移動体の運行を管理する管理装置との間で行わ
    れる所定の管理処理を、通信回線を介して仲介する運行
    管理仲介装置であって、 対象とする移動体が向かうべき目的地を示す目的地情報
    を、前記管理装置から受信する受信手段と、前記管理装
    置から受信した目的地情報と、外部より取得した交通情
    報及び気象情報の少なくとも何れか一方とに基づいて前
    記目的地までの経路情報を算出し、算出した経路情報
    を、前記対象とする移動体に搭載された通信端末と、前
    記管理装置とに送信する送信手段と、を備えることを特
    徴とする運行管理仲介装置。
  9. 【請求項9】 前記送信手段は、前記目的地への補正後
    の経路情報と共に、前記管理装置から受信した補正前の
    経路情報を、前記対象とする移動体に搭載された通信端
    末に送信することを特徴とする請求項7記載の運行管理
    仲介装置。
  10. 【請求項10】 前記送信手段は、前記目的地への補正
    後の経路情報を、前記対象とする移動体に搭載された通
    信端末だけでなく、前記管理装置にも送信することを特
    徴とする請求項7記載の運行管理仲介装置。
  11. 【請求項11】 前記送信手段は、前記管理装置から受
    信した経路情報が前記管理装置によって指定された所定
    の経路を含む場合に、その経路に対する前記補正は禁止
    することを特徴とする請求項7記載の運行管理仲介装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至請求項11の何れかに記
    載の運行管理仲介装置として、コンピュータを動作させ
    ることを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2001080676A 2001-03-21 2001-03-21 移動体運行管理方法、移動体運行管理システム、運行管理仲介装置及びそのコンピュータプログラム Withdrawn JP2002279595A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116320A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび携帯端末装置
JP2010146460A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Shimizu Corp 場内車両管制システム
JP2016004498A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 矢崎エナジーシステム株式会社 運行管理システム、車載器及び運行管理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010146460A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Shimizu Corp 場内車両管制システム
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