JP2002279250A - 電子商取引システムおよび方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

電子商取引システムおよび方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装置、プログラムおよび記録媒体

Info

Publication number
JP2002279250A
JP2002279250A JP2001080631A JP2001080631A JP2002279250A JP 2002279250 A JP2002279250 A JP 2002279250A JP 2001080631 A JP2001080631 A JP 2001080631A JP 2001080631 A JP2001080631 A JP 2001080631A JP 2002279250 A JP2002279250 A JP 2002279250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
program
information
site
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001080631A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Iwasa
一彦 岩沙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumisho Computer Systems Corp
Original Assignee
Sumisho Computer Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumisho Computer Systems Corp filed Critical Sumisho Computer Systems Corp
Priority to JP2001080631A priority Critical patent/JP2002279250A/ja
Publication of JP2002279250A publication Critical patent/JP2002279250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仲介業者を含めた適用可能範囲の広い電子商
取引システムを、システム構築やデータ登録の重複の無
駄を省いて容易に提供できるようにする。 【解決手段】 仲介業者の電子商取引サイト22-2,2
-3をメーカサイト21からダウンロードして提供し、
そこでのオーダーを全てメーカサイト21に取り込める
ような仕組みにすることにより、仲介業者にもメーカに
もメリットがある、一般の商流に根付いた電子商取引シ
ステムを実現できるようにするとともに、多大な労力と
コストを要するシステム構築作業を仲介業者が独自に一
から行わなくても済むようにする。また、各サイトで共
通に販売する商品に関する情報についても、メーカサイ
ト21で登録して仲介業者サイト22-2,22-3に転送
することにより、煩雑なデータ登録作業をメーカと仲介
業者とで重複して行う無駄も省略できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子商取引システム
および方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装
置、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、商流の中
の仲介業者が関連する電子商取引を行うためのシステム
並びに当該システムを構築するための方式などに用いて
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上でBtoC(Bu
siness to Consumer)あるいはBtoB(Business to
Business)をターゲットとした電子商取引が盛んに行わ
れている。従来の電子商取引サイトは、顧客→店舗間販
売サイト、顧客→店舗→仕入先サイトの2つの方式を実
現したモデルのシステムが殆どであった。前者は一般的
なECサイトであり、後者はモール、SCM(Supply C
hain Management)サイト、マーケットプレイスなどが
例として挙げられる。
【0003】これら電子商取引の多くは、メーカ等が商
社、卸、問屋、小売といった仲介業者を中抜きして消費
者に商品を直接販売することにより、仲介業者に対する
マージンコストを削減することを狙ったものである。す
なわち、電子商取引は、ダイレクト販売によってメーカ
側に利益率向上や顧客の囲い込みというメリットを持た
すと同時に、消費者側に購買価格の低減化というメリッ
トをもたらすことによって、これまで大きく発展してき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな仲介業者を中抜きにしたダイレクト販売の電子商取
引サイトは、誰もが簡単に立ち上げることができるもの
ではない。例えば、メーカ等が商社を通じて商品を販売
する商慣行がとられてきた業界において、信用力がある
大企業では商社の与信機能が不要なことから、商社を中
抜きにした電子商取引サイトを立ち上げることは可能で
ある。ところが、信用力のない中小企業等にとって商社
の与信機能は不可欠であり、これを中抜きにした電子商
取引サイトを立ち上げることは実質的に不可能であるこ
とが多い。
【0005】また、販売する商品や業種によっては、仲
介業者を中抜きにしたビジネスを展開できないことも多
い。現在の電子商取引で多く扱われている商品は、書
籍、衣類、チケット、電気機器、パーソナルコンピュー
タおよびその周辺機器、音楽データなど比較的低価格の
商品に限られている。これに対し、宝石や自動車などと
いった高価な商品については、ネット上で得られる情報
だけでなく、現物を実際に確かめてから購入したいとい
う消費者の要求が強い。その場合、卸、問屋、小売とい
った仲介業者は不可欠なものとなる。よって、この場合
もメーカ等が仲介業者を中抜きにした電子商取引サイト
を立ち上げることは不可能である。
【0006】さらに、電子商取引に適した商品や業種で
あっても、従来の一般商流の力関係などから、仲介業者
を中抜きにした電子商取引サイトを立ち上げることが困
難な場合もある。例えば、メーカに比べて仲介業者の方
が力が強い業界において、メーカがダイレクト販売の電
子商取引サイトを立ち上げようとすると、仲介業者の反
発に合い、ネット外でのビジネスが立ち行かなくなって
しまうことも考えられる。そのため、このような反発に
合っても強行的にダイレクト販売の電子商取引サイトを
立ち上げることができるのは、有名なブランドを持つ一
握りの大企業などに限られていた。
【0007】以上のように、電子商取引サイトを立ち上
げようとするとき、リアル商取引の商流がネックとなっ
て、簡単にサイトを立ち上げることができないという問
題があった。例えば、メーカが顧客の囲い込みを目的と
してネット上でのダイレクト販売を行いたい場合でも、
そうすると仲介業者のビジネスを壊したり、仲介業者か
ら反発に合ったりすることになり、電子商取引サイトの
構築にブレーキがかかってしまっていた。
【0008】また、あるメーカがそれまでの商流を無視
してダイレクト販売の電子商取引サイトを立ち上げる
と、仲介業者も危機感から独自の電子商取引サイトを立
ち上げようとする傾向がある。この場合、どの電子商取
引サイトでも同じ商品を販売するにもかかわらず、メー
カおよび仲介業者の各社がそれぞれ独立してサイト(シ
ステム)を構築することとなる。よって、多大な労力と
コストを要するシステム構築作業が各社で重複して行わ
れるという無駄が生じていた。
【0009】また、このように各社が独立して電子商取
引サイトを立ち上げた場合、サイト上に登録する商品デ
ータなどが全く同じものであるにも関わらず、その共通
の商品データなどをそれぞれのサイト(システム)で独
自に作成して登録する必要がある。よって、煩雑なデー
タ登録作業が各社で重複して行われるという無駄が生じ
ているという問題もあった。
【0010】また、仮に仲介業者がメーカに対抗して電
子商取引サイトを立ち上げても、顧客は、価格的に安い
メーカダイレクト販売の電子商取引サイトに集まり、仲
介業者の電子商取引サイトが利用されないという問題も
ある。逆に、メーカがダイレクト販売の電子商取引サイ
トを立ち上げる場合に、仲介業者のビジネスを考慮して
ネット上での販売価格を仲介業者の販売価格と同程度か
それよりも高く設定することが多い。しかしこれでは、
ダイレクト販売によるメリットが消費者にもたらされ
ず、電子商取引の発展を阻害する恐れがあるという問題
もあった。
【0011】以上のように、従来の電子商取引は、仲介
業者を中抜きにした適用可能範囲の非常に狭いものとな
っていた。また、メーカ、仲介業者、消費者の一部の者
にのみメリットのある仕組みになっており、特に仲介業
者にとってメリットのあるものとはなっていなかった。
時として、電子商取引サイトを立ち上げたメーカです
ら、それまでの商流を気にして運営するために真のメリ
ットを得られなかったり、消費者も低価格化などの恩恵
を十分に得ることができないこともあった。
【0012】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、一般的な商流に根付いた仲介業
者を含めた適用可能範囲の広い電子商取引システムを提
供することを第1の目的とする。また、本発明は、メー
カ、仲介業者、消費者のすべての者にとって真にメリッ
トのある電子商取引を実現できるようにすることを第2
の目的とする。また、本発明は、システム構築やデータ
登録の重複の無駄を省き、電子商取引サイトを容易に構
築および運営できるようにすることを第3の目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電子商取引シス
テムは、ネットワークに接続されたコンピュータにより
稼動されるマスターサイトおよびスレブサイトを通じて
電子商取引を行う電子商取引システムであって、上記コ
ンピュータは、上記スレブサイトを通じてユーザ端末か
ら入力されたオーダー情報を、上記ネットワークを介し
て受信するオーダー受信手段と、上記オーダー受信手段
で受信した上記オーダー情報を上記マスターサイトに転
送するオーダー転送手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の他の態様では、上記スレブサイト
は上記コンピュータ上で複数稼動可能であり、上記複数
のスレブサイトを、大元のスレブプログラムおよび画面
データのコピーに基づいて稼動するようにしたことを特
徴とする。本発明のその他の態様では、上記コピーされ
たスレブプログラムおよび画面データを任意にカスタマ
イズするためのカスタマイズ手段を備えたことを特徴と
する。
【0015】本発明のその他の態様では、上記スレブサ
イトにおいて販売する商品に関する情報をデータベース
に登録するデータ登録手段を備え、上記複数のスレブサ
イトで販売する商品に関する情報は、上記データ登録手
段により登録された大元のデータベースのコピーに基づ
いて生成されることを特徴とする。
【0016】本発明のその他の態様では、顧客の嗜好を
表す顧客ニーズ情報を収集する顧客ニーズ情報収集手段
と、上記顧客ニーズ情報収集手段により収集された上記
顧客ニーズ情報を分析する顧客ニーズ情報分析手段とを
更に備えることを特徴とする。
【0017】本発明のその他の態様では、第1のコンピ
ュータと第2のコンピュータとがネットワークを介して
接続された電子商取引システムであって、上記第1のコ
ンピュータは、上記第1のコンピュータから上記第2の
コンピュータに提供されたプログラムに従って上記第2
のコンピュータにより稼動される電子商取引サイトを通
じてユーザ端末から上記第2のコンピュータに入力され
たオーダー情報を、上記ネットワークを介して受信する
第1のオーダー受信手段を備え、上記第2のコンピュー
タは、上記第1のコンピュータから提供された上記プロ
グラムに従って動作し、上記電子商取引サイトを通じて
上記ユーザ端末から上記オーダー情報を受信する第2の
オーダー受信手段と、上記プログラムに従って動作し、
上記第2のオーダー受信手段で受信した上記オーダー情
報を上記ネットワークを介して上記第1のコンピュータ
に送信するオーダー送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0018】本発明の他の態様では、上記第1のコンピ
ュータは、上記第2のコンピュータにより稼動される上
記電子商取引サイトにおいて販売する商品に関する情報
をデータベースに登録するデータ登録手段と、上記デー
タベースに登録された上記商品に関する情報を上記ネッ
トワークを介して上記第2のコンピュータに送信するデ
ータ送信手段とを備え、上記第2のコンピュータは、上
記第1のコンピュータから送られてきた上記商品に関す
る情報を受信し、これをデータベースに記憶するするデ
ータ受信手段を備えたことを特徴とする。
【0019】本発明のその他の態様では、上記データ受
信手段は、上記第1のコンピュータから上記第2のコン
ピュータに提供された上記プログラムに従って動作する
ことを特徴とする。
【0020】本発明のその他の態様では、上記第2のコ
ンピュータは、上記プログラムに従って動作し、顧客の
嗜好を表す顧客ニーズ情報を収集して上記第1のコンピ
ュータに送信する顧客ニーズ情報収集・送信手段を更に
備え、上記第1のコンピュータは、上記第2のコンピュ
ータから送られてくる上記顧客ニーズ情報を受信して分
析する顧客ニーズ情報受信・分析手段を更に備えること
を特徴とする。
【0021】また、本発明の電子商取引方法は、第1の
コンピュータと第2のコンピュータとがネットワークを
介して接続された電子商取引システムにおいて、上記第
1のコンピュータから提供されたプログラムに従って上
記第2のコンピュータが動作し、上記第2のコンピュー
タにより稼動される電子商取引サイトを通じてユーザ端
末からオーダー情報を受信する第1のオーダー受信ステ
ップと、上記第2のコンピュータが上記プログラムに従
って動作し、上記第1のオーダー受信ステップで受信し
た上記オーダー情報を上記ネットワークを介して上記第
1のコンピュータに送信するオーダー送信ステップと、
上記オーダー送信ステップで送信されたオーダー情報を
上記ネットワークを介して上記第1のコンピュータが受
信する第2のオーダー受信ステップとを有することを特
徴とする。
【0022】本発明の他の態様では、上記第2のコンピ
ュータにより稼動される上記電子商取引サイトにおいて
販売する商品に関する情報を上記第1のコンピュータの
データベースに登録するデータ登録ステップと、上記デ
ータベースに登録された上記商品に関する情報を上記ネ
ットワークを介して上記第2のコンピュータに送信する
データ送信ステップと、上記第1のコンピュータから送
られてきた上記商品に関する情報を上記第2のコンピュ
ータが受信し、これをデータベースに記憶するデータ受
信ステップとを有することを特徴とする。
【0023】また、本発明の電子商取引サイトの構築方
式は、第1のコンピュータと第2のコンピュータとがネ
ットワークを介して接続されたシステムにおいて、上記
第1のコンピュータは、上記第2のコンピュータから送
られてくるオーダー情報を受信する機能を少なくとも含
むマスターサイトのプログラムを記憶する第1の記憶手
段と、上記第2のコンピュータにより稼動されるスレブ
サイトを通じてユーザ端末から上記オーダー情報を受信
する機能、および受信した上記オーダー情報を上記ネッ
トワークを介して上記第1のコンピュータに送信する機
能を少なくとも含む上記スレブサイトのプログラム並び
に画面データを記憶する第2の記憶手段と、上記スレブ
サイトのプログラムおよび画面データを上記ネットワー
クを介して上記第2のコンピュータに送信するデータ送
信手段とを備え、上記第2のコンピュータは、上記第1
のコンピュータから送られてきた上記スレブサイトのプ
ログラムおよび画面データを受信するデータ受信手段
と、上記データ受信手段により受信された上記スレブサ
イトのプログラムおよび画面データを任意にカスタマイ
ズするためのカスタマイズ手段とを備えたことを特徴と
する。
【0024】本発明の他の態様では、上記第1のコンピ
ュータは、上記スレブサイトで販売する商品に関する情
報をデータベースに登録するデータ登録手段を備え、上
記データ送信手段は、上記スレブサイトのプログラムお
よび画面データに加え、上記データベースに登録された
上記商品に関する情報をも上記ネットワークを介して上
記第2のコンピュータに送信し、上記第2のコンピュー
タの上記データ受信手段は、上記スレブサイトのプログ
ラムおよび画面データに加え、上記商品に関する情報を
も上記第1のコンピュータから受信し、上記カスタマイ
ズ手段は、上記スレブサイトのプログラムおよび画面デ
ータに加え、上記商品に関する情報をも任意にカスタマ
イズすることを特徴とする。
【0025】また、本発明のデータ処理装置は、ネット
ワーク上でマスターサイトおよびスレブサイトを通じて
電子商取引を行うためのデータ処理装置であって、上記
スレブサイトを通じてユーザ端末から入力されたオーダ
ー情報を、上記ネットワークを介して受信するオーダー
受信手段と、上記オーダー受信手段で受信した上記オー
ダー情報を上記マスターサイトに転送するオーダー転送
手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】本発明の他の態様では、複数のスレブサイ
トを個別に稼動するために、大元のスレブプログラムお
よび画面データのコピーを生成するコピー生成手段を備
えたことを特徴とする。本発明のその他の態様では、上
記コピーされたスレブプログラムおよび画面データを任
意にカスタマイズするためのカスタマイズ手段を備えた
ことを特徴とする。
【0027】本発明のその他の態様では、上記スレブサ
イトにおいて販売する商品に関する情報をデータベース
に登録するデータ登録手段と、上記データ登録手段によ
り登録された大元のデータベースをコピーし、これを任
意にカスタマイズして上記複数のスレブサイトで販売す
る商品に関する情報を生成する商品情報生成手段とを備
えたことを特徴とする。
【0028】本発明のその他の態様では、ネットワーク
上における電子商取引システムの一構成要素であるデー
タ処理装置であって、上記第1のコンピュータあるいは
第2のコンピュータの上述した各手段を備えることを特
徴とする。本発明の他の態様では、ネットワーク上にお
ける電子商取引サイト構築システムの一構成要素である
データ処理装置であって、上記第1のコンピュータある
いは第2のコンピュータの上述した各手段を備えること
を特徴とする。
【0029】また、本発明の電子商取引用プログラム
は、ネットワーク上でマスターサイトおよびスレブサイ
トを通じて電子商取引を行うために用いるコンピュー
タ、あるいは、電子商取引システムの一構成要素である
第1のコンピュータあるいは第2のコンピュータを上述
した各手段として機能させるためのものである。また、
本発明の電子商取引サイト構築用プログラムは、電子商
取引サイト構築システムの第1のコンピュータあるいは
第2のコンピュータを上述した各手段として機能させる
ためのものである。
【0030】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、請求項33〜47の何れか1項に記載の
各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ム、あるいは、請求項10〜12の何れか1項に記載の
電子商取引方法の処理手順をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。一般に、電子商取引サイトを立ち
上げようとするメーカの目的は、商社、卸、問屋、小売
などの仲介業者よりも下層に属する顧客の囲い込みであ
り、仲介業者のビジネスを壊すことではない。したがっ
て、電子商取引サイトでの受注が仲介業者へのオーダー
として扱われ、かつ、そのオーダーが全てメーカに取り
込まれるような仕組みを実現できれば良い。本実施形態
の電子商取引システムは、仲介業者の電子商取引サイト
をメーカが提供し、そこでのオーダーを全てメーカに取
り込めるようにしているものである。
【0032】図1は、本実施形態による電子商取引サイ
ト構築システムの構成例を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、メーカ側のコンピュータ100と仲
介業者側のコンピュータ200は、インターネットなど
のネットワーク300を介して互いに通信可能なように
接続される。なお、ここでは仲介業者コンピュータ20
0を1つのみ示しているが、この数は任意である。
【0033】メーカコンピュータ100は、マスターサ
イト構築部1、スレブサイト構築部2、データ登録部3
およびデータ送信部4を主な機能として備えている。マ
スターサイト構築部1は、電子商取引を行う際にメーカ
側で使用・運営するマスターサイトを構築するものであ
る。具体的には、マスターサイトを実現するために必要
なマスタープログラム5aやマスター画面データ5bな
どを生成する。生成されたマスタープログラム5aおよ
びマスター画面データ5bは、ハードディスク等の記録
媒体(本発明の第1の記憶手段に相当)に記憶される。
【0034】マスターサイト(すなわちマスタープログ
ラム5a)が備える機能は、仲介業者コンピュータ20
0により稼動されるスレブサイトを通じて顧客のユーザ
端末から入力されたオーダー情報を受信する機能、その
受信したオーダー情報を処理する機能である。顧客の嗜
好を表す顧客ニーズ情報を仲介業者コンピュータ200
から受信して分析する機能を更に備えるようにしても良
い。
【0035】スレブサイト構築部2は、電子商取引を行
う際に仲介業者側で使用・運営するスレブサイトを構築
するものである。具体的には、スレブサイトを実現する
ために必要なスレブプログラム6aやスレブ画面データ
6bなどを生成する。生成されたスレブプログラム6a
およびスレブ画面データ6bは、ハードディスク等の記
録媒体(本発明の第2の記憶手段に相当)に記憶され
る。
【0036】スレブサイト(すなわちスレブプログラム
6a)が備える機能は、スレブサイトを通じて顧客のユ
ーザ端末からオーダー情報を受信する機能、その受信し
たオーダー情報をメーカコンピュータ100に送信する
機能である。顧客の嗜好を表す顧客ニーズ情報を収集し
てメーカコンピュータ100に送信する機能を更に備え
るようにしても良い。
【0037】データ登録部3は、スレブサイトで販売す
る商品に関する商品情報やセールス情報などをデータベ
ース7に登録するものであり、本発明のデータ登録手段
に相当する。商品情報は、商品の種類や価格情報を含
む。ここでは、メーカでの販売価格を仲介業者の仕入価
格にしてデータ登録する。これは、スレブサイトで受注
したオーダー情報をマスターサイトに転送して発注する
ときに、この仕入価格で自動的に発注できるようにし
て、リアルタイムな処理を実現できるようにしているも
のである。なお、このデータ登録部3は、マスターサイ
ト構築部1により生成されるマスタープログラム5aの
一機能として備えるようにしても良い。
【0038】データ送信部4は、スレブサイト構築部2
により生成されたスレブプログラム6aやスレブ画面デ
ータ6b、データ登録部3によりデータベース7に登録
された商品情報やセールス情報などを、ネットワーク3
00を介して仲介業者コンピュータ200に送信するも
のである。このデータ送信部4は、本発明のデータ送信
手段に相当する。
【0039】なお、データ登録部3により登録された商
品情報やセールス情報などを、送信する仲介業者コンピ
ュータ200ごと(スレブサイトごと)に変更できるよ
うな機能を設けても良い。この場合、例えば、大量取引
先には仕切価格を安くして取引するなどの態様が可能と
なる。
【0040】ここでは、メーカコンピュータ100にお
いてマスターサイト(マスタープログラム5a、マスタ
ー画面データ5b)やスレブサイト(スレブプログラム
6a、スレブ画面データ6b)を構築する例について説
明しているが、メーカコンピュータ100以外で構築す
るようにしても良い。例えば、メーカからの依頼を受け
た者がマスターサイトとスレブサイトとを作成し、それ
をメーカコンピュータ100に登録するようにしても良
い。この場合、メーカコンピュータ100にマスターサ
イト構築部1およびスレブサイト構築部2は不要とな
る。
【0041】一方、仲介業者コンピュータ200は、デ
ータ受信部11およびカスタマイズ部12を主な機能と
して備えている。データ受信部11は、メーカコンピュ
ータ100から送られてきたスレブプログラム6aやス
レブ画面データ6b、商品情報やセールス情報などを受
信するものである。このデータ受信部11は、本発明の
データ受信手段に相当する。
【0042】データ受信部11により受信された商品情
報やセールス情報などは、データベース14に記憶して
保存される。なお、この商品情報やセールス情報などを
受信してデータベース14に記憶する機能は、スレブサ
イト構築部2により生成されるスレブプログラム6aの
一機能として備えるようにしても良い。このようにすれ
ば、この機能すらも仲介業者コンピュータ200が最初
から備える必要がなくなる。
【0043】カスタマイズ部12は、メーカコンピュー
タ100から送られてきたスレブプログラム6aやスレ
ブ画面データ6b、商品情報やセールス情報などをカス
タマイズするものである。メーカコンピュータ100か
ら送られてきたスレブプログラム6aやスレブ画面デー
タ6bは、カスタマイズ部12により必要部分がカスタ
マイズされて、スレブプログラム13aやスレブ画面デ
ータ13bとなる。ここで行うカスタマイズは、例え
ば、スレブサイトのトップページの画面デザインの変更
や、商品の販売価格の設定などである。
【0044】以上のようにして、メーカコンピュータ1
00の例えばハードディスク上にマスタープログラム5
aやマスター画面データ5bが登録され、仲介業者コン
ピュータ200の例えばハードディスク上にスレブプロ
グラム13aやスレブ画面データ13bが登録される
と、メーカコンピュータ100、仲介業者コンピュータ
200およびネットワーク300の全体によって1つの
電子商取引システムが出来上がる。
【0045】図2は、この電子商取引システムの全体構
成例を示す図である。図2に示すように、本実施形態の
電子商取引システムは、メーカサイト(マスターサイ
ト)21と、メーカの直営店(ダイレクト販売用)や仲
介業者のサイト(スレブサイト)22-1〜22-3とを有
し、これらの間がネットワークを介して互いに通信可能
なように接続されている。また、直営店サイト22-1
仲介業者サイト22-2,22-3には、ネットワークを介
して顧客のユーザ端末23-1〜23-6が互いに通信可能
なように接続されている。
【0046】直営店サイト22-1や仲介業者サイト22
-2,22-3、更にこれらに付随するデータベース14-1
〜14-3は、図1において説明したように、メーカコン
ピュータ100から仲介業者コンピュータ200にスレ
ブプログラム6aやスレブ画面データ6b、商品情報や
セールス情報などをダウンロードし、これを必要に応じ
てカスタマイズすることによって構築されたものであ
る。
【0047】このカスタマイズによって、直営店や仲介
業者は、それぞれがサイトのトップページや販売価格を
自由に設定する。したがって、顧客から見れば、同じ商
品が異なるサイトにおいて異なる販売価格で売られてい
るように見える。この場合、直営店や仲介業者は、公正
な自由競争の原理から、商品の販売価格を他社よりも安
く設定しようとすることが予想される。よって、顧客
は、複数の電子商取引サイトの中から自分が希望するサ
イト(例えば販売価格の一番安いサイト)を選んで商品
を購入することが可能である。
【0048】直営店サイト22-1や仲介業者サイト22
-2,22-3が備えるデータベース14-1〜14-3には、
メーカサイト21のデータベース7に登録された大元の
商品情報やセールス情報などがダウンロードされて登録
される。したがって、同じ商品を各サイトA〜Cごとに
独立して販売しているにもかかわらず、商品情報のエン
トリはメーカサイト21のみで行われ、直営店サイト2
-1や仲介業者サイト22-2,22-3において個別に行
う必要はない。
【0049】また、上記データベース14-1〜14-3
は、顧客のユーザ端末23-1〜23 -6から受けるオーダ
ー情報や、顧客のアクセスログの解析などによって収集
した顧客ニーズ情報も登録される。このデータベース1
-1〜14-3に登録されたオーダー情報や顧客ニーズ情
報は、バッチ処理あるいはオンライン処理によってメー
カサイト21に転送され、データベース7に記憶され
る。
【0050】このように、本実施形態では、顧客が自分
の好みに応じて直営店や仲介業者などの様々なサイト2
-1〜22-3から商品を購入できる仕組みを提供してい
る。これにより、仲介業者から見れば、メーカと顧客と
のダイレクト販売によってビジネスが壊されることな
く、独自性を持った取引を実現できる。また、顧客が購
入した商品のオーダー情報は、全て大元のメーカサイト
21に集められるので、メーカから見れば、仲介業者を
介してオーダーの囲い込みを実現できる。
【0051】図3は、上記メーカサイト21(マスター
プログラム5a)が備える機能構成を示すブロック図で
ある。メーカサイト21は、データ受信部31、受注処
理部32および顧客ニーズ情報分析部33を主な機能と
して備えている。
【0052】データ受信部31は、スレブサイトである
直営店や仲介業者の電子商取引サイト22-1〜22-3
通じて顧客のユーザ端末から入力されたオーダー情報
や、電子商取引サイト22-1〜22-3などを通じて収集
された顧客ニーズ情報をネットワーク300を介して受
信するものである。受信されたオーダー情報や顧客ニー
ズ情報は、データベース7に記憶される。このデータ受
信部31は、本発明の第1のオーダー受信手段を構成す
る。
【0053】受注処理部32は、データベース7に記憶
されたオーダー情報に基づいて、受注処理を行う。例え
ば、オーダー情報に基づいて伝票処理を行ったり、部品
や製品を製造する必要があるときはその製造スケジュー
ルの管理を行ったり、在庫品を調整する必要があるとき
はその在庫管理を行ったり、その他受注に関して必要な
処理を実行する。
【0054】これらの処理のすべてを受注処理部32が
行っても良いが、専用の別システムを用意して当該別シ
ステムにて行うようにしても良い。この場合、受注処理
部32は、伝票処理システム、スケジュール管理システ
ム、在庫管理システムなどの別システムにオーダー情報
そのもの、あるいは各システム用に加工した情報を引き
渡す処理を行う。なお、伝票処理システム、スケジュー
ル管理システム、在庫管理システムの内容は本発明の主
旨ではないので、ここでは説明を割愛する。
【0055】顧客ニーズ情報分析部33は、データベー
ス7に記憶された顧客ニーズ情報に基づいて、顧客の嗜
好やニーズを分析する。ここで言う顧客ニーズ情報と
は、顧客が直営店や仲介業者の電子商取引サイト22-1
〜22-3にアクセスしたときにシステム内に残されるロ
グ(通信履歴)情報のことを言う。顧客ニーズ情報分析
部33は、このログ情報を追跡することによって、顧客
の行動パターン(どの商品やどのジャンルに興味がある
か、最近購入した物の種類、サイトを訪れる頻度、購入
金額等)を分析する。このようにして分析した情報は、
営業戦略あるいは広告戦略などに有効に活用することが
可能である。この顧客ニーズ情報分析部33は、データ
受信部31と共に本発明の顧客ニーズ情報受信・分析手
段を構成する。
【0056】なお、データベース7に対する商品情報や
セールス情報の登録は、図1のデータ登録部3によって
行うが、上述したようにメーカサイト21(マスタープ
ログラム5a)の一機能として備えるようにしても良
い。この場合、顧客ニーズ情報分析部33により分析さ
れた顧客ニーズに応じて、商品情報やセールス情報の更
新を自動的に行うようにしても良い。
【0057】例えば、顧客ニーズ情報の分析の結果、売
れ行きが良くないと判った商品に関する商品情報をデー
タベース7から自動的に削除したり、販売価格を自動的
に引き下げるようにしても良い。また、スレブサイト上
には載せない控えの商品情報をデータベース7とは別に
用意しておき、売れ筋商品に関連する商品情報を控えの
中からデータベース7に自動的に登録するようにしても
良い。
【0058】図4は、上記直営店や仲介業者のサイト2
-1〜22-3(スレブプログラム13a)が備える機能
構成を示すブロック図である。これらのサイト22-1
22 -3は、受注部41、受注処理部42、発注部43、
顧客ニーズ情報収集部44およびデータ送信部45を主
な機能として備えている。
【0059】受注部41は、顧客から商品の受注を行う
ための処理一般を行う。すなわち、電子商取引のショッ
ピング画面(データベース14に登録されている商品情
報や価格情報を含む)を顧客のユーザ端末23-1〜23
-6に提供し、当該ショッピング画面を通じて商品のオー
ダー情報を受け付ける。ここで受けたオーダー情報は、
データベース14に記憶される。この受注部41は、本
発明の第2のオーダー受信手段に相当する。
【0060】受注処理部42は、データベース14に記
憶されたオーダー情報に基づいて、受注処理を行う。例
えば、オーダー情報に基づいて伝票処理を行ったり、在
庫品を調整する必要があるときはその在庫管理を行った
り、その他受注に関して必要な処理を実行する。
【0061】これらの処理のすべてを受注処理部42が
行っても良いが、専用の別システムを用意して当該別シ
ステムにて行うようにしても良い。この場合、受注処理
部42は、伝票処理システム、在庫管理システムなどの
別システムにオーダー情報そのもの、あるいは各システ
ム用に加工した情報を引き渡す処理を行う。
【0062】発注部43は、顧客から受注したオーダー
情報をデータ送信部45を介してメーカサイト21に転
送することにより、メーカに商品の発注を行う。このと
き、直営店や仲介業者の仕入価格、すなわちメーカの販
売価格をオーダーとしてメーカサイト21に流す。この
データ送信部45は、本発明のオーダー送信手段を構成
する。
【0063】顧客ニーズ情報収集部44は、上述の顧客
ニーズ情報を収集する。すなわち、顧客が入力したUR
L(Uniform Resource Locator)やそのURLのページ
上でクリックしたボタンの種類など、受注部41により
提供されるショッピング画面に顧客がアクセスしたとき
にシステム内に残されるログ情報を収集する。収集され
た顧客ニーズ情報は、データ送信部45によってメーカ
サイト21に送信される。この顧客ニーズ情報収集部4
4は、データ送信部45と共に本発明の顧客ニーズ情報
収集・送信手段を構成する。
【0064】以上詳しく説明したように、本実施形態で
は、仲介業者の電子商取引サイトをメーカが提供し、そ
こでのオーダーを全てメーカに取り込めるような仕組み
にしているので、仲介業者を含めた電子商取引システム
を構築することができる。これにより、一般的な商流に
根付いた仲介業者を含めた適用可能範囲の広い電子商取
引システムを提供することができる。
【0065】また、この場合でも、メーカは複数の仲介
業者に対するオーダーの全てを取り込むことができるの
で、顧客の囲い込みを実質的に実現することができる。
しかも、顧客は、ある商品を購入したい場合に、同じ商
品を販売している複数の電子商取引サイトの中から自分
が希望するサイトを自由に選んで商品を購入することが
できるので、例えば商品をできるだけ安く買うことがで
きるなどのメリットを享受できる。したがって、本実施
形態の電子商取引システムを用いれば、メーカ、仲介業
者、顧客のすべての者にとって真にメリットのある電子
商取引を実現することができる。
【0066】また、本実施形態では、基本的にはメーカ
が仲介業者に電子商取引サイトを提供しているので、仲
介業者は独自にサイト(システム)を構築する必要がな
い。したがって、多大な労力とコストを要するシステム
構築作業を仲介業者については省略することができる。
さらに、各サイトで共通に販売する商品に関する商品情
報やセールス情報等についても、メーカが登録して仲介
業者に転送しているので、煩雑なデータ登録作業をメー
カと仲介業者とで重複して行う無駄も省略することがで
きる。
【0067】また、仲介業者のサイトのデザインやトッ
プページイメージは、仲介業者自身が自由に変更するこ
とができる。また、独自にアンケートや掲示板の運営な
どを行うこともできるので、独自性を持たせたサイト構
築が簡単にできる。さらに、仲介業者の各サイトでは、
メーカサイトと同じアプリケーションを利用するため、
データの連携も容易である。
【0068】すなわち、オーダーおよび商品に関する情
報等のようにメーカと仲介業者とで必要な情報のみ連携
を行うことによって、仲介業者の独自性を維持した形で
メーカによるオーダー(顧客)の囲い込みが実現でき
る。特に、仲介業者の知名度がメーカよりも大きく、販
売ノウハウもあるような場合、メーカがダイレクト販売
を行う場合に比べてメーカのメリットは大きくなる。ま
た、仲介業者にとっても、自己のビジネスが壊されない
だけでなく、莫大なコストや技術力を要するシステム構
築についてはメーカが行ってくれるので、そのメリット
は極めて大きい。
【0069】また、本実施形態によれば、顧客が直営店
や仲介業者の複数の電子商取引サイトにアクセスしたと
きのログ情報をメーカ側に全て取り込み、1箇所にてま
とめて顧客ニーズを分析することができる。これによ
り、より多くの顧客のより多くのニーズを得ることがで
き、営業戦略あるいは広告戦略などに有効に活用するこ
とができる。
【0070】以上に説明した本実施形態の電子商取引シ
ステムおよび電子商取引サイト構築システムは、コンピ
ュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどで
構成されるものであり、RAMやROMに記憶されたプ
ログラムが動作することによって実現できる。
【0071】したがって、コンピュータが上記機能を果
たすように動作させるプログラムを、例えばCD−RO
Mのような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ま
せることによって実現できるものである。上記プログラ
ムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、
フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁
気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、不揮
発性メモリカード等を用いることができる。
【0072】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0073】また、本発明をネットワーク環境で利用す
るべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュ
ータで実行されるようになっていても良い。
【0074】なお、上記実施形態では、メーカ側もサイ
トを立ち上げているイメージを示しているが、これは必
ずしも必要でない。顧客から見える電子商取引サイトと
しては、少なくとも直営店および仲介業者の電子商取引
サイトが立ち上がっていれば良い。
【0075】また、上記実施形態では、メーカと仲介業
者との間の仕組みについて説明したが、ある仲介業者
(例えば卸)とその下流の仲介業者(小売)との間の仕
組みについても同様に適用することが可能である。ま
た、二者間の仕組みでなく、三者間あるいはそれ以上の
連鎖的な仕組みについても同様に適用することが可能で
ある。
【0076】また、上記実施形態では、メーカコンピュ
ータ100、仲介業者コンピュータ200およびネット
ワーク300を明示的に分けているが、本発明は物理的
に構成要素が分かれることを限定するものではない。す
なわち、1つのコンピュータ上で複数のサイトを立ち上
げることもでき、その場合、URLを変えることも可能
である。
【0077】このような場合、1台のコンピュータの中
でマスターサイトと複数のスレブサイトを立ち上げ、ネ
ットワーク300の代わりにコンピュータ内部でのプロ
セス間パスを用いることによって、上記実施形態と同様
の電子商取引システムを実現することもできる(図3お
よび図4の機能を1台のコンピュータが備え、ネットワ
ーク300をコンピュータの内部パスに置き換えたイメ
ージ)。
【0078】通常、仲介業者が多大なコストを負担でき
ないことが多いため、メーカが1台のコンピュータ上で
マスターサイトおよびスレブサイトを立ち上げ、モール
形式あるいはASP形式として電子商取引を運営するこ
とも多い。その場合、各仲介業者ごとにコンピュータを
分けて管理することよりも、1台のコンピュータ上で運
営することの方が多い。
【0079】その他、以上に説明した実施形態は、本発
明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに
過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されてはならないものである。すなわち、本発明はそ
の精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、
様々な形で実施することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
般的な商流に根付いた仲介業者を含めた適用可能範囲の
広い電子商取引システムの仕組みを提供することができ
る。この電子商取引システムは、仲介業者のスレブサイ
トで受注したオーダーを全て、例えばメーカのマスター
サイトに取り込めるような仕組みにしているので、メー
カおよび仲介業者の双方にとってメリットのある電子商
取引を実現することができる。さらに、消費者は、公正
な自由競争の下に立ち上げられる各スレブサイトの中か
ら所望のサイトを選んで商品を購入することができ、メ
ーカや仲介業者だけでなく、メーカ、仲介業者、消費者
のすべての者にとって真にメリットのある電子商取引を
実現することができる。
【0081】また、本発明によれば、スレブサイトのプ
ログラムや画面データをコピーして任意にカスタマイズ
することによって、複数のスレブサイトを含む電子商取
引サイトを構築している。また、電子商取引に必要な商
品に関する情報も大元だけを登録し、それを複数のスレ
ブサイト用にコピーして使用するようにしている。した
がって、メーカや仲介業者においてシステム構築および
データ登録の作業が重複するという無駄を省き、電子商
取引サイトを容易に構築および運営することができる。
ここでは、メーカと仲介業者とで必要な情報のみ連携を
行うことによって、仲介業者の独自性を維持した形でメ
ーカによるオーダーの囲い込みが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による電子商取引サイト構築システ
ムの構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】本実施形態による電子商取引システムの全体構
成例を示す図である。
【図3】メーカサイト(マスタープログラム)が備える
機能構成を示すブロック図である。
【図4】直営店や仲介業者のサイト(スレブプログラ
ム)が備える機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マスターサイト構築部 2 スレブサイト構築部 3 データ登録部 4 データ送信部 5a マスタープログラム 5b マスター画面データ 6a スレブプログラム 6b スレブ画面データ 7 データベース 11 データ受信部 12 カスタマイズ部 13a スレブプログラム 13b スレブ画面データ 14 データベース 21 メーカサイト 22-1 メーカ直営店のサイト 22-2,22-3 仲介業者のサイト 23-1〜23-6 顧客のユーザ端末 31 データ受信部 32 受注処理部 33 顧客ニーズ情報分析部 41 受注部 42 受注処理部 43 発注部 44 顧客ニーズ情報収集部 45 データ送信部 100 メーカコンピュータ 200 仲介業者コンピュータ 300 ネットワーク

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたコンピュータ
    により稼動されるマスターサイトおよびスレブサイトを
    通じて電子商取引を行う電子商取引システムであって、 上記コンピュータは、上記スレブサイトを通じてユーザ
    端末から入力されたオーダー情報を、上記ネットワーク
    を介して受信するオーダー受信手段と、 上記オーダー受信手段で受信した上記オーダー情報を上
    記マスターサイトに転送するオーダー転送手段とを備え
    たことを特徴とする電子商取引システム。
  2. 【請求項2】 上記スレブサイトは上記コンピュータ上
    で複数稼動可能であり、上記複数のスレブサイトを、大
    元のスレブプログラムおよび画面データのコピーに基づ
    いて稼動するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の電子商取引システム。
  3. 【請求項3】 上記コピーされたスレブプログラムおよ
    び画面データを任意にカスタマイズするためのカスタマ
    イズ手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の電
    子商取引システム。
  4. 【請求項4】 上記スレブサイトにおいて販売する商品
    に関する情報をデータベースに登録するデータ登録手段
    を備え、上記複数のスレブサイトで販売する商品に関す
    る情報は、上記データ登録手段により登録された大元の
    データベースのコピーに基づいて生成されることを特徴
    とする請求項2または3に記載の電子商取引システム。
  5. 【請求項5】 顧客の嗜好を表す顧客ニーズ情報を収集
    する顧客ニーズ情報収集手段と、 上記顧客ニーズ情報収集手段により収集された上記顧客
    ニーズ情報を分析する顧客ニーズ情報分析手段とを更に
    備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記
    載の電子商取引システム。
  6. 【請求項6】 第1のコンピュータと第2のコンピュー
    タとがネットワークを介して接続された電子商取引シス
    テムであって、 上記第1のコンピュータは、上記第1のコンピュータか
    ら上記第2のコンピュータに提供されたプログラムに従
    って上記第2のコンピュータにより稼動される電子商取
    引サイトを通じてユーザ端末から上記第2のコンピュー
    タに入力されたオーダー情報を、上記ネットワークを介
    して受信する第1のオーダー受信手段を備え、 上記第2のコンピュータは、上記第1のコンピュータか
    ら提供された上記プログラムに従って動作し、上記電子
    商取引サイトを通じて上記ユーザ端末から上記オーダー
    情報を受信する第2のオーダー受信手段と、 上記プログラムに従って動作し、上記第2のオーダー受
    信手段で受信した上記オーダー情報を上記ネットワーク
    を介して上記第1のコンピュータに送信するオーダー送
    信手段とを備えたことを特徴とする電子商取引システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記第1のコンピュータは、上記第2の
    コンピュータにより稼動される上記電子商取引サイトに
    おいて販売する商品に関する情報をデータベースに登録
    するデータ登録手段と、 上記データベースに登録された上記商品に関する情報を
    上記ネットワークを介して上記第2のコンピュータに送
    信するデータ送信手段とを備え、 上記第2のコンピュータは、上記第1のコンピュータか
    ら送られてきた上記商品に関する情報を受信し、これを
    データベースに記憶するするデータ受信手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項6に記載の電子商取引システム。
  8. 【請求項8】 上記データ受信手段は、上記第1のコン
    ピュータから上記第2のコンピュータに提供された上記
    プログラムに従って動作することを特徴とする請求項7
    に記載の電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 上記第2のコンピュータは、上記プログ
    ラムに従って動作し、顧客の嗜好を表す顧客ニーズ情報
    を収集して上記第1のコンピュータに送信する顧客ニー
    ズ情報収集・送信手段を更に備え、 上記第1のコンピュータは、上記第2のコンピュータか
    ら送られてくる上記顧客ニーズ情報を受信して分析する
    顧客ニーズ情報受信・分析手段を更に備えることを特徴
    とする請求項6〜8の何れか1項に記載の電子商取引シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 第1のコンピュータと第2のコンピュ
    ータとがネットワークを介して接続された電子商取引シ
    ステムにおいて、 上記第1のコンピュータから提供されたプログラムに従
    って上記第2のコンピュータが動作し、上記第2のコン
    ピュータにより稼動される電子商取引サイトを通じてユ
    ーザ端末からオーダー情報を受信する第1のオーダー受
    信ステップと、 上記第2のコンピュータが上記プログラムに従って動作
    し、上記第1のオーダー受信ステップで受信した上記オ
    ーダー情報を上記ネットワークを介して上記第1のコン
    ピュータに送信するオーダー送信ステップと、 上記オーダー送信ステップで送信されたオーダー情報を
    上記ネットワークを介して上記第1のコンピュータが受
    信する第2のオーダー受信ステップとを有することを特
    徴とする電子商取引方法。
  11. 【請求項11】 上記第2のコンピュータにより稼動さ
    れる上記電子商取引サイトにおいて販売する商品に関す
    る情報を上記第1のコンピュータのデータベースに登録
    するデータ登録ステップと、 上記データベースに登録された上記商品に関する情報を
    上記ネットワークを介して上記第2のコンピュータに送
    信するデータ送信ステップと、 上記第1のコンピュータから送られてきた上記商品に関
    する情報を上記第2のコンピュータが受信し、これをデ
    ータベースに記憶するデータ受信ステップとを有するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の電子商取引方法。
  12. 【請求項12】 上記第2のコンピュータが上記プログ
    ラムに従って動作し、顧客の嗜好を表す顧客ニーズ情報
    を収集して上記第1のコンピュータに送信する顧客ニー
    ズ情報収集・送信ステップと、 上記第2のコンピュータから送られてくる上記顧客ニー
    ズ情報を上記第1のコンピュータが受信して分析する顧
    客ニーズ情報受信・分析ステップとを有することを特徴
    とする請求項10または11に記載の電子商取引方法。
  13. 【請求項13】 第1のコンピュータと第2のコンピュ
    ータとがネットワークを介して接続されたシステムにお
    いて、 上記第1のコンピュータは、上記第2のコンピュータか
    ら送られてくるオーダー情報を受信する機能を少なくと
    も含むマスターサイトのプログラムを記憶する第1の記
    憶手段と、 上記第2のコンピュータにより稼動されるスレブサイト
    を通じてユーザ端末から上記オーダー情報を受信する機
    能、および受信した上記オーダー情報を上記ネットワー
    クを介して上記第1のコンピュータに送信する機能を少
    なくとも含む上記スレブサイトのプログラム並びに画面
    データを記憶する第2の記憶手段と、 上記スレブサイトのプログラムおよび画面データを上記
    ネットワークを介して上記第2のコンピュータに送信す
    るデータ送信手段とを備え、 上記第2のコンピュータは、上記第1のコンピュータか
    ら送られてきた上記スレブサイトのプログラムおよび画
    面データを受信するデータ受信手段と、 上記データ受信手段により受信された上記スレブサイト
    のプログラムおよび画面データを任意にカスタマイズす
    るためのカスタマイズ手段とを備えたことを特徴とする
    電子商取引サイトの構築方式。
  14. 【請求項14】 上記第1のコンピュータは、上記スレ
    ブサイトで販売する商品に関する情報をデータベースに
    登録するデータ登録手段を備え、上記データ送信手段
    は、上記スレブサイトのプログラムおよび画面データに
    加え、上記データベースに登録された上記商品に関する
    情報をも上記ネットワークを介して上記第2のコンピュ
    ータに送信し、 上記第2のコンピュータの上記データ受信手段は、上記
    スレブサイトのプログラムおよび画面データに加え、上
    記商品に関する情報をも上記第1のコンピュータから受
    信し、上記カスタマイズ手段は、上記スレブサイトのプ
    ログラムおよび画面データに加え、上記商品に関する情
    報をも任意にカスタマイズすることを特徴とする請求項
    13に記載の電子商取引サイトの構築方式。
  15. 【請求項15】 上記データ登録手段および上記データ
    送信手段の上記商品に関する情報を送信する機能は、上
    記マスターサイトのプログラムの機能に含まれることを
    特徴とする請求項14に記載の電子商取引サイトの構築
    方式。
  16. 【請求項16】 上記データ受信手段の上記商品に関す
    る情報を受信する機能は、上記スレブサイトのプログラ
    ムの機能に含まれることを特徴とする請求項14または
    15に記載の電子商取引サイトの構築方式。
  17. 【請求項17】 上記スレブサイトのプログラムは、顧
    客の嗜好を表す顧客ニーズ情報を収集して上記第1のコ
    ンピュータに送信する機能を更に備え、上記マスターサ
    イトのプログラムは、上記顧客ニーズ情報を受信して分
    析する機能を更に備えることを特徴とする請求項13〜
    16の何れか1項に記載の電子商取引サイトの構築方
    式。
  18. 【請求項18】 ネットワーク上でマスターサイトおよ
    びスレブサイトを通じて電子商取引を行うためのデータ
    処理装置であって、 上記スレブサイトを通じてユーザ端末から入力されたオ
    ーダー情報を、上記ネットワークを介して受信するオー
    ダー受信手段と、 上記オーダー受信手段で受信した上記オーダー情報を上
    記マスターサイトに転送するオーダー転送手段とを備え
    たことを特徴とするデータ処理装置。
  19. 【請求項19】 複数のスレブサイトを個別に稼動する
    ために、大元のスレブプログラムおよび画面データのコ
    ピーを生成するコピー生成手段を備えたことを特徴とす
    る請求項18に記載のデータ処理装置。
  20. 【請求項20】 上記コピーされたスレブプログラムお
    よび画面データを任意にカスタマイズするためのカスタ
    マイズ手段を備えたことを特徴とする請求項19に記載
    のデータ処理装置。
  21. 【請求項21】 上記スレブサイトにおいて販売する商
    品に関する情報をデータベースに登録するデータ登録手
    段と、 上記データ登録手段により登録された大元のデータベー
    スをコピーし、これを任意にカスタマイズして上記複数
    のスレブサイトで販売する商品に関する情報を生成する
    商品情報生成手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    9または20に記載のデータ処理装置。
  22. 【請求項22】 ネットワーク上における電子商取引シ
    ステムの一構成要素であるデータ処理装置であって、 上記ネットワークを介して他のコンピュータに提供した
    プログラムに従って上記他のコンピュータにより稼動さ
    れる電子商取引サイトを通じてユーザ端末から上記他の
    コンピュータに入力されたオーダー情報を、上記ネット
    ワークを介して受信するオーダー受信手段と、 上記オーダー受信手段で受信した上記オーダー情報を処
    理するオーダー処理手段とを備えたことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  23. 【請求項23】 上記他のコンピュータにより稼動され
    る上記電子商取引サイトにおいて販売する商品に関する
    情報をデータベースに登録するデータ登録手段と、 上記データベースに登録された上記商品に関する情報を
    上記ネットワークを介して上記他のコンピュータに送信
    するデータ送信手段とを備えたことを特徴とする請求項
    22に記載のデータ処理装置。
  24. 【請求項24】 ネットワーク上における電子商取引シ
    ステムの一構成要素であるデータ処理装置であって、 上記ネットワークを介して他のコンピュータから提供さ
    れたプログラムに従って動作し、上記プログラムに基づ
    いて稼動される電子商取引サイトを通じてユーザ端末か
    らオーダー情報を受信するオーダー受信手段と、 上記プログラムに従って動作し、上記オーダー受信手段
    で受信した上記オーダー情報を上記ネットワークを介し
    て上記他のコンピュータに送信するオーダー送信手段と
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  25. 【請求項25】 上記プログラムに従って動作し、上記
    プログラムに基づいて稼動される電子商取引サイトにお
    いて販売する商品に関する情報を上記他のコンピュータ
    から上記ネットワークを介して受信するデータ受信手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項24に記載のデー
    タ処理装置。
  26. 【請求項26】 ネットワーク上における電子商取引シ
    ステムの一構成要素であるデータ処理装置であって、 他のコンピュータから送られてくるオーダー情報を受信
    する機能を少なくとも含むマスターサイトのプログラム
    を記憶する第1の記憶手段と、 上記他のコンピュータにより稼動されるスレブサイトを
    通じてユーザ端末から上記オーダー情報を受信する機
    能、および受信した上記オーダー情報を上記ネットワー
    クを介して上記第1のコンピュータに送信する機能を少
    なくとも含む上記スレブサイトのプログラム並びに画面
    データを記憶する第2の記憶手段と、 上記スレブサイトのプログラムおよび画面データを上記
    ネットワークを介して上記他のコンピュータに送信する
    データ送信手段とを備えたことを特徴とするデータ処理
    装置。
  27. 【請求項27】 上記スレブサイトで販売する商品に関
    する情報をデータベースに登録するデータ登録手段を更
    に備えるとともに、上記スレブサイトのプログラムおよ
    び画面データに加え、上記データベースに登録された上
    記商品に関する情報をも上記ネットワークを介して上記
    他のコンピュータに送信するように上記データ送信手段
    を構成したことを特徴とする請求項26に記載のデータ
    処理装置。
  28. 【請求項28】 ネットワーク上における電子商取引シ
    ステムの一構成要素であるデータ処理装置であって、 請求項26に記載のデータ処理装置から送られてきた上
    記スレブサイトのプログラムおよび画面データを受信す
    るデータ受信手段と、 上記データ受信手段により受信された上記スレブサイト
    のプログラムおよび画面データを任意にカスタマイズす
    るためのカスタマイズ手段とを備えたことを特徴とする
    データ処理装置。
  29. 【請求項29】 上記スレブサイトのプログラムおよび
    画面データに加え、上記商品に関する情報をも請求項2
    7に記載のデータ処理装置から受信するように上記デー
    タ受信手段を構成するとともに、上記スレブサイトのプ
    ログラムおよび画面データに加え、上記商品に関する情
    報をも任意にカスタマイズするように上記カスタマイズ
    手段を構成したことを特徴とする請求項28に記載のデ
    ータ処理装置。
  30. 【請求項30】 上記データ登録手段および上記データ
    送信手段の上記商品に関する情報を送信する機能は、上
    記マスターサイトのプログラムの機能に含まれることを
    特徴とする請求項27に記載のデータ処理装置。
  31. 【請求項31】 上記データ受信手段の上記商品に関す
    る情報を受信する機能は、上記スレブサイトのプログラ
    ムの機能に含まれることを特徴とする請求項請求項27
    〜30の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  32. 【請求項32】 上記スレブサイトのプログラムは、顧
    客の嗜好を表す顧客ニーズ情報を収集して上記データ処
    置装置に送信する機能を更に備え、上記マスターサイト
    のプログラムは、上記顧客ニーズ情報を受信して分析す
    る機能を更に備えることを特徴とする請求項26または
    27に記載のデータ処理装置。
  33. 【請求項33】 ネットワーク上でマスターサイトおよ
    びスレブサイトを通じて電子商取引を行うために用いる
    コンピュータを、 上記スレブサイトを通じてユーザ端末から入力されたオ
    ーダー情報を、上記ネットワークを介して受信するオー
    ダー受信手段、および上記オーダー受信手段で受信した
    上記オーダー情報を上記マスターサイトに転送するオー
    ダー転送手段として機能させるための電子商取引用プロ
    グラム。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載のプログラムにおい
    て、 上記コンピュータを、複数のスレブサイトを個別に稼動
    するために、大元のスレブプログラムおよび画面データ
    のコピーを生成するコピー生成手段としても機能させる
    ための電子商取引用プログラム。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載のプログラムにおい
    て、 上記コンピュータを、上記コピーされたスレブプログラ
    ムおよび画面データを任意にカスタマイズするためのカ
    スタマイズ手段としても機能させるための電子商取引用
    プログラム。
  36. 【請求項36】 請求項34または35に記載のプログ
    ラムにおいて、 上記コンピュータを、上記スレブサイトにおいて販売す
    る商品に関する情報をデータベースに登録するデータ登
    録手段、および上記データ登録手段により登録された大
    元のデータベースをコピーし、これを任意にカスタマイ
    ズして上記複数のスレブサイトで販売する商品に関する
    情報を生成する商品情報生成手段としても機能させるた
    めの電子商取引用プログラム。
  37. 【請求項37】 第1のコンピュータと第2のコンピュ
    ータとがネットワークを介して接続された電子商取引シ
    ステムの上記第1のコンピュータを、 上記第1のコンピュータから上記第2のコンピュータに
    提供されたプログラムに従って上記第2のコンピュータ
    により稼動される電子商取引サイトを通じてユーザ端末
    から入力されるオーダー情報を、上記ネットワークを介
    して受信するオーダー受信手段と、 上記データ受信手段で受信した上記オーダー情報を処理
    するオーダー処理手段として機能させるための電子商取
    引用プログラム。
  38. 【請求項38】 第1のコンピュータと第2のコンピュ
    ータとがネットワークを介して接続された電子商取引シ
    ステムにおいて、上記第1のコンピュータから上記ネッ
    トワークを介して上記第2のコンピュータに提供される
    プログラムであって、 上記第2のコンピュータにより稼動される電子商取引サ
    イトを通じてユーザ端末からオーダー情報を受信するオ
    ーダー受信手段と、 上記オーダー受信手段で受信した上記オーダー情報を上
    記第1のコンピュータに送信するオーダー送信手段とし
    てコンピュータを機能させるための電子商取引用プログ
    ラム。
  39. 【請求項39】 請求項37に記載のプログラムにおい
    て、 上記第1のコンピュータを、上記第2のコンピュータに
    より稼動される上記電子商取引サイトにおいて販売する
    商品に関する情報をデータベースに登録するデータ登録
    手段と、 上記データベースに登録された上記商品に関する情報を
    上記ネットワークを介して上記第2のコンピュータに送
    信するデータ送信手段としても機能させるための電子商
    取引用プログラム。
  40. 【請求項40】 請求項38に記載のプログラムにおい
    て、 上記第2のコンピュータを、上記第1のコンピュータか
    ら送られてきた上記商品に関する情報を受信し、これを
    データベースに記憶するデータ受信手段としても機能さ
    せるための電子商取引用プログラム。
  41. 【請求項41】 第1のコンピュータと第2のコンピュ
    ータとがネットワークを介して接続されたシステムの上
    記第1のコンピュータを、 スレブサイトからのオーダーを受信する機能を少なくと
    も含むマスターサイトのプログラムを記憶する第1の記
    憶手段と、 顧客からのオーダーを受ける受注機能、受注した上記オ
    ーダーを上記マスターサイトに転送して発注する機能を
    少なくとも含むスレブサイトのプログラムおよび画面デ
    ータを記憶する第2の記憶手段と、 上記スレブサイトのプログラムおよび画面データを上記
    ネットワークを介して上記第2のコンピュータに送信す
    るデータ送信手段として機能させるための電子商取引サ
    イト構築用プログラム。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載のプログラムにおい
    て、 上記第1のコンピュータを、上記スレブサイトで販売す
    る商品に関する情報をデータベースに登録するデータ登
    録手段と、 上記スレブサイトのプログラムおよび画面データに加
    え、上記データベースに登録された上記商品に関する情
    報をも上記ネットワークを介して上記第2のコンピュー
    タに送信する上記データ送信手段としても機能させるた
    めの電子商取引サイト構築用プログラム。
  43. 【請求項43】 第1のコンピュータと第2のコンピュ
    ータとがネットワークを介して接続されたシステムの上
    記第2のコンピュータを、 上記第1のコンピュータから送られてきた、請求項41
    に記載のスレブサイトのプログラムおよび画面データを
    受信するデータ受信手段と、 上記データ受信手段で受信された上記スレブサイトのプ
    ログラムおよび画面データを任意にカスタマイズするた
    めのカスタマイズ手段として機能させるための電子商取
    引サイト構築用プログラム。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載のプログラムにおい
    て、 上記第2のコンピュータを、上記スレブサイトのプログ
    ラムおよび画面データに加え、上記商品に関する情報を
    も請求項42に記載の上記第1のコンピュータから受信
    する上記データ受信手段と、 上記スレブサイトのプログラムおよび画面データに加
    え、上記商品に関する情報をも任意にカスタマイズ上記
    カスタマイズ手段としても機能させるための電子商取引
    サイト構築用プログラム。
  45. 【請求項45】 上記データ登録手段および上記データ
    送信手段の上記商品に関する情報を送信する機能は、上
    記マスターサイトのプログラムの機能に含まれることを
    特徴とする請求項42に記載の電子商取引サイト構築用
    プログラム。
  46. 【請求項46】 上記データ受信手段の上記商品に関す
    る情報を受信する機能は、上記スレブサイトのプログラ
    ムの機能に含まれることを特徴とする請求項請求項42
    〜45の何れか1項に記載の電子商取引サイト構築用プ
    ログラム。
  47. 【請求項47】 上記スレブサイトのプログラムは、顧
    客の嗜好を表す顧客ニーズ情報を収集して上記第1のコ
    ンピュータに送信する機能を更に備え、上記マスターサ
    イトのプログラムは、上記顧客ニーズ情報を受信して分
    析する機能を更に備えることを特徴とする請求項41〜
    46の何れか1項に記載の電子商取引サイト構築用プロ
    グラム。
  48. 【請求項48】 請求項10〜12の何れか1項に記載
    の電子商取引方法の処理手順をコンピュータに実行させ
    るための電子商取引用プログラム。
  49. 【請求項49】 請求項33〜47の何れか1項に記載
    の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログ
    ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  50. 【請求項50】 請求項10〜12の何れか1項に記載
    の電子商取引方法の処理手順をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2001080631A 2001-03-21 2001-03-21 電子商取引システムおよび方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装置、プログラムおよび記録媒体 Pending JP2002279250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001080631A JP2002279250A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 電子商取引システムおよび方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装置、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001080631A JP2002279250A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 電子商取引システムおよび方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装置、プログラムおよび記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002279250A true JP2002279250A (ja) 2002-09-27

Family

ID=18936876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001080631A Pending JP2002279250A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 電子商取引システムおよび方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装置、プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002279250A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015125711A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 株式会社オープンドア 商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体
JP2016085757A (ja) * 2011-01-31 2016-05-19 鍵和田 芳光 取引管理システムおよび取引管理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016085757A (ja) * 2011-01-31 2016-05-19 鍵和田 芳光 取引管理システムおよび取引管理プログラム
JP2015125711A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 株式会社オープンドア 商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7542924B2 (en) Business process and apparatus for online purchases using a rule-based transferable shopping basket
KR101230019B1 (ko) 인터넷 쇼핑몰의 상품 정보 연동 시스템 및 그 방법
KR20190128293A (ko) 어플리케이션을 이용한 재고 상품 처리 장치 및 그 방법
US20030130897A1 (en) System and method for automatic addition to online shopping carts
JP2006277046A (ja) 電子商取引システム、電子商取引処理方法およびプログラム
US20020077933A1 (en) Method, system, and program for transferring data between servers through a client computer over a network
KR20040096810A (ko) 전자상거래의 소비자 상품선호도를 적용한 자동화된 상품 배열 시스템 및 방법
JP2007200258A (ja) インターネット・ショッピングサイトにおける共同購入とポイントシステムを組み合わせた商品の販売情報管理システム
Kong et al. Web services enhanced interoperable construction products catalogue
CN1387130A (zh) 买方期望条件自动配对***及利用该***实现配对的方法
Dasgupta et al. A supplier driven electronic marketplace using mobile agents
JP2002279250A (ja) 電子商取引システムおよび方法、電子商取引サイト構築方式、データ処理装置、プログラムおよび記録媒体
TWI640942B (zh) 線上議價系統及線上商品促銷系統
JP5662688B2 (ja) 電子商取引サーバ及び電子商取引プログラム
Hirakubo et al. Dot-bombs: Lessons from the dot-com debacle
JP4075431B2 (ja) 推奨商品紹介システム、その方法及びそのプログラム
Al-Shrouf et al. Software agents for e-Commerce data workflow management
Dogac INDUSTRY AND PRACTICE: Electronic Commerce
Gonzalo A business outlook regarding Electronic Agents
JP2002318933A (ja) 電子商取引システムおよび方法、プログラムおよび記録媒体
JP2002163438A (ja) サーバシステム、取引方法、記録媒体およびプログラムプロダクツ
KR20020003947A (ko) 실시간 변동 가격을 소비자 판매 가격에 실시간으로반영시키는 인터넷 전자상거래 시스템 운용 모델
KR100345756B1 (ko) 비교 광고를 이용한 비교 경매 방법 및 그 시스템
JP2002366739A (ja) 電子商取引発注執行方法及びその実施システム並びにその処理プログラム
JP2001338167A (ja) 電子商取引における商品販売促進方法ならびにシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051108