JP2002276854A - 給水栓用管継手 - Google Patents
給水栓用管継手Info
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- JP2002276854A JP2002276854A JP2001074637A JP2001074637A JP2002276854A JP 2002276854 A JP2002276854 A JP 2002276854A JP 2001074637 A JP2001074637 A JP 2001074637A JP 2001074637 A JP2001074637 A JP 2001074637A JP 2002276854 A JP2002276854 A JP 2002276854A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting seat
- screw
- joint
- faucet
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】取付座の強度を部分的に上げることで、かなり
無理な力でビスをねじ込んでも取付座の割れを防止で
き、壁などへの取付け作業をスムーズに行なえる給水栓
用管継手を提供すること。 【解決手段】９０度曲がり継手本体１の背面側に、ビス
止めにより壁Ｗなどに固定される取付座２を備え、この
取付座２のビス孔２１が設けられている部分の厚みが取
付座２の他の部分よりも肉厚とされている給水栓用管継
手Ｆ。
無理な力でビスをねじ込んでも取付座の割れを防止で
き、壁などへの取付け作業をスムーズに行なえる給水栓
用管継手を提供すること。 【解決手段】９０度曲がり継手本体１の背面側に、ビス
止めにより壁Ｗなどに固定される取付座２を備え、この
取付座２のビス孔２１が設けられている部分の厚みが取
付座２の他の部分よりも肉厚とされている給水栓用管継
手Ｆ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水栓を設置する
ために、壁などに固定される合成樹脂製の管継手に関す
る。
ために、壁などに固定される合成樹脂製の管継手に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、座付き水栓エルボと称呼されてい
る給水栓用管継手として、合成樹脂製の９０度曲がり継
手本体の背面側に取付座を備えたものが知られている具
体的には、図６に示すように、９０度曲がり継手本体１
ａの背面側に板状の取付座２ａを備え、この取付座２ａ
の両側に各１個のビス孔２１ａが設けられているもので
ある。一般に、この座付き水栓エルボＦは硬質塩化ビニ
ル樹脂製のものである。継手本体１ａの一端側はＴＳ受
口１１ａとされ、また、他端側は雌ねじを有するインサ
ート金具が埋設されてねじ受口１２ａとされている。
る給水栓用管継手として、合成樹脂製の９０度曲がり継
手本体の背面側に取付座を備えたものが知られている具
体的には、図６に示すように、９０度曲がり継手本体１
ａの背面側に板状の取付座２ａを備え、この取付座２ａ
の両側に各１個のビス孔２１ａが設けられているもので
ある。一般に、この座付き水栓エルボＦは硬質塩化ビニ
ル樹脂製のものである。継手本体１ａの一端側はＴＳ受
口１１ａとされ、また、他端側は雌ねじを有するインサ
ート金具が埋設されてねじ受口１２ａとされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
座付き水栓エルボＦの場合、取付座２ａの厚みは全体に
わたって同一であるため、たとえば図７に示すように、
立ち上がり管である硬質塩化ビニル樹脂管４ａの上端に
座付き水栓エルボＦのＴＳ受口１１ａを接着接続して、
座付き水栓エルボＦを壁Ｗにビス止めする際に、必要以
上の力でビス３ａを無理にねじ込んでしまうと、取付座
２ａが割れる恐れがあった。このため、ビス３ａのねじ
込み作業は慎重に行なわなければならなかった。なお、
５ａは水栓金具であり、水栓エルボＦのねじ受口１２ａ
にねじ込まれて接続されている。
座付き水栓エルボＦの場合、取付座２ａの厚みは全体に
わたって同一であるため、たとえば図７に示すように、
立ち上がり管である硬質塩化ビニル樹脂管４ａの上端に
座付き水栓エルボＦのＴＳ受口１１ａを接着接続して、
座付き水栓エルボＦを壁Ｗにビス止めする際に、必要以
上の力でビス３ａを無理にねじ込んでしまうと、取付座
２ａが割れる恐れがあった。このため、ビス３ａのねじ
込み作業は慎重に行なわなければならなかった。なお、
５ａは水栓金具であり、水栓エルボＦのねじ受口１２ａ
にねじ込まれて接続されている。
【０００４】本発明の目的は、取付座の強度を部分的に
上げることで、かなり無理な力でビスをねじ込んでも取
付座の割れを防止でき、その結果、壁などへの取付け作
業をスムーズに行なえる給水栓用管継手を提供すること
である。
上げることで、かなり無理な力でビスをねじ込んでも取
付座の割れを防止でき、その結果、壁などへの取付け作
業をスムーズに行なえる給水栓用管継手を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明
は、合成樹脂製の９０度曲がり継手本体の背面側に、ビ
ス止めにより壁などに固定される取付座を備えた給水栓
用管継手において、前記取付座のビス孔が設けられてい
る部分の厚みが他の部分よりも肉厚とされているもので
ある。
は、合成樹脂製の９０度曲がり継手本体の背面側に、ビ
ス止めにより壁などに固定される取付座を備えた給水栓
用管継手において、前記取付座のビス孔が設けられてい
る部分の厚みが他の部分よりも肉厚とされているもので
ある。
【０００６】請求項２記載の本発明は、請求項１記載の
給水栓用管継手において、ビス孔が長孔とされているも
のである。
給水栓用管継手において、ビス孔が長孔とされているも
のである。
【０００７】請求項３記載の本発明は、請求項１記載の
給水栓用管継手において、９０度曲がり継手本体が取付
座に回動可能に嵌着されているものである。
給水栓用管継手において、９０度曲がり継手本体が取付
座に回動可能に嵌着されているものである。
【０００８】請求項１ないし３記載の本発明において
は、取付座のビス孔が設けられている部分の厚みが他の
部分よりも肉厚とされているので、取付座をビスにて固
定する際に、取付座の割れを防止できる。
は、取付座のビス孔が設けられている部分の厚みが他の
部分よりも肉厚とされているので、取付座をビスにて固
定する際に、取付座の割れを防止できる。
【０００９】請求項２記載の本発明においては、ビス孔
が長孔とされているので、壁などに対する取付座の上下
または周方向での取付位置の微調整を行なえる。
が長孔とされているので、壁などに対する取付座の上下
または周方向での取付位置の微調整を行なえる。
【００１０】請求項３記載の本発明においては、９０度
曲がり継手本体が取付座に回動可能に嵌着されているの
で、壁などに対する継手本体の取付位置の角度設定を任
意に行なえる。
曲がり継手本体が取付座に回動可能に嵌着されているの
で、壁などに対する継手本体の取付位置の角度設定を任
意に行なえる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図１は本発明の給水栓用管
継手の第１実施例を示す平面図、図２は図１のＸ−Ｘ断
面図である。
を図面に基づいて説明する。図１は本発明の給水栓用管
継手の第１実施例を示す平面図、図２は図１のＸ−Ｘ断
面図である。
【００１２】図１および図２において、管継手Ｆは硬質
塩化ビニル樹脂製のものであり、９０度曲がり継手本体
１の背面側に板状の取付座２を備え、この取付座２の両
側に各２個のビス孔２１が設けられているものである。
継手本体１の一端側はＴＳ受口１１とされ、他端側はそ
の受口内周面に、雌ねじ１３１を有するステンレス製の
環状金具１３がインサート成形されてねじ受口１２とさ
れている。
塩化ビニル樹脂製のものであり、９０度曲がり継手本体
１の背面側に板状の取付座２を備え、この取付座２の両
側に各２個のビス孔２１が設けられているものである。
継手本体１の一端側はＴＳ受口１１とされ、他端側はそ
の受口内周面に、雌ねじ１３１を有するステンレス製の
環状金具１３がインサート成形されてねじ受口１２とさ
れている。
【００１３】取付座２は、図１に示すように、ＴＳ受口
１１側の両側面から背面側（壁などの取付面側）に曲面
状に延設された連接部２２を介して継手本体１と一体化
されている。取付座２のビス孔２１が設けられている部
分の厚みは５ｍｍで、他の部分の厚み（４ｍｍ）よりも
１ｍｍ肉厚とされている。なお、この場合、取付座２の
寸法は約３０ｍｍ×６５ｍｍである。
１１側の両側面から背面側（壁などの取付面側）に曲面
状に延設された連接部２２を介して継手本体１と一体化
されている。取付座２のビス孔２１が設けられている部
分の厚みは５ｍｍで、他の部分の厚み（４ｍｍ）よりも
１ｍｍ肉厚とされている。なお、この場合、取付座２の
寸法は約３０ｍｍ×６５ｍｍである。
【００１４】このように、ビス孔２１が設けられている
部分の厚みが、取付座２の他の部分よりも肉厚とされて
いることにより、取付座２をビスにて壁などに固定する
際に、無理な力でビスをねじ込んでも取付座の割れを防
止できる。
部分の厚みが、取付座２の他の部分よりも肉厚とされて
いることにより、取付座２をビスにて壁などに固定する
際に、無理な力でビスをねじ込んでも取付座の割れを防
止できる。
【００１５】図４は本発明の第２実施例の要部を示す拡
大説明図である。この場合、左右の各取付座２にそれぞ
れ２個のビス孔２１を設ける代わりに、ビス孔２１Ａを
円弧状の長孔としている。このように、円弧状の長孔と
することで、取付座２の周方向または上下方向での、壁
などの取付面に対して取付位置の微調整を行なえる。な
お、ビス孔２１Ａは直線状あるいはＬ字状の長孔として
もよい。
大説明図である。この場合、左右の各取付座２にそれぞ
れ２個のビス孔２１を設ける代わりに、ビス孔２１Ａを
円弧状の長孔としている。このように、円弧状の長孔と
することで、取付座２の周方向または上下方向での、壁
などの取付面に対して取付位置の微調整を行なえる。な
お、ビス孔２１Ａは直線状あるいはＬ字状の長孔として
もよい。
【００１６】図５は本発明の第３実施例の要部を使用状
態とともに示す拡大断面図である。この場合、９０度曲
がり継手本体１Ａと取付座２Ａとが別体のものとされ、
継手本体１Ａが取付座２Ａに回動可能に嵌着されてい
る。具体的には、図５に示すように、継手本体１Ａの背
面側に小円柱状の脚部１０Ａが突設され、この脚部１０
Ａが円形のスペーサ２Ｂの凹部２１Ｂに接着されてい
る。スペーサ２Ｂは、ビス３にて壁Ｗに固定された取付
座２Ａの内フランジにて挟圧され、スペーサ２Ｂととも
に壁Ｗに固定されている。
態とともに示す拡大断面図である。この場合、９０度曲
がり継手本体１Ａと取付座２Ａとが別体のものとされ、
継手本体１Ａが取付座２Ａに回動可能に嵌着されてい
る。具体的には、図５に示すように、継手本体１Ａの背
面側に小円柱状の脚部１０Ａが突設され、この脚部１０
Ａが円形のスペーサ２Ｂの凹部２１Ｂに接着されてい
る。スペーサ２Ｂは、ビス３にて壁Ｗに固定された取付
座２Ａの内フランジにて挟圧され、スペーサ２Ｂととも
に壁Ｗに固定されている。
【００１７】このように、継手本体１Ａが取付座２Ａに
回動可能に嵌着されていることにより、継手本体１Ａを
壁Ｗに対して任意の取付角度で固定することができ、た
とえば無理な曲げ配管施工による割れなどの事故を防止
できる。
回動可能に嵌着されていることにより、継手本体１Ａを
壁Ｗに対して任意の取付角度で固定することができ、た
とえば無理な曲げ配管施工による割れなどの事故を防止
できる。
【００１８】
【発明の効果】請求項１ないし３記載の本発明において
は、取付座をビスにて壁などに固定する際の取付座の割
れを防止できる。
は、取付座をビスにて壁などに固定する際の取付座の割
れを防止できる。
【００１９】請求項２記載の本発明においては、長孔と
されているビス孔を利用して、取付座の上下または周方
向での取付位置の微調整を行なえる。
されているビス孔を利用して、取付座の上下または周方
向での取付位置の微調整を行なえる。
【００２０】請求項３記載の本発明においては、９０度
曲がり継手本体が取付座に回動可能に嵌着されているの
で、壁などに対する継手本体の取付位置の角度設定を任
意に行なえ、無理な曲げ配管による亀裂や割れなどの発
生を防止できる。
曲がり継手本体が取付座に回動可能に嵌着されているの
で、壁などに対する継手本体の取付位置の角度設定を任
意に行なえ、無理な曲げ配管による亀裂や割れなどの発
生を防止できる。
【図１】本発明の第１実施例を示す平面図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ断面図である。
【図３】図１の要部を示す部分斜視図である。
【図４】本発明の第２実施例の要部を示す拡大説明図で
ある。
ある。
【図５】本発明の第３実施例の要部を使用状態とともに
示す拡大断面図である。
示す拡大断面図である。
【図６】従来の座付き水栓エルボを示す斜視図である。
【図７】図６の座付き水栓エルボの使用状態を示す説明
図である。
図である。
Ｆ 給水栓用管継手 Ｗ 壁 １，１Ａ 継手本体 １０Ａ 脚部 ２，２Ａ 取付座 ２Ｂ スペーサ ２１ ビス孔 ２１Ａ 長孔 ３ ビス
Claims (3)
- 【請求項１】合成樹脂製の９０度曲がり継手本体の背面
側に、ビス止めにより壁などに固定される取付座を備え
た給水栓用管継手において、 前記取付座のビス孔が設けられている部分の厚みが他の
部分よりも肉厚とされていることを特徴とする給水栓用
管継手。 - 【請求項２】ビス孔が長孔とされている請求項１記載の
給水栓用管継手。 - 【請求項３】９０度曲がり継手本体が取付座に回動可能
に嵌着されている請求項１記載の給水栓用管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001074637A JP2002276854A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 給水栓用管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001074637A JP2002276854A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 給水栓用管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002276854A true JP2002276854A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18931865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001074637A Pending JP2002276854A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 給水栓用管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002276854A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS576875U (ja) * | 1980-06-14 | 1982-01-13 | ||
| JPH0344227U (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-24 |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001074637A patent/JP2002276854A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS576875U (ja) * | 1980-06-14 | 1982-01-13 | ||
| JPH0344227U (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071120 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100217 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100218 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100707 |