JP2002275931A - 作業車両のデュアルチルト制御装置 - Google Patents

作業車両のデュアルチルト制御装置

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JP2002275931A
JP2002275931A JP2001082141A JP2001082141A JP2002275931A JP 2002275931 A JP2002275931 A JP 2002275931A JP 2001082141 A JP2001082141 A JP 2001082141A JP 2001082141 A JP2001082141 A JP 2001082141A JP 2002275931 A JP2002275931 A JP 2002275931A
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tilt
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cylinder
dual
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JP2001082141A
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Ikuo Kita
郁夫 北
Shunichi Okada
俊一 岡田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/7609Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers
    • E02F3/7618Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers with the scraper blade adjustable relative to the pivoting arms about a horizontal axis
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧、小流量の切替弁および左右同径のシリ
ンダが使用可能で、かつピストンバルブも不要で、しか
もピッチ動作時およびデュアルチルト動作時に大きな力
を出すことのできる作業車両のデュアルチルト制御装置
を提供する。 【解決手段】 油圧ポンプ7からの圧油を左チルトシリ
ンダ4に供給する左チルトシリンダ駆動油圧回路9と、
右チルトシリンダ5に供給する右チルトシリンダ駆動油
圧回路11とを並列配置し、左チルトシリンダ駆動油圧
回路9に左チルトシリンダ作動切替弁13を、右チルト
シリンダ駆動油圧回路11に右チルトシリンダ作動切替
弁20をそれぞれ設け、これら各チルトシリンダ作動切
替弁13,20を切替え制御するパイロット圧信号回路
25中に、左右のチルトシリンダ4,5によるブレード
3のピッチ動作、シングルチルト動作およびデュアルチ
ルト動作を切替えるパイロット切替弁27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両本体に揺動自
在に取り付けられるブレードを左右一対のチルトシリン
ダにより制御してピッチ動作とチルト動作とを行わせる
ようにした作業車両のデュアルチルト制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブルドーザのような作業車両にお
いては、車両本体の前部に取り付けられるブレード(土
工板)によって土砂を掘削・運土したり、掘削後の地面
をならしたりする作業を行うようにされている。この場
合、ブレードと車両本体との間に複動式油圧シリンダで
構成される左右一対のチルトシリンダ(ピッチシリン
ダ)を設け、これら両方のチルトシリンダを同時に伸縮
駆動することで、ブレードをピッチダンプ姿勢(前傾姿
勢)もしくはピッチバック姿勢(後傾姿勢)となるよう
に制御し、一方のチルトシリンダを停止状態にして、他
方のチルトシリンダを伸縮駆動することで、ブレードの
右端部もしくは左端部を下方に傾動させた姿勢(右チル
ト姿勢もしくは左チルト姿勢)となるように制御するも
のが知られている。
【0003】また、ブレードのチルト操作の作動速度を
高めるために、一方のチルトシリンダを伸長駆動すると
同時に他方のチルトシリンダを収縮駆動させるようにし
た、所謂デュアルチルト制御装置を備えたものも提案さ
れている(例えば特表昭63−501228号公報)。
【0004】次に、従来のデュアルチルト制御装置を図
5に示される油圧回路図によって説明する。このデュア
ルチルト制御装置100は、図示されないブレードと車
両本体との間に連結される右チルトシリンダ101およ
び左チルトシリンダ102を制御してピッチ動作および
チルト動作を行わせるものである。
【0005】このデュアルチルト制御装置100におい
ては、油圧ポンプ103とタンク104とに接続される
方向制御弁105が設けられ、この方向制御弁105の
制御ポート106,107が2位置切替式のピッチ制御
弁108およびチルト制御弁109の各バルブポート1
10,111にそれぞれ接続されている。ピッチ制御弁
108は、左チルトシリンダ102のボトム側油室10
2aに接続されるシリンダポート112と、右チルトシ
リンダ101のボトム側油室101aおよびヘッド側油
室101bにそれぞれ接続されるシリンダポート11
3,114を有している。また、チルト制御弁109
は、左チルトシリンダ102のヘッド側油室102bに
接続されるシリンダポート115と、右チルトシリンダ
101のボトム側油室101aおよびヘッド側油室10
1bにそれぞれ接続されるシリンダポート116,11
7を有している。ここで、右チルトシリンダ101のヘ
ッド側油室101bの断面積は左チルトシリンダ102
のボトム側油室102aの断面積に等しくなるように、
右チルトシリンダ101の方が左チルトシリンダ102
よりも大径とされている。また、方向制御弁105、ピ
ッチ制御弁108およびチルト制御弁109は、図示さ
れない操作レバーの操作時に電気信号もしくはパイロッ
ト圧信号によって作動されるように構成されている。
【0006】このような構成において、ピッチダンプ時
には、方向制御弁105をA位置に切替えるとともに、
ピッチ制御弁108をB位置に、チルト制御弁109を
A位置にそれぞれ切替えると、油圧ポンプ103から吐
出される圧油は方向制御弁105の制御ポート106か
らピッチ制御弁108のバルブポート110およびシリ
ンダポート113を通って右チルトシリンダ101のボ
トム側油室101aに供給されてその右チルトシリンダ
101を伸長方向に作動させるとともに、この右チルト
シリンダ101のヘッド側油室101bからの圧油がピ
ッチ制御弁108のシリンダポート114,112から
左チルトシリンダ102のボトム側油室102aに供給
されてその左チルトシリンダ102を伸長方向に作動さ
せる。そして、この左チルトシリンダ102のヘッド側
油圧102b内の圧油は、チルト制御弁109のシリン
ダポート115、バルブポート111および方向制御弁
105の制御ポート107を通ってタンク104に回収
される。こうして、左右の各チルトシリンダ101,1
02は同時に、かつ等速度で伸長されてブレードはピッ
チダンプ(前傾)動作を行う。一方、ピッチバック時に
は、ピッチ制御弁108をB位置に、チルト制御弁10
9をA位置にしたまま、方向制御弁105をB位置に切
替えることで、前述とは逆方向に圧油が流れて左右の各
チルトシリンダ101,102は同時に、かつ等速度で
収縮されてブレードはピッチバック(後傾)動作を行
う。
【0007】また、右デュアルチルト時には、方向制御
弁105をA位置に切替えるとともに、ピッチ制御弁1
08をA位置に、チルト制御弁109をB位置にそれぞ
れ切替えると、油圧ポンプ103から吐出される圧油は
方向制御弁105の制御ポート106からピッチ制御弁
108のバルブポート110およびシリンダポート11
2を通って左チルトシリンダ102のボトム側油室10
2aに供給されてその左チルトシリンダ102を伸長方
向に作動させるとともに、この左チルトシリンダ102
のヘッド側油室102bからの圧油がチルト制御弁10
9のシリンダポート115,117から右チルトシリン
ダ101のヘッド側油室101bに供給されてその右チ
ルトシリンダ101を収縮方向に作動させる。そして、
この右チルトシリンダ101のボトム側油圧101a内
の圧油は、チルト制御弁109のシリンダポート11
6、バルブポート111および方向制御弁105の制御
ポート107を通ってタンク104に回収される。こう
して、左チルトシリンダ102の伸長動作と、右チルト
シリンダ101の収縮動作が同時に行われてブレードは
高速(通常速度のほぼ倍速)で右チルト動作を行う。一
方、左デュアルチルト時には、ピッチ制御弁108をA
位置に、チルト制御弁109をB位置にしたまま、方向
制御弁105をB位置に切替えることで、前述とは逆方
向に圧油が流れて右チルトシリンダ101の伸長動作
と、左チルトシリンダ102の収縮動作が同時に行われ
てブレードは高速(ほぼ倍速)で左チルト動作を行う。
【0008】さらに、右シングルチルト時には、方向制
御弁105をA位置に切替えるとともに、ピッチ制御弁
108およびチルト制御弁109を共にA位置に切替え
ると、油圧ポンプ103から吐出される圧油は方向制御
弁105の制御ポート106からピッチ制御弁108の
バルブポート110およびシリンダポート112を通っ
て左チルトシリンダ102のボトム側油室102aに供
給されてその左チルトシリンダ102を伸長方向に作動
させるとともに、この左チルトシリンダ102のヘッド
側油室102bからの圧油がチルト制御弁109のシリ
ンダポート115およびバルブポート111から方向制
御弁105の制御ポート107を通ってタンク104に
回収される。こうして、右チルトシリンダ101が停止
した状態で、左チルトシリンダ102の伸長動作のみが
行われてブレードは通常速度(低速)で右チルト動作を
行う。一方、左シングルチルト時には、ピッチ制御弁1
08およびチルト制御弁109をA位置にしたまま、方
向制御弁105をB位置に切替えることで、前述とは逆
方向に圧油が流れて右チルトシリンダ101が停止した
状態で、左チルトシリンダ102の収縮動作のみが行わ
れてブレードは通常速度(低速)で左チルト動作を行
う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のデュアルチルト制御装置においては、チルト操作を
行うためのメイン油圧回路中にピッチ制御弁108、チ
ルト制御弁109等の切替弁を設けているために、これ
らピッチ制御弁108およびチルト制御弁109として
高圧、大流量に適合した切替弁を使用しなければなら
ず、コストアップが避けられないという問題点がある。
【0010】また、前記従来装置では、ピッチ動作を行
うために右チルトシリンダ101のヘッド側油室101
bの断面積と左チルトシリンダ102のボトム側油室1
02aの断面積とを等しくする必要があり、ボア径の異
なる2種のシリンダを準備しなければならず、これによ
ってもコストアップを招いてしまうという問題点があ
る。
【0011】さらに、右チルトシリンダ101と左チル
トシリンダ102とをシリーズに繋いだ油圧回路となっ
ているために、一方のシリンダが先にストロークエンド
に達した際の圧油逃がしのためのピストンバルブを各シ
リンダ101,102に付設する必要があるという問題
点があり、またこのようにシリーズ配置であるが故に、
ピッチ動作時およびデュアルチルト動作時に大きな力が
出せないという問題点がある。
【0012】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、低圧、小流量の切替弁および左右同径のシ
リンダが使用可能で、かつピストンバルブも不要で、し
かもピッチ動作時およびデュアルチルト動作時に大きな
力を出すことのできる作業車両のデュアルチルト制御装
置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、本発明による作業車両のデュアル
チルト制御装置は、車両本体に対して揺動自在に取り付
けられるブレード(3)と、このブレード(3)と前記
車両本体との間に配設される左右一対のチルトシリンダ
(4)(5)と、各チルトシリンダ(4)(5)の作動
を制御するチルトシリンダ制御手段とを備える作業車両
のデュアルチルト制御装置であって、前記チルトシリン
ダ制御手段は、油圧ポンプ(7)からの圧油を左チルト
シリンダ(4)に供給する左チルトシリンダ駆動油圧回
路(9)と、油圧ポンプ(7)からの圧油を右チルトシ
リンダ(5)に供給する右チルトシリンダ駆動油圧回路
(11)とを並列配置し、前記左チルトシリンダ駆動油
圧回路(9)に左チルトシリンダ作動切替弁(13)
を、前記右チルトシリンダ駆動油圧回路(11)に右チ
ルトシリンダ作動切替弁(20)をそれぞれ設け、これ
ら左チルトシリンダ作動切替弁(13)および右チルト
シリンダ作動切替弁(20)を切替え制御するパイロッ
ト圧信号回路(25)中に、前記左右のチルトシリンダ
(4)(5)による前記ブレード(3)のピッチ動作、
シングルチルト動作およびデュアルチルト動作を切替え
るパイロット切替弁(27)を設けて構成される作動油
圧回路(6)を備えていることを特徴とするものである
(第1発明)。
【0014】本発明によれば、左チルトシリンダ作動切
替弁(13)および右チルトシリンダ作動切替弁(2
0)を切替え制御するパイロット圧信号回路(25)中
にパイロット切替弁(27)を設けて、このパイロット
切替弁(27)の作動により左右のチルトシリンダ
(4)(5)によるブレード(3)のピッチ動作、シン
グルチルト動作およびデュアルチルト動作を切替えるよ
うにされているので、低圧、小流量の切替えバルブによ
ってそれらピッチ動作、シングルチルト動作およびデュ
アルチルト動作の切替えを行うことができ、切替えバル
ブを安価にすることができる。また、左チルトシリンダ
駆動油圧回路(9)と右チルトシリンダ駆動油圧回路
(11)とがパラレル回路とされているので、左右の各
チルトシリンダ(4)(5)として同一径のものを使用
することができるとともに、ピッチ動作時およびデュア
ルチルト動作時に大きな油圧力をかけることができて大
きな力を出すことができる。さらに、ストロークエンド
における圧油逃がしのためのピストンバルブを付設する
必要もない。
【0015】本発明において、前記左チルトシリンダ作
動切替弁(13)および右チルトシリンダ作動切替弁
(20)のそれぞれの上流側もしくは下流側に、各作動
切替弁(13)(20)の上流側と下流側の圧力差を一
定に調整する圧力補償弁(12)(19)が設けられる
のが好ましい(第2発明)。このようにすれば、左右の
各チルトシリンダ(4)(5)に負荷圧力の差が生じた
場合でも、圧力補償弁(12)(19)によってそれら
チルトシリンダ(4)(5)の作動速度が常に同一にな
るように各作動切替弁(13)(20)のスプール開口
面積が自動的に調整されるので、ブレード(3)のピッ
チ動作、デュアルチルト動作の変位時間を同一に、かつ
短時間で行えることになり、効率的な操作が容易に行え
るという利点がある。
【0016】また、前記第1発明または第2発明におい
て、前記左チルトシリンダ作動切替弁(13)および右
チルトシリンダ作動切替弁(20)は、各チルトシリン
ダ(4)(5)のヘッド側油室(4b)(5b)および
ボトム側油室(4a)(5a)に圧油を供給する際のメ
インスプール(30)の開口面積比がヘッド側油室(4
b)(5b)およびボトム側油室(4a)(5a)の断
面積比と同じになるように設定されているのが好ましい
(第3発明)。このようにすれば、各チルトシリンダ
(4)(5)の操作によるピッチダンプ動作およびピッ
チバック動作の作動速度を同一速度にすることができて
より効率的な操作が行えることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による作業車両のデ
ュアルチルト制御装置の具体的な実施の形態について、
図面を参照しつつ説明する。
【0018】図1には、本発明の一実施形態に係るデュ
アルチルト制御装置の油圧回路図が示され、図2には、
本実施形態におけるデュアルチルト制御装置が適用され
るブレード周辺部の斜視図が示されている。
【0019】本実施形態はブルドーザに適用したものを
示すものである。図2に示されているように、このブル
ドーザにおいては、図示されない車両本体のトラックフ
レームの外側に後端部がトラニオンを介して支承される
左右一対のストレートフレーム1,2が設けられ、これ
ら各ストレートフレーム1,2の前端部がブレード3の
背面に枢支されている。このブレード3には、そのブレ
ード3を左右に傾斜させる左右一対で、かつ同一径のブ
レードチルトシリンダ(以下、単に「チルトシリンダ」
という。)4,5がストレートフレーム1,2との間に
配されている。また、図示省略されているが、前記ブレ
ード3には、そのブレード3を上昇・下降させる左右一
対のブレードリフトシリンダが車体との間に配されてい
る。
【0020】図1に示される油圧回路図において、左チ
ルトシリンダ4および右チルトシリンダ5の作動を制御
する作動油圧回路6は、油圧ポンプ7からの圧油を第1
分岐油路8を介して左チルトシリンダ4に供給する左チ
ルトシリンダ駆動油圧回路9と、油圧ポンプ7からの圧
油を第2分岐油路10を介して右チルトシリンダ5に供
給する右チルトシリンダ駆動油圧回路11とを備えてお
り、これら左チルトシリンダ駆動油圧回路9および右チ
ルトシリンダ駆動油圧回路11がパラレル接続されて構
成されている。
【0021】前記第1分岐油路8は、第1圧力補償弁1
2を介して3方切替弁で構成される左チルトシリンダ作
動切替弁13のポンプポート14に接続されている。な
お、この左チルトシリンダ作動切替弁13のタンクポー
ト15はタンク16に接続されている。この左チルトシ
リンダ作動切替弁13は、左チルトシリンダ4のボトム
側油室4aおよびヘッド側油室4bにそれぞれ接続され
るシリンダポート17,18を有している。
【0022】一方、前記第2分岐油路10は、第2圧力
補償弁19を介して3方切替弁で構成される右チルトシ
リンダ作動切替弁20のポンプポート21に接続されて
いる。なお、この右チルトシリンダ作動切替弁20のタ
ンクポート22はタンク16に接続されている。この右
チルトシリンダ作動切替弁20は、右チルトシリンダ5
のボトム側油室5aおよびヘッド側油室5bにそれぞれ
接続されるシリンダポート23,24を有している。
【0023】前記第1圧力補償弁12および第2圧力補
償弁19は、各チルトシリンダ作動切替弁13,20に
おける絞りの前後の差圧が常に一定になるようにそのチ
ルトシリンダ作動切替弁13,20を通過する圧油の流
量を調整する役目をするものである。このような圧力補
償弁12,19が介挿されていることによって、各チル
トシリンダ4,5に負荷圧力の差が生じた場合でも、負
荷圧力の大きい側は開放して圧油を流れやすくし、負荷
圧力の小さい側は絞って圧油を流れにくくして、各チル
トシリンダ4,5の作動速度が常に同一になるように各
チルトシリンダ作動切替弁13,20のスプール開口面
積が自動的に調整されることになる。こうして、ブレー
ド3のピッチ動作、デュアルチルト動作の変位時間を同
一にすることができて、効率的な作業が行えることにな
る。
【0024】前記左チルトシリンダ切替弁13および右
チルトシリンダ切替弁20は、図示されないパイロット
ポンプよりパイロット弁およびパイロット圧信号回路2
5を通して供給される圧油によって切替え操作される。
また、ブルドーザの運転席近くには操作レバー26が配
され、この操作レバー26の操作によって前記パイロッ
ト弁が切替え操作される。
【0025】前記パイロット圧信号回路25中には、3
方切替弁にて構成されるパイロット切替弁27が介挿さ
れ、このパイロット切替弁27によって、左チルトシリ
ンダ4および右チルトシリンダ5によるブレード3のピ
ッチダンプおよびピッチバック動作(前傾および後傾動
作)、シングルチルト動作(左チルトシリンダ4のみに
よるチルト動作)およびデュアルチルト動作(両方のチ
ルトシリンダ4,5によるチルト動作)が切替えられる
ようにされている。
【0026】図3に示されているように、前記操作レバ
ー26はノブ26aを握って前後方向(矢印A方向、B
方向)および左右方向(矢印C方向、D方向)に操作す
ることで、その操作方向に応じてブレード3の所要の姿
勢制御が行えるようにされている。また、ノブ26aの
前部にはピッチダンプ/ピッチバックスイッチ28が設
けられるとともに、ノブ26aの上部にはデュアルチル
トスイッチ29が設けられ、これらスイッチ28,29
の操作時に電気信号によって前記パイロット切替弁27
が所要位置に切替え操作されるようになっている。
【0027】また、図4に示されているように、各チル
トシリンダ作動切替弁13,20においては、チルトシ
リンダ4(5)のヘッド側油室4b(5b)およびボト
ム側油室4a(5a)に圧油を供給する際のメインスプ
ール30の開口面積比V:Vとヘッド側油室4b
(5b)およびボトム側油室4a(5a)の断面積比S
:Sとが同じになるように設定されている。こうす
ることで、各チルトシリンダ4(5)の伸長速度と収縮
速度とを同一速度にすることができるので、これらチル
トシリンダ4,5の操作によるピッチダンプ動作および
ピッチバック動作の作動速度を同一速度にすることがで
きて、オペレータによる操作が容易に行えることにな
る。
【0028】次に、本実施形態のデュアルチルト制御装
置の作動について説明する。
【0029】まず、ピッチダンプ時には、ピッチダンプ
/ピッチバックスイッチ28を押しながら操作レバー2
6を右方向(矢印D方向)に倒すと、パイロット切替弁
27がA位置に切替えられ、パイロットポンプからのパ
イロット圧は、左チルトシリンダ作動切替弁13の操作
部13bに作用してその左チルトシリンダ作動切替弁1
3はB位置に切替えられるとともに、右チルトシリンダ
作動切替弁20の操作部20bに作用してその右チルト
シリンダ作動切替弁20もB位置に切替えられる。これ
により油圧ポンプ7から吐出される圧油は、左チルトシ
リンダ作動切替弁13のポンプポート14、シリンダポ
ート18を通って左チルトシリンダ4のボトム側油室4
aに供給されてその左チルトシリンダ4を伸長方向に作
動させるとともに、この左チルトシリンダ4のヘッド側
油室4bからの圧油が左チルトシリンダ作動切替弁13
のシリンダポート17、タンクポート15を通ってタン
ク16に回収される。これと同時に、油圧ポンプ7から
吐出される圧油は、右チルトシリンダ作動切替弁20の
ポンプポート21、シリンダポート24を通って右チル
トシリンダ5のボトム側油室5aに供給されてその右チ
ルトシリンダ5を伸長方向に作動させるとともに、この
右チルトシリンダ5のヘッド側油室5bからの圧油が右
チルトシリンダ作動切替弁20のシリンダポート23、
タンクポート22を通ってタンク16に回収される。こ
うして、左右の各チルトシリンダ4,5は同時に、かつ
等速度で伸長されてブレード3はピッチダンプ(前傾)
動作を行う。
【0030】一方、ピッチバック時には、ピッチダンプ
/ピッチバックスイッチ28を押しながら操作レバー2
6を左方向(矢印C方向)に倒すと、パイロット切替弁
27がA位置に切替えられ、パイロットポンプからのパ
イロット圧は、左チルトシリンダ作動切替弁13の操作
部13aに作用してその左チルトシリンダ作動切替弁1
3はA位置に切替えられるとともに、右チルトシリンダ
作動切替弁20の操作部20aに作用してその右チルト
シリンダ作動切替弁20もA位置に切替えられる。こう
して、前述とは逆方向に圧油が流れて左右の各チルトシ
リンダ4,5は同時に、かつ等速度で収縮されてブレー
ド3はピッチバック(後傾)動作を行う。
【0031】また、右デュアルチルト時には、デュアル
チルトスイッチ29を押しながら操作レバー26を右方
向(矢印D方向)に倒すと、パイロット切替弁27がB
位置に切替えられ、パイロットポンプからのパイロット
圧は、左チルトシリンダ作動切替弁13の操作部13b
に作用してその左チルトシリンダ作動切替弁13はB位
置に切替えられるとともに、右チルトシリンダ作動切替
弁20の操作部20aに作用してその右チルトシリンダ
作動切替弁20はA位置に切替えられる。これにより油
圧ポンプ7から吐出される圧油は、左チルトシリンダ作
動切替弁13のポンプポート14、シリンダポート18
を通って左チルトシリンダ4のボトム側油室4aに供給
されてその左チルトシリンダ4を伸長方向に作動させる
とともに、この左チルトシリンダ4のヘッド側油室4b
からの圧油が左チルトシリンダ作動切替弁13のシリン
ダポート17、タンクポート15を通ってタンク16に
回収される。これと同時に、油圧ポンプ7から吐出され
る圧油は、右チルトシリンダ作動切替弁20のポンプポ
ート21、シリンダポート23を通って右チルトシリン
ダ5のヘッド側油室5bに供給されてその右チルトシリ
ンダ5を収縮方向に作動させるとともに、この右チルト
シリンダ5のボトム側油室5aからの圧油が右チルトシ
リンダ作動切替弁20のシリンダポート24、タンクポ
ート22を通ってタンク16に回収される。こうして、
左チルトシリンダ4の伸長動作と右チルトシリンダ5の
収縮動作が同時に行われてブレード3は高速(シングル
チルト動作のほぼ倍速)で右チルト動作を行う。
【0032】一方、左デュアルチルト時には、デュアル
チルトスイッチ29を押しながら操作レバー26を左方
向(矢印C方向)に倒すと、パイロット切替弁27がB
位置に切替えられ、パイロットポンプからのパイロット
圧は、左チルトシリンダ作動切替弁13の操作部13a
に作用してその左チルトシリンダ作動切替弁13はA位
置に切替えられるとともに、右チルトシリンダ作動切替
弁20の操作部20bに作用してその右チルトシリンダ
作動切替弁20はB位置に切替えられる。こうして、前
述とは逆方向に圧油が流れて左チルトシリンダ4の収縮
動作と右チルトシリンダ5の伸長動作が同時に行われて
ブレード3は高速(シングルチルト動作のほぼ倍速)で
左チルト動作を行う。
【0033】さらに、右シングルチルト時には、ピッチ
ダンプ/ピッチバックスイッチ28およびデュアルチル
トスイッチ29のいずれのスイッチも押さずに、操作レ
バー26を右方向(矢印D方向)に倒すと、パイロット
切替弁27は中立位置を保持し、パイロットポンプから
のパイロット圧は、左チルトシリンダ作動切替弁13の
操作部13bに作用してその左チルトシリンダ作動切替
弁13はB位置に切替えられ、右チルトシリンダ作動切
替弁20の操作部20a,20bにはパイロット圧が供
給されない。これにより油圧ポンプ7から吐出される圧
油は、左チルトシリンダ作動切替弁13のポンプポート
14、シリンダポート18を通って左チルトシリンダ4
のボトム側油室4aに供給されてその左チルトシリンダ
4を伸長方向に作動させるとともに、この左チルトシリ
ンダ4のヘッド側油室4bからの圧油が左チルトシリン
ダ作動切替弁13のシリンダポート17、タンクポート
15を通ってタンク16に回収される。こうして、右チ
ルトシリンダ5が停止した状態で、左チルトシリンダ4
の伸長動作のみが行われてブレード3は通常速度(低
速)で右チルト動作を行う。
【0034】一方、左シングルチルト時には、パイロッ
トポンプからのパイロット圧は、左チルトシリンダ作動
切替弁13の操作部13aに作用してその左チルトシリ
ンダ作動切替弁13はA位置に切替えられる。これによ
り油圧ポンプ7から吐出される圧油は、左チルトシリン
ダ作動切替弁13のポンプポート14、シリンダポート
17を通って左チルトシリンダ4のヘッド側油室4bに
供給されてその左チルトシリンダ4を収縮方向に作動さ
せるとともに、この左チルトシリンダ4のボトム側油室
4aからの圧油が左チルトシリンダ作動切替弁13のシ
リンダポート18、タンクポート15を通ってタンク1
6に回収される。こうして、右チルトシリンダ5が停止
した状態で、左チルトシリンダ4の収縮動作のみが行わ
れてブレード3は通常速度(低速)で左チルト動作を行
う。
【0035】本実施形態のデュアルチルト制御装置によ
れば、左チルトシリンダ駆動油圧回路9と右チルトシリ
ンダ駆動油圧回路11とがパラレル回路とされているの
で、従来例(図5参照)のように左右の各チルトシリン
ダをシリーズで繋いだものに比較して、左右の各チルト
シリンダ4,5として同一径のものを使用することがで
きるとともに、ピッチ動作時およびデュアルチルト動作
時に大きな油圧力をかけることができて大きな力を出す
ことができるという効果がある。また、各チルトシリン
ダにストロークエンドにおける圧油逃がしのためのピス
トンバルブを付設する必要もないという利点がある。さ
らに、パイロット切替弁27の作動によって左右のチル
トシリンダ4,5の各種動作を切替えるようにされてい
るので、この切替え動作が低圧、小流量の切替えバルブ
で行えることになり、コスト高になるのを回避できると
いう利点もある。
【0036】本実施形態においては、圧力補償弁12,
19をチルトシリンダ作動切替弁13,20の上流側に
設けたものを説明したが、これら圧力補償弁12,19
はチルトシリンダ作動切替弁13,20の下流側に設け
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るデュアルチ
ルト制御装置の油圧回路図である。
【図2】図2は、本実施形態におけるデュアルチルト制
御装置が適用されるブレード周辺部の斜視図である。
【図3】図3は、本実施形態における操作レバーの斜視
図である。
【図4】図4(a)は、本実施形態におけるチルトシリ
ンダ作動切替弁の部分拡大図、図4(b)は、図4
(a)のスプール部のE−E断面図、図4(c)は、図
4(a)のスプール部のF−F断面図である。
【図5】図5は、従来のデュアルチルト制御装置の油圧
回路図である。
【符号の説明】
3 ブレード 4 左チルトシリンダ 5 右チルトシリンダ 6 作動油圧回路 7 油圧ポンプ 9 左チルトシリンダ駆動油圧回路 11 右チルトシリンダ駆動油圧回路 12 第1圧力補償弁 13 左チルトシリンダ作動切替弁 19 第2圧力補償弁 20 右チルトシリンダ作動切替弁 25 パイロット圧信号回路 26 操作レバー 27 パイロット切替弁 28 ピッチダンプ/ピッチバックスイッチ 29 デュアルチルトスイッチ 30 メインスプール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体に対して揺動自在に取り付けら
    れるブレード(3)と、このブレード(3)と前記車両
    本体との間に配設される左右一対のチルトシリンダ
    (4)(5)と、各チルトシリンダ(4)(5)の作動
    を制御するチルトシリンダ制御手段とを備える作業車両
    のデュアルチルト制御装置であって、 前記チルトシリンダ制御手段は、油圧ポンプ(7)から
    の圧油を左チルトシリンダ(4)に供給する左チルトシ
    リンダ駆動油圧回路(9)と、油圧ポンプ(7)からの
    圧油を右チルトシリンダ(5)に供給する右チルトシリ
    ンダ駆動油圧回路(11)とを並列配置し、前記左チル
    トシリンダ駆動油圧回路(9)に左チルトシリンダ作動
    切替弁(13)を、前記右チルトシリンダ駆動油圧回路
    (11)に右チルトシリンダ作動切替弁(20)をそれ
    ぞれ設け、これら左チルトシリンダ作動切替弁(13)
    および右チルトシリンダ作動切替弁(20)を切替え制
    御するパイロット圧信号回路(25)中に、前記左右の
    チルトシリンダ(4)(5)による前記ブレード(3)
    のピッチ動作、シングルチルト動作およびデュアルチル
    ト動作を切替えるパイロット切替弁(27)を設けて構
    成される作動油圧回路(6)を備えていることを特徴と
    する作業車両のデュアルチルト制御装置。
  2. 【請求項2】 前記左チルトシリンダ作動切替弁(1
    3)および右チルトシリンダ作動切替弁(20)のそれ
    ぞれの上流側もしくは下流側に、各作動切替弁(13)
    (20)の上流側と下流側の圧力差を一定に調整する圧
    力補償弁(12)(19)が設けられる請求項1に記載
    の作業車両のデュアルチルト制御装置。
  3. 【請求項3】 前記左チルトシリンダ作動切替弁(1
    3)および右チルトシリンダ作動切替弁(20)は、各
    チルトシリンダ(4)(5)のヘッド側油室(4b)
    (5b)およびボトム側油室(4a)(5a)に圧油を
    供給する際のメインスプール(30)の開口面積比がヘ
    ッド側油室(4b)(5b)およびボトム側油室(4
    a)(5a)の断面積比と同じになるように設定されて
    いる請求項1または2に記載の作業車両のデュアルチル
    ト制御装置。
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