JP2002271278A - 相互変調歪測定システム - Google Patents
相互変調歪測定システムInfo
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Abstract
を、少ない労力で、短時間に、低コストで、しかも正確
に測定できる相互変調歪測定システムを提供する。 【解決手段】それぞれ平坦な誘電体基板の表面に、被測
定対象となる金属材料で形成した接触導体部を有する導
体パターンを設けた平面コンタクト素子を準備し、第1
の平面コンタクト素子を第1の非接触コネクタを介して
相互変調歪測定回路に接続し、第2の平面コンタクト素
子を、その接触導体部が前記第1の平面コンタクト素子
の接触導体部と接触するように第1の平面コンタクト素
子と重ね合わせると共に、第2の平面コンタクト素子を
第2の非接触コネクタを介してダミーロードに接続し
て、第1および第2の平面コンタクト素子の導体パター
ンの接触導体部の接触に基づく相互変調歪を測定する。
Description
において発生する相互変調歪を、簡単かつ正確に測定す
る技術に関するものである。
異なる2つの信号の干渉による相互変調歪の問題があ
る。例えば移動体通信の基地局で利用されているアンテ
ナは送信と受信に兼用されており、送信周波数と受信周
波数とは相違しているので、これらの間での相互変調歪
が問題となり、相互変調歪によるノイズが受信帯域を干
渉し、通信不能となる場合もある。従来、このような移
動体通信システムにおいては、増幅器などの能動回路に
おける相互変調歪の抑止については種々の研究がなされ
ており、相当の成果が上げられている。しかしながら、
受動回路部分において発生する相互変調歪については有
効な対策が採られていない。この受動回路部分として
は、金属材料同士の接触面、例えばコネクタ、アンテ
ナ、アンテナ取付金具などのアンテナ周辺部材などが考
えられる。
おけるアンテナ周辺の相互変調歪の発生箇所を示すもの
である。基地局のタワー11には送信アンテナ12と受
信アンテナ13とが設置されており、これらのアンテナ
の内部には、多数のアンテナ素子を配列したアンテナ素
子列14が設けられ、これらのアンテナ素子は、ビーム
を所定の方向に指向させるためのビーム制御装置15を
介してアンテナ入出力端子16に接続されている。図2
は、アンテナ素子列14の素子としてプリントダイポー
ルアンテナを用いた場合の例であり、プリント基板17
のアンテナ素子18が所定のパターンにしたがって形成
され、プリント基板17とほぼ直交するように2つの反
射板19が設けられ、これらのプリント基板17および
反射板19は円筒状のカバー20の内部に配置されてい
る。このような構成においては、アンテナ素子列14の
給電回路とビーム制御装置15との接続箇所、ビーム制
御装置15の内部における導体接続箇所、アンテナ入出
力端子16と同軸ケーブル17との接続箇所、アンテナ
12、13をタワー11に取り付ける金具、2つの反射
板19の接触箇所などにおいて相互変調歪が発生する。
おけるアンテナ周辺での相互変調歪の発生箇所を調べる
と、金属材料と金属材料との接触界面が存在しているこ
とが分かる。従来、このような金属の接触界面における
相互変調歪は余り問題とはならなかったが、周波数の高
周波化、信号電界の微弱化などが進むにつれて金属の接
触界面の非線形特性による相互変調歪ノイズの影響が問
題となってきている。
ンテナを共通に使用しており、さらにこれらのアンテナ
が隣接して複数設置されることもあるので、上述した金
属材料同士の接触面で発生する相互変調歪ノイズが重要
な問題となってきている。特に携帯電話の基地局では、
送信電力に比べて受信電力は小さくなっており、受信信
号電界がきわめて微弱となり、相互変調歪ノイズの影響
が相対的に大きくなり、受信帯域に相互変調歪ノイズが
入ると受信不能となる恐れがある。
接触界面において発生する相互変調歪を抑止する方法と
しては、先ず第1に接触界面をなくすことが考えられ
る。しかし、実際に携帯電話の基地局を建設する際に、
金属材料間の接触をなくすには限界があり、実際的では
ない。また、同種金属材料間でも接触部分の表面状態の
差によって相互変調歪が発生するので、導体部分を同じ
金属材料で形成しても相互変調歪をなくすことはできな
い。
すると共に接触圧力を高くして電流密度を低減すること
が考えられる。しかしながら、基地局自体の小形、軽量
化が求められているので、金属材料間の接触面積を広く
するにも限界があり、実用的な解決策とはならない。例
えば同軸ケーブルとの接続には同軸コネクタが使用され
ているが、この同軸コネクタとしては相互変調歪の発生
が少ないDINコネクタが一般に使用されているが、サイ
ズが大きく、小形化が要求されている。
触部分の表面状態を改良して相互変調歪の発生を抑える
ことが考えられる。例えば、下地金属、メッキ材料、表
面の粗さなどを最適化することによって、接触面積や接
触圧力を過度に大きくしなくとも相互変調歪の発生を有
効の抑制することができると予想される。
接触部分の表面状態を改良するには、下地金属の種類、
メッキ材料の種類、膜圧、表面の粗さなどの幾つものパ
ラメータを種々に変えて多数の同軸コネクタを試作し、
それらを用いて相互変調歪を測定しなければならず、試
作のために多大の労力、時間およびコストがかかってい
る。また、同軸コネクタの加工精度のばらつきや脱着に
よる特性劣化などの不確定要素が多く、相互変調歪の正
確な測定が困難となる問題がある。
コネクタと同軸ケーブルとの間をハンダ付けする必要が
あり、その作業も面倒であると共に、個々の同軸コネク
タのハンダ付けの状態は一様とはならないので、この接
触部分での相互変調歪の発生状況が測定に大きく影響
し、コネクタ同士での接触箇所で発生する本来測定した
い相互変調歪のみを正確に測定できないという問題もあ
る。
の接触部分で発生される相互変調歪を、少ない労力で、
短時間に、低コストで、しかも正確に測定することがで
きる相互変調歪測定システムを提供しようとするもので
ある。
測定システムは、それぞれ平坦な誘電体基板の一方の表
面に金属材料より成る接触導体部、接続導体部およびこ
れら接触導体部と接続導体部との間を連結する中継導体
部を有する導体パターンを形成し、他方の表面に地板を
形成した複数の平面コンタクト素子を準備し、第1の平
面コンタクト素子の接続導体部を第1の非接触コネクタ
を介して相互変調歪測定回路に接続し、第2の平面コン
タクト素子を、その接触導体部が前記第1の平面コンタ
クト素子の導体パターンの接触導体部と接触するように
第1の平面コンタクト素子と重ね合わせると共に、第2
の平面コンタクト素子の導体パターンの接続導体部を第
2の非接触コネクタを介してダミーロードに接続して、
第1および第2の平面コンタクト素子の導体パターンの
接触導体部の接触に基づく相互変調歪を測定することを
特徴とするものである。
システムにおいては、平坦な誘電体基板の表面に、被測
定対象となる金属材料で導体パターンを形成した平面コ
ンタクト素子を用いるが、この平面コンタクト素子は、
例えばプリント配線基板を利用して製作することがで
き、したがって、サンプル製作に要する労力、時間、コ
ストが著しく低減されることになると共に、加工精度の
ばらつきが少なくなると共に、着脱による特性劣化も生
じないので相互変調歪測定精度が向上する。さらに、こ
の平面コンタクト素子を相互変調歪測定回路およびダミ
ーロードに接続する際には非接触コネクタを用いるの
で、従来のようなハンダ付け作業が不要になると共に、
ハンダ付けの状態の変動による測定誤差が混入すること
がなくなり、相互変調歪をきわめて正確に測定すること
ができる。
システムを実施するに際しては、前記第1および第2の
非接触コンタクトは、インピーダンス50Ωの同軸ケー
ブルを介して相互変調歪測定回路およびダミーロードに
それぞれ接続されるが、前記平面コンタクト素子の接触
導体部をこの50Ωの抵抗と整合させるように形成する
と、その幅が数ミリ以下と狭くなるが、測定精度を考慮
するとこの幅は5ミリ以上とするのが好ましい。しかし
ながら、このように形成すると、接触導体部のインピー
ダンスは小さくなり、50Ωの同軸インピーダンスと整
合しなくなってしまう。そこで本発明による平面コンタ
クト素子の好適実施例においては、接触導体部の幅を広
くし、接触導体部と接続導体部とを連結する中継導体部
に、幅を広くした接触導体部のインピーダンスと接続導
体部のインピーダンスとを整合させるためのインピーダ
ンス変成部を形成する。
ステムを実施する際には、前記非接触コネクタを、前記
平面コンタクト素子の厚さにほぼ等しい空間をおいて互
いに平行に配置した第1および第2の平坦な誘電体基板
と、これら第1および第2の誘電体基板によって挟まれ
た第3の誘電体基板と、前記第1の誘電体基板の外側表
面に、平面コンタクト素子を第1および第2の誘電体基
板の間の空間に、その先端が前記第3の誘電体基板の先
端から所定の距離だけ離間するように挿入されるとき
に、その接続導体部の延在方向と整列して延在するよう
に形成された導体ストリップと、前記第2の誘電体基板
の外側表面全体に形成された導体膜と、前記第3の誘電
体基板の、前記第1の誘電体基板と対向する表面に、第
1の誘電体基板の外側表面に形成された導体ストリップ
の延在方向と整列して延在するように形成された導体ス
トリップと、第3の誘電体基板の反対側表面全体に形成
された導電膜とを以て構成するのが好適である。
定システム全体の構成を示すブロック図である。相互変
調歪を測定すべき金属材料間の接触部を構成する第1お
よび第2平面コンタクト素子を含む測定ユニット21
を、第1の非接触コネクタ22を経てデュープレクサ2
3に接続すると共に第2の非接触コネクタ24を介して
ダミーロード25に接続する。本例では、このダミーロ
ード25としては長さ50mのセミリジッド同軸ケーブ
ルを用いている。
接続し、この電力結合器を第1および第2波源27およ
び28に接続する。これら第1および第2波源27およ
び28は、それぞれf1、f2の周波数の標準信号発生
器29、30および電力増幅器31、32で構成する。
さらに、デュープレクサ23を、相互変調歪成分を取り
出す帯域通過フィルタ33、ローノイズアンプ34およ
びスペクトラムアナライザ35を有する相互変調歪測定
回路36に接続する。
ト素子を含む測定ユニット21と、第1および第2の非
接触コネクタ22、24の詳細な構成を示す斜視図であ
る。第1および第2の平面コンタクト素子41および4
2の構成はほぼ同じであるので、第1の非接触コネクタ
22を介してデュープレクサ23に接続される第1の平
面コンタクト素子41について説明する。第1の平面コ
ンタクト素子41はプリント基板により構成されてい
る。例えば、トリテトラフルオロエチレン(商品名:テ
フロン)や比誘電率が約2.6の誘電体材料で形成された
誘電体基板43aの平坦な表面の一方には、接触導体部
44aと、接続導体部45aと、これらの接触導体部お
よび接続導体部との間を連結する中継導体部46aとを
含む導体パターンが形成され、他方の表面全面には金属
膜より成る地板47aが形成されている。
形成されており、対応する部分は同じ符号にbを添えて
表してある。相互変調歪の測定に際してはこれら第1お
よび第2平面コンタクト素子41および42の接触導体
部44aおよび44bを互いに所定の圧力で接触させる
ように重ね合わせることによって、これらの接触導体部
の表面状態および接触圧力による相互変調歪の発生状況
を測定することができる。
べき金属材料間の接触を、平坦なプリント基板より成る
第1および第2平面コンタクト素子41および42を接
触させることにより実現しているので、従来のように複
雑な同軸コネクタを試作して測定する必要はない。した
がって、測定サンプルを、簡単に短時間で安価に試作す
ることができる。また、測定サンプル製作の精度も向上
し、そのばらつきが相互変調歪の測定精度に与える影響
もきわめて小さくなり、正確な測定が可能となる。
ンタクト素子41をデュプレクサ23を介して第1およ
び第2の波源27および28、相互変調歪測定回路36
に接続し、第2の平面コンタクト素子42をダミーロー
ド25に接続するのに、第1および第2の非接触コネク
タ22および24を用い、測定サンプルを相互変調歪測
定回路やダミーロードに接続する作業を簡単とすると共
に、これらの接触箇所において相互変調歪が発生しない
ようにしている。
詳細な構成を示す斜視図であり、図5bはその一部分を
拡大して示す断面図である。第2の非接触コネクタ24
の構成もほぼ同様であるので、第1の非接触コネクタ2
2の構成について説明する。非接触コネクタ22は、前
記平面コンタクト素子41の厚さにほぼ等しい空間をお
いて互いに平行に配置した第1および第2の平坦な誘電
体基板51aおよび52aと、これら第1および第2の
誘電体基板の間に挟持された第3の誘電体基板53aと
を有している。この場合、第3の誘電体基板53aは、
その先端が第1および第2誘電体基板51a、52aの
中間位置よりもやや手前まで挿入されている。これら第
1〜第3の誘電体基板51a、52aおよび53aは、例
えば比誘電率が2.0〜3.0の誘電体材料で形成することが
できる。
クタ22の第1および第2の誘電体基板51aおよび5
2aの間の空間に、その先端がこれらの誘電体基板の中
間位置のやや手前まで挿入されるように構成する。した
がって、平面コンタクト素子41が挿入されたときは、
その先端は前記第3の誘電体基板53aの先端から所定
の距離d1だけ離間するようになる。この離間距離d1
は、例えば約1mmとすることができる。また、第1お
よび第2の誘電体基板51aおよび52aの長さd
2は、本例では156mmである。
には、平面コンタクト素子41を挿入したときに、その
接続導体部45aの延在方向と整列して延在するように
導体ストリップ54aを形成する。また、前記第2の誘
電体基板52aの外側表面の全体には導体膜55aを形
成する。さらに、前記第3の誘電体基板53aの、前記
第1の誘電体基板51aと対向する表面には、第1の誘
電体基板の外側表面に形成された導体ストリップ54a
の延在方向と整列して延在するように導体ストリップ5
6aを形成し、裏面全体には導体膜57aを形成する。
軸ケーブル61を介してデュープレクサ23に接続する
が、図5bに示すように、第3の誘電体基板53aの一
方の表面に形成した導電ストリップ56aを同軸ケーブ
ル61の芯線62にはんだ64により接続し、他方の表
面に形成した導体膜57aを同軸ケーブルのシールド6
3にはんだ65により接続する。このように非接触コネ
クタ22と同軸ケーブル61との間は直接接続されてい
るが、測定サンプルである平面コンタクト素子41、4
2を交換する場合でもこの接続はそのままで良いので、
この接続状態による相互変調歪測定への影響はない。第
2の非接触コネクタ24の構成も上述したところとほぼ
同様であり、図4においては、対応する部分には同じ符
号にbを添えて示してある。ただし、第1の非接触コネ
クタ22の第1の誘電体基板51aの一方の表面に形成
した導電ストリップ54aにはスタブが形成されていな
いが、第2の非接触コネクタ24の第1の誘電体基板5
1bの一方の表面に形成した導電ストリップ54bには
スタブ54c(図4参照)が形成されている点が相違し
ている。
力特性を示すものであり、0.84GHz〜0.99GHzの比帯域17
%の広い周波数領域における反射損は-20dB以下であ
る。また、挿入損失も0.2dB以下と小さいものである。
したがって、例えば送信周波数を862MHzおよび887MHzと
し、937MHzに発生する5次の相互変調歪を測定する場合
にも有効に利用することができる。ここで、3次、7次
等の他の次数の相関変調歪も測定も可能であることは言
うまでもない。
面状態を種々に変えた平面コンタクト素子をプリント配
線基板を利用して製作しておき、これらの中から選択し
た2つの平面コンタクト素子41、42を図4に示すよ
うにそれらの接触導体部44a、44bが互いに接触す
るように重ね合わせ、さらにそのときの接触圧力を調整
可能とする。さらにこれらの平面コンタクト素子41、
42を、それぞれ非接触コネクタ22および24の第1
および第2の誘電体基板51a、52aの間に挿入する
ことによって相互変調歪測定回路36およびダミーロー
ド25にそれぞれ接続して、相互変調歪の測定を行うこ
とができる。
2と測定回路およびダミーロード25との間は従来のよ
うにハンダ付けにより接続する必要がないので、接続作
業はきわめて簡単になると共に、ハンダ付けの状態の変
動による測定誤差がなくなり、相互変調歪をきわめて正
確に測定することができる。
のではなく、幾多の変更や変形が可能である。例えば、
上述した実施例では、平面コンタクト素子の接触導体部
の幅を広くすることによるインピーダンスの不整合をな
くすために中継導体部にインピーダンス変成部を設けた
が、接触導体部の幅を50Ωとする場合には、このよう
なインピーダンス変成部を設ける必要はない。さらに、
非接触コネクタの構成も上述した実施例に限定されるも
のではなく、平板状の平面コンタクト素子を非接触で測
定回路やダミーロードへ着脱自在に接続できるものであ
ればどのような構成のものでもよい。
所を示す線図である。
示す線図である。
構成を示すブロック図である。
示す斜視図である。
細な構成を示す斜視図および断面図である。
る。
23 デュープレクサ、 25 ダミーロード、 2
6 電力結合器、 27、28 波源、29、30 標
準信号発生器、 31、32 電力増幅器、 33 帯
域通過フィルタ、34 ローノイズアンプ、 35 ス
ペクトラムアナライザ、 36 相互変調歪測定回路、
41、42 第1、第2の平面コンタクト素子、 4
3a,43b 誘電体基板、 44a,44b 接触導
体部、 45a、45b 接続導体部、 46a、46
b 中継導体部、 47a、47b 地板、 51a、
52a、53a 第1〜第3の誘電体基板、 54a、
56a 導体ストリップ、55a、57a 導体膜、
61 同軸ケーブル
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれ平坦な誘電体基板の一方の表面
に金属材料より成る接触導体部、接続導体部およびこれ
ら接触導体部と接続導体部との間を連結する中継導体部
を有する導体パターンを形成し、他方の表面に地板を形
成した複数の平面コンタクト素子を準備し、第1の平面
コンタクト素子の接続導体部を第1の非接触コネクタを
介して相互変調歪測定回路に接続し、第2の平面コンタ
クト素子を、その接触導体部が前記第1の平面コンタク
ト素子の導体パターンの接触導体部と接触するように第
1の平面コンタクト素子と重ね合わせると共に、第2の
平面コンタクト素子の導体パターンの接続導体部を第2
の非接触コネクタを介してダミーロードに接続して、第
1および第2の平面コンタクト素子の導体パターンの接
触導体部の接触に基づく相互変調歪を測定することを特
徴とする相互変調歪測定システム。 - 【請求項2】 前記平面コンタクト素子をプリント配線
基板を用いて製作することを特徴とする請求項1に記載
の相互変調歪測定システム。 - 【請求項3】 前記平面コンタクト素子の導体パターン
の接触導体部の幅を広くし、接触導体部と接続導体部と
を連結する中継導体部に、幅を広くした接触導体部のイ
ンピーダンスと接続導体部のインピーダンスとを整合さ
せるためのインピーダンス変成部を形成したことを特徴
とする請求項1または2に記載の相互変調歪測定システ
ム。 - 【請求項4】 前記非接触コンタクトを、前記平面コン
タクト素子の厚さにほぼ等しい空間をおいて互いに平行
に配置した第1および第2の平坦な誘電体基板と、これ
ら第1および第2の誘電体基板によって挟まれた第3の
誘電体基板と、前記第1の誘電体基板の外側表面に、平
面コンタクト素子を第1および第2の誘電体基板の間の
空間に、その先端が前記第3の誘電体基板の先端から所
定の距離だけ離間するように挿入されるときに、その接
続導体部の延在方向と整列して延在するように形成され
た導体ストリップと、前記第2の誘電体基板の外側表面
全体に形成された導体膜と、前記第3の誘電体基板の、
前記第1の誘電体基板と対向する表面に、第1の誘電体
基板の外側表面に形成された導体ストリップの延在方向
と整列して延在するように形成された導体ストリップ
と、第3の誘電体基板の反対側表面全体に形成された導
電膜とを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか
に記載の相互変調歪測定システム。
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---|---|---|---|---|
JP2012032393A (ja) * | 2010-07-07 | 2012-02-16 | Anritsu Corp | 歪測定装置 |
-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001062405A patent/JP3645494B2/ja not_active Expired - Fee Related
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