JP2002269680A - 車両認識システム - Google Patents

車両認識システム

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JP2002269680A
JP2002269680A JP2001065966A JP2001065966A JP2002269680A JP 2002269680 A JP2002269680 A JP 2002269680A JP 2001065966 A JP2001065966 A JP 2001065966A JP 2001065966 A JP2001065966 A JP 2001065966A JP 2002269680 A JP2002269680 A JP 2002269680A
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JP
Japan
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vehicle
image
imaging
recognition system
analysis
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JP2001065966A
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English (en)
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Hikozo Kaneda
彦三 兼田
Biki Yagi
美起 八木
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Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の車番情報を収集し、手入力なしに電子
化する。 【解決手段】 撮像手段は可搬型であり操作者が駐車車
両を撮像することができる。撮像された画像は、記録手
段に記録される。解析手段は、車両を認識するため、前
記記録された画像から車両の車番プレートを切り出し、
車番を認識する。データベース手段は、解析された車両
のデータをデータベース化する。表示手段は必要な情報
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駐車中の車両を撮像
することにより、車両を認識するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば駐車場内に夜間宿泊する車
両の管理すなわち泊車管理は、管理者が夜間駐車場内を
見回り、駐車している車両の車番プレートを目視して、
ノートに記録して、管理に用いるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな情報収集管理の仕方では、管理人がノートに手書き
により記録するため、手間がかかり、また、記入ミスが
生ずるおそれがあった。
【0004】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、車両の車番情報を収集し、手入力なしに電子化
できるようにした車両認識システムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る車両認識システムは、駐車車両を撮像す
る撮像手段と、前記撮像手段が撮像した画像を記録する
記録手段と、前記記録手段に記録された前記画像を解析
する解析手段と、前記解析手段が解析した結果をデータ
ベース化するデータベース手段と、情報を表示する表示
手段とからなり、少なくとも前記撮像手段を可搬型とし
たものである。
【0006】また、請求項2に係る車両認識システム
は、請求項1において、解析手段を可搬型としたもので
ある。
【0007】また、請求項3に係る車両認識システム
は、請求項1又は2において、撮像手段が静止画カメラ
であって、解析手段が静止画中から車両の車番プレート
を切り出し自動的に車番を認識するようにしたものであ
る。
【0008】また、請求項4に係る車両認識システム
は、請求項1又は2において、撮像手段が動画カメラで
あって、解析手段が動画中から車両の車番プレートを切
り出し自動的に車番を認識するようにしたものである。
【0009】また、請求項5に係る車両認識システム
は、請求項1乃至4のいずれか1において、解析手段
が、車番認識不能の場合には再度プレートの切り出しを
行ない、車番認識不能が解消されない場合には撮影要求
信号を送出するようにしたものである。
【0010】また、請求項6に係る車両認識システム
は、請求項5において、撮影要求信号が画像信号又は音
声信号であり、当該撮影要求信号により画像表示又は音
声表示するようにしたものである。
【0011】また、請求項7に係る車両認識システム
は、請求項1乃至4のいずれか1において、撮像手段と
解析手段及び表示手段を可搬型とし、解析手段により認
識した車番と撮像手段により撮像された車両のプレート
部分とを重ならずに表示手段の所定位置に表示するよう
にしたものである。
【0012】また、請求項8に係る車両認識システム
は、請求項1又は2において、解析手段が撮像画像から
車両の特徴を切り出し、車種を区別するようにしたもの
である。
【0013】また、請求項9に係る車両認識システム
は、請求項1乃至8のいずれか1において、撮像手段が
赤外画像カメラであるようにしたものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明に係る車両認識システム
において次のように作用する。撮像手段は可搬型であり
操作者が駐車車両を撮像することができる。撮像された
画像は、記録手段に記録される。解析手段は、車両を認
識するため、前記記録された画像を解析する。データベ
ース手段は、解析された車両のデータをデータベース化
する。表示手段は必要な情報を表示する。
【0015】請求項2に記載の発明に係る車両認識シス
テムは、請求項1について説明した作用の他に、次のよ
うに作用する。解析手段は可搬型であり、操作者が駐車
車両を撮像すると同時に、当該解析手段はその画像を解
析する。
【0016】請求項3に記載の発明に係る車両認識シス
テムは、請求項1又は2について説明した作用の他に、
次のように作用する。撮像手段が静止画カメラであり、
操作者は駐車車両を撮像していく。解析手段は撮像され
静止画中から車両の車番プレートを切り出し画像認識技
術により自動的に車番を認識する。
【0017】請求項4に記載の発明に係る車両認識シス
テムは、請求項1又は2について説明した作用の他に、
次のように作用する。撮像手段を動画カメラとすること
により、操作者は多数の駐車車両の間を立ち止まって撮
像することなく次々と歩きながら撮像することができ
る。そして、解析手段は撮像された画像から車両の車番
プレートを切り出し画像認識技術により自動的に車番を
認識する。
【0018】請求項5に記載の発明に係る車両認識シス
テムは、請求項1乃至4について説明した作用の他に、
次のように作用する。解析手段は、撮像した画像につい
て、車番認識の機能を作動させるが、車番認識不能の場
合には再度プレートの切り出しを行なう。車番認識不能
が解消されない場合には撮影要求信号を送出し、操作者
に再度の撮影を要求する。
【0019】請求項6に記載の発明に係る車両認識シス
テムは、請求項5について説明した作用の他に、次のよ
うに作用する。撮影要求信号の画像信号又は音声信号に
より画像表示又は音声表示して操作者に知らせる。
【0020】請求項7に記載の発明に係る車両認識シス
テムは、請求項1乃至4について説明した作用の他に、
次のように作用する。表示手段には解析手段により認識
した車番を表示させる。このとき、撮像手段により撮像
された車両のプレート部分とを重ならずに所定位置に表
示する。
【0021】請求項8に記載の発明に係る車両認識シス
テムにおいて次のように作用する。撮像手段は可搬型で
あり操作者が駐車車両を撮像することができる。撮像さ
れた画像は、記録手段に記録される。解析手段は、車両
を認識するため、前記記録された画像から車両の特徴を
切り出し、車種を区別する。データベース手段は、解析
された車両のデータをデータベース化する。表示手段は
必要な情報を表示する。
【0022】請求項9に記載の発明に係る車両認識シス
テムは、請求項1乃至8について説明した作用の他に、
次のように作用する。撮像手段は赤外画像カメラであ
り、夜間の薄暗い明かりにおいても画像を撮像すること
ができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
て説明する。図1は一実施例を説明する機能ブロック図
である。図1において、101は撮像手段、102は記
録手段、103はリーダー、104は解析手段、105
はデータベース手段、106は表示手段として画像を表
示する画像表示装置、107は表示手段として音声表示
をするスピーカ、108,109はバス又はケーブルで
ある。
【0024】撮像手段101は可搬型であり、動画用の
ビデオカメラ又は静止画用のデジタルカメラを用いる。
記録手段102は、前記撮像手段101が撮像した画像
を記録するものであり、記録媒体が撮像手段101に外
部から装着、着脱可能の構造又は撮像手段101ととも
に組み込む構造とする。リーダー103は前記記録手段
102の記録画像を読み出す。リーダー103は、記録
手段102が撮像手段101とともに可搬型として組み
込まれている場合には、同様に撮像手段101に組み込
まれる。解析手段104は記録手段102に記録された
画像を解析する。データベース手段105は、前記解析
手段104が解析した結果を所定の分類によりデータベ
ース化する。画像表示装置106は、撮像手段101が
撮像した画像、記録手段102に記録された画像、解析
手段104が解析した結果及びデータベース手段105
による情報及び必要な情報を画面に表示する。スピーカ
107は解析手段104が解析した結果による情報を音
声表示する。
【0025】駐車場の管理者が、記録手段102を備え
ているが、解析手段104等とは分離して構成する撮像
手段101として静止画像用のデジタルカメラを用い
て、駐車車両を撮像する場合を説明する。デジタルカメ
ラのスイッチを入力し作動させ(図2のS201)、駐
車車両を撮像する(図2のS202)。この撮像画像を
撮像番号に対応させて撮像時刻とともに記録手段102
に記録しておく(図2のS203)。駐車場内の各駐車
車両について順次前記ステップS201、S202を繰
り返す。駐車車両の撮像が終了すると、管理者は例えば
管理室に戻り、画像情報を読み出す。記録手段102が
デジタルカメラに内蔵されている場合には、デジタルカ
メラの入出力端子と解析手段104の入出力端子とをケ
ーブルで接続する。記録手段102がデジタルカメラに
外部から着脱型の場合に、記録手段102をデジタルカ
メラから取り出し、これをリーダー103に挿入する。
記録手段102からケーブル又はリーダー103を介し
て読み出された画像情報は、解析手段104で解析され
る(図2のS204)。解析手段104における解析
は、画像認識技術を用いて、画像の中から車両のナンバ
アプレートを切り出し、自動的にその中の車番を認識す
る。このとき、車番認識済みのフラグを前記撮像番号に
対応させる。データベース手段105は、解析手段10
4が解析した車番と車番認識済みのフラグを撮像番号に
対応させて撮像時刻とともに記録する。このとき、解析
手段104において画像からナンバアプレートを切り出
すことができない場合や、切り出した文字が認識できる
ほどに明瞭でない場合等により車番認識不能の場合に
は、再度プレートの切り出しを試みる。再度のナンバア
プレート切り出しにより、車番を認識できたときは、前
述のように車番のデータ等をデータベース手段105に
供給する。再度のナンバアプレートの切り出しをして
も、車番認識不能が解消されないときは、解析手段10
4は車番認識不能フラグ及び撮影要求信号を送出する。
管理者は、データベース手段105により車番を含む所
定のデータに加工し(図2のS205)、画像表示装置
106上に撮像番号に対応させた各車両の車番とそれぞ
れに対応する撮像時刻を表示させる(図2のS20
6)。このデータの表示は撮像した車両毎の画像ととも
に又は車両の一覧表による形式のいずれもでき、これら
を選択することにより行なう。前述のように車番認識不
能の車両については、車番認識不能フラグにより該当す
る車番の欄には車番認識不能の旨の表示をする。管理者
はデータベース手段105により撮像順に表示したデー
タから、撮像順番と車番認識不能の前後の車番により当
該認識不能の車両を見つけだし再度撮影することができ
る。車番認識不能のものがあることの報知は、前述のよ
うにデータベース手段105によるデータ表示の際に、
画像表示装置106に表示するほかに、解析手段105
が解析中に車番認識不能毎に撮像要求信号を送出してス
ピーカにより音声を発生するか、データベース手段10
5によるデータ表示の際に当該データ中に車番認識不能
データがあることを音声で報知してもよい。
【0026】つぎに、駐車場の管理者が、撮像手段10
1としての静止画像用のデジタルカメラに記録手段10
2と解析手段104を組み込んだものを用いて、駐車車
両を撮像する場合を説明する。デジタルカメラのスイッ
チを入力し作動させ(図3のS301)、駐車車両を撮
像する(図3のS302)。この撮像画像を撮像番号に
対応させて撮像時刻とともに記録手段102に記録して
おく(図3のS303)。一方、この画像情報は、解析
手段104で解析される(図3のS304)。解析手段
104における解析は、画像認識技術を用いて、画像の
中から車両のナンバアプレートを切り出し、自動的にそ
の中の車番を認識する(図3のS305)。認識された
車番を記録手段102の前記撮像番号に対応させて記録
する。このとき、解析手段104において画像からナン
バアプレートを切り出すことができない場合や、切り出
した文字が認識できるほどに明瞭でない場合等により車
番認識不能の場合には、再度プレートの切り出しを試み
る(図3のS305)。再度のナンバアプレートを切り
出しにより、車番を認識できたときは、これを記録手段
102に供給して前記撮像番号に対応させて記録する。
再度のナンバアプレートの切り出しをしても、車番認識
不能が解消されないときは、解析手段104は撮影要求
信号を送出する。撮影要求信号により、スピーカ107
は現在撮像した画像が車番認識不能であることを撮影者
である管理者に例えばブザー音で知らせる。撮像手段1
01としてのデジタルカメラがモニタ付のものであれ
ば、モニタ画面の背景の色を異なる色に短い周期で変化
させたり、あるいはこれに加え又は単独で車番認識不能
の文字メッセージを表示することができる。管理者は再
度当該車番認識不能とされた車両の撮像を撮影要求信号
に基づく報知がされないまで行なう。このようにして、
管理者は車番認識終了させながら順次必要な駐車車両の
撮像をすることができる。撮像終了後、管理者は例えば
管理室に戻り、デジタルカメラの記録手段102のデー
タを出力するための端子とデータベース手段105とを
ケーブルで接続して、記録手段102に記録されている
撮像番号、撮像時刻、車番等必要なデータをデータベー
ス手段105に転送する。データベース手段105は、
転送されたデータを記録する。管理者はデータベース手
段105を用いて、車番を含む必要なデータに加工して
用いることができ(図3のS306)、画像表示装置1
06上に加工したデータを表示させることができる(図
3のS307)。このデータの表示は撮像した車両毎の
画像とともに又は車両の一覧表による形式のいずれもで
き、これらを選択することにより行なう。
【0027】つぎに、駐車場の管理者が、記録手段10
2を備えているが、解析手段104等とは分離して構成
する撮像手段101としての動画用のビデオカメラを用
いて、駐車車両を撮像する場合を説明する。ビデオカメ
ラのスイッチを入力し作動させ(図4のS401)、駐
車車両を撮像する(図4のS402)。この撮像画像を
撮像時刻とともに記録手段102に記録しておく(図4
のS403)。駐車場内の各駐車車両について順次前記
ステップS401、S402、S403を繰り返す。駐
車車両の撮像が終了すると、管理者は例えば管理室に戻
り、記録手段102がビデオカメラに内蔵されている場
合には、ビデオカメラの入出力端子と解析手段104の
入出力端子とをケーブルで接続する。記録手段102が
ビデオカメラに外部から着脱型の場合に、記録手段10
2をビデオカメラから取り出し、これをリーダー103
に挿入する。記録手段102からケーブル又はリーダー
103を介して読み出された画像情報は、解析手段10
4で解析される(図4のS404)。解析手段104に
おける解析は、画像認識技術を用いて、画像の中から車
両のナンバアプレートを切り出し、自動的にその中の車
番を認識する。このとき、認識順に撮像番号を付与さ
せ、車番認識済みのフラグを前記撮像番号に対応させ
る。データベース手段105は、解析手段104が解析
した車番を撮像番号に対応させて撮像時刻とともに記録
する。このとき、解析手段104において画像からナン
バアプレートを切り出すことができない場合や、切り出
した文字が認識できるほどに明瞭でない場合等により車
番認識不能の場合には、再度プレートの切り出しを試み
る。再度のナンバアプレートを切り出しにより、車番を
認識できたときは、これをデータベース手段105に供
給する。再度のナンバアプレートの切り出しをしても、
車番認識不能が解消されないときは、解析手段104は
車番認識不能フラグ及び撮影要求信号を送出する。管理
者は、データベース手段105により車番を含むデータ
に加工し(図4のS405)、画像表示装置106上に
撮像番号に対応させた各車両の車番とそれぞれに対応す
る撮像時刻を表示させる(図4のS406)。このデー
タの表示は撮像した車両毎の画像とともに又は車両の一
覧表による形式のいずれもでき、これらを選択すること
により行なう。前述のように車番認識不能の車両につい
ては、車番認識不能フラグにより該当する車番の欄には
車番認識不能の旨の表示をする。管理者はデータベース
手段105により撮像順に表示したデータから、撮像順
番と車番認識不能の前後の車番により当該認識不能の車
両を見つけだし再度撮影することができる。車番認識不
能のものがあることの報知は、前述のようにデータベー
ス手段105によるデータ表示の際に、画像表示装置1
06に表示するほかに、解析手段105が解析中に車番
認識不能毎に撮像要求信号を送出してスピーカにより音
声を発生するか、データベース手段105によるデータ
表示の際に当該データ中に車番認識不能データがあるこ
とを音声で報知してもよい。
【0028】つぎに、駐車場の管理者が、撮像手段10
1としての動画用のビデオカメラに記録手段102と解
析手段104を組み込んだものを用いて、駐車車両を撮
像する場合を説明する。ビデオカメラのスイッチを入力
し作動させ(図5のS501)、駐車車両を撮像する
(図5のS502)。この撮像画像を撮像番号に対応さ
せて撮像時刻とともに記録手段102に記録しておく
(図5のS503)。一方、この画像情報は、解析手段
104で解析される(図5のS504)。解析手段10
4における解析は、画像認識技術を用いて、画像の中か
ら車両のナンバアプレートを切り出し、自動的にその中
の車番を認識する(図5のS505)。このとき、認識
順に撮像番号を付与させる。認識された車番を記録手段
102に前記撮像番号に対応させて記録する。このと
き、解析手段104において画像からナンバアプレート
を切り出すことができない場合や、切り出した文字が認
識できるほどに明瞭でない場合等により車番認識不能の
場合には、再度プレートの切り出しを試みる(図5のS
505)。再度のナンバアプレートを切り出しにより、
車番を認識できたときは、これを記録手段102に供給
して前記撮像番号に対応させて記録する。再度のナンバ
アプレートの切り出しをしても、車番認識不能が解消さ
れないときは、解析手段104は撮影要求信号を送出す
る。撮影要求信号により、スピーカ107は現在撮像し
た画像が車番認識不能であることを撮影者である管理者
に例えばブザー音で知らせる。撮像手段101としての
ビデオカメラがモニタ付のものであれば、モニタ画面の
背景の色を異なる色に短い周期で変化させたり、あるい
はこれに加え又は単独で車番認識不能の文字メッセージ
を表示することができる。管理者は再度当該車番認識不
能とされた車両の撮像を撮影要求信号に基づく報知がさ
れないまで行なう。このようにして、管理者は車番認識
終了させて順次必要な駐車車両の撮像をすることができ
る。撮像終了後、管理者は例えば管理室に戻り、ビデオ
カメラの記録手段102のデータを出力するための端子
とデータベース手段105とをケーブルで接続して、記
録手段102に記録されている撮像番号、撮像時刻、車
番等必要なデータをデータベース手段105に転送す
る。データベース手段105は、転送されたデータを記
録する。管理者はデータベース手段105を用いて、車
番を含む必要なデータに加工して用いることができ、画
像表示装置106上に加工したデータを表示させること
ができる。このデータの表示は撮像した車両毎の画像と
ともに又は車両の一覧表による形式のいずれもでき、こ
れらを選択することにより行なう。
【0029】可搬型の撮像手段101に解析手段104
と表示手段として画像表示装置106とを一体化した場
合の例を説明する。撮像手段101は動画用のビデオカ
メラ又は静止画用のデジタルカメラのいずれでも良い。
上記のように、この撮像手段101で撮像した画像を解
析手段104で解析すなわち画像の中から車両のナンバ
アプレートを切り出し、車番を認識する。このとき、表
示手段の画像表示装置106は撮像した車両の画像を表
示するとともに、認識した車番を前記車両のナンバアプ
レート部分と重ならないように表示する。ナンバアプレ
ート部分の画面上の位置は解析時にナンバアプレートの
切り出しに際し、知られているから、その位置に重なら
ないように車番を表示することができる。
【0030】上記の各実施例において、解析手段104
は画像車両の車番プレートを切り出し車番を認識するも
のであったが、当該解析手段104が車種を区別する機
能を実現するものである場合を説明する。撮像手段10
1は動画用のビデオカメラ又は静止画用のデジタルカメ
ラのいずれでも良い。解析手段104は撮像した画像の
輪郭を抽出して、その輪郭パターンが予め記録手段10
2又は解析手段104に登録している車種ごとのパター
ンと似ている程度を比較して、撮像した車両の車種を区
別する。このとき、解析手段104が撮像手段101と
分離されているときは、このデータは、前述と同様に記
録手段102から撮像順番とともに解析手段104に転
送され、解析後にデータベース手段105に渡される。
解析手段104が撮像手段101と一体化されていると
きは、撮像ごとに解析手段104が解析し、この区別さ
れた車種のデータを記録手段102に記録しておき、駐
車場における撮像が終了した後、例えば管理室におい
て、記録手段102から読み出してデータベース手段1
05において車種を含む必要なデータに加工する。
【0031】上記の各実施例において、撮像手段101
を赤外画像カメラにより動画用のビデオカメラ又は静止
画用のデジタルカメラを構成した場合、薄暗い場所での
夜間駐車に対しても、明瞭にナンバアプレートの切り出
しが行なえる画像を得ることができる。図6(a)に赤
外照明した場合に撮像されるナンバアプレートの画像
例、図6(b)に赤外照明しない場合に撮像されるナン
バアプレートの画像例を示す。
【0032】上記例では、駐車場内における駐車車両の
認識について説明したが、本発明はこれに限らず、路上
における駐車車両の認識についても適用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、任
意の場所・環境下で車両の車番情報を収集し、手入力な
しに電子化してすることができ、1台ごとの車両の車番
情報と車両全体の画像を1回の操作で同時収集でき、電
子化できて、手間が掛からずに簡単かつ記入ミスを無く
すことができ、駐車車両の管理に役立てることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を説明する機能ブロック図
である。
【図2】 本発明の一実施例を説明するフロー図であ
る。
【図3】 本発明の一実施例を説明するフロー図であ
る。
【図4】 本発明の一実施例を説明するフロー図であ
る。
【図5】 本発明の一実施例を説明するフロー図であ
る。
【図6】 本発明の一実施例を説明する車番プレートの
図である。
【符号の説明】
101…撮像手段、102…記録手段、103…リーダ
ー、104…解析手段、105…データベース手段、1
06…画像表示装置(表示手段)、107…スピーカ
(表示手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA16 BA02 DA12 DA17 DB02 DB06 DB09 DC16 DC34 5H180 AA01 BB15 CC02 CC04 DD08 EE07 5L096 AA02 AA06 BA04 BA17 CA02 DA02 EA35 FA06 HA09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車車両を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段が撮像した画像を記録する記録手段と、 前記記録手段に記録された前記画像を解析する解析手段
    と、 前記解析手段が解析した結果をデータベース化するデー
    タベース手段と、 情報を表示する表示手段とからなり、 少なくとも前記撮像手段が可搬型であることを特徴とす
    る車両認識システム。
  2. 【請求項2】 解析手段が可搬型であることを特徴とす
    る請求項1記載の車両認識システム。
  3. 【請求項3】 撮像手段が静止画カメラであって、 解析手段が静止画中から車両の車番プレートを切り出し
    自動的に車番を認識することを特徴とする請求項1又は
    2のいずれかに記載の車両認識システム。
  4. 【請求項4】 撮像手段が動画カメラであって、 解析手段が動画中から車両の車番プレートを切り出し自
    動的に車番を認識することを特徴とする請求項1又は2
    のいずれかに記載の車両認識システム。
  5. 【請求項5】 解析手段は、車番認識不能の場合には再
    度プレートの切り出しを行ない、車番認識不能が解消さ
    れない場合には撮影要求信号を送出することを特徴とし
    た請求項1乃至4のいずれか1に記載の車両認識システ
    ム。
  6. 【請求項6】 撮影要求信号が画像信号又は音声信号で
    あり、当該撮影要求信号により画像表示又は音声表示す
    ることを特徴とする請求項5記載の車両認識システム。
  7. 【請求項7】 撮像手段と解析手段及び表示手段を可搬
    型とし、 解析手段により認識した車番と撮像手段により撮像され
    た車両のプレート部分とを重ならずに表示手段の所定位
    置に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か1に記載の車両認識システム。
  8. 【請求項8】 駐車車両を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段が撮像した画像を記録する記録手段と、 前記記録手段に記録された前記画像から車両の特徴を切
    り出し、車種を区別する解析手段と、 前記解析手段が解析した結果をデータベース化するデー
    タベース手段と、 情報を表示する表示手段とからなり、 前記撮像手段が可搬型であることを特徴とする車両認識
    システム。
  9. 【請求項9】 撮像手段が赤外画像カメラであることを
    特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の車両認
    識システム。
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