JP2002269022A - ソフトウエア設定システム - Google Patents

ソフトウエア設定システム

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JP2002269022A JP2001069082A JP2001069082A JP2002269022A JP 2002269022 A JP2002269022 A JP 2002269022A JP 2001069082 A JP2001069082 A JP 2001069082A JP 2001069082 A JP2001069082 A JP 2001069082A JP 2002269022 A JP2002269022 A JP 2002269022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器に関する情報を容易に取得し、ネットワ
ークを通じて機器を制御するためのプログラムを簡単に
設定する。 【解決手段】 プリンタ100は、プリンタ100に関
するデバイス情報を、近距離通信を用いて、携帯用端末
300へ送信する。携帯用端末300は、受信したデバ
イス情報を記憶し、近距離通信を用いてコンピュータ2
00に送信する。コンピュータ200は、携帯用端末3
00から受信したデバイス情報に基づいて、プリンタド
ライバの設定を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器を情報処理端
末から制御するためのソフトウエアを設定するソフトウ
エア設定システム、設定方法、このシステムに用いられ
る情報処理端末、携帯用端末、機器、およびソフトウエ
ア設定プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタなどの機器をコンピュータから
制御するためには、機器を制御するためのソフトウエア
であるデバイスドライバがコンピュータに設定されてい
ることが必要である。したがって、新たにプリンタが設
けられた場合やプリンタにオプション機器が付加された
場合には、新たに、デバイスドライバを設定することが
必要となり、ユーザの作業負担が生じる。
【0003】このようなユーザの作業負担を軽減するた
めに、従来から種々の試みがなされている。たとえば、
近年のネットワーク環境の整備によって、ネットワーク
を通じて、デバイスドライバを自動的にコンピュータに
設定することも可能である。たとえば、デバイスドライ
バを自動的に設定する技術は、特開2000−1724
69号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タなどの機器をコンピュータから制御するためのデバイ
スドライバを自動的に設定するためには、プリンタなど
の機器に関する情報であるデバイス情報をコンピュータ
に送信する必要がある。したがって、従来の技術を用い
てネットワークを通じてデバイスドライバを自動的にコ
ンピュータに設定するためには、デバイス情報の送信元
とデバイスドライバが設定されるコンピュータとの接続
を確立する必要がある。この結果、ユーザは、接続を確
立するために必要なIPアドレスおよびサブネットマス
クなどの接続情報を事前に入力しておく必要があり、作
業が煩雑となる場合があった。特に、ネットワーク構成
が複雑な場合、接続情報の入力が困難であり、デバイス
ドライバを自動的に設定することができない場合もあっ
た。
【0005】また、標準品のプリンタ本体に対して、多
段給紙装置、両面印刷機構、パンチホール装置、メール
ビン、ステープル装置などのオプション機器が追加でき
る場合が多い。従来、これらのオプション機器の状態を
考慮して、デバイスドライバの自動設定を行うことが難
しく、ユーザは手動でデバイスドライバの設定を行う必
要があった。したがって、専門的知識がないユーザは、
正しくデバイスドライバを設定することが難しい場合が
あった。
【0006】さらに、ネットワーク上の機器が複数ある
場合には、誤った機器に対応したデバイスドライバを設
定してしまうおそれもあった。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものである。したがって、本発明の目的は、煩
雑な接続情報の設定を省略することができ、デバイスド
ライバを簡単に設定することができるシステムを提供す
ることである。
【0008】本発明の他の目的は、オプション機器の構
成が複雑な場合であっても、正確にデバイスドライバを
設定することができるシステムを提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、ユーザが所望する機
器に対応していないデバイスドライバを誤って設定して
しまうことを防止することができるシステムを提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係るソフ
トウエア設定システムは、ネットワークに接続される機
器および情報処理端末と、前記機器および前記情報処理
端末と通信可能な携帯用端末とを有し、前記機器を前記
ネットワークを介して制御するためのプログラムを前記
情報処理端末に設定するソフトウエア設定システムであ
って、前記機器は、前記携帯用端末と近距離通信するた
めの第1近距離通信手段を備え、当該機器に関する情報
を前記第1近距離通信手段を経て前記携帯用端末に送信
し、前記携帯用端末は、前記機器および前記情報処理端
末と近距離通信するための携帯用近距離通信手段と、前
記機器から前記携帯用近距離通信手段を経て受信された
前記機器に関する情報を記憶する携帯用記憶手段とを備
え、前記情報処理端末は、前記携帯用端末と近距離通信
するための第2近距離通信手段と、前記携帯用端末から
前記第2近距離通信手段を経て受信された前記機器に関
する情報を記憶する記憶手段とを備え、前記機器に関す
る情報に基づいて前記プログラムを設定することを特徴
とする。
【0011】(2)上記(1)の情報処理端末は、さら
に、前記機器に関する情報に基づいて、設定されるプロ
グラムを選択するプログラム選択手段を有する。
【0012】(3)上記(2)のプログラム選択手段
は、前記携帯用端末を介して接続される移動通信ネット
ワークを通じて、設定されるプログラムを取得する。
【0013】(4)上記(1)の機器は、前記第1近距
離通信手段によって通信可能な複数の携帯用端末のうち
から前記機器に関する情報の送信先である携帯用端末を
指定するための送信先指定手段を有する。
【0014】(5)上記(1)の情報処理端末は、前記
第2近距離通信手段によって通信可能な複数の携帯用端
末のうちから前記機器に関する情報の送信元である携帯
用端末を指定するための送信元指定手段を有する。
【0015】(6)上記(1)の携帯用端末は、前記携
帯用近距離通信手段によって通信可能な複数の機器のう
ちから前記機器に関する情報の送信元である機器および
前記機器に関する情報の送信先である情報処理端末を指
定するための携帯用指定手段を有する。
【0016】(7)本発明のソフトウエア設定システム
は、ネットワークに接続される機器および情報処理端末
と、前記機器および前記情報処理端末と通信可能な携帯
用端末とを有し、前記機器を前記ネットワークを介して
制御するためのプログラムで使用されるデータを前記情
報処理端末に設定するソフトウエア設定システムであっ
て、前記機器は、前記携帯用端末と近距離通信するため
の第1近距離通信手段を備え、当該機器に関する情報を
前記第1近距離通信手段を経て送信し、前記携帯用端末
は、前記機器および前記情報処理端末と近距離通信する
ための携帯用近距離通信手段と、前記携帯用近距離通信
手段を経て受信された前記機器に関する情報を記憶する
携帯用記憶手段とを備え、前記情報処理端末は、前記携
帯用端末と近距離通信するための第2近距離通信手段
と、前記携帯用端末から前記第2近距離通信手段を経て
受信された前記機器に関する情報を記憶する記憶手段と
を備え、前記機器に関する情報に基づいて前記データを
設定することを特徴とする。
【0017】(8)上記(7)の情報処理端末は、前記
情報処理端末内に既存の前記プログラムで使用されるデ
ータを設定する。
【0018】(9)上記(1)〜(8)の機器と携帯用
端末との間および情報処理端末と携帯用端末との間の通
信は、近距離無線通信である。
【0019】(10)本発明のソフトウエア設定システ
ムは、ネットワークに接続される機器および情報処理端
末と、前記ネットワークを介して前記機器と通信可能な
第1通信機器と、前記ネットワークを介して前記情報処
理端末と通信可能な第2通信機器と、前記第1通信機器
および前記第2通信機器と通信可能な携帯用端末とを有
し、前記機器を前記ネットワークを介して制御するため
のプログラムを前記情報処理端末に設定するソフトウエ
ア設定システムであって、前記機器は、前記ネットワー
クを介して前記第1通信機器と通信するため第1通信手
段を備え、当該機器に関する情報を前記第1通信手段を
経て前記第1通信機器に送信し、前記第1通信機器は、
前記ネットワークを介して前記機器と通信するための第
1通信機器用通信手段と、前記携帯用端末と近距離通信
するための第1通信機器用近距離通信手段とを備え、前
記第1通信機器用通信手段を経て受信された前記機器に
関する情報を前記第1通信機器用近距離通信手段を経て
前記携帯用端末に送信し、前記携帯用端末は、前記第1
通信機器および第2通信機器と近距離通信するための携
帯用近距離通信手段と、前記第1通信機器から前記携帯
用近距離通信手段を経て受信された前記機器に関する情
報を記憶する携帯用記憶手段とを備え、前記第2通信機
器は、前記ネットワークを介して前記情報処理端末と通
信するための第2通信機器用通信手段と、前記携帯用端
末と近距離通信するための第2通信機器用近距離通信手
段とを備え、前記第2通信機器用近距離通信手段を経て
受信された前記機器に関する情報を前記第2通信機器用
通信手段を経て前記情報処理端末に送信し、前記情報処
理端末は、前記ネットワークを介して前記第2通信機器
と通信するための第2通信手段と、前記第2通信機器か
ら前記第2通信手段を経て受信された前記機器に関する
情報を記憶する記憶手段とを備え、前記機器に関する情
報に基づいて前記プログラムを設定することを特徴とす
る。
【0020】(11)上記(10)の第1通信機器およ
び前記第2通信機器は、ネットワークに接続された複数
の機器のうちから選択される。
【0021】(12)本発明のソフトウエア設定方法
は、ネットワークに接続される機器および情報処理端末
と、前記情報処理端末および前記機器と通信可能な携帯
用端末とを用いて、前記機器を前記ネットワークを介し
て制御するためのプログラムを前記情報処理端末に設定
するソフトウエア設定方法であって、前記機器が、近距
離通信するための近距離通信手段を経て、当該機器に関
する情報を前記携帯用端末に送信する段階と、前記機器
に関する情報を受信した携帯用端末が、近距離通信する
ための携帯用近距離通信手段を経て、前記機器に関する
情報を前記情報処理端末に送信する段階と、前記情報処
理端末が、前記携帯用端末から受信された前記機器に関
する情報に基づいて、前記プログラムを設定する段階
と、を有することを特徴とする。
【0022】(13)本発明の携帯用端末は、ネットワ
ークに接続される機器と、前記機器に関する情報に基づ
いて設定されるプログラムを実行することによって前記
機器をネットワークを介して制御する情報処理端末とを
有するソフトウエア設定システムに用いられる携帯用端
末であって、前記機器および前記情報処理端末と近距離
通信するための携帯用近距離通信手段と、前記機器から
前記携帯用近距離通信手段を経て受信された、前記機器
に関する情報を記憶する携帯用記憶手段を備え、前記機
器に関する情報を前記携帯用近距離通信手段を経て前記
情報処理端末に送信することを特徴とする。
【0023】(14)本発明の機器は、ネットワークに
接続される機器に関する情報に基づいて設定されるプロ
グラムを実行することによって前記機器をネットワーク
を介して制御する情報処理端末と、近距離通信するため
の携帯用近距離通信手段を経て前記機器に関する情報を
前記情報処理端末に送信する携帯用端末とを有するソフ
トウエア設定システムに用いられる機器であって、前記
携帯用端末と近距離通信するための近距離通信手段を備
え、前記機器に関する情報を前記近距離通信手段を経て
前記携帯用端末に送信することを特徴とする。
【0024】(15)本発明の情報処理端末は、ネット
ワークに接続される機器と、近距離通信するための携帯
用近距離通信手段を経て前記機器に関する情報を前記機
器から受信する携帯用端末とを有するソフトウエア設定
システムに用いられる情報処理端末であって、前記携帯
用端末と近距離通信するための近距離通信手段と、前記
携帯用端末から前記近距離通信手段を経て受信された前
記機器に関する情報を記憶する手段とを備え、前記機器
に関する情報に基づいて、前記機器を前記ネットワーク
を介して制御するためのプログラムを設定することを特
徴とする。
【0025】(16)本発明の携帯用端末で用いられる
ソフトウエア設定プログラムは、ネットワークに接続さ
れる機器から近距離通信するための近距離通信手段を経
て、前記機器に関する情報を受信する手順と、前記機器
に関する情報を記憶する手順と、前記機器に関する情報
に基づいて設定されるプログラムを実行して前記機器を
前記ネットワークを介して制御する情報処理端末に、近
距離通信するための携帯用近距離通信手段を経て、前記
機器に関する情報を送信する手順と、をコンピュータに
実行させる。
【0026】(17)本発明の機器で用いられるソフト
ウエア設定プログラムは、ネットワークに接続される機
器に関する情報を取得する手順と、前記機器に関する情
報に基づいて設定されるプログラムを実行して前記機器
を前記ネットワークを介して制御する情報処理端末に対
して近距離通信可能な携帯用端末に、近距離通信するた
めの近距離通信手段を経て、前記機器に関する情報を送
信する手順と、をコンピュータに実行させる。
【0027】(18)本発明の情報処理端末で用いられ
るソフトウエア設定プログラムは、ネットワークに接続
される機器に関する情報を近距離通信するための近距離
通信手段を経て携帯用端末から受信する手順と、受信さ
れた機器に関する情報に基づいて、前記ネットワークを
介して前記機器を制御するためのプログラムを設定する
手順と、をコンピュータに実行させる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しつ
つ、本発明の実施の形態を説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るソフトウエア設定システムの全体
構成を示すブロック図である。図1のソフトウエア設定
システムは、プリンタドライバをコンピュータ200に
設定するシステムであり、換言すれば、プリンタドライ
バをコンピュータ200にインストールするためのイン
ストールシステムである。コンピュータ200に設定さ
れるプリンタドライバは、プリンタ100を制御するた
めのソフトウエアであり、具体的には、プリンタ100
に送信されるプリントジョブをコンピュータ200にお
いて作成する際に使用されるソフトウエアである。
【0030】ソフトウエア設定システムは、プリンタ1
00、コンピュータ200、および携帯用端末300を
有する。プリンタ100およびコンピュータ200は、
ネットワーク400に接続されている。なお、ネットワ
ーク400上の機器の種類および台数は、実際には図1
に示される例に限定されない。また、実際には、複数の
携帯用端末300が存在する場合もある。ネットワーク
400は、たとえば、イーサネット(登録商標)、トー
クンリング、FDDI(fiber distributed data inter
face)などのLAN、あるいは幾つかのLAN同士を接
続したWANなどである。
【0031】携帯用端末300は、携帯電話、PDA,
ノート型コンピュータ、または電子手帳などの持ち運び
可能な任意の端末である。携帯用端末300は、コンピ
ュータ200およびプリンタ100と各々近距離通信す
る機能を有する。本明細書において、近距離通信は、無
線通信と有線通信との双方を含み、ネットワーク400
を介さない近距離での通信をいう。特に、近距離通信と
して、通信可能距離が好ましくは100m以内、より好
ましくは10m以内の近距離無線通信を用いることが望
ましい。具体的には、近距離無線通信は、Blueto
oth(ブルートゥース)、IEEE802.11、H
omeRF、またはIrDAなどの通信規格に対応して
いる。
【0032】本実施形態のソフトウエア設定システムに
おいて、プリンタ100に関する情報(以下「デバイス
情報」という)は、ユーザが自由に携帯できる携帯用端
末を媒介として、プリンタ100からコンピュータ20
0に転送される。コンピュータ200は、プリンタドラ
イバを設定する際に、このデバイス情報を使用する。具
体的な処理内容は、後述する。
【0033】次に、本実施形態におけるソフトウエア設
定システムを構成するプリンタ100、コンピュータ2
00、および携帯用端末300の構成を示す。各機器で
同様の機能を有する部分については、説明の重複を避け
るため、初回のみ説明を行い、二回目以降は説明を省略
する。
【0034】図2は、図1に示されるプリンタの構成の
一例を示すブロック図である。プリンタ100は、CP
U101、ROM102、記憶部103、操作パネル部
104、印刷部105、ネットワークインタフェース1
06、ローカルインタフェース107、センサ108、
およびオプション機器109を有する。
【0035】CPU101は、制御と演算の処理を行
う。ROM102は、制御プログラムを記憶する。記憶
部103は、たとえば、メモリとハードディスクから構
成される。記憶部103は、コンピュータ200から受
信されたプリントジョブに含まれる画像データおよび印
刷条件を記憶する領域を有するのみならず、プリンタ1
00のデバイス情報を記憶する領域を有する。したがっ
て、プリンタ100は、通常のプリンタとして機能する
のみならず、プリンタ100のデバイス情報を予め記憶
する記憶装置としても機能する。
【0036】操作パネル部104は、プリンタ100に
対して操作を指示するための操作部と、各種の表示を行
うための表示部とから構成される。たとえば、表示部
は、プリンタ100と近距離通信可能な複数の携帯用端
末300のリスト(以下「通信可能先リスト」という)
を表示する。操作部は、通信可能先リストにリストアッ
プされた携帯用端末300のなかから、実際にプリンタ
100と近距離通信する携帯用端末300を指定するた
めに用いられる。
【0037】印刷部105は、コンピュータ200から
受信したプリントジョブに基づいて用紙上に印刷する。
ネットワークインタフェース106は、プリンタ100
がネットワーク400を介してコンピュータ200など
の他の機器と通信するためのインタフェースである。
【0038】本実施形態のローカルインタフェース10
7は、近距離通信するためのインタフェースであり、好
ましくは、通信可能距離が10m程度に限定されている
無線通信方式のインタフェースである。データの高速な
伝送の観点からは、ローカルインタフェース107は、
2GHzよりも高い周波数のもとでデータを伝送するB
luetooth規格に対応していることが望ましい。
【0039】センサ108は、プリンタ100本体およ
びオプション機器109の状態を検出する。オプション
機器109は、プリンタ100本体に付加される多段給
紙装置、両面印刷機構、パンチホール装置、メールビ
ン、およびステープルなどの機器である。
【0040】図3は、図1に示されるコンピュータの構
成の一例を示すブロック図である。コンピュータ200
は、CPU201、ROM202、記憶部203、入力
装置204、ディスプレイ205、ネットワークインタ
フェース206、およびローカルインタフェース207
を有する。
【0041】記憶部203は、たとえば、ハードディス
クとメモリとから構成される。ハードディスクには、プ
リンタドライバに関するプログラムファイル(以下「ド
ライバプログラムファイル」という)が記憶される。言
い換えれば、記憶部203は、プリンタドライバのイン
ストール先として機能する。
【0042】入力装置204は、マウスなどのポインテ
ィングデバイスおよびキーボードを含む。たとえば、入
力装置204は、複数の携帯用端末300のうちから実
際に近距離通信する携帯用端末300を指定するために
用いられる。さらに、入力装置204は、後述するパス
ワードを入力するために用いられる。
【0043】ディスプレイ205は、各種の表示を行
う。たとえば、ディスプレイ205は、コンピュータ2
00によって近距離通信可能な複数の携帯用端末300
がリストアップされた通信可能先リストを表示する。
【0044】図4は、図1に示される携帯用端末の構成
の一例を示すブロック図である。
【0045】携帯用端末300は、CPU301、RO
M302、記憶部303、入力キー304、マイク30
5、ディスプレイ306、スピーカ307、ローカルイ
ンタフェース308、および無線装置309を有する。
【0046】記憶部303は、プリンタ100から受信
したデバイス情報を記憶する。デバイス情報は、コンピ
ュータ200においてプリンタドライバを実行可能な状
態に設定するために使用される。なお、デバイス情報に
は、ドライバプログラムファイルが記憶されている外部
機器に接続するための取得先情報を含めることができ
る。
【0047】入力キー304は、各種の入力および操作
の指示を行うために使用される。マイク305は、音声
を入力するために使用される。ディスプレイ306は、
各種の表示を行う。スピーカ307は、各種の音声を出
力する。無線装置309は、移動通信ネットワーク(図
示していない)を介して外部と信号の送受信を行う。
【0048】ローカルインタフェース308は、プリン
タ100のローカルインタフェース107およびコンピ
ュータ200のローカルインタフェース207と近距離
通信するためのインタフェースである。好ましくは、ロ
ーカルインタフェース308は、2GHzよりも高い周
波数のもとでデータを伝送するBluetooth規格
に対応している。
【0049】なお、図4に示される場合と異なり、マイ
ク305、スピーカ307、および移動体通信ネットワ
ーク用の無線装置309を有しないPDAなどを携帯用
端末300として用いることもできる。
【0050】以上のように構成される本実施形態のソフ
トウエア設定システムは、以下のように機能する。ま
ず、図5のシーケンスチャートおよび上記の図1を参照
し、ソフトウエア設定システムの処理内容の概略が示さ
れる。
【0051】ステップS10では、プリンタ100は、
ローカルインタフェース107を経て、上述したデバイ
ス情報を携帯用端末300に送信する。携帯用端末30
0は、ローカルインタフェース308を経て、デバイス
情報を受信する。受信されたデバイス情報は、記憶部3
03に記憶される。
【0052】ステップS11では、デバイス情報を記憶
した携帯用端末300を所持したユーザがコンピュータ
200の近くに移動した後、携帯用端末300は、ロー
カルインタフェース308を経て、デバイス情報をコン
ピュータ200に送信する。コンピュータ200は、ロ
ーカルインタフェース207を経て、このデバイス情報
を受信する。受信されたデバイス情報は、コンピュータ
200内の記憶部203に記憶される。
【0053】ステップS12では、コンピュータ200
は、ドライバプログラムファイルを記憶している外部機
器に接続するための取得先情報に基づいて、外部機器を
特定し、特定された外部機器に対して接続要求を送信す
る。なお、外部機器は、コンピュータ200が接続可能
な如何なる機器であってもよい。たとえば、外部機器
は、プリンタ100であってもよく、外部のファイルサ
ーバであってもよい。なお、外部のファイルサーバに
は、ソフトウエア供給業者のウェブ(Web)サーバが
含まれる。
【0054】ステップS13では、外部機器は、接続返
答をコンピュータ200へ送信する。
【0055】ステップS14では、コンピュータ200
は、ステップS11で受信されたデバイス情報に基づい
て、プリンタ100およびオプション機器107の種類
や機種名などの情報を認識する。この結果、コンピュー
タ200は、認識された情報に基づいて、設定されるド
ライバプログラムファイルを選択する。コンピュータ2
00は、外部機器に対して、選択されたドライバプログ
ラムファイルを要求する。
【0056】ステップS15では、外部機器は、要求さ
れたドライバプログラムファイルをコンピュータ200
に送信する。コンピュータは、ドライバプログラムファ
イルを受信する。より具体的には、選択されたドライバ
プログラムファイルが、コンピュータ200の記憶部2
03内の所定のディレクトリにコピーされ、実行可能な
状態に設定される。
【0057】ステップS16では、コンピュータ200
は、ステップS11で受信されたデバイス情報に基づい
て、プリンタドライバに関する各種項目のデータを設定
する。なお、プリンタドライバに間する各種項目のデー
タは、プリンタドライバに関するプログラムで使用され
るデータである。
【0058】なお、本実施形態と異なり、外部機器から
新たにドライバプログラムファイルを取得することな
く、コンピュータ200内に既存のプリンタドライバの
うちから、設定されるプリンタドライバを選択してもよ
い。
【0059】また、コンピュータ200の記憶部203
にプリンタ100に対応する汎用性のあるドライバプロ
グラムファイルが既に記憶されている場合などにおいて
は、ドライバプログラムファイルを選択する必要がない
ので、ステップS12〜S15の処理が省略される。
【0060】図6、図7、図8は、デバイス情報に含ま
れる各種の情報の一例を示す。特に、図6および図7に
示されるデバイス情報は、プリンタドライバに関して設
定される各種項目のデータに対応している。
【0061】図6に示されるように、本実施形態におけ
るデバイス情報には、プリンタ本体の設定に関する情
報、ネットワークの設定に関する情報、接続設定に関す
る情報を含めることができる。
【0062】プリンタの本体の設定に関する情報には、
プリントジョブを作成するために使用される情報が含ま
れる。具体的には、プリンタの本体の設定には、プリン
タまたはデジタル複写機といった機器の種類、機種名、
メモリ容量、解像度(400dpi/600dpi)、
プリンタ言語の種類の設定(PCL/PostScri
pt(登録商標))などが含まれる。
【0063】ネットワーク設定に関する情報には、コン
ピュータ200とプリンタ100との間で接続を確立す
るための情報である。ネットワーク設定に関する情報
は、プリントジョブをコンピュータ200からプリンタ
100に送信するために用いられる。具体的には、ネッ
トワーク設定に関する情報には、プリンタ100のIP
アドレスの設定、サブネットマスクの設定、NetBE
UIやIPX/SPXといったプロトコルの使用の有無
の設定に関する情報が含まれる。
【0064】接続設定に関する情報には、コンピュータ
200からプリンタ100へプリントジョブを送信する
場合の送信方法などを指示するための情報である。具体
的には、接続設定には、プリンタ100の名前の設定お
よびプリントジョブの送信方法の設定、およびプリンタ
100を識別するための識別コードが含まれる。なお、
送信方法には、ラインプリンタリモート(LPR)、イ
ンタ−ネットファクシミリ(IFAX)、JetSen
dなどがある。送信方法がLPRの場合には、識別コー
ドとしてサーバ名が用いられる。送信方法がIFAXの
場合、識別コードとして電子メールアドレスが用いられ
る。また、送信方法がJetSendの場合には、識別
コードとしてIPアドレスが用いられる。
【0065】さらに、オプション機器109の有無やオ
プション機器の種類に関する情報をデバイス情報に含め
ることができる。
【0066】図7は、オプション機器の設定に関する情
報の一例を示す。オプション機器の設定には、給紙トレ
イ、パンチホール装置、メールビンなどのオプション機
器の有無が含まれる。さらに、メールビンや多段給紙装
置が付加されている場合には、そのメールビンの各ビン
における使用ユーザ名の設定に関する情報、および多段
給紙装置の各トレイにおける用紙サイズおよび向きの設
定に関する情報をデバイス情報に含めることができる。
【0067】さらに、上述のように、ドライバプログラ
ムファイルを記憶する外部装置に接続するための取得先
情報をデバイス情報に含めることができる。
【0068】図8は、外部装置に接続するための取得先
情報の一例を示す。具体的には、HTTP(Hyper Text
Transfer Protocol)を使用してプリンタドライバを取
得するためには、WWW(World Wide Web)ページの情
報がドライバプログラムファイルに含まれる。FTP
(File Transfer Protocol)を使用してドライバプログ
ラムファイルを取得するためには、アドレス情報が取得
先情報に含まれる。電話回線を使用してドライバプログ
ラムファイルを取得するためには、取得先に接続するた
めの電話番号が取得先情報に含まれる。なお、電話回線
を使用してドライバプログラムファイルを取得する場合
には、携帯用端末300の無線装置309を介して接続
される無線通信ネットワークを介してドライバプログラ
ムファイルを取得することができる。特に、最新のドラ
イバを選択する指示(以下「最新ドライバ選択指示」と
いう)が入力装置204により入力されている場合、こ
の取得先情報に基づいて、最新のドライバが取得され
る。最新ドライバの選択処理については後述する。
【0069】(プリンタと携帯用端末との通信)図9
は、第1の実施の形態におけるプリンタと携帯用端末と
が通信する場合のプリンタの処理内容を示す。図9に示
されるフローチャートの内容は、たとえばROM102
に制御プログラムとして記憶されており、CPU101
によって実行される。
【0070】ステップS101では、プリンタ100と
近距離通信可能な携帯用端末300がリストアップされ
た通信可能先リストが操作パネル部104に表示され
る。
【0071】ステップS102では、通信可能先リスト
にリストアップされた携帯用端末300のうちからデバ
イス情報の送信先である携帯用端末300が指定された
か否かが判断される。携帯用端末300は、送信先指定
手段として機能する操作パネル部104を用いて指定さ
れる。より具体的には、操作パネル部のタッチパネル上
で所望の携帯用端末300に対応する表示箇所を押圧す
ることによって、送信先である携帯用端末300を選択
し、指定することができる。
【0072】ステップS103では、指定された携帯用
端末300によるセキュリティチェックを受ける処理が
実行される。
【0073】ステップS104では、ローカルインタフ
ェース107を経て、上述したデバイス情報がプリンタ
100から携帯用端末300に送信される。
【0074】図10は、図9のステップS101の通信
可能先リストを自動的に作成し、表示する処理に対応す
るサブルーチンを示す。なお、プリンタ100における
通信可能先リストは、プリンタ100によるデバイス情
報の送信可能先リストに相当する。
【0075】ステップS201では、ローカルインタフ
ェース107に接続可能な携帯用端末300があるか否
かが判断される。具体的には、通信可能距離内に携帯用
端末300が存在するか否かが判断される。たとえば、
所定の周波数の電波が受信された場合には、接続可能な
携帯用端末300が存在する旨が判断される。ローカル
インタフェース107に接続可能な携帯用端末300が
存在する場合には(ステップS201:YES)、ステ
ップS202の処理が実行される。一方、接続可能な携
帯用端末300が存在しない場合には(ステップS20
1:NO)、後述するステップS208の処理が実行さ
れる。
【0076】ステップS202では、ローカルインタフ
ェース107に接続可能な携帯用端末300のうちから
一つずつ携帯用端末300が自動的に選択される。
【0077】ステップS203では、ステップS203
で選択された携帯用端末300に対して識別情報の送信
が要求される。
【0078】ステップS204では、ステップS203
で識別情報を送信するように要求を受けた携帯用端末3
00から識別情報が受信されたか否かが判断される。識
別情報が受信された場合(ステップS204:YE
S)、ステップS205の処理が実行される。一定時間
が経過しても識別情報が受信されない場合(ステップS
204:NO)、ステップS206の処理が実行され
る。
【0079】ステップS205では、識別情報が受信さ
れた携帯用端末300が通信可能な携帯用端末300と
して通信可能先テーブルに登録される。
【0080】ステップS206では、ローカルインタフ
ェース107に接続可能な携帯用端末300のすべての
選択が完了したか否かが判断される。未だ選択されてい
ない携帯用端末300がある場合には(ステップS20
6:NO)、ステップS202〜ステップS205の処
理が繰り返し実行される。この結果、ローカルインタフ
ェース107に接続可能が携帯用端末300が複数ある
場合には、各携帯用端末300別にステップS202〜
S205の処理が実行される。一方、すべての携帯用端
末300の選択が完了した場合には(ステップS20
6:YES)、ステップS207の処理が実行される。
【0081】ステップS207では、通信可能先テーブ
ルに携帯用端末300が登録されているか否かが判断さ
れる。携帯用端末300が登録されていない場合には
(ステップS207:NO)、ステップS208の処理
が実行される。携帯用端末300が登録されている場合
には、ステップS209の処理が実行される。
【0082】ステップS208では、通信可能な携帯用
端末300がない旨が操作パネル部104に表示され
る。
【0083】一方、ステップS209では、通信可能先
テーブルの内容に基づいて通信可能先リストが操作パネ
ル部104に表示される。
【0084】図11には、通信可能先リストの表示例を
示す。
【0085】図11に示された例では、デバイス情報を
送信可能な携帯用端末300の種類および詳細情報が操
作パネル部104に表示される。具体的には、携帯電
話、PHS(登録商標)、PDA、またはノート型コン
ピュータ(PC)などの携帯用端末300の種類が表示
される。詳細情報として、携帯電話およびPHSの電話
番号や、PDAおよびPC内部に登録されているユーザ
名などが表示される。したがって、ユーザは、この通信
可能先リストを見ることによって、近距離通信を希望す
る携帯用端末300を操作パネル部104上で簡単に指
定することができる。なお、携帯用端末300の種類お
よび詳細情報は、たとえば、図10のステップS204
においてプリンタ100が携帯用端末300から受信し
た識別情報の内容に基づいて表示される。
【0086】図12は、図9のステップS103におけ
るセキュリティチェックを受ける処理に対応するサブル
ーチンを示す。
【0087】ステップS301では、携帯用端末300
によるセキュリティチェックが実行されるか否かが判断
される。セキュリティチェックが実行されない場合(ス
テップS301:NO)、そのままリターンがされる。
一方、セキュリティチェックが実行される場合(ステッ
プS301:YES)、ステップS302の処理が実行
される。
【0088】ステップS302では、認証パスワードが
ユーザによって入力されたか否かが判断される。認証パ
スワードの入力には、操作パネル部104が用いられ
る。認証パスワードが入力されるのを待って(ステップ
S302:YES)、ステップS303の処理が実行さ
れる。ここで、認証パスワードは、たとえば、予め設定
された文字列である。認証パスワードは、各携帯用端末
300別に設定され、各携帯用端末300内の記憶部3
03に記憶されている。各携帯用端末300は、認証パ
スワードを送信したプリンタ100にのみアクセスを許
可することによって、セキュリティを確保する。
【0089】ステップS303では、認証パスワードが
ローカルインタフェース107を経て携帯用端末300
へ送信される。
【0090】ステップS304では、認証パスワードを
受信した携帯用端末300からアクセスを許可する旨の
信号を受信したか否かが判断される。アクセスを許可す
る旨の信号が受信されるのを待って(ステップS30
4:YES)、リターンがされる。
【0091】以上の処理によって、プリンタ100は、
リストアップされた携帯用端末300のうちから指定さ
れる携帯用端末と近距離通信することができる。この結
果、プリンタ100は、ローカルインタフェース107
を経て、上記のデバイス情報を携帯用端末300に送信
することができる。
【0092】図13は、第1の実施の形態におけるプリ
ンタと携帯用端末とが通信する場合の携帯用端末の処理
内容を示すフローチャートである。具体的には、図13
は、プリンタ100からデバイス情報を受信する携帯用
端末300の処理内容について示す。図13に示される
フローチャートの内容は、たとえばROM302に制御
プログラムとして記憶されており、CPU301によっ
て実行される。
【0093】ステップS401では、携帯用端末300
は、プリンタ100に対して、アクセスを許可する。
【0094】ステップS402では、アクセスを許可し
たプリンタ100からローカルインタフェース308を
経て、データが受信されたか否かが判断される。データ
が受信されるのを待って(ステップS402:YE
S)、ステップS403が実行される。
【0095】ステップS403では、受信されたデータ
がデバイス情報であるか否かが判断される。このデータ
がデバイス情報である場合には(ステップS403:Y
ES)、ステップS404の処理が実行され、デバイス
情報でない場合には(ステップS403:NO)、ステ
ップS405の処理が実行される。
【0096】ステップS404では、受信されたデバイ
ス情報が記憶部303に記憶される。なお、複数のプリ
ンタから各々デバイス情報が受信される場合には、デバ
イス情報は各コンピュータ別に記憶される。
【0097】ステップS405では、通信接続が切断さ
れ、ステップS401の処理が実行される。
【0098】図14は、図13のステップS401にお
けるアクセス許可の処理に対応するサブルーチンを示
す。
【0099】ステップS501では、携帯用端末300
に設けられたローカルインタフェース308にプリンタ
100が接続されたか否かが判断される。ローカルイン
タフェース308にコンピュータ200が接続されるの
を待って(ステップS501:YES)、ステップS5
02の処理が実行される。
【0100】ステップS502では、識別情報の送信要
求がローカルインタフェース308を経て、受信された
か否かが判断される。識別情報の送信要求が受信される
のを待って(ステップS502:YES)、ステップS
503の処理が実行される。
【0101】ステップS503では、ローカルインタフ
ェース308を経て、識別情報が送信される。識別情報
には、携帯用端末300の種類に関する情報、および携
帯用端末300毎に設定されるべき電話番号ならびにユ
ーザ登録名を含めることができる。
【0102】ステップS504では、セキュリティチェ
ックを実行するか否かが判断される。携帯用端末300
は、予めセキュリティが確認されているプリンタ100
については、ステップS505〜ステップS507に示
されるセキュリティチェックを実行せず、セキュリティ
が確認されていないプリンタ100についてのみセキュ
リティチェックを実行することができる。セキュリティ
チェックが実行される場合には(ステップS504:Y
ES)、ステップS505の処理が実行され、セキュリ
ティチェックが実行されない場合には(ステップS50
4:NO)、リターンがされる。
【0103】ステップS505では、ステップS550
3で説明された識別情報に応答してプリンタ100から
送信された認証パスワードが、ローカルインタフェース
308を経て、受信されているか否かが判断される。認
証パスワードが受信された場合には(ステップS50
5:YES)、ステップS506の処理が実行される。
一方、一定期間経過しても認証パスワードが受信されな
い場合には(ステップS505:NO)、ステップS5
07の処理が実行される。上述のように、認証パスワー
ドは、記憶部303内に予め記憶されている文字列であ
る。したがって、文字列がプリンタ100から受信され
た場合、受信された文字列と記憶部303内に予め記憶
されている文字列とが比較される。比較の結果、両者が
一致する場合には、認証パスワードが受信されたと判断
される。一方、両者が一致しない場合には、認証パスワ
ードを受信していないと判断される。
【0104】ステップS506では、認証パスワードを
送信したプリンタ100に対して、アクセスを許可する
旨の信号が送信される。
【0105】ステップS507では、接続が切断され
る。なお、認証パスワードと異なる文字列が送られてき
た場合には、「正しい認証パスワードを入力してくださ
い」といったメッセージをプリンタ100へ送信するこ
とができる。
【0106】以上のように、図13および図14に示さ
れた処理によれば、携帯用端末300は、デバイス情報
を記憶しているプリンタ100からデバイス情報を受信
し、受信したデバイス情報を記憶することができる。
【0107】(携帯用端末とコンピュータとの通信)図
15は、第1の実施の形態における携帯用端末とコンピ
ュータとが通信する場合の携帯用端末の処理内容を示す
フローチャートである。具体的には、図15は、デバイ
ス情報を記憶した携帯用端末300がコンピュータ20
0にデバイス情報を送信する処理内容について示す。図
15に示されるフローチャートの内容は、たとえばRO
M302に制御プログラムとして記憶されており、CP
U301によって実行される。なお、携帯用端末300
とプリンタ100との間の処理ではなく、携帯用端末3
00とコンピュータ200との間の処理である点を除い
て、ステップS601、ステップS602、ステップS
605の処理は、図13のステップS401、ステップ
S402、ステップS405、および図14の処理と同
様であるので、説明を省略する。
【0108】ステップS603では、受信されたデータ
がデバイス情報の送信を要求するための信号(以下、
「デバイス情報送信要求」という)であるか否かが判断
される。このデータがデバイス情報送信要求である場合
には(ステップS603:YES)、ステップS604
の処理が実行され、デバイス情報送信要求でない場合に
は(ステップS603:NO)、ステップS605の処
理が実行される。
【0109】ステップS604では、デバイス情報がロ
ーカルインタフェース308を経て、コンピュータ20
0へ送信される。
【0110】図16は、第1の実施の形態におけるコン
ピュータと携帯用端末とが通信を行う場合のコンピュー
タの処理内容を示す。図16に示されるフローチャート
の内容は、たとえばROM202に制御プログラムとし
て記憶されており、CPU201によって実行される。
なお、プリンタ100と携帯用端末300との間の処理
ではなく、コンピュータ200と携帯用端末300との
間の処理である点を除いて、ステップS701〜ステッ
プS703の処理は、図9のステップS101〜ステッ
プS103、図10、および図12の処理と同様であ
る。したがって、繰り返しを避けるために詳しい説明を
省略する。
【0111】ステップS704では、ローカルインタフ
ェース207を経て、デバイス情報送信要求がコンピュ
ータ200から携帯用端末300に送信される。
【0112】ステップS705では、ローカルインタフ
ェース207を経て、デバイス情報が携帯用端末300
から受信される。
【0113】ステップS706では、受信されたデバイ
ス情報が記憶部203に記憶される。
【0114】以上の処理の結果、デバイス情報は、デバ
イス情報を予め記憶しているプリンタ100から、携帯
用端末300を経て、プリンタドライバの設定を希望す
るコンピュータ200に送信される。
【0115】以上のソフトウエア設定システムの処理内
容をプリンタ100の操作パネル部104上およびコン
ピュータ200のディスプレイ205の操作手順を中心
として説明する。
【0116】図17は、プリンタにおける処理内容を示
すフローチャートである。
【0117】ステップS801では、プリンタ100の
操作パネル部104によってデバイス情報の送信先であ
る携帯用端末を指定するための画面(以下、「デバイス
情報送信先指定画面」という)の起動が指示されたこと
が検出される。この結果、デバイス情報送信先指定画面
の表示用プログラムが起動され、デバイス情報送信先指
定画面が表示される。
【0118】図18は、操作パネル部に表示されたデバ
イス情報送信先指定画面の一例を示す。図18に示され
るように、デバイス情報送信先指定画面500上には、
デバイス情報の送信先である携帯用端末300の自動検
索を指示するための自動検索指示ボタン501が設けら
れている。また、処理を途中で中止するためのキャンセ
ルボタン502が設けられている。
【0119】図17のステップS802では、携帯用端
末300の自動検索の指示がされたか否かが判断され
る。具体的には、操作パネル部104に表示された自動
検索指示ボタン501の部分がユーザの指先などで押圧
されたか否かが判断される。自動検索が指示されていな
い場合には(S802:NO)、ステップS803の処
理が実行される。自動検索が指示された場合には(S8
02:YES)、上述したように、通信可能先リストが
自動的に作成され、ステップS804の処理が実行され
る。
【0120】ステップS803では、キャンセルボタン
502が押されたか否かが判断される。キャンセルボタ
ン502が押された場合には(S803:YES)、処
理が終了する。
【0121】ステップS804では、プリンタ100が
携帯用端末300と接続したか否かが判断される。プリ
ンタ100が携帯用端末300に接続されない場合には
(S804:NO)、ステップS805において、キャ
ンセルボタン502が押されたか否かが判断される。キ
ャンセルボタン502が押された場合には(S805:
YES)、処理が終了する。一方、プリンタ100が携
帯用端末300と接続された場合には(S804:YE
S)、図11に示されるような通信可能先リストのうち
から指定された携帯用端末300に対して、デバイス情
報が送信される。送信されたデバイス情報が携帯用端末
300によって記憶された後に、ステップS806の処
理が実行される。
【0122】ステップS805では、デバイス情報送信
先指定画面の表示が終了する。
【0123】図19は、コンピュータにおける処理内容
を示すフローチャートである。
【0124】ステップS901では、デバイス情報の送
信元(取得先)である携帯用端末を指定するための画面
(以下、「デバイス情報送信元指定画面」という)が表
示される。なお、デバイス情報送信元指定画面は、コン
ピュータ200のディスプレイ205に表示される。た
とえば、デバイス情報送信元指定画面は、指定される携
帯用端末が送信先でなく送信元である点を除いて図18
に示されたデバイス情報送信先指定画面と同様の画面で
ある。具体的には、デバイス情報送信元指定画面には、
デバイス情報の取得先である携帯用端末300の自動検
索を指示するための自動検索指示ボタン501、処理を
中断するためのキャンセルボタン502が設けられる。
【0125】ステップS902では、携帯用端末300
の自動検索の指示がされたか否かが判断される。自動検
索が指示されていない場合には(ステップS902:N
O)、ステップS903の処理が実行される。自動検索
が指示された場合には(ステップS902:YES)、
ステップS904の処理が実行される。
【0126】ステップS903では、キャンセルボタン
502が押されたか否かが判断される。キャンセルボタ
ン502が押された場合には(ステップS903:YE
S)、処理が終了する。
【0127】ステップS904では、必要に応じて、最
新ドライバ選択指示が入力装置204を用いて設定され
る。最新ドライバ選択指示には、コンピュータ200に
対して、最新のドライバプログラムファイルを選択する
ように命令するための指示と、最新のドライバプログラ
ムファイルを取得するために電話回線やインターネット
の使用を許可するための指示が含まれる。
【0128】ステップS905では、コンピュータ20
0が携帯用端末と接続したか否かが判断される。コンピ
ュータ200が携帯用端末300に接続されない場合に
は(ステップS905:NO)、ステップS906にお
いて、キャンセルボタン502が押されたか否かが判断
される。キャンセルボタン502が押された場合には
(ステップS906:YES)、処理が終了する。一
方、コンピュータ200が携帯用端末300と接続され
た場合には(ステップS905:YES)、携帯用端末
300からデバイス情報が受信され、コンピュータ20
0の記憶部203に記憶された後に、ステップS907
の処理が実行される。
【0129】ステップS907では、デバイス情報送信
元指定画面の表示が終了する。
【0130】ステップS908では、プリンタドライバ
の設定が開始される。換言すれば、プリンタドライバの
インストールが開始される。具体的には、記憶部203
内のディレクトリに関する情報を参照される。
【0131】ステップS909では、デバイス情報に基
づいて、プリンタ100に適したドライバプログラムフ
ァイルが読み出される。読み出されたドライバファイル
ファイルは、コンピュータ200内のOSに関連づけら
れて実行可能な状態となる。なお、記憶部203にプリ
ンタ100に適したドライバプログラムファイルが存在
しない場合には、図8に示されるドライバプログラムフ
ァイルの取得先情報に基づいて、プリンタ100に対応
するドライバプログラムファイルが記憶されている外部
機器と接続が確立される。この結果、コンピュータ20
0は、外部機器からプリンタ100に適したドライバプ
ログラムファイルが読み出される。
【0132】ステップS910では、図6および図7に
示されるデバイス情報に基づいて、プリンタドライバの
各種項目毎にデータが設定される。この結果、通常のよ
うにプリンタドライバの各種項目の設定画面をディスプ
レイ上に表示してプリンタドライバの各種項目について
データを手動で入力することなく、プリンタドライバの
各種項目毎のデータが設定される。特に、本実施形態に
よれば、デバイス情報には、オプション機器の設定に関
する情報が含まれるため、ユーザは、オプション機器に
応じて複雑な設定を行う必要がなく、負担が軽減され
る。
【0133】ステップS911では、プリンタドライバ
の設定が完了するのを待って、プリンタドライバが完了
した旨がディスプレイ205上に表示される。
【0134】次に、本実施形態のコンピュータによる最
新のプリンタドライバ選択処理について説明する。
【0135】図20は、コンピュータが最新のドライバ
プログラムファイルを選択する処理を説明するためのフ
ローチャートである。図20の処理は、たとえば、コン
ピュータ200のCPU201によって実行される。
【0136】ステップS1001では、最新のプリンタ
ドライバの選択が指示されているか否かが判断される。
具体的には、入力装置204によって最新ドライバ選択
指示が入力されているか否かが判断される。最新のプリ
ンタドライバの選択が指示されている場合(ステップS
1001:YES)、ステップS1002の処理が実行
され、指示されていない場合(ステップS1001:N
O)、ステップS1003の処理が実行される。
【0137】ステップS1002では、インターネット
へのアクセスが許可されているか否かが判断される。イ
ンターネットへのアクセスが許可されている場合には
(ステップS1002:YES)、ステップS1004
の処理が実行される。一方、インターネットへのアクセ
スが許可されていない場合には(ステップS1002:
NO)、さらに、ステップS1005において、電話回
線の使用が許可されているか否かが判断される。インタ
−ネットへのアクセスおよび電話回線の使用が共に許可
されていない場合(ステップS1005:NO)、ステ
ップS1003の処理が実行される。
【0138】ステップS1003では、ドライバプログ
ラムファイルが記憶されている外部機器にアクセスがで
きない場合の処理として、既に記憶部103内に記憶さ
れているドライバプログラムファイルが読み出される。
【0139】ステップS1004では、インタ−ネット
へのアクセス、または電話回線の使用が許可されている
場合の処理として、プリンタ100に対応するドライバ
プログラムファイルが、外部機器、たとえば所定のウェ
ブサイトにプリンタ100に対応するドライバプログラ
ムファイルが存在するか否かが判断される。プリンタ1
00に対応するドライバプログラムファイルが存在する
場合には(ステップS1004:YES)、ステップS
1006の処理が実行され、存在しない場合には(ステ
ップS1004:NO)、上述したステップS1003
の処理が実行される。
【0140】ステップS1006では、外部機器に存在
するドライバプログラムファイルが、既に記憶部203
内に記憶されている既存のドライバプログラムファイル
に比べて新しいもの(アップグレードされたもの)であ
るか否かが判断される。外部機器に存在するドライバプ
ログラムファイルが記憶部203内のドライバプログラ
ムファイルよりも新しい場合には(ステップS100
6:YES)、ステップS1007の処理が実行され、
新しくない場合には(ステップS1006:NO)、上
述したステップS1003の処理が実行される。電話回
線は、携帯用端末300の無線装置309を介して接続
される移動通信ネットワークであってもよい。この場
合、携帯用端末300は、デバイス情報をコンピュータ
200に送信する装置として機能するのみならず、最新
のドライバプログラムファイルを取得するための装置と
しても機能する。この結果、ネットワーク400自体が
閉じられたLANである場合であっても、コンピュータ
200は、最新のドライバプログラムファイルを選択
し、取得することができる。
【0141】ステップS1007では、外部機器から、
新しいドライバプログラムファイルがダウンロードされ
る。
【0142】ステップS1008では、ダウンロードさ
れたドライバファイルがコンピュータ200の記憶部2
03に記憶される。
【0143】ステップS1009では、設定されるプロ
グラムファイルとして、この記憶部103に記憶された
ドライバプログラムファイルが用いられる。
【0144】図20に示された処理によれば、コンピュ
ータ200が適宜にインターネットや電話回線を通じて
外部から最新のドライバプログラムファイルを選択して
ダウンロードし、ダウロードしたドライバプログラムフ
ァイルを実行可能な状態に設定することができる。
【0145】以上のように、第1の実施の形態によれ
ば、近距離通信可能な近距離通信手段を有する携帯用端
末を用いて、プリンタからコンピュータにデバイス情報
を送信することができる。したがって、デバイス情報に
基づいてプリンタドライバを簡単に設定することができ
る。
【0146】なお、以上の説明では、図6、図7、およ
び図8に示される各種の情報がデバイス情報として近距
離通信される場合を説明したが、本実施形態と異なり、
プリンタ100との接続を確立するための情報、すなわ
ち、ネットワーク設定や接続設定に関する情報のみを近
距離通信する構成を採用してもよい。プリンタ100と
の接続を確立するための情報が、携帯用端末300を介
して、プリンタ100からコンピュータ200に送信さ
れれば、コンピュータ200は、受信された情報に基づ
いて、プリンタ100との接続を確立することができ
る。この結果、コンピュータ200は、他の情報につい
てもネットワーク400を通じて取得することができ、
プリンタドライバを実行可能な状態に設定することがで
きる。
【0147】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、プリンタにおいて、デバイス情報の送信先である携
帯用端末が指定され、コンピュータにおいて、デバイス
情報の送信元(取得先)である携帯用端末が指定され
る。これに対し、第2の実施の形態は、第1の実施の形
態と異なり、携帯用端末において、デバイス情報の送信
元であるプリンタおよび送信先であるコンピュータが指
定される。
【0148】なお、第2の実施の形態におけるソフトウ
エア設定システムの構成は、図1〜図4に示したものと
同様であるので、詳しい説明を省略する。また、図1〜
図4に示された部材と同様の部材には同一の符号を用い
る。
【0149】本実施形態によれば、携帯用端末300の
ディスプレイ306が、コンピュータ200やプリンタ
300がリストアップされた通信可能先リストを表示す
る。また、入力キー304は、通信可能先リストにリス
トアップされた機器のうちから、デバイス情報の送信元
および送信先であるプリンタおよびコンピュータをそれ
ぞれ指定するために用いられる。
【0150】図21および図22は、プリンタと携帯用
端末との通信処理を示す。
【0151】図21は、第2の実施の形態におけるプリ
ンタと携帯用端末とが通信を行う場合の携帯用端末の処
理内容を説明する。
【0152】まず、ステップS1101では、通信可能
先リストがディスプレイ306に表示される。ただし、
第1の実施の形態と異なり、通信可能先リストには、携
帯用端末300と通信可能なプリンタ100などがリス
トアップされる。
【0153】ステップS1102では、デバイス情報の
送信元であるプリンタ100が入力キー304によって
指定されたか否かが判断される。
【0154】ステップS1103では、指定されたプリ
ンタ100によるセキュリティチェックを受ける処理が
実行される。
【0155】ステップS1104では、ローカルインタ
フェース308を経て、上述したデバイス情報がプリン
タ100から受信される。
【0156】なお、通信可能な機器のリスト表示の処理
(ステップS1101)およびコンピュータによるセキ
ュリティチェックを受ける処理(ステップS1103)
は、第1の実施の形態の図10および図12の処理にお
いて、携帯用端末300とプリンタ100の役割を入れ
替えた場合に相当する。したがって、繰り返して説明す
ることを省略する。
【0157】図22は、第2の実施の形態におけるプリ
ンタと携帯用端末とが通信する場合のプリンタの処理内
容を示すフローチャートである。具体的には、図22
は、携帯用端末に対してデバイス情報を送信するプリン
タの処理内容について示すフローチャートである。図2
2に示されるフローチャートの内容は、たとえばROM
102に制御プログラムとして記憶されており、CPU
101によって実行される。
【0158】ステップS1201では、プリンタ100
は、携帯用端末300に対して、アクセスを許可する。
【0159】ステップS1202では、アクセスを許可
した携帯用端末300からデータが受信されたか否かが
判断される。データが受信されるのを待って(ステップ
S1202:YES)、ステップS1203が実行され
る。
【0160】ステップS1203では、受信されたデー
タが、デバイス情報送信要求であるか否かが判断され
る。このデータがデバイス情報送信要求である場合には
(ステップS1203:YES)、ステップS1204
の処理が実行され、データがデバイス情報送信要求でな
い場合には(ステップS1203:NO)、ステップS
1205の処理が実行される。
【0161】ステップS1204では、デバイス情報が
携帯用端末300に対して送信される。
【0162】ステップS1205では、接続が切断さ
れ、ステップS1201の処理が実行される。
【0163】なお、アクセスを許可する処理(ステップ
S1201)は、第1の実施の形態で説明される図14
の処理において携帯用端末300とプリンタ100の役
割を入れ替えた場合に相当する。したがって、繰り返し
て説明することを省略する。
【0164】図23は、第2の実施の形態における携帯
用端末とコンピュータとが通信する場合のコンピュータ
の処理内容を示すフローチャートである。具体的には、
図23は、コンピュータ200が携帯用端末300から
デバイス情報を受信する処理内容について示す。図23
に示されるフローチャートの内容は、たとえばROM2
02に制御プログラムとして記憶されており、CPU2
01によって実行される。なお、ステップS1301、
ステップS1302、ステップS1305の処理は、図
22のステップS1201、ステップS1202、ステ
ップS1205と同様であるので、説明を省略する。
【0165】ステップS1303では、受信されたデー
タがデバイス情報であるか否かが判断される。このデー
タがデバイス情報である場合には(ステップS130
3:YES)、ステップS1304の処理が実行され、
デバイス情報でない場合には(ステップS1303:N
O)、ステップS1305の処理が実行される。
【0166】ステップS1304では、受信されたデバ
イス情報が記憶部203に記憶される。
【0167】図24は、第2の実施の形態における携帯
用端末とコンピュータとが通信する場合の携帯用端末の
処理内容を示すフローチャートである。図24に示され
るフローチャートの内容は、たとえばROM302に制
御プログラムとして記憶されており、CPU301によ
って実行される。なお、携帯用端末300とプリンタ1
00との間の処理ではなく、携帯用端末300とコンピ
ュータ200との間の処理である点を除いて、ステップ
S1401〜ステップS1403の処理は、図21のス
テップS1101〜ステップS1103の処理と同様で
ある。したがって、繰り返しを避けるために詳しい説明
を省略する。
【0168】ステップS1404では、ローカルインタ
フェース207を経て、デバイス情報が携帯用端末30
0からコンピュータ200へ送信される。
【0169】なお、デバイス情報に基づいてプリンタド
ライバが設定される処理は、第1の実施の形態に示した
処理と同様である。
【0170】本実施形態によれば、携帯用端末側におい
て、デバイス情報の送信元および送信先の双方を簡単に
指定することができ、コンピュータやプリンタの操作に
不慣れなユーザであっても、携帯用端末のみを操作する
ことによって簡単にプリンタドライバを設定することが
できる。
【0171】(第3の実施の形態)上記の第1および第
2の実施の形態においては、プリンタおよびコンピュー
タは、携帯用端末と直接的に近距離通信するためのロー
カルインタフェースを有する。これに対して、第3の実
施の形態では、プリンタおよびコンピュータはローカル
インタフェースを有している必要がない。プリンタおよ
びコンピュータは、ネットワークに接続された他の通信
機器を介して携帯用端末と間接的に通信する。
【0172】図25は、本発明の第3の実施の形態に係
るソフトウエア設定システムの全体構成を示すブロック
図である。図25のシステムは、第1の実施の形態の図
1に示されるシステムに対して、通信機器600aおよ
び600bが付加されたシステムである。なお、一般に
は、複数の通信機器600が存在してもよい。この場合
には、ネットワークに接続された複数の通信機器のうち
から通信機器600aおよび600bが選択される。通
信機器は、携帯用端末300との通信用に設けられた専
用装置であってもよく、通常のプリンタやコンピュータ
などが通信機器600として機能してもよい。
【0173】本実施形態では、プリンタ100は、ネッ
トワーク400を経て、通信機器600bにデバイス情
報を送信する。通信機器600bは、通信機器600b
に設けられた近距離通信するためのインタフェースを経
て、このデバイス情報を携帯用端末に送信する。携帯用
端末300は、携帯用端末に設けられた近距離通信する
ためのインタフェースを経て、プリンタ100のデバイ
ス情報を通信機器600aに送信する。通信機器600
aは、このデバイス情報をネットワーク400を介し
て、コンピュータ200に送信する。そして、コンピュ
ータ200は、受信したデバイス情報に基づいてプリン
タドライバを実行可能な状態に設定する。
【0174】本実施形態におけるソフトウエア設定シス
テムを構成するプリンタ、コンピュータ、および携帯用
端末の構成を示す。なお、説明の都合上、第1および第
2の実施の形態における各部材と同様の部材には、同一
の番号を付ける。
【0175】図26、図27、および図28は、それぞ
れ図25のソフトウエア設定システムに含まれるプリン
タ、コンピュータ、および通信機器の構成を示すブロッ
ク図である。図26および図27に示されるように、本
実施形態のプリンタ100およびコンピュータ200
は、図2および図3に示される構成と比べて、ローカル
インタフェース107、および207が設けられていな
い点で相違する。プリンタ100のネットワークインタ
フェース106は、ネットワーク400を介して通信機
器600bと通信するためのインタフェースである。ま
た、コンピュータ200のネットワークインタフェース
206は、ネットワーク400を介してプ通信機器60
0aと通信するためのインタフェースである。
【0176】図28は、通信機器の構成を示す。なお、
通信機器600aの構成を例にとって説明する。
【0177】図28に示されるように、通信機器600
aは、CPU601、ROM602、記憶部603、ネ
ットワークインタフェース604、およびローカルイン
タフェース605を有する。
【0178】ネットワークインタフェース604は、ネ
ットワーク400を介してコンピュータ200と通信す
るためのインタフェースである。
【0179】ローカルインタフェース605は、近距離
通信するためのインタフェースであり、好ましくは、B
luetooth規格に対応している。通信機器600
aは、このローカルインタフェース605を経て、携帯
用端末300と近距離通信する。同様に、通信機器60
0bは、ネットワーク400を介してプリンタ100と
通信するためのネットワークインタフェース604、お
よび携帯用端末300と近距離通信するためのローカル
インタフェース605を有する。
【0180】(プリンタと通信機器との通信)図29
は、第3の実施の形態におけるプリンタと通信機器が通
信する場合のプリンタの処理内容を示すフローチャート
である。具体的には、図29は、通信機器600bに対
するプリンタの処理内容を示す。図29に示されるフロ
ーチャートの内容は、たとえばROM102に制御プロ
グラムとして記憶されており、CPU101によって実
行される。
【0181】ステップS1501では、通信機器600
bによって作成された通信可能先テーブルがネットワー
ク400を通じて取得される。ステップS1501で取
得される通信可能先テーブルには、第1の実施の形態の
場合のようにプリンタ100との間で近距離通信可能な
携帯用端末300がリストアップされているのでなく、
ネットワーク400を介してプリンタ100と接続され
る通信機器600bによって近距離通信可能な携帯用端
末300がリストアップされている。
【0182】ステップS1502では、通信可能先テー
ブルにリストアップされた携帯用端末300が存在する
か否かが判断される。通信可能先テーブルに携帯用端末
300が存在する場合には(ステップS1502:YE
S)、ステップS1503の処理が実行され、携帯用端
末300が存在しない場合には(ステップS1502:
NO)、ステップS1504の処理が実行される。
【0183】ステップS1503では、ステップS15
01で取得された通信可能先テーブルに基づいて通信可
能な携帯用端末300のリストが操作パネル部104に
表示される。通信可能先テーブルにリストアップされた
携帯用端末300は、通信機器600bと近距離通信可
能である。また、図25を用いて示されるように通信機
器600bとプリンタ100とはネットワーク400を
通じて通信可能である。したがって、通信可能先テーブ
ルにリストアップされた携帯用端末300は、プリンタ
100によって通信機器600b経由でデバイス情報を
送信可能な携帯用端末300に相当する。
【0184】ステップS1504では、通信可能な携帯
用端末300がない旨が操作パネル部104に表示され
る。すなわち、通信機器600b経由でデバイス情報を
送信可能な携帯用端末300がない旨が操作パネル部1
04に表示される。
【0185】ステップS1505では、リストアップさ
れた携帯用端末300のうちから、機器情報の通信機器
600bによる送信先の携帯用端末300が指定された
か否かが判断される。
【0186】ステップS1506では、携帯用端末30
0が指定された旨が通信機器600bに通知される。
【0187】ステップS1507では、指定された携帯
用端末300によるセキュリティチェックを受ける処理
が実行される。ここで、ステップS1507の処理は、
通信機器600bを経由してプリンタ100と携帯用端
末300との間の送受信が実行される点を除いて、図1
2に示される処理と同様である。したがって、繰り返し
を避けるために、詳しい説明を省略する。
【0188】ステップS1508では、ネットワークイ
ンタフェース106からデバイス情報がネットワーク4
00を経由して通信機器600bに送信される。
【0189】図30は、図29のステップS1501に
おける通信可能先テーブルの取得処理に対応するサブル
ーチンを示す。
【0190】ステップS1601では、通信機器600
bに対して通信可能先テーブルを要求する信号(以下、
「テーブル要求」という)が送信される。
【0191】ステップS1602では、通信機器600
bから通信可能先テーブルが受信されたか否かが判断さ
れる。通信可能先テーブルが受信された場合には(ステ
ップS1602:YES)、ステップS1603の処理
が実行される。一方、通信可能先テーブルが受信されな
い場合には(ステップS1602:NO)、ステップS
1604において、通信可能な携帯用端末300がない
旨が受信されているか否かがさらに判断される。この結
果、通信可能な携帯用端末300がない旨が受信されて
いる場合には(ステップS1604:YES)、ステッ
プS1603の処理が実行される。
【0192】ステップS1603では、ステップS16
02またはステップS1604における判断結果に基づ
いて、通信可能先テーブルの内容が更新される。ユーザ
は、携帯用端末300を携帯しているため、ユーザの移
動にともなって、通信機器600によって近距離通信可
能な携帯用端末300の数や種類が変化する。したがっ
て、すでに近距離通信不可能となった携帯用端末300
については、通信可能先テーブルから削除するととも
に、新たに通信可能となった携帯用端末300について
は通信可能先テーブルに追加する処理が実行される。
【0193】ステップS1605に示される処理は、複
数の通信機器600がネットワーク400に接続されて
いる場合の処理である。具体的には、各通信機器600
別にテーブル要求が送信される。したがって、ステップ
S1605において、全ての通信機器600へのテーブ
ル要求の送信が完了したか否かが判断される。全ての通
信機器600へのテーブル要求の送信が完了するまで
(ステップS1605:YES)、ステップS1601
〜ステップS1605の処理が繰り返し実行される。
【0194】図31は、デバイス情報をプリンタから受
信し、携帯用端末へ送信する通信機器の処理内容を示す
フローチャートである。図31は、具体的には、通信機
器600bの処理内容を示している。図31に示される
フローチャートの内容は、たとえばROM602に制御
プログラムとして記憶されており、CPU601によっ
て実行される。
【0195】ステップS1701では、プリンタ100
からテーブル要求が受信されているか否かが判断され
る。テーブル要求が受信されるのを待って(ステップS
1701:YES)、ステップS1702の処理が実行
される。
【0196】ステップS1702では、通信機器600
bは、近距離通信可能な携帯用端末300がリストアッ
プされた通信可能先テーブルを作成し、プリンタ100
へ送信する。
【0197】ステップS1703では、デバイス情報の
送信先である携帯用端末300の指定に関する情報がプ
リンタ100から受信されているか否かが判断される。
指定に関する情報が受信されるのを待って(ステップS
1703:YES)、ステップS1704の処理が実行
される。
【0198】ステップS1704では、指定された携帯
用端末300によるセキュリティチェックを受ける処理
が実行される。
【0199】ステップS1705では、プリンタ100
からデバイス情報が受信されたか否かが判断される。プ
リンタ100からデバイス情報が受信されるのを待って
(ステップS1705:YES)、ステップS1706
の処理が実行される。
【0200】ステップS1706では、プリンタ100
から受信したデバイス情報が、ローカルインタフェース
605を経て、携帯用端末300へ送信される。この結
果、通信機器600bを経由してデバイス情報がプリン
タ100から携帯用端末300へ転送される。
【0201】図32は、図31のステップS1702に
おける通信可能先テーブルの作成および送信処理に対応
するサブルーチンを示す。
【0202】プリンタ100の代わりに通信装置600
bが処理を行う点を除いて、ステップS1801〜ステ
ップS1807の処理は、図10におけるステップS2
01〜ステップS207の処理と同様である。したがっ
て、詳しい説明を省略する。
【0203】ステップS1808では、通信可能な携帯
用端末300がない旨がプリンタ100に対して送信さ
れる。一方、ステップS1809では、通信可能先テー
ブルがプリンタ100に対して送信される。したがっ
て、図10に示される第1の実施の形態とは異なり、通
信可能先テーブルに基づいて通信可能な携帯用端末30
0リストを画面に表示する処理に代えて通信可能先テー
ブル自体がプリンタ100へ送信され、プリンタ100
の操作パネル部204上に通信可能な携帯用端末300
のリストが表示される。
【0204】図33は、図31のステップS1704に
おいて携帯用端末300によるセキュリティチェックを
受ける処理に対応するサブルーチンを示す。
【0205】プリンタ100の代わりに通信装置600
bが処理を行う点を除いて、ステップS1901、ステ
ップS1903、およびステップS1904は図12の
ステップS301、ステップS303、ステップS30
4の処理と同様である。したがって、詳しい説明を省略
する。
【0206】ステップS1902では、プリンタ100
から認証パスワードが受信されているか否かが判断され
る。プリンタ100から認証パスワードが受信されるの
を待って(ステップS1902:YES)、ステップS
1903の処理が実行される。したがって、ユーザが入
力した認証パスワードがプリンタ100から受信され、
この受信された認証パスワードが通信装置600bによ
って携帯用端末300に送信される。
【0207】ステップS1905では、ステップS19
04において通信機器600bが携帯用端末300から
受信したアクセスを許可する旨の信号がプリンタ100
に送信される。以上のように、本実施形態においては、
プリンタ100と携帯用端末300との間における認証
パスワードの送信およびアクセスを許可する旨の受信
は、通信機器600bを経由して行われる。
【0208】(通信機器とコンピュータとの通信)図3
4は、携帯用端末からデバイス情報を受信し、受信した
デバイス情報をコンピュータに送信する通信機器の処理
内容を示すフローチャートである。図34は、具体的に
は、通信機器600aの処理を示している。
【0209】プリンタ100と通信機器600bとの間
の処理ではなく、コンピュータ200と通信機器600
aとの間の処理である点を除いて、ステップS2001
〜S2004の処理は、図31のステップS1701〜
ステップS1704の処理と同様である。したがって、
繰り返しを避けるために説明を省略する。
【0210】ステップS2005では、デバイス情報の
送信を要求するためのデバイス情報送信要求が受信され
ているか否かが判断される。デバイス情報送信要求が受
信されるのを待って(ステップS2005:YES)、
ステップS2006の処理が実行される。
【0211】ステップS2006では、デバイス情報送
信要求が携帯用端末300へ送信される。この結果、通
信機器600aを経由してデバイス情報送信要求がコン
ピュータ200から携帯用端末300へ送信される。
【0212】ステップS2007では、携帯用端末30
0からデバイス情報が受信されたか否かが判断される。
デバイス情報が受信されるのを待って、ステップS20
08の処理が実行される。
【0213】ステップS2008では、携帯用端末30
0から受信されたデバイス情報が、ネットワークインタ
フェース604を経て、コンピュータ200に送信され
る。この結果、デバイス情報が携帯用端末300から通
信機器600aを経由してコンピュータ200に転送さ
れる。
【0214】図35は、第3の実施の形態における通信
機器とコンピュータとが通信する場合のコンピュータの
処理内容を示すフローチャートである。具体的には、図
35は、通信機器600aに対するコンピュータ200
の処理内容を示す。図35に示されるフローチャートの
内容は、たとえばROM202に制御プログラムとして
記憶されており、CPU201によって実行される。
【0215】プリンタ100が処理するのではなくコン
ピュータ200が処理する点、およびコンピュータ20
0によって指定される携帯用端末300がデバイス情報
の送信先ではなく送信元である点を除いて、ステップS
2101〜ステップS2107は、図29のステップS
1501〜ステップS1507の処理と同様である。し
たがって、詳しい説明を省略する。
【0216】ステップS2108では、ネットワークイ
ンタフェース206からデバイス情報送信要求がネット
ワーク400を介して通信機器600aに送信される。
【0217】ステップS2109では、ネットワークイ
ンタフェース206によってデバイス情報がネットワー
ク400を介して通信機器600aから受信される。
【0218】ステップS2110では、受信されたデバ
イス情報が記憶部203に記憶される。
【0219】コンピュータ200がデバイス情報に基づ
いて、プリンタドライバを実行可能な状態に設定する処
理は、第1の実施の形態の場合と同様であるので、詳し
い説明を省略する。
【0220】なお、本実施形態では、デバイス情報の送
信先または送信元である携帯用端末300をプリンタ1
00およびコンピュータ200において指定する場合が
示された。しかしながら、第2の実施の形態で示される
ように、携帯用端末装置300によって、デバイス情報
の送信元であるプリンタ100を指定し、デバイス情報
の送信先であるコンピュータ200を指定することもで
きる。
【0221】本実施形態によれば、コンピュータ200
およびプリンタ100がBluetoothなどの近距
離通信の機能に対応していない場合であっても、近距離
通信の機能を有する通信機器600a,bをネットワー
ク400に接続することによって、コンピュータ200
にプリンタ100を制御するためのプリンタドライバを
設定することができる。この結果、コンピュータ200
やプリンタ100のハードウエアを変更することなく、
携帯用端末300と近距離通信を行う通信機器600を
設けることによって、ソフトウエア設定システムを実現
することができる。また、複数台のコンピュータやプリ
ンタと携帯用端末300との通信を1台の通信機器60
0を介して行うこともできるので、各コンピュータやプ
リンタ別に、近距離通信用のローカルインタフェースを
設ける必要がなく、ソフトウエア設定システムを実現す
るためのコストを軽減することができる。
【0222】(第4の実施の形態)上述の第1〜第3の
実施の形態では、はじめに通信可能先リストが表示さ
れ、表示された通信可能先リストのうちからデバイス情
報のデバイス情報の送信先および送信元として機能する
携帯用端末300が指定される場合が示された。第4の
実施の形態は、第1〜第3の実施の形態と異なり、通信
可能先テーブルを取得する前に、デバイス情報の送信先
および送信元の携帯用端末300が指定される。
【0223】なお、第4の実施の形態におけるソフトウ
エア設定システムの構成は、図25〜図28に示したも
のと同様であるので、詳しい説明を省略する。また、図
25〜図28に示された部材と同様の部材には同一の符
号が用いられる。
【0224】(プリンタと通信機器との通信)図36
は、第4の実施の形態におけるプリンタと通信機器とが
通信を行う場合におけるプリンタの処理内容を示す。具
体的には、図36は、通信機器600bと通信を行うプ
リンタ100の処理内容を示す。
【0225】デバイス情報の通信先である携帯用端末3
00の指定に関する情報(以下「指定情報」という)が
入力されるのを待って(ステップS2201:YE
S)、ステップS2202の処理が実行される。なお、
プリンタ100において入力される指定情報は、デバイ
ス情報の送信先の携帯用端末300を指定する情報であ
る。
【0226】図37は、指定情報の入力画面の一例を示
す。指定情報の入力画面が操作パネル部104上に表示
される。さらに操作パネル部104によって通信先の種
類、識別方法、識別情報(電話番号など)、セキュリテ
ィチェックの有無、セキュリティチェックがある場合の
パスワードの内容が入力される。
【0227】図38は、指定情報の一例を示している。
指定情報には、たとえば、携帯用端末300の種類、携
帯用端末300の識別情報(たとえば、電話番号)、セ
キュリティの有無、セキュリティがある場合のパスワー
ドの内容などが含まれる。
【0228】図36のステップS2202では、指定さ
れた携帯用端末300に関する指定情報が記憶される。
ステップS2203およびステップS2204は、図2
9のステップS1501およびステップS1502と同
様であるので、説明を省略する。
【0229】ステップS2205では、通信可能先テー
ブルに指定先の携帯用端末300が含まれているか否か
が判断される。したがって、通信可能先テーブルにリス
トアップされている携帯用端末300が存在しない場
合、または通信可能先テーブルに携帯用端末300がリ
ストアップされているものの、S2201において指定
されている携帯用端末300と一致しない場合には、ス
テップS2203の処理が再度実行される。複数の通信
機器600が存在する場合には、各通信機器600別に
通信可能テーブルが取得され、取得された通信可能先テ
ーブルに指定情報で指定された携帯用端末300が含ま
れているか否かが判断される。この結果、ステップS2
201において指定された携帯用端末300がリストア
ップされている通信可能先テーブルが検索され、指定さ
れた携帯用端末300と通信可能な通信機器600bが
特定される。
【0230】ステップS2206では、この特定された
通信機器600bに対して指定情報が送信される。
【0231】ステップS2207では、指定情報に基づ
いて指定された携帯用端末300によるセキュリティチ
ェックを受ける処理が実行される。
【0232】ステップS2208では、デバイス情報が
通信機器600bに対して送信される。
【0233】(通信機器とコンピュータとの通信)図3
9は、第4の実施の形態における通信機器とコンピュー
タとが通信する場合のコンピュータの処理内容を示すフ
ローチャートである。具体的には、図39は、通信機器
600aからデバイス情報を受信するコンピュータ20
0の処理内容について示す。
【0234】プリンタ100が処理する代わりにコンピ
ュータ200が処理する点、デバイス情報の送信先の携
帯用端末300ではなく送信元の携帯用端末300が指
定される点を除いて、ステップS2301〜S2307
の処理は、図36のステップS2201〜S2207の
処理と同様である。したがって、詳しい説明を省略す
る。
【0235】ステップS2308では、指定された携帯
用端末300と通信可能な通信機器600aに対して、
デバイス情報送信要求が送信される。
【0236】ステップS2309では、通信機器600
aを介してデバイス情報が受信されたか否かの判断がさ
れる。そして、ステップS2310では、デバイス情報
が記憶部103に記憶される。
【0237】以上の処理によれば、デバイス情報の送信
先または送信元の携帯用端末300を通信可能先リスト
のうちから選択するのではなく、電話番号などによって
携帯用端末300を直接的に指定した場合であっても、
携帯用端末300と通信するための通信機器600a、
bが自動的に特定される。特に、本実施形態は、通信機
器が多数存在し、所定の携帯用端末300が、どの通信
機器と通信可能であるかが不明である場合に有効であ
る。具体的には、本実施形態によれば、所定の携帯用端
末300を指定することによって、自動的に特定された
通信機器600bを介してデバイス情報を所定の携帯用
端末300へ送信し、同様に600aを介して所定の携
帯用端末300からデバイス情報を受信することができ
る。
【0238】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるのではなく、特許請求の範囲内において種々改変
することができる。
【0239】上記の実施の形態では、プリンタを制御す
るためのソフトウエアであるプリンタドライバを設定す
るためのソフトウエア設定システムに本発明を適用した
場合を説明した。しかしながら、本発明は、この場合に
限られない。たとえば、ネットワークインタフェースを
備えたネットワーク機器をコンピュータから使用し制御
するために必要なデバイスドライバをコンピュータに設
定する全ての場合において、本発明を適用することがで
きる。具体的には、プリンタ、デジタル複写機、ネット
ワークスキャナ、ネットワークファクシミリなどをコン
ピュータから使用する場合に必要なデバイスドライバを
設定する場合に本発明を適用することができる。さら
に、本発明は、ネットワークインタフェースを有する種
々のマルチメディア機器をリモートセンシングし、また
はリモートコントールする際に必要なデバイスドライバ
をコンピュータに設定する際にも適用することができ
る。
【0240】上記の実施の形態では、デバイスドライバ
の設定がされる機器としてコンピュータを例にとって説
明したが、本発明はこの場合に限られない。すなわち、
ネットワーク機器を使用するためにデバイスドライバが
必要な情報処理端末にデバイスドライバを設定する全て
の場合に、本発明を適用することができる。
【0241】なお、本発明によるソフトウエア設定シス
テムにおける処理を実行する各手段、およびドライバ設
定方法は、コンピュータ、機器、または携帯用端末など
の各機器を動作させるソフトウエア(プログラム)また
は専用のハードウエア回路のいずれによっても実現する
ことができる。
【0242】また、プログラムによって本発明を実現す
る場合、各機器を動作させるプログラムは、たとえば、
フレキシブルディスクやCD−ROMなどの読み取り可
能な記録媒体によって提供されてもよい。また、プログ
ラムは、その機器の一機能としてその機器に組み込まれ
てもよい。
【0243】
【発明の効果】本発明によれば、機器に関する情報を近
距離通信を用いて簡単に取得することができるため、情
報処理端末において機器を制御するためのプログラムを
簡単に設定することができる。この結果、情報処理端末
のIPアドレスおよびサブネットマスクなどの接続情報
を事前に設定しておく必要がなく、ネットワーク構成を
十分に理解していないユーザであっても、機器を制御す
るためのプログラムを設定することができる。
【0244】また、携帯用端末を用いた近距離通信によ
って取得される機器情報には、オプション機器に関する
情報を含めることが可能であるので、オプション機器の
構成が複雑な場合であっても、機器を制御するためのプ
ログラムを正確に設定することができる。
【0245】さらに、ユーザは、携帯用端末を用いて機
器およびコンピュータと近距離通信して、機器を制御す
るためのプログラムを設定できるので、ユーザが所望す
る機器に対応していないプログラムを誤って設定してし
まうことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に対応するソフト
ウエア設定システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1におけるプリンタの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図3】 図1におけるコンピュータの構成の一例を示
すブロック図である。
【図4】 図1における携帯用端末の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図5】 第1の実施の形態に対応するソフトウエア設
定システムの動作シーケンスの一例を示す図である。
【図6】 プリンタのデバイス情報の一例を示す図であ
る。
【図7】 デバイス情報に含まれるオプション機器の設
定に関する情報の一例を示す図である。
【図8】 デバイス情報に含まれる外部機器に接続する
ための情報の一例を示す図である。
【図9】 第1の実施の形態におけるプリンタと携帯用
端末とが通信する場合のプリンタの処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図10】 図9における通信可能先リスト表示処理に
対応するサブルーチンを示すフローチャートである。
【図11】 通信可能先リストの表示例を示す図であ
る。
【図12】 図9におけるセキュリティチェックを受け
る処理に対応するサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図13】 第1の実施の形態におけるプリンタと携帯
用端末とが通信する場合の携帯用端末の処理内容につい
て示すフローチャートである。
【図14】 図13におけるアクセス許可の処理に対応
するサブルーチンを示すフローチャートである。
【図15】 第1の実施の形態における携帯用端末とコ
ンピュータとが通信する場合の携帯用端末の処理内容を
示すフローチャートである。
【図16】 第1の実施の形態におけるコンピュータと
携帯用端末とが通信する場合のコンピュータの処理内容
を示すフローチャートである。
【図17】 第1の実施の形態におけるプリンタの処理
内容を示すフローチャートである。
【図18】 指定画面の一例を示す図である。
【図19】 第1の実施の形態におけるコンピュータの
処理内容を示すフローチャートである。
【図20】 最新のドライバを選択するためのコンピュ
ータの処理内容を示すフローチャートである。
【図21】 第2の実施の形態におけるプリンタと携帯
用端末とが通信する場合の携帯用端末の処理内容を示す
フローチャートである。
【図22】 第2の実施の形態におけるプリンタと携帯
用端末とが通信する場合のプリンタの処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図23】 第2の実施の形態における携帯用端末とコ
ンピュータとが通信する場合のコンピュータの処理内容
を示すフローチャートである。
【図24】 第2の実施の形態における携帯用端末とコ
ンピュータとが通信する場合の携帯用端末の処理内容を
示すフローチャートである。
【図25】 本発明の第3の実施の形態に対応するソフ
トウエア設定システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図26】 図25におけるプリンタの構成を示すブロ
ック図である。
【図27】 図25におけるコンピュータの構成を示す
ブロック図である。
【図28】 図25における通信機器の構成を示すブロ
ック図である。
【図29】 第3の実施の形態におけるプリンタと通信
機器が通信する場合のプリンタの処理内容を示すフロー
チャートである。
【図30】 図29における通信可能先テーブルの取得
処理に対応するサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図31】 第3の実施の形態において、デバイス情報
をプリンタから受信し、携帯用端末へ送信する通信機器
の処理内容を示すフローチャートである。
【図32】 図31における通信可能先テーブルの作成
および送信処理に対応するサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図33】 図31におけるセキュリティチェックを受
ける処理に対応するサブルーチンを示すフローチャート
である。
【図34】 第3の実施の形態において携帯用端末から
デバイス情報を受信する通信機器の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図35】 第3の実施の形態における通信機器とコン
ピュータとが通信する場合のコンピュータの処理内容を
示すフローチャートである。
【図36】 第4の実施の形態におけるプリンタと通信
機器とが通信を行う場合におけるプリンタの処理内容を
示すフローチャートである。
【図37】 指定情報の入力画面の一例を示す図であ
る。
【図38】 指定情報の一例を示す図である。
【図39】 第4の実施の形態における通信機器とコン
ピュータとが通信する場合のコンピュータの処理内容を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…プリンタ、 101…CPU、 103…記憶部、 104…操作パネル部、 106…ネットワークインタフェース、 107…ローカルインタフェース、 108…センサ、 200…コンピュータ(情報処理端末)、 201…CPU、 203…記憶部、 204…入力装置、 205…ディスプレイ、 206…ネットワークインタフェース、 207…ローカルインタフェース、 300…携帯用端末、 301…CPU、 303…記憶部、 304…入力キー、 306…ディスプレイ、 308…ローカルインタフェース、 400…ネットワーク、 600a,b…通信機器。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続される機器および情
    報処理端末と、前記機器および前記情報処理端末と通信
    可能な携帯用端末とを有し、前記機器を前記ネットワー
    クを介して制御するためのプログラムを前記情報処理端
    末に設定するソフトウエア設定システムであって、 前記機器は、前記携帯用端末と近距離通信するための第
    1近距離通信手段を備え、当該機器に関する情報を前記
    第1近距離通信手段を経て前記携帯用端末に送信し、 前記携帯用端末は、前記機器および前記情報処理端末と
    近距離通信するための携帯用近距離通信手段と、前記機
    器から前記携帯用近距離通信手段を経て受信された前記
    機器に関する情報を記憶する携帯用記憶手段とを備え、 前記情報処理端末は、前記携帯用端末と近距離通信する
    ための第2近距離通信手段と、前記携帯用端末から前記
    第2近距離通信手段を経て受信された前記機器に関する
    情報を記憶する記憶手段とを備え、前記機器に関する情
    報に基づいて前記プログラムを設定することを特徴とす
    るソフトウエア設定システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理端末は、さらに、前記機器
    に関する情報に基づいて、設定されるプログラムを選択
    するプログラム選択手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載のソフトウエア設定システム。
  3. 【請求項3】 前記プログラム選択手段は、前記携帯用
    端末を介して接続される移動通信ネットワークを通じ
    て、設定されるプログラムを取得することを特徴とする
    請求項2に記載のソフトウエア設定システム。
  4. 【請求項4】 前記機器は、前記第1近距離通信手段に
    よって通信可能な複数の携帯用端末のうちから前記機器
    に関する情報の送信先である携帯用端末を指定するため
    の送信先指定手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載のソフトウエア設定システム。
  5. 【請求項5】 前記情報処理端末は、前記第2近距離通
    信手段によって通信可能な複数の携帯用端末のうちから
    前記機器に関する情報の送信元である携帯用端末を指定
    するための送信元指定手段を有することを特徴とする請
    求項1に記載のソフトウエア設定システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯用端末は、前記携帯用近距離通
    信手段によって通信可能な複数の機器のうちから前記機
    器に関する情報の送信元である機器および前記機器に関
    する情報の送信先である情報処理端末を指定するための
    携帯用指定手段を有することを特徴とする請求項1に記
    載のソフトウエア設定システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続される機器および情
    報処理端末と、前記機器および前記情報処理端末と通信
    可能な携帯用端末とを有し、前記機器を前記ネットワー
    クを介して制御するためのプログラムで使用されるデー
    タを前記情報処理端末に設定するソフトウエア設定シス
    テムであって、 前記機器は、前記携帯用端末と近距離通信するための第
    1近距離通信手段を備え、当該機器に関する情報を前記
    第1近距離通信手段を経て送信し、 前記携帯用端末は、前記機器および前記情報処理端末と
    近距離通信するための携帯用近距離通信手段と、前記携
    帯用近距離通信手段を経て受信された前記機器に関する
    情報を記憶する携帯用記憶手段とを備え、 前記情報処理端末は、前記携帯用端末と近距離通信する
    ための第2近距離通信手段と、前記携帯用端末から前記
    第2近距離通信手段を経て受信された前記機器に関する
    情報を記憶する記憶手段とを備え、前記機器に関する情
    報に基づいて前記データを設定することを特徴とするソ
    フトウエア設定システム。
  8. 【請求項8】 前記情報処理端末は、前記情報処理端末
    内に既存の前記プログラムで使用されるデータを設定す
    ることを特徴とする請求項7に記載のソフトウエア設定
    システム。
  9. 【請求項9】 前記機器と前記携帯用端末との間および
    前記情報処理端末と前記携帯用端末との間の通信は、近
    距離無線通信であることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれか1つに記載のソフトウエア設定システム。
  10. 【請求項10】 ネットワークに接続される機器および
    情報処理端末と、前記ネットワークを介して前記機器と
    通信可能な第1通信機器と、前記ネットワークを介して
    前記情報処理端末と通信可能な第2通信機器と、前記第
    1通信機器および前記第2通信機器と通信可能な携帯用
    端末とを有し、前記機器を前記ネットワークを介して制
    御するためのプログラムを前記情報処理端末に設定する
    ソフトウエア設定システムであって、 前記機器は、前記ネットワークを介して前記第1通信機
    器と通信するため第1通信手段を備え、当該機器に関す
    る情報を前記第1通信手段を経て前記第1通信機器に送
    信し、 前記第1通信機器は、前記ネットワークを介して前記機
    器と通信するための第1通信機器用通信手段と、前記携
    帯用端末と近距離通信するための第1通信機器用近距離
    通信手段とを備え、前記第1通信機器用通信手段を経て
    受信された前記機器に関する情報を前記第1通信機器用
    近距離通信手段を経て前記携帯用端末に送信し、 前記携帯用端末は、前記第1通信機器および第2通信機
    器と近距離通信するための携帯用近距離通信手段と、前
    記第1通信機器から前記携帯用近距離通信手段を経て受
    信された前記機器に関する情報を記憶する携帯用記憶手
    段とを備え、 前記第2通信機器は、前記ネットワークを介して前記情
    報処理端末と通信するための第2通信機器用通信手段
    と、前記携帯用端末と近距離通信するための第2通信機
    器用近距離通信手段とを備え、前記第2通信機器用近距
    離通信手段を経て受信された前記機器に関する情報を前
    記第2通信機器用通信手段を経て前記情報処理端末に送
    信し、 前記情報処理端末は、前記ネットワークを介して前記第
    2通信機器と通信するための第2通信手段と、前記第2
    通信機器から前記第2通信手段を経て受信された前記機
    器に関する情報を記憶する記憶手段とを備え、前記機器
    に関する情報に基づいて前記プログラムを設定すること
    を特徴とするソフトウエア設定システム。
  11. 【請求項11】 前記第1通信機器および前記第2通信
    機器は、ネットワークに接続された複数の機器のうちか
    ら選択されることを特徴とする請求項10に記載のソフ
    トウエア設定システム。
  12. 【請求項12】 ネットワークに接続される機器および
    情報処理端末と、前記情報処理端末および前記機器と通
    信可能な携帯用端末とを用いて、前記機器を前記ネット
    ワークを介して制御するためのプログラムを前記情報処
    理端末に設定するソフトウエア設定方法であって、 前記機器が、近距離通信するための近距離通信手段を経
    て、当該機器に関する情報を前記携帯用端末に送信する
    段階と、 前記機器に関する情報を受信した携帯用端末が、近距離
    通信するための携帯用近距離通信手段を経て、前記機器
    に関する情報を前記情報処理端末に送信する段階と、 前記情報処理端末が、前記携帯用端末から受信された前
    記機器に関する情報に基づいて、前記プログラムを設定
    する段階と、 を有することを特徴とするソフトウエア設定方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークに接続される機器と、前
    記機器に関する情報に基づいて設定されるプログラムを
    実行することによって前記機器をネットワークを介して
    制御する情報処理端末とを有するソフトウエア設定シス
    テムに用いられる携帯用端末であって、 前記機器および前記情報処理端末と近距離通信するため
    の携帯用近距離通信手段と、 前記機器から前記携帯用近距離通信手段を経て受信され
    た、前記機器に関する情報を記憶する携帯用記憶手段を
    備え、 前記機器に関する情報を前記携帯用近距離通信手段を経
    て前記情報処理端末に送信することを特徴とする携帯用
    端末。
  14. 【請求項14】 ネットワークに接続される機器に関す
    る情報に基づいて設定されるプログラムを実行すること
    によって前記機器をネットワークを介して制御する情報
    処理端末と、近距離通信するための携帯用近距離通信手
    段を経て前記機器に関する情報を前記情報処理端末に送
    信する携帯用端末とを有するソフトウエア設定システム
    に用いられる機器であって、 前記携帯用端末と近距離通信するための近距離通信手段
    を備え、 前記機器に関する情報を前記近距離通信手段を経て前記
    携帯用端末に送信することを特徴とする機器。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続される機器と、近
    距離通信するための携帯用近距離通信手段を経て前記機
    器に関する情報を前記機器から受信する携帯用端末とを
    有するソフトウエア設定システムに用いられる情報処理
    端末であって、 前記携帯用端末と近距離通信するための近距離通信手段
    と、 前記携帯用端末から前記近距離通信手段を経て受信され
    た前記機器に関する情報を記憶する手段とを備え、 前記機器に関する情報に基づいて、前記機器を前記ネッ
    トワークを介して制御するためのプログラムを設定する
    ことを特徴とする情報処理端末。
  16. 【請求項16】 ネットワークに接続される機器から近
    距離通信するための近距離通信手段を経て、前記機器に
    関する情報を受信する手順と、 前記機器に関する情報を記憶する手順と、 前記機器に関する情報に基づいて設定されるプログラム
    を実行して前記機器を前記ネットワークを介して制御す
    る情報処理端末に、近距離通信するための携帯用近距離
    通信手段を経て、前記機器に関する情報を送信する手順
    と、 をコンピュータに実行させるための、携帯用端末で用い
    られるソフトウエア設定プログラム。
  17. 【請求項17】 ネットワークに接続される機器に関す
    る情報を取得する手順と、 前記機器に関する情報に基づいて設定されるプログラム
    を実行して前記機器を前記ネットワークを介して制御す
    る情報処理端末に対して近距離通信可能な携帯用端末
    に、近距離通信するための近距離通信手段を経て、前記
    機器に関する情報を送信する手順と、 をコンピュータに実行させるための、機器で用いられる
    ソフトウエア設定プログラム。
  18. 【請求項18】 ネットワークに接続される機器に関す
    る情報を近距離通信するための近距離通信手段を経て携
    帯用端末から受信する手順と、 受信された機器に関する情報に基づいて、前記ネットワ
    ークを介して前記機器を制御するためのプログラムを設
    定する手順と、 をコンピュータに実行させるための、情報処理端末で用
    いられるソフトウエア設定プログラム。
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