JP2002268988A - フォトサービスシステム及びフォトサービスの提供方法 - Google Patents

フォトサービスシステム及びフォトサービスの提供方法

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JP2002268988A
JP2002268988A JP2001072046A JP2001072046A JP2002268988A JP 2002268988 A JP2002268988 A JP 2002268988A JP 2001072046 A JP2001072046 A JP 2001072046A JP 2001072046 A JP2001072046 A JP 2001072046A JP 2002268988 A JP2002268988 A JP 2002268988A
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Application number
JP2001072046A
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English (en)
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Hiroaki Takano
博明 高野
Masaru Iwagaki
賢 岩垣
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保管スペースに制限されず、簡単に写真やアル
バムを一定期間経過後に特定の受取人に提供することが
できるフォトサービスシステム及びフォトサービスの提
供方法の提供。 【解決手段】ユーザが提供した写真フィルムのEDP処
理とデジタル画像データへの変換処理を行うフォトサー
ビス店舗3と、デジタル画像データを一定期間保存した
後、所定の受取人に提供するサーバ2とを有し、フォト
サービス店舗3では、受取人に提供する写真をユーザに
選択させ、その写真をデジタル画像データに変換し、メ
ッセージデータ、ユーザ特定データ、受取人特定デー
タ、提供期日及び提供方法と共にサーバに送信し、サー
バ2では、送信されたデータを入力し記憶すると共に、
期日管理手段7aと計時手段7bにより期日管理を行
い、データ提供手段5bにより提供期日にデジタル画像
データとメッセージデータとを所定の提供方法で受取人
に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトサービスシ
ステム及びフォトサービスの提供方法に関し、特に、顧
客が撮影した写真をデジタル画像データとして一定期間
保存した後、顧客の指定する受取人に、顧客の指定する
方法で提供するフォトサービスシステム及びフォトサー
ビスの提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニラボ等のフォトサービス店舗では、
写真フィルムをデジタル画像データに変換するサービス
や、デジタルカメラで撮影した写真のプリントサービス
も行われるようになってきており、高機能のカメラが低
価格で提供される今日においては、高度な写真撮影の技
術がなくても高画質の写真を撮影することができるた
め、多くの人々が日常的に写真撮影を楽しむようになっ
てきている。
【0003】一般のユーザにとっては、写真撮影は自ら
が楽しむために行う場合に限らず、子供や孫の成長の様
子を写真として記録し、これを写真アルバムとして作成
しておいて、子供の卒業式、成人式、結婚式などの記念
日にプレゼントするといったことが行われることがあ
る。また、友人同士などでは、思い出の写真を特定のイ
ベントや記念日に合わせてプレゼントし合うことも行わ
れる。
【0004】このように過去に撮影した写真を、年月が
経たのちにプレゼントすることは、多くのものが時間の
経過とともに変化していく中で、変化しないものの存在
や過去の時間を認識させることができ、人に感動を与え
ることができる。
【0005】一方、時を隔てて過去の想いをメッセージ
として伝えることを目的として、1985年のつくば博
覧会で“ポストカプセル郵便”が企画された。この“ポ
ストカプセル郵便”では、2001年、すなわち16年
後の自分自身や家族、友人知人に宛てて、メッセージが
届けられ、多くの人々に感動を与えた。このイベント
は、技術の進歩に伴って忘れられがちな当時の状況を時
間を越えて伝えるものであり、技術の進歩や社会の状況
の変化を再認識させる上で重要な試みであり、反響の大
きさから社会にはこのようなニーズが多数存在すること
が分かる。
【0006】このような“タイムカプセル”は、特別の
企画としてだけでなく日常的に行われるサービスとして
実行されることが要望されており、タイムカプセルに関
する出願も行われている。例えば、特開2000−04
6976号公報には、“上蓋と、指定期日または指定時
間を設定する設定手段と、氏名または氏名に対応したI
Dマークを登録できる氏名記述部とを有する収納ケース
を用い、この収納ケースを指定期日までまたは、指定期
間保管し、この指定期日近辺または、指定期間終了後に
前述の氏名記述部に登録された氏名宛てに配送する”と
いう技術が開示されており、上記サービスを提供する業
者によって上記収納ケースが保管管理され、指定期日に
登録された受取人に収納ケースが配送されるシステムが
提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
“ポストカプセル郵便”や“タイムカプセルシステム”
は、手紙や収納ケースを一定期間保存する必要があり、
多くの人が日常的に使用するとなると、その保管スペー
スの確保が問題となる。すなわち、上記サービスは有体
物としての手紙や物品を保管する必要があり、かつ保管
期間が何十年にも及ぶ場合があるため、それら全てを適
切に保管するとなると、保管スペースは膨大な量となっ
てしまう。
【0008】また、“ポストカプセル郵便”のように保
管期間が同一であれば期間管理は容易であるが、個々に
保管期間が異なる場合にはこれらの期間を管理しながら
保管スペースを割り当てなければならず、定められた期
間、適切に保管して配達するには多くのエネルギーとコ
ストを要することとなり、実現が困難である。
【0009】更に、従来例に示したタイムカプセルは、
そのサービスを専門に行う業者の存在が前提となるもの
であり、何十年にも及ぶ期間そのようなサービスを行う
業者が存続するためには、事業として成り立つ規模や採
算性が必要である。従って、独自の事業として行うより
も他の事業の付加的なサービスとして遂行することが現
実的である。
【0010】一方、写真撮影に関しては、カメラの高機
能化やフォトサービス店舗のサービスの拡充により写真
撮影は日常的に行われるようになってきているが、写真
を一定期間経過後に所定の受取人に提供するといったサ
ービスはない。また、プリントした写真をアルバムとし
て整理するのは煩雑な作業であり、アルバムとして整理
されて子供や孫等に引き継がれることは希である。更
に、プリントされた写真は時間の経過と共に画質が劣化
していくため、長期間の保存には適していない。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、保管スペースに制限さ
れず、簡単に写真やアルバムを一定期間経過後に特定の
受取人に提供することができるフォトサービスシステム
及びフォトサービスの提供方法を提供することにある。
【0012】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のフォトサービスシステムは、顧客が提供し
た写真フィルムの現像、プリント処理と該写真フィルム
のデジタル画像データへの変換処理とを行うフォトサー
ビス店舗と、前記デジタル画像データを一定期間保存し
た後、前記顧客が指定する受取人に対して、該デジタル
画像データを提供するサーバとが通信ネットワーク網を
介して接続され、前記フォトサービス店舗に、前記写真
フィルムの中から前記受取人に提供する写真を前記顧客
に選択させ、該選択された写真をデジタル画像データに
変換する手段と、該デジタル画像データに添付するメッ
セージデータを入力する手段と、前記顧客を特定するデ
ータ、前記受取人を特定するデータ、前記デジタル画像
データを提供する提供期日及び提供方法を入力する手段
と、前記各データを前記サーバに送信する手段とを少な
くとも有し、前記サーバに、前記フォトサービス店舗か
ら送信された前記各データを記憶する手段と、計時手段
と、現在の日時と前記提供期日とを比較する期日管理手
段と、前記提供期日が到来した場合に、前記デジタル画
像データと前記メッセージデータとを前記提供方法で前
記受取人に提供するデータ提供手段とを少なくとも有す
るものである。
【0013】また、本発明のフォトサービスシステム
は、顧客が提供したデジタル画像データのプリント処理
を行うフォトサービス店舗と、前記デジタル画像データ
を一定期間保存した後、前記顧客が指定する受取人に対
して、該デジタル画像データを提供するサーバとが通信
ネットワーク網を介して接続され、前記フォトサービス
店舗に、前記デジタル画像データの中から前記受取人に
提供するデジタル画像データを前記顧客に選択させる手
段と、該デジタル画像データに添付するメッセージデー
タを入力する手段と、前記顧客を特定するデータ、前記
受取人を特定するデータ、前記デジタル画像データを提
供する提供期日及び提供方法を入力する手段と、前記各
データを前記サーバに送信する手段とを少なくとも有
し、前記サーバに、前記フォトサービス店舗から送信さ
れた前記各データを記憶する手段と、計時手段と、現在
の日時と前記提供期日とを比較する期日管理手段と、前
記提供期日が到来した場合に、前記デジタル画像データ
と前記メッセージデータとを前記提供方法で前記受取人
に提供するデータ提供手段とを少なくとも有するもので
ある。
【0014】本発明においては、前記提供期日が、前記
受取人の卒業式、成人式、又は結婚式の中から選択され
る構成、又は、前記提供期日が、前記顧客の死亡時に設
定される構成とすることができる。
【0015】また、本発明においては、前記デジタル画
像データ及び前記メッセージデータが、電子メールに添
付されて前記受取人に提供される構成、又は、前記デジ
タル画像データ及び前記メッセージデータが、前記デジ
タル画像データから作成された写真プリントアルバム、
又は、前記デジタル画像データを基に加工されたweb
上で閲覧可能な電子アルバムとして前記受取人に提供さ
れる構成とすることもできる。
【0016】また、本発明においては、前記メッセージ
データが、文字データ、画像データ、動画データ、音声
データの中から選択されることが好ましい。
【0017】また、本発明においては、前記デジタル画
像データの提供に先立ち、又は提供と共に、前記デジタ
ル画像データの提供を伝える電子メールが前記受取人に
送信されることが好ましい。
【0018】また、本発明のフォトサービスの提供方法
は、顧客が提供した写真フィルムの現像、プリント処理
と該写真フィルムのデジタル画像データへの変換処理と
を行うフォトサービス店舗と、前記デジタル画像データ
を一定期間保存した後、前記顧客が指定する受取人に対
して、該デジタル画像データを提供するサーバとが通信
ネットワーク網を介して接続され、前記フォトサービス
店舗において、前記写真フィルムの中から前記受取人に
提供する写真を前記顧客に選択させ、該選択された写真
をデジタル画像データに変換し、変換した前記デジタル
画像データを、該デジタル画像データに添付するメッセ
ージデータと前記顧客を特定するデータと前記受取人を
特定するデータと提供期日データと提供方法データと共
に前記サーバに送信し、前記サーバにおいて、前記フォ
トサービス店舗から送信された前記各データを前記提供
期日まで記憶、保管し、前記提供期日が到来した場合
に、前記デジタル画像データに前記メッセージデータを
添えて前記提供方法で前記受取人に提供するものであ
る。
【0019】また、本発明のフォトサービスの提供方法
は、顧客が提供したデジタル画像データのプリント処理
を行うフォトサービス店舗と、前記デジタル画像データ
を一定期間保存した後、前記顧客が指定する受取人に対
して、該デジタル画像データを提供するサーバとが通信
ネットワーク網を介して接続され、前記フォトサービス
店舗において、前記デジタル画像データの中から前記受
取人に提供するデジタル画像データを前記顧客に選択さ
せ、選択された前記デジタル画像データを、該デジタル
画像データに添付するメッセージデータと前記顧客を特
定するデータと前記受取人を特定するデータと提供期日
データと提供方法データと共に前記サーバに送信し、前
記サーバにおいて、前記フォトサービス店舗から送信さ
れた前記各データを前記提供期日まで記憶、保管し、前
記提供期日が到来した場合に、前記デジタル画像データ
に前記メッセージデータを添えて前記提供方法で前記受
取人に提供するものである。
【0020】本発明は、上記構成により、フォトサービ
ス店舗ではその写真をデジタル画像データに変換してメ
ッセージデータ及びユーザ情報等と共にサーバに送信
し、サーバでは指定された期間までこれらの情報をデジ
タルデータとして保存し、期間が満了した際に、指定し
た受取人に対してデジタル画像データと共にメッセージ
データを提供するため、従来例のように膨大な保管スペ
ースを確保する必要がなく、また、期日管理等を容易に
行うことができる。以下に請求項に記載した各々の文言
について以下に説明する。
【0021】前記「顧客を特定するデータ」とは、顧客
の氏名、住所、電話(Fax)番号、メールアドレス等
であり、顧客の特定に役立つ全ての情報を含むものであ
る。
【0022】前記「デジタル画像データに添付するメッ
セージデータ」とは、前記顧客の選択した特別な写真に
対して、顧客自身がコメントを記載したり動画や音声デ
ータとして記録したものである。
【0023】前記「提供期日」とは、デジタル画像デー
タを受取人に提供する日を顧客自身が特定したものであ
り、日にちを具体的に記載せずとも、例えば国民的行事
や冠婚葬祭、顧客の死亡が確認された後などとし、日に
ちの特定には生命保険、学資保険、結婚式場、役所など
から情報を得る態様としても良い。
【0024】前記「提供方法」とは、デジタル画像デー
タをどのような形態で提供するかを顧客自身が定めるも
のであり、形態としては、例えばCD−R、ビデオテー
プなどの記憶媒体に記録したり、電子メール、ホームペ
ージ、TV信号、衛星電波などのIT手段、あるいは写
真プリントやアルバムなどのハードコピーなどの如何な
る手段であっても良い。また提供する時代において主流
となっているメディアなどとしても良い。
【0025】前記「受取人を特定するデータ」とは、受
取人の氏名、住所、電話(FAX)番号、メールアドレ
ス、免許証番号、健康保険証番号等であり、受取人の特
定に役立つ全ての情報を含むものである。
【0026】前記「データを入力する手段」とは、サー
ビス提供業者の店頭での記入用紙、入力端末、あるいは
電子メールでのURLと閲覧パスワードの通知とサービ
スの提供業者のホームページ、インデックスプリントの
添付された往復葉書、返信用封筒の同封された郵便、F
AXなどである。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係るフォトサービスシス
テムは、その好ましい一実施の形態において、ユーザA
1、A2…が提供した写真フィルムの現像、プリント処
理と該写真フィルムのデジタル画像データへの変換処理
や、ユーザB1、B2…が提供したデジタル画像データ
のプリント処理を行うフォトサービス店舗3と、デジタ
ル画像データを一定期間保存した後、ユーザが指定する
受取人に提供するサーバ2とがインターネット網4等の
通信ネットワーク網を介して接続され、フォトサービス
店舗3には、写真の中から受取人に提供する写真をユー
ザに選択させ、選択された写真をデジタル画像データに
変換する手段と、デジタル画像データに添付するメッセ
ージデータを入力する手段と、ユーザを特定するデー
タ、受取人を特定するデータ、提供期日及び提供方法を
入力する手段と、各データをサーバに送信する手段とを
少なくとも有し、サーバ2に、フォトサービス店舗から
送信された各データを入力し記憶する手段5、6と、計
時手段7bと、現在の日時と提供期日とを比較する期日
管理手段7aと、提供期日が到来した場合に、デジタル
画像データとメッセージデータとを所定の提供方法で受
取人に提供するデータ提供手段5bとを少なくとも有す
る。
【0028】本発明は、写真のスキャニングを伴うフォ
トサービス(例えば、QD−21デジタルミニラボ等)
を利用する顧客(必ずしもインターネットユーザーに限
らず、フィルム撮影を主とする主婦や高齢者も含む)に
対し、サービス提供業者が例えば固定客獲得を目的とし
て実施するデジタル画像データの長期保存とデジタル画
像データからの変換した加工商材(プリント等)の第3
者(受取人)への自動送付を期日指定で行うこと特徴と
するシステム及びサービスである。
【0029】すなわち、従来の説明において示したよう
に、時を隔てて自分自身又は特定の受取人に現在の情報
を伝えたいという社会のニーズがあるが、手紙や記念
品、録音テープ等の有体物に対してタイムカプセルサー
ビスを実行することはスペース確保の観点から困難であ
る。一方、写真撮影は年々盛んに行われるようになって
きており、かつパソコンやデジタルカメラの普及に伴っ
てデジタルデータとして取り扱われることも日常的にな
ってきている。
【0030】そこで、本願発明者は、現在の情報を最も
端的に表現することができる写真をデジタル画像データ
に変換し、デジタルデータとして保管管理し、所定の期
日が到来したら受取人に配信することにより、上記タイ
ムカプセルのニーズに応えるものであり、例えば、顧客
死亡後に顧客の指定した受取人(例えば子供)に対し、
生前顧客がサービス提供業者の定めたルールに従い長期
保存(蓄積)を依頼したメッセージ付きのデジタル画像
データ(例えば子供の成長記録とコメント)を、顧客の
指定する方法で(例えばCD−Rに記録して)提供する
ものである。
【0031】このようなタイムカプセルフォトサービス
では、保管管理する写真は有体物としてのプリント写真
そのものではなく、スキャナ等で読み込まれたデジタル
画像データであるため、保管するために膨大なスペース
を設ける必要がなく、また、デジタル画像データと共に
記憶されるユーザ情報、受取人情報や提供期日、提供方
法等のデータはデジタルデータとして記憶されているた
め、容易に管理することができるというメリットがあ
る。
【0032】また、写真データは手紙等と異なり、連続
的なデータ、すなわちアルバムとして整理、蓄積するこ
とにより、更に価値が高まるものである。この点に着目
すると、ミニラボ等の現像所では写真データを一定の期
間保管しているため、固定客等の特定のユーザであれ
ば、過去に取り扱った一連のデータを統合して記憶し、
アルバムとして整理することは容易に行うことができ
る。そこで、タイムカプセルとして取り扱うデータとし
て単独の画像データのみならず、アルバムとしてデータ
を蓄積し、随時データの追加、変更を行うことにより、
この貴重なデータを後の時代においても有用に利用でき
るようにするものである。
【0033】なお、本サービスは、前述のようにインタ
ーネットに接続出来ない(装置がない)、あるいは得意
でない顧客を主にターゲットとしており、このような顧
客(例えば高齢者)が“フィルム撮影を一生行う”であ
ろうことを想定している。世代間のギャップを本サービ
スの提供業者である例えばベンチャー企業が間に入って
顧客との生涯に渡る付き合いのなかでローテク(簡単で
あることのコンシューマメリット)から品質を保持しつ
つ未来のハイテクメディアへと交換して伝達するサービ
スであるとも言える。
【0034】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0035】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るについて、図1乃至図3を参照して説明する。図
1は、本実施例はフォトサービスシステムの概略構成を
示す図であり、図2は、フォトサービスシステムを構成
するサーバの機能を示す図である。また、図3は、本実
施例のフォトサービスの提供の手順を示すフローチャー
ト図である。
【0036】まず、図1を参照して本実施例のタイムカ
プセルフォトサービスシステムの構成について説明す
る。本実施例のタイムカプセルフォトサービスシステム
1は、写真データをネガフィルムとして提供するユーザ
A1、A2…、又は写真データをデジタルデータとして
提供するユーザB1、B2…と、写真データを直接又は
インターネット網4等の通信ネットワークを介して受け
取り、プリント作成と共に写真のスキャニングを行うミ
ニラボ等のフォトサービス店舗3と、タイムカプセルフ
ォトサービスを運営する業者が保有するサーバ2とから
構成されている。
【0037】また、図2に示すように、サーバ2は、イ
ンターネット網4と接続する入出力手段5と、各種デー
タを記憶する記憶手段6と、提供の期日管理を行う演算
手段7とからなり、入出力手段5には、フォトサービス
店舗からデータを取得する入力手段5aと、受取人又は
フォトサービス店舗3に対してデータの提供を行うデー
タ提供手段5bとを含み、記憶手段6には、ユーザを特
定するデータを記憶するユーザ情報記憶手段6aと、ユ
ーザから提供された写真データを記憶するデジタル画像
データ記憶手段6cと、ユーザから提供されたメッセー
ジデータを記憶するメッセージデータ記憶手段6dと、
デジタル画像データ及びメッセージデータを提供する受
取人を特定するデータを記憶する受取人情報記憶手段6
bと、提供期日及び提供方法を記憶する記憶手段6eと
を含み、演算手段7には、計時手段7bと、ユーザによ
り指定された期日と計時手段の期日とを比較してデータ
提供日を管理する提供期日管理手段7aとを含んでい
る。
【0038】このような構成のタイムカプセルフォトサ
ービスシステム1を用いてユーザが写真データを提供し
てから該写真データが受取人に配信されるまでの手順に
ついて、図3を参照して説明する。
【0039】まず、ステップS101において、ユーザ
はミニラボ等のフォトサービス店舗3に写真データを提
供する。なお、提供に際して、各ユーザはフォトサービ
ス店舗3に撮影済みのネガフィルムを直接持ち込むか、
コンピュータ端末からインターネット網を介して送信す
るか、携帯電話等の携帯端末を用いてデータを送信する
等の任意の方法を選択することができる。
【0040】次に、ステップS102において、写真デ
ータを受け取ったフォトサービス店舗3は、通常のED
Pサービスを行うと共に、ステップS103において、
ユーザがタイムカプセルフォトサービスの提供を希望す
るか否かを確認し、希望する場合には、ステップS10
4において、タイムカプセルフォトサービスに用いる写
真をユーザに選択してもらうと共にその写真をスキャニ
ングしてデジタル画像データを作成する。
【0041】なお、写真の選択は、例えばサービス提供
業者が、1回のEDPサービス(フィルム単位)に対し
1枚の撮影駒のタイムカプセルフォトサービスを許可す
るとした場合に、ユーザは写真フィルム(例えば、24
枚)の撮影駒の内から1枚を選定する。また、選択に際
し、ユーザがフォトサービス店舗3に出向く場合にはそ
の場で選択したり、また、プリントを郵送で受け取る場
合には郵便、電話、FAX、インターネット網等によっ
て選択することができる。
【0042】また、ステップS105において、写真の
選択と共に、ユーザは写真に添付するメッセージ等の添
付データ、ユーザの住所、氏名等のユーザを特定する情
報、デジタル画像データを提供する期日や提供方法の情
報、受取人を特定する住所、氏名、E−mailアドレ
ス等の受取人情報等をフォトサービス店舗3に提供す
る。なお、メッセージ等の添付データとしては、テキス
ト入力した文字、直筆のメッセージを画像として読み込
んだデータ、動画データ、また、音声データ等、任意の
データを添付することができる。
【0043】また、デジタル画像データを提供するまで
の期間が長期となる場合には、期間満了時に受取人を特
定することが困難となる場合(例えば、転居したり、結
婚等によって氏名が変わったり、E−mailアドレス
を変更する場合等)があるため、受取人を特定するため
の他の情報、例えば、保険証や免許証の番号等を付加す
ることもできる。
【0044】なお、現段階においては上記タイムカプセ
ルサービスを公共機関のサービスと連動して行うことは
難しいが、将来的にタイムカプセルサービスが広く認知
されるようになった場合には、事前に公共機関(市役
所、税務署、警察署等)や学校や病院等に届け出ておけ
ば、これらの機関に住所や氏名等の変更が届けられたと
きにサービス提供業者に変更案内が通知されるような構
成としたり、国民一人一人を識別する番号が与えられる
ようになったときにこの番号を付加する構成とすること
により、送信時に受取人を特定できないといった問題を
回避することができる。
【0045】次に、ステップS106において、フォト
サービス店舗3はユーザから提供された写真を変換した
デジタル画像データ、ユーザ情報、提供期日及び提供方
法情報、受取人情報、添付データ等をインターネット網
4を介してサーバ2に送信するか、又は、記憶媒体に記
録してサーバ2を運営するサービス業者に送付する。な
お、インターネット網4を介して送信する場合には、個
人情報の漏洩を防止するために送信データに暗号化処理
を施したり、サーバ2とフォトサービス店舗3との間を
専用線で接続する等の処置を施すことが好ましい。
【0046】次に、ステップS107において、各デー
タを受信したサーバ2は、ユーザに関するデータをユー
ザ情報記憶手段6aに、受取人に関するデータを受取人
情報記憶手段6bに、デジタル画像データをデジタル画
像データ記憶手段6cに、添付メッセージ等のデータを
メッセージデータ記憶手段6dに、データ提供期日及び
提供方法を記憶手段6eに記憶する。
【0047】なお、データを提供したユーザに対して、
ID、パスワードを提供し、このID、パスワードでア
クセスすることにより、web画面上で提供したデジタ
ル画像データを閲覧したり、デジタル画像データやユー
ザデータ等を変更できる構成とするとなお便利である。
例えば、受取人の住所等が変更されたり、後に撮影した
写真と交換することを望む場合や、メッセージの内容の
変更を希望する場合等があるからである。
【0048】次に、ステップS108において、サーバ
2内に設けた提供期日管理手段7aによって、計時手段
7bで計時される現在の時刻と、提供期日データとを比
較し、提供期日が到来したら、ステップS109におい
て、指定されたデジタル画像データ及びメッセージデー
タを指定された受取人に提供する。その際、デジタル画
像データをプリントとして受取人に提供するか、デジタ
ルデータのままで提供するか、又はその両方であるかを
予め記憶手段6eに記憶しておき、その指示に従ってデ
ジタル画像データを提供する。
【0049】例えば、プリントとして受取人に提供する
ことを希望する場合には、フォトサービス店舗3に対し
てデジタル画像データを送信し、フォトサービス店舗3
でプリントした後、指定された受取人に郵便等に提供す
る。また、デジタルデータとして提供することを希望す
る場合には、サーバ2が直接、受取人のE−mailア
ドレスに送信したり、フォトサービス店舗3に一旦送信
し、フォトサービス店舗3で所定の記憶媒体に記憶して
郵送で提供することができる。
【0050】また、デジタル画像データの配信に先立
ち、受取人が突然の写真の提供に驚くことがないよう
に、デジタル画像データ及びメッセージデータの提供を
知らせる案内(E−mail、手紙、電話等)をサーバ
2が事前に行うことが好ましい。
【0051】このように、本実施例のタイムカプセルフ
ォトシステム1によれば、ユーザは撮影した写真のプリ
ントを依頼するに際し、特定の写真を選択してフォトサ
ービス店舗3に対してタイムカプセルサービスを依頼
し、フォトサービス店舗3ではその写真をデジタル画像
データに変換してメッセージデータ及びユーザ情報等と
共にサーバ2に送信し、サーバ2では指定された期間ま
でこれらの情報をデジタルデータとして保存し、期間が
満了した際に、指定した受取人に対してデジタル画像デ
ータと共にメッセージデータを提供するため、従来例の
ように膨大な保管スペースを確保する必要がなく、ま
た、期日管理等を容易に行うことができる。
【0052】このサービスは、例えば、子供や孫の成長
記録を撮影する親が、子供や孫の記念日(成人式、結婚
式等)にプレゼントしたり、生徒の写真を撮影した学校
が同窓会を催すときに提供したり、ユーザが死亡したと
きに残った家族に対して遺言状と共に位牌に用いる写真
を提供したり、結婚式の写真を撮影した結婚式場が結婚
何周年のお祝いとして顧客に対して提供するといった場
面において用いることができる。なお、本発明の適用場
面は上記例に限定されず、写真データ及びメッセージデ
ータ等のデジタルデータを一定期間保管した後、配信す
る任意のサービスに適用することができる。
【0053】また、本サービスは単独のサービスとして
行っても良いが、プリント処理の一環としてプリントす
る写真の中からユーザが望む写真に対して行うサービス
とすることが好ましく、このようなサービスを付加する
ことによって、フォトサービス店舗やサービス運営業者
にとってはプリントを促進したり、固定客を確保するこ
とができ、また、ユーザにとってはサービスを無償で受
けることが可能になり、双方にとってメリットが生じ
る。
【0054】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るについて、図4乃至図6を参照して説明する。図
4は、フォトサービスシステムを構成するサーバの機能
を示す図であり、図5は、本実施例のフォトサービスの
提供の手順を示すフローチャート図である。また、図6
は、ユーザが閲覧するweb画面の一例を示す図であ
る。
【0055】まず、図4を参照して本実施例のサーバ2
の構成について説明する。本実施例のサーバ2は、前記
した第1の実施例に記載した手段に加えて、ユーザがサ
ーバ2にアクセスする際の認証を行うユーザ識別手段8
と、ユーザから提供された複数のデジタル画像データを
用いてアルバムを作成し、該アルバムをweb上で閲覧
可能な形式に変換して表示するアルバム作成、表示手段
9とを有している。
【0056】上記構成のタイムカプセルフォトサービス
システム1を用いてユーザが写真データを提供してから
該写真データにより作成されたアルバムが受取人に配信
されるまでの手順について、図5を参照して説明する。
【0057】前記した第1の実施例と同様に、ステップ
S201において、ユーザはフォトサービス店舗3に写
真データを提供する。なお、提供に際して、各ユーザは
フォトサービス店舗3に撮影済みのネガフィルムを直接
持ち込むか、コンピュータ端末からインターネット網を
介して送信するか、携帯電話等の携帯端末を用いてデー
タを送信する等の任意の方法を選択することができる。
【0058】次に、ステップS202において、写真デ
ータを受け取ったフォトサービス店舗3は、通常のED
Pサービスを行うと共に、ステップS203において、
ユーザがタイムカプセルフォトサービスの提供を希望す
るか否かを確認し、希望する場合には、ステップS20
4において、タイムカプセルフォトサービスに用いる写
真をユーザに選択してもらうと共にその写真をスキャニ
ングしてデジタル画像データを作成する。
【0059】ここで第1の実施例では、EDPサービス
の一環としてフィルムの一駒についてタイムカプセルフ
ォトサービスを許可するとしたが、本実施例は、ユーザ
から提供された写真を統合してアルバムを作成すること
を目的としているため、アルバムとして掲載したい写真
を1以上選択できる構成とすることが好ましく、その場
合、アルバム作成や保管に見合った料金を徴収する構成
としてもよい。
【0060】次に、ステップS205において、写真の
選択と共に、ユーザは写真に貼付するメッセージ等の添
付データ、ユーザの住所、氏名等のユーザを特定する情
報、デジタル画像データを提供する日付及び提供方法の
情報、受取人を特定する住所、氏名、E−mailアド
レス等の受取人情報等をフォトサービス店舗3に提供す
る。
【0061】なお、メッセージ等の添付データはテキス
ト文字、画像データ、動画データ、音声データ等、任意
のデータで良く、期日満了時に受取人を特定することが
困難となる場合を想定して、受取人を特定するための他
の情報、例えば、保険証や免許証の番号等を付加した
り、事前に公共機関(市役所、税務署、警察署等)や学
校や病院等に届け出ておく構成とすることもできるのは
前記した第1の実施例と同様である。
【0062】次に、ステップS206において、フォト
サービス店舗3はユーザから提供されたデジタル画像デ
ータ、ユーザ情報、提供期日及び提供方法、受取人情
報、添付データ等をインターネット網4を介してサーバ
2に送信するか、又は、記憶媒体に記録してサーバ2を
運営するサービス業者に送付し、ステップS207にお
いて、各データを受信したサーバ2は、ユーザに関する
データをユーザ情報記憶手段6aに、受取人に関するデ
ータを受取人情報記憶手段6bに、デジタル画像データ
をデジタル画像データ記憶手段6cに、添付メッセージ
等のデータをメッセージデータ記憶手段6dに、データ
提供期日及び提供方法を記憶手段6eに記憶すると共
に、アルバム作成、表示手段9によってユーザから送信
されたデジタル画像データを基にアルバムを作成し、記
憶する。
【0063】そして、データを提供したユーザに対し
て、ID、パスワードを提供し、web画面上でアルバ
ムを閲覧したり、デジタル画像データを追加、削除、変
更したり、ユーザデータや受取人データを変更できるよ
うにすることが好ましい。例えば、図6に示すように、
アルバム名、作成者名、受取人等の情報と、サムネイル
形成の写真データ一覧を表示し、各写真データをクリッ
クすると原寸の写真が表示されると共にメッセージが表
示されるような構成とすることができる。
【0064】次に、ステップS209において、サーバ
2内に設けた提供期日管理手段7aによって、計時手段
10で計時される現在の時刻と、提供期日データとを比
較し、提供期日が到来したら、ステップS210におい
て、指定された受取人にアルバムの提供をE−mail
等で連絡し、受取人は指定されたID、パスワードでサ
ーバ2にアクセスし、指定されたアルバム及びメッセー
ジデータを閲覧したり、また、プリントされたアルバム
を受領する。
【0065】一般に、アルバムは代々受け継がれていく
ことが少なく、所有者が死亡するとその遺品として処分
されることが多い。しかしながら、写真はその時代の文
化や技術、社会情勢等を反映した貴重な財産であり、こ
の貴重な写真データを随時更新して次の世代に受け継ぐ
ことができれば非常に有用である。そこで、本願発明者
は、タイムカプセルフォトサービスと貴重な過去の情報
を記憶したアルバムとを関連づけ、アルバムの所有者が
指定した期日(例えば、所有者が死亡するまで)は所有
者が随時写真データを追加、削除、変更可能とし、期日
が到来したら受取人(子供等)に提供し、受取人はこの
アルバムに更にデータを追加して、代々貴重なデータを
蓄積していくことを可能とするものである。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタイムカ
プセルフォトサービスシステム及びタイムカプセルフォ
トサービスの提供方法によれば、ユーザは撮影した写真
のプリントを依頼するに際し、特定の写真を選択してフ
ォトサービス店舗に対してタイムカプセルサービスを依
頼し、フォトサービス店舗ではその写真をデジタル画像
データに変換してメッセージデータ及びユーザ情報等と
共にサーバに送信し、サーバでは指定された期間までこ
れらの情報をデジタルデータとして保存し、期間が満了
した際に、指定した受取人に対してデジタル画像データ
と共にメッセージデータを提供するため、従来例のよう
に膨大な保管スペースを確保する必要がなく、また、期
日管理等を容易に行うことができる。
【0067】また、ユーザが提供したデジタル画像デー
タを基に作成したアルバムが、プリントされた写真アル
バムとして提供され、又は、電子アルバムとして閲覧可
能となることにより、過去の貴重な情報を記憶したアル
バムを代々受け継ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るタイムカプセルフ
ォトサービスの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るタイムカプセルフ
ォトサービスのサーバの構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るタイムカプセルフ
ォトサービスの提供の手順を示すフローチャート図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例に係るタイムカプセルフ
ォトサービスのサーバの構成を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係るタイムカプセルフ
ォトサービスの提供の手順を示すフローチャート図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例に係るタイムカプセルフ
ォトサービスのweb画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 タイムカプセルフォトサービス 2 サーバ 3 フォトサービス店舗 4 インターネット網 5 入出力手段 5a 入力手段 5b デジタル画像データ提供手段 6 記憶手段 6a ユーザ情報記憶手段 6b 受取人情報記憶手段 6c デジタル画像データ記憶手段 6d メッセージデータ記憶手段 6e 提供期日及び提供方法記憶手段 7 演算手段 7a 提供期日管理手段 7b 計時手段 8 ユーザ識別手段 9 アルバム作成、表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 Z 5/91 5/91 J Fターム(参考) 5B021 AA30 BB02 5C053 FA07 HA29 JA21 JA22 LA03 LA11 LA14 5C062 AA13 AA29 AB20 AB23 AB38 AB42 AC42 AC43 AF02 AF06 BA00

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客が提供した写真フィルムの現像、プリ
    ント処理と該写真フィルムのデジタル画像データへの変
    換処理とを行うフォトサービス店舗と、前記デジタル画
    像データを一定期間保存した後、前記顧客が指定する受
    取人に対して、該デジタル画像データを提供するサーバ
    とが通信ネットワーク網を介して接続され、 前記フォトサービス店舗に、前記写真フィルムの中から
    前記受取人に提供する写真を前記顧客に選択させ、該選
    択された写真をデジタル画像データに変換する手段と、
    該デジタル画像データに添付するメッセージデータを入
    力する手段と、前記顧客を特定するデータ、前記受取人
    を特定するデータ、前記デジタル画像データを提供する
    提供期日及び提供方法を入力する手段と、前記各データ
    を前記サーバに送信する手段とを少なくとも有し、 前記サーバに、前記フォトサービス店舗から送信された
    前記各データを記憶する手段と、計時手段と、現在の日
    時と前記提供期日とを比較する期日管理手段と、前記提
    供期日が到来した場合に、前記デジタル画像データと前
    記メッセージデータとを前記提供方法で前記受取人に提
    供するデータ提供手段とを少なくとも有することを特徴
    とするフォトサービスシステム。
  2. 【請求項2】顧客が提供したデジタル画像データのプリ
    ント処理を行うフォトサービス店舗と、前記デジタル画
    像データを一定期間保存した後、前記顧客が指定する受
    取人に対して、該デジタル画像データを提供するサーバ
    とが通信ネットワーク網を介して接続され、 前記フォトサービス店舗に、前記デジタル画像データの
    中から前記受取人に提供するデジタル画像データを前記
    顧客に選択させる手段と、該デジタル画像データに添付
    するメッセージデータを入力する手段と、前記顧客を特
    定するデータ、前記受取人を特定するデータ、前記デジ
    タル画像データを提供する提供期日及び提供方法を入力
    する手段と、前記各データを前記サーバに送信する手段
    とを少なくとも有し、 前記サーバに、前記フォトサービス店舗から送信された
    前記各データを記憶する手段と、計時手段と、現在の日
    時と前記提供期日とを比較する期日管理手段と、前記提
    供期日が到来した場合に、前記デジタル画像データと前
    記メッセージデータとを前記提供方法で前記受取人に提
    供するデータ提供手段とを少なくとも有することを特徴
    とするフォトサービスシステム。
  3. 【請求項3】前記提供期日が、前記受取人の卒業式、成
    人式、又は結婚式の中から選択されることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のフォトサービスシステム。
  4. 【請求項4】前記提供期日が、前記顧客の死亡時に設定
    されることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォト
    サービスシステム。
  5. 【請求項5】前記デジタル画像データ及び前記メッセー
    ジデータが、電子メールに添付されて前記受取人に提供
    されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に
    記載のフォトサービスシステム。
  6. 【請求項6】前記デジタル画像データ及び前記メッセー
    ジデータが、前記デジタル画像データから作成された写
    真プリントアルバム、又は、前記デジタル画像データを
    基に加工されたweb上で閲覧可能な電子アルバムとし
    て前記受取人に提供されることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一に記載のフォトサービスシステム。
  7. 【請求項7】前記メッセージデータが、文字データ、画
    像データ、動画データ、音声データの中から選択される
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の
    フォトサービスシステム。
  8. 【請求項8】前記メッセージデータが、該顧客の遺言を
    含むことを特徴とする請求項7記載のフォトサービスシ
    ステム。
  9. 【請求項9】前記デジタル画像データの提供に先立ち、
    又は提供と共に、前記デジタル画像データの提供を伝え
    る電子メールが前記受取人に送信されることを特徴とす
    る請求項1乃至8記載のフォトサービスシステム。
  10. 【請求項10】顧客が提供した写真フィルムの現像、プ
    リント処理と該写真フィルムのデジタル画像データへの
    変換処理とを行うフォトサービス店舗と、前記デジタル
    画像データを一定期間保存した後、前記顧客が指定する
    受取人に対して、該デジタル画像データを提供するサー
    バとが通信ネットワーク網を介して接続され、 前記フォトサービス店舗において、前記写真フィルムの
    中から前記受取人に提供する写真を前記顧客に選択さ
    せ、該選択された写真をデジタル画像データに変換し、
    変換した前記デジタル画像データを、該デジタル画像デ
    ータに添付するメッセージデータと前記顧客を特定する
    データと前記受取人を特定するデータと提供期日データ
    と提供方法データと共に前記サーバに送信し、 前記サーバにおいて、前記フォトサービス店舗から送信
    された前記各データを前記提供期日まで記憶、保管し、
    前記提供期日が到来した場合に、前記デジタル画像デー
    タに前記メッセージデータを添えて前記提供方法で前記
    受取人に提供することを特徴とするフォトサービスの提
    供方法。
  11. 【請求項11】顧客が提供したデジタル画像データのプ
    リント処理を行うフォトサービス店舗と、前記デジタル
    画像データを一定期間保存した後、前記顧客が指定する
    受取人に対して、該デジタル画像データを提供するサー
    バとが通信ネットワーク網を介して接続され、 前記フォトサービス店舗において、前記デジタル画像デ
    ータの中から前記受取人に提供するデジタル画像データ
    を前記顧客に選択させ、選択された前記デジタル画像デ
    ータを、該デジタル画像データに添付するメッセージデ
    ータと前記顧客を特定するデータと前記受取人を特定す
    るデータと提供期日データと提供方法データと共に前記
    サーバに送信し、 前記サーバにおいて、前記フォトサービス店舗から送信
    された前記各データを前記提供期日まで記憶、保管し、
    前記提供期日が到来した場合に、前記デジタル画像デー
    タに前記メッセージデータを添えて前記提供方法で前記
    受取人に提供することを特徴とするフォトサービスの提
    供方法。
  12. 【請求項12】前記受取人の卒業式、成人式、又は結婚
    式のいずれか一の期日に、前記デジタル画像データを提
    供することを特徴とする請求項10又は11に記載のフ
    ォトサービスの提供方法。
  13. 【請求項13】前記顧客の死亡時に、前記デジタル画像
    データを提供することを特徴とする請求項10又は11
    に記載のフォトサービスの提供方法。
  14. 【請求項14】前記デジタル画像データ及び前記メッセ
    ージデータを、電子メールに添付して前記受取人に提供
    することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一
    に記載のフォトサービスの提供方法。
  15. 【請求項15】前記デジタル画像データ及び前記メッセ
    ージデータを、前記デジタル画像データから作成された
    写真プリントアルバム、又は、前記デジタル画像データ
    を基に加工したweb上で閲覧可能な電子アルバムとし
    て、前記受取人に提供することを特徴とする請求項10
    乃至14のいずれか一に記載のフォトサービスの提供方
    法。
  16. 【請求項16】前記メッセージデータを、文字データ、
    画像データ、動画データ、音声データのいずれか一の形
    態で提供することを特徴とする請求項10乃至15のい
    ずれか一に記載のフォトサービスの提供方法。
  17. 【請求項17】前記メッセージデータを、該顧客の遺言
    として提供することを特徴とする請求項16記載のフォ
    トサービスの提供方法。
  18. 【請求項18】前記デジタル画像データの提供に先立
    ち、又は提供と共に、前記デジタル画像データの提供を
    伝える電子メールを前記受取人に送信することを特徴と
    する請求項10乃至17のいずれか一に記載のフォトサ
    ービスの提供方法。
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