JP2002268506A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002268506A
JP2002268506A JP2001068106A JP2001068106A JP2002268506A JP 2002268506 A JP2002268506 A JP 2002268506A JP 2001068106 A JP2001068106 A JP 2001068106A JP 2001068106 A JP2001068106 A JP 2001068106A JP 2002268506 A JP2002268506 A JP 2002268506A
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charger
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unit
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JP2001068106A
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Toshiya Sato
敏哉 佐藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体を有する作像ユニットの下方に近接し
て配置された帯電器を有する画像形成装置において、作
像ユニットの着脱時に、帯電器によって感光体が傷つけ
られることを阻止する。 【解決手段】 作像ユニット54を本体筐体50に対し
て着脱するとき、帯電器8が一緒に着脱されるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像が形成さ
れる像担持体を少なくとも有する作像ユニットと、前記
像担持体の下方に該像担持体に対向して配置された帯電
器とを有し、前記作像ユニットと帯電器は、着脱可能に
本体筐体内に配置されている画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或
いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される上記形式の画像形成装置は従来より周
知である。従来のこの種の画像形成装置においては、作
像ユニットと帯電器が本体筐体に対して別々に着脱可能
に装着されていた。すなわち、作像ユニットを本体筐体
に対して着脱するとき、その作像ユニットを案内するユ
ニット用ガイドと、帯電器を本体筐体に対して着脱する
とき、その帯電器を案内する帯電器用ガイドとがそれぞ
れ別々に本体筐体の本体フレームに固定されていて、作
像ユニットと帯電器をそれぞれ単独で本体筐体から抜き
出し、又はこれを装着することができるように構成され
ていた。このため、作像ユニットと帯電器をそれぞれ本
体筐体から取り出して、これらに対する補修などのメン
テナンス作業を行うことができる。また、作像ユニット
よりも帯電器の方が寿命が短かい場合には、その帯電器
が寿命となったとき、当該帯電器だけを本体筐体から引
き出して、その帯電器を交換することができる。
【0003】ところで、冒頭に記載した形式の画像形成
装置においては、帯電器が像担持体の下方にその像担持
体に対向して配置されているので、帯電器を本体筐体内
にセットしたままにし、作像ユニットだけを引き抜く
と、その作像ユニットの像担持体が帯電器に干渉し、像
担持体に傷をつけてしまうおそれがある。例えば、帯電
器がチャージワイヤとケースを有するコロナ放電器とし
て構成されている場合、この帯電器と作像ユニットが共
に本体筐体内に装填されているとき、帯電器は像担持体
に対して非常に接近して位置している。この状態で帯電
器を本体筐体内に残したまま作像ユニットを引き出し始
めると、その作像ユニットは自重によって所定のセット
位置よりも極くわずか下方に移動してユニット用ガイド
に受け止められ、次いでその作像ユニットはユニット用
ガイドに案内されながら抜き出されるのであるが、作像
ユニットが上述のようにわずか下方に移動したとき、そ
の像担持体が帯電器に干渉し、そのまま作像ユニットを
引き出すと、像担持体に傷がつけられてしまうのであ
る。このような不具合は、帯電ローラ、帯電ブラシ又は
帯電ブレードなどを有する帯電器の場合にも同様に発生
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去できる冒頭に記載した形式の画像形成
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、前記作像ユニットを本体筐体に対して着脱すると
き、前記帯電器も一緒に着脱されるように、かつ該帯電
器を作像ユニットに対して着脱できるように、該帯電器
が作像ユニットに装着されていることを特徴とする画像
形成装置を提案する(請求項1)。
【0006】その際、前記帯電器を作像ユニットに対し
て着脱するとき該帯電器を案内する帯電器用ガイドが、
作像ユニットのユニットフレームに対して固定され、作
像ユニットを本体筐体に対して着脱するとき該作像ユニ
ットを案内するユニット用ガイドが、本体筐体の本体フ
レームに対して固定されていると有利である(請求項
2)。
【0007】また、上記請求項1又は2に記載の画像形
成装置において、前記帯電器を清掃するクリーナを駆動
するモータと、電源装置と、像担持体用の除電装置とを
有し、前記モータと電源装置を前記除電装置を介して接
続すると有利である(請求項3)。
【0008】さらに、上記請求項3に記載の画像形成装
置において、前記除電装置が、作像ユニットのユニット
フレームに対して支持されていると有利である(請求項
4)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0010】図1は、画像形成装置の一例であるカラー
プリンタの概略垂直断面図である。この画像形成装置の
本体筐体50内には、現像装置12と、像担持体の一例
である無端ベルト状の感光体4と、同じく像担持体の一
例である無端ベルト状の中間転写体15がそれぞれ設け
られている。感光体4は、駆動ローラ1と従動ローラ
2,3に巻き掛けられ、同じく中間転写体15も複数の
ローラ16,17,18,19,20に巻き掛けられて
いる。また本体筐体50内には、感光体4の下方に該感
光体に対向して配置された帯電器8が設けられている。
図1に例示した帯電器8は、チャージワイヤ51とケー
ス52とを有するコロナ放電器として構成されている。
ドラム状の感光体と中間転写体を用いることもできる。
【0011】現像装置12は、駆動ローラ1と従動ロー
ラ2との間の感光体部分に対向して配置され、イエロー
現像器12Y、マゼンタ現像器12M、シアン現像器1
2C及びブラック現像器12BKの4つの現像器を有し
ている。各現像器12Y乃至12BKは、それぞれイエ
ロートナーYT、マゼンタトナーMT、シアントナーC
T及びブラックトナーBKTを収容した現像ケース13
Y,13M,13C,13BKと、その各トナーを担持
して搬送する現像ローラ14Y,14M,14C,14
BKとを有している。本例の現像装置では、粉体状の一
成分系現像剤が用いられているが、トナーとキャリアを
有する粉体状の二成分系現像剤などを用いることもでき
る。各現像器12Y乃至12BKは、図示していない駆
動装置によって、感光体4の外周面に対して接近した現
像位置と、その外周面から離隔した退避位置を占めるよ
うに支持されている。
【0012】画像形成動作が開始されると、駆動ローラ
1が時計方向に回転駆動されることにより、無端ベルト
状の感光体4は矢印A方向の走行駆動され、その感光体
4に当接した無端ベルト状の中間転写体15も矢印B方
向の走行駆動される。このとき、帯電器8のチャージワ
イヤ51には所定極性の帯電電圧が印加され、これに伴
う放電によって感光体4の外周面が均一に帯電される。
その帯電面に対し、露光装置の一例であるレーザ書き込
みユニット11から出射した光変調されたレーザ光Lが
照射され、これによって感光体4の外周面に静電潜像が
形成される。図示した例ではレーザ光Lを照射されて、
その表面電位の絶対値が低下した感光体面部分が静電潜
像、すなわち画像部となる。
【0013】上述の静電潜像は、現像位置を占めた第1
の現像器、この例ではイエロー現像器12Yによりトナ
ー像として可視像化される。このとき他の現像器12M
乃至12BKは退避位置を占める。イエロー現像器12
Yの現像ローラ14Yは、感光体4の外周面に当接する
か、又はその外周面に対して微小間隙をあけて対置し、
当該現像ローラ14Yが例えば反時計方向に回転駆動さ
れ、その現像ローラ14Yに所定の現像バイアスが印加
される。これにより現像ローラ14Yの周面に担持され
て搬送されたイエロートナーYTが静電的に静電潜像に
移行し、該潜像がイエロートナー像として可視像化され
る。感光体4上に形成されたイエロートナー像は、中間
転写体15の裏面側に配置されたローラより成る一次転
写装置21に印加された転写電圧の作用により、感光体
4に当接した中間転写体15の表面に静電的に一次転写
される。トナー像転写後に感光体4の外周面に付着する
転写残トナーは、クリーニング装置25のクリーニング
部材22によって掻き取り除去される。クリーニングさ
れた感光体表面は、除電装置53からの光を照射され
て、その表面電位が初期化される。
【0014】次いで、上述したところと全く同様にし
て、感光体4の外周面に2番目の静電潜像が形成され、
これが現像位置を占めたマゼンタ現像器12Mによりマ
ゼンタトナー像として可視像化され、そのトナー像が中
間転写体15の表面にイエロートナー像の上から重ねて
転写される。そのトナー像転写後の感光体表面は、クリ
ーニング装置25によりクリーニングされ、次いで除電
装置53により除電作用を受ける。全く同様にして、感
光体4の外周面に、シアン現像器12C及びブラック現
像器12BKによって、順次シアントナー像とブラック
トナー像が形成され、これらのトナー像が中間転写体1
5の表面に、先に転写されたトナー像に重ねて転写され
る。
【0015】一方、本体筐体内の下部には、給紙カセッ
ト24と、給紙ローラ26を有する給紙装置27が配置
され、給紙カセット24に例えば転写紙より成る記録媒
体Pが積載されている。給紙ローラ26は最上位の記録
媒体Pの上面に当接して回転し、これによりその最上位
の記録媒体Pが矢印C方向に送り出される。送り出され
た記録媒体Pは、上方に向けて搬送され、次いでレジス
トローラ対33の回転によって所定のタイミングで、中
間転写体15と、ローラより成る二次転写装置28との
間の転写部に給送される。このとき、二次転写装置28
に転写電圧が印加され、これによって中間転写体15上
の重ね合せトナー像が記録媒体Pの表面に一括して転写
される。トナー像を転写された記録媒体は、転写部から
さらに上方領域へ向けて搬送されて定着装置29を通
り、このとき熱と圧力の作用によってトナー像が記録媒
体表面に定着される。引き続きこの記録媒体は、本体筐
体上部の排紙部30に矢印Dで示す如く排出される。
【0016】トナー像転写後の中間転写体表面に付着す
る転写残トナーは、クリーニング装置31のクリーニン
グ部材32によって除去される。中間転写体15上の転
写前のトナー像がクリーニング部材32を通るとき、そ
のクリーニング部材32は中間転写体表面から離間し、
転写残トナーの除去時にだけ、中間転写体表面に当接す
る。同様に、二次転写装置28も、トナー像を記録媒体
P上に転写するときに、その記録媒体を介して中間転写
体15の表面に当接し、それ以外の時期には、中間転写
体表面から離間し、中間転写体15上の未転写トナー像
が乱されることが阻止される。
【0017】ここで、上述の感光体4や中間転写体15
などは一体的に組み付けられた作像ユニット54として
構成されている。図示した例では、感光体4を支持する
ローラ1,2,3が図示していない感光体フレームに回
転自在に支持され、この感光体フレームにクリーニング
装置25と除電装置53が組み付けられ、これらが感光
体ユニットを構成し、またローラ16乃至20が同じく
図示していない中間転写体フレームに回転自在に支持さ
れ、この中間転写体フレームにクリーニング装置31が
組み付けられ、これらが中間転写ユニットを構成してい
る。そして、この感光体ユニットと中間転写ユニット
が、図に鎖線で簡略化して示した共通のユニットフレー
ム55に一体的に組み付けられ、これらによって作像ユ
ニット54が構成されている。除電装置53を感光体フ
レームに固定又は着脱可能に支持する代りに、その除電
装置53をユニットフレーム55に固定又は着脱可能に
支持してもよく、いずれの場合も、除電装置53と、作
像ユニット54のユニットフレーム55に対して直接又
は間接的に支持される。同様に、感光体4、これを支持
するローラ1,2,3、中間転写体15、これを支持す
るローラ16乃至20、クリーニング装置25,31及
び除電装置53などの要素を直接、ユニットフレーム5
5に組み付けて作像ユニット54を構成してもよい。い
ずれの場合も、上記各要素はユニットフレーム55に対
して直接又は間接的に支持される。
【0018】これに対し、上述の各要素以外の、図1に
示した各装置は、作像ユニット54から独立し、当該作
像ユニットとは別の装置として構成されている。
【0019】図1に示した例では、作像ユニット54
が、表面にトナー像が形成される感光体4より成る像担
持体と、同じく表面にトナー像が形成される中間転写体
15より成る像担持体を共に有しているが、当該作像ユ
ニットは、少なくともこれらの像担持体のうちの一方を
有していればよい。帯電器は、感光体或いは中間転写体
より成る像担持体の下方にその像担持体に対向して配置
されるものである。帯電器が中間転写体に対向して配置
された作像ユニットの場合には、その帯電器は、例え
ば、中間転写体上に形成されたトナー像を記録媒体に二
次転写する二次転写装置として構成され、かかる二次転
写装置は、図1に示した画像形成装置の二次転写装置2
8に相当するものである。また、帯電器として、図1に
示した如きコロナ放電器のほかに、帯電ローラ、帯電ブ
レード或いは帯電ブラシなどを有する帯電器を採用する
こともできる。
【0020】上述のように、本発明は、トナー像が形成
される像担持体を少なくとも有する作像ユニットと、そ
の像担持体の下方に該像担持体に対向して配置された帯
電器とを有する画像形成装置を対象とするものであり、
その作像ユニットと帯電器は、着脱可能に本体筐体内に
配置されている。その具体的構成例は次のとおりであ
る。
【0021】図2は、図1に示した画像形成装置の一部
の構成要素だけを簡略化して示した断面図であり、図3
及び図4はその要素の動きを示す断面図である。これら
の図における符号Fは、本体筐体50の前側、すなわち
通常オペレータが位置して画像形成装置を操作する側を
示し、符号Rはその反対の奥側を示している。図1の紙
面に対して垂直な手前側が本体筐体50の前側Fであ
り、その反対の奥の側が本体筐体50の奥側Rである。
【0022】図2に示すように、本体筐体50の本体フ
レーム56は、奥側Rの側板56Aと前側Fの側板56
Bを有し、これらの側板56A,56Bにユニット用ガ
イド57(図1も参照)が固定されている。このユニッ
ト用ガイド57は、作像ユニット54を本体筐体50に
対して着脱するとき、その作像ユニット54を案内する
ガイドであり、かかるユニット用ガイド57が本体筐体
50の本体フレーム56に対して固定されているのであ
る。
【0023】また、帯電器8は作像ユニット54に対し
て着脱可能に作像ユニット54に装着され、その帯電器
8を作像ユニット54に対して着脱するとき、該帯電器
8を案内する帯電器用ガイド58(図1も参照)が、作
像ユニット54のユニットフレーム55に固定されてい
る。図示した例では、帯電器用ガイド58がユニットフ
レーム55に直に固定されているが、この帯電器用ガイ
ド58を前述の感光体フレームに固定し、この感光体フ
レームを介して帯電器用ガイド58をユニットフレーム
55に固定してもよい。いずれの場合も、帯電器用ガイ
ド58は、作像ユニット54のユニットフレーム55に
対して固定される。
【0024】ユニットフレーム55の奥側と前側の部分
には先細状の位置決めピン59,60がそれぞれ固定さ
れ、その各位置決めピン59,60は、奥側の側板56
Aと前側の側板56Bに形成された位置決め孔61,6
2にそれぞれ嵌合し、これによって作像ユニット54が
本体筐体50内の所定の位置に位置決めされる。このと
き、作像ユニット54のユニットフレーム55は、ユニ
ット用ガイド57に対して、微小ギャップG1をあけ
て、その上方に位置する。
【0025】同様に、帯電器8の奥側と前側にも、先細
状の位置決めピン63,64が設けられ、これらのピン
63,64がユニットフレーム55の奥側と前側の部位
に形成された位置決め孔65,66にそれぞれ嵌合し、
帯電器8がユニットフレーム55に対し、ひいては本体
筐体50の本体フレーム56に対して位置決めされる。
このとき、帯電器8は、帯電器用ガイド58に対して微
小ギャップG2をあけて、その上方に位置する。
【0026】ここで、作像ユニット54を本体筐体50
から引き出すには、本体筐体の図示していない前ドアを
開いた後、作像ユニット54を前側、すなわち矢印H方
向に引く。これにより、図3に示すようにユニットフレ
ーム55の位置決めピン59,60が位置決め孔61,
62からそれぞれ外れ、作像ユニット54のユニットフ
レーム55はユニット用ガイド57上に載る。この状態
で作像ユニット54を前側に引くことにより、その作像
ユニット54を、ユニット用ガイド57によって案内し
ながら、当該作像ユニット54を本体筐体外に引き出す
ことができる。このとき帯電器8は作像ユニット54と
共に、前側に引き出される。逆の操作によって、作像ユ
ニット54を、帯電器8と共に図2に示した位置に装着
し、これらを本体筐体50の本体フレーム56に対して
正しく位置決めすることができる。
【0027】作像ユニット54を本体筐体内に残したま
ま、帯電器8だけを本体筐体外に引き出すときは、図2
に示したように本体筐体内に位置決めされている帯電器
8を前側、すなわち矢印H方向に引く。すると、図4に
示すように、位置決めピン63,64が位置決め孔6
5,66からそれぞれ外れ、帯電器8は帯電器用ガイド
58上に載り、そのまま帯電器8を前側に引き続けれ
ば、その帯電器8を帯電器用ガイド58によって案内し
ながら、本体筐体外に引き出すことができる。逆の操作
により、帯電器8を再び図2に示した本体筐体内の所定
の位置に位置決めして装着することができる。このよう
に、帯電器8を単独で本体筐体から外すことができるの
で、作像ユニット54よりも寿命が短かく、従って交換
頻度の高い帯電器8の交換作業を容易に行うことができ
る。また作像ユニット54も中間転写体内から容易に引
き出せるので、その交換作業などを容易に行うことがで
きる。
【0028】上述のように、本例の画像形成装置におい
ては、作像ユニット54を本体筐体50に対して着脱す
るとき、帯電器8も一緒に着脱されるように、かつ帯電
器8を作像ユニット54に対して着脱できるように、帯
電器8が作像ユニット54に装着されている。
【0029】作像ユニット54と帯電器8が図1及び図
2に示すように本体筐体50内の所定の位置に位置決め
されて装着されているとき、感光体4と帯電器8との間
の距離は例えば0.5乃至3mm程度であり、これらは非
常に接近して位置しているが、作像ユニット54を引き
出すとき、又はこれを押し込んでセットするとき、帯電
器8が作像ユニット54と一緒に引き出され、又は奥側
へ挿入されるので、その動作時に感光体4と帯電器8が
相対的に移動することはない。このため、帯電器8によ
って感光体4の表面に傷が付けられるおそれはない。
【0030】先に説明したように、従来の画像形成装置
においては、図6に示す如くユニット用ガイド57と帯
電器用ガイド58が別々に本体筐体50の本体フレーム
に固定されていたため、作像ユニット54を手前側に引
き始め、その位置決めピンが位置決め孔から外れて当該
作像ユニット54が図6に示したユニット用ガイド57
上に落ちたとき、その感光体4が帯電器8に干渉し、こ
の状態で作像ユニット54を手前側に引き出すと、感光
体4の表面に傷が付くおそれがあったが、本例の画像形
成装置においては、このようなおそれは全くない。
【0031】また、帯電ローラ、帯電ブレード又は帯電
ブラシを有する帯電器の場合、この帯電器が本体筐体内
の所定の位置に位置決めされているとき、帯電ローラ、
帯電ブレード又は帯電ブラシは感光体に当接している
が、作像ユニットを手前側に引き出すとき、図3に示し
たところと全く同様に、この帯電ローラ、帯電ブレード
又は帯電ブラシも、一緒に手前側に引き出されるので、
感光体に傷がつけられることはない。また、帯電ロー
ラ、帯電ブレード又は帯電ブラシを有する帯電器を単独
で引き出すときも、前述のように帯電器を引き始める
と、その位置決めピンが位置決め孔から外れて、帯電器
用ガイド上に落ち込むので、帯電ローラ、帯電ブレード
又は帯電ブラシは感光体から離れる。従って、この帯電
器を手前側に引いても、感光体上に傷がつくことはな
い。
【0032】図5に示すように、前述の除電装置53
は、感光体4の全幅に光を照射できるように、感光体の
幅方向に沿った長い基板を有し、その基板にLEDなど
の発光体が搭載されている。一方、帯電器8にはそのチ
ャージワイヤ51(図1)を自動的に清掃するクリーナ
(図示せず)が設けられている。モータ69により回転
駆動されるおねじ軸68が、帯電器8のケース52内を
延び、このおねじ軸68に図示していないナットがねじ
係合し、このナットにクリーナが固定されている。おね
じ軸68の回転により、ナットとクリーナがその軸線方
向に移動し、これによって図1に示したチャージワイヤ
51が自動的に清掃される。モータ69はケース52に
支持されている。
【0033】ここで、図5に示した例では、モータ69
は、配線部70と、着脱可能なコネクタ71を介して除
電装置53に電気的に接続され、さらに、この除電装置
53と、着脱可能なコネクタ72を介して電源装置73
に電気的に接続されている。帯電器8を清掃するクリー
ナを駆動するモータ69と、電源装置73が、帯電器8
の近くに配置されている感光体用の除電装置53を介し
て接続され、モータ69が、その電源装置73により給
電されて作動するのである。例えば、除電装置53の基
板に配線パターンが形成され、このパターンを介して、
モータ69と電源装置73が電気的に接続される。この
構成により、モータ69と電源装置73との間の配線の
はい回わしを極めて短かくすることができ、本体筐体5
0内の狭いスペースに、これをコンパクト化して収納す
ることができる。しかも前述のように、除電装置53
は、作像ユニット54のユニットフレーム55に対して
支持されているので、本体筐体50に対する作像ユニッ
ト54の着脱時に除電装置53も一緒に着脱され、配線
部70が作像ユニット54の要素などに干渉する不具合
を防止できる。また、作像ユニット54を引き出すと
き、コネクタ71の部位で、配線部70と除電装置53
とを分離する必要がないため、操作を簡素化できる。図
5における鎖線は、モータ69と電源装置73とを接続
する従来の配線部を示しており、その長さが長くなって
いる。
【0034】
【発明の効果】請求項1及び2に係る各発明によれば、
作像ユニットの着脱時に像担持体に傷がつけられる不具
合を阻止できる。
【0035】請求項3及び4に係る各発明によれば、モ
ータと電源装置との間の配線部のはい回わしを簡素化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略図である。
【図2】本体フレーム、ユニットフレーム、帯電器、ユ
ニット用ガイド及び帯電器用ガイドの位置関係を説明す
る断面図である。
【図3】作像ユニットの動きを説明する図である。
【図4】帯電器の動きを説明する図である。
【図5】除電装置を感光体から離して示す斜視図であ
る。
【図6】従来の画像形成装置を示す概略図である。
【符号の説明】
8 帯電器 50 本体筐体 53 除電装置 55 ユニットフレーム 56 本体フレーム 57 ユニット用ガイド 58 帯電器用ガイド 69 モータ 73 電源装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 AA08 AZ03 2H071 AA26 BA03 BA05 BA13 BA19 BA29 CA01 DA06 DA07 DA16 DA34 EA04 2H200 FA09 FA12 GB41 HA03 HA28 HB03 LA38 LB03 LB08 LB38 NA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が形成される像担持体を少なく
    とも有する作像ユニットと、前記像担持体の下方に該像
    担持体に対向して配置された帯電器とを有し、前記作像
    ユニットと帯電器は、着脱可能に本体筐体内に配置され
    ている画像形成装置において、前記作像ユニットを本体
    筐体に対して着脱するとき、前記帯電器も一緒に着脱さ
    れるように、かつ該帯電器を作像ユニットに対して着脱
    できるように、該帯電器が作像ユニットに装着されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電器を作像ユニットに対して着脱
    するとき該帯電器を案内する帯電器用ガイドが、作像ユ
    ニットのユニットフレームに対して固定され、作像ユニ
    ットを本体筐体に対して着脱するとき該作像ユニットを
    案内するユニット用ガイドが、本体筐体の本体フレーム
    に対して固定されている請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記帯電器を清掃するクリーナを駆動す
    るモータと、電源装置と、像担持体用の除電装置とを有
    し、前記モータと電源装置を前記除電装置を介して接続
    した請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記除電装置が、作像ユニットのユニッ
    トフレームに対して支持されている請求項3に記載の画
    像形成装置。
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