JP2002267291A - 温度膨張弁 - Google Patents

温度膨張弁

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JP2002267291A
JP2002267291A JP2001070053A JP2001070053A JP2002267291A JP 2002267291 A JP2002267291 A JP 2002267291A JP 2001070053 A JP2001070053 A JP 2001070053A JP 2001070053 A JP2001070053 A JP 2001070053A JP 2002267291 A JP2002267291 A JP 2002267291A
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valve body
valve
diaphragm
boss
displacement
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JP2001070053A
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Inventor
Kazuhiko Watanabe
和彦 渡辺
Toshiharu Katayama
俊治 片山
Hironori Ogasawara
弘典 小笠原
Masaaki Abe
政昭 阿部
Hiroshi Yamakawa
寛 山川
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Fujikoki Corp
Keihin Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
Keihin Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/32Weight

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  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度膨張弁の構成部品の軽量化を図る。 【解決手段】 温度膨張弁10は、弁本体100に冷媒
がエバポレータ側へ向かう通路110,112と、エバ
ポレータから戻る冷媒の通路160を有し、弁室120
が形成される球状の弁体130は、支持部材132、ス
プリング134により弁座に向けて付勢される。パワー
エレメント250は、内部にダイアフラム270を有
し、圧力作動室280の圧力をストッパ200を介して
作動棒150に伝達する。ストッパ200はボス部21
0を有し、作動棒150の上端が差し込まれる。環状の
突起206とボス部210の間に凹部208が設けら
れ、軽量化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膨張弁、特に車両用
空調装置に用いられる冷凍システムにおいて、蒸発器に
必要な冷媒量を供給するための温度膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置に用いられる冷凍システ
ムにおいて、外界と熱交換を行ない、熱を外界から奪う
ための蒸発器の能力を充分に発揮させるため膨張弁が広
く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような信
頼性の高い膨張弁でも、車両用空調システム(冷凍シス
テム)に採用すると、特定の状況下において次のような
事象を生じる場合がある。
【0004】すなわち、ダイアフラムが上方に最大限変
位したときに、構成諸部品の組み合せで生じている拘束
力が一時的に失われることでストッパ部材と作動棒との
間にごく微小な隙間が発生する場合があり、その際に外
力が加わると拘束力を失ったストッパ部材が作動棒にぶ
つかることで異音が発生することがある。
【0005】本発明の目的は、ダイアフラムと弁の作動
棒との間に配設するストッパ部材の改良に係り、ストッ
パ部材の軽量化とにより上記異音を抑制し、かつ生産性
の向上を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく本
発明に係る温度膨張弁は、弁本体と、弁体を操作するパ
ワーエレメントと、弁本体内部空間とパワーエレメント
圧力空間を区割するダイアフラムと、該ダイアフラムに
隣接してその変位を一定量以下に制限するためのストッ
パ部材と、変位を弁体に伝達する作動棒と、弁本体に形
成される弁座に対して接離する弁体と、該弁体を閉弁方
向にバイアスするためのばねとを備える。そして、上記
ストッパ部材は、上面がダイアフラムの下面に接する円
板状の本体と、本体の下面中心部に形成されて作動棒が
挿入されるボス部と、ボス部の外周側に設けられる円筒
部と、円筒部の端部に形成される環状突起部と、ボス部
と環状突起部の間に形成される凹部とを有するものであ
る。
【0007】さらに本発明に係る温度膨張弁は、弁本体
と、弁体を操作するパワーエレメントと、弁本体内部空
間とパワーエレメント圧力空間を区割するダイアフラム
と、該ダイアフラムに隣接してその変位を一定量以下に
制限するためのストッパ部材と、変位を弁体に伝達する
作動棒と、弁本体に形成される弁座に対して接離する弁
体と、該弁体を閉弁方向にバイアスするためのばねとか
らなる温度膨張弁において、上記ストッパ部材は、上面
がダイアフラムの下面に接する円板状の本体と、本体の
下面中心部に形成されて作動棒が挿入されるボス部と、
ボス部の外周側に設けられる円筒部と、円筒部の端部に
形成される環状突起部と、ボス部と環状突起部の間に形
成される凹部と、上記ボス部と上記環状突起部とを繋ぐ
複数の連結部とを有することを特徴とする。
【0008】上述の如く構成された本発明に係る温度膨
張弁はストッパ部の形状を変更することにより、上記ス
トッパ部材の軽量化を図ることができ、ストッパ部材が
作動棒にぶつかったとしても異音の発生を抑制すること
ができ、しかも生産性の向上を図ることができる。ま
た、円筒部の外側に設けられる複数の放射方向の溝を有
するものである。
【0009】さらにまた、本発明に係る温度膨張弁は、
弁本体と、弁体を操作するパワーエレメントと、上記弁
本体の内部空間とパワーエレメント圧力空間を区割する
ダイアフラムと、このダイアフラムに隣接してその変位
を所定量以下に制御するためのストッパ部材と、上記変
位を弁体に伝達するための作動棒と、上記弁体が接離す
る弁座と、上記弁体を閉弁方向にバイアスするばねとを
備え、上記ストッパ部材は、上記ダイアフラムの非接触
面に上記作動棒の当接する当接部の周囲に凹部を有する
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る温度膨張弁
の一実施の形態を示す断面図である。全体を符号10で
示す温度膨張弁は、例えばアルミ合金製の角柱形状をし
た弁本体100を有する。弁本体100には、図示しな
い冷媒サイクルのコンデンサ、レシーバ側からエバポレ
ータ側へ向かう冷媒の通る第一の通路110,112が
形成され、この通路110,112の途中に弁室120
が形成される。弁室120と通路112との間には、オ
リフィス140を形成する弁座が設けられ、この弁座に
対向して球形の弁体130が弁部材132により支えら
れる。この弁部材132は、押圧ばね134を介して調
節ねじ136により支持されており、この調節ねじ13
6の弁室120側へのねじ込み量を調節することで、弁
体130のオリフィス側への押圧力を調整することがで
きる。
【0011】弁本体100には、図示しないエバポレー
タ側からコンプレッサ側へ向かう冷媒が通過する第二の
通路160が設けられる。弁本体100の頂部にはパワ
ーエレメント250を構成するハウジング260が取り
付けられ、このハウジング260の上部にダイアフラム
270により区画されて圧力作動室280とダイアフラ
ム270により区画される弁本体内部空間である下部の
圧力作動室280’とが形成される。圧力作動室280
内には、ダイアフラム駆動流体となる所定冷媒が充填さ
れ、栓体290により封止される。
【0012】ダイアフラム270の下面には、ストッパ
200が配設され、ストッパ200には作動棒150の
上端が差し込まれる。作動棒150は、第二の通路16
0を貫通して、下端部が弁体130の上部に当接する。
【0013】第2の通路160を流れる冷媒の圧力と温
度に応じて、作動室280の流体圧力が変化し、ダイア
フラム270が変位する。ダイアフラム270の変位
が、作動棒150を介して弁体130に伝えられ、弁体
130とオリフィスとの間の開度が調節されて、エバポ
レータ側へ送られる冷媒の流量が制御される。
【0014】図2は、図1に示す実施の形態のストッパ
200の構造を示す拡大説明図であり、図2(a)はその
断面図、図2(b)は平面図、及び図2(c)は底面図であ
る。ストッパ200は、平面形状が円形のもので、上面
は平坦面202と、平坦面202の外周面を段付にして
形成される縁部204を有する。ストッパ200の裏面
側には、円筒部230とボス部210が設けられ、ボス
210内には、作動棒150の先端が差し込まれる有底
穴212が設けられる。
【0015】円筒部230の下端には環状の突起部20
6が設けられ、ボス部210と環状突起部206の間に
は、凹部208が設けられる。また、円筒部230とス
トッパ200の裏面により形成される円周面232に
は、放射方向に3本の溝220が形成される。
【0016】このストッパ200は、単独の部品であっ
て、ダイアフラム220と作動棒150に挟まれて上下
動する。ストッパ200を質量が小さな構造としている
ために、慣性が少なく、応答性のよい温度膨張弁を構成
することができる。
【0017】図3は、ストッパ200の他の実施の形態
を示す説明図である。図3において、全体を符号20
0’で示すストッパは、図2に示したストッパと同様の
構成を有し、同一の構成については、同一の符号を付し
て説明を省略する。このストッパ200’にあっては、
裏面の円周面232に放射方向の溝を有さない構成で、
図2のストッパ200と異なるものである。このストッ
パにあっても質量を小さく構成でき、応答性のよい温度
膨張弁を得ることができる。
【0018】図4はストッパ200の更に他の実施の形
態を示す説明図である。図4において、全体を符号20
0”で示すストッパは、図2に示したストッパと同様の
構成を有し、同一の構成については、同一の符号を付し
て説明を省略する。このストッパ200”にあっては、
ボス部210と環状突起部206とを繋ぐ連結部240
が設けられる。この連結部240の形状や数を変更する
ことより、ストッパ200”の強度に設計自由度を持た
せることができる。なお、図4においては連結部240
を直線状に設けて凹部208が扇形となるように形成し
たが、連結部240はボス部210と環状突起部206
とを接続していればよく、図5のように凹部が花弁形状
となるように連結部240を形成したり、又は凹部20
8が円形や楕円形もしくはその他の形状となるように連
結部240を形成しても良い。また図4及び図5におい
ては、連結部240の下面と環状突起部206の下面を
ほぼ同一水平面上に形成したが、連結部240の下面は
環状突起部206の下面と異なる高さに形成したり、ま
たは曲面で形成しても良い。
【0019】図6は、本発明の温度膨張弁の他の実施の
形態を示す。図6において、温度膨張弁10−1は角柱
の例えばアルミニウム製の弁本体30と、冷凍サイクル
11においてコンデンサ5、レシーバ6からエバポレー
タ8に向かう冷媒の通る第一の通路32、及びエバポレ
ータ8からコンプレッサ4に向かう冷媒の通る第二の通
路34が弁本体30に上下に離間して形成されている。
さらに、第一の通路32に設けられオリフィス32a及
び弁室35と、このオリフィス32aを通過する冷媒量
を制御する通路32の上流側に配置された球状の弁体3
2bと、弁体32bをオリフィス32a方向に弁部材3
2cを介して押圧するばね32dの調節ねじ39を有す
る。ねじ部39fを有する調節ねじ39は弁本体30の
下部の端面より第一の通路32の弁室35に連通する装
着穴30aに進退可能にねじ込まれており、Oリング3
9gが調節ねじ39に装着され、弁本体30と気密状態
が確保されている。この調節ねじ39と押圧ばね32d
とにより弁体32bのオリフィス32aに対する開口度
が調節される。
【0020】なお、321はレシーバ6から送り出され
て、エバポレータ8に向かう冷媒が流入する入口ポート
であり、入口ポート321に弁室35が連続しており、
322はエバポレータ8に流入する冷媒の出口ポートで
ある。弁本体30にはエバポレータ8の出口温度に応じ
て、弁体32bに対して駆動力を与えてオリフィス32
aの開閉を行うために小径の孔37と、この孔37より
径が大径の孔38が、オリフィス32aと同軸に形成さ
れ、弁本体30の上端には気密室を形成するパワーエレ
メント部36が固定されるねじ孔361が形成される。
【0021】パワーエレメント部36は、例えば、ステ
ンレス製のダイアフラム36aと、このダイアフラム3
6aを挟んで互いに溶接により密着して設けられ、その
上下に二つの気密な気密室を形成する上部圧力作動室3
6b、及び下部圧力作動室36cをそれぞれ構成する。
ステンレス製の上蓋36dは、ダイアフラム36aとで
上部圧力作動室36bを形成し、ダイアフラム駆動流体
となる所定冷媒を封入するための栓体36kと孔362
を備えている。栓体36kは、例えばステンレス製であ
り、切削又は鍛造によって形成され、上蓋36dの孔3
62と溶接されて気密を確保する。下蓋36hはパッキ
ン40を介してねじ穴361に螺着される。下部圧力作
動室36cは、オリフィス32aの中心線に対して、同
心的に形成された均圧孔36eを介して第2の通路34
に連通されている。第2の通路34には、エバポレータ
8からの冷媒の流れが、通路34は気相冷媒の通路とな
り、その冷媒の圧力が均圧孔36eを介して下部圧力作
動室36cに負荷されている。なお、342はエバポレ
ータ8から送り出される冷媒の入る入口ポート、341
はコンプレッサ4へ送り出される冷媒の出口となる出口
ポートである。
【0022】さらに下部圧力作動室36c内にダイアフ
ラム36aの下面中央部に当接する大径の皿状に形成さ
れた頂部312を有し、かつ第2の通路34を貫通して
大径の孔38内に摺動可能に配置されて、エバポレータ
8の冷媒出口温度を下部圧力作動室36cへ伝達すると
共に、上部圧力作動室36b及び下部圧力作動室36c
の圧力差に伴うダイアフラム36aの変位に応じて、大
径38内を摺動して駆動力を与えるアルミ製の感温棒3
6fと、小径の孔37内に摺動可能に配置されて、感温
棒36fの変位に応じて弁体32bを付勢手段32dの
弾性力に抗して押圧する感温棒36fより細径のステン
レス製の作動棒37fからなる。感温棒36fは、ダイ
アフラム36aの受け部となる頂部312と下部圧力作
動室36c内で摺動する大径部314とで上端部が形成
され、感温棒36fの下端部は作動棒37fの上端部と
当接し、作動棒37fの下端部は弁体32bと当接して
おり、感温棒36fと作動棒37fとで弁体駆動棒31
8が構成されている。なお、頂部312と大径部314
は一体に構成されていることもある。そして、ダイアフ
ラム36aに対し非接触面側になる大径部314の裏側
には、感温棒36fの当接部の周囲に環状の溝314a
が形成され、質量の低減化が図られている。
【0023】したがって、均圧孔36eには、ダイアフ
ラム36aの下面から第1の通路32のオリフィス32
aまで延出した弁体駆動棒318が、同心的に配置され
ていることになる。なお、作動棒37fの部分37e
は、オリフィス32aの内径より細く形成され、オリフ
ィス32a内を挿通し、冷媒はオリフィス32a内を通
過する。また、感温棒36fには第1の通路32と、第
2の通路34との気密性を確保するための密閉部材とし
てOリング36gが備えられる。
【0024】圧力作動ハウジング36dの上部圧力作動
室36b中には、公知のダイアフラム駆動流体が充填さ
れていて、ダイアフラム駆動流体には第2の通路34や
第2の通路34に連通されている均圧孔36eに露出さ
れた弁体駆動棒318及びダイアフラム36aを介し
て、第2の通路34を流れているエバポレータ8の冷媒
出口からの冷媒の熱が伝達される。
【0025】上部圧力作動室36b中のダイアフラム駆
動流体は、上記伝達された熱に対応してガス化し、圧力
をダイアフラム36aの上面に負荷する。ダイアフラム
36aは上記上面に負荷されたダイアフラム駆動ガスの
圧力と、ダイアフラム36aの下面に負荷された圧力と
の差により上下に変位する。ダイアフラム36aの中心
部の上下への変位は、弁体駆動棒を介して弁体32bに
伝達され弁体32bをオリフィス32aの弁座に対して
接近または離間させる。この結果、冷媒流量が制御され
ることとなる。
【0026】即ち、エバポレータ8の出口側つまりエバ
ポレータから送り出される低圧の気相冷媒の温度が上部
圧力作動室36bに伝達されるため、その温度に応じて
上部圧力作動室36bの圧力が変化し、エバポレータ8
の出口温度が上昇する。つまりエバポレータの熱負荷が
増加すると、上部圧力作動室86bの圧力が高くなり、
それに応じて感温棒36fつまり弁体駆動棒が下方へ駆
動されて弁体32bを下げるため、オリフィス32aの
開度が大きくなる。これによりエバポレータ8への冷媒
の供給量が多くなり、エバポレータ8の温度を低下させ
る。逆に、エバポレータ8から送り出される冷媒の温度
が低下する。つまりエバポレータの熱負荷が減少する
と、弁体32bが上記と逆方向に駆動され、オリフィス
32aの開度が小さくなり、エバポレータへの冷媒の供
給量が少なくなり、エバポレータ8の温度を上昇させる
のである。
【0027】
【発明の効果】前記のように本発明は膨張弁のダイアフ
ラムに隣接するストッパの形状の変更改善で膨張弁の本
来の機能や製造方法に何等の不具合を生ずることなく、
空調システム(冷凍システム)の作動時に一時的に生じ
る異音を抑制するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す温度膨張弁の中央
縦断面図。
【図2】図1の温度膨張弁に組込まれるダイアフラムの
ストッパ部材の拡大説明図。
【図3】図1の温度膨張弁に組込まれるダイアフラムの
ストッパ部材の他の実施の形態を示す拡大説明図。
【図4】図1の温度膨張弁に組込まれるダイアフラムの
ストッパ部材の他の実施の形態を示す拡大説明図。
【図5】図1の温度膨張弁に組込まれるダイアフラムの
ストッパ部材の他の実施の形態を示す拡大説明図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す温度膨張弁の中
央縦断面図。
【符号の説明】
100 弁本体 120 弁室 150 作動棒 200 ストッパ 210 ボス部 220 ダイアフラム 230 円筒部
フロントページの続き (72)発明者 片山 俊治 東京都世田谷区等々力7丁目17番24号 株 式会社不二工機内 (72)発明者 小笠原 弘典 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺字サギノヤ東 2021番地8 株式会社ケーヒン栃木開発セ ンター内 (72)発明者 阿部 政昭 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺字サギノヤ東 2021番地8 株式会社ケーヒン栃木開発セ ンター内 (72)発明者 山川 寛 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺字サギノヤ東 2021番地8 株式会社ケーヒン栃木開発セ ンター内 Fターム(参考) 3H057 AA04 BB32 CC06 DD04 DD05 EE01 FD19 HH16 HH18 HH20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体と、弁体を操作するパワーエレメ
    ントと、弁本体内部空間とパワーエレメント圧力空間を
    区割するダイアフラムと、該ダイアフラムに隣接してそ
    の変位を一定量以下に制限するためのストッパ部材と、
    変位を弁体に伝達する作動棒と、弁本体に形成される弁
    座に対して接離する弁体と、該弁体を閉弁方向にバイア
    スするためのばねとからなる温度膨張弁において、 上記ストッパ部材は、上面がダイアフラムの下面に接す
    る円板状の本体と、本体の下面中心部に形成されて作動
    棒が挿入されるボス部と、ボス部の外周側に設けられる
    円筒部と、円筒部の端部に形成される環状突起部と、ボ
    ス部と環状突起部の間に形成される凹部とを有すること
    を特徴とする温度膨張弁。
  2. 【請求項2】 弁本体と、弁体を操作するパワーエレメ
    ントと、弁本体内部空間とパワーエレメント圧力空間を
    区割するダイアフラムと、該ダイアフラムに隣接してそ
    の変位を一定量以下に制限するためのストッパ部材と、
    変位を弁体に伝達する作動棒と、弁本体に形成される弁
    座に対して接離する弁体と、該弁体を閉弁方向にバイア
    スするためのばねとからなる温度膨張弁において、 上記ストッパ部材は、上面がダイアフラムの下面に接す
    る円板状の本体と、本体の下面中心部に形成されて作動
    棒が挿入されるボス部と、ボス部の外周側に設けられる
    円筒部と、円筒部の端部に形成される環状突起部と、ボ
    ス部と環状突起部の間に形成される凹部と、上記ボス部
    と上記環状突起部とを繋ぐ複数の連結部とを有すること
    を特徴とする温度膨張弁。
  3. 【請求項3】 円筒部の外側に設けられる複数の放射方
    向の溝を有する請求項1または請求項2に記載の温度膨
    張弁。
  4. 【請求項4】 弁本体と、弁体を操作するパワーエレメ
    ントと、上記弁本体の内部空間とパワーエレメント圧力
    空間を区割するダイアフラムと、このダイアフラムに隣
    接してその変位を所定量以下に制御するためのストッパ
    部材と、上記変位を弁体に伝達するための作動棒と、上
    記弁体が接離する弁座と、上記弁体を閉弁方向にバイア
    スするばねとからなる膨張弁において、 上記ストッパ部材は、上記ダイアフラムの非接触面に上
    記作動棒の当接する当接部の周囲に凹部を有することを
    特徴とする温度膨張弁。
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