JP2002265475A - 重合性液晶化合物、及び光学異方体 - Google Patents
重合性液晶化合物、及び光学異方体Info
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Abstract
性が優れると共に、大きな複屈折率差を有する重合性液
晶化合物、該重合性液晶化合物を含む重合性液晶組成
物、及びこれらを重合してなる光学異方体を提供する。 【解決手段】 【化1】 (式中、Xは重合性基を表し、Y1,Y2及びY5は同一
又は異なって、単結合、−CnH2n−等の結合を表し、
nは1〜20までの整数、環A〜C及びA'〜C'は各々
独立に環構造を表わす)で表される重合性液晶化合物。
Description
や液晶ディスプレイの光学補償板、偏光プリズム、その
他種々の光変調材料として有用な、新規な重合性液晶化
合物、該重合性液晶化合物を含む重合性液晶組成物、及
びそれらを用いた光学異方体に関する。
の向上と軽量化の両立に対する要求から、補償板として
内部の分子の配向構造が制御された高分子フィルムが求
められており、液晶性高分子を用いる方法(特開平3−
28822号公報、特開平4−55813号公報、特開
平5−27235号公報)が報告されている。
処理された基盤上にサーモトロピック液晶性を示す高分
子化合物溶液を塗布した後、高分子液晶が液晶相を呈す
る温度で熱処理することにより所望の配向を得るもの
で、配向させた後は高分子化合物をガラス状態に保こと
により配向を固定化している。
液晶性高分子のガラス転移点を越える温度では配向状態
が破壊されてしまうために、使用温度がガラス転移点に
よって制限されるという欠点があった。また、配向処理
を施した基盤に液晶性高分子を塗布する際には、溶剤に
溶かして塗布するために一部のプラスチック等の耐溶剤
性に乏しい基盤には使用できなかった。
子の2官能液晶性アクリレート化合物を用いた光学異方
性材料の作製方法が報告されている(特開平3−140
29号公報)。これは、低分子の2官能液晶性アクリレ
ート化合物又は組成物をねじれネマチック配向させた
後、光重合を行って配向状態を固定化するものである。
を制御した高分子フィルムや各種光学異方性材料、液晶
ディスプレイ等に使用するためには、良好な化学的安定
性、耐熱性、溶媒や低分子液晶への溶解性及び電場等に
対する安定性を有しなければならない。
きるものの、液晶相を呈する温度が100℃を超えて高
いために作業性が悪く、また意図しない熱重合が誘起さ
れて、不均一な配向状態で固定化されたり、高温域で光
学異方性が消失したり、溶媒や液晶との溶解性が悪いな
どの欠点があった。更に、これら従来の複屈折率差が小
さい光学異方性材料を用いて光変調させる場合に、その
光変調性能は光学異方体の膜厚と複屈折率差に起因する
ので、光学異方体の膜厚を厚くしなければならなかっ
た。
作業性が良く、且つ耐熱性、高複屈折異方性を有するも
のは、これまで知られていなかった。また、高複屈折率
異方性を有する光学異方体を光導波路や、光学補償板の
ような光変調材料として使用する場合は、光学異方体の
層を最小の膜厚で光を波長変換できるので薄型、軽量が
可能となる。そのため、できるだけ大きな複屈折率差を
有する光学異方体、光学素子の開発が求められていた。
する課題は、100℃以下の温度で液晶性を示し、熱安
定性が優れると共に、大きな複屈折率差を有する重合性
液晶化合物、該重合性液晶化合物を含む重合性液晶組成
物、及びこれらを重合してなる光学異方体を提供するこ
とにある。
解決するために、新規な重合性液晶化合物の製造探索を
重ねた結果、本発明を完成するに至った。即ち、本発明
は、下記の一般式(I)で表される重合性液晶化合物で
ある。一般式(I)
びY5は同一又は異なって、単結合、−CnH2n−、−C
nH2nO−、−OCnH2n−、−(C2H4O)n−、−
(OC2H4)n−、−(C3H6O)n−、−(OC3H6)
n−、−CnH2nCOO−、−OOCCnH2n−、−CnH
2nOOC−、又は−COOCnH2n−のいずれかを表
し、nは1〜20までの整数、環A〜C及びA'〜C'は
各々独立に、下記の環のいずれかを表し、
子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素原子数1〜20のア
ルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、アルケニルオ
キシ基、フルオロアルキル基、又はフルオロアルコキシ
基を表し、Y3及びY4は、それぞれ独立に、単結合、−
CH2CH2−、−CH2O−、−COO−、−OCO
−、−C≡C−、−CH=CH−、−CF=CF−、−
(CH2)4−、−(CH2)6−、−CH2CH2CH2O
−、又は−CH2=CHCH2CH2を表し、cが1〜1
0の整数を表す)
式(I)のXが、(メタ)アクリレート基である重合性
液晶化合物であり、更に一般式(I)のY1、Y2及びY5
が同一又は異なって、−CnH2n−、−CnH2nO−、又
は−OCnH2n−であり、nは1〜20までの整数であ
る重合性液晶化合物、一般式(I)のY3及びY4がそれ
ぞれ独立的に、単結合、又は−C≡C−である重合性液
晶化合物である。
一般式(I)の環A〜C及びA'〜C'の何れか一つ以上
が、
の整数、pは1〜3までの整数を表す)で表される、い
ずれかの芳香族基である重合性液晶化合物である。
1つ以上を含む重合性液晶組成物であり、更に上記の重
合性液晶化合物の1つ以上と、それら以外の重合性化合
物とを含む重合性液晶組成物、また該重合性液晶化合物
の1つ以上と、それら以外の重合性液晶化合物とを含む
重合性液晶組成物、更にこれらの重合性液晶化合物、も
しくは重合性液晶組成物からなる光学異方体とを含むも
のである。
記の一般式(I)で表される化合物である。 一般式(I)
びY5は同一又は異なって、単結合、−CnH2n−、−C
nH2nO−、−OCnH2n−、−(C2H4O)n−、−
(OC2H4)n−、−(C3H6O)n−、−(OC3H6)
n−、−CnH2nCOO−、−OOCCnH2n−、−CnH
2nOOC−、又は−COOCnH2n−のいずれかを表
し、nは1〜20までの整数であり、環A、B及びC
は、それぞれ独立に、下記の環のいずれかを表し、
子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素原子数1〜20のア
ルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、アルケニルオ
キシ基、フルオロアルキル基、又はフルオロアルコキシ
基を表し、Y3及びY4は、それぞれ独立に、単結合、−
CH2CH2−、−CH2O−、−COO−、−OCO
−、−C≡C−、−CH=CH−、−CF=CF−、−
(CH2)4−、−(CH2)6−、−CH2CH2CH2O
−、又は−CH2=CHCH2CH2を表し、cが1〜1
0の整数を表す)
晶化合物のXは、重合性基を表し、具体的には、(メ
タ)アクリル基、(メタ)アクリロイルフェニル基、2
−クロロ(メタ)アクリレート基、アクリルアミド基、
マレイミド基、ビニルエーテル基、チオール基、アリル
エーテル基、エポキシ基、イタコン酸誘導体、スチレン
誘導体、ケイ皮酸誘導体などの重合可能な残基を示し、
より好ましくはラジカル重合可能な(メタ)アクリル
基、(メタ)アクリロイルフェニル基、2−クロロ(メ
タ)アクリレートである。
異なって、単結合、−CnH2n−、−CnH2nO−、−O
CnH2n−、−(C2H4O)n−、−(OC2H4)n−、
−(C3H6O)n−、−(OC3H6)n−、−CnH2nC
OO−、−OOCCnH2n−、−CnH2nOOC−、又は
−COOCnH2n−のいずれかを表し、nは1〜20ま
での整数であり、より好ましくはnが3〜10である。
り、より好ましくは1〜4の整数である。一般式(I)
の環A〜C及びA'〜C'としては、例えば、ハロゲン原
子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコ
キシ基で置換された芳香族基、及び脂肪族基であり、よ
り好ましくは、
整数を表す)のいずれかで表される置換基を何れか一つ
以上有する芳香族基である。
性基及び液晶性発現に寄与する液晶特有の剛直な液晶性
骨格を各々2つ有し、その液晶性発現に寄与する液晶特
有の剛直な液晶性骨格がシロキサン結合を介して連結し
ていることである。剛直な液晶性骨格とは、例えば、6
員環A及び環B、三重結合、環Cからなる骨格を挙げる
ことが出来る。このような特徴から、本発明に係わる重
合性化合物は高い複屈折率差を有し、且つ、100℃以
下での低い温度で液晶相を示すことが可能となり、これ
を用いた光学異方体は120℃以上の高温域においても
良好な分子配向の維持が可能となる。
は、下記のように合成できる。例えば、一般式(I)に
おいてXがアクリレート基、Y1、Y2がそれぞれ−(C
H2)3O−、−O(CH2)3−であり、Y5が−(C
H2)3−であり、Y3が単結合、Y4がエステル結合、環
A、B及びA'、B'がそれぞれ芳香族基を表し、環C、
C'がメチル基で置換された芳香族基を表し、cが2の
整数で、
3,4−ジヒドロ−2H−ピランと4−ヒドロキシ−
4'−ビフェニルカルボン酸とを当量仕込み、p−トル
エンスルホン酸を触媒として低温で反応させ水酸基を保
護した中間体1を得る。
メチルトリシロキサン1当量に対し、4−アリル−2−
メチルフェノール2当量を加えて白金触媒下で加熱して
シロキサンが付加した中間体2を得る。
ルカルボジイミド及びN−メチルアミノピリジンの存在
下で加熱して反応させ、更にその反応物を希塩酸/メタ
ノール溶液で撹拌することによりシロキサン結合を導入
したビスビフェノール誘導体を得ることが出来る。
プロピルアクリレートとを炭酸カリウム存在下において
80〜100℃で加熱することにより、目的の重合性液
晶化合物を得ることが出来る。反応温度が110℃以上
だとアクリル基同士が重合する恐れがあるので好ましく
ない。
ート基、Y1、Y2がそれぞれ−(CH2)4O−、−O
(CH2)4−であり、Y5が−(CH2)2−であり、n
が0であり、Y4が−C≡C−であり、環B、B'、C、
C'が芳香族基を表し、cが2の整数である、
1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン
1当量に対し、4−ブロモスチレン2当量を加えて白金
触媒下で加熱してシロキサンが付加した中間体3を得
る。
トラヒドロ−2H−ピランと3−メチル−1−ブチン−
3−オールとを当量仕込み、パラジウム/ヨウ化銅触媒
下で加熱し、更にその反応液を水酸化カリウム存在下で
トルエン還流を行い、アセチレン誘導体を得る。
上記の中間体3の1当量とをパラジウム/ヨウ化銅触媒
下で加熱して反応させた後に、この反応物を希塩酸/メ
タノール溶液で撹拌することにより、シロキサン結合及
びトラン骨格を有するフェノール誘導体の中間体4を得
る。
リレートとを炭酸カリウム存在下において80〜100
℃で加熱することにより、目的の重合性液晶化合物を得
ることが出来る。反応温度が110℃以上だとアクリル
基同士が重合する恐れがあるので好ましくない。
記の方法などで容易に合成することができる。次に該重
合性液晶化合物を用いた光学異方体の製造方法について
説明する。
(I)で表される化合物を一種類以上、又は、他の重合
性化合物、もしくは他の液晶成分、あるいは他の重合性
液晶化合物との混合物の形で用いることができ、本発明
の重合性液晶化合物の単独及び/又は2種以上を混合し
た組成物に、本発明の液晶性、重合性、光学異方体等の
特性を低下させない範囲で、本発明以外の重合性液晶化
合物、非液晶性の重合性化合物及び非重合性の液晶化合
物を配合しても良い。
しては、ネマチック液晶化合物、スメクチック液晶化合
物、コレステリック液晶化合物等の通常この分野で液晶
と認識されるものが挙げられ、特に制限なく使用でき
る。また、非液晶性の重合性化合物としては、重合性基
を有するアクリルモノマー、重合性基を有するウレタン
オリゴマー、ポリエステルオリゴマー、エポキシアクリ
レートオリゴマー等が挙げられる。
宜選択して組み合わせて添加してよいが、光学異方体の
配向、機械的強度及び得られる重合性液晶組成物の液晶
性が失われないように、各成分の添加量を調整すること
が必要である。
晶組成物の重合手段としては、熱、及び/又は紫外線等
のエネルギー線を用いることができる。熱重合の場合
は、重合開始剤として熱重合開始剤を用いることが好ま
しい。熱重合開始剤としては公知慣用の熱重合開始剤を
いずれも特に限定なく用いることが出来る。
ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイ
ルパーオキサイド、1,1−ジ(ターシャリーブチルパ
ーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
n−ブチル−4,4’−ジ(ターシャリーブチルパーオ
キシ)バレレート、ジクミルパーオキサイドの如き過酸
化物類;7−アゾビスイソブチルニトリルの如きアゾ化
合物類;テトラメチルチウラムジスルフィド等が挙げら
れる。
る方法は、製造工程が容易であり好ましい。エネルギー
線として紫外線を用いる場合には、重合開始剤として光
重合開始剤を重合性液晶組成物中に添加することが好ま
しい。光重合開始剤としては、ラジカル重合用光開始剤
とカチオン重合用光開始剤の2種に大別できる。
ノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、1−(4
−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロパン−1−オン、2−メチル−2−モルホリノ
(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−
ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノ
フェニル)−ブタノン等のアセトフェノン系;
ル等のベンゾイン系;2,4,6−トリメチルベンゾイ
ルジフェニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフィ
ンオキサイド系;ベンゾフェノン、ο−ベンゾイル安息
香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、4,4′−
ジクロロベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4′−メチ
ル−ジフェニルサルファイド、アクリル化ベンゾフェノ
ン、3,3′,4,4′−テトラ(t−ブチルパーオキ
シカルボニル)ベンゾフェノン、3,3′−ジメチル−
4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;
−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサ
ントン、4,4′−ジエチルアミノベンゾフェノン等の
アミノベンゾフェノン系;10−ブチル−2−クロロア
クリドン、2−エチルアンスラキノン、9,10−フェ
ナンスレンキノン、カンファーキノン等が挙げられる。
スルホニウム塩、アリールヨードニウム塩などが挙げら
れる。重合開始剤の添加量は、重合性液晶化合物及び/
又は重合性液晶組成物中に0.01〜10重量%、好ま
しくは1〜5重量%である。本発明の重合性液晶化合物
及び/又は重合性液晶組成物にラジカル重合型光開始剤
を添加した場合、上記のラジカル重合型光開始剤の添加
だけでも硬化するが、硬化性をより向上させるために、
光増感剤を併用することが好ましい。
アミン、メチルジエタノールアミン、トリイソプロパノ
ールアミン、4−ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−
ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安
息香酸イソアミル、安息香酸(2−ジメチルアミノ)エ
チル、4−ジメチルアミノ安息香酸(n−ブトキシ)エ
チル、4−ジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル
等のアミン類が挙げられる。光増感剤の配合量は、重合
性液晶化合物及び/又は重合性液晶組成物中に0.01
〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%である。
基としてマレイミド基を用いた場合は、光重合開始剤の
無添加又は極少量の添加でも十分硬化が可能である。
び/又は重合性液晶組成物には、光学異方体中にねじれ
ネマチック配向、又はコレステリック配向の螺旋構造を
導入する目的で、光学活性化合物を添加してもよい。こ
こで使用することができる光学活性化合物は、それ自体
が液晶性を示す必要がなく、また重合性基を有していて
も、有していなくてもよい。またねじれの向きは使用す
る目的によって適宜選択することができる。
ば、光学活性基としてコレステリル基を有するペラルゴ
ン酸コレステロール、ステアリン酸コレステロール、光
学活性基として2−メチルブチル基を有する「CB−1
5」、「C−15」(以上、BDH社製)、「S108
2」(メルク社製)、「CM−19」、「CM−2
0」、「CM」(以上チッソ社製)、光学活性基として
1−メチルヘプチル基を有する「S−811」(メルク
社製)、「CM−21」、「CM−22」(以上、チッ
ソ社製)等を挙げることができる。
異方体の用途により異なる。カイラルネマチック配向、
又はコレステリック配向の螺旋構造を導入し、例えば液
晶表示素子の視覚補償板として用いる場合には、コレス
テリック構造に由来する選択反射光の波長が可視光領域
から外れるように、螺旋構造のピッチ(P)を0.25
μm以下もしくは0.5μm以上になるように調整する
ことが好ましく、例えば特定波長の反射板として用いる
場合には、選択反射光の波長が可視光領域にあるように
螺旋構造のピッチが0.25〜0.5μmになるように
調整するのが好ましい。
れらを含む重合性液晶組成物の重合により得られる光学
異方体の製造方法について説明する。配向手段を有する
基板上に本発明の重合性液晶化合物、又はそれらを含む
重合性液晶組成物を塗布するか、あるいは少なくとも一
方が配向手段を有する2枚の基板間に、該重合性液晶化
合物又は重合性液晶組成物を介在させ、配向した状態の
まま、熱及び/又は光照射により重合させて得ることが
できる。
ングしたものや紫外線照射したもの、あるいは基板表面
へのSiO2を斜方蒸着したのもを用いれば達成するこ
とができる。また、このような配向処理を施した基板を
用いない場合には、電場又は磁場を利用する方法を挙げ
ることができる。これらの配向手段は単独でも、また組
み合わせて用いてもよい。その中でも、基板表面を布等
でラビング処理した基板を用いる方法や基板に紫外線照
射した方法は、その簡便性から好ましい。
機材料、無機材料を問わずに用いることができる。具体
的には、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート、ポリイミド、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
エチレン、ポリエーテルスルホン、ポリテトラフルオロ
エチレンなどの有機材料や、シリコン、ガラス等の無機
材料が挙げられる。
と、偏光フィルムに直接光学異方体を取り込むことが可
能であり、このようにして得られる光学異方体は楕円偏
光フィルムとして、液晶ディスプレイの構成部品として
好適に用いることができる。これらの基板を布等でラビ
ングすることによって適当な配向性を得られないとき
は、公知の方法に従ってポリイミド薄膜又はポリビニル
アルコール薄膜等を基板表面上に形成し、これを布等で
ラビングしても良い。
ては、低温硬化及び迅速な重合が期待されることからエ
ネルギー線を照射することにより重合させる方法が望ま
しい。エネルギー線とは、紫外線、電子線、α線、β
線、γ線のような電離放射線、可視光線、マイクロ波、
高周波等をいうが、ラジカル性活性種を生成させうるな
らば、いかなるエネルギー種でもかまわない。
高圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メ
タルハライドランプ、ケミカルランプ、ブラックライト
ランプ、水銀−キセノンランプ、ショートアーク灯等が
挙げられ、ラジカル性活性種を発生させる化合物の吸収
波長を考慮して選択すればよい。
法は製造面からより好ましい。本発明の重合性液晶化合
物、又はそれを含む重合性液晶組成物を塗布した基板面
又は塗布していない基板面のどちらから照射してもよい
が、塗布していない基板面に照射する場合、用いる基板
は透明性を有していなければならない。また、本発明に
よって作製される光学異方体は、基板から剥離して用い
ても、また剥離せずに基板に担持させたまま用いてもよ
い。
に具体的に説明する。しかしながら、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例
において「部」は特に断りのない限り「重量部」を表
す。また、紫外線照度は、ウシオ電機社製の受光器「U
VD−365PD」付きユニメータUIT−150」を
用いて測定した。
−600PM(リンカム社製)を使用して顕微ラマン分
光RM−2000(レニショウ社製)を使用して室温及
び120℃での1600及び2200cm― 1の偏光ラ
マン散乱光の測定により評価した。
取り付けた4つ口フラスコに4−ブロモスチレン25
g、ヘキサクロロ白金酸六水和物を500ppm、トル
エン50mlを仕込み80℃に加熱した。次いで1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサン8.7gを滴下
した。滴下終了後フラスコを100℃に保ち3時間撹拌
した。反応終了後、飽和食塩水で反応液を洗浄し硫酸ナ
トリウムで乾燥させ溶媒を溜去し中間体(a)を得た。
つ口フラスコに中間体(a)10g3−メチル−1−ブ
チン−3オール4g、テトラキストリフェニルフォスフ
ィンパラジウム550mg、ヨウ化銅180mg、トリ
エチルアミン10ml、ジメチルホルムアミド(以下、
DMF)50mlを仕込み撹拌した。次いでフラスコを
90℃に加熱し3時間反応させた。反応終了後、飽和食
塩水で反応液を洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を
溜去して、シリカゲルカラムにより精製して中間体
(b)を4.5g得た。
付けた4つ口フラスコ内に上記で合成した中間体(b)
3.5g、トルエン50ml、水酸化カリウム44mg
を仕込み、フラスコを120℃に加熱しトルエンを3時
間還流させた。その後、反応液を濾過し濾液を飽和食塩
水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し、シ
リカゲルカラムにより精製し中間体(c)を2.6g得
た。
つ口フラスコ内に中間体(c)2.6g、2−(4―ブ
ロモ−2−フルオロフェノキシ)テトラヒドロ2H−ピ
ラン3.7g、テトラキストリフェニルフォスフィンパ
ラジウム150mg、ヨウ化銅51mg、トリエチルア
ミン10ml、DMF30mlを仕込み撹拌した。次い
でフラスコを90℃に加熱し4時間反応させた。反応終
了後、飽和食塩水で反応液を洗浄し硫酸ナトリウムで乾
燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラムにより精製し
中間体(d)を4.2g得た。
コに中間体(d)4.2g、テトラヒドロフラン20m
lを仕込み撹拌した。次いで1/10N塩酸水溶液を1
ml滴下し30分撹拌した。反応液に酢酸エチル100
mlを加え、純水、飽和食塩水で洗浄し硫酸ナトリウム
で乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラムにより精
製を行い、シロキサン結合及びトラン結合を有する中間
体(e)2gを得た。
計を取り付けた4つ口フラスコ内に中間体(e)1.0
g、炭酸カリウム1.3g、DMF30mlを仕込み、
25℃で1時間撹拌した。次いで6−ブロヘキシルアク
リレート0.8gのDMF溶液を滴下した。滴下終了
後、フラスコを100℃に保ち4時間撹拌させ反応を完
結させた。反応終了後、純水、飽和食塩水で洗浄し有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去して、シ
リカゲルカラムにより精製し、下式で表される白色結晶
の重合性液晶化合物(A−1)を0.9g得た。
00cm-1のフェノール性水酸基の吸収が消失してお
り、完全にエーテル化されていることを確認した。
7.16(2H),7.08(6H),6.79(2H),6.27(2H),6.03(2H),5.73
(2H),4.07(4H),3.94(4H),2.59-2.53(4H),1.79-1.74(4
H),1.74-1.70(4H),1.48-1.36(8H),0.80(4H),0.00
δ;165.9,158,131.1,130.1,128.2,127.5,114.4,88.3,6
8.8,64.8,29.0,28.6,28.1,25.3,25.2,19.6 赤外吸収スペクトル(IR)(KBr)cm-1:2937,2
860,2215,1916,1726,1635,1606,1197,817,807.5 元素分析:C=70.2%(70.56),H=6.9%(7.02)
毎分2℃の降温状態において、82℃で等方相液体状態
からネマチック相へ相転移し、75℃にて結晶相に相転
移した。また、非重合性の液晶化合物「RO−571」
(大日本インキ化学社製)に対して本発明の重合性液晶
化合物(A−1)を5重量%及び10重量%添加した組
成物の複屈折率差(Δn)をアッペ屈折率計(アタゴ社
製)で測定し、重合性液晶化合物(A−1)のΔnを外
挿したところ、0.20と高い値を示した。また120
℃の耐熱試験後も、何ら変化は認められなかった。
取り付けた4つ口フラスコ内に(実施例1)の中間体
(c)4.2g、2−(4―ブロモフェニル−4'−フ
ェノキシ)テトラヒドロ2H−ピラン7.2g、テトラ
キストリフェニルフォスフィンパラジウム250mg、
ヨウ化銅82mg、トリエチルアミン15ml、DMF
50mlを仕込み撹拌した。次いでフラスコを90℃に
加熱し4時間反応させた。反応終了後、飽和食塩水で反
応液を洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し、
シリカゲルカラムにより精製し中間体(f)を8g得
た。
スコに中間体(f)4.0g、テトラヒドロフラン20
mlを仕込み撹拌した。次いで1/10N塩酸水溶液を
1ml滴下し30分撹拌した。反応液に酢酸エチル10
0mlを加え、純水、飽和食塩水で洗浄し硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラムにより
精製を行い、シロキサン結合及びトラン骨格を有する中
間体(g)を2.8g得た。
計を取り付けた4つ口フラスコ内に中間体(g)2.8
g、炭酸カリウム3.4g、DMF50mlを仕込み、
25℃で1時間撹拌した。次いで6−ブロヘキシルアク
リレート1.9gのDMF溶液を滴下した。滴下終了
後、フラスコを100℃に保ち4時間撹拌させ反応を完
結させた。反応終了後、純水、飽和食塩水で洗浄し有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し、シリ
カゲルカラムにより精製し、下式で表される白色結晶の
重合性液晶化合物(A−2)を3.0g得た。
00cm-1のフェノール性水酸基の吸収が消失してお
り、完全にエーテル化されていることを確認した。
ホルム):δ:7.46-7.30(16H),7.06(4H),6.82(4H),6.3
2(2H),6.03(2H),5.72(2H),4.07(4H),3.94(4H),2.59-2.4
9(4H),1.76-1.72(4H),1.69-1.66(4H),1.44-1.36(8H),0.
80(4H),0.00
δ:165.8,158.5,145,139.131.1,130.1,128.2,127.5,11
4.4,88.3,68.8,64.8,29.0,28.6,28.1,25.3,25.2,19.6 赤外吸収スペクトル(IR)(KBr)cm-1:2937,2
860,2215,1916,1726,1635,1606,1197,817,807.5 元素分析:C=78.2%(79.00),H=7.2%(7.43)
毎分2℃の降温状態において、189℃で等方相液体状
態からスメクチック相へ相転移を行い、88℃にて結晶
相に相転移した。また、非重合性の液晶化合物「RO−
571」(大日本インキ化学社製)に対して本発明の重
合性液晶化合物(A−2)を5重量%及び10重量%添
加した組成物の複屈折率差(Δn)をアッペ屈折率計
(アタゴ社製)で測定し、重合性液晶化合物(A−2)
のΔnを外挿したところ、0.30と高い値を示した。
また120℃の耐熱試験後も何ら変化は認められなかっ
た。
取り付けた4つ口フラスコに4−ブロモスチレン27.
6g、ヘキサクロロ白金酸六水和物を84mg、トルエ
ン50mlを仕込み80℃に加熱した。次いで1,1,
3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン15gを
滴下した。滴下終了後フラスコを100℃に保ち3時間
撹拌した。反応終了後、飽和食塩水で反応液を洗浄し硫
酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し中間体(h)を得
た。
つ口フラスコに中間体(h)10g3−メチル−1−ブ
チン−3オール3.2g、テトラキストリフェニルフォ
スフィンパラジウム440mg、ヨウ化銅140mg、
トリエチルアミン10ml、DMF50mlを仕込み撹
拌した。次いでフラスコを90℃に加熱し3時間反応さ
せた。反応終了後、飽和食塩水で反応液を洗浄し硫酸ナ
トリウムで乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラム
により精製して中間体(i)を6g得た。
付けた4つ口フラスコ内に上記で合成した中間体(i)
5.4g、トルエン50ml、水酸化カリウム200m
gを仕込み、フラスコを120℃に加熱しトルエンを3
時間還流させた。その後、反応液を濾過し濾液を飽和食
塩水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し
て、シリカゲルカラムにより精製しアセチレン基を有す
る中間体(j)を2.2g得た。
つ口フラスコ内に中間体(j)2.2g、2−(4―ブ
ロモ−2−フルオロフェニル−4'−フェノキシ)テト
ラヒドロ2H−ピラン3.4g、テトラキストリフェニ
ルフォスフィンパラジウム110mg、ヨウ化銅36m
g、トリエチルアミン10ml、DMF30mlを仕込
み撹拌した。次いでフラスコを90℃に加熱し4時間反
応させた。反応終了後、塩酸飽和食塩水で反応液を洗浄
し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し、シリカゲル
カラムにより精製して中間体(k)を5g得た。
スコに中間体(k)5g、テトラヒドロフラン20ml
を仕込み撹拌した。次いで1/10N塩酸水溶液を1m
l滴下し30分撹拌した。反応液に酢酸エチル100m
lを加え、純水、飽和食塩水で洗浄し硫酸ナトリウムで
乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラムにより精製
し、シロキサン結合及びトラン骨格を有する中間体
(l)を3g得た。
計を取り付けた4つ口フラスコ内に中間体(l)3.0
g、炭酸カリウム3g、DMF30mlを仕込み、25
℃で1時間撹拌した。次いで6−ブロヘキシルアクリレ
ート1.8gのDMF溶液を滴下した。滴下終了後、フ
ラスコを100℃に保ち4時間撹拌させ反応を完結させ
た。反応終了後、純水、飽和食塩水で洗浄し有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲ
ルカラムにより精製し、下式で表される白色結晶の重合
性液晶化合物(A−3)を2.2g得た。
〜3600cm-1のフェノール性水酸基の吸収が消失し
ており、完全にエーテル化されていることを確認した。
ホルム):δ:7.38-7.33(8H),7.28-7.17(6H),7.06(4
H),6.85(4H),6.30(2H),6.01(2H),5.68(2H),4.06(4H),3.
88(2H), 2.55(4H),1.70(4H),1.58(4H),1.42-1.33(8H),
0.8(4H)
δ:166.0,136.2,130.0,127.7,120,114.3,67.6,64.3,2
8.9, 28.3,25.8 赤外吸収スペクトル(IR)(KBr)cm-1:2932,2
860,2215,1734,1634,1606,1197,817,807.5 元素分析:C=70.1%(71.3),H=6.86%(6.70)
毎分2℃の降温状態において、118℃で等方相液体状
態からネマチック相へ相転移を行い、108℃にてネマ
チック相状態からスメクチック相に相転移を行い、72
℃にて結晶相に相転移した。また、非重合性の液晶化合
物「RO−571」(大日本インキ化学社製)に対して
本発明の重合性液晶化合物(A−3)を5重量%及び1
0重量%添加した組成物の複屈折率差(Δn)をアッペ
屈折率計(アタゴ社製)で測定し、重合性液晶化合物
(A−3)のΔnを外挿したところ、0.31と高い値
を示した。また120℃の耐熱試験後も、何ら変化は認
められなかった。
取り付けた4つ口フラスコに4−アリル−2−メトキシ
フェノール24.8g、ヘキサクロロ白金酸六水和物を
84mg、トルエン50mlを仕込み80℃に加熱し
た。次いで1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリ
シロキサン15gを滴下した。滴下終了後フラスコを1
00℃に保ち3時間撹拌した。反応終了後、飽和食塩水
で反応液を洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去
して中間体(m)を得た。
た4つ口フラスコに、アクリル酸27g、2−(4−ヒ
ドロキシフェニル)エチルアルコール40g、p−トル
エンスルホン酸1.3g、ハイドロキノン100mg、
トルエン150mlを仕込み、80℃にて均一に溶解さ
せた。その後、フラスコを90℃に加熱して真空ポンプ
で350mmHgに減圧し4時間反応させた。更にフラ
スコを100℃に加熱後、減圧度を100mmHgして
反応を完結させた。反応終了後、純水、飽和食塩水で反
応液を洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し、
シリカゲルカラムにより精製して中間体(n)を24g
得た。
つ口フラスコ内にトランス1,4−シクロヘキサンカル
ボン酸12.8g、ドータイトWSC(同仁化学研究所
製)15.3g、ジメチルアミノピリジン1.0g、ジ
クロロメタン350mlを仕込み撹拌した。フラスコを
5℃以下に保ち、中間体(n)15gのジクロロメタン
溶液を滴下した。滴下終了後にフラスコを室温に戻して
6時間撹拌して反応を終了した。反応液を1/10N塩
酸溶液及び飽和食塩水で反応液を洗浄し硫酸ナトリウム
で乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラムにより精
製しアクリル基とカルボキシル基を有する中間体(o)
を24g得た。
つ口フラスコ内に中間体(m)10.7g、ドータイト
WSC(同仁化学研究所製)7.7g、ジメチルアミノ
ピリジン0.5g、ジクロロメタン250mlを仕込み
撹拌した。フラスコを5℃以下に保ち、中間体(o)1
3.8gのジクロロメタン溶液を滴下した。滴下終了後
にフラスコを室温に戻して6時間撹拌して反応を終了し
た。反応液を1/10N塩酸溶液及び飽和食塩水で反応
液を洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ溶媒を溜去し、シ
リカゲルカラムにより精製し、下式で表される白色結晶
の重合性液晶化合物(A−4)を8.2g得た。
〜3600cm-1のフェノール性水酸基の吸収が消失し
ており、完全にエステル化されていることを確認した。
ホルム):δ:7.26(8H),7.17(2H),7.02(4H),6.45(2H),
6.1(2H),5.8(2H),4.36(4H),3.80(6H),2.98(4H),2.58(4
H), 2.55(4H),2.27(8H),1.70-1.58(12H),0.8(4H)
δ:166.0,154.0,136.2,130.0,128.3,127.7,120,114.3,
67.6,64.3,42.3,34.4,28.9, 28.3,25.8 赤外吸収スペクトル(IR)(KBr)cm-1:2935,2
862,1734,1634,1606,1199,817,808 元素分析:C=63.1%(64.4),H=6.99%(7.09)
毎分2℃の降温状態において、105℃で等方相液体状
態からネマチック相へ相転移を行い、70℃にて結晶相
に相転移した。また、非重合性の液晶化合物「RO−5
71」(大日本インキ化学社製)に対して本発明の重合
性液晶化合物(A−4)を5重量%及び10重量%添加
した組成物の複屈折率差(Δn)をアッペ屈折率計(ア
タゴ社製)で測定し、重合性液晶化合物(A−4)のΔ
nを外挿したところ、0.17を示した。また120℃
の耐熱試験後も、何ら変化は認められなかった。
ラスコに、ヒドロキノン15.2g、炭酸カリウム57
g、DMF300mlを入れ室温で1時間撹拌した。次
いで、6−ブロモ1−ヘキサノール25gのDMF溶液
を滴下した。滴下終了後フラスコを100℃に保ち5時
間撹拌させ反応を終了させた。反応液に塩化メチレンを
加え、純水、飽和食塩水で反応液を洗浄し硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラムにより
精製し中間体(p)を30g得た。
フラスコに、アクリル酸5.7g、中間体(p)11
g、触媒としてp−トルエンスルホン酸0.3g、重合
禁止剤としてハイドロキノン 10mg、トルエン25
0mlを仕込み、80℃で均一に溶解させた。その後、
フラスコを90℃に加熱して真空ポンプで350mmH
gに減圧し4時間反応させた。更にフラスコを100℃
に加熱後、減圧度を100mmHgして反応を完結させ
た。終了後、純水、飽和食塩水で反応液を洗浄し硫酸ナ
トリウムで乾燥させ溶媒を溜去して、シリカゲルカラム
により精製して中間体(q)を6g得た。
つ口フラスコ内にトランス−1,4−シクロヘキサンカ
ルボン酸2.0g、ドータイトWSC(同仁化学研究所
製)5g、ジメチルアミノピリジン0.3g、ジクロロ
メタン250mlを仕込み撹拌した。フラスコを5℃以
下に保ち、中間体(q)6gのジクロロメタン溶液を滴
下した。滴下終了後にフラスコを室温に戻し6時間撹拌
して反応を終了した。反応液を1/10N塩酸溶液及び
飽和食塩水で反応液を洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ
溶媒を溜去して、シリカゲルカラムにより精製し、下式
で表される白色結晶の重合性液晶化合物(B−1)を1
0g得た。
00cm-1のフェノール性水酸基の吸収が消失してお
り、完全にエステル化されていることを確認した。
ホルム):δ; 6.9(4H),6.8(4H),6.3(2H),6.0(2H),5.8
(2H),4.26(4H),3.90(4H),2.5(2H),2.3(4H), 1.86-1.67
(4H),1.50-1.40(10H)
δ:166.0,153.1,130.0,128.7,120,72.0,68.9,64.6,29.
0,28.6,25.8,23 赤外吸収スペクトル(IR)(KBr)cm-1:2930,2
870,1746,1716,1635,1508,810 元素分析:C=67.9%(68.6),H=7.20%(7.28)
毎分2℃の降温状態において、124℃で等方相液体状
態からネマチック相へ相転移を行い、113℃にてネマ
チック相状態からスメクチック相に相転移を行い、10
2℃にて結晶相に相転移した。また非重合性の液晶化合
物「RO−571」(大日本インキ化学社製)に対して
本発明の重合性液晶化合物(B−1)を5重量%及び1
0重量%添加した組成物の複屈折率差(Δn)をアッペ
屈折率計(アタゴ社製)で測定し、重合性液晶化合物
(B−1)のΔnを外挿したところ、0.15を示し
た。
合物(A−2)30部、本発明以外の重合性液晶化合物
として、46℃で等方相液体からネマチック相へ相転移
を行い5℃で結晶相に相転移し、複屈折率差が0.15
であり
(大日本インキ化学社製)を70部、及び重合開始剤と
して「イルガキュアー651」(チバスペシャリティー
ケミカル社製)2重量部を混合した重合性液晶組成物を
調整した。この組成物は毎分2℃の降温状態において、
74℃で等方相液体状態からネマチック相へ相転移を行
い20℃にてネマチック相状態からスメクチック相に相
転移を行い10℃にて結晶相に相転移した。複屈折率差
(Δn)をアッペ屈折率計(アタゴ社製)で測定したと
ころ0.19を示した。
イミド配向膜が形成されている厚さ20μmのガラスセ
ルに、上記重合性組成物を等方相状態で注入後、400
W/m2の紫外線を室温で60秒照射して光学異方体を
作製した。ラマン散乱測定による配向度の測定により、
この光学異方体は均一なホモジニアス配向を維持してお
り120℃での耐熱性試験でも何ら問題がなかった。
合物(A−3)30部、本発明以外の重合性液晶化合物
「UCL−001」(大日本インキ化学社製)70部、
及び重合開始剤として「イルガキュアー651」(チバ
スペシャリティーケミカル社製)2重量部を混合した重
合性液晶組成物を調製した。この組成物は毎分2℃の降
温状態において、62℃で等方相液体状態からネマチッ
ク相へ相転移を行い10℃にてネマチック相状態からス
メクチック相に相転移を行い0℃にて結晶相に相転移し
た。複屈折率差(Δn)をアッペ屈折率計(アタゴ社
製)で測定したところ0.20を示した。
イミド配向膜が形成されている厚さ20μmのガラスセ
ルに、上記重合性組成物を等方相状態で注入後、400
W/m2の紫外線を室温で60秒照射して光学異方体を
作製した。ラマン散乱測定による配向度の測定により、
この光学異方体は均一なホモジニアス配向を維持してお
り、120℃での耐熱性試験でも何ら問題がなかった。
合物(A−3)50部、非重合性化合物として、64℃
で等方相液体からネマチック相へ相転移を行い−10℃
で結晶相に相転移し、複屈折率差が0.22であり、
71」(大日本インキ化学社製)50部、及び重合開始
剤として「イルガキュアー651」(チバスペシャリテ
ィーケミカル社製)2重量部を混合した重合性液晶組成
物を調製した。この組成物は毎分2℃の降温状態におい
て、80℃で等方相液体状態からネマチック相へ相転移
を行い7℃にて結晶相に相転移した。複屈折率差(Δ
n)をアッペ屈折率計(アタゴ社製)で測定したところ
0.26を示した。
イミド配向膜が形成されている厚さ20μmのガラスセ
ルに、上記重合性組成物を等方相状態で注入後、400
W/m2の紫外線を室温で60秒照射して光学異方体を
作製した。ラマン散乱測定による配向度の測定により、
この光学異方体は均一なホモジニアス配向を維持してい
た。
合物(B−1)30部、本発明以外の重合性液晶化合物
「UCL−001」(大日本インキ化学社製)70部、
及び重合開始剤として「イルガキュアー651」(チバ
スペシャリティーケミカル社製)2重量部を混合した
が、溶解させることが出来なかった。
物「UCL−001」(大日本インキ化学社製)50
部、非重合性のシアノ系液晶混合物「RO−571」
(大日本インキ化学社製)50部、及び重合開始剤とし
て「イルガキュアー651」(チバスペシャリティーケ
ミカル社製)2重量部を混合した重合性液晶組成物を調
製した。この組成物は毎分2℃の降温状態において、4
5℃で等方相液体状態からネマチック相へ相転移を行い
0℃にて結晶相に相転移した。複屈折率差(Δn)をア
ッペ屈折率計(アタゴ社製)で測定したところ0.18
を示した。
イミド配向膜が形成されている厚さ20μmのガラスセ
ルに、上記重合性組成物を等方相状態で注入後、400
W/m2の紫外線を室温で60秒照射して光学異方体を
作製した。この光学異方体はラマン散乱測定により配向
が大きく低下し、白く散乱した硬化膜であった。
晶性を示し、熱安定性が優れると共に良好な溶解性、大
きな複屈折率差を有する新規な重合性液晶化合物、該重
合性液晶化合物を含む重合性組成物、及びそれらを用い
た光学異方体を提供する。
Claims (10)
- 【請求項1】 下記の一般式(I)で表される重合性液
晶化合物。一般式(I) 【化1】 (式中、Xは重合性基を表し、Y1,Y2及びY5は同一
又は異なって、単結合、−CnH2n−、−CnH2nO−、
−OCnH2n−、−(C2H4O)n−、−(OC2H4)n
−、−(C3H6O)n−、−(OC3H6)n−、−CnH
2nCOO−、−OOCCnH2n−、−CnH2nOOC−、
又は−COOCnH2n−のいずれかを表し、nは1〜2
0までの整数、環A〜C及びA'〜C'は各々独立に、下
記の環のいずれかを表し、 【化2】 a、bは0〜2の整数、R1〜R6は水素原子、ハロゲン
原子、シアノ基、炭素原子数1〜20のアルキル基、ア
ルコキシ基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、フル
オロアルキル基、又はフルオロアルコキシ基を表し、Y
3及びY4は、それぞれ独立に、単結合、−CH2CH
2−、−CH2O−、−COO−、−OCO−、−C≡C
−、−CH=CH−、−CF=CF−、−(CH2)
4−、−(CH2)6−、−CH2CH2CH2O−、又は−
CH2=CHCH2CH2を表し、cが1〜10の整数を
表す) - 【請求項2】 一般式(I)のXが、(メタ)アクリレ
ート基である、請求項1に記載の重合性液晶化合物。 - 【請求項3】 一般式(I)のY1、Y2及びY5が同一又
は異なって、−CnH2 n−、−CnH2nO−、−OCnH
2n−であり、nは1〜20までの整数である、請求項1
又は2に記載の重合性液晶化合物。 - 【請求項4】 一般式(I)のY3及びY4がそれぞれ独
立的に、単結合、又は−C≡C−である請求項1〜3の
いずれか一つに記載の重合性液晶化合物。 - 【請求項5】 一般式(I)の環A〜C及びA'〜C'の
何れか一つ以上が、 【化3】 (式中のFはフッ素原子、mは1〜3までの整数、pは
1〜3までの整数を表す)で表される、いずれかの芳香
族基である請求項1〜4のいずれか一つに記載の重合性
液晶化合物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一つに記載の重
合性液晶化合物の1つ以上を含む重合性液晶組成物。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一つに記載の重
合性液晶化合物の1つ以上と、それら以外の重合性化合
物とを含む重合性液晶組成物。 - 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか一つに記載の重
合性液晶化合物の1つ以上と、それら以外の重合性液晶
化合物とを含む重合性液晶組成物。 - 【請求項9】 請求項1〜5のいずれか一つに記載の重
合性液晶化合物からなる光学異方体。 - 【請求項10】 請求項6〜8のいずれか一つに記載の
重合性液晶組成物からなる光学異方体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064846A JP4770038B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 重合性液晶化合物、及び光学異方体 |
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---|---|---|---|
JP2001064846A JP4770038B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 重合性液晶化合物、及び光学異方体 |
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