JP2002264996A - 炭酸飲料の製造装置 - Google Patents
炭酸飲料の製造装置Info
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- JP2002264996A JP2002264996A JP2001068619A JP2001068619A JP2002264996A JP 2002264996 A JP2002264996 A JP 2002264996A JP 2001068619 A JP2001068619 A JP 2001068619A JP 2001068619 A JP2001068619 A JP 2001068619A JP 2002264996 A JP2002264996 A JP 2002264996A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少数本の容器入り炭酸飲料の製造に、飲料原
液や水の無駄の発生をなくし、少数本の容器入り炭酸飲
料の製造が低コストで行える容器入り炭酸飲料の製造装
置を提供する。 【解決手段】 冷蔵容器１内に、飲料原液の収納容器２
と、飲料原液と外部から供給される炭酸ガスの気液混合
器４及び、上記飲料原液の収納容器２及び炭酸ガスボン
ベ３と気液混合器４を接続する配管６、７とをそれぞれ
収納し、上記冷蔵容器１の内部において、気液混合器４
の下部出口１７に炭酸飲料の充填容器２８を着脱自在に
接続するようにし、収納したこれらを冷却することがで
きるようになっている。
液や水の無駄の発生をなくし、少数本の容器入り炭酸飲
料の製造が低コストで行える容器入り炭酸飲料の製造装
置を提供する。 【解決手段】 冷蔵容器１内に、飲料原液の収納容器２
と、飲料原液と外部から供給される炭酸ガスの気液混合
器４及び、上記飲料原液の収納容器２及び炭酸ガスボン
ベ３と気液混合器４を接続する配管６、７とをそれぞれ
収納し、上記冷蔵容器１の内部において、気液混合器４
の下部出口１７に炭酸飲料の充填容器２８を着脱自在に
接続するようにし、収納したこれらを冷却することがで
きるようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、炭酸飲料の製造
装置、特に、テスト的に数本から数十本程度の容器入り
炭酸飲料を作るのに適した容器入り炭酸飲料の製造装置
に関する。
装置、特に、テスト的に数本から数十本程度の容器入り
炭酸飲料を作るのに適した容器入り炭酸飲料の製造装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】容器入り炭酸飲料の製造において、新た
な商品の開発の過程等で、数本から数十本程度の少数の
容器入り炭酸飲料をテスト的又はサンプルとして作る必
要がある。
な商品の開発の過程等で、数本から数十本程度の少数の
容器入り炭酸飲料をテスト的又はサンプルとして作る必
要がある。
【０００３】従来、少数の容器入り炭酸飲料を作る場合
も、量産設備を使用していた。
も、量産設備を使用していた。
【０００４】ところで、容器入り炭酸飲料の量産設備
は、容量の大きな飲料原液収納容器と炭酸ガスボンベ及
び飲料原液と炭酸ガスの気液混合器とを配管で接続し、
常温では飲料原液と炭酸ガスが混合しにくいため、飲料
原液収納容器と飲料原液等を個々に冷却する構造になっ
ている。
は、容量の大きな飲料原液収納容器と炭酸ガスボンベ及
び飲料原液と炭酸ガスの気液混合器とを配管で接続し、
常温では飲料原液と炭酸ガスが混合しにくいため、飲料
原液収納容器と飲料原液等を個々に冷却する構造になっ
ている。
【０００５】上記のような量産設備は、飲料原液と炭酸
ガスの混合が行えるようになるまで、冷えた飲料原液や
水を流すことにより設備全体の温度を下げ、飲料原液と
炭酸ガスの混合が十分に行えるようにしたのち、充填容
器内に炭酸飲料を充填するようにしている。
ガスの混合が行えるようになるまで、冷えた飲料原液や
水を流すことにより設備全体の温度を下げ、飲料原液と
炭酸ガスの混合が十分に行えるようにしたのち、充填容
器内に炭酸飲料を充填するようにしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような飲
料原液等を流して行う冷却のための前処理工程は、設備
全体の温度を下げるために飲料原液や水が余分に必要と
なり、数本から数十本程度の少数の容器入り炭酸飲料を
作る場合には、飲料原液や水の無駄が多くなり、テスト
的又はサンプルとして作る少数本の容器入り炭酸飲料の
製造コストを高騰させる原因になっている。
料原液等を流して行う冷却のための前処理工程は、設備
全体の温度を下げるために飲料原液や水が余分に必要と
なり、数本から数十本程度の少数の容器入り炭酸飲料を
作る場合には、飲料原液や水の無駄が多くなり、テスト
的又はサンプルとして作る少数本の容器入り炭酸飲料の
製造コストを高騰させる原因になっている。
【０００７】そこで、この発明の課題は、テスト的又は
サンプルとして作る少数本の容器入り炭酸飲料の製造
に、飲料原液や水の無駄の発生をなくし、少数本の容器
入り炭酸飲料の製造が低コストで行える炭酸飲料の製造
装置を提供することにある。
サンプルとして作る少数本の容器入り炭酸飲料の製造
に、飲料原液や水の無駄の発生をなくし、少数本の容器
入り炭酸飲料の製造が低コストで行える炭酸飲料の製造
装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、内部が冷却される冷蔵容器内
に、飲料原液の収納容器と、飲料原液と炭酸ガスの気液
混合器と、上記飲料原液の収納容器と気液混合器を接続
し、飲料原液を気液混合器に供給する配管と、炭酸ガス
ボンベと気液混合器を接続し、炭酸ガスボンベの炭酸ガ
スを気液混合器に供給する配管とをそれぞれ収納し、上
記冷蔵容器の内部において、気液混合器の下部出口に炭
酸飲料の充填容器を着脱自在に接続するようにした構成
を採用したものである。
するため、この発明は、内部が冷却される冷蔵容器内
に、飲料原液の収納容器と、飲料原液と炭酸ガスの気液
混合器と、上記飲料原液の収納容器と気液混合器を接続
し、飲料原液を気液混合器に供給する配管と、炭酸ガス
ボンベと気液混合器を接続し、炭酸ガスボンベの炭酸ガ
スを気液混合器に供給する配管とをそれぞれ収納し、上
記冷蔵容器の内部において、気液混合器の下部出口に炭
酸飲料の充填容器を着脱自在に接続するようにした構成
を採用したものである。
【０００９】上記飲料原液の収納容器と気液混合器は、
ポンプを備えた配管で接続し、飲料原液をポンプで気液
混合器内に上部から供給し、炭酸ガスが充填された気液
混合器内で飲料原液を多段の混合部材に沿って流下させ
ることで、飲料原液と炭酸ガスの混合を行う。
ポンプを備えた配管で接続し、飲料原液をポンプで気液
混合器内に上部から供給し、炭酸ガスが充填された気液
混合器内で飲料原液を多段の混合部材に沿って流下させ
ることで、飲料原液と炭酸ガスの混合を行う。
【００１０】また、飲料原液と炭酸ガスの混合に必要な
設備の全てを内部が冷却される冷蔵容器内に収納するこ
とにより、始動時から飲料原液と炭酸ガスの混合が行え
るように設備全体を冷却でき、飲料原液等を流して行う
冷却のための前処理工程が不要になり、少数本の容器入
り炭酸飲料の製造が低コストで行える。
設備の全てを内部が冷却される冷蔵容器内に収納するこ
とにより、始動時から飲料原液と炭酸ガスの混合が行え
るように設備全体を冷却でき、飲料原液等を流して行う
冷却のための前処理工程が不要になり、少数本の容器入
り炭酸飲料の製造が低コストで行える。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【００１２】図示のように、この発明の容器入り炭酸飲
料の製造装置は、冷蔵容器１の外部適所に炭酸ガスボン
ベ３を設置し、上記冷蔵容器１の内部に、飲料原液の収
納容器２と、飲料原液２と炭酸ガスの気液混合器４と、
上記飲料原液の収納容器２と気液混合器４を接続し、ポ
ンプ５で飲料原液を気液混合器４に供給する配管６と、
外部の炭酸ガスボンベ３と気液混合器４を接続し、炭酸
ガスボンベ３の炭酸ガスを気液混合器４に供給する配管
７とをそれぞれ収納して形成されている。
料の製造装置は、冷蔵容器１の外部適所に炭酸ガスボン
ベ３を設置し、上記冷蔵容器１の内部に、飲料原液の収
納容器２と、飲料原液２と炭酸ガスの気液混合器４と、
上記飲料原液の収納容器２と気液混合器４を接続し、ポ
ンプ５で飲料原液を気液混合器４に供給する配管６と、
外部の炭酸ガスボンベ３と気液混合器４を接続し、炭酸
ガスボンベ３の炭酸ガスを気液混合器４に供給する配管
７とをそれぞれ収納して形成されている。
【００１３】上記冷蔵容器１は、図示省略したが、飲料
原液の収納容器２の出し入れができる開閉扉を有し、開
閉扉を閉鎖した状態で内部が密閉でき、収納した部材を
外部から目視できるように、一部または全体が透明の材
料を用いて冷蔵庫の構造に形成され、上部に設けた冷却
設備８によって内部を冷却することにより、収納した飲
料原液の収納容器２と、ポンプ５を含む配管６及び配管
７とを全て冷却することができるようになっている。
原液の収納容器２の出し入れができる開閉扉を有し、開
閉扉を閉鎖した状態で内部が密閉でき、収納した部材を
外部から目視できるように、一部または全体が透明の材
料を用いて冷蔵庫の構造に形成され、上部に設けた冷却
設備８によって内部を冷却することにより、収納した飲
料原液の収納容器２と、ポンプ５を含む配管６及び配管
７とを全て冷却することができるようになっている。
【００１４】前記飲料原液の収納容器２は、冷蔵容器１
の内部に設けた架台１ａ上に設置され、この飲料原液の
収納容器２と気液混合器４の上端を接続する配管６は、
ポンプ５を挟む上流側と下流側に開閉弁９、１０が設け
られ、ポンプ５と下流側の開閉弁１０の間に開閉弁１１
を介して接続したドレン管１２が気液混合器４の下部に
配置したドレン容器１３に臨んでいる。
の内部に設けた架台１ａ上に設置され、この飲料原液の
収納容器２と気液混合器４の上端を接続する配管６は、
ポンプ５を挟む上流側と下流側に開閉弁９、１０が設け
られ、ポンプ５と下流側の開閉弁１０の間に開閉弁１１
を介して接続したドレン管１２が気液混合器４の下部に
配置したドレン容器１３に臨んでいる。
【００１５】また、炭酸ガスボンベ３と気液混合器４の
途中を接続する配管７は、開閉弁１４を備え、この開閉
弁１４より上流側に開閉弁１５を介して接続した分岐管
１６が気液混合器４の下部出口１７に接続されている。
途中を接続する配管７は、開閉弁１４を備え、この開閉
弁１４より上流側に開閉弁１５を介して接続した分岐管
１６が気液混合器４の下部出口１７に接続されている。
【００１６】上記気液混合器４（カーボネータ）は、上
下に長い外筒１８の上端中央に飲料原液用の配管６が、
また、側面に炭酸ガス用の配管７が接続され、上部に安
全弁１９と圧力メータ２０が接続され、側面に液面ゲー
ジ２１が設けられ、その内部に複数の混合部材２２が上
下多段の配置で組み込まれ、外筒１８の下端には、中央
部に筒状の下部出口１７と、外周寄りの位置にドレンパ
イプ２３が接続され、下部出口１７とドレンパイプ２３
にはそれぞれ開閉弁２４、２５が設けられている。
下に長い外筒１８の上端中央に飲料原液用の配管６が、
また、側面に炭酸ガス用の配管７が接続され、上部に安
全弁１９と圧力メータ２０が接続され、側面に液面ゲー
ジ２１が設けられ、その内部に複数の混合部材２２が上
下多段の配置で組み込まれ、外筒１８の下端には、中央
部に筒状の下部出口１７と、外周寄りの位置にドレンパ
イプ２３が接続され、下部出口１７とドレンパイプ２３
にはそれぞれ開閉弁２４、２５が設けられている。
【００１７】上記混合部材２２は、上部山形円板２６と
下部皿形円板２７の組み合わせからなり、上部山形円板
２６の頂部に供給された飲料原液は、上部山形円板２６
の周囲に流下し、下部皿形円板２７で受けられ、この下
部皿形円板２７内を流下して底部中央の流出口から下位
の混合部材における上部山形円板２６の頂部に流出し、
このような流れを炭酸ガスの雰囲気中で混合部材２２の
数だけ繰り返して行い、これにより飲料原液と炭酸ガス
を混合するようになっている。このとき、飲料原液は冷
却されているので、飲料原液と炭酸ガスの混合が確実に
行えることになる。
下部皿形円板２７の組み合わせからなり、上部山形円板
２６の頂部に供給された飲料原液は、上部山形円板２６
の周囲に流下し、下部皿形円板２７で受けられ、この下
部皿形円板２７内を流下して底部中央の流出口から下位
の混合部材における上部山形円板２６の頂部に流出し、
このような流れを炭酸ガスの雰囲気中で混合部材２２の
数だけ繰り返して行い、これにより飲料原液と炭酸ガス
を混合するようになっている。このとき、飲料原液は冷
却されているので、飲料原液と炭酸ガスの混合が確実に
行えることになる。
【００１８】また、気液混合器４の下部出口１７の下端
には、炭酸飲料を充填する充填容器（ボトル）２８をね
じやボルト止め等の機構を用いた接続手段２９が設けら
れている。この接続手段２９に対する充填容器２８の着
脱操作は、冷蔵容器１の外部から作業者が手作業で行え
るよう、冷蔵容器１の周壁には、作業者が外部から手を
挿入して充填容器２８の着脱作業を行うと共に、充填容
器２８の出し入れのための窓孔が開閉自在に設けられ、
冷蔵容器１の透明部分により、充填容器２８の着脱作業
が目視できることになっている。
には、炭酸飲料を充填する充填容器（ボトル）２８をね
じやボルト止め等の機構を用いた接続手段２９が設けら
れている。この接続手段２９に対する充填容器２８の着
脱操作は、冷蔵容器１の外部から作業者が手作業で行え
るよう、冷蔵容器１の周壁には、作業者が外部から手を
挿入して充填容器２８の着脱作業を行うと共に、充填容
器２８の出し入れのための窓孔が開閉自在に設けられ、
冷蔵容器１の透明部分により、充填容器２８の着脱作業
が目視できることになっている。
【００１９】なお、上記した各開閉弁の開閉制御やポン
プ５の制御は、冷蔵容器１の外部から行えるようにして
おく。
プ５の制御は、冷蔵容器１の外部から行えるようにして
おく。
【００２０】この発明の容器入り炭酸飲料の製造装置
は、上記のような構成であり、冷蔵容器１の内部に飲料
原液を入れた収納容器２を収納し、気液混合器４の下部
出口１７の下端に充填容器２８を取り付け、飲料原液の
収納容器２と炭酸ガスボンベ３を配管６、７でそれぞれ
気液混合器４と接続した状態で、冷蔵容器１の開口部分
を閉じて冷却設備８を起動し、冷蔵容器１の内部を冷却
することにより、冷蔵容器１内の全ての設備や部材を冷
却する。
は、上記のような構成であり、冷蔵容器１の内部に飲料
原液を入れた収納容器２を収納し、気液混合器４の下部
出口１７の下端に充填容器２８を取り付け、飲料原液の
収納容器２と炭酸ガスボンベ３を配管６、７でそれぞれ
気液混合器４と接続した状態で、冷蔵容器１の開口部分
を閉じて冷却設備８を起動し、冷蔵容器１の内部を冷却
することにより、冷蔵容器１内の全ての設備や部材を冷
却する。
【００２１】所定の冷却状態になると、開閉弁１４を開
き、炭酸ガスボンベ３の炭酸ガスを気液混合器４内に供
給し、気液混合器４内を炭酸ガスの雰囲気にすると共
に、ポンプ５を起動して飲料原液の収納容器２に入って
いる飲料原液を気液混合器４内に上部から供給すると、
上下多段の混合部材２２に沿って流下する飲料原液は、
冷却下において、流下途中で炭酸ガスと混合することに
なり、これにより炭酸飲料となって気液混合器４内の下
部に溜まり、先ず、開閉弁１５を開くと炭酸ガスは充填
容器２８内に充填される。次に、開閉弁２４を開くと炭
酸飲料は充填容器２８に充填される。
き、炭酸ガスボンベ３の炭酸ガスを気液混合器４内に供
給し、気液混合器４内を炭酸ガスの雰囲気にすると共
に、ポンプ５を起動して飲料原液の収納容器２に入って
いる飲料原液を気液混合器４内に上部から供給すると、
上下多段の混合部材２２に沿って流下する飲料原液は、
冷却下において、流下途中で炭酸ガスと混合することに
なり、これにより炭酸飲料となって気液混合器４内の下
部に溜まり、先ず、開閉弁１５を開くと炭酸ガスは充填
容器２８内に充填される。次に、開閉弁２４を開くと炭
酸飲料は充填容器２８に充填される。
【００２２】充填容器２８内に炭酸飲料が充填されると
開閉弁２４及び１５を閉じ、接続手段２９から充填容器
２８を取り外してこの接続手段２９に新たな充填容器２
８を取り付け、再び開閉弁１５を開いて充填容器２８に
炭酸ガスが充填されると、開閉弁２４を開いて充填を行
えばよく、冷蔵容器１の外部に取り出した炭酸飲料入り
の充填容器２８は、既存の封止設備や手段を用いて口部
を封止すればよい。
開閉弁２４及び１５を閉じ、接続手段２９から充填容器
２８を取り外してこの接続手段２９に新たな充填容器２
８を取り付け、再び開閉弁１５を開いて充填容器２８に
炭酸ガスが充填されると、開閉弁２４を開いて充填を行
えばよく、冷蔵容器１の外部に取り出した炭酸飲料入り
の充填容器２８は、既存の封止設備や手段を用いて口部
を封止すればよい。
【００２３】このように、炭酸ガスボンベ３を除く、飲
料原液と炭酸ガスの混合に必要な設備や部材の全てが冷
蔵容器１の内部に収納され、これらを冷却することによ
り、飲料原液と炭酸ガスの混合に適した状態となり、飲
料原液の供給開始から炭酸ガスとの混合が可能になるの
で、各配管や気液混合器４を冷やすために冷却した飲料
原液等を予め流すような必要はなく、テスト的又はサン
プルとして作る少数本の容器入り炭酸飲料の製造におい
て飲料原液等の無駄がないので、コスト低減が可能にな
る。
料原液と炭酸ガスの混合に必要な設備や部材の全てが冷
蔵容器１の内部に収納され、これらを冷却することによ
り、飲料原液と炭酸ガスの混合に適した状態となり、飲
料原液の供給開始から炭酸ガスとの混合が可能になるの
で、各配管や気液混合器４を冷やすために冷却した飲料
原液等を予め流すような必要はなく、テスト的又はサン
プルとして作る少数本の容器入り炭酸飲料の製造におい
て飲料原液等の無駄がないので、コスト低減が可能にな
る。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、炭酸
ガスボンベを除く、飲料原液と炭酸ガスの混合に必要な
設備や部材の全てを冷蔵容器の内部に収納し、これらを
冷却することができるようにしたので、飲料原液の供給
開始からそのまま炭酸ガスとの混合が可能になり、従っ
て、テスト的又はサンプルとして作る少数本の容器入り
炭酸飲料の製造に、飲料原液等の無駄の発生をなくし、
少数本の容器入り炭酸飲料の製造が低コストで行えるこ
とになる。
ガスボンベを除く、飲料原液と炭酸ガスの混合に必要な
設備や部材の全てを冷蔵容器の内部に収納し、これらを
冷却することができるようにしたので、飲料原液の供給
開始からそのまま炭酸ガスとの混合が可能になり、従っ
て、テスト的又はサンプルとして作る少数本の容器入り
炭酸飲料の製造に、飲料原液等の無駄の発生をなくし、
少数本の容器入り炭酸飲料の製造が低コストで行えるこ
とになる。
【図１】容器入り炭酸飲料の製造装置の構造を概略的に
示す斜視図
示す斜視図
【図２】同上の気液混合器における混合部材を示す斜視
図
図
１ 冷蔵容器 ２ 飲料原液の収納容器 ３ 炭酸ガスボンベ ４ 気液混合器 ５ ポンプ ６ 配管 ７ 配管 ８ 冷却設備 ９ 開閉弁 １０ 開閉弁 １１ 開閉弁 １２ ドレン管 １３ ドレン容器 １４ 開閉弁 １５ 開閉弁 １６ 分岐管 １７ 下部出口 １８ 外筒 １９ 安全弁 ２０ 圧力メータ ２１ 液面ゲージ ２２ 混合部材 ２３ ドレンパイプ ２４ 開閉弁 ２５ 開閉弁 ２６ 上部山形円板 ２７ 下部皿形円板 ２８ 充填容器 ２９ 接続手段
Claims (1)
- 【請求項１】 内部が冷却される冷蔵容器内に、飲料原
液の収納容器と、飲料原液と炭酸ガスの気液混合器と、
上記飲料原液の収納容器と気液混合器を接続し、飲料原
液を気液混合器に供給する配管と、炭酸ガスボンベと気
液混合器を接続し、炭酸ガスボンベの炭酸ガスを気液混
合器に供給する配管とをそれぞれ収納し、上記冷蔵容器
の内部において、気液混合器の下部出口に炭酸飲料の充
填容器を着脱自在に接続するようにした炭酸飲料の製造
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001068619A JP2002264996A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 炭酸飲料の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001068619A JP2002264996A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 炭酸飲料の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002264996A true JP2002264996A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18926780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001068619A Pending JP2002264996A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 炭酸飲料の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002264996A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100840436B1 (ko) | 2007-04-30 | 2008-06-20 | 이준서 | 탄산가스 주입용 압력용기 일체형 냉장고 |
| US9033315B2 (en) | 2011-10-11 | 2015-05-19 | Flow Control Llc. | Adjustable in-line on demand carbonation chamber for beverage applications |
| JP2017081601A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | 株式会社 Ｍｔｇ | ウォーターサーバー |
| CN108185260A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-06-22 | 珠海可口可乐饮料有限公司 | 一种碳酸饮料充气装置 |
| CN109700315A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-05-03 | 康富（天津）有限公司 | 饮料机和使用其制备混气饮料的方法 |
-
2001
- 2001-03-12 JP JP2001068619A patent/JP2002264996A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100840436B1 (ko) | 2007-04-30 | 2008-06-20 | 이준서 | 탄산가스 주입용 압력용기 일체형 냉장고 |
| US9033315B2 (en) | 2011-10-11 | 2015-05-19 | Flow Control Llc. | Adjustable in-line on demand carbonation chamber for beverage applications |
| JP2017081601A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | 株式会社 Ｍｔｇ | ウォーターサーバー |
| CN108185260A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-06-22 | 珠海可口可乐饮料有限公司 | 一种碳酸饮料充气装置 |
| CN109700315A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-05-03 | 康富（天津）有限公司 | 饮料机和使用其制备混气饮料的方法 |
| CN109700315B (zh) * | 2019-01-22 | 2023-11-10 | 康富（天津）有限公司 | 饮料机和使用其制备混气饮料的方法 |
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