JP2002262673A - 既設外壁面及び屋根面等の緑化工法 - Google Patents

既設外壁面及び屋根面等の緑化工法

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JP2002262673A
JP2002262673A JP2001066094A JP2001066094A JP2002262673A JP 2002262673 A JP2002262673 A JP 2002262673A JP 2001066094 A JP2001066094 A JP 2001066094A JP 2001066094 A JP2001066094 A JP 2001066094A JP 2002262673 A JP2002262673 A JP 2002262673A
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JP
Japan
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wall surface
roof
greening
external wall
roof surface
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Application number
JP2001066094A
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English (en)
Inventor
Katsuji Tanno
勝治 丹野
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TANKATSU KK
Tankatsu Corp
Original Assignee
TANKATSU KK
Tankatsu Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/254Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Supports For Plants (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の外壁面や屋根面等の通気性及び通水性
を維持すると共に、施工個所を植物により緑化する際に
特別に緑化ユニット等を必要としない既設外壁面及び屋
根面等の緑化工法を提供するのが目的である。 【構成】 施工する建物の外壁面及び屋根面等に所定高
さを有する複数個のアタッチメントを所定間隔おいて固
定すると共に、これらの複数個のアタッチメント間に線
状体を張設して植物支持部を形成し、施工外壁面の地上
部及び施工屋根面の任意位置に蔓性植物の土壌保持部を
設置するようにした既設外壁面及び屋根面等の緑化工法
である

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設のコンクリート建
物やスレート葺き、トタン葺き建物等の外壁面及び屋根
面等を蔓性植物で緑化する工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から環境緑化の一環として建物の外
壁面や屋根面等を緑化することが行われている。例え
ば、建物の外壁面や擁壁面等を緑化する方法としては、
ブロックの適所に孔部を穿設して壁面からの突出手段の
脚部を挿入固定しておき、地上部に蔓性植物を植えてお
き、蔓性植物をブロックの適所に挿入固定した突出手段
を這うようにさせて、外壁面や擁壁面を緑化するもので
ある(特開平11-293648等)。
【0003】また、屋根面を緑化する方法として、屋根
の一般的な形状は、コンクリート製の平坦な防水屋根
と、トタン製やスレート製等の折板屋根がある。防水屋
根や傾斜した折板屋根の緑化方法は、平坦な屋根の防水
層の上に基板を固定し、この基板の上に客土を盛って緑
化する方法や、あるいは周側壁を有し平面視方形状のベ
ース板内にマット状の植物を植えた培地材を収納した複
数の緑化ユニットを互いに隣接して敷設することによ
り、平坦な屋根面や傾斜した屋根面を緑化するものであ
る(特開2000-324953、特開平7-213159等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の外壁面や擁壁面
等を緑化する方法では、蔓性植物が成長するにしたがっ
て蔓性植物の蔓部や根部が建物の外壁面や擁壁面等を這
うように活着して覆うことから、外壁面や擁壁面等の通
気性が悪くなってしまい、建物の外壁面や擁壁面等の劣
化が早まる事となる。そして、外壁面や擁壁面等の劣化
を防止する必要から、壁面を修理したり塗装し直したり
するに際して、外壁面等を覆っている成長した蔓性植物
を取り除かなければならないという課題を有していた。
【0005】上記の屋根面を緑化する方法では、植物が
屋根面上を活着して這うことはないものの、防水層の上
や折板屋根の上に通気性や通水性を有するように基板を
敷設しておき、当該基板上にトタン製やスレート製の折
板屋根の形状に適合するように緑化ユニットを形成する
必要から、屋根面の形状や大きさに合わせて緑化ユニッ
トを製造しなければならないという課題を有している。
【0006】本発明は、上記のような従来の課題を解消
し、建物の外壁面や屋根面等の通気性及び通水性を維持
すると共に、施工個所を植物により緑化する際に特別に
緑化ユニット等を必要としない既設外壁面及び屋根面等
の緑化工法を提供するのが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解消しようとするもので、次のような手段を講じた
ものである。特許を受けようとする発明は、施工する建
物の外壁面及び屋根面等に所定高さを有する複数個のア
タッチメントを所定間隔おいて固定すると共に、これら
の複数個のアタッチメント間に線状体を張設して植物支
持部を形成し、施工外壁面の地上部及び施工屋根面の任
意位置に蔓性植物の土壌保持部を設置するようにしたこ
とを特徴とする既設外壁面及び屋根面等の緑化工法であ
る。
【0008】上記発明によれば、複数個のアタッチメン
ト間に線状体を張設することにより植物支持部を形成す
るだけであるので、従来のように基板を敷設したり、植
物緑化用の緑化ユニットを必要とせず、施工する外壁面
や屋根面等の大きさに応じて緑化することが出来るもの
となる。
【0009】固定されるアタッチメントの高さとして
は、2〜3cm位の高さを維持するように取り付けるも
のである。外壁材や屋根材がトタン製やスレート製の折
板屋根等の場合、新たに当該外壁材等を桟木に固定する
際にはアタッチメントを同時に固定するようにしてもよ
い。張設する線状体としては、針金、銅線、アルミ線、
ロープ等を用いることができるが腐蝕を防止する必要性
から銅線やアルミ線であることが望ましい。蔓性植物は
アタッチメントにより外壁面や屋根面から所定の高さの
位置を這うように緑化するので、従来の緑化ユニット等
のように蔓性植物の蔓部や根部等が屋根面等に活着する
ことがないので、建物の外壁面や屋根面等の通気性及び
通水性を維持することができる。
【0010】蔓性植物を植える土壌保持部は、内部に防
水措置を施した函体に形成されており、内部で蔓性植物
を保持すると共に、土壌や液肥などが挿入されている。
外壁面等に設置する場合には外壁面に接する下部に設置
するものであり、屋根面に設置する場合には適宜の間隔
を置いて設置されるものであり、例えば1〜2m置きに
設置することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明すると、図1は既設外壁面及び屋根面等の緑化
工法の外観を示す斜視図であり、図2は既設外壁面に施
工した状態を示す側断面図であり、図3は既設屋根面に
施工した状態を示す側断面図であり、図4は施工状態の
拡大断面図である。
【0012】図において、1は建物の施工面であり、1
aはその外壁面であり、1bは同建物の屋根面である。
これら建物の施工面1の外壁面1aがコンクリート壁で
ある場合には、ボルト2を接着して所定高を有する複数
個のアタッチメント3,3,…を固定する。アタッチメ
ント3は施工面1に対して所定間隔を置いて固定するの
であるが、例えば50cm〜100cm置きに固定する
ことができるが、施工面1の範囲において自在に施工す
るものである。施工面1の外壁面1aがトタン葺きやス
レート葺きの壁面である場合には、これらの壁面を固定
しているボルトにアタッチメント3を固定するようにし
てもよい。
【0013】固定した複数個のアタッチメント3,3,
…の間に針金、銅線、アルミ線、ロープ等の線状体4を
張設して植物支持部5を形成する。風雨による線状体4
の腐蝕を防止する必要性を考慮した場合には、銅線やア
ルミ線などを用いるのが良い。また、施工面1に対して
木模様や動物模様等のようにデザイン的に緑化しようと
する場合には、植物支持部5を形成するアタッチメント
3の固定位置を当該デザイン模様に応じて任意に変化さ
せることができる。
【0014】施工面1の地上部1cには、蔓性植物の土
壌保持部6を設置するのであるが、当該土壌保持部6
は、内部が防水構造に形成されており、蔓性植物7を植
栽して置き、必要な養分や土壌が混入されている。蔓性
植物7としては、植物支持部5の線状体4を這うような
蔦類や葛類などの植物が適している。
【0015】
【発明の効果】特許を受けようとする発明は、施工する
建物の外壁面及び屋根面等に所定高さを有する複数個の
アタッチメントを所定間隔おいて固定すると共に、これ
らの複数個のアタッチメント間に線状体を張設して植物
支持部を形成し、施工外壁面の地上部及び施工屋根面の
任意位置に蔓性植物の土壌保持部を設置するようにした
ことを特徴とする既設外壁面及び屋根面等の緑化工法で
ある。
【0016】複数個のアタッチメント間に線状体を張設
することにより植物支持部を形成するだけであるので、
従来のように基板を敷設したり、植物緑化用の緑化ユニ
ットを必要とせず、施工する外壁面や屋根面等の大きさ
に応じて緑化することが出来るものとなる。
【0017】また、従来の緑化ユニット等のように蔓性
植物の蔓部や根部等が屋根面等に活着することがないの
で、建物の外壁面や屋根面等の通気性及び通水性を維持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る既設外壁面及び屋根面等の緑化
工法により既設建物の外観を示す斜視図である。
【図2】 既設外壁面に施工した状態を示す側断面図で
ある。
【図3】 既設屋根面に施工した状態を示す側断面図で
ある。
【図4】 施工状態の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 施工面 3 アタッチメント 4 線状体 5 植物支持部 6 土壌保持部 7 蔓性植物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施工する建物の外壁面及び屋根面等に所
    定高さを有する複数個のアタッチメントを所定間隔おい
    て固定すると共に、これらの複数個のアタッチメント間
    に線状体を張設して植物支持部を形成し、施工外壁面の
    地上部及び施工屋根面の任意位置に蔓性植物の土壌保持
    部を設置するようにしたことを特徴とする既設外壁面及
    び屋根面等の緑化工法。
JP2001066094A 2001-03-09 2001-03-09 既設外壁面及び屋根面等の緑化工法 Pending JP2002262673A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007215516A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 S X L Corp 壁面緑化構造体
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JP2010138604A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Shikoku Chem Corp 壁面緑化パネル取付装置および壁面緑化パネル

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