JP2002262458A - 気象予測情報を利用した電力供給システム - Google Patents

気象予測情報を利用した電力供給システム

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JP2002262458A
JP2002262458A JP2001058265A JP2001058265A JP2002262458A JP 2002262458 A JP2002262458 A JP 2002262458A JP 2001058265 A JP2001058265 A JP 2001058265A JP 2001058265 A JP2001058265 A JP 2001058265A JP 2002262458 A JP2002262458 A JP 2002262458A
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Junichi Miyake
淳一 三宅
Nobuhiro Tsuchiya
伸弘 土屋
Kenta Otake
健太 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自然エネルギー電源の優れた機能を発揮できる
電力供給システムを提供する。 【解決手段】自然エネルギーマーケッター事業者は自然
エネルギーによる分散電源発電業者とそれ以外の発電業
者から電力を購入または仲介して、自然エネルギーによ
る電力を優先的に購入する複数の需要家に電力を供給す
る電力供給システムであって、システム全体を制御し購
入する電力量と需要家に供給する電力量を制御する需要
供給制御装置2と、この需要供給制御装置2に制御され
各種自然エネルギー分散電源3を個別に制御する個別分
散電源監視制御装置4と、需要供給制御装置2に制御さ
れ自然エネルギー以外からの買電量を決める買電決定制
御装置5と、需要供給制御装置2に制御され外部の気象
情報を取り込む気象予測情報処理装置7と、需要供給制
御装置2、需要家および発電業者間の通信を可能にする
通信手段9とを有する気象予測情報を利用した電力供給
システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気象予測情報を利用
した電力供給システムに係わり、特に、気象予測情報を
利用し最適な自然エネルギー電源を選択的に活用するよ
うにした気象予測情報を利用した電力供給システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的小型の分散電源による電力
供給が増加傾向にあり、特に自然エネルギーを利用した
風力、太陽光、マイクロ水力などが地球環境上から、ま
た、電力会社におけるグリーンエネルギー制度の推進か
らも、今後益々増加する。
【0003】電力自由化促進の動きの中で、地方自治体
や独立した民間の小規模発電業者が今後自然エネルギー
をベースにした発電事業に乗り出し、これらを仲介して
需要家に電力を供給する自然エネルギーマーケッター事
業者(例えばブローカ、アグリゲータ、コーディネータ
等)が出てくる可能性が高い。自然エネルギー利用の発
電システムは、クリーンエネルギーとして、かつ燃料が
不要である等の絶対的な長所を有するが、自然現象を利
用するため、気象条件によりその発電量が大きく左右さ
れ、不安定である。
【0004】そのために電力単価等で見た経済性と供給
の安定性に欠けることが欠点であり、自然エネルギー利
用の発電システムの普及と本格的事業への参入を難しく
しており、電力系統の中でこの自然現象による変動の影
響を極力小さくさせることが必要である。
【0005】また、自然エネルギーを利用する発電シス
テムにおいては、大規模な水力発電システムを除けば、
小規模なエネルギーとして各地に分散して設置されるた
め、それぞれが独立した分散エネルギーとして利用さ
れ、最終的には大規模電力の供給システムの中で吸収さ
れてしまうケースが多く、必ずしも、その優れた機能を
十分に発揮できているとは言い難い。
【0006】そこで、自然エネルギー電源の優れた機能
を発揮できる電力供給システムが要望されている。
【0007】一方、自然現象の予測については、特に気
象学における科学技術の発達により、従来に比して非常
に精度の高い予測が可能となってきた。現在では、気象
観測・予報の技術発達や、計算機・通信システムの進歩
により精密な数値予報を基に、時間的、空間的にきめ細
かな予測ができるようになっている。
【0008】例えば、気象庁では1996年3月にCO
METS(気象資料総合処理システム)を改良し、全国
を20km四方毎に、3時間毎の気象状態を24時間先
まで予報(天気、降水量、気温、最高温度、最低温度)
を発表、RSM(Regional Spectra1
Model)新領域モデルとしてコンピュータによる
力学計算を行っている。
【0009】地上の高度としても、地上から上空まで3
6層に分け予測ができ、局地気象予測解析の精度は、3
時間先までの短時間予報の的中率はほぼ100%に近く
なっている。これらのデータは気象庁からのみならず、
世界各国の公的機関および民間の気象情報会社からも、
各種通信システムにより入手できる状況にある。
【0010】また、風力発電の局地気象解析のためにデ
ンマークで開発されたWASP(Wind Atlas
and Analysis Programme)の
方法があり、実際に利用されている。さらに、国内でも
いくつかのシミュレーションモデルが開発されつつあ
る。
【0011】従って、これらの技術を気象予測システム
として集めて分析し、気象条件により大きく左右される
各種の異なった自然エネルギーによる各種の発電能力を
予測分析した上で各種の自然エネルギー電源を、マーケ
ッター事業者が有効に活用利用して使い分けることによ
り、電力の売買システムの中で、需要家に対し電力品質
と経済性に優れた電力を供給することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の発明者
等は、上記のような非常に精度の高い気象予測情報を有
効に利用して、最適な自然エネルギー電源を選択的に活
用する気象予測情報を利用した電力供給システムを発明
するに至ったものであり、自然エネルギー電源の優れた
機能を発揮できる電力供給システムを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、自然エネルギーマー
ケッター事業者は自然エネルギーによる分散電源発電業
者とそれ以外の発電業者から電力を購入または仲介し
て、自然エネルギーによる電力を優先的に購入する複数
の需要家に電力を供給する電力供給システムであって、
システム全体を制御し購入する電力量と需要家に供給す
る電力量を制御する需要供給制御装置と、この需要供給
制御装置に制御され各種自然エネルギー分散電源を個別
に制御する個別分散電源監視制御装置と、前記需要供給
制御装置に制御され自然エネルギー以外からの買電量を
決める買電決定制御装置と、前記需要供給制御装置に制
御され外部の気象情報を取り込む気象予測情報処理装置
と、前記需要供給制御装置、需要家および発電業者間の
通信を可能にする通信手段とを有することを特徴とする
気象予測情報を利用した電力供給システムであることを
要旨としている。
【0014】本願請求項2の発明では、請求項1に記載
の気象予測情報を利用した電力供給システムにおいて、
気象予測情報処理装置は、外部の各種気象情報源から天
候、降水量、気温、風向、風速等の気象データを取り込
み、自然エネルギーによる太陽光、風力、水力の3種類
の発電システム用に分析、解析し、各々の3種類の自然
エネルギー分散電源毎に必要なデータに分類して、電力
需要供給制御装置にその分類されたデータを送ることを
特徴とする気象予測情報を利用した電力供給システムで
あることを要旨としている。
【0015】本願請求項3の発明では、請求項1または
2に記載の気象予測情報を利用した電力供給システムに
おいて、上記個別分散電源監視制御装置は、電力需要供
給制御装置から自然エネルギー分散電源毎に必要なデー
タを受け、各種自然エネルギー分散電源の固有の特性を
考慮して各々の3種類の自然エネルギー分散電源毎に運
転方法、発電方式、発電ディマンド値の設定、個々のユ
ニットの起動/停止等の運転パターンを決め、リアルタ
イムに総合的に需給のバランスをとることを特徴とする
気象予測情報を利用した電力供給システムであることを
要旨としている。
【0016】本願請求項4の発明では、請求項1ないし
3に記載の気象予測情報を利用した電力供給システムに
おいて、上記電力需要供給制御装置は、気象予測情報処
理装置からのデータを受け、3種類の自然エネルギー分
散電源別の年間、月間、日毎の発電業者からの購入電力
量と需要家への供給電力量と外部電力からの購入電力量
を決定することを特徴とする気象予測情報を利用した電
力供給システムであることを要旨としている。
【0017】本願請求項5の発明では、請求項1ないし
4に記載の気象予測情報を利用した電力供給システムに
おいて、上記電力需要供給制御装置は、年ベース、月ベ
ース、日べースの購入契約量と実需要量との差を演算
し、気象予測情報処理装置から送られてくるリアルタイ
ムデータを用い、3種類の自然エネルギー分散電源別の
発電電力量と外部からの購入電力量を補正することを特
徴とする気象予測情報を利用した電力供給システムであ
ることを要旨としている。
【0018】本願請求項6の発明では、請求項1ないし
5に記載の気象予測情報を利用した電力供給システムに
おいて、個別分散電源制御装置は、各自然エネルギー分
散電源がアナログ回線、ISDN回線、PHS回線、携
帯電話回線、インターネット等各種の通信手段により、
運転データと各種制御信号の送受信を行い、個別の自然
エネルギー分散電源の監視と制御を行うことを特徴とす
る気象予測情報を利用した電力供給システムであること
を要旨としている。
【0019】本願請求項7の発明では、請求項1ないし
6に記載の気象予測情報を利用した電力供給システムに
おいて、上記個別分散電源監視制御装置に入力されたデ
ータを、各個別自然エネルギー分散電源のリアルタイム
の運転データとして、遠隔操作制御に使用するととも
に、運転履歴データとして管理し、その機器の運用管
理、寿命管理、定期点検等のメンテナンス項目あるいは
内容を決めるデータベースとすることを特徴とする気象
予測情報を利用した電力供給システムであることを要旨
としている。
【0020】本願請求項8の発明では、請求項1ないし
7に記載の気象予測情報を利用した電力供給システムに
おいて、上記自然エネルギー分散電源と需要家の負荷に
接続され電力を貯蔵す電力貯蔵手段を有することを特徴
とする気象予測情報を利用した電力供給システムである
ことを要旨としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明に係わる気象予測情報
を利用した電力供給システムの実施形態について図面を
参照して説明する。
【0022】図1は気象予測情報を利用した電力供給シ
ステムの概念図である。
【0023】図1に示すように、気象予測情報を利用し
た電力供給システム(以下、電力供給システムという)
1は、自然エネルギーマーケッター事業者(以下、マー
ケッター事業者という)Aが管理し、システム全体を制
御し購入する電力量と需要家Dに供給する電力量を制御
する需要供給制御装置2と、この需要供給制御装置2に
制御され太陽光、風力、水力の3種類の発電方式を用い
た自然エネルギー分散電源(以下、分散電源という)3
を個別に制御する個別分散電源監視制御装置4と、需要
供給制御装置2に制御され自然エネルギー以外からの買
電量を決める買電決定制御装置5と、需要供給制御装置
2に制御され気象情報源6から外部の気象情報を取り込
む気象予測情報処理装置7と、分散電源3と需要家Dの
負荷に接続され電力を貯蔵す電力貯蔵手段8と、需要供
給制御装置2、需要家D、分散電源売電業者Bおよび発
電業者C間の通信を可能にする通信手段9とを有してい
る。なお、10は分散電源3、需要家Dの負荷および電
力貯蔵手段8を結ぶ送電線である。
【0024】従って、気象予測情報を利用した電力供給
システム1は、マーケッター事業者Aが自然エネルギー
による分散電源発電業者Bとそれ以外の発電業者Cから
電力を購入または仲介して、自然エネルギーによる電力
を優先的に購入する複数の需要家Dに電力を供給する電
力供給システムであり、発電業者Cと分散電源売電業者
Bの最も経済効率の良い運用の便宜と電力系統の安定化
を図ることができるようになっている。
【0025】マーケッター事業者Aは,ある程度散在し
ているものを含めて自然エネルギーを利用する各地の発
電業者Bから電力を購入または仲介し、需要者Dに電力
を供給する者である。そして、エネルギーマーケッター
事業の内容は、購入または仲介のほか、アグリゲータ
(需要家を代表して発電業者から購入)、また、コーデ
ィネータ(需給のスケジューリング)等である。自然エ
ネルギーによる電力の売買において、気象予測情報処理
装置7を利用することにより、3種類の分散電源3を最
も有効かつ経済的に活用することができる。すなわち、
自然エネルギーによる電力の売買は、マーケッター事業
者Aが介在して、需要家Dと自然エネルギー発電業者B
との売買契約に基づいて行われ、気象予測情報処理装置
7からの情報を基に、年ベース、月ベース、日ベースで
行われる。
【0026】分散電源発電業者Bは、小型あるいはマイ
クロ水力発電、風力発電、太陽光発電の3つの代表的な
自然エネルギーの少なくとも一つを利用し、発電を行い
売電している者である。
【0027】発電業者Cは、主として自然エネルギー以
外のエネルギー源、例えば、原子力発電、火力発電、大
型水力発電等を利用して発電を行い売電する者であり、
既存の電力会社である。
【0028】需要家Dは、ローカルエリア内の存在し、
電力を買電して消費する事業者または個人である。
【0029】需要供給制御装置2は、コンピュータが用
いられ、かつ、通常用いられる接続手段により、各々コ
ンピュータが用いられている個別分散電源監視制御装置
4、買電決定制御装置5、気象予測情報処理装置7と接
続され、さらに、各々の分散電源発電業者Bが管理する
個別の分散電源3とインターネット等の通信手段9を経
由し個別分散電源監視制御装置4を介して接続され、ま
た、需要家D(負荷)に通信手段9を経由し接続されて
いる。通信手段9にはアナログ回線、ISDN回線、P
HS回線、携帯電話回線等を用いることができる。
【0030】また、需要供給制御装置2は、下記のよう
な特徴を有する太陽光、風力、水力の3種類の分散電源
3の発電量を予測し、その契約量を決定するものであ
る。
【0031】例えば、太陽光発電は、発電可能時間が日
照時間のみで、かつ雨天時には殆ど発電が不可能であ
り、発電能力は地域により季節差が大きく、同一地域で
も周辺の建物、植物、地形等で発電能力が異なる。
【0032】風力発電は、その時々の風の状態により左
右されるため、予測がつきにくく、風の強い地域、弱い
地域があり、地域性も大きい。
【0033】マイクロ/小水力発電は、水源さえ確保で
きれば、季節を問わず、24時間連続した安定した発電
が可能であり、異常豪雨等による影響はあるが、自然エ
ネルギーの中で最も安定した電源といえる。
【0034】小規模分散電源が売電を行う場合、売買の
地域として、送電線のロスや送電線の利用費を考慮する
と売り手と買い手はある程度近い距離の地域内で契約す
るにこしたことはないが、自然エネルギーによる電力の
売買においては、クリーンエネルギー制度の積極的活用
を図る等により、極端に狭い範囲にこだわる必要はな
い。この場合、マーケッター事業者Aは、自然エネルギ
ー発電業者Bから3種類の各種発電方式の利点を最大限
に使用して購入または仲介して適正な価格で需要家Dに
電力を供給し、全需要に対し分散電源3の発電容量では
どうしてもまかないきれない分を、他の売電業者Cから
の電力で補いつつ、マーケッター事業者Aが管轄する需
要家Dの需給のバランスを取ってゆくことになる。外部
からの購入電力量は最低限の一定電力量で契約する。
【0035】一方、3種類の自然エネルギー発電業者B
は異なる発電方式、運転特性により発電量が決まるた
め、これらの分散電源3の個々の供給電力の合計と契約
している需要者Dの需要を効果的にバランスさせるため
の総合的な需給バランスを制御するシステムが非常に重
要になる。
【0036】気象予測情報処理装置の概念図である図2
に示すように、気象予測情報処理装置7は、需要供給制
御装置2に制御され外部の気象情報を取り込むもので、
太陽光、風力、水力の3種類の分散電源3の発電量に大
きな影響を与える気象を予測するために、各種の気象情
報源6から各種の通信手段により発電に必要な気象デー
タを可能な限り取り込む。すなわち、情報は気象情報源
6としての気象衛星ひまわり、アメダス、気象レーダか
らのデータのほか、国内または全世界からの公的機関ま
たは気象情報会社等の民間会社からのデータを取り込
む。これらのデータをさらに分散電源3用に解析し、太
陽光発電、風力発電、水力発電の各々に必要なデータに
分けて分析、分類し、その結果を電力需要供給計算制御
装置2に伝えるようになっている。
【0037】次に本気象予測情報を利用した電力供給シ
ステムの働きを図3に示すフロー図に従って詳細に説明
する。
【0038】図1および図2に示すように、気象予測情
報処理装置7は、各種の気象情報源6から天候、降水
量、気温、風向、風速等の気象データを収集し(ST
1)、分散電源3別に分析、解析し、太陽光データ、風
力データおよび水力データを演算する。
【0039】これらのデータは需要供給制御装置2に送
信され、この需要供給制御装置2により発電能力が予測
される(ST2)。
【0040】この予測は次のようにして行われる。例え
ば、太陽光については、各地(例えば、最小メッシュ単
位が20kmメッシュ)の天気予測をベースとし、分散
電源(太陽光発電装置)3の設置場所(周囲の建物、障
害物の影響も計算)での異なる日射量から発電能力を予
測する。また、風力発電については、各地の分散電源
(風力発電装置)3毎の風向、風力予報をベースに発電
能力が予測される。さらに、水力発電については発生電
力のエネルギー源である水の流量、水位(入口水頭)に
影響を及ぼす地域(20kmメッシュよりも当然広範囲
となる)の雨量予測をベースに分散電源(マイクロ/小
水力発電)3の発電能力が予測される。上記のようにし
て予測された分散電源3別の発電能力データは需要供給
制御装置2に送られる。
【0041】上記のように需要供給制御装置2は送られ
てきた発電能力データに基づいて、分析計算して各種分
散電源3の発電能力と全体バランスを計算して、分散電
源3別の購入電力量を決定し、個別分散電源監視制御装
置4を介し、通信手段9を経由して自然エネルギー発電
業者Bと年ベース、月ベース、日ベースで前年、前月、
前日に指示と契約をする(ST3)。
【0042】具体的には、個別分散電源監視制御装置4
は各自然エネルギー発電業者Bに発電量、発電方式を指
示し、個別電源3の監視も行う。
【0043】このような契約により、自然エネルギー発
電業者Bはマーケッター事業者Aと年間契約ができるこ
とにより、予測しがたい自然エネルギーによる発電の年
間の売上額を予定することができる。
【0044】また、需要供給制御装置2は送られてきた
需要家Dからの購入電力量データに基づいて、需要家D
への供給電力量を年ベース、月ベース、日ベースで決定
し、各需要家Dと前年、前月、前日に契約する(ST
4)。
【0045】さらに、需要供給制御装置2は、発電予測
値と実需要値の補正、制御を行う(ST5)。
【0046】電力需要予測値(契約電力量)と実電力需
要値は必ずしも一致せず、差異を生じる場合が多い。こ
の差異を吸収するために、個別電源監視制御装置4は各
種の分散電源3に対して、具体的には次の様な項目の差
を補正するために種々の制御を行う。これにより、トー
タルとして需給のバランスを図って需要家Dの電力系統
の安定に寄与させるとともに、マーケッター事業者Aと
自然エネルギー発電業者B、需要家D間の需給電気量と
これに伴なう契約金額の変更を月単位で行う。
【0047】例えば、マーケッター事業者Aが気象予測
情報処理装置7からの情報をベースに予測した供給電力
に基づく需要家Dとの契約発電量と実需要値に供給側ま
たは需要家Dのいずれかの理由により差ができた場合、
または差が出てくることが事前に予測される場合には、
その差を吸収するための電力を、個別分散電源監視制御
装置4によって個々の分散電源3の特性を考慮しながら
制御して発電量を決めてゆく。
【0048】上述のように気象予測情報を利用した電力
供給システムによれば、電力需要供給制御装置2の指令
に従って、個別電源監視制御装置4は各種のマイクロ/
小水力発電、風力発電、太陽光等の分散電源3の固有の
特性に合わせて、個々の分散電源3の運転方法、発電方
式、発電ディマンド値の設定変更、単機ベースでの起動
/停止の制御等により、自然エネルギー分散電源売電業
者Bの最も経済効率の良い運用の便宜と、あわせて電力
系統の安定を図ることができる。
【0049】なお、気象条件に恵まれ、分散電源3の全
体の発電電力が電力需要供給制御装置2の制御能力を超
えて需要を上回る場合に備え、電力貯蔵手段8、例えば
NAS電池、Li電池等を用意しておくのが好ましく、
電力貯蔵手段8により電力を貯蔵しておき、不足電力時
は電力貯蔵手段8から電力を供給ようにして、供給と需
要のバランスを図ることができる。なお、揚水発電を採
用できる場所にあっては、電力貯蔵手段8として揚水発
電を用いることもでき、電力余剰時にはダムに水を貯え
ておくことも可能である。
【0050】また、電力供給システムの稼動時、ある条
件下で分散電源3の全体からの供給電力が不足する場合
には、その不足電力量を電力会社等の発電業者Cから買
電決定装置8を通して、事前に契約した電力量を変更
し、発電業者Cから外部電力として購入する。これによ
り、年/月/日ベースで事前に買電決定装置8により決
定される外部からの高価な購入電力を最低限に押さえる
ことができる。
【0051】さらに、通信手段9を経由して個別分散電
源監視制御装置4に入力されたデータは、各分散電源3
のリアルタイムの運転データとして、遠隔操作制御に使
用するとともに、運転履歴データとして管理し、定期点
検等のメンテナンス項目/内容を決めるデータベースと
することができる。
【0052】なお、上述した実施形態においては、需要
供給制御装置、個別分散電源監視制御装置、買電決定制
御装置および気象予測情報処理装置を別個のコンピュー
タを用いた例で説明したが、これら制御装置の上述した
機能を一つのコンピュータまたはコンピュータシステム
にインストールしたプログラムで達成させるようにして
もよい。これにより、上記各制御装置に対応する各制御
機能手段を機能的に有する単独のコンピュータまたはコ
ンピュータシステムを用いた気象予測情報を利用した電
力供給システムを提供することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明に係わる気象予測情報を利用した
電力供給システムによれば、自然エネルギー電源の優れ
た機能を発揮できる気象予測情報を利用した電力供給シ
ステムを提供することができる。
【0054】すなわち、自然エネルギーマーケッター事
業者は自然エネルギーによる分散電源発電業者とそれ以
外の発電業者から電力を購入または仲介して、自然エネ
ルギーによる電力を優先的に購入する複数の需要家に電
力を供給する電力供給システムであって、システム全体
を制御し購入する電力量と需要家に供給する電力量を制
御する需要供給制御装置と、この需要供給制御装置に制
御され各種自然エネルギー分散電源を個別に制御する個
別分散電源監視制御装置と、需要供給制御装置に制御さ
れ自然エネルギー以外からの買電量を決める買電決定制
御装置と、需要供給制御装置に制御され外部の気象情報
を取り込む気象予測情報処理装置と、需要供給制御装
置、需要家および発電業者間の通信を可能にする通信手
段とを有するので、発電業者と分散電源売電業者の最も
経済効率の良い運用の便宜と電力系統の安定化を図るこ
とができる。
【0055】また、気象予測情報処理装置は、気象情報
源から気象データを取り込み、自然エネルギーによる太
陽光、風力、水力の3種類の発電方式用に分析、解析
し、夫々の3種類の自然エネルギー分散電源毎に必要な
データに分けて、電力需要供給制御装置にそのデータを
伝えるので、電力需要供給制御装置にそのデータを伝え
ることにより、各種自然エネルギー分散電源の発電能力
を分析計算することができる。
【0056】また、個別分散電源監視制御装置は、電力
需要供給制御装置からのデータを受け、各種自然エネル
ギー分散電源の固有の特性を考慮して各々の3種類の自
然エネルギー分散電源毎に運転方法、発電方式、発電デ
ィマンド値の設定、個々のユニットの起動/停止等の運
転パターンを決め、リアルタイムに総合的に需給のバラ
ンスを図るので、トータルとして需給のバランスが図れ
て需要家の電力系統の安定に寄与できるとともに、マー
ケッター事業者と自然エネルギー発電業者、需要家間の
需給電気量とこれに伴なう契約金額の変更を月単位で行
うことができる。
【0057】また、電力需要供給制御装置は、自然エネ
ルギー気象予測情報処理装置からのデータを受け、3種
類の自然エネルギー分散電源別の年間、月間、日毎の発
電業者からの購入電力量と需要家への売電電力量と外部
電力からの購入電力量を決定するので、これにより、年
ベース、月ベース、日ベースで事前に買電決定装置によ
り決定される外部からの高価な購入電力を最低限に抑え
ることができる。
【0058】また、電力需要供給制御装置は、年ベー
ス、月ベース、日ベースの基本契約と実需要との差を自
然エネルギー気象予測情報処理装置からのリアルタイム
データを受け、3種類の自然エネルギー分散電源別の発
電量と外部からの購入電力量を補正するので、需要家へ
の電力供給不足を解消できるとともに、外部からの高価
な購入電力を最低限に抑えることができる。
【0059】また、個別分散電源制御装置は、各自然エ
ネルギー分散電源がアナログ回線、ISDN回線、PH
S回線、携帯電話回線、インターネット等各種の通信手
段により、運転データと各種制御信号の送受信を行い、
個別の自然エネルギー分散電源の監視と制御を行うの
で、運転データと各種制御信号の送受信を行い、リアル
タイムで個別の自然エネルギー分散電源の監視と制御を
行うことができる。
【0060】また、個別分散電源監視制御装置に入力さ
れたデータを、各個別の自然エネルギー分散電源のリア
ルタイムの運転データとして、遠隔操作制御に使用する
とともに、運転履歴データとして管理し、その機器の運
用管理、寿命管理、定期点検等のメンテナンス項目ある
いは内容を決めるデータベースとするので、その機器の
運用管理、寿命管理、定期点検等のメンテナンス項目あ
るいは内容を決めるデータベースとすることができる。
【0061】また、自然エネルギー分散電源と需要家の
負荷に接続され電力を貯蔵す電力貯蔵手段を有するの
で、電力の需給バランスを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる気象予測情報を利用した電力供
給システムの概念図。
【図2】本発明に係わる気象予測情報を利用した電力供
給システムに用いられる気象予測情報処理装置の概念
図。
【図3】本発明に係わる気象予測情報を利用した電力供
給システムの働きを示すフロー図。
【符号の説明】
1 気象予測情報を利用した電力供給システム 2 需要供給制御装置 3 自然エネルギー分散電源 4 個別分散電源監視制御装置 5 買電決定制御装置 6 気象情報源 7 気象予測情報処理装置 8 電力貯蔵手段 9 通信手段 10 送電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 19/00 100 G06F 19/00 100 (72)発明者 大竹 健太 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5G066 AA02 AA05 AA20 AE01 AE03 AE05 AE07 AE09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然エネルギーマーケッター事業者は自
    然エネルギーによる分散電源発電業者とそれ以外の発電
    業者から電力を購入または仲介して、自然エネルギーに
    よる電力を優先的に購入する複数の需要家に電力を供給
    する電力供給システムであって、システム全体を制御し
    購入する電力量と需要家に供給する電力量を制御する需
    要供給制御装置と、この需要供給制御装置に制御され各
    種自然エネルギー分散電源を個別に制御する個別分散電
    源監視制御装置と、前記需要供給制御装置に制御され自
    然エネルギー以外からの買電量を決める買電決定制御装
    置と、前記需要供給制御装置に制御され外部の気象情報
    を取り込む気象予測情報処理装置と、前記需要供給制御
    装置、需要家および発電業者間の通信を可能にする通信
    手段とを有することを特徴とする気象予測情報を利用し
    た電力供給システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の気象予測情報を利用し
    た電力供給システムにおいて、上記気象予測情報処理装
    置は、外部の各種気象情報源から天候、降水量、気温、
    風向、風速等の気象データを取り込み、自然エネルギー
    による太陽光、風力、水力の3種類の発電システム用に
    分析、解析し、各々の3種類の自然エネルギー分散電源
    毎に必要なデータに分類して、電力需要供給制御装置に
    その分類されたデータを送ることを特徴とする気象予測
    情報を利用した電力供給システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の気象予測情報
    を利用した電力供給システムにおいて、上記個別分散電
    源監視制御装置は、電力需要供給制御装置から自然エネ
    ルギー分散電源毎に必要なデータを受け、各種自然エネ
    ルギー分散電源の固有の特性を考慮して各々の3種類の
    自然エネルギー分散電源毎に運転方法、発電方式、発電
    ディマンド値の設定、個々のユニットの起動/停止等の
    運転パターンを決め、リアルタイムに総合的に需給のバ
    ランスをとることを特徴とする気象予測情報を利用した
    電力供給システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3に記載の気象予測情報
    を利用した電力供給システムにおいて、上記電力需要供
    給制御装置は、気象予測情報処理装置からのデータを受
    け、3種類の自然エネルギー分散電源別の年間、月間、
    日毎の発電業者からの購入電力量と需要家への供給電力
    量と外部電力からの購入電力量を決定することを特徴と
    する気象予測情報を利用した電力供給システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4に記載の気象予測情報
    を利用した電力供給システムにおいて、上記電力需要供
    給制御装置は、年ベース、月ベース、日ベースの購入契
    約量と実需要量との差を演算し、気象予測情報処理装置
    から送られてくるリアルタイムデータを用い、3種類の
    自然エネルギー分散電源別の発電電力量と外部からの購
    入電力量を補正することを特徴とする気象予測情報を利
    用した電力供給システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5に記載の気象予測情報
    を利用した電力供給システムにおいて、個別分散電源制
    御装置は、各自然エネルギー分散電源がアナログ回線、
    ISDN回線、PHS回線、携帯電話回線、インターネ
    ット等各種の通信手段により、運転データと各種制御信
    号の送受信を行い、個別の自然エネルギー分散電源の監
    視と制御を行うことを特徴とする気象予測情報を利用し
    た電力供給システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6に記載の気象予測情報
    を利用した電力供給システムにおいて、上記個別分散電
    源監視制御装置に入力されたデータを、各個別自然エネ
    ルギー分散電源のリアルタイムの運転データとして、遠
    隔操作制御に使用するとともに、運転履歴データとして
    管理し、その機器の運用管理、寿命管理、定期点検等の
    メンテナンス項目あるいは内容を決めるデータベースと
    することを特徴とする気象予測情報を利用した電力供給
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7に記載の気象予測情報
    を利用した電力供給システムにおいて、上記自然エネル
    ギー分散電源と需要家の負荷に接続され電力を貯蔵する
    電力貯蔵手段を有することを特徴とする気象予測情報を
    利用した電力供給システム。
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