JP2002262147A - 撮影装置および本人認証装置 - Google Patents

撮影装置および本人認証装置

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JP2002262147A
JP2002262147A JP2001054572A JP2001054572A JP2002262147A JP 2002262147 A JP2002262147 A JP 2002262147A JP 2001054572 A JP2001054572 A JP 2001054572A JP 2001054572 A JP2001054572 A JP 2001054572A JP 2002262147 A JP2002262147 A JP 2002262147A
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user
light
photographing
face
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Application number
JP2001054572A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Tabata
尚弘 田畑
Haruyuki Koizumi
治幸 小泉
Hiroshi Yano
博司 矢野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フラッシュ光の調光制御が適正に行えるととも
に、被写体となった人物に不快感を感じさせることもな
い安価な撮影装置、およびこの撮影装置を適用した本人
認証装置を提供する。 【解決手段】撮影時に、フラッシュ2から発せられ、色
付きガラス11で反射された反射光がフラッシュセンサ
3に入射するのを導光部材13が阻止する。また、導光
部材13は色付きガラス11を通過してユーザ20で反
射された光をフラッシュセンサ3に導く。したがって、
フラッシュ2の調光が色付きガラス11で反射された反
射光の影響を受けることなく行えるので、ユーザ20の
撮影が適正な明るさで行える。よって、良好な撮影画像
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラで利用者
を撮影する撮影装置に関し、特にカメラと利用者との間
に透過部材として色付きのガラスを配置した撮影装置に
関する。
【0002】また、この発明は上記撮影装置を適用し、
該撮影装置で撮影した個人を認証する本人認証装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】従来、被写体、特に人物、を撮影するカ
メラを備え、該カメラで撮影した撮影画像を利用する装
置が種々提案されている。例えば、 カメラで撮影した被写体(人物)の写真シールを発行
する写真シール自販機、 カメラで撮影した人物を認証する本人認証装置、等が
あった。上記本人認証装置は、本体内部に収納されてい
る現金を放出する等の取引処理を行う装置や、室内への
入出を制限する扉の開閉を制御する装置等として利用さ
れている。
【0004】これらの装置は、 ユーザがいたずらや不意にカメラのレンズに触れて該
レンズが汚れると、撮影される画像の画質が低下する。
【0005】カメラが見えると、いかにも監視されて
いるという不快感を感じさせる。等の問題がある。
【0006】そこで、ユーザがいたずらや不意にカメラ
のレンズに触れるのを防止するとともに、ユーザに監視
されているという不快感を感じさせない方法として、被
写体であるユーザと撮影装置であるカメラとの間にハー
フミラーを配置することが提案された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なカ
メラには、撮影時に被写体を照らすフラッシュや、この
フラッシュの明るさ(発光量)を制御する機能(以下、
調光機能と言う。)が内蔵されている。調光機能は、被
写体からの反射光量を検出し、ここで検出した反射光量
に基づいてフラッシュの発光量を調整する機能である。
【0008】一般的なカメラ50は、図13に示すよう
に、カメラ50の光軸近くにフラッシュ51およびフラ
ッシュセンサ52が設けられている。図13(A)に示
すように、カメラ50とユーザ60との間にハーフミラ
ー55が配置されていない撮影装置では、フラッシュ5
1から発せられた光が被写体であるユーザ60を照ら
す。フラッシュセンサ52はユーザ60からの反射光を
検出する。カメラ50は、ここで検出した反射光量に基
づいてフラッシュ51の発光量を制御する。
【0009】しかしながら、図13(B)に示すよう
に、カメラ50とユーザ60との間にハーフミラー55
を配置すると、フラッシュ51から発せられた光の一部
がハーフミラー55で反射され、ハーフミラー55を通
過(透過)した光がユーザ60を照らす。このため、フ
ラッシュセンサ52にはユーザ60からの反射光および
ハーフミラー55からの反射光が入射される。一般的に
ハーフミラーと呼ばれているものは反射率が略50%で
あり透過率が略50%である。なお、実際にはハーフミ
ラーにおいて、数%の吸収がある。
【0010】ハーフミラー55でフラッシュ51から発
せられた光の約半分が反射されて、カメラ50側に戻り
フラッシュセンサ52に入射される。一方、ハーフミラ
ー55を通過した光がユーザ60に照射され、ユーザ6
0に照射された光の一部がカメラ50側に戻り、フラッ
シュセンサ52に入射される。このため、フラッシュセ
ンサ52において検出される反射光は、その殆どがハー
フミラー55からの反射光であった。したがって、フラ
ッシュセンサ52でユーザ60からの反射光を正確に検
出することができず、調光機能によるフラッシュ51の
発光量が適正に制御されない。このため、フラッシュ5
1の発光量が低く抑えられ、撮影画像が暗く、良好な撮
影画像が得られないという問題があった。
【0011】よって、写真シール自販機ではユーザを満
足させる写真シールが発行できず、また本人認証装置で
は本人の認証精度が低下するという問題があった。
【0012】また、反射率が約50%であるハーフミラ
ー55の表面にユーザの顔がハッキリ写り、該ユーザ6
0の後ろにいる他人に顔を見られてしまう。このため、
該ユーザ60のプライバシーが十分に守られていなかっ
た。特に、現金を出金する出金機能を有する装置(CD
やATM等の取引処理を行う装置)では、利用者の顔が
他人に見られるのは、防犯上好ましいことではない。
【0013】なお、図13(B)におけるハーフミラー
55を反射コーティングを施していない普通のガラス
(反射率が約8%のガラス)に置き換えれば、撮影時に
ガラスからの反射光が抑えられ、ユーザ60からの反射
光が増加するので、フラッシュセンサ52におけるユー
ザ60からの反射光の検出精度が良くなる。しかし、ユ
ーザ60からカメラ50が見えると、いかにも監視され
ているという不快感を感じさせてしまうという上記課題
が解決できない。
【0014】このように、カメラ50とユーザ60との
間に配置する透過部材の反射率を高くするとフラッシュ
センサ52におけるユーザ60からの反射光の検出精度
が低下し、逆に透過部材の反射率を低くするとユーザに
いかにも監視されているという不快感を感じさせてしま
うという問題がある。
【0015】また、ユーザ60を照らす照明装置をハー
フミラー55の外側(被写体側)で、且つ被写体の上方
に設ければ上記問題については解決できるが、この場合
カメラ50本体に設けられているフラッシュ51、フラ
ッシュセンサ52、およびフラッシュ50の発光量を制
御する調光機能を利用せずに、カメラ50とは別にこれ
らの構成を設けなければならず、装置本体のコストアッ
プと言う問題がある。
【0016】この発明の目的は、フラッシュ光の調光制
御が適正に行えるとともに、被写体となったユーザに不
快感を感じさせることがなく、さらに本体のコストを十
分に抑えた安価な撮影装置、およびこの撮影装置を適用
した本人認証装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の撮影装置は、
上記課題を解決するために以下の構成を備えている。 (1)板状の透過部材の背面側に配置したカメラで該透
過部材の前面側に位置する被写体を撮影する撮影装置に
おいて、上記カメラには、上記被写体を照らすフラッシ
ュと、上記フラッシュの反射光量を検出するセンサと、
上記センサで検出した反射光量に基づいて上記フラッシ
ュの発光量を制御する調光手段と、が設けられており、
上記フラッシュから発せられ上記透過部材で反射された
反射光が上記センサに入射するのを阻止する入射阻止手
段を備えている。
【0018】本発明では、透過部材の背面側にカメラが
配置され、撮影時に被写体からの反射光をセンサで検出
してフラッシュの発光量を調光手段で制御する。なお、
調光手段を備えたカメラはすでに公知である。
【0019】また、カメラと被写体との間に板状の透過
部材を配置したので、被写体であるユーザがいたずらや
不意にカメラのレンズに触れてレンズが汚れることがな
い。
【0020】入射阻止手段によって、透過部材の背面で
反射された反射光が上記センサに入射するのが阻止され
る。したがって、センサには被写体からの反射光しか入
射されない。よって、上記調光手段によるフラッシュの
発光量の制御が適正に行われるので、被写体を適正な明
るさで撮影した良好な撮影画像が得られる。
【0021】(2)上記入射阻止手段は、上記フラッシ
ュから発せられ上記透過部材で反射された反射光が入射
されない位置に入射面を設けるとともに、上記センサに
対向する位置に出射面を設けた光路である。
【0022】本発明では、フラッシュから発せられ上記
透過部材で反射された反射光が入射されない位置に入射
面、上記センサに対向する位置に出射面を設けた光路を
形成することで、透過部材の背面で反射された反射光が
上記センサに入射するのを阻止した。
【0023】また、上記入射面を上記透過部材の背面に
対向させ、且つ近接させて配置することで、フラッシュ
から発せられ上記透過部材で反射された反射光が上記光
路に入射されるのを略確実に防止できる。
【0024】また、上記出射面を上記センサに対向さ
せ、且つ近接させて配置することで、上記透過部材で反
射された反射光がセンサに直接入射されるのを略確実に
防止できる(光路を通っていない光がセンサに入射する
のを防止できる。)。
【0025】(3)上記光路は、ファイバである。
【0026】(4)上記透過部材は、色付きガラスであ
る。
【0027】本発明では、透過部材の反射率を低くして
も、被写体であるユーザからカメラが見えにくい。ま
た、反射率を低くしたことで、被写体であるユーザの顔
が色付きガラスに写りにくくなる。したがって、被写体
となったユーザに監視されているという不快感を感じさ
せることがないとともに、被写体であるユーザの顔が、
該ユーザの後ろにいる他人に見られるのを防止できる。
【0028】なお、本願発明者は、色付きガラスの反射
率を31〜37%の範囲にすれば、被写体であるユーザ
からカメラが見えにくく、またユーザの顔が目視できる
程度の色付きガラスに写るにくいことを確認した。
【0029】さらに、この発明の本人認証装置は、以下
の構成を備えている。
【0030】(5)上記(1)〜(4)のいずれかに記
載の撮影装置を適用した本人認証装置であって、個人の
顔画像データを認証用データとして記憶する認証用デー
タベースと、上記撮影装置で撮影した個人の顔画像と、
上記認証用データベースに記憶している顔画像データと
を用いて撮影した個人を認証する認証手段と、を備えて
いる。
【0031】本発明では、常に被写体を適正な明るさで
撮影できるので、認証用データベースに顔画像データが
記憶されている個人の認証精度の低下が抑えられ、装置
本体の信頼性を向上させることができる。
【0032】(6)上記(1)〜(4)のいずれかに記
載の撮影装置を適用した本人認証装置であって、顔写真
付きの証明書を受け付け、該証明書の顔写真を読み取る
顔写真読取手段と、上記撮影装置で撮影した個人の顔画
像と上記顔写真読取手段で読み取った顔写真とを用いて
上記撮影した個人を認証する認証手段と、を備えてい
る。
【0033】本発明では、常に被写体を適正な明るさで
撮影できるので、顔写真付きの証明書を用いた個人の認
証精度の低下が抑えられ、装置本体の信頼性を向上させ
ることができる。
【0034】さらに、現金を出金する出金手段を有する
取引処理装置として以下に示す構成を提案する。
【0035】(7)本人認証装置において、色付きガラ
スの背面側に配置したカメラで該色付きガラスの前面に
位置する被写体を撮影する撮影手段と、個人の顔画像デ
ータを認証用データとして記憶する認証用データベース
と、上記撮影手段で撮影した個人の顔画像と、上記認証
用データベースに記憶している顔画像データとを用いて
撮影した個人を照合する照合手段と、照合結果を出力す
る出力手段と、を備えた本人認証装置。
【0036】(8)本人認証装置において、色付きガラ
スの背面側に配置したカメラで該色付きガラスの前面に
位置する被写体を撮影する撮影手段と、顔写真付きの証
明書を受け付け、該証明書のイメージを読み取る証明書
読取手段と、上記撮影手段で撮影した個人の顔画像と上
記証明書読取手段で読み取った顔写真とを用いて上記撮
影した個人を照合する照合手段と、照合結果を出力する
出力手段と、を備えた本人認証装置。
【0037】また、上記撮影手段で撮影された個人の顔
画像と、上記証明書読取手段で読み取った証明書のイメ
ージを、上位装置に送信する送信手段を備えた構成とし
てもよい。
【0038】また、送信手段で送信するデータとして
は、証明書のイメージの替わりに、顔写真部分だけのイ
メージでも良いし、その両方(証明書のイメージと顔写
真部分だけのイメージ)でも良い。
【0039】さらに、照合手段による照合結果を送信す
るようにするとなお良い。
【0040】上記(7)、(8)の本人認証装置では、
被写体であるユーザの顔が、該ユーザの後ろにいる他人
に見られるのを防止できるので、該ユーザのプライバシ
ーが十分に守れる。また、被写体となったユーザからカ
メラが見えないので監視されているという不快感を感じ
させることもない。
【0041】また、上記(7)、(8)の本人認証装置
は現金を出金する出金手段を備えたCDやATM等の取
引処理を行う装置として利用できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態である
撮影装置について説明する。図1は、この発明の実施形
態である撮影装置に適用されるディジタルカメラを示す
図である。図1(A)は上面図、図1(B)は正面図で
ある。ディジタルカメラ1(以下、単にカメラ1と言
う。)は、本体にフラッシュ2およびフラッシュセンサ
3を備えている。フラッシュセンサ3は、撮影時に被写
体からの反射光量を検出するためのセンサである。さら
に、カメラ1はフラッシュセンサ3で検出した被写体か
らの反射光量に基づいて、フラッシュ2の発光量を制御
する調光機能を備えている。この調光機能を備えたカメ
ラについては公知であるのでここでは説明を省略する。
カメラ1は、撮影した画像を電子データ(画像ファイ
ル)で出力する出力部を備えている。
【0043】また、図1において、4はシャッタであ
り、5は撮像レンズが収納された鏡筒である。カメラ1
は、撮影する被写体に対して撮像レンズを図1(A)に
矢示する方向に移動させ、該被写体に焦点を合わせるオ
ートフォーカス機能を備えている。フラッシュ2および
フラッシュセンサ3は図示するように鏡筒5(光軸)の
近くに取り付けられている。
【0044】図2は、この発明の実施形態である撮影装
置におけるカメラの取り付け構造を示す図である。ま
た、図3は説明のため図2に示す一部の構成を断面構造
で示した図である。図2および図3において、右側が撮
影装置本体の外側であり、左側が撮影装置本体の内側で
ある。カメラ1は、撮影装置内部に固定されている。カ
メラ1本体の前方には色付きガラス11が取り付けられ
ている。色付きガラス11がこの発明で言う板状の透過
部材である。カメラ1は、色付きガラス11を介して撮
影装置本体外側に位置する被写体を撮影する。色付きガ
ラス11は、外側面(図2および図3における右側)が
反射コーティングされた面である。この色付きガラス1
1は、反射率が34%、透過率が40%、吸収率が26
%である。この色付きガラス11は、一般的なハーフミ
ラーよりも反射率を低くしており、表面に被写体が写り
にくくしている。
【0045】カメラ1は、鏡筒5の周囲にスポンジ12
を巻き付けている。カメラ1は上記オートフォーカス機
能による撮像レンズの移動が色付きガラス11によって
制限されない位置に固定されている。具体的には、オー
トフォーカス機能により撮像レンズ(鏡筒5)を移動さ
せたとき、鏡筒5が色付きガラス11に当たらない位置
にカメラ1本体を固定している。なお、図3ではスポン
ジ12が巻き付けられている鏡筒5を示している。
【0046】さらに、撮影装置本体の内側には被写体か
らの反射光をフラッシュセンサ3に導く光路として、筒
状の導光部材13が設けられている。図3では、導光部
材13の内部断面を示している。導光部材13は、色付
きガラス11に対向する入射面、およびフラッシュセン
サ3に対向する出射面を有する。
【0047】導光部材13の内側には、全反射ミラー1
4、15が設けられている。全反射ミラー14は、色付
きガラス11側で且つ、導光部材13の下側に設けられ
ている。全反射ミラー15は、カメラ1本体側で且つ、
導光部材13の上側に設けられている。全反射ミラー1
4、15は、色付きガラス11を介して入射面から導光
部材13に入射した光を折り返してフラッシュセンサ3
に入射するための構成である。
【0048】また、導光部材13の入射面(色付きガラ
ス11対向している開口面)は、カメラ11のフラッシ
ュ2から発せられ、色付きガラス11で反射された反射
光が入射されないように、カメラ1の光軸下側(フラッ
シュ2の反対側)で、且つ色付きガラス11の背面に近
接させている。また、導光部材13は外周面に遮光部材
を巻いて、上記入射面以外から光が入射しないように構
成している。
【0049】次に、図4を参照しながら、この実施形態
の撮影装置による被写体の撮影について説明する。な
お、この図では導光部材13の図示を省略し、全反射ミ
ラー14、15のみ示している。撮影時、被写体20と
なる人物(以下、ユーザ20と言う。)が色付きガラス
11を介してカメラ1の撮像レンズ5に対向する。
【0050】この実施形態の撮影装置では、カメラ1が
オートフォーカス機能でユーザ20に焦点を合わせる。
撮影装置は、色付きガラス11の反射率(34%)を抑
え、色付きガラス11の表面にユーザ20の顔がハッキ
リ写らないように構成されている。また、色を付けるこ
とで、ユーザ20にカメラ1がハッキリ見えないように
している。
【0051】したがって、ユーザ20に監視されている
という不快感を感じさせないとともに、該ユーザ20の
後ろにいる他人に顔(色付きガラス11に写った顔)を
見られるということもない。また、ユーザが、いたずら
や不意にカメラ1、特に撮像レンズ、に触れることもな
い。
【0052】カメラ1は、ユーザ20に対する焦点合わ
せが完了すると、フラッシュ2を発光させてユーザ20
を撮影する。このとき、カメラ1はフラッシュセンサ3
において検出した被写体20からの反射光量に基づい
て、フラッシュ2の発光量を制御する。
【0053】フラッシュ2から発せられた光には、図4
中に矢示するように、色付きガラス11で反射される光
と、色付きガラス11を通過してユーザ20を照らす光
がある。なお、実際には色付きガラス11に吸収される
光もある。
【0054】まず、色付きガラス11で反射される光に
ついて説明する。上述したように、導光部材13は入射
面を色付きガラス11で反射された光が入射されない位
置に設けている。したがって、色付きガラス11で反射
された光が、入射面から導光部材13に入り、後述する
ように全反射ミラー14、15で折り返されて、出射面
からフラッシュセンサ3に入射されることはない。
【0055】このように、色付きガラス11からの反射
光がフラッシュセンサ3に入射するのを導光部材13で
阻止している。なお、色付きガラス11で反射された反
射光は導光部材13の外周面に照射されるが、導光部材
13の外周面に遮光部材を巻いているので特に問題はな
い。
【0056】一方、色付きガラス11を通過した光がユ
ーザ20に照射される。ユーザ20からの反射光は、再
度色付きガラス11を通過してカメラ1側に戻る。ユー
ザ20からの反射光の一部が、導光部材13の入射面か
ら導光部材13に入射される。導光部材13に入射され
た反射光は、全反射ミラー14、15で折り返され、導
光部材13の出射面から出射される。上述したように、
導光部材13の出射面はフラッシュセンサ3に対向して
いる。したがって、導光部材13の出射面から出射され
た光がフラッシュセンサ3に入射される。
【0057】このように、この実施形態の撮影装置はユ
ーザ20からの反射光を導光部材13に入射し、全反射
ミラー14、15で折り返して、フラッシュセンサ3に
入射する。カメラ1は、公知の調光機能により、フラッ
シュセンサ3で検出した光、すなわちユーザ20からの
反射光、に基づいて、フラッシュ2の発光量を制御でき
る。
【0058】したがって、色付きガラス11で反射され
た反射光の影響を受けることなく、フラッシュ2の調光
制御が行えるので、ユーザ20を適正な明るさで撮影し
た良好な撮影画像を得ることができる。また、カメラ1
とユーザ20との間に色付きガラス11があるので、ユ
ーザ20がいたずらや不意にカメラ1の撮像レンズに触
れることがない。また、色付きガラス11の表面にユー
ザ20の顔がハッキリ写らないので、ユーザ20のプラ
イバシーも十分に守れる。ユーザ20に監視されている
という不快感を感じさせることもない。
【0059】また、カメラ1本体に設けられているフラ
ッシュ2、フラッシュセンサ3、およびフラッシュ2の
発光量を制御する調光機能を利用しているので、装置本
体のコストも十分に抑えられる。
【0060】なお、上記実施形態では、色付きガラス1
1の反射率が34%であるとしたが、31〜37%の範
囲であれば色付きガラス11にユーザ20の顔がハッキ
リ写らず、特に問題がないことを確認した。
【0061】次に、この発明の別の実施形態について説
明する。図5は、この発明の別の実施形態にかかる撮影
装置の構成を示す図である。この実施形態にかかる撮影
装置は、導光部材13にかえて、ファイバ31を用いた
構成である。ファイバ31の一方の端部には入射部32
が設けられており、他方の端部には出射部33が設けら
れている。入射部32は、色付きガラス11の背面に対
向して配置されており、色付きガラス11を介して入射
された光をファイバ31に入射するためのレンズ(不図
示)を有している。一方、出射部33はフラッシュセン
サ3に対向して配置されている。出射部33から出射さ
れた光は、フラッシュセンサ3に入射される。
【0062】なお、フラッシュセンサ3は検出面が出射
部33に覆われており、出射部33から出射された光の
み入射される。また、カメラ1は上記実施形態のものと
同じである。
【0063】この実施形態にかかる撮影装置は、入射部
32を色付きガラス11の背面に対向して配置すること
で、色付きガラス11で反射された光が入射部32に入
射されるのを阻止している。したがって、色付きガラス
11で反射された反射光がフラッシュセンサ3に入射す
ることはない。
【0064】なお、フラッシュセンサ3は検出面を出射
部33で覆っているので、色付きガラス11で反射され
た反射光が直接入射することはない。
【0065】一方、ユーザ20からの反射光は、再度色
付きガラス11を透過してカメラ1側に戻る。このユー
ザ20からの反射光が入射部32に入射される。入射部
32に入射された反射光は、ファイバ31を通って出射
部33から出射される。すなわち、フラッシュセンサ3
に入射される。
【0066】このように、この実施形態の撮影装置もユ
ーザ20からの反射光についてはフラッシュセンサ3に
入射されるが、色付きガラス11からの反射光について
は入射されない。
【0067】したがって、カメラ1はユーザ20からの
反射光量に基づいてフラッシュ2の発光量を制御するこ
とができる。よって、この実施形態の撮影装置も上記実
施形態の装置と同様に、ユーザ20を適正な明るさで撮
影した良好な撮影画像を得ることができる。また、カメ
ラ1とユーザ20との間に色付きガラス11があるの
で、ユーザ20がいたずらや不意にカメラ1の撮像レン
ズに触れることがない。また、色付きガラス11の表面
にユーザ20の顔がハッキリ写らないので、ユーザ20
のプライバシーも十分に守れる。ユーザ20に監視され
ているという不快感を感じさせることもない。さらに、
カメラ1本体に設けられているフラッシュ2、フラッシ
ュセンサ3、およびフラッシュ2の発光量を制御する調
光機能を利用しているので、装置本体のコストも十分に
抑えられる。
【0068】さらに、この発明にかかる撮影装置の別の
実施形態について説明する。図6は、この発明のさらに
別の実施形態にかかる撮影装置の構成を示す図である。
この実施形態にかかる撮影装置は、上記実施形態の装置
における導光部材13、またはファイバ31にかえて、
遮光板35を用いた構成である。
【0069】遮光板35は板状の部材であり、図示する
ようにフラッシュセンサ3よりも上方で、且つフラッシ
ュ2よりも下方に配置している。
【0070】この実施形態の撮影装置では、フラッシュ
2から発せられ色付きガラス11で反射された反射光が
遮光板35の上面に照射される。遮光板35は、色付き
ガラス11で反射された反射光がフラッシュセンサ3に
入射するのを阻止できる大きさである。
【0071】このように、この実施形態の撮影装置は色
付きガラス11で反射された反射光がフラッシュセンサ
3に入射するのを遮光板35で阻止している。
【0072】一方、ユーザ20からの反射光は、図示す
るように遮光板35の下方において色付きガラス11を
通過して、フラッシュセンサ3に入射する。
【0073】このように、この実施形態の撮影装置もユ
ーザ20からの反射光のみフラッシュセンサ3に入射さ
れるので、ユーザ20を適正な明るさで撮影した良好な
撮影画像を得ることができる。また、カメラ1とユーザ
20との間に色付きガラス11が配置されているので、
ユーザ20がいたずらや不意にカメラ1の撮像レンズに
触れたり、監視されているという不快感を感じることも
ない。色付きガラス11の表面にユーザ20の顔がハッ
キリ写らないので、ユーザ20のプライバシーも十分に
守れる。
【0074】なお、この実施形態の撮影装置では、遮光
板35によりフラッシュ2から発せられた光がユーザ2
0に当たらない領域(以下、影領域と言う。)ができ
る。図6においてハッチングで示す領域が影領域であ
る。しかし、図示するように、影領域はユーザ20の首
から下であり、ユーザ20の顔を撮影することを目的と
する装置であれば、特に問題は無い。
【0075】また、遮光板35という非常に簡単な構成
で色付きガラス11で反射された反射光がフラッシュセ
ンサ3に入射するのを阻止したので、上述の実施形態の
装置よりも一層のコストダウンが実現できる。
【0076】次に、上記実施形態にかかる撮影装置を適
用した本人認証装置について説明する。図7はこの実施
形態にかかる本人認証装置の外観を示す概略図であり、
図8はこの実施形態にかかる本人認証装置の構成を示す
ブロック図である。この実施形態の本人認証装置40
は、本体の動作を制御する制御部41と、上記説明した
いずれかの実施形態にかかる撮影装置42と、本体に対
して入力操作を行う操作部43と、入力操作の案内画面
等を表示する表示部44と、本体内部に収納されている
現金を出金する出金部45と、登録者毎に識別コードと
該当する登録者の顔画像データとを対応づけて記憶した
認証データ記憶部46と、を備えている。操作部43
は、表示部44の表示画面上に設けたタッチパネルを有
している。撮影装置42は、本体の上面に取り付けられ
ている。
【0077】以下、この実施形態にかかる本人認証装置
40の動作について説明する。本人認証装置40は、操
作部43において認証要求を指示する入力操作が行われ
ると(特定のキーが操作されると)、本人認証処理を開
始する。図9は、本人認証処理を示すフローチャートで
ある。まず、操作部43において、識別コードの入力を
受け付ける(s1)。識別コードの入力は、操作部43
で入力する構成であってもよいし、またカードリーダ
(不図示)で本体に挿入された磁気カードやICカード
に記録されている識別コードを読み取る構成であっても
よい。
【0078】本人認証装置40は、識別コードが入力さ
れると、撮影装置42でユーザの顔を撮影する(s
2)。このとき、ユーザは予め定められている撮影位置
にいる。上述したように撮影装置42は、ユーザの撮影
が適正な明るさで行え、良好な撮影画像を得ることがで
きる。
【0079】本人認証装置40は、s1で入力された識
別コードに対応する登録者の顔画像データを読み出す
(s3)。s3で読み出した登録者の顔画像データと上
記s2で撮影したユーザの撮影画像とを照合し、入力さ
れた識別コードで識別される登録者と、s2で撮影した
ユーザとが同一人物であるかどうかを判定する(s
4)。s4で同一人物であると判定すると、取引処理を
実行する(s5)。
【0080】s5にかかる取引処理は、操作部43にお
いて出金金額の入力を受け付け、出金部45において入
力された出金金額の現金を出金する処理である。
【0081】なお、s4で同一人物でないと判定する
と、s5にかかる取引処理を実行することなく本処理を
終了する。
【0082】このように、この実施形態の本人認証装置
40はユーザの撮影が適正な明るさで行えるので、良好
な撮影画像を得ることができる。したがって、認証精度
の低下が抑えられ、装置本体の信頼性が向上できる。
【0083】また、ユーザの顔が該ユーザの後ろに要る
他人に見られないので(撮影装置41の色付きガラス1
1にユーザの顔が写らない)、該ユーザのプライバシー
が十分に守れる。
【0084】次に、上記実施形態にかかる撮影装置を適
用した本人認証装置の別の実施形態について説明する。
図10はこの実施形態にかかる本人認証装置の外観を示
す概略図であり、図11はこの実施形態にかかる本人認
証装置の構成を示すブロック図である。この実施形態の
本人認証装置40は、上記実施形態における認証データ
記憶部46を顔写真付きの証明書、例えば運転免許証、
から顔写真や住所、氏名等を読み取るスキャナ47に置
き換えたものである。
【0085】なお、周知のように運転免許証には、本人
の顔写真、氏名、現住所、本籍、生年月日等の情報が印
刷されている。
【0086】以下、この実施形態にかかる本人認証装置
40の動作について説明する。本人認証装置40は、操
作部43において認証要求を指示する入力操作が行われ
ると(特定のキーが操作されると)、本人認証処理を開
始する。図12は、本人認証処理を示すフローチャート
である。まず、スキャナ47において運転免許証をスキ
ャニングし、該運転免許証に印刷されている顔写真等の
情報を読み取る(s11)。本人認証装置40は、運転
免許証の読み取りを完了すると、撮影装置42でユーザ
の顔を撮影する(s12)。このとき、ユーザは予め定
められている撮影位置にいる。上述したように撮影装置
42は、ユーザの撮影が適正な明るさで行えるので、良
好な撮影画像(ユーザの顔画像)を得ることができる。
【0087】本人認証装置40は、s11で運転免許証
から読み取った顔写真と、s12で撮影したユーザの顔
画像とを照合し、s11で受け付けた運転免許証がs1
2で撮影したユーザのものであるかどうかを判定する
(s13)。s13でs11で受け付けた運転免許証が
s12で撮影したユーザのものであると判定すると、取
引処理を実行する(s14)。
【0088】s14にかかる取引処理は、操作部43に
おいて出金金額の入力を受け付け、出金部45において
入力された出金金額の現金を出金する処理である。ま
た、s11で免許証から読み取った氏名、住所、本籍、
生年月日等の情報を取引データとして記憶する。
【0089】なお、s13でs11で受け付けた運転免
許証がs12で撮影したユーザのものでないと判定する
と、s14にかかる取引処理を実行することなく本処理
を終了する。
【0090】このように、この実施形態の本人認証装置
40もユーザの撮影が適正な明るさで行えるので、良好
な撮影画像が得られる。したがって、認証精度の低下が
抑えられ、装置本体の信頼性が向上できる。
【0091】また、ユーザの顔が該ユーザの後ろに要る
他人に見られないので(撮影装置41の色付きガラス1
1にユーザの顔が写らない)、該ユーザのプライバシー
が十分に守れる。
【0092】さらに、本人認証装置40をセンタ(不図
示)に接続するとともに、本人認証装置40が取得した
顔画像、証明書の画像、これらの照合結果をセンタに送
信する構成としてもよい。このように構成すれば、遠隔
地(センタ)にて本人認証装置40から送信された情報
を総合的に判断して、本人であるか否かを適切に判断す
ることができる。
【0093】なお、色付きガラス11の色は、彩度を持
たない無彩色であるグレーが望ましい。なぜなら、顔照
合の前段処理として、撮影した画像から肌色領域を検出
することで顔領域を切り出す処理を行う場合があり、色
付きガラス11の色をグレーにすれば、上記肌色領域の
検出精度が向上できるからである。
【0094】また、シール自販機に適用する場合、通常
カラー画像が用いられるため、色付きガラス11の色が
グレーであれば、被写体本来の色の認識が容易になる。
【0095】また、色付きガラス11の色を本人認証装
置40の筐体と同じ色にすれば、カメラ1の取り付け位
置が目立たなくなり、ユーザに監視されている不快感を
一層感じさせることがない。
【0096】また、無人受付端末に適用すれば、受け付
けた利用者について良好な顔画像を撮影することができ
るので、なりすまし等の犯罪を防止することができる。
【0097】
【発明の効果】以上のように、この発明の撮影装置によ
れば、撮影時に被写体を照射する光の調光が適正に行え
るので、被写体について常に良好な撮影画像を得ること
ができる。
【0098】また、被写体を照らす構成として、カメラ
本体とは別に照明装置等を設けたのではなく、カメラに
内蔵されているフラッシュ、フラッシュセンサ、調光手
段を用いたので、装置本体のコストが十分に抑えられ
る。
【0099】また、この発明の本人認証装置によれば、
被写体について常に良好な撮影画像を得ることができ
る。したがって、認証精度の低下が抑えられ、本体の信
頼性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である撮影装置に適用され
るディジタルカメラを示す図である。
【図2】この発明の実施形態である撮影装置の構成を示
す図である。
【図3】この発明の実施形態である撮影装置の構成を示
す図である。
【図4】この発明の別の実施形態である撮影装置を示す
図である。
【図5】この発明の別の実施形態である撮影装置を示す
図である。
【図6】この発明の別の実施形態である撮影装置を示す
図である。
【図7】この発明の実施形態である本人認証装置の外観
を示す概略図である。
【図8】この発明の実施形態である本人認証装置の構成
を示す図である。
【図9】この発明の実施形態である本人認証装置の動作
を示すフローチャートである。
【図10】この発明の別の実施形態である本人認証装置
の外観を示す概略図である。
【図11】この発明の別の実施形態である本人認証装置
の構成を示す図である。
【図12】この発明の別の実施形態である本人認証装置
の動作を示すフローチャートである。
【図13】従来の撮影装置を示す図である。
【符号の説明】
1−ディジタルカメラ 2−フラッシュ 3−フラッシュセンサ 4−シャッタ 5−撮像レンズ 11−色付きガラス 13−導光部材 14、15−全反射ミラー 20−(ユーザ)被写体 31−ファイバ 32−入射部 33−出射部 35−遮光板 40−本人認証装置 41−制御部 42−撮影装置 43−操作部 44−表示部 45−出金部 46−認証データ記憶部 47−スキャナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/02 G03B 15/02 R 5C054 15/03 15/03 F 5J104 15/05 15/05 17/53 17/53 G06T 1/00 400 G06T 1/00 400H 420 420C 430 430G H04L 9/32 H04N 5/238 Z H04N 5/238 7/18 U 7/18 101:00 // H04N 101:00 H04L 9/00 673D (72)発明者 矢野 博司 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 2H053 AA01 DA00 DA03 DA04 2H083 AA01 AA31 AA51 2H104 AA16 BC48 5B047 AA23 BC07 BC09 BC11 CA19 CB04 5C022 AA01 AA13 AB15 AC55 AC78 5C054 AA01 CA04 CC02 CE07 CH02 EA01 EA05 EA07 FC11 GB11 HA00 5J104 AA07 KA01 KA16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の透過部材の背面側に配置したカメ
    ラで該透過部材の前面側に位置する被写体を撮影する撮
    影装置において、 上記カメラには、上記被写体を照らすフラッシュと、 上記フラッシュの反射光量を検出するセンサと、 上記センサで検出した反射光量に基づいて上記フラッシ
    ュの発光量を制御する調光手段と、が設けられており、 上記フラッシュから発せられ上記透過部材で反射された
    反射光が上記センサに入射するのを阻止する入射阻止手
    段を備えた撮影装置。
  2. 【請求項2】 上記入射阻止手段は、上記フラッシュか
    ら発せられ上記透過部材で反射された反射光が入射され
    ない位置に入射面を設けるとともに、上記センサに対向
    する位置に出射面を設けた光路である請求項1に記載の
    撮影装置。
  3. 【請求項3】 上記光路は、ファイバである請求項2に
    記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 上記透過部材は、色付きガラスである請
    求項1〜3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 上記透過部材は、反射率が31〜37%
    である請求項4に記載の撮影装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の撮影装
    置を適用した本人認証装置であって、 個人の顔画像データを認証用データとして記憶する認証
    用データベースと、 上記撮影装置で撮影した個人の顔画像と、上記認証用デ
    ータベースに記憶している顔画像データとを用いて撮影
    した個人を認証する認証手段と、を備えた本人認証装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の撮影装
    置を適用した本人認証装置であって、 顔写真付きの証明書を受け付け、該証明書の顔写真を読
    み取る顔写真読取手段と、 上記撮影装置で撮影した個人の顔画像と上記顔写真読取
    手段で読み取った顔写真とを用いて上記撮影した個人を
    認証する認証手段と、を備えた本人認証装置。
  8. 【請求項8】 上記顔写真付きの証明書は、運転免許証
    である請求項7に記載の本人認証装置。
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