JP2002261273A - 半導体装置、基準電圧発生回路及び電源回路 - Google Patents

半導体装置、基準電圧発生回路及び電源回路

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JP2002261273A
JP2002261273A JP2001054248A JP2001054248A JP2002261273A JP 2002261273 A JP2002261273 A JP 2002261273A JP 2001054248 A JP2001054248 A JP 2001054248A JP 2001054248 A JP2001054248 A JP 2001054248A JP 2002261273 A JP2002261273 A JP 2002261273A
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type region
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Takaaki Negoro
宝昭 根来
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を大幅には増加させることなく、か
つMISFETについて同じ温度特性をもたせつつ、し
きい値電圧Vthを容易することができる半導体装置を提
供する。 【解決手段】 P型半導体基板1に、LOCOS酸化膜
3、N型ウエル領域5、ゲート酸化膜9、ゲート電極1
1並びにソース及びドレイン領域13が形成されてい
る。ゲート電極11は、ゲート電極11の長手方向中央
部に延びるN型領域11aと、ゲート電極11の長手方
向の両端部にN型領域11aに隣接して延びる2つのP
型領域11bにより構成される。ゲート電極11にはL
OCOS酸化膜3上でN型領域11a及びP型領域11
bに跨ってオーミックコンタクト領域15が形成されて
いる。このPchトランジスタのしきい値電圧Vthを変
更する際、チャネル領域7上でN型領域11aが締める
面積とP型領域11bが占める面積の割合を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、半導体基板に形成されたチャネル領域上にゲ
ート絶縁膜を介してゲート電極が形成されたMISFE
T(絶縁ゲート電界効果型トランジスタ)を備えた半導
体装置に関するものである。MISFETの代表例とし
て、ポリシリコンからなるゲート電極とシリコン酸化膜
からなるゲート絶縁膜を備えたMOSトランジスタがあ
る。以下では、MOSトランジスタを例にとって説明す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、MOSトランジスタにおいて、色
々なしきい値電圧Vthを有するものを同じ半導体基板上
に形成する場合、ゲート酸化膜(シリコン酸化膜からな
るゲート絶縁膜)の膜厚を異ならせたり、ゲート酸化膜
直下のチャネル領域へのチャネルドープ量を変えてチャ
ネル領域の不純物濃度を異ならせたりすることにより、
しきい値電圧Vthを異ならせている。
【0003】複数の素子形成領域(MOSトランジスタ
を形成する領域)でゲート酸化膜の膜厚を異ならせる方
法の一例(従来技術1)を説明すると、半導体基板表面
にシリコン酸化膜を形成し、素子形成領域のシリコン酸
化膜上にシリコン窒化膜を形成した後、LOCOS(Lo
cal Oxidation of Silicon)法により素子分離膜を形成
する。第1のゲート酸化膜を形成する素子形成領域に対
応して開口を有するレジスト膜を形成し、これをマスク
として開口内のシリコン窒化膜及びシリコン酸化膜を除
去した後、熱酸化により第1のゲート酸化膜を選択的に
形成する。第2のゲート酸化膜を形成する素子形成領域
におけるシリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を除去し
たのち、第1のゲート酸化膜とは異なる膜厚の第2のゲ
ート酸化膜を熱酸化により選択的に形成する(特開平1
0−178102号公報参照)。
【0004】一方、複数の素子形成領域でチャネル領域
へのチャネルドープ量を変えてチャネル領域の不純物濃
度を異ならせる方法の一例(従来技術2)を説明する
と、各素子形成領域に、P型の半導体基板の表面濃度で
決まる第1の不純物濃度のチャネル領域と、不純物導入
用マスクのパターンによって選択された領域に不純物を
イオン打込みなどで導入することによって決定される第
2の不純物濃度のチャネル領域を設ける。さらに第1の
不純物濃度のチャネル領域と第2の不純物濃度のチャネ
ル領域は複数の平面的形状に分割する。第2の不純物濃
度のチャネル領域を形成するためのイオン打込みに用い
る不純物導入用マスクにおいて、複数の素子形成領域で
パターンを変えることにより、第1の不純物濃度のチャ
ネル領域と第2の不純物濃度のチャネル領域の平面的な
面積比を変え、ひいてはチャネル領域へのチャネルドー
プ量を変えている(特開平8−274330号公報参
照)。
【0005】しきい値電圧Vthが異なる2つ以上のMO
Sトランジスタを用い、ゲートとソースを接続したデプ
レッション型MOSトランジスタを定電流源とする基準
電圧発生回路が知られている(従来技術3、特公平4−
65546号公報参照)。
【0006】そこでは、図5に示されるように、デプレ
ッション型MOSトランジスタQ1のゲートとソースを
接続してその定電流性を利用する。そして、ゲートとド
レインが接続されたエンハンスメント型MOSトランジ
スタQ12とQ13をその定電流で動作するように直列
に接続して、それらのMOSトランジスタQ12,Q1
3に発生する電圧を基準電圧として取り出すものであ
る。ここでは、いずれのMOSトランジスタQ1,Q1
2,Q13もNチャネル型である。MOSトランジスタ
Q12のゲートとソース間の電圧VgsはV012、MOS
トランジスタQ13のVgsはV013である。MOSトラ
ンジスタQ12、Q13は1個のみでもよく、図5のよ
うに2個、又は3個以上でもよい。
【0007】ゲートとソースを接続したデプレッション
型MOSトランジスタを定電流源とする基準電圧発生回
路としては、他に図6に示されるものが考えられる。図
6では、Q1は図5のものと同じくデプレッション型M
OSトランジスタ、Q2はしきい値電圧Vthの低い側の
エンハンスメント型MOSトランジスタ(しきい値電圧
Vth_l)、Q3はしきい値電圧Vthの高い側のエンハン
スメント型MOSトランジスタ(しきい値電圧Vth_h)
を示す。基準電圧VREFとしてはエンハンスメント型M
OSトランジスタQ3、Q2のしきい値電圧Vthの差分
が出力される。
【0008】図7に図6の基準電圧発生回路におけるM
OSトランジスタQ1,Q2,Q3のVgs対(Ids)1/2
波形(ただしドレイン電圧は飽和条件)を示す。ただし
Q1,Q2,Q3のコンダクタンスファクタ(K)は同
一とする。Vgsはゲートとソース間の電圧、Idsはドレ
イン電流である。
【0009】MOSトランジスタQ1はVgsが0Vで固
定されているため、図7のQ1の波形からIconstなる
定電流を流す。したがって、Ids=IconstとなるMO
SトランジスタQ2,Q3のVgsがそれぞれVo2,Vo3
となる。基準電圧VREFはこの差分で表わされるので VREF = Vo3 − Vo2 = Vth_h − Vth_l となり、基準電圧VREFが2つのMOSトランジスタQ
3,Q2のしきい値電圧Vth_hとVth_lの差分で表わさ
れることがわかる。
【0010】アナログデバイスでは色々な電圧で比較演
算処理をするための色々な基準電圧が必要になってきて
おり、同じ回路構成でしきい値電圧Vthを変えることに
より色々な基準電圧を発生することが求められている。
例えば図6に示す基準電圧発生回路では、エンハンスメ
ント型トランジスタQ2とQ3のしきい値電圧Vthを互
いに異ならせたり、デプレッション型MOSトランジス
タQ1とエンハンスメント型MOSトランジスタQ2,
Q3との間でしきい値電圧Vthを異ならせたりすること
により、色々な基準電圧を発生することができる。
【0011】従来技術3では、エンハンスメント型トラ
ンジスタQ12とQ13のしきい値電圧Vthを互いに異
ならせることについては触れられていないが、デプレッ
ション型MOSトランジスタQ1とエンハンスメント型
MOSトランジスタQ12,Q13との間でしきい値電
圧Vthを異ならせる方法として、基板の不純物濃度又は
チャネル領域の不純物濃度を変化させる方法が実施例と
して挙げられている。その方法は、いずれもイオン注入
時の注入量を変えることである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1では、第1
のゲート酸化膜と第2のゲート酸化膜を別々の工程で形
成しており、ゲート酸化膜を形成するために2回の熱酸
化処理を行なう必要があるので、製造工程が大幅に増加
するという問題があった。また、しきい値電圧Vthの異
なる複数種類のMOSトランジスタを得る方法としてゲ
ート電極の材料を変えるという方法が思い浮かぶ。しか
し、材料が異なる2種類以上のゲート電極を形成するた
めには、異なる材料をそれぞれ堆積する必要があるの
で、製造工程が大幅に増加するという欠点がある。
【0013】従来技術2では、第1の不純物濃度のチャ
ネル領域と第2の不純物濃度のチャネル領域の平面的な
面積比を異ならせるための、第2の不純物濃度のチャネ
ル領域を形成するためのイオン打込みは同じ工程で行な
うので、工程数が増加することはない。しかし、チャネ
ルドープ領域の不純物濃度を変えた場合、半導体基板内
の不純物濃度が変化している部分があるので、温度依存
があるバルク・フェルミ準位ΦFの値が変化する。
【0014】一般的にMOSトランジスタのしきい値電
圧Vthは、 Vth=ΦMS+QSS/COX+2ΦF+(2εSε0qNa)1/2/COX(VBS+2ΦF)1/2 …(1) で表される。ここで、ΦMS:金属・半導体仕事関数の
差、QSS:ゲート酸化膜界面電荷密度、COX:ゲート酸
化膜の単位面積当りの容量、ΦF:バルク・フェルミ準
位、εS:半導体の誘電率、ε0:真空誘電率、q:電子
電荷、Na:基板濃度、VBS:基板−ソース間の電圧で
ある。
【0015】式(1)からわかるように、バルク・フェ
ルミ準位ΦFが変化すると、しきい値電圧Vthも変化す
る。すなわち、従来技術2のように、チャネル領域の不
純物濃度を変えることによってしきい値電圧Vthの異な
る複数種類のMOSトランジスタを得る場合、それらの
MOSトランジスタに同じ温度特性をもたせるために
は、第1の不純物濃度のチャネル領域と第2の不純物濃
度のチャネル領域の平面的な面積比率を変える毎にトラ
ンジスタサイズの変更が必要となる。このような不具合
は従来技術3のMOSトランジスタでも同様である。特
に、しきい値電圧Vthが異なる2つ以上のMOSトラン
ジスタを基準電圧発生回路として使用する回路では、M
OSトランジスタの温度特性に起因する電圧変動を少な
くする必要がある。
【0016】そこで本発明は、製造工程を大幅には増加
させることなく、かつMISFETについて同じ温度特
性をもたせつつ、しきい値電圧Vthを容易することがで
きる半導体装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板に
形成されたチャネル領域上にゲート絶縁膜を介してゲー
ト電極が形成されたMISFETを備えた半導体装置で
あって、ゲート電極は1つのMISFET内でP型領域
とN型領域をもつものである。
【0018】P型不純物が導入されたP型ゲート電極と
N型不純物が導入されたN型ゲート電極とでは、しきい
値電圧Vthが1.1V程度変化することが知られてい
る。本発明の半導体装置では、チャネル領域上のゲート
電極をP型領域とN型領域に分けて形成することによ
り、金属・半導体仕事関数の差(以下単に仕事関数差と
呼ぶ)ΦMSを変化させる。具体的にはP型領域とN型領
域とでは仕事関数差ΦMSが異なるので、このMISFE
T全体の仕事関数差ΦMSはP型領域とN型領域の面積比
率で決まる。P型領域とN型領域の面積比を変更すると
両領域の仕事関数差ΦMSが変化し、両領域の仕事関数差
ΦMSが平均化され独自の仕事関数差ΦMSとなるので、チ
ャネル領域の不純物濃度を変更することなしに、しきい
値電圧Vthを所望する値に変更することができる。ここ
で、仕事関数差ΦMSは温度依存性がないので、MISF
ETの温度特性を変化させることなく、しきい値電圧V
thを変更することができる。なお、MISFETのトラ
ンジスタサイズを変更しなくてもよいのはいうまでもな
い。
【0019】チャネル領域上のゲート電極をP型領域と
N型領域に分けて形成するためにはそれぞれの領域に不
純物を導入する必要があるが、不純物を注入する工程は
レジストマスクの形成工程及びイオン注入工程のみで行
なうことができるので、工程数が大幅に増加することは
ない。さらに、CMOS(Complementary MOS)を形成
する製造工程であれば、Pチャネル型MOSトランジス
タの拡散領域へのイオン注入時にゲート電極のP型領域
へのイオン注入も行ない、Nチャネル型MOSトランジ
スタの拡散領域へのイオン注入時にゲート電極のN型領
域へのイオン注入も行なうことができるので、工程数を
増加させることなく本発明の半導体装置を製造すること
ができる。さらに、MOSトランジスタのチャネル型と
は逆導電型の不純物を予め注入したゲート電極用のポリ
シリコン膜を堆積し、拡散領域へのイオン注入時にゲー
ト電極のいずれかの導電型の領域にイオン注入を行なう
ようにすれば、工程数を増加させることなく、本発明の
半導体装置を製造することができる。
【0020】本発明の基準電圧発生回路は、ゲートとソ
ースを接続したデプレッション型MISFETを定電流
源とし、そのデプレッション型MISFETに、1又は
複数のエンハンスメント型MISFETが直列に接続さ
れて構成される基準電圧発生回路であって、デプレッシ
ョン型MISFET及びエンハンスメント型MISFE
Tのうち少なくとも1つのMISFETは、1つのMI
SFET内でP型領域とN型領域をもつゲート電極を備
えている本発明の半導体装置を構成するMISFETに
より構成されているものである。
【0021】デプレッション型MISFET及びエンハ
ンスメント型MISFETのうちいずれかのMISFE
Tのゲート電極のP型領域とN型領域の面積比率を変更
することにより、回路構成及びトランジスタサイズを変
更することなくしきい値電圧Vthを変更することがで
き、発生させる基準電圧の大きさを変更することができ
る。さらに、基準電圧発生回路を構成するMISFE
T、特に、複数のエンハンスメント型MISFETを備
えた場合にそれらのエンハンスメント型MISFETに
ついて、チャネルドープ領域の不純物濃度を同じにし
て、同じ温度特性をもたせることができる。
【0022】本発明の電源回路は、供給する電源電圧を
基準電圧と比較することによって電源電圧を検出する検
出回路を備えた電源回路であって、基準電圧を発生する
回路として本発明の基準電圧発生回路を備えたものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置の一態様で
は、ゲート電極のP型領域とN型領域がチャネル幅方向
に沿って分割されている。
【0024】本発明の半導体装置の他の態様では、ゲー
ト電極のP型領域とN型領域がチャネル長方向に沿って
分割されている。
【0025】本発明の半導体装置のさらに他の態様で
は、ゲート電極のP型領域とN型領域の両方にオーミッ
クコンタクトが設けられている。単純にP型領域及びN
型領域を形成しても、両領域でオーミックコンタクトが
取れていないと、PN接合の逆バイアスがかかりうまく
電圧が伝わらない可能性があるが、この態様により、ゲ
ート電極のP型領域とN型領域の両方に電圧を確実に印
加することができる。
【0026】本発明のさらに他の態様では、チャネル領
域上でP型領域が占める面積とN型領域が占める面積の
比率が異なる複数種類のMISFETを備えている。そ
の結果、同じ温度特性をもち、かつしきい値電圧Vthが
異なる複数種類のMISFETを同じ半導体基板上に備
えることができる。ここで、複数種類のMISFETと
しては、P型領域とN型領域からなるゲート電極を備え
たMISFETに加えて、チャネル領域上でのP型領域
とN型領域の面積の比率が0%と100%、すなわちP
型領域のみ又はN型領域のみのゲート電極を備えたMI
SFETも含んでいてもよい。
【0027】
【実施例】図1は一実施例を示す図であり、(A)は断
面図、(B)は平面図である。この実施例はゲート電極
のP型領域とN型領域をチャネル幅方向に沿って分割し
たものである。P型半導体基板1の表面に素子形成領域
を分離するためのLOCOS酸化膜3が形成されてい
る。半導体基板1の素子形成領域にN型ウエル領域5が
形成されている。N型ウエル領域5表面部のチャネル領
域7上にシリコン酸化膜からなるゲート酸化膜9が形成
されている。ゲート酸化膜9上には、LOCOS酸化膜
3に跨ってポリシリコンからなる帯状のゲート電極11
が形成されている。N型ウエル領域5表面部のチャネル
領域7の両側に、P型不純物が注入されたソース及びド
レイン領域13が形成されている。
【0028】ゲート電極11は、ゲート電極11の長手
方向(チャネル幅方向)に延びるゲート電極11の中央
部にN型不純物が導入されてなるN型領域11aと、ゲ
ート電極11の長手方向にN型領域11aに隣接して延
びるゲート電極11の両端部にP型不純物が導入されて
なる2つのP型領域11bにより構成されている。ゲー
ト電極11にはLOCOS酸化膜3上でN型領域11a
及びP型領域11bに跨ってオーミックコンタクト領域
15が形成されている。図1に示すMOSトランジスタ
はPチャネル型MOSトランジスタ(以下、Pchトラ
ンジスタという)である。
【0029】図2は、この実施例の製造方法の一例を示
す工程断面図である。 (A)半導体基板1表面に、通常のLOCOS酸化法に
より、LOCOS酸化膜3を形成して素子形成領域を分
離する。素子形成領域にN型ウエル領域5を形成する。
Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、Nchトラン
ジスタといい、図示は省略する)のN型ウエル領域5の
表面部にP型ウエル領域を形成する。N型ウエル領域5
及びP型ウエル領域の表面にシリコン酸化膜9を例えば
30nm(ナノメートル)の膜厚で形成する。半導体基
板1上全面に不純物を導入していないポリシリコン膜を
例えば500nmの膜厚で堆積し、そのポリシリコン膜
をパターニングして、素子形成領域上及びLOCOS酸
化膜3上にポリシリコンからなるPchトランジスタの
ゲート電極11及びNchトランジスタのゲート電極を
形成する。Pchトランジスタの素子形成領域では、ゲ
ート電極11下に対応するN型ウエル領域5がチャネル
領域7となる。
【0030】(B)Pchトランジスタのゲート電極1
1の長手方向に延びるゲート電極11の中央部の領域上
に開口部をもち、かつNchトランジスタの素子形成領
域上に開口部をもつレジストパターン17を半導体基板
1上全面に形成する。レジストパターン17をマスクに
して、Pchトランジスタのゲート電極11の中央部、
Nchトランジスタのソース及びドレイン領域となるP
型ウエルの表面部、並びにNchトランジスタのゲート
電極に例えば50KeV、4×1015cm-2程度の条件
でヒ素又はリン(図中では記号「−」で示す)の注入を
行なう。
【0031】(C)レジストパターン17を除去した
後、半導体基板1上全面に、Pchトランジスタのソー
ス及びドレイン領域となるN型ウエル5上、並びに工程
(B)でヒ素又はリンが注入されたゲート電極11の中
央部の領域を除くゲート電極の両端部の領域上に開口部
をもちレジストパターン19を形成する。ヒ素又はリン
が注入されたゲート電極11の中央部の領域上にはレジ
ストパターン19が形成される。レジストパターン19
をマスクにして、Pchトランジスタのゲート電極11
の両端部、並びにソース及びドレイン領域となるN型ウ
エル5の表面部に例えば30KeV、2×1015cm-2
程度の条件でボロン(図中では記号「+」で示す)の注
入を行なう。
【0032】(D)レジストパターン19を除去した
後、例えば920℃、1時間程度の条件で熱処理を行な
い、Pchトランジスタのゲート電極11のヒ素又はリ
ンが注入された中央部の領域にN型領域11aを形成
し、ゲート電極11のボロンが注入された両端部の領域
にP型領域11bを形成し、N型ウエル領域5のボロン
が注入された領域にソース及びドレイン領域13を形成
する。同時に、Nchトランジスタのゲート電極並びに
ソース及びドレイン領域も形成する。半導体基板1上全
面に層間絶縁膜を形成した後、その層間絶縁膜のLOC
OS酸化膜3上でゲート電極11のN型領域11a及び
P型領域11bに跨がる領域にオーミックコンタクト領
域15を形成する(図1参照)。
【0033】図1及び図2に示すPchトランジスタの
しきい値電圧Vthは、チャネル領域7上でN型領域11
aが占める面積とP型領域11bが占める面積の比率の
影響を受ける。N型領域11aとP型領域11bの面積
比率を変更すれば、Pchトランジスタ全体の仕事関数
差ΦMSが変わるので、しきい値電圧Vthを変更すること
ができる。
【0034】N型領域11aとP型領域11bの面積比
率を変更する際、図2に示す工程(B)及び(C)で、
レジストパターン17,19を形成するための写真製版
でのマスクのパターンをそれぞれ変更するだけで実現す
ることができる。さらに、複数のPchトランジスタ
で、N型領域11aとP型領域11bの面積比率を異な
らせてしきい値電圧Vthを異ならせる場合、チャネル領
域7の不純物濃度構成は同じであるので、複数のPch
トランジスタに同じ温度特性をもたせることができる。
【0035】さらに、図2を用いて説明した製造方法例
のように、同じ半導体基板上にPchトランジスタとN
chトランジスタを形成する場合、ゲート電極11のN
型領域11a用のイオン注入をNchトランジスタのソ
ース及びドレイン領域用のイオン注入と同時に行ない、
P型領域11b用のイオン注入をPchトランジスタの
ソース及びドレイン領域13用のイオン注入と同時に行
なうようにすれば、工程数を増加させることなく、ゲー
ト電極11のN型領域11a及びP型領域11bを形成
することができる。
【0036】図2の製造方法例では、工程(A)で不純
物を導入していない状態のゲート電極11を形成してい
るが、ゲート電極11をパターニングする前に、例えば
30KeV、5×1014cm-2の条件でリンを注入して
からゲート電極11をパターニングして予めN型領域1
1aを形成しておき、さらに工程(B)でのゲート電極
中央部へのイオン注入は行なわず、工程(C)でのボロ
ン注入でゲート電極の両端部にボロンを注入してP型領
域11bを形成するようにすれば、レジストパターンを
用いたN型領域11aへのイオン注入を行なわずにP型
領域11bを自由に定義できるという利点がある。
【0037】図1の実施例及び図2の製造方法例ではP
chトランジスタについて示しているが、Nchトラン
ジスタについても、図2の製造方法例の導電型を読みか
えて同様にしてゲート電極にP型領域及びN型領域を形
成することができる。また、図1及び図2に示す実施例
では、ゲート電極11の中央部がN型領域、両端部がP
型領域であるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、中央部がP型領域、両端部がN型領域であってもよ
い。また、上記の実施例で示した寸法及びイオン注入方
法は一例であり、本発明はこれに限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々
の変更が可能である。
【0038】図1及び図2に示す実施例では、ゲート電
極を中央部と両端部に分けてP型領域及びN型領域を形
成しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ゲート電極のN型領域とP型領域の配置は種々の変
更が可能である。例えば、図3に示すように、ゲート電
極11を長手方向(チャネル幅方向)に2つに分けてN
型領域11aとP型領域11bを形成するようにしても
よい。この実施例はゲート電極11のN型領域11aと
P型領域11bをチャネル幅方向に沿って分割したもの
である。
【0039】図3では、例えばN型領域11aの不純物
濃度が薄い場合、オーミックコンタクト領域15での電
気的接続性を向上させるために、オーミックコンタクト
領域15及びその周辺の領域にN型不純物を高濃度に注
入した高濃度領域11cを形成している。このような高
濃度領域は図3のN型領域11aに限らず、図1及び後
述する図4のN型領域11a及びP型領域11bにおい
ても不純物濃度に応じて形成することが好ましい。
【0040】また、ゲート電極のN型領域とP型領域の
配置は、図4に示すように、チャネル領域7上にN型領
域11a及びP型領域11bが位置するように、ゲート
電極11の長手方向の一端側にN型領域11aを形成
し、他端側にP型領域を形成するようにしてもよい。こ
の実施例はゲート電極11のN型領域11aとP型領域
11bをチャネル長方向に沿って分割したものである。
この場合、N型領域11a及びP型領域11bにそれぞ
れオーミックコンタクト領域15を設ける必要がある。
また、ゲート電極11aを長手方向(チャネル幅方向)
に沿って4本以上に分割して交互にN型領域とP型領域
を配置するようにしてもよい。
【0041】図5に示す構成の基準電圧発生回路を備え
た半導体装置の実施例では、デプレッション型MOSト
ランジスタQ1及びエンハンスメント型MOSトランジ
スタQ12,Q13のうちの少なくとも1つに、P型領
域とN型領域をもつゲート電極を備えたMOSトランジ
スタを用いる。また、図6に示す構成の基準電圧発生回
路を備えた半導体装置の実施例では、デプレッション型
MOSトランジスタQ1及びエンハンスメント型MOS
トランジスタQ2,Q3のうちの少なくとも1つに、P
型領域とN型領域をもつゲート電極を備えたMOSトラ
ンジスタを用いる。
【0042】これらの基準電圧発生回路において、発生
させる基準電圧の大きさを変更する際、P型領域とN型
領域をもつゲート電極を備えたMOSトランジスタのP
型領域とN型領域のチャネル領域上での面積比率を変更
して、そのMOSトランジスタのしきい値電圧Vthを変
更することにより、基準電圧発生回路の回路構成、並び
にMOSトランジスタのトランジスタサイズ及び温度特
性を変化させることなく、発生させる基準電圧の大きさ
を変更することができる。
【0043】図5及び図6では、デプレッション型MO
Sトランジスタに直列に接続されるエンハンスメント型
MOSトランジスタは2つであるが、本発明はこれに限
定されるものではなく、エンハンスメント型MOSトラ
ンジスタの個数は1個のみでもよいし、3個以上でもよ
い。また、図5及び図6の基準電圧発生回路は、Nch
MOSトランジスタを用いたものであるが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、PchMOSトランジス
タを用い、デプレッション型MOSトランジスタに1又
は複数のエンハンスメント型MOSトランジスタが直列
に接続されて構成される基準電圧発生回路にも適用する
ことができる。
【0044】図8は本発明の基準電圧発生回路を備えた
定電圧電源回路の一実施例を示す回路図である。電源2
1からの電源を負荷23に安定して供給するために定電
圧回路25が設けられている。定電圧回路25は、電源
21が接続される入力端子(Vbat)27、基準電圧発
生回路(Vref)29、オペアンプ(OPAMP)3
1、PチャネルMOSトランジスタからなる出力トラン
ジスタ(DRV)33、分圧抵抗R1,R2及び出力端
子(Vout)35を備えている。
【0045】定電圧回路25のオペアンプ31では、出
力端子が出力トランジスタ33のゲート電極に接続さ
れ、反転入力端子に基準電圧発生回路29から基準電圧
Vrefが印加され、非反転入力端子に出力電圧Voutを抵
抗R1とR2で分圧した電圧が印加され、出力電圧Vou
tが抵抗R1とR2により分圧された電圧が基準電圧に
等しくなるように制御される。本発明による基準電圧発
生回路29が発生する基準電圧Vrefを変更することに
より、出力電圧を変更することができるようになる。本
発明の基準電圧発生回路が適用される装置や機器は、上
に示した電源装置に限らず、安定した基準電圧が必要と
されるものであればすべて適用することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1、2及び3に記載の半導体装置
では、チャネル領域上にP型領域とN型領域をもつゲー
ト電極を備えたMISFETを備えているようにしたの
で、製造工程を大幅には増加させることなく、かつMI
SFETについて同じ温度特性をもたせつつ、しきい値
電圧Vthを容易に変更することができる。
【0047】請求項4に記載の半導体装置では、チャネ
ル領域上にP型領域とN型領域をもつゲート電極を備え
たMISFETについて、ゲート電極のP型領域とN型
領域の両方にオーミックコンタクトが設けられているよ
うにしたので、ゲート電極のP型領域とN型領域の両方
に電圧を確実に印加することができる。
【0048】請求項5に記載の半導体装置では、チャネ
ル領域上にP型領域とN型領域をもつゲート電極を備え
た複数のMISFETを備え、チャネル領域上でP型領
域が占める面積とN型領域が占める面積の比率が異なる
複数種類のMISFETを備えているようにしたので、
同じ温度特性をもち、かつしきい値電圧Vthが異なる複
数種類のMISFETを同じ半導体基板上に備えること
ができる。
【0049】請求項6に記載の基準電圧発生回路では、
ゲートとソースを接続したデプレッション型MISFE
Tを定電流源とし、そのデプレッション型MISFET
に1又は複数のエンハンスメント型MISFETが直列
に接続されて構成される基準電圧発生回路であって、デ
プレッション型MISFET及びエンハンスメント型M
ISFETのうち少なくとも1つのMISFETは、1
つのMISFET内にP型領域とN型領域をもつゲート
電極を備えている請求項1から5のいずれかに記載のM
ISFETにより構成されているようにしたので、ゲー
ト電極のP型領域とN型領域の面積比率を変更すること
により、回路構成及びトランジスタサイズを変更するこ
となくしきい値電圧Vthを変更することができ、発生さ
せる基準電圧の大きさを変更することができる。
【0050】請求項7に記載の電源回路では、請求項6
に記載の基準電圧発生回路を備えているようにしたの
で、基準電圧発生回路を構成するMISFETのゲート
電極のP型領域とN型領域の面積比率を変更することに
より、回路構成及びトランジスタサイズを変更すること
なくしきい値電圧Vthを変更することができ、発生させ
る基準電圧の大きさを変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す図であり、(A)は断面図、
(B)は平面図である。
【図2】製造方法の製造方法の一例を示す工程断面図で
ある。
【図3】他の実施例を示す平面図である。
【図4】さらに他の実施例を示す平面図である。
【図5】デプレッション型MOSトランジスタを定電流
源とする基準電圧発生回路の一例を示す回路図であり、
本発明が適用される回路図の一例である。
【図6】デプレッション型MOSトランジスタを定電流
源とする基準電圧発生回路の他の例を示す回路図であ
り、本発明が適用される回路図の一例である。
【図7】ドレイン電圧が飽和条件を満たしているMOS
トランジスタのVgs対(Ids)1/ 2波形を示す図である。
【図8】本発明の基準電圧発生回路を備えた定電圧電源
回路の一実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 3 LOCOS酸化膜 5 N型ウエル 7 チャネル領域 9 ゲート酸化膜 11 ゲート電極 11a N型領域 11b P型領域 13 ソース及びドレイン領域 15 オーミックコンタクト領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8238 27/092 Fターム(参考) 5F038 AV06 BB02 CA02 EZ13 EZ20 5F048 AB08 AC02 AC03 BA01 BB06 BB07 BB14 BF15 BG12 5F140 AA04 AA40 AB02 AB03 AC01 BF01 BF04 BF37 BF51 BF58 BG43 BG44 BG46 BK13 BK21 CB01 CB08 CF07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたチャネル領域上
    にゲート絶縁膜を介してゲート電極が形成されたMIS
    FETを備えた半導体装置において、 前記ゲート電極は1つのMISFET内でP型領域とN
    型領域をもつことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極のP型領域とN型領域は
    チャネル幅方向に沿って分割されている請求項1に記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極のP型領域とN型領域は
    チャネル長方向に沿って分割されている請求項1に記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極のP型領域とN型領域の
    両方にオーミックコンタクトが設けられている請求項
    1、2又は3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 チャネル領域上でP型領域が占める面積
    とN型領域が占める面積の比率が異なる複数種類のMI
    SFETを備えている請求項1から4のいずれかに記載
    の半導体装置。
  6. 【請求項6】 ゲートとソースを接続したデプレッショ
    ン型MISFETを定電流源とし、そのデプレッション
    型MISFETに1又は複数のエンハンスメント型MI
    SFETが直列に接続されて構成される基準電圧発生回
    路において、 前記デプレッション型MISFET及び前記エンハンス
    メント型MISFETのうち少なくとも1つのMISF
    ETは、1つのMISFET内にP型領域とN型領域を
    もつゲート電極を備えている請求項1から5のいずれか
    に記載のMISFETにより構成されていることを特徴
    とする基準電圧発生回路。
  7. 【請求項7】 供給する電源電圧を基準電圧と比較する
    ことによって電源電圧を検出する検出回路を備えた電源
    回路において、 前記基準電圧を発生する回路として請求項6に記載の基
    準電圧発生回路を備えたことを特徴とする電源回路。
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