JP2002260075A - 販売装置および方法、管理装置および方法、販売システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

販売装置および方法、管理装置および方法、販売システム、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002260075A
JP2002260075A JP2001051471A JP2001051471A JP2002260075A JP 2002260075 A JP2002260075 A JP 2002260075A JP 2001051471 A JP2001051471 A JP 2001051471A JP 2001051471 A JP2001051471 A JP 2001051471A JP 2002260075 A JP2002260075 A JP 2002260075A
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Application number
JP2001051471A
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English (en)
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Yutaka Watanabe
裕 渡辺
Kojiro Miyamoto
宏二郎 宮本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入場所などの制約を受けずに同一メーカの
商品を繰り返し購入することによるメリットを受けるこ
とができるようにする。 【解決手段】 小売店に設置される販売コンピュータ1
1は、ユーザが購入する商品の識別情報、および購入数
が入力されたとき、ICカード1の識別情報とともにメー
カAが管理する顧客管理コンピュータ31に送信する。
顧客管理コンピュータ31は、ユーザ毎に、そのユーザ
の購入履歴を有しており、メーカAが発売する商品をよ
り多く購入している顧客に対しては、次に購入するとき
のディスカウント率を高く設定する。顧客管理コンピュ
ータ31は、ユーザが小売店で支払う金額を、購入履歴
に基づいて算出し、販売コンピュータ11に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売装置および方
法、管理装置および方法、販売システム、記録媒体、並
びにプログラムに関し、特に、購入場所などの制約を受
けずに、同一メーカの商品を繰り返し購入することによ
るメリットを受けることができるようにした販売装置お
よび方法、管理装置および方法、販売システム、記録媒
体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、購入金額などに応じてポイントを
発行し、次に商品を購入する際、磁気カードなどに貯ま
っているポイントに応じて支払金額を減額する販売方法
がある。
【0003】この販売方法においては、顧客の側からす
れば、同一店舗または同一系列のチェーン店で買い物を
するほど(ポイントを貯めるほど)、次に購入するとき
にディスカウントされる金額が大きくなるというメリッ
トがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、換言す
れば、顧客は常に同一店舗、または同一系列のチェーン
店で買い物をしなければ、そのメリットを受けることが
できない。
【0005】ほとんどの顧客は、ディスカウントなどの
メリットを受けられない小売店で購入するよりも、常に
利用し、ディスカウントが受けられる小売店で購入する
ことを選択することが予想される。そのため、ある顧客
が常に利用している小売店に置いていないメーカの商品
は、たとえその顧客がそのメーカの商品を望んでいる場
合であっても、購入されないことになる。
【0006】メーカの側からすれば、販売する店舗や系
列などは必ずしも重要なものではなく、自社の商品が繰
り返し購入されることが好ましい。すなわち、販売店な
どの制約を受けずに、自社の商品を繰り返し購入する顧
客に対して、独自にポイントを発行できるシステムが好
ましく、そのようなシステムの確立が要望されている。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、顧客の側からすれば、いずれの場所で購入
する場合であっても、同一のメーカの商品を購入する限
り、繰り返し購入するメリットを受けることができるよ
うにしたものである。また、メーカの側からすれば、顧
客の囲い込みを図ることができるようにしたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の販売装置は、ユ
ーザにより使用される機器と通信する通信手段と、ユー
ザに販売する販売品の識別情報、および販売数を含む販
売品情報の入力を受け付ける受け付け手段と、受け付け
手段により販売品情報が入力されたとき、ユーザが支払
う金額を問い合わせるべく、通信手段により取得された
機器の識別情報、および販売品情報を、ユーザの購入履
歴を管理する管理装置に送信する問い合わせ手段と、問
い合わせ手段による問い合わせに応じて、ユーザが支払
う金額が通知されたとき、金額に対応する金額情報を通
信手段による通信により機器から取得する取得手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】取得手段により取得された金額情報を、販
売装置の管理者の口座に振り込むことを所定の金融機関
に要求する要求手段をさらに備えるようにすることがで
きる。
【0010】本発明の販売装置の販売方法は、ユーザに
より使用される機器と通信する通信ステップと、ユーザ
に販売する販売品の識別情報、および販売数を含む販売
品情報の入力を受け付ける受け付けステップと、受け付
けステップの処理により販売品情報が入力されたとき、
ユーザが支払う金額を問い合わせるべく、通信ステップ
の処理により取得された機器の識別情報、および販売品
情報を、ユーザの購入履歴を管理する管理装置に送信す
る問い合わせステップと、問い合わせステップの処理に
よる問い合わせに応じて、ユーザが支払う金額が通知さ
れたとき、金額に対応する金額情報を通信ステップの処
理による通信により機器から取得する取得ステップとを
含むことを特徴とする。
【0011】本発明の記録媒体のプログラムは、ユーザ
により使用される機器と通信する通信ステップと、ユー
ザに販売する販売品の識別情報、および販売数を含む販
売品情報の入力を受け付ける受け付けステップと、受け
付けステップの処理により販売品情報が入力されたと
き、ユーザが支払う金額を問い合わせるべく、通信ステ
ップの処理により取得された機器の識別情報、および販
売品情報を、ユーザの購入履歴を管理する管理装置に送
信する問い合わせステップと、問い合わせステップの処
理による問い合わせに応じて、ユーザが支払う金額が通
知されたとき、金額に対応する金額情報を通信ステップ
の処理による通信により機器から取得する取得ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0012】本発明のプログラムは、ユーザにより使用
される機器との通信を制御する通信制御ステップと、ユ
ーザに販売する販売品の識別情報、および販売数を含む
販売品情報の入力の受け付けを制御する受け付け制御ス
テップと、受け付け制御ステップの処理により販売品情
報が入力されたとき、ユーザが支払う金額を問い合わせ
るべく、通信ステップの処理により取得された機器の識
別情報、および販売品情報を、ユーザの購入履歴を管理
する管理装置に送信することを制御する問い合わせステ
ップと、問い合わせステップの処理による問い合わせに
応じて、ユーザが支払う金額が通知されたとき、金額に
対応する金額情報を通信ステップの処理による通信によ
り機器から取得する取得ステップとをコンピュータに実
行させることを特徴とする。
【0013】本発明の管理装置は、ユーザに販売する販
売品の識別情報、および販売数を含む販売品情報が、ユ
ーザが使用する機器の識別情報とともに販売装置から送
信されてきたとき、それを受信する受信手段と、ユーザ
の購入履歴を記憶する購入履歴記憶手段と、受信手段に
より受信された機器の識別情報に基づいて、ユーザの購
入履歴を購入履歴記憶手段から読み出し、ユーザが販売
品の購入に対して支払う金額を算出する算出手段と、算
出手段により算出された金額を販売装置に通知する通知
手段とを備えることを特徴とする。
【0014】購入履歴記憶手段は、ユーザに対する販売
品の価格の割引率を記憶し、金額算出手段は、購入履歴
記憶手段に記憶されている割引率に基づいて、販売品の
標準価格から割り引いて販売品の、ユーザに対する単価
を算出し、販売数を乗算することにより金額を算出する
ようにすることができる。
【0015】購入履歴記憶手段は、販売品の過去の販売
数、または販売金額に応じて割引率を変更させて記憶す
るようにすることができる。
【0016】本発明の管理装置の管理方法は、ユーザに
販売する販売品の識別情報、および販売数を含む販売品
情報が、ユーザが使用する機器の識別情報とともに販売
装置から送信されてきたとき、それを受信する受信ステ
ップと、ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶ステ
ップと、受信ステップの処理により受信された機器の識
別情報に基づいて、ユーザの購入履歴を購入履歴記憶ス
テップの処理により記憶される情報から読み出し、ユー
ザが販売品の購入に対して支払う金額を算出する算出ス
テップと、算出ステップの処理により算出された金額を
販売装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴と
する。
【0017】本発明の記録媒体のプログラムは、ユーザ
に販売する販売品の識別情報、および販売数を含む販売
品情報が、ユーザが使用する機器の識別情報とともに販
売装置から送信されてきたとき、それを受信する受信ス
テップと、ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶ス
テップと、受信ステップの処理により受信された機器の
識別情報に基づいて、ユーザの購入履歴を購入履歴記憶
ステップの処理により記憶される情報から読み出し、ユ
ーザが販売品の購入に対して支払う金額を算出する算出
ステップと、算出ステップの処理により算出された金額
を販売装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴
とする。
【0018】本発明のプログラムは、ユーザに販売する
販売品の識別情報、および販売数を含む販売品情報が、
ユーザが使用する機器の識別情報とともに販売装置から
送信されてきたとき、それの受信を制御する受信制御ス
テップと、ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶ス
テップと、受信制御ステップの処理により受信が制御さ
れた機器の識別情報に基づいて、ユーザの購入履歴を購
入履歴記憶ステップの処理により記憶される情報から読
み出し、ユーザが販売品の購入に対して支払う金額を算
出する算出ステップと、算出ステップの処理により算出
された金額を販売装置に通知する通知ステップとをコン
ピュータに実行させることを特徴とする。
【0019】本発明の販売システムの販売装置は、ユー
ザにより使用される機器と通信する通信手段と、ユーザ
に販売する販売品の識別情報、および販売数を含む販売
品情報の入力を受け付ける受け付け手段と、受け付け手
段により販売品情報が入力されたとき、ユーザが支払う
金額を問い合わせるべく、通信手段により取得された機
器の識別情報、および販売品情報を、ユーザの購入履歴
を管理する管理装置に送信する問い合わせ手段と、問い
合わせ手段による問い合わせに応じて、ユーザが支払う
金額が通知されたとき、金額に対応する金額情報を通信
手段による通信により機器から取得する取得手段とを備
えることを特徴とする。また、管理装置は、販売品情報
が、機器の識別情報とともに販売装置から送信されてき
たとき、それを受信する受信手段と、ユーザの購入履歴
を記憶する購入履歴記憶手段と、受信手段により受信さ
れた機器の識別情報に基づいて、ユーザの購入履歴を購
入履歴記憶手段から読み出し、ユーザが販売品の購入に
対して支払う金額を算出する算出手段と、算出手段によ
り算出された金額を販売装置に通知する通知手段とを備
えることを特徴とする。
【0020】本発明の販売装置および方法、並びに記録
媒体のプログラムにおいては、ユーザにより使用される
機器と通信され、ユーザに販売する販売品の識別情報、
および販売数を含む販売品情報の入力が受け付けられ
る。また、販売品情報が入力されたとき、ユーザが支払
う金額を問い合わせるべく、取得された機器の識別情
報、および販売品情報が、ユーザの購入履歴を管理する
管理装置に送信され、問い合わせに応じて、ユーザが支
払う金額が通知されたとき、金額に対応する金額情報が
機器から取得される。
【0021】本発明の管理装置および方法、並びに記録
媒体のプログラムにおいては、ユーザに販売する販売品
の識別情報、および販売数を含む販売品情報が、ユーザ
が使用する機器の識別情報とともに販売装置から送信さ
れてきたとき、それが受信される。また、ユーザの購入
履歴が記憶され、受信された機器の識別情報に基づい
て、ユーザの購入履歴が読み出され、ユーザが販売品の
購入に対して支払う金額が算出され、算出された金額が
販売装置に通知される。
【0022】本発明の販売システムにおいては、ユーザ
により使用される機器と通信され、ユーザに販売する販
売品の識別情報、および販売数を含む販売品情報の入力
が受け付けられる。また、販売品情報が入力されたと
き、ユーザが支払う金額を問い合わせるべく、取得され
た機器の識別情報、および販売品情報が、ユーザの購入
履歴を管理する管理装置に送信され、問い合わせに応じ
て、ユーザが支払う金額が通知されたとき、金額に対応
する金額情報が機器から取得される。さらに、ユーザに
販売する販売品の識別情報、および販売数を含む販売品
情報が、ユーザが使用する機器の識別情報とともに販売
装置から送信されてきたとき、それが受信される。ま
た、ユーザの購入履歴が記憶され、受信された機器の識
別情報に基づいて、ユーザの購入履歴が読み出され、ユ
ーザが販売品の購入に対して支払う金額が算出され、算
出された金額が販売装置に通知される。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した販売シ
ステムの概念を示す図である。
【0024】この販売システムにおいて、ユーザは、商
品を購入する場合、例えば、IC(integrated circuit)カ
ード1に自分の口座の預金と引き替えに電子マネーを記
憶させ、その電子マネーを利用して販売店や自動販売機
で商品を購入する。販売店や自動販売機には、販売コン
ピュータ11(図2参照)が設置されており、ユーザか
ら、ICカード1の識別情報や、購入品(販売品)の情報
が入力された場合、販売コンピュータ11は、ユーザが
購入する商品を発売するメーカが管理している端末にア
クセスして、ユーザが支払う金額を問い合わせる。
【0025】図1の例においては、ユーザがメーカAか
ら発売されている商品を購入する場合とされており、小
売店や自動販売機に設置されている販売コンピュータ1
1は、ユーザのICカード1の識別情報、および購入品の
品名や購入数の情報が入力されたとき、インターネット
などよりなるネットワーク21を介して、メーカAが管
理する顧客管理コンピュータ31に、入力された情報を
送信する。そして、販売コンピュータ11は、そのユー
ザが商品の購入に対して支払う金額を問い合わせる。
【0026】顧客管理コンピュータ31は、メーカAが
発売する商品を購入した顧客のデータベースを有してお
り、そのデータベースには、顧客毎の自社商品の購入履
歴情報が記憶されている。そして、それぞれの顧客毎
に、次回、自社の同一商品を購入する場合のメリットと
しての、価格のディスカウント率(ポイント)が設定さ
れており、このディスカウント率に基づいて、ユーザの
支払金額が算出され、小売店または自動販売機の販売コ
ンピュータ11に通知される。
【0027】顧客管理コンピュータ31は、商品を購入
した顧客に対するディスカウント率などの情報を含む購
入履歴情報を更新し、例えば、累積の購入数が多くなる
ほど、次回購入するときの、ディスカウント率を高く設
定する。
【0028】販売コンピュータ11は、顧客管理コンピ
ュータ31から金額が通知されたとき、それを表示部に
表示し、ユーザが金額の支払いを了承したとき、ICカー
ド1に記憶されている電子マネーの書き換えを行い、支
払い代金を課金する。すなわち、販売コンピュータ11
は、商品の対価としての電子マネーをICカード1から取
得し、それを所定の金融機関が管理する顧客預金管理コ
ンピュータ41に送信し、小売店または自動販売機の管
理者の口座に振り込むことを依頼する。
【0029】これにより、いずれの場所にある小売店や
自動販売機で購入する場合であっても、メーカAの商品
を繰り返し購入するほど、ポイント(ディスカウント
率)を貯めることができる。なお、図1においては、実
線矢印が顧客ID(ICカード1の識別情報)などの流れを
示しており、点線矢印が電子マネーの流れを示してい
る。
【0030】また、ユーザは、ネットワーク21に接続
可能な、例えば、パーソナルコンピュータである顧客コ
ンピュータ2を利用しても、メーカAが発売する商品を
購入することができ、ディスカウントによる還元を受け
ることができる。
【0031】顧客コンピュータ2からメーカAの商品を
購入する場合、ユーザは、メーカAが自社の商品を販売
するショッピングページ(Webページ)が格納されてい
る販売Webサーバ51にアクセスし、購入する商品を申
し込む。
【0032】販売Webサーバ51は、顧客コンピュータ
2から購入する商品に関する情報がネットワーク21を
介して送信されてきたとき、その情報を顧客管理コンピ
ュータ31に送信し、支払金額の算出を要求する。上述
したように、顧客管理コンピュータ31には、同一商品
を次回に購入する場合のディスカウント率などの情報が
顧客毎に設定されており、これに基づいて、顧客管理コ
ンピュータ31はユーザが支払う金額を算出する。そし
て、顧客管理コンピュータ31は、ユーザの支払金額を
ネットワーク21を介して販売Webサーバ51に通知す
る。
【0033】販売Webサーバ51は、ユーザの支払金額
が顧客管理コンピュータ31から通知されてきたとき、
それを顧客コンピュータ2において表示可能なフォーマ
ットに変換し、ネットワーク21を介して顧客コンピュ
ータ2に送信する。
【0034】ユーザは、上述したICカード1の場合と同
様に、自分の口座の預金と引き替えに、顧客コンピュー
タ2の所定のソフトウエアに電子マネーを用意してお
り、販売Webサーバ51から支払金額が通知され、それ
がディスプレイに表示されたとき、支払いを了承するか
否か(メーカAの商品を購入するか否か)を選択する。
【0035】ユーザが商品の購入を決定し、電子マネー
を送信することが入力された場合、顧客コンピュータ2
は、支払金額の分の電子マネーを、ネットワーク21を
介して販売Webサーバ51に送信する(購入する商品の
代金を支払う)。
【0036】販売Webサーバ51は、電子マネーが顧客
コンピュータ2から送信されてきたとき、それを所定の
金融機関が管理する顧客預金管理コンピュータ41にネ
ットワーク21を介して送信し、メーカAの口座に振り
込むことを要求する。
【0037】顧客管理コンピュータ31においては、ユ
ーザが顧客コンピュータ2から注文した商品に関するデ
ィスカウント率などの購入履歴情報が更新される。
【0038】図2は、図1の販売システムの構成例を示
すブロック図である。図1と同一部分については同一の
符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
【0039】上述したように、小売店(自動販売機)に
は、販売コンピュータ11が設置されており、販売コン
ピュータ11には、ユーザが使用するICカード1に記憶
されている電子マネー情報などの様々なデータを非接触
により書き換えるリーダライタ12が設けられている。
すなわち、ユーザは、小売店で購入する商品の代金をIC
カード1に記憶されている電子マネーで支払う場合、IC
カード1をリーダライタ12の近傍に近づけることによ
り、販売コンピュータ11と通信させる。
【0040】なお、小売店や自動販売機などの、商品を
販売する場所毎に、販売コンピュータ11が設置されて
いる。すなわち、ネットワーク21には、複数の図示せ
ぬ販売コンピュータ11が接続されており、いずれの場
所で購入した場合であっても、その商品のメーカが有し
ている購入履歴が更新され、ポイントが加算される。
【0041】メーカAには、顧客管理コンピュータ31
の他に、メーカAが販売する商品の標準価格(定価)を
管理する商品価格管理コンピュータ32が設置されてお
り、それぞれのコンピュータは、LAN(Local Area Netwo
rk)35を介して相互に接続されている。
【0042】そして、顧客管理コンピュータ31には、
顧客毎の購入履歴情報を記憶する顧客データベース33
が接続されており、商品価格管理コンピュータ32に
は、メーカAが販売する全商品の標準価格を記憶する商
品価格データベース34が接続されている。
【0043】図3は、メーカAの顧客管理コンピュータ
31が管理する顧客データベース33に記憶されている
購入履歴(顧客データ)の例を示す図である。なお、メ
ーカAは、飲料水メーカとされている。
【0044】この例においては、過去にメーカAの商品
を購入したことがある顧客に対して、識別情報としての
顧客IDが設定されており、顧客IDに関連づけて、様々な
情報が記憶されている。
【0045】例えば、商品を購入するごとに応じてディ
スカウント率を算出する期間としての対象期間の開始日
(例えば、商品の発売日、またはキャンペーン期間の開
始日)、商品を最新購入日の前に購入した(前々回に購
入した)日付としての前回購入日、その商品を前回購入
した日付としての最新購入日が記憶されている。また、
購入した商品(ディスカウントの対象となる商品)の商
品名(商品の識別情報)、上述した対象期間に対象商品
を購入した累計購入個数、累計の購入金額、次回に同一
の商品を購入する際に、標準価格からディスカウントさ
れる割合を示すディスカウント率が記憶されている。さ
らに、購入した商品について、懸賞などの応募を受け付
けている場合、所定の販売数または販売金額などに応じ
て、応募口数が設定され、記憶される。
【0046】例えば、図3の例においては、顧客IDが
「0001」として設定されている顧客は、商品名「A
ビール」の商品を、対象期間の開始日「2000年4月
1日」から、現在までの期間に「60缶」購入し、その
合計金額が「9000円」とされている。そして、次回
に、その顧客が商品名「Aビール」を購入する際には、
標準価格から「10パーセント」だけディスカウントさ
れることが記憶されている。なお、前回に購入した日付
は「2000年7月10日」であり、前々回に購入した
日付は「2000年5月25日」とされている。
【0047】また、顧客IDが「0001」として設定さ
れている顧客は、商品名「Cコーラ」も対象期間内に購
入しており、上述したものと同様の情報が記憶されてい
る。すなわち、顧客IDが「0001」の顧客は、対象期
間に「Cコーラ」を「150缶」購入し、その合計金額
が「18000円」とされている。そして、次回に「C
コーラ」を購入する場合のディスカウント率が「18パ
ーセント」とされている。
【0048】このように、対象期間内に同一商品を多数
購入するほど、ディスカウント率が高く設定され、次に
同一商品を購入する場合、割安な価格で購入することが
できる。
【0049】図3の例においては、顧客IDが「000
2」として設定されている顧客、および「0003」と
して設定されている顧客の購入履歴も、同様に記憶され
ている。
【0050】図4は、図2の商品価格管理コンピュータ
32が管理する商品価格データベース34に記憶されて
いる、メーカAが販売する商品の標準価格の例を示す図
である。
【0051】この例においては、「Aビール」に対して
標準価格が「150円」として設定され、「Cコーラ」
に対して標準価格が「120円」として設定され、「P
コーヒー」に対して標準価格が「120円」として設定
され、「Kビール」に対して標準価格が「350円」と
して設定されている。
【0052】顧客管理コンピュータ31は、ユーザが購
入する商品の識別情報、および購入数が、ICカード1の
識別情報(顧客ID)とともにネットワーク21、および
LAN35を介して販売コンピュータ11から送信されて
きたとき、商品価格管理コンピュータ32に対して、そ
のユーザが購入する商品の標準価格の読み出しを要求す
る。そして、標準価格が商品価格管理コンピュータ32
から通知されたとき、顧客管理コンピュータ31は、そ
のユーザに対して設定されているディスカウント率を顧
客データベース33から読み出し、ディスカウント率の
分だけ割り引いた金額を、ユーザが支払う金額として、
販売コンピュータ11に通知する。
【0053】図2の例においては、メーカAの他に、メ
ーカB乃至メーカNが管理するコンピュータもネットワー
ク21に接続されており、それぞれのメーカには、顧客
管理コンピュータ31乃至LAN35が設けられている。
すなわち、メーカB乃至メーカNも、メーカAと同様に、
上述したようなデータベースを有しており、自社の商品
を購入した顧客に関するデータを保持している。
【0054】金融機関に設置される顧客預金管理コンピ
ュータ41は、顧客の預金に関する情報を記憶する顧客
預金データベース42を有しており、販売コンピュータ
11から、ユーザがICカード1により支払った電子マネ
ーがネットワーク21を介して送信されてきたとき、そ
れを小売店の口座に振り込むなどの処理を行う。また、
顧客預金管理コンピュータ41は、販売Webサーバ51
において販売された商品に対する電子マネーが販売Web
サーバ51から送信されてきたとき、販売Webサーバ5
1にショッピングページを提供しているメーカの口座に
電子マネーを振り込む。
【0055】上述したように、ユーザは、パーソナルコ
ンピュータなどの顧客コンピュータ2を利用して販売We
bサーバ51にアクセスし、ショッピングページ(Webペ
ージ)において、メーカA乃至メーカNの商品を購入(注
文)することもできる。当然、メーカ毎に、自社のショ
ッピングページを提供する販売Webサーバ51が設けら
れるようにしてもよい。
【0056】販売Webサーバ51は、顧客コンピュータ
2から商品の注文があったとき、注文された商品を販売
する(そのショッピングページを提供する)メーカのコ
ンピュータにアクセスし、顧客コンピュータ2から送信
されてきた顧客IDや、注文された商品の識別情報などを
含む販売品情報をネットワーク21を介して送信し、ユ
ーザが支払う金額を問い合わせる。そして、販売Webサ
ーバ51は、上述したように顧客管理コンピュータ31
において算出され、通知されてきた金額情報を顧客コン
ピュータ2で表示可能なフォーマットに変換し、ネット
ワーク21を介して顧客コンピュータ2に送信する。販
売Webサーバ51は、顧客コンピュータ2から電子マネ
ーが送信されてきたとき、顧客預金管理コンピュータ4
1に対して、注文を受けた商品を販売するメーカの口座
に電子マネーを振り込むことを要求する。
【0057】図5は、ICカード1の構成例を示すブロッ
ク図である。
【0058】コントローラ61は、CPU(Central Proces
sing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read On
ly Memory)(いずれも図示せず)を有しており、アンテ
ナ64において受信された電磁波により発生された起電
力を利用し、ROMに記憶されているプログラムをRAMに展
開して、バス65を介して全体の動作を制御する。フラ
ッシュメモリ62には、ICカード1に割り当てられてい
るIDが予め登録されているとともに、ICカード1に対し
て割り当てられている秘密鍵が登録され、必要に応じて
コントローラ61により使用される。また、フラッシュ
メモリ62には、電子マネーなどの情報が記憶される。
アンテナ64は、販売コンピュータ11に設けられてい
るリーダライタ12と電磁波により通信を行う。アンテ
ナ64は、インタフェース63、およびバス65を介し
て、フラッシュメモリ62、並びにコントローラ61と
接続されている。
【0059】図6は、図2の顧客コンピュータ2の構成
例を示すブロック図である。
【0060】CPU71は、ROM72に記憶されているプロ
グラム、または記憶部78からRAM73にロードされた
プログラムに従って各種の処理を実行する。RAM73に
はまた、CPU71が各種の処理を実行する上において必
要なデータなども適宜記憶される。
【0061】CPU71,ROM72、およびRAM73は、バ
ス74を介して相互に接続されている。このバス74に
はまた、入出力インタフェース75も接続されている。
【0062】入出力インタフェース75には、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部76、CRT(Cathode Ray
Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる表示
部77、ハードディスクなどより構成される記憶部7
8、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通
信部79が接続されている。通信部79は、例えば、販
売Webサーバ51とネットワーク21を介しての通信処
理を行う。
【0063】入出力インタフェース75にはまた、必要
に応じてドライブ80が接続され、磁気ディスク81、
光ディスク82、光磁気ディスク83、或いは半導体メ
モリ84などが適宜装着され、それらから読み出された
コンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部78に
インストールされる。
【0064】例えば、記憶部78には、電子マネーを管
理するソフトウエアが記憶されており、販売Webサーバ
51に支払う電子マネーや、所定の金融機関から自分の
預金と引き替えに送信されてきた電子マネーなどが管理
される。
【0065】図7は、図2の販売コンピュータ11の構
成例を示すブロック図である。
【0066】CPU91は、ROM92に記憶されているプロ
グラムをRAM93に展開し、バス98を介して、販売コ
ンピュータ11の全体の動作を制御する。入力部94
は、様々な操作ボタンよりなり、例えば、ユーザが購入
する商品の識別情報や、購入数などの情報が入力され
る。リーダライタ12は、ICカード1と電磁波により通
信し、CPU91からの指示に基づいて、例えば、ICカー
ド1に記憶されている電子マネーを書き換えるなどの処
理を実行する。また、ICカード1から送信されてきたIC
カード1の識別情報(顧客ID)などの情報をバス98を
介してCPU91に出力する。
【0067】通信部95は、ネットワーク21を介し
て、ネットワーク21に接続される端末と様々な情報を
送受信する。例えば、ユーザが購入する商品の情報が入
力部94に入力され、リーダライタ12においてICカー
ド1から顧客IDが読み出されたとき、それらの情報をネ
ットワーク21を介して顧客管理コンピュータ31に送
信する。表示部96は、LCDなどよりなり、例えば、顧
客管理コンピュータ31において算出され、通知されて
きた支払金額などの情報を表示し、ユーザに提示する。
出力部97は、例えば、商品を購入したときのレシート
などを出力する。
【0068】図8は、図2の顧客管理コンピュータ31
の構成例を示すブロック図である。
【0069】CPU111は、ROM112に記憶されている
プログラムをRAM113に展開し、バス114、および
入出力インターフェース115を介して、顧客管理コン
ピュータ31の全体の動作を制御する。ROM112に
は、例えば、自社の商品を購入した顧客の購入履歴を管
理するプログラムが記憶されている。CPU111は、そ
のプログラムに従い、バス114および入出力インター
フェース115を介して顧客データベース33にアクセ
スし、必要に応じて顧客のデータを読み書きする。
【0070】また、入出力インターフェース115に
は、顧客に関するデータなどが管理者により入力される
入力部116、各種の情報を表示する表示部117、ド
ライブ120により各種の記録媒体から読み出されたプ
ログラムなどが記憶される記憶部118、通信部11
9、およびドライブ120が接続される。通信部119
は、LAN35を介して、商品価格管理コンピュータ32
とデータを送受信するとともに、さらに、ネットワーク
21を介してネットワーク21に接続されている様々な
端末とデータを送受信する。
【0071】商品価格管理コンピュータ32、顧客預金
管理コンピュータ41、および販売Webサーバ51は、
顧客管理コンピュータ31と基本的に同様の構成であ
り、その説明は省略する。
【0072】次に、図9および図10のフローチャート
を参照して、図2の販売システムの動作について説明す
る。なお、図9および図10においては、ユーザは、小
売店や自動販売機において、ICカード1に記憶されてい
る電子マネーを利用して商品を購入する場合の処理につ
いて説明するものとし、顧客コンピュータ2からネット
ワーク21上で商品を購入する場合の処理については後
述する。
【0073】ステップS1において、販売コンピュータ
11のCPU91は、ユーザが商品を購入すべくICカード
1をリーダライタ12の近傍に近づけたとき、リーダラ
イタ12を制御し、電磁波を送信してICカード1のフラ
ッシュメモリ62に記憶されている顧客IDを読み出す。
【0074】CPU91は、ステップS2において、商品の
購入案内画面などを表示部96に表示させ、ユーザが購
入する商品の識別情報や購入数を含む購入商品情報が入
力部94に入力されたとき、それを受け付ける。そし
て、ステップS3において、CPU91は、ユーザが購入す
る商品の識別情報に基づいて、その商品を販売している
メーカを識別し、そのメーカが管理する顧客管理コンピ
ュータ31に対して、取得した顧客ID、購入商品情報を
ネットワーク21を介して送信する。
【0075】ステップS21において、顧客管理コンピ
ュータ31のCPU111は、ネットワーク21、およびL
AN35を介して送信されてきた顧客ID、購入商品情報を
通信部119で受信し、取得する。そして、CPU111
は、ステップS22において、購入商品情報に含まれて
いる、ユーザが購入する商品の識別情報をLAN35を介
して商品価格管理コンピュータ32に送信し、その商品
の標準価格(定価)の検索を依頼する。
【0076】ステップS41において、商品価格管理コ
ンピュータ32のCPUは、顧客管理コンピュータ31か
ら標準価格の検索の依頼がされることに応じて、商品価
格データベース33を検索し、ユーザが購入する商品の
標準価格を取得する。例えば、ユーザが、メーカAから
発売されている「Aビール」を購入しようとした場合、
商品価格管理コンピュータ32には、「Aビール」の識
別情報が通知され、図4に示したようなデータベースか
ら、標準価格として「150円」が取得される。
【0077】商品価格管理コンピュータ32のCPUは、
ステップS42において、ユーザが購入する商品の標準
価格を顧客管理コンピュータ31にLAN35を介して通
知する。
【0078】顧客管理コンピュータ31のCPU111
は、ステップS23において、商品価格管理コンピュー
タ32において取得された購入商品の標準価格情報を受
信する。そして、ステップS24に進み、顧客管理コン
ピュータ31のCPU111は、顧客データベース33を
検索し、顧客IDに対応付けて顧客データベース33に記
憶されている、ユーザが購入する商品のディスカウント
率を取得する。例えば、通知された顧客ID(ICカード1
のID)が「0001」であり、ユーザが「Aビール」を
購入する場合、CPU111は、顧客データベース33に
構築されている図3に示すようなデータベースから、デ
ィスカウント率として「10%」を取得する。
【0079】ステップS25において、CPU111は、ユ
ーザの支払金額を算出し、顧客データベース33に記憶
されている顧客データを更新する。例えば、上述した例
のように、顧客IDが「0001」として設定されている
顧客が、「Aビール」を「2000年8月10日」に
「10缶」購入する場合、CPU111は、図3のデータ
ベースの例における上から2段目に示す各種の情報を、
前回購入日を「2000年7月10日」と、最新購入日
を「2000年8月10日」と、累計購入個数を「7
0」と、それぞれ更新する。
【0080】また、CPU111は、ステップS23で取得
した「Aビール」の標準価格「150円」に対して、ス
テップS24で取得したディスカウント率「10%」だ
け割り引いて「Aビール」の単価を「135円」と算出
する。そして、CPU111は、今回の支払い金額を「1
350円」と算出し、累計購入金額として記憶されてい
る金額に上乗せして、累計購入金額情報を「10350
円」に更新する。さらに、CPU111は、次回、「Aビー
ル」を再び購入する場合のディスカウント率を、例えば
「12%」と更新する。
【0081】すなわち、ステップS25で実行される上
述したような更新処理により、図3に示すデータベース
は、図11に示すものに書き換えられる。この例におい
ては、今回の購入により、累計の購入金額が「1000
0円」を超えたため、懸賞に応募する権利が「1口」と
して更新されている。
【0082】ステップS26において、CPU111は、ス
テップS25で算出した支払金額を、LAN35およびネッ
トワーク21を介して通信部119から販売コンピュー
タ11に対して通知する。
【0083】販売コンピュータ11のCPU91は、ステ
ップS4において、通知されてきた支払金額情報を通信
部95を介して受信し、ステップS5で、支払金額を表
示部96に表示させる。
【0084】そして、ユーザは、表示部96に表示され
ている支払金額を確認し、その金額の支払いを了承する
とき、入力部94から所定の支払い操作を入力する。
【0085】CPU91は、ユーザが商品の購入代金の支
払いを了承したとき、ステップS6において、リーダラ
イタ12を制御し、ICカード1のフラッシュメモリ62
に記憶されている電子マネーを書き換える。例えば、上
述した例のように、顧客ID「0001」のユーザが「A
ビール」を「10缶」購入する場合、CPU91は、リー
ダライタ12を制御し、ICカード1のフラッシュメモリ
62に記憶されている電子マネーを「1350円」だけ
減額させ、その電子マネーを取得する。
【0086】ステップS7において、CPU91は、小売店
の口座として金融機関に予め開設してある口座の口座ID
と、ICカード1から取得した電子マネーを所定の方式に
より暗号化し、通信部95からネットワーク21を介し
て顧客預金管理コンピュータ41に送信する。そして、
CPU91は、取得した電子マネーを小売店の管理者の口
座に振り込むことを要求する。
【0087】顧客預金管理コンピュータ41のCPUは、
販売コンピュータ11から口座ID、および電子マネーが
送信されてきたとき、ステップS51でそれを受信し、
ステップS52において、その口座IDにより指定される
口座に電子マネーを振り込む(顧客預金データベース4
2の預金データを更新する)。そして、ステップS53
において、顧客預金管理コンピュータ41のCPUは、販
売コンピュータ11に対して、振り込みが完了したこと
をネットワーク21を介して通知する。
【0088】ステップS8において、販売コンピュータ
11のCPU91は、振り込みが完了した旨の通知を受信
する。そして、CPU91は、代金の支払いが完了した旨
のメッセージを表示部96に表示させ、ユーザに提示す
る。
【0089】以上の処理により、ユーザは、販売コンピ
ュータ11が設置されている、いずれの場所で購入する
場合であっても、同一のメーカの商品を繰り返し購入す
ることにより、購入場所の制約を受けずにポイントとし
てのディスカウント率を貯めることができる。また、メ
ーカ側としても、顧客の囲い込みを図ることができる。
【0090】次に、図12、および図13のフローチャ
ートを参照して、ユーザが、顧客コンピュータ2を利用
して、メーカが管理するショッピングページにアクセス
し、ネットワーク21上で商品の購入を申し込む場合に
ついて説明する。
【0091】顧客コンピュータ2のCPU71は、ユーザ
により入力部76が操作され、販売Webサーバ51に記
憶されているメーカのショッピングページにアクセスす
ることが指示されることに応じて、ステップS71にお
いて、販売Webサーバ51にアクセスする。
【0092】販売Webサーバ51は、顧客コンピュータ
2からアクセスされることに応じて、ステップS91に
おいて、ショッピングページのデータをネットワーク2
1を介して送信する。
【0093】顧客コンピュータ2のCPU71は、ステッ
プS72において、販売Webサーバ51からショッピング
ページのデータを受信したとき、ステップS73で、そ
れをCRTやLCDなどよりなる表示部77に表示させる。
【0094】ユーザは、ショッピングページを確認して
所望する商品があったとき、利用するICカードの識別情
報(顧客ID)とともに、購入する商品名や購入数を含む
購入商品情報を、マウスやキーボードなどよりなる入力
部76を操作することにより入力する。また、顧客コン
ピュータ2にリーダライタが設けられている場合、それ
によりICカードの識別情報を読み取らせるようにしても
よい。
【0095】そして、CPU71は、ステップS74におい
て、ユーザから入力される顧客ID、および購入商品情報
を受け付け、ステップS75に進み、入力された情報
を、販売Webサーバ51に対して通信部78から送信す
る。
【0096】ステップS92において、販売Webサーバ5
1は、顧客コンピュータ2から送信されてきた顧客IDと
購入商品情報を受信し、ステップS93で、その商品の
販売メーカの顧客管理コンピュータ31に対して、ユー
ザが支払う金額の算出を要求すべく、受信した情報をネ
ットワーク21を介して送信する。
【0097】顧客管理コンピュータ31において実行さ
れるステップS111乃至ステップS116の処理は、図
9を参照して説明したステップS21乃至ステップS26
の処理と同様の処理であり、商品価格管理コンピュータ
32において実行されるステップS131およびステッ
プS132の処理は、図9を参照して説明したステップS
41およびステップS42の処理と同様の処理である。
【0098】すなわち、顧客管理コンピュータ31のCP
U111は、ステップS111で、販売Webサーバ51か
ら顧客ID、および購入商品情報をネットワーク21、お
よびLAN35を介して受信したとき、ステップS112に
進み、商品価格管理コンピュータ32に購入商品を通知
し、標準価格の検索を依頼する。商品価格管理コンピュ
ータ32は、商品価格データベース33を検索し、ユー
ザが購入する商品の標準価格を読み出し、それを顧客管
理コンピュータ31に通知する。
【0099】顧客管理コンピュータ31のCPU111
は、ステップS113で商品の標準価格を受信したと
き、ステップS114において、顧客データベース33
に記憶されているユーザの購入履歴からディスカウント
率を取得する。そして、CPU111は、ステップS115
において、ユーザが購入する商品の標準価格から、ディ
スカウント率の分だけディスカウントし、商品の単価を
算出する。CPU111は、単価に購入数を乗算すること
によりユーザが支払う金額を算出し、顧客データベース
33に記憶されている顧客データ(購入履歴)の各種の
データを更新し、ステップS116で、支払金額を販売W
ebサーバ51に通知する。
【0100】販売Webサーバ51は、ステップS94にお
いて、顧客管理コンピュータ31から送信されてきた支
払金額を受信し、ステップS95で、それを顧客コンピ
ュータ2で表示可能なデータフォーマットに変換し、顧
客コンピュータ2にネットワーク21を介して送信す
る。
【0101】ステップS76において、顧客コンピュー
タ2のCPU71は、販売Webサーバ51から送信されてき
た支払金額を受信し、ステップS77で、それを表示部
77に表示する。そして、支払金額の分の電子マネーを
支払うことがユーザにより指示された場合、CPU71
は、ステップS78において、電子マネーを管理するソ
フトウエアを起動し、販売Webサーバ51に対して支払
金額の分の電子マネーを通信部78から送信する。
【0102】販売Webサーバ51は、ステップS96で、
顧客コンピュータ2から送信されてきた、商品の代金と
しての電子マネーを受信する。そして、販売Webサーバ
51は、取得した電子マネーを販売メーカの口座IDとと
もに、ネットワーク21を介して顧客預金管理コンピュ
ータ41に送信する。
【0103】ステップS141において、顧客預金管理
コンピュータ41は、販売Webサーバ51から送信され
てきた電子マネーと販売メーカの口座IDを受信したと
き、ステップS142に進み、口座IDにより指定される
販売メーカの口座に電子マネーを振り込む。そして、顧
客預金管理コンピュータ41は、ステップS143にお
いて、販売Webサーバ51に対し、振り込みが完了した
ことを通知する。
【0104】そして、販売Webサーバ51は、振り込み
が完了したことが顧客預金管理コンピュータ41から通
知されてきたとき、ステップS99において、顧客コン
ピュータ2に対して、それを通知する。
【0105】顧客コンピュータ2においては、ステップ
S79において、支払いが完了した旨の通知が受信さ
れ、ステップS80において、それが表示部77に表示
される。
【0106】以上の処理により、ユーザは、ネットワー
ク21上においても、好みのメーカの商品を購入するこ
とができ、ポイント(ディスカウント率)を貯めること
ができる。
【0107】以上においては、電子マネーにより代金を
支払うとしたが、クレジットカード番号などを販売コン
ピュータ11において入力することにより、商品を購入
することができ、ポイントとしてのディスカウント率な
どを貯めることができるようにしてもよい。その場合、
販売コンピュータ11は、顧客管理コンピュータ31か
らユーザが支払う金額が通知されたとき、その支払い金
額情報とともに、ユーザのクレジットカード番号を所定
の金融機関に通知する。顧客管理コンピュータ31にお
いては、上述したようにして支払金額が算出され、次に
同一商品を購入する場合のディスカウント率などが設定
される。
【0108】また、ICカード1は、非接触型であるとし
たが、当然、接触型により電子マネーなどの情報を書き
換えるようにしてもよい。すなわち、電子マネーを記憶
することが可能であり、商品の支払いに利用できるもの
であれば、いずれの機器であってもよい。例えば、電子
マネーを管理する機能を有する携帯電話機などを利用す
ることもできる。
【0109】同一メーカの同一商品を購入する場合のメ
リットとしては、支払金額がディスカウントされるとし
たが、購入履歴に応じて、所定のポイントが貯まったと
きにプレゼントなどがされるようにしてもよい。また、
同一商品に限らず、同一メーカの商品を購入した累計の
購入金額などによりポイント(ディスカウント率)が貯
まるようにしてもよい。
【0110】当然、商品を購入する場合以外にも、旅行
などのサービス代金を支払う場合にもポイントが貯まる
ようにしてもよい。すなわち、例えば、旅行代理店によ
り上述したものと同様の顧客の履歴情報が管理される。
【0111】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。
【0112】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用
のパーソナルコンピュータなどに、ネットワーク21や
記録媒体からインストールされる。
【0113】この記録媒体は、図8に示すように、装置
本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配
布される、プログラムが記録されている磁気ディスク1
21(フロッピディスクを含む)、光ディスク122
(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digit
al Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク123
(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ12
4などよりなるパッケージメディアにより構成されるだ
けでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに
提供される、プログラムが記録されているROM112
や、記憶部118に含まれるハードディスクなどで構成
される。
【0114】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0115】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0116】
【発明の効果】本発明の販売装置および方法、並びに記
録媒体のプログラムによれば、ユーザにより使用される
機器と通信し、ユーザに販売する販売品の識別情報、お
よび販売数を含む販売品情報の入力を受け付ける。ま
た、販売品情報が入力されたとき、ユーザが支払う金額
を問い合わせるべく、取得した機器の識別情報、および
販売品情報を、ユーザの購入履歴を管理する管理装置に
送信し、問い合わせに応じて、ユーザが支払う金額が通
知されたとき、金額に対応する金額情報を機器から取得
するようにしたので、ユーザは、購入場所などの制約を
受けずに同一メーカの商品を繰り返し購入することによ
るメリットを受けることができる。
【0117】本発明の管理装置および方法、並びに記録
媒体のプログラムによれば、ユーザに販売する販売品の
識別情報、および販売数を含む販売品情報が、ユーザが
使用する機器の識別情報とともに販売装置から送信され
てきたとき、それを受信する。また、ユーザの購入履歴
を記憶し、受信した機器の識別情報に基づいて、ユーザ
の購入履歴を読み出し、ユーザが販売品の購入に対して
支払う金額を算出し、算出した金額を販売装置に通知す
るようにしたので、ユーザは、購入場所などの制約を受
けずに同一メーカの商品を繰り返し購入することによる
メリットを受けることができる。
【0118】本発明の販売システムによれば、ユーザに
より使用される機器と通信し、ユーザに販売する販売品
の識別情報、および販売数を含む販売品情報の入力を受
け付ける。また、販売品情報が入力されたとき、ユーザ
が支払う金額を問い合わせるべく、取得された機器の識
別情報、および販売品情報を、ユーザの購入履歴を管理
する管理装置に送信し、問い合わせに応じて、ユーザが
支払う金額が通知されたとき、金額に対応する金額情報
を機器から取得する。さらに、ユーザに販売する販売品
の識別情報、および販売数を含む販売品情報が、ユーザ
が使用する機器の識別情報とともに販売装置から送信さ
れてきたとき、それを受信する。また、ユーザの購入履
歴を記憶し、受信した機器の識別情報に基づいて、ユー
ザの購入履歴を読み出し、ユーザが販売品の購入に対し
て支払う金額を算出し、算出した金額を販売装置に通知
するようにしたので、ユーザは、購入場所などの制約を
受けずに同一メーカの商品を繰り返し購入することによ
るメリットを受けることができる。また、メーカは、顧
客の囲い込みを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した販売システムの概念を示す図
である。
【図2】図1の販売システムの構成例を示すブロック図
である。
【図3】図2の顧客データベースに構築されるデータベ
ースの例を示す図である。
【図4】図2の商品価格データベースに構築されるデー
タベースの例を示す図である。
【図5】図2のICカードの構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】図2の顧客コンピュータの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】図2の販売コンピュータの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図2の顧客管理コンピュータの構成例を示すブ
ロック図である。
【図9】図2の販売システムの処理を説明するフローチ
ャートである。
【図10】図2の販売システムの処理を説明する、図9
に続くフローチャートである。
【図11】図2の顧客データベースに構築されるデータ
ベースの他の例を示す図である。
【図12】図2の販売システムの他の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図13】図2の販売システムの他の処理を説明する、
図12に続くフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード, 2 顧客コンピュータ, 11 販売
コンピュータ, 12リーダライタ, 31 顧客管理
コンピュータ, 32 商品価格管理コンピュータ,
33 顧客データベース, 34 商品価格データベー
ス, 91CPU, 92 ROM, 93 RAM, 94
入力部, 95 通信部, 96表示部, 97 出力
部, 111 CPU, 112 ROM, 113 RAM,
114 バス, 115 入出力インタフェース, 1
16 入力部, 117表示部, 118 記憶部,
119 通信部, 120 ドライブ, 121 磁気
ディスク, 122 光ディスク, 123 光磁気デ
ィスク, 124 半導体メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 G07F 7/08 J

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザにより使用される機器と通信する
    通信手段と、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報の入力を受け付ける受け付け手段と、 前記受け付け手段により前記販売品情報が入力されたと
    き、前記ユーザが支払う金額を問い合わせるべく、前記
    通信手段により取得された前記機器の識別情報、および
    販売品情報を、前記ユーザの購入履歴を管理する管理装
    置に送信する問い合わせ手段と、 前記問い合わせ手段による問い合わせに応じて、前記ユ
    ーザが支払う前記金額が通知されたとき、前記金額に対
    応する金額情報を前記通信手段による通信により前記機
    器から取得する取得手段とを備えることを特徴とする販
    売装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段により取得された前記金額
    情報を、前記販売装置の管理者の口座に振り込むことを
    所定の金融機関に要求する要求手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の販売装置。
  3. 【請求項3】 ユーザにより使用される機器と通信する
    通信ステップと、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報の入力を受け付ける受け付けステップ
    と、 前記受け付けステップの処理により前記販売品情報が入
    力されたとき、前記ユーザが支払う金額を問い合わせる
    べく、前記通信ステップの処理により取得された前記機
    器の識別情報、および販売品情報を、前記ユーザの購入
    履歴を管理する管理装置に送信する問い合わせステップ
    と、 前記問い合わせステップの処理による問い合わせに応じ
    て、前記ユーザが支払う前記金額が通知されたとき、前
    記金額に対応する金額情報を前記通信ステップの処理に
    よる通信により前記機器から取得する取得ステップとを
    含むことを特徴とする販売方法。
  4. 【請求項4】 ユーザにより使用される機器と通信する
    通信ステップと、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報の入力を受け付ける受け付けステップ
    と、 前記受け付けステップの処理により前記販売品情報が入
    力されたとき、前記ユーザが支払う金額を問い合わせる
    べく、前記通信ステップの処理により取得された前記機
    器の識別情報、および販売品情報を、前記ユーザの購入
    履歴を管理する管理装置に送信する問い合わせステップ
    と、 前記問い合わせステップの処理による問い合わせに応じ
    て、前記ユーザが支払う前記金額が通知されたとき、前
    記金額に対応する金額情報を前記通信ステップの処理に
    よる通信により前記機器から取得する取得ステップとを
    含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプ
    ログラムが記録されている記録媒体。
  5. 【請求項5】 ユーザにより使用される機器との通信を
    制御する通信制御ステップと、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報の入力の受け付けを制御する受け付け
    制御ステップと、 前記受け付け制御ステップの処理により前記販売品情報
    が入力されたとき、前記ユーザが支払う金額を問い合わ
    せるべく、前記通信ステップの処理により取得された前
    記機器の識別情報、および販売品情報を、前記ユーザの
    購入履歴を管理する管理装置に送信することを制御する
    問い合わせステップと、 前記問い合わせステップの処理による問い合わせに応じ
    て、前記ユーザが支払う前記金額が通知されたとき、前
    記金額に対応する金額情報を前記通信ステップの処理に
    よる通信により前記機器から取得する取得ステップとを
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 【請求項6】 販売を受け付ける販売装置とネットワー
    クを介して接続され、ユーザの購入履歴を管理する管理
    装置において、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報が、前記ユーザが使用する機器の識別
    情報とともに前記販売装置から送信されてきたとき、そ
    れを受信する受信手段と、 前記ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶手段と、 前記受信手段により受信された前記機器の識別情報に基
    づいて、前記ユーザの前記購入履歴を前記購入履歴記憶
    手段から読み出し、前記ユーザが前記販売品の購入に対
    して支払う金額を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された前記金額を前記販売装置
    に通知する通知手段とを備えることを特徴とする管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記購入履歴記憶手段は、前記ユーザに
    対する前記販売品の価格の割引率を記憶し、 前記金額算出手段は、前記購入履歴記憶手段に記憶され
    ている前記割引率に基づいて、前記販売品の標準価格か
    ら割り引いて前記販売品の、前記ユーザに対する単価を
    算出し、前記販売数を乗算することにより前記金額を算
    出することを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
  8. 【請求項8】 前記購入履歴記憶手段は、前記販売品の
    過去の販売数、または販売金額に応じて前記割引率を変
    更させて記憶することを特徴とする請求項6に記載の管
    理装置。
  9. 【請求項9】 販売を受け付ける販売装置とネットワー
    クを介して接続され、ユーザの購入履歴を管理する管理
    装置の管理方法において、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報が、前記ユーザが使用する機器の識別
    情報とともに前記販売装置から送信されてきたとき、そ
    れを受信する受信ステップと、 前記ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶ステップ
    と、 前記受信ステップの処理により受信された前記機器の識
    別情報に基づいて、前記ユーザの前記購入履歴を前記購
    入履歴記憶ステップの処理により記憶される情報から読
    み出し、前記ユーザが前記販売品の購入に対して支払う
    金額を算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理により算出された前記金額を前
    記販売装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴
    とする管理方法。
  10. 【請求項10】 販売を受け付ける販売装置とネットワ
    ークを介して接続され、ユーザの購入履歴を管理する管
    理装置の記録媒体において、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報が、前記ユーザが使用する機器の識別
    情報とともに前記販売装置から送信されてきたとき、そ
    れを受信する受信ステップと、 前記ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶ステップ
    と、 前記受信ステップの処理により受信された前記機器の識
    別情報に基づいて、前記ユーザの前記購入履歴を前記購
    入履歴記憶ステップの処理により記憶される情報から読
    み出し、前記ユーザが前記販売品の購入に対して支払う
    金額を算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理により算出された前記金額を前
    記販売装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴
    とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録
    されている記録媒体。
  11. 【請求項11】 販売を受け付ける販売装置とネットワ
    ークを介して接続され、ユーザの購入履歴の管理を制御
    するコンピュータに、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報が、前記ユーザが使用する機器の識別
    情報とともに前記販売装置から送信されてきたとき、そ
    れの受信を制御する受信制御ステップと、 前記ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶ステップ
    と、 前記受信制御ステップの処理により受信が制御された前
    記機器の識別情報に基づいて、前記ユーザの前記購入履
    歴を前記購入履歴記憶ステップの処理により記憶される
    情報から読み出し、前記ユーザが前記販売品の購入に対
    して支払う金額を算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理により算出された前記金額を前
    記販売装置に通知する通知ステップとを実行させるため
    のプログラム。
  12. 【請求項12】 ユーザに対する販売品の販売を受け付
    ける販売装置と、 前記ユーザの購入履歴を管理する管理装置とを備える販
    売システムにおいて、 前記販売装置は、 前記ユーザにより使用される機器と通信する通信手段
    と、 前記ユーザに販売する販売品の識別情報、および販売数
    を含む販売品情報の入力を受け付ける受け付け手段と、 前記受け付け手段により前記販売品情報が入力されたと
    き、前記ユーザが支払う金額を問い合わせるべく、前記
    通信手段により取得された前記機器の識別情報、および
    販売品情報を、前記ユーザの購入履歴を管理する管理装
    置に送信する問い合わせ手段と、 前記問い合わせ手段による問い合わせに応じて、前記ユ
    ーザが支払う前記金額が通知されたとき、前記金額に対
    応する金額情報を前記通信手段による通信により前記機
    器から取得する取得手段とを備え、 前記管理装置は、 前記販売品情報が、前記機器の識別情報とともに前記販
    売装置から送信されてきたとき、それを受信する受信手
    段と、 前記ユーザの購入履歴を記憶する購入履歴記憶手段と、 前記受信手段により受信された前記機器の識別情報に基
    づいて、前記ユーザの前記購入履歴を前記購入履歴記憶
    手段から読み出し、前記ユーザが前記販売品の購入に対
    して支払う金額を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された前記金額を前記販売装置
    に通知する通知手段とを備えることを特徴とする販売シ
    ステム。
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