JP2002259112A - デジタル文書閲覧システム、ブラウザ、文章要約システム、デジタル文書表示方法、文章要約方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

デジタル文書閲覧システム、ブラウザ、文章要約システム、デジタル文書表示方法、文章要約方法、プログラム及び記憶媒体

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JP2002259112A JP2001039150A JP2001039150A JP2002259112A JP 2002259112 A JP2002259112 A JP 2002259112A JP 2001039150 A JP2001039150 A JP 2001039150A JP 2001039150 A JP2001039150 A JP 2001039150A JP 2002259112 A JP2002259112 A JP 2002259112A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、デジタル文書に明示的な情報を付
加することなく、項目の順序などの文書構造を崩さずに
紙面全体を表示しながら、文書中の所望の部分の内容や
その概略を理解できるようにする表示方法を提供する。 【解決手段】 デジタル文書の過去の表示態様に関する
履歴情報に基づいてこのデジタル文書のレイアウトを決
定するレイアウトエンジン30と、このデジタル文書の
履歴情報に基づいてデジタル文書の文章を要約する要約
エンジン40と、決定されたレイアウトに合わせてこの
要約エンジン40による要約を配置することによりこの
デジタル文書の表示態様に関する情報を生成するビュー
生成部20と、生成された表示態様に関する情報に基づ
いて表示装置にこのデジタル文書を表示するユーザイン
タフェース部10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル文書の表
示方法に関し、特にレイアウトの変更や要約を用いるこ
とにより、より多くの情報を見やすい状態で表示する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータ化された文書は、紙に印
刷された文書と異なり、複写や特定のキーワードでの検
索などが容易であるという特徴がある。このため、今日
では多くの文書が紙の代わりにデジタルデータとして作
成され、配布されるようになってきた(以下、このよう
に作成から配布までをデジタルデータ形態で行われる文
書をデジタル文書と称す)。デジタル文書は、さらに、
コンピュータ装置の表示装置(以下、単に表示装置と称
す)などを用いて表示する際にサイズの拡大・縮小が容
易であるという特徴を有している。
【0003】ところで、デジタル文書を表示装置に表示
する場合、表示装置の表示画面のサイズは物理的に固定
されているので、所定のデジタル文書を表示するのに十
分な表示領域が確保できない場合がある。この場合の表
示方法として縮小表示がある。すなわち、デジタル文書
の内容が記載された領域(以下、この領域を紙面と称
す)を縮小して表示することにより、紙面全体を表示装
置の表示画面に一度に表示することが可能となる。しか
し、デジタル文書の紙面が非常に大きいために、縮小率
を大きく取らなければならない場合、紙面のレイアウト
の概略を把握できるものの、表示フォントが小さくなる
ことによって、デジタル文書の内容を読むことが困難に
なってしまうことがあった。図15は、デジタル文書の
例を示す図である。2ページからなる図示のデジタル文
書を、パーソナルコンピュータの標準的な表示装置にお
ける対角サイズ15〜17インチ程度の表示画面に一度
に表示する場合、紙面の大きさに合わせて表示フォント
や画像(ここでは、グラフィックスデータにて提供され
るオブジェクト全般を指し、図表や写真を含む。以下、
同じ)が小さくなってしまうため、内容が読み難くな
り、画像も視認し難くなる。
【0004】また、十分なサイズの表示領域を確保でき
ない表示画面にデジタル文書を表示する他の方法とし
て、表示画面にはデジタル文書の一部だけを表示し、ス
クロールバーなどを用いて表示範囲をスクロールさせる
表示方法がある。この表示方法によれば、閲覧者が任意
に表示範囲をスクロールさせることによって、デジタル
文書の全体を閲覧することができる。しかし、このスク
ロールによる表示方法は、閲覧者が表示画面を一瞥した
だけでは少量の情報しか得ることができず、デジタル文
書全体のレイアウトも知ることができない。また、表示
領域に示された内容に興味を示し表示領域を拡大しよう
としても、表示画面のサイズに余裕がない場合は、表示
される内容にほとんど変化がなく、閲覧者の「より詳し
い情報を得たい」という要求を十分に満たすことができ
ない。図16は、スクロールによる表示方法で図15の
デジタル文書を表示した様子を示す図である。図示のよ
うに、この場合、図15の領域1501に相当する部分
のみが表示されている。このため、表示されている部分
については表示フォントや画像が大きく表示されて視認
し易くなっているが、デジタル文書全体でどのような情
報が含まれているのかを知るためには、スクロールバー
1601を操作する手間を要する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デジ
タル文書をコンピュータ装置の表示装置などに表示する
場合、表示しようとするデジタル文書を表示するのに十
分な表示領域が確保できない場合があった。これに対し
て、従来は、縮小表示やスクロールによる表示方法を取
っていたが、上述したように、縮小表示では文字が小さ
過ぎてデジタル文書の内容を読むことが困難になる場合
があった。また、スクロールによる表示方法では、一度
に見ることのできる情報量が少ないという欠点があっ
た。
【0006】そこで、デジタル文書の紙面全体を表示し
ながら、紙面のレイアウトを大幅に崩すことなく、文書
中の所望の部分の内容やその概略をある程度理解できる
ようにする表示方法が望まれる。この場合、デジタル文
書の内容自体を処理して所定の表示領域内に表示できる
ようにする工夫が必要となる。この種の表示方法の例と
して、デジタル文書に文書の構造を明示的に記述してお
き、この構造情報に基づいて当該文書の概略をレベル別
に表示するアウトライン表示がある。ワードプロセッサ
やエディタなどのソフトウェアで用意された機能を用い
た一般的なアウトライン表示の他、ウェブブラウザにお
いて、HTML文書中のタグによって示された文書の階
層構造を分析し、その結果に基づいて表示領域ごとに表
示レベルを変更する表示方法もアウトライン表示の一例
と言える。このアウトライン表示機能を用いれば、下位
レベルの文章を非表示とし、上位レベルの文章に下位レ
ベルの文章が存在することを示す印を付することによっ
て、文書全体のレイアウトを大幅に崩すことなく、表示
する文章量を減らすことができる。しかしながら、この
アウトライン表示は、デジタル文書にアウトライン情報
が組み込まれていない場合や、作成者の意図に関わらず
閲覧者の意図に基づいて特定の領域のみを詳しく見よう
とする場合には、十分に対応することができなかった。
【0007】また、この種の表示方法の他の例として、
デジタル文書中の所定の文章を要約して表示する表示方
法がある。元の文章に代えて要約を表示することによ
り、文書全体のレイアウトを崩すことなく、表示する文
章量を減らすことができる。従来の要約作成手法は、文
章構造などのデジタル文書自体から得られる情報のみに
頼って要約を作成していた。このため、閲覧者がすでに
閲覧した部分も未だ閲覧していない部分も同じ重要度の
内容として要約に利用していた。しかし、要約を利用し
て限定された表示領域に閲覧者が所望する情報をより多
く詰め込むためには、閲覧者の閲覧過程を考慮した柔軟
な要約を行うことが望ましい。例えば、要約の表示領域
のサイズが変更され、その新たな領域サイズに合わせて
要約を作成し直す場合、それまで表示されていた(すな
わち、閲覧者が既に読んだ)内容を少なくし、新たな情
報が多くなるように要約を作成するといった手法が考え
られる。しかし、上述したように従来の要約作成手法
は、要約を作成するための情報の選択基準が固定的であ
るため、そのような柔軟な要約の作成を行うことができ
なかった。
【0008】そこで、本発明は、デジタル文書に明示的
な情報を付加することなく、項目の順序などの文書構造
を崩さずに紙面全体を表示しながら、文書中の所望の部
分の内容やその概略を理解できるようにする表示方法を
提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、デジタル文書の文書構造
及び閲覧者の操作履歴に基づいて、文書の各部分におけ
る表示領域のサイズ及び表示内容を制御し、閲覧者にと
って有用な情報を効率的に提供することを他の目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成されたことを特徴とする
デジタル文書閲覧システムを提供する。このシステム
は、デジタル文書の過去の表示態様に関する履歴情報に
基づいてこのデジタル文書のレイアウトを決定するレイ
アウトエンジンと、決定されたレイアウトに合わせてこ
のデジタル文書の表示態様に関する情報を生成するビュ
ー生成部と、生成された表示態様に関する情報に基づい
て表示装置にこのデジタル文書を表示するユーザインタ
フェース部とを備える。このシステムは、各構成要件を
単体のコンピュータ装置上に構築して実現しても良い
し、ネットワークで接続された複数のコンピュータ装置
上に分散して実現しても良い。
【0011】ここで、このレイアウトエンジンは、この
デジタル文書を構成する要素ごとに、履歴情報に基づい
てこのデジタル文書の表示態様における表示領域を割り
当てることを特徴とする。このデジタル文書を構成する
要素は、文書を構成する文章(タイトルやその本文、パ
ラグラフなど)の他、画像などを含む概念である。
【0012】また、このデジタル文書閲覧システムは、
ユーザインタフェース部により所定の表示態様で表示さ
れた前記デジタル文書に対して、同一の表示態様で一定
時間表示された後、閲覧者により表示態様を更新させる
操作が行われた場合に、それまで表示されていた表示態
様に関する情報を履歴情報として格納する履歴データベ
ースをさらに備える構成とすることができる。この場
合、このレイアウトエンジンは、この履歴データベース
から取得した履歴情報に基づいてこのデジタル文書のレ
イアウトを決定する。
【0013】さらに、このデジタル文書閲覧システム
は、このデジタル文書の履歴情報に基づいてデジタル文
書の文章を要約する要約エンジンをさらに備える構成と
することができる。この場合、このビュー生成部は、レ
イアウトエンジンにて決定されたレイアウトに合わせて
この要約エンジンによる要約を配置することにより表示
態様に関する情報を生成する。
【0014】ここで、この要約エンジンは、このデジタ
ル文書の文章を構成する所定の文章構成要素ごとに、こ
の履歴情報に基づいて要約の生成に必要なパラメータを
決定し要約を生成することを特徴とする。この要約の生
成に必要なパラメータは、要約文においても挿入される
べき要約キーワードや要約率などである。
【0015】また、本発明は、次のように構成されたこ
とを特徴とするデジタル文書閲覧システムを提供する。
このシステムは、デジタル文書の文書構造を保存しつ
つ、このデジタル文書を構成する要素に割り当てる表示
領域をこの要素の重要度に応じて変更した表示態様を生
成する表示態様生成手段と、この表示態様生成手段によ
り生成された表示態様でこのデジタル文書を表示する表
示手段とを備える。文書構造を保存することにより、要
素の順序が入れ替わらないため、閲覧者はデジタル文書
の全体的な構造を用意に把握することができる。また、
要素の重要度は、デジタル文書の表示の履歴に基づいて
動的に決定することができる他、文書構造に基づく静的
な基準や、システムの使用者が予め設定した基準に基づ
いて決定することもできる。
【0016】ここで、この表示態様生成手段は、一つの
表示領域にこのデジタル文書の紙面全体が表示されるよ
うに、重要度の低い要素に対しては小さい表示領域を割
り当て、重要度の高い要素に対しては大きい表示領域を
割り当てて表示態様を生成することを特徴とする。
【0017】あるいは、この表示態様生成手段は、重要
度の高い要素の表示領域を表示態様の中心付近に寄せて
配置し、重要度の低い要素の表示領域を表示態様の端に
寄せて配置することを特徴とする。
【0018】また、本発明は、次のように構成されたデ
ジタル文書閲覧システムを提供する。このデジタル文書
閲覧システムは、デジタル文書の過去の表示態様に関す
る履歴情報に基づいてこのデジタル文書の文章を要約す
る要約エンジンと、このデジタル文書の原文に代えてこ
の要約エンジンによる要約を挿入しこのデジタル文書の
表示態様に関する情報を生成するビュー生成部と、この
ビュー生成部により生成された表示態様に関する情報に
基づいて表示装置にこのデジタル文書を表示するユーザ
インタフェース部とを備えることを特徴とする。
【0019】ここで、この要約エンジンは、このデジタ
ル文書の文章を構成する所定の文章構成要素ごとに、履
歴情報に基づいて要約の生成に必要なパラメータを決定
し要約を生成することを特徴とする。
【0020】さらに、このデジタル文書閲覧システム
は、このユーザインタフェース部により所定の表示態様
で表示されたこのデジタル文書に対して、同一の表示態
様で一定時間表示された後、閲覧者により表示態様を更
新させる操作が行われた場合に、それまで表示されてい
た表示態様に関する情報を履歴情報として格納する履歴
データベースをさらに備える構成とすることができる。
この場合、要約エンジンは、履歴データベースから取得
した履歴情報に基づいてこのデジタル文書の文章を要約
する。
【0021】また、本発明は、デジタル文書を表示装置
に表示するブラウザにおいて、表示対象であるデジタル
文書を入力する入力機能と、このデジタル文書を所定の
表示態様で表示する表示機能とを備え、この表示機能
は、このデジタル文書の原文に代えて、このデジタル文
書の過去の表示態様に関する履歴情報に基づいて生成さ
れた要約を表示することを特徴とする。このブラウザ
は、デジタル文書としてHTML文書などを表示するウ
ェブブラウザや、PDFファイルを表示するビューア、
その他、任意のデジタル文書を表示する種々のブラウザ
やビューアを含む。
【0022】ここで、この表示機能は、このデジタル文
書の文章を構成する所定の文章構成要素ごとに、この履
歴情報に基づいて要約の生成に必要なパラメータを決定
し生成された要約を表示することを特徴とする。
【0023】あるいは、この表示機能は、前記履歴情報
に基づいて、前記デジタル文書を構成する要素ごとに決
定された表示領域に前記要約を配置した表示態様で前記
デジタル文書を表示することを特徴とする。
【0024】さらに、本発明は、デジタル文書を表示装
置に表示するブラウザにおいて、デジタル文書を所定の
表示態様で表示する表示機能と、この表示態様を更新す
る表示更新機能とを備え、この表示機能は、デジタル文
書の文書構造を保存しつつ、このデジタル文書を構成す
る要素に割り当てる表示領域を所定の規則に従って変更
して表示することを特徴とする。
【0025】ここで、この表示機能は、このデジタル文
書を構成する要素である画像を、このデジタル文書にお
けるこの画像に関連している文章部分の表示領域に対応
するサイズで表示することを特徴とする。
【0026】また、この表示機能は、表示対象であるデ
ジタル文書の表示態様において、初期的に、このデジタ
ル文書の先頭に位置する要素の表示領域を大きく、後方
に位置する要素ほど表示領域を小さくすると共に、先頭
に位置する文章構成要素の要約率を低く、後方に位置す
る文章構成要素ほど要約率を高く設定し、表示更新機能
が受け付けた更新要求に応じて、表示態様を更新するた
びに、要素の表示領域を大きく取り文章構成要素の要約
率を低く設定する範囲を順次後方へ移動させることを特
徴とする。
【0027】さらにまた、この表示更新機能は、表示中
のデジタル文書における所定の箇所を指定した更新要求
を受け付け、この表示機能は、この更新要求に応じて、
指定された箇所における要素の表示領域を大きくすると
共に、指定箇所の文章を要約率の低い文章に代えて表示
することを特徴とする。
【0028】さらに、本発明は、次のように構成された
文章要約システムを提供することができる。この文章要
約システムは、文章を要約した際の履歴情報を格納した
要約履歴データベースと、この要約履歴データベースに
格納されている履歴情報に基づいてこの文章を要約する
要約エンジンとを備えたことを特徴とする。
【0029】ここで、この要約エンジンは、この文章を
構成する所定の文章構成要素ごとに、この履歴情報に基
づいて要約の生成に必要なパラメータを決定し要約を生
成することを特徴とする。
【0030】また、本発明は、デジタル文書を表示装置
に表示するデジタル文書表示方法において、このデジタ
ル文書の構造を抽出するステップと、抽出された文書構
造における文章構成要素ごとに、このデジタル文書の原
文を、このデジタル文書の過去の表示態様に関する履歴
情報に基づいて生成された要約に置き換えることによ
り、新たな表示態様に関する情報を生成するステップ
と、この新たな表示態様に関する情報に基づいて、一画
面に前記デジタル文書の全体が包含されるように前記表
示装置にこのデジタル文書を表示するステップとを含む
ことを特徴とする。
【0031】さらに、本発明は、デジタル文書表示方法
において、デジタル文書の構造を抽出するステップと、
このデジタル文書の文書構造を保存しつつ、一画面にこ
のデジタル文書の全体が包含されるように、かつこのデ
ジタル文書を構成する要素に割り当てる表示領域をこの
要素の重要度に応じて変更した表示態様に関する情報を
生成するステップと、この表示態様に関する情報に基づ
いてこの表示装置にこのデジタル文書を表示するステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0032】さらにまた、本発明は、文章要約方法にお
いて、要約対象である文章を取得するステップと、所定
の文章の過去の要約に関する履歴情報を格納した要約履
歴データベースから要約対象である文章の要約に関する
履歴情報を取得するステップと、取得されたこの履歴情
報に基づいて要約の生成に必要なパラメータを決定し、
このパラメータに基づいてこの要約対象である文章の要
約を生成するステップとを含むことを特徴とする。
【0033】また、本発明は、これらのデジタル文書表
示方法や文章要約方法をコンピュータを用いて実現する
プログラムとして提供することができる。さらに、この
プログラムを格納した記憶媒体や、ネットワークを介し
てこのプログラムを配信するプログラム伝送装置として
提供することもできる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて、この発明を詳細に説明する。まず、本発明
の概要について説明する。本発明のデジタル文書閲覧シ
ステムは、次の二つの考え方に基づき、表示対象である
デジタル文書の表示態様(以下、この表示態様をビュー
と称す)を決定し、表示を行う。
【0035】第1に、本発明のデジタル文書閲覧システ
ムは、表示履歴を考慮して、デジタル文書の表示レイア
ウトを生成する。また、一つの表示画面にデジタル文書
の紙面全体を表示することを前提とし、デジタル文書に
おける要素(文章、タイトル、画像など)の配置順序を
保存しつつ、限られた表示領域で閲覧者にとって有用な
情報を多く詰め込むことができるように、画像や文字の
表示サイズと表示位置とを決定する。具体的には、閲覧
者にとって新規の情報を含む要素には大きい表示領域を
割り当て、閲覧者が既に閲覧した要素には小さい表示領
域を割り当てる。また、大きい表示領域はデジタル文書
の表示画面の中央に寄せて配置し、小さい表示領域は当
該表示画面の端に寄せて配置する。
【0036】第2に、本発明のデジタル文書閲覧システ
ムは、表示履歴に基づいてデジタル文書中の文や単語の
意味的重要度を決定し、要約エンジンを用いて、限られ
た表示領域に収まるように要約を生成する。ここで、意
味的重要度とは、デジタル文書の文書構造などに基づく
静的な基準のみによる重要度ではなく、閲覧者にとって
読む必要がどれだけあるかという動的な基準を含む指標
である。その設定基準としては種々の基準を考えること
ができるが、例えば、表示レイアウトを変更する際に、
変更前に表示されていた情報は閲覧者が既に知っている
と考えて重要度を下げるといった制御を行うことができ
る。すなわち、表示履歴を考慮することにより、閲覧者
が既に読んだと考えられる内容については要約率を上げ
て内容を薄くし、閲覧者が未だ読んでいない内容を多く
含む要約文を生成することができ、閲覧者に対して新規
の情報を多く提供することができる。
【0037】図1は、本実施の形態におけるデジタル文
書閲覧システムの全体構成を説明する図である。図1を
参照すると、本実施の形態のデジタル文書閲覧システム
は、ユーザインタフェース部10と、ビュー生成部20
と、レイアウトエンジン30と、要約エンジン40と、
ビュー履歴データベース(DB)50とを備える。図1
に示す構成要素のうち、デジタル文書を表示装置に表示
させる表示手段であるユーザインタフェース部10と、
当該デジタル文書の表示態様を生成する表示態様生成手
段であるビュー生成部20、レイアウトエンジン30及
び要約エンジン40は、コンピュータプログラムにより
制御されたCPUにて実現される仮想的なソフトウェア
ブロックである。また、ビュー履歴データベース50
は、例えば磁気ディスク装置その他の記憶装置とデータ
ベース管理システム(DBMS:Database Management
System)とで実現される。CPUを制御する当該コンピ
ュータプログラムやデータベース管理システムは、CD
−ROMやフロッピー(登録商標)ディスクなどの記憶
媒体に格納したり、ネットワークを介して伝送したりす
ることにより提供される。
【0038】ユーザインタフェース部10は、表示装置
の表示画面に表示対象であるデジタル文書を表示する。
また、閲覧者の操作に基づくビュー更新要求などの要求
を受け取り、ビュー生成部20に対して新たなビューの
生成を指示する。さらに、表示画面におけるデジタル文
書の表示領域のサイズが変更された場合や、表示すべき
内容に変化が生じた場合にも、新しい表示領域のサイズ
を調べ、ビュー生成部20に対して新規のビューの生成
を指示する。なお、ユーザインタフェース部10は、表
示装置にデジタル文書を表示するためのウインドウを独
自に開く独立したアプリケーションとしても良いし、ウ
ェブブラウザやPDF(Portable Document Format)フ
ァイルのブラウザにプラグインなどの手法によって、後
述のビュー更新要求や表示領域情報をビュー生成部20
へ送信する機能を持たせることにより実現しても良い。
【0039】図2は、ユーザインタフェース部10の動
作を説明するフローチャートである。図2に示すよう
に、ユーザインタフェース部10は、ビュー更新イベン
トが発生すると、当該イベントに基づくビュー更新要求
をビュー生成部20へ送信する(ステップ201、20
2)。ここで、ビュー更新イベントとしては、表示する
文書を変更する操作、表示領域のサイズを変更する操
作、ビュー更新ボタンに対するマウスクリックによるビ
ュー更新操作などとすることができる。
【0040】次に、ユーザインタフェース部10は、発
生したビュー更新イベントに基づいて新たな表示領域に
関する情報を取得し(ステップ203)、ビュー生成部
20へ送信する(ステップ204)。ここで、表示領域
に関する情報とは、表示装置に表示されている状態のデ
ジタル文書において、各構成要素(パラグラフ、タイト
ル、画像など)に対して与えられている表示領域のサイ
ズや形、位置などの情報である。また、ユーザインタフ
ェース部10は、表示しているデジタル文書のソースデ
ータをレイアウトエンジン30及び要約エンジン40へ
送信する(ステップ205)。
【0041】この後、ユーザインタフェース部10は、
ビュー生成部20から新たに生成されたビューに関する
情報(以下、ビュー情報と称す)が送られるのを待つ。
そして、新たなビュー情報を受け取ると(ステップ20
6)、当該新たなビュー情報に基づいて、表示装置の表
示画面に当該デジタル文書を表示する(ステップ20
7)。
【0042】ビュー生成部20は、ユーザインタフェー
ス部10からのビュー生成要求に応じて、表示対象であ
るデジタル文書の新たなビューを生成する。そして、生
成された新たなビューのビュー情報をユーザインタフェ
ース部10に返す。また、ビュー生成部20は、ユーザ
インタフェース部10の状態を監視し、一定の履歴保存
条件を満たしたならば、その時点でのビューの状態を示
すビュー情報に基づいてビュー履歴データベース50の
内容を更新する。
【0043】図3は、ビュー生成部20によるビュー情
報の生成動作を説明するフローチャートである。図3に
示すように、ビュー生成部20は、ユーザインタフェー
ス部10からビュー更新要求を受け取ると(ステップ3
01、302)、さらにユーザインタフェース部10か
ら表示領域に関する情報を受信し(ステップ303)、
続いて、表示対象であるデジタル文書を指定してビュー
履歴データベース50にビュー履歴参照要求を送信し、
ビュー履歴データベース50からビュー履歴が返される
のを待つ(ステップ304)。
【0044】ビュー履歴データベース50から所望のビ
ュー履歴を受け取ると(ステップ305)、次に、ビュ
ー生成部20は、レイアウトエンジン30にレイアウト
生成要求を送信する(ステップ306)。また、ビュー
履歴データベース50から受け取ったビュー履歴に基づ
いてレイアウト履歴情報を生成し、これをレイアウトエ
ンジン30に送信する(ステップ307、308)。そ
して、レイアウトエンジン30からレイアウト情報が返
されるのを待つ。ここで、レイアウト履歴情報とは、ビ
ュー履歴に含まれている情報のうち、レイアウトに関連
する情報のサブセットである。例えば、文書構造、各文
の表示フォントサイズ及び表示位置、画像と本文との関
係(位置関係など)、画像の表示サイズなどの情報が含
まれる。
【0045】また、ビュー生成部20は、デジタル文書
中の要約を要する文章、要約キーワード(要約の際に用
いる単語)、要約率(元の文章の長さに対する要約文の
長さの比)などを指定した要約生成要求を要約エンジン
40に送信する(ステップ310)。ここで指定される
要約キーワードや要約率は、ユーザインタフェース部1
0において検出されたイベントの種類に基づいて機械的
に定めることもできるし、ステップ305で取得したビ
ュー履歴の情報などに基づいて動的に決定することもで
きる。
【0046】次に、ビュー生成部20は、ビュー履歴デ
ータベース50から受け取ったビュー履歴に基づいて要
約履歴情報を生成し、これを要約エンジン40に送信す
る(ステップ311、312)。そして、要約エンジン
40から要約結果が返されるのを待つ。ここで、要約履
歴情報とは、ビュー履歴に含まれている情報のうち、要
約に関連する情報のサブセットである。例えば、要約キ
ーワード、要約率などの情報が含まれる。
【0047】レイアウトエンジン30からレイアウト情
報を受信し、要約エンジン40から要約結果を受信する
と(ステップ309、313)、次に、ビュー生成部2
0は、受信したレイアウト情報と要約結果とを組み合わ
せてビュー情報を生成する(ステップ314)。ここで
は、レイアウト情報にて決定される領域内に、対応する
文章や画像を割り当てる。また、対応する領域内に文章
の要約結果を全て表示するため、適切な表示フォントサ
イズなども決定される。この後、生成されたビュー情報
をユーザインタフェース部10に送信する(ステップ3
15)。
【0048】図4は、ビュー生成部20によるビュー履
歴データベース50の更新動作を説明するフローチャー
トである。図4に示すように、ビュー生成部20は、ユ
ーザインタフェース部10を監視して、一定の履歴保存
条件をチェックする(ステップ401)。そして、履歴
保存条件を満足したならば、図3のステップ314で生
成されたビュー情報をビュー履歴データベース50に送
信する(ステップ402、403)。
【0049】ここで、履歴保存条件とは、閲覧者が現在
のビューによるデジタル文書の表示内容を読んだと判断
するための条件である。具体的には、例えば、表示され
ているデジタル文書に対して何らの操作も行われなかっ
た状態が一定時間(例えば10秒程度)続き、その後、
デジタル文書の内容やビューを変更するような何らかの
操作が行われた場合とすることができる。何も操作が行
われなかった時間が存在することを条件とするのは、閲
覧者がデジタル文書の表示内容を読む時間を考慮したも
のである。すなわち、デジタル文書の内容やビューを変
更する操作が、設定時間を経ずに間断無く繰り返された
場合は、閲覧者が当該ビューによる表示内容を読んでい
ないと考えられる。そこで、このような場合、表示装置
におけるビューが更新されたとしても、そのビュー情報
はビュー履歴としてビュー履歴データベース50に保存
しないという制御を行うことができる。なお、設定時間
は本実施の形態によるシステムの使用者が任意に設定で
きる。
【0050】レイアウトエンジン30は、ユーザインタ
フェース部10から受け取ったデジタル文書のソースデ
ータを解析し、当該デジタル文書の論理的構造(文書構
造)を抽出する。そして、ビュー生成部20からのレイ
アウト生成要求に応じて、抽出されたデジタル文書の論
理的構造に基づき、新たなビューを生成するためのレイ
アウト情報を生成する。なお、レイアウトエンジン30
によるレイアウトの決定は、デジタル文書の文書構造を
保存したまま、一つの表示画面にデジタル文書の紙面全
体を表示することを原則とする。ただし、表示対象であ
るデジタル文書を複数の表示画面に分割して表示するよ
うにレイアウトを決定することも可能である。
【0051】図5は、レイアウトエンジン30の動作を
説明するフローチャートである。図5に示すように、レ
イアウトエンジン30は、ビュー生成部20からレイア
ウト生成要求を受け取ると(ステップ501、50
2)、さらにビュー生成部20からレイアウト履歴情報
を受け取る(ステップ503)。また、レイアウトエン
ジン30は、ユーザインタフェース部10から処理対象
であるデジタル文書のソースデータを受け取り(ステッ
プ504)、その文書構造を抽出する(ステップ50
5)。ここで、文書構造とは、デジタル文書を構成する
各文が持つ構造的特徴(タイトル、サブタイトルなどの
見出し文や接続詞など)に基づいて抽出された、当該デ
ジタル文書の論理的構造である。また、デジタル文書内
の画像に関しても、パラグラフやタイトルとの位置関係
などに基づいて、本文との関連性(以下、画像・本文関
連性と称す)を抽出することができる。なお、デジタル
文書自体の構造的な情報から文書構造を抽出するため、
デジタル文書にアウトライン編集用のマークなどの明示
的な情報を予め付加しておく必要はない。
【0052】次に、レイアウトエンジン30は、デジタ
ル文書のソースデータから抽出された文書構造及び画像
・本文関連性と、ビュー生成部20から受け取ったレイ
アウト履歴情報とに基づいて、デジタル文書の各構成要
素(文章、単語、画像など)のレイアウト上における重
要度を決定する(ステップ506)。具体的には、例え
ば、過去に表示された文章や画像の重要度は低く設定さ
れ、新規性の高い情報の重要度は高く設定される。ただ
し、過去に表示された情報であっても、時間の経過と共
に閲覧者が忘却することが考えられる。そこで、一度表
示された後、長時間が経過した場合(1日後、1週間
後、1ヶ月後など)、経過時間に応じて重要度を上げる
制御を行うこともできる。
【0053】最後に、レイアウトエンジン30は、決定
された構成要素のレイアウト上の重要度を反映させたレ
イアウトを決定し、当該レイアウトを示すレイアウト情
報をビュー生成部20に送信する(ステップ507)。
ここで、構成要素のレイアウト上の重要度をレイアウト
に反映させるとは、ビューにおいて重要度の高い情報が
より見やすい状態にすることである。その手法として
は、例えば、重要度の高い要素の表示用により大きな領
域を割り当てたり、重要度の高い要素を当該デジタル文
書の表示領域の中心付近に寄せ、重要度の低い要素を当
該表示領域の端に寄せて配置したりすることができる。
ただし、レイアウトエンジン30は、元のデジタル文書
における各要素の順序や相互の位置関係を崩すような配
置変更は行わない。すなわち、所定の要素の表示領域を
大きくする場合、これに隣接する表示領域を周辺にずら
したり、小さくしたりすることにより、所望の領域を確
保する。これにより、元のデジタル文書における文書構
造が保存されたまま、要素ごとの重要度に応じたレイア
ウトを決定することができる。文書構造を保存したま
ま、重要度の高い要素を大きく表示し、またデジタル文
書の表示領域の中心付近に寄せることにより、あたかも
魚眼レンズを通して見た視界のように、デジタル文書の
中心付近に読みやすい大きなサイズで閲覧者にとって重
要な情報が集まることとなる。
【0054】要約エンジン40は、ユーザインタフェー
ス部10からデジタル文書のソースデータを受け取り、
ビュー生成部20からの要約生成要求に応じて、当該デ
ジタル文書の要約を生成する。要約の生成は、当該デジ
タル文書における文章の構成要素(以下、文章構成要
素)ごとに行われる。すなわち、文章構成要素ごとに種
々の要約率で要約が生成されることとなる。ここで、文
章構成要素としては、タイトルに続く一続きの本文、一
つのパラグラフ、一つの文など任意の単位を設定するこ
とができる。以下の説明では、タイトルに続く一続きの
本文を単位として、この文章構成要素ごとに要約を生成
する場合を例として説明する。
【0055】図6は、要約エンジン40の動作を説明す
るフローチャートである。図6に示すように、要約エン
ジン40は、ビュー生成部20から要約生成要求を受け
取ると(ステップ601、602)、さらにビュー生成
部20から要約履歴情報を受け取る(ステップ60
3)。また、要約エンジン40は、ユーザインタフェー
ス部10から処理対象であるデジタル文書のソースデー
タを受け取る(ステップ604)。以下の処理は、要約
を生成する単位である文章構成要素ごとに行われる。
【0056】次に、要約エンジン40は、ビュー生成部
20から受け取った要約履歴情報と要約生成要求におい
て指定されている要約キーワード及び要約率とに基づい
て、処理対象である文章構成要素である文や単語の意味
的な重要度を決定する(ステップ605)。ここで、意
味的な重要度とは、当該文章構成要素全体における個々
の文や文中の単語に関して、閲覧者が情報を欲する度合
いを意味する。すなわち、要約履歴情報において、過去
のビューで表示されていた文章や単語は、閲覧者が既に
得ている情報であるため、重要度を下げる。ただし、閲
覧者の忘却を考慮して、一度表示された後、長時間が経
過した場合(1日後、1週間後、1ヶ月後など)、経過
時間に応じて重要度を上げる制御を行うことができるの
は、上述したレイアウト上の重要度と同様である。ま
た、前提として、デジタル文書の構造などの静的な情報
に基づいて定められるデフォルトの重要度や、本実施の
形態のシステムの使用者により設定された重要度があ
り、これに加えて閲覧者が既に得た情報か否かを考慮し
て重要度を動的に変化させることは言うまでもない。
【0057】次に、要約エンジン40は、決定された文
や単語の意味的な重要度を反映させた要約を生成し(ス
テップ606)、この要約結果をビュー生成部20に送
信する(ステップ607)。ここで、要約の生成手法に
ついては、公知の種々の手法を用いることができる。以
上のように、過去の表示履歴に基づいて決定された意味
的な重要度を反映させて要約を生成することにより、要
約を生成するたびに閲覧者にとって新規な情報を含む有
用な要約を生成することができる。これは、生成された
要約を音声出力する場合にも有用である。すなわち、過
去の出力履歴に基づいて文や単語の意味的な重要度を決
定し、この重要度に基づいて音声出力用の要約文を生成
すれば、要約を出力するたびに聴取者にとって新規の有
用な情報を含ませることができることとなる。
【0058】ビュー履歴データベース50は、ビュー生
成部20からビュー情報を取得し、蓄積する。そして、
ビュー生成部20からの要求に応じて該当する過去のビ
ュー情報(ビュー履歴)を提供する。このビュー情報
は、表示領域サイズ、表示内容、要約生成に利用した各
種パラメータ(要約キーワードなど、要約率)、レイア
ウト情報などを含んでおり、ビュー生成部20の動作に
おいて説明したように、対応するデジタル文書のビュー
履歴におけるレイアウト履歴情報と要約履歴情報とに分
けることができる。すなわち、ビュー履歴データベース
50は、レイアウトエンジン30に対してはレイアウト
履歴データベースとして機能し、要約エンジン40に対
しては要約履歴データベースとして機能する。
【0059】図7は、ビュー生成部20によりビュー履
歴の参照要求がなされた場合のビュー履歴データベース
50の動作を説明するフローチャートである。図7に示
すように、ビュー履歴データベース50は、ビュー生成
部20からビュー履歴参照要求を受け取ると(ステップ
701、702)、当該ビュー履歴参照要求に該当する
デジタル文書のビュー履歴をデータベース中から検索す
る(ステップ703)。そして、該当するビュー履歴が
検出されたならば、当該ビュー履歴を出力リストに加え
ていく(ステップ704、705)。そして、該当する
ビュー履歴がデータベース中に無くなったならば(全て
出力リストにリストアップされたならば)、作成された
出力リストをビュー履歴参照要求の応答としてビュー生
成部20に返送する(ステップ704、706)。
【0060】図8は、ビュー生成部20によりデータを
更新される際のビュー履歴データベース50の動作を説
明するフローチャートである。図8に示すように、ビュ
ー履歴データベース50は、ビュー生成部20から新規
のビュー履歴を受信すると(ステップ801)、データ
ベース中に保存条件を満足しないビュー履歴が存在する
かどうかを調べ(ステップ802)、そのようなビュー
履歴があれば、当該ビュー履歴を削除する(ステップ8
03)。そして、保存条件を満足しないビュー履歴が存
在しないか、または削除した後、受信した新規のビュー
履歴をデータベースに追加する(ステップ804)。
【0061】ビュー履歴データベース50に格納される
ビュー履歴は、ユーザインタフェース部10により表示
装置に表示されたデジタル文書の表示状態であるビュー
の情報を示す情報群である。具体的には、例えば、個々
のビュー履歴を特定するビューID、要約に利用したデ
ジタル文書中の文章、要約作成の際の条件(要約率、要
約キーワードなど)、要約日時、要約後の表示内容、表
示レイアウト、デジタル文書中の各文の表示サイズと表
示位置、デジタル文書中の各画像の表示サイズと表示位
置などを含む。
【0062】図9は、本実施の形態のユーザインタフェ
ース部10によるビューの例を示す図である。図9を参
照すると、ユーザインタフェース部10によるデジタル
文書の表示ウインドウ900には、デジタル文書の表示
を操作するための操作ボタン901〜903が設けられ
ている。また、表示欄910にはビュー生成部20によ
り生成されたデジタル文書のビューが表示される。図示
の例では図15のデジタル文書が表示されている。な
お、本実施の形態においてデジタル文書が表示される場
合、上述したように、文章が個別に要約されるだけでな
く、文章ごとの表示領域や画像のサイズも個別に変更さ
れる。以下の説明では、元のデジタル文書におけるレイ
アウトを基準とする表示領域及び画像のサイズの変化率
を圧縮率と称す。
【0063】操作ボタン901〜903のうち、ビュー
更新ボタン901は、ユーザインタフェース部10にビ
ュー更新要求を発行させるためのボタンである。このビ
ュー更新ボタン901をクリックすることにより、表示
欄910のビューの状態を変化させることができる。原
文/要約切替ボタン902は、デジタル文書を原文のま
ま表示する表示形式と、ビュー生成部20により生成さ
れたビューを表示する表示形式とを切り替えるボタンで
ある。なお、原文のまま表示する表示形式においては、
スクロールバーを用いた表示方法など、従来の表示方法
を任意に用いることができる。縮小/拡大ボタン903
は、表示ウインドウ900自体の表示サイズを縮小また
は拡大するボタンである。詳しくは後述するが、表示ウ
インドウ900の表示サイズが変更された場合、表示欄
910のサイズも変化するので、これに伴って、ビュー
が更新されることとなる。インジケータ904は、表示
欄910に表示されているデジタル文書において、どの
部分がどの程度の圧縮率で表示されているかを示す指標
である。なお、図示の例では、灰色の濃度で圧縮率を示
しており、圧縮率の低い(元のデジタル文書に近い)領
域ほど濃い灰色としたグラデーションで視覚化してい
る。
【0064】なお、これらの操作ボタン901〜903
及びインジケータ904は、ビューの操作用ツールの一
例に過ぎず、図示の形態に限定するものではない。ま
た、更新前のビューに戻すなど、ビューの操作をより便
利に行うための操作ツールを追加的に設けても良いし、
インジケータ904などを省略してもかまわない。さら
に、これらの操作ボタン901〜903の代わりに、コ
ンピュータ装置のOS(Operating System)で提供され
るインタフェースなどを用いて操作を行っても良い。例
えば、マウスなどを用いて、表示欄910に表示されて
いるデジタル文書の所定の箇所を指定する操作や、表示
ウインドウ900自体の表示サイズを変更する操作が行
われた場合にもビューを更新することにより、場所の指
定や新たな表示サイズを反映させた新たなビューを提供
することができる。
【0065】表示欄910において、破線の枠線911
で囲んだ領域は、圧縮率の低い領域である。この領域で
は、ビュー情報により個々の文章や画像に割り当てられ
た表示領域のサイズが大きく、文章は原文または原文に
近い(要約率の小さい)要約文が表示される。一点鎖線
の枠線912で囲んだ領域は、圧縮率の高い領域であ
る。この領域では、ビュー情報により個々の文章や画像
に割り当てられた表示領域のサイズが小さい。また、こ
の領域では、通常、表示される文章は高い要約率の要約
文となり、サイズの小さい表示領域に表示するために、
表示フォントが小さくなる。ただし、図示の枠線91
1、912は、表示領域及び画像の圧縮率を説明するた
めの目安として図示したものであり、明確な境界として
設定されている訳ではない。すなわち、文章や画像を表
示する表示領域の圧縮率や要約率は、個々の文章や画像
ごとに決定されるのであり、実際には、図9における凡
そ枠線911で囲まれた範囲から外側へ向かうに伴って
次第に表示領域の圧縮率及び文章の要約率が高くなる。
【0066】図10は、図9の状態からビュー更新ボタ
ン901がクリックされて、ビューが更新された状態を
示す図である。一般に、文書は先頭から後方へ順に読み
進められるので、これに基づいた制御を行うならば、初
期的には先頭部分の文章や画像の圧縮率が低くなり、後
方へ行くほど圧縮率が高くなる。そして、ビューが更新
されるたびに、圧縮率の低い範囲が文書の後方へ移動し
ていき、それまで圧縮率の低かった部分の圧縮率が上が
ることとなる。図9と図10とを比較すると、図9にお
いては、「より高度なテクニックを使ったページ作りを
カンタンに」というタイトルと、このタイトルに続く本
文の圧縮率が低く、表示フォントのサイズが大きい。ま
た、「ロールオーバー」や「メッシュ効果」といった項
目の説明も記述されている。これに対し、図10におい
ては、これらの要素の圧縮率が上がり、代わって「ファ
イル転送をお手伝い」や「iモード、J−スカイやPalm
scape対応ページも作成可能」などのタイトルとこれに
続く本文、及び対応する画像の圧縮率が低くなって、表
示領域や画像のサイズが大きくなっている。また、本文
の要約率においても、「より高度なテクニックを使った
ページ作りをカンタンに」のタイトル及びこれに続く本
文では、図9よりも図10の方が要約率が上がってお
り、「ファイル転送をお手伝い」や「iモード、Jスカ
イやPalmscape対応ページも作成可能」などのタイトル
に続く本文では、図9よりも図10の方が要約率が下が
って、文が長くなっている。
【0067】さらに、図10においては、表示欄910
の左辺に配置されたメニュー欄921に関して、図9の
状態で既に閲覧されたものと判断して圧縮率を上げてい
る。これにより、本文を表示する領域が広がるので、閲
覧者にとって有意義な情報をより多く提供することが可
能となる。
【0068】図11は、図9よりもサイズの小さい表示
ウインドウ900に図15のデジタル文書を表示した様
子を示す図である。ここでは、図9の状態から縮小した
のではなく、最初から図11に示すサイズの表示ウイン
ドウ900にデジタル文書を表示した例を示す。図9と
図11とを比較すると、図11においては、各文の表示
領域や図のサイズが表示ウインドウ900のサイズに合
わせて縮小されている。また、本文も図9に表示されて
いる文よりも高い要約率で要約された文となっている。
【0069】図12は、図9の状態から縮小/拡大ボタ
ン903などを用いて表示ウインドウ900のサイズを
拡大した状態を示す図である。図11の場合と異なり、
図9の状態から拡大したので、ビューが更新されてい
る。その結果、図9と図12とを比較すると、圧縮率の
低い範囲が後方へ移動し、「ファイル転送をお手伝い」
及び「iモード、J−スカイやPalmscape対応ページも
作成可能」のタイトル及びそれに続く本文の表示領域や
画像のサイズが大きくなっている。そして反対に、「ホ
ームページ・ビルダー」のタイトル及びそれに対応する
画像のサイズが小さくなっている。また、「ファイル転
送をお手伝い」及び「iモード、J−スカイやPalmscap
e対応ページも作成可能」のタイトルに続く本文の要約
率が下がり、文章の量(字数)が増えている。さらに、
「より高度なテクニックを使ったページ作りをカンタン
に」のタイトルに続く本文では、要約率に大きな変化は
なく、文章の量が同程度であるが、記述内容が「「ロー
ルオーバー」が作成可能、メッシュ効果、スライドショ
ー、アルバムなど新しい効果を追加。これらはウイザー
ドにより手軽に作成可能。」から「メッシュ効果など機
能あり。ウイザードに従ってステップ・バイ・ステップ
でこれらの効果を手軽に作れます。」へ変化している。
これは、ビューの更新に伴って要約キーワードの意味的
な重要度が変化したためである。すなわち、図9におい
て既に表示されていた要約キーワードの重要度が下が
り、これに代わって、図9で表示されていなかった新規
な内容が表示されている。また、図12においては、表
示ウインドウ900の拡大に伴って表示欄910のサイ
ズも大きくなっているが、既に閲覧されたと判断される
メニュー欄921の圧縮率が上がっており、本文を表示
する領域をさらに広げている。
【0070】図13及び図14は、図9から一度更新し
て得られた図10のビューの状態において、特定の箇所
を指定し、その部分の圧縮率を下げる操作を説明する図
である。図13において、枠線1301に示すように所
望の箇所(閲覧者が内容を良く読みたいと考えた場所)
を指定し、更新ボタン901を操作したものとする。な
お、所定の箇所の指定は、図示のように枠線1301で
囲む他、タイトル、本文、画像など所望の個々の要素を
マウスクリックなどで指定することにより行うこともで
きる。
【0071】ビュー変更後の状態を示す図14を参照す
ると、図13の枠線1301で指定された範囲の圧縮率
が低くなっている。したがって、図13と比較すると、
「ファイル転送をお手伝い」、「iモード、Jスカイや
Palmscape対応ページも作成可能」及び「あなたも掲示
板のオーナーに」のタイトル及びそれに続く本文の表示
領域や画像のサイズが大きくなっている。また、ビュー
が更新しているので、メニュー欄921の圧縮率が上が
っており、本文を表示する領域をさらに広げている。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル文書に明示的な情報を付加することなく、項目
の順序などの文書構造を崩さずに紙面全体を表示しなが
ら、文書中の所望の部分の内容やその概略を理解できる
ようにすることが可能となる。
【0073】また、本発明によれば、デジタル文書の文
書構造及び閲覧者の操作履歴に基づいて、文書の各部分
における表示領域のサイズ及び表示内容を制御し、閲覧
者にとって有用な情報を効率的に提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるデジタル文書閲覧シス
テムの全体構成を説明する図である。
【図2】 本実施の形態におけるユーザインタフェース
部の動作を説明するフローチャートである。
【図3】 本実施の形態におけるビュー生成部によるビ
ュー情報の生成動作を説明するフローチャートである。
【図4】 本実施の形態におけるビュー生成部によるビ
ュー履歴データベースの更新動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】 本実施の形態におけるレイアウトエンジンの
動作を説明するフローチャートである。
【図6】 本実施の形態における要約エンジンの動作を
説明するフローチャートである。
【図7】 ビュー履歴の参照要求がなされた場合のビュ
ー履歴データベースの動作を説明するフローチャートで
ある。
【図8】 データを更新される際のビュー履歴データベ
ースの動作を説明するフローチャートである。
【図9】 本実施の形態のユーザインタフェース部によ
るビューの例を示す図である。
【図10】 図9の状態からビュー更新ボタンがクリッ
クされて、ビューが更新された状態を示す図である。
【図11】 図9よりもサイズの小さい表示ウインドウ
にデジタル文書を表示した様子を示す図である。
【図12】 図9の状態から縮小/拡大ボタンなどを用
いて表示ウインドウのサイズを拡大した状態を示す図で
ある。
【図13】 図10のビューの状態において、特定の箇
所を指定し、その部分の圧縮率を下げる操作を説明する
図であり、圧縮率を変更する箇所を指定した状態を示す
図である。
【図14】 図10のビューの状態において、特定の箇
所を指定し、その部分の圧縮率を下げる操作を説明する
図であり、圧縮率を変更した後の状態を示す図である。
【図15】 デジタル文書の例を示す図である。
【図16】 スクロールによる表示方法で図15のデジ
タル文書を表示した様子を示す図である。
【符号の説明】
10…ユーザインタフェース部、20…ビュー生成部、
30…レイアウトエンジン、40…要約エンジン、50
…ビュー履歴データベース(DB)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幸田 武範 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 小原 盛幹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 長尾 確 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 Fターム(参考) 5B009 NA05 NA14 RB21 5B069 AA02 BA01 CA06 KA01 5B075 ND36 NK44 NS01 PQ02 PQ16 PQ46 PQ70

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル文書の過去の表示態様に関する
    履歴情報に基づいて当該デジタル文書のレイアウトを決
    定するレイアウトエンジンと、 前記レイアウトエンジンにて決定された前記レイアウト
    に合わせて前記デジタル文書の表示態様に関する情報を
    生成するビュー生成部と、 前記ビュー生成部により生成された前記表示態様に関す
    る情報に基づいて表示装置に前記デジタル文書を表示す
    るユーザインタフェース部とを備えることを特徴とする
    デジタル文書閲覧システム。
  2. 【請求項2】 前記レイアウトエンジンは、前記デジタ
    ル文書を構成する要素ごとに、前記履歴情報に基づいて
    前記デジタル文書の表示態様における表示領域を割り当
    てることを特徴とする請求項1に記載のデジタル文書閲
    覧システム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザインタフェース部により所定
    の表示態様で表示された前記デジタル文書に対して、当
    該表示態様で一定時間表示された後、閲覧者により表示
    態様を更新させる操作が行われた場合に、それまで表示
    されていた当該表示態様に関する情報を履歴情報として
    格納する履歴データベースをさらに備え、 前記レイアウトエンジンは、前記履歴データベースから
    取得した履歴情報に基づいて前記デジタル文書のレイア
    ウトを決定することを特徴とする請求項1に記載のデジ
    タル文書閲覧システム。
  4. 【請求項4】 前記デジタル文書の前記履歴情報に基づ
    いて前記デジタル文書の文章を要約する要約エンジンを
    さらに備え、 前記ビュー生成部は、前記レイアウトエンジンにて決定
    された前記レイアウトに合わせて前記要約エンジンによ
    る要約を配置することにより前記表示態様に関する情報
    を生成することを特徴とする請求項1に記載のデジタル
    文書閲覧システム。
  5. 【請求項5】 前記要約エンジンは、前記デジタル文書
    の文章を構成する所定の文章構成要素ごとに、前記履歴
    情報に基づいて要約の生成に必要なパラメータを決定し
    要約を生成することを特徴とする請求項4に記載のデジ
    タル文書閲覧システム。
  6. 【請求項6】 デジタル文書の文書構造を保存しつつ、
    当該デジタル文書を構成する要素に割り当てる表示領域
    を当該要素の重要度に応じて変更した表示態様を生成す
    る表示態様生成手段と、 前記表示態様生成手段により生成された表示態様で前記
    デジタル文書を表示する表示手段とを備えることを特徴
    とするデジタル文書閲覧システム。
  7. 【請求項7】 前記表示態様生成手段は、一つの表示領
    域に前記デジタル文書の紙面全体が表示されるように、
    重要度の低い前記要素に対しては小さい表示領域を割り
    当て、重要度の高い前記要素に対しては大きい表示領域
    を割り当てて表示態様を生成することを特徴とする請求
    項6に記載のデジタル文書閲覧システム。
  8. 【請求項8】 前記表示態様生成手段は、重要度の高い
    前記要素の表示領域を表示態様の中心付近に寄せて配置
    し、重要度の低い前記要素の表示領域を表示態様の端に
    寄せて配置することを特徴とする請求項6に記載のデジ
    タル文書閲覧システム。
  9. 【請求項9】 デジタル文書の過去の表示態様に関する
    履歴情報に基づいて前記デジタル文書の文章を要約する
    要約エンジンと、 前記デジタル文書の原文に代えて前記要約エンジンによ
    る要約を挿入し当該デジタル文書の表示態様に関する情
    報を生成するビュー生成部と、 前記ビュー生成部により生成された前記表示態様に関す
    る情報に基づいて表示装置に前記デジタル文書を表示す
    るユーザインタフェース部とを備えることを特徴とする
    デジタル文書閲覧システム。
  10. 【請求項10】 前記要約エンジンは、前記デジタル文
    書の文章を構成する所定の文章構成要素ごとに、前記履
    歴情報に基づいて要約の生成に必要なパラメータを決定
    し要約を生成することを特徴とする請求項9に記載のデ
    ジタル文書閲覧システム。
  11. 【請求項11】 前記ユーザインタフェース部により所
    定の表示態様で表示された前記デジタル文書に対して、
    当該表示態様で一定時間表示された後、閲覧者により表
    示態様を更新させる操作が行われた場合に、それまで表
    示されていた当該表示態様に関する情報を履歴情報とし
    て格納する履歴データベースをさらに備え、 前記要約エンジンは、前記履歴データベースから取得し
    た履歴情報に基づいて前記デジタル文書の文章を要約す
    ることを特徴とする請求項9に記載のデジタル文書閲覧
    システム。
  12. 【請求項12】 デジタル文書を表示装置に表示するブ
    ラウザにおいて、 表示対象であるデジタル文書を入力する入力機能と、 前記デジタル文書を所定の表示態様で表示する表示機能
    とを備え、 前記表示機能は、前記デジタル文書の原文に代えて、当
    該デジタル文書の過去の表示態様に関する履歴情報に基
    づいて生成された要約を表示することを特徴とするブラ
    ウザ。
  13. 【請求項13】 前記表示機能は、前記デジタル文書の
    文章を構成する所定の文章構成要素ごとに、前記履歴情
    報に基づいて要約の生成に必要なパラメータを決定し生
    成された要約を表示することを特徴とする請求項12に
    記載のブラウザ。
  14. 【請求項14】 前記表示機能は、前記履歴情報に基づ
    いて、前記デジタル文書を構成する要素ごとに決定され
    た表示領域に前記要約を配置した表示態様で前記デジタ
    ル文書を表示することを特徴とする請求項12に記載の
    ブラウザ。
  15. 【請求項15】 デジタル文書を表示装置に表示するブ
    ラウザにおいて、 デジタル文書を所定の表示態様で表示する表示機能と、 前記表示態様を更新する表示更新機能とを備え、 前記表示機能は、デジタル文書の文書構造を保存しつ
    つ、当該デジタル文書を構成する要素に割り当てる表示
    領域を所定の規則に従って変更して表示することを特徴
    とするブラウザ。
  16. 【請求項16】 前記表示機能は、前記デジタル文書を
    構成する要素である画像を、当該デジタル文書における
    当該画像に関連している文章部分の表示領域に対応する
    サイズで表示することを特徴とする請求項15に記載の
    ブラウザ。
  17. 【請求項17】 前記表示機能は、表示対象であるデジ
    タル文書の表示態様において、 初期的に、前記デジタル文書の先頭に位置する要素の表
    示領域を大きく、後方に位置する要素ほど表示領域を小
    さくすると共に、先頭に位置する文章構成要素の要約率
    を低く、後方に位置する文章構成要素ほど要約率を高く
    設定し、 前記表示更新機能が受け付けた更新要求に応じて、表示
    態様を更新するたびに、要素の表示領域を大きく取り文
    章構成要素の要約率を低く設定する範囲を順次後方へ移
    動させることを特徴とする請求項15に記載のブラウ
    ザ。
  18. 【請求項18】 前記表示更新機能は、表示中のデジタ
    ル文書における所定の箇所を指定した更新要求を受け付
    け、 前記表示機能は、前記更新要求に応じて、指定された箇
    所における要素の表示領域を大きくすると共に、当該箇
    所の文章を要約率の低い文章に代えて表示することを特
    徴とする請求項15に記載のブラウザ。
  19. 【請求項19】 文章を要約した際の履歴情報を格納し
    た要約履歴データベースと、 前記要約履歴データベースに格納されている前記履歴情
    報に基づいて前記文章を要約する要約エンジンとを備え
    たことを特徴とする文章要約システム。
  20. 【請求項20】 前記要約エンジンは、前記文章を構成
    する所定の文章構成要素ごとに、前記履歴情報に基づい
    て要約の生成に必要なパラメータを決定し要約を生成す
    ることを特徴とする請求項19に記載の文章要約システ
    ム。
  21. 【請求項21】 デジタル文書を表示装置に表示するデ
    ジタル文書表示方法において、 前記デジタル文書の構造を抽出するステップと、 抽出された文書構造における文章構成要素ごとに、前記
    デジタル文書の原文を、当該デジタル文書の過去の表示
    態様に関する履歴情報に基づいて生成された要約に置き
    換えることにより、新たな表示態様に関する情報を生成
    するステップと、 生成された前記新たな表示態様に関する情報に基づい
    て、一画面に前記デジタル文書の全体が包含されるよう
    に前記表示装置に当該デジタル文書を表示するステップ
    とを含むことを特徴とするデジタル文書表示方法。
  22. 【請求項22】 デジタル文書を表示装置に表示するデ
    ジタル文書表示方法において、 前記デジタル文書の構造を抽出するステップと、 前記デジタル文書の文書構造を保存しつつ、一画面に前
    記デジタル文書の全体が包含されるように、かつ当該デ
    ジタル文書を構成する要素に割り当てる表示領域を当該
    要素の重要度に応じて変更した表示態様に関する情報を
    生成するステップと、 生成された前記表示態様に関する情報に基づいて前記表
    示装置に前記デジタル文書を表示するステップとを含む
    ことを特徴とするデジタル文書表示方法。
  23. 【請求項23】 要約対象である文章を取得するステッ
    プと、 所定の文章の過去の要約に関する履歴情報を格納した要
    約履歴データベースから要約対象である文章の要約に関
    する履歴情報を取得するステップと、 取得された前記履歴情報に基づいて要約の生成に必要な
    パラメータを決定し、当該パラメータに基づいて前記要
    約対象である文章の要約を生成するステップとを含むこ
    とを特徴とする文章要約方法。
  24. 【請求項24】 前記要約を生成するステップは、前記
    文章を構成する所定の文章構成要素ごとに、前記要約の
    生成に必要なパラメータを決定し要約を生成するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項23に記載の文章要約
    方法。
  25. 【請求項25】 出力手段として表示装置を備えたコン
    ピュータに、 表示対象であるデジタル文書の構造を抽出する処理と、 抽出された文書構造における文章構成要素ごとに、前記
    デジタル文書の原文を、当該デジタル文書の過去の表示
    態様に関する履歴情報に基づいて生成された要約に置き
    換えることにより、新たな表示態様に関する情報を生成
    する処理と、 生成された前記新たな表示態様に関する情報に基づいて
    前記表示装置に前記デジタル文書を表示する処理とを実
    行させることを特徴とするプログラム。
  26. 【請求項26】 出力手段として表示装置を備えたコン
    ピュータに、 デジタル文書の構造を抽出する処理と、 前記デジタル文書の文書構造を保存しつつ、一画面に前
    記デジタル文書の全体が包含されるように、かつ当該デ
    ジタル文書を構成する要素に割り当てる表示領域を当該
    要素の重要度に応じて変更した表示態様に関する情報を
    生成する処理と、 生成された前記表示態様に関する情報に基づいて前記表
    示装置に前記デジタル文書を表示する処理とを実行させ
    ることを特徴とするプログラム。
  27. 【請求項27】 コンピュータに、 要約対象である文章を取得する処理と、 所定の文章の過去の要約に関する履歴情報を格納した要
    約履歴データベースから要約対象である文章の要約に関
    する履歴情報を取得する処理と、 取得された前記履歴情報に基づいて要約の生成に必要な
    パラメータを決定し、当該パラメータに基づいて前記要
    約対象である文章の要約を生成するステップとを実行さ
    せることを特徴とするプログラム。
  28. 【請求項28】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 処理対象であるデジタル文書の構造を抽出する処理と、 抽出された文書構造における文章構成要素ごとに、前記
    デジタル文書の原文を、当該デジタル文書の過去の表示
    態様に関する履歴情報に基づいて生成された要約に置き
    換えることにより、新たな表示態様に関する情報を生成
    する処理と、 生成された前記新たな表示態様に関する情報に基づいて
    表示装置に前記デジタル文書を表示する処理とを前記コ
    ンピュータに実行させることを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 デジタル文書の構造を抽出する処理と、 前記デジタル文書の文書構造を保存しつつ、一画面に前
    記デジタル文書の全体が包含されるように、かつ当該デ
    ジタル文書を構成する要素に割り当てる表示領域を当該
    要素の重要度に応じて変更した表示態様に関する情報を
    生成する処理と、 生成された前記表示態様に関する情報に基づいて前記表
    示装置に前記デジタル文書を表示する処理とを前記コン
    ピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  30. 【請求項30】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 要約対象である文章を取得する処理と、 所定の文章の過去の要約に関する履歴情報を格納した要
    約履歴データベースから要約対象である文章の要約に関
    する履歴情報を取得する処理と、 取得された前記履歴情報に基づいて要約の生成に必要な
    パラメータを決定し、当該パラメータに基づいて前記要
    約対象である文章の要約を生成するステップとを前記コ
    ンピュータに実行させることを特徴とする記憶媒体。
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