JP2002257952A - 腕時計の構造 - Google Patents

腕時計の構造

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JP2002257952A
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Hisao Yamagata
英朝生 山縣
Shoji Misono
昭二 御園
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空間部の面積を極力広くとり、上部から下部
までを見通すことが可能なシンプルな構造であるととも
に、組立が容易で、時刻表示部が、空間に浮いているよ
うに見えるデザインの腕時計の構造を提供する。 【解決手段】 外胴2と、ム−ブメントを備えた内胴3
との間に空間部12を設け、その空間部12に透明部材
1を、外胴2と内胴3とで挟み込むように配置する。更
に、環状の裏蓋4を、透明部材1の上下方向の移動を抑
止させるように、外胴2に取り付ける。そして、透光性
部材7を環状の裏蓋に取り付け、ガラス6の下面部に、
装飾部材5を取り付け、ム−ブメントの軸及び、時針、
分針、秒針の一部を隠す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上部ガラスから下
部ガラスを通じて腕等を見ることができるスケルトン構
造の腕時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の上部から下部まで見通す
ことができる腕時計の内部構造の要部分解斜視図で、時
計ケ−スの下側に組み込まれる見切りリングとム−ブメ
ント支持部材を示す。この従来構造は、本出願人が、先
に出願したものである。この構造は、ム−ブメントと時
計ケ−スとの間に空間を形成し、かつ、時計の下面側に
透明板を配置して、時計を上部から下部まで見通せるよ
うにした構造である。尚、この構造は、太陽電池を利用
したソ−ラ−時計であるが、従来例の説明としては、前
述した通り、上部から下部まで見通せる構造について説
明する。
【0003】部品の構成は、外装ケ−ス101、見切り
リング102、ム−ブメント支持部材103、ム−ブメ
ント支持部材103に一体に形成された第1リブ10
4、中枠106、中枠106に一体に形成された第2リ
ブ107、ム−ブメント保持部材108、ム−ブメント
保持部材108に一体に形成された第3リブ109より
構成される。尚、ム−ブメント支持部材103には、ム
−ブメント105が取り付けられている。
【0004】まず、外装ケ−ス101の下方向より、見
切りリング102を挿入する。すると、見切りリング1
02に形成された鍔部102aが、外装ケ−ス101の
内周面に当接し、見切りリング102は位置決めされ
る。次にム−ブメント105が取り付けられたム−ブメ
ント支持部材103を見切りリング102の下面に配置
する。また、ム−ブメント支持部材103には、第1リ
ブ104が、6時、9時、12時、3時方向の4ヶ所に
一体に形成されている。すなわち、6時から9時、9時
から12時、12時から3時、3時から6時の間の4ヶ
所に空間ができるわけである。尚、第1リブ104は、
断面の形状が下向きのコの字状になっている。
【0005】次に、中枠106をム−ブメント支持部材
103の下方向より取り付ける。中枠106にも、第2
リブ107が一体に形成されており、ム−ブメント支持
部材103の第1リブ104にはめ込んで、中枠106
がム−ブメント支持部材に取り付けられる。また、中枠
106の中央部には、ム−ブメント105を嵌入させる
ためのム−ブメント嵌入部106aが形成されており、
ム−ブメント嵌入部106a内にム−ブメント105が
収容される。尚、中枠106に一体に形成されている第
2リブ107は、断面が平坦な形状を成しており、ム−
ブメント支持部材103に形成されている第1リブ10
4にはめ込まれるようになっている。
【0006】次に、ム−ブメント保持部材108を、中
枠106の下方向より取り付ける。ム−ブメント保持部
材108には、ム−ブメント支持部材103と同様に、
コの字状の第3リブ109が形成されている。ただし、
この第3リブ109は、ム−ブメント支持部材103の
第1リブ104とは逆向きの断面の形状が上向きのコの
字状となる。そして、ム−ブメント保持部材108を、
中枠106を挟むようにして、取り付けられる。この
時、第3リブ109は、ム−ブメント支持部材の第1リ
ブ104の下向きのコの字上の枠内に収納されるように
してはめ込まれる。よって、段落番号0004で説明し
たように、6時から9時、9時から12時、12時から
3時、3時から6時方向のそれぞれの間に空間が4ヶ所
でき、上部から下部を見通すことが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
腕時計構造にあっては下記のような問題点がある。 (1)空間部が形成されているとは言え、3時、6時、
9時、12時の位置にリブが設けられているため、リブ
の幅の分、空間部の面積が狭められる。よって、上部か
ら下部まで見通すことができても、リブが視界を遮って
しまう。 (2)支持部材等、リブの加工が複雑であり、部品点数
も多く、コストが高くなる。 (3)組立が面倒である。 (4)リブが設けられていることによって、時刻表示部
の浮遊感が物足りない。
【0008】本願発明の目的は、上記の問題を解決し、
次に掲げるような腕時計の構造を提供するものである。 (1)リブを排除し、空間部の面積を極力広くとり、上
部から下部までを見通すことが可能なシンプルな腕時計
を提供すること。 (2)構造が容易で、加工性の良い環状の透明部材を備
える腕時計を提供すること。 (3)組立が容易な腕時計を提供すること。 (4)内胴が外胴との空間に浮いているように見えるデ
ザインの腕時計を提供すること。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による腕時計の構
造は、時計ケ−スの上面より下面が透けて見える腕時計
の構造において、前記腕時計には、外胴と、前記外胴内
部に設けられム−ブメントを備えた内胴と、前記外胴と
前記内胴との間に形成された空間と、該空間に配置さ
れ、前記外胴の内壁部に当接され、前記内胴の外壁部に
当接され、前記内胴の水平方向の移動を抑止する透明部
材とを備えることを特徴とする腕時計の構造。
【0010】かかる構成により、内胴と外胴との間に空
間部が形成される。また、その空間部に透明部材が配置
される。よって、本発明の腕時計の上部より下部を見通
すことが可能となる。また、環状の透明部材のみを配置
するだけで上部より下部を見通すことができ、組立が容
易である。
【0011】また、前記時計ケ−スは、前記透明部材と
前記外胴とを固定する手段を備えていることを特徴とす
るものである。
【0012】また、前記透明部材は、前記外胴と環状の
裏蓋とで上下方向に挟まれて固定されていることを特徴
とするものである。
【0013】かかる構成により、透明部材を容易に固定
することが可能となり、組立性が向上する。
【0014】また、前記外胴の内壁部には、前記透明部
材の上方向の移動を抑止するための鍔部が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0015】また、前記環状の裏蓋には、前記透明部材
の下方向の移動を抑止するための突出部が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0016】かかる構成により、外胴の内壁部には、鍔
部が形成されている。そして、この鍔部と透明部材の外
周上面部の角部とが当接する。よって透明部材の上方向
の移動が規制される。また、環状の裏蓋の内壁部には突
出部が形成されている。そして、この突出部と透明部材
の外周下面部の角部とが当接する。よって、透明部材の
下方向の移動が規制される。
【0017】前記内胴は、上下方向の移動を抑止する固
定手段を備えていることを特徴とするものである。
【0018】また、前記透明部材の内壁部には、フラン
ジ部が形成されており、かつ、前記内胴には、段部が形
成されていることを特徴とするものである。
【0019】また、前記内胴は、前記環状の裏蓋の内壁
部の下部に取り付けられた透光性部材によって、前記内
胴の下方向の移動が抑止されることを特徴とするもので
ある。
【0020】かかる構成により、透明部材の内壁部に
は、フランジ部が形成されている。また、内胴の外周部
には、段部が形成されている。そして、透明部材の内壁
部に形成されたフランジ部と、内胴の外周部に形成され
た段部とが当接し、内胴の上方向の移動は規制される。
また、環状の裏蓋の、内壁部の下部には透光性部材が、
内胴の下部に取り付けられる。よって、内胴の下方向の
移動が規制される。
【0021】前記透明部材は、半透明の蛍光体材料から
なることを特徴とするものである。
【0022】かかる構成により、透明部材は、半透明の
蛍光体部材よりなる。よって、周囲の環境が暗い状況下
であっても、蛍光体により、時刻の確認が可能となる。
また、蛍光体部材は半透明であるため、腕時計の上部か
ら下部を見通すことに支障はない。
【0023】前記腕時計は太陽電池を備え、該太陽電池
は、前記透明部材に配置されていることを特徴とするも
のである。
【0024】かかる構成により、太陽電池を、透明部材
の上面もしくは、下面に配置すれば、時計ケ−ス内の他
の部分に余分なスペ−スを設けることなく、省スペ−ス
化を図ることができる。よって、時計ケ−スを大きくす
る必要がない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。かかる実施の形態は腕時計と
して説明される。
【0026】(第1の実施形態)図1は、本実施例の腕
時計の要部断面図を示し、図2(a)は、透明部材1の
断面図、図2(b)は上から見た平面図を示す。
【0027】図1に示される腕時計Aの構造は、外胴2
と、内胴3と、透明部材1と、環状の裏蓋4と時計バン
ド9と、ガラス6と、透光性部材7とを備えている。内
胴3は、外胴2内の略中央部に配置される。また、内胴
3にはム−ブメント(図示せず)が内蔵されている。そ
して、外胴2と内胴3との間には空間部12が形成さ
れ、その空間部12に透明部材1が配置される。また、
外胴2の内壁部の略中央には、鍔部2aが形成されてい
る。また、環状の裏蓋4は、内壁部の上部に突出部4a
と、外周部に上下に貫通する挿通孔4bとがそれぞれ形
成されている。内胴3の外壁部の下部には、段部3aが
形成されている。透明部材1はド−ナッツ状で、内壁部
にフランジ部1aが形成されている。時計バンド9に
は、時計ケ−スを連結する側の一端に、貫通孔9aが設
けられている。また、ガラス6の下面の略中央には装飾
部材5が固定されている。
【0028】次に本発明の構造の組立を順次説明する。
まず、外胴2内に透明部材1を取り付ける。最初に、外
胴2に形成された鍔部2aに、透明部材1の外壁部上面
の角部を当接させる。次に、環状の裏蓋4の内壁部上部
に形成された突出部4aと、透明部材1の外壁部下面の
角部とを当接させる。このとき、透明部材1は、外胴2
と、環状の裏蓋4とで挟持された状態になる。
【0029】尚、前段で説明した状態のとき、時計バン
ド9も外胴2と環状の裏蓋4とで挟持された状態となっ
ている。また、時計バンド9を外胴2と環状の裏蓋4と
で挟持して固定する方法は公知技術のため、詳細な説明
は省いた。次に、固定ネジ8を環状の裏蓋4に設けられ
た挿通孔4bと、時計バンド9に設けられた貫通孔9a
とを通して、外胴2に螺合する。よって、透明部材1と
時計バンド9は、外胴2と、環状の裏蓋4とによって挟
持され完全に固定される。
【0030】また、透明部材1は、外胴2に形成された
鍔部2aによって、上方向への移動が規制される。同様
に、透明部材1は、環状の裏蓋4に形成された突出部4
aによって、下方向への移動が規制される。
【0031】次に、ム−ブメントが内蔵された内胴3を
外胴2内に取り付ける。内胴3に形成された段部3a
を、透明部材1に形成されたフランジ部1aに、はめ込
むように取り付ける。つまり、内胴3の外壁部の下部に
形成された段部3aと、透明部材1の内壁部に形成され
たフランジ部1aとが当接される。
【0032】よって、内胴3は、上方向への移動が規制
される。また、このとき、透明部材1は、内胴3と外胴
2とによって挟まれているため、透明部材1は、内胴3
の水平方向の移動を規制している。
【0033】次に、透光性部材7を環状の裏蓋4に取り
付ける。ガラスからなる透光性部材7は円盤状を成して
いる。そして、環状の裏蓋4の内壁部下部に形成された
段部にパッキン10を介して、透光性部材7を取り付け
る。尚、透光性部材7の材質はガラスに限定されるもの
ではなく、プラスチック、サファイヤ等でも良い。
【0034】次に、ガラス6を外胴2に取り付ける。ガ
ラス6は、2枚の貼り合わせガラスよりなり、上部側の
ガラスの裏面に、ド−ナッツ状のガラスが、接着、溶着
等の手段により一体化されている。ガラス6の下面部略
中央のド−ナッツ部には、装飾部材5が接着固定され
る。そして、ガラス6は、外胴2内に配設された見返し
リング13と、外胴2の内壁とで形成された段部に、ガ
ラスパッキン11を介して、外胴2に取り付けられる。
尚、装飾部材5の固定方法は、接着剤に限定されるもの
ではない。また、装飾部材5の材質は、プラスチック等
の樹脂材であることが好ましい。装飾部材5は色調のバ
リエ−ションが豊富な方が良く、樹脂成形であれば、加
工性についても問題は無いからである。
【0035】また、ガラス6は、1枚からなるものを使
用し、中心部にエッチングや機械加工(研削)等で、凹
部を形成したものを使用しても良い。また、外胴2のガ
ラス取付部は、見返しリング13を使用せず、外胴2の
上部に段部を直接設けても良いことは言うまでもない。
【0036】このように、装飾部材5を取り付けたガラ
ス6の構造によって、内胴3に内蔵されたム−ブメント
の軸を隠すことができる。また、時針、分針、秒針の一
部も隠すことができる。よって本実施例における発明
は、透明部材1により、腕時計の上部から下部を見通す
ことが可能となる。また、装飾部材5と、透明部材1と
の相乗効果により、内胴3があたかも外胴2との空間に
浮いているように見せることができる。
【0037】また、図1に示すように、内胴3は、透明
部材1及び透光性部材7によって、上下方向の移動が抑
止されているが、透明部材1の外周部に環状の突出部を
設ける。そして、内胴3に周状溝を設け、透明部材1の
環状の突出部と内胴3の周状溝とを嵌合させ、透明部材
1のみで、内胴3の上下方向の移動を抑止させても良い
ことは言うまでもない。
【0038】(第2の実施形態)図3は、第2の実施形
態である腕時計の要部断面図を示す。尚、同一形状の部
品については、第1の実施形態で付記した部品番号を使
用した。
【0039】本実施例は、第1の実施形態の透明部材1
を半透明の蛍光体材料21にした点にある。また、その
他の構造は、第1の実施形態と同一のため、相違点以外
は省略し、第1の実施形態との相違点のみ説明する。
【0040】第1の実施形態との違いは、透明部材1を
半透明の蛍光体材料21にして、周囲が暗い環境におい
ても、時刻を認識させることにある。また、蛍光体材料
21は、半透明であるために、第1の実施形態と同様
に、上部から下部を通じて見ることが可能である。尚、
蛍光体材料21は、透明樹脂材料に蛍光体材料を混合し
て、ペレットを作り、このペレットを使用して、射出成
形により作ったものである。
【0041】(第3の実施形態)図4は、第3の実施形
態である腕時計の要部断面図を示す。尚、同一形状の部
品については、第1の実施形態で付記した部品番号を使
用した。
【0042】本実施例は、第1の実施形態の透明部材1
の上面に、太陽電池31を配置した点にある。また、そ
の他の構造は、第1及び、第2の実施形態と同一のた
め、相違点以外は省略し、第1及び第2の実施形態との
相違点のみ説明する。
【0043】まず、透明部材1の上面に、太陽電池31
を配置する。透明部材1の上面に配置することで、太陽
電池31のために、時計ケ−ス内の他の空間を使用する
ことがなく、省スペ−ス化が図れる。よって、本実施例
のために、時計ケ−スを大きくする必要もなく、デザイ
ン等の規制を受けることもないので、美観を損ねること
は無い。また、太陽電池31は、ガラスソ−ラ−である
ことが好ましい。ガラスソ−ラ−の構造は、正確にはガ
ラスが線状に構成されており、各々のガラス線との間に
は、隙間が存在している。その隙間を通じて、上部から
下部を見通すことが可能となる。
【0044】(第4の実施形態)図5は、第4の実施形
態である腕時計の要部断面図を示す。尚、同一形状の部
品については、第1、第2及び第3の実施形態で付記し
た部品番号を使用した。また、第1、第2及び第3の実
施形態との相違点のみ説明する。
【0045】本実施例では、太陽電池41を透明部材1
の下面に配置した。第3の実施形態と同様に透明部材1
の下面に配置することによって、時計ケ−ス内の他の空
間を使用することなく、省スペ−ス化が図れる。また、
時計ケ−スを大きくする必要もなくなる。また、太陽電
池41は、第3の実施形態と同様にガラスソ−ラ−であ
ることが好ましい。第3の実施形態で説明した内容と同
じ理由により、上部から下部を見通すことが可能とな
る。
【発明の効果】以上のように構成された本発明に係わる
腕時計の構造によれば、下記のよう効果を発揮する。 (1)リブを排除し、空間部の面積を極力広くとること
ができ、上部から下でを見通すことができ、シンプルな
構造が可能である。 (2)明部材の構造が容易で、加工性が良い。 (3)組立が容易である。 (4)内胴が外胴との空間に浮いているように見え、今
までにないデザインが可能となる。 (5)透明部材に蛍光体材料を混合し、照明機能を持た
せたり、透明部材に太陽電池を配置し、発電機能を持た
せたりすることが、腕時計の構造を変ることなく行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示した腕時計の構造の
要部断面図である。
【図2】(a)は本発明の透明部材の断面図、(b)は
その上から見た平面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示した腕時計の構造の
要部断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示した腕時計の構造の
要部断面図である。
【図5】本発明の第4実施形態を示した腕時計の構造の
要部断面図である。
【図6】従来構造で腕時計の内部構造を示した要部分解
斜視図である。
【符号の説明】
A 腕時計 1 透明部材 1a フランジ部 2 外胴 2a 鍔部 3 内胴 3a 段部 4 裏蓋 4a 突出部 4b 挿通孔 5 装飾部材 6 ガラス 7 透光性部材 8 固定ネジ 9 時計バンド 9a 貫通孔 10 パッキン 11 ガラスパッキン 12 空間部 13 見返しリング 21 透明部材 31 太陽電池 41 太陽電池 101 外装ケ−ス 102 見切りリング 102a 鍔部 103 ム−ブメント支持部材 104 第1リブ 105 ム−ブメント 106 中枠 106a ム−ブメント嵌入部 107 第2リブ 108 ム−ブメント保持部材 109 第3リブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケ−スの上面より下面が透けて見え
    る腕時計の構造において、前記腕時計には、外胴と、前
    記外胴内部に設けられム−ブメントを備えた内胴と、前
    記外胴と前記内胴との間に形成された空間と、該空間に
    配置され、前記外胴の内壁部に当接され、かつ、前記内
    胴の外壁部に当接され、前記内胴の水平方向の移動を抑
    止する透明部材とを備えることを特徴とする腕時計の構
    造。
  2. 【請求項2】 前記時計ケ−スは、前記透明部材と前記
    外胴とを固定する手段を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の腕時計の構造。
  3. 【請求項3】 前記透明部材は、前記外胴と環状の裏蓋
    とで上下方向に挟まれて固定されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の腕時計の構造。
  4. 【請求項4】 前記外胴の内壁部には、前記透明部材の
    上方向の移動を抑止するための鍔部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに
    記載の腕時計の構造。
  5. 【請求項5】 前記環状の裏蓋には、前記透明部材の下
    方向の移動を抑止するための突出部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の腕時計の構造。
  6. 【請求項6】 前記内胴は、上下方向の移動を抑止する
    固定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    腕時計の構造。
  7. 【請求項7】 前記透明部材の内壁部には、フランジ部
    が形成されており、かつ、前記内胴には、段部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1から請求項6のいず
    れか1つに記載の腕時計の構造。
  8. 【請求項8】 前記内胴は、前記環状の裏蓋の内壁部の
    下部に取り付けられた透光性部材によって、前記内胴の
    下方向の移動が抑止されることを特徴とする請求項6記
    載の腕時計の構造。
  9. 【請求項9】 前記透明部材は、半透明の蛍光体材料か
    らなることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、
    7または請求項8のいずれか1つに記載の腕時計の構
    造。
  10. 【請求項10】 前記腕時計は太陽電池を備え、該太陽
    電池は、前記透明部材に配置されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の腕時計
    の構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100424597C (zh) * 2003-03-19 2008-10-08 弗兰克.米勒.瓦差兰股份有限公司 计时器
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