JP2002255318A - 移動棚装置 - Google Patents

移動棚装置

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JP2002255318A
JP2002255318A JP2001053016A JP2001053016A JP2002255318A JP 2002255318 A JP2002255318 A JP 2002255318A JP 2001053016 A JP2001053016 A JP 2001053016A JP 2001053016 A JP2001053016 A JP 2001053016A JP 2002255318 A JP2002255318 A JP 2002255318A
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shelves
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moving
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JP2001053016A
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Toshio Wada
俊雄 和田
Shin Nakajima
慎 中島
Takahisa Sagane
喬久 嵯峨根
Masayoshi Goto
正善 後藤
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作費が安くつき出入庫作業を迅速に行なう
こと。 【解決手段】 建物躯体1の奥側壁面1aに沿って3つ
の固定棚2A〜2Cが直線状に配置され、該固定棚2A
〜2Cの前方に、2つの移動棚4A,4Bが左右方向
a,bに移動可能に配置され、各固定棚2A〜2C及び
各移動棚4A,4Bに複数の収納部5が形成されると共
に、その各固定棚2A〜2C及び各移動棚4A,4Bの
前方に出入庫用空間3が形成され、固定棚2A〜2Cの
前面に沿ってガイドレール27が配置され、該ガイドレ
ール27に各移動棚4A,4Bの後面両側部に設けた左
右一対のガイドローラ29を移動可能に係合させてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建物躯体内
の壁面に沿って配置される移動棚装置に関し、製作費が
安くつき出入庫作業を迅速に行なうことができるように
した。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動棚装置として図14
に示すものがある。これは、建物躯体1内の奥側壁面1
aと左右壁面1b,1cとの間のコーナー部に左右一対
の固定棚2a,2bが配置され、その両固定棚2a,2
b間に、出入庫用空間3が形成されると共に、左右方向
a,bに移動可能な複数の移動棚4a〜4dが配置さ
れ、各固定棚2a,2b及び各移動棚4a〜4dにそれ
ぞれ前後方向c,dに沿って荷物Wを収納するための収
納部5が2つずつ形成されている。
【0003】上記構成において、図14に示す状態は、
一方の固定棚2aと移動棚4aとの間の出入庫用空間3
からフォークリフトなどの荷役機6により収納部5に対
して出入庫作業を行っている状態を示しており、この状
態から、例えば移動棚4bと移動棚4cとの間から出入
庫作業を行なう場合には、移動棚4bの右端に設けた操
作部(図示せず)を操作して、移動棚4a,4bを左方
向aに移動させることにより、移動棚4bと移動棚4c
との間に出入庫用空間3を形成すればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
出入庫用空間3を形成するために、移動可能な多数の移
動棚4a〜4dを設置しなければならない。これに伴
い、各々の移動棚4a〜4dに駆動装置が必要となり製
作費が高価になると共に、エネルギー消費も大きくな
る。また、出入庫用空間3に対面する収納部5にしか出
入庫できず、各移動棚4a〜4dの移動頻度が多くな
り、各々の収納部5が対向していて、出入庫時には荷役
機6の方向転換が必要であるため、荷役作業に時間と手
間とがかかって面倒である。
【0005】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、製作費
が安くつき出入庫作業を迅速に行なうことができるよう
にした移動棚装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、収納部を有する後列側棚が
直線状に配置され、該後列側棚の前方に、その後列側棚
よりも短尺の収納部を有する前列側棚が左右方向に移動
可能に並列配置され、後列側棚及び前列側棚の前方に出
入庫用空間が形成されていることを特徴としている。
【0007】上記構成によれば、従来に比べて移動可能
な棚の設置個数が少なくなるため、製作費が安価になる
と共に、エネルギー消費を小さくできる。また、出入庫
用空間に対面する収納部が横一列となり荷役機の方向転
換が不要となることや、前列側棚の収納部を開放してい
るため、一度に出入庫できる収納部が多くなり、出入庫
作業を迅速容易に行うことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記後列側棚及び前列側棚のうち、その一
方の棚にガイド部材が左右方向に沿って固定され、その
他方の棚に前記ガイド部材に移動可能に係合する係合部
材が設けられており、前記両棚をガイド部材に沿って互
いに相対的に左右移動させるようにしたことを特徴とし
ている。
【0009】上記構成によれば、ガイド部材及び係合部
材からなるガイド手段を床面に敷設する必要がなくな
り、移動棚装置の設置工事が容易で安価に行える。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記後列側棚の各収納部を形成する棚受材
の前部が前記ガイド部材の上方まで突出されていること
を特徴としている。
【0011】上記構成によれば、後列側棚の各収納部を
形成する棚受材の前部が前記ガイド部材の上方まで突出
させているので、後列側棚と前列側棚との間の隙間を最
小にして無駄な空間が生じないようにすることができ
る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、前記前列側棚を移動操
作するための操作部付き制御ボックスが該前列側棚の側
面に設けられると共に、その前列側棚の基台部が制御ボ
ックスよりも側方に突出されされていることを特徴とし
ている。
【0013】上記構成によれば、前列側棚の基台部が該
前列側棚の側面に設けた制御ボックスよりも側方に突出
されており、フォークリフトなどの荷役機を制御ボック
スに近づけ過ぎても、その荷役機が前列側棚の基台部に
当たるので、制御ボックスが損傷されるおそれがない。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記制御ボックスが、前面から側面にかけ
て開口部を形成したボックス本体と、該ボックス本体に
前後方向に沿って移動可能に装着されて前記開口部を塞
ぐ略L字状開閉蓋とを備えていることを特徴としてい
る。
【0015】上記構成によれば、制御ボックスの側面と
それに対向する前列側棚や建物躯体の壁面との間の隙間
が狭い場合でも、開閉蓋を前方に引っ張るだけで、その
開閉蓋をボックス本体から簡単に取り外すことができる
と共に、ボックス本体の前面から側面にかけて形成した
開口部が開放されるので、その開口部からボックス本体
内に設けた電子機器のメンテナンスを容易に行なうこと
ができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項請求項1か
ら3のいずれかに記載の発明において、前記前列側棚を
移動操作するための操作部付き制御ボックスのうち、そ
の操作部が該前列側棚の前面に設けられると共に、前記
制御ボックスが前列側棚の基台部内に設けられているこ
とを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、操作部が前列側棚の前
面に設けられているので、その操作部を容易に操作して
前列側棚を簡単に移動させることができると共に、制御
ボックスが前列側棚の基台部内に設けられているので、
その制御ボックスが荷役機などにより損傷されるおそれ
がない。また、移動方向に制御ボックス及び操作部の突
出がないので、スペースの有効利用ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の実施の一
形態である2列型移動棚装置を示すものであって、建物
躯体1の奥側壁面1aに沿って3つの固定棚(後列側
棚)2A〜2Cが直線状に配置され、該各固定棚2A〜
2Cの前方に、2つの移動棚(前列側棚)4A,4Bが
左右方向a,bに移動可能に配置され、各固定棚2A〜
2C及び各移動棚4A,4Bに複数の収納部5が形成さ
れると共に、その各固定棚2A〜2C及び各移動棚4
A,4Bの前方に出入庫用空間3が形成されている。上
記以外の構成で図14に示す構成と同一部分に同一符号
を付してその説明を省略する。
【0019】上記構成によれば、図14に示す従来例に
比べて移動可能な移動棚4A,4Bの設置個数が少なく
なるため、製作費が安価になると共に、エネルギー消費
を小さくできる。また、出入庫用空間3に対面する収納
部5が横一列となり、荷役機6の方向転換が不要となる
ことや、移動棚4A,4Bの収納部5が開放されている
ため、一度に出入庫できる収納部5が多くなり、出入庫
作業を迅速容易に行うことができる。
【0020】前記各固定棚2A〜2Cは、図3及び図4
に示すように、床面F上に移動不能に配置された平面視
略矩形状の基台部7と、該基台部7の前縁部及び後縁部
に左右方向a,bに沿って所定間隔ごとに立設された複
数の支柱8と、該各支柱8間に上下方向e,fに沿って
所定間隔ごとに架設された複数の棚受材9とを有してお
り、その各棚受材9、基台部7及び各支柱8によって左
右方向a,b及び上下方向e,fに沿って複数の収納部
5が形成されている。
【0021】前記各移動棚4A,4Bは、図3〜図5に
示すように、平面視略矩形状の基台部10と、該基台部
10の前縁部及び後縁部に左右方向a,bに沿って所定
間隔ごとに立設された複数の支柱11と、該各支柱11
間に上下方向e,fに沿って所定間隔ごとに架設された
複数の棚受材12とを有しており、その各棚受材12、
基台部10及び各支柱11によって左右方向a,b及び
上下方向e,fに沿って複数の収納部5が形成されてい
る。
【0022】また、前記基台部10の前後両縁部間に複
数の横桁10aを架設することにより、その複数の横桁
10a及び基台部10の前後両縁部により各支柱11に
対向して複数のタイヤ収納空間13が形成され、該各タ
イヤ収納空間13内に前後一対のゴムタイヤ14が回転
可能に配置され、その各ゴムタイヤ14のうち、左右一
対のゴムタイヤ14に駆動モータ15の回転軸が接続さ
れており、その各駆動モータ15を正逆回転させること
により、各移動棚4A,4Bを左右方向a,bに移動さ
せることができる。
【0023】ここで、固定棚2A〜2Cの左右方向a,
bの収納部5の総数をFとし、各移動棚4A,4Bの個
数をnとした場合、各移動棚4A,4Bの左右方向a,
bの収納部5の個数Nが下記の式により設定される。 N=F÷(n+1)〔但し、小数点以下は切り捨てる〕
【0024】上記構成によれば、図1に示すように、例
えば固定棚2A〜2Cの左右方向a,bの収納部5の総
数Fを12とし、移動棚4A,4Bの個数nを2とした
場合、N=12÷(2+1)により、各移動棚4A,4
Bの左右方向a,bの収納部5の個数Nを自動的に4と
設定することができ、これによって、固定棚2A〜2C
の左右方向a,bの長さに対して各移動棚4A,4Bの
左右方向a,bの長さを簡単に割り出すことができる。
【0025】図5に示すように、各移動棚4A,4Bの
右側面に操作部17付き制御ボックス18が設けられる
と共に、左側移動棚4Aの左側面に操作部17が設けら
れ、制御ボックス18の側方への突出長さhに比べて基
台部10の側方への突出長さHが大きく設定されている
(h<H)。
【0026】上記構成によれば、フォークリフトなどの
荷役機5を制御ボックス18に近づけ過ぎても、その荷
役機5が各移動棚4A,4Bの基台部10に当たるの
で、制御ボックス18が損傷されるおそれがない。
【0027】図5〜図7に示すように、前記制御ボック
ス18が、前面から側面にかけて開口部20を形成した
ボックス本体18aと、開口部20を塞ぐ略L字状開閉
蓋18bとを備えており、該開閉蓋18bの側板部裏面
に固着した上下一対の横断面略L字状ガイド板21をボ
ックス本体18aの前縁部に形成した切欠き孔22に差
し込むことにより、開閉蓋18bがボックス本体18a
に前後方向c,dに沿って移動可能に装着され、開閉蓋
18bの前板部が制御ボックス18にビス23により止
着されている。なお、ボックス本体18a内には、イン
バータ、シーケンス及びブレーカなどの電子機器24が
配置され、開閉蓋18bの前板部に操作部17が設けら
れており、その操作部17には、棚移動スイッチ17a
や非常釦17bなどが設けられている。
【0028】上記構成によれば、制御ボックス18の側
面とそれに対向する移動棚4Aや建物躯体1の壁面1c
との間の隙間が狭い場合でも、開閉蓋18bを前方dに
引っ張って取り外すだけで、ボックス本体18aの前面
から側面にかけて形成した開口部20が開放されるの
で、その開口部20からボックス本体18a内に設けた
電子機器24のメンテナンスを容易に行なうことができ
る。
【0029】上記の実施の形態では、制御ボックス18
に操作部17を一体的に取り付けたが、これに限定され
るわけではなく、図8及び図9に示すように、制御ボッ
クス18を基台部10内に設けると共に、操作部17を
支柱11の前面に取り付けるようにしてもよい。なお、
制御ボックス18を保護するための保護材25が基台部
10に着脱可能に取り付けられている。
【0030】上記構成によれば、操作部17が各移動棚
4A,4Bの前面に設けられているので、その操作部1
7を容易に操作して各移動棚4A,4Bを簡単に移動さ
せることができると共に、制御ボックス18が各移動棚
4A,4Bの基台部10内に設けられているので、その
制御ボックス18が荷役機5により損傷されるおそれが
ない。また、移動方向に制御ボックス及び操作部の突出
がないので、スペースの有効利用ができる。
【0031】図3、図4及び図10に示すように、固定
棚2A〜2Cの前面に沿って横断面略コ字状のガイドレ
ール(ガイド部材)27が配置され、各移動棚4A,4
Bの後面両側部から後方に突出する左右一対の突起杆2
8にそれぞれ回転可能に設けたガイドローラ(係合部
材)29がガイドレール27に移動可能に係合されてい
る。
【0032】上記構成によれば、ガイドローラ29がガ
イドレール27にガイドされて、各移動棚4A,4Bを
固定棚2A〜2Cから一定の間隔を保持した状態で円滑
に左右移動させることができる。また、ガイドローラ2
9及びガイドレール27からなるガイド手段を床面に敷
設する必要がなくなり、移動棚装置の設置工事が容易で
安価に行える。
【0033】図3に示すように、各固定棚2A〜2Cを
形成する棚受材9の前部がガイドレール27の上方まで
前方に所定間隔tだけ突出されており、これによって、
各固定棚2A〜2Cと各移動棚4A,4Bとの間の隙間
を最小にして無駄な空間が生じないようにすることがで
きる。
【0034】出入庫操作の手順を図11に基づいて説明
すると、図11(a)は、各移動棚4A,4B及び左側
固定棚2Aが出入庫用空間3に対面されており、この状
態から中央の固定棚2Bを出入庫用空間3に対面させる
場合には、両移動棚4A,4B間に位置する制御ボック
ス18に設けた操作部17の棚移動スイッチ17aを押
せばよい。これによって、左側移動棚4Aの駆動モータ
15を駆動して該左側移動棚4Aが左方向aに移動さ
れ、図11(b)に示すように、中央の固定棚2Bに対
面する出入庫用空間3が形成される。
【0035】次に、図11(b)に示す状態から右側固
定棚2Cに対面する出入庫用空間3を形成する場合に
は、右側移動棚4Bと右壁面1cとの間に位置する制御
ボックス18に設けた操作部17の棚移動スイッチ17
aを押せばよい。これによって、右側移動棚4Bの駆動
モータ15を駆動して該右側移動棚4Bが左方向aに移
動され、図11(c)に示すように、右側固定棚2Cに
対面する出入庫用空間3が形成される。
【0036】続いて、図11(c)に示す状態から左側
固定棚2Aに対面する出入庫用空間3を形成する場合に
は、左側移動棚4Aと左壁面1bとの間に位置する操作
部17の棚移動スイッチ17aを押せばよい。これによ
って、両移動棚4A,4Bが右方向bに移動され、図1
1(d)に示すように、左側固定棚2Aに対面する出入
庫用空間3が形成される。
【0037】上記の実施の一形態では、棚を前後に2列
設けた2列型移動棚装置を例にあげて説明したが、これ
に限定されるわけではなく、棚を前後に3列以上設けた
場合にも適用することができ、その具体例を図12に基
づいて説明すると、これは4列型移動棚装置であって、
第1列目に4つの固定棚2D〜2Gが配置され、第2列
目に3つの移動棚4C〜4Eが配置され、第3列目に2
つの移動棚4F,4Gが配置され、第4列目に1つの移
動棚4Hが配置されている。
【0038】第1列目の固定棚2D〜2Gと第2列目の
移動棚4C〜4Eとの関係、第2列目の移動棚4C〜4
Eと第3列目の移動棚4F,4Gとの関係及び第3列目
の移動棚4F,4Gと第4列目の移動棚4Hとの関係
は、図1〜図10に示す各固定棚2A〜2Cと各移動棚
4A,4Bとの関係とほぼ同じであるから、その説明を
省略する。
【0039】なお、図13に示すように、第2列目及び
第3列目の各移動棚4C〜4Gの前面にガイドレール2
7が配置され、その各ガイドレール27に対して、第3
列目及び4列目の移動棚4F〜4Hの後面両側部にそれ
ぞれ一対ずつ設けたガイドローラ29が移動可能に係合
されており、その一対のガイドローラ29のうちの一方
を必ずガイドレール27に係合させることにより、ガイ
ドレール27間の隙間αからガイドローラ29が脱落し
ないようにしている。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来に比
べて移動可能な棚の設置個数が少なくなるため、製作費
が安価になると共に、エネルギー消費を小さくできる。
また、出入庫用空間に対面する収納部が横一列となり荷
役機の方向転換が不要となることや、前列側棚の収納部
を開放しているため、一度に出入庫できる収納部が多く
なり、出入庫作業を迅速容易に行うことができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、ガイド部材
及び係合部材からなるガイド手段を床面に敷設する必要
がなくなり、移動棚装置の設置工事が容易で安価に行え
る。
【0042】請求項3記載の発明によれば、後列側棚の
各収納部を形成する棚受材の前部が前記ガイド部材の上
方まで突出させているので、後列側棚と前列側棚との間
の隙間を最小にして無駄な空間が生じないようにするこ
とができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、前列側棚の
基台部が該前列側棚の側面に設けた制御ボックスよりも
側方に突出されており、フォークリフトなどの荷役機を
制御ボックスに近づけ過ぎても、その荷役機が前列側棚
の基台部に当たるので、制御ボックスが損傷されるおそ
れがない。
【0044】請求項5記載の発明によれば、制御ボック
スの側面とそれに対向する前列側棚や建物躯体の壁面と
の間の隙間が狭い場合でも、開閉蓋を前方に引っ張るだ
けで、その開閉蓋をボックス本体から簡単に取り外すこ
とができると共に、ボックス本体の前面から側面にかけ
て形成した開口部が開放されるので、その開口部からボ
ックス本体内に設けた電子機器のメンテナンスを容易に
行なうことができる。
【0045】請求項6記載の発明によれば、操作部が前
列側棚の前面に設けられているので、その操作部を容易
に操作して前列側棚を簡単に移動させることができると
共に、制御ボックスが前列側棚の基台部内に設けられて
いるので、その制御ボックスが荷役機などにより損傷さ
れるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態である2列型移動棚装
置を示す平面図である。
【図2】 同正面図である。
【図3】 同拡大側面図である。
【図4】 図3のA−A矢視図である。
【図5】 同移動棚の要部の斜視図である。
【図6】 同操作部付き制御ボックスの縦断面図であ
る。
【図7】 同操作部付き制御ボックスの分解斜視図であ
る。
【図8】 同操作部付き制御ボックスの変形例を示す要
部の斜視図である。
【図9】 図8のB−B矢視図である。
【図10】 同ガイドレール付近の斜視図である。
【図11】 (a)〜(d)は出入庫操作の手順を示す
概略平面図である。
【図12】 同変形例である4列型移動棚装置の概略平
面図である。
【図13】 同変形例の要部の斜視図である。
【図14】 従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
2A〜2G 固定棚(後列側棚) 3 出入庫用空間 4A〜4H 移動棚(前列側棚) 5 収納部 9 棚受材 17 操作部 18 制御ボックス 18a ボックス本体 18b 開閉蓋 20 開口部 27 ガイドレール(ガイド部材) 29 ガイドローラ(係合部材) a,b 左右方向 t 棚受材の前部の突出間隔 h 制御ボックスの側方への突出長さ H 基台部の側方への突出長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 正善 京都府京都市南区上鳥羽菅田町21 京滋ニ チユ株式会社内 Fターム(参考) 3F022 FF24 MM04 MM13 MM51

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を有する後列側棚が直線状に配置
    され、該後列側棚の前方に、その後列側棚よりも短尺の
    収納部を有する前列側棚が左右方向に移動可能に並列配
    置され、後列側棚及び前列側棚の前方に出入庫用空間が
    形成されていることを特徴とする移動棚装置。
  2. 【請求項2】 前記後列側棚及び前列側棚のうち、その
    一方の棚にガイド部材が左右方向に沿って固定され、そ
    の他方の棚に前記ガイド部材に移動可能に係合する係合
    部材が設けられており、前記両棚をガイド部材に沿って
    互いに相対的に左右移動させるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の移動棚装置。
  3. 【請求項3】 前記後列側棚の各収納部を形成する棚受
    材の前部が前記ガイド部材の上方まで突出されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の移動棚装置。
  4. 【請求項4】 前記前列側棚を移動操作するための操作
    部付き制御ボックスが該前列側棚の側面に設けられると
    共に、その前列側棚の基台部が制御ボックスよりも側方
    に突出されされていることを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載の移動棚装置。
  5. 【請求項5】 前記制御ボックスが、前面から側面にか
    けて開口部を形成したボックス本体と、該ボックス本体
    に前後方向に沿って移動可能に装着されて前記開口部を
    塞ぐ略L字状開閉蓋とを備えていることを特徴とする請
    求項4記載の移動棚装置。
  6. 【請求項6】 前記前列側棚を移動操作するための操作
    部付き制御ボックスのうち、その操作部が該前列側棚の
    前面に設けられると共に、前記制御ボックスが前列側棚
    の基台部内に設けられていることを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の移動棚装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100464221C (zh) * 2005-12-29 2009-02-25 乐金显示有限公司 辊筒堆料机以及使用该设备制造液晶显示器件的方法

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