JP2002254956A - 覚醒状態低下検知装置 - Google Patents

覚醒状態低下検知装置

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JP2002254956A
JP2002254956A JP2001058571A JP2001058571A JP2002254956A JP 2002254956 A JP2002254956 A JP 2002254956A JP 2001058571 A JP2001058571 A JP 2001058571A JP 2001058571 A JP2001058571 A JP 2001058571A JP 2002254956 A JP2002254956 A JP 2002254956A
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JP2001058571A
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Tatsuya Uematsu
辰哉 上松
Yoichiro Kashiwagi
陽一郎 柏木
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないデータの処理量で運転者の覚醒状態が
低下したことを早めに検知でき、不特定多数の人に対応
できる覚醒状態低下検知装置を提供する。 【解決手段】 視線検出装置6は赤外光光源2及び赤外
線CCDカメラ3を備えている。マイコン4aは、視線
検出装置6の検出データに基づいて単位時間当たりの前
記視線の移動量を求め、該移動量が予め設定された所定
の基準値以下のときに運転者の覚醒状態が低下している
と判断する。マイコン4aは、所定の時間間隔で前記移
動量を求め、少なくとも連続する3回のサンプリング時
の前記検出データに基づく前記移動量の差が所定の範囲
内の場合にも、運転者の覚醒状態が低下していると判断
する。マイコン4aは、一方の視線の方向が他方の視線
の方向から所定の角度以上ずれているときにも、運転者
の覚醒状態が低下していると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は覚醒状態低下検知装
置に係り、詳しくは車両の運転者の覚醒状態の低下を検
知する覚醒状態低下検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年自動車の予防安全対策の一つとし
て、居眠り運転等の警報システムが考えられている。例
えば、特開2000−301963号公報には、運転者
の覚醒状態の低下(例えば、居眠り)による事故を抑制
するシステムが提案されている。このシステムでは、予
め記録された運転者の正常な状態の目の画像データと、
実際の運転時の運転者の目の画像データとを比較して、
覚醒状態の低下と判断すると警告を発するようになって
いる。具体的には、正常な状態の目の画像データから抽
出された特徴量(例えば、まぶたの開き具合)を予め本
人カードに記録しておく。そして、運転者の顔の画像デ
ータを視線センサから観察システムに入力し、観察シス
テムで顔の画像データから目の画像データを抽出し、そ
の画像データから特徴量を抽出して、正常な特徴量と比
較して、運転者の覚醒状態の低下を判断する。そして、
居眠りをしていると判断すると、座席に設けられたスピ
ーカから警告音を出力したり、振動装置を駆動して座席
を振動させて運転者の注意を喚起するようになってい
る。
【0003】また、特開平6−270711号公報に
は、人間の眼球部を照明する近赤外光光源と、眼球部を
撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像された画像
から眼球部の瞳孔領域を抽出する抽出手段と、該抽出手
段により抽出された瞳孔領域の形状変化から瞬きの時間
及び頻度が所定値以上の時に人間の覚醒状態が低下して
いると判断する判断手段とを有する覚醒状態検知装置が
提案されている。また、同公報には、瞳孔領域の時間的
位置変化を検出する検出手段を設け、瞳孔領域が所定時
間以上連続して観測されない現象、瞳孔領域が所定時間
以上連続してほぼ同じ位置に観測される現象、又は瞳孔
領域が垂直方向に周期的に変動する現象の少なくとも一
つが検知されると人間の覚醒状態が低下していると判断
する装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−301
963号公報に開示された装置では、正常値との比較の
ために、予め本人カードに正常値を記録しておく必要が
あり、不特定多数の人に対応し難いという問題がある。
また、顔の画像データを視線センサから観察システムに
入力し、観察システムで顔の画像データから目の画像デ
ータを抽出し、その画像データから特徴量を抽出するた
め、画像処理に時間がかかるとともに、パーソナルコン
ピュータ並の処理能力が必要でコストが高くなる。さら
に、まぶたの開き具合で判定する場合は、居眠り状態に
なる前の、ある程度意識レベルが低下した状態を早期に
発見するのは難しいという問題もある。
【0005】特開平6−270711号公報の方法で
は、瞳孔領域を抽出して画像処理を行うため、特開20
00−301963号公報の方法に比較して、画像処理
にかかる時間は少なくなる。しかし、瞬きの時間や頻度
で覚醒状態を判断するには、画像データのサンプリング
の回数が、2回というような少ない回数では判断できな
い。従って、判断に必要なサンプリング回数が多くな
り、その分データの処理量が多くなる。また、瞳孔領域
が所定時間以上同じ位置に観測されるか否等の現象から
人間の覚醒状態を判断する場合、左右の瞳孔状態を考慮
していないため、判断を間違う虞がある。なぜならば、
意識レベルが高い状態(覚醒状態)でも、あるものを注
視している場合は、瞳孔領域が所定時間以上同じ位置に
観測される。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はまぶたの開閉状態を観測して覚
醒状態を判断する従来装置に比較して、少ないデータの
処理量で運転者の覚醒状態が低下したこと(意識レベル
の低下)を早めに検知でき、しかも、不特定多数の人に
対応できる覚醒状態低下検知装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、運転者の少なくとも片
側の目の視線を検出する視線検出装置と、前記視線検出
装置の検出データに基づいて単位時間当たりの前記視線
の移動量を求める演算手段と、前記移動量が予め設定さ
れた所定の基準値以下のときに運転者の覚醒状態が低下
していると判断する判断手段とを備えた。
【0008】この発明では、運転者の意識レベルが高い
ときは視線の移動が大きいことを利用して、運転者の覚
醒状態の低下が判断される。運転者の少なくとも片側の
眼の視線が視線検出装置により検出される。視線検出装
置の検出データに基づいて単位時間当たりの視線の移動
量が演算手段によって求められる。そして、その移動量
が予め設定された所定の基準値と比較され、基準値以下
のときに運転者の覚醒状態が低下していると判断され
る。視線を検出するのに必要なデータ量は、まぶたの開
度を判断するのに必要なデータ量より大幅に少なくて
も、視線の向きを精度良く検出できる。従って、単位時
間当たりの視線の移動量も精度良く演算でき、まぶたが
閉じる前の、覚醒状態が低下した状態を精度よく判断で
きる。また、視線の検出にはまぶたの大きさ等を正確に
求める必要はなく、不特定多数の運転者に対して同じ基
準値を使用できる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記演算手段は所定の時間間隔で前
記移動量を求め、前記判断手段は、前記演算手段により
求められた少なくとも連続する3回のサンプリング時の
前記検出データに基づく前記移動量の差が所定の範囲内
の場合にも、運転者の覚醒状態が低下していると判断す
る。
【0010】この発明では、2回のサンプリング時の視
線の移動量だけで覚醒状態が低下しているか否かを判断
するのではなく、移動量の変化割合が小さな場合は、単
位時間当たりの移動量が大きくても、運転者の覚醒状態
が低下していると判断する。すなわち、眠くなった場合
には視線がほぼ一定速度で上から下側に向かって移動す
る場合があり、その場合も覚醒状態が低下したと判断さ
れる。従って、覚醒状態が低下したことをより正確に判
断できる。
【0011】請求項3に記載の発明では、運転者の両目
の視線を検出する視線検出装置と、前記視線検出装置の
検出データに基づいて、一方の視線の方向が他方の視線
の方向から所定の角度以上ずれている状態、左右の視線
の移動速度又は移動量が所定以上ずれている状態の少な
くとも一方が検出されたときに運転者の覚醒状態が低下
していると判断する判断手段とを備えた。
【0012】この発明では、両目の視線の検出データに
基づいて、運転者の覚醒状態が低下しているか否かが判
断手段により判断される。運転者の意識レベルが高い時
(覚醒状態の時)は、左右の視線方向がほぼ一致してお
り、意識レベルが低い時(覚醒状態の低下時)は、左右
の視線方向がばらばらとなる確率が大きい。従って、左
右の目の視線の方向に基づいても、覚醒状態が低下して
いるか否かを精度良く判断できる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記視線
検出装置は、運転者のほぼ正面に配置されたメータパネ
ル部に配設された赤外光光源と、該赤外光光源で照射さ
れた眼球部の反射光を撮像する撮像手段とを備えてい
る。この発明では、運転者の正面から眼球部に赤外光を
照射でき、眼球部からの反射光を撮像手段で撮像し易い
位置に、赤外光光源及び撮像手段が配置される。また、
撮像手段に太陽光等の外乱光が入り難く、検知精度が良
くなる。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記視線
検出装置は、赤外光光源及び該赤外光光源で照射された
眼球部の反射光を撮像する撮像手段を、運転者の顔の動
きに伴って眼球部との対応関係を維持するように移動さ
せる移動手段を備えている。この発明では、運転者の顔
が多少移動しても、赤外光光源及び撮像手段が顔の動き
に追従してより適正な位置で視線検出データを得ること
ができる。その結果、覚醒状態が低下しているか否かの
判断の信頼性がより向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図3に従って説明する。図1は車両にお
ける運転者の居眠り防止システムの構成を示すブロック
図である。図1に示すように、居眠り防止システム1
は、赤外光光源2、撮像手段としての赤外線CCDカメ
ラ3及び制御装置4を備えている。制御装置4はマイコ
ン4aを装備し、赤外線CCDカメラ3の出力信号がA
/D変換器5を介して入力されるようになっている。赤
外光光源2、赤外線CCDカメラ3及びマイコン4aが
視線検出装置6を構成する。
【0016】視線検出装置6は、角膜反射法と瞳孔画像
を組み合せて視線を検出するように構成され、具体的に
は赤外線CCDカメラ3で眼球付近の画像を取り込み、
取り込んだ画像上の角膜反射点と瞳孔中心点を求める。
これら二つの特徴点の相対的な位置は視点の位置に比例
しているため、較正時に得られたデータとの相関を計算
すると視点位置の2次元データが得られる。
【0017】赤外光光源2及び赤外線CCDカメラ3の
電源7は、車両の運転席に設けられた着座センサ8のオ
ン信号と、キーシリンダ9に挿入されたキーがオン位置
に操作された信号とに基づいて、オン状態となるように
なっている。
【0018】制御装置4には操舵角センサ10及び車速
センサ11の検出信号が入力される。制御装置4は運転
席のシートに装備された警告手段としてのバイブレータ
12及びスピーカ13や、ハザードランプ14及びブレ
ーキ15に駆動信号を出力可能になっている。着座セン
サ8、キーシリンダ9、操舵角センサ10、車速センサ
11、バイブレータ12、スピーカ13、ハザードラン
プ14及びブレーキ15は車両に装備されている公知の
構成のものである。ブレーキ15は供給油圧を制御する
油圧系が制御装置4の指令によって駆動制御可能に構成
され、車両の走行中に運転者の意志に拘わらず自動的に
車両の減速、停止が可能となっている。
【0019】図2及び図3に示すように、赤外光光源2
及び赤外線CCDカメラ3は、運転者のほぼ正面に配置
されたメータパネル部16に配設されている。赤外光光
源2は運転席17に着座した運転者の両目の眼球部に赤
外光を照射可能に構成され、赤外線CCDカメラ3は赤
外光光源2で照射された両目の眼球部の反射光を撮像可
能となっている。
【0020】マイコン4aは、視線検出装置6の検出デ
ータに基づいて単位時間当たりの視線の移動量を求める
演算手段と、運転者の覚醒状態が低下しているか否かを
判断する判断手段としても機能する。マイコン4aはメ
モリ(図示せず)に記憶されたプログラムデータに基づ
いて動作する。プログラムデータとして、所定の時間間
隔(例えば500ミリ秒間隔)で左右の視線方向を求
め、前回の視線方向と今回の視線方向とから単位時間当
たりの視線の移動量を求めるプログラムと、少なくとも
連続する3回のサンプリング時の視線検出装置6の検出
データに基づいて、移動量の変化の差を演算するプログ
ラムとがある。
【0021】前記メモリには前記移動量が予め設定され
た所定の基準値以下のときに、運転者の覚醒状態が低下
していると判断するプログラムと、前記移動量の変化の
差が予め設定された所定の値以下のときに、運転者の覚
醒状態が低下していると判断するプログラムとが記憶さ
れている。また、メモリには視線検出装置6の検出デー
タに基づいて、一方の目の視線の方向が他方の目の視線
の方向から所定の角度以上ずれているときに運転者の覚
醒状態が低下していると判断するプログラムが記憶され
ている。
【0022】前記移動量の基準値及び移動量の変化の所
定の値は、予め任意に選んだ複数の運転者の試験データ
に基づいて設定される。また、前記所定の角度も予め任
意に選んだ複数の運転者の試験データに基づいて設定さ
れる。
【0023】マイコン4aは図示しないシフト装置のシ
フトレバーが駐車状態(駐車位置)から他の位置に操作
されると、覚醒状態低下検知処理を行うようになってい
る。即ち、車両の走行中あるいは交差点での一時停止な
どの際に、覚醒状態低下検知処理を行うようになってい
る。赤外光光源2及び赤外線CCDカメラ3の配設位置
と、運転者の顔の位置との中間にステアリングが存在す
るため、ステアリングが基準位置から回動操作される
と、所定角度範囲で眼球に照射される赤外光及び眼球か
らの反射光がステアリングで遮られる。従って、マイコ
ン4aは操舵角センサ10の出力信号に基づいてステア
リングが基準位置から前記所定角度範囲に回動操作され
た状態では、覚醒状態低下検知処理を停止するようにな
っている。
【0024】また、マイコン4aは操舵角センサ10及
び車速センサ11の出力信号に基づいて、運転者が意識
的にステアリングを操作していると判断される場合も、
覚醒状態低下検知処理を一時停止するようになってい
る。
【0025】制御装置4は、マイコン4aが覚醒状態低
下検知処理の判断により、運転者の覚醒状態が低下して
いると判断すると、バイブレータ12やスピーカ13に
駆動信号を出力する。また、覚醒状態の低下が所定時間
以上継続する場合は、ハザードランプ14の点灯や、ブ
レーキ15に制動指令を出力して減速及び停止制御を行
うようになっている。
【0026】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。運転者が運転席17に着座して、キーがオン
位置に操作されると、視線検出装置6の電源7がオン状
態となる。そして、シフトレバーが駐車位置から他の位
置にシフトされると、覚醒状態低下検知処理が開始され
る。ステアリングが基準位置から所定角度範囲に回動操
作された状態では、赤外光光源2がステアリングで遮ら
れる。従って、操舵角センサ10の出力信号に基づいて
ステアリングの基準位置からの回動量が演算され、ステ
アリングが前記所定角度範囲に操作されたときには、マ
イコン4aによる覚醒状態低下検知処理が一時停止され
る。
【0027】マイコン4aは赤外線CCDカメラ3によ
り眼球付近の画像を取り込み、取り込んだ画像上の角膜
反射点と瞳孔中心点を求めるとともに、公知の方法によ
り(視線)検出データを求める。マイコン4aは前回求
めた検出データと今回求めた検出データとにより単位時
間当たりの視線の移動量を求め、その値を所定の基準値
と比較し、基準値以下の場合に運転者の覚醒状態が低下
していると判断する。また、マイコン4aは少なくとも
連続する3回のサンプリング時の視線検出データから移
動量の変化量、即ち前回の移動量と今回の移動量との差
が所定の範囲内のときにも運転者の覚醒状態が低下して
いると判断する。
【0028】さらに、覚醒状態が低下しているか否かの
判断が、視線の移動量に基づいてだけでなく、左右の視
線の方向に基づいても行われる。具体的には、マイコン
4aにより左右の目の視線データが別々に求められ、左
右の視線の方向が所定の角度以上ずれているときに、運
転者の覚醒状態が低下していると判断される。
【0029】マイコン4aにより運転者の覚醒状態が低
下していると判断されると、制御装置4からバイブレー
タ12及びスピーカ13に駆動信号が出力されて、バイ
ブレータ12が駆動されるとともにスピーカ13から警
告音や警告メッセージが出力される。バイブレータ12
及びスピーカ13が駆動された後も覚醒状態の低下が所
定時間以上継続する場合は、制御装置4からハザードラ
ンプ14及びブレーキ15に駆動信号が出力される、そ
して、ハザードランプ14が点灯されるとともに、車両
の減速及び停止が自動的に行われる。
【0030】この実施の形態では次の効果を有する。 (1) 運転者の少なくとも片側の目の視線の単位時間
当たりの移動量が求められ、移動量が予め設定された所
定の基準値以下のときに運転者の覚醒状態が低下してい
ると判断する。従って、画像データ量がまぶたの開度を
判断するのに必要なデータ量より大幅に少なくても、運
転者の覚醒状態が低下したか否かを精度よく判断でき
る。また、視線の検出にはまぶたの大きさ等を正確に求
める必要はなく、不特定多数の運転者に対して同じ基準
値を使用できる。また、まぶたを閉じるような居眠り状
態になる前の覚醒状態の低下(意識レベルの低下)を検
知でき、覚醒状態の低下を早期に検知できる。
【0031】(2) 運転者の覚醒状態が低下したか否
かが、視線の単位時間当たりの移動量だけでなく、少な
くとも連続する3回のサンプリング時の視線の検出デー
タに基づいて求められた移動量の変化割合からも判断さ
れる。従って、覚醒状態が低下したことをより正確に判
断できる。
【0032】(3) 運転者の覚醒状態が低下したか否
かが、視線の移動量に関するデータだけでなく、両目の
視線の方向に基づいても判断されるため、覚醒状態が低
下しているか否かを精度良く判断できる。
【0033】(4) 運転者のほぼ正面に配置されたメ
ータパネル部16に、赤外光光源2及び赤外線CCDカ
メラ3が配設されている。従って、運転者の正面から眼
球部に赤外光を照射できるとともに、眼球部からの反射
光を入力し易い位置に、赤外線CCDカメラ3を配置で
きる。また、赤外線CCDカメラ3に太陽光等の外乱光
が入り難く、検知精度が良くなる。
【0034】(5) ステアリングが赤外光光源2から
眼球への照射光を遮る位置に配置されているか否かを、
操舵角センサ10の出力信号に基づいて判断し、ステア
リングが当該位置に配置された状態では覚醒状態検知処
理が一時停止される。従って、無駄な画像処理を行うこ
とを回避できる。
【0035】(6) 運転者の覚醒状態が低下した際に
は、スピーカ13からの警告音の出力やバイブレータ1
2の振動が行われ、運転者の注意が喚起されるため、運
転者が居眠り運転を行うのを防止できる。
【0036】(7) 運転者の覚醒状態が低下した状態
が所定時間以上継続すると、車両の減速及び停止が自動
的に行われるため、居眠り運転による事故の発生を防止
できる。
【0037】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば次のように構成してもよい。 ○ 視線検出装置6を構成する赤外光光源2及び赤外線
CCDカメラ3を、運転者の顔の動きに伴って眼球部と
の対応関係を維持するように、アクチュエータで移動可
能に設けてもよい。例えば、赤外光光源2及び赤外線C
CDカメラ3を回動可能な支持台の上に取り付け、支持
台をモータで駆動可能に構成し、目の画像が常に赤外線
CCDカメラ3に入射されるように顔の移動に追従して
モータを駆動制御するように構成する。この場合、両目
の視線から運転者の覚醒状態が低下したか否かを判断す
る際、判断結果の信頼性が向上する。
【0038】○ 視線検出装置6を構成する赤外光光源
2及び赤外線CCDカメラ3を、左右の目にそれぞれ専
用に設けてもよい。この場合、各眼球部に適正な状態で
赤外光を照射でき、また、眼球部からの反射光を赤外線
CCDカメラ3(撮像手段)で撮像し易い位置に撮像手
段を配置でき、検知精度がより向上する。さらに、運転
者の顔の動きに伴って、左右の眼球部との対応関係を維
持するように、左右の赤外線CCDカメラ3をそれぞれ
独立にアクチュエータで移動可能に設けてもよい。
【0039】○ 一方の目の視線の動きが他方の目の視
線の動きから所定速度もしくは所定量ずれているときに
運転者の覚醒状態が低下していると判断する構成として
もよい。
【0040】○ ステアリングが赤外光光源2から眼球
への照射光を遮らない位置にあるときに、眼球からの反
射光が赤外線CCDカメラ3にて所定時間検出されない
とき、異常状態と判断する構成としてもよい。
【0041】○ 運転者が瞬きをするとき、眼球から赤
外線CCDカメラ3への反射光がまぶたにより途切れ
る。運転者の覚醒状態が低下すると、瞬きの頻度が減っ
たり、あるいは一回の瞬きでまぶたを閉じる時間が長く
なる。反射光の途切れの頻度が所定頻度より低い、又は
途切れ時間が所定時間より長いとき、覚醒状態が低下し
ていると判断する構成としてもよい。
【0042】○ 運転者の覚醒状態が低下したか否か
を、視線の移動量に基づいてのみ判断してもよい。この
場合、両目の視線を検出する必要はなく片目の視線を検
出するだけでもよいため、画像データの処理量を少なく
できる。
【0043】○ 運転者の覚醒状態が低下したか否か
を、視線の移動量に基づいて判断する際、視線の移動量
が基準値以下か否かのみで判断して、視線の移動量の変
化量での判断を省略してもよい。
【0044】○ 赤外光光源2及び赤外線CCDカメラ
3の配設位置は、メータパネル部16に限らず、ダッシ
ュボード上やルームミラーの設置箇所等、運転者の目と
対応する位置で、運転の邪魔にならない位置に設けても
よい。しかし、運転者の正面の位置が好ましい。
【0045】○ マイコン4aが、操舵角センサ10の
出力信号から車両の進行方向を求め、その進行方向に対
して適正な方向に視線の方向が所定時間以上継続して向
いていないときに、警告手段に駆動信号を出力するよう
に構成してもよい。
【0046】○ 覚醒状態低下検知処理を車両が移動し
ているときにのみ行うようにしてもよい。 ○ 操舵角センサ10や車速センサ11を省略して、覚
醒状態低下検知処理に操舵角や車速を反映させないよう
にしてもよい。
【0047】○ 運転者に警報を与える振動手段として
のバイブレータを座席以外にステアリングに設けたり、
座席とステアリングの両方に設けてもよい。 ○ 警告手段としてバイブレータ12及びスピーカ13
の両方を設けずに、バイブレータ12あるいはスピーカ
13のみを設けてもよい。
【0048】前記実施の形態から把握される発明(技術
的思想)について、以下に記載する。 (1) 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発
明の覚醒状態低下検知装置と、該検知装置の覚醒状態で
あるとの判断信号に基づいて作動される警報手段とを備
えた居眠り運転防止システム。
【0049】(2) 請求項1〜請求項5のいずれか一
項に記載の発明において、前記判断手段は操舵角センサ
及び車速センサの出力信号に基づいて、覚醒状態検知処
理を実行するか否かの判断を行う。
【0050】(3) 請求項4に記載の発明において、
前記判断手段は操舵角センサの出力信号に基づいて、ス
テアリングが前記赤外光光源の照射光を遮る状態にある
か否かを判断し、照射光が遮られない状態において前記
覚醒状態検知処理を実行する。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項5
に記載の発明によれば、まぶたの開閉状態を観測して覚
醒状態を判断する従来装置に比較して、少ないデータの
処理量で運転者の覚醒状態が低下したこと(意識レベル
の低下)を早めに検知でき、しかも、不特定多数の人に
対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の居眠り防止システムの構成を
示すブロック図。
【図2】 赤外光光源等の配置を示すメータパネル部の
模式図。
【図3】 視線検出装置、ステアリング及び運転者の関
係を示す模式図。
【符号の説明】
2…視線検出装置を構成する赤外光光源、3…同じく赤
外線CCDカメラ、4a…演算手段及び判断手段として
のマイコン、6…視線検出装置、16…メータパネル
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D037 FA06 FA09 FB01 FB10 FB11 5C086 AA23 BA22 CA12 CB36 DA33 DA40 EA15 EA45 FA02 FA11 FA20 5H180 AA01 CC02 CC04 LL07 LL08 LL20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の少なくとも片側の目の視線を検
    出する視線検出装置と、前記視線検出装置の検出データ
    に基づいて単位時間当たりの前記視線の移動量を求める
    演算手段と、前記移動量が予め設定された所定の基準値
    以下のときに運転者の覚醒状態が低下していると判断す
    る判断手段とを備えた覚醒状態低下検知装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は所定の時間間隔で前記移
    動量を求め、前記判断手段は、前記演算手段により求め
    られた少なくとも連続する3回のサンプリング時の前記
    検出データに基づく前記移動量の差が所定の範囲内の場
    合にも、運転者の覚醒状態が低下していると判断する請
    求項1に記載の覚醒状態低下検知装置。
  3. 【請求項3】 運転者の両目の視線を検出する視線検出
    装置と、前記視線検出装置の検出データに基づいて、一
    方の視線の方向が他方の視線の方向から所定の角度以上
    ずれている状態、左右の視線の移動速度又は移動量が所
    定以上ずれている状態の少なくとも一方が検出されたと
    きに運転者の覚醒状態が低下していると判断する判断手
    段とを備えた覚醒状態低下検知装置。
  4. 【請求項4】 前記視線検出装置は、運転者のほぼ正面
    に配置されたメータパネル部に配設された赤外光光源
    と、該赤外光光源で照射された眼球部の反射光を撮像す
    る撮像手段とを備えている請求項1〜請求項3のいずれ
    か一項に記載の覚醒状態低下検知装置。
  5. 【請求項5】 前記視線検出装置は、赤外光光源及び該
    赤外光光源で照射された眼球部の反射光を撮像する撮像
    手段を、運転者の顔の動きに伴って眼球部との対応関係
    を維持するように移動させる移動手段を備えている請求
    項1〜請求項4のいずれか一項に記載の覚醒状態低下検
    知装置。
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