JP2002253503A - 自覚式検眼装置 - Google Patents
自覚式検眼装置Info
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Abstract
ことができ、検眼の迅速化を図ることができる自覚式検
眼装置を提供する。 【解決手段】 本発明の自覚式検眼装置は、被検眼に視
標を提示する視力表提示装置80と、各鍾の光学素子を
保持し、被検者からの応答に応じた該光学素子を被検眼
前に配置する検眼ユニット8と、被検者からの応答に応
じて前記視標提示装置80と前記光学素子配置手段を制
御する制御部100と、前記視標提示装置80及び/又
は前記検眼ユニット8の状態を表示する表示部10と、
各検眼段階で提示される視標に関する情報とその視標が
提示された段階での検眼結果とを関連付けて記憶するR
AM115とを備え、前記表示部10は、前記視標に関
する情報と該検眼結果とを関連付けて表示することを特
徴とするものである。
Description
示し、その見え方に対する被検者からの応答に基づい
て、被検眼の種々の視機能を順を追って検査する自覚式
検眼装置に関する。
は、レフラクトメータやレンズメータからの測定データ
に基づいて被検眼の検査を開始し、球面度数検査、レッ
ドグリーン検査、乱視軸検査、乱視度数検査、両眼バラ
ンス検査等の多種類の検査手順を経て最適な矯正屈折力
が決定される。
は、直近の手順におけるデータを利用して検査を進めて
いく。
中においてミスが生じると、その後の検査手順にも影響
し、最終的に得られた最適矯正屈折力にもエラーが生じ
ることが起こり得る。
検眼装置においては、多種類の検査手順を経て最終的に
得られた測定データが出力されるだけであった。
を持った場合にも、どの検眼時点にミスがあったのかを
知ることができなかった。この結果、検者は被検者に対
する自覚式検査手順を経る測定を最初からやり直すこと
を強いられていた。
鑑み、再測定の煩雑さを最小限に抑えることができ、も
って検眼の迅速化を図ることができる自覚式検眼装置を
提供することを目的とする。
に、本発明は次のような構成を有することを特徴として
いる。
被検眼に視標を提示する視標提示手段と、各鍾の光学素
子を保持し、被検者からの応答に応じた該光学素子を被
検眼前に配置する光学素子配置手段と、被検者からの応
答に応じて前記視標提示手段と前記光学素子配置手段を
制御する制御手段と、前記視標提示手段及び/又は前記
光学素子配置手段の状態を表示する表示手段と、各検眼
段階で提示される視標に関する情報とその視標が提示さ
れた段階での検眼結果とを関連付けて記憶する記憶手段
とを備え、前記表示手段は、前記視標に関する情報と該
検眼結果とを関連付けて表示することを特徴とするもの
である。
実行して行く際に、視標提示手段は、被検眼に視標を提
示し、光学素子配置手段は、制御手段の制御の基に被検
者からの応答に対応した光学素子を被検眼前に配置す
る。また、表示手段は前記視標提示手段及び/又は前記
光学素子配置手段の状態を表示する。
される視標に関する情報とその視標が提示された段階で
の検眼結果とを関連付けて記憶する。
表示手段は、前記視標と該検眼結果とを関連付けて表示
する。
検査で被検者に提示していた視標と、その検眼段階で検
眼結果とを確実に把握でき、再測定の煩雑さを最小限に
抑えることができ、検眼の迅速化を図ることができる。
覚式検眼装置において、前記検眼段階で提示される視標
を示す情報を、その視標を示す図柄若しくは名称又はそ
の視標より実行される検査の名称としたことを特徴とす
るものである。
覚式検眼装置において、前記図柄、前記名称又は前記検
査の名称のいずれを表示するかを切替可能としたことを
特徴とするものである。
記検査の名称のいずれを表示するかを切替可能としてい
るので、検者は、検眼段階で提示される視標を図柄のパ
ターン認識により又は前記名称又は検査の名称の文字認
識により把握しつつ自覚式検眼を進行することができ
る。
覚式検眼装置において、前記検眼結果は、各検眼段階で
最終的に決定された検眼結果であることを特徴とするも
のである。
眼段階で最終的に決定された検眼結果としているので、
検者は、既に行われた各検眼段階での最終的に決定され
た検眼結果を把握しつつ後続する自覚式自覚式検眼を進
行することができる。
覚式検眼装置において、所定の手順で視標を提示する検
眼プログラムを登録する登録手段を備え、前記表示手段
は、該検眼プログラムが実行される際、該検眼プログラ
ムの実行手順に沿って表示を行うようにしたことを特徴
とするものである。
手順で視標を提示する検眼プログラムを登録し、前記表
示手段は、該検眼プログラムが実行される際、該検眼プ
ログラムの実行手順に沿って表示を行うようにしている
ので、前記検眼プログラムにより定めた手順により被検
者の自覚式検眼を順次実行できる。
載の自覚式検眼装置において、前記表示手段は、実行済
みの検査手順と、実行中又実行されていない検査手順と
を視覚的に区別して表示することを特徴とするものであ
る。
実行済みの検査手順と、実行中又実行されていない検査
手順とを視覚的に区別して表示するようにしているの
で、検者は、自覚式検眼の進行状況を視覚を通じて明確
に区別しつつ被検者の自覚式検眼を実行できる。
記載の自覚式検眼装置において、前記表示手段は、実行
済みの検査手順、実行中の検査手順、実行されていない
検査手順をそれぞれ視覚的に区別して表示することを特
徴とするものである。
実行済みの検査手順と、実行中の検査手順と、実行され
ていない検査手順とを視覚的に区別して表示するように
しているので、検者は、実行済み実行中、未実行の検査
手順を視覚を通じて明確に区別しつつ被検者の自覚式検
眼を実行できる。
覚式検眼装置において、表示された検眼段階のうち任意
のものを指定する指定手段を備えたことを特徴とするも
のである。
うち任意のものを指定する指定手段を備えているので、
検者は任意の検眼段階に関する検査手順を再度指定して
当該検査手順をやり直す等の選択を行うことができ、検
眼結果の疑念が生じた場合等に対応できる。
覚式検眼装置において、前記制御手段は、前記指定手段
による指定動作に応じて、該指定された検眼段階に対応
する状態を再現するように前記視標提示手段及び前記光
学素子配置手段を制御することを特徴とするものであ
る。
手段による指定動作に応じて、該指定された検眼段階に
対応する状態を再現するように前記視標提示手段及び前
記光学素子配置手段を制御するようにしているので、検
者が任意の検眼段階に関する検査手順を再度指定した場
合等に視標提示手段及び前記光学素子配置手段をその検
査手順に対応する状態にすることができ、検者の指定に
応じた検査手順を支障なく実行できる。
細に説明する。
の形態1の検眼装置は、検眼テーブル1、検眼ユニット
8、コントローラC及び視標提示装置80(図5に示
す)により概略構成される。検眼テーブル1は、上面が
平坦で、トライアルレンズ、掛枠テスト用フレーム等を
入れる引き出し1aを備え、被検者用の椅子12を近傍
に備えている。この検眼テーブル1上には、支柱6が立
設されるとともに、コントローラCが載置されている。
作を行う操作部2及び検眼手順、検眼結果データ等を表
示する表示部10を有している。
ている。
れ、この横アーム4の突出端部において後述する自覚式
検眼用の検眼ユニット8が懸架されている。
例えば電磁式のロック機構を搭載した操作アーム5が突
出され、操作アーム5を操作することで、前記横アーム
4とともに検眼ユニット8を支柱6を支軸として図1に
示す矢印a、b方向に回動させて、検眼ユニット8を図
1に示す検眼位置と、この検眼位置から90度程度回動
した非検眼位置とに移動可能としている。
の右眼ユニット8aと、左眼用の左眼ユニット8bとか
らなる分離配置に構成されるとともに、横アーム4に連
結される調整機構部7により図1に示す矢印方向(水平
方向)に各々スライド可能となっている。
8a、左眼ユニット8bは、各々右眼用、左眼用の検眼
窓8c、8dを備えている。この検眼窓8c、8d内
に、球面レンズ群、円柱レンズ群等の各種光学素子を配
置するとともに、被検者に検眼窓8c、8dを介して指
標を見せることにより、自覚式検眼を行うようになって
いる。
に取り付けた照明装置である。
bの例えば5m前方には、図5に概略的に示すように視
力値チャート、レッドグリーンテストチャート等の各種
の視標を提示する視標提示装置80が配置されるように
なっている。
に、各種の光学部材材を搭載した数枚のターレット板1
7を備えている。周知のように、ターレット板17は、
円中心を回転軸として回転可能に構成され、円周付近に
各種光学部材を嵌め込むための複数の孔部を有してい
る。この孔部に数Dずつ度数の異なる球面レンズ群、数
Dずつ度数の異なる円柱レンズ群、クロスシリンダレン
ズ、ロータリープリズム、補助光学部材(偏光板、赤緑
フィルタ、遮光板等)が嵌め込まれる。これにより、任
意の光学部材を検眼窓8c、8dに配置することができ
るようになっている。この構造は周知であり、本件発明
とは関係が薄いので詳細な説明は省略する。
系を示すものであり、制御手段110は、自覚式検眼用
のプログラムを格納したプログラムメモリ101と、全
体の制御を行う制御部100と、記憶部であるRAM1
15を具備している。制御部100により、コントロー
ラCの操作部2、表示部10、視標提示装置80、検眼
ユニット8に搭載したレンズ群を切り替え駆動するター
レット板駆動部111の制御を行うようになっている。
また、前記操作部2には、検者が各種操作を行うマウス
140が接続されている。マウス140以外のポインテ
ィングデバイスを使用することも可能である。
示していないが赤外線通信等の通信手段により通信を行
うインターフェースが各々設けられ、操作部2により設
定する視標キーに応じた視標が視標提示装置80により
提示されるようになっている。
外観図に示すように、視標選択スイッチ群43を備えて
いる。視標選択スイッチ群43は、提示させたい視標を
選択するためのスイッチ群であり、マニュアル検眼時、
又は検眼プログラムの途中で任意の視標による検査を割
り込ませて実行する場合に使用される。
と、そのスイッチに対応した視標が視標提示装置80か
ら提示されるとともに、その視標による検査に必要な光
学素子が検眼窓8c、8dに配置される。
を段階的に切替えるのに使用する。例えば、球面度数S
が測定項目として指定されている場合には、ダイヤル4
4の回転により、検眼窓8c又は8dに配置される球面
レンズが、例えば0.25D刻みで変化する。
7、プラススイッチ48、マイナススイッチ49は、ダ
イヤル44と同一の機能を持つ。送りスイッチ45は、
検眼プログラムを次の段階に進行させる場合その他各種
の決定の際に操作される。
をかける場合に操作するものである。マスク移動スイッ
チ51は、選択されたマスクを移動させるのに使用する
ものである。
左眼の中から測定対象とするものを選択するためのスイ
ッチである。「右眼」ボタンが押されると、左眼の検眼
窓8dに遮光板が挿入され、「左眼」ボタンが押される
と、右眼の検眼窓8cに遮光板が挿入される。
実行する場合に押されるものである。すなわち、コース
スイッチ54を押すと、図2に示すように、登録済みの
コース名が書かれたアイコンが表示部10に表示され
る。アイコンのうちの1つが二重線で表示されており、
ダイヤル44を回すと、二重線表示されるアイコンが次
々に切り替わる。
重線表示にし、送りスイッチ45を押す。これにより、
任意の検眼プログラムが実行される。
乱視度数C、乱視軸A等の項目を指定するためのスイッ
チ群である。56はデータ入出力スイッチ群で、レンズ
メータやレフラクトメータのデータを入力したい場合に
使用される。57はデータを途中で記憶させたい場合に
使用する記憶スイッチ、58は検眼結果を印刷するため
のプリントスイッチである。
し、検眼ユニット8の検眼窓8c、8dに配置される光
学素子をいずれも開口のみにするためのスイッチであ
る。
ムの進行に合せて、種々の機能が与えられるスイッチで
あり、その機能の内容が後述するように表示部10の下
部に表示される。履歴スイッチ61は、後述するような
履歴表示を行う場合に操作される。
例を示すものである。
4に示すように、表示部10のに表示面10aに、検眼
進行用画面IPと、検眼履歴表示画面IHとが同時に表
示される。
のに必要又は有用な各種のデータが区分けされて表示さ
れている。検眼履歴表示画面IHには、検眼プログラム
を構成する複数個ののテストの種類、及びその各テスト
を終了した段階での検眼の途中経過を表示している。
ブ(キー繰作により操作できる状態)になっているが、
マウス140により検眼履歴表示画面IHの一部(例え
ばタイトルバー)をクリックすると、検眼履歴表示画面
IHの方を上側に表示するようにすることもできる。
部をクリックすればよい。はじめから両画面を並列的に
表示することも可能であるし、また、検眼履歴表示画面
IHは最初は閉じておき、必要に応じて呼び出せるよう
にすることも可能である。
いて説明する。
数。乱視軸角度、加入度・水平/垂直プリズム値等の測
定項目データを表示するものである。
置される光学部材の光学特性に対応して変化する。その
数値は、ダイヤル44又はプラススイッチ46及びマイ
ナススイッチ48の操作により段階的に切り替えられ
る。図4に示すように、反転表示される部分が、ダイヤ
ル44等による切り替えの対象となる。
より自動的に切り換えられるが、履歴スイッチ61によ
っても切り替え可能である。
機能を表示するものである。ファンクョンスイッチ表示
部93は、ファンクションスイッチ60の機能を表示す
るものである。
イッチ群56より入力された外部データを表示する部分
であり、図4では、レフラクトメータによる他覚検眼デ
ータが表示されている。
により提示されている視標の種類をグラフィック表示す
る部分である。
8d内に配置されている補助光学部材(遮光板、開口、
偏光板、赤緑フィルタ等)の種類をグラフィック表示す
る欄である。
ついて、図4を参照して説明する。検眼履歴表示画面I
Hには、検眼プログラムにより提示された又は提示され
る予定の視標をグラフィック表示する視標表示欄12
1、その視標による検眼の結果を表示する検眼結果表示
欄131とが表示されている。
において提示される複数の視標(通常は左右眼合せて1
0〜14個程度である)を、提示される順に沿って上か
ら表示するものである。これにより、検者は視標はどの
ような順序で提示されるのか(又はされたのか)を見る
ことができる。指標の図柄の替わりに、その名称を表示
させてもよい。
ト視標から6番目の加入度テストの視標までの6個のみ
が表示されているが、その前後の視標も、検眼履歴表示
画面IHをアクティブにし、スクロールバーSBを操作
することにより、表示させることができる。
1に表示される検査視標により実行される検査の名称
と、その視標による検査結果を対応付けて表示する。
尚、検査の名称の表示を切換操作により非表示にするこ
ともできる。
示欄121に表示される指標により実行される検査の名
称である。指標と検査の名称の対応関係は、デフォルト
として記憶されており、このデフォルトに基づいて表示
されるのが通常であるが、状況に応じて表示を切り替え
ることもできる。
図4では、いくつか登録されている検眼プログラム(コ
ース)のうち「自覚検眼コース1」なるコースが実行さ
れ、4番目の検査である視力値テストまでが終了し、5
番目の両眼バランステストが実行中であることを示して
いる。
査であるレッドグリーンテストが終了した段階(送りス
イッチ45が押された段階)での検査の途中経過を示し
ている。
目の検査であるクロスシリンダーテストが終了した段階
での検査の途中経過を、検眼結果表示欄131−4は4
番目の検査である視力値テストが終了した段階での検査
の途中経過を示している。
入度テストは両眼バランス検査終了後に実行されるの
で、検眼結果表示欄131−5、131−6の欄は空欄
となっている。
131−2、131−3、131−4は白色の背景で表
示され、これにより検者は検査の進行状況、及び各段階
での途中経過を知ることができる。
結果表示欄131−5は黒の網掛け(クロス斜線で示
す)表示とされており、数値は表示されていない。
作により終了すると、その直前におけるデータ表示部9
1の数値が検眼結果表示欄131−5の欄に表示され
る。未実行の加入度テストの検眼結果表示欄131−6
は灰色の網掛け(斜線で示す)表示とされている。
により、各検査段階による検査の途中経過を知ることが
でき,また、検査の結果に疑念を持った場合には、この
検眼結果表示欄131を調べることにより、どの段階で
入力ミスをしたかを知ることができる。
ることにより、入力ミスが生じたと疑われる検眼段階を
知った場合には、最初から検眼をやり直すのではなく、
その入力ミスが生じたと疑われる段階から検眼をやり直
すことができる。
明する。
ステストの実行中において、検者が3番目の橡査である
クロスシリンダテストの検眼結果に疑念を持ったものと
して説明する。
歴表示画面IHのタイトルバーをクリックし、検眼履歴
表示画面IHをアクティブにする。
シリンダテストの検眼結果表示欄131−3をマウス1
40で右クリックする。すると、図7に示すように、黒
太線囲みで表示されるとともに、メニュー200が表示
される。メニュー200の中から「やり直し」を選択す
る、すると、図8に示すように、検眼結果表示欄131
−3が白表示から黒の網掛け(クロス斜線で示す)表示
に変わる。これと同時に、コントローラCから制御部1
00を介して視標提示装置80及び検眼ユニット8に命
令信号が出力され、これにより、視標提示装置80には
クロスシリンダテスト用の点群チャートが表示される。
群チャートを使用したクロスシリンダテストの表示に切
り替わる。さらに、検眼ユニット8も、検眼結果表示欄
131−3に表示されていた矯正状態を再現するように
再設定される。こうして、クロスシリンダテストを再度
やり直すことができる。尚、検査をやり直し、再度送り
スイッチ45が押されるまでは、既に測定済みの3番目
の検査以降の検査途中経過データは保持されている。
5の操作がされる前においては、図7の検眼結果表示欄
131−3においては黒の網かけ表示背景上に検査途中
の経過データが依然表示される。
場合には、マウス140のポインタを検眼結果表示欄1
31−3に移動させ、マウス140を右クリックする。
すると、図8に示すように、再度メニューが表示される
ので、その中から「やり直し中止」を選択する。これに
より、検眼履歴表示画面IHは「やり直し」選択以前の
状態、すなわち、両眼バランステストを実行中の画面に
戻り、視標提示装置80、検眼ユニット8も元の状態に
戻る。
ムに従った検眼手順を進行している途中で随時手順を実
行済みの手順に移動し再度その手順をやり直すことがで
き、実行済みの手順の検眼結果に疑念を持ったような場
合に対応でき、各手順の検眼結果の正確性を期すること
ができる。
身が前記プログラムに従った検眼手順に新たに手順を追
加する場合について説明する。尚、図9は手順を追加す
る処理の流れを示すフローチャート、図10は手順追加
前の表示部10の表示態様、図11は手順追加後の表示
部10の表示態様を示すものである。
ムに従い、検眼を進める段階に応じて、例えば図10に
示すように、レッドグリーンテスト、クロスシリンダー
テスト、視力値テスト、両眼バランステスト、加入度テ
スト等を意味する各視標の図柄を視標表示欄121に各
々表示し、これらに対応する検眼結果表示欄131−2
乃至131−6は未実行の表示態様(図10では斜線を
付して示す)で表示しているものとする。
乃至131−6には、各々レッドグリーンテスト、クロ
スシリンダーテスト、視力値テスト、両眼バランステス
ト、加入度テストの各文字も併せて表示される。
ストの視標表示欄121及び検眼結果表示欄131−5
のエリアを新たに追加したい手順のエリアとして指定す
ると(ステップS11)、前記表示部10には図11に
示すようにメニュー200が重ねて表示される(ステッ
プS12)。
メニュー200のうちの「手順を挿入」を指定し(ステ
ップS13)、更に追加したい手順としてレッドグリー
ンテストを指定する(ステップS14)。
たい手順であるレッドグリーンテストを示す図柄が視標
表示欄121に表示され、レッドグリーンテストの文字
が検眼結果表示欄131−5に表示される(ステップS
14)。
21に表示されていた両眼バランステストの図柄は一段
繰り下がって表示され、両眼バランステストの文字も結
果表示欄131−6に繰り下がって表示される(ステッ
プS15)。即ち、新たに追加した手順以降の両眼バラ
ンステスト、加入度テスト等の手順は各々一段ずつ繰り
下がる。
欄131−2乃至131−6は未実行の表示態様(図1
1では斜線を付して示す)で表示される。
10に示すように、「手順を挿入」の他、「手順をコピ
ー」、「手順を切り取り」、「コピー先に手順を挿
入」、「手順を削除」の各項目が表示される。
重複することになるレッドグリーンテストの手順を追加
した場合について説明したが、図示しない自覚式検眼に
関する種々の手順についても同様に追加できることはい
うまでもない。
ムに従った検眼手順に対して新たに重複した又は別の手
順を随時追加することができ、被検眼Eの屈折力等の程
度に応じて最適の手順を実行することが可能となる。
加を行う場合について説明したが、プログラムに基づい
た一連の手順の中から特定の手順を削除する場合につい
ても、上述した場合と同様、削除したいエリアの指定、
メニュー200のうちの「手順の削除」の各操作を行う
ことで同様に実行できる。
2について説明する。上述した実施の形態1では、プロ
グラム検眼を行う場合に本発明を適用した場合の例を示
したが、本発明はこれに限らず、マニュアル検眼、すな
わち、検者が視標選択スイッチ43の中から任意のスイ
ッチを適宜選択することにより検眼を進める場合にも適
用できる。
明する。
実行済みの手順に関する検眼履歴の表示態様を示すもの
である。
実行された各種の検査、例えば、図12に示すように、
レッドグリーンテスト、クロスシリンダーテスト、視力
値テストを意味する各視標の図柄を視標表示欄121に
上から順に3段で表示し、かつ、これらに対応する検眼
結果表示欄131−2、131−3、131−4には、
各々レッドグリーンテスト、クロスシリンダーテスト、
視力値テストの検眼結果の数値データを白色の通常表示
の表示態様で表示する。
表示欄121及びこれらに対応する検眼結果表示欄13
1−5、131−6は、例えばグレー表示等による未実
行表示(図12では斜線を付して示す)としている。
歴の表示態様により、検者は、自己が一連の検眼手順の
うちのいずれの段階までの検眼手順を実行済みかを表示
部10を視認するだけで直ちに把握できる。
択スイッチ群43の中の両眼バランステスト用のスイッ
チを押すと、図13に示すように、4段目の視標表示欄
121に両眼バランステストを意味する図柄が表示さ
れ、また、検眼結果表示欄131−5には両眼バランス
テストの文字が表示される。そして、検眼結果表示欄1
31−5は黒の網掛け(クロス斜線で示す)表示に変わ
る。これと同時に、コントローラCから制御部100を
介して視標提示装置80及び検眼ユニット8に命令信号
が出力され、これにより、視標提示装置80には両眼バ
ランステスト用のチャートが表示される。
覚式検眼における被検者に提示したた視標と、その検眼
段階で検眼結果とを確実に把握でき、再測定の煩雑さを
最小限に抑えることができ、検眼の迅速化を図ることが
できる自覚式検眼装置を提供することができる。
眼段階で提示される視標を図柄のパターン認識により若
しくは視標の名称又は検査の名称により速やかに把握し
つつ自覚式検眼を進行することができる自覚式検眼装置
を提供することができる。
眼段階で提示される視標を図柄のパターン認識により又
は視標の名称、検査の名称の文字認識により把握しつつ
自覚式検眼を進行することができる自覚式検眼装置を提
供することができる。
に行われた各検眼段階での最終的に決定された検眼結果
を把握しつつ後続する自覚式自覚式検眼を進行すること
ができる自覚式検眼装置を提供することができる。
ラムにより定めた手順により被検者の自覚式検眼を順次
実行できる自覚式検眼装置を提供することができる。
覚式検眼の進行状況を視覚を通じて明確に区別しつつ被
検者の自覚式検眼を実行できる自覚式検眼装置を提供す
ることができる。
行済み、実行中、未実行の検査手順を視覚を通じて明確
に区別しつつ被検者の自覚式検眼を実行できる自覚式検
眼装置を提供することができる。
の検眼段階に関する検査手順を再度指定して当該検査手
順をやり直す等の選択を行うことができ、検眼結果の疑
念が生じた場合等に対応できる自覚式検眼装置を提供す
ることができる。
の検眼段階に関する検査手順を再度指定した場合等に視
標提示手段及び前記光学素子配置手段をその検査手順に
対応する状態にすることができ、検者の指定に応じた検
査手順を支障なく実行できる自覚式検眼装置を提供する
ことができる。
正面図である。
るコントローラの操作部及び表示部を示す斜視図であ
る。
る操作部を示す平面図である。
る表示部の検眼進行用画面及び検眼履歴表示画面の表示
例を示す平面図である。
ユニットの概略斜視図である。
系を示すブロック図である。
の表示態様を示す説明図である。
部の表示態様を示す説明図である。
理の流れを示すフローチャートである。
示部の表示態様を示す説明図である。
示部の表示態様を示す説明図である。
ニュアル検眼の場合の表示部の検査手順及び検眼結果の
表示例を示す説明図である。
ニュアル検眼の表示部の検査手順の追加例を示す説明図
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 被検眼に視標を提示する視標提示手段
と、 各鍾の光学素子を保持し、被検者からの応答に応じた該
光学素子を被検眼前に配置する光学素子配置手段と、 被検者からの応答に応じて前記視標提示手段と前記光学
素子配置手段を制御する制御手段と、 前記視標提示手段及び/又は前記光学素子配置手段の状
態を表示する表示手段と、 各検眼段階で提示される視標に関する情報とその視標が
提示された段階での検眼結果とを関連付けて記憶する記
憶手段とを備え、 前記表示手段は、前記視標に関する情報と該検眼結果と
を関連付けて表示することを特徴とする自覚式検眼装
置。 - 【請求項2】 前記検眼段階で提示される情報を、その
視標を示す図柄若しくは名称又はその視標より実行され
る検査の名称とした請求項1記載の自覚式検眼装置。 - 【請求項3】 前記図柄、前記名称又は前記検査の名称
のいずれを表示するかを切替可能としたことを特徴とす
る請求項2記載の自覚式検眼装置。 - 【請求項4】 前記検眼結果は、各検眼段階で最終的に
決定された検眼結果である請求項1記載の自覚式検眼装
置。 - 【請求項5】 所定の手順で視標を提示する検眼プログ
ラムを登録する登録手段を備え、前記表示手段は、該検
眼プログラムが実行される際、該検眼プログラムの実行
手順に沿って表示を行うようにした請求項1記載の自覚
式検眼装置。 - 【請求項6】 前記表示手段は、実行済みの検査手順
と、実行中又実行されていない検査手順とを視覚的に区
別して表示する請求項1又は5に記載の自覚式検眼装
置。 - 【請求項7】 前記表示手段は、実行済みの検査手順、
実行中の検査手順、実行されていない検査手順をそれぞ
れ視覚的に区別して表示する請求項1又は5に記載の自
覚式検眼装置。 - 【請求項8】 表示された検眼段階のうち任意のものを
指定する指定手段を備えた請求項1記載の自覚式検眼装
置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、前記指定手段による指
定動作に応じて、該指定された検眼段階に対応する状態
を再現するように前記視標提示手段及び前記光学素子配
置手段を制御する請求項8記載の自覚式検眼装置。
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