JPH08215146A - 視力表装置の遠隔操作装置 - Google Patents

視力表装置の遠隔操作装置

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JPH08215146A
JPH08215146A JP7024027A JP2402795A JPH08215146A JP H08215146 A JPH08215146 A JP H08215146A JP 7024027 A JP7024027 A JP 7024027A JP 2402795 A JP2402795 A JP 2402795A JP H08215146 A JPH08215146 A JP H08215146A
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JP
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remote control
optotype
chart
control device
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JP7024027A
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Hiroyuki Okada
裕行 岡田
Takeshi Ozawa
剛 小沢
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Topcon Corp
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Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検者が表示装置に呈示される視標を見ること
なく、被検者にどのような視標が呈示され、また呈示さ
れている全ての視標の配列が分かる視力表装置の遠隔操
作装置を提供する。 【構成】 手の平サイズのリモートコントロール本体4
1と、このリモートコントロール本体41に設けられ、
視標が複数行に亘って配列された視標チャートを選択す
る選択スイッチS1〜S30と、リモートコントロール本
体41に設けられ選択スイッチS1〜S30の操作によっ
て選択された視標チャートの信号を赤外光で送信する発
光部42とを備えた視力表装置の遠隔操作装置であっ
て、選択スイッチS1〜S30の操作によって選択された
視標チャートの全ての視標を、被検者に呈示する配列で
表示する表示部43を本体41に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、視標が複数行に亘っ
て配列された視標チャートを選択する選択スイッチを備
え、この選択スイッチによって選択した視標チャートの
視標を被検者に呈示させる視力表装置の遠隔操作装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の視標チャートの内所望
の視標チャートを選択して、この選択した視標チャート
の視標を被検者に呈示させる遠隔操作装置が知られてい
る。
【0003】かかる遠隔操作装置の本体の上面には、複
数の視標チャートの内所望の視標チャートを選択する複
数の選択スイッチが設けられ、この選択スイッチの操作
によって選択された視標チャートの視標を被検者に呈示
させるための信号を赤外光によって送信する送信部が本
体の前面に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遠隔操作装置は本体の上面に複数の選択スイッチが
設けられているだけなので、検者は被検者に呈示される
視標を見ながらその選択スイッチを操作しなければなら
ず、非常に不便であるという問題があった。
【0005】また、近年、省スペース型の視力表装置が
提案されており、この視力表装置にあっては、視標を平
行光束によって被検者に呈示するためその視標を脇から
検者が見ることができず、このため、検者はどのような
視標がどのような配列で呈示されているかが分からない
という問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、検者が表示装置に呈示される視標
を見ることなく、被検者にどのような視標が呈示され、
また呈示されている全ての視標の配列が分かる視力表装
置の遠隔操作装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、手の平サイズのリモートコントロール本
体と、このリモートコントロール本体に設けられ視標が
複数行に亘って配列された視標チャートを選択する選択
スイッチと、前記リモートコントロール本体に設けられ
前記選択スイッチの操作によって選択された視標チャー
トを示す信号を送信する送信部とを備えた視力表装置の
遠隔操作装置であって、前記選択スイッチの操作によっ
て選択された視標チャートに示されている全ての視標
を、被検者に呈示する配列で表示する表示部を前記リモ
ートコントロール本体に設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この本発明は、上記構成により、表示部には選
択スイッチの操作によって選択された視標チャートの全
ての視標が被検者に呈示する配列で表示される。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係わる視力表装置の遠隔操
作装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図1は検眼システムを示したものであり、
図1において、1はアーム2に保持された自覚式検眼装
置である。アーム2はロッド3に支持され、ロッド3は
テーブル4に設けたパイプ5に嵌入されており、ロッド
3はパイプ5に対して上下動可能に且つ回動可能となっ
ている。ロッド3の上下動により検眼装置1を被検者の
目の高さ位置に調整可能となっている。
【0011】10は被検者に視標を呈示する視標装置で
あり、この視標装置10は図2に示すようにボックス1
1とこのボックス11の上に上下動可能に設けられた筺
体12とを有している。ボックス11の前面11aには
赤外光を受光する受光部13が設けられており、筺体1
2の前面12aには視標を呈示するための窓14と赤外
光を受光する上下方向に配列された複数の受光素子15
aからなるライン受光部15が設けられている。
【0012】筺体12内には、図3に示すように、視標
照明光学系22と凹面鏡23とが設けられている。視標
照明光学系22は光源24、コンデンサレンズ25、拡
散板26、回転板27、偏光板28が設けられている。
また、3つのマスクM1〜M3が設けられており、各マス
クM1〜M3は光路へ挿入可能となっており、さらに、光
路へ挿入されたマスクM1〜M3は上下左右に移動可能と
なっている。マスクM1〜M3の上下左右方向の移動によ
り、後述する視標チャートの内特定の視標のみが呈示さ
れることとなる。
【0013】回転板27には、周方向に沿って複数の視
標チャートFが設けられており、各視標チャートFに
は、それぞれ異なる視標組が形成されている。回転板2
7はステッピングモータ30(図 参照)によって回転
され、所定の視標チャートFが視標照明光学系22の光
路に挿入される。31は回転板27の回転位置を検出す
るエンコーダである。
【0014】拡散板26は照明光をやわらげるために使
用され、視標チャートFは拡散板26を介して照明され
る。
【0015】偏光板8は回転板27の近傍に設けられて
いる。この偏光板28は両眼視機能検査のときに視標照
明光学系22の光路に挿入される。
【0016】凹面鏡23と視標照明光学系22との間に
は、半透鏡29が照明光学系22の光軸Oに対して45
度の角度で配置されている。
【0017】視標チャートFに形成された視標は半透鏡
29を透過して凹面鏡23に投影され、この凹面鏡23
により反射されて平行光束となって再び半透鏡29に向
けられ、この半透鏡29により反射され窓14を介して
被検者に視標が呈示されることとなる。
【0018】図4は、視標装置の制御系の構成を示した
ブロック図であり、32はステッピングモータ30を駆
動するドライバ、33は筺体12を上下動させるモータ
36を駆動させるドライバ、34は光源24を点灯させ
るドライバ、35はマスクM1〜M3を光路に挿入した
り、光路に挿入したマスクM1〜M3を左右上下方向に移
動させたりする駆動部37を駆動させるドライバであ
る。駆動部37は例えばソレノイド等から構成される。
【0019】38は受光部13,15からの受光信号に
基づいて各ドライバ32〜35を制御するCPU等から
なる制御装置である。この制御装置38による各ドライ
バ32〜35の制御により、回転板27を回転させて所
望の視標チャートFを光路に挿入してそのチャートの視
標組を呈示したり、呈示された視標組の視標にマスクを
かけたり、筺体12を被検者の目の高さ位置へ移動させ
たりするものである。
【0020】また、図1において40は被検者に呈示す
る視標チャートを選択したり他の操作を行う遠隔操作装
置であり、この遠隔操作装置40の本体41には、図5
および図6に示すように、前面から側部に亘って発光部
42が設けられている。発光部42は180度の範囲に
亘って赤外光を射出するようになっている。
【0021】本体41の上面41aには、液晶からなる
表示部43と操作部44とが設けられており、操作部4
4には、各視標チャートを選択する選択スイッチS1〜
S30と、プログラムを選択するプログラムスイッチS31
と、プログラムを実行する実行スイッチS32,S33と、
プログラムの最初に戻るリセットスイッチR1と、被検
者の目の高さ位置に筺体12を上下動させるためのアラ
イメントスイッチS34と、光源24を消灯するライトス
イッチS35と、マスクM1〜M3を選択するマスクスイッ
チK1〜K3と、マスクM1〜M3を上下左右に移動させる
移動スイッチK4〜K7と、プログラム作成スイッチK8
と、作成中のプログラムを取り消すリセットスイッチK
9と、視力値入力スイッチK10と、入力した視力値を転
送する転送スイッチK11とが設けられている。
【0022】また、本体41の上面41aには、図7お
よび図8に示すように、各選択スイッチS1〜S30に対
応したチャートを示すシールJ…が貼られている。
【0023】図9は、遠隔操作装置40の制御系の構成
を示したブロック図であり、50は各選択スイッチS1
〜S30に対応したチャートの内容を示すデータや測定順
序を示したプログラム等を記憶したROM、51,52
は発光部42,表示部43を駆動させるドライバであ
る。53は各スイッチS1〜S30,K1〜K11の操作等に
基づいて各ドライバ51,52を制御して発光部42の
発光や表示部43の表示を行なわせるCPU等からなる
制御装置である。
【0024】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0025】先ず、被検者の目の高さ位置に遠隔操作装
置40を水平に保ってアライメントスイッチS34を押す
と発光部42からアライメント用の赤外光が射出され
て、視標装置10のライン受光部15に受光される。
【0026】視標装置10の制御装置38は、発光部4
2と同じ高さ位置のライン受光部15の受光素子15a
が最大受光量となることから目の高さを求め、これに基
づいてドライバ33を駆動制御することによりモータ3
6を回転させて、筺体12を目の高さ位置へ移動させ
る。また、制御装置38はドライバ34を駆動して光源
24を点灯させる。制御装置38は、遠隔操作装置40
の選択スイッチS1〜S30のいずれかが最初に押される
と光源24を点灯させる。また、検査を開始してから1
0分が経過すると自動的に光源24は消灯するようにな
っている。しかし、後述するプログラムにる検査を行っ
ている場合には、最初に行う1番チャートに戻るように
設定されている。
【0027】次に、例えば遠隔操作装置40の選択スイ
ッチS1を押すと、制御装置53は選択スイッチS1に対
応したチャートのデータをROM50から読み出し、こ
のデータに基づいてドライバ51,52を駆動制御す
る。ドライバ52の駆動により、表示部43には図10
に示すランドルト環L1と視力値「0.05」が表示され
る。また表示部43のエリア43aには測定開始からの
経過時間が表示される。
【0028】この経過時間の表示により、特に被検者が
年輩者の場合疲労が早いので休憩時間を与えてから再度
検査を行った方がよいかを的確に判断することができ
る。
【0029】一方、ドライバ51の駆動により発光部4
2から赤外光が射出され、この赤外光によって上記デー
タが送信される。
【0030】発光部42から射出された赤外光は視標装
置10の受光部13によって受光され、制御装置38は
受光部13が出力する受光信号から上記データを読みと
り、このデータに基づいてドライバ32を駆動制御す
る。ドライバ32の駆動制御によりステッピングモータ
30が回転して回転板27が回転される。回転板27の
回転により、選択スイッチS1に対応した視標チャート
Fが光路に挿入されると、制御装置38はステッピング
モータ30の回転を停止させる。
【0031】上記視標チャートFの光路への挿入によ
り、図11に示すように、ランドルト環Q1と視力値
「0.05」が視標装置10の窓14から呈示される。
被検者はその窓14から呈示される視標であるランドル
ト環Q1を検眼装置1を介してみることとなる。
【0032】同様にして、遠隔操作装置40の選択スイ
ッチS2を押すと、表示部43には、図12に示すよう
に、選択スイッチS2に対応したチャートの視標組のラ
ンドルト環L2,L3が視力値「0.1」「0.15」とと
もに表示される。他方、視標装置10の窓14から、選
択スイッチS2に対応したチャートの視標組のランドル
ト環Q2,Q3および視力値「0.1」「0.15」が図1
3に示すように呈示される。
【0033】また、同様にして、例えば選択スイッチS
6を押すと、遠隔操作装置40の表示部43には、図1
4に示すように、選択スイッチS6に対応したチャート
の視標組のランドルト環L4〜L6が視力値「1.2」
「1.5」「2.0」とともに表示され、視標装置10の
窓14から、選択スイッチS6に対応したチャートの視
標組のランドルト環Q4〜Q6および視力値「1.2」
「1.5」「2.0」が図15に示すように呈示される。
【0034】このように、遠隔操作装置40の表示部4
3には、視標装置10によって呈示されている全ての視
標が、呈示される配列と同じ配列で表示されるので、検
者は視標装置10によって呈示された視標を脇から見る
ことができなくとも被検者と同じものを見ることがで
き、これにより被検者がどの視標を見て答えているかが
認識することができ、このため、迅速な検査が可能とな
るとともに検査の誤認を防止することができる。
【0035】さらに、表示部43に全ての視標が呈示さ
れる配列と同じ配列で表示されることにより、視認する
次の視標を的確に指示することができる。
【0036】呈示されている視標にマスクをかける場合
には、例えば、マスクスイッチK1を押す。これによ
り、遠隔操作装置40の表示部43には、図16に示す
ように、マスクがかけられるランドルト環が反転表示さ
れる。
【0037】他方、マスクスイッチK1が押されたこと
により、遠隔操作装置40の発光部43から赤外光によ
るマスク信号が送信される。視標装置10の受光部13
がその赤外光を受光し、制御装置38は受光部13が出
力する受光信号から上記マスク信号を読みとり、このマ
スク信号に基づいてドライバ35を駆動制御する。ドラ
イバ35の駆動制御により、マスクM1が光路に挿入さ
れて図15に示すランドルト環の内、縦方向の列である
左から3列目のランドルト環L4〜L6のみが呈示され、
他の列のランドルト環にはマスクがかかり呈示されな
い。
【0038】マスクM1の左右方向の移動は、遠隔操作
装置40の移動スイッチK4,K5を操作することによっ
て行う。例えば、図16の表示状態から移動スイッチK
5を押せば、遠隔操作装置40の表示部43には、4列
目のランドルト環のみが通常通り表示され、他の列のラ
ンドルト環が反転表示される。
【0039】また、移動スイッチK5の操作により、遠
隔操作装置40の発光部43から赤外光による移動信号
が送信される。視標装置10の受光部13がその赤外光
を受光し、制御装置38は受光部13が出力する受光信
号から上記移動信号を読みとり、この移動信号に基づい
てドライバ35を駆動制御する。ドライバ35の駆動制
御により、マスクM1が左方向に移動されて、図15に
示す4列目のランドルト環L7〜L9のみが呈示され、他
の列のランドルト環にはマスクがかかり呈示されないこ
ととなる。
【0040】そして、移動スイッチK4,K5の操作によ
り、呈示する視標の列を任意に選択することできる。
【0041】同様にして、マスクスイッチK2を操作す
ると、遠隔操作装置40の表示部43には、図17に示
すように、上から2行目のランドルト環が通常通り表示
され、他の行のランドルト環が反転表示される。そし
て、視標装置10では、図15に示す上から2行目のラ
ンドルト環L10,L11,L5,L8のみが呈示され、他はマ
スクがかけられて呈示されないこととなる。
【0042】そして、移動スイッチK6,K7の操作によ
り、呈示する視標の行を任意に選択するものである。
【0043】同様に、マスクスイッチK3を操作する
と、遠隔操作装置40の表示部43には、図18に示す
ように、上から2行目且つ左から3列目のランドルト環
のみが通常通り表示され、他の全てのランドルト環が反
転表示される。そして、視標装置10では、図15に示
す上から2行目且つ3列目のランドルト環L5のみが呈
示され、他の視標は全てマスクがかかり呈示されない。
【0044】そして、移動スイッチK4〜K7の操作によ
り、呈示する1つの視標を任意に選択するものである。
【0045】このように、遠隔操作装置40の表示部4
3に表示されるランドルト環の反転表示により、呈示さ
れている視標にどのようにマスクがかかっていかが分か
るので、検査の迅速化を図ることができるとともに、検
査の誤認を防止することができる。
【0046】さらに、表示部43に全ての視標が呈示さ
れる配列と同じ配列で表示されることにより、視認する
次の視標を的確に呈示することができる。
【0047】遠隔操作装置40の他の選択スイッチS3
〜S5,S7〜S30を操作した場合も、同様に、表示部4
3に各選択スイッチに対応したチャートが表示され、視
標装置10により窓14からそれらチャートが呈示され
る。
【0048】そして、図17または図18に示すマスク
がかけられている場合、被検者が呈示されている視標を
認識した際、遠隔操作装置40の視力値入力スイッチK
10を押すと、呈示されている視標の視力値が図17に示
すように表示部43に表示される。この視力値は、視力
値入力スイッチK10を押す毎に書き換えられていくが、
視力値が下がる場合には元の値が保持される。そして、
転送スイッチK11を押すと、表示されている視力値のデ
ータが検眼装置1へ転送される。この場合、検査したデ
ータを検眼装置1側でプリントアウトするようにしても
よい。
【0049】視力値の表示は、操作部44に左右眼を認
識するスイッチを設けて、図19に示すように、検査中
の左右眼の表示と、終了した左右眼の視力をも表示する
ようにしてもよい。
【0050】プログラムで検査する場合には、プログラ
ムスイッチS31を押す。このプログラムスイッチ31は
押す毎にプログラムP1とプログラムP2と通常の検査と
が交互に切り換わっていく。例えば、プログラムスイッ
チS31によりプログラムP1が選択された場合、プログ
ラムP1の最初に行うチャートが表示部43に表示され
るとともに、視標装置10によってそのチャートが呈示
される。そして、スイッチS32を押す毎に検査を行うチ
ャートが表示部43に順次表示されていくとともに、視
標装置10によってそれらチャートが順次呈示される。
これらチャートにしたがって検査を行う。スイッチ33を
押せば前のチャートが表示され、視標装置10によって
前のチャートが呈示される。
【0051】また、表示部43には、チャートの他に検
査項目数や何番目の検査を行っているかの情報が表示さ
れる。これにより、検者はどの視力情報の検査をしてい
るのか、何番目の検査を行っているかが一目で確認でき
る。
【0052】検査プログラムを作成する場合には、プロ
グラム作成スイッチK8を押す。これにより、遠隔操作
装置40の表示部43の右側半分に、プログラムの作成
を行う操作手順が表示され、表示部43の左半分に選択
スイッチS1〜S30を押したときのチャートが表示され
る。これにより、チャートを確認しながら確実にプログ
ラムを作成することができる。
【0053】図20は他の実施例を示したものである。
この実施例では、シールJのチャートを簡略表示したも
のであり、例えば、図21に示すように視標が文字であ
れば、文字と視力値を、視標がランドルト環であればラ
ンドルの文字と視力値をシールJに表示し、これによ
り、シールJの幅Hを小さくして、表示部43を大きく
とれるようにしたものである。このようにシールJのチ
ャートを簡略表示しても表示部43にはチャートが表示
されるので、検査を適正に行うことができる。
【0054】上記実施例では、表示部43に表示される
ランドルト環は視力値に拘らず同じ大きさであるが、視
力値に応じて小さく表示するようにして、感覚的に視力
値を認識できるようにしてもよい。なお、表示部43が
小さい場合には、同じ大きさで視標を表示した方が、視
力値の大きい視標がつぶれて見づらくなってしまうとい
う不具合が生じない。
【0055】
【効果】この発明は、以上説明したように構成したの
で、遠隔操作装置の表示部には、選択スイッチの操作に
よって選択された視標チャートの全ての視標が被検者に
呈示する配列で表示される。これにより、検者は被検者
と同じものを見ることができ、被検者がどの視標を見て
答えているかが認識することができ、このため、迅速な
検査が可能となるとともに検査の誤認を防止することが
できる。さらに、視認する次の視標を的確に指示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる検査システムの全体構成を示
す斜視図である。
【図2】図1の視標装置を示す正面図である。
【図3】視標装置の光学系の配置関係を示した光学配置
図である。
【図4】視標装置の制御系の構成を示したブロック図で
ある。
【図5】図1に示す遠隔操作装置を示した平面図であ
る。
【図6】図5の遠隔操作装置を示した側面図である。
【図7】遠隔操作装置の操作部の一部拡大図である。
【図8】遠隔操作装置の操作部の一部拡大図である。
【図9】遠隔操作装置の制御系の構成を示したブロック
図である。
【図10】遠隔操作装置の表示部に表示されたチャート
を示した説明図である。
【図11】視標装置によって呈示されたランドルト環を
示した説明図である。
【図12】遠隔操作装置の表示部に表示されたチャート
を示した説明図である。
【図13】視標装置によって呈示されたランドルト環を
示した説明図である。
【図14】遠隔操作装置の表示部に表示されたチャート
を示した説明図である。
【図15】視標装置によって呈示されたランドルト環を
示した説明図である。
【図16】マスクをかけた際に、遠隔操作装置の表示部
に表示される状態を示した説明図である。
【図17】マスクをかけた際に、遠隔操作装置の表示部
に表示される状態を示した説明図である。
【図18】マスクをかけた際に、遠隔操作装置の表示部
に表示される状態を示した説明図である。
【図19】遠隔操作装置の表示部に表示される他の例を
示した説明図である。
【図20】他の実施例の遠隔操作装置を示した平面図で
ある。
【図21】(a)シールにチャートを簡略して示した一例
を示す説明図である。 (b)シールにチャートを簡略して示した他の例を示す説
明図である。
【符号の説明】
41…本体(リモートコントロール本体) 42…発光部(送信部) 43…表示部 S1〜S30…選択スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手の平サイズのリモートコントロール本
    体と、このリモートコントロール本体に設けられ視標が
    複数行に亘って配列された視標チャートを選択する選択
    スイッチと、前記リモートコントロール本体に設けられ
    前記選択スイッチの操作によって選択された視標チャー
    トを示す信号を送信する送信部とを備えた視力表装置の
    遠隔操作装置であって、 前記選択スイッチの操作によって選択された視標チャー
    トに示されている全ての視標を、被検者に呈示する配列
    で表示する表示部を前記リモートコントロール本体に設
    けたことを特徴とする視力表装置の遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 前記リモートコントロール本体は、被検
    者に呈示する視標チャートの視標にマスクをかけるため
    のマスクスイッチを備え、 前記表示部は、前記マスクスイッチの操作によって被検
    者に呈示する視標チャートの視標にマスクがかけられた
    際、表示している視標チャートの視標のうち、マスクが
    かけらていない視標を反転表示することを特徴とする請
    求項1の視力表装置の遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、被検者の視力情報等を表
    示する表示エリアを有することを特徴とする請求項1の
    視力表装置の遠隔操作装置。
JP7024027A 1995-02-13 1995-02-13 視力表装置の遠隔操作装置 Pending JPH08215146A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002209850A (ja) * 2001-01-23 2002-07-30 Topcon Corp 自覚式検眼装置
JP2008245673A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Topcon Corp 自覚式検眼装置
KR101066034B1 (ko) * 2009-06-04 2011-09-20 주식회사 포텍 자동 시력표와 리모콘의 통신채널 설정 방법
KR101227594B1 (ko) * 2011-01-31 2013-02-06 주식회사 바이오메카 시력검사장치
JP2018164828A (ja) * 2018-08-06 2018-10-25 株式会社トプコン 自覚式検眼装置
JP2021045612A (ja) * 2020-12-14 2021-03-25 株式会社トプコン 眼科検査システム

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