JP2002252549A - 多重モード圧電フィルタ - Google Patents

多重モード圧電フィルタ

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JP2002252549A
JP2002252549A JP2001049576A JP2001049576A JP2002252549A JP 2002252549 A JP2002252549 A JP 2002252549A JP 2001049576 A JP2001049576 A JP 2001049576A JP 2001049576 A JP2001049576 A JP 2001049576A JP 2002252549 A JP2002252549 A JP 2002252549A
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electrode
terminal
piezoelectric substrate
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JP2001049576A
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Kiminori Kouno
公訓 河野
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Daishinku Corp
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Daishinku Corp
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平衡型として使用可能な4ポールMCFを実
現し、外部ノイズによる悪影響を回避する。 【解決手段】 圧電基板1と、これを収容するパッケー
ジ体8を有した4ポール型の多重モード圧電フィルタで
あって、パッケージ体には、圧電基板の前記各電極を外
部回路に導出する接続端子が独立して形成されており、
各電極が第1〜第6接続端子に接続されるとともに、第
1・第3と、第2・第4の各接続端子がパッケージ体の
対向する位置に形成され、第1と第4、第2と第3の各
接続端子がパッケージ体の重心に対して対角する位置に
形成されており、第5と第6の接続端子が外部回路にて
共通接続されて平衡型に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の無線
機器に用いられ、例えば水晶フィルタ(MCF)に代表
される多重モード圧電フィルタに係る。特に、本発明
は、平衡型の4ポール多重モード圧電フィルタを実現す
るための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、多重モード圧電フィルタの一
種として上記MCFが知られている(例えば特開平9−
46170号公報)。以下、このMCFの構成について
説明する。図5は4ポールMCFと呼ばれる多重モード
圧電フィルタを示している。このフィルタは、圧電基板
としての水晶基板101の一主面S101(図5におけ
る上側の面)及び他主面S102(図5における下側の
面)に、複数の電極102〜107が形成されて構成さ
れている。つまり、一主面S101には、入力電極10
2と第1電極103が所定のギャップを開けて形成さ
れ、第2電極104及び出力電極105が所定のギャッ
プを開けて形成されている。一方、他主面S102に
は、前記入力電極と第1電極の電極対に対向して第1ア
ース電極106が形成され、前記第2電極と出力電極の
電極対に対向して第2アース電極107が形成されてい
る。
【0003】この4ポールMCFはパッケージ体2に形
成された4つの接続端子111〜114を有している。
第1接続端子111には配線を介して入力電極102
が、第2接続端子112には配線を介して出力電極10
5がそれぞれ接続している。第3接続端子113には配
線を介してアース電極106が、第4接続端子114に
は配線を介してアース電極107がそれぞれ接続されて
おり、この第3接続端子113と第4接続端子114は
配線115を介して共通接続されている。前記第1電極
103と前記第2電極104とは、配線を介して外部回
路にてお互いに共通接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでの
一般的な4ポールMCFは、各アース電極106、10
7が、第3接続端子113及び第4接続端子114と配
線を介して共通接続されている不平衡型であった。その
ため、第3接続端子113(または第4接続端子11
4)側から外部ノイズが入り込んだ場合に、共通接続配
線115を介して第4接続端子114(または第3接続
端子113)側に外部ノイズが伝わってしまい、外部ノ
イズの影響を受けやすくなるといった不具合があった。
【0005】一般に、平衡型のデバイスと不平衡型のデ
バイスとを比較した場合、平衡型のデバイスは、各端子
がアースされないため外部ノイズが遮断でき、また、消
費電力の削減を図ることができる。更に、接続される部
品が平衡型である場合には、平衡部品と不平衡部品とを
マッチングさせる変換回路等の個別の部品を必要としな
いといった種々の利点がある。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、平衡型として使用可
能な4ポールMCFを実現し、外部ノイズによる悪影響
を回避して高性能の4ポールMCFを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧電基板と、この圧電基板を収容するパ
ッケージ体を有し、圧電基板の主面には、入力電極と第
1電極とが所定のギャップを開けて成された第1電極
対、この第1電極対に圧電基板を介して対向する第3電
極、出力電極と第2電極とが所定のギャップを開けて成
された第2電極対、この第2電極対に圧電基板を介して
対向する第4電極が形成された4ポール型の多重モード
圧電フィルタであって、パッケージ体には、圧電基板の
前記各電極を外部回路に導出する接続端子が独立して形
成されており、入力電極が第1接続端子に接続され、第
4電極が第2接続端子に接続され、第3電極が第3接続
端子に接続され、出力電極が第4接続端子に接続される
とともに、第1接続端子と第3接続端子、第2接続端子と
第4接続端子とがお互いにパッケージ体の対向する位置
に形成され、第1接続端子と第4接続端子、第2接続端
子と第3接続端子とがお互いにパッケージ体の重心に対
して対角する位置に形成されており、第1電極が第5接
続端子に接続され、第2電極が第6接続端子に接続され
るとともに、第5接続端子と第6接続端子が外部回路に
て共通接続され、この共通接続する共通接続端子がコン
デンサを介して接地されて平衡型に構成されていること
を特徴とする。
【0008】この特定事項により、圧電基板の入力電極
に接続される第1接続端子と圧電基板の出力電極に接続
される第4接続端子、圧電基板の第4電極に接続される
第2接続端子と圧電基板の第3電極に接続される第3接
続端子とを具備し、第1接続端子と第3接続端子、第2接
続端子と第4接続端子とがお互いにパッケージ体の対向
する位置に形成され、それぞれパッケージ体の重心に対
して対角する位置に配し、かつ前記各接続端子が独立し
て形成されるとともに、第1電極に接続される第5接続
端子と第2電極に接続される第6接続端子とが外部回路
にて共通接続され、この共通接続する共通接続端子がコ
ンデンサを介して接地されている構成を採用し、4ポー
ルMCF特有の急峻なフィルタ特性が得られる平衡型の
多重モード圧電フィルタを実現することが可能となっ
た。このため、第2接続端子に接続されている第4電極
と、第3接続端子に接続されている第3電極とが別々に
配線されるので、これら端子間を外部ノイズが伝わって
しまうといった状況を回避できる。
【0009】第2の解決手段は、上記第1の解決手段に
おいて、パッケージ体には、圧電基板の電磁気的な遮蔽
を行い、かつ圧電基板の前記各電極と接続されないシー
ルド構成部を具備してなり、このシールド構成部は、前
記各接続端子とは独立的に形成されたアース端子を介し
て接地されていることを特徴とする。
【0010】この特定事項により、上述の作用効果に加
えて、圧電基板の電極にアース端子が接続されない平衡
型の多重モード圧電フィルタにおけるEMS対策、保証
減衰量特性の改善が実現できる。
【0011】第3の解決手段は、上記第2の解決手段に
おいて、パッケージ体は、平面方形状からなり、圧電基
板の前記各電極を外部回路に導出する第1接続端子から
第6接続端子と、パッケージ体のシールド構成部を接地
する第1アース端子および第2アース端子とを具備して
なり、前記第1接続端子と第3接続端子とが第1の辺に
形成され、この第1の辺と対向する第3の辺に前記第2
接続端子と第4接続端子とが形成されており、前記第1
の辺の一方に隣接する第2の辺に前記第5接続端子と第
1アース端子とが形成され、当該第2の辺と対向する第
4の辺に第6接続端子と第2アース端子が形成されると
ともに、第1接続端子と第4接続端子、第2接続端子と
第3接続端子、第5接続端子と第6接続端子、第1アー
ス端子と第2アース端子とが、それぞれお互いにパッケ
ージ体の重心に対して対角する位置に形成されてなるこ
とを特徴とする。
【0012】この特定事項により、上述の作用効果に加
えて、入力電極用接続端子と出力電極用接続端子を対角
する位置に対向して形成することでお互いの距離を隔離
させ、入出力電極の間での電気力線による結合を防止す
るとともに、二つのアース端子を対角する位置に対向し
て形成することで、パッケージ体の電磁波シールド効果
をより向上させることができる。従って、小型化された
表面実装用のパッケージ体において、多重モード圧電フ
ィルタの保証減衰量特性を飛躍的に向上させることがで
きる。
【0013】第4の解決手段は、上記第1〜3の解決手
段において、第1接続端子が入力側バラントランスの一
接続端子に接続されており、第3接続端子が入力側バラ
ントランスの他接続端子に接続されており、第2接続端
子が出力側バラントランスの一接続端子に接続されてお
り、第4接続端子が出力側バラントランスの他接続端子
に接続されていることを特徴とする。
【0014】この特定事項により、上述の作用効果に加
えて、平衡部品として構成された多重モード圧電フィル
タを不平衡部品と接続する際に、バラントランスによっ
て両者のマッチングを図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。以下の実施形態1及び実施形態2は、本発
明によって平衡型4ポールMCFを実現した場合であ
る。
【0016】(実施形態1)まず、本発明の実施形態1
について図面を参照しつつ説明する。図1は、本形態に
係る平衡型4ポールMCFを示し、蓋を取り除いた状態
の平面図であり、図2は、図1の蓋を取り付けた状態の
A−A線に沿う断面図である。
【0017】本平衡型4ポールMCFは、圧電基板1
と、この圧電基板1の外面に形成された各電極、つまり
入力電極2、出力電極3及び補助電極としての第1電極
〜第4電極4,5,6,7とを備えている。圧電基板1
の一主面S1には、入力電極2と、第1電極4が所定の
ギャップを開けて形成され、第2電極5及び出力電極3
が所定のギャップを開けて形成されている。一方、圧電
基板1の他主面S2には、圧電基板1を介して、前記入
力電極と第1電極の電極対に対向して第3電極6が形成
され、前記第2電極と出力電極の電極対に対向して第4
電極7が形成されている。
【0018】パッケージ体は、平面方形状からなり、例
えば、セラミック多層技術を用いてピットが形成された
ベース基板8と金属製の蓋9とから構成されている。ベ
ース基板には、メタライズなどの方法により、前記圧電
基板の各電極を外部回路へ導出する6つの接続端子1
1,12,13,14,15,16とアース端子17,
18がそれぞれ独立して形成され、同じくメタライズの
手法により、ベース基板の底面側にシールド電極85が
形成されているとともに、蓋体との封止部分にシーム封
止用のコバールリングCRが設けられている。なお、パ
ッケージ体を構成する金属製の蓋9とベース基板8の底
面側に形成されたシールド電極85とが、前記圧電基板
の上下面側の電磁気的な遮蔽を行うシールド構成部を成
しており、前記アース端子17,18を介して共通して
接地される。
【0019】このパッケージ体における接続端子とアー
ス端子の配置として、前記第1接続端子11と第3接続
端子13とがベース基板8の第1の辺81に形成され、
この第1の辺と対向する第3の辺83に前記第2接続端
子12と第4接続端子14とが形成されており、前記第
1の辺の一方に隣接する第2の辺82に前記第5接続端
子15と第1アース端子17とが形成され、当該第2の
辺と対向する第4の辺84に第6接続端子16と第2ア
ース端子18が形成されている。さらに、第1接続端子
11と第4接続端子14、第2接続端子12と第3接続
端子13、第5接続端子15と第6接続端子16、第1
アース端子17と第2アース端子18とが、それぞれお
互いにパッケージ体の重心に対して対角する位置に形成
されている。
【0020】前記パッケージ体のベース基板に搭載され
た圧電基板は、導電性接合材Dを介して、第1接続端子
11と入力電極2が接続され、第2接続端子12と第4
電極7が接続され、第3接続端子13と第3電極6が接
続され、第4接続端子14と出力電極3が接続され、第
5接続端子15と第2電極5が接続され、第6接続端子
16と第1電極4が接続されている。また、第5接続端
子15と第6接続端子16とは、外部回路の配線Lによ
り共通接続されつつ、外部コンデンサCを介して接地さ
れている。
【0021】そして、この平衡型4ポールMCFを携帯
電話等の携帯用無線機器に組み込む場合には、図1に示
すように、第1接続端子11を入力側バラントランス2
1の一接続端子に接続し、第3接続端子13を入力側バ
ラントランス21の他接続端子に接続する。また、第2
接続端子12を出力側バラントランス22の一接続端子
に接続し、第4接続端子14を出力側バラントランス2
2の他接続端子に接続する。
【0022】尚、図1は、平衡型4ポールMCFに接続
される部品(IC部品等)が不平衡部品である場合の組
み込み状態を示している。つまり、各バラントランス2
1,22によって平衡部品(本平衡型4ポールMCF)
と不平衡部品との接続を行っている。従って、平衡型4
ポールMCFに接続される部品が平衡部品である場合に
は各バラントランス21,22は不要になる。
【0023】このように、本形態の平衡型4ポールMC
Fは、第2接続端子12に接続されている第4電極7
と、第3接続端子13に接続されている第3電極6とが
別々に配線されている。このため、例えば、第2接続端
子12(または第3接続端子13)から平衡型4ポール
MCFに入り込んだ外部ノイズが第3接続端子13(ま
たは第2接続端子12)に伝わることを防止できる。
【0024】更に、本実施形態の平衡型4ポールMCF
は、入力電極2と出力電極3とを除く補助電極である第
1電極4及び第2電極5と、第3電極6及び第4電極7
とが、それぞれ独立して第2接続端子12、第3接続端
子13、第5接続端子15または第6接続端子16に接
続されている。そのため、第3接続端子13を入力側バ
ラントランス21の他接続端子に接続し、第2接続端子
12を出力側バラントランス22の一接続端子に接続し
て、平衡型4ポールMCFとして使用することができ
る。
【0025】このようにして、4ポールMCFを平衡型
にできるため、上述したように外部ノイズが遮断でき、
MCFの高性能化を図ることができる。そればかりでな
く、平衡部品本来の特徴である消費電力の削減も図るこ
とができる。また、接続される部品が平衡型である場合
には、バラントランスが不要になり、携帯用無線機器に
組み込む際のMCFの設置スペースが縮小化でき、これ
によって携帯用無線機器の小型化に寄与することができ
る。
【0026】(実施形態2)次に、本発明の実施形態2
について図面を参照しつつ説明する。
【0027】図3は、本形態に係る平衡型4ポールMC
Fを示し、蓋を取り除いた状態の平面図である。本実施
形態における平衡型4ポールMCFは、上述の実施形態
1における平衡型4ポールMCFと比較すると、圧電基
板を、前記入力電極2と第1電極4の電極対と第3電極
6による第1の対向領域と、前記第2電極5と出力電極
3の電極対と第4電極7による第2の対向領域とで、別
々に圧電基板を構成し、第1の圧電基板1A、第2の圧
電基板1Bを具備している点のみが異なっており、お互
いの対向領域における音響的結合をより防止しやすい形
態となっている。なお、その他の部位に関しては上述の
実施形態1における平衡型4ポールMCFと同様である
ので詳しい説明を省略する。
【0028】この平衡型4ポールMCFも、上述の実施
形態1における平衡型4ポールMCFと同様に、第2接
続端子12に接続されている第4電極7と、第3接続端
子13に接続されている第3電極6とが別々に配線され
ているので、第2接続端子12(または第3接続端子1
3)から平衡型4ポールMCFに入り込んだ外部ノイズ
が第3接続端子13(または第2接続端子12)に伝わ
ることを防止できる。
【0029】(他の実施形態)上述した各実施形態では
各対向領域を成す振動領域の配置方向と各対向領域の電
極対の配置方向とを同一としたものを説明したが、これ
に限らず、図4に示すように、(a)各対向領域を成す
振動領域の配置方向と各対向領域の電極対の配置方向と
が直交するものであってもよいし、(b)各対向領域の
電極対の配置方向が直交するものであってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
4ポール多重モード圧電フィルタを構成する電極のうち
入力電極と出力電極、各領域を共通接続する第1電極と
第2電極を除いた第3電極と第4電極が2分割されてお
り2つの接続端子に独立に接続されているので、外部ノ
イズが遮断できるとともに、4ポールMCF特有の急峻
なフィルタ特性が得られる平衡型フィルタとして使用可
能な多重モード圧電フィルタを提供できる。このため、
外部ノイズの遮断に伴うフィルタの高性能化を図ること
ができる。また、平衡部品本来の特徴である消費電力の
削減も図ることができる。
【0031】特許請求項2により、上述の作用効果に加
えて、圧電基板の電極にアース端子が接続されない平衡
型の多重モード圧電フィルタにおけるEMS対策、保証
減衰量特性の改善が実現できる。
【0032】特許請求項3により、上述の作用効果に加
えて、入力電極用接続端子と出力電極用接続端子を対角
する位置に対向して形成することでお互いの距離を隔離
させ、入出力電極の間での電気力線による結合を防止す
るとともに、二つのアース端子を対角する位置に対向し
て形成することで、パッケージ体の電磁波シールド効果
をより向上させることができる。従って、小型化された
表面実装用のパッケージ体において、多重モード圧電フ
ィルタの保証減衰量特性を飛躍的に向上させることがで
きる。
【0033】特許請求項4により、上述の作用効果に加
えて、フィルタの各端子にバラントランスを接続させた
場合には、平衡部品として構成された多重モード圧電フ
ィルタを不平衡部品と接続する際に、このバラントラン
スによって両者のマッチングを図ることができ、多重モ
ード圧電フィルタの適用範囲の拡大化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る平衡型4ポールMCFを示す
平面図である。
【図2】実施形態1に係る平衡型4ポールMCFを示す
断面図である。
【図3】実施形態2に係る平衡型4ポールMCFを示す
平面図である。
【図4】他の実施形態に係る平衡型4ポールMCFを示
す平面図である。
【図5】従来の4ポールMCFの一例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1、1A、1B、101 圧電基板(水晶基板) 2 入力電極 3 出力電極 4 第1電極 5 第2電極 6 第3電極(入力側電極対対向電極) 7 第4電極(出力側電極対対向電極) 8 パッケージ体のベース基板 9 パッケージ体の蓋 11 第1接続端子 12 第2接続端子 13 第3接続端子 14 第4接続端子 15 第5接続端子 16 第6接続端子 17 第1アース端子 18 第2アース端子 21 入力側バラントランス 22 出力側バラントランス S1 一主面 S2 他主面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板と、この圧電基板を収容するパ
    ッケージ体を有し、圧電基板の主面には、入力電極と第
    1電極とが所定のギャップを開けて成された第1電極
    対、この第1電極対に圧電基板を介して対向する第3電
    極、出力電極と第2電極とが所定のギャップを開けて成
    された第2電極対、この第2電極対に圧電基板を介して
    対向する第4電極が形成された4ポール型の多重モード
    圧電フィルタであって、 パッケージ体には、圧電基板の前記各電極を外部回路に
    導出する接続端子が独立して形成されており、 入力電極が第1接続端子に接続され、第4電極が第2接
    続端子に接続され、第3電極が第3接続端子に接続さ
    れ、出力電極が第4接続端子に接続されるとともに、第
    1接続端子と第3接続端子、第2接続端子と第4接続端子
    とがお互いにパッケージ体の対向する位置に形成され、
    第1接続端子と第4接続端子、第2接続端子と第3接続
    端子とがお互いにパッケージ体の重心に対して対角する
    位置に形成されており、 第1電極が第5接続端子に接続され、第2電極が第6接
    続端子に接続されるとともに、第5接続端子と第6接続
    端子が外部回路にて共通接続され、この共通接続する共
    通接続端子がコンデンサを介して接地されて平衡型に構
    成されていることを特徴とする多重モード圧電フィル
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多重モード圧電フィルタ
    において、 パッケージ体には、圧電基板の電磁気的な遮蔽を行い、
    かつ圧電基板の前記各電極と接続されないシールド構成
    部を具備してなり、このシールド構成部は、前記各接続
    端子とは独立的に形成されたアース端子を介して接地さ
    れていることを特徴とする多重モード圧電フィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項2項記載の多重モード圧電フィル
    タにおいて、 パッケージ体は、平面方形状からなり、圧電基板の前記
    各電極を外部回路に導出する第1接続端子から第6接続
    端子と、パッケージ体のシールド構成部を接地する第1
    アース端子および第2アース端子とを具備してなり、 前記第1接続端子と第3接続端子とが第1の辺に形成さ
    れ、この第1の辺と対向する第3の辺に前記第2接続端
    子と第4接続端子とが形成されており、前記第1の辺の
    一方に隣接する第2の辺に前記第5接続端子と第1アー
    ス端子とが形成され、当該第2の辺と対向する第4の辺
    に第6接続端子と第2アース端子が形成されるととも
    に、第1接続端子と第4接続端子、第2接続端子と第3
    接続端子、第5接続端子と第6接続端子、第1アース端
    子と第2アース端子とが、それぞれお互いにパッケージ
    体の重心に対して対角する位置に形成されてなることを
    特徴とする多重モード圧電フィルタ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3いずれか1項記載の多
    重モード圧電フィルタにおいて、 第1接続端子が入力側バラントランスの一接続端子に接
    続されており、第3接続端子が入力側バラントランスの
    他接続端子に接続されており、第2接続端子が出力側バ
    ラントランスの一接続端子に接続されており、第4接続
    端子が出力側バラントランスの他接続端子に接続されて
    いることを特徴とする多重モード圧電フィルタ。
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