JP2002251121A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002251121A
JP2002251121A JP2001051657A JP2001051657A JP2002251121A JP 2002251121 A JP2002251121 A JP 2002251121A JP 2001051657 A JP2001051657 A JP 2001051657A JP 2001051657 A JP2001051657 A JP 2001051657A JP 2002251121 A JP2002251121 A JP 2002251121A
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cooling fan
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temperature
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JP2001051657A
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Hiroshi Hashimoto
宏 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気温を高精度に検知してプロセスパラメー
タを適切に設定することができる画像記録装置を提供す
ること。 【構成】 電子写真プロセスにより記録紙S上に画像記
録を行う画像記録装置であって、記録装置を冷却する吸
気冷却ファン22aと、該吸気冷却ファン22a近傍に
配置した外部サーミスタ(温度センサ)23と、該外部
サーミスタ23の温度情報に基づいて外気温を算出する
プリンタ制御装置(外気温算出手段)27とを有し、該
プリンタ制御装置27の外気温情報に基づいて電子写真
プロセスのパラメータを変更する画像記録装置(レーザ
プリンタ)1において、前記プリンタ制御装置27は、
非記録動作時に前記外部サーミスタ23にて検出した温
度を所定時間平均した平均値を求め、その平均値から所
定の値を差し引いた値を外気温とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を用いて画像記録を行う画像記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタ等の画像記録装置
は、装置内に配置したサーミスタ等の温度検知素子によ
って外気温を検出し、その外気温情報に基づいて熱定着
器の温度等のプロセスパラメータを適切に決定してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像記録装置はサーミスタ等の温度検出素子を内部に配
置しているため、装置の自己昇温の影響を受けて外気温
を高精度に検出することができないという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、外気温を高精度に検出してプ
ロセスパラメータを適切に設定することができる画像記
録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、電子写真プロセスにより記
録紙上に画像記録を行う画像記録装置であって、記録装
置を冷却する冷却ファンと、該冷却ファン近傍に配置し
た温度センサと、該温度センサの温度情報に基づいて外
気温度を算出する外気温算出手段とを有し、該外気温算
出手段の外気温情報に基づいて電子写真プロセスのパラ
メータを変更する画像記録装置において、前記外気温算
出手段は、非記録動作時に前記温度センサにて検出した
温度を所定時間平均した平均値を求め、その平均値から
所定の値を差し引いた値を外気温とすることを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記外気温算出手段は、電源投入時は投入
直後に前記温度センサで検出した温度を外気温と判断
し、所定時間だけその値を外気温として保持することを
特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記冷却ファンは外気を吸入する吸気冷却
ファンであって、非記録動作時に該吸気冷却ファンを駆
動する冷却ファン駆動手段を有し、前記外気温算出手段
は冷却ファン駆動開始から所定時間経過以後の温度セン
サ情報に基づいて外気温を検出することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、非記録動作時に前記吸気冷却ファンを所定
周期で間欠駆動する冷却ファン駆動手段を有し、前記外
気温算出手段の非記録操作時における温度センサ検出温
度の平均値を求める時間は、吸気冷却ファンの間欠駆動
周期の整数倍の時間であることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記冷却ファンは装置内の空気を排気する
排気冷却ファンであって、非記録動作時に該排気冷却フ
ァンを駆動する冷却ファン駆動手段を有し、前記外気温
算出手段は冷却ファン停止時から所定時間経過以後の温
度センサ情報に基づいて外気温を検出することを特徴と
する。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、非記録動作時に前記排気冷却ファンを所定
周期で間欠駆動する冷却ファン駆動手段を有し、前記外
気温算出手段の非記録操作時における温度センサ検出温
度の平均値を求める時間は、排気冷却ファンの間欠駆動
周期の整数倍の時間であることを特徴とする。
【0011】従って、請求項1記載の発明によれば、非
記録動作時に温度センサにて検出した温度を所定時間平
均した平均値を求め、その平均値から所定の値を差し引
いた値を外気温とするようにしたため、外気温を高精度
に検出することができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、記録装置へ
の電源投入時は、投入直後に温度センサで検出した温度
を外気温と判断して所定時間その値を外気温として保持
するようにしたため、電源投入後の外気温を高精度に検
出することができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、非記録動作
時に吸気冷却ファンを駆動する場合には、駆動開始から
所定時間経過した以降の温度センサの情報に基づいて外
気温を算出するようにしたため、外気温を高精度に検出
することができる。
【0014】請求項4記載の発明によれば、非記録動作
時に吸気冷却ファンを所定周期で間欠駆動する場合に
は、外気温算出手段の非記録操作時における温度センサ
検出温度の平均値を求める時間を吸気冷却ファンの間欠
駆動周期の整数倍としたため、吸気冷却ファンを間欠駆
動した場合の外気温を高精度に検出することができる。
【0015】請求項5記載の発明によれば、非記録動作
時に排気冷却ファンを駆動する場合には、駆動停止から
所定時間経過した以降の温度センサの情報に基づいて外
気温を算出するようにしたため、外気温を高精度に検出
することができる。
【0016】請求項6記載の発明によれば、非記録動作
時に排気冷却ファンを所定周期で間欠駆動する場合に
は、外気温算出手段が非記録操作時における温度センサ
検出温度の平均値を求める時間を排気冷却ファンの間欠
駆動周期の整数倍としたため、排気冷却ファンを間欠駆
動した場合の外気温を高精度に検出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0018】<実施の形態1>図1は本発明に係るレー
ザプリンタ1の断面図であり、該レーザプリンタ1に
は、記録紙Sを収納するカセット2と、該カセット2内
の記録紙Sの有無を検知するカセット紙有無センサ3
と、カセット2内の記録紙Sのサイズを検知するカセッ
トサイズセンサ(複数個のマイクロスイッチで構成され
ている)4と、カセット2から記録紙Sを繰り出す給紙
ローラ5等が設けられている。
【0019】上記給紙ローラ5の下流(記録紙Sの搬送
方向に対して下流)には、記録紙Sを搬送する給紙搬送
ローラ対6が設けられており、該給紙搬送ローラ対6の
下流には、給紙された記録紙Sの搬送状態を検知する給
紙センサ7が設けられている。そして、その下流にはレ
ーザスキャナ部8からのレーザ光に基づいて記録紙S上
にトナー像を形成するプロセスカートリッジ9が設けら
れている。
【0020】更に、上記プロセスカートリッジ9の下流
には、記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定
着器10が設けられており、該定着器10の下流には、
排紙部の紙搬送状態を検知する排紙センサ11と、記録
紙Sを排紙する排紙ローラ12及び記録の完了した記録
紙Sを積載する積載トレイ13が設けられている。
【0021】前記レーザスキャナ部8は、後述する外部
装置31から送出される画像信号(画像信号VDO)に
基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット
14と、このレーザユニット14からのレーザ光を後述
する感光ドラム18上に走査するためのポリゴンモータ
15と、結像レンズ群16と、折り返しミラー17等で
構成されている。
【0022】前記プロセスカートリッジ9は、感光ドラ
ム18、1次帯電ローラ19、現像器20、クリーナ2
1等を一体化して成り、本体に対して着脱可能に構成さ
れている。そして、感光ドラム18に対向して転写帯電
ローラ24が設置されている。
【0023】而して、1次帯電ローラ19への高圧印加
により帯電された感光ドラム18上にレーザ光が走査さ
れると、該感光ドラム18上に静電潜像が形成され、こ
の静電潜像は前記現像器20内のトナーが付着すること
によってトナー像として現像される。そして、このトナ
ー像は記録紙Sが前記転写帯電ローラ24を通過する際
に記録紙Sに転写される。
【0024】ところで、前記定着器10は、加熱源であ
るセラミックヒータ10aと、該セラミックヒータ10
aの温度を検出するサーミスタ10bと、これらのセラ
ミックヒータ10aとサーミスタ10bを内包して記録
紙Sの搬送と共に回転するポリイミドフィルム10c
と、セラミックヒータ10aとサーミスタ10b及びポ
リイミドフィルム10cを保持するステー10dと、セ
ラミックヒータ10aにポリイミドフィルム10dを介
して加圧接触している加圧ローラ10eとで構成されて
いる。そして、プリンタ制御装置27は、サーミスタ1
0bの温度を検出することによってセラミックヒータ1
0aへの通電を制御して定着温度制御を行っており、定
着器10を記録紙Sが通過すると該記録紙S上のトナー
が溶融して記録紙S上にトナー像が固着して定着され
る。
【0025】一方、メインモータ25は、給紙ローラク
ラッチ26を介して給紙ローラ5に駆動力を与えるとと
もに、給紙搬送ローラ対6と感光ドラム18を含むプロ
セスカートリッジ9の各ユニットと定着器10及び排紙
ローラ12にも駆動力を与えている。又、ファンモータ
22は吸気冷却ファン22を駆動して外気を装置内に取
り込んで機内昇温を抑えている。そして、ファンモータ
22の近傍には、温度検出素子である外気サーミスタ2
3が設けられている。
【0026】ここで、装置本体を制御する前記プリンタ
制御装置27は、タイマ、ROM、RAM、CPU、各
種入出力制御回路等で構成されており、これは内部通信
手段であるビデオインタフェース28を介してビデオ制
御装置29に接続されている。
【0027】上記ビデオ制御装置29もタイマ、RO
M、RAM、CPU、各種入出力制御回路等で構成され
ており、外部装置31からネットワークを含む汎用イン
タフェース30を介して送信される画像情報をビデオ信
号に変換し、このビデオ信号をビデオインタフェース2
8を介してプリンタ制御装置27に送信する機能を有し
ている。
【0028】以上の構成を有するレーザプリンタ1にお
いてプリント動作は以下のように行われる。
【0029】即ち、外部装置31から汎用インタフェー
ス30を介して画像情報がビデオ制御装置29に送信さ
れると、該ビデオ制御装置29は画像情報をビデオ信号
に変換してビデオインタフェース28を介してプリンタ
制御装置27に送信するとともに、プリント動作の開始
を指示する。この指示を受けてプリンタ制御装置27は
記録動作を開始する。
【0030】先ず、メインモータ25とポリゴンモータ
15の駆動を開始し、給紙ローラクラッチ26を駆動し
て給紙ローラ5を回転駆動し、カセット2から記録紙S
を繰り出す。すると、記録紙Sはプロセスカートリッジ
9に搬送され、電子写真プロセスを経て該記録紙S上に
トナー像が形成され、このトナー像は記録紙S上に転写
される。そして、トナー像が転写された記録紙Sは定着
器10に搬送され、定着器10においてトナー像が溶融
して記録紙S上に定着される。このときの定着器10の
定着温度は、外気サーミスタ23で検出した温度に基づ
いて算出した外気温情報に基づいて決定される。その
後、記録紙Sは積載トレイ13に排出されて画像記録が
終了する。尚、この間もファンモータ22は機内昇温を
抑えるために駆動されている。
【0031】図2はファンモータ22と外気サーミスタ
23の配置の詳細を示す断面図である。
【0032】図2において、51はレーザプリンタ1の
外装であり、この外装51にはルーバ51aが設けられ
ている。そして、外装51の内側であって、ルーバ51
aの近傍に外気サーミスタ23が配置されている。又、
ファンモータ22はフォルダ52で固定されている。
【0033】ここで、ファンモータ22が駆動される
と、吸気冷却ファン22aによってルーバ51aから装
置内部に向かって(つまり、矢印Aから矢印Bに向かっ
て)風が流れる。このとき、外気サーミスタ23に外気
が直接吹き付けられる。
【0034】図3はプリンタ制御装置27内のファンモ
ータ制御系と外気温検出系の構成の詳細を示す回路図で
ある。
【0035】図3において、41はマイクロプロセッサ
(MPU)であり、PAOは出力ポート、ANOはアナ
ログ電圧をデジタル値に変換して検出するA/D機能を
有するアナログ入力端子である。
【0036】又、42はファンモータ22を駆動するた
めのトランジスタであり、このトランジスタ42のベー
スはMPU41の出力ポートPAOに接続されている。
43はサージ吸収用のダイオードであり、これはファン
モータ22の駆動停止時の誘起電圧によるトランジスタ
42への過電圧印加を防止するものである。
【0037】而して、MPU41がPAOを“H”とす
ると、トランジスタ42がオンしてファンモータ22内
のコイル22aに通電してファンモータ22が回転し、
MPU41がPAOを“L”とすると、トランジスタ4
2がオフしてコイル22aの通電を遮断するためにファ
ンモータ22の回転は停止する。
【0038】又、外気サーミスタ23は一端がGNDに
接続され、他端がプルアップ抵抗43とMPU41のア
ナログ入力ポートANOに接続されており、これにより
MPU41はファンモータ22近傍の温度を検出するこ
とができる。
【0039】図4は電源ONからスタンバイ、プリント
とプリンタの状態が遷移したときの外気温算出制御を示
したタイミングチャートである。尚、このときの外気温
は25℃である。
【0040】図4を用いて外気温算出制御について以下
に説明する。
【0041】電源オン直後の外気サーミスタ23の検出
温度(25℃)を外気温と判断し、装置の機内温度が飽
和する所定時間t1の期間だけその温度(25℃)を外
気温として保持する(制御1)。
【0042】その後、スタンバイ中は、所定周期(例え
ば10秒)毎にサンプリングした検出温度を平均して平
均温度(27℃)を求める。そして、求めた温度(27
℃)から機内温度上昇分を加味した所定温度2℃(=2
7℃−25℃)を減じた値(25℃)を外気温と判断す
る(制御2)。
【0043】プリント中とプリント終了から所定時間t
2後までは、そのプリント直前のスタンバイ時の最後に
算出した値を外気温として保持する(制御3)。そし
て、スタンバイ時は再び“制御2”を行う。尚、本実施
の形態では、スタンバイ時はファンモータ22を停止
し、プリント時はファンモータ22を回転駆動してい
る。
【0044】以上のように、本実施の形態では、非記録
動作時に外部サーミスタ23にて検出した温度を所定時
間平均した平均値を求め、その平均値から所定の値を差
し引いた値を外気温とするようにしたため、本体内の自
己昇温の影響を受けることなく外気温を高精度に検出す
ることができ、結果としてプロセスパラメータを適切に
設定することができる。
【0045】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2について説明する。
【0046】本実施の形態の前記実施の形態1との違い
は、スタンバイ時にファンモータが駆動されることであ
る。
【0047】図5に示すように、ファンモータが駆動さ
れると、所定の時定数で外気サーミスタで検出される温
度が下がる。従って、本実施の形態では、駆動開始から
外気サーミスタで検出される温度がほぼ一定となる所定
時間t3経過以降に平均値を算出する処理を行うように
している。そして、その値に対して機内昇温分のオフセ
ット値0.5℃(25.5℃−25℃)を減じた値を外
気温として判断する。
【0048】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3について説明する。
【0049】本実施の形態の前記実施の形態2との違い
は、スタンバイ時にファンモータを所定周期で間欠駆動
することである。この場合のスタンバイ時の外気温算出
制御について図6を用いて説明する。
【0050】ファンモータの駆動ON/OFF周期に応
じた温度リップルが生じるため、ファンモータのON/
OFF、1 周期分の平均値を計算し、その平均値に対し
て機内昇温分のオフセット値1℃(27℃−26℃)を
減じた値を外気温として判断する。尚、非記録操作時に
おける外気サーミスタによる検出温度の平均値を求める
時間は、ファンモータ(吸気冷却ファン)の間欠駆動周
期の整数倍の時間に設定される。
【0051】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4について説明する。
【0052】本実施の形態の前記実施の形態1との違い
は、ファンモータを排気冷却ファン60で構成し、スタ
ンバイ時に排気冷却ファン60を駆動することである。
【0053】図7は排気冷却ファン60と外気サーミス
タ23の配置を詳細に示す断面図である。
【0054】図7において、51はレーザプリンタ1の
外装であり、この外装51にはルーバ51aが設けられ
ている。そして、外装51の内側であって、ルーバ51
aの近傍に外気サーミスタ23が配置されている。又、
ファンモータ22はフォルダ52で固定されている。
【0055】ここで、排気ファン60が駆動されると、
装置内部からルーバ51aに向かって(つまり、矢印C
から矢印Dに向かって)風が流れる。
【0056】図8に示すように、排気冷却ファン60が
駆動されると、外気サーミスタ23に装置内の空気が直
接吹き付けられるため、外気サーミスタ23によって検
出される温度が上昇し、排気冷却ファン60が停止する
と検出温度が下降して外気温に近づく。
【0057】従って、本実施の形態では、排気冷却ファ
ン60の駆動停止から外気サーミスタ23で検出される
温度がほぼ一定となる所定時間t4経過以降に平均値を
算出する処理を行うようにしている。そして、その平均
値に対して機内昇温分のオフセット値0.5℃(25.
5℃−25℃)を減じた値を外気温として判断する。
尚、非記録操作時における外気サーミスタによる検出温
度の平均値を求める時間は、ファンモータ(排気冷却フ
ァン)の間欠駆動周期の整数倍の時間に設定される。
【0058】<実施の形態5>次に、本発明の実施の形
態5について説明する。
【0059】本実施の形態の前記実施の形態4との違い
は、スタンバイ時に排気冷却ファンを所定周期で間欠駆
動することである。この場合のスタンバイ時の外気温算
出制御について図9を用いて説明する。
【0060】ファンモータの駆動ON/OFF周期に応
じた温度リップルが生じるため、ファンモータのON/
OFF、1周期分の平均値を計算し、その平均値に対し
て機内昇温分のオフセット値1℃(27℃−26℃)を
減じた値を外気温として判断する。
【0061】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、電子写真プロセスにより記録紙上に画像記録を
行う画像記録装置であって、記録装置を冷却する冷却フ
ァンと、該冷却ファン近傍に配置した温度センサと、該
温度センサの温度情報に基づいて外気温度を算出する外
気温算出手段とを有し、該外気温算出手段の外気温情報
に基づいて電子写真プロセスのパラメータを変更する画
像記録装置において、前記外気温算出手段は、非記録動
作時に前記温度センサにて検出した温度を所定時間平均
した平均値を求め、その平均値から所定の値を差し引い
た値を外気温とするため、外気温を高精度に検出してプ
ロセスパラメータを適切に設定することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の一形態としてのレ
ーザプリンタの断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るレーザプリンタに
おける吸気ファンと外気サーミスタの配置を示す断面図
である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るレーザプリンタの
プリンタ制御装置内のファンモータ制御系と外気温検出
系の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るレーザプリンタに
おける外気温算出制御のタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2に係るレーザプリンタに
おける外気温算出制御のタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施の形態3に係るレーザプリンタに
おける外気温算出制御のタイミングチャートである。
【図7】本発明の実施の形態4に係るレーザプリンタの
排気ファンと外気サーミスタの配置を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態4に係るレーザプリンタに
おける外気温算出制御のタイミングチャートである。
【図9】本発明の実施の形態5に係るレーザプリンタに
おける外気温算出制御のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ(画像記録装置) 9 プロセスカートリッジ 22 ファンモータ(冷却ファン駆動手段) 22a 吸気冷却ファン(冷却ファン) 23 外気サーミスタ(温度センサ) 27 プリンタ制御装置(外気温算出手段) 28 ビデオインタフェース 29 ビデオ制御装置 30 汎用インタフェース 31 外部装置 60 排気冷却ファン(冷却ファン) S 記録紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスにより記録紙上に画像
    記録を行う画像記録装置であって、記録装置を冷却する
    冷却ファンと、該冷却ファン近傍に配置した温度センサ
    と、該温度センサの温度情報に基づいて外気温度を算出
    する外気温算出手段とを有し、該外気温算出手段の外気
    温情報に基づいて電子写真プロセスのパラメータを変更
    する画像記録装置において、 前記外気温算出手段は、非記録動作時に前記温度センサ
    にて検出した温度を所定時間平均した平均値を求め、そ
    の平均値から所定の値を差し引いた値を外気温とするこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記外気温算出手段は、電源投入時は投
    入直後に前記温度センサで検出した温度を外気温と判断
    し、所定時間だけその値を外気温として保持することを
    特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却ファンは外気を吸入する吸気冷
    却ファンであって、非記録動作時に該吸気冷却ファンを
    駆動する冷却ファン駆動手段を有し、前記外気温算出手
    段は冷却ファン駆動開始から所定時間経過以後の温度セ
    ンサ情報に基づいて外気温を検出することを特徴とする
    請求項1記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 非記録動作時に前記吸気冷却ファンを所
    定周期で間欠駆動する冷却ファン駆動手段を有し、前記
    外気温算出手段の非記録操作時における温度センサ検出
    温度の平均値を求める時間は、吸気冷却ファンの間欠駆
    動周期の整数倍の時間であることを特徴とする請求項3
    記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却ファンは装置内の空気を排気す
    る排気冷却ファンであって、非記録動作時に該排気冷却
    ファンを駆動する冷却ファン駆動手段を有し、前記外気
    温算出手段は冷却ファン停止時から所定時間経過以後の
    温度センサ情報に基づいて外気温を検出することを特徴
    とする請求項1記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 非記録動作時に前記排気冷却ファンを所
    定周期で間欠駆動する冷却ファン駆動手段を有し、前記
    外気温算出手段の非記録操作時における温度センサ検出
    温度の平均値を求める時間は、排気冷却ファンの間欠駆
    動周期の整数倍の時間であることを特徴とする請求項5
    記載の画像記録装置。
JP2001051657A 2001-02-27 2001-02-27 画像記録装置 Withdrawn JP2002251121A (ja)

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JP2001051657A JP2002251121A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 画像記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008275842A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Canon Inc 画像形成装置
JP2009109874A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
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JP2014178402A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP7491058B2 (ja) 2020-05-28 2024-05-28 株式会社リコー 画像形成装置

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