JP2002250893A - 光ビーム合成方法・光ビーム合成プリズム・マルチビーム光源装置 - Google Patents

光ビーム合成方法・光ビーム合成プリズム・マルチビーム光源装置

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JP2002250893A
JP2002250893A JP2001047926A JP2001047926A JP2002250893A JP 2002250893 A JP2002250893 A JP 2002250893A JP 2001047926 A JP2001047926 A JP 2001047926A JP 2001047926 A JP2001047926 A JP 2001047926A JP 2002250893 A JP2002250893 A JP 2002250893A
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prism
light
beam combining
light source
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JP2001047926A
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English (en)
Inventor
Koji Terasawa
孝治 寺澤
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Ricoh Optical Industries Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Optical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】波長の異なる複数の光ビームを、高価な偏光ビ
ームスプリッタやダイクロイックフィルタを用いること
なく、確実に光ビーム合成する。 【解決手段】透明なプリズム20に対し、複数の光ビー
ムを各々、所定の方向から所定の位置に入射させ、各々
プリズム20の1以上の面により内部反射させたのち、
合成光ビーム群としてプリズム20から射出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ビーム合成方
法・光ビーム合成プリズム・マルチビーム光源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ビーム合成は、2以上の光ビームの光
路を共通化したり、2以上の光ビームを合成光ビーム群
とするために行われる。
【0003】例えば、光情報記録媒体として、記録密度
の低いCD系の媒体と、記録密度の高いDVD系の媒体
とが実現され、これらに共通に使用できる光ピックアッ
プ装置も実現されている。CD系の媒体とDVD系の媒
体とでは使用波長が異なるので、発光波長の異なる2種
の光源からの光ビームを「光情報記録媒体に導光する光
路」を共通化するために光ビーム合成が行われる。
【0004】この場合の光ビーム合成には偏光ビームス
プリッタやダイクロイックフィルタを用いるのが一般的
であるが、偏光ビームスプリッタやダイクロイックフィ
ルタは高価であるので、光ピックアップ装置がコスト高
になるという問題がある。
【0005】また近来、光プリンタ等の画像形成装置に
用いられる光走査装置において、一度に複数の走査線を
走査する「マルチビーム走査方式」が提案され、実用化
されつつある。
【0006】このようなマルチビーム走査方式で提案さ
れている「偏光分離膜を有するビーム合成プリズム」を
用いる光ビーム合成の場合、ビーム合成プリズムが高価
であるうえに、3以上の光ビームの合成が困難であると
いう問題がある。また、上記偏光分離膜を持つビーム合
成プリズムや「選択透過/反射膜」で、波長の異なる光
ビームを光ビーム合成すると、波長や偏光状態によって
は「合成される光ビームのパワー損失」が数10%にも
達する場合があり、光利用効率や光パワーの低下が問題
となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
ところに鑑み、波長の異なる複数の光ビームを、高価な
偏光ビームスプリッタやダイクロイックフィルタを用い
ることなく、確実に光ビーム合成することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ビーム
合成方法は「互いに波長の異なる複数の光ビームの光路
を合成する方法」であって、以下の点を特徴とする。即
ち、透明なプリズムに対し、互いに波長の異なる複数の
光ビームを各々選択的に、所定の方向から所定の位置に
入射させ、プリズムの内部で反射させることなく透過さ
せ、合成された光路に合致させてプリズムから射出させ
る。
【0009】「合成された光路」は、複数の光ビームに
共通化された光路である。この光ビーム合成方法では、
互いに波長の異なる複数の光ビームは選択的にプリズム
に入射し、プリズムから射出する光ビームは、波長に拘
わらず同一の光路を辿るので、この方法は前述の「CD
系媒体とDVD系媒体に共通化された光ピックアップ装
置」において有効に実施することができる。
【0010】請求項2記載の光ビーム合成方法は「互い
に波長の異なる複数の光ビームを合成する方法」であっ
て、以下の点を特徴とする。即ち、透明なプリズムに対
し、互いに波長の異なる複数の光ビームを各々、所定の
方向から所定の位置に入射させ、各々プリズムの内部で
反射させることなく透過させ、合成光ビーム群としてプ
リズムから射出させる。
【0011】即ち、この方法では、プリズムからは複数
の光ビームが合成光ビーム群として同時に射出すること
になる。従って、この方法はマルチビーム走査方式の光
走査装置において実施することができる。
【0012】請求項3記載の光ビーム合成方法は「互い
に波長の異なる複数の光ビームの光路を合成する方法」
であって、以下の点を特徴とする。即ち、透明なプリズ
ムに対し、互いに波長の異なる複数の光ビームを各々選
択的に、所定の方向から所定の位置に入射させ、プリズ
ムの1以上の面により内部反射させたのち「合成された
光路」に合致させて、プリズムから射出させる。
【0013】この方法においても請求項1記載の方法と
同様に、互いに波長の異なる複数の光ビームは選択的に
プリズムに入射し、プリズムから射出する光ビームは、
波長に拘わらず同一の光路を辿るので、この方法も前記
光ピックアップ装置において有効に実施することができ
る。
【0014】請求項4記載の光ビーム合成方法は「互い
に波長の異なる複数の光ビームを合成する方法」であっ
て、以下の点を特徴とする。即ち、透明なプリズムに対
し、互いに波長の異なる複数の光ビームを各々、所定の
方向から所定の位置に入射させ、各々プリズムの1以上
の面により内部反射させたのち、合成光ビーム群として
プリズムから射出させる。
【0015】この方法でも請求項2記載の方法と同様、
プリズムからは複数の光ビームが合成光ビーム群として
同時に射出するので、この方法も前記マルチビーム走査
方式の光走査装置において実施することができる。
【0016】請求項1〜4記載の光ビーム合成方法を、
前記光ピックアップ装置やマルチビーム走査方式の光走
査装置において実施する場合、光源としては半導体レー
ザが好適である。この場合、複数の光源として「互いに
発光波長の異なる半導体レーザ」が用いられることにな
る。
【0017】上記請求項3または4記載の光ビーム合成
方法においては、透明なプリズムに入射した「互いに波
長の異なる複数の光ビーム」を、プリズムの内部で2回
以上反射させるようにすることができる(請求項5)。
この場合、複数の光ビームの一部は2回以上内部反射さ
せ、他の光ビームは1回内部反射させるかあるいは内部
反射させずにプリズムを透過させるようにすることも可
能である。
【0018】この発明の光ビーム合成方法は、後述する
ように「透明なプリズム」における光の分散、即ち、波
長による屈折率の違いを利用するものである。
【0019】従って、複数の光ビーム間の波長差が小さ
いときには、光源側からプリズムに入射する複数ビーム
も近接するものになるが、プリズム内部での反射回数を
2回以上とすることにより、プリズム内での各光ビーム
の光路長を増大させて、プリズムに入射する光ビーム間
隔や「光ビームが相互に成す角(挟角)」を拡大するこ
とが可能になる。
【0020】上記請求項3または4または5記載の光ビ
ーム合成方法において用いる透明なプリズムの「光ビー
ムを内部反射させる1以上の面の少なくとも一部を曲面
形状とし、この曲面形状により光ビームのビーム形態を
変化させる」ようにすることができる(請求項6)。
【0021】上記請求項3〜6の任意の1に記載の光ビ
ーム合成方法において用いる透明なプリズムの「入射面
および/または射出面の少なくとも一部を曲面形状と
し、この曲面による屈折により光ビームのビーム形態を
変化させる」ようにすることができる(請求項7)。
【0022】請求項6や7の方法を、例えば、マルチビ
ーム走査方式において実施することにより、例えば、ビ
ーム合成された合成光ビーム群の各光ビームを、光偏向
器の偏向反射面位置近傍に「主走査方向に長い線像」と
して結像させるようにすることができる。
【0023】請求項8記載の光ビーム合成プリズムは
「請求項3〜7の任意の1に記載の光ビーム合成方法に
おいて用いられる光ビーム合成プリズム」であって、以
下の点を特徴とする。即ち、透明なプリズムのプリズム
面のうち、光ビームを内部反射させるべき部分に反射膜
が形成される。
【0024】請求項9記載の光ビーム合成プリズムは
「請求項6記載の光ビーム合成方法において用いられる
光ビーム合成プリズム」であって、以下の点を特徴とす
る。即ち、透明なプリズムのプリズム面のうち、光ビー
ムを内部反射させるべき部分に反射膜が形成され、光ビ
ームを反射させる1以上の面の少なくとも一部が曲面形
状とされている。
【0025】請求項10記載の光ビーム合成プリズムは
「請求項7記載の光ビーム合成方法において用いられる
光ビーム合成プリズム」であって、以下の点を特徴とす
る。即ち、透明なプリズムのプリズム面のうち、光ビー
ムを内部反射させるべき部分に反射膜が形成され、入射
面および/または射出面の少なくとも一部が曲面形状と
されている。勿論、光ビームを反射させる1以上の面の
少なくとも一部が曲面形状とされていても良い。
【0026】なお、光ビーム合成プリズムにおける内部
反射として「全反射」を利用しても良いことは言うまで
もない。
【0027】この発明のマルチビーム光源装置は、複数
の光源部と、光ビーム合成プリズムとを有する。「複数
の光源部」は、互いに波長の異なる光ビームを放射す
る。各光源部は、例えば半導体レーザとカップリングレ
ンズの組み合わせとして構成できる。「光ビーム合成プ
リズム」は、複数の光源部から射出される各光ビームの
光路を合成する。
【0028】請求項11記載のマルチビーム光源装置
は、複数の光源部の個々と光ビーム合成プリズムの相対
的な位置関係が「各光源部から光ビーム合成プリズムに
入射される光ビームが、光ビーム合成プリズムの内部で
反射することなく、光ビーム合成プリズムから、共通の
光路に合致して射出する」ように設定されたことを特徴
とする。
【0029】請求項12記載のマルチビーム光源装置
は、複数の光源部の個々と光ビーム合成プリズムの相対
的な位置関係が「各光源部から光ビーム合成プリズムに
入射される光ビームが、光ビーム合成プリズムの1以上
の面により内部反射したのち、光ビーム合成プリズムか
ら、共通の光路に合致して射出する」ように設定され、
光ビーム合成プリズムが、請求項8〜10の任意の1に
記載のものであることを特徴とする。
【0030】即ち、これら請求項11、12記載のマル
チビーム光源装置は前述した「CD系媒体とDVD系媒
体に共通化された光ピックアップ装置」のマルチビーム
光源装置として、好適に使用することができる。
【0031】請求項13記載のマルチビーム光源装置
は、複数の光源部の個々と光ビーム合成プリズムの相対
的な位置関係が「複数の光源部から光ビーム合成プリズ
ムに入射される各光ビームが、光ビーム合成プリズムの
内部で反射することなく光ビーム合成プリズムから、所
望の合成光ビーム群として射出する」ように設定された
ことを特徴とする。
【0032】請求項14記載のマルチビーム光源装置
は、複数の光源部の個々と、光ビーム合成プリズムの相
対的な位置関係が「複数の光源部から光ビーム合成プリ
ズムに入射される各光ビームが、光ビーム合成プリズム
の1以上の面により内部反射したのち、所望の合成光ビ
ーム群として射出する」ように設定され、光ビーム合成
プリズムが請求項8〜10の任意の1に記載のものであ
ることを特徴とする。
【0033】これら請求項13、14記載のマルチビー
ム光源装置は、マルチビーム走査方式の光走査装置の光
源装置として使用することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1において符号10は「透明な
プリズム」、符号11、13、15は「半導体レー
ザ」、符号12、14、16は「カップリングレン
ズ」、符号18は「保持手段」、符号19は「シリンド
リカルレンズ」を示している。
【0035】「半導体レーザ11とカップリングレンズ
12」、「半導体レーザ13とカップリングレンズ1
4」、「半導体レーザ15とカップリングレンズ16」
は、それぞれ別個の光源部を構成している。半導体レー
ザ11、13、15はそれぞれ、波長:λ、λ、λ
のレーザ光を放射する。
【0036】半導体レーザ11、13、15から放射さ
れたレーザ光は、それぞれカップリングレンズ12、1
4、16により適当なビーム形態に変換されて、光ビー
ムとしてプリズム10に入射する。
【0037】ここでは説明の具体性のために、各カップ
リングレンズから射出する光ビームは「何れも平行光ビ
ーム」であるとする。即ち、カップリングレンズ11、
13、15の作用は「コリメート作用」である。これら
光ビームはビーム合成されてプリズム10から射出す
る。
【0038】1例として、図1の実施の形態において、
各光ビームの光路を合成する場合を説明する。この場
合、各光源部から放射された光ビームは、波長の違いに
拘わらず、プリズム10から射出するときには同一の光
路にまとめられる。
【0039】この発明の原理は以下の通りである。プリ
ズム10の射出面(図の右側の面)から、波長:λ
λ、λの平行光ビームを同一光路に沿って(即ち、
各平行ビームの主光線を合致させて)「0でない入射
角」で入射させた場合を考えてみると、プリズム10の
材質の分散により、プリズム10に入射するときとプリ
ズム10から(図の左方へ)射出するときの屈折角が異
なり、波長の大小関係をλ>λ>λとすると、屈
折角は波長の大きい順に小さくなるので、プリズム10
から(図の左側へ)射出する光ビームの射出方向は波長
に応じて異なるものになり、光ビームは互いに分離す
る。
【0040】半導体レーザ11、13、15やカップリ
ングレンズ12、14、16は、このように分離した射
出ビームの光路上に位置するように配置位置を定められ
る。屈折現象や反射現象には「光線逆進の原理」がある
から、上記のように分離した光ビームの進行方向を逆転
すれば(即ち、各光源部から放射された光ビームの光路
を辿れば)、各光ビームは図1に示された光路を左から
右へと辿り、プリズム10から(右方向へ)射出すると
きには、光路が共通化されることになる。
【0041】従って、上の説明のように各光源部とプリ
ズム10との位置関係を設定して、各光源部とプリズム
10とを適宜の保持手段18で一体的に保持して、マル
チビーム光源装置とすることができる。
【0042】このようなマルチビーム光源装置は、互い
に波長の異なる光ビームを放射する複数の光源部(11
と12、13と14、15と16)と、これら複数の光
源部から射出される各光ビームの光路を合成する光ビー
ム合成プリズム10とを有し、各光源部から光ビーム合
成プリズム10に入射される光ビームが、光ビーム合成
プリズム10の内部で反射することなく光ビーム合成プ
リズム10から、共通の光路に合致して射出するよう
に、複数の光源部の個々と光ビーム合成プリズムの相対
的な位置関係を設定したもの(請求項11)である。
【0043】そして、このようなマルチビーム光源装置
を用いると「互いに波長の異なる複数の光ビームの光路
を合成する方法」であって、透明なプリズム10に対
し、複数の光ビームを各々選択的に、所定の方向から所
定の位置に入射させ、プリズム10の内部で反射させる
ことなく透過させ、合成された光路に合致させてプリズ
ム10から射出させる光ビーム合成方法(請求項1)が
実施される。
【0044】このような、マルチビーム光源装置は「使
用波長の異なる複数の光情報記録媒体に対して共通化さ
れた光ピックアップ装置の光源装置」として用いること
ができる。この場合、各使用波長を十分に大きくとれ
ば、複数の光源部を十分に分離することができる。各光
ビームの分離角が小さいときには、プリズム10と各光
源部との距離を大きくすればよい。従来の偏光ビームス
プリッタを用いる光ビーム合成では「3以上の光ビーム
の光路を合成」するのが困難であるが、図1のマルチビ
ーム光源装置では「互いに波長の異なる3以上の光ビー
ムの光路」を容易に合成することができる。
【0045】上には、3つの光源部からの光ビームの光
路を合成する場合を説明したが、図1の実施の形態は、
このような場合のみならず、上記3つの光ビームを「合
成光ビーム群」として合成することができる。
【0046】例えば、各光源部から平行光ビームを放射
する場合であると、各光源部からの光ビームを合成し
て、マルチビーム方式の光走査を行う場合、被走査面上
に形成される光スポットが副走査方向に互いに分離する
ためには、偏向される各光束が少なくとも副走査方向に
おいて「互いに間隔を有するか、挟角を持つ」必要があ
る。
【0047】上に説明したところから容易に理解される
ように、図1の例で、各光源部からプリズム10へ入射
する光ビームの入射方向、入射位置を微調整することに
より、プリズム10から(右方向へ)射出する各光ビー
ムの主光線の方向や射出位置を微妙に調整することがで
きる。
【0048】従って、このように、プリズム10と各光
源部との位置関係を調整することにより、プリズム10
から射出する光ビーム相互の関係を「マルチビーム方式
の光走査装置の光ビーム間に要求される関係(ビーム間
隔や侠角)」に調整することができる。このようにし
て、複数(図1の例では3)の光ビームを、プリズム1
0から「所望の合成光ビーム群」として射出させること
ができる。
【0049】例えば、図1において、各光源部からの平
行光ビームが、図面に直交する方向(被走査面状におけ
る副走査方向に対応するものとする)において、互いに
微小な角を成すようにすると、プリズム10から射出す
る3光ビームは何れも平行光ビームで、互いに副走査方
向に微小な角をなすので、これらを図に示すようにシリ
ンドリカルレンズ19に入射させて、副走査方向に集束
させることにより、回転多面鏡等の光偏向器の偏向反射
面近傍に「互いに副走査方向に分離した、主走査方向に
長い線像」として結像させることができる。
【0050】上に説明した「複数光ビームを合成光ビー
ム群として光ビーム合成」する場合、図1のマルチビー
ム光源装置は、互いに波長の異なる光ビームを放射する
複数の光源部(11と12、13と14、15と16)
と、これら複数の光源部から射出される各光ビームを合
成する光ビーム合成プリズム10とを有し、複数の光源
部から光ビーム合成プリズム10に入射される各光ビー
ムが、光ビーム合成プリズム10の内部で反射すること
なく光ビーム合成プリズムから「所望の合成光ビーム
群」として射出するように、複数の光源部の個々と光ビ
ーム合成プリズム10の相対的な位置関係を設定したも
の(請求項13)である。
【0051】そして、このようなマルチビーム光源装置
によれば、互いに波長の異なる複数の光ビームを合成す
る方法であって、透明なプリズム10に対し、複数の光
ビームを各々、所定の方向から所定の位置に入射させ、
各々プリズム10の内部で反射させることなく透過さ
せ、合成光ビーム群としてプリズム10から射出させる
方法(請求項2)が実施されることになる。
【0052】図2は、実施の別の形態を示している。な
お、繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われるもの
については、図2以下の各図面においても図1における
と同一の符号を用いる。
【0053】半導体レーザ11、13、15からのレー
ザ光は、対応するカップリングレンズ12、14、16
により適宜のビーム形態(例えば平行光ビーム)に変換
され、各光ビームは透明なプリズム20に、プリズム面
21から入射する。
【0054】透明なプリズム20は、プリズム面のう
ち、入射側のプリズム面21に対向する面に反射膜22
を形成したものである。
【0055】光源部側から入射した各光ビームは、図の
如く、反射膜22を形成されたプリズム面で内部反射さ
れ、プリズム面21から射出する。図1の実施の形態の
場合と同様、プリズム20と各光源部との位置関係の調
整により、各光ビームの光路を合成し、あるいは各光ビ
ームを「合成光ビーム群」として射出させることができ
る。
【0056】図3の実施の形態では、半導体レーザ1
1、13、15からのレーザ光は、対応するカップリン
グレンズ12、14、16により適宜のビーム形態(例
えば平行光ビーム)に変換され、各光ビームは透明なプ
リズム30に、プリズム面31から入射する。
【0057】透明なプリズム30は、プリズム面のう
ち、入射側のプリズム面31に対向する面に反射膜32
を形成し、プリズム面31の一部にも反射膜33を形成
したものである。
【0058】光源部側から入射した各光ビームは、図の
如く、反射膜32を形成されたプリズム面で内部反射さ
れ、プリズム面31に形成された反射膜33により反射
されたのち、さらに反射膜32で内部反射され、プリズ
ム面31から射出する。図1の実施の形態の場合と同
様、プリズム30と各光源部との位置関係の調整によ
り、各光ビームの光路を合成し、あるいは各光ビームを
「合成光ビーム群」として射出させることができる。
【0059】図4の実施の形態では、半導体レーザ1
1、13、15からのレーザ光は、対応するカップリン
グレンズ12、14、16により適宜のビーム形態(例
えば平行光ビーム)に変換され、各光ビームは透明なプ
リズム40に、プリズム面41から入射する。
【0060】透明なプリズム40は、プリズム面のう
ち、入射側のプリズム面41を除く残りの面に反射膜4
2、43を形成したものである。光源部側から入射した
各光ビームは、図の如く、反射膜42を形成されたプリ
ズム面で内部反射され、反射膜43を形成されたプリズ
ム面により反射されて、プリズム面41から射出する。
【0061】図1の実施の形態の場合と同様、プリズム
40と各光源部との位置関係の調整により、各光ビーム
の光路を合成し、あるいは各光ビームを「合成光ビーム
群」として射出させることができる。
【0062】図2〜図4の実施の各形態において、各光
源部とプリズムとを適宜の保持手段により一体化してマ
ルチビーム光源装置とすることができる。
【0063】図2、図3、図4の実施の形態におけるプ
リズム20、30、40は「透明なプリズムのプリズム
面のうち、光ビームを内部反射させるべき部分に反射膜
を形成した」もの(請求項8)である。
【0064】そして、これら図2〜図4の実施の形態の
マルチビーム光源装置によれば、透明なプリズム20、
30、40に対し、複数の光ビームを各々選択的に、所
定の方向から所定の位置に入射させ、プリズム20、3
0、40の1以上の面により内部反射させたのち「合成
された光路」に合致させて、プリズムから射出させる光
ビーム合成方法(請求項3)を実施することができる。
【0065】また、これら図2〜図4の実施の形態のマ
ルチビーム光源装置によれば、透明なプリズム20、3
0、40に対し、複数の光ビームを各々、所定の方向か
ら所定の位置に入射させ、各々プリズム20、30、4
0の1以上の面により内部反射させたのち、合成光ビー
ム群としてプリズムから射出させる光ビーム合成方法
(請求項4)を実施することができる。
【0066】さらに、図3、図4の実施の形態では、透
明なプリズム30、40に入射した複数の光ビームを、
プリズム30、40の内部で2回以上(図3の実施の形
態では3回、図4の実施の形態では2回)反射させる光
ビーム合成方法(請求項5)を実施することができる。
【0067】図2〜図4の実施の形態を図1の実施の形
態と比較すると、図2〜図4の実施の形態では、光ビー
ムがプリズム内において内部反射するので、プリズム内
の光路が長くなり、光源部側における各光源部相互の分
離が容易である。この効果は、プリズム内における内部
反射の回数が多くなるほど顕著である。
【0068】図5の実施の形態では、半導体レーザ1
1、13、15からのレーザ光は、対応するカップリン
グレンズ12、14、16により適宜のビーム形態(例
えば平行光ビーム)に変換され、各光ビームは透明なプ
リズム50に、プリズム面51から入射する。
【0069】透明なプリズム50は、プリズム面のう
ち、入射側のプリズム面51に対向するプリズム面に反
射膜52を形成したものである。光源部側から入射した
各光ビームは、図の如く、反射膜52を形成されたプリ
ズム面で内部反射され、プリズム面51から射出する。
【0070】図1の実施の形態の場合と同様、プリズム
50と各光源部との位置関係の調整により、各光ビーム
の光路を合成し、あるいは各光ビームを「合成光ビーム
群」として射出させることができる。
【0071】各光源部とプリズム50とを適宜の保持手
段により一体化してマルチビーム光源装置とすることが
できる。
【0072】図5の実施の形態において用いられている
プリズム50は、光ビーム合成プリズムであって、透明
なプリズム50のプリズム面のうち、光ビームを内部反
射させるべき部分に反射膜52を形成してなり、光ビー
ムを反射させる1以上の面の少なくとも一部を曲面形状
としたもの(請求項9)である。
【0073】反射膜52を形成されたプリズム面は凹面
であり、この凹面はシリンドリカル面としても良いが、
この例では凹の球面である。このため、内部反射は「凸
の反射面」による反射として行われ、各光源部相互の分
離が一段と容易になる。
【0074】なお、内部反射を行うプリズム面を凹面と
したことに伴ない、内部反射された光ビームは、反射プ
リズム面への入射前に比して発散傾向が与えられること
になる。この場合、プリズム50から射出する各光ビー
ムのビーム形態を、例えば平行ビームにしたいのであれ
ば、各光源部において、カップリングレンズから射出す
る光ビームのビーム形態を若干集束性に設定しておけば
よい。
【0075】このようにして、図5の実施の形態によれ
ば、透明なプリズム50における光ビームを内部反射さ
せる1以上の面の少なくとも一部を曲面形状とし、この
曲面形状により光ビームのビーム形態を変化させること
ができる(請求項6)。
【0076】なお、図5の実施の形態の変形例として、
反射膜52を形成する面を凸の球面や、図面に直交する
方向を母線方向とする凸のシリンダ面とすることもでき
る。
【0077】光ビーム合成プリズムの他の実施の形態を
2例、図6および図7に示す。図6の形態は、図2に示
した実施の形態における光ビーム合成プリズム20の変
形例である。即ち、光ビーム合成プリズム20Aは、透
明なプリズムのプリズム面のうち、光ビームを内部反射
させるべき部分に反射膜22Aを形成してなり、光ビー
ムを反射させる面(反射膜22Aを形成された面)を曲
面形状(この例ではシリンドリカル面)としたもの(請
求項9)である。
【0078】この場合、このシリンドリカル面の結像作
用を利用し、合成光ビーム群の各光ビームを副走査方向
に集光させて(請求項6)、偏向反射面位置に「副走査
方向に互いに分離した、主走査方向に長い線像」として
結像させることができる。
【0079】図7の形態は、図3に示した実施の形態に
おける光ビーム合成プリズム30の変形例である。即
ち、光ビーム合成プリズム30Aは、透明なプリズムの
プリズム面のうち、光ビームを内部反射させるべき部分
に反射膜32Aを形成してなり、射出面31Aの一部を
曲面形状(この例では凸のシリンドリカル面)としたも
の(請求項10)である。
【0080】この場合、このシリンドリカル面の結像作
用を利用し、合成光ビーム群の各光ビームを副走査方向
に集光させて(請求項7)、偏向反射面位置に「副走査
方向に互いに分離した、主走査方向に長い線像」として
結像させることができる。
【0081】図2〜図5に実施の形態を示したマルチビ
ーム光源装置や、それらの変形例として図6あるいは図
7に示す光ビーム合成プリズムを用いたものは、互いに
波長の異なる光ビームを放射する複数の光源部と、これ
ら複数の光源部から射出される各光ビームを合成する光
ビーム合成プリズムとを有し、光ビーム合成プリズムに
入射される各光ビームが、光ビーム合成プリズムの1以
上の面により内部反射したのち、共通の光路に合致して
射出するように、あるいは、所望の合成光ビーム群とし
て射出するように、複数の光源部の個々と、光ビーム合
成プリズムの相対的な位置関係が設定されたものであ
り、光ビーム合成プリズムとして請求項8〜10の任意
の1に記載のものを用いたものである(請求項12、1
4)。
【0082】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な光ビーム合成方法・光ビーム合成プリズム・マ
ルチビーム光源装置を実現できる。この発明の光ビーム
合成方法・マルチビーム光源装置は、この発明の光ビー
ム合成プリズムを用いることにより、波長の異なる複数
の光ビームを、高価な偏光ビームスプリッタやダイクロ
イックフィルタを用いることなく、確実に光ビーム合成
することができる。
【0083】また、光ビーム合成プリズムは、硝材の研
磨や、適した光学特性を持つプラスチックを材料とした
樹脂成形により作成できる。特に、金型を用いる樹脂生
産では所望の光学面を持つ光ビーム合成プリズムを安価
に大量生産できるので、マルチビーム光源装置ひいては
光ピックアップ装置やマルチビーム走査装置のコストを
低減化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチビーム光源装置の実施の1形態を説明す
るための図である。
【図2】マルチビーム光源装置の実施の別形態を説明す
るための図である。
【図3】マルチビーム光源装置の実施の他の形態を説明
するための図である。
【図4】マルチビーム光源装置の実施の他の形態を説明
するための図である。
【図5】マルチビーム光源装置の実施の他の形態を説明
するための図である。
【図6】光ビーム合成プリズムの1例を示す図である。
【図7】光ビーム合成プリズムの別例を示す図である。
【符号の説明】
10 透明なプリズム 11、13、15 半導体レーザ 12、14、16 カップリングレンズ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに波長の異なる複数の光ビームの光路
    を合成する方法であって、 透明なプリズムに対し、上記複数の光ビームを各々選択
    的に、所定の方向から所定の位置に入射させ、上記プリ
    ズムの内部で反射させることなく透過させ、合成された
    光路に合致させて上記プリズムから射出させることを特
    徴とする光ビーム合成方法。
  2. 【請求項2】互いに波長の異なる複数の光ビームを合成
    する方法であって、 透明なプリズムに対し、上記複数の光ビームを各々、所
    定の方向から所定の位置に入射させ、各々上記プリズム
    の内部で反射させることなく透過させ、合成光ビーム群
    として、上記プリズムから射出させることを特徴とする
    光ビーム合成方法。
  3. 【請求項3】互いに波長の異なる複数の光ビームの光路
    を合成する方法であって、 透明なプリズムに対し、上記複数の光ビームを各々選択
    的に、所定の方向から所定の位置に入射させ、上記プリ
    ズムの1以上の面により内部反射させたのち、合成され
    た光路に合致させて、上記プリズムから射出させること
    を特徴とする光ビーム合成方法。
  4. 【請求項4】互いに波長の異なる複数の光ビームを合成
    する方法であって、 透明なプリズムに対し、上記複数の光ビームを各々、所
    定の方向から所定の位置に入射させ、各々上記プリズム
    の1以上の面により内部反射させたのち、合成光ビーム
    群として上記プリズムから射出させることを特徴とする
    光ビーム合成方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の光ビーム合成方法
    において、 透明なプリズムに入射した、互いに波長の異なる複数の
    光ビームを、上記プリズムの内部で2回以上反射させる
    ことを特徴とする光ビーム合成方法。
  6. 【請求項6】請求項3または4または5記載の光ビーム
    合成方法において、 透明なプリズムにおける光ビームを内部反射させる1以
    上の面の少なくとも一部を曲面形状とし、この曲面形状
    により光ビームのビーム形態を変化させることを特徴と
    する光ビーム合成方法。
  7. 【請求項7】請求項3〜6の任意の1に記載の光ビーム
    合成方法において、 透明なプリズムにおける入射面および/または射出面の
    少なくとも一部を曲面形状とし、この曲面による屈折に
    より光ビームのビーム形態を変化させることを特徴とす
    る光ビーム合成方法。
  8. 【請求項8】請求項3〜7の任意の1に記載の光ビーム
    合成方法において用いられる光ビーム合成プリズムであ
    って、 透明なプリズムのプリズム面のうち、光ビームを内部反
    射させるべき部分に反射膜を形成したことを特徴とする
    光ビーム合成プリズム。
  9. 【請求項9】請求項6記載の光ビーム合成方法において
    用いられる光ビーム合成プリズムであって、 透明なプリズムのプリズム面のうち、光ビームを内部反
    射させるべき部分に反射膜を形成してなり、光ビームを
    反射させる1以上の面の少なくとも一部を曲面形状とし
    たことを特徴とする光ビーム合成プリズム。
  10. 【請求項10】請求項7記載の光ビーム合成方法におい
    て用いられる光ビーム合成プリズムであって、 透明なプリズムのプリズム面のうち、光ビームを内部反
    射させるべき部分に反射膜を形成してなり、入射面およ
    び/または射出面の少なくとも一部を曲面形状としたこ
    とを特徴とする光ビーム合成プリズム。
  11. 【請求項11】互いに波長の異なる光ビームを放射する
    複数の光源部と、 これら複数の光源部から射出される各光ビームの光路を
    合成する光ビーム合成プリズムとを有し、 上記各光源部から光ビーム合成プリズムに入射される光
    ビームが、上記光ビーム合成プリズムの内部で反射する
    ことなく光ビーム合成プリズムから、共通の光路に合致
    して射出するように、上記複数の光源部の個々と、光ビ
    ーム合成プリズムの相対的な位置関係を設定したことを
    特徴とするマルチビーム光源装置。
  12. 【請求項12】互いに波長の異なる光ビームを放射する
    複数の光源部と、 これら複数の光源部から射出される各光ビームの光路を
    合成する光ビーム合成プリズムとを有し、 上記各光源部から光ビーム合成プリズムに入射される光
    ビームが、上記光ビーム合成プリズムの1以上の面によ
    り内部反射したのち、上記光ビーム合成プリズムから、
    共通の光路に合致して射出するように、上記複数の光源
    部の個々と、光ビーム合成プリズムの相対的な位置関係
    が設定され、 上記光ビーム合成プリズムが、請求項8〜10の任意の
    1に記載のものであることを特徴とするマルチビーム光
    源装置。
  13. 【請求項13】互いに波長の異なる光ビームを放射する
    複数の光源部と、 これら複数の光源部から射出される各光ビームを合成す
    る光ビーム合成プリズムとを有し、 上記複数の光源部から光ビーム合成プリズムに入射され
    る各光ビームが、上記光ビーム合成プリズムの内部で反
    射することなく光ビーム合成プリズムから、所望の合成
    光ビーム群として射出するように、上記複数の光源部の
    個々と、光ビーム合成プリズムの相対的な位置関係を設
    定したことを特徴とするマルチビーム光源装置。
  14. 【請求項14】互いに波長の異なる光ビームを放射する
    複数の光源部と、 これら複数の光源部から射出される各光ビームを合成す
    る光ビーム合成プリズムとを有し、 上記複数の光源部から光ビーム合成プリズムに入射され
    る各光ビームが、上記光ビーム合成プリズムの1以上の
    面により内部反射したのち、所望の合成光ビーム群とし
    て射出するように、上記複数の光源部の個々と、光ビー
    ム合成プリズムの相対的な位置関係が設定され、 上記光ビーム合成プリズムが、請求項8〜10の任意の
    1に記載のものであることを特徴とするマルチビーム光
    源装置。
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