JP2002250573A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2002250573A
JP2002250573A JP2001048708A JP2001048708A JP2002250573A JP 2002250573 A JP2002250573 A JP 2002250573A JP 2001048708 A JP2001048708 A JP 2001048708A JP 2001048708 A JP2001048708 A JP 2001048708A JP 2002250573 A JP2002250573 A JP 2002250573A
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heat
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vapor compression
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Koichi Endo
浩一 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房運転時及び暖房運転時のいずれの場合に
おいてもエネルギー利用率を高く維持する 【解決手段】 冷房運転時には、太陽熱集熱器30によ
り回収した熱を吸着式冷凍機20に投入して着式冷凍機
20にて蒸気圧縮式ヒートポンプ10の高圧側冷媒を冷
却する。一方、暖房運転時には、太陽熱集熱器30によ
り回収した熱にて蒸気圧縮式ヒートポンプ10の低圧側
冷媒を加熱しながら、蒸気圧縮式ヒートポンプ10にて
暖房を行う。これにより、太陽熱集熱器30により回収
した熱、及び室外熱交換器12にて回収した熱により暖
房を行うこととなるので、太陽熱集熱器30により回収
した熱を、冷房運転時及び暖房運転時のいずれの場合に
おいても有効に利用でき、エネルギー利用率を高く維持
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気圧縮式ヒート
ポンプ(吸着式冷凍機)及び吸着式冷凍機を組み合わせ
た空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸気圧縮式ヒートポンプ及び吸着式冷凍
機を組み合わせた空調装置として、例えば特開平11−
223414号公報に記載の発明では、吸着式冷凍機に
より圧縮機の吐出側の冷媒を冷却することにより、蒸気
圧縮式冷凍機の高圧側冷媒を低下させて圧縮機の圧縮仕
事を減少させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、仮に、単純に
そのまま、上記公報に記載の発明を冷暖房切換可能な空
調装置に適用すると、冷房運転時には、前述のごとく、
圧縮機の圧縮仕事を減少させて空調装置の効率を向上さ
せることができるものの、暖房時においては、暖房能力
が吸着式冷凍機に吸熱されてしまい、暖房能力が低下し
てしまう。
【0004】また、この問題を回避するには、太陽熱温
水器にて回収した太陽熱を使用せずに外部に放出する
か、床暖房等の他の暖房機器に回収した太陽熱を使用す
る等の手段が考えられるが、太陽熱を使用せずに外部に
放出する手段では、エネルギーの利用効率が低くなり、
他の暖房機器に回収した太陽熱を使用するでは、温水配
管等の取り回しが複雑になってしまう。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、冷房運転時及び
暖房運転時のいずれの場合においてもエネルギー利用率
を高く維持することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、圧縮機(1
1)、室外熱交換器(12)、減圧器(13)及び室内
熱交換器(14)を有する蒸気圧縮式ヒートポンプ(1
0)と、冷媒の蒸発により冷凍能力を発揮し、かつ、そ
の蒸発した冷媒を吸着するとともに、加熱されることに
より吸着していた冷媒を脱離する吸着剤(Si)が収納
された吸着器(21)を有する吸着式冷凍機(20)
と、熱を回収する熱回収手段(30)とを備え、冷房運
転時には、熱回収手段(30)により回収した熱を吸着
式冷凍機(20)に投入して、吸着式冷凍機(20)及
び蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)により冷房を行い、
暖房運転時には、熱回収手段(30)により回収した
熱、及び室外熱交換器(12)にて回収した熱により暖
房を行うことを特徴とする。
【0007】これにより、熱回収手段(30)により回
収した熱、及び室外熱交換器(12)にて回収した熱に
より暖房を行うこととなるので、熱回収手段(30)に
より回収した熱を、冷房運転時及び暖房運転時のいずれ
の場合においても有効に利用でき、エネルギー利用率を
高く維持ことができる。
【0008】請求項2に記載の発明では、圧縮機(1
1)、室外熱交換器(12)、減圧器(13)及び室内
熱交換器(14)を有する蒸気圧縮式ヒートポンプ(1
0)と、冷媒の蒸発により冷凍能力を発揮し、かつ、そ
の蒸発した冷媒を吸着するとともに、加熱されることに
より吸着していた冷媒を脱離する吸着剤(Si)が収納
された吸着器(21)を有する吸着式冷凍機(20)
と、熱を回収する熱回収手段(30)とを備え、冷房運
転時には、熱回収手段(30)により回収した熱を吸着
式冷凍機(20)に投入して、吸着式冷凍機(20)及
び蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)により冷房を行い、
暖房運転時には、熱回収手段(30)により回収した熱
を蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)に与えて、その与え
た熱及び室外熱交換器(12)にて回収した熱により暖
房を行うことを特徴とする。
【0009】これにより、熱回収手段(30)により回
収した熱、及び室外熱交換器(12)にて回収した熱に
より暖房を行うこととなるので、熱回収手段(30)に
より回収した熱を、冷房運転時及び暖房運転時のいずれ
の場合においても有効に利用でき、エネルギー利用率を
高く維持ことができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、圧縮機(1
1)、室外熱交換器(12)、減圧器(13)及び室内
熱交換器(14)を有する蒸気圧縮式ヒートポンプ(1
0)と、冷媒の蒸発により冷凍能力を発揮し、かつ、そ
の蒸発した冷媒を吸着するとともに、加熱されることに
より吸着していた冷媒を脱離する吸着剤(Si)が収納
された吸着器(21)を有する吸着式冷凍機(20)
と、熱を回収する熱回収手段(30)とを備え、冷房運
転時には、熱回収手段(30)により回収した熱を吸着
式冷凍機(20)に投入して吸着式冷凍機(20)にて
蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)の高圧側冷媒を冷却
し、暖房運転時には、熱回収手段(30)により回収し
た熱にて蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)の低圧側の冷
媒を加熱しながら、蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)に
て暖房を行うことを特徴とする。
【0011】これにより、熱回収手段(30)により回
収した熱、及び室外熱交換器(12)にて回収した熱に
より暖房を行うこととなるので、熱回収手段(30)に
より回収した熱を、冷房運転時及び暖房運転時のいずれ
の場合においても有効に利用でき、エネルギー利用率を
高く維持ことができる。
【0012】なお、熱回収手段(30)は、請求項4に
記載の発明のごとく、太陽熱を回収する太陽熱集熱器と
することが望ましい。
【0013】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0014】
【発明の実施の形態】本実施形態は、本発明に係る空調
装置を一般家庭用空調装置に適用したものであって、1
0(太い一転鎖線で囲まれた範囲)は蒸気圧縮式ヒート
ポンプ(蒸気圧縮式冷凍機)であり、20(細い一点鎖
線で囲まれた範囲)は吸着式冷凍機を示している。
【0015】ここで、蒸気圧縮式ヒートポンプ10は、
冷媒を圧縮する圧縮機11、室外空気と冷媒とを熱交換
する室外熱交換器(以下、室外器と略す。)12、冷媒
を減圧膨張させる膨張弁(減圧器)13、室内に吹き出
す空気と冷媒とを熱交換する室内熱交換器(以下、室内
器と略す。)14、冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離
して余剰冷媒を蓄えるとともに、本実施形態では分離し
た気相冷媒を圧縮機11の吸入側に供給するアキュムレ
ータ15、及び圧縮機11から吐出された冷媒を室外器
12側に流通させる場合と、室内器14側に流通させる
場合とを切り換える四方弁(切り換え手段)16等から
構成されている。
【0016】そして、本実施形態では、圧縮機11、室
外器12、アキュムレータ15、四方弁16、及び室外
器12に空気を送風する送風機12aをケーシング(図
示せず。)に収納して1つのユニット(固まり)とし、
膨張弁13、室内器14及び室内器14に空気を送風す
る送風機14aをケーシング(図示せず。)に収納して
1つのユニット(固まり)としている。以下、圧縮機1
1等からなるユニットを室外ユニット10aと呼び、室
内器14等からなるユニットを室内ユニット10bと呼
ぶ。
【0017】一方、吸着式冷凍機20は、略真空(0.
1mmHg以下)に保たれた容器(吸着器)内の液冷媒
(本実施形態では、水)の蒸発により冷凍能力を発揮す
るものであり、この吸着式冷凍機20には、図2に示す
ように、液冷媒および蒸発した蒸気冷媒を吸着する吸着
剤(本実施形態では、シリカゲル)Siが収納された吸
着器21a、21b、液冷媒Lrと熱交換媒体(本実施
形態では、エチレングリコール系の不凍液が混入された
水)との間で熱交換を行う第1熱交換器22a、22
b、及び吸着剤Siと熱交換媒体との間で熱交換を行う
第2熱交換器23a、23bが設けられている。
【0018】なお、以下、吸着器21a、21bを総称
するときは吸着器21と表記し、第1熱交換器22a、
22bを総称するときは第1熱交換器22と表記し、第
2熱交換器23a、23bを総称するときは第2熱交換
器23と表記する。
【0019】また、24は、液冷媒Lrの蒸発により第
1熱交換器22にて冷却された熱交換媒体と室外器12
を流出した冷高圧側媒との間で熱交換を行う第3熱交換
器であり、25は吸着剤Siが蒸気冷媒を吸着する際に
発生する熱(吸着熱)を外気中に放熱するための放熱器
である。なお、41〜43は熱交換媒体を循環させる第
1〜3ポンプであり、44〜47は熱交換媒体の循環経
路を切り換える第1〜4四方電磁弁である。
【0020】ここで、蒸気圧縮式ヒートポンプ10の高
圧側冷媒とは、圧縮機11から吐出して膨張弁13にて
減圧させる前の冷媒を言い、その圧力は圧縮機11の吐
出圧に略等しい。また、蒸気圧縮式ヒートポンプ10の
低圧側冷媒とは、膨張弁13にて減圧された後、圧縮機
11に吸入される前の冷媒を言い、その圧力は冷媒の蒸
発圧力に略等しい。
【0021】また、図1中、30は太陽熱を回収して熱
交換媒体を加熱する太陽熱集熱器(熱回収手段)であ
り、この太陽熱集熱器30に回収された熱(太陽熱にて
加熱された熱交換媒体)は、後述するように、吸着式冷
凍機20(吸着剤Si)又は第4熱交換器26を介して
蒸気圧縮式ヒートポンプ10に供給される。
【0022】このとき、第3、4熱交換器24、26を
流通する熱交換媒体は、室外器12と膨張弁13とを繋
ぐ冷媒配管10dを流通する冷媒と熱交換するように配
設されている。
【0023】因みに、27は熱交換媒体が一方向のみに
流通することを許容する逆止弁であり、48は太陽熱集
熱器30にて加熱された熱交換媒体を第4熱交換器26
に供給する場合と、吸着器21(吸着式冷凍機20)に
供給する場合とを切り換える三方切換弁である。
【0024】そして、本実施形態では、吸着式冷凍機2
0、第3、4熱交換器24、26、及び室外ユニット1
0aと室内ユニット10bとを繋ぐ冷媒配管10c、1
0dとをケーシング内に収納してユニット化している。
以下、このユニット(太い二点鎖線で囲まれた範囲)2
0aを吸着冷凍ユニット20aと呼ぶ。
【0025】次に、本実施形態に係る空調装置の作動を
述べる。
【0026】1.冷房運転時 圧縮機11を稼働させて蒸気圧縮式ヒートポンプ10を
稼働させるとともに、第1〜3ポンプ41〜43を稼働
させる。
【0027】このとき、蒸気圧縮式ヒートポンプ10で
は、圧縮機11→四方弁16→室外器12→膨張弁13
→室内器14→アキュムレータ15→圧縮機11の順に
冷媒を循環させる。これにより、室内器14にて室内に
吹き出す空気から熱を奪って蒸発した冷媒は、室外器1
2にて室内に吹き出す空気から奪った熱を放熱して凝縮
する。
【0028】一方、吸着式冷凍機20では、第1〜4四
方電磁弁44〜47及び三方切換弁48を作動させて、
冷凍能力を発揮して吸着状態にある吸着器21(例えば
吸着器21a)の第1熱交換器22(この例では第1熱
交換器22a)と第3熱交換器24との間に熱交換媒体
を循環させて蒸気圧縮式ヒートポンプ10の高圧側冷媒
を冷却するとともに、吸着状態にある吸着器21(この
例では吸着器21a)の第2熱交換器23(この例では
第2熱交換器23a)と放熱器25との間に熱交換媒体
を循環させる。
【0029】同時に、再生状態(吸着剤Siに吸着した
蒸気冷媒を脱離させる状態)にある吸着器21(この例
では吸着器21b)の第2熱交換器23(この例では第
2熱交換器23b)と太陽熱集熱器30側との間で熱交
換媒体を循環させるとともに、再生状態にある吸着器2
1(この例では吸着器21b)の第1熱交換器22(こ
の例では第1熱交換器22a)と放熱器25との間に熱
交換媒体を循環させる。
【0030】そして、所定時間ごとに、吸着状態にある
吸着器22と再生状態にある吸着器22とを切り換える
運転する。なお、所定時間は、吸着剤Siの吸着能力や
脱離量等を考慮して適宜選定されるものである。
【0031】2.暖房運転時 圧縮機11を稼働させて蒸気圧縮式ヒートポンプ10を
稼働させるとともに、第2ポンプ42を稼働させる。
【0032】このとき、蒸気圧縮式ヒートポンプ10で
は、圧縮機11→四方弁16→室内器14→膨張弁13
→室外器12→アキュムレータ15→圧縮機11の順に
冷媒を循環させる。これにより、室外器12にて外気か
ら熱を奪って蒸発した冷媒は、室内器14にて外気から
奪った熱を室内に吹き出す空気に放熱して凝縮する。
【0033】一方、吸着式冷凍機20は停止させるとと
もに、三方切換弁48を作動させて、太陽熱集熱器30
に回収された熱(太陽熱にて加熱された熱交換媒体)を
第4熱交換器26に供給して蒸気圧縮式ヒートポンプ1
0の低圧側冷媒を加熱する。
【0034】次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述
べる。
【0035】本実施形態によれば、冷房運転時には、太
陽熱集熱器30により回収した熱を吸着式冷凍機20に
投入して着式冷凍機20にて蒸気圧縮式ヒートポンプ1
0の高圧側冷媒を冷却するので、吸着式冷凍機20及び
蒸気圧縮式ヒートポンプ10の両者により冷房を行うこ
ととなる。
【0036】したがって、蒸気圧縮式ヒートポンプ10
単独で冷房を行う場合に比べて、蒸気圧縮式ヒートポン
プ10の高圧側冷媒圧力が上昇してしまうことを抑制し
つつ、少ない消費動力にて冷房運転を行うことができ
る。
【0037】また、暖房運転時には、太陽熱集熱器30
により回収した熱にて蒸気圧縮式ヒートポンプ10の低
圧側冷媒を加熱しながら、蒸気圧縮式ヒートポンプ10
にて暖房を行うので、太陽熱集熱器30により回収した
熱を蒸気圧縮式ヒートポンプ10に与えて、その与えた
熱及び室外器12にて回収した熱により暖房を行うこと
となる。
【0038】したがって、暖房運転時には、太陽熱集熱
器30により回収した熱、及び室外器12にて回収した
熱により暖房を行うこととなるので、蒸気圧縮式ヒート
ポンプ10単独で暖房を行う場合に比べて、少ない消費
動力にて暖房運転を行うことができる。延いては、冷房
運転時及び暖房運転時のいずれの場合においてもエネル
ギー利用率を高く維持することができる。
【0039】ところで、本実施形態では、吸着式冷凍機
20、第3、4熱交換器24、26、及び室外ユニット
10aと室内ユニット10bとを繋ぐ冷媒配管10c、
10dとをケーシング内に収納して吸着冷凍ユニット2
0aを構成しているので、図3に示すように、吸着冷凍
ユニット20aの個数を容易に増減することができる。
【0040】したがって、吸着冷凍ユニット20aの個
数を調節することにより、容易に吸着式冷凍機20側の
能力(冷凍能力)を調節することができるので、異なる
仕様の空調装置に対して、大幅な設計変更を行うことな
く安価に対応することができる。
【0041】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、吸着剤Siとしてシリカゲルを用いたが、本発明は
これに限定されるものではなく、吸着剤Siとして活性
炭、ゼオライト、活性アルミナなどを用いてもよい。
【0042】また、上述の実施形態では、液冷媒として
水を用いたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、アルコール、フロンなど吸着剤Siに吸着されるも
のであれば、その他の物であってもよい。
【0043】また、上述の実施形態では、暖房運転時
に、低圧側冷媒のうち室外器12に流入する前の冷媒を
太陽熱集熱器30にて回収した熱により加熱したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば室外器1
2から流入した冷媒を太陽熱集熱器30にて回収した熱
により加熱してもよい。
【0044】また、上述の実施形態では、熱回収手段と
して太陽熱集熱器30を用いたが、本実施形態はこれに
限定されるものではなく、河川、地熱、太陽熱等の自然
界に存在する自然熱エネルギー、又は発電機のエンジン
や燃料電池等の機器からの廃熱を回収することにより熱
回収手段を構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空調装置の模式図であ
る。
【図2】本発明の実施形態に係る吸着冷凍ユニットの模
式図である。
【図3】本発明の実施形態に係る空調装置の変形例を示
す模式図である。
【符号の説明】
10…蒸気圧縮式ヒートポンプ、10a…室外ユニッ
ト、10b…室内ユニット、20…吸着式冷凍機、20
a…吸着冷凍ユニット、21…吸着器、24…第3熱交
換器、26…第4熱交換器、30…太陽熱集熱器(熱回
収手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(11)、室外熱交換器(1
    2)、減圧器(13)及び室内熱交換器(14)を有す
    る蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)と、 冷媒の蒸発により冷凍能力を発揮し、かつ、その蒸発し
    た冷媒を吸着するとともに、加熱されることにより吸着
    していた冷媒を脱離する吸着剤(Si)が収納された吸
    着器(21)を有する吸着式冷凍機(20)と、 熱を回収する熱回収手段(30)とを備え、 冷房運転時には、前記熱回収手段(30)により回収し
    た熱を前記吸着式冷凍機(20)に投入して、前記吸着
    式冷凍機(20)及び前記蒸気圧縮式ヒートポンプ(1
    0)により冷房を行い、 暖房運転時には、前記熱回収手段(30)により回収し
    た熱、及び前記室外熱交換器(12)にて回収した熱に
    より暖房を行うことを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機(11)、室外熱交換器(1
    2)、減圧器(13)及び室内熱交換器(14)を有す
    る蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)と、 冷媒の蒸発により冷凍能力を発揮し、かつ、その蒸発し
    た冷媒を吸着するとともに、加熱されることにより吸着
    していた冷媒を脱離する吸着剤(Si)が収納された吸
    着器(21)を有する吸着式冷凍機(20)と、 熱を回収する熱回収手段(30)とを備え、 冷房運転時には、前記熱回収手段(30)により回収し
    た熱を前記吸着式冷凍機(20)に投入して、前記吸着
    式冷凍機(20)及び前記蒸気圧縮式ヒートポンプ(1
    0)により冷房を行い、 暖房運転時には、前記熱回収手段(30)により回収し
    た熱を前記蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)に与えて、
    その与えた熱及び前記室外熱交換器(12)にて回収し
    た熱により暖房を行うことを特徴とする空調装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機(11)、室外熱交換器(1
    2)、減圧器(13)及び室内熱交換器(14)を有す
    る蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)と、 冷媒の蒸発により冷凍能力を発揮し、かつ、その蒸発し
    た冷媒を吸着するとともに、加熱されることにより吸着
    していた冷媒を脱離する吸着剤(Si)が収納された吸
    着器(21)を有する吸着式冷凍機(20)と、 熱を回収する熱回収手段(30)とを備え、 冷房運転時には、前記熱回収手段(30)により回収し
    た熱を前記吸着式冷凍機(20)に投入して前記吸着式
    冷凍機(20)にて前記蒸気圧縮式ヒートポンプ(1
    0)の高圧側冷媒を冷却し、 暖房運転時には、前記熱回収手段(30)により回収し
    た熱にて前記蒸気圧縮式ヒートポンプ(10)の低圧側
    の冷媒を加熱しながら、蒸気圧縮式ヒートポンプ(1
    0)にて暖房を行うことを特徴とする空調装置。
  4. 【請求項4】 前記熱回収手段(30)は、太陽熱を回
    収する太陽熱集熱器であることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1つに記載の空調装置。
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