JP2002248695A - 液体用紙容器の製造方法およびその液体用紙容器 - Google Patents

液体用紙容器の製造方法およびその液体用紙容器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】最内層に低温シール樹脂層を用いても積層シー
トからブランクを打ち抜き加工する際に抜きカスや破れ
などのトラブルがなく、紙粉などの抜き粉の発生が少な
いロータリーダイカット方式の液体用紙容器ブランク作
製方法の提供。 【解決手段】表面層21が熱融着樹脂層で裏面層23が低温
シール樹脂層からなる積層シート1 からブランク20を打
ち抜く加工方法が、押し罫11が突設された罫入れロール
12と罫入れロールと対をなすアンビルロール13とからな
る罫入れ部10と切刃16が突設された切刃ロール17と切刃
ロールと対をなすアンビルロール18とからなる切刃部15
とが互いに同調して作動する関係にあるロータリーカッ
ト方式を用いて所望のブランク20を打ち抜くブランクの
打ち抜き加工方法であって、罫入れロール12と対をなす
アンビルロール13の、積層シートの打ち抜くブランクの
流れ方向に直交する断裁部分の位置に、第2切刃14を設
けて傷加工と打ち抜き加工を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酒類、飲料、調味
料、油類などの内容物が液体のものに使用する液体用紙
容器の製造方法であって、特に、板紙を基材とし、表面
層が低密度ポリエチレン層、裏面層が低温シール樹脂層
からなる積層シートから液体用紙容器のブランクを作製
する際の打ち抜き加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すような切り妻屋根型の
頂部の傾斜板に口栓を穿設した胴部が四角柱状の紙容器
に主として液体の内容物を収納した液体用紙容器が、広
い市場用途範囲にわたって大量に使用されてきた。
【0003】これらの板紙を基材とする液体用紙容器
は、所定構成の積層シートから、抜型(雄型)と対にな
る雌型を一組とし、印刷された絵柄との位置関係を合わ
せたのち加圧などして、押し罫(クリージング)と切刃
(カッティング)とをほぼ同時に加工して、所定の寸
法、形状に仕上げる打ち抜き工程を経て、作製される。
【0004】この打ち抜き方法にはプラテンカット方式
とロータリーカット方式がある。前者の方式は、面取り
できるため調整すれば何でもカットできるが、生産性が
低く、つなぎが必要で見栄えが悪く、紙粉の発生も多
い。後者の方式は、大量生産向きでつなぎが入らずきれ
いに仕上がるが、調整が困難で材料が変わると切れにく
くなるという難点がある。
【0005】ロータリーカット方式は、例えば、図5に
示すように、先ず上方の押し罫(11)が突設された罫
入れロール(12)と下方のアンビルロール(13)と
で折り目線を入れ、次に上方の切刃(16)が突設され
た切刃ロール(17)と下方のアンビルロール(18)
とで打ち抜き加工してブランク(20)を作製するもの
である。
【0006】そして、このブランクをサック貼り機で背
貼りしてスリーブ(筒状にしたもの)を作製し、このス
リーブを内容物を充填する充填機に装填して、製箱・内
容物充填・密封という一連の作業を行うことで内容物を
充填した液体用紙容器を製造するものである。
【0007】一方上述した積層シートの層構成は、熱融
着樹脂層からなる表面層(容器最外層)/板紙などから
なる紙層を主体とし、バリア層と合成樹脂層とからなる
中間層/熱融着樹脂層からなる裏面層(容器最内層)か
らなり、例えば図6に示すように、表面層(容器最外
層)には厚さ20μmの低密度ポリエチレン層(21)
が使用され、裏面層(容器最内層)には厚さ60μmの
低密度ポリエチレン層(23)が使用され、中間層(2
2)のバリア層にはアルミニウム箔や酸化ケイ素蒸着ポ
リエチレンテレフタレートフィルムが使用されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが最近では、充
填機の高速化やリサイクル法の施行に対応するためのノ
ンアルミ化に伴い、裏面層(容器最内層)に、従来の低
密度ポリエチレンに代えて低温シール樹脂が使用される
ようになってきた。
【0009】この低温シール樹脂としては、直鎖状低密
度ポリエチレン又はメタロセン等の触媒を用いて合成し
た直鎖状超低密度ポリエチレンが使用されているが、積
層シートからブランクを打ち抜き加工するときに、特に
大量生産する際に多く用いられるロータリーカット方式
では、図7(a)、又は図8(a)に示すように、切刃
ロール(17)の切刃(16)の刃先とアンビルロール
(18)の表面との間に数μmの隙間があるために積層
シート(1)からブランク(20)を分離する際に、必
然的に裏面層(容器最内層)が引きちぎりカットとな
る。この際、図7(b)に示すように、従来の裏面層が
低密度ポリエチレン層の場合には引きちぎりが容易であ
るが、図8(b)のように、裏面層の低温シール樹脂層
(24)が直鎖状低密度ポリエチレン又はメタロセン等
の触媒を用いて合成した直鎖状超低密度ポリエチレンの
場合には、低温シール性はあるが、常温では機械的強度
が強く、引きちぎりカットが不十分となり、抜きカス残
りや破れなどのトラブルを発生し易かった。
【0010】本発明は、上述のような従来の問題点を解
決したものであり、最内層に低温シール樹脂層を用いて
も、積層シートからブランクを打ち抜き加工する際に、
抜きカス残りや破れなどのトラブルがなく、また、紙粉
などの抜き粉の発生が少ないロータリーカット方式の液
体紙容器用ブランクの作製方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、板紙を基材とする表面層が熱融着樹脂層で、裏面層
が低温シール樹脂層からなる積層シートからブランクを
打ち抜く際、前記積層シートの打ち抜くブランクの断裁
部分の位置に前もって切刃等による傷加工を施したの
ち、前記表面層の熱融着樹脂層側から打ち抜き刃で前記
ブランクを打ち抜いたことを特徴とする液体用紙容器の
製造方法である。
【0012】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、板紙を基材とする表面層が熱融着樹脂層
で、裏面層が低温シール樹脂層からなる積層シートから
ブランクを打ち抜く加工方法が、押し罫が突設された罫
入れロールと該罫入れロールと対をなすアンビルロール
とからなる罫入れ部と、切刃が突設された切刃ロールと
該切刃ロールと対をなすアンビルロールとからなる切刃
部と、が互いに同調して作動する関係にあるロータリー
カット方式を用いて所望のブランクに打ち抜く、ブラン
クの打ち抜き加工方法であって、前記罫入れロールと対
をなすアンビルロールの、前記積層シートの打ち抜くブ
ランクの流れ方向に直交する断裁部分の位置に、第2切
刃を設けて打ち抜き加工することを特徴とする液体用紙
容器の製造方法である。
【0013】このように、罫入れロールと対をなすアン
ビルロールの、積層シートの打ち抜くブランクの流れ方
向に直交する断裁部分の位置に、第2切刃を設けて傷加
工しているので、ブランクの断裁部分の熱融着樹脂層側
から切刃を用いて断裁した場合でも、ブランクは完全に
断裁されて低温シール樹脂層の抜きカス残りや破れなど
が発生することはない。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明において、前記罫入れロールと対をなすアンビル
ロールの、前記積層シートの打ち抜くブランクの断裁部
分の位置全周にわたって、第2切刃を設けて傷加工およ
び打ち抜き加工することを特徴とするブランクの打ち抜
き加工方法である。
【0015】このように、罫入れロールと対をなすアン
ビルロールの、前記積層シートの打ち抜くブランクの断
裁部分の位置全周にわたって、第2切刃を設けて傷加工
を施したのち、打ち抜き加工を行うので、ブランクの断
裁部分の熱融着樹脂層側から切刃を用いて断裁した場合
でも、ブランクは完全に断裁されて低温シール樹脂層の
抜きカス残りや破れなどが発生することはない。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の液体用紙容器の製造方法により作
製した液体用紙容器である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の液体用紙容器の製造方法
を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。図1は
本発明の打ち抜き加工方法における一実施形態のロータ
リーカット方式で積層シートからブランクを打ち抜き加
工する状態を示す模式説明図である。例えば図2に示す
ような、板紙を基材とする表面層(21)が熱融着樹脂
層で裏面層(24)が低温シール樹脂層からなる積層シ
ート(1)からブランク(20)を打ち抜くに際して、
例えば図1に示すような押し罫(11)が突設された罫
入れロール(12)と該罫入れロールと対をなすアンビ
ルロール(13)とからなる罫入れ部(10)と、切刃
(16)が突設された切刃ロール(17)と該切刃ロー
ルと対をなすアンビルロール(18)とからなる切刃部
(15)と、が互いに同調して作動する関係にあるロー
タリーカット方式においては、罫入れロール(12)と
対をなすアンビルロール(13)の、積層シート(1)
の打ち抜くブランク(20)の流れ方向に直交する断裁
部分の位置に、第2切刃(14)を設けておくことによ
り、上方の押し罫(11)が突設された罫入れロール
(12)と下方のアンビルロール(13)とで折り目線
を入れる際、同時に下方のアンビルロール(13)に突
設された第2切刃(14)が積層シートの低温シール樹
脂層(24)側から押圧されて、積層シートの打ち抜く
ブランクの流れ方向の断裁部分の位置が部分的に切断さ
れた傷加工が施されたのち、次に上方の切刃(16)が
突設された切刃ロール(17)と下方のアンビルロール
(18)とで所定形状に打ち抜き加工してブランク(2
0)を作製するものである。
【0018】なお、積層シート(1)に折り目線を入れ
る際に同時に、積層シートの打ち抜くブランクの流れ方
向に直交する断裁される部分に積層シートの低温シール
樹脂層(24)側から、第2切刃(14)をあてて低温
シール樹脂層(24)側を部分的に切断させて傷加工を
施しておくので、切刃部(15)でブランク(20)に
切断される際には、切刃ロール(17)の切刃(16)
とアンビルロール(18)との表面との隙間から生じる
引きちぎりカットは、罫入れ部(10)で入れた第2切
刃(14)による低温シール樹脂層(24)の傷加工に
より、低温シール樹脂層においても弱い力で引きちぎる
ことができ、積層シートからブランクを分離するときの
引きちぎりカットが容易になる。
【0019】また、罫入れロール(12)と対をなすア
ンビルロール(13)の、積層シート(1)の打ち抜く
ブランク(20)の断裁部分の位置全周にわたって、第
2切刃(14)を設けておくことにより、上方の押し罫
(11)が突設された罫入れロール(12)と下方のア
ンビルロール(13)とで折り目線を入れる際、同時に
下方のアンビルロール(13)に突設された第2切刃
(14)が積層シートの低温シール層(24)側から押
圧されて、積層シートの打ち抜くブランクの流れ方向の
断裁部分の位置に全周にわたって傷が形成され、次に上
方の切刃(16)が突設された切刃ロール(17)と下
方のアンビルロール(18)とで所定形状に打ち抜き加
工してブランク(20)を作製するものである。
【0020】罫入れ部のアンビルロールに設ける第2切
刃の形状は、直線状、曲線状、ミシン目線状、破線状、
その他いずれの形状でも良く、また、その本数は1本な
いしそれ以上の複数本設けても良く、連続ないし不連続
のいずれであっても良い。また、その構造としては、切
刃が貫通しないハーフカットの状態、あるいは部分的に
貫通していても良い。なお、部分的に貫通している場合
には、ミシン目線状、破線状など不連続なものが好まし
い。さらには、位置合わせの際の見当のバラツキを考慮
して複数本設けることが好ましいなどの理由から、例え
ば、図3(a)〜(d)に示すような形状のものが好ま
しく使用できる。
【0021】積層シートの熱融着樹脂層を形成する材質
としては、ポリエチレン、低密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、など一般的
なものが使用できる。また、低温シール樹脂層を形成す
る材質としては、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセ
ン触媒により合成された直鎖状低密度ポリエチレンなど
が好ましく使用できる。
【0022】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 〈実施例1〉先ず、〔表面側〕低密度ポリエチレン層
(20μm厚)/板紙層(坪量400g/m2 )低密度
ポリエチレン層(30μm厚)/酸化ケイ素蒸着ポリエ
チレンテレフタレートフィルム層(12μm厚)/直鎖
状低密度ポリエチレン層(60μm厚)〔裏面側〕構成
の積層シートを作製した。
【0023】この積層シートを、図1に示すロータリー
カット方式で、先ず、罫入れ部(10)で、罫入れロー
ル(12)で折り目線を入れると共に、積層シート
(1)の直鎖状低密度ポリエチレン層側から第2切刃
(14)で図3(d)に示すような形状の切れ目による
傷を、積層シートの切刃部(15)で打ち抜くブランク
の流れ方向に直交する断裁部分の位置に入れた。
【0024】次いで、切刃部(15)で切刃(16)で
打ち抜いて図4に示すようなブランク(20)を作製し
た。このブランクからスリーブを作製し、このスリーブ
を専用の充填シール機にセットして製箱・充填・密封し
て2リットルの水を充填した液体用紙容器を作製した。
【0025】〈実施例2〉打ち抜くブランクの断裁部分
の全周にわたって第2切刃を設けた罫入れ部とした以外
は実施例1と同様に、ロータリーカット方式で、ブラン
クを作製し、ついで、このブランクからスリーブを作製
し、このスリーブを専用の充填シール機にセットして製
箱・充填・密封して2リットルの水を充填した液体用紙
容器を作製した。
【0026】この2つの実施例の積層シートからブラン
クの打ち抜き時の抜きカス残り、破れなどを観察した
が、きれいに打ち抜かれており作業上の問題点はなかっ
た。また、製箱・充填・密封の工程での問題も発生しな
かった。
【0027】
【発明の効果】上記のように、本発明の液体用紙容器の
製造方法を用いたブランクは、抜きカス残りや破れなど
のトラブルが少なく、また、紙粉などの抜き粉の発生を
少なくすることができる。また、このブランクを使用し
て作製した液体用紙容器は、紙粉などの抜き粉の発生を
少なく押さえた液体用紙容器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体用紙容器の製造方法における一実
施形態のロータリーカット方式で積層シートからブラン
クを打ち抜き加工する状態を示す模式説明図である。
【図2】本発明で使用する積層シートの層構成の一実施
形態を示す断面説明図である。
【図3】(a)〜(d)は、本発明で使用する第2切刃
の形状を示す模式説明図である。
【図4】本発明の液体用紙容器の製造方法により作製し
た一実施形態のブランクの展開平面図である。
【図5】従来の液体用紙容器の製造方法によるロータリ
ーカット方式で積層シートからブランクを打ち抜き加工
する状態を示す模式説明図である。
【図6】従来の積層シートの層構成の一実施形態を示す
断面説明図である。
【図7】(a)は、従来の液体用紙容器の製造方法にお
ける裏面層が低密度ポリエチレン層である積層シートの
断裁位置に切刃ロールの切刃が切り込んだ状態を示す説
明図であり、(b)は、その積層シートからブランクを
引きちぎって分離した状態を示す説明図である。
【図8】(a)は、従来の液体用紙容器の製造方法にお
ける裏面層が低温シール樹脂層である積層シートの断裁
位置に切刃ロールの切刃が切り込んだ状態を示す説明図
であり、(b)は、その積層シートからブランクを引き
ちぎっても分離し得ない状態を示す説明図である。
【図9】液体用紙容器の一実施形態の斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1‥‥積層シート 10‥‥罫入れ部 11‥‥押し罫 12‥‥罫入れロール 13‥‥アンビルロール 14‥‥第2切刃 15‥‥切刃部 16‥‥切刃 17‥‥切刃ロール 18‥‥アンビルロール 20‥‥ブランク 21‥‥表面層(最外層) 22‥‥中間層 23‥‥裏面層(最内層)、熱融着樹脂層 24‥‥裏面層(最内層)、低温シール樹脂層 30‥‥液体用紙容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板紙を基材とする表面層が熱融着樹脂層
    で、裏面層が低温シール樹脂層からなる積層シートから
    ブランクを打ち抜く際、前記積層シートの打ち抜くブラ
    ンクの断裁部分の位置に前もって切刃等による傷加工を
    施したのち、前記表面層の熱融着樹脂層側から打ち抜き
    刃で前記ブランクを打ち抜いたことを特徴とする液体用
    紙容器の製造方法。
  2. 【請求項2】板紙を基材とする表面層が熱融着樹脂層
    で、裏面層が低温シール樹脂層からなる積層シートから
    ブランクを打ち抜く加工方法が、押し罫が突設された罫
    入れロールと該罫入れロールと対をなすアンビルロール
    とからなる罫入れ部と、切刃が突設された切刃ロールと
    該切刃ロールと対をなすアンビルロールとからなる切刃
    部と、が互いに同調して作動する関係にあるロータリー
    カット方式を用いて所望のブランクに打ち抜く、ブラン
    クの打ち抜き加工方法であって、 前記罫入れロールと対をなすアンビルロールの、前記積
    層シートの打ち抜くブランクの流れ方向二直交する断裁
    部分の位置に、第2切刃を設けて傷加工およびび打ち抜
    き加工することを特徴とする請求項1に記載の液体用紙
    容器の製造方法。
  3. 【請求項3】前記罫入れロールと対をなすアンビルロー
    ルの、前記積層シートの打ち抜くブランクの断裁部分の
    位置に、全周にわたって第2切刃を設けて傷加工および
    打ち抜き加工することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の液体用紙容器の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体
    用紙容器の製造方法により作製した液体用紙容器。
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