JP2002248523A - 車体パネルのプレス方法 - Google Patents

車体パネルのプレス方法

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JP2002248523A JP2001049045A JP2001049045A JP2002248523A JP 2002248523 A JP2002248523 A JP 2002248523A JP 2001049045 A JP2001049045 A JP 2001049045A JP 2001049045 A JP2001049045 A JP 2001049045A JP 2002248523 A JP2002248523 A JP 2002248523A
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Teruo Kamata
輝郎 鎌田
Koji Fujita
耕治 藤田
Ichiro Kono
一郎 河野
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プレス装置のコストを抑えることができる技
術を提供する。 【解決手段】 ダイ35及び第1〜第3のパンチ40,
60,70を備えたプレス装置をプレスマシンに組付
け、プレスマシンのラム14でプレス装置を作動するこ
とにより、予め絞り成形とトリム加工を施した車体パネ
ル半完成品18の周縁19を成形する。この際に、車体
パネル半完成品を吊着し、起立した状態でプレス装置に
セットするとともに第1〜第3のパンチとダイとの間に
周縁をセットし、ラムで第1〜第3のパンチを下降する
ことにより周縁を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め絞り成形とト
リム加工を施すことで車体パネル半完成品を形成した
後、この車体パネル半完成品の周縁をプレスマシンのラ
ムに協働させて曲げ加工する車体パネルのプレス方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】車体パネルの縁を曲げ加工するプレス装
置として、例えば特許第2680912号公報「ベンド
装置」が知られている。このプレス装置は、上型及び下
型をプレスマシンに組込んで使用するものである。この
プレス装置をプレスマシンに組込んだ例を次図に示し、
プレス装置について詳しく説明する。
【0003】図14は従来のプレス装置の正面図であ
り、プレスマシン150にプレス装置155を組付けた
状態を示す。プレス装置155は、プレスマシン150
のラム151に上型156を取付け、プレスマシン15
0のボルスタ152に下型157を取付けたものであ
り、上型156にカムドライバ158を備え、下型15
7にパンチ159を水平方向にスライド自在に備える。
【0004】このプレス装置155で車体パネル半完成
品160の周縁161に曲げ加工を施す際には、先ずプ
レスマシン150のシリンダ153,153でラム15
1と一体的に上型156を上昇し、この状態で下型15
7に車体パネル半完成品160を横置きする。
【0005】次に、シリンダ153でラム151と一体
的に上型156を下降し、上型156のパッド162で
車体パネル半完成品160を押えながらカムドライバ1
58でパンチ159を下型157に向けて水平方向に移
動する。これにより、図に示すようにパンチ159で車
体パネル半完成品160の周縁161を曲げ加工する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年自動車
は多量生産から多品種少量生産に変りつつあり、多品種
少量生産に対応するために一基のプレスマシン150で
多品種の車体パネル半完成品160を曲げ成形する傾向
にある。
【0007】車体パネル半完成品160の品種を代える
際には、既設の上型156及び下型157をそれぞれプ
レスマシン150のラム151及びボルスタ152から
外し、新たな上型及び下型をそれぞれラム151及びボ
ルスタ152に取付ける。このため、多品種の車体パネ
ル半完成品160に合せて、多種の上型及び下型を用意
する必要がある。
【0008】しかし、上型156にはカムドライバ15
8やパッド162などの付帯設備が付いており、加えて
下型157にはパンチ159などの付帯設備が付いてい
るので、上型156や下型157は複雑な構成になる。
【0009】加えて、このプレス装置155は、カムド
ライバ158の鉛直方向(上下方向)の移動を利用し
て、パンチ159を水平方向(横方向)に変化させて移
動する構成なので、カムドライバ158によるパンチ1
59への押圧力を比較的大きく設定する必要がある。こ
のため、カムドライバ158やパンチ159の剛性を高
めるために、カムドライバ158やパンチ159を大型
にする必要がある。よって、上型や下型が大型になり、
そのことが製品のコストを下げる上で妨げになる。
【0010】そこで、本発明の目的は、プレス装置のコ
ストを抑えることができる技術を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ダイ及びパンチを備えたプレス装置をプ
レスマシンに組付け、このプレスマシンのラムでプレス
装置を作動することにより、予め絞り成形とトリム加工
を施した車体パネル半完成品を成形する車体パネルのプ
レス方法であって、前記車体パネル半完成品を吊着し、
起立した状態で前記プレス装置にセットし、前記ラムで
前記パンチを下降することにより、前記パンチで前記車
体パネル半完成品の周縁を成形することを特徴とする。
【0012】車体パネル半完成品を吊着し、起立した状
態にセットし、ラムでパンチを押し下げることにより周
縁を成形する。このように、車体パネル半完成品を起立
した状態にセットすることで、パンチを鉛直方向や略鉛
直方向に移動することができる。このため、ラムの押下
げ力を効率よくパンチに伝えることが可能になり、ラム
の押下げ力を小さく抑えることができる。
【0013】請求項2は、ダイ、パンチ及びカムドライ
バを備えたプレス装置をプレスマシンに組付け、このプ
レスマシンのラムでプレス装置を作動することにより、
予め絞り成形とトリム加工を施した車体パネル半完成品
を成形する車体パネルのプレス方法であって、前記車体
パネル半完成品を吊着し、起立した状態で前記プレス装
置にセットし、前記ラムで前記カムドライバを下降する
ことにより、前記パンチで前記車体パネル半完成品の周
縁を成形することを特徴とする。
【0014】車体パネル半完成品を吊着し、起立した状
態にセットし、ラムでカムドライバを押し下げることに
よりパンチで周縁を形成する。このように、車体パネル
半完成品を起立した状態にセットすることで、カムドラ
イバやパンチをラムとほぼ同じ方向に移動することがで
きる。このため、ラムの押下げ力をカムドライバを介し
て効率よくパンチに伝えることが可能になり、ラムの押
下げ力を小さく抑えることができる。
【0015】加えて、成形の際に、カムドライバを介し
てパンチを移動する構成としたので、パンチの移動方向
をカムドライバの移動方向に対して変えることができ
る。よって、例えばダイが傾斜しても、ダイの傾斜に合
せてパンチを移動させることができる。従って、種々の
形状の車体パネル半完成品に適用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る車体パネルのプレス方
法(第1実施形態)を実施する装置を組付けたプレスマ
シンの正面図である。プレスマシン10は、ベース11
に一対のコラム12,12を設け、コラム12,12に
それぞれガイド13,13を取付け、ガイド13,13
間にラム14を昇降自在に取付け、ラム14を昇降する
昇降手段15を梁部16に取付け、ベース11にボルス
タ17を設け、ボルスタ17に車体パネルのプレス装置
20を備える。昇降手段15は、梁部16に一対のシリ
ンダ15aを取付け、シリンダ15aのロッド15bを
ラム14に連結することで、ラム14を昇降する手段で
ある。
【0017】車体パネルのプレス装置20は、前工程で
ワークに予め絞り成形やトリム加工を施すことにより全
体的に平板状に形成した車体パネル半完成品(サイドパ
ネル)18(図6、図7に示す)を得た後、このサイド
パネル18を平板状の部分を縦向きにセットした状態
(吊着し、起立した状態)で、昇降手段15でラム14
を昇降させることにより、ラム14に協働させてサイド
パネル18の周縁19(図6、図7に示す)を曲げ成形
(成形)する装置である。
【0018】図2は本発明に係る車体パネルのプレス方
法(第1実施形態)を実施する装置の正面図である。車
体パネルのプレス装置20は、ボルスタ17上に立設し
た共用下型21と、この共用下型21に着脱自在で、サ
イドパネル18の周縁19を成形するダイ35、第1〜
第3のパンチ40,60,70及び第1〜第2のカムド
ライバ50,80を配設した専用型部25とからなる。
【0019】共用下型21は、平面視で矩形状に形成
し、前面22に収容凹部23(図3〜図5も参照)を形
成し、この収容凹部23に専用型部25を収容したもの
である。専用型部25は、平面視で矩形状に形成し、前
面26の上部に凹みを形成することにより略湾曲状の段
部27を形成し、この段部27にダイ35を固定し、ダ
イ35の上方に第1〜第3のパンチ(パンチ)40,6
0,70を左側から順に備え、第1、第3のパンチ4
0,70の上方にそれぞれ第1、第2のカムドライバ
(カムドライバ)50,80を設け、段部27の下方の
前面26に第1〜第3のクランプ90,91,92を左
から順に備える。
【0020】さらに、この専用型部25は、段部27を
形成する左右の側壁25a,25bを備え、左右の側壁
25a,25bにそれぞれ左右の側面樹脂材25c,2
5dを備え、上面25eに上面樹脂材25fを備える。
【0021】ダイ35は、左側部位36、中央部位37
及び右側部位38からなり、左側部位36を右向きの上
り勾配に形成し、中央部位37を略水平に形成し、右側
部位38を右向きの下り勾配に形成することにより、車
両のルーフ(図示しない)の形状に合せて略湾曲状に形
成したものである。
【0022】第1パンチ40は、ダイ35の左側部位3
6の上方に上り勾配に配置するとともに、左側部位36
に向って近づく方向と、左側部位36から離れるれ方向
(すなわち、矢印方向)とに移動自在に設け、第1パ
ンチ40を左側部位36から離れるれ方向に押し上げる
一対の第1パンチ圧縮ばね41(図3に1個のみ示す)
を備え、矢印方向への移動をガイドする一対の第1パ
ンチガイド孔(想像線で示す)42a,42aを有し、
上面40dに上面樹脂材43aを備える。
【0023】一対の第1パンチガイド孔42a,42a
を、専用型部25の一対の第1パンチガイドピン(想像
線で示す)42b,42bに移動自在に嵌合するととも
に、専用型部25に第1パンチガイド部材44a,44
bを取付けることで、第1パンチガイド部材44a,4
4bを第1パンチ40の左右側壁40a,40bに接触
させた状態に設ける。よって、第1パンチ40を矢印
方向に円滑に移動することができる。
【0024】さらに、第1パンチ40は、下端部に第1
パッド45を矢印方向に移動自在に備え、第1パッド
45と第1パンチ40との間に一対の第1パッド弾性部
材46,46を設ける。第1パッド弾性部材46,46
は、ゴム材を筒体状に形成することにより、圧縮荷重に
対して弾性変形可能に構成した部材である。第1パンチ
40によれば、曲げ成形の際に、サイドパネル18(図
6、図7に示す)の周縁19を第1パッド45で押え付
け、その後第1パンチ40で周縁19を曲げ加工するこ
とができる。
【0025】第1カムドライバ50は、第1パンチ40
の上方に配置するとともに、下側スライド傾斜面50a
を第1パンチ40の上面樹脂材43aに当接させた状態
で、矢印方向に昇降自在に設け、第1カムドライバ5
0を押し上げる一対の第1カムドライバ圧縮ばね52,
52を備え、矢印方向への移動をガイドする第1カム
ドライバガイド孔(想像線で示す)53aを有する。
【0026】第1カムドライバガイド孔53aを、専用
型部25の第1カムドライバガイドピン(想像線で示
す)53bに移動自在に嵌合するとともに、第1カムド
ライバ50の左側壁50bを左側面樹脂材25cにスラ
イド自在に当接させた状態に設ける。よって、第1カム
ドライバ50を矢印方向に円滑に移動することができ
る。
【0027】このように、第1カムドライバ50を介し
て第1パンチ40を移動する構成としたので、曲げ加工
の際に、第1パンチ40の移動方向を第1カムドライ
バ50の移動方向に対して変えることができる。この
ため、ダイ35の左側部位36が上り勾配に傾斜して
も、左側部位36の傾斜に合せて第1パンチ40を移動
させることができる。
【0028】第2パンチ60は、ダイ35の中央部位3
7の上方に配置するとともに、中央部位37に向って近
づく方向と、中央部位37から離れるれ方向(すなわ
ち、矢印方向)とに移動自在に設け、第2パンチ60
を中央部位37から離れるれ方向に押し上げる一対の第
2パンチ圧縮ばね61,61を備え、矢印方向への移
動をガイドする一対の第2パンチガイド孔(想像線で示
す)62a,62aを有する。
【0029】一対の第2パンチガイド孔62a,62a
を、専用型部25の一対の第2パンチガイドピン(想像
線で示す)62b,62bに移動自在に嵌合するととも
に、専用型部25に第2パンチガイド部材64a,64
bを備え、第2パンチガイド部材64a,64bを第2
パンチ60の左右側壁60a,60bに接触させた状態
に設ける。よって、ダイ35を矢印方向に円滑に移動
することができる。
【0030】さらに、第2パンチ60は、下端部に第2
パッド65を矢印方向に移動自在に備え、第2パッド
65の上面65aと第2パンチ60の上側突条片60c
との間に一対の第2パッド弾性部材66,66を設け
る。第2パッド弾性部材66,66は、ゴム材を筒体状
に形成することにより、圧縮荷重に対して弾性変形可能
に構成した部材である。第2パンチ60によれば、曲げ
成形の際に、サイドパネル18(図6、図7に示す)の
周縁19を第2パッド65で押え付け、その後第2パン
チ60で周縁19を曲げ加工することができる。
【0031】第3パンチ70は、ダイ35の右側部位3
8の上方に下り勾配に配置するとともに、右側部位38
に向って近づく方向と、右側部位38から離れるれ方向
(すなわち、矢印方向)とに移動自在に設け、第3パ
ンチ70を右側部位38から離れるれ方向に押し上げる
一対の第3パンチ圧縮ばね71(図5に1個のみ示す)
を備え、矢印方向への移動をガイドする一対の第3パ
ンチガイド孔(想像線で示す)72a,72aを有し、
上面70dに上面樹脂材73aを備える。
【0032】一対の第3パンチガイド孔72a,72a
を、専用型部25の一対の第3パンチガイドピン(想像
線で示す)72b,72bに移動自在に嵌合するととも
に、専用型部25に第3パンチガイド部材74a,74
bを備え、第3パンチガイド部材74a,74bを第3
パンチ70の左右側壁70a,70bに接触させた状態
に設ける。よって、第3パンチ70を矢印方向に円滑
に移動することができる。
【0033】さらに、第3パンチ70は、下端部に第3
パッド75を矢印方向に移動自在に備え、第3パッド
75と第3パンチ70との間に一対の第3パッド弾性部
材76,76を設ける。第3パッド弾性部材76,76
は、ゴム材を筒体状に形成することにより、圧縮荷重に
対して弾性変形可能に構成した部材である。第3パンチ
70によれば、曲げ成形の際に、サイドパネル18(図
6、図7に示す)の周縁19を第3パッド75で押え付
け、その後第3パンチ70で周縁19を曲げ加工するこ
とができる。
【0034】第2カムドライバ80は、第3パンチ70
の上方に配置するとともに、下側スライド傾斜面80a
を第3パンチ70の上面樹脂材72aに当接させた状態
で、矢印方向に昇降自在に設け、第2カムドライバ8
0を押し上げる一対の第2カムドライバ圧縮ばね82,
82を備え、矢印方向への移動をガイドする第2カム
ドライバガイド孔(想像線で示す)83aを有する。
【0035】第2カムドライバガイド孔83aを、専用
型部25の第2カムドライバガイドピン(想像線で示
す)83bに移動自在に嵌合するとともに、第2カムド
ライバ80の右側壁80bを右側面樹脂材25dにスラ
イド自在に当接させた状態に設ける。よって、第2カム
ドライバ80を矢印方向に円滑に移動することができ
る。
【0036】このように、第2カムドライバ80を介し
て第3パンチ70を移動する構成としたので、曲げ加工
の際に、第3パンチ70の移動方向を第2カムドライ
バ80の移動方向に対して変えることができる。この
ため、ダイ35の右側部位38が下り勾配に傾斜して
も、右側部位38の傾斜に合せて第3パンチ70を移動
させることができる。
【0037】このように、第1、第2のカムドライバ5
0,80でそれぞれを第1、第3パンチ40,70を押
し下げる構成にすることで、第1パンチ40を矢印の
如く上り勾配の左側部位36に向けて移動することがで
き、第3パンチ70を矢印の如く下り勾配の右側部位
38に向けて移動することができる。よって、車両のル
ーフ形状に合せた略湾曲状のダイ35に第1〜第3パン
チ40,60,70を押し付けることができる。以上述
べたように、カムドライバを介してパンチを移動する構
成とすることで、種々の形状の車体パネル半完成品に適
用することができるので、用途の拡大を図ることができ
る。
【0038】図3は図2の3−3線断面図であり、共用
下型21の収容凹部23に専用型部25をボルト24・・
・で着脱自在に取付け、専用型部25の前面26の段部
27にダイ35を固定し、ダイ35の左側部位36の上
方に第1パンチ40を左側部位36に向って矢印の如
く前後方向に傾斜させた状態で移動自在に取付け、第1
パンチ40の下端部に第1パッド45を矢印方向に移
動自在に備え、第1パンチ40の上方に第1カムドライ
バ50を矢印の如く昇降自在に備えた状態を示す。
【0039】第1パンチ40は、後面40eに後面樹脂
材43bを取付け、この後面樹脂材43bを介して専用
型部25の左スライド傾斜面28aにスライド自在に取
付け、第1パンチ40と専用型部25の左係止段部28
bとの間に第1パンチ圧縮ばね41,41(1個のみ図
示する)を備え、第1パンチ40の左側突条片40cと
第1パッド45との間に第1パッド弾性部材46,46
(1個のみ図示する)を設ける。
【0040】第1カムドライバ50は、下側スライド傾
斜面50aを上面樹脂材43aにスライド自在に当接
し、左上側係止部50cと専用型部25の左係止突条部
28cとの間に第1カムドライバ圧縮ばね52,52
(1個のみ図示する)を備える。
【0041】図4は図2の4−4線断面図であり、共用
下型21の収容凹部23に専用型部25をボルト24・・
・(図3に示す)で着脱自在に取付け、専用型部25の
前面26の段部27にダイ35を固定し、ダイ35の中
央部位37の上方に第2パンチ60を中央部位37に向
って矢印の如く昇降自在に取付け、第2パンチ60の
下端部に第2パッド65を矢印方向に移動自在に備
え、専用型部25の前面26に第2クランプ91を備え
た状態を示す。
【0042】第2パンチ60は、後面60eに後面樹脂
材63を取付け、この後面樹脂材63を介して専用型部
25の中央スライド面29aにスライド自在に取付け、
第2パンチ60の上後側突条片60fと専用型部25の
中央係止段部29bとの間に第2パンチ圧縮ばね61,
61(1個のみを図示する)を備え、第2パンチ60の
上側突条片60cと第2パッド65との間に第2パッド
弾性部材66,66(1個のみを図示する)を設ける。
【0043】第2クランプ91は、専用型部25の前面
26に突起94を取付け、突起94の先端に受け片95
を取付け、この受け片95に押え片96を取付けること
により、サイドパネル18(図6、図7に示す)を支え
る部材である。押え片96の左右側にそれぞれ左右のピ
ン97a,97bを取付け、これらのピン97a,97
bと押え片96との間にそれぞれ板ばね98a,98b
を備える。
【0044】よって、受け片95にサイドパネル18を
セットし、サイドパネル18に押え片96を押し付けて
左右のピン97a,97bを受け片95の左右の孔95
a,95aに矢印の如く差込み。その後、左右のピン9
7a,97bのロック片99a,99bを倒すことによ
り、サイドパネル18をクランプする(図7(b)も参
照)。なお、第2クランプ91の構成はこれに限らない
で、その他の構成にすることも可能である。ここで、第
1クランプ90及び第3クランプ92は、第2クランプ
91と同じ構造なので、以下同一符号を付して説明を省
略する。
【0045】図5は図2の5−5線断面図であり、共用
下型21の収容凹部23に専用型部25をボルト24・・
・(図3に示す)で着脱自在に取付け、専用型部25の
前面26の段部27にダイ35を固定し、ダイ35の右
側部位38の上方に第3パンチ70を右側部位38に向
って矢印の如く前後方向に傾斜させた状態で移動自在
に取付け、第3パンチ70の下端部に第3パッド75を
矢印方向に移動自在に備え、第3パンチ70の上方に
第2カムドライバ80を矢印の如く昇降自在に備えた
状態を示す。
【0046】第3パンチ70は、後面70eに後面樹脂
材73bを取付け、この後面樹脂材73bを介して専用
型部25の右スライド傾斜面31aにスライド自在に取
付け、第3パンチ70と専用型部25の右係止部31b
との間に第3パンチ圧縮ばね71,71(1個のみ図示
する)を備え、第3パンチ70の上側突条片70cと第
3パッド75との間に第3パッド弾性部材76,76
(1個のみ図示する)を設ける。
【0047】第2カムドライバ80は、下側スライド傾
斜面80aを上面樹脂材73aにスライド自在に当接
し、上側係止部80cと専用型部25の右係止突条部3
1cとの間に第2カムドライバ圧縮ばね82を備える。
【0048】次に、車体パネルのプレス方法(第1実施
形態)を図6〜図9に基づいて説明する。図6は本発明
に係る車体パネルのプレス方法(第1実施形態)の第1
作用説明図である。図1に示すプレスマシン10の昇降
手段15を作動させてラム14を上死点まで持上げるこ
とにより、第1、第2のカムドライバ圧縮ばね52,8
2で第1、第2のカムドライバ50,80を上昇すると
ともに、第1〜第3パンチ圧縮ばね41,61,71
(41は図3参照、71は図5参照)で第1〜第3パン
チ40,60,70を待機位置まで持上げる。
【0049】次に、専用型部25のダイ35にサイドパ
ネル18の周縁19を載せ、サイドパネル18のフロン
トピラー18aを第1クランプ90でクランプし、セン
タピラー18bを第2クランプ91でクランプし、リヤ
ピラー18cを第3クランプ92でクランプする。
【0050】図7(a)〜(c)は本発明に係る車体パ
ネルのプレス方法(第1実施形態)の第2作用説明図で
あり、(a)は図6のa−a線断面、(b)は図6のb
−b線断面、(c)は図6のc−c線断面を示す。
(a)は、サイドパネル18の周縁19のうちの左側周
縁19aを、ダイ35の左側部位36に載せた状態を示
す。
【0051】(b)は、サイドパネル18の周縁19の
うちの中央周縁19bを、ダイ35の中央部位37に載
せ、センタピラー18aを第2クランプ91でクランプ
した状態を示す。(c)は、サイドパネル18の周縁1
9のうちの右側周縁19cを、ダイ35の右側部位38
に載せた状態を示す。
【0052】図8は本発明に係る車体パネルのプレス方
法(第1実施形態)の第3作用説明図である。図1に示
すプレスマシン10の昇降手段15を作動させてラム1
4を下死点まで矢印の如く下降することにより、第
1、第2のカムドライバ50,80の上面50d,80
d、及び第2パンチ60の上面60gに押し付け、第
1、第2のカムドライバ50,80、及び第2パンチ6
0をそれぞれ矢印,,の如く下降する。同時に、
第1、第2のカムドライバ50,80の下降に協働し
て、第1、第3のパンチ40,70も矢印,の如く
下降する。
【0053】図9(a)〜(c)は本発明に係る車体パ
ネルのプレス方法(第1実施形態)の第4作用説明図で
あり、(a)は図8のa−a線断面、(b)は図8のb
−b線断面、(c)は図8のc−c線断面を示す。
(a)は、サイドパネル18の周縁19のうちの左側周
縁19aを、第1パッド45で押え付けた状態でダイ3
5の左側部位36と第1パンチ40とで曲げ加工する。
【0054】(b)は、サイドパネル18の周縁19の
うちの中央周縁19bを、第2パッド65で押え付けた
状態でダイ35の中央部位37と第2パンチ60とで曲
げ加工する。(c)は、サイドパネル18の周縁19の
うちの右側周縁19cを、第3パッド75で押え付けた
状態でダイ35の右側部位38と第3パンチ70とで曲
げ加工する。
【0055】車体パネルのプレス装置20によれば、サ
イドパネル18を縦向きにセットする構成としたので、
第1〜第3のパンチ40,60,70をラム14と略同
じ方向に移動する構成とすることができる。よって、ラ
ム14の押下げ力を第1、第2のカムドライバ50,8
0を介して効率よく第1、第3パンチ40,70に伝え
ることが可能になり、かつラム14の押下げ力を効率よ
く第2パンチ60に伝えることが可能になる。このた
め、ラム14の押下げ力を小さく抑えることができる。
従って、第1、第2のカムドライバ50,80や第1〜
第3パンチ40,60,70を比較的コンパクトに形成
することができるので、型費を抑えることができる。
【0056】次いで、車体パネルのプレス装置20の専
用型部25を交換する例を図3、図10に基づいて説明
する。図10は本発明に係る車体パネルのプレス方法
(第1実施形態)を実施する装置の専用型部を交換する
説明図である。共用下型21に専用型部25を取付ける
ボルト24・・・を外すことにより、専用型部25を共用
下型21から矢印の如く取り外す。次に、新たな専用
型部(図示しない)を共用下型21の収容凹部23に載
置し、ボルト24・・・を締め付けることにより、新たな
専用型部を共用下型21の収容凹部23に固定する。
【0057】車体パネルのプレス装置20を共用下型2
1と専用型部25とに分割可能に構成して、専用型部2
5にダイ35、第1〜第3のパンチ40,60,70
(60,70は図2参照)及び第1〜第2のカムドライ
バ50,80(80は図2参照)をまとめて取付けた。
よって、多品種の車体パネル半完成品に合せて、型の一
部である専用型部25のみを用意するだけよいので、型
全体を用意する場合と比べて型費を抑えることができ
る。従って、型費の回収が容易になり、コストを抑える
ことができる。
【0058】加えて、型全体を交換する必要がないの
で、型交換用の設備を小型化することができる。従っ
て、型交換設備の設備費を抑えることができるので、コ
ストを抑えることができる。さらに、従来のように上型
と下型との両方の型を交換するを手間を省くことことが
できるので、型の交換時間を短くすることができる。従
って、プレスマシンの稼働率を高めて生産性を上げるこ
とができる。
【0059】次に、第2実施形態〜第4実施形態の車体
パネルのプレス方法を図11〜図13に基づいて説明す
る。なお、第2実施形態〜第4実施形態において第1実
施形態と同一部材は同じ符号を付して説明を省略する。
図11(a),(b)は本発明に係る車体パネルのプレ
ス方法(第2実施形態)を実地する装置の説明図であ
り、車体パネル半完成品としてのエンジンフード101
の基端側周縁102を曲げ加工する装置を示す。なお、
(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図であ
る。
【0060】第2実施形態の車体パネルのプレス装置1
00は、専用型部103にダイ104を備え、ダイ10
4の上方に1個のパンチ105を昇降自在に備え、パン
チ105を上下方向に案内するパンチガイド孔107a
及びパンチガイドピン107bを備え、パンチを上昇さ
せて待機位置に保持するパンチ圧縮ばね108を備え
る。
【0061】パンチ105を1個にした理由は、エンジ
ンフード101の基端側周縁102は較的直線に近い凹
湾曲状であるため、第1実施形態の車体パネルのプレス
装置20のように第1〜第3のパンチに分割し、かつ第
1〜第2のカムドライバを備える必要がないからであ
る。
【0062】このように、車体パネル半完成品の形状に
合せてパンチやカムドライバを適宜組合せることによ
り、多種のワーク形状に対応させることができるので、
用途の拡大を図ることができる。なお、車体パネルのプ
レス装置100では、第1実施形態と同様にパッドを備
えているが説明を簡略するために省略する。
【0063】車体パネルのプレス装置100によれば、
ダイ104にエンジンフード101の基端側周縁102
をセットし、プレスマシン10(図1に示す)のラム1
4でパンチ105を押し下げることにより、ダイ104
とパンチ105とでエンジンフード101の基端側周縁
102を曲げ加工することができる。また、第1実施形
態と同様に、専用型部103を交換するだけで、その他
の車体パネル半完成品に適用することができる。
【0064】図12は本発明に係る車体パネルのプレス
方法(第3実施形態)を実施する装置の断面図である。
第3実施形態の車体パネルのプレス装置110は、ボル
スタ17に載置した共用下型111と、この共用下型1
11の上面111aに着脱自在に取付けた専用型部11
2と、この専用型部112に設けた一対のダイ113,
113及び一対のパンチ114,114とからなる。
【0065】専用型部112は、前後の上端部112
a,112bにそれぞれダイ113,113を取付け、
各々のダイ113,113の上方にそれぞれパンチ11
4,114を昇降自在に備え、これらのパンチ114,
114を上昇させて待機位置に保持する一対のパンチ圧
縮ばね115,115を備える。なお、車体パネルのプ
レス装置110では、第1実施形態と同様にそれぞれの
パンチ114,114にパッドを備えているが説明を簡
略するために省略する。
【0066】車体パネルのプレス装置110によれば、
一対のダイ113,113にそれぞれ車体パネル半完成
品117,117の周縁118,118をセットし、プ
レスマシン10(図1に示す)のラム14で一対のパン
チ114,114を押し下げることにより、一対のダイ
113,113と一対のパンチ114,114とで各々
の車体パネル半完成品117,117の周縁118,1
18を曲げ加工することができる。
【0067】この第3実施形態によれば、1回のプレス
工程で2個の車体パネル半完成品117,117の周縁
118,118を同時に曲げ加工することができるので
生産性を高めることができる。加えて、第1実施形態と
同様に、専用型部112を交換するだけで、その他の車
体パネル半完成品に適用することができる。
【0068】図13は本発明に係る車体パネルのプレス
方法(第4実施形態)を実施する装置の正面図である。
第4実施形態の車体パネルのプレス装置120は、ボル
スタ17に載置した共用下型21と、この共用下型21
の収容凹部23に着脱自在に取付けた専用型部121
と、この専用型部121に設けた一対のダイ122,1
22及び一対のパンチ123,123と、車体パネル半
完成品(フロントサイドフェンダ)124,124の周
縁125,125に孔開け加工(ピアス加工)を施すピ
アス手段130とからなる。
【0069】専用型部121は、左右の上端部にそれぞ
れダイ122,122を取付け、各々のダイ122,1
22の上方にそれぞれパンチ123,123を昇降自在
に備え、これらのパンチ123,123を案内するパン
チガイド孔126a,126a及びパンチガイドピン1
26b,126bを備え、各々のパンチ123,123
を上昇させて待機位置に保持するパンチ圧縮ばね127
・・・を備える。加えて、専用型部121は、ピアス手段
130の油圧供給シリンダ131を中央に備え、この油
圧供給シリンダ131にチューブ132・・・を介して連
通した複数のピアスシリンダ133・・・を備える。
【0070】車体パネルのプレス装置120によれば、
一対のダイ122,122にそれぞれフロントサイドフ
ェンダ124,124の周縁125,125をセット
し、プレスマシン10(図1に示す)のラム14で一対
のパンチ123,123を押し下げることにより、一対
のダイ122,122と一対のパンチ123,123と
で各々のフロントサイドフェンダ124,124の周縁
125,125を曲げ加工することができる。
【0071】加えて、プレスマシン10(図1に示す)
のラム14で一対のパンチ123,123を押し下げる
ことにより、ピアス手段130の油圧供給シリンダ13
1を押し下げ、ピアスシリンダ133・・・のピストンヘ
ッド(図示しない)に加圧する。よって、ピアスシリン
ダ133・・・のそれぞれのピン134・・・が突出して各々
のフロントサイドフェンダ124の周縁125にピアス
加工を施す。
【0072】この第4実施形態によれば、1回のプレス
工程でフロントサイドフェンダ124の周縁125を曲
げ加工するとともに、ピアス加工することができるので
生産性を高めることができる。加えて、第1実施形態と
同様に、専用型部121を交換するだけで、その他の車
体パネル半完成品に適用することができる。
【0073】なお、前記実施例では、車体パネル半完成
品として、サイドパネル18、エンジンフード101及
びフロントサイドフェンダ124を例に説明したが、そ
の他のパネル半完成品に適用することも可能である。加
えて、車体パネル半完成品以外のワークに適用すること
も可能である。
【0074】また、前記第1実施形態では、車体パネル
半完成品として全体的に平板状に形成したサイドパネル
18について説明したが、車体パネル半完成品は全体的
に平板状である必要はなく、例えば球面状に形成したも
のでもよい。さらに、サイドパネル18を縦向きに配置
した例について説明したが、必ずしも縦向きである必要
はなく、要は車体パネル半完成品が吊着し、起立した状
態であればよい。
【0075】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、車体パネル半完成品を吊着し、起立
した状態で、車体パネル半完成品の周縁をパンチとダイ
との間にセットし、ラムでパンチを押し下げることによ
り周縁を成形する。このように、車体パネル半完成品を
起立した状態にセットすることで、パンチを鉛直方向や
略鉛直方向に移動することができる。このため、ラムの
押下げ力を効率よくパンチに伝えることが可能になり、
ラムの押下げ力を小さく抑えることができる。従って、
パンチを比較的コンパクトに形成することができるの
で、型費を抑えることができる。
【0076】請求項2は、車体パネル半完成品を吊着
し、起立した状態で、車体パネル半完成品の周縁をパン
チとダイとの間にセットし、ラムでカムドライバを押し
下げることによりパンチで周縁を成形する。このよう
に、車体パネル半完成品を起立した状態でセットするこ
とで、カムドライバやパンチをラムとほぼ同じ方向に移
動することができる。このため、ラムの押下げ力をカム
ドライバを介して効率よくパンチに伝えることが可能に
なり、ラムの押下げ力を小さく抑えることができる。従
って、カムドライバやパンチを比較的コンパクトに形成
することができるので、型費を抑えることができる。
【0077】加えて、曲げ加工の際に、カムドライバを
介してパンチを移動する構成としたので、パンチの移動
方向をカムドライバの移動方向に対して変えることがで
きる。このため、例えばダイが傾斜しても、ダイの傾斜
に合せてパンチを移動させることができる。従って、種
々の形状の車体パネル半完成品に適用することができる
ので、用途の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第1実
施形態)を実施する装置を組付けたプレスマシンの正面
【図2】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第1実
施形態)を実施する装置の正面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第1実
施形態)の第1作用説明図
【図7】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第1実
施形態)の第2作用説明図
【図8】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第1実
施形態)の第3作用説明図
【図9】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第1実
施形態)の第4作用説明図
【図10】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第1
実施形態)を実施する装置の専用型部を交換する説明図
【図11】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第2
実施形態)を実地する装置の説明図
【図12】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第3
実施形態)を実施する装置の断面図
【図13】本発明に係る車体パネルのプレス方法(第4
実施形態)を実施する装置の正面図
【図14】従来のプレス装置の正面図
【符号の説明】
10…プレスマシン、14…ラム、17…ボルスタ、1
8…サイドパネル(車体パネル半完成品)、19,11
8,125…周縁、20,100,110,120…車
体パネルのプレス装置、21,111…共用下型、2
5,103,112,121…専用型部、35,10
4,113,122…ダイ、36…左側部位、37…中
央部位、38…右側部位、40…第1パンチ(パン
チ)、45…第1パッド、50…第1カムドライバ(カ
ムドライバ)、60…第2パンチ(パンチ)、65…第
2パッド、70…第3パンチ(パンチ)、75…第3パ
ッド、80…第2カムドライバ(カムドライバ)、10
1…エンジンフード(車体パネル半完成品)、102…
基端側周縁(周縁)、105,114,123…パン
チ、117…車体パネル半完成品、124…フロントサ
イドフェンダ(車体パネル半完成品)。
フロントページの続き (72)発明者 河野 一郎 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E050 DA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイ及びパンチを備えたプレス装置をプ
    レスマシンに組付け、このプレスマシンのラムでプレス
    装置を作動することにより、予め絞り成形とトリム加工
    を施した車体パネル半完成品を成形する車体パネルのプ
    レス方法であって、 前記車体パネル半完成品を吊着し、起立した状態で前記
    プレス装置にセットし、 前記ラムで前記パンチを下降することにより、前記パン
    チで前記車体パネル半完成品の周縁を成形することを特
    徴とする車体パネルのプレス方法。
  2. 【請求項2】 ダイ、パンチ及びカムドライバを備えた
    プレス装置をプレスマシンに組付け、このプレスマシン
    のラムでプレス装置を作動することにより、予め絞り成
    形とトリム加工を施した車体パネル半完成品を成形する
    車体パネルのプレス方法であって、 前記車体パネル半完成品を吊着し、起立した状態で前記
    プレス装置にセットし、 前記ラムで前記カムドライバを下降することにより、前
    記パンチで前記車体パネル半完成品の周縁を成形するこ
    とを特徴とする車体パネルのプレス方法。
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