JP2002248222A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002248222A
JP2002248222A JP2001025554A JP2001025554A JP2002248222A JP 2002248222 A JP2002248222 A JP 2002248222A JP 2001025554 A JP2001025554 A JP 2001025554A JP 2001025554 A JP2001025554 A JP 2001025554A JP 2002248222 A JP2002248222 A JP 2002248222A
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信雄 大住
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昭敏 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤の非遊技領域を有効に利用して遊技関
連情報を遊技者に対し表示することができる遊技機を提
供することにある。 【解決手段】 遊技盤13の非遊技領域H2に遊技関連
情報として賞球の未払出し個数を表示する未払出し個数
カウンタ26を前記飾り部材25の内部(空洞)に収納
された形態で配置する。そして、前記飾り部材25に
は、前記未払出し個数カウンタ26の配置位置と対応す
る位置に前記飾り部材25を貫通して形成される貫通孔
25aを設ける。従って、未払出し個数カウンタ26の
表示内容は、前記貫通孔25aを介して遊技機の機表側
(遊技者側)から視認可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤前面の非遊
技領域に飾り部材が装着される遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種であるパチンコ遊技機に
は、始動入賞口、大入賞口などの各種入賞口、あるい
は、特別図柄表示装置などが配設される遊技盤が機内部
に配置されている。そして、パチンコ遊技機では、前記
入賞口への遊技球の入賞に伴い所定個数の遊技球(賞
球)の払出しや図柄組み合わせゲームなどが行われるよ
うになっている。
【0003】ところで、前記遊技盤の前面側にあって
は、前記入賞口や特別図柄表示装置などが配設される略
円形の領域を囲んで誘導レール(外レール)が敷設され
ており、当該領域はパチンコ遊技の主体となる遊技領域
とされている。一方、前記誘導レールの外側は通常パチ
ンコ遊技に何ら関与しない非遊技領域とされている。そ
のため、前記非遊技領域には、機内部に配置される前記
遊技盤の意匠性を向上させるために装飾用の飾り部材を
装着することがパチンコ遊技機の通常仕様となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ遊技機では前記遊技盤の非遊技領域に飾り部材
が装着されているに過ぎず、前記非遊技領域はパチンコ
遊技機の全体構成において所謂デッドスペースとなって
いた。
【0005】そこで、従来のパチンコ遊技機の中には、
前記飾り部材にレンズ部材としての機能を持たせて前記
非遊技領域に取着されたランプ部材の表面を覆うことで
電飾表示部を形成し、遊技状態(大当たり、リーチな
ど)に併せて点灯(点滅)/消灯させるものが知られて
いる。しかしながら、このようなパチンコ遊技機では、
前記非遊技領域を電飾表示部として利用しているに過ぎ
ず、遊技者に対し遊技関連情報(例えば、賞球の未払出
し個数など)などを表示する情報表示部として利用する
という技術的思想は何ら存在していなかった。
【0006】一方、遊技関連情報を表示するための前記
情報表示部(表示装置)は、遊技盤の遊技領域内や特別
図柄表示装置内に設けることが従来から考え出されてい
る。しかしながら、パチンコ遊技機の遊技性や組付性な
どを考慮した場合、前記情報表示部の設置場所として
は、例えば、遊技者からその表示内容が視認しやすい場
所、遊技の邪魔にならない場所、若しくは、配線接続な
どが容易な場所であることが好ましいと考えられる。そ
のため、パチンコ遊技機の限られたスペース内でこのよ
うな場所を確保することは非常に難しかった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、遊技盤の非遊技領域を有効に利用して遊技関連情報
を遊技者に対し表示することができる遊技機を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、遊技盤前面の非遊技領域に飾り部材が
装着される遊技機において、前記非遊技領域には、遊技
関連情報を表示するための表示装置の装着部を設け、当
該装着部に装着された前記表示装置の表示内容を遊技機
表側から視認可能とした。
【0009】また、前記装着部は、遊技機裏側において
遊技機の遊技状態制御を行う主制御手段の取付位置近傍
に設けられていても良い。また、前記表示装置は、前記
装着部に対し着脱自在に装着されていても良い。
【0010】また、前記装着部は、前記非遊技領域の少
なくとも一部に前記遊技盤を貫通して形成された貫通孔
であり、当該貫通孔の形成部位に対応して前記表示装置
が装着されていても良い。
【0011】さらに、前記装着部は、前記飾り部材の後
面側に形成されており、前記遊技盤には前記装着部の形
成部位に対応して少なくとも前記表示装置に接続される
配線の挿通を可能とする貫通孔が形成されていても良
い。
【0012】また、前記表示装置は、賞球の未払出し個
数に係る遊技関連情報を表示しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下、「遊技
機」という。)に具体化した第1の実施形態を図1〜図
5に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明におい
て、「上」「下」「左」「右」「前」「後」は、遊技機
10の機表側から(遊技者側から)見た場合の「上」
「下」「左」「右」「前」「後」を示すものとする。
【0014】図1に略示するように、遊技機10におい
て機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の
遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉
及び着脱可能に組み付けられている。そして、前記中枠
12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透
視保護するための前枠14と上球皿15が共に横開き状
態で開閉可能に組付け整合されている。さらに、前記中
枠12の下部には下球皿16、打球発射装置17等が装
着されている。また、前記遊技機10の機裏側(機内
部)であって前記遊技盤13の下方には、遊技機10の
遊技状態制御を行う主制御手段としての主基板18が装
着されている(図1に点線で示す。)。
【0015】そして、前記遊技盤13の前面側には、図
2に示すように前記打球発射装置17から遊技球が打球
されてパチンコ遊技の主体となる略円形の遊技領域H1
が形成されており、当該遊技領域H1を囲んで誘導レー
ル(外レール)19が敷設されている。また、前記遊技
領域H1の前面側略中央には、所定の図柄による図柄組
み合わせゲームが行われる特別図柄表示装置20が配設
されている。そして、前記特別図柄表示装置20の下方
には始動入賞口21及び大入賞口22が配設されると共
に、当該大入賞口22の左右側方には普通入賞口23,
24が配設されている。また、前記各入賞口21〜24
の奥方には、当該入賞口21〜24に入賞した遊技球を
検知する電磁式(又は機械式)の検知スイッチSW1〜
SW4が設けられている(図5に示す。)。
【0016】従って、前記遊技機10では、前記検知ス
イッチSW1〜SW4による遊技球の入賞検知に伴い前
記各入賞口21〜24に各別に対応した所定個数の遊技
球(賞球)が前記上球皿15又は下球皿16に払出され
るようになっている。また、前記遊技機10では、前記
始動入賞口21への遊技球の入賞検知がなされると前記
特別図柄表示装置20において図柄組み合わせゲームが
行われるようになっている。
【0017】一方、前記遊技盤13の前面側であって前
記誘導レール19の外側は、パチンコ遊技に直接関与し
ない非遊技領域H2とされている。また、前記非遊技領
域H2には、前記誘導レール19の外側に沿って左右一
対の飾り部材25が装着されている。そして、前記飾り
部材25は、前記誘導レール19の外周に沿って略円弧
状をなし、前記誘導レール19の奥行き幅(前後幅)と
略同一幅を有した形態でその内部が空洞となるように樹
脂成形されている。なお、前記誘導レール19の奥行き
幅は、遊技球の球径よりも大きくなっている。また、前
記飾り部材25は、その表面が着色された不透明状に形
成されており、前記飾り部材25の内部の空洞が遊技者
側から視認できないようになっている。なお、前記非遊
技領域H2に装着された前記飾り部材25は、遊技盤1
3が機内部に配置された状態(図1の状態)で遊技者側
からその外観の一部が視認でき、遊技機10(遊技盤1
3)の意匠性を向上させている。
【0018】そして、本実施形態では、前記非遊技領域
H2であって前記遊技盤13の右下隅には、遊技関連情
報(本実施形態では賞球の未払出し個数)を表示する表
示装置としての未払出し個数カウンタ(以下、「カウン
タ」という。)26が装着されている。なお、前記カウ
ンタ26は、前記遊技盤13の右下隅に装着されると図
1に示すように上球皿15や大入賞口22の近傍に配置
される。また、前記カウンタ26は前記飾り部材25の
内部(空洞内)に収納された形態で配置されている。
【0019】そして、前記飾り部材25には、前記カウ
ンタ26の配置位置と対応する位置に前記飾り部材25
を貫通して形成された視認窓部としての貫通孔25aが
設けられている。なお、前記貫通孔25aは、後述する
表示部28(前記カウンタ26を構成する。)の外周よ
りも大きな長方形孔とされている。そして、前記カウン
タ26の表示内容(本実施形態では賞球の未払出し個数
に対応する3桁の数値又はアルファベット)は、前記貫
通孔25aを介して前記遊技機10の機表側(遊技者
側)から視認可能となっている。
【0020】なお、前記遊技関連情報とは、遊技状態
(大当たり、リーチなど)に応じて適宜変動する情報の
ことであり、例えば、遊技機10の設計時に定めた規定
賞球数や規定大当たり確率などの仕様関連情報を意味す
るものではない。また、賞球の未払出し個数とは、前記
各入賞口21〜24への遊技球の入賞に基づき払出され
る賞球のうち、未払出し状態にある賞球の総数を言う。
【0021】次に、前記カウンタ26の具体的な構成に
ついて図3に基づき詳細に説明すると、前記カウンタ2
6は略三角形状の表示基板27を備えている。そして、
前記表示基板27の前面側(図3(a))には、英数字
の表示を可能とする複数(本実施形態では3つ)の発光
体28a〜28cから構成される表示部28が備えられ
ている。なお、前記発光体28a〜28cとしては、例
えば、7セグメントLEDなどが使用されており、本実
施形態では前記表示部28において3桁の数字(0〜9
99)又は3桁のアルファベット(例えば、「FF
F」)が表示されるようになっている。そして、前記表
示部28は図4(b)に示すように支持台Dに支持され
ており、前記表示部28の前面(英数字の表示面側)が
前記貫通孔25aの前側開口縁の近傍に位置するように
前記表示基板27に対する高さが調整されている。
【0022】また、前記表示基板27の後面側(図3
(b))には、前記主基板18から延設された配線を接
続するためのコネクタ29が備えられている。さらに、
前記表示基板27には、複数(本実施形態では3カ所)
の取着孔30が設けられている。そして、このように構
成された前記カウンタ26は、前記遊技盤13の非遊技
領域H2に設けられた装着部Hに装着され、前記飾り部
材25の内部(空洞内)に配置されるようになってい
る。
【0023】次に、前記装着部Hの具体的な構成につい
て図4に基づき詳細に説明すると、前記装着部Hは、前
記遊技盤13の右下隅(図2において)における前記非
遊技領域H2に当該遊技盤13を貫通して形成された貫
通孔13aとされている。そして、前記貫通孔13aの
形成位置は、前記遊技盤13が機内部に配置された状態
(図1の状態)で前記前枠14に形成されたガラス板か
らなる透視窓部14aの領域内に前記カウンタ26(表
示部28)が配置される位置となっている。
【0024】また、前記装着部Hを構成する貫通孔13
aは、前記表示部28の外周よりも大きく、前記表示部
28の挿通が可能な大きさで形成された略長方形孔とさ
れている(図4(a)参照。)。そして、前記遊技盤1
3の貫通孔13aは、前記遊技盤13の前面側に装着さ
れた前記飾り部材25の貫通孔25aと連通し、前記両
孔13a,25aにより前記カウンタ26(表示部2
8)の収納空間Sが形成されるようになっている(図4
(b)参照)。
【0025】従って、前記カウンタ26(表示部28)
は、前記遊技盤13の後面側(機裏側)から前記貫通孔
13aに挿通され、前記収納空間S内に前記カウンタ2
6(表示部28)が収納された状態で前記取着孔30を
介してビス32などにより前記遊技盤13の後面側に対
し装着される。即ち、前記カウンタ26は、その装着部
Hである前記貫通孔13aの形成部位に対応して装着さ
れている。また、前記カウンタ26は、前記ビス32を
取り外すことで前記遊技盤13の後面側から脱着でき、
前記装着部Hに対し着脱自在となっている。さらに、前
記装着部Hは、前記主基板18の取付位置の近傍に配置
されており、当該主基板18から前記カウンタ26に配
線接続するための配線31の長さが短くできるようにな
っている。
【0026】次に、前記カウンタ26に対し遊技関連情
報として賞球の未払出し個数を表示するための電気的構
成について図5に基づき説明する。前記遊技機10の機
裏側(機内部)には、前記主基板18、払出し制御基板
33及び球払出装置34が装着されている。そして、前
記払出し制御基板33は、前記主基板18からの制御信
号(例えば、賞球数に対応する賞球制御信号など)に基
づき前記球払出装置34を駆動制御するための制御基板
となっている。また、前記球払出装置34は、前記払出
し制御基板33の駆動制御に基づき遊技球(賞球又は貸
し球)を払出す装置であり、周知のとおり払出した遊技
球を検出するための球計数センサ34aを備えて構成さ
れている。
【0027】そして、前記主基板18にはCPU18a
が備えられており、当該CPU18aには、前記各入賞
口21〜24に設けられた各スイッチSW1〜SW4か
らの入賞信号を入力する入力ポート18bが接続されて
いる。また、前記CPU18aには出力ポート18cが
接続されており、当該出力ポート18cを介して前記カ
ウンタ26及び払出し制御基板33に各種制御信号が出
力されるようになっている。
【0028】そして、前記主基板18(入力ポート18
b)には、前記球払出装置34の球計数センサ34aが
接続されており、前記球払出装置34から1個の遊技球
(賞球)が払い出される毎に出力される賞球払出し信号
が入力されるようになっている。さらに、前記払出し制
御基板33と前記球払出装置34は双方向に信号の入出
力が可能な状態で接続されている。そして、前記払出し
制御基板33からは前記球払出装置34に対し駆動制御
に係る制御信号が、前記球払出装置34からは前記払出
し制御基板33に対し前記賞球払出し信号がそれぞれ出
力されるようになっている。
【0029】従って、前記各入賞口21〜24に遊技球
が入賞すると、前記各スイッチSW1〜SW4からは前
記主基板18のCPU18aに対し入力ポート18bを
介して入賞信号が出力される。そして、前記CPU18
aでは当該入賞信号に各別に対応する賞球数(例えば、
5個、10個、15個など)を図示しない記憶手段から
読み出すと共に、前記主基板18は前記各入賞口21〜
24に対応する前記賞球数を合算した賞球総数を管理
(記憶保持)し、当該賞球総数が賞球の未払出し個数に
相当する。また、前記主基板18は、前記入賞信号を入
力する毎に当該入賞信号に基づく賞球数を前記賞球総数
に加算し新たな賞球総数の値とする。
【0030】そして、前記CPU18aは、前記賞球総
数を賞球の未払出し個数として前記カウンタ26に表示
すべく、当該カウンタ26に対し制御信号を出力する。
また、前記カウンタ26では、前記制御信号を前記各発
光体28a〜28cに表示する数値(又はアルファベッ
ト)に変換処理し、前記賞球総数に対応する賞球の未払
出し個数を表示部28に表示する。そのため、遊技者は
前記表示部28に表示された、例えば、「25」などの
数字に基づき25個の賞球が未払出し状態であることを
把握できる。
【0031】一方、前記CPU18aは、前記入賞信号
に基づき前記払出し制御基板33に対し前記賞球制御信
号を出力する。そして、前記払出し制御基板33では、
前記球払出装置34を駆動制御するための制御信号を前
記球払出装置34に出力し、当該球払出装置34により
遊技球(賞球)の払出しが行われる。このとき、遊技球
(賞球)の払出しを検知した前記球計数センサ34aか
らは、前記主基板18及び払出し制御基板33に対し前
記賞球払出し信号が出力される。
【0032】そして、前記賞球払出し信号を入力した前
記主基板18(CPU18a)では、管理している前記
賞球総数の値(例えば、「25」)を減算(−1)し、
減算後の賞球総数の値(「24」)を新たな賞球総数の
値として管理(記憶保持)する。また、前記CPU18
aは、減算後の賞球総数の値を表示すべく前記カウンタ
26に対し制御信号を出力し、前記カウンタ26では当
該制御信号に基づき表示部28の表示を変更(例えば、
「25」→「24」)する。そのため、遊技者は前記表
示部28に表示された数字の減少により賞球の払出しが
行われていることを把握できる。
【0033】以下、同様に各入賞口21〜24に遊技球
が入賞すると前記入賞信号に基づき前記賞球総数の値が
加算されて前記表示部28の数字が増加し、遊技球が1
個払出される毎に前記賞球総数の値が減算されて前記表
示部28の数字が減少する。また、本実施形態において
は主基板18で管理される賞球総数の値が3桁の数値
(999個)を越えると(1000個以上になると)、
前記表示部28には3桁のアルファベット(例えば、F
FF)が表示される。従って、遊技者(又は遊技店の店
員)は賞球の未払出し個数が1000個以上であること
を把握できる。そして、前記賞球総数の値が999個以
下になると、前記表示部28に表示された3桁のアルフ
ァベット(FFF)は3桁の数値に変更され賞球の未払
出し個数が数値で表示される。なお、前記主基板18で
は、前記各入賞口21〜24に遊技球の入賞がなされず
前記賞球総数の値が0(ゼロ)である場合、前記カウン
タ26に対し「0」を表示させるようになっている。
【0034】次に、前記装着部Hに対し前記カウンタ2
6が着脱される態様を説明する。まず、遊技機10の組
立時には、前記特別図柄表示装置20、前記各入賞口2
1〜24並びに前記飾り部材25が装着された後の前記
遊技盤13を前記中枠12に装着する。次に、前記遊技
盤13の後面側から前記カウンタ26を前記遊技盤13
の装着部H(貫通孔13a)に位置決めする。そして、
前記カウンタ26は、前記主基板18から延設された配
線31がコネクタ29に接続された状態で前記遊技盤1
3の後面側から前記貫通孔13aに挿通する。
【0035】また、前記貫通孔13aに挿通後の前記カ
ウンタ26は、その状態において前記表示基板27の取
着孔30を介してビス32などにより前記遊技盤13の
後面側に装着される(図4参照。)。その結果、装着後
の前記カウンタ26は、図1又は図2に示すように、前
記飾り部材25の貫通孔25aから前記表示部28の表
示内容が視認可能な状態とされる。そして、組立完了後
の遊技機10においてパチンコ遊技を開始すると、前記
表示部28には各入賞口21〜24における入賞検知や
賞球の払出しに基づき変動する賞球の未払出し個数が随
時遊技者に対し表示される。
【0036】一方、遊技機10の機種変更に伴い前記遊
技盤13が交換される場合には、前記カウンタ26を前
記遊技盤13から脱着する。即ち、前記カウンタ26は
前記ビス32を取り外すことで前記装着部H(遊技盤1
3の後面側)から脱着可能な状態となり、前記カウンタ
26を機裏側に向かって引き抜くことで脱着される。そ
して、前記遊技盤13が交換された後、新たな遊技盤1
3に設けられた装着部H(貫通孔13a)に対し前述同
様に主基板18と配線接続状態の前記カウンタ26を装
着する。その結果、前記カウンタ26では再び賞球の未
払出し個数の表示が可能とされる。
【0037】さらに、機種変更に伴い主基板18も前記
遊技盤13と同様に交換される場合には、前記カウンタ
26のコネクタ29から前記配線31を取り外すこと
で、前記カウンタ26は、遊技盤13及び主基板18か
ら独立した部品となる。そして、前記遊技盤13及び主
基板18の交換後、前記カウンタ26のコネクタ29に
新たな主基板18からの配線31を接続する。その後、
前述同様に新たな遊技盤13に設けられた装着部H(貫
通孔13a)に対し前記カウンタ26を装着すること
で、前記カウンタ26では再び賞球の未払出し個数の表
示が可能となる。
【0038】従って、本実施形態によれば、以下の効果
を得ることができる。 (1)前記遊技盤13の非遊技領域H2には、遊技関連
情報(賞球の未払出し個数)を表示するためのカウンタ
26が配置されている。そのため、遊技盤13の非遊技
領域H2を有効に利用して賞球の未払出し個数などの遊
技関連情報を遊技者に表示し、非遊技領域H2を情報表
示部として活用することができる。従って、遊技機10
におけるデッドスペースを減少させ、遊技機10におけ
る限られたスペースを有効に利用することができる。
【0039】(2)また、前記カウンタ26はパチンコ
遊技に直接関与しない非遊技領域H2に配置されてい
る。従って、前記カウンタ26がパチンコ遊技の邪魔に
なることなく従来と同様に高い遊技性を維持することが
できる。また、前記カウンタ26を例えば遊技盤13の
遊技領域H1に配置した場合に比して、前記遊技領域H
1内を流下する遊技球が前記カウンタ26の表示部28
上を通過することなく、カウンタ26の表示内容を遊技
者側から見易くすることができる。さらに、例えば特別
図柄表示装置20内に賞球の未払出し個数を表示させる
場合に比して、特別図柄表示装置20内で前記カウンタ
26が占有するスペースを排除することができ、当該ス
ペースを特別図柄表示装置20における大当たりやリー
チなどの各種演出のために活用することができる。
【0040】(3)また、前記カウンタ26は、前記主
基板18の取付位置の近傍に配置されている。そのた
め、主基板18とカウンタ26を配線接続するための配
線31を短くすることができる。従って、遊技機10の
組付性(配線の容易性)やメンテナンス性を向上させる
ことができる。
【0041】(4)さらに、前記カウンタ26は、上球
皿15や大入賞口22の近傍における非遊技領域H2に
配置されている。従って、遊技機10の中で遊技中にお
いて遊技者の視線に入る部位の近傍に前記カウンタ26
が配置されることになり、前記カウンタ26における表
示内容の視認性を向上させることができる。
【0042】(5)前記カウンタ26は、飾り部材25
の内部(空洞内)に収納された状態で配置されている。
そのため、前記カウンタ26は前記飾り部材25で保護
されることになり、前記遊技領域H1内に打球された遊
技球と前記カウンタ26との接触が回避でき、前記カウ
ンタ26の故障や破損などを抑制することができる。
【0043】(6)前記カウンタ26は、前記遊技盤1
3(装着部H)に対し着脱自在に装着されている。その
ため、機種変更などにより遊技盤13や主基板18が交
換される場合でも、前記カウンタ26は非交換部品とし
て扱うことができ、機種変更後も再利用(繰り返し利
用)することができる。従って、遊技機10の部品点数
の削減や低資源化などに貢献することができる。また、
故障や破損などにより前記カウンタ26を交換する場合
でも、その交換が容易となりメンテナンス性を向上させ
ることができる。
【0044】(7)前記飾り部材25には前記装着部H
と対応する位置に貫通孔25aが形成されている。その
ため、遊技者は前記貫通孔25aを介してカウンタ26
の表示内容を視認することができる。従って、前記飾り
部材25が不透明状に形成されている場合でも表示内容
を確認することができる。
【0045】(8)前記カウンタ26には、遊技関連情
報として賞球の未払出し個数を表示している。そのた
め、遊技者は、未払出し個数の表示変化から賞球の払出
しが正確に行われていることを容易に確認することがで
きる。また、遊技店側は前記カウンタ26の表示内容か
ら賞球の払出しが正常であるか、又は、異常であるかを
判別することができ、遊技機10への不正行為などの回
避、故障や配線不良などの早期発見に貢献することがで
きる。
【0046】(9)前記カウンタ26は、遊技盤13の
後面側から装着部Hに対し装着されている。そのため、
前記遊技盤13に特別図柄表示装置20、各入賞口21
〜24及び飾り部材25などが配設された完成後の遊技
盤13に対し前記カウンタ26を装着することができ、
組付性を向上させることができる。
【0047】(10)前記カウンタ26の装着部Hとし
て前記遊技盤13に貫通孔13aが形成されている。そ
のため、遊技盤13又は飾り部材25に特別な構成を付
加することなく前記カウンタ26の装着を行うことがで
きる。また、装着部Hを貫通孔13aとすることで組付
時において前記カウンタ26の位置決めが容易となり、
組付性を向上させることができる。従って、遊技機10
の製造コストの増加抑制に貢献することができる。
【0048】(第2の実施形態)次に、本発明に係る遊
技機を具体化した第2の実施形態を図6及び図7に基づ
いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、既に
述べた実施形態と同一構成には同一番号を付し、その重
複した説明を省略する。
【0049】図6には、図2に示す左右一対の飾り部材
25のうち前記遊技盤13の右側に装着された前記飾り
部材25の後面側下部が示されており、同図において、
前記飾り部材25には前記カウンタ26の装着部Hが一
体的に形成されている。そして、前記装着部Hは、前記
飾り部材25の内部(空洞内)において前記カウンタ2
6を構成する前記表示基板27と略同一形状(略三角形
状)の周壁37により区画形成されている。また、前記
周壁37には、前記表示基板27に設けられた複数(本
実施形態では3カ所)の取着孔30と対応する位置に取
付部38が形成されている。そして、前記各取付部38
には、その略中心に前記取着孔30と同一径を有する取
着孔39が形成されている。
【0050】また、前記装着部Hの略中央には、前記表
示基板27に設けられた前記表示部28と対応する位置
に前記飾り部材25を貫通して形成された視認窓部とし
ての前記貫通孔25aが設けられている。そして、前記
貫通孔25aの周囲には、当該貫通孔25aを囲むよう
に周壁40が設けられている。従って、前記カウンタ2
6は、前記飾り部材25の後面側から前記装着部Hに対
して前記取着孔30,39を介してビス32などにより
装着される。また、前記各周壁37,40及び取付部3
8は、その端面側が面一になるように形成されており、
前記カウンタ26(表示基板27)は前記各端面に当接
した状態で前記装着部Hに装着される。
【0051】そして、前記装着部Hの下部(飾り部材2
5の後面側最下部の近傍)には、前記飾り部材25を前
記遊技盤13に装着するための装着突起41が設けられ
ている。また、前記飾り部材25の後面側最上部の近傍
にも図示しない前記装着突起41が設けられている。従
って、前記飾り部材25は、前記遊技盤13に設けられ
た図示しない装着穴に前記装着突起41を填め込むこと
で装着されるようになっている。
【0052】一方、前記遊技盤13には、図7に示すよ
うに前記装着部Hの形成部位に対応して貫通孔13bが
形成されている。また、前記貫通孔13bの形成位置
は、前記遊技盤13の非遊技領域H2であって右下隅と
され、前記装着部Hに前記カウンタ26が装着された時
の前記コネクタ29の位置に対応している。そして、前
記貫通孔13bは、前記コネクタ29の外周よりも大き
い略長方形孔とされている。従って、前記カウンタ26
(コネクタ29)に接続される配線31は、前記貫通孔
13bを通って前記遊技盤13の後面側に挿通され、前
記配線31は前記主基板18に接続されるようになって
いる。
【0053】次に、前記装着部Hに前記カウンタ26が
装着される態様を説明する。前記カウンタ26は、前記
遊技盤13に装着する前の前記飾り部材25の後面側に
対して装着される。即ち、前記カウンタ26は、前記表
示部28が前記貫通孔25aに対向するように前記装着
部Hに対して位置決めされる。そして、前記カウンタ2
6は、前記取着孔30,39を介してビス32などによ
り前記装着部Hに装着される。なお、前記コネクタ29
には前記配線31の一端側を接続し、他端側は前記主基
板18に接続していない状態とする。
【0054】そして、前記飾り部材25は、前記装着部
Hに前記カウンタ26が装着された状態で前記遊技盤1
3に対し装着される。このとき、前記遊技盤13の貫通
孔13bには前記配線31の他端側が挿通され、前記配
線31は前記遊技盤13の後面側に配置される。そし
て、前記飾り部材25は、前記装着突起41を前記遊技
盤13の装着穴に填め込むことで前記遊技盤13に装着
される。その後、前記遊技盤13を前記中枠12に装着
すると共に前記配線31の他端側を前記主基板18に接
続し、遊技機10の組立を完了する。
【0055】その結果、前記カウンタ26は、図1又は
図2に示すように、前記飾り部材25の貫通孔25aか
ら前記表示部28の表示内容が視認可能な状態とされ
る。そして、組立完了後の遊技機10においてパチンコ
遊技を開始すると、前記表示部28には各入賞口21〜
24における入賞検知や払出しに基づき変動する賞球の
未払出し個数が随時遊技者に対し表示される。また、前
記カウンタ26(表示基板27)は、前記第1の実施形
態と同様に前記遊技盤13の非遊技領域H2に配置され
る。さらに、前記カウンタ26(表示基板27)は、前
記遊技盤13の前面側に配置される。なお、前記配線3
1は、前記カウンタ26が装着された前記飾り部材25
を遊技盤13に装着した後、当該遊技盤13の後面側か
ら前記貫通孔13bを介してコネクタ29に接続しても
良い。
【0056】一方、遊技機10の機種変更時に伴い前記
遊技盤13が交換される場合には、前記飾り部材25を
前記遊技盤13から脱着する。その結果、前記カウンタ
26は、前記飾り部材25と共に前記遊技盤13から脱
着される。そして、前記カウンタ26が装着された状態
の前記飾り部材25を新たな遊技盤13に装着すること
で、前記カウンタ26では再び賞球の未払出し個数の表
示が可能とされる。また、前記遊技盤13の交換に伴い
前記飾り部材25も交換される場合、前記カウンタ26
は、前記ビス32を取外すことで前記飾り部材25から
脱着可能となり、新たな飾り部材25に対し再び装着す
ることができる。
【0057】従って、本実施形態によれば、前記第1の
実施形態の効果(1)〜(8)に加えて以下に示す効果
を得ることができる。 (11)前記カウンタ26は、前記飾り部材25の後面
側に装着されている。そのため、前記カウンタ26と飾
り部材25は、一体部品として扱うことができ、遊技機
10の製造工程を簡略化することができる。また、前記
カウンタ26と飾り部材25は、ユニット単位で扱うこ
とができるため、前記カウンタ26の破損や紛失などを
抑制することができる。
【0058】(12)また、遊技機10の機種変更時に
は、前記遊技盤13から前記飾り部材25を脱着するこ
とで、当該飾り部材25を新たな遊技盤13に対し再利
用(繰り返し利用)することができる。従って、遊技機
10の部品点数の削減や低資源化などに貢献することが
できる。
【0059】(13)前記装着部Hは、前記各周壁3
7,40から構成されている。そのため、前記飾り部材
25の製造時において既存の樹脂成形技術を使用して容
易に前記装着部Hを前記飾り部材25に対し一体成形す
ることができる。また、前記各周壁37,40は、前記
飾り部材25の補強部材(リブ)としての機能も果たす
ため前記飾り部材25の強度を向上させることができ
る。
【0060】(14)前記遊技盤13には、前記カウン
タ26のコネクタ29と対応する位置に貫通孔13bが
形成されている。そのため、前記カウンタ26と主基板
18を接続する配線31は、前記貫通孔13bを介して
遊技盤13の後面側に挿通することができる。従って、
遊技機10における配線経路を簡略化することができ
る。
【0061】(15)前記カウンタ26(表示基板2
7)は、前記遊技盤13の前面側に配置されるように前
記飾り部材25に装着されている。そのため、遊技盤1
3の貫通孔13bは、前記コネクタ29(又は配線3
1)の大きさに対応させればよく、表示基板27の大き
さに対応させた貫通孔13bを形成する場合に比して、
遊技盤13の製造を容易に行うことができる。また、遊
技盤13に対し飾り部材25を装着する際の位置決めが
前記装着突起41と装着穴のみにより決定されるため、
組み付け性を向上させることができる。
【0062】なお、前記各実施形態は以下のように変更
してもよい。 ・前記第1の実施形態では、前記カウンタ26が遊技盤
13の後面側に対しビス32などにより装着されている
が、例えば、図3(二点鎖線で示す。)及び図8に示す
ように弾性部材35からなる装着手段を使用して前記装
着部Hに前記カウンタ26を装着しても良い。即ち、図
8(a)に示す前記弾性部材35は、前記表示部28の
外側面側に配置されており、当該弾性部材35の先端部
36は鉤状(フック状)に形成されると共に、前記弾性
部材35は前記先端部36が飾り部材25の前面側(貫
通孔25aの前側開口縁)に係止可能な長さを備えてい
る。なお、前記弾性部材35は、常時、その先端部36
が拡開する方向に付勢されている。そして、前記遊技盤
13の貫通孔13aに対し表示部28及び弾性部材35
を挿通させ、当該弾性部材35の先端部36を前記飾り
部材25の前面側に係止することで前記カウンタ26を
前記遊技盤13に対し装着することができる。また、前
記第2の実施形態において、前記カウンタ26は、図8
(a)に示す前記弾性部材35により前記飾り部材25
(装着部H)に装着しても良い。
【0063】・また、図8(b)に示す弾性部材35も
前記表示部28の外側面側に配置されており、前記弾性
部材35は遊技盤13の厚みと略同一の長さを備えてい
る。そして、前記弾性部材35は、常時、その先端側が
拡開する方向に付勢されている。従って、前記弾性部材
35の付勢力に反して前記遊技盤13の貫通孔13aに
対し表示部28及び弾性部材35を挿通することで前記
弾性部材35が前記貫通孔13a内で嵌合される。その
結果、前記カウンタ26は装着部H(貫通孔13a)に
対し前記弾性部材35の付勢力により装着される。その
ため、図8(a),(b)に示す弾性部材からなる装着
手段を使用することで、前記カウンタ26をワンタッチ
操作で前記装着部Hに対し装着することができる。な
お、前記カウンタ26を脱着する際には、前記飾り部材
25の前面側から前記弾性部材35の係止状態を解除
し、前記カウンタ26を機裏側に引き抜くことで装着部
Hから脱着することができる。
【0064】・前記第1の実施形態では、前記カウンタ
26を遊技盤13の後面側から装着し、前記カウンタ2
6の表示基板27が遊技盤13の後面側に配置される装
着形態(第1の装着形態とする。)となっているが、前
記カウンタ26の装着形態は適宜変更することができ
る。即ち、前記第1の装着形態の他に、遊技盤13の前
面側から装着し前記表示基板27を遊技盤13の後面側
に配置する第2の装着形態、遊技盤13の前面側から装
着し前記表示基板27を遊技盤13の前面側に配置する
第3の装着形態、遊技盤13の後面側から装着し前記表
示基板27を遊技盤13の前面側に配置する第4の装着
形態が考えられる。
【0065】・まず、第2の装着形態では、遊技盤13
の貫通孔13aを前記表示基板27と略同一の形状・大
きさで形成し、飾り部材25の装着前に前記表示基板2
7を含めて前記カウンタ26を前記遊技盤13の前面側
から挿通し装着する。この場合、図8(a),(b)に
示す弾性部材35を表示基板27の前面側に設け、前記
貫通孔25aの前面側に係止、あるいは、前記貫通孔1
3a内に嵌合する。
【0066】・また、前記第3の装着形態では、装着部
Hとして前記第1の実施形態のような貫通孔13aを形
成し、飾り部材25の装着前に前記カウンタ26を前記
貫通孔13aに対応させた状態で遊技盤13の前面側に
装着する。この場合、ビス、あるいは、表示基板27の
後面側に前記貫通孔13aの後側開口縁に係止する弾性
フックを設けて装着する。そして、主基板18から延設
された配線31を前記貫通孔13aを介して前記カウン
タ26のコネクタ29に接続する。なお、前記貫通孔1
3aの大きさは、コネクタ29に対し配線31の接続を
許容する大きさとなっている。また、第3の装着形態で
は、溝状の装着部Hや、前記遊技盤13に孔や溝を形成
することなく直接装着しても良い。これらの場合、前記
カウンタ26は、遊技盤13の前面側あるいは飾り部材
25にビスなどにより装着する。また、前記カウンタ2
6への配線接続は、飾り部材25の側方側などから行う
ようにする。
【0067】・さらに、前記第4の装着形態では、前記
第2の装着形態と同様に遊技盤13の貫通孔13aを前
記表示基板27と略同一の形状・大きさで形成する。そ
して、飾り部材25の装着後、配線31が接続された状
態のカウンタ26を遊技盤13の後面側から前記表示基
板27を含めて挿通し装着する。この場合も前記第3の
装着形態と同様に表示基板27の後面側に弾性フックを
設けて装着する。また、飾り部材25の前面側からビス
などにより装着しても良い。
【0068】・前記第1の実施形態では、前記表示基板
27と表示部28との間に支持台Dを介在しているが、
前記表示部28が前記飾り部材25の貫通孔25aの開
口縁近傍に位置する場合には前記支持台Dを省略するこ
とができる。例えば、前記表示基板27を前記遊技盤1
3の前面側に取着する場合や前記表示部28単独で十分
な高さを有している場合には前記支持台Dを省略しても
良い。
【0069】・前記第2の実施形態では、飾り部材25
に前記カウンタ26を装着した後、当該飾り部材25を
遊技盤13に装着しているが、前記飾り部材25を遊技
盤13に装着した後、前記飾り部材25に対し前記カウ
ンタ26を装着しても良い。この場合、前記貫通孔13
bを前記カウンタ26の表示基板27が挿通可能な形状
・大きさで形成し、前記遊技盤13の後面側から前記カ
ウンタ26を飾り部材25の装着部Hに対し装着する。
【0070】・前記第2の実施形態では、前記貫通孔1
3bが前記カウンタ26のコネクタ29よりも大きく形
成されているが、前記貫通孔13bの大きさは適宜変更
することができる。即ち、前記貫通孔13bは少なくと
も配線31の挿通を可能とする大きさであれば良く、例
えば、前記コネクタ29と略同一の大きさや前記表示基
板27と略同一の大きさで形成されていても良い。
【0071】・前記第2の実施形態では、前記カウンタ
26が装着部Hに装着されると、その表示基板27が前
記遊技盤13の前面側に配置されるようになっている
が、必ずしも遊技盤13の前面側に配置される必要はな
い。例えば、前記貫通孔13bが前記表示基板27と略
同一の大きさで形成されている場合、装着部Hに装着さ
れたカウンタ26の表示基板27が前記貫通孔13bの
途中に配置されていても良い。
【0072】・前記第2の実施形態では、前記装着部H
が前記各周壁37,40及び取付部38から構成されて
いるが、前記各周壁37,40を省略し、前記取付部3
8のみで前記装着部Hを構成しても良い。
【0073】・前記各実施形態では、不透明状の飾り部
材25に貫通孔25aを形成して前記カウンタ26の表
示内容を視認可能としていたが、例えば、飾り部材25
において前記装着部H(表示部28)と対応する位置に
透明又は半透明の透視部を設けてもよい。この場合、前
記カウンタ26(表示部28)の表面(前面)は透視部
を有する飾り部材25で覆われた形態となり、前記透視
部を介してカウンタ26の表示内容を視認することがで
きる。また、前記飾り部材25の全体を透明又は半透明
に形成することで前記飾り部材25全体を透視部とし、
前記カウンタ26の表示内容を視認可能にしても良い。
さらに、前記貫通孔25aに透明又は半透明のレンズ部
材を装着しても良い。この場合、前記カウンタ26(表
示部28)の表面(前面)は透視部としてのレンズ部材
により覆われている。そして、前記カウンタ26の表面
を前記飾り部材25又はレンズ部材で覆うことで、前記
カウンタ26を確実に保護することができる。
【0074】・前記各実施形態では、遊技盤13の下方
側(右下隅)の非遊技領域H2に前記カウンタ26を配
置したが、前記透視窓部14aの領域において前記カウ
ンタ26が遊技者から視認できる場所であれば、その配
置は特に限定されない。例えば、前記非遊技領域H2の
左右上隅が透視窓部14aの領域内に位置する遊技機1
0であれば、その場所に前記カウンタ26が配置されて
いても良い。
【0075】・前記各実施形態では、遊技盤13の貫通
孔13a,13bや飾り部材25の貫通孔25aが略長
方形孔に形成されているが、孔の形状は特に限定されな
い。例えば、楕円孔であっても良い。
【0076】・前記各実施形態における賞球の未払出し
個数の表示は、賞球総数を管理している遊技機であれ
ば、セーフ球検出装置の搭載/未搭載に拘わらず適用す
ることができる。
【0077】・前記各実施形態では、主基板18におい
て賞球総数が管理されているが、当該賞球総数を前記払
出し制御基板33側で管理し、当該賞球総数を前記カウ
ンタ26に表示させても良い。
【0078】・前記各実施形態では、遊技関連情報とし
て前記カウンタ26に賞球の未払出し個数を表示した
が、遊技状態に伴い変動する情報であれば、その表示内
容は特に限定されない。例えば、表示内容として普通図
柄、大当たり遊技に伴うラウンド数や入賞個数、プリペ
イドカードの残金額、若しくは、エラー(例えば、過剰
払出しや賞球の払出しエラー)などを表示させても良
い。また、これらの情報を適宜組み合わせて表示させて
も良い。
【0079】・前記各実施形態では、前記装着部Hに装
着された前記カウンタ26の表示部28の前面が前記飾
り部材25の内部(空洞内)に位置しているが、前記飾
り部材25の前面と略面一であっても良い。また、前記
飾り部材25の貫通孔25aから突出していても良い。
【0080】・前記各実施形態では、前記カウンタ26
に3桁の数値が表示できるようになっているが、前記発
光体28a〜28cの数を増やし、例えば、4桁の数値
を表示できるようにしても良い。
【0081】・前記各実施形態では、前記カウンタ26
が着脱自在に装着されているが、着脱不能に装着しても
良い。例えば、ビス32による装着に代えて、接着など
により装着しても良い。
【0082】次に上記実施形態及び別例から把握できる
技術的思想を以下に追記する。 (イ) 請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載
の遊技機において、前記飾り部材には前記装着部と対応
する位置に前記飾り部材を貫通して形成された視認窓部
を備えている。
【0083】(ロ) 請求項1〜請求項6のうちいずれ
か一項に記載の遊技機において、前記飾り部材には前記
装着部と対応する位置に透視部を備えており、前記表示
装置の表面は前記透視部によって覆われている。
【0084】(ハ) 請求項6に記載の遊技機におい
て、前記未払出し個数は、各入賞口への遊技球の入賞に
基づき、各入賞口に対応する賞球数を合算した賞球総数
として管理されている。
【0085】(ニ) 請求項5に記載の遊技機におい
て、前記表示装置は、前記遊技盤の前面側に配置される
ように前記装着部の形成部位に対応して装着されてい
る。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、遊技盤の非遊技領域を
有効に利用して遊技関連情報を遊技者に対し表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。
【図2】 遊技盤を示す正面図。
【図3】 (a)は未払出し個数カウンタの前面側を示
す正面図、(b)は未払出し個数カウンタの後面側を示
す背面図。
【図4】 第1の実施形態において、(a)は遊技盤に
形成された装着部(貫通孔)を示す遊技盤の背面図、
(b)は(a)におけるA−A線断面図。
【図5】 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック
図。
【図6】 第2の実施形態において、飾り部材の後面側
に形成された装着部を示す背面図。
【図7】 同じく、(a)は遊技盤に形成された貫通孔
を示す遊技盤の背面図、(b)は(a)におけるB−B
線断面図。
【図8】 未払出し個数カウンタの他の装着形態を示す
断面図。
【符号の説明】
H…装着部、H2…非遊技領域、10…パチンコ遊技機
(遊技機)、13…遊技盤、13a…貫通孔(装着部H
を構成する)、13b…貫通孔、18…主基板(主制御
手段)、25…飾り部材、25a…貫通孔(透視窓
部)、26…未払出し個数カウンタ(表示装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 昭敏 名古屋市中村区烏森町3丁目56番地 株式 会社ニューギン内 (72)発明者 中村 誠 名古屋市中村区烏森町3丁目56番地 株式 会社ニューギン内 Fターム(参考) 2C088 BC15 BC22 CA27 EA06 EA11 EA25 EB78

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤前面の非遊技領域に飾り部材が装
    着される遊技機において、 前記非遊技領域には、遊技関連情報を表示するための表
    示装置の装着部を設け、当該装着部に装着された前記表
    示装置の表示内容を遊技機表側から視認可能とした遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記装着部は、遊技機裏側において遊技
    機の遊技状態制御を行う主制御手段の取付位置近傍に設
    けられている請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記表示装置は、前記装着部に対し着脱
    自在に装着されている請求項1又は請求項2に記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】 前記装着部は、前記非遊技領域の少なく
    とも一部に前記遊技盤を貫通して形成された貫通孔であ
    り、当該貫通孔の形成部位に対応して前記表示装置が装
    着されている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記装着部は、前記飾り部材の後面側に
    形成されており、前記遊技盤には前記装着部の形成部位
    に対応して少なくとも前記表示装置に接続される配線の
    挿通を可能とする貫通孔が形成されている請求項1〜請
    求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示装置は、賞球の未払出し個数に
    係る遊技関連情報を表示するものである請求項1〜請求
    項5のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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