JP2002248091A - 高時間分解能の自由呼吸mr画像の収集 - Google Patents

高時間分解能の自由呼吸mr画像の収集

Info

Publication number
JP2002248091A
JP2002248091A JP2001383857A JP2001383857A JP2002248091A JP 2002248091 A JP2002248091 A JP 2002248091A JP 2001383857 A JP2001383857 A JP 2001383857A JP 2001383857 A JP2001383857 A JP 2001383857A JP 2002248091 A JP2002248091 A JP 2002248091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
interval
image
heart rate
acquisition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001383857A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3992973B2 (ja
JP2002248091A5 (ja
Inventor
Manojkumar Saranathan
マノユクマー・サラナザン
Thomas Kwok-Fah Foo
トマス・クウォク−ファー・フー
J Andrew Derbyshire
ジョン・アンドリュー・ダービシャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Publication of JP2002248091A publication Critical patent/JP2002248091A/ja
Publication of JP2002248091A5 publication Critical patent/JP2002248091A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3992973B2 publication Critical patent/JP3992973B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • G01R33/567Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution gated by physiological signals, i.e. synchronization of acquired MR data with periodical motion of an object of interest, e.g. monitoring or triggering system for cardiac or respiratory gating

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間分解能が高い自由呼吸による心臓MR画
像を収集するためのシステム及び方法を提供すること。 【解決手段】 本技法は、画像収集の直前に患者の心拍
数をモニタリングしてR−R間隔の時間間隔を収集する
こと(150)、並びに心拍数モニタリングより得たこ
の時間間隔を用いて以後のR−R間隔(122)を予見
推定すること、を含む。次いで、MRデータ(124)
の収集をR−R間隔(122)内の任意の時点で開始
し、記録した時間間隔にわたって継続することができ
る。このデータ収集は、連続するR−R間隔内で分割し
て収集され(156)、次いでこれらを合成して時間分
解能が高い画像を再構成している(172)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、全般的には磁気共鳴画像(M
RI)を収集するための改良した方法に関し、さらに詳
細には、心臓血管系のMR検査で特に有用な時間分解能
が高いMR画像を収集するための方法及び装置に関す
る。
【0002】人体組織などの物質を均一な磁場(偏向用
磁場B0)にかけると、組織中のスピンの個々の磁気モ
ーメントはこの偏向用磁場と整列しようとするが、この
周りをラーマーの特性周波数で無秩序に歳差運動するこ
とになる。この物質(または組織)に、xy平面内にあ
りラーマー周波数に近い周波数をもつ磁場(励起磁場B
1)がかけられると、正味の整列モーメント(すなわ
ち、「縦方向磁化」)Mzは、xy平面内にくるように
回転させられ(すなわち、「傾けられ(tippe
d)」)、正味の横方向磁気モーメントMtが生成され
る。励起信号B1を停止させた後、励起したスピンによ
り信号が放出され、さらにこの信号を受信し処理して画
像を形成することができる。
【0003】これらの信号を用いて画像を作成する際に
は、磁場傾斜(Gx、Gy及びGz)が利用される。典型
的には、画像化しようとする領域は、使用する具体的な
位置特定方法に従ってこれらの傾斜を変更させている一
連の計測サイクルによりスキャンを受ける。結果として
得られる受信したNMR信号の組は、ディジタル化され
処理され、よく知られている多くの再構成技法のうちの
1つを用いて画像が再構成される。
【0004】対象が動いていると、特に画像作成面に対
象が出たり入ったりして動くように画像面が設定されて
いる場合に、画像化が特に困難である。こうした画像化
は、別の周期的運動がこれに付加されると特に困難とな
る。例えば、呼吸をしている被検体内の対象の画像化で
は、内部構造が周期的に運動しており、またさらに、そ
の構造が心臓の近傍にある場合では心臓の拍動運動によ
り画像化がさらに複雑となる。
【0005】心臓血管系の疾患は、今日ほとんどの工業
化国家において罹患率及び死亡率が最も高い原因となっ
ている。最近まで、心臓のMRイメージング法は幾つか
の理由から臨床的価値が限られていた。先ず、この方法
は心拍周期と比較して収集時間が相対的に長く、この結
果心臓の動きによるボケが生じていた。第2に、イメー
ジング・スキャンの持続時間がこのように長いことによ
り、呼吸運動による運動アーチファクトを回避するため
には、患者が過度に長い間呼吸を停止する必要がある。
k空間分割式高速グラジエントエコー(fgre)ベー
スのシーケンスや、さらに最近では、エコー・プラナー
・イメージング・ベースのシーケンスが出現し、心臓M
Rイメージングはさらに普及してきた。
【0006】k空間分割法では、呼吸停止した1回の収
集で幾つかの心拍周期にわたるデータを収集している。
データは、その各々が連続するR−R間隔で収集される
幾つかのセグメントに区分している。ある任意のR−R
間隔内で、同じセグメントをR−R間隔内の異なる時点
で繰り返し収集し、これによりR−R間隔全体をカバー
していながら高い時間分解能を有する動画画像が得られ
る。インターリーブ式エコー・プラナー・イメージング
(エコートレイン、あるいは高速グラジエントエコート
レイン(fgret)ともいう)のイメージング法の開
発により、各RF励起から複数のk空間線(ETL)を
収集できるようにすることによってイメージング走査に
要する時間が大幅に短縮された。大ざっぱに言えば、収
集時間をETLの比率だけ短縮しながら同じ時間分解能
を維持するか、あるいは時間分解能をETLの比率だけ
増加させながら同じ走査時間を維持するかのいずれかが
可能となる。典型的な呼吸停止時間は、fgreベース
の収集では12〜16秒であり、またfgretベース
の収集では6〜8秒である。エコートレイン技法をk空
間分割式収集と組み合わせて使用すると、呼吸停止技法
を使用した心臓血管系検査の実施が可能となる。
【0007】こうした検査の一例は、心電計(ECG)
ベースのストレス・テストをMRの形に直したものにあ
たる、MRベースの運動誘導または薬剤誘導ストレス機
能検査である。ストレス機能イメージング検査では、患
者を連続してレベルを上昇させた心臓ストレスにかけ、
心拍数が必要とするストレス・レベルで安定化した後
に、典型的には呼吸停止のk空間分割式技法を用いてM
R画像を収集している。
【0008】しかし、連続するストレス・レベル間での
遷移時間中に、心臓壁の動きの変化や虚血に関連する心
臓発作などの任意の心臓機能の異常を発見するように患
者を連続してモニタリングする必要がある。モニタリン
グは上述の呼吸停止技法を使用して実施することができ
るが、この種の患者では呼吸停止の繰り返しにより極め
て消耗をきたすことがある。したがって、連続するスト
レス・レベル間の遷移期間中のモニタリングで使用でき
る高速MR収集法が必要である。こうした方法では、虚
血性発作に関連する心臓壁の動きの異常をほぼリアルタ
イムで検出できるような十分な空間的及び時間的分解能
をもつ自由呼吸画像を収集できなければならない。より
高いストレス・レベルで見られる高い心拍数のためにそ
の心拍周期(R−R時間間隔)が大幅に短縮しているよ
うなストレス・テストでは、時間分解能が高いという要
件が特に重要である。心収縮期の視覚化では、典型的に
は、1回のR−R間隔あたり概ね10枚の画像が適当で
ある。壁運動の異常を検出するには、その空間分解能要
件は概ね3mmまたはそれ以上の分解能となる。
【0009】しかし、ECGゲート制御では別の問題を
生じる。こうしたゲート制御では、オペレータ依存性、
患者間のバラツキ、ECG導線の遊離、イメージング用
傾斜磁場からのノイズによるECG信号の破損といった
多くの問題が起こる。ECGゲート制御が問題となるよ
うな状況では、代替案の1つは、ECGゲート制御と比
べてより複雑でなく、かつ多くの場合信頼性がより高い
末梢ゲート制御を使用することである。しかし、末梢ゲ
ート制御では、ECGゲート制御に対する遅延が持ち込
まれるという制限が生じ、このため、心臓のR波の正確
な時点を特定することができない。より一般的には、任
意のゲート制御トリガに対するリアルタイムでの検出を
必要としない技法があることが望ましい。
【0010】この問題に対する可能な解決策の1つとし
て、データに対するリアルタイムでの収集、再構成及び
表示のためにインターリーブ式EPI fgretなど
の非ゲート制御の高速イメージング・シーケンスを利用
しているMR透視法(MRfluoroscopy)が
ある。MR透視法は魅力ある解決策の1つのようではあ
るが、高速で画像再構成及び表示をするための計算上の
要件、並びに空間分解能要件により、達成可能な最大フ
レームレートが毎秒12〜15フレームに制限され、こ
の結果、時間分解能は66〜85msに制限される。心
収縮期を有効に視覚化するには、こうした分解能は、概
ね150〜180拍動毎分(bpm)の心拍数では受容
しがたい。可能な別の解決策は、小さなVPS値(セグ
メントあたりのビュー数)をもつk空間分割式シネシー
ケンスを使用することである。しかし、これでもまだ、
収集を完了するのにかなり多くの心拍動を必要とするよ
うな状況では、収集の間に呼吸アーチファクトがかなり
大きくなるという問題が生じる。したがって、これもま
た、この問題に対する望ましい解決策となっていない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決している、時間分解能が高い自由呼吸の心臓MR画
像を収集するためのシステム及び方法に関する。
【0012】本発明は、ユーザにより入力できるか、あ
るいはECG導線または末梢導線から直接得ることがで
きるかのいずれかであるような心拍数の尺度を、以後の
R−R間隔に対する予見推定値として使用している。デ
ータは、R波の発現からではなくR−R間隔の任意の時
点から収集する。
【0013】本発明は、高い時間分解能及び短い全収集
時間という要件のためにこれまでは可能でなかったよう
な心臓血管系検査を可能にするようなk空間収集の分割
を含んでいる。本発明は、広範に使用されているECG
ベースのストレス・テストをMRの形に直したものにあ
たるような、MRベースのストレス機能を使用した検査
を提供する。先ず患者を、心拍数の上昇を導くような連
続してレベルを上昇させた心臓ストレスにかける。スト
レスは、物理的運動により誘導することも、ドブタミン
などの薬剤の投与により誘導することもできる。心拍数
が所与のストレス・レベルに関して安定化した後、標準
のECG装置または末梢パルスゲート制御装置を使用し
てR−R間隔を計測して記録する。記録した後は、MR
スキャナはECG読み値を無視し、記録したこのR−R
間隔を実際のR−R間隔の始点や終点と無関係な収集時
間間隔として使用しながらMRデータを収集するような
MRスキャンが開始される。現在のセグメントに対する
データ収集は、分割式シネ収集の場合と同様に、予測さ
れるR−R時間間隔の終点に達するまで継続される。k
空間ビューは、次のセグメントのために更新され、さら
に、この処理はすべてのデータを収集し終えるまで継続
される。画像の再構成及び表示は、シネデータ組を再構
成するのに必要なすべてのデータを収集し終えた時点で
開始される。データを分割すること、並びに様々なセグ
メントを連続した収集により収集することにより、より
分解能が高い画像を達成することができる。本方法は、
スキャン開始の直前での心拍周期の間隔計測によって心
拍周期の終了の発生を推定することによる仮想的な心臓
トリガを使用している。この方式では、時間分解能が高
いk空間分割式の高速シネスキャンを完了させるため
に、ECGゲートまたは末梢ゲートのトリガを実際に待
つ必要がない。スキャン中に適当なECGトリガが存在
するか、あるいは末梢パルスゲート制御を使用していれ
ば、MRスキャナは連続する収集の間に心拍周期間隔を
定期的に更新することができる。心拍周期(すなわち、
時間間隔)のこうした更新は自動化することができ、ま
た手作業のオペレータ制御の下におくこともできる。
【0014】本発明の一態様によれば、自由呼吸MR画
像を収集する方法は、R−R間隔の時間間隔を収集する
ために画像収集の直前に被検体の心拍数をモニタリング
すること、並びに心拍数モニタリングによるこの時間間
隔を記録して以後のR−R間隔を予見推定することを含
む。本方法は次に、その第1のMRデータ収集が任意の
点で開始されると共に記録された時間間隔にわたって延
長するようなn組のMRデータを収集することを含む。
【0015】本発明の別の態様によれば、時間分解能が
高い画像を収集するためのMRI装置は、RF送受信装
置システムと、偏向磁場を印加するためのマグネットの
ボアの周りに配置した複数の傾斜コイルとを有している
磁気共鳴イメージング・システムを含む。RFスイッチ
は、RF信号をRFコイル・アセンブリに送信してMR
画像を収集させているパルスモジュールにより制御を受
ける。コンピュータは、患者の心拍数をモニタリングす
ること、心拍数のR−R間隔の時間間隔を収集するこ
と、並びにこのR−R間隔の時間間隔を記憶すること、
を行うようにプログラムされている。このコンピュータ
はさらに、MRIシステムを有効にしてR−R間隔内の
任意の時点で患者のMRスキャンを開始すること、並び
に記憶した時間間隔に匹敵する時間にわたってMRデー
タの収集を継続すること、を行うようにプログラムされ
ている。次いで、記憶した時間間隔により推定されるよ
うな少なくとも1回のR−R間隔にわたって収集された
MRデータを用いてMR画像を再構成することができ
る。
【0016】本発明のさらに別の態様は、コンピュータ
で実行させた際にそのコンピュータに対して、患者の心
拍周期を意味するR−R間隔を示す時間間隔信号を受け
取ること、並びにR−R間隔に等しい第1の収集期間中
に第1組の部分的MR画像データを収集すること、を行
わせる命令の組を有するコンピュータ・プログラムを含
む。次いで、R−R間隔に等しい第2の収集期間中に第
2組の部分的MR画像データを収集し、次いで、第1組
の部分的MR画像データと第2組の部分的MR画像デー
タを合成することによりMR画像を再構成させることが
できる。
【0017】この方式では生理学的トリガ制御の必要が
ないため、このパルスシーケンスは心収縮サイクルの開
始位相と同期させる必要がない。このため、ECG波形
を収集し、その画像収集をECG波形のR−R間隔に合
わせてゲート制御しようとする必要がない。ECG波形
(すなわち、ECGから収集した信号)の場合では磁場
傾斜の印加により歪む可能性があることから、ゲート制
御が不正確になるおそれや、この結果生じる可能性があ
る画像のボケを無くすことができる。
【0018】本発明のその他の様々な特徴、目的及び利
点は、以下の詳細な説明及び図面より明らかとなろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図面では、本発明を実施するよう
に目下のところ企図されている好ましい実施の一形態を
図示している。
【0020】図1を参照すると、本発明を組み込んでい
る好ましいMRIシステム10の主要コンポーネントを
表している。本システムの動作は、キーボードその他の
入力デバイス13、制御パネル14及びディスプレイ1
6を含むオペレータ・コンソール12から制御を受けて
いる。コンソール12は、オペレータが画像の作成及び
スクリーン16上への画像表示を制御できるようにする
独立のコンピュータ・システム20と、リンク18を介
して連絡している。コンピュータ・システム20は、バ
ックプレーン20aを介して互いに連絡している多くの
モジュールを含んでいる。これらのモジュールには、画
像プロセッサ・モジュール22、CPUモジュール2
4、並びに当技術分野でフレーム・バッファとして知ら
れている画像データ・アレイを記憶するためのメモリ・
モジュール26が含まれている。コンピュータ・システ
ム20は、画像データ及びプログラムを記憶するために
ディスク記憶装置28及びテープ駆動装置30とリンク
しており、さらに高速シリアル・リンク34を介して独
立のシステム制御部32と連絡している。入力デバイス
13は、マウス、ジョイスティック、キーボード、トラ
ックボール、タッチスクリーン、光学読取り棒、音声制
御器、その他同様のデバイスを含むことができ、また入
力デバイス13は、対話式の幾何学的指定をするために
使用することができる。
【0021】システム制御部32は、バックプレーン3
2aにより互いに接続させたモジュールの組を含んでい
る。これらのモジュールには、CPUモジュール36
や、シリアル・リンク40を介してオペレータ・コンソ
ール12に接続させたパルス発生器モジュール38が含
まれる。システム制御部32は、実行すべきスキャン・
シーケンスを指示するオペレータからのコマンドをリン
ク40を介して受け取っている。パルス発生器モジュー
ル38は、各システム・コンポーネントを動作させて所
望のスキャン・シーケンスを実行させ、発生したRFパ
ルスのタイミング、強度及び形状、並びにデータ収集ウ
ィンドウのタイミング及び長さを指示しているデータを
発生させている。パルス発生器モジュール38は、スキ
ャン中に発生させる傾斜パルスのタイミング及び形状を
指示するために、1組の傾斜増幅器42と接続させてい
る。パルス発生器モジュール38はさらに、患者に接続
した多数の異なるセンサからの信号(例えば、患者に装
着した電極からのECG信号)を受け取っている生理学
的収集制御器44から患者データを受け取っている。ま
た最終的には、パルス発生器モジュール38はスキャン
室インタフェース回路46と接続させており、スキャン
室インタフェース回路46はさらに、患者及びマグネッ
ト系の状態に関連する様々なセンサからの信号を受け取
っている。このスキャン室インタフェース回路46を介
して、患者位置決めシステム48はスキャンのために患
者を所望の位置に移動させるコマンドを受け取ってい
る。
【0022】パルス発生器モジュール38が発生させる
傾斜波形は、Gx増幅器、Gy増幅器及びGz増幅器を有
する傾斜増幅器システム42に加えられる。各傾斜増幅
器は、収集した信号の空間的エンコーディングに使用す
る磁場傾斜を生成させるために一般に指定されるような
アセンブリ内の対応する物理的傾斜コイル50を励起さ
せている。傾斜磁場コイル・アセンブリ50は、偏向用
マグネット54及び全身用RFコイル56を含んでいる
マグネット・アセンブリ52の一部を形成している。シ
ステム制御部32内の送受信器モジュール58は、RF
増幅器60により増幅を受け送信/受信スイッチ62に
よりRFコイル56に結合しているパルスを発生させて
いる。患者内の励起された原子核が放出して得た信号
は、同じRFコイル56により検知し、送信/受信スイ
ッチ62を介して前置増幅器64に結合させることがで
きる。増幅されたMR信号は、送受信器58の受信器部
分で復調され、フィルタ処理され、さらにディジタル化
される。送信/受信スイッチ62は、パルス発生器モジ
ュール38からの信号により制御し、送信モードではR
F増幅器60をコイル56と電気的に接続させ、受信モ
ードでは前置増幅器64を電気的に接続させる。送信/
受信スイッチ62によりさらに、送信モードと受信モー
ドのいずれに関しても同じ単独のRFコイル(例えば、
表面コイル)を使用することが可能となる。
【0023】RFコイル56により取り込まれたMR信
号は送受信器モジュール58によりディジタル化され、
システム制御部32内のメモリ・モジュール66に転送
される。スキャンが完了すると、未処理のk空間データ
のアレイがメモリ・モジュール66に収集されている。
以下でより詳細に説明することにするが、この未処理の
k空間データは、各画像を再構成させるように別々のk
空間データ・アレイの形に配列し直している。さらに、
これらの各々は、データをフーリエ変換して画像データ
のアレイにするように動作するアレイ・プロセッサ68
に入力される。この画像データはシリアル・リンク34
を介してコンピュータ・システム20に送られ、コンピ
ュータ・システム20において画像データはディスク記
憶装置28内に記憶される。この画像データは、オペレ
ータ・コンソール12から受け取ったコマンドに応じ
て、テープ駆動装置30上にアーカイブしたり、画像プ
ロセッサ22によりさらに処理してオペレータ・コンソ
ール12に伝達したりディスプレイ16上に表示させた
りすることができる。
【0024】本発明は、患者の呼吸停止に依存しない高
時間分解能のMR画像が収集されるようにMR画像を取
得するための、上記で参照したMRシステム、あるいは
同様の任意のシステムや同等のシステムでの使用に適し
た方法及びシステムを含む。本発明は心臓血管系のMR
検査で特に有用である。
【0025】本発明の高時間分解能の自由呼吸MR画像
は、MRスキャナの磁場傾斜とECG収集の間の干渉が
ないように、MRスキャナが待機状態にある間にECG
を定期的にモニタリングして心拍数を計測することによ
り収集される。本発明によれば、MRベースのストレス
機能検査の間に、患者に対して先ず、心拍数の増加につ
ながるような連続してレベルを上昇させた心臓ストレス
がかけられる。このストレスは、物理的運動やドブタミ
ンなどの薬剤の投与により誘導することができる。次い
で、ECGにより心拍数をモニタリングし、心拍数が所
望のストレス・レベルで安定化した後、この検査法はM
Rデータ収集のための以後のR−R間隔を推定するため
にR−R間隔の時間間隔を記録することを含む。すなわ
ち、ECGゲート制御のためのECG信号を収集する際
にスキャン時の磁場傾斜により生じる可能性があるよう
な干渉を回避するために、所望のストレス・レベルに到
達しR−R間隔の時間間隔を記録した後は、心拍数モニ
タリングはもはや必要とせず、かつMRデータを直ちに
収集することができる。この非ゲート制御のMRデータ
収集は、R−R間隔を推定し、この各間隔にわたってR
−R間隔の実際の始点と終点とは無関係にデータを収集
するように記録した時間間隔を用いて実行することがで
きる。換言すると、このMRデータ収集は、ECGトリ
ガに合わせたゲート制御をしておらず、したがって磁場
傾斜を印加した際にECG波形が大きく歪むことにより
生ずる可能性があるような不正確さに影響を受けない。
【0026】本発明によれば、k空間データ収集を複数
のR−R間隔にわたって分割している。このデータ収集
は、心拍数が一定と見なすことができ呼吸によるアーチ
ファクトが最小となるような少ない回数のR−R間隔に
わたって実行することが好ましい。収集するMRデータ
の各フレームが区分され(すなわち、分割され)ている
ようなn組のMRデータを収集している場合、パルスシ
ーケンスは、生データのマトリックス(k空間)をn個
のセグメントに区分すると共に、連続するR−R間隔で
各部分を収集する。例えば、n=2であるような実施の
一形態では、k空間データの上半分と下半分は、2回の
連続する心拍動で収集することができる。別法では、修
正型エコートレイン軌道を用いて、k空間マトリックス
の偶数番の線と奇数番の線を連続する心拍動で収集する
ことができる。しかし、遷移境界における位相と振幅の
差を最小限にするようなk空間の適当な任意の分割も可
能であることに留意されたい。
【0027】図2を参照すると、従来型のリアルタイム
のデータ収集方式100を表している。この例では、1
1個のデータフレーム102が単一のR−R間隔104
で収集される。基準点として、各フレームは時間Tで収
集される。データ収集102が開始されるフレーム10
6の位置が示すように、この収集はR−R間隔108の
開始によりゲート制御している。しかし、直前のデータ
収集110からの磁場傾斜により、R−R間隔108の
開始を表すECG信号の読み値は、真の正確なR−R間
隔104に合わせたデータ収集の適正なゲート制御が多
くの場合に困難となる程の大幅な歪みを受けることがあ
る。多くの場合、実際上の収集は時間的に幾分後の点で
得られるが、歪みのためにこの時点は不明である。EC
G信号の歪みは必ずしも各データ収集で同じでないた
め、k空間データを分割した後に合成すると、得られる
再構成画像にはかなりのボケが生じる。
【0028】図3を参照すると、データの組124を収
集するために推定したR−R間隔122を用いているよ
うな、本発明によるリアルタイムのデータ収集方式12
0を表している。データは、その各々がn回の連続する
R−R間隔で収集されるようなn個のセグメントに区分
している。好ましい実施の一形態では、各データフレー
ム収集のための収集時間はT/2であり、したがってフ
レームを2倍多く収集することができる。しかし、これ
を行うためには、データは、その各々が連続するR−R
間隔で収集されるようなセグメントに区分している。こ
の方式では、その心拍周期の長さが心拍数が大きいため
に大幅に短縮されている場合であっても、時間分解能が
高い画像を収集することができる。図示した例では、1
つのR−R間隔内に22個のデータフレームをはめ込ん
でおり、これにより心収縮期の視覚化が向上すると共に
空間分解能を向上させることができ、患者の呼吸停止を
必要とせずに壁の動きの異常を検出することができる。
推定した各R−R間隔122の間で、各フレーム126
に対するk空間データの一部分を収集する。MRデータ
の組124内のフレーム128で示すようにしてk空間
の第1の部分が収集され、また第2組のMRデータ13
0内で、フレーム132に示すようにk空間の第2の部
分が収集される。画像を再構成するためには、推定した
R−R間隔122内の間隔が同じフレームを続いて収集
したフレームと合成させる。例えば、フレーム128と
フレーム132を合成することにより、より高い分解能
の画像134が得られる。実施の一形態では、n=2の
場合には各セグメントに対するk空間画像データの半分
を収集でき、n=3ではその3分の1が収集でき、以下
同様となる。別法として、k空間データの偶数番線と奇
数番線を連続するR−R間隔で収集することができる。
【0029】図4を参照すると、時間分解能が高い画像
をほぼリアルタイムで収集するための流れ図を表してい
る。画像収集の直前に患者の心拍数をモニタリングした
後、上述したように、R−R時間間隔を計測して現在の
心拍数から時間間隔を収集し、有効なR−R時間間隔を
推定している(150)。次いで、この時間間隔をメモ
リ内に記録(すなわち、記憶)し、以後のR−R間隔を
予見推定する。次いで、ECGモニタリングを停止し、
R−R間隔内の任意の時点でMRスキャンを開始するこ
とができる(152)。第1のデータ組の収集は、個々
の各データフレームを収集すること(156)によりブ
ロック154で開始することができる。次いで、内部ク
ロックによりデータフレームを収集している時間間隔を
監視し、推定したR−R間隔の終点となるまで(15
8、160)、データフレームの収集を継続させる。推
定したR−R間隔の終点(158、162)に達する
と、システムは、すべてのデータ組を収集し終えている
か否かを確認し(164)、追加のデータ組の収集を要
する場合(166)には、ブロック168において続き
のデータ組の収集を開始し、推定したR−R間隔の次の
終点となるまで(158、162)収集を継続する。す
べてのデータを収集し終えた後(164、170)、ス
キャンは完了し、ブロック172において画像を再構成
することができる。追加のスキャンを希望する場合(1
74)は上述のアルゴリズムを反復する。追加のスキャ
ンがなければ、ブロック176において画像が表示され
検査は終了する。
【0030】したがって、本発明は、患者の心拍数をモ
ニタリングしながら患者を連続してレベルが上昇する心
臓ストレスにかけているような検査の実施方法を含む。
心拍数が所望のストレス・レベルで安定化した後、本検
査法は、R−R間隔の時間間隔を記録すること、次いで
推定したR−R間隔に合わせて記録した時間間隔を用い
て非ゲート制御のMRデータを収集すること、を含む。
MRデータを収集するこのステップは、各データフレー
ムのセグメントを連続するR−R間隔にわたって収集す
ることを含むことができる。この場合では、本システム
は、各フレームからのセグメントを合成して患者呼吸停
止を必要とせずに時間分解能が高い画像を再構成するこ
とを含む。
【0031】本発明は、図1を参照しながら記載した構
成などをしたコンピュータを有するMRIスキャナで使
用するためのコンピュータ・プログラムを含んでおり、
このコンピュータ・プログラムは、実行させた際にコン
ピュータに対して、患者の心拍周期を意味するR−R間
隔を示す時間間隔信号を受け取ること、次いでR−R間
隔に等しい第1の収集期間中に第1組の部分的MR画像
データを収集すること、を行わせる命令の組を有してい
る。本コンピュータ・プログラムは次いで、コンピュー
タに対して、同じくR−R間隔に等しい第2の収集期間
中に第2組の部分的MR画像データの収集を行わせる。
本コンピュータ・プログラムは、第1組の部分的MR画
像データと第2組の部分的MR画像データを合成するこ
とによりMR画像を再構成させるような命令を有してい
る。当業者であれば容易に理解するであろうように、本
発明のこの態様は2組の部分的MR画像データの収集に
限定されず、第3組、第4組、第5組などの部分的MR
画像データ組まで拡張することができる。一般に、本コ
ンピュータ・プログラムは、部分的MR画像データであ
って、その各データフレームがR−R間隔中で各部分的
MRデータ組の対応するデータフレームと同様の時点で
収集されているようなn組の部分的MR画像データを収
集するように設計されている。
【0032】こうしたシステムを用いたMRデータの収
集では、ECGトリガ信号に合わせたゲート制御がなさ
れておらず、また、部分的MRデータの各組はR−R間
隔の始点や終点と無関係な時点で収集できるので有利で
ある。k空間データは任意の多くの方法で分割すること
ができる。これらの方法のうちの2つの例としては、n
=2の場合に所与のセグメントに対するk空間データの
半分を収集すること、あるいは連続するR−R間隔でk
空間データの偶数番線と奇数番線を収集することのいず
れかがある。本発明は、そのコンピュータ・プログラム
がコンピュータに対して、心拍数をモニタリングするこ
と、並びにMRスキャナが待機状態にある間で患者の現
在のR−R間隔を示すR−R時間間隔を発生させるこ
と、を行わせるように拡張することができる。このプロ
グラムは、心拍数を定期的にモニタリングしMRデータ
の収集が完了した後にR−R時間間隔を発生させる。し
たがって、MRスキャナがECG波形と干渉するおそれ
のある磁場傾斜を生成している間はECG信号を収集す
る必要がない。
【0033】図1を参照しながら開示したようなコンピ
ュータを有するMRIシステムを含んでいる、時間分解
能が高い画像を収集するためのMRI装置を開示する。
このコンピュータは、患者の心拍数をモニタリングする
こと、その心拍数からR−R間隔の時間間隔を収集する
こと、並びにこのR−R間隔の時間間隔を記憶するこ
と、を行うようにプログラムされている。コンピュータ
はさらに、MRIシステムを有効にして、R−R間隔内
の任意の時点で患者のMRスキャンを開始するようにプ
ログラムされている。MRデータは、記憶した時間間隔
に匹敵する時間にわたって収集される。次いでコンピュ
ータは、その時間間隔で推定されるようなR−R間隔に
わたって収集したMRデータを用いてMR画像を再構成
する。コンピュータをさらに、各収集の間にデータの一
部分を収集し、次いでこれらを合成して分解能がより高
いMR画像が再構成されるように、データ収集を分割さ
せるようにプログラムしておくことができる。一般に、
このコンピュータは、その各々がm個のフレームを有す
るn組のMRデータであって、その各フレームはn個の
セグメントに分割されていると共にこのm個のフレーム
が1回のR−R間隔内にはめ込まれるようなn組のMR
データを収集するようにプログラムされている。
【0034】好ましい実施の一形態では、コンピュータ
は、各RF励起から複数のk空間線を収集することを許
容することによりイメージング走査時間を大幅に短縮さ
せることができるパルスシーケンスの2つの例である高
速グラジエントエコー・パルスシーケンスまたは定常自
由歳差運動パルスシーケンスを利用するようにプログラ
ムされている。当業者であれば、分割しているk空間デ
ータの収集が可能な別のパルスシーケンスも同様に利用
可能であることを容易に理解するであろう。
【0035】本発明では生理学的トリガは不要であるた
め、そのパルスシーケンスを心収縮サイクルの開始位相
と同期させる必要がない。上述したように、使用するパ
ルスシーケンスはk空間分割式エコートレイン・データ
収集方式を利用している。データはn個のセグメントに
区分されているため、その時間分解能は、空間分解能が
同じとしてMR透視法を使用して得られる時間分解能の
n倍となる。例えば、1回の収集あたりの心拍数をn、
シーケンス反復時間をTR、エコートレイン長さをET
L、またデータマトリックス内の線の総数をYRESと
すれば、このシーケンスの時間分解能は、セグメントあ
たりのビュー数(VPS)をエコートレイン長さ(ET
L)で割り算し、この結果にさらにシーケンス反復時間
(TR)を掛け算することにより、以下のようにして得
ることができる。
【0036】 (VPS/ETL)×TR (式1) ここで、VPSはデータマトリックス内の線の総数をn
で除したものであり、したがって、シーケンスの時間分
解能は次式で与えられる。
【0037】 (YRES×TR)/(ETL×n) (式2) エコートレイン長さ(ETL)が8であり、データマト
リックス内の線の総数(YRES)が48となるように
位相FOVを0.5に等しくした画像マトリックスが1
28×96であり、またシーケンス反復時間(TR)が
11msであるような典型的なパラメータを使用した場
合、n=2で達成可能な時間分解能は33msとなる。
n=4では、その時間分解能は16.5msとなる。時
間分解能のこうした値は、n=2では180bpmまで
の心拍数に対して適当であり、nの値をより大きくすれ
ばさらに高い心拍数に対応することができる。MR透視
法は、n=1として66msの時間分解能が得られるよ
うな特殊なケースとして扱うことができる。
【0038】本発明を好ましい実施形態について記載し
てきたが、明示的に記述した以外に、本特許請求の範囲
の域内で等価、代替及び修正が可能であることを理解さ
れたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用するためのNMRイメージング・
システムのブロック概要図である。
【図2】従来技術によるデータ収集シーケンスのタイミ
ング図である。
【図3】本発明によるデータ収集シーケンスのタイミン
グ図である。
【図4】本発明の技法の流れ図である。
【符号の説明】
10 MRIシステム 12 オペレータ・コンソール 13 入力デバイス 14 制御パネル 16 スクリーン、ディスプレイ 18 リンク 20 コンピュータ・システム 20a バックプレーン 22 画像プロセッサ・モジュール 24 CPUモジュール 26 メモリ・モジュール 28 ディスク記憶装置 30 テープ駆動装置 32 システム制御部 32a バックプレーン 34 高速シリアル・リンク 36 CPUモジュール 38 パルス発生器モジュール 40 シリアル・リンク 42 傾斜増幅器 44 生理学的収集制御器 46 スキャン室インタフェース回路 48 患者位置決めシステム 50 傾斜磁場コイル・アセンブリ 52 マグネット・アセンブリ 54 偏向用マグネット 56 全身用RFコイル 58 送受信器モジュール 60 RF増幅器 62 送信/受信スイッチ 64 前置増幅器 66 メモリ・モジュール 68 アレイ・プロセッサ 100 従来型のリアルタイムのデータ収集方式 102 データフレーム 104 R−R間隔 106 フレーム 108 R−R間隔の開始 110 直前のデータ収集 120 本発明によるリアルタイムでのデータ収集方式 122 推定したR−R間隔 124 MRデータの組 126 フレーム 128 フレーム 130 MRデータの組 132 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マノユクマー・サラナザン アメリカ合衆国、メリーランド州、ロック ビル、ナンバー・202、ダウゲート・コー ト、5508番 (72)発明者 トマス・クウォク−ファー・フー アメリカ合衆国、メリーランド州、ロック ビル、グレート・パインズ・コート、ナン バー10番 (72)発明者 ジョン・アンドリュー・ダービシャー アメリカ合衆国、メリーランド州、ボルテ ィモア、ナンバー・304、ブリクスワー ス・クール、7408番 Fターム(参考) 4C096 AA09 AB03 AC04 AD06 AD12 AD27 BA10 BA24 BA41 DA18 DA20

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由呼吸MR画像を収集する方法であっ
    て、 R−R間隔(122)の時間間隔を収集するために、画
    像収集の直前に被検体の心拍数をモニタリングするステ
    ップ(150)と、 心拍数モニタリングからの時間間隔を記録し、以後のR
    −R間隔(122)を予見推定するステップと、 その第1のMRデータ収集がR−R間隔内の任意の点で
    開始され記録された時間間隔にわたって延長するような
    n組のMRデータを収集するステップ(154)と、を
    含む方法。
  2. 【請求項2】 さらに、各MRデータ収集をn個のセグ
    メントに分割するステップ(156)と、n回の連続す
    る心拍動においてそれぞれのセグメントを反復して収集
    するステップ(168)と、を含む請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 さらに、n個のMRデータ組を合成し、
    R−R間隔全体に及ぶような高い時間分解能をもつMR
    画像の組を形成するステップ(172)を含む請求項2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、MR画像データを収集する前に
    心拍数モニタリングを停止するステップ(174)を含
    む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1組のMRデータの収集後に直ちに第
    2組のMRデータを収集する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 透視イメージングに関してはn=1であ
    る請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 MRデータを収集する前記ステップが高
    速グラジエントエコー・パルスシーケンス及び定常自由
    歳差運動パルスシーケンスのうちの1つを使用して実行
    されている、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、 前記モニタリングのステップの間に、心拍数が必要とす
    るストレス・レベルで安定化するまで、患者を連続して
    上昇する段階評価レベルの心臓ストレスにかけるステッ
    プと、 ストレス・テストの任意の一部分の間に心臓機能をモニ
    タリングするために、心臓筋肉の少なくとも一部分の長
    軸ビューと短軸ビューの幾つかに対する収集ステップに
    従ってMRデータ(124)を収集するステップと、を
    含む請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記心臓ストレスを物理的ストレスまた
    は薬剤投与のいずれか一方により誘導している、請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータ(20)を有するMRI
    スキャナ(52)で使用するためのコンピュータ・プロ
    グラムであって、実行させた際にコンピュータ(20)
    に対して、 患者の心拍周期を意味するR−R間隔(122)を示す
    時間間隔信号を受け取ること、 R−R間隔(122)に等しい第1の収集期間中に第1
    組の部分的MR画像データを収集する(154)こと、 R−R間隔(122)に等しい第2の収集期間中に第2
    組の部分的MR画像データを収集する(168)こと、 第1組の部分的MR画像データと第2組の部分的MR画
    像データを合成することによりMR画像を再構成する
    (172)こと、を行わせる命令の組を有しているコン
    ピュータ・プログラム。
  11. 【請求項11】 さらに、n組の部分的MR画像データ
    を収集させる(156)命令であって、部分的MRデー
    タ組の各データフレームがR−R間隔(122)の間に
    各部分的MRデータ組内の対応するデータフレームの同
    じ時点で収集させるような命令を有している請求項10
    に記載のコンピュータ・プログラム。
  12. 【請求項12】 MRデータ(124)の前記収集がE
    CGトリガに合わせたゲート制御をしてない、請求項1
    0に記載のコンピュータ・プログラム。
  13. 【請求項13】 部分的MRデータの各組の前記収集
    (154、168)がR−R間隔(122)の始点と終
    点のいずれとも無関係な時点で収集されている請求項1
    0に記載のコンピュータ・プログラム。
  14. 【請求項14】 MRデータ(124)の各一部分がM
    Rデータ組(124)の1つのセグメントである、請求
    項10に記載のコンピュータ・プログラム。
  15. 【請求項15】 所与のセグメントに対するk空間画像
    データの半分が各R−R時間間隔(122)の間に収集
    されている、請求項10に記載のコンピュータ・プログ
    ラム。
  16. 【請求項16】 k空間マトリックスの偶数番線と奇数
    番線とが連続するR−R間隔(122)内に収集されて
    いる、請求項10に記載のコンピュータ・プログラム。
  17. 【請求項17】 さらに、MRスキャナ(52)が待機
    状態にある間に心拍数をモニタリングさせると共に患者
    の現在のR−R間隔(122)を示すR−R時間間隔を
    生成させる(150)ような命令を有している請求項1
    0に記載のコンピュータ・プログラム。
  18. 【請求項18】 さらに、MRデータ(124)の収集
    中でないMRデータ(124)の各収集の前後で心拍数
    を定期的にモニタリングさせ、かつR−R時間間隔を生
    成させる(150)ような命令を有している、請求項1
    0に記載のコンピュータ・プログラム。
  19. 【請求項19】 時間分解能が高い画像を収集するMR
    I装置であって、 偏向磁場を印加するためのマグネット(54)のボアの
    周りに配置した複数の傾斜コイル(42)、並びにRF
    信号をRFコイル・アセンブリ(50)に送信してMR
    画像を収集する(154)ようにパルスモジュールによ
    り制御を受けているRF送受信装置システム(58)及
    びRFスイッチ(62)を有している磁気共鳴イメージ
    ング(MRI)システム(10)と、 コンピュータであって、 患者の心拍数をモニタリングすること、 心拍数のR−R間隔の時間間隔を収集すること(15
    0)、 R−R間隔(122)の前記時間間隔を記憶すること、 MRIシステム(10)を有効にしてR−R間隔(12
    2)内の任意の時点で患者のMRスキャンを開始するこ
    と、 記憶した前記時間間隔に匹敵する時間にわたってMRデ
    ータ(124)の収集を継続すること、 記憶した前記時間間隔により推定されるような少なくと
    も1回のR−R間隔(122)にわたって収集したMR
    データ(124)を用いてMR画像を再構成する(17
    6)こと、を行うようにプログラムされているコンピュ
    ータと、を備えるMRI装置。
  20. 【請求項20】 前記コンピュータがさらに、 各収集の間にデータ(124)の一部分が収集されるよ
    うにデータ収集を分割すること(156)、 収集した前記分割データを合成してMR画像を再構成す
    ること(172)、を行うようにプログラムされてい
    る、請求項19に記載のMRI装置。
  21. 【請求項21】 前記コンピュータがさらに、その各々
    がm個のフレームを有しているn組のMRデータであっ
    て、その各フレームがn個のセグメントに分割されてい
    ると共にm個のフレームが1つのR−R間隔(122)
    内にはめ込まれるようなn組のMRデータを収集する
    (156)ようにプログラムされている、請求項19に
    記載のMRI装置。
  22. 【請求項22】 前記コンピュータがさらに、高速グラ
    ジエントエコー・パルスシーケンス及び定常自由歳差運
    動パルスシーケンスのうちの一方を適用するようにプロ
    グラムされている、請求項19に記載のMRI装置。
  23. 【請求項23】 前記コンピュータがさらに、各R−R
    時間間隔の間に所与のセグメントに対するk空間画像デ
    ータの半分を収集するようにプログラムされている、請
    求項19に記載のMRI装置。
  24. 【請求項24】 前記コンピュータがさらに、k空間マ
    トリックスの偶数番線と奇数番線とを連続するR−R間
    隔(122)内に収集するようにプログラムされてい
    る、請求項19に記載のMRI装置。
  25. 【請求項25】患者を連続してレベルを上昇させた心臓
    ストレスにかけるステップと、 心拍数をモニタリングするステップと、 心拍数が所望のストレス・レベルで安定化した後に、R
    −R間隔(122)の時間間隔を記録するステップ(1
    50)と、 R−R間隔の推定のために記録した前記時間間隔を使用
    してゲート制御されていないMRデータを収集するステ
    ップ(152、154)と、を含む検査方法。
  26. 【請求項26】 前記心臓ストレスを物理的運動または
    薬剤投与のいずれか一方により誘導している、請求項2
    5に記載の検査方法。
  27. 【請求項27】 MRデータを収集する前記ステップ
    (152、154)が、連続するR−R間隔(122)
    にわたって各データフレームのセグメントを収集するこ
    とを含む、請求項25に記載の検査方法。
  28. 【請求項28】 さらに、各フレームに対するセグメン
    トを合成し、患者呼吸停止を必要とせずに時間分解能の
    高い画像を再構成するステップ(172)を含む請求項
    25に記載の検査方法。
  29. 【請求項29】 全k空間の一部を各心拍R−R間隔
    (122)の間に収集している、請求項25に記載の検
    査方法。
  30. 【請求項30】 MRデータを収集する前記ステップ
    (154)が、シネデータ組用のデータ収集を完了させ
    る(174)ために、連続するn回のR−R間隔にわた
    って各データフレームのセグメントを収集することを含
    む、請求項29に記載の検査方法。
  31. 【請求項31】 さらに、各n回のR−R間隔(12
    2)ごとにシネデータ組を更新できるように前記収集を
    反復するステップ(174)を含む請求項30に記載の
    検査方法。
  32. 【請求項32】 さらに、オペレータが心臓壁の動きを
    リアルタイムでモニタリングできるように心臓壁の連続
    的な運動活動を表示するステップを含む請求項31に記
    載の検査方法。
JP2001383857A 2000-12-19 2001-12-18 高時間分解能の自由呼吸mr画像の収集 Expired - Lifetime JP3992973B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/681,068 US6889071B2 (en) 2000-12-19 2000-12-19 Acquisition of high-temporal free-breathing MR images
US09/681068 2000-12-19

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002248091A true JP2002248091A (ja) 2002-09-03
JP2002248091A5 JP2002248091A5 (ja) 2005-07-28
JP3992973B2 JP3992973B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=24733677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001383857A Expired - Lifetime JP3992973B2 (ja) 2000-12-19 2001-12-18 高時間分解能の自由呼吸mr画像の収集

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6889071B2 (ja)
EP (1) EP1227332B1 (ja)
JP (1) JP3992973B2 (ja)
DE (1) DE60123375T2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283862B1 (en) * 2002-05-16 2007-10-16 General Electric Company Rapid multi-slice MR perfusion imaging with large dynamic range
WO2004010847A2 (en) 2002-07-29 2004-02-05 Wake Forest University Cardiac diagnostics using wall motion and perfusion cardiac mri imaging and systems for cardiac diagnostics
WO2004010849A2 (en) * 2002-07-29 2004-02-05 Wake Forest University Cardiac diagnostics using time compensated stress test cardiac mri imaging and systems for cardiac diagnostics
JP2007503240A (ja) * 2003-08-27 2007-02-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 心臓を磁気共鳴撮像する方法
US20060230049A1 (en) * 2005-04-12 2006-10-12 General Electric Company Method and apparatus for selecting preferred images for a current exam based on a previous exam
DE102005027438B4 (de) * 2005-06-14 2011-12-22 Siemens Ag Verfahren zur EKG-Triggerung einer Messsequenz eines Magnetresonanzgeräts
DE102005044336A1 (de) * 2005-09-16 2007-04-05 Siemens Ag Verfahren zur Aufnahme von Bilddaten des Herzens
DE102005051323B4 (de) * 2005-10-26 2008-01-31 Siemens Ag Verfahren und Gerät zur Magnet-Resonanz-Bildgebung auf Basis einer Gradientenechosequenz
US20080004518A1 (en) * 2006-06-29 2008-01-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magnetic resonance sequence for quantitative t1 mapping during free breathing
US8831703B2 (en) * 2006-10-23 2014-09-09 The General Hospital Corporation Selective MR imaging of segmented anatomy
WO2009024898A2 (en) * 2007-08-22 2009-02-26 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Magnetic resonance imaging with dynamically optimized temporal resolution
JP5854575B2 (ja) * 2007-12-10 2016-02-09 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置
EP2628016B1 (en) * 2010-10-14 2020-03-25 Koninklijke Philips N.V. Mr data acquisition using physiological monitoring
US9713435B2 (en) 2011-07-27 2017-07-25 Biosense Webster (Israel) Ltd. Cardiac mapping using non-gated MRI
US9366754B2 (en) * 2012-08-17 2016-06-14 General Electric Company Ultrasound imaging system and method
US9835705B2 (en) * 2013-11-07 2017-12-05 Beth Israel Deaconess Medical Center, Inc. System and method for free-breathing volumetric imaging of cardiac tissue
KR102202398B1 (ko) 2015-12-11 2021-01-13 삼성전자주식회사 영상처리장치 및 그의 영상처리방법
WO2020044523A1 (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 オリンパス株式会社 記録装置、画像観察装置、観察システム、観察システムの制御方法、及び観察システムの作動プログラム
US20220361799A1 (en) * 2021-05-14 2022-11-17 Caption Health, Inc. Circuitless heart cycle determination

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5251628A (en) * 1992-06-23 1993-10-12 General Electric Company Variable ECG delay in fast pulse sequence scans
US5377680A (en) 1993-08-04 1995-01-03 General Electric Company MRI cardiac image produced by temporal data sharing
US5697370A (en) * 1996-01-17 1997-12-16 General Electric Company Method for increasing temporal resolution of MR fluoroscopy
WO1998056294A1 (en) * 1997-06-12 1998-12-17 The Johns Hopkins University School Of Medicine Method for measuring myocardial motion and the like
US6198959B1 (en) * 1998-03-27 2001-03-06 Cornell Research Foundation Inc. Coronary magnetic resonance angiography using motion matched acquisition
US6377680B1 (en) * 1998-07-14 2002-04-23 At&T Corp. Method and apparatus for noise cancellation
US6078175A (en) * 1998-10-26 2000-06-20 General Electric Company Acquistion of segmented cardiac gated MRI perfusion images
US6070097A (en) * 1998-12-30 2000-05-30 General Electric Company Method for generating a gating signal for cardiac MRI
US6526307B2 (en) * 2000-12-29 2003-02-25 Ge Medical Systems Global Technology Co., Llc Method and apparatus to improve myocardial infarction detection with blood pool signal suppression

Also Published As

Publication number Publication date
US6889071B2 (en) 2005-05-03
JP3992973B2 (ja) 2007-10-17
EP1227332B1 (en) 2006-09-27
DE60123375T2 (de) 2007-08-23
EP1227332A3 (en) 2004-01-14
DE60123375D1 (de) 2006-11-09
US20020077538A1 (en) 2002-06-20
EP1227332A2 (en) 2002-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6704593B2 (en) Realtime MR scan prescription using physiological information
US5997883A (en) Retrospective ordering of segmented MRI cardiac data using cardiac phase
US7209777B2 (en) Method and apparatus for automated tracking of non-linear vessel movement using MR imaging
US6683454B2 (en) Shifting of artifacts by reordering of k-space
US5377680A (en) MRI cardiac image produced by temporal data sharing
JP3992973B2 (ja) 高時間分解能の自由呼吸mr画像の収集
US5429134A (en) Multi-phase fat suppressed MRI cardiac imaging
CN102743172B (zh) 借助磁共振设备抑制不期望的信号触发地采集测量数据
US8588889B2 (en) Method and apparatus for breath-held MR data acquisition using interleaved acquisition
JP5854575B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US5435303A (en) MRA image produced by temporal flow data sharing
KR100646914B1 (ko) 자기공명 이미징장치
US7412277B1 (en) Multi-slice MR data acquisition in successive heartbeats with black blood contrast
JP2001000417A (ja) マルチ・スラブ及びマルチ・ウィンドウでの心臓の磁気共鳴イメージング法
JP4115039B2 (ja) 血管における圧縮波速度を測定する方法及び装置
US6611701B2 (en) Method and apparatus for fast breath-held 3D MR data acquisition using variable sampling
US6144200A (en) Acquisition of segmented MRI cardiac data using an EPI pulse sequence
JP2002248091A5 (ja)
US7953469B2 (en) System and method for real-time localization for gated MR imaging
JP2003515404A (ja) 素材の変形及びひずみを検査するための高速3次元磁気共鳴タッギング
JP6133926B2 (ja) 可変コントラストを用いたダイナミックイメージング
JPH09294736A (ja) Mriシステムを用いて一連の画像を形成する方法及び装置
JPH1119067A (ja) 心臓を描くnmr画像を作る方法及び装置
JP4086544B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US6278273B1 (en) MR fluoroscopy with reverse-centric view acquisition

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3992973

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term