JP2002247141A - シリアル通信装置 - Google Patents

シリアル通信装置

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JP2002247141A
JP2002247141A JP2001044887A JP2001044887A JP2002247141A JP 2002247141 A JP2002247141 A JP 2002247141A JP 2001044887 A JP2001044887 A JP 2001044887A JP 2001044887 A JP2001044887 A JP 2001044887A JP 2002247141 A JP2002247141 A JP 2002247141A
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communication
serial communication
clock signal
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bit
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JP2001044887A
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Masaya Otogawa
昌也 音川
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0061Error detection codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0008Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路動作用クロックを持つことなくシリアル
通信が可能で、通信内容のチェックも可能なシリアル通
信装置を提供する。 【解決手段】 入出力インターフェース4は、外部から
のクロック信号SCLKを受け、これに同期してパリテ
ィビットPを含む所定ビット数の所定数のフレームから
なる通信データSINを、他の電子回路との間でビット
ごとに通信する。パリティチェック15は、クロック信
号SCLKに同期してモニタされた通信完了状態の出力
に同期してパリティビットPによる通信内容のチェック
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自らは回路動作用
のクロックを持たず、外部からの同期シリアル通信用ク
ロック信号に同期してパリティビットを含む所定ビット
数の所定数のフレームからなる通信データを、他の電子
回路との間でビットごとに通信するシリアル通信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子回路においてマイクロコント
ローラ等の指示に基づき動作させる場合、その指示内容
の通信方法として大きく分けてシリアル通信とパラレル
通信との2種類の方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】回路動作用クロック
(同期シリアル通信用クロック信号以外のクロック)を
持つデジタル回路の場合は、パラレル通信、シリアル通
信の両方を採用可能である。しかしながら、回路動作用
クロックを持たないアナログ回路やデジタル回路の場合
は、通常はマイクロコントローラ等の指示を直接通信可
能なパラレル通信の採用が基本である。そのため、この
ようなアナログ回路やデジタル回路で指示内容に基づく
動作をさせる場合は、パラレル通信を採用する必要があ
り、端子数が多くなって実装面積及び集積回路のコスト
も増大する。
【0004】こうした回路動作用クロックを持たないデ
ジタル回路に対して、マイクロコントローラ等の指示内
容の通信をシリアル通信で行い、この指示内容をシリア
ル−パラレル変換する通信方法も知られている。そし
て、こうしたシリアル−パラレル変換用の汎用の論理回
路も存在する(例えば、「富士通半導体デバイスDATA S
HEET;DS03-82401-2」など)。しかしながら、こうした
論理回路では、通信内容のチェックを行わずに通信して
しまうため、車載用途の電子制御装置等、信頼性が要求
される分野への応用は難しい。
【0005】こうした問題を鑑みて、車載用途の電子制
御装置等には回路動作用クロックを持つデジタル回路を
採用することも考えられる。しかし、この場合には、こ
のクロック周波数を逓倍した周波数の雑音が発生し、電
子制御装置外部に漏出することがある。そしてこの雑音
漏出が、例えば他の電子機器の不具合の原因となること
がある。そのため、電子制御装置内部の電子回路には、
できる限り余分なクロックを用いないようにすることが
好ましい。
【0006】さらに、アナログ回路とデジタル回路とを
混載した集積回路で、回路動作用クロックを持つデジタ
ル回路を有する場合、回路動作用クロックを生成するた
めにその生成に係る発振子と接続される分、例えば同発
振子が故障したり発振子との接続不良が発生したりし
て、集積回路全体として発生する不具合の確率も大きく
なってしまう。
【0007】本発明の目的は、回路動作用クロックを持
つことなくシリアル通信が可能で、通信内容のチェック
も可能なシリアル通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、外部からの同期シリア
ル通信用クロック信号を受け、該同期シリアル通信用ク
ロック信号に同期して、パリティビットを含む所定ビッ
ト数の所定数のフレームからなる通信データを他の電子
回路との間でビットごとに通信するシリアル通信装置に
おいて、前記同期シリアル通信用クロック信号に同期し
て前記通信データを所定ビット数カウントした時点で通
信完了状態信号を出力するモニタ回路と、前記通信完了
状態信号の出力に同期して前記パリティビットによる通
信内容のチェックを行うチェック回路とを備えたことを
要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、外部からの同期
シリアル通信用クロック信号を受け、該同期シリアル通
信用クロック信号に同期して、パリティビットを含む所
定ビット数の所定数のフレームからなる通信データを他
の電子回路との間でビットごとに通信するシリアル通信
装置において、前記同期シリアル通信用クロック信号に
同期して前記通信データを所定ビット数カウントした時
点で通信完了状態信号を出力するモニタ回路と、前記通
信完了状態信号が前記同期シリアル通信用クロック信号
に同期して前記パリティビットによる通信内容のチェッ
クを行うチェック回路とを備えたことを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、外部からの活性
化信号及び同期シリアル通信用クロック信号を受け、該
活性化信号による活性状態にある間において、該同期シ
リアル通信用クロック信号に同期して、パリティビット
を含む所定ビット数の所定数のフレームからなる通信デ
ータを他の電子回路との間でビットごとに通信するシリ
アル通信装置において、前記活性化信号による活性状態
が非活性状態になったときに前記パリティビットによる
通信内容のチェックを行うチェック回路を備えたことを
要旨とする。
【0011】(作用)請求項1〜3のいずれかに記載の
発明によれば、シリアル通信装置を外部からの同期シリ
アル通信用クロック信号(及び活性化信号)により動作
させられ、通信内容のチェックも併せ行える。例えば、
電子制御装置においてマイクロコントローラ以外の入出
力を司る回路(シリアル通信装置)は全て、同マイクロ
コントローラからの同期シリアル通信用クロック信号に
より動作させることで、電子制御装置内部で必要なクロ
ック数は最小限に抑制される。そして、電子制御装置外
部に漏出する高周波ノイズも低減される。
【0012】また、このようなシリアル通信装置に対し
ては、外部の発振子に接続して同期させて動作させる必
要がないため、例えば発振子との接続が外れることによ
るデジタル回路や集積回路全体の動作不良の発生も回避
される。
【0013】さらに、外部の発振子を使うことなくシリ
アル通信が可能なため、例えば外部部品を追加すること
なくアナログ回路だけの集積回路でも、通信内容のチェ
ックをしつつ、信頼性の高いシリアル通信が可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態ついて図1〜図3に従って説明する。図3は、本実
施形態が適用される車載用電子制御装置(以下、「EC
U」という)1を示すブロック図である。なお、ECU
1による各種機器の制御は数msecサイクルで行って
おり、マイコン(マイクロコントローラ)2はその1サ
イクルに1度、所要の外部装置との間で通信データの入
出力を完了する。すなわち、マイコン2と外部装置とは
シリアル接続されており、マイコン2は上記サイクル内
で通信が完了する通信速度にて外部装置との間で通信デ
ータの入出力を行い、各種機器を制御する。
【0015】例えば、マイコン2は、入出力インターフ
ェース4をアクティブにするために入出力インターフェ
ース4へと出力する活性化信号としてのチップセレクト
信号_CSを生成する。図2(a)に示されるように、
このチップセレクト信号_CSは、通常はH(ハイ)レ
ベルにあり、上記入出力インターフェース4をアクティ
ブにするときのみL(ロー)レベルとなる。
【0016】また、マイコン2は、発振子3において生
成された発振信号に基づき入出力インターフェース4へ
と出力する基準となる同期シリアル通信用クロック信号
としてのクロック信号SCLKを生成する。図2(b)
に示されるように、このクロック信号SCLKは、通常
はHレベルにあり、上記チップセレクト信号_CSがL
レベルにあって入出力インターフェース4がアクティブ
のときに、所定時間ごとに複数回(8回)のHレベルか
らLレベルへの立ち下がりとLレベルからHレベルへの
立ち上がりを繰り返す2つ信号群となる。
【0017】さらに、マイコン2は、各種IC(集積回
路、図示略)の出力設定状態に基づき、入出力インター
フェース4に指示する通信データとしてのシリアルデー
タSINを生成する。図2(c)に示されるように、こ
のシリアルデータSINは、所定ICの出力設定状態を
表す各1ビットのデータRY0〜RY6及びこれらデー
タRY0〜RY6に基づくパリティビットPからなる8
ビットデータのフレームと、他のICの出力設定状態を
表す各1ビットのデータRY7〜RY13及びこれらデ
ータRY7〜RY13に基づくパリティビットPからな
る8ビットデータのフレームとによって1パケットを形
成している。換言すると、上記チップセレクト信号_C
Sは、これら2つのフレームからなる1パケットの通信
中は、入出力インターフェース4がアクティブになるよ
うにLレベルにある。なお、各パリティビットPは、各
フレーム内の「1」の個数が偶数(あるいは、奇数)に
なるようにしてデータ転送(通信内容)の誤りを検出す
るためのものである。
【0018】なお、各連続するデータRY0〜RY6及
びパリティP、同データRY7〜RY13及びパリティ
Pは、上記クロック信号SCLKのHレベルからLレベ
ルへの立ち下がりに同期して順次、通信されている。
【0019】入出力インターフェース4は、上記マイコ
ン2からのチップセレクト信号_CS、クロック信号S
CLK及びシリアルデータSINを入力する。そして、
これら信号等の状態に従ってシリアルデータSINをシ
リアル−パラレル変換したパラレルデータD[13:
0]をデータバス5から各種機器に出力する。
【0020】図1は、本実施形態の入出力インターフェ
ース4を示すブロック図である。同図に示されるよう
に、この入出力インターフェース4は、受信バッファ1
1、モニタ回路を構成するカウンタ12、デコーダ1
3、データセレクタ14、チェック回路としてのパリテ
ィチェック15、モニタ回路を構成するカウンタクリア
16、第1出力バッファ17及び第2出力バッファ18
を備えている。
【0021】受信バッファ11は、例えば8ビットシフ
トレジスタであって、シリアルデータをパラレルデータ
に変換して記憶する。この受信バッファ11には、チッ
プセレクト信号_CS、クロック信号SCLK及びシリ
アルデータSINを入力する各端子10a,10b,1
0cが接続されている。受信バッファ11は、チップセ
レクト信号_CSがLレベルにある間において、クロッ
ク信号SCLKのHレベルからLレベルへの立ち下がり
に同期して、シリアルデータSINのデータRY0〜R
Y6及びパリティP、若しくは、同データRY7〜RY
13及びパリティPを順次、シフトしてその8つの出力
Q[7:0]から個別に出力可能な状態で記憶する。
【0022】上記カウンタ12は、例えば4ビットカウ
ンタであって、受信したデータ(シリアルデータSIN
のデータRY0〜RY6及びパリティP、データRY7
〜RY13及びパリティP)の数をカウントする。この
カウンタ12には、チップセレクト信号_CS及びクロ
ック信号SCLKを入力する各端子10a,10bが接
続されている。図2(d)に示されるように、カウンタ
12は、チップセレクト信号_CSがLレベルにある間
において、クロック信号SCLKのLレベルからHレベ
ルへの立ち上がりに同期して、シリアルデータSINの
データRY0〜RY6及びパリティP、データRY7〜
RY13及びパリティPの数をカウントする。
【0023】なお、カウンタ12は、チップセレクト信
号_CSのLレベルへの移行後の1回目のフレーム(デ
ータRY0〜RY6及びパリティP)内のデータ数を
「1」〜「8」までカウントすると、一旦、カウントを
クリアする。そして、新たに2回目のフレーム(データ
RY7〜RY13及びパリティP)内のデータ数を
「1」〜「8」までカウントする。
【0024】詳述すると、カウンタ12の出力はデコー
ダ13に入力されており、図2(e)に示されるように
1回目のフレームに対する同カウンタ12の「8」のカ
ウントに同期してデコーダ13の出力QはLレベルから
Hレベルに移行するようになっている。これにより1回
目のフレームの通信完了状態が設定される。そして、デ
コーダ13の出力Qは、次のクロック信号SCLKのH
レベルからLレベルへの立ち下がりに同期して再びLレ
ベルに戻る。これにより2回目のフレームの通信開始状
態が設定される。このデコーダ13の出力Qが前記カウ
ンタクリア16を介してカウンタ12に入力されること
でカウンタ12のカウントがクリアされるようになって
いる。
【0025】また、図2(e)に示されるように2回目
のフレームに対する同カウンタ12の「8」のカウント
に同期してデコーダ13の出力Qは再びLレベルからH
レベルに移行するようになっている。これにより2回目
のフレームの通信完了状態が設定される。そして、デコ
ーダ13の出力Qは、上記チップセレクト信号_CSの
LレベルからHレベルへの立ち上がりに同期して再びL
レベルに戻る。すなわち、入出力インターフェース4が
アクティブでなくなり、パケットの通信完了状態が設定
される。このデコーダ13の出力Qが前記カウンタクリ
ア16を介してカウンタ12に入力されることでカウン
タ12のカウントがクリアされるようになっている。
【0026】上記データセレクタ14には、チップセレ
クト信号_CS及びデコーダ13の出力Qが入力されて
いる。図2(f)に示されるように、通常はこのデータ
セレクタ14はLレベルにある信号D1をその出力Qか
ら第1及び第2出力バッファ17,18に出力する。そ
して、チップセレクト信号_CSがLレベルにある間に
おいて、1回目のフレームに対応してデコーダ13の出
力QがLレベルからHレベルに移行すると、この立ち上
がりに同期してHレベルにある信号D0をその出力Qか
ら第1及び第2出力バッファ17,18に出力する。こ
のとき、第1出力バッファ17のみを活性化するように
なっている。続いて、2回目のフレームに対応してデコ
ーダ13の出力QがLレベルからHレベルに移行する
と、この立ち上がりに同期してLレベルにある信号D1
をその出力Qから第1及び第2出力バッファ17,18
に出力する。このとき、第2出力バッファ18のみを活
性化するようになっている。
【0027】上記パリティチェック15には、受信バッ
ファ11の各出力Q[7:0]が個別にその入力D_I
N[7:0]に入力されており、各フレーム(データR
Y0〜RY6及びパリティP、若しくは、データRY7
〜RY13及びパリティP)内の「1」の個数が偶数
(あるいは、奇数)になっているか否かを確認してデー
タ転送の誤りを検出する。このパリティチェック15に
は、チップセレクト信号_CS及びクロック信号SCL
Kを入力する各端子10a,10bが接続されている。
図2(g)に示されるように、パリティチェック15
は、チップセレクト信号_CSがLレベルにある間にお
いて、当該フレーム内のデータが正常であると確認され
た場合のみ、デコーダ13の出力QのHレベルからLレ
ベルへの移行に同期して所定時間だけ立ち上がるパリテ
ィラッチをその出力Qから第1及び第2出力バッファ1
7,18に出力する。
【0028】上記カウンタクリア16には、チップセレ
クト信号_CS、クロック信号SCLK及びデコーダ1
3の出力Qが入力されている。図2(d)に示されるよ
うに、カウンタクリア16は、2回目のフレームの通信
開始状態若しくはパケットの通信終了状態に同期してカ
ウンタ12のカウントをクリアする。
【0029】上記第1及び第2出力バッファ17,18
は、例えば7ビット出力レジスタであって、その各入力
D_IN[6:0]には、前記受信バッファ11の出力
Q[7:0](パリティビットを除く)がそれぞれ入力
されている。また、上記第1及び第2出力バッファ1
7,18には、データセレクタ14の出力Q(信号D0
若しくは信号D1)及びパリティチェック15のの出力
Q(パリティラッチ)が入力されている。
【0030】第1出力バッファ17は、データセレクタ
14からの入力が信号D0であって、パリティチェック
15から通信内容の正常状態(パリティラッチのLレベ
ルからHレベルの立ち上がり)を入力した場合のみ、こ
れに同期してその入力D_IN[6:0]のビットデー
タ(RY0〜RY6)をその出力Q[6:0]から前記
データバス5に出力する。
【0031】一方、第2出力バッファ18は、データセ
レクタ14からの入力が信号D1であって、パリティチ
ェック15から通信内容の正常状態(パリティラッチの
LレベルからHレベルの立ち上がり)を入力した場合の
み、これに同期してその入力D_IN[6:0]のビッ
トデータ(RY7〜RY13)をその出力Q[6:0]
から前記データバス5に出力する以上詳述したように、
本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるように
なる。
【0032】(1)本実施形態では、クロック信号SC
LKに同期したカウンタ12及びデコーダ13による通
信データのフレームの通信完了状態の出力に同期してパ
リティビットPによる通信内容のチェックを行うことが
できる。
【0033】(2)本実施形態では、チップセレクト信
号_CSによる活性状態の停止に同期してパリティビッ
トPによる通信内容のチェックを行うことができる。 (3)本実施形態では、入出力インターフェース4を外
部からのクロック信号SCLK及びチップセレクト信号
_CSにより動作させられ、通信内容のチェックも併せ
行える。従って、ECU1内部で必要なクロック数を最
小限に抑制できる。そして、ECU1外部に漏出する高
周波ノイズも低減することができる。
【0034】また、このような入出力インターフェース
4に対しては、外部の発振子3に接続して同期させて動
作させる必要がないため、例えば発振子3との接続が外
れることによる回路全体の動作不良の発生も回避でき
る。
【0035】(4)例えば、従来、ディスクリート部品
にて構成していたスイッチ入力インターフェース回路、
アナログセンサ入力インターフェース回路、モータ駆動
回路、ランプ駆動回路などのアナログ回路を1つのIC
に集積化する。そのとき、マイコン2と外部装置との間
の通信データの入出力をパラレル通信ではなく、シリア
ル通信を用いることで端子数を低減することができる。
また、比較的小規模なデジタル回路で回路構成が可能で
あるので、例えばバイポーラトランジスタのみを利用し
たIC作成が可能であり、比較的低コストでICの作成
が可能である。
【0036】なお、本発明の実施の形態は上記実施形態
に限定されるものではなく、次のように変更してもよ
い。 ・前記実施形態において、データ区別信号の出力、通信
内容のチェック(パリティラッチ)など全ての回路動作
をクロック信号SCLKに同期させて行うような回路構
成を採用してもよい。例えば、図4はこのような回路構
成に係る動作の一例を示すタイムチャートである。この
例においても、データRY0〜RY6及びこれらデータ
RY0〜RY6に基づくパリティビットPからなる8ビ
ットデータのフレームと、データRY7〜RY13及び
これらデータRY7〜RY13に基づくパリティビット
Pからなる8ビットデータのフレームとによって形成さ
れる1パケットの通信を行う。ただし、クロック信号S
CLKのLレベルからHレベルへの立ち上がりに同期し
て、1回目のフレーム(データRY0〜RY6及びパリ
ティP)内のデータ数を「1」〜「8」までカウント
(図4(d))するカウンタ1と、2回目のフレーム
(データRY7〜RY13及びパリティP)内のデータ
数を「1」〜「8」までカウント(図4(e))するカ
ウンタ2とを備えている。これら各フレーム内のデータ
は、それぞれデータ1ENABLE(図4(f))及び
データ2ENABLE(図4(g))がHレベルにある
間のみ、活性されて別々に処理されるようになってい
る。
【0037】1回目のフレームに対するパリティチェッ
クは、通信内容が正常であった場合のみ、2回目のフレ
ームに対するクロック信号SCLKの最初の立ち下がり
に同期して所定時間だけLレベルからHレベルに立ち上
がる(図4(h))。そして、1回目のフレームに対す
るパリティチェックがHレベルにある間において、デー
タ1出力許可信号はクロック信号SCLKの次の立ち上
がりに同期して活性される(図4(j))。
【0038】一方、2回目のフレームに対するパリティ
チェックは、通信内容が正常であった場合のみ、次のパ
ケットの1回目のフレームに対するクロック信号SCL
Kの最初の立ち下がりに同期して所定時間だけLレベル
からHレベルに立ち上がる(図4(i))。そして、2
回目のフレームに対するパリティチェックがHレベルに
ある間において、データ2出力許可信号はクロック信号
SCLKの次の立ち上がりに同期して活性される(図4
(k))。
【0039】これらデータ1出力許可信号、データ2出
力許可信号がともに活性されている状態において、次の
クロック信号SCLKの立ち上がりに同期してデータの
出力を実行する(図4(l))。このような推移となる
ような回路構成を採用することで、前記実施形態の
(3)及び(4)と同様の効果に加え、新たなフレーム
の通信開始状態の出力に同期してパリティビットPによ
る通信内容のチェックを行うことができる。
【0040】・前記実施形態においては、1パケット内
のフレームを2つとしたが、これは1つだけのフレーム
であってもよく、3つ以上のフレームであってもよい。 ・また、各フレーム内のビット数もパリティビットが含
まれるのであればいくつでもよい。
【0041】・前記実施形態においては、デジタル回路
として構成したが、アナログ回路、若しくはアナログ−
デジタル混載の回路であってもよい。特に、外部部品を
追加することなくアナログ回路だけの集積回路でも、外
部の発振子3を使うことなくシリアル通信が可能なた
め、通信内容のチェックをしつつ、信頼性の高いシリア
ル通信が可能となる。
【0042】・前記実施形態において採用した回路構成
は一例である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3のい
ずれかに記載の発明では、回路動作用クロックを持つこ
となくシリアル通信が可能で、通信内容のチェックも可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図。
【図2】同実施形態の動作態様を示すタイムチャート。
【図3】同実施形態が適用されるECUのブロック図。
【図4】他の実施形態の動作態様を示すタイムチャー
ト。
【符号の説明】
2 他の電子回路としてのマイコン 4 シリアル通信装置を構成する入出力インターフェー
ス 11 受信バッファ 12 モニタ回路を構成するカウンタ 13 モニタ回路を構成するデコーダ 14 モニタ回路を構成するデータセレクタ 15 チェック回路としてのパリティチェック 16 モニタ回路を構成するカウンタクリア
フロントページの続き Fターム(参考) 5B001 AA01 AB01 AC03 AD06 AE02 5K014 AA01 BA02 EA01 5K029 AA01 AA18 CC01 DD02 EE06 5K034 AA11 DD01 FF02 HH02 HH10 PP01 5K047 AA11 AA16 GG03 MM02 MM11 MM24 MM56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの同期シリアル通信用クロッ
    ク信号を受け、該同期シリアル通信用クロック信号に同
    期して、パリティビットを含む所定ビット数の所定数の
    フレームからなる通信データを他の電子回路との間でビ
    ットごとに通信するシリアル通信装置において、 前記同期シリアル通信用クロック信号に同期して前記通
    信データを所定ビット数カウントした時点で通信完了状
    態信号を出力するモニタ回路と、 前記通信完了状態信号の出力に同期して前記パリティビ
    ットによる通信内容のチェックを行うチェック回路とを
    備えたことを特徴とするシリアル通信装置。
  2. 【請求項2】 外部からの同期シリアル通信用クロッ
    ク信号を受け、該同期シリアル通信用クロック信号に同
    期して、パリティビットを含む所定ビット数の所定数の
    フレームからなる通信データを他の電子回路との間でビ
    ットごとに通信するシリアル通信装置において、 前記同期シリアル通信用クロック信号に同期して前記通
    信データを所定ビット数カウントした時点で通信完了状
    態信号を出力するモニタ回路と、 前記通信完了状態信号が前記同期シリアル通信用クロッ
    ク信号に同期して前記パリティビットによる通信内容の
    チェックを行うチェック回路とを備えたことを特徴とす
    るシリアル通信装置。
  3. 【請求項3】 外部からの活性化信号及び同期シリア
    ル通信用クロック信号を受け、該活性化信号による活性
    状態にある間において、該同期シリアル通信用クロック
    信号に同期して、パリティビットを含む所定ビット数の
    所定数のフレームからなる通信データを他の電子回路と
    の間でビットごとに通信するシリアル通信装置におい
    て、 前記活性化信号による活性状態が非活性状態になったと
    きに前記パリティビットによる通信内容のチェックを行
    うチェック回路を備えたことを特徴とするシリアル通信
    装置。
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