JP2002246958A - 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置 - Google Patents

移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置

Info

Publication number
JP2002246958A
JP2002246958A JP2001044101A JP2001044101A JP2002246958A JP 2002246958 A JP2002246958 A JP 2002246958A JP 2001044101 A JP2001044101 A JP 2001044101A JP 2001044101 A JP2001044101 A JP 2001044101A JP 2002246958 A JP2002246958 A JP 2002246958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
averaging
subcarrier
known sequence
interference power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001044101A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4323103B2 (ja
Inventor
Hiroyasu Sano
裕康 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001044101A priority Critical patent/JP4323103B2/ja
Priority to EP20020712351 priority patent/EP1367752A1/en
Priority to US10/468,222 priority patent/US7443827B2/en
Priority to PCT/JP2002/001245 priority patent/WO2002067478A1/ja
Publication of JP2002246958A publication Critical patent/JP2002246958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4323103B2 publication Critical patent/JP4323103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals
    • H04L5/026Multiplexing of multicarrier modulation signals using code division
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0224Channel estimation using sounding signals
    • H04L25/0228Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals
    • H04L25/023Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals with extension to other symbols
    • H04L25/0232Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals with extension to other symbols by interpolation between sounding signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度のよい受信信号品質の推定処理と良好な
データ復調を実現可能な移動体通信システムを得るこ
と。 【解決手段】 送信側が、サブキャリア群のデータスロ
ット単位に共通パイロットシンボルと既知系列を付加す
ることを特徴とし、受信側が、サブキャリア群単位に得
られるSIR算出値を合成した後に平均化処理を行い、
シャドウイング等のレベル変動がある場合においても、
精度よくSIR算出値を得ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャリアC
DMA方式を採用する移動体通信システム、マルチキャ
リアCDMA送信装置(以降、単に送信装置と呼ぶ)、
およびマルチキャリアCDMA受信装置(以降、受信装
置と呼ぶ)に関するものであり、特に、周波数選択性フ
ェージング伝送路で用いられる送信装置および受信装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、マルチキャリアCDMA方式を採
用する従来の移動体通信システムについて説明する。従
来のマルチキャリアCDMA方式を用いた多元接続方式
の移動体通信システムの送受信装置としては、たとえ
ば、文献「下りリンクブロードバンド無線パケット伝送
におけるSC/DS-CDMA,MC/DS-CDMA,MC-CDMA方式の特性比
較、電子情報通信学会 信学技報 RCS99-130 p.63-70 19
99年10月」、「Overview of Multicarrier CDMA、IEEE
Communications Magazine p.126-133 1997年12月」に記
載されている。
【0003】図14は、上記文献記載の従来のマルチキ
ャリアCDMA送信装置の構成を示す図である。図14
において、201はシリアル/パラレル変換部(S/
P)であり、202−1,202−2,…,202−n
はそれぞれ第1,2,…,Nsc g(=n)番目のサブキ
ャリア群変調処理部であり、203−1,203−2,
…,203−nは多重化部であり、204は逆フーリエ
変換部であり、205はガードインターバル(GI)付
加部であり、206は周波数変換部であり、207はア
ンテナである。また、各サブキャリア群変調処理部にお
いて、211−1,211−2,…,211−nはスロ
ット作成部であり、212−1,212−2,…,21
2−nはコピー部であり、213−1,213−2,
…,213−kは情報変調部であり、214−1,21
4−2,…,214−nは周波数拡散部である。
【0004】また、図15は、上記文献記載の従来のマ
ルチキャリアCDMA受信装置の構成を示す図である。
図15において、301はアンテナであり、302は周
波数変換部であり、303はガードインターバル(G
I)除去部であり、304はフーリエ変換部であり、3
05−1,305−2,305−3,…,305−mは
共通パイロット抽出部であり、306はサブキャリア毎
チャネル推定部であり、307は遅延器であり、308
−1,308−2,308−3,…,308−mはフェ
−ジング補償部であり、309は周波数逆拡散部であ
り、310はパラレル/シリアル変換部(P/S)、3
11はデータ判定部である。
【0005】ここで、上記のように構成される従来のマ
ルチキャリアCDMA送受信装置の動作について説明す
る。なお、ここでは、基地局と複数端末間のデータ送受
信を仮定する。
【0006】まず、送信装置の動作について説明する。
任意の端末に対して送信する送信データは、シリアル/
パラレル変換部201に入力され、ここで、並列数がN
scg(予め定められた整数)となるパラレルデータに変
換され、それぞれ、サブキャリア群変調処理部202−
1〜nに到達する。なお、サブキャリア群単位に変調処
理を行う第1番目〜第Nscg番目のサブキャリア群変調
処理部202−1〜nでは、すべて同一の信号処理を行
うので、ここでは、第1番目のサブキャリア群変調処理
部202−1での動作について説明を行い、他のサブキ
ャリア群変調処理部については説明を省略する。
【0007】サブキャリア群変調処理部202−1に
は、シリアル/パラレル変換部201のパラレル出力の
うち、第1番目のデータ系列が入力される。そして、ス
ロット作成部211−1では、受け取ったデータ系列を
data単位に分割し、分割された各データの先頭に共通
パイロットシンボルを付加し、一つのデータスロットさ
らにはNスロット構成のフレームを作成する。図16
は、サブキャリア単位のフレームフォーマットを示す図
である。図示のとおり、データスロットはパイロットシ
ンボル部分(既知系列)とデータ部分で構成される。
【0008】第1番目のサブキャリア群のデータスロッ
トを受け取ったコピー部212−1では、当該フレーム
を予め定められたサブキャリア数Nsub(=m)分だけ
コピーしてサブキャリアNsub個分のデータスロットを
作成する。図17は、各コピー部の構成を示す図であ
る。そして、コピー部212−1では、Nsub個分のデ
ータスロットを情報変調部213−1に対して出力す
る。
【0009】図18は、各情報変調部の構成を示す図で
ある。図18において、221−1,221−2,…,
221−mはQPSK変調部である。Nsub個分のデー
タスロットを受け取った情報変調部213−1では、当
該データスロットをQPSK変調部221−1〜221
−mでQPSK変調し、Nsub個の情報変調後サブキャ
リア信号を作成する。そして、当該Nsub個の情報変調
後サブキャリア信号を周波数拡散部214−1に対して
出力する。
【0010】図19は、各周波数拡散部の構成を示す図
である。図19において、222は周波数拡散コード生
成部であり、223−1,223−2,…,223−m
は乗算器である。周波数拡散部214−1では、Nsub
個の情報変調後サブキャリア信号に対して、複数の端末
単位あるいは送信する他のチャネル単位に予め与えられ
た互いに直交する周波数拡散コード(ただし、コードは
±1で表現される)を用いて、周波数拡散を行う。具体
的にいうと、Nsub個の情報変調後サブキャリア信号
に、周波数拡散コード生成部222が出力する各周波数
拡散コードを乗算する。なお、周波数拡散コードは、一
般的に、直交符号であるWalsch符号が用いられ
る。そして、周波数拡散部214−1では、Nsub個の
周波数拡散後サブキャリア信号を多重化部203−1に
対して出力する。
【0011】Nsub個の周波数拡散後サブキャリア信号
を受け取った多重化部203−1では、当該各サブキャ
リア信号(複数の端末へ送信するための送信信号)を多
重化し、多重化後のサブキャリア信号を逆フーリエ変換
部204に対して出力する。このとき、逆フーリエ変換
部204には、多重化部203−1の他、多重化部20
3−2〜203−nで得られた多重化後のサブキャリア
信号も入力され、合計でNscg×Nsub(=Nc)個のサ
ブキャリア信号が入力される。
【0012】逆フーリエ変換部204では、受け取った
複数のサブキャリア信号を用いて逆フーリエ変換処理を
行い、逆フーリエ変換後の信号をガードインターバル付
加部205に対して出力する。
【0013】図20は、ガードインターバルを付加する
様子を説明するための図である。逆フーリエ変換後の信
号は、図20上部に示されるように、シンボルの連続信
号である。ガードインターバル付加部205では、当該
逆フーリエ変換後の信号におけるシンボルの後部をτGI
時間分だけコピーし、それをシンボルの先頭に貼り付け
る。そして、ガードインターバル付加後の信号を周波数
変換部206に対して出力する。なお、τGIは、一般的
に、伝送路上の遅延波広がり、すなわち、図21に示す
τdよりも小さくなるように設定される。図21は、周
波数選択性フェージング伝送路のインパルス応答の一例
を示す図である。移動体通信システムにおいては、周囲
の建物や地形によって電波が反射,回折、散乱するた
め、複数の伝送路を経た波(マルチパス波)が到来し、
お互いに干渉する(周波数選択性フェージング)。
【0014】周波数変換部206では、受け取ったガー
ドインターバル付加後の信号に対して所定の周波数変換
処理を行い、その後、アンテナを介して、当該周波数変
換後の信号を無線通信における伝送路上に出力する。図
22は、たとえば、Nscg=4、Nsub=8の場合の周波
数軸上の変調信号を示す図である。
【0015】つぎに、受信装置の動作を、図15を用い
て説明する。アンテナ301を介して、無線通信路上で
周波数選択性フェージング等の影響を受けた信号を受け
取った周波数変換部302では、当該信号をベースバン
ド信号に変換する。そして、当該ベースバンド信号をガ
ードインターバル除去部303に対して出力する。
【0016】ガードインターバル除去部303では、受
け取ったベースバンド信号からガードインターバル(G
I)を除去し、シンボルごとに連なった信号(図20上
部参照)を生成する。そして、当該信号をフーリエ変換
部304に対して出力する。
【0017】フーリエ変換部304では、受け取った信
号に対してフーリエ変換処理を行い、Nscg×Nsub(=
c)個のサブキャリア信号を生成する。そして、当該
複数のサブキャリア信号を、サブキャリア単位に、遅延
器307および共通パイロット抽出部305−1〜30
5−mに対してそれぞれ出力する。
【0018】共通パイロット抽出部305−1〜305
−mでは、それぞれ受け取ったサブキャリア信号から共
通パイロット部分の抽出を行う。また、サブキャリア毎
チャネル推定部306では、隣り合う3個のサブキャリ
アのチャネル推定値を同相加算することにより、雑音成
分を抑圧したサブキャリア単位のチャネル推定値を算出
する。そして、当該サブキャリア単位のチャネル推定値
を、サブキャリア単位にフェ−ジング補償部308−1
〜308−mに対して出力する。
【0019】一方、フーリエ変換後の各サブキャリア信
号を受け取った遅延器307では、共通パイロット抽出
部305−1〜305−mの処理とサブキャリア毎チャ
ネル推定部306の処理による遅延を調整するため、遅
延処理を行う。そして、遅延後のサブキャリア信号を、
サブキャリア単位にフェ−ジング補償部308−1〜3
08−mに対して出力する。
【0020】図23は、各フェ−ジング補償部の構成を
示す図である。図23において、321は乗算器であ
り、322は複素共役算出部である。サブキャリア単位
のチャネル推定値を受け取った複素共役算出部322で
は、当該推定値の複素共役値を算出し、乗算器321で
は、受け取ったサブキャリア信号と算出された複素共役
値とを乗算し、その乗算結果としてフェ−ジング補償後
のサブキャリア信号を出力する。そして、当該フェ−ジ
ング補償後のサブキャリア信号を、周波数逆拡散部30
9に対して出力する。
【0021】図24は、周波数逆拡散部の構成を示す図
である。図24において、323は周波数逆拡散コード
生成部であり、324−1,324−2,…,324−
mは乗算器であり、325は合成部である。たとえば、
図22のサブキャリア群に対応したNsub個のサブキャ
リア信号を一つの処理単位とし、乗算器324−1〜3
24−mには、Nsub個のサブキャリア信号が入力され
る。乗算器324−1〜324−mでは、当該Nsub
のサブキャリア信号と周波数逆拡散コード生成部323
が出力する周波数逆拡散コード(周波数拡散コードと同
一のコードであり±1で表現可能)とをそれぞれ乗算す
る。合成部325では、受け取ったNsu b個分の逆拡散
後のサブキャリア信号を合成し、その合成結果としてサ
ブキャリア群信号に相当する周波数逆拡散信号を生成す
る。そして、当該周波数逆拡散後信号を、パラレル/シ
リアル変換部310に対して出力する。
【0022】その後、パラレル/シリアル変換部310
では、受け取った周波数逆拡散後信号に対してパラレル
/シリアル変換処理を行い、最後に、データ判定部31
1では、当該変換後の信号に対してデータ判定を行い、
データを復調する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の移動体通信システムにおいては、以下に示すよう
な問題があった。
【0024】たとえば、従来の移動体通信システムにお
いては、周囲の建物や地形によって電波が反射、回折、
散乱するため、移動局に対して複数の伝送路を経たマル
チパス波が到来する。そして、そのマルチパス波がお互
いに干渉し、受信波の振幅と位相がランダムに変動する
周波数選択性フェージングが発生する。特に、移動局が
高速に移動するような場合には、周波数選択性フェ−ジ
ングによる変動が高速となるため、フェ−ジングによる
振幅変動および位相変動を十分に推定できず、受信信号
品質やデータ復調精度が劣化する、という問題があっ
た。
【0025】また、従来の移動体通信システムにおいて
は、マルチキャリアCDMA受信装置側にて上記のよう
に劣化した受信信号品質が算出され、さらに、マルチキ
ャリアCDMA送信装置側が当該劣化した受信信号品質
を用いて送信電力制御を行っているため、通信の品質も
劣化する、という問題があった。
【0026】また、従来の移動体通信システムにおいて
は、基地局からの送信信号が伝送路上で周波数選択性フ
ェージングの影響を受けた場合に、伝送路状況によって
は複数の遅延波が存在するため、移動局に到達している
信号電力を受信信号品質の指標として算出することが難
しい、という問題があった。また、多重するユーザの信
号によって干渉が発生するような場合には、このユーザ
干渉を考慮した受信信号品質を精度良く推定することが
難しい、という問題もあった。
【0027】また、マルチメディア移動体通信において
は、送信装置側が、取り扱うアプリケーションや伝送路
の状態に応じて、周波数拡散率あるいは変調信号の多値
数を変更し、情報速度を適応的に変えることが必要とな
る。しかしながら、従来の移動体通信システムにおいて
は、フェージング、シャドウイング等のレベル変動があ
るため、受信信号品質を精度よく推定することができな
い、という問題があった。
【0028】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、精度のよい受信信号品質の推定処理と良好なデー
タ復調を実現可能な移動体通信システム、マルチキャリ
アCDMA送信装置およびマルチキャリアCDMA受信
装置を得ることを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる移動体通信シス
テムにあっては、送信側が、サブキャリア群単位に変換
された送信データを用いて、サブキャリア群単位に、共
通パイロット部分と受信側で信号対干渉電力比を推定す
るための既知系列部分とデータ部分で構成されたスロッ
トを作成し、各スロットを所定のサブキャリア数分だけ
複製して出力するスロット作成手段(後述する実施の形
態のS/P201、スロット作成部12−1〜12−
n、コピー部212−1〜212−nに相当)と、複製
後の信号をサブキャリア群中のサブキャリア単位に変調
する変調手段(情報変調部213−1〜213−nに相
当)と、変調後のサブキャリア群中のサブキャリア信号
に対して個別に周波数拡散を行う周波数拡散手段(周波
数拡散部214−1〜214−nに相当)と、周波数拡
散後のサブキャリア信号に対してサブキャリア群単位に
送信電力制御を行う送信電力制御手段(送信電力可変部
13−1〜13−nに相当)と、送信電力制御後のサブ
キャリア信号をサブキャリア群単位に多重化する多重化
手段(多重化部203−1〜203−nに相当)と、多
重化後のサブキャリア信号に対して逆フーリエ変換処
理、ガードインターバル設定処理および周波数変換処理
を行うことで生成した所定の信号を伝送路上に送信する
送信手段(逆フーリエ変換部204、GI付加部20
5、周波数変換部206、アンテナ207に相当)と、
を備え、受信側が、受け取った伝送路上の信号をベース
バンド信号に変換し、当該ベースバンド信号に対してフ
ーリエ変換を行う受信手段(アンテナ301、周波数変
換部302、GI除去部303、フーリエ変換部304
に相当)と、フーリエ変換後の各サブキャリア信号に含
まれる共通パイロット部分を抽出する共通パイロット抽
出手段(共通パイロット抽出部305−1〜305−n
に相当)と、前記共通パイロット部分を用いてサブキャ
リア単位のチャネル推定値を算出するチャネル推定手段
(サブキャリア毎チャネル推定部306に相当)と、フ
ーリエ変換後の各サブキャリア信号を前記抽出処理およ
びチャネル推定処理に要する時間だけ遅延させる遅延手
段(値延器307に相当)と、前記各チャネル推定値を
用いて遅延後の各サブキャリア信号のフェ−ジング補償
を行うフェ−ジング補償手段(フェージング補償部1−
1〜1−mに相当)と、フェ−ジング補償後の各サブキ
ャリア信号に対して周波数逆拡散を行う周波数逆拡散手
段(周波数逆拡散部309に相当)と、周波数逆拡散後
のサブキャリア群の信号に含まれる既知系列部分を用い
て信号対干渉電力比を推定するSIR推定手段(SIR
算出部2−1〜2−n、サブキャリア群平均化部3、平
均化部4に相当)と、周波数逆拡散後のサブキャリア群
の信号を復調する復調手段(P/S310、データ判定
部311に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0030】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記チャネル推定手段は、サブキャリア単位の
チャネル推定値を算出後、さらに、当該サブキャリア単
位のチャネル推定値と、次スロット入力時に算出される
サブキャリア単位のチャネル推定値と、の2つのスロッ
ト間における一次補間値を算出し、その算出結果をチャ
ネル推定値として出力することを特徴とする。
【0031】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記SIR推定手段は、前記既知系列部分を抽
出する既知系列抽出手段と、予め判っている既知系列を
発生する既知系列発生手段と、前記既知系列を利用して
前記既知系列部分の変調成分を除去する逆変調手段と、
変調成分除去後の既知系列部分を用いて同相平均化処理
を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平均化手段と、
平均化処理後の既知系列部分を2乗することで信号電力
を算出する第1の2乗手段と、前記既知系列と平均化処
理後の既知系列部分とを用いて再変調処理を行う再変調
手段と、前記既知系列抽出手段にて抽出した既知系列部
分から再変調後の信号を減算する減算手段と、減算後の
信号を2乗する第2の2乗手段と、前記第2の2乗手段
出力の信号を用いて干渉電力の平均化処理を行う第2の
平均化手段と、前記信号電力を前記平均干渉電力で除算
する除算手段と、サブキャリア群単位に得られる前記除
算結果を合成し、合成時に使用したサブキャリア群数を
用いて当該合成結果を平均化するサブキャリア群平均化
手段と、サブキャリア群数による平均化後の信号を複数
スロットにわたって平均化するスロット平均化手段と、
を備えることを特徴とする。
【0032】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記SIR推定手段は、前記既知系列部分を抽
出する既知系列抽出手段と、予め判っている既知系列を
発生する既知系列発生手段と、前記既知系列を利用して
前記既知系列部分の変調成分を除去する逆変調手段と、
変調成分除去後の既知系列部分を用いて同相平均化処理
を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平均化手段と、
平均化処理後の既知系列部分を2乗することで信号電力
を算出する第1の2乗手段と、前記既知系列と平均化処
理後の既知系列部分とを用いて再変調処理を行う再変調
手段と、前記既知系列抽出手段にて抽出した既知系列部
分から再変調後の信号を減算する減算手段と、減算後の
信号を2乗する第2の2乗手段と、前記第2の2乗手段
出力の信号を用いて干渉電力の平均化処理を行う第2の
平均化手段と、前記平均干渉電力を複数スロットにわた
って平均化する第1のスロット平均化手段と、前記信号
電力を複数スロットにわたって平均化された平均干渉電
力で除算する除算手段と、サブキャリア群単位に得られ
る前記除算結果を合成し、合成時に使用したサブキャリ
ア群数を用いて当該合成結果を平均化するサブキャリア
群平均化手段と、サブキャリア群数による平均化後の信
号を複数スロットにわたって平均化するスロット平均化
手段と、を備えることを特徴とする。
【0033】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記SIR推定手段は、前記サブキャリア群平
均化手段の出力を、推定信号対干渉電力比とすることを
特徴とする。
【0034】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記SIR推定手段は、サブキャリア群単位に
得られる除算結果を、推定信号対干渉電力比とすること
を特徴とする。
【0035】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記SIR推定手段は、サブキャリア群単位に
得られる除算結果を、サブキャリア群単位に複数スロッ
トにわたって平均化し、その平均化結果を推定信号対干
渉電力比とすることを特徴とする。
【0036】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記変調手段は、受け取った信号対干渉電力比
に応じて、BPSK,QPSK,8PSK,16PS
K,16QAM,64QAM,128QAM,256Q
AMのなかから、いずれか1つの変調方式を選択するこ
とを特徴とする。
【0037】つぎの発明にかかる移動体通信システムに
おいて、前記周波数拡散手段は、受け取った信号対干渉
電力比に応じて、適切な周波数拡散率を選択することを
特徴とする。
【0038】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A送信装置にあっては、サブキャリア群単位に変換され
た送信データを用いて、サブキャリア群単位に、共通パ
イロット部分と受信側で信号対干渉電力比を推定するた
めの既知系列部分とデータ部分で構成されたスロットを
作成し、各スロットを所定のサブキャリア数分だけ複製
して出力するスロット作成手段と、複製後の信号をサブ
キャリア群中のサブキャリア単位に変調する変調手段
と、変調後のサブキャリア群中のサブキャリア信号に対
して個別に周波数拡散を行う周波数拡散手段と、周波数
拡散後のサブキャリア信号に対してサブキャリア群単位
に送信電力制御を行う送信電力制御手段と、送信電力制
御後のサブキャリア信号をサブキャリア群単位に多重化
する多重化手段と、多重化後のサブキャリア信号に対し
て逆フーリエ変換処理、ガードインターバル設定処理お
よび周波数変換処理を行うことで生成した所定の信号を
伝送路上に送信する送信手段と、を備えることを特徴と
する。
【0039】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A送信装置において、前記変調手段は、受け取った信号
対干渉電力比に応じて、BPSK,QPSK,8PS
K,16PSK,16QAM,64QAM,128QA
M,256QAMのなかから、いずれか1つの変調方式
を選択することを特徴とする。
【0040】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A送信装置において、前記周波数拡散手段は、受け取っ
た信号対干渉電力比に応じて、適切な周波数拡散率を選
択することを特徴とする。
【0041】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A受信装置にあっては、受け取った伝送路上の信号をベ
ースバンド信号に変換し、当該ベースバンド信号に対し
てフーリエ変換を行う受信手段と、フーリエ変換後の各
サブキャリア信号に含まれる共通パイロット部分を抽出
する共通パイロット抽出手段と、前記共通パイロット部
分を用いてサブキャリア単位のチャネル推定値を算出す
るチャネル推定手段と、フーリエ変換後の各サブキャリ
ア信号を前記抽出処理およびチャネル推定処理に要する
時間だけ遅延させる遅延手段と、前記各チャネル推定値
を用いて遅延後の各サブキャリア信号のフェ−ジング補
償を行うフェ−ジング補償手段と、フェ−ジング補償後
の各サブキャリア信号に対して周波数逆拡散を行う周波
数逆拡散手段と、周波数逆拡散後のサブキャリア群の信
号に含まれる既知系列部分を用いて信号対干渉電力比を
推定するSIR推定手段と、周波数逆拡散後のサブキャ
リア群の信号を復調する復調手段と、を備えることを特
徴とする。
【0042】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A受信装置において、前記チャネル推定手段は、サブキ
ャリア単位のチャネル推定値を算出後、さらに、当該サ
ブキャリア単位のチャネル推定値と、次スロット入力時
に算出されるサブキャリア単位のチャネル推定値と、の
2つのスロット間における一次補間値を算出し、その算
出結果をチャネル推定値として出力することを特徴とす
る。
【0043】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A受信装置において、前記SIR推定手段は、前記既知
系列部分を抽出する既知系列抽出手段と、予め判ってい
る既知系列を発生する既知系列発生手段と、前記既知系
列を利用して前記既知系列部分の変調成分を除去する逆
変調手段と、変調成分除去後の既知系列部分を用いて同
相平均化処理を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平
均化手段と、平均化処理後の既知系列部分を2乗するこ
とで信号電力を算出する第1の2乗手段と、前記既知系
列と平均化処理後の既知系列部分とを用いて再変調処理
を行う再変調手段と、前記既知系列抽出手段にて抽出し
た既知系列部分から再変調後の信号を減算する減算手段
と、減算後の信号を2乗する第2の2乗手段と、前記第
2の2乗手段出力の信号を用いて干渉電力の平均化処理
を行う第2の平均化手段と、前記信号電力を前記平均干
渉電力で除算する除算手段と、サブキャリア群単位に得
られる前記除算結果を合成し、合成時に使用したサブキ
ャリア群数を用いて当該合成結果を平均化するサブキャ
リア群平均化手段と、サブキャリア群数による平均化後
の信号を複数スロットにわたって平均化するスロット平
均化手段と、を備えることを特徴とする。
【0044】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A受信装置において、前記SIR推定手段は、前記既知
系列部分を抽出する既知系列抽出手段と、予め判ってい
る既知系列を発生する既知系列発生手段と、前記既知系
列を利用して前記既知系列部分の変調成分を除去する逆
変調手段と、変調成分除去後の既知系列部分を用いて同
相平均化処理を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平
均化手段と、平均化処理後の既知系列部分を2乗するこ
とで信号電力を算出する第1の2乗手段と、前記既知系
列と平均化処理後の既知系列部分とを用いて再変調処理
を行う再変調手段と、前記既知系列抽出手段にて抽出し
た既知系列部分から再変調後の信号を減算する減算手段
と、減算後の信号を2乗する第2の2乗手段と、前記第
2の2乗手段出力の信号を用いて干渉電力の平均化処理
を行う第2の平均化手段と、前記平均干渉電力を複数ス
ロットにわたって平均化する第1のスロット平均化手段
と、前記信号電力を複数スロットにわたって平均化され
た平均干渉電力で除算する除算手段と、サブキャリア群
単位に得られる前記除算結果を合成し、合成時に使用し
たサブキャリア群数を用いて当該合成結果を平均化する
サブキャリア群平均化手段と、サブキャリア群数による
平均化後の信号を複数スロットにわたって平均化するス
ロット平均化手段と、を備えることを特徴とする。
【0045】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A受信装置において、前記SIR推定手段は、前記サブ
キャリア群平均化手段の出力を、推定信号対干渉電力比
とすることを特徴とする。
【0046】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A受信装置において、前記SIR推定手段は、サブキャ
リア群単位に得られる除算結果を、推定信号対干渉電力
比とすることを特徴とする。
【0047】つぎの発明にかかるマルチキャリアCDM
A受信装置において、前記SIR推定手段は、サブキャ
リア群単位に得られる除算結果を、サブキャリア群単位
に複数スロットにわたって平均化し、その平均化結果を
推定信号対干渉電力比とすることを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる移動体通
信システム、マルチキャリアCDMA送信装置(以降、
送信装置と呼ぶ)、マルチキャリアCDMA受信装置
(以降、受信装置と呼ぶ)の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発
明が限定されるものではない。
【0049】実施の形態1.図1は、本発明にかかる受
信装置の実施の形態1の構成を示す図である。図1にお
いて、301はアンテナであり、302は周波数変換部
であり、303はガードインターバル除去部であり、3
04はフーリエ変換部であり、305−1〜305−m
は共通パイロット抽出部であり、306はサブキャリア
毎チャネル推定部であり、307は遅延器であり、1−
1,1−2,1−3,・・・,1−mはフェ−ジング補償
部であり、309は周波数逆拡散部であり、2−1,2
−2,2−3,・・・,2−nはSIR算出部であり、3
10はパラレル/シリアル変換部であり、311はデー
タ判定部であり、3はサブキャリア群平均化部であり、
4は平均化部である。
【0050】また、図2は、本発明にかかる送信装置の
実施の形態1の構成を示す図である。図2において、2
01はシリアル/パラレル変換部(S/P)であり、1
1−1,11−2,・・・,11−nはそれぞれ第1,2
〜,Nscg(=n)番目のサブキャリア群変調処理部で
あり、203−1,203−2,・・・,203−nは多
重化部であり、204は逆フーリエ変換部であり、20
5はガードインターバル(GI)付加部であり、206
は周波数変換部であり、207はアンテナである。ま
た、各サブキャリア群変調処理部において、12−1,
12−2,・・・,12−nはスロット作成部であり、2
12−1,212−2,・・・,212−nはコピー部で
あり、213−1,213−2,・・・,213−nは情
報変調部であり、214−1,214−2,・・・,21
4−nは周波数拡散部であり、13−1,13−2,・・
・,13−nは送信電力可変部である。
【0051】ここで、上記本実施の形態の移動体通信シ
ステムにおけるマルチキャリアCDMA送受信装置の動
作について説明する。なお、ここでは、基地局と複数端
末間のデータ送受信を仮定する。
【0052】まず、送信装置の動作について説明する。
任意の端末に対して送信する送信データは、シリアル/
パラレル変換部201に入力され、ここで、並列数がN
scg(予め定められた整数)となるパラレルデータに変
換され、それぞれ、サブキャリア群変調処理部11−1
〜nに到達する。なお、サブキャリア群単位に変調処理
を行う第1番目〜第Nscg番目のサブキャリア群変調処
理部11−1〜nでは、すべて同一の信号処理を行うの
で、ここでは、第1番目のサブキャリア群変調処理部1
1−1での動作について説明を行い、他のサブキャリア
群変調処理部については説明を省略する。
【0053】サブキャリア群変調処理部11−1には、
シリアル/パラレル変換部201のパラレル出力のう
ち、第1番目のデータ系列が入力され、まず、スロット
作成部12−1が、所定のスロットを作成する。図3
は、各スロット作成部の構成を示す図であり、21はス
ロット毎データ分割部であり、22は既知系列付加部で
あり、23は共通パイロット付加部である。また、図4
は、サブキャリア単位のスロットフォーマットを示す図
である。具体的にいうと、スロット作成部12−1で
は、図4に示すスロットを作成するために、スロット毎
データ分割部21が、スロットのデータサイズであるN
dataシンボル単位にデータ分割処理を行う。データ分割
処理後のデータを受け取った既知系列付加部22では、
当該データにN kwシンボル分の予め定められた既知の系
列を付加する。さらに、既知系列付加後のデータを受け
取った共通パイロット付加部23では、当該データにN
pilotシンボル分の予め定められた既知の系列を付加
し、最終的に図4に示すスロット構成のサブキャリア群
データを作成する。そして、当該サブキャリア群データ
を、コピー部212−1に対して出力する。
【0054】第1番目のサブキャリア群データを受け取
ったコピー部212−1では、当該フレームを予め定め
られたサブキャリア数Nsub(=m)分だけコピーして
sub個分のサブキャリア信号を作成する。なお、各コ
ピー部の構成は先に説明した図17と同様である。そし
て、コピー部212−1では、Nsub個分のサブキャリ
ア信号を情報変調部213−1に対して出力する。
【0055】Nsub個分のサブキャリア信号を受け取っ
た情報変調部213−1では、当該信号をQPSK変調
部221−1〜221−mでQPSK変調し、Nsub
の情報変調後サブキャリア信号を作成する。なお、各情
報変調部の構成は先に説明した図18と同様である。そ
して、当該Nsub個の情報変調後サブキャリア信号を周
波数拡散部214−1に対して出力する。
【0056】周波数拡散部214−1では、Nsub個の
情報変調後サブキャリア信号に対して、複数の端末単位
あるいは送信する他のチャネル単位に予め与えられた互
いに直交する周波数拡散コード(コードは±1で表現さ
れる)を用いて、周波数拡散を行う。なお、各周波数拡
散部の構成は先に説明した図19と同様である。具体的
にいうと、Nsub個の情報変調後サブキャリア信号に、
周波数拡散コード生成部222が出力する各周波数拡散
コードを乗算する。なお、周波数拡散コードは、一般的
に、直交符号であるWalsch符号が用いられる。そ
して、周波数拡散部214−1では、Nsub個の周波数
拡散後サブキャリア信号を送信電力可変部13−1に対
して出力する。
【0057】図5は、各送信電力可変部の構成を示す図
であり、31−1,31−2,・・・,31−mは乗算器
である。送信電力可変部13−1では、乗算器31−1
〜31−mが、受け取ったNsub個の周波数拡散後サブ
キャリア信号と当該信号に個別に対応する送信電力制御
ゲインとを乗算し、それらの乗算結果として送信電力制
御後サブキャリア信号を生成する。そして、当該送信電
力制御後サブキャリア信号を、多重化部203−1に対
して出力する。なお、送信電力制御ゲインは、受信側で
ある端末の受信信号品質に基づいて、受信端末側で信号
品質が一定のレベルに保てるように適切な値が設定され
る。
【0058】Nsub個の送信電力制御後サブキャリア信
号を受け取った多重化部203−1では、当該各サブキ
ャリア信号(複数の端末へ送信するための送信信号)を
多重化し、多重化後のサブキャリア信号を逆フーリエ変
換部204に対して出力する。このとき、逆フーリエ変
換部204には、多重化部203−1の他、多重化部2
03−2〜203−nで得られた多重化後のサブキャリ
ア信号も入力され、合計でNscg×Nsub(=Nc)個の
サブキャリア信号が入力される。
【0059】逆フーリエ変換部204では、受け取った
複数のサブキャリア信号を用いて逆フーリエ変換処理を
行い、逆フーリエ変換後の信号をガードインターバル付
加部205に対して出力する。
【0060】ガードインターバル付加部205では、当
該逆フーリエ変換後の信号におけるシンボルの後部をτ
GI時間分だけコピーし、それをシンボルの先頭に貼り付
ける(図20参照)。そして、ガードインターバル付加
後の信号を周波数変換部206に対して出力する。な
お、τGIは、一般的に、伝送路上の遅延波広がりよりも
小さくなるように設定される(図21参照)。
【0061】最後に、周波数変換部206では、受け取
ったガードインターバル付加後の信号に対して所定の周
波数変換処理を行い、その後、アンテナを介して、当該
周波数変換後の信号を無線通信における伝送路上に出力
する。
【0062】つぎに、受信装置の動作を、図1を用いて
説明する。アンテナ301を介して、無線通信路上で周
波数選択性フェージング等の影響を受けた信号を受け取
った周波数変換部302では、当該信号をベースバンド
信号に変換する。そして、当該ベースバンド信号をガー
ドインターバル除去部303に対して出力する。
【0063】ガードインターバル除去部303では、受
け取ったベースバンド信号からガードインターバル(G
I)を除去し、シンボルごとに連なった信号(図20上
部参照)を生成する。そして、当該信号をフーリエ変換
部304に対して出力する。
【0064】フーリエ変換部304では、受け取った信
号に対してフーリエ変換処理を行い、Nscg×Nsub(=
c)個のサブキャリア信号を生成する。そして、当該
各サブキャリア信号を、サブキャリア単位に、遅延器3
07および共通パイロット抽出部305−1〜305−
mに対してそれぞれ出力する。
【0065】共通パイロット抽出部305−1〜305
−mでは、それぞれ受け取ったサブキャリア信号から共
通パイロット部分の抽出を行う。また、サブキャリア毎
チャネル推定部306では、隣り合う3個のサブキャリ
アのチャネル推定値を同相加算することにより、雑音成
分を抑圧したサブキャリア単位のチャネル推定値を算出
する。そして、当該サブキャリア単位のチャネル推定値
(サブキャリアチャネル推定信号)を、サブキャリア単
位にフェ−ジング補償部1−1〜1−mに対して出力す
る。
【0066】一方、フーリエ変換後の各サブキャリア信
号を受け取った遅延器307では、共通パイロット抽出
部305−1〜305−mの処理とサブキャリア毎チャ
ネル推定部306の処理による遅延を調整するため、遅
延処理を行う。そして、遅延後のサブキャリア信号を、
サブキャリア単位にフェ−ジング補償部1−1〜1−m
に対して出力する。
【0067】図6は、各フェ−ジング補償部の構成を示
す図であり、41は絶対値算出部であり、42は除算部
であり、43は複素共役算出部であり、44は乗算部で
ある。フェ−ジング補償部1−1では、フェ−ジング変
動による位相成分の補償を行うため、サブキャリアチャ
ネル推定信号を信号振幅で正規化する。具体的にいう
と、まず、絶対値算出部41が、受け取ったサブキャリ
アチャネル推定信号の振幅値を算出するために、サブキ
ャリアチャネル推定信号の絶対値を算出する。つぎに、
除算部42では、正規化処理を行うため、受け取ったサ
ブキャリアチャネル推定信号を当該絶対値で除算する。
つぎに、複素共役算出部43では、除算部42の出力の
共役複素値を算出する。つぎに、乗算部44では、受け
取ったサブキャリア信号に当該複素共役値を乗算する。
最後に、フェ−ジング補償部1−1では、フェージング
補償後のサブキャリア信号を、サブキャリア単位に周波
数逆拡散部309に対して出力する。
【0068】周波数逆拡散部309では、サブキャリア
群に対応したNsub個のサブキャリア信号を一つの処理
単位とし、まず、Nsub個のサブキャリア信号を受け取
った乗算器324−1〜324−mが、当該Nsub個の
サブキャリア信号と周波数逆拡散コード生成部323が
出力する周波数逆拡散コード(周波数拡散コードと同一
のコードであり±1で表現可能)とをそれぞれ乗算す
る。つぎに、合成部325では、受け取ったNsub個分
の逆拡散後のサブキャリア信号を合成し、その合成結果
としてサブキャリア群信号に相当する周波数逆拡散信号
を生成する。そして、当該周波数逆拡散後信号を、サブ
キャリア群単位にSIR算出部2−1〜2−nおよびパ
ラレル/シリアル変換部310に対して出力する。
【0069】図7は、各SIR算出部の構成を示す図で
あり、51は既知系列抽出部であり、52は逆変調部で
あり、53は平均化部であり、54は2乗部であり、5
5は既知系列発生部であり、56は再変調部であり、5
7は減算部であり、58は2乗部であり、59は平均化
部であり、60は除算部である。なお、各SIR算出部
では同一の動作が行われるので、ここでは、特にSIR
算出部2−1の動作についてのみ説明する。SIR算出
部2−1では、まず、既知系列抽出部51が、受け取っ
た周波数逆拡散後のサブキャリア群信号のなかから、図
4に示す既知系列を抽出する。
【0070】つぎに、抽出された既知系列部分を受け取
った逆変調部52では、既知系列発生部55が生成する
受信端末側で予め判っている既知系列を利用して、変調
成分を除去する。つぎに、変調成分除去後の既知系列部
分を受け取った平均化部53では、Nkw個の既知系列部
分のシンボルを用いて同相平均化処理を行い、雑音成分
を抑圧する。つぎに、平均化処理後の既知系列部分を受
け取った2乗部54では、当該既知系列部分を2乗す
る。
【0071】一方、既知系列発生部55が生成する受信
端末側で予め判っている既知系列と、平均化部53出力
の平均化処理後の既知系列部分と、を受け取った再変調
部56では、これらの信号を用いて再び変調処理を行
う。本実施の形態では、図2の送信装置で情報変調とし
てQPSK変調が行われているため、再度、QPSK変
調が行われることになる。
【0072】つぎに、減算部57では、受け取った既知
系列抽出部51にて抽出された既知系列部分から再変調
後の信号を減算する。この減算は、シンボル単位に既知
シンボル数に相当するNkw個分だけ行われる。つぎに、
減算結果を受け取った2乗部58では、Nkw個のシンボ
ル分の2乗値を算出する。つぎに、平均化部59では、
受け取った2乗算出結果を用いて平均化処理を行い、N
kw個のシンボル分の平均干渉電力を算出する。
【0073】最後に、SIR算出部2−1の除算部60
では、2乗部54の演算結果を平均化部59の演算結果
で除算し、その除算結果として、スロット単位にサブキ
ャリア群のSIR算出値を生成する。そして、当該SI
R算出値をサブキャリア群平均化部3に対して出力す
る。
【0074】つぎに、すべてのSIR算出部2−1〜2
−nからSIR算出値を受け取ったサブキャリア群平均
化部3では、当該Nscg個のSIR算出値を平均化し、
その平均化結果を平均化部4に対して出力する。
【0075】図8は、平均化部4の構成を示す図であ
り、71は増幅部であり、72は加算部であり、73は
増幅部であり、74は遅延器である。平均化部4では、
まず、増幅部71が、受け取った合成結果に対して任意
定数α(0<α<1)をゲインとして乗算する。つぎ
に、加算部72では、増幅部73の演算結果と増幅部7
1の演算結果とを加算し、その加算結果を平均化された
SIR推定値として出力する。なお、平均化されたSI
R推定値を受け取った遅延器74では、一定時間、たと
えば、1スロット分の遅延処理を行い、さらに、増幅部
73では、遅延処理後のSIR推定値にゲイン(1−
α)を乗算し、その結果を加算部72に対して出力す
る。
【0076】ただし、本実施の形態では、平均化部4の
構成例として、図8に示す構成を用いたが、これ限ら
ず、たとえば、図9に示すような平均化部を用いること
としてもよい。図9において、75はシフトレジスタ部
であり、76は加算部であり、77は任意定数Mで除算
を行う除算部である。このような構成を用いた場合、平
均化部4では、まず、シフトレジスタ75が、受け取っ
た合成後のSIR算出値をスロット単位にシフトし、つ
ぎに、加算部76が、Mスロット分のSIR値を加算
し、最後に、除算部77が、当該加算結果をMで除算す
ることで、Mスロット分のSIR算出値を平均化する。
【0077】このように、本実施の形態においては、サ
ブキャリア群のスロット単位に共通パイロットシンボル
と既知系列を付加する構成としたため、サブキャリア群
単位にSIR算出値を精度よく得ることができる。
【0078】また、本実施の形態においては、サブキャ
リア群単位に得られるSIR算出値を合成した後に、平
均化処理を行っているので、シャドウイング等のレベル
変動がある場合においても、精度よくSIR算出値を得
ることができる。
【0079】また、本実施の形態においては、サブキャ
リア群単位に得られるSIR算出値の合成結果に基づい
て、送信装置側が送信電力の制御を行うので、受信装置
側にて精度のよい受信信号品質を得ることができる。
【0080】なお、本実施の形態では、スロット中にお
いて、共通パイロットシンボルの後に既知系列を配置す
ることとしているが、必ずしも共通パイロットシンボル
の後に既知系列を配置する必要はなく、たとえば、スロ
ットの中央部やスロットの最後部に配置することとして
もよい。
【0081】また、上記サブキャリア毎チャネル推定部
306では、雑音成分を抑圧したサブキャリア単位のチ
ャネル推定値を算出後、さらに、当該サブキャリア単位
のチャネル推定値と、次スロット入力時に同様に算出さ
れるサブキャリア単位のチャネル推定値と、を用いて、
2つのスロット間における一次補間値を算出することと
してもよい。
【0082】この場合、現スロットのサブキャリア毎チ
ャネル推定値をC(0)とし、次スロットのサブキャリ
ア毎チャネル推定値をC(1)とし、さらに、共通パイ
ロットシンボル間のシンボル数を(Nkw+Ndata)とす
ると(図4参照)、スロット内の既知系列部分とデータ
部分の(Nkw+Ndata)個のシンボルのチャネル推定値
cir(k)は、次式(1)のとおり表現することがで
きる。 cir(k)=C(0)Q0(k/(Nkw+Ndata)) +C(1)Q 1(k/(Nkw+Ndata)) (1) ただし、k=0,1,2,・・・,(Nkw+Ndata−1)
であり、Q0,Q 1はそれぞれ、次式(2)(3)で表
現される。 Q0(k/(Nkw+Ndata))=1−k/(Nkw+Ndata) (2) Q1(k/(Nkw+Ndata))=k/(Nkw+Ndata) (3)
【0083】そして、上記のように算出されたサブキャ
リア毎チャネル推定値を、フェ−ジング補償部1−1〜
1−mに対して出力し、ここで、上記のようにフェ−ジ
ング補償を行う。なお、遅延器307では、上記一次補
間処理を考慮して遅延量を設定する。
【0084】したがって、このようなサブキャリア毎チ
ャネル推定部306を用いた場合には、サブキャリア単
位に2スロット分の共通パイロットを用いて一次補間を
行っているので、スロット内でフェ−ジング変動の影響
が無視できなくなるような高速フェ−ジング変動の場合
においても、精度よくチャネル推定が行える。そのた
め、既知系列部分およびデータ部分のシンボルのフェ−
ジング補償が精度良く行えることとなり、結果として、
SIR推定値の精度が向上する。
【0085】実施の形態2.実施の形態2の移動体通信
システムにおいては、受信装置内のSIR算出部のSI
R算出方法が前述の実施の形態1と異なる。ここでは、
前述の実施の形態1と動作の異なる部分についてのみ説
明する。なお、本実施の形態の送信装置および受信装置
の構成は、前述の図1および図2の構成と同様である。
【0086】図10は、実施の形態2のSIR算出部の
構成を示す図であり、61は平均化部である。平均化部
61には、平均化部59から出力されるスロット単位の
平均干渉電力が入力され、ここでは、複数のスロットを
用いて平均干渉電力がさらに平均化される。なお、平均
化部61の構成は、たとえば、前述の図8または図9の
構成と同一である。
【0087】このように、本実施の形態においては、実
施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、
スロット単位の平均干渉電力を推定した後に、複数スロ
ットを用いてさらに平均化処理を行って干渉電力を算出
する構成としたため、受信信号品質の指標であるSIR
推定値をさらに精度良く算出することができる。
【0088】なお、本実施の形態では、図1に示すよう
に、平均化部4の出力をSIR推定値として出力してい
たが、これに限らず、たとえば、サブキャリア群平均化
部3の出力をSIR推定値してもよい。これにより、フ
ェージング変動で信号電力が変動する場合においても、
フェージング変動を考慮したSIR推定値を、精度良く
算出することができる。
【0089】また、サブキャリア群単位のSIR算出部
2−1〜2―nの出力値をSIR推定値としてもよい。
この場合、基地局では、受け取ったサブキャリア群単位
のSIR情報に基づいて、サブキャリア群単位に送信電
力制御を行うことができる。
【0090】また、サブキャリア群単位のSIR算出部
2−1〜2―nの後段に個別に図8または図9に示す平
均化部4を設け、各平均化部の出力値をSIR推定値と
してもよい。この場合、フェ−ジング変動を考慮したサ
ブキャリア群単位のSIR情報に基づいて、サブキャリ
ア群単位に送信電力制御を行うことができる。
【0091】実施の形態3.実施の形態3の移動体通信
システムにおいては、送信装置内の情報変調部の動作が
前述の実施の形態1または2と異なる。ここでは、先に
説明した実施の形態1または2と動作の異なる部分につ
いてのみ説明する。なお、本実施の形態の送信装置およ
び受信装置の構成は、先に説明した図1および図2の構
成と同様である。
【0092】図11は、実施の形態3の情報変調部の構
成を示す図であり、81−1,81−2,・・・,81−
mは多値変調部である。たとえば、Nsub個分のサブキ
ャリア信号を受け取った各情報変調部では、当該信号を
多値変調部81−1〜81−mで多値変調し、Nsub
の情報変調後サブキャリア信号を作成する。なお、ここ
でいう多値変調とは、BPSK,QPSK,8PSK,
16PSK,16QAM,64QAM,128QAM,
256QAM等の1シンボルで送信できるビット数が1
以上の変調方式を包含する。
【0093】上記動作を移動体通信システムとして具体
的に説明すると、まず、移動局受信装置側では、受信信
号品質であるSIRを推定する。そして、移動局送信装
置側では、その推定結果を送信スロットに挿入した状態
で、当該送信スロットを基地局に対して送信する。一
方、基地局送信装置側では、受け取ったSIR情報に基
づいて、適切な変調方式を選択し、以降、選択された変
調方式を用いてデータ送信を行う。
【0094】なお、基地局が送信する送信スロットの共
通パイロット部分と既知系列部分については、予め定め
られた変調方式である、たとえば、QPSK変調方式を
用いるものとする。また、データ部分の変調方式につい
ては、多値変調方式である、BPSK,QPSK,8P
SK,16PSK,16QAM,64QAM,128Q
AM,256QAMのいずれか1つを用いるものとす
る。ただし、これらの変調方式の場合は、PSKの前の
数字が大きくなるほど、1シンボルあたりに送信できる
ビット数が多くなるが、受信信号品質であるSIRは、
所要品質を満たそうとすると大きな値が必要となる。そ
こで、基地局では、移動局のSIR推定値に基づいて、
変調方式を変更できるようにする。図12は、変調方式
変更の一例を示す図である。ここでは、伝送路状況に応
じてSIR推定値に若干の誤差が生じる可能性があるた
め、SIR推定値にはオーバーラップする領域を設定す
る。
【0095】このように、本実施の形態のおいては、実
施の形態1または2と同様の効果が得られるとともに、
さらに、移動局側からの受信SIRに応じて、基地局側
で情報速度を変更することが可能な構成としたため、周
波数利用効率を大幅に向上させることができる。
【0096】実施の形態4.実施の形態4の移動体通信
システムにおいては、送信装置内の周波数拡散部の動作
が前述の実施の形態1、2または3と異なる。ここで
は、先に説明した実施の形態1、2または3と動作の異
なる部分についてのみ説明する。なお、本実施の形態の
送信装置および受信装置の構成は、先に説明した図1お
よび図2の構成と同様である。
【0097】本実施の形態の各周波数拡散部では、先に
説明した実施の形態1と同様の互いに直交する周波数拡
散コードを用いて、Nsub個の情報変調後サブキャリア
信号に対して周波数拡散を行う。具体的にいうと、N
sub個の情報変調後サブキャリア信号に、周波数拡散コ
ード生成部222が出力する各周波数拡散コードを乗算
する(図19参照)。
【0098】ただし、本実施の形態においては、基地局
送信装置側の周波数拡散部214−1〜214−nで用
いられる周波数拡散率が、移動局受信装置側で推定され
るSIR推定値に基づいて設定される。
【0099】すなわち、本実施の形態では、移動局受信
装置側が、受信信号品質であるSIRを推定し、移動局
送信装置側が、その推定結果を送信スロットに挿入し、
当該送信スロットを基地局に対して送信する。基地局送
信装置側では、受け取ったSIR情報に基づいて、適切
な周波数拡散率を選択し、以降、選択された周波数拡散
率を用いて周波数拡散を行い、データ送信を行う。
【0100】なお、基地局が送信する送信スロットの既
知系列部分については、予め定められた周波数拡散率で
周波数拡散が行われ、受信装置側におけるSIR推定の
基準となる。データ部分の周波数拡散率については、
1,2,4、8、16,32,・・・を用いることが可能
である。ただし、これらの周波数拡散率は、周波数拡散
率が大きくなるほど周波数ダイバーシチ効果が大きくな
るが、情報伝送速度が低下するために周波数拡散率を小
さくし、情報速度を高速にした場合には、受信信号品質
であるSIRは、所要品質を満たそうとすると大きな値
が必要なる。そこで、基地局では、移動局のSIR推定
値に基づいて、周波数拡散率を変更できるようにする。
図13は、周波数拡散率変更の一例を示す図である。こ
こでは、伝送路状況に応じてSIR推定値に若干の誤差
が生じる可能性があるため、SIR推定値にはオーバー
ラップする領域を設定する。
【0101】このように、本実施の形態においては、実
施の形態1〜3と同様の効果が得られるとともに、さら
に、移動局側からの受信SIRに応じて、基地局側で周
波数拡散率を変更できる。
【0102】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、サブキャリア群のスロット単位に共通パイロットシ
ンボルと既知系列を付加する構成としたため、サブキャ
リア群単位にSIR算出値を精度よく得ることができ
る、という効果を奏する。また、サブキャリア群単位に
得られるSIR算出値の合成結果に基づいて、送信装置
側が送信電力の制御を行うので、受信装置側にて精度の
よい受信信号品質を得ることができる、という効果を奏
する。
【0103】つぎの発明によれば、サブキャリア単位に
2スロット分の共通パイロットを用いて一次補間を行っ
ているので、スロット内でフェ−ジング変動の影響が無
視できなくなるような高速フェ−ジング変動の場合にお
いても、精度よくチャネル推定が行える。これにより、
既知系列部分およびデータ部分のシンボルのフェ−ジン
グ補償が精度良く行えることとなり、結果として、SI
R推定値の精度が向上する、という効果を奏する。
【0104】つぎの発明によれば、サブキャリア群単位
に得られるSIR算出値を合成した後に、平均化処理を
行っているので、シャドウイング等のレベル変動がある
場合においても、精度よくSIR算出値を得ることがで
きる、という効果を奏する。
【0105】つぎの発明によれば、スロット単位の平均
干渉電力を推定した後に、複数スロットを用いてさらに
平均化処理を行って干渉電力を算出する構成としたた
め、受信信号品質の指標であるSIR推定値をさらに精
度良く算出することができる、という効果を奏する。
【0106】つぎの発明によれば、フェージング変動で
信号電力が変動する場合においても、フェージング変動
を考慮したSIR推定値を、精度良く算出することがで
きる、という効果を奏する。
【0107】つぎの発明によれば、基地局が、受け取っ
たサブキャリア群単位のSIR情報に基づいて、サブキ
ャリア群単位に送信電力制御を行うことができる、とい
う効果を奏する。
【0108】つぎの発明によれば、フェ−ジング変動を
考慮したサブキャリア群単位のSIR情報に基づいて、
サブキャリア群単位に送信電力制御を行うことができ
る、という効果を奏する。
【0109】つぎの発明によれば、移動局側からの受信
SIRに応じて、基地局側で情報速度を変更することが
可能な構成としたため、周波数利用効率を大幅に向上さ
せることができる、という効果を奏する。
【0110】つぎの発明によれば、移動局側からの受信
SIRに応じて、基地局側で周波数拡散率を変更でき
る、という効果を奏する。
【0111】つぎの発明によれば、サブキャリア群のス
ロット単位に共通パイロットシンボルと既知系列を付加
する構成としたため、受信側では、サブキャリア群単位
にSIR算出値を精度よく得ることができる、という効
果を奏する。また、サブキャリア群単位に得られるSI
R算出値の合成結果に基づいて、送信装置側が送信電力
の制御を行うので、受信装置側にて精度のよい受信信号
品質を得ることができる、という効果を奏する。
【0112】つぎの発明によれば、移動局側からの受信
SIRに応じて、基地局側で情報速度を変更することが
可能な構成としたため、周波数利用効率を大幅に向上さ
せることができる、という効果を奏する。
【0113】つぎの発明によれば、移動局側からの受信
SIRに応じて、基地局側で周波数拡散率を変更でき
る、という効果を奏する。
【0114】つぎの発明によれば、サブキャリア群単位
に得られるSIR算出値の合成結果に基づいて、送信装
置側が送信電力の制御を行うので、受信装置側にて精度
のよい受信信号品質を得ることができる、という効果を
奏する。
【0115】つぎの発明によれば、サブキャリア単位に
2スロット分の共通パイロットを用いて一次補間を行っ
ているので、スロット内でフェ−ジング変動の影響が無
視できなくなるような高速フェ−ジング変動の場合にお
いても、精度よくチャネル推定が行える。これにより、
既知系列部分およびデータ部分のシンボルのフェ−ジン
グ補償が精度良く行えることとなり、結果として、SI
R推定値の精度が向上する、という効果を奏する。
【0116】つぎの発明によれば、サブキャリア群単位
に得られるSIR算出値を合成した後に、平均化処理を
行っているので、シャドウイング等のレベル変動がある
場合においても、精度よくSIR算出値を得ることがで
きる、という効果を奏する。
【0117】つぎの発明によれば、スロット単位の平均
干渉電力を推定した後に、複数スロットを用いてさらに
平均化処理を行って干渉電力を算出する構成としたた
め、受信信号品質の指標であるSIR推定値をさらに精
度良く算出することができる、という効果を奏する。
【0118】つぎの発明によれば、フェージング変動で
信号電力が変動する場合においても、フェージング変動
を考慮したSIR推定値を、精度良く算出することがで
きる、という効果を奏する。
【0119】つぎの発明によれば、基地局が、受け取っ
たサブキャリア群単位のSIR情報に基づいて、サブキ
ャリア群単位に送信電力制御を行うことができる、とい
う効果を奏する。
【0120】つぎの発明によれば、フェ−ジング変動を
考慮したサブキャリア群単位のSIR情報に基づいて、
サブキャリア群単位に送信電力制御を行うことができ
る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる受信装置の実施の形態1の構
成を示す図である。
【図2】 本発明にかかる送信装置の実施の形態1の構
成を示す図である。
【図3】 スロット作成部の構成を示す図である。
【図4】 サブキャリア単位のスロットフォーマットを
示す図である。
【図5】 送信電力可変部の構成を示す図である。
【図6】 フェ−ジング補償部の構成を示す図である。
【図7】 SIR算出部の構成を示す図である。
【図8】 平均化部4の構成を示す図である。
【図9】 平均化部4の構成を示す図である。
【図10】 実施の形態2のSIR算出部の構成を示す
図である。
【図11】 実施の形態3の情報変調部の構成を示す図
である。
【図12】 変調方式変更の一例を示す図である。
【図13】 周波数拡散率変更の一例を示す図である。
【図14】 従来のマルチキャリアCDMA送信装置の
構成を示す図である。
【図15】 従来のマルチキャリアCDMA受信装置の
構成を示す図である。
【図16】 サブキャリア単位のフレームフォーマット
を示す図である。
【図17】 コピー部の構成を示す図である。
【図18】 情報変調部の構成を示す図である。
【図19】 周波数拡散部の構成を示す図である。
【図20】 ガードインターバルを付加する様子を説明
するための図である。
【図21】 周波数選択性フェージング伝送路のインパ
ルス応答の一例を示す図である。
【図22】 Nscg=4、Nsub=8の場合の周波数軸上
の変調信号を示す図である。
【図23】 フェ−ジング補償部の構成を示す図であ
る。
【図24】 周波数逆拡散部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1−1,1−2,1−3,1−m フェ−ジング補償
部、2−1,2−2,2−3,2−n SIR算出部、
3 サブキャリア群平均化部、4 平均化部、11−
1,11−2,11−n サブキャリア群変調処理部、
12−1,12−2,12−n スロット作成部、13
−1,13−2,13−n 送信電力可変部、21 ス
ロット毎データ分割部、22 既知系列付加部、23
共通パイロット付加部、31−1,31−2,31−m
乗算器、41 絶対値算出部、42除算部、43 複
素共役算出部、44 乗算部、51 既知系列抽出部、
52逆変調部、53 平均化部、54 2乗部、55
既知系列発生部、56 再変調部、57 減算部、58
2乗部、59 平均化部、60 除算部、61平均化
部、71 増幅部、72 加算部、73 増幅部、74
遅延器、75シフトレジスタ部、76 加算部、77
除算部、81−1,81−2,81−m 多値変調
部、201 シリアル/パラレル変換部、202−1,
202−2,202−n サブキャリア群変調処理部、
203−1,203−2,203−n 多重化部、20
4 逆フーリエ変換部、205 ガードインターバル付
加部、206 周波数変換部、207,301 アンテ
ナ、211−1,211−2,211−n スロット作
成部、212−1,212−2,212−n コピー
部、213−1,213−2,213−k 情報変調
部、214−1,214−2,214−n 周波数拡散
部、221−1,221−2,221−m QPSK変
調部、222 周波数拡散コード生成部、223−1,
223−2,223−m 乗算器、302 周波数変換
部、303 ガードインターバル除去部、304 フー
リエ変換部、305−1,305−2,305−3,3
05−m 共通パイロット抽出部、306 サブキャリ
ア毎チャネル推定部、307 遅延器、308−1,3
08−2,308−3,308−m フェ−ジング補償
部、309 周波数逆拡散部、310 パラレル/シリ
アル変換部、311 データ判定部、321 乗算器、
322 複素共役算出部、323 周波数逆拡散コード
生成部、324−1,324−2,324−m 乗算
器、325 合成部。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャリアCDMA方式を採用する
    移動体通信システムにおいて、 送信側が、 サブキャリア群単位に変換された送信データを用いて、
    サブキャリア群単位に、共通パイロット部分と受信側で
    信号対干渉電力比を推定するための既知系列部分とデー
    タ部分で構成されたスロットを作成し、各スロットを所
    定のサブキャリア数分だけ複製して出力するスロット作
    成手段と、 複製後の信号をサブキャリア群中のサブキャリア単位に
    変調する変調手段と、 変調後のサブキャリア群中のサブキャリア信号に対して
    個別に周波数拡散を行う周波数拡散手段と、 周波数拡散後のサブキャリア信号に対してサブキャリア
    群単位に送信電力制御を行う送信電力制御手段と、 送信電力制御後のサブキャリア信号をサブキャリア群単
    位に多重化する多重化手段と、 多重化後のサブキャリア信号に対して逆フーリエ変換処
    理、ガードインターバル設定処理および周波数変換処理
    を行うことで生成した所定の信号を伝送路上に送信する
    送信手段と、 を備え、 受信側が、 受け取った伝送路上の信号をベースバンド信号に変換
    し、当該ベースバンド信号に対してフーリエ変換を行う
    受信手段と、 フーリエ変換後の各サブキャリア信号に含まれる共通パ
    イロット部分を抽出する共通パイロット抽出手段と、 前記共通パイロット部分を用いてサブキャリア単位のチ
    ャネル推定値を算出するチャネル推定手段と、 フーリエ変換後の各サブキャリア信号を前記抽出処理お
    よびチャネル推定処理に要する時間だけ遅延させる遅延
    手段と、 前記各チャネル推定値を用いて遅延後の各サブキャリア
    信号のフェ−ジング補償を行うフェ−ジング補償手段
    と、 フェ−ジング補償後の各サブキャリア信号に対して周波
    数逆拡散を行う周波数逆拡散手段と、 周波数逆拡散後のサブキャリア群の信号に含まれる既知
    系列部分を用いて信号対干渉電力比を推定するSIR推
    定手段と、 周波数逆拡散後のサブキャリア群の信号を復調する復調
    手段と、 を備えることを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記チャネル推定手段は、サブキャリア
    単位のチャネル推定値を算出後、さらに、当該サブキャ
    リア単位のチャネル推定値と、次スロット入力時に算出
    されるサブキャリア単位のチャネル推定値と、の2つの
    スロット間における一次補間値を算出し、その算出結果
    をチャネル推定値として出力することを特徴とする請求
    項1に記載の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記SIR推定手段は、 前記既知系列部分を抽出する既知系列抽出手段と、 予め判っている既知系列を発生する既知系列発生手段
    と、 前記既知系列を利用して前記既知系列部分の変調成分を
    除去する逆変調手段と、 変調成分除去後の既知系列部分を用いて同相平均化処理
    を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平均化手段と、 平均化処理後の既知系列部分を2乗することで信号電力
    を算出する第1の2乗手段と、 前記既知系列と平均化処理後の既知系列部分とを用いて
    再変調処理を行う再変調手段と、 前記既知系列抽出手段にて抽出した既知系列部分から再
    変調後の信号を減算する減算手段と、 減算後の信号を2乗する第2の2乗手段と、 前記第2の2乗手段出力の信号を用いて干渉電力の平均
    化処理を行う第2の平均化手段と、 前記信号電力を前記平均干渉電力で除算する除算手段
    と、 サブキャリア群単位に得られる前記除算結果を合成し、
    合成時に使用したサブキャリア群数を用いて当該合成結
    果を平均化するサブキャリア群平均化手段と、 サブキャリア群数による平均化後の信号を複数スロット
    にわたって平均化するスロット平均化手段と、 を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の移
    動体通信システム。
  4. 【請求項4】 前記SIR推定手段は、 前記既知系列部分を抽出する既知系列抽出手段と、 予め判っている既知系列を発生する既知系列発生手段
    と、 前記既知系列を利用して前記既知系列部分の変調成分を
    除去する逆変調手段と、 変調成分除去後の既知系列部分を用いて同相平均化処理
    を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平均化手段と、 平均化処理後の既知系列部分を2乗することで信号電力
    を算出する第1の2乗手段と、 前記既知系列と平均化処理後の既知系列部分とを用いて
    再変調処理を行う再変調手段と、 前記既知系列抽出手段にて抽出した既知系列部分から再
    変調後の信号を減算する減算手段と、 減算後の信号を2乗する第2の2乗手段と、 前記第2の2乗手段出力の信号を用いて干渉電力の平均
    化処理を行う第2の平均化手段と、 前記平均干渉電力を複数スロットにわたって平均化する
    第1のスロット平均化手段と、 前記信号電力を複数スロットにわたって平均化された平
    均干渉電力で除算する除算手段と、 サブキャリア群単位に得られる前記除算結果を合成し、
    合成時に使用したサブキャリア群数を用いて当該合成結
    果を平均化するサブキャリア群平均化手段と、 サブキャリア群数による平均化後の信号を複数スロット
    にわたって平均化するスロット平均化手段と、 を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の移
    動体通信システム。
  5. 【請求項5】 前記SIR推定手段は、前記サブキャリ
    ア群平均化手段の出力を、推定信号対干渉電力比とする
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の移動体通信
    システム。
  6. 【請求項6】 前記SIR推定手段は、サブキャリア群
    単位に得られる除算結果を、推定信号対干渉電力比とす
    ることを特徴とする請求項3または4に記載の移動体通
    信システム。
  7. 【請求項7】 前記SIR推定手段は、サブキャリア群
    単位に得られる除算結果を、サブキャリア群単位に複数
    スロットにわたって平均化し、その平均化結果を推定信
    号対干渉電力比とすることを特徴とする請求項6に記載
    の移動体通信システム。
  8. 【請求項8】 前記変調手段は、 受け取った信号対干渉電力比に応じて、BPSK,QP
    SK,8PSK,16PSK,16QAM,64QA
    M,128QAM,256QAMのなかから、いずれか
    1つの変調方式を選択することを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか一つに記載の移動体通信システム。
  9. 【請求項9】 前記周波数拡散手段は、 受け取った信号対干渉電力比に応じて、適切な周波数拡
    散率を選択することを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か一つに記載の移動体通信システム。
  10. 【請求項10】 サブキャリア群単位に変換された送信
    データを用いて、サブキャリア群単位に、共通パイロッ
    ト部分と受信側で信号対干渉電力比を推定するための既
    知系列部分とデータ部分で構成されたスロットを作成
    し、各スロットを所定のサブキャリア数分だけ複製して
    出力するスロット作成手段と、 複製後の信号をサブキャリア群中のサブキャリア単位に
    変調する変調手段と、 変調後のサブキャリア群中のサブキャリア信号に対して
    個別に周波数拡散を行う周波数拡散手段と、 周波数拡散後のサブキャリア信号に対してサブキャリア
    群単位に送信電力制御を行う送信電力制御手段と、 送信電力制御後のサブキャリア信号をサブキャリア群単
    位に多重化する多重化手段と、 多重化後のサブキャリア信号に対して逆フーリエ変換処
    理、ガードインターバル設定処理および周波数変換処理
    を行うことで生成した所定の信号を伝送路上に送信する
    送信手段と、 を備えることを特徴とするマルチキャリアCDMA送信
    装置。
  11. 【請求項11】 前記変調手段は、 受け取った信号対干渉電力比に応じて、BPSK,QP
    SK,8PSK,16PSK,16QAM,64QA
    M,128QAM,256QAMのなかから、いずれか
    1つの変調方式を選択することを特徴とする請求項10
    に記載のマルチキャリアCDMA送信装置。
  12. 【請求項12】 前記周波数拡散手段は、 受け取った信号対干渉電力比に応じて、適切な周波数拡
    散率を選択することを特徴とする請求項10または11
    に記載のマルチキャリアCDMA送信装置。
  13. 【請求項13】 受け取った伝送路上の信号をベースバ
    ンド信号に変換し、当該ベースバンド信号に対してフー
    リエ変換を行う受信手段と、 フーリエ変換後の各サブキャリア信号に含まれる共通パ
    イロット部分を抽出する共通パイロット抽出手段と、 前記共通パイロット部分を用いてサブキャリア単位のチ
    ャネル推定値を算出するチャネル推定手段と、 フーリエ変換後の各サブキャリア信号を前記抽出処理お
    よびチャネル推定処理に要する時間だけ遅延させる遅延
    手段と、 前記各チャネル推定値を用いて遅延後の各サブキャリア
    信号のフェ−ジング補償を行うフェ−ジング補償手段
    と、 フェ−ジング補償後の各サブキャリア信号に対して周波
    数逆拡散を行う周波数逆拡散手段と、 周波数逆拡散後のサブキャリア群の信号に含まれる既知
    系列部分を用いて信号対干渉電力比を推定するSIR推
    定手段と、 周波数逆拡散後のサブキャリア群の信号を復調する復調
    手段と、 を備えることを特徴とするマルチキャリアCDMA受信
    装置。
  14. 【請求項14】 前記チャネル推定手段は、サブキャリ
    ア単位のチャネル推定値を算出後、さらに、当該サブキ
    ャリア単位のチャネル推定値と、次スロット入力時に算
    出されるサブキャリア単位のチャネル推定値と、の2つ
    のスロット間における一次補間値を算出し、その算出結
    果をチャネル推定値として出力することを特徴とする請
    求項13に記載のマルチキャリアCDMA受信装置。
  15. 【請求項15】 前記SIR推定手段は、 前記既知系列部分を抽出する既知系列抽出手段と、 予め判っている既知系列を発生する既知系列発生手段
    と、 前記既知系列を利用して前記既知系列部分の変調成分を
    除去する逆変調手段と、 変調成分除去後の既知系列部分を用いて同相平均化処理
    を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平均化手段と、 平均化処理後の既知系列部分を2乗することで信号電力
    を算出する第1の2乗手段と、 前記既知系列と平均化処理後の既知系列部分とを用いて
    再変調処理を行う再変調手段と、 前記既知系列抽出手段にて抽出した既知系列部分から再
    変調後の信号を減算する減算手段と、 減算後の信号を2乗する第2の2乗手段と、 前記第2の2乗手段出力の信号を用いて干渉電力の平均
    化処理を行う第2の平均化手段と、 前記信号電力を前記平均干渉電力で除算する除算手段
    と、 サブキャリア群単位に得られる前記除算結果を合成し、
    合成時に使用したサブキャリア群数を用いて当該合成結
    果を平均化するサブキャリア群平均化手段と、 サブキャリア群数による平均化後の信号を複数スロット
    にわたって平均化するスロット平均化手段と、 を備えることを特徴とする請求項13または14に記載
    のマルチキャリアCDMA受信装置。
  16. 【請求項16】 前記SIR推定手段は、 前記既知系列部分を抽出する既知系列抽出手段と、 予め判っている既知系列を発生する既知系列発生手段
    と、 前記既知系列を利用して前記既知系列部分の変調成分を
    除去する逆変調手段と、 変調成分除去後の既知系列部分を用いて同相平均化処理
    を行うことで雑音成分を抑圧する第1の平均化手段と、 平均化処理後の既知系列部分を2乗することで信号電力
    を算出する第1の2乗手段と、 前記既知系列と平均化処理後の既知系列部分とを用いて
    再変調処理を行う再変調手段と、 前記既知系列抽出手段にて抽出した既知系列部分から再
    変調後の信号を減算する減算手段と、 減算後の信号を2乗する第2の2乗手段と、 前記第2の2乗手段出力の信号を用いて干渉電力の平均
    化処理を行う第2の平均化手段と、 前記平均干渉電力を複数スロットにわたって平均化する
    第1のスロット平均化手段と、 前記信号電力を複数スロットにわたって平均化された平
    均干渉電力で除算する除算手段と、 サブキャリア群単位に得られる前記除算結果を合成し、
    合成時に使用したサブキャリア群数を用いて当該合成結
    果を平均化するサブキャリア群平均化手段と、 サブキャリア群数による平均化後の信号を複数スロット
    にわたって平均化するスロット平均化手段と、 を備えることを特徴とする請求項13または14に記載
    のマルチキャリアCDMA受信装置。
  17. 【請求項17】 前記SIR推定手段は、前記サブキャ
    リア群平均化手段の出力を、推定信号対干渉電力比とす
    ることを特徴とする請求項15または16に記載のマル
    チキャリアCDMA受信装置。
  18. 【請求項18】 前記SIR推定手段は、サブキャリア
    群単位に得られる除算結果を、推定信号対干渉電力比と
    することを特徴とする請求項15または16に記載のマ
    ルチキャリアCDMA受信装置。
  19. 【請求項19】 前記SIR推定手段は、サブキャリア
    群単位に得られる除算結果を、サブキャリア群単位に複
    数スロットにわたって平均化し、その平均化結果を推定
    信号対干渉電力比とすることを特徴とする請求項18に
    記載のマルチキャリアCDMA受信装置。
JP2001044101A 2001-02-20 2001-02-20 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置 Expired - Fee Related JP4323103B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044101A JP4323103B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置
EP20020712351 EP1367752A1 (en) 2001-02-20 2002-02-14 Mobile communication system, multicarrier cdma transmitter, and multicarrier cdma receiver
US10/468,222 US7443827B2 (en) 2001-02-20 2002-02-14 Mobile communication system, multicarrier CDMA transmitter, and multicarrier CDMA receiver
PCT/JP2002/001245 WO2002067478A1 (fr) 2001-02-20 2002-02-14 Systeme de communication mobile, emetteur amcr a porteuses multiples, et recepteur amcr a porteuses multiples

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044101A JP4323103B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002246958A true JP2002246958A (ja) 2002-08-30
JP4323103B2 JP4323103B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=18906151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001044101A Expired - Fee Related JP4323103B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7443827B2 (ja)
EP (1) EP1367752A1 (ja)
JP (1) JP4323103B2 (ja)
WO (1) WO2002067478A1 (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004032375A1 (ja) * 2002-10-07 2004-04-15 Fujitsu Limited Ofdm-cdmaにおける送信電力制御方法および送信電力制御装置
JP2004266814A (ja) * 2003-02-10 2004-09-24 Mitsubishi Electric Corp 通信装置
WO2005011172A1 (ja) * 2003-07-28 2005-02-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線通信装置および無線通信方法
JP2005039839A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Agere Systems Inc 無線通信システムにおける信号品質の推定
WO2005013525A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線送信装置および変調方式選択方法
WO2006035841A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 送信装置、受信装置、通信システム及び通信方法
WO2006075386A1 (ja) * 2005-01-14 2006-07-20 Fujitsu Limited 周波数分割通信システム
WO2006077620A1 (ja) * 2005-01-18 2006-07-27 Fujitsu Limited Ofdm-cdma通信システムにおける送信方法および送信装置
JP2006237897A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Ntt Docomo Inc 送信局、移動通信システムおよび送信電力制御方法
KR100687155B1 (ko) * 2005-01-28 2007-02-27 후지쯔 가부시끼가이샤 Ofdm-cdma에 있어서의 송신전력 제어방법 및송신전력 제어장치
WO2007023555A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 Fujitsu Limited 移動端末及び基地局装置
JP2007532057A (ja) * 2004-04-14 2007-11-08 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 直交周波数分割多元接続方式を使用する通信システムにおける送信電力を制御する装置及び方法
JP2008124661A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 回線品質測定装置、基地局および端末
US7391715B2 (en) 2002-11-01 2008-06-24 Kddi Corporation Transmitter device and transmitting method using OFDM and MC-CDMA
JP2008294631A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Nec Corp 受信品質測定装置および受信品質測定方法
US7486935B2 (en) 2003-06-16 2009-02-03 Oki Semiconductor Co., Ltd. Method and system for controlling transmission power
JP2009505503A (ja) * 2005-08-09 2009-02-05 クゥアルコム・インコーポレイテッド シングルキャリアおよびマルチキャリア周波数分割多元接続方式におけるチャネルおよび干渉推定
JPWO2007043097A1 (ja) * 2005-09-30 2009-04-16 独立行政法人情報通信研究機構 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、情報記録媒体、および、プログラム
US7567545B2 (en) 2003-09-30 2009-07-28 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for transmitting/receiving an uplink pilot signal in a communication system using an Orthogonal Frequency Division Multiple Access scheme
JP2010045571A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光直交周波数分割多重通信方法及び装置
JP2011515909A (ja) * 2008-02-26 2011-05-19 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 信号対干渉比を推定するための方法および装置
WO2011062119A1 (ja) * 2009-11-18 2011-05-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局
JP2011217108A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Univ Of Electro-Communications 通信装置および通信システム
JP5106423B2 (ja) * 2007-01-12 2012-12-26 パナソニック株式会社 無線通信基地局装置および無線通信方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050105593A1 (en) * 2002-10-07 2005-05-19 Takashi Dateki Transmission power control method and transmission power control apparatus in OFDM-CDMA
US7499486B2 (en) * 2002-11-27 2009-03-03 Agere Systems Inc. Data transmission rate adaptation in a wireless communication system
JP4506979B2 (ja) * 2003-05-27 2010-07-21 日本電気株式会社 適応変調において適切な閾値で変調方式を選択するデータ通信装置
US7483493B2 (en) * 2004-03-10 2009-01-27 New Jersey Institute Of Technology Combined frequency-time domain power adaptation for CDMA communication systems
US7864659B2 (en) * 2004-08-02 2011-01-04 Interdigital Technology Corporation Quality control scheme for multiple-input multiple-output (MIMO) orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) systems
JP4597996B2 (ja) * 2004-09-28 2010-12-15 パナソニック株式会社 マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法
US8018930B2 (en) 2004-10-01 2011-09-13 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for receiving packet data on a subset of carrier frequencies in a wireless communication system
EP1810418B1 (en) * 2004-10-29 2012-03-14 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and arrangement for mutual information based power control
EP1655918A3 (en) * 2004-11-03 2012-11-21 Broadcom Corporation A low-rate long-range mode for OFDM wireless LAN
JP4763539B2 (ja) * 2006-07-21 2011-08-31 富士通株式会社 無線システム、無線送信機および無線受信機
US20080069264A1 (en) * 2006-09-14 2008-03-20 Tomokazu Sada Data transmitting apparatus and data receiving apparatus
US7634233B2 (en) * 2006-11-27 2009-12-15 Chung Shan Institute Of Science And Technology Transmission system with interference avoidance capability and method thereof
EP2031790B1 (en) * 2007-08-30 2011-01-26 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Estimating a signal-to-interference ratio in a receiver of a wireless communications system
CA2697671A1 (en) 2007-08-31 2009-03-05 Nextivity, Inc. Ofdm modem using pilot sub-carrier structure
US8395986B2 (en) * 2007-12-20 2013-03-12 Intel Mobile Communications GmbH Transmitter and receiver
US8625685B2 (en) * 2008-02-21 2014-01-07 Qualcomm Incorporated Signal quality estimation for OFDMA systems
US9234307B2 (en) * 2009-07-27 2016-01-12 Lg Electronics Inc. Control method of a laundry machine
US9693240B2 (en) * 2015-05-29 2017-06-27 Interdigital Technology Corporation Methods and apparatuses for advanced receiver design

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1980214B (zh) * 1997-07-01 2010-07-21 松下电器产业株式会社 发送方法、发送装置、接收方法、接收装置
JP2967571B1 (ja) * 1998-05-01 1999-10-25 日本電気株式会社 Cdmaマルチユーザ受信装置と通信システム
US6418134B1 (en) * 1998-11-09 2002-07-09 Nortel Networks Limited Finite impulse response filter for multi-code CDMA signals
KR100416973B1 (ko) * 1999-12-31 2004-02-05 삼성전자주식회사 멀티캐리어 통신시스템의 순방향 전력제어 장치 및 방법
EP1128592A3 (en) * 2000-02-23 2003-09-17 NTT DoCoMo, Inc. Multi-carrier CDMA and channel estimation
KR100614410B1 (ko) * 2000-12-01 2006-08-18 주식회사 케이티 공간-시간 부호화 송신 다이버시티 신호 검출 장치 및 그방법
JP2003069531A (ja) * 2001-08-23 2003-03-07 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置

Cited By (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1551115A1 (en) * 2002-10-07 2005-07-06 Fujitsu Limited Transmission power control method for ofdm-cdma system and transmission power controller
EP1551115A4 (en) * 2002-10-07 2008-09-17 Fujitsu Ltd SENDING POWER PROCEDURE FOR AN OFDMCDMA SYSTEM AND TRANSMITTER
WO2004032375A1 (ja) * 2002-10-07 2004-04-15 Fujitsu Limited Ofdm-cdmaにおける送信電力制御方法および送信電力制御装置
US7391715B2 (en) 2002-11-01 2008-06-24 Kddi Corporation Transmitter device and transmitting method using OFDM and MC-CDMA
JP2004266814A (ja) * 2003-02-10 2004-09-24 Mitsubishi Electric Corp 通信装置
JP4523294B2 (ja) * 2003-02-10 2010-08-11 三菱電機株式会社 通信装置
US7486935B2 (en) 2003-06-16 2009-02-03 Oki Semiconductor Co., Ltd. Method and system for controlling transmission power
US8503577B2 (en) 2003-07-17 2013-08-06 Agere Systems Llc Signal quality estimation in a wireless communication system
JP2005039839A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Agere Systems Inc 無線通信システムにおける信号品質の推定
JP4554291B2 (ja) * 2003-07-17 2010-09-29 アギア システムズ インコーポレーテッド 無線通信システムにおける信号品質の推定
US8009656B2 (en) 2003-07-28 2011-08-30 Panasonic Corporation Apparatus and method for providing feedback information in response to subcarrier reception
US10966203B2 (en) 2003-07-28 2021-03-30 Optis Wireless Technology, Llc Transmission apparatus and transmission method using a plurality of divided frequency bands in a communication band
WO2005011172A1 (ja) * 2003-07-28 2005-02-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線通信装置および無線通信方法
US8948114B2 (en) 2003-07-28 2015-02-03 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Transmission apparatus and transmission method using a plurality of divided frequency bands in a communication band
US7751369B2 (en) 2003-07-28 2010-07-06 Panasonic Corporation Radio communication apparatus and radio communication method
US8428040B2 (en) 2003-07-28 2013-04-23 Panasonic Corporation Reception apparatus and reception method for setting a format per divided band
US8379620B2 (en) 2003-07-28 2013-02-19 Panasonic Corporation Transmission apparatus and transmission method using a plurality of divided frequency bands in a communication band
US9900890B2 (en) 2003-07-28 2018-02-20 Optis Wireless Technology, Llc Transmission apparatus and transmission method using a plurality of divided frequency bands in a communication band
US10555305B2 (en) 2003-07-28 2020-02-04 Optis Wireless Technology, Llc Transmission apparatus and transmission method using a plurality of divided frequency bands in a communication band
US7860051B2 (en) 2003-07-28 2010-12-28 Panasonic Corporation Apparatus and method for radio communication using spatial multiplexing
US8140037B2 (en) 2003-07-31 2012-03-20 Panasonic Corporation Wireless transmission apparatus and modulation scheme selection method
WO2005013525A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線送信装置および変調方式選択方法
US8682267B2 (en) 2003-07-31 2014-03-25 Harris Corporation Wireless communication apparatus and wireless communication method
US7848722B2 (en) 2003-07-31 2010-12-07 Panasonic Corporation Wireless transmission apparatus and modulation scheme selection method
US7308052B2 (en) 2003-07-31 2007-12-11 Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. Radio transmitter apparatus and modulation scheme selecting method
JP4495676B2 (ja) * 2003-07-31 2010-07-07 パナソニック株式会社 送信装置および送信方法
JPWO2005013525A1 (ja) * 2003-07-31 2006-09-28 松下電器産業株式会社 無線送信装置および変調方式選択方法
US7567545B2 (en) 2003-09-30 2009-07-28 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for transmitting/receiving an uplink pilot signal in a communication system using an Orthogonal Frequency Division Multiple Access scheme
KR100950668B1 (ko) * 2003-09-30 2010-04-02 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 접속 방식을 사용하는 통신 시스템에서 업링크 파일럿 신호 송수신 장치 및 방법
JP2007532057A (ja) * 2004-04-14 2007-11-08 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 直交周波数分割多元接続方式を使用する通信システムにおける送信電力を制御する装置及び方法
JP4657289B2 (ja) * 2004-04-14 2011-03-23 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 直交周波数分割多元接続方式を使用する通信システムにおける送信電力を制御する装置及び方法
WO2006035841A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 送信装置、受信装置、通信システム及び通信方法
WO2006075386A1 (ja) * 2005-01-14 2006-07-20 Fujitsu Limited 周波数分割通信システム
JPWO2006075386A1 (ja) * 2005-01-14 2008-06-12 富士通株式会社 周波数分割通信システム
CN101099322B (zh) * 2005-01-18 2012-08-22 富士通株式会社 Ofdm-cdma通信***的发送方法及发送装置
WO2006077620A1 (ja) * 2005-01-18 2006-07-27 Fujitsu Limited Ofdm-cdma通信システムにおける送信方法および送信装置
KR100687155B1 (ko) * 2005-01-28 2007-02-27 후지쯔 가부시끼가이샤 Ofdm-cdma에 있어서의 송신전력 제어방법 및송신전력 제어장치
JP4632245B2 (ja) * 2005-02-23 2011-02-16 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 送信局、移動通信システムおよび送信電力制御方法
JP2006237897A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Ntt Docomo Inc 送信局、移動通信システムおよび送信電力制御方法
JP2009505503A (ja) * 2005-08-09 2009-02-05 クゥアルコム・インコーポレイテッド シングルキャリアおよびマルチキャリア周波数分割多元接続方式におけるチャネルおよび干渉推定
US8331216B2 (en) 2005-08-09 2012-12-11 Qualcomm Incorporated Channel and interference estimation in single-carrier and multi-carrier frequency division multiple access systems
US8588342B2 (en) 2005-08-25 2013-11-19 Fujitsu Limited Mobile terminal for performing a communication by using sub carriers
WO2007023555A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 Fujitsu Limited 移動端末及び基地局装置
JP4649601B2 (ja) * 2005-09-30 2011-03-16 独立行政法人情報通信研究機構 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、情報記録媒体、および、プログラム
US7869342B2 (en) 2005-09-30 2011-01-11 National Institute Of Information And Communications Technology Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmitting method, receiving method, information recording medium and program
JPWO2007043097A1 (ja) * 2005-09-30 2009-04-16 独立行政法人情報通信研究機構 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、情報記録媒体、および、プログラム
JP2008124661A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 回線品質測定装置、基地局および端末
JP5106423B2 (ja) * 2007-01-12 2012-12-26 パナソニック株式会社 無線通信基地局装置および無線通信方法
JP2008294631A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Nec Corp 受信品質測定装置および受信品質測定方法
JP2011515909A (ja) * 2008-02-26 2011-05-19 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 信号対干渉比を推定するための方法および装置
JP2010045571A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光直交周波数分割多重通信方法及び装置
JP2011109473A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Ntt Docomo Inc 無線基地局
WO2011062119A1 (ja) * 2009-11-18 2011-05-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局
JP2011217108A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Univ Of Electro-Communications 通信装置および通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7443827B2 (en) 2008-10-28
JP4323103B2 (ja) 2009-09-02
US20040076172A1 (en) 2004-04-22
WO2002067478A1 (fr) 2002-08-29
EP1367752A1 (en) 2003-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4323103B2 (ja) 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置
US7317747B2 (en) Transmitter and receiver
JP4043287B2 (ja) 無線通信システム、通信装置および受信品質測定方法
US7746938B2 (en) Pilot multiplexing method and OFDM receiving method in OFDM system
JP4119696B2 (ja) 送信装置、受信装置及び無線通信方法
EP1396956B1 (en) MC-CDMA downlink beamforming method with the weights applied to every element of the antenna array being different for every user and every frequency bin, the weights being adapted to maximise the signal to interference and noise ratio
JP2655108B2 (ja) Cdma送受信装置
US7362832B2 (en) Receiving apparatus in OFDM transmission system
JP2967571B1 (ja) Cdmaマルチユーザ受信装置と通信システム
US7257166B2 (en) Data communication apparatus and method based on orthogonal frequency division multiple access
CN100488184C (zh) 正交频分复用通信***和方法
EP1422897A2 (en) Generation of a signal for sidelobe cancelling
EP1328071B1 (en) MC-CDMA uplink per carrier pre-distortion method
WO2020217941A1 (ja) 変調装置及び復調装置
US20090316813A1 (en) Transmitter, Receiver, Transmission Method and Reception Method
US20050105593A1 (en) Transmission power control method and transmission power control apparatus in OFDM-CDMA
EP1551115A1 (en) Transmission power control method for ofdm-cdma system and transmission power controller
JP2003249911A (ja) 通信システム用のプリディストーション方法及びmc−cdma通信システムの携帯端末用の送信機
CN102870347A (zh) 用于mlse接收器的信道质量估计
US9197302B2 (en) MIMO communication method
WO2004062153A1 (ja) 無線通信装置及び無線送信方法
US20010026578A1 (en) Code division multiple access transmitter and receiver
JP3898538B2 (ja) マルチキャリアcdma受信装置
JP2003069530A (ja) マルチキャリアcdma受信装置
JP2003143111A (ja) マルチキャリヤcdma受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees