JP2002245572A - 遠隔監視方式の動画警備システム - Google Patents

遠隔監視方式の動画警備システム

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JP2002245572A
JP2002245572A JP2001041004A JP2001041004A JP2002245572A JP 2002245572 A JP2002245572 A JP 2002245572A JP 2001041004 A JP2001041004 A JP 2001041004A JP 2001041004 A JP2001041004 A JP 2001041004A JP 2002245572 A JP2002245572 A JP 2002245572A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】遠隔地における被監視場所の不審者の動きをリ
アルタイムで監視し、事件を未然に防ぐべく警告を出す
遠隔監視方式の動画警備システムを提供する。 【解決手段】被監視場所と警備監視・管理センターとを
通信回線で接続し、被監視場所では1センサ4カメラを
基本として異常発報と同時に電灯が自動点火し撮影を開
始し動画4分割画面として録画し、マイクで集音を開始
するとともに、自動的にスピーカより音声を出したり、
パトライトを点灯したり、電気錠を開閉したりして、不
審者を威嚇する。不審者がカメラを破壊したりしようと
すると、即時にカメラの撮影を開始し、センターに設置
したデジタルレコーダに録画する。被監視場所にいる人
が不審者を発見したり、危険を感じたりした時は、非常
スイッチ入力により異常発報し上記と同様に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被監視場所を離れた場
所に設けた警備監視・管理センターとを通信回線で接続
して、遠隔地からカメラを主体として監視し、不審者が
侵入すると、即時に複眼的な監視カメラによって不審者
の動きを広範囲な視野で映像化し、リアルタイムに不審
者の動きを追尾し継続的に正しい状況認識に基づいて、
事件を未然に防ぐような警告を出し、録画する遠隔監視
方式の動画警備システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般に普及している機械警備
システムというのは、被監視場所にセンサを設置し、不
審者が侵入すると、センサが感知して異常信号を発報
し、これを監視センターおいて受信すると、警備隊員等
が警備現場に急行し、現場の状況を確認して対応措置を
講ずる警備方式である。この方式は、いわゆるセンサ信
号のみの監視方式であるため、信号の受信により抽象的
に異常だけを認識し、警備員が現場に到着してから初め
て具体的な異常の原因を追求することになる。したがっ
て、時間的な遅れは何ともしがたく、対応は事後処理と
なってしまう場合が多い。このため、問題の多い警備シ
ステムと言わざるをえないが、治安の良かったこれまで
の日本では、このような不完全な警備システムでも事足
りていた。
【0003】しかるに、近年、国際化が進む中、金融機
関やコンビニやスーパーなどでは、機械警備の弱点を逆
手に取り、短時間で金品を奪う事件が多発するようにな
り、現場に「目」となるカメラがないと犯人が特定でき
ない場合が多くなった。このため、警察では、心理的な
効果と事件発生時の対応と言う目的・効果から監視カメ
ラや防犯ビデオなどの防犯カメラをできるだけ設置する
ことを要請するようになった。その結果、近年の防犯カ
メラの設置率の調査報告(平成9年末の警視庁データ)
によると、銀行の設置率は99.1%、郵便局では8
2.8%、信用金庫が98%、信用組合96.8%、農
漁協が59.3%、深夜スーパーやコンビニが91・5
%、パチンコ景品引換所62.6%が、Bピ判カメラを
設置するようになった。
【0004】しかし、防犯カメラが設置されていても、
カメラや録画方式の選定を誤ったり、設置条件が不適切
であったため、せっかくの記録が犯人の捜査に役立たな
いことが以外に多い。実態調査によると、防犯カメラが
正常に作動して、何等かの形で被疑者が録画されていた
のが76%あり、一方作動していなかったのが16%、
作動はしていたが画像が不鮮明が5%と、ほぼ1/4が
十分に役割を果たしていないと報告されている。その具
体的事例の原因を挙げると、最初からスイッチが入って
いなかった、夜になったら入れようと思っていたが忘れ
た、故障していた、テープが挿入されていなかった、テ
ープが使用し過ぎて劣化していた、日頃の維持管理が不
充分だった、設置位置が悪く視野がずれていたり狭かっ
た、アングルが悪くて犯人の顔がよく解らない、適性な
ピントや露光(明るさ)のもとで撮影されていない、等
であった。これらから、従来の防犯カメラ方式や遠隔監
視警備システムでは、まだまだ不十分であることがわか
った。
【0005】そこで、本発明者は、長年の経験とこれら
の実態調査を分析するなどして、理想的な監視カメラ方
式の遠隔監視警備システムの先行技術調査と研究開発を
鋭意おこなった。
【0006】調査の結果、撮像手段を備えた遠隔監視警
備しステムの従来発明としては、例えば特開平6−44
483号公報を発見した。その発明は、中央監視局と被
監視場所とを通信回線で接続し、被監視場所には、異常
状態を検出するためのセンサーと、撮影するための撮像
手段と、前記センサーからの異常検出信号および前記撮
像手段からの画像信号を中央監視局側に送る発信手段と
を設け、中央監視局には、画像表示手段をもうけた遠隔
監視警備システムにおいて、前記撮像手段は一定時間毎
に被監視場所を撮影して異常検出画像を得るように動作
制御され、前記画像表示手段は前期異常検出信号の受信
に応じて異常検出画像とともに最新の定時画像を表示す
るように動作制御されるシステムである。
【0007】しかし、当該特開平6−44483号発明
は、1センサ1カメラの関係に構成されているため、警
備対象物全体像をカバーしての警備がなされていない。
又、当該発明の画像は、「好ましい実施例においては、
前記異常検出画像は、前記センサーによる異常検出と同
時およびその後所定の時間間隔で複数回撮影した複数枚
の画像からなることを特徴とする。」と記載されている
ので、静止画像であって、動画ではない。また、「前記
画像表示手段は、画面分割により、前記定時画像および
異常検出画像を同時に表示するように構成したことが特
徴」とあって、画面分割表示技術についても記載がある
が、これは撮影時間の異なる静止画像を画面分割表示し
ているのものであって、4台のカメラを1グルークとし
て1ループセンサにより作動する複眼のような構成に
し、同時に4台の監視カメラで撮影したカメラ映像を動
画4分割画面表示として出力する技術とは、その発想も
技術方式も本質的に相違している。何より本発明は、広
い範囲を同時に動画により連続的に追尾して撮影録画し
ていないうえ、決定的な瞬間の映像が撮影されていると
は限らず、事後に有効な証拠となる画像情報を得る確立
が少ない欠点がある。又、複数枚の静止画像を1枚づつ
順次時間をかけて送信してくるので、実質的にリアルタ
イムな監視活動はされていない。このような方式による
監視と警備では前記された技術的課題や要請を満足させ
るものには程遠く不充分である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
技術の欠点や要望を解消するため、以下の多様な機能や
課題を満足させることができる技術を開発し、遠隔監視
方式の動画警備システムを具体化することとした。
【0009】1)動画での監視を行う。 2)不審者の侵入があり、センサが異常信号を発報する
と、同時に現場でビデオを自動録画する。 3)威嚇と映像撮影の露光(明るさ)確保のため電灯を
点灯する。 4)1カメラ1センサの考えを廃止し、1センサ(1ル
ープ)4カメラを基本として警備を行う。異常発報と同
時に4台のカメラの撮影を開始し、センタで受信し、受
信した4画面の映像をセンタで録画する。センタではデ
ジタル録画を行い、事後記録媒体に記録する。 5)4つの画面の中に侵入者を発見した場合、その画面
を1画面にして監視する。 6)1画面にした映像を顧客側に設置したビデオデッキ
とセンタのデジタルレコーダで長時間録画を行うことが
できる。 7)同時に必要に応じて音声で威嚇を行う。 8)警備解除するとカメラを使用したローカルシステム
の提供ができる。例えば業務中に出入りした人物につい
て、出入り時に長時間録画を行う。下見などの人物の確
認を行う。 9)顧客側当社警備員の顔をテレビに映し出して、顧客
との対話を可能とする。
【0010】本発明は、上記のように多様な機能を実現
できるとともに、本発明は、必ずしも専用機器を開発し
なくても、既存の機器を利用してこれらを組み合わせる
ことにより出来あがるようにして、開発費用や設備機器
のローコスト化を図る事に成功した遠隔監視方式の動画
警備システムを具現化することを目的とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のように技術的解決手段を構成した。
【0012】特許を受けようとする第1発明は、被監視
場所と警備監視・管理センターとを通信回線で接続した
もので、前記被監視場所には、複数の監視用カメラと、
各カメラに対応して設けられている複数のセンサと、必
要に応じて設けられた集音マイクとスピーカと電灯とか
らなる監視手段と、当該監視手段の監視用カメラや集音
マイクから得られる動画信号や音声信号を送受信するこ
とができる動画・音声送受信手段と、当該監視手段をコ
ントロールしたり、動画・音声送受信手段をコントロー
ルしたり、その他の被監視場所に設けた機器をコントロ
ールしたりできるコントロール手段とを設けておき、他
方、前記警備監視・管理センターには、動画信号と音声
信号とを送受信できるものである動画・音声送受信手段
と、動画・音声送受信手段と受信したグループを形成す
る複数の監視用カメラが撮影したカメラ映像を動画複数
分割画面表示として出力したり、受信したグループを形
成する各監視用カメラ1台毎のカメラ映像を個別画面表
示として出力することを、切換え自在に出力することが
出来るディスプレイやテレビなどの映像出力装置とから
なる遠隔警備監視システムと遠隔警備管理システムとを
装備しておき、当該警備監視・管理センターから前記被
監視場所における監視業務と警備業務を遠隔監視方式で
行うことができるようにした遠隔監視方式の動画警備シ
ステムにおいて、前記被監視場所に監視手段として、1
グループとした複数の監視用カメラを設けるとともに、
当該グループを形成する複数の監視用カメラが同時に撮
影した複数ケ所のカメラ映像を動画複数分割画面信号に
合成して、グループ毎に動画複数分割画面表示できるよ
うにした映像複数分割手段を設け、更に動画・音声送受
信手段と接続してこれをコントロールしたり、映像複数
分割手段と接続してこれをコントロールしたり、複数の
監視カメラに対応して設けたセンサを1ループとして接
続したセンサーの接続制御をしたりできるコントロール
手段を設けておいたものである。しかも、前記被監視場
所に警備開始中に不審者の侵入があり、センサがこれを
感知して異常信号を発報すると、電灯回線が即時に接続
して電灯が自動点灯し、被監視場所に設置した動画・音
声送受信手段と警備監視・管理センター側の動画・音声
送受信手段とが即時に接続して異常信号の発報を警備監
視・管理センター側に知らせるとともに、即時に、撮影
を開始した複数の監視用カメラのカメラ映像を、映像複
数分割手段を介して動画複数分割画面表示として警備監
視・管理センターのセンター側の動画・音声送受信手段
にシリアル転送し、映像出力装置から複数のカメラ映像
を動画複数分割画面表示として出力させるようにし、更
に、必要に応じてその中から選定した1つのカメラ映像
を個別画面表示として切換えて出力し、これを見てリア
ルタイムに監視しながら警備することができるようにし
たことを特徴とする遠隔監視方式の動画警備システムで
ある。
【0013】当該第1発明は、前記被監視場所に設置し
た監視手段を、複眼的監視方式にするとの新しい発想を
具現化するために、1グループとした複数の監視用カメ
ラを設けるとともに、当該グループを形成する複数の監
視用カメラが同時に撮影した複数ケ所のカメラ映像を動
画複数分割画面信号に合成して、グループ毎に動画複数
分割画面表示できるようにした映像複数分割手段を設け
ることを、要部特徴とする基本発明である。これによっ
て、被監視場所を広い範囲で同時に撮影し、転送され、
同時に分割画面で表示され、リアルタイムにこれを遠隔
地で監視できるようになった。
【0014】特許を受けようとする第2発明は、被監視
場所と警備監視・管理センターとを通信回線で接続し、
前記被監視場所には、複数の監視用カメラと、各カメラ
に対応して設けられている複数のセンサと、集音マイク
とスピーカとからなる監視手段と、当該監視手段の監視
用カメラや集音マイクから得られる動画信号や音声信号
を送受信することができる動画・音声送受信手段と、監
視用カメラ4台を1グループとして接続し、当該グルー
プを形成する4台の監視用カメラが同時に撮影した4ケ
所のカメラ映像を動画4分割画面信号に合成して、グル
ープ毎に動画4分割画面表示できるようにした映像4分
割手段と、シリアル・インターフェースポートを有し、
そのポートで動画・音声送受信手段と接続してこれをコ
ントロールしたり、映像4分割手段と接続してこれをコ
ントロールしたり、監視カメラ4台に対応して設けたセ
ンサを1ループとして接続したセンサーの接続制御をし
たり、ビデオデッキの作動のコントロールをしたり、緊
急時に使用する機器の作動をコントロールしたり、パト
ライトの点灯や電灯の自動点灯をコントロールできるよ
うにしたコントロール手段と、当該コントロール手段の
機器作動用接点と接続した電源の投入及び切断が自由に
できない自動録画用ビデオデッキとを設けておく。他
方、被監視場所と離れた場所に設置され、通信回線で接
続された前記警備監視・管理センターには、遠隔警備監
視システムと遠隔警備管理システムとが装備されてお
り、当該遠隔警備監視システムは、動画信号と音声信号
とを送受信できるものであって、シリアル・インターフ
ェースを持ち、自動発信機能とセキュリティを完備した
ことを特徴とする動画・音声送受信手段と、当該動画・
音声送受信手段と接続し音声を入力することのできるマ
イクと受信した音声信号を音声出力することができるス
ピーカーと、受信したグループを形成する4台の監視用
カメラが撮影したカメラ映像を動画4分割画面表示とし
て出力したり、受信したグループを形成する各監視用カ
メラ1台毎のカメラ映像を個別画面表示として出力する
ことを、切換え自在に出力することが出来るディスプレ
イやテレビなどの映像出力装置と、被監視場所に設置し
た監視用カメラの設置位置と監視領域を示すカメラ監視
先表示装置と、受信した監視用カメラが撮影した動画信
号と音声信号を録画・再生できるPC対応デジタルレコ
ーダであって、記録媒体に記録可能なものとから構成さ
れおり、前記遠隔警備管理システムは、前記、動画・音
声送受信手段とシリアル・インターフェースを介して接
続した信号管理用コンピュータであって、被監視場所に
設置された監視用カメラの管理をおこなうことができる
ようにした監視用カメラ管理手段と、被監視場所に設置
した監視先機器コントロール手段とから構成されてい
る。その上、前記被監視場所において、警備開始中に不
審者の侵入があり、センサがこれを感知して異常信号を
発報すると、第1に、コントロール手段を介して、電灯
回線が即時に接続して電灯が自動点灯する、第2に、被
監視場所に設置した動画・音声送受信手段と警備監視・
管理センター側の動画・音声送受信手段とが即時に且つ
自動的に接続して自動的にマイクで被監視場所の集音を
開始するとともに、自動的にスピーカーから不審者へ声
による威嚇や問いかけなどの音声を流すことが出来る音
声通話が開始する、第3に、即時に、被監視場所に設置
した電気錠が開閉したり、パトライトが点灯したり、電
気錠が開閉したり、警報音を鳴らすことにより不審者を
威嚇したり、周辺に異常を知らせたりにすることができ
る、第4に、即時に、コントロール手段を介して、同時
に当該4台の監視用カメラの撮影を開始する、第5に、
コントロール手段を介して被監視場所に設置したビデオ
デッキが作動を開始し、4台の監視用カメラが撮影した
4つのカメラ映像を動画4分割画面表示として自動的に
録画する、第6に、被監視場所に侵入した不審者が、設
置してある監視用カメラを破壊したり、断線したりしよ
うとすると、センサが感知して、即時に全ての監視用カ
メラの撮影を開始するとともに、その映像を被監視場所
に設置したビデオデッキと、警備監視・管理センターに
設備したPC対応デジタルレコーダに録画する、第7
に、被監視場所にいる人が不審者を発見したり、危険を
感じたりした時に、被監視場所に設置した非常スイッチ
を入力すると、即時に異常発報して、センサが感知して
異常信号を発したのと同じように上記第1、第2、第
3、第4、第5又は第6の業務をすることができる、以
上の第1、第2、第3、第4、第5、第6または第7に
示したカメラ監視警備業務の全部又は一部を行うことが
できるようにしたことを特徴とする遠隔監視方式の動画
警備システムである。
【0015】当該第2発明は、被監視場所における遠隔
監視方式を要部とした発明である。被監視場所における
多様な監視業務が出来る事が主な特徴である。
【0016】特許を受けようとする第3発明は、被監視
場所と警備監視・管理センターとを通信回線で接続し、
前記被監視場所には、4台を1グループとした複数の監
視用カメラと、各カメラに対応して設けられている複数
のセンサと、集音マイクとスピーカとからなる監視手段
と、当該監視手段の監視用カメラや集音マイクから得ら
れる動画信号や音声信号を送受信することができるもの
であって、自動発信機能とセキュリティを完備したこと
を特徴とする動画・音声送受信手段と、監視用カメラ4
台を1グループとして接続し、当該グループを形成する
4台の監視用カメラが同時に撮影した4ケ所のカメラ映
像を動画4分割画面信号に合成して、グループ毎に動画
4分割画面表示できるようにした映像4分割手段と、シ
リアル・インターフェースポートを有し、そのポートで
動画・音声送受信手段と接続してこれをコントロールし
たり、映像4分割手段と接続してこれをコントロールし
たりするとともに、前記映像4分割手段を遠隔地から設
定できるようにしたり、監視カメラ4台に対応して設け
たセンサを1ループとして接続したセンサーの接続制御
をしたり、センサーが感知し発報すると警報機が鳴るよ
うな制御をしたり、被監視場所の警備を開始したり警備
を解除できるような制御をしたり、ビデオデッキの作動
のコントロールをしたり、緊急時に使用する機器の作動
をコントロールしたり、パトライトの点灯や電灯の自動
点灯をコントロールできるようにしたコントロール手段
と、当該コントロール手段の機器作動用接点と接続した
電源の投入及び切断が自由にできない自動録画用ビデオ
デッキとを設けてある。
【0017】他方、被監視場所と離れた場所に設置さ
れ、通信回線で接続された前記警備監視・管理センター
には、遠隔警備監視システムと遠隔警備管理システムと
が装備されており、当該遠隔警備監視システムは、動画
信号と音声信号とを送受信できるものであって、シリア
ル・インターフェースを持ち、自動発信機能とセキュリ
ティを完備したことを特徴とする動画・音声送受信手段
と、当該動画・音声送受信手段と接続し音声を入力する
ことのできるマイクと受信した音声信号を音声出力する
ことができるスピーカーと、受信したグループを形成す
る4台の監視用カメラが撮影したカメラ映像を動画4分
割画面表示として出力したり、受信したグループを形成
する各監視用カメラ1台毎のカメラ映像を個別画面表示
として出力することを、切換え自在に出力することが出
来るディスプレイやテレビなどの映像出力装置と、被監
視場所に設置した監視用カメラの設置位置と監視領域を
示すカメラ監視先表示装置と、受信した監視用カメラが
撮影した動画信号と音声信号を録画・再生できるPC対
応デジタルレコーダであって、記録媒体に記録可能なも
のとから構成されいる。
【0018】前記遠隔警備管理システムは、前記、動画
・音声送受信手段とシリアル・インターフェースを介し
て接続した信号管理用コンピュータを利用して、被監視
場所に設置された監視用カメラの管理をおこなうことが
できるようにした監視用カメラ管理手段と、顧客管理デ
ータベースや顧客管理資料のデーターベースなどを設け
顧客に関する情報と監視・警備に関する情報とを管理す
る顧客情報管理手段と、被監視場所に設置した監視先機
器コントロール手段とから構成されている。
【0019】その上で、前記被監視場所において、警備
開始中に不審者の侵入があり、センサがこれを感知して
異常信号を発報すると、以下の第1、第2、第3、第
4、第5、第6または第7に示したカメラ監視警備業務
の全部又は一部を行うことができるように構成したもの
である。第1に、コントロール手段を介して、電灯回線
が即時に接続して電灯が自動点灯する、第2に、被監視
場所に設置した動画・音声送受信手段と警備監視・管理
センター側の動画・音声送受信手段とが即時に且つ自動
的に接続して自動的にマイクで被監視場所の集音を開始
するとともに、自動的にスピーカーから不審者へ声によ
る威嚇や問いかけなどの音声を流すことが出来る音声通
話が開始する、第3に、即時に、被監視場所に設置した
電気錠が開閉したり、パトライトが点灯したり、電気錠
が開閉したり、警報音を鳴らすことにより不審者を威嚇
したり、周辺に異常を知らせたりにすることができる、
第4に、即時に、コントロール手段を介して、同時に当
該4台の監視用カメラの撮影を開始する、第5に、コン
トロール手段を介して被監視場所に設置したビデオデッ
キが作動を開始し、4台の監視用カメラが撮影した4つ
のカメラ映像を動画4分割画面表示として自動的に録画
する、第6に、被監視場所に侵入した不審者が、設置し
てある監視用カメラを破壊したり、断線したりしようと
すると、センサが感知して、即時に全ての監視用カメラ
の撮影を開始するとともに、その映像を被監視場所に設
置したビデオデッキと、警備監視・管理センターに設備
したPC対応デジタルレコーダに録画する、第7に、被
監視場所にいた人が不審者を発見したり、危険を感じた
りした時に、被監視場所に設置した非常スイッチを入力
すると、即時に異常発報して、センサが感知して異常信
号を発したのと同じように上記第1、第2、第3、第
4、第5又は第6の業務をすることができる。
【0020】他方、警備監視・管理センターにおいて
は、設備された遠隔警備監視システムが稼動して、以下
(A)(B)(C)に記載した監視業務の全部又は一部
をおこなうことができるようにしたものであり、(A)
センサが感知して異常信号を発すると、被監視場所に設
置した動画・音声送受信手段が警備監視・管理センター
の動画・音声送受信手段と自動的に接続して異常信号が
発報されたことを知らせ、前記監視用カメラの撮影を開
始すると、その動画信号や音声信号を被監視場所に設置
した動画・音声送受信手段から通信回線を介して警備監
視・管理センター側の動画・音声送受信手段に転送し、
警備監視・管理センターの映像出力装置から、前記監視
用カメラが撮影された4台のカメラ映像を動画4分割画
面表示又は選択した個別画面表示として出力し、これを
見てリアルタイムに監視することができるとともに、P
C対応のデジタルレコーダにより、前記監視用カメラが
撮影した映像の動画信号や音声信号を録画する、(B)
PC対応のデジタルレコーダに録画した動画信号や音声
信号の記録は、当該デジタルレコーダで再生できるだけ
でなく、記録媒体を介して出力したり、プリンタで印刷
出力したりすることが出来る、(C)センサが感知して
異常信号を発し、被監視場所に設置した動画・音声送受
信手段と警備監視・管理センター側の動画・音声送受信
手段とが接続して、マイクとスピーカの音声回線が開通
すると、警備監視・管理センター側の監視者は、マイク
で被監視場所で集音した音を聞き、映像出力装置の表示
する。その結果、動画4分割画面表示又は選択した個別
画面表示を見ながらリアルタイムに監視しながら必要に
応じて音声回線を介してスピーカーから不審者へ声によ
る威嚇や問いかけなどの音声を流したり、監視用カメラ
や稼動式カメラの操作コントロールをして不審者の動き
を追尾したり、必要に応じて設置した電気錠が開閉した
り、パトライトが点灯したり、電気錠が開閉したり、警
報音を鳴らすことにより不審者を威嚇したり、周辺に異
常を知らせたりにすることができる。
【0021】更に、警備監視・管理センターにおいて
は、設備された遠隔警備管理システムの監視用カメラ管
理手段により被監視場所に設置された監視用カメラの管
理をしたり、顧客情報管理手段により顧客に関する情報
と顧客別の監視・警備に関する業務記録情報とを管理し
たり、監視先機器コントロール手段により被監視場所に
設置した機器類のコントロール管理したり出来るように
したことを特徴とする遠隔監視方式の動画警備システム
である。
【0022】当該第3発明は、被監視場所における多様
な監視業務と、警備監視・管理センターにおける多様な
遠隔監視・管理業務の組合せにより、従来の同種システ
ムより、多様な監視と警備と管理の対応が出来、しかも
その監視範囲が複眼様式担っているため広く、確実且つ
迅速で、リアルタイムな監視と警備対応ができる遠隔監
視方式の動画警備システムを具現化できることとなっ
た。その意味では、従来の同種システムより高性能で、
満足度の高いシ遠隔監視方式の動画警備システムとなっ
ている。
【0023】特許を受けようとする第4発明は、被監視
場所と警備監視・管理センターとを通信回線で接続した
基本構成になっている。当該前記被監視場所には、4台
を1グループとした複数の監視用カメラと、各カメラに
対応して設けられている複数のセンサと、集音マイクと
スピーカとからなる監視手段と、当該監視手段の監視用
カメラや集音マイクから得られる動画信号や音声信号を
送受信することができるものであって、シリアル・イン
ターフェース(RS232C)を2個以上持ち、自動発
信機能とセキュリティを完備したことを特徴とする動画
・音声送受信手段と、監視用カメラ4台を1グループと
して接続し、必要に応じて他の監視用カメラ4台を1グ
ループが多重に接続できるようになし、当該グループを
形成する4台の監視用カメラが同時に撮影した4ケ所の
カメラ映像を動画4分割画面信号に合成してシリアル転
送し、グループ毎に動画4分割画面表示できるようにし
た映像4分割手段と、シリアル・インターフェース(R
S232C)ポートを3ポートを有し、その1ポート
は、動画・音声送受信手段と接続してこれをコントロー
ルできるようになし、その2ポートは、映像4分割手段
と接続してこれをコントロールできるようになし、その
3ポートは、ソフトを介在させることにより前記映像4
分割手段を遠隔地から設定できるようになした信号コン
トロールボードと、監視カメラ4台に対応して設けたセ
ンサを1ループとして接続したセンサーの接続制御と、
センサーが感知し発報すると警報機が鳴るような制御
と、警備監視・管理センターの警備開始・警備解除コン
トロールと接続し、当該警備開始・警備解除コントロー
ルの操作により被監視場所の警備を開始したり警備を解
除できるような制御と、機器作動用接点にビデオデッキ
を接続しビデオデッキの作動のコントロールができるよ
うにしたことと、緊急対応用接点と緊急時に使用する機
器とを接続し緊急時の機器の作動をコントロールできる
ようにしたことと、電灯・パトライト点灯用接点とパト
ライトや電灯とを接続し当該パトライトの点灯や電灯の
自動点灯をコントロールできるようにしたコントロール
手段と、当該コントロール手段の機器作動用接点と接続
した、録画と停止スイッチが単独で当該スイッチをおし
たままにすると電源の投入及び切断が自由にできない自
動録画用ビデオデッキとを設けておく。
【0024】他方、被監視場所と離れた場所に設置さ
れ、通信回線で接続された前記警備監視・管理センター
には、遠隔警備監視システムと遠隔警備管理システムと
が装備されており、当該遠隔警備監視システムは、動画
信号と音声信号とを送受信できるものであって、シリア
ル・インターフェース(RS232C)を2個以上持
ち、自動発信機能とセキュリティを完備したことを特徴
とする動画・音声送受信手段と、当該動画・音声送受信
手段と接続し音声を入力することのできるマイクと受信
した音声信号を音声出力することができるスピーカー
と、受信したグループを形成する4台の監視用カメラが
撮影したカメラ映像を動画4分割画面表示として出力し
たり、受信したグループを形成する各監視用カメラ1台
毎のカメラ映像を個別画面表示として出力することを、
切換え自在に出力することが出来るディスプレイやテレ
ビなどの映像出力装置と、被監視場所に設置した監視用
カメラの設置位置と監視領域を示すカメラ監視先表示装
置と、受信した監視用カメラが撮影した動画信号と音声
信号を録画できるPC対応デジタルレコーダであって、
録画・再生が同時進行可能で、且つ記録媒体に記録バッ
クアップ可能なものとから構成されおり、遠隔警備管理
システムは、前記、動画・音声送受信手段とシリアル・
インターフェース(RS232C)を介して接続した信
号管理用コンピュータを利用して、被監視場所に設置さ
れた監視用カメラの切替、監視用カメラのシーケンス作
動とシーケンス時間の調整、監視用カメラの調整などを
する監視先カメラ群のデータ表示機能の管理と、監視用
カメラ表示時間を調整する監視先カメラ群のコントロー
ル機能の管理と、被監視場所に設置した監視用カメラの
いずれかに異常が発生したことを知らせる監視先カメラ
群の異常認識機能の管理とを、おこなうことができるよ
うにした監視用カメラ管理手段と、顧客管理データベー
スや顧客管理資料のデーターベースなどを設け、顧客登
録・訂正情報、監視開始・解除情報、定時通報・緊急発
報情報、顧客レポート・帳票出力情報を、必要に応じて
オペレータを介して入力したり、出力したりできるよう
にした顧客情報管理手段と、移動式カメラのコントロー
ル、監視先電灯の点灯コントロール、監視先の警備開始
・解除のコントロール、その他の機器のコントロールな
どの監視先機器コントロール手段とからなる遠隔警備管
理システムとから構成しておく。
【0025】その上で、前記被監視場所において、警備
開始中に不審者の侵入があり、センサがこれを感知する
と、設置した構成手段や機器を稼動することにより、以
下の第1、第2、第3、第4、第5、第6または第7に
示したカメラ監視警備業務の全部又は一部を行うことが
できるように構成したものである。第1に、警備開始ス
イッチが入って警備が開始中に被監視場所に侵入者が発
生し監視手段を構成するセンサが感知して異常信号を発
報すると、コントロール手段を介して、電灯回線が即時
に接続して電灯が自動点灯する。第2に、同時にセンサ
が感知して異常信号を発すると、被監視場所に設置した
動画・音声送受信手段と警備監視・管理センター側の動
画・音声送受信手段とが即時に且つ自動的に接続してマ
イクとスピーカの音声回線が開通して自動的にマイクで
被監視場所の集音を開始するとともに、自動的にスピー
カーから不審者へ声による威嚇や問いかけなどの音声を
流すことが出来る音声通話が開始する。第3に、同時に
センサが感知して異常信号を発すると、自動的に又は警
備監視・管理センター側からの操作により、必要に応じ
て設置した電気錠が開閉したり、パトライトが点灯した
り、電気錠が開閉したり、警報音を鳴らすことにより不
審者を威嚇したり、周辺に異常を知らせたりにすること
ができる。第4に、同時にセンサが感知して異常信号を
発すると、即時に、コントロール手段を介して当該感知
センサに対応したグループを構成する4台の監視用カメ
ラに自動的に撮影開始指令を出し、同時に当該4台の監
視用カメラの撮影を開始するが、4台1グループの監視
用カメラが多重に接続している場合には、全監視用カメ
ラに自動的に撮影開始指令を出し、同時に全監視用カメ
ラの撮影を開始する。第5に、同時にセンサが感知して
異常信号を発すると、コントロール手段を介して被監視
場所に設置したビデオデッキが作動を開始し、4台の監
視用カメラが撮影した4映像を4分割1画面表示として
自動的に録画する。第6に、被監視場所に侵入した不審
者が、設置してある監視用カメラを破壊したり、断線し
たりしようとすると、センサが感知して、即時に全ての
監視用カメラの撮影を開始するとともに、その映像を被
監視場所に設置したビデオデッキと、警備監視・管理セ
ンターに設備したPC対応デジタルレコーダに録画す
る。第7に、被監視場所にいた人が不審者を発見した
り、危険を感じたりした時に、被監視場所に設置した非
常スイッチを入力すると、即時に異常発報して、センサ
が感知して異常信号を発したのと同じように上記第1、
第2、第3、第4、第5又は第6の業務をすることがで
きるようにする。
【0026】他方、警備監視・管理センターにおいて
は、設備された遠隔警備監視システムを稼動して、以下
(A)(B)(C)に記載した監視業務の全部又は一部
をおこなえるようにしたものである。(A)同時にセン
サが感知して異常信号を発すると、被監視場所に設置し
た動画・音声送受信手段が警備監視・管理センターの動
画・音声送受信手段と自動的に接続するとともに、前記
監視用カメラの撮影を開始すると、その動画信号や音声
信号を被監視場所に設置した動画・音声送受信手段から
通信回線を介して警備監視・管理センター側の動画・音
声送受信手段に転送し、警備監視・管理センター側の映
像出力装置から、撮影された4映像を4分割1画面表示
又は個別1画面表示として出力し、これを見てリアルタ
イムに監視することができるとともに、PC対応のデジ
タルレコーダにより、前記監視用カメラが撮影した映像
の動画信号や音声信号をハードディスクに録画する。
(B)PC対応のデジタルレコーダに録画した動画信号
や音声信号の記録は、デジタルレコーダで再生できるだ
けでなく、記録媒体を介して出力したり、プリンタで印
刷出力したりすることが出来る。(C)センサが感知し
て異常信号を発し、被監視場所に設置した動画・音声送
受信手段と警備監視・管理センター側の動画・音声送受
信手段とが接続して、マイクとスピーカの音声回線が開
通すると、警備監視・管理センター側の監視者は、マイ
クで被監視場所で集音した音を聞き、映像出力装置の表
示を見ながらリアルタイムに監視しながら必要に応じて
音声回線を介してスピーカーから不審者へ声による威嚇
や問いかけなどの音声を流したり、監視用カメラや稼動
式カメラの操作コントロールをして不審者の動きを追尾
したり、必要に応じて設置した電気錠が開閉したり、パ
トライトが点灯したり、電気錠が開閉したり、警報音を
鳴らすことにより不審者を威嚇したり、周辺に異常を知
らせたりにすることができるようにする。
【0027】更に、警備監視・管理センターにおいて
は、設備された遠隔警備管理システムを稼動して、以下
(イ)(ロ)(ハ)に記載した管理業務の全部又は一部
がおこなえるようにしたものである。(イ)遠隔警備管
理システムに設けた監視用カメラ管理手段を用いて、被
監視場所に設置された監視用カメラの切替、シーケンス
作動、シーケンス時間の調整、監視用カメラの調整、監
視用カメラ表示時間の調整、監視用カメラの異常認識な
どの管理をする。(ロ)遠隔警備管理システムに設けた
顧客情報管理手段を用いて、顧客登録・訂正情報、監視
開始・解除情報、定時通報・緊急発報情報、顧客レポー
ト・帳票出力情報を、必要に応じてオペレータを介して
入力したり、出力したりできるような管理をする。
(ハ)遠隔警備管理システムに設けた監視先機器コント
ロール手段を用いて、移動式カメラのコントロール、監
視先電灯の点灯コントロール、監視先の警備開始・解除
のコントロール、その他の機器のコントロールなどを行
うような管理をする。
【0028】以上、警備開始中に不審者の侵入がある
と、被監視場所において、リアルタイムに複数の監視、
警備業務を行うことができるとともに、警備監視・管理
センターにおいて、複数の監視業務と管理業務を行うこ
とが出来るようにしたことを特徴とする遠隔監視方式の
動画警備システムである。
【0029】第4発明は、遠隔監視方式の動画警備シス
テムを好ましい実施態様の発明として具体的に特定した
発明である。
【0030】特許を受けようとする第5発明は、遠隔地
にある被監視場所に設置したコンピュータシステムと警
備監視・管理センターに設置したコンピュータシステム
とを通信回線により接続してテレビ会議システムを構築
してなる基本構成に、前記被監視場所側のコンピュータ
システムに、コントロール手段と、自動録画ビデオデッ
キを組み合わせて構成するとともに、警備監視・管理セ
ンター側のコンピュータシステムには、PC対応デジタ
ルレコーダと、信号管理用コンピュータとを組合せて構
成してなる遠隔監視方式の動画警備システムである。
【0031】前記テレビ会議システムの被監視場所に設
置したコンピュータシステムには、前記被監視場所に
は、4台を1グループとした複数の監視用カメラと、各
カメラに対応して設けられている複数のセンサと、集音
マイクとスピーカとからなる監視手段と、当該監視手段
の監視用カメラや集音マイクから得られる動画信号や音
声信号を送受信することができるものであって、自動発
信機能とセキュリティを完備したことを特徴とする動画
・音声送受信手段と、監視用カメラ4台を1グループと
して接続し、当該グループを形成する4台の監視用カメ
ラが同時に撮影した4ケ所のカメラ映像を動画4分割画
面信号に合成して、グループ毎に動画4分割画面表示で
きるようにした映像4分割手段とを装備したものとな
し、前記コントロール手段は、シリアル・インターフェ
ースポート(RS232C)を有し、そのポートで動画
・音声送受信手段と接続してこれをコントロールした
り、映像4分割手段と接続してこれをコントロールした
りするとともに、前記映像4分割手段を遠隔地から設定
できるようにしたり、監視カメラ4台に対応して設けた
センサを1ループとして接続したセンサーの接続制御を
したり、センサーが感知し発報すると警報機が鳴るよう
な制御をしたり、被監視場所の警備を開始したり警備を
解除できるような制御をしたり、ビデオデッキの作動の
コントロールをしたり、緊急時に使用する機器の作動を
コントロールしたり、パトライトの点灯や電灯の自動点
灯をコントロールできるような構成を備えたものとな
す。
【0032】前記自動録画用ビデオデッキは、当該コン
トロール手段の機器作動用接点と接続した電源の投入及
び切断が自由にできない構成となし、前記警備監視・管
理センター側におけるテレビ会議システムのコンピュー
タシステムは、動画信号と音声信号とを送受信できるも
のであって、シリアル・インターフェースを持ち、自動
発信機能とセキュリティを完備したことを特徴とする動
画・音声送受信手段と、当該動画・音声送受信手段と接
続し音声を入力することのできるマイクと受信した音声
信号を音声出力することができるスピーカーと、受信し
たグループを形成する4台の監視用カメラが撮影したカ
メラ映像を動画4分割画面表示として出力したり、受信
したグループを形成する各監視用カメラ1台毎のカメラ
映像を個別画面表示として出力することを、切換え自在
に出力することが出来るディスプレイやテレビなどの映
像出力装置と、被監視場所に設置した監視用カメラの設
置位置と監視領域を示すカメラ監視先表示装置とを装備
したものとなし、前記PC対応デジタルレコーダは、受
信した監視用カメラが撮影した動画信号と音声信号を録
画・再生でき、記録媒体に記録可能なものとなし、前記
信号管理用コンピュータには、必要に応じて被監視場所
に設置された監視用カメラの管理をおこなうことができ
るようにした監視用カメラ管理手段と、顧客管理データ
ベースや顧客管理資料のデーターベースなどを設け顧客
に関する情報と監視・警備に関する情報とを管理する顧
客情報管理手段と、被監視場所に設置した監視先機器コ
ントロール手段とを装備するようにしたことを特徴とす
る請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載し
た特徴とする遠隔監視方式の動画警備システムである。
【0033】第5発明は、本願発明に係る遠隔監視方式
の動画警備システムが、被監視場所側でも既に商品化さ
れているテレビ会議システムを基本として、これに商品
化されているコントロール手段と、自動録画ビデオデッ
キを組み合わせて構成することが出来るし、警備監視・
管理センター側も、既に商品化されているテレビ会議シ
ステムを基本として、これに市販のPC対応デジタルレ
コーダと、信号管理用コンピュータとを組合せて構成す
ることが出来ることを明確にしたものである。これは、
本発明に係る遠隔監視方式の動画警備システムが、ロー
コストで出来ることを示しております。同時に、構成部
品として、市販のテレビ会議システムやビデオデッキ
や、デジタルレコーダや、管理用コンピュータが使用さ
れているので、全体のシステムとして使用していない時
(警備解除時)は、ローカルシステムやローカル機器と
して、自由に利用可能である。
【0034】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る遠隔監視方式の動画警備シス
テムの全体イメージを示す概略構成図であり、図2は、
本発明に係る遠隔監視方式の動画警備システムの被監視
場所側に設置する構成機器と構成手段を示す構成説明図
であり、図3は、本発明の実施例における被監視場所側
に設置する構成機器の成組合せ関係を示す関連構成ブロ
ック図である。また、図4は、本発明に係る遠隔監視方
式の動画警備システムの警備監視・管理センター側に設
置する構成機器と構成手段を示す構成説明図であり、図
5は、本発明の実施例における警備監視・管理センター
側に設置する構成機器の成組合せ関係を示す関連構成ブ
ロック図である。更に、図6は、本発明に係る係る遠隔
監視方式の動画警備システムの他実施例を示す全体概略
構成図であり、図7は、本発明を構成する部品のコント
ロール手段として利用できる既存のコントロール機器を
示す斜視図であり、図8は、本発明にかかる遠隔監視方
式の動画警備システムを利用して、管理業務を行う場合
の標準的な流れ図である。
【0035】本発明は、図1に示すように被監視場所1
と警備監視・管理センター2とを通信回線3で接続した
基本構成になっている。
【0036】当該前記被監視場所1には、図2、図3に
示すように、監視手段4と、動画・音声送受信手段5
と、映像4分割手段6と、コントロール手段7と、自動
録画用ビデオデッキ8とが設置されている。
【0037】前記監視手段4は、4台を1グループとし
た複数の監視用カメラ19と、各監視用カメラ19に対
応して設けられている複数のセンサ20と、集音マイク
21とスピーカ22とから構成される。視覚と聴覚の両
方で監視することが出来、スピーカ22で問い合わせた
り、威嚇したりすることが出来る。
【0038】前記監視用カメラ19は、視覚により状況
を監視しようとするもので、4台を1グループとするも
のなので、4台の監視用カメラ19を単位として、グル
ープをふやすことにより監視用カメラ19の設置台数を
増やしていくことが出来る。即ち、複眼様式で同時に広
い範囲を監視できるようにするものである。4台1グル
ープにしたのは、映像分割画面にした際の見易さと監視
のし易さを考慮したためである。尚、第1発明の場合に
は、複眼数が複数台数であれば、必ずしも4台1グルー
プに限る必要はない。当該監視用カメラ19は、映像出
力のカメラであれば、白黒でもカラーでも良い。また、
カメラのタイプもオートツーリングタイプであっても、
ズーム可能タイプのものであっても良い。
【0039】前記集音マイク21は、聴覚で監視しよう
とするもので、異常発砲と同時に現場の集音をする。現
場で何が起こっているのか、音声を拾って更に詳しく状
況を把握するためである。
【0040】前記スピーカ22は、不審者なのかそうで
ないのかを、警備監視・管理センターからの声による威
嚇、問いかけなどの音声を現場に流すことが出来る。
【0041】前記動画・音声送受信手段5は、当該監視
手段4の監視用カメラ19や集音マイク21から得られ
る動画信号や音声信号を送受信することができるもので
あって、シリアル・インターフェース(RS232C)
を2個以上持ち、自動発信機能とセキュリティを完備し
たことを特徴とするものである。図示実施例において
は、被監視システム機器を設計作製して使用している
が、これは、ターミナルアダプタ(ISDN)を備え動
画・音声送受信機能を有する動画・音声送受信手段8だ
けでなく、監視カメラ接続8台(基本)、センサ接続端
子、外部入力端子、緊急用接続端子、4分割+4分割機
能、RS232C機能、発報機能、自動点灯用端子、ビ
デオ自動作動機能など下記映像4分割手段6やコントロ
ール手段7を同時に装備している機器を使用した。
【0042】前記映像4分割手段6は、4台の監視用カ
メラ19を1グループとして接続し、必要に応じて他の
4台の監視用カメラ19を他グループとして多重に接続
できるようになし、当該グループを形成する4台の監視
用カメラ19が同時に撮影した4ケ所のカメラ映像を動
画4分割画面信号に合成してシリアル転送し、グループ
毎に動画4分割画面表示できるようにするものである。
この映像4分割手段6を使う事により、多くの監視用カ
メラ接続が可能となります。4台を1グループとするも
のなので、グループをふやすことにより8台、12台、
24台、28台…と設置台数を増やしていくことが出来
る。4台のカメラで撮影した映像を動画4分割画面とし
て同時に表示することが原則であるが、操作によりその
中の1映像だけを1画面表示することも出来る。
【0043】前記コントロール手段7は、シリアル・イ
ンターフェース(RS232C)ポートを3ポートを有
し、その1ポートは、動画・音声送受信手段5と接続し
てこれをコントロールできるようになし、その2ポート
は、映像4分割手段6と接続してこれをコントロールで
きるようになし、その3ポートは、ソフトを介在させる
ことにより前記映像4分割手段9を遠隔地から設定でき
るようになした信号コントロールボードと、4台の監視
カメラ19に対応して設けたセンサ20を1ループとし
て接続したセンサー接続の制御と、センサー20が感知
し発報すると警報機が鳴るような制御と、警備監視・管
理センター2の警備開始・警備解除接点と接続し、当該
警備開始・警備解除機器が被監視場所1の警備を開始し
たり警備を解除できるような制御と、機器作動用接点に
自動録画ビデオデッキ8を接続し、当該ビデオデッキ8
の作動のコントロールができるようにしたことと、緊急
対応用接点と緊急時に使用する機器とを接続し緊急時の
機器の作動をコントロールできるようにしたことと、電
灯・パトライト点灯用接点とパトライトや電灯とを接続
し当該パトライトの点灯16や電灯の自動点灯をコント
ロールできるようにしたものである。
【0044】図示実施例においては、コントロール手段
7として図7に示すような仕様を装備したコントロール
機器7Aを用意して、これを利用した。それは、監視用
カメラ4台を第1グループAとして画像信号を入力でき
る4個のカメラ入力用端子23aと、第2グループBの
監視用カメラ4台を同じ機能で多重化するように設けて
なる4個のカメラ入力用端子23bとの合計8個のカメ
ラ入力用端子と、1グループAを形成する監視用カメラ
4台の映像をディスプレイ上カメラの4分割表示として
出力できる分割出力端子24と、監視用カメラ1台毎の
映像をディスプレイ上に切換え可能に出力できるモニタ
ー出力端子25との2種類の画像出力端子と、D−SU
B15pinの各ピンに監視カメラの1番から8番に対
応した接点を持っており、これらにセンサを接続する
と、センサの作動により、警報が鳴ると同時に対応する
監視カメラがモニター出力端子から1画面になって表示
され、また、警報を感知するとリレイ出力で、パトライ
トや電灯を点灯させたり、その他ビデオデッキ等を作動
させることができるなどの警報作動機能を有するととも
に、警報接続用のD−SUB15pinには、RS23
2C機能を内臓しており、ここにパソコンなどのRS2
32Cを接続して、ソフトを介在させることにより、遠
隔地の警備監視・管理センター2から当該コントロール
手段を自由に制御することができるD−SUBコネクタ
26と、AC−ACコンバータでAC24V供給により
コントロール手段を稼動させる第1電源27aと、AC
−ADコンバータでDC12V供給によりコントロール
手段を稼動させる第2電源27bとを有するコントロー
ル手段用電源と、監視カメラの切替、日時及び画面のタ
イトルの入力、各監視カメラを1画面表示で順番に表示
する切替、カメラの表示時間をセットできる等の操作ス
イッチ部28を仕様装備したことを特徴とするコントロ
ール機器7Aである。
【0045】前記自動録画用ビデオデッキ11は、前記
当該コントロール手段18の機器作動用接点12と接続
した、録画と停止スイッチが単独で当該スイッチをおし
たままにすると電源の投入及び切断が自由にできない物
が望ましい。センサ感知により自動的に録画を開始し、
センサが切れると同時に止まるものであれば良く、ロー
コストの市販品でも十分である。コントロール手段と接
続すると、センサや監視カメラと同期し、映像4分割画
面表示することも、侵入個所の映像だけも1画面で表示
することができ、録画することもできる。セットしてあ
れば、かってに電源を切ったり、テープの取り出しは出
来ないようになっている。
【0046】他方、被監視場所1と離れた場所に設置さ
れ、通信回線3で接続された前記警備監視・管理センタ
ー2には、遠隔警備監視システム9と遠隔警備管理シス
テム10とが装備されている。
【0047】当該警備監視システム9には、動画・音声
送受信手段11とマイクとスピーカ12と映像出力装置
13と、カメラ監視先表示装置14と、PC対応デジタ
ルレコーダ15とから構成されている。第5図は、本発
明の実施例における警備監視・管理センター側に設置す
る構成機器の成組合せ関係を示す関連構成ブロック図で
ある。
【0048】当該警備監視・管理センター2側の、動画
・音声送受信手段11は、動画信号と音声信号とを送受
信できるものであって、シリアル・インターフェース
(RS232C)を2個以上持ち、自動発信機能とセキ
ュリティを完備したものであることが望ましい。実施例
においては、警備監視・管理システム機器を設計作製し
て、これを用いているが、これはターミナルアダプタの
内臓(ISDN)した動画・音声送受信手段を主体とし
て、動画送信機能、電話番号セキュリティ、S端子カメ
ラ接続機能、音声送受信機能、RS232C機能、発報
機能、会議システム機能などを備えたもので、カメラ監
視先表示装置14、PC対応デジタルレコーダ15、遠
隔警備管理システムに使用する信号管理用コンピュータ
を装備できるようにした機機である。
【0049】カメラ監視先表示装置14は、当該動画・
音声送受信手段11と接続し音声を入力することのでき
るマイクと受信した音声信号を音声出力することができ
るスピーカー12と、受信したグループを形成する4台
の監視用カメラ19が撮影したカメラ映像を動画4分割
画面表示として出力したり、受信したグループを形成す
る各監視用カメラ1台毎のカメラ映像を個別画面表示と
して出力することを、切換え自在に出力することが出来
るディスプレイやテレビなどの映像出力装置13と、被
監視場所に設置した監視用カメラの設置位置と監視領域
を示すものである。これによって、被監視場所に設置し
た監視手段4により得た動画信号や音声信号を受信して
視覚的、聴覚的に監視し認識することが出来る。
【0050】PC対応デジタルレコーダ15は、受信し
た監視用カメラ19が撮影した動画信号と音声信号を録
画できるデジタルレコーダ15であって、録画・再生が
同時進行可能で、且つ記録媒体に記録バックアップ可能
なものである。被監視場所1側から送られてきた画像を
大容量のハードディスクに長時間デジタル録画できる用
になっている。尚、このデジタル録画は、CD,FD,
MDなどの記録媒体に記録して、バックアップとした
り、警察に提供する証拠物にしたりすることが出来る。
勿論この記録画像をプリンタで印刷することも可能であ
【0051】他方、遠隔警備管理システム10は、前
記、動画・音声送受信手段11とシリアル・インターフ
ェース(RS232C)を介して接続した信号管理用コ
ンピュータ30により構築する。この管理用コンピュー
タ30には、ソフトウエアをインストールして、監視用
カメラ管理手段16と、顧客情報管理手段17と、監視
先機器コントロール手段18とを構成するのである。
【0052】監視用カメラ管理手段16は、被監視場所
1に設置された監視用カメラ19の切替、監視用カメラ
19のシーケンス作動とシーケンス時間の調整、監視用
カメラ19の調整などをする監視先カメラ19群のデー
タ表示機能の管理と、監視用カメラ19表示時間を調整
する監視先カメラ19群のコントロール機能の管理と、
被監視場所に設置した監視用カメラ19のいずれかに異
常が発生したことを知らせる監視先カメラ19群の異常
認識機能の管理とを、おこなうことができるようにした
物である。
【0053】次に顧客情報管理手段17は、顧客管理デ
ータベースや顧客管理資料のデーターベースなどを設
け、顧客登録・訂正情報、監視開始・解除情報、定時通
報・緊急発報情報、顧客レポート・帳票出力情報を、必
要に応じてオペレータを介して入力したり、出力したり
できるようにしたものである。
【0054】更に監視先機器コントロール手段18は、
移動式カメラのコントロール、監視先電灯の点灯コント
ロール、監視先の警備開始・解除のコントロール、その
他の機器のコントロールなどの監視先機器をコントロー
ル出来るようにしたものである。
【0055】本発明は、叙上のように被監視場所側およ
び警備監視・管理センター2側にそれぞれ前述したよう
な所要な手段や機器を装備し、これを電話回線やISD
NやADSLや光ファイバーネットワークなどを含む通
信回線3に接続構成したものである。その上でこれらを
使用して、次ぎのような多様態様で動画を主体とした遠
隔監視活動や警備活動や警備管理活動を総合的行うよう
にしたものである。
【0056】まず、前記被監視場所1において、警備開
始中に不審者の侵入があった場合、センサ20がこれを
感知すると、設置した構成手段や機器を稼動して、以下
の第1、第2、第3、第4、第5、第6または第7に示
したカメラ監視警備業務の全部又は一部を行うことがで
きるものである。
【0057】第1に、警備開始スイッチが入って警備が
開始中に被監視場所1に侵入者が発生し監視手段4を構
成するセンサ20が感知して異常信号を発すると、コン
トロール手段7を介して、電灯回線が即時に接続して電
灯が自動点灯する。これによって、不審者を威嚇すると
ともに、監視用カメラ19撮影の際の充分な露光(明る
さ)を確保することができる。
【0058】第2に、同時にセンサ20が感知して異常
信号を発すると、被監視場所1に設置した動画・音声送
受信手段5と警備監視・管理センター2側の動画・音声
送受信手段11とが即時に且つ自動的に接続して異常を
知らせるとともに、マイクとスピーカ12の音声回線が
開通して自動的にマイクで被監視場所の集音を開始し、
自動的にスピーカー22から不審者へ声による威嚇や問
いかけなどの音声を流すことが出来る音声通話が開始す
る。実施例では、1秒で音声通話が開始し、現場で何が
起こったのか、音声を拾って更に詳しく状況を把握する
ことができた。
【0059】第3に、同時にセンサ20が感知して異常
信号を発すると、自動的に又は警備監視・管理センター
2側からの操作により、必要に応じて設置した電気錠が
開閉したり、パトライトが点灯したり、電気錠が開閉し
たり、警報音を鳴らすことにより不審者を威嚇したり、
周辺に異常を知らせたりにすることができる。これらの
作動は、ほぼ3秒で開始された。
【0060】第4に、同時にセンサ20が感知して異常
信号を発すると、即時に、コントロール手段7を介して
当該感知センサ20に対応したグループを構成する4台
の監視用カメラ19に自動的に撮影開始指令を出し、同
時に当該4台の監視用カメラ19の撮影を開始するが、
4台1グループの監視用カメラ19が多重に接続してい
る場合には、全監視用カメラ19に自動的に撮影開始指
令を出し、同時に全監視用カメラ19の撮影を開始す
る。実施例では、約3秒で電灯が自動的に点灯して、実
質的な4台の監視用カメラ19の撮影が開始される。画
像は1秒16コマで動画を受信する。
【0061】第5に、同時にセンサ20が感知して異常
信号を発すると、コントロール手段7を介して被監視場
所に設置した自動録画ビデオデッキ8が作動を開始し、
4台の監視用カメラ19が撮影した4映像を4分割1画
面表示として自動的に録画する。実施例では、約5秒ま
たは6秒で全部の監視用カメラ19の撮影が開始され、
映像4分割画面表示がなされるようになり、それ以後
は、ほぼリアルタイムで監視を行うことが可能になっ
た。従来の伝送方式では、4つの画像を伝送する場合、
1画面づつを4回に分けて伝送し、4分割に表示するの
が主流でしたが、本発明の場合には、4画面を同時に動
画映像として伝送されるため、より早く現場の状況を確
認することができるので、不審者などの早期発見、犯罪
防止に役立つことになる。
【0062】第6に、被監視場所1に侵入した不審者
が、設置してある監視用カメラ19を破壊したり、断線
したりしようとすると、センサ20が感知して、即時に
全ての監視用カメラ19の撮影を開始するとともに、そ
の映像を被監視場所1に設置した自動録画ビデオデッキ
8と、警備監視・管理センター2に設備したPC対応デ
ジタルレコーダ15に録画する。被監視場所1に設置し
た自動録画ビデオデッキ8は、センサ20の感知によ
り、自動的に録画を開始し、自動的に停止する。市販の
ビデオデッキで最大9時間のローコストタイプでもよい
し、デジタルレコーダでも充分である。
【0063】第7に、被監視場所にいた人が不審者を発
見したり、危険を感じたりした時に、被監視場所に設置
した非常スイッチを入力すると、即時に異常発報して、
センサ20が感知して異常信号を発したのと同じように
上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の業務をす
ることができるように設定されている。
【0064】他方、警備監視・管理センター2において
は、設備された遠隔警備監視システム9を稼動して、以
下(A)(B)(C)に記載した監視業務の全部又は一
部をおこなえるようにしたものである。
【0065】(A)同時にセンサ20が感知して異常信
号を発すると、被監視場所1に設置した動画・音声送受
信手段5が警備監視・管理センター2の動画・音声送受
信手段11と自動的に接続するとともに、前記監視用カ
メラ19の撮影を開始すると、その動画信号や音声信号
を被監視場所1に設置した動画・音声送受信手段5から
通信回線を介して警備監視・管理センター2側の動画・
音声送受信手段11に転送し、警備監視・管理センター
2側の映像出力装置13から、撮影された4映像を4分
割1画面表示又は個別1画面表示として出力し、これを
見てリアルタイムに監視することができるとともに、P
C対応のデジタルレコーダ15により、前記監視用カメ
ラが撮影した映像の動画信号や音声信号をハードディス
クに録画する。尚、不審者の侵入が確認されたり、不法
行為が行われているのを確認したときは、従来と同じよ
うに警察に通報したり、警備隊員を現場に急行させる問
題を、解決させるのは当然である。
【0066】(B)PC対応のデジタルレコーダ15に
録画した動画信号や音声信号の記録は、デジタルレコー
ダ15で再生できるだけでなく、記録媒体を介して出力
したり、プリンタで印刷出力したりすることが出来る。
この警備監視・管理センター2に設備したPC対応デジ
タルレコーダ15は、送信されてきた画像をデジタル
で、大容量のハードディスクで長時間録画ができる。テ
ープの入れ替え作業も必要ないし、劣化も少なく、約1
ケ月のサイクルでリピート録画ができるので、手間が省
けることになる。勿論これらのビデオデッキ8やデジタ
ルレコーダ15は、再生ができるだけでなく、CDやF
DやMDやFD記録媒体に記録したり、バックアップを
取ったり、印刷したりすることができます。尚、警備監
視・管理センター2に設備したPC対応デジタルレコー
ダ15の記録の再生や記録媒体への再保存は、機密性や
証拠能力の関係があるので、監視センター内部のセキュ
リティがかけてあり、警備員の誰でもが自由に再生した
り再記録したりすることができないようにしてある。
【0067】(C)センサ20が感知して異常信号を発
し、被監視場所1に設置した動画・音声送受信手段5と
警備監視・管理センター2側の動画・音声送受信手段1
1とが接続して、マイクとスピーカ12の音声回線が開
通すると、警備監視・管理センター2側の監視者は、集
音マイク21で被監視場所1で集音した音を聞き、映像
出力装置13の表示を見ながらリアルタイムに監視しな
がら必要に応じて音声回線を介してスピーカーから不審
者へ声による威嚇や問いかけなどの音声を流したり、監
視用カメラ19や稼動式カメラの操作コントロールをし
て不審者の動きを追尾したり、必要に応じて設置した電
気錠が開閉したり、パトライトが点灯したり、電気錠が
開閉したり、警報音を鳴らすことにより不審者を威嚇し
たり、周辺に異常を知らせたりにすることができるよう
にする。
【0068】更に、警備監視・管理センター2において
は、設備された遠隔警備管理システム10を稼動して、
以下(イ)(ロ)(ハ)に記載した管理業務の全部又は
一部がおこなえるようにしたものである。
【0069】(イ)遠隔警備管理システム10に設けた
監視用カメラ管理手段16を用いて、被監視場所に設置
された監視用カメラ19の切替、シーケンス作動、シー
ケンス時間の調整、監視用カメラ19の調整、監視用カ
メラ表示時間の調整、監視用カメラ19の異常認識など
の管理をする。
【0070】(ロ)遠隔警備管理システム10に設けた
顧客情報管理手段17を用いて、顧客登録・訂正情報、
監視開始・解除情報、定時通報・緊急発報情報、顧客レ
ポート・帳票出力情報を、必要に応じてオペレータを介
して入力したり、出力したりできるような管理をする。
【0071】(ハ)遠隔警備管理システム10に設けた
監視先機器コントロール手段を用いて、移動式カメラの
コントロール、監視先電灯の点灯コントロール、監視先
の警備開始・解除のコントロール、その他の機器のコン
トロールなどを行うような管理をする。
【0072】以上、警備開始中に不審者の侵入がある
と、被監視場所1において、リアルタイムに多様な監
視、警備業務を行うことができるとともに、警備監視・
管理センター2においても、複数の監視業務と管理業務
を行うことが出来るようにしたことを特徴とする遠隔監
視方式の動画警備システムである。尚、図8は、本発明
にかかる遠隔監視方式の動画警備システムを利用して、
管理業務を行う場合の標準的な流れ図に一例である。
【0073】次ぎに、本発明に係る遠隔監視方式の動画
警備システムを構成するに際して、前記基本構成に合わ
せて、オリジナルな専用機を設計開発しても良いが、そ
の開発、製造コストが高くなってしまうので、できるだ
け市販の関連機器を使用してこれを本件発明の構成を実
現させる機器として使用することにより、従来より安価
に本発明に係る遠隔監視方式の動画警備システムを構成
出来るようにしたものである。それが第5発明である。
【0074】当該第5発明は、市販の機器を利用するた
め、新しい発想で組み立て構成し直したものである。そ
れは、遠隔地にある被監視場所1に設置したコンピュー
タシステムと警備監視・管理センター2に設置したコン
ピュータシステムとを通信回線により接続してテレビ会
議システム29を構築してなる基本構成に、前記被監視
場所1側のコンピュータシステムに、コントロール手段
7と、自動録画ビデオデッキ8を組み合わせて構成する
とともに、警備監視・管理センター2側のコンピュータ
システムに、PC対応デジタルレコーダ15と、管理用
コンピュータ30とを組合せて構成してなる遠隔監視方
式の動画警備システムである。この新しい発想に基づく
本発明の構成は、図7に示す通りである。
【0075】前記テレビ会議システム29の被監視場所
1に設置したコンピュータシステムは、前記被監視場所
1に、4台を1グループとした複数の監視用カメラ19
と、各カメラに対応して設けられている複数のセンサ2
0と、集音マイクとスピーカ12とからなる監視手段4
と、当該監視手段4の監視用カメラ19や集音マイク2
1から得られる動画信号や音声信号を送受信することが
できるものであって、自動発信機能とセキュリティを完
備したことを特徴とする動画・音声送受信手段5と、監
視用カメラ4台を1グループとして接続し、当該グルー
プを形成する4台の監視用カメラ19が同時に撮影した
4ケ所のカメラ映像を動画4分割画面信号に合成して、
グループ毎に動画4分割画面表示できるようにした映像
4分割手段6とを装備したものとなす。
【0076】当該テレビ会議システム29に付設する前
記コントロール手段7は、シリアル・インターフェース
ポート(RS232C)を有し、そのポートで動画・音
声送受信手段5と接続してこれをコントロールしたり、
映像4分割手段6と接続してこれをコントロールしたり
するとともに、前記映像4分割手段6を遠隔地から設定
できるようにしたり、監視カメラ4台に対応して設けた
センサ20を1ループとして接続したセンサ20の接続
制御をしたり、センサ20が感知し発報すると警報機が
鳴るような制御をしたり、被監視場所1の警備を開始し
たり警備を解除できるような制御をしたり、ビデオデッ
キの作動のコントロールをしたり、緊急時に使用する機
器の作動をコントロールしたり、パトライトの点灯や電
灯の自動点灯をコントロールできるような構成を備えた
ものとなす。
【0077】当該テレビ会議システム29に付設する前
記自動録画ビデオデッキ8は、当該コントロール手段7
の機器作動用接点と接続した電源の投入及び切断が自由
にできない構成となす。
【0078】前記警備監視・管理センター2側における
テレビ会議システム29のコンピュータシステムは、動
画信号と音声信号とを送受信できるものであって、シリ
アル・インターフェースを持ち、自動発信機能とセキュ
リティを完備したことを特徴とする動画・音声送受信手
段11と、当該動画・音声送受信手段11と接続し音声
を入力することのできるマイクと受信した音声信号を音
声出力することができるスピーカーと、受信したグルー
プを形成する4台の監視用カメラ19が撮影したカメラ
映像を動画4分割画面表示として出力したり、受信した
グループを形成する各監視用カメラ1台毎のカメラ映像
を個別画面表示として出力することを、切換え自在に出
力することが出来るディスプレイやテレビなどの映像出
力装置13と、被監視場所1に設置した監視用カメラ1
9の設置位置と監視領域を示すカメラ監視先表示装置1
4とを装備したものとなす。
【0079】当該テレビ会議システム29に付設する前
記PC対応デジタルレコーダ15は、受信した監視用カ
メラ19が撮影した動画信号と音声信号を録画・再生で
き、記録媒体に記録可能なものとなす。
【0080】当該テレビ会議システム29に付設する前
記管理用コンピュータ30には、必要に応じて被監視場
所1に設置された監視用カメラ19の管理をおこなうこ
とができるようにした監視用カメラ管理手段16と、顧
客管理データベースや顧客管理資料のデーターベースな
どを設け顧客に関する情報と監視・警備に関する情報と
を管理する顧客情報管理手段17と、被監視場所に設置
した監視先機器コントロール手段18とを装備するよう
に構成したことを特徴とする遠隔監視方式の動画警備シ
ステムである。
【0081】当該第5発明は、本願発明に係る遠隔監視
方式の動画警備システムが、被監視場所側でも既に商品
化されているテレビ会議システム29を基本として、こ
れに商品化されているコントロール手段7と、自動録画
ビデオデッキを組み合わせて構成することが出来るし、
警備監視・管理センター2側も、既に商品化されている
テレビ会議システム29を基本として、これに市販のP
C対応デジタルレコーダ15と、管理用コンピュータ3
0とを組合せて構成することが出来ることを明確にした
ものである。これは、本発明に係る遠隔監視方式の動画
警備システムが、ローコストでも構成出来ることを示し
ております。同時に、構成部品として、市販のテレビ会
議システム29やビデオデッキや、デジタルレコーダ
や、パーソナルコンピュータが使用されているので、全
体のシステムとして使用していない時(警備解除時)
は、ローカルシステムやローカル機器として、自由に利
用可能である点でも、便利である。。
【0082】
【効果】叙上のように、本発明は、被監視場所を離れた
場所に設けた警備監視・管理センターとを通信回線で接
続して、遠隔地からカメラを主体として監視し、不審者
が侵入すると、即時に複眼的な監視カメラによって不審
者の動きを広範囲な視野で映像化し、リアルタイムに不
審者の動きを追尾し継続的に正しい状況認識に基づい
て、事件を未然に防ぐような警告を出し、動画映像とし
て確実に録画することができるなど、多様な機能を実現
できる遠隔監視方式の動画警備システムを具体化するこ
とに成功した。その結果、従来の遠隔監視方式の警備シ
ステムに比較して、不審者の排除と犯人逮捕に大きな威
力を発揮するものとなった。
【0083】しかも、本発明は、必ずしも専用機器を開
発しなくても、テレビ会議システムにコントロール手段
やビデオデッキやパーソナルコンピュータなどの既存の
機器を利用して、これらを組み合わせることにより、構
築することができるので、開発費用や設備機器のローコ
スト化を図る事に成功した遠隔監視方式の動画警備シス
テムを具現化することにも成功した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔監視方式の動画警備システム
の全体イメージを示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る遠隔監視方式の動画警備システム
の被監視場所側に設置する構成機器と構成手段を示す構
成説明図である。
【図3】本発明の実施例における被監視場所側に設置す
る構成機器の成組合せ関係を示す関連構成ブロック図で
ある。
【図4】本発明に係る遠隔監視方式の動画警備システム
の警備監視・管理センター側に設置する構成機器と構成
手段を示す構成説明図である。
【図5】本発明の実施例における警備監視・管理センタ
ー側に設置する構成機器の成組合せ関係を示す関連構成
ブロック図である。
【図6】本発明に係る係る遠隔監視方式の動画警備シス
テムのた実施例を示す全体概略構成図である。
【図7】本発明を構成する部品のコントロール手段とし
て利用できる既存のコントロール機器を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明にかかる遠隔監視方式の動画警備システ
ムを利用して、管理業務を行う場合の標準的な流れ図で
ある。
【符号の説明】
1…被監視場所 2…警備監視・管理センター 3…通信回線 4…監視手段 5…動画・音声送受信手段 6…映像4分割手段 7…コントロール手段 7A…コントロール機器 8…自動録画用ビデオデッキ 9…遠隔警備監視システム 10…遠隔警備管理システム 11…動画・音声送受信手段 12…マイクとスピーカ 13…映像出力装置 14…カメラ監視先表示装置 15…PC対応デジタルレコーダ 16…監視用カメラ管理手段 17…顧客情報管理手段 18…監視先機器コントロール手段 19…監視用カメラ 20…センサ 21…集音マイク 22…スピーカ 23a…カメラ入力用端子 23b…カメラ入力用端子 24…分割出力端子 25…モニター出力端子 26…D−SUBコネクタ 27a…第1電源 27b…第2電源 28…操作スイッチ部 29…テレビ会議システム 30…管理用コンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/10 G08B 25/10 D H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04N 7/18 H04N 7/18 D H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 311 311J Fターム(参考) 5C054 AA05 CA04 CC02 CH01 DA09 EA01 EA03 EA05 FA09 FF02 GA01 GB01 HA18 5C084 AA02 AA07 BB01 BB04 BB31 CC19 DD02 DD11 GG17 GG52 GG78 HH01 HH08 HH12 5C087 AA02 AA03 AA09 AA24 AA25 AA32 AA37 AA42 BB11 BB46 BB65 BB74 CC02 CC04 DD05 EE05 EE06 EE08 EE16 GG02 GG57 GG66 5K048 AA15 BA10 CA08 DA02 DC07 EA11 EB02 EB13 EB14 EB15 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K101 KK13 LL03 MM07 NN06 NN18 NN21 NN34 NN36 NN37 RR12 SS07 TT06 UU16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被監視場所と警備監視・管理センターと
    を通信回線で接続し、前記被監視場所には、複数の監視
    用カメラと、各カメラに対応して設けられている複数の
    センサと、必要に応じて設けられた集音マイクとスピー
    カと電灯とからなる監視手段と、当該監視手段の監視用
    カメラや集音マイクから得られる動画信号や音声信号を
    送受信することができる動画・音声送受信手段と、当該
    監視手段をコントロールしたり、動画・音声送受信手段
    をコントロールしたり、その他の被監視場所に設けた機
    器をコントロールしたりできるコントロール手段とを設
    けておき、他方、前記警備監視・管理センターには、動
    画信号と音声信号とを送受信できるものである動画・音
    声送受信手段と、動画・音声送受信手段と受信したグル
    ープを形成する複数の監視用カメラが撮影したカメラ映
    像を動画複数分割画面表示として出力したり、受信した
    グループを形成する各監視用カメラ1台毎のカメラ映像
    を個別画面表示として出力することを、切換え自在に出
    力することが出来るディスプレイやテレビなどの映像出
    力装置とからなる遠隔警備監視システムと遠隔警備管理
    システムとを装備しておき、当該警備監視・管理センタ
    ーから前記被監視場所における監視業務と警備業務を遠
    隔監視方式で行うことができるようにした遠隔監視方式
    の動画警備システムにおいて、前記被監視場所に監視手
    段として、1グループとした複数の監視用カメラを設け
    るとともに、当該グループを形成する複数の監視用カメ
    ラが同時に撮影した複数ケ所のカメラ映像を動画複数分
    割画面信号に合成して、グループ毎に動画複数分割画面
    表示できるようにした映像複数分割手段を設け、更に動
    画・音声送受信手段と接続してこれをコントロールした
    り、映像複数分割手段と接続してこれをコントロールし
    たり、複数の監視カメラに対応して設けたセンサを1ル
    ープとして接続したセンサーの接続制御をしたりできる
    コントロール手段を設けておき、前記被監視場所に警備
    開始中に不審者の侵入があり、センサがこれを感知して
    異常信号を発報すると、電灯回線が即時に接続して電灯
    が自動点灯し、被監視場所に設置した動画・音声送受信
    手段と警備監視・管理センター側の動画・音声送受信手
    段とが即時に接続して異常信号の発報を警備監視・管理
    センター側に知らせるとともに、即時に、撮影を開始し
    た複数の監視用カメラのカメラ映像を、映像複数分割手
    段を介して動画複数分割画面表示として警備監視・管理
    センターのセンター側の動画・音声送受信手段にシリア
    ル転送し、映像出力装置から複数のカメラ映像を動画複
    数分割画面表示として出力させるようにし、更に、必要
    に応じてその中から選定した1つのカメラ映像を個別画
    面表示として切換えて出力し、これを見てリアルタイム
    に監視しながら警備することができるようにしたことを
    特徴とする遠隔監視方式の動画警備システム。
  2. 【請求項2】 被監視場所と警備監視・管理センターと
    を通信回線で接続し、前記被監視場所には、複数の監視
    用カメラと、各カメラに対応して設けられている複数の
    センサと、集音マイクとスピーカとからなる監視手段
    と、当該監視手段の監視用カメラや集音マイクから得ら
    れる動画信号や音声信号を送受信することができる動画
    ・音声送受信手段と、監視用カメラ4台を1グループと
    して接続し、当該グループを形成する4台の監視用カメ
    ラが同時に撮影した4ケ所のカメラ映像を動画4分割画
    面信号に合成して、グループ毎に動画4分割画面表示で
    きるようにした映像4分割手段と、シリアル・インター
    フェースポートを有し、そのポートで動画・音声送受信
    手段と接続してこれをコントロールしたり、映像4分割
    手段と接続してこれをコントロールしたり、監視カメラ
    4台に対応して設けたセンサを1ループとして接続した
    センサーの接続制御をしたり、ビデオデッキの作動のコ
    ントロールをしたり、緊急時に使用する機器の作動をコ
    ントロールしたり、パトライトの点灯や電灯の自動点灯
    をコントロールできるようにしたコントロール手段と、
    当該コントロール手段の機器作動用接点と接続した電源
    の投入及び切断が自由にできない自動録画用ビデオデッ
    キとを設けておき、他方、被監視場所と離れた場所に設
    置され、通信回線で接続された前記警備監視・管理セン
    ターには、遠隔警備監視システムと遠隔警備管理システ
    ムとが装備されており、当該遠隔警備監視システムは、
    動画信号と音声信号とを送受信できるものであって、シ
    リアル・インターフェースを持ち、自動発信機能とセキ
    ュリティを完備したことを特徴とする動画・音声送受信
    手段と、当該動画・音声送受信手段と接続し音声を入力
    することのできるマイクと受信した音声信号を音声出力
    することができるスピーカーと、受信したグループを形
    成する4台の監視用カメラが撮影したカメラ映像を動画
    4分割画面表示として出力したり、受信したグループを
    形成する各監視用カメラ1台毎のカメラ映像を個別画面
    表示として出力することを、切換え自在に出力すること
    が出来るディスプレイやテレビなどの映像出力装置と、
    被監視場所に設置した監視用カメラの設置位置と監視領
    域を示すカメラ監視先表示装置と、受信した監視用カメ
    ラが撮影した動画信号と音声信号を録画・再生できるP
    C対応デジタルレコーダであって、記録媒体に記録可能
    なものとから構成されおり、前記遠隔警備管理システム
    は、前記、動画・音声送受信手段とシリアル・インター
    フェースを介して接続した信号管理用コンピュータであ
    って、被監視場所に設置された監視用カメラの管理をお
    こなうことができるようにした監視用カメラ管理手段
    と、被監視場所に設置した監視先機器コントロール手段
    とから構成されており、前記被監視場所において、警備
    開始中に不審者の侵入があり、センサがこれを感知して
    異常信号を発報すると、第1に、コントロール手段を介
    して、電灯回線が即時に接続して電灯が自動点灯する、
    第2に、被監視場所に設置した動画・音声送受信手段と
    警備監視・管理センター側の動画・音声送受信手段とが
    即時に且つ自動的に接続して自動的にマイクで被監視場
    所の集音を開始するとともに、自動的にスピーカーから
    不審者へ声による威嚇や問いかけなどの音声を流すこと
    が出来る音声通話が開始する、第3に、即時に、被監視
    場所に設置した電気錠が開閉したり、パトライトが点灯
    したり、電気錠が開閉したり、警報音を鳴らすことによ
    り不審者を威嚇したり、周辺に異常を知らせたりにする
    ことができる、第4に、即時に、コントロール手段を介
    して、同時に当該4台の監視用カメラの撮影を開始す
    る、第5に、コントロール手段を介して被監視場所に設
    置したビデオデッキが作動を開始し、4台の監視用カメ
    ラが撮影した4つのカメラ映像を動画4分割画面表示と
    して自動的に録画する、第6に、被監視場所に侵入した
    不審者が、設置してある監視用カメラを破壊したり、断
    線したりしようとすると、センサが感知して、即時に全
    ての監視用カメラの撮影を開始するとともに、その映像
    を被監視場所に設置したビデオデッキと、警備監視・管
    理センターに設備したPC対応デジタルレコーダに録画
    する、第7に、被監視場所にいる人が不審者を発見した
    り、危険を感じたりした時に、被監視場所に設置した非
    常スイッチを入力すると、即時に異常発報して、センサ
    が感知して異常信号を発したのと同じように上記第1、
    第2、第3、第4、第5又は第6の業務をすることがで
    きる、以上の第1、第2、第3、第4、第5、第6また
    は第7に示したカメラ監視警備業務の全部又は一部を行
    うことができるようにしたことを特徴とする遠隔監視方
    式の動画警備システム。
  3. 【請求項3】 被監視場所と警備監視・管理センターと
    を通信回線で接続し、前記被監視場所には、4台を1グ
    ループとした複数の監視用カメラと、各カメラに対応し
    て設けられている複数のセンサと、集音マイクとスピー
    カとからなる監視手段と、当該監視手段の監視用カメラ
    や集音マイクから得られる動画信号や音声信号を送受信
    することができるものであって、自動発信機能とセキュ
    リティを完備したことを特徴とする動画・音声送受信手
    段と、監視用カメラ4台を1グループとして接続し、当
    該グループを形成する4台の監視用カメラが同時に撮影
    した4ケ所のカメラ映像を動画4分割画面信号に合成し
    て、グループ毎に動画4分割画面表示できるようにした
    映像4分割手段と、シリアル・インターフェースポート
    を有し、そのポートで動画・音声送受信手段と接続して
    これをコントロールしたり、映像4分割手段と接続して
    これをコントロールしたりするとともに、前記映像4分
    割手段を遠隔地から設定できるようにしたり、監視カメ
    ラ4台に対応して設けたセンサを1ループとして接続し
    たセンサーの接続制御をしたり、センサーが感知し発報
    すると警報機が鳴るような制御をしたり、被監視場所の
    警備を開始したり警備を解除できるような制御をした
    り、ビデオデッキの作動のコントロールをしたり、緊急
    時に使用する機器の作動をコントロールしたり、パトラ
    イトの点灯や電灯の自動点灯をコントロールできるよう
    にしたコントロール手段と、当該コントロール手段の機
    器作動用接点と接続した電源の投入及び切断が自由にで
    きない自動録画用ビデオデッキとを設けておき、他方、
    被監視場所と離れた場所に設置され、通信回線で接続さ
    れた前記警備監視・管理センターには、遠隔警備監視シ
    ステムと遠隔警備管理システムとが装備されており、当
    該遠隔警備監視システムは、動画信号と音声信号とを送
    受信できるものであって、シリアル・インターフェース
    を持ち、自動発信機能とセキュリティを完備したことを
    特徴とする動画・音声送受信手段と、当該動画・音声送
    受信手段と接続し音声を入力することのできるマイクと
    受信した音声信号を音声出力することができるスピーカ
    ーと、受信したグループを形成する4台の監視用カメラ
    が撮影したカメラ映像を動画4分割画面表示として出力
    したり、受信したグループを形成する各監視用カメラ1
    台毎のカメラ映像を個別画面表示として出力すること
    を、切換え自在に出力することが出来るディスプレイや
    テレビなどの映像出力装置と、被監視場所に設置した監
    視用カメラの設置位置と監視領域を示すカメラ監視先表
    示装置と、受信した監視用カメラが撮影した動画信号と
    音声信号を録画・再生できるPC対応デジタルレコーダ
    であって、記録媒体に記録可能なものとから構成されお
    り、前記遠隔警備管理システムは、前記、動画・音声送
    受信手段とシリアル・インターフェースを介して接続し
    た信号管理用コンピュータを利用して、被監視場所に設
    置された監視用カメラの管理をおこなうことができるよ
    うにした監視用カメラ管理手段と、顧客管理データベー
    スや顧客管理資料のデーターベースなどを設け顧客に関
    する情報と監視・警備に関する情報とを管理する顧客情
    報管理手段と、被監視場所に設置した監視先機器コント
    ロール手段とから構成されており、前記被監視場所にお
    いて、警備開始中に不審者の侵入があり、センサがこれ
    を感知して異常信号を発報すると、以下の第1、第2、
    第3、第4、第5、第6または第7に示したカメラ監視
    警備業務の全部又は一部を行うことができるように構成
    したものであり、第1に、コントロール手段を介して、
    電灯回線が即時に接続して電灯が自動点灯する、第2
    に、被監視場所に設置した動画・音声送受信手段と警備
    監視・管理センター側の動画・音声送受信手段とが即時
    に且つ自動的に接続して自動的にマイクで被監視場所の
    集音を開始するとともに、自動的にスピーカーから不審
    者へ声による威嚇や問いかけなどの音声を流すことが出
    来る音声通話が開始する、第3に、即時に、被監視場所
    に設置した電気錠が開閉したり、パトライトが点灯した
    り、電気錠が開閉したり、警報音を鳴らすことにより不
    審者を威嚇したり、周辺に異常を知らせたりにすること
    ができる、第4に、即時に、コントロール手段を介し
    て、同時に当該4台の監視用カメラの撮影を開始する、
    第5に、コントロール手段を介して被監視場所に設置し
    たビデオデッキが作動を開始し、4台の監視用カメラが
    撮影した4つのカメラ映像を動画4分割画面表示として
    自動的に録画する、第6に、被監視場所に侵入した不審
    者が、設置してある監視用カメラを破壊したり、断線し
    たりしようとすると、センサが感知して、即時に全ての
    監視用カメラの撮影を開始するとともに、その映像を被
    監視場所に設置したビデオデッキと、警備監視・管理セ
    ンターに設備したPC対応デジタルレコーダに録画す
    る、第7に、被監視場所にいた人が不審者を発見した
    り、危険を感じたりした時に、被監視場所に設置した非
    常スイッチを入力すると、即時に異常発報して、センサ
    が感知して異常信号を発したのと同じように上記第1、
    第2、第3、第4、第5又は第6の業務をすることがで
    きる、他方、警備監視・管理センターにおいては、設備
    された遠隔警備監視システムが稼動して、以下(A)
    (B)(C)に記載した監視業務の全部又は一部をおこ
    なうことができるようにしたものであり、(A)センサ
    が感知して異常信号を発すると、被監視場所に設置した
    動画・音声送受信手段が警備監視・管理センターの動画
    ・音声送受信手段と自動的に接続して異常信号が発報さ
    れたことを知らせ、前記監視用カメラの撮影を開始する
    と、その動画信号や音声信号を被監視場所に設置した動
    画・音声送受信手段から通信回線を介して警備監視・管
    理センター側の動画・音声送受信手段に転送し、警備監
    視・管理センターの映像出力装置から、前記監視用カメ
    ラが撮影された4台のカメラ映像を動画4分割画面表示
    又は選択した個別画面表示として出力し、これを見てリ
    アルタイムに監視することができるとともに、PC対応
    のデジタルレコーダにより、前記監視用カメラが撮影し
    た映像の動画信号や音声信号を録画する、(B)PC対
    応のデジタルレコーダに録画した動画信号や音声信号の
    記録は、当該デジタルレコーダで再生できるだけでな
    く、記録媒体を介して出力したり、プリンタで印刷出力
    したりすることが出来る、(C)センサが感知して異常
    信号を発し、被監視場所に設置した動画・音声送受信手
    段と警備監視・管理センター側の動画・音声送受信手段
    とが接続して、マイクとスピーカの音声回線が開通する
    と、警備監視・管理センター側の監視者は、マイクで被
    監視場所で集音した音を聞き、映像出力装置の表示す
    る、動画4分割画面表示又は選択した個別画面表示を見
    ながらリアルタイムに監視しながら必要に応じて音声回
    線を介してスピーカーから不審者へ声による威嚇や問い
    かけなどの音声を流したり、監視用カメラや稼動式カメ
    ラの操作コントロールをして不審者の動きを追尾した
    り、必要に応じて設置した電気錠が開閉したり、パトラ
    イトが点灯したり、電気錠が開閉したり、警報音を鳴ら
    すことにより不審者を威嚇したり、周辺に異常を知らせ
    たりにすることができる、更に、警備監視・管理センタ
    ーにおいては、設備された遠隔警備管理システムの監視
    用カメラ管理手段により被監視場所に設置された監視用
    カメラの管理をしたり、顧客情報管理手段により顧客に
    関する情報と顧客別の監視・警備に関する業務記録情報
    とを管理したり、監視先機器コントロール手段により被
    監視場所に設置した機器類のコントロール管理したり出
    来るようにしたことを特徴とする遠隔監視方式の動画警
    備システム。
  4. 【請求項4】 被監視場所と警備監視・管理センターと
    を通信回線で接続し、前記被監視場所には、4台を1グ
    ループとした複数の監視用カメラと、各カメラに対応し
    て設けられている複数のセンサと、集音マイクとスピー
    カとからなる監視手段と、当該監視手段の監視用カメラ
    や集音マイクから得られる動画信号や音声信号を送受信
    することができるものであって、シリアル・インターフ
    ェース(RS232C)を2個以上持ち、自動発信機能
    とセキュリティを完備したことを特徴とする動画・音声
    送受信手段と、監視用カメラ4台を1グループとして接
    続し、必要に応じて他の監視用カメラ4台を1グループ
    が多重に接続できるようになし、当該グループを形成す
    る4台の監視用カメラが同時に撮影した4ケ所のカメラ
    映像を動画4分割画面信号に合成してシリアル転送し、
    グループ毎に動画4分割画面表示できるようにした映像
    4分割手段と、シリアル・インターフェース(RS23
    2C)ポートを3ポートを有し、その1ポートは、動画
    ・音声送受信手段と接続してこれをコントロールできる
    ようになし、その2ポートは、映像4分割手段と接続し
    てこれをコントロールできるようになし、その3ポート
    は、ソフトを介在させることにより前記映像4分割手段
    を遠隔地から設定できるようになした信号コントロール
    ボードと、監視カメラ4台に対応して設けたセンサを1
    ループとして接続したセンサーの接続制御と、センサー
    が感知し発報すると警報機が鳴るような制御と、警備監
    視・管理センターの警備開始・警備解除コントロールと
    接続し、当該警備開始・警備解除コントロールの操作に
    より被監視場所の警備を開始したり警備を解除できるよ
    うな制御と、機器作動用接点にビデオデッキを接続しビ
    デオデッキの作動のコントロールができるようにしたこ
    とと、緊急対応用接点と緊急時に使用する機器とを接続
    し緊急時の機器の作動をコントロールできるようにした
    ことと、電灯・パトライト点灯用接点とパトライトや電
    灯とを接続し当該パトライトの点灯や電灯の自動点灯を
    コントロールできるようにしたコントロール手段と、当
    該コントロール手段の機器作動用接点と接続した、録画
    と停止スイッチが単独で当該スイッチをおしたままにす
    ると電源の投入及び切断が自由にできない自動録画用ビ
    デオデッキとを設けておき、他方、被監視場所と離れた
    場所に設置され、通信回線で接続された前記警備監視・
    管理センターには、遠隔警備監視システムと遠隔警備管
    理システムとが装備されており、当該遠隔警備監視シス
    テムは、動画信号と音声信号とを送受信できるものであ
    って、シリアル・インターフェース(RS232C)を
    2個以上持ち、自動発信機能とセキュリティを完備した
    ことを特徴とする動画・音声送受信手段と、当該動画・
    音声送受信手段と接続し音声を入力することのできるマ
    イクと受信した音声信号を音声出力することができるス
    ピーカーと、受信したグループを形成する4台の監視用
    カメラが撮影したカメラ映像を動画4分割画面表示とし
    て出力したり、受信したグループを形成する各監視用カ
    メラ1台毎のカメラ映像を個別画面表示として出力する
    ことを、切換え自在に出力することが出来るディスプレ
    イやテレビなどの映像出力装置と、被監視場所に設置し
    た監視用カメラの設置位置と監視領域を示すカメラ監視
    先表示装置と、受信した監視用カメラが撮影した動画信
    号と音声信号を録画できるPC対応デジタルレコーダで
    あって、録画・再生が同時進行可能で、且つ記録媒体に
    記録バックアップ可能なものとから構成されおり、遠隔
    警備管理システムは、前記、動画・音声送受信手段とシ
    リアル・インターフェース(RS232C)を介して接
    続した信号管理用コンピュータを利用して、被監視場所
    に設置された監視用カメラの切替、監視用カメラのシー
    ケンス作動とシーケンス時間の調整、監視用カメラの調
    整などをする監視先カメラ群のデータ表示機能の管理
    と、監視用カメラ表示時間を調整する監視先カメラ群の
    コントロール機能の管理と、被監視場所に設置した監視
    用カメラのいずれかに異常が発生したことを知らせる監
    視先カメラ群の異常認識機能の管理とを、おこなうこと
    ができるようにした監視用カメラ管理手段と、顧客管理
    データベースや顧客管理資料のデーターベースなどを設
    け、顧客登録・訂正情報、監視開始・解除情報、定時通
    報・緊急発報情報、顧客レポート・帳票出力情報を、必
    要に応じてオペレータを介して入力したり、出力したり
    できるようにした顧客情報管理手段と、移動式カメラの
    コントロール、監視先電灯の点灯コントロール、監視先
    の警備開始・解除のコントロール、その他の機器のコン
    トロールなどの監視先機器コントロール手段とからなる
    遠隔警備管理システムとから構成しており、前記被監視
    場所において、警備開始中に不審者の侵入があり、セン
    サがこれを感知すると、設置した構成手段や機器を稼動
    することにより、以下の第1、第2、第3、第4、第
    5、第6または第7に示したカメラ監視警備業務の全部
    又は一部を行うことができるように構成したものであ
    り、第1に、警備開始スイッチが入って警備が開始中に
    被監視場所に侵入者が発生し監視手段を構成するセンサ
    が感知して異常信号を発報すると、コントロール手段を
    介して、電灯回線が即時に接続して電灯が自動点灯す
    る、第2に、同時にセンサが感知して異常信号を発する
    と、被監視場所に設置した動画・音声送受信手段と警備
    監視・管理センター側の動画・音声送受信手段とが即時
    に且つ自動的に接続してマイクとスピーカの音声回線が
    開通して自動的にマイクで被監視場所の集音を開始する
    とともに、自動的にスピーカーから不審者へ声による威
    嚇や問いかけなどの音声を流すことが出来る音声通話が
    開始する、第3に、同時にセンサが感知して異常信号を
    発すると、自動的に又は警備監視・管理センター側から
    の操作により、必要に応じて設置した電気錠が開閉した
    り、パトライトが点灯したり、電気錠が開閉したり、警
    報音を鳴らすことにより不審者を威嚇したり、周辺に異
    常を知らせたりにすることができる、第4に、同時にセ
    ンサが感知して異常信号を発すると、即時に、コントロ
    ール手段を介して当該感知センサに対応したグループを
    構成する4台の監視用カメラに自動的に撮影開始指令を
    出し、同時に当該4台の監視用カメラの撮影を開始する
    が、4台1グループの監視用カメラが多重に接続してい
    る場合には、全監視用カメラに自動的に撮影開始指令を
    出し、同時に全監視用カメラの撮影を開始する、第5
    に、同時にセンサが感知して異常信号を発すると、コン
    トロール手段を介して被監視場所に設置したビデオデッ
    キが作動を開始し、4台の監視用カメラが撮影した4映
    像を4分割1画面表示として自動的に録画する、第6
    に、被監視場所に侵入した不審者が、設置してある監視
    用カメラを破壊したり、断線したりしようとすると、セ
    ンサが感知して、即時に全ての監視用カメラの撮影を開
    始するとともに、その映像を被監視場所に設置したビデ
    オデッキと、警備監視・管理センターに設備したPC対
    応デジタルレコーダに録画する、第7に、被監視場所に
    いた人が不審者を発見したり、危険を感じたりした時
    に、被監視場所に設置した非常スイッチを入力すると、
    即時に異常発報して、センサが感知して異常信号を発し
    たのと同じように上記第1、第2、第3、第4、第5又
    は第6の業務をすることができるようにする、他方、警
    備監視・管理センターにおいては、設備された遠隔警備
    監視システムを稼動して、以下(A)(B)(C)に記
    載した監視業務の全部又は一部をおこなえるようにした
    ものであり、(A)同時にセンサが感知して異常信号を
    発すると、被監視場所に設置した動画・音声送受信手段
    が警備監視・管理センターの動画・音声送受信手段と自
    動的に接続するとともに、前記監視用カメラの撮影を開
    始すると、その動画信号や音声信号を被監視場所に設置
    した動画・音声送受信手段から通信回線を介して警備監
    視・管理センター側の動画・音声送受信手段に転送し、
    警備監視・管理センター側の映像出力装置から、撮影さ
    れた4映像を4分割1画面表示又は個別1画面表示とし
    て出力し、これを見てリアルタイムに監視することがで
    きるとともに、PC対応のデジタルレコーダにより、前
    記監視用カメラが撮影した映像の動画信号や音声信号を
    ハードディスクに録画する、(B)PC対応のデジタル
    レコーダに録画した動画信号や音声信号の記録は、デジ
    タルレコーダで再生できるだけでなく、記録媒体を介し
    て出力したり、プリンタで印刷出力したりすることが出
    来る、(C)センサが感知して異常信号を発し、被監視
    場所に設置した動画・音声送受信手段と警備監視・管理
    センター側の動画・音声送受信手段とが接続して、マイ
    クとスピーカの音声回線が開通すると、警備監視・管理
    センター側の監視者は、マイクで被監視場所で集音した
    音を聞き、映像出力装置の表示を見ながらリアルタイム
    に監視しながら必要に応じて音声回線を介してスピーカ
    ーから不審者へ声による威嚇や問いかけなどの音声を流
    したり、監視用カメラや稼動式カメラの操作コントロー
    ルをして不審者の動きを追尾したり、必要に応じて設置
    した電気錠が開閉したり、パトライトが点灯したり、電
    気錠が開閉したり、警報音を鳴らすことにより不審者を
    威嚇したり、周辺に異常を知らせたりにすることができ
    るようにする、更に、警備監視・管理センターにおいて
    は、設備された遠隔警備管理システムを稼動して、以下
    (イ)(ロ)(ハ)に記載した管理業務の全部又は一部
    がおこなえるようにしたものであり、(イ)遠隔警備管
    理システムに設けた監視用カメラ管理手段を用いて、被
    監視場所に設置された監視用カメラの切替、シーケンス
    作動、シーケンス時間の調整、監視用カメラの調整、監
    視用カメラ表示時間の調整、監視用カメラの異常認識な
    どの管理をする、(ロ)遠隔警備管理システムに設けた
    顧客情報管理手段を用いて、顧客登録・訂正情報、監視
    開始・解除情報、定時通報・緊急発報情報、顧客レポー
    ト・帳票出力情報を、必要に応じてオペレータを介して
    入力したり、出力したりできるような管理をする、
    (ハ)遠隔警備管理システムに設けた監視先機器コント
    ロール手段を用いて、移動式カメラのコントロール、監
    視先電灯の点灯コントロール、監視先の警備開始・解除
    のコントロール、その他の機器のコントロールなどを行
    うような管理をする、以上、警備開始中に不審者の侵入
    があると、被監視場所において、リアルタイムに複数の
    監視、警備業務を行うことができるとともに、警備監視
    ・管理センターにおいて、複数の監視業務と管理業務を
    行うことが出来るようにしたことを特徴とする遠隔監視
    方式の動画警備システム。
  5. 【請求項5】 遠隔地にある被監視場所に設置したコン
    ピュータシステムと警備監視・管理センターに設置した
    コンピュータシステムとを通信回線により接続してテレ
    ビ会議システムを構築してなる基本構成に、前記被監視
    場所側のコンピュータシステムに、コントロール手段
    と、自動録画ビデオデッキを組み合わせて構成するとと
    もに、警備監視・管理センター側のコンピュータシステ
    ムには、PC対応デジタルレコーダと、信号管理用コン
    ピュータとを組合せて構成してなる遠隔監視方式の動画
    警備システムであって、前記テレビ会議システムの被監
    視場所に設置したコンピュータシステムには、前記被監
    視場所には、4台を1グループとした複数の監視用カメ
    ラと、各カメラに対応して設けられている複数のセンサ
    と、集音マイクとスピーカとからなる監視手段と、当該
    監視手段の監視用カメラや集音マイクから得られる動画
    信号や音声信号を送受信することができるものであっ
    て、自動発信機能とセキュリティを完備したことを特徴
    とする動画・音声送受信手段と、監視用カメラ4台を1
    グループとして接続し、当該グループを形成する4台の
    監視用カメラが同時に撮影した4ケ所のカメラ映像を動
    画4分割画面信号に合成して、グループ毎に動画4分割
    画面表示できるようにした映像4分割手段とを装備した
    ものとなし、前記コントロール手段は、シリアル・イン
    ターフェースポート(RS232C)を有し、そのポー
    トで動画・音声送受信手段と接続してこれをコントロー
    ルしたり、映像4分割手段と接続してこれをコントロー
    ルしたりするとともに、前記映像4分割手段を遠隔地か
    ら設定できるようにしたり、監視カメラ4台に対応して
    設けたセンサを1ループとして接続したセンサーの接続
    制御をしたり、センサーが感知し発報すると警報機が鳴
    るような制御をしたり、被監視場所の警備を開始したり
    警備を解除できるような制御をしたり、ビデオデッキの
    作動のコントロールをしたり、緊急時に使用する機器の
    作動をコントロールしたり、パトライトの点灯や電灯の
    自動点灯をコントロールできるような構成を備えたもの
    となし、前記自動録画用ビデオデッキは、当該コントロ
    ール手段の機器作動用接点と接続した電源の投入及び切
    断が自由にできない構成となし、前記警備監視・管理セ
    ンター側におけるテレビ会議システムのコンピュータシ
    ステムは、動画信号と音声信号とを送受信できるもので
    あって、シリアル・インターフェースを持ち、自動発信
    機能とセキュリティを完備したことを特徴とする動画・
    音声送受信手段と、当該動画・音声送受信手段と接続し
    音声を入力することのできるマイクと受信した音声信号
    を音声出力することができるスピーカーと、受信したグ
    ループを形成する4台の監視用カメラが撮影したカメラ
    映像を動画4分割画面表示として出力したり、受信した
    グループを形成する各監視用カメラ1台毎のカメラ映像
    を個別画面表示として出力することを、切換え自在に出
    力することが出来るディスプレイやテレビなどの映像出
    力装置と、被監視場所に設置した監視用カメラの設置位
    置と監視領域を示すカメラ監視先表示装置とを装備した
    ものとなし、前記PC対応デジタルレコーダは、受信し
    た監視用カメラが撮影した動画信号と音声信号を録画・
    再生でき、記録媒体に記録可能なものとなし、前記信号
    管理用コンピュータには、必要に応じて被監視場所に設
    置された監視用カメラの管理をおこなうことができるよ
    うにした監視用カメラ管理手段と、顧客管理データベー
    スや顧客管理資料のデーターベースなどを設け顧客に関
    する情報と監視・警備に関する情報とを管理する顧客情
    報管理手段と、被監視場所に設置した監視先機器コント
    ロール手段とを装備するようにしたことを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載した特
    徴とする遠隔監視方式の動画警備システム。
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